JP2007060335A - コンテンツ再生装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】 メモリカード48に格納されたJPEGファイルを再生するためのビューワ操作が行われると、JPEGファイルの再生動作を制御するスクリプトファイルがメモリカード48に格納されているか否かが、CPU34によって判別される。CPU34は、この判別結果が否定的であるとき、メモリカード48に格納されたJPEGファイルを操作者の選択操作および更新操作に従う態様で再生する。CPU34はまた、判別結果が肯定的であるとき、メモリカード48に格納されたJPEGファイルをメモリカード48に格納されたスクリプトファイルの記述に従う態様で再生する。
【効果】 スクリプトファイルをメモリカードに準備することで、展示会などで商品を説明する説明者は、ファイル再生のための煩わしい操作から解放される。
【選択図】 図1
【効果】 スクリプトファイルをメモリカードに準備することで、展示会などで商品を説明する説明者は、ファイル再生のための煩わしい操作から解放される。
【選択図】 図1
Description
この発明は、コンテンツ再生装置に関し、特にたとえば外部記録媒体に格納されたコンテンツを再生する、コンテンツ再生装置に関する。
従来のこの種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術によれば、スライドショー再生が選択されると、記録媒体に格納された静止画ファイル,音声付静止画ファイルなどが、所定のインターバルで順次再生される。静止画ファイルは5秒毎に更新され、音声付静止画ファイルは付属の音声の再生が完了する毎に更新される。
特開2005−51706号公報[H04N 5/93, H04R 3/00]
商品説明用に準備された複数の画像をTVモニタのような大画面で再生し、商品展示会などで商品を説明することを想定した場合、再生画像の手動更新は、説明者に煩わしい操作を求めることになる。一方、従来技術のような再生画像の自動更新は、説明者を煩わしい操作から開放するものの、再生画像の更新タイミングが基本的に再生装置の設定に従うことから説明者の混乱を引き起こす可能性がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、商品の説明者の利便性に優れた、コンテンツ再生装置を提供することである。
請求項1の発明に従うコンテンツ再生装置(10)は、外部記録媒体(48)に格納されたコンテンツを再生するための特定操作が行われたとき再生制御情報が外部記録媒体に格納されているか否かを判別する判別手段(S3~S7)、判別手段の判別結果が否定的であるとき外部記録媒体に格納されたコンテンツを手動操作に従う態様で再生する第1再生手段(S65)、および判別手段の判別結果が肯定的であるとき外部記録媒体に格納されたコンテンツを外部記録媒体に格納された再生制御情報に従う態様で再生する第2再生手段(S51, S85)を備える。
外部記録媒体(48)に格納されたコンテンツを再生するための特定操作が行われると、再生制御情報が外部記録媒体に格納されているか否かが、判別手段によって判別される。第1再生手段は、判別手段の判別結果が否定的であるとき、外部記録媒体に格納されたコンテンツを手動操作に従う態様で再生する。第2再生手段は、判別手段の判別結果が肯定的であるとき、外部記録媒体に格納されたコンテンツを外部記録媒体に格納された再生制御情報に従う態様で再生する。
したがって、再生制御情報を外部記録媒体に準備すれば、外部記録媒体に格納されたコンテンツは、手動操作ではなく、再生制御情報に従う態様で再生される。この結果、展示会などで商品を説明する説明者は、煩わしい操作から解放されることとなる。
また、再生されるコンテンツおよび再生制御情報が共通の外部記録媒体に格納されるため、再生動作の態様を説明者側で決定することができる。これによって、説明者が混乱する事態を回避することができる。
請求項2の発明に従うコンテンツ再生装置は、請求項1に従属し、外部記録媒体に格納された再生制御情報は複数の制御パターンを有し、第2再生手段は複数の制御パターンのいずれか1つに従う再生動作を行う。これによって、制御パターンの数に応じて、説明の内容に多様性を持たせることができる。
請求項3の発明に従うコンテンツ再生装置は、請求項2に従属し、外部記録媒体に格納されたコンテンツは複数の制御パターンの各々に対応する複数の映像コンテンツを含む。
請求項4の発明に従うコンテンツ再生装置は、請求項2または3に従属し、複数の制御パターンは複数のデモンストレーションメニューにそれぞれ対応する。
