JP5493794B2 - 照明装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、物体を照明するための照明光の発光時に配置される第1位置(P1)と、当該照明光を発光しない時に配置される位置であって、且つ前記第1位置よりも前記物体から離れる方向に離間した第2位置(P2)との間を移動可能な発光手段(60)と、前記発光手段から発光された前記照明光を、前記物体の側に向けて拡散または集光するために、前記照明光の照射方向において前記発光手段よりも前記物体の側に設けられた光学部材(41)と、前記光学部材の温度を検出する温度検出手段(42)と、前記温度検出手段の検出結果に基づいて、前記発光手段による前記発光および前記移動を制御する発光制御手段(54)と、を有し、前記温度検出手段は、前記発光手段が発光した直後であって、且つ前記発光制御手段により前記発光部が前記第1位置から、前記温度検出手段の温度検出範囲外となる前記第2位置へ移動制御された後に、前記光学部材の温度を検出することを特徴とする照明装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の照明装置(30)において、前記光学部材(41)に対して前記発光手段(60)を接近または離間する方向に移動させることにより、前記照明光の配光角を変化させる配光角可変機構(70)を備え、前記発光制御手段(54)は、前記配光角可変機構を用いて、前記発光手段を前記第1位置と前記第2位置との間で移動可能に制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の照明装置(30)において、前記発光制御手段(54)は、前記配光角可変機構(70)により、前記発光手段(60)の配光角が閾値角度よりも広い角度範囲に設定されている場合に、前記発光手段を、前記第1位置での発光直後に前記第2位置まで移動させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置(30)において、前記発光制御手段(54)は、前記配光角可変機構(70)により、前記発光手段(60)の配光角が閾値角度よりも狭い角度範囲に設定されている場合に、前記発光手段を、前記第1位置での発光直後に当該第1位置に保持させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置(30)において、前記発光制御手段(54)は、前記温度検出手段(42)による温度検出後であって、且つ前記発光手段(60)を発光させるのに必要な電圧が充電されたときに、前記発光手段を前記第2位置から前記第1位置へ移動させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置(30)において、前記発光制御手段(54)は、前記温度検出手段(42)による温度検出後であって、且つ前記発光手段(60)の発光を指示する発光信号が入力されたときに、前記発光手段を前記第2位置から前記第1位置へ移動させることを特徴とする。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
メインコンデンサ43は、キセノン管61に出力する電荷が蓄積される電荷蓄積手段である。メインコンデンサ43は、不図示の回路部品とともにキセノン管61と接続されている。
本体部50は、発光回路51、操作部52、電源部53、および発光制御部54を備える。発光回路51は、電源部53の電圧を規定の充電電圧まで昇圧する昇圧回路(不図示
)と、メインコンデンサ43に充電した電荷をキセノン管61に出力する出力回路(不図示)とを備える。発光回路51の動作は、発光制御部54により制御される。
(1)発光部60は、発光後に、温度センサ42から離れる方向に移動するため、温度センサ42は発光部60の輻射熱の影響を受けにくくなる。このため、温度センサ42により前カバー41の温度を正確に測定することができる。また、発光時に、発光部60と前カバー41との距離を接近させることができるため、照明光の配光角に制約を受けることがない。このため、十分な光学性能を発揮させることができる。したがって、本実施形態に係わる照明装置30によれば、光学性能に影響を与えることなしに、前カバーの温度を正確に測定することができる。
(2)発光部60が後退位置P2に移動すると、前カバー41と発光部60との間に空気層の空間が形成される。発光部60の発光による熱はこの空気層に広がるため、前カバー41およびその周辺の温度を下げることができる。同時に、前カバー41の近傍に配置されている温度センサ42における測定精度も向上させることができる。
(3)発光部60は、配光角を変化させるためのズーム機構部70により移動する。したがって、発光部60を移動させるための移動機構を新たに設ける必要がなく、スペースを有効利用することができる。
(4)発光部60は、配光角が閾値角度よりも広い角度範囲に設定された場合にのみ後方に移動する。このように、発光部60の輻射熱の影響を考慮する必要がない場合は発光部60を移動させないため、ズーム機構部70の無駄な動作を制限することができる。
