JP4666976B2 - 閃光装置およびカメラ - Google Patents

閃光装置およびカメラ Download PDF

Info

Publication number
JP4666976B2
JP4666976B2 JP2004238817A JP2004238817A JP4666976B2 JP 4666976 B2 JP4666976 B2 JP 4666976B2 JP 2004238817 A JP2004238817 A JP 2004238817A JP 2004238817 A JP2004238817 A JP 2004238817A JP 4666976 B2 JP4666976 B2 JP 4666976B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emission
emission amount
flash device
flash
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004238817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006058490A (ja
Inventor
圭 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004238817A priority Critical patent/JP4666976B2/ja
Priority to US11/191,661 priority patent/US7359632B2/en
Publication of JP2006058490A publication Critical patent/JP2006058490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4666976B2 publication Critical patent/JP4666976B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/72Combination of two or more compensation controls
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/74Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the scene brightness using illuminating means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units
    • G03B2215/0514Separate unit
    • G03B2215/0517Housing
    • G03B2215/0525Reflector
    • G03B2215/0528Reflector movable reflector, e.g. change of illumination angle or illumination direction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Description

本発明は、閃光装置および該閃光装置を具備したカメラに関するものである。
閃光装置の連続発光による発光部、充電回路等の温度上昇の緩和に関する提案は既に種々提案されている。
例えば、第1の従来例として、連続発光時の温度上昇対策として、フル発光で連続発光されるときに発光抑制手段(発光停止)を機能させ、調光時には発光抑制手段を機能させないという提案(特許文献1)がなされている。
また、第2の従来例として、所定時間の発光回数をカウントし、カウント結果により充電制限をかけるという提案(特許文献2)がなされている。
さらに、第3の従来例として、実際に閃光装置内部の温度を検出して、温度上昇に制限をかけるという提案(特許文献3)もなされている。
特開2001−228511号公報 特開2001−242510号公報 特開平10−170994号公報
しかしながら、上記第1の従来例においては、調光時でも発光量によっては温度上昇が大きい場合もあるし、逆に、発光抑制する必要が無い場合もあり、大まかにしか温度上昇を緩和させることができないものであった。
また、第2の従来例においては、発光回数をカウントしているが、フル発光が前提のものであり、調光撮影により発光量は異なるが、それにより発熱が異なる場合については考慮されておらず、大まかな温度上昇の検知を行うものであった。特に昨今の閃光装置は調光方式が主流であり、デジタルカメラにおいては、ランニングコストの安さから、フィルムカメラ以上に連続撮影をする可能性があり、温度上昇を避けつつ、なるべく連続撮影を行う必要性があるので、より細かな温度上昇を緩和させる制御が必要となってきている。
また、第3の従来例においては、閃光装置の内部温度を検出する手段を追加する必要があるため、コストアップしてしまうことや、上記手段を最適な位置に配置できない等の問題も生じていた。
(発明の目的)
本発明の目的は、コストアップを招くことなく、細かに温度上昇の緩和を行うことができ、かつ不必要に温度上昇緩和機能を働かせることのない閃光装置およびカメラを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明にかかる閃光装置は、放電管へ発光エネルギーを供給するコンデンサヘの充電を行うために電源電圧を昇圧する充電手段と、発光量を制御する発光制御手段と、発光量を得る発光量取得手段と、前記発光量取得手段の出力に基づいて、所定時間内の発光量の総和を算出する演算手段と、前記発光量の総和が所定値に達した場合、連続して閃光発光が行われることに伴って発熱する構成部品の温度上昇を緩和させるための処理を行う温度上昇緩和手段と、閃光発光の照射範囲を変更する照射範囲変更手段を有し、前記演算手段は、前記発光量取得手段により得られた発光量に、変更された前記照射範囲に対応した重み付けをし、重み付けされた発光量に基づいて、所定時間内の発光量の総和を算出することを特徴とする。
同じく上記目的を達成するために、本発明にかかる閃光装置は、放電管へ発光エネルギーを供給するコンデンサヘの充電を行うために電源電圧を昇圧する充電手段と、発光量を制御する発光制御手段と、発光量を得る発光量取得手段と、前記発光量取得手段の出力に基づいて、所定時間内の所定発光量以上の発光回数を算出する演算手段と、前記所定発光量以上の発光回数が所定回数以上の場合、連続して閃光発光が行われることに伴って発熱する構成部品の温度上昇を緩和させる温度上昇緩和手段と、閃光発光の照射範囲を変更する照射範囲変更手段を有し、前記演算手段は、前記発光量取得手段により得られた発光量に、変更された前記照射範囲に対応した重み付けをし、重み付けされた発光量に基づいて、前記所定発光量以上か否かの判定を行い、前記所定時間内の所定発光量以上の発光回数を算出することを特徴とする。
本発明によれば、コストアップを招くことなく、細かに温度上昇の緩和を行うことができ、かつ不必要に温度上昇緩和機能を働かせることのない閃光装置またはカメラを提供できるものである。
以下の実施例1ないし実施例5に示す通りである。
