JP5496884B2 - 受信装置および受信装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のチャンネルを含む放送を受信する受信装置および受信装置の制御方法に関する。
従来、衛星デジタルラジオを受信する受信装置に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
衛星デジタルラジオ放送では150チャンネル以上の番組を提供するサービスが行われており、このように多数のチャンネルの中からユーザ(聴取者)が所望のチャンネルを選局しやすいように、受信装置は検索機能を備えている。
この検索機能の一つに、カテゴリ検索機能がある。このカテゴリ検索機能は、予め各チャンネルに付与されたカテゴリの情報に基づいてチャンネルを検索する機能である。
衛星デジタルラジオ放送の中には、各チャンネルに複数のカテゴリ情報が付与されている放送があり、この場合、一つのカテゴリ情報が上位カテゴリ情報とされ、残りは下位カテゴリ情報とされる。上位カテゴリ情報は、そのチャンネルの特性に最も関連するカテゴリであり、そのチャンネルの受信中に表示画面に表示される。ここで、受信中にカテゴリ検索機能による検索を実行すると、典型的な受信装置においては、表示画面に表示中のカテゴリ情報、すなわち受信中のチャンネルの上位カテゴリ情報を検索条件とし、この検索条件のカテゴリを上位カテゴリ情報または下位カテゴリ情報として含むチャンネルを検索する。つまり、カテゴリ検索の開始を指示すると、表示中のカテゴリ情報が自動的に検索条件として設定され、検索が行われる。これは、検索条件を指定する入力がなされなくても検索を行えるようにするためであり、受信中のチャンネルと同じカテゴリのチャンネルを少ない操作回数で検索できるという利点がある。また、上位カテゴリ情報を表示する構成、および、表示中のカテゴリ情報を検索条件とする構成は、一つのカテゴリ情報しか付与されておらず、下位カテゴリ情報を持たないチャンネルがあった場合であっても、カテゴリ情報の表示や検索を確実に実行できるという利点がある。
特開2002−354285号公報
しかしながら、上述したカテゴリ検索機能を繰り返し行う場合、ユーザが指示しないのに検索条件が変更されることがあった。カテゴリ検索機能により検索された別のチャンネルが受信されると、このチャンネルの上位カテゴリ情報が表示画面に表示され、再びカテゴリ検索機能を実行すると、表示中のカテゴリ情報が検索条件となる。ここで、検索条件のカテゴリを下位カテゴリ情報として含むチャンネルが検索された場合は、このチャンネルの上位カテゴリ情報が表示されて、次回のカテゴリ検索機能時の検索条件となってしまう。この場合、上位カテゴリ情報は下位カテゴリ情報と一致しないから、カテゴリ検索機能の検索条件は、このチャンネルの下位カテゴリ情報から上位カテゴリ情報に入れ替わる。従って、カテゴリ検索機能を繰り返し行ううちに検索条件が変更され、ユーザの望み通りの検索を行えないことがあるという問題があった。
そこで本発明は、カテゴリ情報に基づくチャンネルの検索を繰り返し実行する場合に、ユーザが望む検索条件を維持することが可能な受信装置、および、受信装置の制御方法を提供することを目的とする。また、本発明は、少ない操作回数による検索を可能とし、かつ、一つのカテゴリ情報しか持たないチャンネルにも対応可能な受信装置、および、受信装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の受信装置は、放送される複数のチャンネルからいずれかのチャンネルを受信する受信装置において、各々の前記チャンネルに当該チャンネルのカテゴリを示す1または複数のカテゴリ情報が対応づけられ、1つのカテゴリ情報が上位カテゴリ情報とされ、他のカテゴリ情報が下位カテゴリ情報とされた場合に、受信中の前記チャンネルの上位カテゴリ情報に含まれるカテゴリを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたカテゴリを表示する表示手段と、前記チャンネルの受信中に検索実行の指示を受け付ける指示手段と、前記指示手段によって検索実行が指示された場合に、前記記憶手段に記憶されたカテゴリを前記上位カテゴリ情報または前記下位カテゴリ情報として含む前記チャンネルを検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された前記チャンネルを選局して受信する選局手段と、前記指示手段によって検索実行が指示された場合に検索条件としてのカテゴリを入力可能な状態に移行し、この状態でカテゴリが入力された場合には、入力されたカテゴリを新たな検索条件として前記記憶手段に記憶させて、前記検索手段により検索を行わせるとともに、この記憶させたカテゴリを前記表示手段により表示させる一方、検索条件としてのカテゴリを入力可能な状態に移行した後は、カテゴリが入力されるまでは、前記検索手段による検索が実行された場合であっても、前記記憶手段に記憶されたカテゴリを変更せず記憶させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、検索実行が指示された場合には、記憶手段に記憶されたカテゴリを表示手段が表示し、記憶されたカテゴリを上位カテゴリ情報または下位カテゴリ情報として含むチャンネルを検索手段が検索し、検索されたチャンネルを選局手段が選局して受信し、カテゴリが入力された場合には、入力されたカテゴリを新たな検索条件として記憶手段に記憶させて、検索手段により検索を行わせるとともに、この記憶させたカテゴリを表示手段により表示させることができるので、表示手段は記憶手段に記憶されたカテゴリを表示するともに、検索手段は記憶手段に記憶されたカテゴリを検索対象とする。
このため、カテゴリ情報に基づくチャンネルの検索を繰り返し実行する場合に、ユーザが望む検索条件を維持することが可能となる。また、少ない操作回数による検索を可能とし、かつ、一つのカテゴリ情報しか持たないチャンネルにも対応可能となる。