請求項5の発明に従うコンテンツ再生装置は、請求項2ないし4のいずれかに従属し、制御パターン変更操作を受け付ける受付手段(S13)をさらに備え、第2再生手段は制御パターン変更操作に従う制御パターンに注目する。説明者は、制御パターン変更操作を行うだけで、異なる説明に対応するコンテンツを再生することができる。
請求項6の発明に従うコンテンツ再生プログラムは、コンテンツ再生装置(10)のプロセサ(34)に、外部記録媒体(48)に格納されたコンテンツを再生するための特定操作が行われたとき再生制御情報が外部記録媒体に格納されているか否かを判別する判別ステップ(S3~S7)、判別ステップの判別結果が否定的であるとき外部記録媒体に格納されたコンテンツを手動操作に従う態様で再生する第1再生ステップ(S65)、および判別ステップの判別結果が肯定的であるとき外部記録媒体に格納されたコンテンツを外部記録媒体に格納された再生制御情報に従う態様で再生する第2再生ステップ(S51, S85)を実行させるためのコンテンツ再生プログラムである。
この発明によれば、再生制御情報を外部記録媒体に準備すれば、外部記録媒体に格納されたコンテンツは、手動操作ではなく、再生制御情報に従う態様で再生される。この結果、展示会などで商品を説明する説明者は、煩わしい操作から解放されることとなる。また、再生されるコンテンツおよび再生制御情報が共通の外部記録媒体に格納されるため、再生動作の態様を説明者側で決定することができる。これによって、説明者が混乱する事態を回避することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のテレビジョン受信機10は、テレビジョン放送信号(高周波信号)を捉えるアンテナ12を含む。地上波チューナ14は、アンテナ12から与えられた高周波信号のうち所望のトランスポンダから出力された高周波信号をベースバンド信号に変換する。デマルチプレクサ16は、変換されたベースバンド信号をMPEGデータとSI(SI: Service Information)とに分離し、MPEGデータをAVデコーダ18に与える一方、SIをCPU34に与える。
AVデータ18は、デマルチプレクサ18から出力されたMPEGデータをデコードし、番組映像データを映像処理回路26に入力する一方、番組音声データを音声処理回路20に入力する。
映像処理回路26は、入力された番組映像データにCPU34からの命令に従う映像処理を施し、処理を施された番組映像データを加算器28を介して映像出力回路30に与える。映像出力回路30は、入力された番組映像データをコンポジットビデオ信号にエンコードし、エンコードされたコンポジットビデオ信号をLCDモニタ32に向けて出力する。この結果、TV映像がモニタ画面に表示される。
音声処理回路20もまた、入力された番組音声データにCPU34からの命令に従う音声処理を施す。音声出力回路22は、音声処理回路20から出力された番組音声データにD/A変換を施し、アナログ音声信号をスピーカ24に向けて出力する。この結果、TV音声がスピーカ24から出力される。
映像処理回路26および音声処理回路20の処理に関連するモードとしては、スポーツモードがある。スポーツモードは、“野球/サーカー/ゴルフ”,“相撲/格闘技”,“マリンスポーツ”,“ウィンタースポーツ”,“マラソン/その他”の5つの設定項目に区分される。CPU34は、リモコン装置36によってスポーツモードが選択されたとき、デマルチプレクサ16から出力されたSIに基づいて上述の設定項目のいずれか1つを特定し、特定された設定項目に対応する処理を映像処理回路26および音声処理回路20に命令する。LCDモニタ32に表示されるTV映像およびスピーカ24から出力されるTV音声の品質は、設定項目に応じて変化する。
この実施例のテレビジョン受像機10はまた、カードスロット46を含む。カードスロット46に装着されたメモリカード48は、カードI/F44によってアクセスされる。メモリカード48は、デモンストレーション用の特別なメモリカードであり、これに格納された複数のディレクトリ(フォルダ)は、図2に示すような階層構造を有する。
図2によれば、ルートディレクトリ“Root”がファイル“@auto@”およびフィルダ“DCIM”を格納し、フォルダ“DCIM”がフォルダ“Demo001”〜“Demo003”を格納する。
フォルダ“Demo001”は、スクリプトファイル“Script01.cmd”とJPEGファイル“FUNC1−1.jpg”〜“FUNC1−4.jpg”とを格納する。また、フォルダ“Demo002”は、スクリプトファイル“Script02.cmd”とJPEGファイル“DTV−1.jpg”〜“DTV−5.jpg”とを格納する。