図1は本発明の実施例1に係わるカメラシステムの回路構成を示すブロック図であり、このカメラシステムは、カメラ100、レンズ200、閃光装置300により構成されている。
先ず、カメラ100の構成について説明する。この実施例1では、デジタルカメラを想定している。
図1において、101はカメラ100の各部を制御するマイクロコンピュータ(以下、カメラマイコン)である。102は赤外カットフィルタやローパスフィルタ等を含むCCD、CMOS等の撮像素子であり、後述のレンズ202により被写体が結像され撮影される。103は撮像素子102の信号をアナログ/デジタル変換するA/D(以下、ADと記す)変換回路、104は撮像素子102とAD変換回路103の駆動タイミングを発生するタイミングジェネレータ(TG)、105はAD変換回路103にてデジタル信号とされた画像データを画像処理パラメータにしたがって画像処理を行うデジタル信号処理回路である。なお、記憶手段等の回路は既知の回路と同じ為、その図示および説明は省略する。
130は閃光装置300とのインターフェースであり、発光開始信号を出力するX端子、GND、後述の閃光装置マイコン313との通信クロックを出力するSCLK_S端子、SCLK_S端子に同期してカメラマイコン101から閃光装置マイコン313にデータを送信するMOSI_S端子、SCLK_S端子に同期して閃光装置マイコン313からカメラマイコン101にデータが入力するMISO_S端子、で構成され、カメラマイコン101と閃光装置マイコン313間で通信を可能にしている。
120はレンズ200とのインターフェースであり、GND、後述のレンズマイコン201との通信クロックを出力するSCLK_L端子、SCLK_L端子に同期してカメラマイコン101からレンズマイコン201にデータを送信するMOSI_L端子、SCLK_L端子に同期してレンズマイコン201からカメラマイコン101にデータが入力するMISO_L端子、で構成され、カメラマイコン101とレンズマイコン201間で通信を可能にしている。
次に、レンズ200の構成について説明する。
図1において、201はレンズ各部の動作を制御するレンズマイコン、202は複数枚で構成されたレンズである。203はレンズ202内の焦点位置合わせ用の光学系を移動させるレンズ駆動手段であり、レンズの駆動量は不図示のカメラ100内にある既知の自動焦点検出手段の出力に基づいてカメラマイコン101内で演算され、該レンズ駆動量がカメラマイコン101からレンズマイコン201に通信され、通信された駆動量分だけレンズマイコン201がレンズ駆動手段203を動作させることになる。204はレンズ202の焦点位置を検出するエンコーダである。205は絞りであり、絞り制御回路206により制御される。なお、レンズ202の焦点距離は、単焦点のものであっても、可変であっても構わない。
次に、閃光装置300の構成について説明する。
図1において、313は閃光装置各部の動作を制御する閃光装置マイコン、301は電源である電池、302は後述のコンデンサ303へ充電エネルギーを供給するために電池301の電圧を数百Vに昇圧する昇圧回路、303は昇圧回路302によって充電されるコンデンサである。304,305はコンデンサ303に充電された電圧を分圧する抵抗であり、その分圧点は閃光装置マイコン313のAD変換端子MCV_ADに接続される。307はコンデンサ303に充電されたエネルギーを光に変換し被写体に照射する放電管、306は放電管307の発光開始時に数KVの電圧を印加させる既知のトリガ回路である。308は放電管307の発光を開始、停止を制御する発光制御回路であり、発光時は、コンデンサ303の高圧側→放電管307→発光制御回路308→コンデンサ303の低圧側(GND)の放電ループを形成する。
310,309は放電管307の発光量を受光するフォトダイオード等のセンサと該受光量を積分する積分回路であり、積分回路309の出力端子はコンパレータ312の反転入力端子と閃光装置マイコン313内の不図示のADコンバータのINT_AD端子に接続されている。コンパレータ312の非反転入力端子は閃光装置マイコン313内の不図示のD/Aコンバータの出力端子であるINT_DAC端子に接続され、コンパレータ312の出力端子はANDゲート311と接続される。ANDゲート311のもう一方の入力端子は閃光装置マイコン313のFL_START端子と接続され、ANDゲート311の出力端子は発光制御回路308と接続されている。
320は閃光装置の発光量など各種情報や発光開始信号を撮影者が入力する為の各種入力手段、321は閃光装置の各状態を表示する表示手段である。330はフレネルレンズ、331は放電管307と放電管307の後方に配置された反射笠(図2の332)を移動させる配光可変(照射範囲変更)手段である。333は反射笠332と放電管307の位置を検出する位置検出手段である。
図2は、放電管307、反射笠332とフレネルレンズ330の位置関係を示す図である。配光可変手段331により放電管307と反射笠332は図面左右方向に移動させられ、フレネルレンズ330との距離(間隔)で閃光装置300の照射範囲が変更することになる。放電管307と反射笠332の位置は、上記のように位置検出手段333により検出される。
なお、広角のレンズ(例えば135フィルム換算で24mm対応)に配光を対応させる場合は、放電管307と反射笠332はフレネルレンズ330に近づけられる。
次に、閃光装置300の充電制御について、図3のフローチャートにしたがって説明する。
メインルーチンからのサブルーチンコールで、閃光装置マイコン313は、図3のステップS1100から充電処理を開始し、先ず、ステップS1101では、閃光装置マイコン313のMCV_AD端子を介してAD変換されたコンデンサ303の充電電圧がフル充電電圧以上であるかの判定を行い、フル充電電圧以上であればステップS1105に進み、そうでなければステップS1102に進む。
ステップS1102へ進むと、後述する充電禁止FLGが1であるかを判定し、1であればステップS1105へ進み、そうでなければステップS1103へ進む。ステップS1103へ進むと、CHG_ON端子を“H”(ハイレベルを意味する)にして昇圧回路302を動作させ、コンデンサ303への充電を開始し、次のステップS1104で、この充電処理のサブルーチンを終了する。
また、ステップS1105へ進んだ場合は、CHG_ON端子を“L”(ローレベルを意味する)にして昇圧回路302の動作を停止させ、次のステップS1104で、この充電処理のサブルーチンを終了する。
なお、電源off又は省エネモードにされるまで、この充電処理のサブルーチンはメインルーチンよりコールされる。また、この充電処理のサブルーチンは、一定間隔で処理される割り込み処理であっても構わない。本充電処理のサブルーチンは、充電電圧を検出するため、少なくとも数十msに1回はコールされることが望ましい。
次に、閃光装置300の発光処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