また、他の発明は、前記制御手段は、前記指示手段によって検索実行が指示された場合に、検索条件として選択入力可能なカテゴリを一覧表示させ、これら一覧表示されたカテゴリのうち前記記憶手段に記憶されているカテゴリを選択状態にして表示させ、一覧表示されたカテゴリのうち別のカテゴリが選択された場合に、選択されたカテゴリを新たな検索条件として前記記憶手段に記憶させること、を特徴とする。
このような構成によれば、制御手段は、検索実行が指示された場合に、検索条件として選択入力可能なカテゴリを一覧表示させ、一覧表示されたカテゴリのうち記憶手段に記憶されているカテゴリを選択状態にして表示させ、一覧表示されたカテゴリのうち別のカテゴリが選択された場合に、選択されたカテゴリを新たな検索条件として記憶手段に記憶させるため、検索条件のカテゴリが選択状態にして表示される。
このため、一覧表示されたカテゴリのうち、選択状態にして表示されているカテゴリを参考にすることにより、検索対象とされているカテゴリを知ることができる。
また、他の発明は、前記制御手段は、一覧表示されたカテゴリから選択されたカテゴリを前記記憶手段に記憶させた後は、一覧表示されたカテゴリから別のカテゴリが選択されるか、或いは、検索終了を指示する操作が行われるまで、前記記憶手段に記憶されたカテゴリを変更せず記憶させることを特徴とする。
このような構成によれば、制御手段は、一覧表示されたカテゴリから選択されたカテゴリを記憶手段に記憶させた後は、一覧表示されたカテゴリから別のカテゴリが選択されるか、検索終了を指示する操作が行われるまで、記憶手段に記憶されたカテゴリを変更せず記憶させるため、前述した操作がなされない限り、記憶手段に記憶されたカテゴリが維持される。
このため、一覧表示されたカテゴリから別のカテゴリが選択されるか、または、検索終了が指示されるまで、同一のカテゴリによる検索が一貫して実行されるため、カテゴリ検索機能を繰り返し行ううちに検索条件が変更されることを防止できる。
また、他の発明は、前記受信装置は、車輌に搭載され、前記車輌の走行中において前記放送を受信する車載受信装置であることを特徴とする。
このような構成によれば、受信装置は、車輌に搭載され、車輌の走行中において放送を受信することができる。
このため、車輌を運転中であっても、少ない操作回数による検索を実行することか可能となる。
また、本発明は、放送される複数のチャンネルからいずれかのチャンネルを受信する受信装置の制御方法において、各々の前記チャンネルに当該チャンネルのカテゴリを示す1または複数のカテゴリ情報が対応づけられ、1つのカテゴリ情報が上位カテゴリ情報とされ、他のカテゴリ情報が下位カテゴリ情報とされた場合に、受信中の前記チャンネルの上位カテゴリ情報に含まれるカテゴリを記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップで記憶されたカテゴリを表示する表示ステップと、前記チャンネルの受信中に検索実行の指示を受け付ける指示ステップと、前記指示ステップで検索実行が指示された場合に検索条件としてのカテゴリを入力可能な状態に移行し、この状態でカテゴリが入力された場合には、入力されたカテゴリを新たな検索条件として記憶するとともに、この記憶したカテゴリを前記表示ステップで表示したカテゴリに代えて表示させる一方、検索条件としてのカテゴリを入力可能な状態に移行した後は、カテゴリが入力されるまでは、前記検索手段による検索が実行された場合であっても、前記記憶手段に記憶されたカテゴリを変更せず記憶させる制御ステップと、前記記憶ステップで記憶されたカテゴリを前記上位カテゴリ情報または前記下位カテゴリ情報として含む前記チャンネルを検索する検索ステップと、前記検索ステップで検索された前記チャンネルを選局して受信する選局ステップと、を含むことを特徴とする。
このような方法によれば、検索実行が指示された場合には、記憶ステップで記憶されたカテゴリを表示ステップで表示し、記憶されたカテゴリを上位カテゴリ情報または下位カテゴリ情報として含むチャンネルを検索ステップで検索し、検索されたチャンネルを選局ステップが選局して受信し、カテゴリが入力された場合には、入力されたカテゴリを新たな検索条件として記憶ステップで記憶させて、検索ステップで検索を行わせるとともに、この記憶させたカテゴリを表示ステップで表示させることができるので、表示ステップでは記憶ステップに記憶されたカテゴリを表示するともに、検索ステップでは記憶ステップに記憶されたカテゴリを検索対象とする。
このため、カテゴリ情報に基づくチャンネルの検索を繰り返し実行する場合に、ユーザが望む検索条件を維持することが可能となる。また、少ない操作回数による検索を可能とし、かつ、一つのカテゴリ情報しか持たないチャンネルにも対応可能となる。
本発明によれば、カテゴリ情報に基づくチャンネルの検索を繰り返し実行する場合に、ユーザが望む検索条件を維持することが可能な受信装置および受信装置の制御方法を提供することができる。また、少ない操作回数による検索を可能とし、かつ、一つのカテゴリ情報しか持たないチャンネルにも対応可能な受信装置および受信装置の制御方法を提供することができる。
実施形態の構成例を示すブロック図である。 RAMに格納されているテーブルの一例である。 実施形態において実行される処理の一例を示す図である。 チャンネル切換モード画面の表示例である。 図3のステップS15の処理の詳細を説明する図である。 カテゴリ検索モード画面の表示例である。 図6においてボタン55が操作された場合に表示される画面の表示例である。 図6においてボタン56が操作された場合に表示される画面の表示例である。 図5のステップS40の処理の詳細を説明する図である。 図8においてボタン53bが操作された場合に表示される画面の表示例である。 図10においてボタン56が操作された場合に表示される画面の表示例である。
(A)第1実施形態の構成