さらに、フォルダ“Demo003”は、スクリプトファイル“Script03.cmd”とJPEGファイル“Demo001−1.jpg”,“Demo001−2.jpg”,“Demo002−1.jpg”,“Demo002−2.jpg”,“Demo003−1.jpg”,“Demo003−2.jpg”,“Demo004−1.jpg”,“Demo004−2.jpg”,“Demo005−1.jpg”および“Demo001−2.jpg”とを格納する。
フォルダ“Demo001”はテレビジョン受信機10の機能を紹介するためのデモンストレーションフォルダであり、フォルダ“Demo002”はディジタル放送を紹介するためのデモンストレーションフォルダであり、そしてフォルダ“Demo003”はスポーツモードを紹介するためのデモンストレーションフォルダである。
図3を参照して、JPEGファイル“FUNC1−1.jpg”は“業界初!「スポーツモード」”をタイトルとするデモンストレーション画像を格納し、JPEGファイル“FUNC1−2.jpg”は“高輝度液晶パネル”をタイトルとするデモンストレーション画像を格納する。また、JPEGファイル“FUNC1−3.jpg”は“NEW「映像エンジンIII」”をタイトルとするデモンストレーション画像を格納し、JPEGファイル“FUNC1−4.jpg”は“カードスロット搭載”をタイトルとするデモンストレーション画像を格納する。
図4を参照して、JPEGファイル“DTV−1.jpg”は“アナログ放送からディジタル放送への移行について”をタイトルとするデモンストレーション画像を格納し、JPEGファイル“DTV−2.jpg”は“高画質&ワイド”をタイトルとするデモンストレーション画像を格納する。また、JPEGファイル“DTV−3.jpg”は“高音質”をタイトルとするデモンストレーション画像を格納し、JPEGファイル“DTV−4.jpg”は“データ放送”をタイトルとするデモンストレーション画像を格納する。
図5を参照して、JPEGファイル“Demo001−1.jpg”は“野球/サッカー/ゴルフ”の設定項目に従う処理がオフ状態のときの画質を有するデモンストレーション画像を格納し、JPEGファイル“Demo001−2.jpg”は“野球/サッカー/ゴルフ”の設定項目に従う処理がオン状態のときの画質を有するデモンストレーション画像を格納する。
JPEGファイル“Demo002−1.jpg”は“相撲/格闘技”の設定項目に従う処理がオフ状態のときの画質を有するデモンストレーション画像を格納し、JPEGファイル“Demo002−2.jpg”は“相撲/格闘技”の設定項目に従う処理がオン状態のときの画質を有するデモンストレーション画像を格納する。
JPEGファイル“Demo003−1.jpg”は“マリンスポーツ”の設定項目に従う処理がオフ状態のときの画質を有するデモンストレーション画像を格納し、JPEGファイル“Demo003−2.jpg”は“マリンスポーツ”の設定項目に従う処理がオン状態のときの画質を有するデモンストレーション画像を格納する。
JPEGファイル“Demo004−1.jpg”は“ウィンタースポーツ”の設定項目に従う処理がオフ状態のときの画質を有するデモンストレーション画像を格納し、JPEGファイル“Demo004−2.jpg”は“ウィンタースポーツ”の設定項目に従う処理がオン状態のときの画質を有するデモンストレーション画像を格納する。
JPEGファイル“Demo005−1.jpg”は“マラソン/その他”の設定項目に従う処理がオフ状態のときの画質を有するデモンストレーション画像を格納し、JPEGファイル“Demo005−2.jpg”は“マラソン/その他”の設定項目に従う処理がオン状態のときの画質を有するデモンストレーション画像を格納する。
図6を参照して、ファイル“@auto@”には、ヘッダ“@@autoexec@@”が記述され、続いてファイルパス“¥DCIM¥Demo001¥Script01.cmd”,“¥DCIM¥Demo002¥Script02.cmd”および“¥DCIM¥Demo003¥Script03.cmd”が記述される。
図7(A)〜図7(C)を参照して、スクリプトファイル“Script01.cmd”には10個のコマンドが記述され、スクリプトファイル“Script02.cmd”には6個のコマンドが記述され、そしてスクリプトファイル“Script03.cmd”には3個のコマンドが記述される。各々のファイルに記述された複数のコマンドは、特殊ビューワ処理を実現するためのコマンドであり、先頭から順に実行される。