カメラ100とのインターフェース130のX端子、又は入力手段320より閃光装置300の発光開始信号が入力されると、閃光装置マイコン313は、図4のステップS1200から発光処理を開始し、先ず、ステップS1201では、カメラマイコン101からの通信により設定された発光量、又は、閃光装置300の入力手段320から入力された発光量に応じた電圧をINT_DAC端子から出力する。次のステップS1202では、FL_START端子に“H”を出力し、TRIG端子を所定時間、“H”出力することにより放電管307の発光を開始する。ほぼ同時に、INT_ST端子を“H”にして、積分回路309の動作を開始する。センサ310で受光した光は積分回路309で積分され、この積分出力がINT_DAC端子で設定した値より高くなると、コンパレータ312の出力が“H”から“L”に反転し、該信号がANDゲート311介して発光制御回路308に入力すると、該発光制御回路308が放電ループを遮断し、放電を停止させる。
次のステップS1203では、発光終了までの時間、待機する。そして、次のステップS1204にて、FL_START端子を“L”にし、ほぼ同時に、INT_ST端子を“L”にして、積分回路309の動作を停止させる。続くステップS1205では、閃光装置マイコン313は、INT_AD端子を介して積分回路309の出力をAD変換する事により放電管307の発光量(INT_AD)を検出する。次のステップS1206では、所定時間に対する1/(n+1)の時間の発光量の総和INT_TTLn(nは後述の処理により0〜4の値をとる)を演算するために、
INT_TTLn=INT_TTLn+INT_AD
を演算する。そして、次のステップS1207で発光処理を終了する。
なお、発光量の値はAD値そのままでも、不図示の記憶手段に記憶された閃光装置のフル充電、フル発光時の発光量を基準とした値であっても構わない。更に、発光量は積分回路309での積分値を使用しているが、カメラマイコン101から通信により設定された発光量、又は、閃光装置の入力手段320から入力された発光量を使用して演算しても構わない。
次に、閃光装置マイコンの、所定時間内で発光量の総和を求める割り込みルーチン(実施例1では、100ms間隔での割り込み処理)について、図5のフローチャートにしたがって説明する。
閃光装置マイコン313は、ステップS1000で割り込み処理を開始し、先ずステップS1001にて、所定時間の発光量の総和INT_TTLを求める。
INT_TTL=INT_TTL0+INT_TTL1+INT_TTL2
+INT_TTL3+INT_TTL4
次のステップS1002では、所定時間内の発光量の総和(INT_TTL)が所定値以上になったかを判定し、所定値以上であればステップS1010ヘ進み、そうでなければステップS1003へ進む。
なお、発光量の総和の所定値、所定時間は、放電管307の発光による該放電管307自身の発熱や、フレネルレンズ330の発熱、充電による昇圧回路302、電池301等の閃光装置300内の発熱と、閃光装置300の各部の放熱の関係から、該閃光装置300の部材の熱変形や撮影者が閃光装置300に触れても影響のない値となるように決定する。本実施例1の値は単なる一例に過ぎない。
ステップS1003では、所定時間の1/(n+1)を計測するタイマT1の値をインクリメントし、次のステップS1004にて、T1が600(1分)以上かを判定し、600(1分)以上であればステップS1020へ進み、そうでなければステップS1005ヘ進んで、この割り込み処理を終了する。
上記ステップS1004からステップS1020ヘ進んだ場合、T1に0を設定し、所定時間を計測するためのnをインクリメントする。そして、次のステップS1021にて、nが5(5分)以上かを判定し、5以上であればステップS1023ヘ進み、そうでなければステップS1022ヘ進む。
ステップS1022では、所定時間の1/(n+1)時間内の発光量の総和INT_TTLnに0を設定し、ステップS1005へ進んで、この割り込み処理を終了する。また、ステップS1023では、n=0を設定して上記のステップS1022に進む。
ステップS1010〜S1015は、閃光装置300の各部分の温度上昇を緩和する為に、昇圧回路302の充電を制限する充電禁止FLGを設定する処理である。なお、上記閃光装置300の各部分とは、連続して閃光発光が行われることに伴って発熱する構成部品を意味し、放電管307、フレネルレンズ330、昇圧回路302、電池301等を意味する。
ステップS1010では、カウンタT0の値が5以上かを判定し、5以上であればステップS1011ヘ進み、そうでなければステップS1014に進む。ステップS1011では、充電禁止FLG=1とし、ステップS1014では、充電禁止FLG=0とする。次のステップS1012では、カウンタT0=T0+1とし、続くステップS1013にて、T0が10(1秒)以上かを判定し、10以上であればステップS1015ヘ進み、そうでなければ上記のステップS1003へ進む。ステップS1015では、T0に0を設定する。
以上の実施例1によれば、図5の割り込み処理と図3の充電処理により、所定時間内(本実施例1では5分内)の発光量の総和(INT_TTL)が所定値以上となれば、昇圧回路302は0.5秒刻みの間欠動作を行うため、つまり充電動作に制限を加えるため、昇圧回路302、電池301の温度上昇の緩和と、充電時間が遅くなることにより連続発光が制限されることからフレネルレンズ330等の放電管307の発光による温度上昇の緩和もすることが可能となる。
なお、本実施例1における充電の休止時間と動作時間の関係はあくまでも一例であり、他の組み合わせであっても構わない。また、レンズ200、閃光装置300は交換できる構成としてあるが、これらがカメラに固定(一体化)されていても構わない。この場合は、閃光装置マイコン313、レンズマイコン201の機能をカメラマイコン101が果す構成となる。また、カメラ100として、デジタルカメラを例にしているが、フィルムカメラであっても構わない。
図1の構成において、閃光装置マイコン313とコンパレータ312が発光量設定手段として機能し、積分回路309とセンサ310が発光量検出手段として機能し、閃光装置マイコン307が演算手段および時間計測手段として機能し、昇圧回路302が充電手段として機能し、閃光装置マイコン313による昇圧回路302の充電制限動作が温度上昇緩和手段として機能する。
次に、本発明の実施例2に係わるカメラシステムについて説明する。カメラ、レンズと閃光装置の回路構成は、上記実施例1と同じであるため、その説明は省略し、実施例1と動作について差異がある部分のみについて以下に説明する。
本発明の実施例2における閃光装置300の充電制御について、図6のフローチャートにしたがって説明する。
メインルーチンからのサブルーチンコールで、閃光装置マイコン313は、図6のステップS1300より充電処理を開始し、先ず、ステップS1301では、閃光装置マイコン313のMCV_AD端子を介してAD変換されたコンデンサ303の充電電圧がフル充電電圧以上であるかの判定を行い、フル充電電圧以上であればステップS1310ヘ進み、そうでなければステップS1302ヘ進む。
ステップS1302では、CHG_ON端子を“H”にして昇圧回路302を動作させ、コンデンサ303を充電してステップS1303ヘ進む。また、ステップS1310では、CHG_ON端子を“L”にして昇圧回路302を動作停止させ、ステップS1303ヘ進む。
次のステップS1303では、INT_AD端子を介してAD変換されたコンデンサ303の充電電圧が発光可能充電電圧(≦フル充電電圧)以上かを判定し、発光可能充電電圧以上であればステップS1320ヘ進み、そうでなければステップS1304ヘ進む。