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態の車載型の受信装置10の構成例を示す図である。図1に示すように、受信装置10は、アンテナ11、サテライトチューナ12、DSP(Digital Signal Processor)13、DVD(Digital Versatile Disk)駆動装置14、メインマイコン15、サブマイコン16、LCD(Liquid Crystal Display)17、タッチパネル18、増幅回路19、および、スピーカ20を主要な構成要素としている。なお、図1において、実線は音声信号を示し、破線は制御信号を示している。
アンテナ11は、図示せぬ放送衛星から送信されるサテライトラジオ放送の電波を捕捉し、サテライトチューナ12に供給する。ここで、サテライトラジオ放送は、例えば、250程度のチャンネルを有し、それぞれのチャンネルは、デジタル化された音声信号を伝送する。また、後述するように、それぞれのチャンネルには、プライマリカテゴリおよびセカンダリカテゴリの2種類のカテゴリを有し、これらのカテゴリに付与された項目によって放送の内容が示される。また、これらのカテゴリに基づいて検索を行うことにより、所望のチャンネルを見つけることができる。
サテライトチューナ12は、アンテナ11によって捕捉されたサテライトラジオ放送の電波から、メインマイコン15によって指定される所定のチャンネルの放送を選択して受信し、DSP13に出力する。DSP13は、メインマイコン15の制御に基づいて、サテライトチューナ12からの出力およびDVD駆動装置14の出力のいずれか一方を選択する。また、DSP13は、サテライトチューナ12およびDVD駆動装置14から供給される信号に対して復号処理を施し、音声データを生成する。さらに、DSP13は、生成された音声データに対して、フィルタリング処理、音量の調整処理を施した後、アナログ信号としての音声信号に変換し、増幅回路19に出力する。
DVD駆動装置14は、光記録媒体としてのDVDに書き込まれている情報を読み出し、DSP13に出力する。メインマイコン15は、ROM(Read Only Memory)15a、RAM(Random Access Memory)15bを有しており、RAM15bをワークエリアとしてROM15aに記憶されているプログラムを実行することにより、装置の各部を制御する。なお、RAM15bには、後述する図2のテーブル、同じく後述する第1選択カテゴリおよび第2選択カテゴリ等の情報が格納される。
サブマイコン16は、メインマイコン15から供給された描画命令に基づいて描画処理を実行し、得られた画像をLCD17に供給して表示させる。また、サブマイコン16は、タッチパネル18の操作に応じた情報を生成してメインマイコン15に出力する。LCD17は、サブマイコン16から供給された映像を表示する。タッチパネル18は、LCD17に重畳するように配置されており、LCD17に表示された情報を参照して、ユーザによる操作がなされた場合には、対応する情報を生成して出力する。
増幅回路19は、DSP13から供給される音声信号を所定のゲインで増幅して電力を増幅した後に、スピーカ20に供給する。スピーカ20は、増幅回路19から供給される音声信号を電気−音響変換して放音する。
ところで、サテライトチューナ12によって受信されるサテライトラジオ放送には、前述したように、例えば、250程度のチャンネルの放送が含まれており、サテライトチューナ12は、メインマイコン15によって指定された所定のチャンネルの放送を選択して受信する。メインマイコン15のRAM15bには、例えば、図2に示すようなテーブルを格納しており、このようなテーブルに基づいて、受信するチャンネルを選択する。より詳細には、図2の例では、「チャンネル番号」、「チャンネル名」、「プライマリカテゴリ(上位カテゴリ)」、および、「セカンダリカテゴリ(下位カテゴリ)」が対応付けられて格納されている。ここで、「チャンネル番号」は、各放送に割り当てられたチャンネルの番号を示しており、1行目の例ではチャンネル番号として「4」が格納されている。「チャンネル名」は、各チャンネルに付与された名称を示しており、1行目の例ではチャンネル名として「The ‘40s」が格納されている。「プライマリカテゴリ」は、各チャンネルの特性を最も顕著に表す情報であり、1行目の例ではプライマリカテゴリとして「Decades」が格納されている。「セカンダリカテゴリ」は、プライマリカテゴリ以外の関係する特性を表す情報であり、1行目の例ではセカンダリカテゴリとして「Hits」、「Pop」、および、「Jazz」の3つが格納されている。なお、テーブルに格納されている情報は、放送電波に重畳されて送信されて来るので、メインマイコン15は、このような情報をサテライトチューナ12から取得してテーブルとしてRAM15bに格納する。
(B)実施形態の動作
つぎに、実施形態の動作について説明する。図3は、図1に示す受信装置10において、サテライトチューナ12が再生対象として選択された場合に実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。なお、DVD駆動装置14が再生対象として選択された場合の処理については省略する。図3のフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。すなわち、ステップS10では、メインマイコン15は、LCD17に対して、図4に示すチャンネル切換モード画面を表示する。図4の表示例では、チャンネル切換モード画面40には、表示領域41〜43およびボタン44〜46が表示される。表示領域41には、画面モード41a、受信バンド41b、受信チャンネル番号41c、受信チャンネル名41d、および、カテゴリ41eが表示される。ここで、画面モード41aは、画面のモードを示し、チャンネル切換モードを示す「CHAN」およびカテゴリ検索モードを示す「CAT」の何れか一方が表示される。この例では、「MODE:CHAN」が表示されており、チャンネル切換モードであることが示されている。受信バンド41bは、受信対象となるバンドを示し、例えば、複数の種類の放送電波(例えば、異なる放送提供者からの放送電波)を受信可能である場合には、いずれの放送電波を受信しているかが示される。この例では、「BAND:XX1」が表示されており、受信バンドが「XX1」であることが示されている。受信チャンネル番号41cは、受信対象となるチャンネル番号を示す。この例では、「CHANNEL:20」が表示されており、受信チャンネル番号が「20」(図2の3行目の情報)であることが示されている。受信チャンネル名41dは、受信対象となるチャンネルの名前を示す。この例では、「NAME:Top 20 Hits」が表示されており、受信チャンネルの名前が「Top 20 Hits」であることが示されている。カテゴリ41eは、受信中のチャンネルのプライマリカテゴリを示す。この例では、「CATEGORY:Hits」が表示されており、受信チャンネルのプライマリカテゴリが「Hits」であることが示されている。
