JP5495056B2 - 文字入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルの操作を介して表示画面に表示したキーボードから文字入力を行う情報処理装置等の文字入力装置に関する。
情報処理装置等に設けられる文字入力装置ではローマ字入力による文字入力法が従来より広く使用されている。例えば、下記に示す特許文献1には、表示装置にタッチパネルを備えるとともにソフトウェアキーボード機能を内蔵し、ローマ字入力により文字入力する際に、ローマ字として次に入力すべき文字に基づいて、キーボード上の有効キー及び無効キーを判定し、その判定結果に応じて表示装置上における有効なキーを強調表示することにより、ローマ字として無効な文字の入力を未然に防ぐことを可能にした文字入力装置が提案されている。
特開平5−88804号公報
上記の特許文献1の文字入力装置では、ローマ字として無効な文字の入力を未然に防ぐことができる点で便利であるが、タッチパネルを使用し、表示画面上に仮想のキーボードを表示するソフトウェアキーボードでは、実際のキーボードとは異なり、表面が平坦であるため、入力すべきキー位置から外れた位置を入力して誤入力を行うことがある。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、誤入力を防止し、あるいはそれを抑制できる文字入力装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明の文字入力装置は、所定のレイアウトでアルファベット文字の文字キーを配置したキーボードを表示画面に表示する表示手段と、前記表示手段の表示画面上に設けられ、その表示画面に表示されたキーボード上の任意の文字キー位置が押圧されたときに、その押圧位置の座標データを入力するタッチパネルと、前記タッチパネルにより入力される座標データを所定のアルファベット文字の文字データに変換する変換手段と、を備え、前記タッチパネルの押圧操作によりアルファベット文字を順にローマ字入力により入力する文字入力装置において、ローマ字読み、そのローマ字読みに対応する漢字及びそのローマ字読みに対応する熟語の情報を予め記憶するローマ字漢字辞書と、前記キーボード上のアルファベット文字の各文字キーについて、その文字キーが隣接する文字キーの情報を予め記憶する隣接文字キーテーブル記憶手段と、前記タッチパネルの押圧操作によりアルファベット文字が入力される毎に、前記ローマ字漢字辞書に記憶される情報を参照して、次に入力すべきアルファベット文字である第1の文字の情報を設定するとともに、前記隣接文字キーテーブル記憶手段に記憶される情報を参照して、前記第1の文字の文字キーに隣接して前記キーボード上に文字キーが配置されるアルファベット文字である第2の文字の情報を設定する文字情報設定手段と、前記タッチパネル上の押圧位置が前記文字情報設定手段により設定された前記第2の文字の文字キー位置に対応するか否かを前記タッチパネルから入力される座標データに基づいて判断する判断手段と、前記判断手段により前記タッチパネル上の押圧位置が前記第2の文字の文字キー位置に対応すると判断されたとき、前記タッチパネルから入力される座標データを、その座標データにより示される前記キーボード上の押圧位置から最も短い距離に位置している前記第1の文字の文字キーに対応する文字データに変換する制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の文字入力装置において前記判断手段が、さらに、前記タッチパネルから入力される座標データに基づいて、前記第1の文字及び前記第2の文字のキー以外のキーが入力されたことも判断するように構成されており、その判断に基づいて前記タッチパネル上での押圧操作に対応する入力を無効とする第2の制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、次に入力すべきアルファベット文字である第1の文字の文字キーに隣接してキーボード上に文字キーが配置されている第2の文字の文字キーの入力であると判断されたとき、タッチパネルから入力された座標データを、その座標データにより示されるキーボード上の押圧位置から最も短い距離に位置している前記第1の文字の文字キーに対応する文字データに変換するようにしたため、ソフトウェアキーボード機能により表示画面に表示する仮想のキーボード上でのキー入力において、本来入力すべきキー位置から少し外れた位置を押圧操作することがあっても、使用者が意図するキー入力が可能になり、文字の誤入力を防止し、あるいはそれを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の正面図である。 