ステップS1320ヘ進むと、後述の温度上昇緩和FLGが1であるかを判定し、1であればステップS1322へ進み、0であればステップS1321ヘ進む。
ステップS1321ヘ進むと、表示手段321に充電完了表示を点灯し、発光許可FLGを1に設定する。この発光許可FLGが閃光装置300とカメラ100のインターフェース130を介してカメラマイコン101に送信されると、カメラマイコン101は、撮影時に、X端子を介して閃光装置マイコン313へ発光開始信号を送信する。また、閃光装置マイコン313は、発光許可FLG=1の時、カメラ100からのX端子、又は、入力手段320より閃光装置300の発光開始信号が入力されると、発光処理を開始する。
ステップS1322ヘ進んだ場合は、表示手段321の充電完了表示を消灯し、発光許可FLGを0に設定する。この発光許可FLGが閃光装置300とデジタルカメラ100のインターフェース130を介してカメラマイコン101に送信されると、カメラマイコン101は、撮影時に、X端子から閃光装置マイコン313に対して発光開始信号を送信することはない。また、閃光装置マイコン313は、発光許可FLG=0の時に、カメラ100からのX端子、又は、入力手段320より閃光装置の発光開始信号が入力されても、発光処理を開始しない。
また、ステップS1303からステップS1304ヘ進んだ場合は、表示手段321の充電完了表示を消灯し、発光許可FLGに0を設定する。そして、次のステップS1305で、この充電処理を終了してメインルーチンに戻る。
なお、電源off又は省エネモードにされるまで、この処理はメインルーチンよりコールされる。また、該充電処理は一定間隔で処理される割り込み処理であっても構わない。
次に、閃光装置300の発光処理について、図7のフローチャートにしたがって説明する。
前述の発光許可FLG=1の状態にて、カメラ100とのインターフェース130のX端子、又は、入力手段320より閃光装置300の発光開始信号が入力されると、閃光装置マイコン313は、図7のステップS1400より発光処理を開始し、ステップS1401〜S1405にて、発光量の設定、発光開始、発光停止、発光量の検出の処理を行う。このステップS1401〜S1405の処理は、上記実施例1における、図4のステップS1201〜S1205の動作と同じであるので、その説明は省略する。
次のステップS1406では、上記ステップS1405で検出したINT_ADの値が、閃光装置300の各部分の温度上昇に影響する所定値以上かを判定し、所定値以上であればステップS1408ヘ進み、そうでなければステップS1407ヘ進んでこの発光処理を終了する。
ステップS1408へ進んだ場合、所定時間に対する1/(n+1)の時間の所定発光量以上の発光回数FL_TIMES_TTLn(nは後述の処理により0〜4の値をとる)を演算するために、
FL_TIMES_TTLn=FL_TIMES_TTLn+1
を演算する。そして、次のステップS1407で、この発光処理を終了する。
次に、閃光装置マイコン313の、所定時間内の所定発光量以上の発光回数を求める割り込みルーチン(本実施例2では、100ms間隔での割り込み処理)について、図8のフローチャートにしたがって説明する。
閃光装置マイコン313は、ステップS1500で割り込み処理を開始し、先ず、ステップS1501にて、所定時間の所定発光量以上の発光回数FL_TIMES_TTLを求める。
FL_TIMES_TTL=FL_TIMES_TTL0+FL_TIMES
_TTL1+FL_TIMES_TTL2+FL
_TIMES_TTL3+FL_TIMES_TTL4
次のステップS102では、所定時間内に所定発光量以上の発光回数FL_TIMES_TTLが所定回数になったかを判定し、所定回数以上であればステップS1510へ進み、そうでなければステップS1503ヘ進む。
なお、所定発光量以上の発光回数FL_TIMES_TTL、所定時間は、放電管307の発光による該放電管307自身の発熱や、フレネルレンズ330の発熱、充電による昇圧回路302、電池301等の閃光装置300内の発熱と、閃光装置300の各部の放熱の関係から、該閃光装置300の部材の熱変形や撮影者が閃光装置300に触れても影響のない値となるように決定する。本実施例2の値は単なる一例に過ぎない。
ステップS1503ヘ進むと、温度上昇緩和FLGに0を設定してステップS1504に進む。また、ステップS1510ヘ進んだ場合は、温度上昇緩和FLGに1を設定してステップS1504へ進む。
次のステップS1504では、所定時間の1/(n+1)時間(本実施例2ではn=4)を計測するタイマT1の値をインクリメントし、次のステップS1505にて、T1が200(20秒)以上かを判定し、200(20秒)以上であればステップS1520へ進み、そうでなければステップS1506へ進んでこの割り込み処理を終了する。
ステップS1520ヘ進むと、T1に0を設定し、所定時間を計測するためのnをインクリメントする。そして、次のステップS1521にて、nが5以上かを判定し、5以上であればステップS1523へ進み、ここでn=0を設定してステップS1522に進む。また、nが5以上でなければステップS1522ヘ進む。
次のステップS1522では、所定時間の1/(n+1)時間内(本実施例2ではn=4)の所定発光量以上の発光回数FL_TIMES_TTLnに0を設定してステップS1506に進み、この割り込み処理を終了する。
以上の実施例2によれば、所定時間内に所定光量以上の発光回数が所定値(所定回数)以上となり、閃光装置300の各部分が温度上昇し始めると、温度上昇緩和FLGを1として、発光禁止時間、つまり発光可能信号を所定時間、許可しないようにしている。よって、この間に温度上昇を緩和させることが可能となる。
なお、レンズ200、閃光装置300は交換できる構成としてあるが、カメラ100に固定(一体化)されていても構わない。この場合は、閃光装置マイコン307、レンズマイコン201の機能をカメラマイコン101が果す構成となる。また、カメラ100として、デジタルカメラを例にしているが、フィルムカメラであっても構わない。
また、上記実施例2では、所定時間内に所定光量以上の発光回数が所定回数以上となると、温度上昇緩和FLGを1として、発光禁止時間を設けるようにしているが、上記実施例1のように、所定時間内に所定光量以上の発光回数が所定回数以上となると、昇圧回路302の昇圧動作に制限を加え、温度上昇を緩和させるようにしても良い。同様に、上記した実施例1の場合においても、所定時間内の発光量の総和(INT_TTL)が所定値以上となった場合、上記実施例2のように、温度上昇緩和FLGを1として、発光禁止時間を設けるようにして、温度上昇を緩和させるようにしても良い。
以上の実施例2において、閃光装置マイコン313が所定時間内の所定発光量以上の発光回数を演算する演算手段として機能する。
次に、本発明の実施例3に係わるカメラシステムの回路構成を、図9に示す。カメラ100、レンズ200は、上記実施例1(図1)とその構成および動作は同じであり、その説明は省略する。閃光装置300においては、図1の積分回路309、センサ310、コンパレータ312、ANDゲート311が無く、発光制御回路308が閃光装置マイコン307のポートにより直接駆動される構成となっている点のみが異なる。なお、配光可変手段331及び位置検出手段333は省略した。
本発明の実施例3における閃光装置300の発光処理について、図10のフローチャートにしたがって説明する。