表示領域42には、曲名42aが表示される。曲名42aは、現在受信中のチャンネルにおいて放送中の楽曲の曲名である。この例では、「SONG:I Got Back In The Saddle」が表示されており、放送中の楽曲の曲名が「I Got Back In The Saddle」であることが示されている。
表示領域43には、アーティスト名43aが表示される。アーティスト名43aは、現在受信中のチャンネルにおいて放送中の楽曲のアーティスト名である。この例では、「ARTIST:The Szymanowski」が表示されており、放送中の楽曲のアーティスト名が「The Szymanowski」であることが示されている。
ボタン44は、表示モードを、チャンネル切換モード画面から、カテゴリ検索モードに切り換える場合に操作されるソフトウエアボタンである。ボタン45は受信チャンネルのチャンネル番号を小さくする(ダウンする)場合に操作され、また、ボタン46は受信チャンネルのチャンネル番号を大きくする(アップする)場合に操作される。より具体的には、図3の表示例では、チャンネル番号が「20」の放送を受信中であるので、この状態でボタン45が1回操作されると、図2のテーブルにおいてチャンネル番号が1つ小さいチャンネル番号が「8」の放送が受信される。また、同様に、図4の状態でボタン46が1回操作されると、チャンネル番号が「41」の放送が受信される。
ステップS11では、メインマイコン15は、サブマイコン16からの出力を参照して、ボタン45,46の何れかが操作されたか否かを判定し、これらの何れかが操作されたと判定した場合(ステップS11;Yes)にはステップS12に進み、それ以外の場合(ステップS11;No)にはステップS14に進む。例えば、ボタン45,46の何れかがユーザによって操作された場合には、Yesと判定されてステップS12に進む。
ステップS12では、メインマイコン15は、チューニング処理を実行する。より詳細には、メインマイコン15は、ボタン45,46のいずれかが操作されたかを特定するとともに、RAM15bに格納されているテーブル(図2参照)を参照し、操作されたボタンに対応するつぎの受信チャンネルを特定する。例えば、図4の例では、チャンネル番号が「20」の放送を受信中であるので、ボタン45が操作された場合には、チャンネル番号が「8」の放送がつぎの受信チャンネルとして特定され、ボタン46が操作された場合には、チャンネル番号が「41」の放送がつぎの受信チャンネルとして特定される。そして、つぎに受信するチャンネルが特定されると、メインマイコン15は、サテライトチューナ12を制御して、特定されたチャンネルの放送を受信させる。例えば、図4において、ボタン45が操作された場合には、チャンネル番号が「8」の放送が受信され、ボタン46が操作された場合には、チャンネル番号が「41」の放送が受信される。
ステップS13では、メインマイコン15は、ステップS12において受信対象として選択されたチャンネルに関する情報をRAM15bのテーブルから取得し、LCD17に表示させる。例えば、ボタン45が操作された場合には、受信チャンネル番号41cとして「CHANNEL:8」が表示され、受信チャンネル名41dとして「NAME:The‘80s」が表示され、カテゴリ41eとしてプライマリカテゴリである「CATEGORY:Decades」が表示される。なお、曲名42aおよびアーティスト名43aとしては、現在放送中の楽曲に対応する情報がそれぞれ表示される。
ステップS14では、ボタン44が操作されたか否かを判定し、操作されたと判定した場合(ステップS14;Yes)には、ステップS15に進み、それ以外の場合(ステップS14;No)には、ステップS16に進む。例えば、ボタン44が操作された場合には、ステップS15に進む。
ステップS15では、メインマイコン15は、カテゴリ検索モード処理を実行する。なお、この処理の詳細は、図5を参照して後述するが、カテゴリ検索モード処理では、指定されたカテゴリをプライマリカテゴリまたはセカンダリカテゴリに含む放送が順次選択されて受信される。
ステップS16では、メインマイコン15は、処理を終了するか否かを判定し、処理を終了しない場合(ステップS16;No)には、ステップS10に戻って前述の場合と同様の処理を施し、それ以外の場合(ステップS16;Yes)には処理を終了する。例えば、受信装置10の電源が切られた場合には、Yesと判定して、処理を終了する。
図5は、図3のステップS15に示す「カテゴリ検索モード処理」の詳細を説明するフローチャートの一例である。このフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。すなわち、ステップS30では、メインマイコン15は、カテゴリ検索モード画面をLCD17に表示させる。図6は、カテゴリ検索モード画面の表示例を示す図である。この表示例では、カテゴリ検索モード画面50には、表示領域51、ボタン52a,52b、ボタン53a〜53d、および、ボタン54〜56が表示されている。