(5)発光部60は、メインコンデンサ43の充電が完了したときに発光位置P1まで移動する。これによれば、発光部60は、メインコンデンサ43の充電が完了するまでの間、前カバー41に接近しないので、前カバー41の温度上昇を抑えることができる。
(6)温度センサ42の感度領域外となる位置を後退位置P2としたので、発光部60を前カバー41から離す距離を必要最小限とすることができる。このため、発光部60を、次の発光までの間に速やかに発光位置P1まで戻すことができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、本発明は以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)発光部60を、メインコンデンサ43の充電が完了し、且つ発光信号を受信したときに後方に移動するようにしてもよい。この場合は、発光部60が前カバー41から離れる時間をさらに長くすることができるので、前カバー41の温度上昇をより抑えることができる。
(2)発光制御部54において、メインコンデンサ43の充電が完了する時間を予測し、その時間が経過した時点で発光部60を発光位置P1に移動させるようにしてもよい。
(3)前カバー41の温度が規定値以下の場合には、配光角が閾値角度よりも広い角度範囲に設定されていても、発光後に発光部60を後方に移動しないようにしてもよい。これにより、ズーム機構部70の無駄な動作を制限することができる。
(4)発光部60を、温度センサ42の感度領域外となる位置からさらに後方に移動させるようにしてもよい。この場合は、発光部60が温度センサ42の感度領域外であれば、発光部60の移動中であっても、温度センサ42による温度の測定を行うことができる。
(5)ズーム機構部70の代わりに、発光部60をZ方向に沿って前後に移動させる専用の移動機構部を設けてよい。
(6)カメラ本体に装着される照明装置だけでなく、カメラ内蔵の照明装置にも適用することができる。
また、上記実施形態および変形形態は適宜に組み合わせて用いることができるが、各実施形態の構成は図示と説明により明らかであるため、詳細な説明を省略する。さらに、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
Claims (6)
- 物体を照明するための照明光の発光時に配置される第1位置と、当該照明光を発光しない時に配置される位置であって、且つ前記第1位置よりも前記物体から離れる方向に離間した第2位置との間を移動可能な発光手段と、
前記発光手段から発光された前記照明光を、前記物体の側に向けて拡散または集光するために、前記照明光の照射方向において前記発光手段よりも前記物体の側に設けられた光学部材と、
前記光学部材の温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段の検出結果に基づいて、前記発光手段による前記発光および前記移動を制御する発光制御手段と、を有し、
前記温度検出手段は、前記発光手段が発光した直後であって、且つ前記発光制御手段により前記発光手段の前記第1位置から、前記温度検出手段の温度検出範囲外となる前記第2位置への移動が制御された後に、前記光学部材の温度を検出することを特徴とする照明装置。 - 請求項1に記載の照明装置において、
前記光学部材に対して前記発光手段を接近または離間する方向に移動させることにより、前記照明光の配光角を変化させる配光角可変機構を備え、
前記発光制御手段は、前記配光角可変機構を用いて、前記発光手段を前記第1位置と前記第2位置との間で移動可能に制御することを特徴とする照明装置。 - 請求項2に記載の照明装置において、
前記発光制御手段は、
前記配光角可変機構により、前記発光手段の配光角が閾値角度よりも広い角度範囲に設定されている場合に、前記発光手段を、前記第1位置での発光直後に前記第2位置まで移動させることを特徴とする照明装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置において、
前記発光制御手段は、
前記配光角可変機構により、前記発光手段の配光角が閾値角度よりも狭い角度範囲に設定されている場合に、前記発光手段を、前記第1位置での発光直後に当該第1位置に保持させることを特徴とする照明装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置において、
前記発光制御手段は、
前記温度検出手段による温度検出後であって、且つ前記発光手段を発光させるのに必要な電圧が充電されたときに、前記発光手段を前記第2位置から前記第1位置へ移動させることを特徴とする照明装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置において、
前記発光制御手段は、
前記温度検出手段による温度検出後であって、且つ前記発光手段の発光を指示する発光信号が入力されたときに、前記発光手段を前記第2位置から前記第1位置へ移動させることを特徴とする照明装置。
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