デジタルカメラ100とのインターフェース130のX端子、又は、入力手段320より閃光装置300に発光開始信号が入力されると、閃光装置マイコン313は、図10のステップS1600より発光処理を開始し、先ず、ステップS1601では、カメラマイコン101からの通信により設定された発光量、又は、閃光装置300の入力手段320から入力された発光量に応じて、発光制御回路308を導通させる時間を発光タイマに設定する。この設定値は、図11に示すような、発光量と発光タイマ(設定時間)の換算テーブルや関数等などから求める。
次のステップS1602では、FL_START端子に“H”を出力して発光制御回路308を導通状態とし、TRIG端子を所定時間、“H”出力することにより放電管307は発光を開始する。次のステップS1603では、発光タイマが終了するまでの時間、待機する。そして、次のステップS1604にて、FL_START端子を“L”にし、発光制御回路308の放電ループを遮断して放電を停止させる。
次のステップS1605では、閃光装置マイコン313は、所定時間に対する1/(n+1)の時間の発光量の総和INT_TTLn(nは後述の処理により0〜4の値をとる)を演算するために、
INT_TTLn=INT_TTLn+指示発光量
を演算する。指示発光量は、ステップS1601における発光タイマ設定時に使用したカメラマイコン101からの通信により設定された発光量、又は、閃光装置300の入力手段320から入力された値である。そして、次のステップS1206で、この発光処理を終了する。
その他の閃光装置300での動作は、上記実施例1と同様である。
上記実施例3によれば、閃光装置マイコン313からの充電開始信号の制御と昇圧回路302による昇圧動作(充電動作)の制限により、温度上昇緩和が機能する構成となっている。よって、所定時間内の発光量が所定値以上になると、充電動作に制限が加えられ、閃光装置300の温度上昇を緩和させることが可能となる。
上記実施例3によれば、実施例1より安価な構成で、閃光装置300の温度上昇を緩和させることが可能となる。
なお、実施例1と同様に、レンズ200、閃光装置300は交換できるカメラに固定(一体化)されていても構わない。この場合は、閃光装置マイコン307、レンズマイコン201の機能をカメラマイコン101が果す構成となる。また、カメラ100は、デジタルカメラを例にしているが、フィルムカメラであっても構わない。
次に、本発明の実施例4に係わるカメラシステムについて説明する。カメラ、レンズと閃光装置の回路構成は、上記実施例1と同じであるため、その説明は省略し、実施例1と動作について差異がある部分のみについて以下に説明する。
本発明の実施例4における閃光装置300の充電制御は、閃光装置マイコン313のMCV_AD端子を介してAD変換されたコンデンサ303の充電電圧が、フル充電電圧以上になるまで昇圧回路302の動作を継続する、点が異なる。
次に、閃光装置マイコン313の、所定時間内の発光量の総和を求める割り込みルーチン(本実施例4では100ms間隔での割り込み処理)について、図12のフローチャートにしたって説明する。
閃光装置マイコン313は、ステップS1700で割り込み処理を開始し、先ず、ステップS1701にて、所定時間の発光量の総和INT_TTLを求める。
INT_TTL=INT_TTL0+INT_TTL1+INT_TTL2
+INT_TTL3 +INT_TTL4
次のステップS1702では、所定時間内の発光量の総和(INT_TTL)が所定値以上になったかを判定し、所定値以上であればステップS1710ヘ進み、そうでなければステップS1703ヘ進む。
なお、発光量の総和の所定値、所定時間は、放電管307の発光による放電管307自体の発熱やフレネルレンズ330の発熱、充電による昇圧回路段302、電池301等の閃光装置300内の発熱と、閃光装置300の各部の放熱の関係から、該閃光装置300の部材の熱変形や撮影者が閃光装置300に触れても影響のない値となるように決定する。本実施例4の値は単なる一例に過ぎない。
ステップS1702からステップS1703ヘ進むと、連続発光警告FLGに0を設定する。また、ステップS1710ヘ進んだ場合は、連続発光警告FLGに1を設定する。この連続発光警告FLGは、カメラとのインターフェース130を介し、カメラマイコン101に通信される。
次のステップS1704では、所定時間の1/(n+1)を計測するタイマT1の値をインクリメントし、続くステップS1705にて、T1が200(20秒)以上かを判定し、200(20秒)以上であればステップS120へ進み、そうでなければステップS1706ヘ進んでこの割り込み処理を終了する。
ステップS1720ヘ進むと、T1に0を設定し、所定時間を計測するためのnをインクリメントする。そして、次のステップS1721にて、nが5以上であるかを判定し、5以上であればステップS1723ヘ進み、そうでなければステップS1722ヘ進む。
ステップS1723ヘ進むと、n=0を設定してステップS1722に進む。ステップS1722では、所定時間の1/(n+1)時間内の発光量の総和INT_TTLnに0を設定してステップS1706に進み、この割り込み処理を終了する。
カメラマイコン101は、閃光装置マイコン313との通信で連続発光警告FLG=1を受信すると、タイミングジェネレータ(TG)104を介して、撮像素子102の受光回路のゲイン(感度)を上げる。
上記の実施例4によれば、連続発光警告FLG=1を閃光装置マイコン313より受信すると、カメラマイコン101が撮像素子102の受光回路のゲイン(感度)を上げるようにしているので、閃光装置300の発光量を、ゲインを上げる前より小発光としても適正露光を得ることが可能となり、その結果として、閃光装置300の昇圧回路302、放電管307の発光による温度上昇を緩和させることが可能となる。なお、連続発光警告FLG=1を受信した場合にカメラマイコン101が行わせる温度上昇緩和動作は、撮像素子102のゲイン増加に限らず、連続発光禁止などでも良い。
なお、上記実施例1と同様に、レンズ200、閃光装置300は交換できる構成としてあるが、カメラ100に固定(一体化)されていても構わない。この場合は、閃光装置マイコン307、レンズマイコン201の機能をカメラマイコン101が果す構成となる。また、カメラ100として、デジタルカメラを例にしているが、フィルムカメラであっても構わない。
次に、本発明の実施例5に係わるカメラシステムについて説明する。カメラ、レンズと閃光装置の回路構成は、上記実施例1と同じであるため、その説明は省略し、実施例1と動作について差異がある部分のみについて以下に説明する。
本発明の実施例5における閃光装置300の発光動作について、図13のフローチャートにしたがって説明する。
カメラ100からのX端子、又は、入力手段320より閃光装置300の発光開始信号が入力されると、閃光装置マイコン313は、ステップS1800より発光処理を開始し、ステップS1801〜S1805にて、INT_DAC端子の設定、発光動作、発光停止動作、INT_AD端子の読み込みの処理を行う。このステップS1801〜S1805の処理は、上記実施例1における、図4のステップS1201〜S1205の動作と同じであるので、その説明は省略する。
次のステップS1810では、閃光装置300の照射範囲が(放電管307とフレネルレンズ330の位置関係)135フィルム換算で、24mm〜28mmレンズ対応位置であるかの判定をし、そうであればステップS1811ヘ進み、INT_AD値に1.0の重み付けを掛ける。つまり、