表示領域51には、画面モード51a、受信バンド51b、受信チャンネル番号51c、受信チャンネル名51d、および、カテゴリ51eが表示されている。ここで、画面モード51aは、画面のモードを示し、チャンネル切換モードを示す「CHAN」およびカテゴリ検索モードを示す「CAT」の何れか一方が表示される。この例では、「MODE:CAT」が表示されており、カテゴリ検索モードであることが示されている。受信バンド51bは、図4の場合と同様に受信対象となるバンドを示す。この例では、「BAND:XX1」が表示されており、受信バンドが「XX1」であることが示されている。受信チャンネル番号51cは、受信対象となるチャンネル番号を示す。この例では、図4の画面から移行してきているので、図4と同様の「CHANNEL:20」が表示されており、受信チャンネル番号が「20」(図2の3行目の情報)であることが示されている。受信チャンネル名51dは、受信対象となるチャンネルの名前を示す。この例では、「NAME:Top 20 Hits」が表示されており、受信チャンネルの名前が「Top 20 Hits」であることが示されている。カテゴリ51eは、後述するように、第1選択カテゴリを示す。この例では、「CATEGORY:Hits」が表示されており、第1選択カテゴリが「Hits」であることが示されている。なお、第1選択カテゴリについては、ステップS31以降の処理において説明する。
ボタン52a,52bは、カテゴリリストとしてのボタン53a〜53dの表示範囲を変更(スクロール)する場合に操作されるボタンである。ボタン53a〜53dは、検索対象となるカテゴリを選択する際に操作されるボタンである。より詳細には、ボタン53a〜53dとしては、図2のプライマリカテゴリおよびセカンダリカテゴリに含まれているカテゴリの項目が表示される。この例では、「Hits」、「Pop」、「Rock」、および、「Hip−Hop」に対応するボタンが表示されている。ボタン52a,52bが操作されると、これら以外のカテゴリの項目(例えば、「Decades」、「Dance」、および、「Jazz」)に対応するボタン(不図示)が新たに表示される。なお、ボタン53a〜53dは、後述するステップS34の処理においてLCD17に表示される。
ボタン54は、図4に示すチャンネル切換モード画面に戻る場合に操作される。ボタン55,56は、選択されているカテゴリ(第1選択カテゴリまたは第2選択カテゴリ)をプライマリカテゴリまたはセカンダリカテゴリに含むチャンネルを検索(サーチ)する際に操作される。すなわち、ボタン55は選択されているカテゴリをプライマリカテゴリまたはセカンダリカテゴリに含むチャンネルであって、現在受信中のチャンネルよりもチャンネル番号が小さいチャンネルの放送を受信する場合に操作され、また、ボタン56は選択されているカテゴリをプライマリカテゴリまたはセカンダリカテゴリに含むチャンネルであって、現在受信中のチャンネルよりもチャンネル番号が大きいチャンネルの放送を受信する場合に操作されるボタンである。より具体的には、図6の表示例では、カテゴリ51eに表示されている「Hits」が選択されているカテゴリであり、また、チャンネル番号が「20」の放送を現在受信中であるので、この状態でボタン55が1回操作されると、「Hits」をセカンダリカテゴリに含み、チャンネル番号が「8」の放送が検索されて受信される。また、同様に、図6の状態でボタン56が1回操作されると、「Hits」をセカンダリカテゴリに含み、チャンネル番号が「41」の放送が検索されて受信される。
ステップS31では、メインマイコン15は、受信中のチャンネルのプライマリカテゴリを第1選択カテゴリに設定する。より詳細には、例えば、図4の画面において、ボタン44が操作された場合、チャンネル番号が「20」の放送を受信中であるので、ステップS30では、チャンネル番号が「20」の放送のプライマリカテゴリである「Hits」が、第1選択カテゴリに設定される。
ステップS32では、メインマイコン15は、第1選択カテゴリをRAM15bに記憶する。図4の例では、チャンネル番号が「20」の放送のプライマリカテゴリである「Hits」が第1選択カテゴリとしてRAM15bに記憶される。
ステップS33では、メインマイコン15は、RAM15bに記憶されている第1選択カテゴリをカテゴリ51eとしてLCD17に表示させる。いまの例では、「Hits」が第1選択カテゴリであるので、図6に示すように「Hits」がカテゴリ51eとしてLCD17に表示される。
ステップS34では、メインマイコン15は、カテゴリリストとしてのボタン53a〜53dをLCD17に表示させる。なお、表示する際には、第1選択カテゴリに対応するボタンが最上部に位置するようにソートを行うようにしてもよい。図6の例では、第1選択カテゴリである「Hits」に対応するボタン53aが最上部に表示されている。
ステップS35では、メインマイコン15は、第1選択カテゴリに対応するボタンをハイライト表示させる。具体的には、いまの例では、「Hits」が第1選択カテゴリであるので、図6に示すように「Hits」に対応するボタン53aがLCD17上においてハイライト表示される。なお、ハイライト表示ではなく、点滅表示その他の表示方法を採用するようにしてもよい。
ステップS36では、メインマイコン15は、サブマイコン16からの出力を参照し、ボタン55,56が操作されたか否かを判定する。そして、ボタン55,56の何れかが操作されたと判定した場合(ステップS36;Yes)にはステップS37に進み、それ以外の場合(ステップS36;No)にはステップS39に進む。
ステップS37では、メインマイコン15は、ステップS33の場合と同様に、RAM15bに記憶されている第1選択カテゴリをカテゴリ51eとしてLCD17に表示させる。いまの例では、チャンネル番号が「20」の放送のプライマリカテゴリである「Hits」が第1選択カテゴリとしてRAM15bに記憶されているので、図6に示すように「Hits」がカテゴリ51eとしてLCD17に表示される。なお、ステップS37の処理は、ステップS36〜S39の処理が繰り返されている間は繰り返し実行される。このため、ボタン55,56が操作されてカテゴリ検索が実行された場合であっても、カテゴリリストとしてのボタン53a〜53dが操作されない限り、LCD17には同一の第1選択カテゴリがカテゴリ51eとして継続して表示される。これにより、検索条件のカテゴリをセカンダリカテゴリとして含むチャンネルが検索(表示)された場合でも、従来のように、当該チャンネルのプライマリカテゴリが表示され、次回のカテゴリ検索時の検索条件となってしまうことを防止できる。