図1に示す情報処理装置の回路構成を示すブロック図である。 図1に示す情報処理装置のROMに記憶される隣接文字キーテーブルの説明図である。 図1に示す情報処理装置に設けられるローマ字漢字辞書の説明図である。 図1に示す情報処理装置の文字入力処理のフローチャートである。 図1に示す情報処理装置の文字入力処理の説明図である。
以下に、本発明の実施形態について、文字入力装置を備える情報処理装置1を適用して図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係る情報処理装置1の正面図である。
この情報処理装置1は、図1に示すように、装置本体2の上面に液晶表示装置から構成されてソフトウェアキーボード機能により仮想のキーボード4を表示する表示部3を備える。また、表示部3には、文字入力装置として液晶表示装置の表示画面の上面に透明な加圧スイッチであるタッチパネル8が重ねて配設されている。
そして、表示部3の表示画面には、アルファベット文字キー、数字キー、記号キー等の文字・記号入力キー(以下、これら総じて文字キーと呼称)や、漢字への変換キー、無変換キー及び実行キー等々の制御キーを備える仮想のキーボード4を表示するキーボード領域3a及びそのキーボード領域3aから入力された文字を表示する文字編集領域3bが設けられる。キーボード領域3aは、キーボード4の各キーを画像として表示するとともに、タッチパネル8であって表示画面上に表示されるキーボード4の各キーの位置を押圧することにより、各キーの座標位置のデータを入力するようになっており、これら表示部3とタッチパネル8からソフトウェアキーボードを構成する。
図2は、情報処理装置1の回路構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、図2に示すように、先述の表示部3における画像表示を制御する表示駆動部6と、表示部3の表示画面に表示する表示データを記憶する表示メモリ7と、先述のタッチパネル8から出力されるアナログ電気信号の座標データをデジタル信号の座標データに変換するA/Dコンバータ9と、A/Dコンバータ9から出力される座標データを文字データに変換する変換手段として文字入力の処理を行う他、装置全体の制御を行うCPU(制御部)10と、文字入力処理等を実施するためのプログラムや種々のデータが記憶されたROM11と、ローマ字読みに対応する漢字の情報を記憶したローマ字漢字辞書12と、表示部3の表示画面に対して表示する文字や記号等のデータをドットで記憶し表示時に記憶されているフォントに対応した文字をドット情報で出力するCG(キャラクタジェネレータ)13と、文字入力処理等においてデータを一時的に記憶するバッファや各処理のための作業領域を有するRAM14と、から構成される。
ROM11は、文字入力装置における文字入力処理を実施するためのプログラム等のプログラムを記憶するプログラム記憶領域11a、表示部3に表示するキーボード4の画像データを記憶するキーボード画像記憶領域11b、タッチパネル8から入力される座標データを所定の文字データに変換する座標・文字変換テーブルを記憶する座標・文字変換テーブル記憶領域11c、ローマ字入力される文字をかな文字に変換するためのローマ字かな文字対応テーブルを記憶するローマ字かな文字対応テーブル記憶領域11d、キーボード4上のアルファベット文字の各文字キーに隣接して配置される文字キーの情報を登録してある隣接文字キーテーブルを記憶する隣接文字キーテーブル記憶手段である隣接文字キーテーブル記憶領域11e、及び表示部3の表示画面上に表示するキーボード4の各キーの中心位置の座標データを記憶するキー中心位置座標テーブルを記憶するキー中心位置座標テーブル記憶領域11fを有する。
プログラム記憶領域11aに記憶される文字入力処理を実施するためのプログラムは、タッチパネル8を備えたソフトウェアキーボード機能を有する情報処理装置1において、その制御部10を動作させて、本発明の特徴である誤入力を防止し、あるいは誤入力を抑制するための文字入力処理を可能にするものである。
キーボード画像記憶領域11bに記憶されるキーボード4の画像データは、図1に示したように、アルファベット文字の文字キーを含む必要なキーを所定のレイアウトで配置したものであり、表示部3の表示画面のキーボード領域3a部分に表示される。
座標・文字変換テーブル記憶領域11cに記憶される座標・文字変換テーブルは、タッチパネル8から入力される座標データをその座標位置に位置するキーボード4の文字キーに対応する文字データに変換するものであり、タッチパネル8からの座標データと表示画面上に表示されるキーボード4とを対応付けさせるものである。
ローマ字かな文字対応テーブル記憶領域11dに記憶されるローマ字かな文字対応テーブルは、かな文字とローマ字読みの情報を対応付けさせるものであり、表示部3のキーボード領域3aに表示されるキーボード4からローマ字のアルファベット文字が順に入力されると、このローマ字かな文字変換テーブルを参照してローマ字をかな文字に変換させる。そして、変換されたかな文字は、表示部3の文字編集領域3bに表示される。
隣接文字キーテーブル記憶領域11eに記憶される隣接文字キーテーブルは、キーボード4上の各アルファベット文字の文字キーと、その各文字キーにキー位置が隣接する文字キーとを対照させるものである。隣接文字キーテーブルは、図3に示すように、キーボード4上に配置される「A」〜「Z」の各アルファベット文字の文字キーに対応させて、そのアルファベット文字の文字キーに隣接してキーボード4上に配置されるキーの情報を予め記憶している。例えば、図3及び図1に示したように、「A」のアルファベット文字の文字キーに隣接する文字キーは、「S」、「Q」、「W」及び「Z」の各文字キーである。
キー中心位置座標テーブル記憶領域11fには、キー中心位置座標テーブルが記憶されている。キー中心位置座標テーブルは、表示部3の表示画面に表示されるキーボード領域3aの所定位置を基準座標としてキーボード領域3a内で所定のレイアウト表示されるキーボード4の各キーの中心位置を示す座標データからなる。
ローマ字漢字辞書12には、図4に示すように、ローマ字読み、ローマ字読みに対応する漢字及びその熟語やローマ字、かな文字対応等の情報が予め記憶されている。
RAM14には、入力された文字の情報が順に記憶される入力文字バッファ14a、入力が確定した文字情報が記憶されるテキストメモリ14b及びタッチパネル8の押圧位置の座標データを記憶する押圧位置バッファ14cの作業領域が確保される。また、キーボード4から少なくともアルファベット文字が1文字入力された後、次に入力されるべきアルファベット文字(以下、入力候補文字あるいは、第1の文字ともいう)の情報を設定するための文字情報設定手段である第1の文字設定用バッファ14dが確保される。この情報処理装置1での文字入力法に係るローマ字入力では、ローマ字漢字辞書12に記憶されたローマ字読みの情報を参照することにより、アルファベット文字の入力過程で次に入力されるべきアルファベット文字の予測が可能であるが、後に説明するように、次に入力するべき入力候補文字の情報を第1の文字設定用バッファ14dに設定するようにしている。
また、RAM14には、第1の文字設定用バッファ14dへの第1の文字の設定とともに、前記第1の文字設定用バッファ14dに設定する第1の文字に係る文字キーとキーボード4上で隣接する文字キーの文字としての第2の文字の情報を設定する文字情報設定手段である第2の文字設定用バッファ14eが確保される。さらに、RAM14には、その他一時的に情報を記憶するために必要な作業領域が確保される。
そして、制御部10は、タッチパネル8上の押圧位置が文字情報設定手段により設定された第2の文字の文字キー位置に対応するか否かをタッチパネル8から入力される座標データに基づいて判断する判断手段として機能する。また、制御部10は、判断手段としてタッチパネル8上の押圧位置が第2の文字の文字キー位置に対応すると判断されたとき、タッチパネル8から入力される座標データを、その座標データにより示されるキーボード4上の押圧位置から最も短い距離に位置している第1の文字の文字キーに対応する文字データに変換する制御手段としても機能する。
さらに、制御部10は、判断手段としてタッチパネル8から入力される座標データに基づいて、第1の文字及び前記第2の文字のキー以外のキーが入力されたことも判断する。そして、制御部10は、その判断に基づいてタッチパネル8上での押圧操作に対応する入力を無効とする第2の制御手段としても機能する。
上記のように構成された情報処理装置1に関して、その文字入力装置の文字入力処理について説明する。図5は、文字入力処理の流れを示すフローチャートである。以下、図5に基づいて制御部10によって行われる文字入力処理について説明する。
まず、情報処理装置1の電源を投入すると、制御部10は、RAM14の初期化を行い、RAM14に設けられる、入力文字バッファ14a、テキストメモリ14b、押圧位置バッファ14c、第1の文字設定用バッファ14d及び第2の文字設定用バッファ14eの各バッファの内容をクリアするイニシャル処理を行う。また、制御部10は、ROM11のキーボード画像記憶領域11bに記憶されているキーボード4の画像データを読み出して、表示部3の表示画面のキーボード領域3aに仮想のキーボード4を表示させる(ステップS100)。
次に、制御部10は、A/Dコンバータ9の出力に基づいて、タッチパネル8に対する押圧操作によるキー入力があるか否かを判断する(ステップS110)。制御部10は、キー入力を受けるまで待機しながらキー入力があると判断すると、A/Dコンバータ9から出力される座標データを取り込んでRAM14の押圧位置バッファ14cに記憶し(ステップS120)、その取り込んだ座標データがアルファベット文字の文字キーであるか否かを判断する(ステップS130)。
制御部10は、取り込んだ座標データがアルファベット文字の文字キーであると判断したとき(ステップS130のYES)に、既にRAM14の入力文字バッファ14aに文字情報が記憶されているか否かを判断する(ステップS140)。最初の1文字目の入力であれば、ステップS100の処理によりRAM14は初期化されて入力文字バッファ14aには文字情報が記憶されていないためステップS150の処理に移行する。
そして、制御部10は、ROM11の座標・文字変換テーブル記憶領域11cに記憶されている座標・文字変換テーブルを参照して、ステップS120で押圧位置バッファ14cに記憶されている座標データを文字データに変換する(ステップS150)。さらに、制御部10は、その変換した文字データをRAM14の入力文字バッファ14aに記憶し(ステップS160)、その入力された文字を表示駆動部6を制御して表示部3の文字編集領域3bに表示させる(ステップS170)。
次に、制御部10は、RAM14の入力文字バッファ14aに記憶された文字の情報に基づいて、先頭一致法により、図4に示したローマ字漢字辞書12に記憶されているローマ字読みに対応する熟語やローマ字、かな文字対応等の情報の検索を行い(ステップS180)、RAM14の入力文字バッファ14aに記憶されているアルファベット文字の次に入力されるべき、入力候補文字(第1の文字)であるアルファベット文字を抽出し、次の入力候補文字となるその抽出された(通常は複数個の)第1の文字の情報をRAM14の第1の文字設定用バッファ14dに設定する(ステップS190)。また、制御部10は、ステップS190で第1の文字として第1の文字設定用バッファ14dに設定した各アルファベット文字のキーとキーボード4上でのキー配列が隣接するキーを、図3に示したROM11の隣接文字キーテーブル記憶領域11eに記憶された隣接文字キーテーブルを参照して抽出し、それを第2の文字として、その文字情報をRAM14の第2の文字設定用バッファ14eに設定する(ステップS200)と、ステップS110に戻って次のキー入力まで待機する。
制御部10は、1番目のキー入力による文字入力が終わって、2番目以降のキー入力では、ステップS120及びステップS130の処理を経て、その過程で、タッチパネル8における最新の押圧位置の座標データを取り込んでRAM14の押圧位置バッファ14cに記憶させる。即ち、制御部10は、既に座標データが記憶されている場合に、先の座標データに上書きして新たな座標データを記憶させる。
そして、制御部10は、その取り込んだ座標データがアルファベット文字の文字キーであると判断すると(ステップS130のYES)、RAM14の入力文字バッファ14aに既にキー入力された文字情報が記憶されているか否かを判断する(ステップS140)。制御部10は、2番目以降のキー入力であれば入力文字バッファ14aには先に入力した文字情報が既に記憶されているため、RAM14の入力文字バッファ14aに文字情報が記憶されていると判断し(ステップS140のYES)、次のステップS210の処理に移行する。
制御部10は、ステップS210において、ROM11に記憶される座標・文字変換テーブルを参照して、ステップS120で取り込むことによりRAM14の押圧位置バッファ14cに記憶されている座標データが表すキーボード4のキー位置の文字が、入力されるべき文字を示すキーからなる第1の文字設定用バッファ14dに設定されている第1の文字であるか否かを判断する。
制御部10が、押圧位置バッファ14cに記憶された座標データが表すキーボード4のキー位置の文字がRAM13の第1の文字設定用バッファ14dに設定されている第1の文字であると判断する(ステップS210のYES)と、ROM11に記憶される座標・文字変換テーブルを参照して、RAM14の押圧位置バッファ14cに記憶されている座標データを対応する文字データに変換し(ステップS220)、その変換した文字データをRAM14の入力文字バッファ14aに記憶し(ステップS230)、その入力された文字を表示部3の文字編集領域3bに表示する(ステップS240)。
次に、制御部10は、RAM14の入力文字バッファ14aに記憶された文字情報に基づいて、先頭一致法により、ローマ字漢字辞書12に記憶されているローマ字読みに対応するの熟語やローマ字、かな文字対応等の情報の検索を行い(ステップS250)、RAM14の入力文字バッファ14aに記憶されているアルファベット文字の次に入力されるべき第1の文字を抽出し、その抽出された第1の文字の情報をRAM14の第1の文字設定用バッファ14dに記憶して第1の文字の設定を更新する(ステップS260)。また、制御部10は、ステップS260で設定を更新した第1の文字のキーとキーボード4上でのキー配列が隣接する第2の文字を、ROM11に記憶された隣接文字キーテーブルを参照して抽出し、その文字情報をRAM14の第2の文字設定用バッファ14eに記憶して第2の文字の設定を更新する(ステップS270)。その後、ステップS110に戻って次のキー入力まで待機する。
また、制御部10が、RAM14の押圧位置バッファ14cに記憶された座標データが表すキーボード4のキー位置の文字がRAM14の第1の文字設定用バッファ14dに設定されている第1の文字ではないと判断する(ステップS210のNO)と、制御部10は、次に、その座標データが表すキーボード4のキー位置の文字がRAM14の第2の文字設定用バッファ14eに設定されている第2の文字であるか否かを判断する(ステップS280)。
ここで、制御部10が、RAM14の押圧位置バッファ14cに記憶された座標データが表すキーボード4のキー位置の文字がRAM14の第2の文字設定用バッファ14eに設定されている第2の文字であると判断する(ステップS280のYES)と、制御部10は、その座標データが示す第2の文字に係るキーボード4のキーと隣接する第1の文字に係るキーを、図3に示したROM11に記憶される隣接文字キーテーブル及びRAM14の第1の文字設定用バッファ14dに記憶される情報に基づいて選択する(ステップS290)。
すなわち、制御部10は、RAM14の押圧位置バッファ14cに記憶された座標データが示すキーボード4上の座標位置がRAM14の第2の文字設定用バッファ14eに記憶された第2の文字の文字キー位置に相当する場合、その文字キーと隣接してキーボード4上に配置される第1の文字に係る文字キーを選択するべく、ROM11に記憶される隣接文字キーテーブル及びRAM14の第1の文字設定用バッファ14dに記憶される情報に基づいて選択する。
制御部10は、ステップS290において、この場合の第2の文字の文字キーに隣接する第1の文字の文字キーを選択すると、次に、RAM14の押圧位置バッファ14cに記憶される座標データにより座標位置が示されるタッチパネル8上の押圧位置(この場合は、第2の文字の文字キー上のある位置)と、ステップS290で選択した複数個の第1の文字に係る文字キーとの距離の演算を行う(ステップS300)。
制御部10は、ステップS300における距離の演算において、複数ある第1の文字の文字キーのキートップの中心位置の座標により、その文字キーの位置とする。そして、制御部10は、複数ある第1の文字の文字キー位置をROM11のキー中心位置座標テーブル記憶領域11fに記憶されているキー中心位置座標テーブルから参照する。制御部10は、ステップS300の演算結果を比較して、タッチパネル8上の押圧位置と複数ある第1の文字の文字キーから最短距離にある文字キーを入力候補の文字として決定し(ステップS310)、制御部10は、キー入力された第2の文字に係る文字キーの文字データを、決定した最短距離にある第1の文字の文字データに変換する(ステップS320)。
ここで、第2の文字に係る文字キーに隣接する複数個の第1の文字に係る文字キーとの距離の演算処理について図を用いて説明する。図6は、ステップS300に示す押下された第2の文字に係る文字キーに隣接する複数個の第1の文字に係る文字キーとの距離の演算処理についての説明図である。タッチパネル8の押圧位置とアルファベット文字の「A」、「E」、「S」3個の文字キーの関係を示しており、文字キー「A」、「E」は、前記第1の文字であり、「S」が前記第2の文字である。また、Pは押圧位置であり、OAは文字キー「A」の中心位置、OEは文字キー「E」の中心位置を表し、点Pと点OA間の距離はa、点Pと点OE間の距離はbであり、bはaより短い。この場合、次に入力すべき第1の文字は「A」又は「E」であって、第2の文字である「S」がキー入力されると、その押圧位置Pは文字キー「E」にとの距離がより短いことから、文字キー「S」に対する入力を文字キー「E」の入力として処理する。
ステップS320の処理後は、先述の第1の文字のキー入力と同様の処理(ステップ230)に移行し、以下ステップS240乃至ステップS270を経てステップS110に戻って次のキー入力まで待機する。
また、ステップS280において、制御部10は、RAM14の押圧位置バッファ14cに記憶された座標データが表すキーボード4のキー位置の文字がRAM14の第2の文字設定用バッファ14eに設定されている第2の文字ではないと判断する(ステップS280のNO)と、制御部10は、第2の制御手段としてその入力が無効である旨のエラーメッセージを表示部3に表示(ステップS330)し、ステップS110に戻って次のキー入力まで待機する。
また、制御部10は、ステップS130の判断処理において、アルファベット文字キーの入力でないと判断するとき(ステップS130のNO)、漢字への変換キーの入力か否かを判断する(ステップS340)。制御部10は、変換キーが入力されたと判断する(ステップS340のYES)と、図4に示したローマ字漢字辞書12に記憶された辞書情報を参照して、RAM14の入力文字バッファ14aに記憶されたローマ字読みの文字列を対応する漢字に変換し、変換が確定した漢字文字をRAM14のテキストメモリ14bに記憶するとともに表示部3に表示させ(ステップS350)、その後ステップS110に戻って次のキー入力まで待機する。
さらに、制御部10は、ステップS130の判断処理において、アルファベット文字キーの入力と判断されず(ステップS130のNO)、さらにステップS340の判断処理において、変換キーの入力と判断されないとき(ステップS340のNO)、無変換キーの入力か否かを判断する(ステップS360)。制御部10は、無変換キーが入力されたと判断する(ステップS360のYES)と、RAM14の入力文字バッファ14aに記憶されたローマ字読みの文字列をかな文字の文字列に変換し、確定したかな文字をRAM14のテキストメモリ14bに記憶するとともに表示部3に表示させる(ステップS370)と、ステップS110に戻って次のキー入力まで待機する。また、制御部10は、ステップS360において、無変換キーの入力でないと判断する(ステップS360のNO)と、このキー入力を無効として、直ちにステップS110に戻る。
本実施形態の情報処理装置1の文字入力装置によれば、アルファベット文字を順にローマ字入力により入力する文字入力装置において、次に入力すべきアルファベット文字である第1の文字の文字キーに隣接してキーボード4上に文字キーが配置されている第2の文字の文字キーの入力が判断されたとき、タッチパネル8から入力された座標データを、その座標データにより示されるキーボード4上の押圧位置から最も短い距離に位置している前記第1の文字の文字キーに対応する文字データに変換するようにしたため、ソフトウェアキーボード機能により表示画面に表示する仮想のキーボード4上でのキー入力において、本来入力すべきキー位置から少し外れた位置を押圧することがあっても、使用者が意図するキー入力が可能になり、文字の誤入力を防止し、あるいはそれを抑制することができる。
また、本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
1 情報処理装置 2 装置本体
3 表示部
3a キーボード領域 3b 文字編集領域
4 キーボード 6 表示駆動部
7 表示メモリ
8 タッチパネル 9 A/Dコンバータ
10 CPU(制御部) 11 ROM
11a プログラム記憶領域 11b キーボード画像記憶領域
11c 座標・文字変換テーブル記憶領域
11d ローマ字かな文字対応テーブル記憶領域
11e 隣接文字キーテーブル記憶領域 11f キー中心位置座標テーブル記憶領域
12 ローマ字漢字辞書 13 CG
14 RAM 14a 入力文字バッファ
14b テキストメモリ 14c 押圧位置バッファ
14d 第1の文字設定用バッファ 14e 第2の文字設定用バッファ

Claims (2)

  1. 所定のレイアウトでアルファベット文字の文字キーを配置したキーボードを表示画面に表示する表示手段と、前記表示手段の表示画面上に設けられ、その表示画面に表示されたキーボード上の任意の文字キー位置が押圧されたときに、その押圧位置の座標データを入力するタッチパネルと、前記タッチパネルにより入力される座標データを所定のアルファベット文字の文字データに変換する変換手段を備え、前記タッチパネルの押圧操作によりアルファベット文字を順にローマ字入力により入力する文字入力装置において、
    ローマ字読み、該ローマ字読みに対応する漢字及び該ローマ字読みに対応する熟語の情報を予め記憶するローマ字漢字辞書と、
    前記キーボード上のアルファベット文字の各文字キーについて、その文字キーが隣接する文字キーの情報を予め記憶する隣接文字キーテーブル記憶手段と、
    前記タッチパネルの押圧操作によりアルファベット文字が入力される毎に、前記ローマ字漢字辞書に記憶される情報を参照して、次に入力すべきアルファベット文字である第1の文字の情報を設定するとともに、前記隣接文字キーテーブル記憶手段に記憶される情報を参照して、前記第1の文字の文字キーに隣接して前記キーボード上に文字キーが配置されるアルファベット文字である第2の文字の情報を設定する文字情報設定手段と、
    前記タッチパネル上の押圧位置が前記文字情報設定手段により設定された前記第2の文字の文字キー位置に対応するか否かを前記タッチパネルから入力される座標データに基づいて判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記タッチパネル上の押圧位置が前記第2の文字の文字キー位置に対応すると判断されたとき、前記タッチパネルから入力される座標データを、その座標データにより示される前記キーボード上の押圧位置から最も短い距離に位置している前記第1の文字の文字キーに対応する文字データに変換する制御手段と、
    を備えることを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記判断手段は、さらに、前記タッチパネルから入力される座標データに基づいて、前記第1の文字及び前記第2の文字のキー以外のキーが入力されたことも判断するように構成されており、
    その判断に基づいて前記タッチパネル上での押圧操作に対応する入力を無効とする第2の制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
JP2010164780A 2010-07-22 2010-07-22 文字入力装置 Active JP5495056B2 (ja)

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