INT_AD=INT_AD*1.0
とする。そして、ステップS1812へ進む。
また、上記ステップS1810にて、閃光装置300の照射範囲が135フィルム換算で、24mm〜28mmレンズ対応位置でないと判定した場合はステップS1820ヘ進み、ここでは閃光装置300の照射範囲が135フィルム換算で、35mm〜50mmレンズ対応位置であるかの判定を行う。この結果、そうであればステップS1821へ進み、INT_AD値に0.9の重み付けを掛ける。つまり、
INT_AD=INT_AD*0.9
とする。そして、ステップS1812へ進む。
また、上記ステップS1820にて、閃光装置300の照射範囲が135フィルム換算で、35mm〜50mmレンズ対応位置でないと判定した場合はステップS1822ヘ進み、INT_AD値に0.8の重み付けを掛ける。つまり、
INT_AD=INT_AD*0.8
とする。そして、ステップS1812へ進む。
次のステップS1812では、所定時間に対する1/(n+1)の時間の発光量の総和INT_TTLn(nは後述の処理により0〜4の値をとる。)を演算するために、
INT_TTLn=INT_TTLn+INT_AD
を演算する。そして、ステップS1813で、この発光処理を終了する。
なお、上記実施例1と同様に、発光量の値はステップS1805で検出されたAD値そのままでも、不図示の記憶手段に記憶された閃光装置のフル充電、フル発光時の発光量を基準とした値であっても構わない。更に、発光量は積分回路309での積分値を使用しているが、カメラマイコン101から通信により設定された発光量、又は閃光装置の入力手段320から入力された発光量を使用して演算しても構わない。
また、本実施例5におけるステップS1810,S1820での照射位置と、ステップS1811,S1821,S1822での重み付けの関係は一例であり、実際の閃光装置に応じて設定すべきものである。
以上の実施例5によれば、放電管307とフレネルレンズ330の位置関係(変更された照射範囲に相当)により、検出した発光量に重み付けをする、つまり、放電管307とフレネルレンズ330の位置が近く、フレネルレンズ330の発熱が大きい場合には、発光量の重み付けを多くし、放電管307とフレネルレンズ330の位置が遠く、フレネルレンズ330の発熱が小さい場合には、発光量の重み付けを小さくするようにしている。よって、コストアップや配置スペースを確保する必要のある温度検出手段を実際に使用しなくても、より正確かつ細かに温度上昇を近似的に検出することが可能となり、この検出結果をもとにして温度上昇緩和の制御をすることにより、温度上昇を緩和させつつ、閃光装置300の連続発光をより多く行うことが可能となる。
本発明の実施例1に係わるカメラシステムの回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係わる閃光装置における放電管とフレネルレンズの関係を示す構成図である。 本発明の実施例1において閃光装置での充電制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1において閃光装置での発光処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1において閃光装置での所定間隔の割り込み動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2において閃光装置での充電制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2において閃光装置での発光処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2において閃光装置での所定間隔の割り込み動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例3に係わるカメラシステムの回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3において閃光装置での発光処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例3において閃光装置での発光量と設定時間の関係を示す図である。 本発明の実施例4において閃光装置での所定間隔の割り込み動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例5において閃光装置での発光処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 カメラ
101 カメラマイコン
105 デジタル信号処理回路
200 レンズ
201 レンズマイコン
300 閃光装置
301 電源電池
302 昇圧回路
303 コンデンサ
307 放電管
308 発光制御回路
313 閃光装置マイコン
320 入力手段
330 フレネルレンズ

Claims (8)

  1. 放電管へ発光エネルギーを供給するコンデンサヘの充電を行うために電源電圧を昇圧する充電手段と、
    発光量を制御する発光制御手段と、
    発光量を得る発光量取得手段と、
    前記発光量取得手段の出力に基づいて、所定時間内の発光量の総和を算出する演算手段と、
    前記発光量の総和が所定値に達した場合、連続して閃光発光が行われることに伴って発熱する構成部品の温度上昇を緩和させるための処理を行う温度上昇緩和手段と、
    閃光発光の照射範囲を変更する照射範囲変更手段を有し、
    前記演算手段は、前記発光量取得手段により得られた発光量に、変更された前記照射範囲に対応した重み付けをし、重み付けされた発光量に基づいて、所定時間内の発光量の総和を算出することを特徴とする閃光装置。
  2. 放電管へ発光エネルギーを供給するコンデンサヘの充電を行うために電源電圧を昇圧する充電手段と、
    発光量を制御する発光制御手段と、
    発光量を得る発光量取得手段と、
    前記発光量取得手段の出力に基づいて、所定時間内の所定発光量以上の発光回数を算出する演算手段と、
    前記所定発光量以上の発光回数が所定回数以上の場合、連続して閃光発光が行われることに伴って発熱する構成部品の温度上昇を緩和させる温度上昇緩和手段と、
    閃光発光の照射範囲を変更する照射範囲変更手段を有し、
    前記演算手段は、前記発光量取得手段により得られた発光量に、変更された前記照射範囲に対応した重み付けをし、重み付けされた発光量に基づいて、前記所定発光量以上か否かの判定を行い、前記所定時間内の所定発光量以上の発光回数を算出することを特徴とする閃光装置。
  3. 前記温度上昇緩和手段は、前記充電手段の充電動作に制限を加えるものであることを特徴とする請求項1または2記載の閃光装置。
  4. 前記温度上昇緩和手段は、閃光発光を所定時間、許可しないことを特徴とする請求項1または2に記載の閃光装置。
  5. 前記温度上昇緩和手段は、カメラに対して連続発光の警告信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の閃光装置。
  6. 前記温度上昇緩和手段は、カメラに対して撮像手段のゲインを増加させる信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の閃光装置。