ステップS38では、メインマイコン15は、第1選択カテゴリに基づいて、チャンネル検索処理を実行する。すなわち、メインマイコン15は、ボタン55が操作された場合には、第1選択カテゴリをプライマリカテゴリまたはセカンダリカテゴリに含むチャンネルであって、現在受信中のチャンネルよりもチャンネル番号が小さいチャンネルをRAM15bのテーブルから検索し、見つかったチャンネルのチャンネル番号をサテライトチューナ12に供給して受信させるとともに、当該チャンネルに関する情報をLCD17に表示させる。いまの例では、「Hits」が第1選択カテゴリであるので、ボタン55が操作された場合には、「Hits」をセカンダリカテゴリに有し、チャンネル番号が「8」の放送が選択されて受信される。図7は、このとき表示される画面の一例を示す図である。この例では、図6の場合と比較して、受信チャンネル番号51cが「8」に変更されている。また、受信チャンネル名51dが「The ‘80s」に変更されている。カテゴリ51eは、第1選択カテゴリとしての「Hits」が継続して表示されている。なお、図7に示す表示画面において、ボタン55が再度操作された場合には、「Hits」をセカンダリカテゴリに有し、チャンネル番号が「4」の放送が選択されて受信される。
一方、図6において、ボタン56が操作された場合には、「Hits」をセカンダリカテゴリに有し、チャンネル番号が「41」の放送が選択されて受信される。図8は、このとき表示される画面の一例を示す図である。この例では、図6の場合と比較して、受信チャンネル番号51cが「41」に変更されている。また、受信チャンネル名51dが「‘80s Hard Rock」に変更されている。カテゴリ51eは、第1選択カテゴリとしての「Hits」が継続して表示されている。なお、図8に示す表示画面において、ボタン56が再度操作された場合には、「Hits」をセカンダリカテゴリに有し、チャンネル番号が「60」の放送が選択されて受信される。なお、チャンネルの先頭または末尾まで到達した場合には、末尾または先頭に循環して同様の処理が繰り返される。
ステップS39では、メインマイコン15は、カテゴリリストとしてのボタン53a〜53dの何れかが操作されたか否かを判定し、操作された場合(ステップS39;Yes)にはステップS40に進み、それ以外の場合(ステップS39;No)にはステップS36に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。なお、ボタン52a,52bが操作されて新たな範囲のボタン(不図示)が表示された場合には、新たな範囲のいずれかのボタンの操作によりステップS40に進む。
ステップS40では、メインマイコン15は、ステップS39において操作されたボタンに対応するカテゴリを第2選択カテゴリとし、チャンネルの検索を行う第2選択カテゴリ検索処理を実行する。なお、この処理の詳細は、図9を参照して後述する。
ステップS41では、メインマイコン15は、ボタン54が操作されたか否かを判定し、ボタン54が操作された場合(ステップS41;Yes)には図3の処理にリターンし、それ以外の場合(ステップS41;No)にはステップS40に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。なお、ボタン54が操作された場合ではなく、例えば、所定の時間(例えば、15秒)以上、操作がなされなかった場合に図3の処理にリターンするようにしてもよい。ステップS41においてYesと判定され、図3の処理にリターンした場合には、図4と同様のチャンネル切換モード画面がLCD17に表示されるとともに、チャンネルサーチによって選択されたチャンネルの放送が受信されて再生され、また、選択されたチャンネルに関する情報がLCD17に表示される。
以上の処理によれば、チャンネル切換モード画面において、ボタン44を操作することによりカテゴリ検索モード画面に移行し、チャンネル切換モード画面において受信中の放送のプライマリカテゴリに対応するカテゴリを、プライマリカテゴリまたはセカンダリカテゴリに有するチャンネルを検索することが可能になる。このため、現在受信中の放送と同様のカテゴリの他の放送を迅速に検索することが可能になる。
つぎに、図9のフローチャートを参照して、図5に示すステップS40の処理の詳細について説明する。図9のフローチャートの処理が開始されると、つぎのステップが実行される。すなわち、ステップS50では、メインマイコン15は、カテゴリリストにおいて選択されたカテゴリを第2選択カテゴリに設定する。より詳細には、例えば、図6の画面において、ボタン53bが操作された場合、ステップS50では、ボタン53bに対応するカテゴリである「Pop」が、第2選択カテゴリに設定される。
ステップS51では、メインマイコン15は、第2選択カテゴリをRAM15bに記憶する。いまの例では、ボタン53bに対応するカテゴリである「Pop」がRAM15bに第2選択カテゴリとして記憶される。
ステップS52では、メインマイコン15は、第2選択カテゴリをカテゴリ51eとしてLCD17に表示させる。いまの例では、「Pop」が第2選択カテゴリであるので、図10に示すように「Pop」がカテゴリ51eとしてLCD17に表示される。また、図2に示すテーブルにおいて、プライマリカテゴリまたはセカンダリカテゴリが第2選択カテゴリである「Pop」を含み、かつ、最もチャンネル番号の値が小さい第1行目のチャンネル番号が「4」の放送がサテライトチューナ12によって受信されるとともに、チャンネル番号が「4」の放送に関する情報が図10に示すようにLCD17に表示される。すなわち、図10の表示例では、受信チャンネル番号51cとして「CHANNEL:4」が表示され、受信チャンネル名51dとして「NAME:The‘40s」が表示され、カテゴリ51eとして第2選択カテゴリである「CATEGORY:Pop」が表示される。