ここで、“setpath”は、これに続いて記述されたフォルダパスによって特定されるフォルダに注目すべきことを指示するためのコマンドである。“show”は、これに続いて記述されたJPEGファイルの再生を指示するためのコマンドである。“wait”は、これに続いて記述された数値が示す時間(秒)の待機を指示するためのコマンドである。“end”は、TV映像の表示処理への移行を指示するためのコマンドであり、“viewer”は、通常ビューワ処理への移行を指示するためのコマンドである。
“loop”は、スライドショールーチンの起動を指示するためコマンドである。起動したスライドショールーチンによって実行されるJPEG再生処理は、“loop”に続いて記述された数値に対応する回数だけ繰り返される。“setwait”は、スライドショールーチンによって実行されるJPEG再生処理のインターバルを指示するためコマンドである。JPEG再生処理は、“setwait”に続いて記述された数値が示す時間(秒)だけ待機される。
なお、“show”,“wait”,“end”および“viewer”の各々は、スライドショールーチンとは別のルーチンで実行される。
したがって、図7(A)に示すスクリプトファイル“Script01.cmd”に記述された10個のコマンドを実行すると、フォルダ“Demo001”が注目され、まずJPEGファイル“FUNC1−1.jpg”がJPEG再生処理を施される。
具体的には、このJPEGファイルに格納された画像データが、カードI/F44によって読み出され、メモリ制御回路40を介してDRAM42に書き込まれる。DRAM42に書き込まれた画像データは、ODD表示回路38によって伸長された後、加算器28を介して映像出力回路30に与えられる。映像出力回路30は、入力された画像データをコンポジットビデオ信号にエンコードし、エンコードされたコンポジットビデオ信号をLCDモニタ32に向けて出力する。この結果、再生画像がモニタ画面に表示される。
再生画像が表示されてから5秒が経過すると、JPEGファイル“FUNC1−2.jpg”がJPEG再生処理を施され、対応する再生画像が10秒間にわたってLCDモニタ32に表示される。その後、JPEGファイル“FUNC1−3.jpg”および“FUNC1−4.jpg”が順にJPEG再生処理を施される。いずれの再生画像も、5秒間にわたってLCDモニタ32に表示され、その後、LCDモニタ32の表示がTV映像に切り換えられる。
図7(B)に示すスクリプトファイル“Script02.cmd”に記述された6個のコマンドを実行すると、フォルダ“Demo002”が注目され、これに含まれるJPEGファイル“DTV−1.jpg”〜“DTV−3.jpg”がスライドショールーチンによって順にJPEG再生処理を施される。再生画像は、5秒ずつLCDモニタ32に表示される。続いて、JPEGファイル“DTV−4.jpg”がJPEG再生処理を施され、再生画像は120秒にわたってLCDモニタ32に表示される。120秒が経過すると、通常ビューワ処理に移行する。通常ビューワ処理に移行すると、手動操作に応答してJPEGファイル再生処理が実行される。
図7(C)に示すスクリプトファイル“Script03.cmd”に記述された3個のコマンドを実行すると、フォルダ“Demo003”が注目され、これに含まれる全てのJPEGファイルがスライドショールーチンによって順にJPEG再生処理を施される。再生画像は、5秒ずつLCDモニタ32に表示される。
CPU30は、図8〜図12に示すビューワタスクを含む複数のタスクを並列的に実行する。なお、これらのタスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ46に記憶される。
まずステップS1で、リモコン装置34によるビューワ操作が行われたか否かを判別する。この判別結果がYESであれば、ファイル“@auto@”がメモリカード44に存在するか否かをステップS3で判別し、“@@autoexec@@”の記述がファイル“@auto@”に存在するか否かをステップS5で判別し、そして“cmd”の拡張子を有する記述がファイル“@auto@”に存在するか否かをステップS7で判別する。
ステップS3,S5およびS7のいずれか1つでもNOであれば、通常ビューワ処理を実行するべく、ステップS55に移行する。ステップS3,S5および7の全てでYESであれば、ステップS9以降で特殊ビューワ処理を実行する。
ステップS9では、cmdの拡張子を有する複数の記述がファイル“@auto@”に存在するか否かを判別する。ここでYESであればステップS11に進み、加算器26およびOSD表示回路32を制御してデモンストレーションメニューをLCDモニタに表示する。モニタ画面上には、上述の3つのデモンストレーションフォルダ“DEMO001”〜“DEMO003”にそれぞれ対応する3つのメニュー項目が表示される。
ステップS13では、表示されたメニュー項目のいずれか1つを選択する選択操作がリモコン装置34によって行われたか否かを判別する。ここでYESであれば、選択されたメニュー項目に対応するデモンストレーションフォルダを再生するべく、ステップS15に進む。
なお、ステップS9でNOであれば、メモリカード44に存在するデモンストレーションフォルダは1つであるとみなし、このデモンストレーションフォルダをステップS15以降で再生する。
ステップS15では、注目するデモンストレーションフォルダからスクリプトファイルを読み出すべく、カードI/F40に対応する読み出し処理を命令する。ステップS17ではスクリプトファイルの読み出しに成功したか否かを判別し、YESであればステップS19に進む一方、NOであれば通常ビューワ処理に移行する。読み出しに成功した場合、スクリプトファイルは、メモリ制御回路36を通してDRAM38に格納される。
ステップS19では注目するスクリプトファイルに記述されたコマンドの数を検出し、続くステップS21では検出された数を最大値Cmaxに設定する。ステップS23では、変数Cを“1”に設定する。ステップS25ではリモコン装置34によってキャンセル操作が行われたか否かを判別し、NOであればステップS27に進む一方、YESであれば通常ビューワ処理に移行する。
ステップS27では変数Cに対応するコマンドが“end”であるか否かを判別し、ステップS29では変数Cが最大値Cmaxを上回るか否かを判別する。ステップS27またはS29でYESと判断されるとステップS31に進み、加算器28およびOSD表示回路38を制御してTV映像をLCDモニタに表示する。ステップS31の処理が完了すると、ステップS1に戻る。
ステップS27およびS29のいずれもNOと判断されると、変数Cに対応するコマンドをステップS33,S37,S41,S45,S49およびS53の各々で判別する。注目するコマンドが“setpah”であればステップS33からステップS35に進み、“setpath”に続いて記述されたフォルダパスをレジスタ34rに設定する。注目するコマンドが“setwait”であればステップS37からステップS39に進み、“setwait”に続いて記述された数値を待機時間(秒)としてレジスタ34rに設定する。
注目するコマンドが“loop”であればステップS41からステップS43に進み、図12に示すスライドショールーチンに従う処理を実行する。注目するコマンドが“wait”であれば、ステップS45からステップS47に進み、“wait”に続いて記述された数値が示す時間(秒)だけ待機する。注目するコマンドが“show”であればステップS49からステップS51に進み、“show”に続いて記述されたJPEGファイルにJPEG再生処理を施す。注目するコマンドが“viewer”であれば、ステップS53でYESと判断し、通常ビューワ処理に移行する。
ステップS35,S39,S43,S47またはS51の処理が完了すると、ステップS55で変数Cをインクリメントし、ステップS25に戻る。ステップS53でNOと判断されたときも、ステップS55で変数Cをインクリメントし、ステップS25に戻る。
通常ビューワ処理に関して、図11に示すステップS57ではOSD表示回路38および加算器28を制御して通常メニューをLCDモニタ32に表示する。
ステップS59では選択操作が行われたか否かを判別し、ステップS61では終了操作が行われたか否かを判別する。終了操作が行われたときはステップS61からステップS63に進み、加算器26を制御してTV映像をLCDモニタに表示する。ステップS63の処理が完了すると、ステップS1に戻る。
選択操作が行われたときはステップS59からステップS65に進み、選択されたメニュー項目に対応するフォルダに格納されたJPEGファイルを指定する。ステップS67では、指定されたJPEGファイルにJPEGファイル再生処理を施す。この結果、再生画像がLCDモニタ32に表示される。
JPEGファイル再生処理が完了すると、更新操作が行われたか否かをステップS69で判別し、終了操作が行われたか否かをステップS71で判別する。更新操作が行われたときはステップS69でYESと判断し、ステップS75でJPEGファイルの指定を更新してからステップS67に戻る。この結果、再生画像が更新される。
終了操作が行われたときはステップS71からステップS73に進み、加算器28およびOSD表示回路38を制御してTV映像をLCDモニタ32に表示する。ステップS71の処理が完了すると、ステップS1に戻る。
図12に示すスライドショールーチンを参照して、ステップS81では注目するコマンドである“loop”に続いて記述された数値を最大値Lmaxとして決定する。ステップS83では変数Lを“1”に設定し、続くステップS85では変数Lに対応するJPEGファイルにJPEGファイル再生処理を施す。この結果、再生画像がLCDモニタに表示される。
ステップS87ではレジスタ34rに設定された待機時間だけ待機し、ステップS89では変数Lが最大値Lmaxに達したか否かを判別する。ここでNOであれば、ステップS91で変数LをインクリメントしてからステップS85に戻る。YESであれば、上階層のルーチンに復帰する。
以上の説明から分かるように、メモリカード48に格納されたJPEGファイル(コンテンツ)を再生するためのビューワ操作(特定操作)が行われると、スクリプトファイル(再生制御情報)がメモリカード48に格納されているか否かが、CPU34によって判別される(S3〜S7)。CPU34は、この判別結果が否定的であるとき、メモリカード48に格納されたJPEGファイルを操作者の手動操作に従う態様で再生する(S65)。CPU34はまた、判別結果が肯定的であるとき、メモリカード48に格納されたJPEGファイルをメモリカード48に格納されたスクリプトファイルの記述に従う態様で再生する。
したがって、スクリプトファイルをメモリカード48に準備すれば、メモリカード48に格納されたJPEGファイルは、手動操作ではなくスクリプトファイルの記述に従う態様で再生される。この結果、展示会などで商品を説明する説明者は、煩わしい操作から解放されることとなる。
また、JPEGファイルおよびスクリプトファイルが共通のメモリカード48に格納されるため、再生動作の態様を説明者側で決定することができる。これによって、説明者が混乱する事態を回避することができる。
さらに、複数のスクリプトファイルをメモリカード48に準備できるため、スクリプトファイルの数に応じて説明の内容に多様性を持たせることができる。
なお、この実施例では、テレビジョン受信機の紹介を想定しているが、紹介する装置とメモリカードが装着される装置とが異なってもよいことは言うまでもない。
10 …テレビジョン受像機
34 …CPU
26 …映像処理回路
30 …映像出力回路
38 …OSD表示回路
48 …メモリカード
34 …CPU
26 …映像処理回路
30 …映像出力回路
38 …OSD表示回路
48 …メモリカード
Claims (6)
- 外部記録媒体に格納されたコンテンツを再生するための特定操作が行われたとき再生制御情報が前記外部記録媒体に格納されているか否かを判別する判別手段、
前記判別手段の判別結果が否定的であるとき前記外部記録媒体に格納されたコンテンツを手動操作に従う態様で再生する第1再生手段、および
前記判別手段の判別結果が肯定的であるとき前記外部記録媒体に格納されたコンテンツを前記外部記録媒体に格納された再生制御情報に従う態様で再生する第2再生手段を備える、コンテンツ再生装置。 - 前記外部記録媒体に格納された再生制御情報は複数の制御パターンを有し、
前記第2再生手段は前記複数の制御パターンのいずれか1つに従う再生動作を行う、請求項1記載のコンテンツ再生装置。 - 前記外部記録媒体に格納されたコンテンツは前記複数の制御パターンの各々に対応する複数の映像コンテンツを含む、請求項2記載のコンテンツ再生装置。
- 前記複数の制御パターンは複数のデモンストレーションメニューにそれぞれ対応する、請求項2または3記載のコンテンツ再生装置。
- 制御パターン変更操作を受け付ける受付手段をさらに備え、
前記第2再生手段は前記制御パターン変更操作に従う制御パターンに注目する、請求項2ないし4のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。 - コンテンツ再生装置のプロセサに、
外部記録媒体に格納されたコンテンツを再生するための特定操作が行われたとき再生制御情報が前記外部記録媒体に格納されているか否かを判別する判別ステップ、
前記判別ステップの判別結果が否定的であるとき前記外部記録媒体に格納されたコンテンツを手動操作に従う態様で再生する第1再生ステップ、および
前記判別ステップの判別結果が肯定的であるとき前記外部記録媒体に格納されたコンテンツを前記外部記録媒体に格納された再生制御情報に従う態様で再生する第2再生ステップを実行させるための、コンテンツ再生プログラム。
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