  7. 前記発光制御手段は、前記発光量取得手段の出力に基づいて発光量を制御することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の閃光装置。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の閃光装置を具備したことを特徴とするカメラ。
JP2004238817A 2004-08-18 2004-08-18 閃光装置およびカメラ Expired - Fee Related JP4666976B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004238817A JP4666976B2 (ja) 2004-08-18 2004-08-18 閃光装置およびカメラ
US11/191,661 US7359632B2 (en) 2004-08-18 2005-07-27 Flash apparatus, image capture apparatus having a flash apparatus, and method of controlling a flash apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004238817A JP4666976B2 (ja) 2004-08-18 2004-08-18 閃光装置およびカメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006058490A JP2006058490A (ja) 2006-03-02
JP4666976B2 true JP4666976B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=35909737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004238817A Expired - Fee Related JP4666976B2 (ja) 2004-08-18 2004-08-18 閃光装置およびカメラ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7359632B2 (ja)
JP (1) JP4666976B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8195627B2 (en) * 2004-04-23 2012-06-05 Neopath Networks, Inc. Storage policy monitoring for a storage network
JP4561396B2 (ja) * 2005-02-18 2010-10-13 ソニー株式会社 撮像装置
JP4840688B2 (ja) * 2005-12-09 2011-12-21 カシオ計算機株式会社 撮像装置及びそのプログラム
JP5111819B2 (ja) * 2006-09-29 2013-01-09 浜松ホトニクス株式会社 許可信号生成回路及びそれを用いた閃光放電管用電源回路
JP4691483B2 (ja) * 2006-10-10 2011-06-01 Hoya株式会社 撮像装置のゴミ取り装置
JP5116309B2 (ja) * 2007-01-29 2013-01-09 キヤノン株式会社 ストロボ装置及びその制御方法
JP5224757B2 (ja) * 2007-09-20 2013-07-03 キヤノン株式会社 ストロボ装置、撮像装置及びカメラシステム
JP5224804B2 (ja) * 2007-12-27 2013-07-03 三星電子株式会社 撮像装置
JP5493794B2 (ja) * 2009-12-09 2014-05-14 株式会社ニコン 照明装置
US8768158B2 (en) * 2010-02-01 2014-07-01 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus, flash apparatus, and camera system
US8817173B2 (en) * 2010-02-01 2014-08-26 Olympus Imaging Corp. Photographing apparatus capable of flash emission
JP2012048001A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Nikon Corp 発光装置
JP5858744B2 (ja) * 2011-11-21 2016-02-10 キヤノン株式会社 撮像装置及びカメラシステム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02242241A (ja) * 1989-03-15 1990-09-26 Asahi Optical Co Ltd ストロボ充電制御装置
JPH04255698A (ja) * 1991-02-07 1992-09-10 Asahi Optical Co Ltd フラッシュ装置の充電制御装置
JPH09222632A (ja) * 1996-02-16 1997-08-26 Canon Inc カメラ
JP2001066675A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Canon Inc カメラ及びストロボ装置
JP2001358988A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Minolta Co Ltd デジタルスチルカメラ
JP2002344794A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Fuji Photo Film Co Ltd デジタルカメラ
JP2003198876A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Canon Inc 撮像装置、その制御方法、及び制御プログラム
JP2003304419A (ja) * 2002-04-08 2003-10-24 Canon Inc 撮像装置
JP2004133271A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Nikon Corp 閃光装置の電圧検出装置
JP2004153371A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Konica Minolta Holdings Inc 撮像装置付き携帯電話機

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3679991A (en) * 1971-04-15 1972-07-25 Honeywell Inc Rapid recycle oscillator with cutoff and thermal protection
JPH04199033A (ja) * 1990-11-29 1992-07-20 Nikon Corp Ttl自動調光制御装置