ステップS53では、メインマイコン15は、カテゴリリストとしてのボタン53a〜53dをソート(並べ換え)する。図10の例では、第2選択カテゴリが最上部に位置するように表示内容のソートが行われている。すなわち、図10の例では、図6の場合と比較してボタン53aの表示は第2選択カテゴリである「Pop」とされ、また、ボタン53bの表示は「Hits」とされている。
ステップS54では、メインマイコン15は、第2選択カテゴリに対応するボタンをハイライト表示する。具体的には、いまの例では、「Pop」が第2選択カテゴリであるので、図10に示すように「Pop」に対応するボタン53aがLCD17上において、ハイライト表示される。なお、ハイライト表示ではなく、点滅表示その他の表示方法でもよいことは前述したとおりである。
ステップS55では、メインマイコン15は、ボタン55,56が操作されたか否かを判定し、操作された場合(ステップS55;Yes)にはステップS56に進み、それ以外の場合(ステップS56;No)にはステップS58に進む。例えば、ボタン56が操作された場合には、ステップS56に進む。
ステップS56では、メインマイコン15は、RAM15bに記憶されている第2選択カテゴリを、カテゴリ51eとしてLCD17に表示させる。この結果、ボタン55,56が操作されてカテゴリ検索が実行されている間は、第2選択カテゴリがカテゴリ51eとして表示される。このため、ボタン55,56が操作されてカテゴリ検索が実行された場合であっても、カテゴリリストとしてのボタン53a〜53dが操作されない限り、LCD17には同一の第2選択カテゴリがカテゴリ51eとして継続して表示される。これにより、検索条件のカテゴリをセカンダリカテゴリとして含むチャンネルが検索(表示)された場合でも、従来のように、当該チャンネルのプライマリカテゴリが表示され、次回のカテゴリ検索時の検索条件となってしまうことを防止できる。
ステップS57では、メインマイコン15は、第2選択カテゴリに基づいて、チャンネル検索処理を実行する。いまの例では、第2選択カテゴリとしては「Pop」が選択されているので、ボタン55,56の操作に応じて、プライマリカテゴリまたはセカンダリカテゴリに「Pop」を有するチャンネルが順次検索されて再生される。より具体的には、図10に示す画面において、ボタン56が操作された場合には、セカンダリカテゴリに「Pop」を有するチャンネル番号が「8」である放送が検索され、放送が受信されるとともに、図11に示すように、チャンネル番号が「8」である放送に関する情報がLCD17に表示される。図11の例では、受信チャンネル番号51cとして「CHANNEL:8」が表示され、受信チャンネル名51dとして「NAME:The‘80s」が表示され、カテゴリ51eとして第2選択カテゴリである「CATEGORY:Pop」が表示されている。
ステップS58では、メインマイコン15は、カテゴリリストとしてのボタン53a〜53dの何れかが操作されたか否かを判定し、操作された場合(ステップS58;Yes)にはステップS50に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS58;No)には元の処理(図5の処理)にリターンする。なお、ボタン52a,52bが操作されて新たな範囲のボタン(不図示)が表示された場合には、新たな範囲のボタンの操作に応じてステップS50に戻る。その結果、例えば、カテゴリ「Rock」に対応するボタン53cが操作された場合には、ステップS50に戻り、「Rock」が第2選択カテゴリに設定されてチャンネル検索処理が実行される。
以上の処理によれば、チャンネル切換モード画面において受信中の放送のプライマリカテゴリを第1選択カテゴリとし、第1選択カテゴリと同一のカテゴリを、プライマリカテゴリまたはセカンダリカテゴリに有する放送を検索するとともに、カテゴリリストとしてのボタン53a〜53dの何れかが操作された場合には、操作されたボタンに対応するカテゴリを、プライマリカテゴリまたはセカンダリカテゴリに有する放送を検索することができる。このため、例えば、チャンネル切換モード画面において受信中の放送のプライマリカテゴリと同一のカテゴリをプライマリカテゴリまたはセカンダリカテゴリに有する放送を検索するとともに、当該検索によって所望の放送が存在しなかった場合には、異なるカテゴリをボタン53a〜53dによって選択し、選択したカテゴリに基づいてチャネル検索を行うことが可能になる。
以上に説明したように、本発明の実施の形態によれば、チャンネル切換モード画面においては、カテゴリ41eとして受信中のチャンネルのプライマリカテゴリを表示し、カテゴリ検索モード画面においては、カテゴリ51eとして第1選択カテゴリまたは第2選択カテゴリを表示するようにした。このため、現在どのカテゴリによって検索がなされているかを明確に知ることが可能になる。また、指定されたカテゴリを第1選択カテゴリまたは第2選択カテゴリとして記憶し、記憶されているこれらのカテゴリに基づいて、チャンネル検索を行うようにしたので、検索対象となるカテゴリが変動することがないため、検索を迅速に行うことができる。
また、チャンネル切換モード画面において受信中であるチャンネルのプライマリカテゴリを第1選択カテゴリとし、カテゴリリストとしてのボタン53a〜53dの何れかが操作されるまで、当該第1選択カテゴリに基づいてチャンネル検索を実行するようにしたので、チャンネル切換モード画面において、受信中のチャンネルと同一のカテゴリの放送を迅速に検索することが可能になる。また、カテゴリ検索モード画面において、ボタン53a〜53dの何れかが操作された場合には、操作されたボタンに対応するカテゴリを第2選択カテゴリとし、この第2選択カテゴリに基づいて、チャンネル検索を実行するようにしたので、任意のカテゴリに基づくチャンネルの検索が可能になる。
また、カテゴリ情報に基づくチャンネルの検索を繰り返し実行する場合に、少ない操作回数による検索を可能とし、かつ、一つのカテゴリ情報しか持たないチャンネルにも対応可能でありながら、ユーザが望む検索条件を維持することが可能となる。このため、車輌を運転中であっても、少ない操作回数で、容易にカテゴリ検索を行うことが可能となる。
(C)変形実施の態様
なお、上述した各実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能であることは勿論である。
例えば、以上の各実施形態では、音声情報を受信して再生する構成としたが、音声以外の情報、例えば、映像情報、テキスト情報、その他の情報を受信する構成としてもよい。
また、以上の実施形態では、プライマリカテゴリを1種類とし、セカンダリカテゴリを3種類としたが、これ以外の数であってもよい。例えば、プライマリカテゴリを2種類以上とし、セカンダリカテゴリを2種類以下または4種類以上としてもよい。また、チャンネルサーチにおいては、これらの全てを参照とするのではなく、一部のみを参照して検索を行うようにしてもよい。例えば、3種類のセカンダリカテゴリの全てを参照するのではなく、例えば、最上位のセカンダリカテゴリまたは上位2つのセカンダリカテゴリのみを参照して検索するようにしてもよい。
10 受信装置
11 アンテナ
12 サテライトチューナ
13 DSP
14 DVD駆動装置
15 メインマイコン
15a ROM
15b RAM
16 サブマイコン
17 LCD
18 タッチパネル
19 増幅回路
20 スピーカ

Claims (5)

  1. 放送される複数のチャンネルからいずれかのチャンネルを受信する受信装置において、
    各々の前記チャンネルに当該チャンネルのカテゴリを示す1または複数のカテゴリ情報が対応づけられ、1つのカテゴリ情報が上位カテゴリ情報とされ、他のカテゴリ情報が下位カテゴリ情報とされた場合に、
    受信中の前記チャンネルの上位カテゴリ情報に含まれるカテゴリを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたカテゴリを表示する表示手段と、
    前記チャンネルの受信中に検索実行の指示を受け付ける指示手段と、
    前記指示手段によって検索実行が指示された場合に、前記記憶手段に記憶されたカテゴリを前記上位カテゴリ情報または前記下位カテゴリ情報として含む前記チャンネルを検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された前記チャンネルを選局して受信する選局手段と、
    前記指示手段によって検索実行が指示された場合に検索条件としてのカテゴリを入力可能な状態に移行し、この状態でカテゴリが入力された場合には、入力されたカテゴリを新たな検索条件として前記記憶手段に記憶させて、前記検索手段により検索を行わせるとともに、この記憶させたカテゴリを前記表示手段により表示させる一方、
    検索条件としてのカテゴリを入力可能な状態に移行した後は、カテゴリが入力されるまでは、前記検索手段による検索が実行された場合であっても、前記記憶手段に記憶されたカテゴリを変更せず記憶させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記制御手段は、前記指示手段によって検索実行が指示された場合に、検索条件として選択入力可能なカテゴリを一覧表示させ、これら一覧表示されたカテゴリのうち前記記憶手段に記憶されているカテゴリを選択状態にして表示させ、
    一覧表示されたカテゴリのうち別のカテゴリが選択された場合に、選択されたカテゴリを新たな検索条件として前記記憶手段に記憶させること、
    を特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記制御手段は、一覧表示されたカテゴリから選択されたカテゴリを前記記憶手段に記憶させた後は、一覧表示されたカテゴリから別のカテゴリが選択されるか、或いは、検索終了を指示する操作が行われるまで、前記記憶手段に記憶されたカテゴリを変更せず記憶させること、
    を特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 前記受信装置は、車輌に搭載され、前記車輌の走行中において前記放送を受信する車載受信装置であること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の受信装置。
  5. 放送される複数のチャンネルからいずれかのチャンネルを受信する受信装置の制御方法において、
    各々の前記チャンネルに当該チャンネルのカテゴリを示す1または複数のカテゴリ情報が対応づけられ、1つのカテゴリ情報が上位カテゴリ情報とされ、他のカテゴリ情報が下位カテゴリ情報とされた場合に、
    受信中の前記チャンネルの上位カテゴリ情報に含まれるカテゴリを記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップで記憶されたカテゴリを表示する表示ステップと、
    前記チャンネルの受信中に検索実行の指示を受け付ける指示ステップと、
    前記指示ステップで検索実行が指示された場合に検索条件としてのカテゴリを入力可能な状態に移行し、この状態でカテゴリが入力された場合には、入力されたカテゴリを新たな検索条件として記憶するとともに、この記憶したカテゴリを前記表示ステップで表示したカテゴリに代えて表示させる一方、検索条件としてのカテゴリを入力可能な状態に移行した後は、カテゴリが入力されるまでは、前記検索手段による検索が実行された場合であっても、前記記憶手段に記憶されたカテゴリを変更せず記憶させる制御ステップと、
    前記記憶ステップで記憶されたカテゴリを前記上位カテゴリ情報または前記下位カテゴリ情報として含む前記チャンネルを検索する検索ステップと、
    前記検索ステップで検索された前記チャンネルを選局して受信する選局ステップと、
    を含むことを特徴とする受信装置の制御方法。
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