US5497001A (en) * 1994-09-15 1996-03-05 Dittler Brothers Incorporated Flash tube devices
JP3762009B2 (ja) 1996-12-11 2006-03-29 キヤノン株式会社 閃光装置
JP2001013541A (ja) * 1999-06-25 2001-01-19 Fuji Photo Optical Co Ltd ストロボ発光制御方法及び装置並びにカメラ
JP2001228511A (ja) 2000-02-15 2001-08-24 Canon Inc カメラ及びストロボ発光制御装置
JP2001242510A (ja) 2000-02-29 2001-09-07 Canon Inc カメラ
US6535692B2 (en) * 2000-06-05 2003-03-18 Konica Corporation Camera with built-in electronic flash and electronic flash device
US6556132B1 (en) * 2001-08-24 2003-04-29 Gentex Corporation Strobe circuit
KR100450085B1 (ko) * 2002-08-16 2004-09-30 삼성테크윈 주식회사 로그 함수의 특성을 이용한 플레시 제어 장치

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02242241A (ja) * 1989-03-15 1990-09-26 Asahi Optical Co Ltd ストロボ充電制御装置
JPH04255698A (ja) * 1991-02-07 1992-09-10 Asahi Optical Co Ltd フラッシュ装置の充電制御装置
JPH09222632A (ja) * 1996-02-16 1997-08-26 Canon Inc カメラ
JP2001066675A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Canon Inc カメラ及びストロボ装置
JP2001358988A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Minolta Co Ltd デジタルスチルカメラ
JP2002344794A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Fuji Photo Film Co Ltd デジタルカメラ
JP2003198876A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Canon Inc 撮像装置、その制御方法、及び制御プログラム
JP2003304419A (ja) * 2002-04-08 2003-10-24 Canon Inc 撮像装置
JP2004133271A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Nikon Corp 閃光装置の電圧検出装置
JP2004153371A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Konica Minolta Holdings Inc 撮像装置付き携帯電話機

Also Published As

Publication number Publication date
US20060039689A1 (en) 2006-02-23
JP2006058490A (ja) 2006-03-02
US7359632B2 (en) 2008-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4666976B2 (ja) 閃光装置およびカメラ
CN104883491A (zh) 摄像系统、摄像设备、发光装置和焦点检测方法
JP2006322986A (ja) 閃光装置
US9930244B2 (en) Image capturing system in which optical accessory is placeable in front of light emitting unit, illumination apparatus in which optical accessory is placeable in front of light emitting unit, and method for detecting focus
JP2014049990A (ja) 撮像装置および制御方法
JP2015004932A (ja) カメラシステム、撮像装置、照明装置及び制御方法
JP6758861B2 (ja) 照明装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置
US9716818B2 (en) Illumination apparatus having first case and second case rotatable relative to first case, and imaging apparatus having detachable illumination apparatus
JP5116309B2 (ja) ストロボ装置及びその制御方法
US10585334B2 (en) Illumination apparatus and camera system having the same
JP6132661B2 (ja) 撮像装置、照明装置及び制御方法
CN111629493B (zh) 具有冷却发光部的功能的照明装置及其控制方法
JP2013171075A (ja) 照明装置
JP2005115161A (ja) ストロボ装置、同装置の制御方法およびカメラシステム
JP6188444B2 (ja) カメラシステム、撮像装置及び制御方法
JP2010134091A (ja) ストロボ装置、撮像装置およびカメラシステム
US20190313004A1 (en) Light-emitting apparatus for shooting with flash, charging control method therefor, and storage medium
JP5224757B2 (ja) ストロボ装置、撮像装置及びカメラシステム
JP5183188B2 (ja) 撮像装置およびストロボ装置
JP5968133B2 (ja) 発光装置及び撮像装置
JP7374778B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP6529233B2 (ja) 撮像システム、照明装置及び制御方法
JP6650666B2 (ja) 撮像システム、照明装置及び制御方法
JP2024013937A (ja) 発光制御装置、撮像システム、発光装置の制御方法およびプログラム
JP5794684B2 (ja) ストロボ装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100520

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees