JP7374778B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関する。
撮像装置による撮像の際に使用される照明装置(所謂、ストロボ装置)では、発光のためのエネルギを蓄える充電動作に一定の時間を要する。そのため、撮影者が発光撮影を行おうとしたタイミングで所定の充電レベルが得られずに照明装置が発光せず、その結果、発光撮影に失敗してしまうことがある。
この問題に対して、特許文献1は、所定の充電レベルに達していないために所望の発光量が得られない状態であっても、撮影者の操作に基づいて発光を実行する技術を開示している。また、特許文献2は、充電速度と発光撮影に必要な発光量の関係性に基づいて、充電レベルを下げて発光を行うと共に、本来必要な発光量を補うために撮像装置側で感度を変更する技術を開示している。
特開平3-77929号公報 特開2001―358988号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、撮影者の意図と異なる発光量で発光撮影がなされてしまう場合があり、また、発光によって充電レベルが下がってしまうためにいつまでたっても所望の発光量が得られないおそれがある。その場合、露出アンダーとなる発光撮影が繰り返されてしまう可能性がある。
上記特許文献2に開示された技術では、充電レベルの変更によって発光量が変わるため、変化した発光量と撮像装置側の感度の変更量が一致するように考慮する必要がある。照明装置と撮像装置との組み合わせは多種多様であるため、組み合わせによっては補正が不十分となって、露出アンダーな発光撮影となってしまうおそれがある。
本発明は、所定の発光量が得られない充電レベルでの発光を許可する発光撮影において露出アンダーとなる発光撮影を低減させることが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、撮像手段と、前記撮像手段による撮像時に被写体へ光を照射する発光部と、前記発光部へ発光のためのエネルギを供給する充電部と、本撮像時のメイン発光量を求める調光手段と、本撮像時に前記充電部が前記調光手段により求められたメイン発光量を得ることができない充電レベルであっても前記発光部を発光させる発光モードを設定する第1の設定手段と、連続的に発光撮影を行う際に1回の撮像ごとに調光を行う調光モードを設定する第2の設定手段と、前記発光モードで前記調光モードが設定されている場合において、前回の撮像でのメイン発光において前記調光手段により求められたメイン発光量が得られていない場合に、今回の撮像では前記調光手段による調光を行わずに前回の撮像での調光結果を用いて撮像を行うよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、所定の発光量が得られない充電レベルでの発光を許可する発光撮影において露出アンダーとなる発光撮影を低減させることができる。
本発明の実施形態に係る撮像システムの概略構成を示すブロック図である。 撮像システムでの発光撮影の概略動作のフローチャートである。 光量優先発光撮影での動作の一例を示すフローチャートである。 光量優先発光撮影動作の一例を示すフローチャートである。 毎回調光モードによる発光撮影の一例を示すフローチャートである。 初回調光モードによる発光撮影の一例を示すフローチャートである。 発光量決定処理の一例を示すフローチャートである。 レリーズ優先発光撮影での動作の一例を示すフローチャートである。 レリーズ優先発光撮影動作の一例を示すフローチャートである。 調光切替判定処理の一例を示すフローチャートである。 微小発光モードを実行する場合の動作の一例を示すフローチャートである。 毎回調光撮影の動作の一例を示すフローチャートである。 毎回調光撮影で明るさ変更を実行する動作のフローチャートである。 初回調光撮影で明るさ変更を実行する動作のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、撮像装置として、撮像装置本体に対してレンズ及び照明装置が着脱可能な構成のものを取り上げる。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置1000の概略構成を示すブロック図である。撮像装置1000は、所謂、デジタル一眼レフカメラであり、撮像装置本体100(以下「カメラ本体100」と記す)、レンズ200及び照明装置300(以下「ストロボ装置300」と記す)を備える。
カメラ本体100は、カメラ制御部101、撮像素子102、マウント接点群103、シャッタ104、カメラ操作部105、カメラ表示部106、画像記憶部107及びストロボ接点群109を有する。レンズ200は、レンズ制御部201、撮像レンズ202及び絞り203を有する。ストロボ装置300は、ストロボ制御部301、発光部302、ストロボ操作部303、ストロボ表示部304、充電部305及び光電流検知部306を有する。
レンズ200は、カメラ本体100に対して着脱可能となっている。また、ストロボ装置300は、カメラ本体100に設けられた不図示のアクセサリシューに着脱可能な外部照明装置である。カメラ本体100とレンズ200は、マウント接点群103を介して電気的に接続されている。また、カメラ本体100とストロボ装置300は、ストロボ接点群109を介して電気的に接続されている。
カメラ本体100のカメラ制御部101は、撮像装置1000全体の動作を統括的に制御するマイクロコンピュータである。撮像素子102は、撮像レンズ202からの入射光を電気信号に変換して画像データを生成し、カメラ制御部101へ出力する。シャッタ104は、撮像素子102と撮像レンズ202との間に配置され、カメラ制御部101の指示により動作する。シャッタ104は、例えば、先幕と後幕とで構成されるフォーカルプレーンシャッタであり、先幕が走行しシャッタが開くことにより撮像素子102に対する露光が開始され、後幕が走行しシャッタが閉じることで撮像素子102に対する露光を終了させる。
カメラ操作部105は、撮影者が操作する操作部材からなり、カメラ本体100に設けられたボタン、スイッチ、ダイヤル、接続機器等を介して撮影者が行った操作を検知し、操作指示に応じた信号をカメラ制御部101へ送る。例えば、カメラ操作部105は、撮影者がレリーズボタンを半押し操作した際に発する指示信号(以下「SW1信号」という)をカメラ制御部101へ出力する。また、カメラ操作部105は、レリーズボタンを深く押し込む全押し操作を行った際に発する指示信号(以下「SW2信号」という)をカメラ制御部101へ出力する。
カメラ操作部105は、撮影者がフォーカスレンズを手動で操作して被写体に合焦させるためのMFモードと、カメラ制御部101がフォーカスレンズを駆動するAFモードとを切り替えるAF/MF切替スイッチを有する。カメラ制御部101は、AF/MF切替スイッチの状態を検知して、MFモードとAFモードとを切り替える。なお、AF/MF切替スイッチは、レンズ200に設けることもできる。この場合、レンズ制御部201がAF/MF切替スイッチの状態を検知して、カメラ制御部101へ通知する。
カメラ表示部106は、撮像時における被写体の光学像(被写体像)、カメラ本体100やストロボ装置300の設定情報の表示、撮影画像の再生表示等を行う。なお、カメラ表示部106での表示制御は、カメラ制御部101によって行われる。
カメラ制御部101は、カメラ操作部105からの出力信号に基づいて、カメラ本体100の動作を制御する。カメラ操作部105からSW1信号が出力された場合、カメラ制御部101は、撮像素子102を駆動して被写体像を取得し、得られた光学像の画像データから被写体の輝度を測定する測光制御(AE動作)を繰り返す。また、カメラ制御部101は、測光結果に基づいて、本撮像時に使用するシャッタ速度、絞り値、ISO感度を決定する。以下の説明において、撮像時に使用するシャッタ速度、絞り値、ISO感度をまとめて、露出制御値と称呼する。決定された露出制御値は、カメラ表示部106の表示画面(例えば、液晶パネル)上に表示される。
カメラ操作部105からSW2信号が出力された場合、カメラ制御部101は、撮像レンズ202内の絞り203を駆動し、撮像素子102の感度(ISO感度)を設定し、シャッタ104を制御して撮像素子102へ入射光を照射させる。カメラ制御部101は、撮像素子102から取得した画像データに従ってカメラ表示部106の画面上に撮影画像を表示させると共に、画像記憶部107へ画像データを書き込む制御を行う。
カメラ制御部101は、撮影画像の信号量を変更して画像の明るさを変更する明るさ変更機能を備える。明るさを変更する領域は、画像全体でも可能であるが、部分的に変更することも可能である。
レンズ200において、レンズ制御部201は、レンズ200の各部の動作を制御するマイクロコンピュータである。撮像レンズ202は、複数のレンズにより構成され、被写体像を撮像素子102に結像させる。なお、撮像レンズ202は、ピントを調整するためのフォーカスレンズ(不図示)を有する。絞り203は、入射光量を調節する。レンズ制御部201は、マウント接点群103を介して受信するカメラ制御部101からの指示に従い、カメラ本体100内に取り込む光の光量とピントを調整する。
カメラ制御部101は、SW1信号に応じてAE動作を繰り返す。AFモードが設定されている場合には、カメラ制御部101は、取得した撮像結果より被写体の距離を測定するオートフォーカス制御(AF動作)を繰り返す。レンズ制御部201は、カメラ制御部101からのAF動作の指令を受けてフォーカスレンズを駆動し、被写体に対するピント調整を行う。
ストロボ装置300において、ストロボ制御部301は、ストロボ装置300の各部の動作を制御するマイクロコンピュータである。ストロボ制御部301は、ストロボ接点群109を介してカメラ制御部101と通信し、カメラ制御部101から発光制御指示やカメラ情報を受信し、また、ストロボ情報をカメラ制御部101へ送信することができる。
充電部305は、ストロボ装置300に搭載された不図示のバッテリから供給される電力を用いて、被写体へ照射する照明光を生成するためのエネルギを発光用コンデンサ(不図示)に蓄えるための充電動作を行う。以下の説明では、発光用コンデンサへの充電を「ストロボ充電」と称呼する。
ストロボ充電は、ストロボ制御部301によって制御される。その際、ストロボ制御部301は、発光用コンデンサの充電電圧(以下「ストロボ充電電圧」という)を検知し、ストロボ充電電圧が所定の電圧閾値に達すると、ストロボ充電が完了したと判断して、ストロボ充電を停止し、充電完了フラグを更新する。換言すると、所定の電圧閾値とは、所望の発光量を被写体に照射することが可能となったために、ストロボ充電を停止するための値である。また、ストロボ制御部301は、ストロボ充電電圧が所定の電圧閾値より小さくなるとストロボ充電を開始する。ストロボ充電電圧及び充電完了フラグは、ストロボ接点群109を介してカメラ制御部101へ送信される。
ストロボ操作部303は、撮影者が操作するボタンやダイヤル等の操作部材を備えており、撮影者が操作部材に対して行った操作を検知し、操作指示に応じた信号をストロボ制御部301へ送る。ストロボ表示部304は、発光モード等の表示を行う。なお、ストロボ表示部304での表示制御は、ストロボ制御部301によって行われる。
発光部302は、放電管、発光回路、発光光学系により構成される。発光部302は、ストロボ制御部301の指示に従って発光回路を駆動し、発光用コンデンサに蓄えられたエネルギを放電管に放出することにより発光し、発光光学系を介して被写体に光を照射する。発光部302の発光量は、光電流検知部306を介してストロボ制御部301が監視しており、所定の発光量が検出されると、発光を停止する。光電流検知部306は、受光ダイオードと、受光ダイオードから発生した電流を積分し電圧に変換する回路等を有する。ストロボ制御部301は、光電流又はその積分電圧を所定の閾値と比較することにより、所定の発光量の光が被写体へ向けて照射されたか否かを判定する。なお、ストロボ操作部303によって発光量を設定する構成としてもよい。また、ストロボ接点群109を介して、カメラ制御部101から通信により発光量を取得するようにしてもよい。
ストロボ制御部301は、ストロボ接点群109を介してカメラ制御部101からの制御信号を受信し、カメラ本体100での撮像動作に同期させて発光部302を所定の発光量で発光させる。
カメラ本体100からストロボ装置300の発光量を決定する制御を「調光」と称呼する。撮像装置1000は、連続的に発光撮影を行う際に調光を毎回行う「毎回調光モード」と、連続的に発光撮影を行う際の1回目だけに調光を行う「初回調光モード」とを有する調光モードを備えている。調光モードの変更は、カメラ操作部105から行うことができる。
一方、ストロボ制御部301は、検知したストロボ充電電圧では所定の発光量(例えば、最大発光量の半分の発光量)を保証することができない間はカメラ制御部101から発光制御信号を受信しても発光を行わない「光量優先発光モード」を備える。また、ストロボ制御部301は、ストロボ充電電圧に関係なく発光を行う「レリーズ優先発光モード」を備えており、この場合には発光量は保証されない。
撮像装置1000では、光量優先発光モードとレリーズ優先発光モードは排他的に選択される。ストロボ制御部301は、ストロボ操作部303に対する操作を検知して、又は、カメラ操作部105に対する操作をカメラ制御部101から通知されることで、優先発光モードを設定する。更にカメラ本体100は、調光により得られた発光量を意図的に減少させ、減光量をISO感度で補う「微小発光モード」を備える。
<発光撮影の第1の制御方法>
図2は、撮像装置1000での発光撮影の概略動作のフローチャートである。図2のフローチャートにS番号で示す各処理(ステップ)は、カメラ制御部101が所定のプログラムを実行して撮像装置1000の各部の動作を統括的に制御することにより実現される。カメラ制御部101は、SW2信号を受信すると、S101の処理を開始する。
S101にてカメラ制御部101は、ストロボ接点群109を介してストロボ制御部301より優先発光モードの設定状態を取得する。S102にてカメラ制御部101は、S101で取得した優先発光モードが光量優先発光モードであるか否かを判定する。なお、前述の通り、優先発光モードが光量優先発光モードではない場合には、レリーズ優先発光モードが設定されている。カメラ制御部101は、光量優先発光モードが設定されていると判定した場合(S102でYES)、処理をS103へ進め、レリーズ優先発光モードが設定されていると判定した場合(S102でNO)、処理をS104へ進める。
S103にてカメラ制御部101は、所定の発光量を保証した光量優先発光撮影を行い、その後、本処理を終了させる。一方、S104にてカメラ制御部101は、所定の発光量を保証せず、レリーズ操作を優先したレリーズ優先発光撮影を行い、その後、本処理を終了させる。なお、S103とS104の処理の詳細については後述する。
続いて、S103の光量優先発光撮影について詳細に説明する。図3は、光量優先発光撮影(S103)での動作の一例を示すフローチャートである。
S201にてカメラ制御部101は、ストロボ接点群109を介してストロボ制御部301より、所定の発光量でのストロボ発光が可能か否かの情報を取得する。カメラ制御部101は、発光可能との情報を取得したと判定した場合(S202でYES)、処理をS203へ進め、発光不可との情報を取得したと判定した場合(S202でNO)、処理をS204へ進める。S203にてカメラ制御部101は、光量優先発光撮影動作を行い、その後、処理をS205へ進める。なお、S203の処理の詳細については後述する。
一方、S204にてカメラ制御部101は、ストロボ発光を行わない撮影(以下「非発光撮影」という)を行い、その後、処理をS205へ進める。
S205にてカメラ制御部101は、SW2信号が入力されているか否かを判定する。カメラ制御部101は、SW2信号が入力されていると判定した場合(S205でYES)、処理をS201へ戻し、SW2信号が入力されていないと判定した場合(S205でNO)、本処理を終了させる。
図4は、光量優先発光撮影動作(S203)の一例を示すフローチャートである。S301にてカメラ制御部101は、カメラ本体100の調光モードを確認し、毎回調光モードであるか否かを判定する。なお、毎回調光モードではない場合には、初回調光モードであるものとする。カメラ制御部101は、毎回調光モードであると判定した場合(S301でYES)、処理をS302へ進め、初回調光モードであると判定した場合(S301でNO)、処理をS303へ進める。
S302にてカメラ制御部101は、毎回調光モードでの撮像、つまり、連続発光撮影について調光を毎回行う毎回調光撮影を行い、その後、本処理を終了させる。なお、S302の処理の詳細については後述する。一方、S303にてカメラ制御部101は、初回調光モードでの撮像、つまり、連続発光撮影の1回目のみに調光を行う初回調光撮影を行い、その後、本処理を終了させる。なお、S303の処理の詳細については後述する。
図5は、毎回調光撮影(S302)の一例を示すフローチャートである。S401にてカメラ制御部101は、調光動作を行って本撮像時のストロボ発光量(メイン発光量)を決定する。S401の処理の詳細については後述する。
S402にてカメラ制御部101は、S401で決定したメイン発光量をストロボ制御部301へストロボ接点群109を介して送信する。S403にてカメラ制御部101は、ストロボ接点群109を介してストロボ制御部301に発光を指示しながら、露出制御値でカメラ本体100を制御して撮像を行う。
S404にてカメラ制御部101は、ストロボ接点群109を介してストロボ制御部301からS403での実際の発光量を取得する。S405にてカメラ制御部101は、調光動作によって決定したメイン発光量と実際の発光量とを比較し、調光によるメイン発光量が得られたか否かを検証する発光量判定処理を行い、その後、本処理を終了させる。
図6は、初回調光撮影(S303)の一例を示すフローチャートである。S501にてカメラ制御部101は、現在の撮影が連続発光撮影の1枚目か否かを判定する。カメラ制御部101は、1枚目であると判定した場合(S501でYES)、処理をS502へ進め、1枚目ではない(2枚目以降である)と判定した場合(S501でNO)、処理をS503へ進める。
S502にてカメラ制御部101は、調光動作を行って本撮像時のストロボ発光量(メイン発光量)を決定する。S502の処理はS401の処理と同様に行われ、その詳細については後述する。S503,S504の処理は、S402,S403の処理と同じであるため、説明を省略する。カメラ制御部101は、S504の処理が終了すると、本処理を終了させる。
図7は、調光動作(S401,S502)でのメイン発光量の決定方法の一例を示すフローチャートである。S601にてカメラ制御部101は、撮像素子102よりストロボ発光を行わない被写体の画像(非発光画像)を取得する。S602にてカメラ制御部101は、ストロボ接点群109を介して一定の発光量(プリ発光量)をストロボ制御部301に通知して発光させ、その際の被写体画像(発光画像)を撮像素子102より取得する。S603にてカメラ制御部101は、S601で取得した非発光画像とS602で取得した発光画像に基づき、本撮像時のストロボ発光量であるメイン発光量を決定し、その後、本処理を終了させる。
図8は、レリーズ優先発光撮影(S104)での動作の一例を示すフローチャートである。S701にてカメラ制御部101は、ストロボ接点群109を介してストロボ制御部301よりストロボ発光可否の情報を取得する。S702にてカメラ制御部101は、ストロボ充電電圧に関係なくストロボ発光を実行して撮像を行う、レリーズ優先発光撮影動作を実行する。なお、S702の処理の詳細については後述する。
S703にてカメラ制御部101は、SW2信号が入力されているか否かを判定する。カメラ制御部101は、SW2信号が入力されていると判定した場合(S703でYES)、処理をS701へ戻し、SW2信号が入力されていないと判定した場合(S703でNO)、本処理を終了させる。
図9は、レリーズ優先発光撮影動作(S702)の一例を示すフローチャートである。S801にてカメラ制御部101は、初回調光撮影の切替判定を行う。なお、S801の詳細については後述する。
S802にてカメラ制御部101は、S801での判定結果が毎回調光モードであるか否かを判定する。カメラ制御部101は、毎回調光モードであると判定した場合(S802でYES)、処理をS803へ進め、毎回調光モードではない(初回調光モードである)と判定した場合(S802でNO)、処理をS804へ進める。
S803にてカメラ制御部101は、毎回調光撮影(図5)を実行し、その後、本処理を終了させる。一方、S804にてカメラ制御部101は、初回調光撮影(図6)を実行し、その後、本処理を終了させる。
図10は、初回調光撮影の切替判定処理(S801)の一例を示すフローチャートである。S901にてカメラ制御部101は、現在の調光モードの設定値を確認し、毎回調光モードであるか否かを判定する。なお、S901での判定対象である調光モードの設定値は、ユーザによる変更がなければ変わらない。そのため、以下に説明するが、S904,S906,S907の各判定が‘NO’となった場合には、連続発光撮影中の前回の撮像での調光結果を用いて今回の撮像が行われることになる。
カメラ制御部101は、毎回調光モードであると判定した場合(S801でYES)、処理をS902へ進め、毎回調光モードではない(初回調光モードである)と判定した場合(S901でNO)、初回調光モードに決定するために処理をS909へ進める。
S902にてカメラ制御部101は、現在の撮影が連続発光撮影の1枚目か否かを判定する。カメラ制御部101は、1枚目であると判定した場合(S902でYES)、毎回調光モードに決定するために処理をS908へ進め、1枚目ではない(2枚目以降である)と判定した場合(S902でNO)、処理をS903へ進める。
S903では連続発光撮影中であるため、S903にてカメラ制御部101は、前回の調光モードが毎回調光モードであったか否かを判定する。「前回」とは、連続発光撮影での1つ前の撮像、例えば、今回の撮像が連続発光撮影の5枚目(5画像目)であるならば、4枚目の撮像を指す。カメラ制御部101は、前回が毎回調光モードであったと判定した場合(S903でYES)、処理をS904へ進め、前回は毎回調光モードではなかった(初回調光モードであった)と判定した場合(S903でNO)、処理をS905へ進める。
S904にてカメラ制御部101は、ストロボ制御部301からS405(毎回調光撮影)での実際のストロボ発光量を取得する。そして、カメラ制御部101は、取得した実際のストロボ発光量を、調光によりストロボ制御部301へ通知した発光量と比較し、通知した発光量に相当する発光量での発光が実際に行われたか否か判定する。カメラ制御部101は、調光により通知した発光量が得られたと判定した場合(S904でYES)、連続発光撮影においてストロボ充電が十分に行われているため、毎回調光モードでの発光撮影を継続するために処理をS908へ進める。一方、カメラ制御部101は、調光により通知した発光量が得られていないと判定した場合(S904でNO)、連続発光撮影においてストロボ充電が追いついていないため、毎回調光モードから初回調光モードに変更するため、処理をS909へ進める。
S903で前回の調光モードが初回調光モードであると判定された場合には、前回の調光量を次の撮像でも使用してよいか否かを確認するため、換言すれば、今回の撮像では新たに調光をやり直す必要があるか否かを判断するため、S905の処理を開始する。S905にてカメラ制御部101は、MFモードが設定されている否かを判定する。カメラ制御部101は、MFモードに設定されていると判定した場合(S905でYES)、処理をS906へ進め、MFモードに設定されていない(AFモードに設定されている)と判定した場合(S905でNO)、処理をS907へ進める。
S906にてカメラ制御部101は、フォーカスレンズの位置が変わったか(フォーカスレンズが移動したか)否かを判定する。カメラ制御部101は、フォーカスレンズが移動した判定した場合(S906でYES)、被写体位置が変わって又は被写体との相対距離が変化して発光量が変化したと推定されるため、毎回調光モードに決定するために処理をS908へ進める。一方、カメラ制御部101は、フォーカスレンズが移動していないと判定した場合(S906でNO)、被写体は変わっていない又は被写体との相対距離に変化はないと推定して調光動作を不要と判断し、初回調光モードに決定するために処理をS909へ進める。
AFモードでは誤差補正等のためにフォーカスレンズを動かす必要が生じるが、その場合のフォーカスレンズの移動量は大きくはない。よって、AFモードでのフォーカスレンズの移動量が一定の閾値以上である場合に、被写体が変わった又は被写体との相対距離が変化したものとみなすことができる。その場合、発光量を再計算する必要性が生じる。
そこで、S907にてカメラ制御部101は、AFモードでのフォーカスレンズの移動量が所定の閾値以上であるか否かを判定する。カメラ制御部101は、フォーカスレンズの移動量が所定の閾値以上であると判定した場合(S907でYES)、毎回調光モードに決定するために処理をS908へ進める。一方、カメラ制御部101は、フォーカスレンズの移動量が所定の閾値未満であると判定した場合(S907でNO)、調光動作は不要と判断して、初回調光モードに決定するために処理をS909へ進める。
S908にてカメラ制御部101は、今回の調光モードを毎回調光モードに決定する。S909にてカメラ制御部101は、今回の調光モードを初回調光モードに決定する。S908又はS909の処理の終了により、本処理は終了する。
以上の通りに発光撮影の制御を行うことにより、撮像装置1000はストロボ装置300のレリーズ優先発光撮影モードを実施しながら、調光動作の必要の有無を適切に判断することができる。その結果、ストロボ発光を行うための充電エネルギを効率的に使うことができ、その結果、露出アンダーな撮影画像となってしまうことを低減させることが可能となる。
<発光撮影での第2の制御方法>
ここでは、レリーズ優先発光撮影を実行中に微小発光モードを実行する制御について説明する。図11は、レリーズ優先発光撮影の実行中に微小発光モードを実行する処理の一例を示すフローチャートである。
S1001にてカメラ制御部101は、調光モードが毎回調光モードに設定されているか否かを確認する。カメラ制御部101は、毎回調光モードに設定されていると判定した場合(S1001でYES)、処理をS1002へ進め、毎回調光モードではなく初回調光モードに設定されていると判定した場合(S1001でNO)、処理をS1003へ進める。
S1002にてカメラ制御部101は、微小発光モードを実施するための毎回調光撮影を実行し、その後、本処理を終了させる。一方、S1003にてカメラ制御部101は、初回調光撮影を実行し、その後、本処理を終了させる。なお、S1003の初回調光撮影は、図6のフローチャートに従って実行される。
図12は、S1002の毎回調光撮影での動作の一例を示すフローチャートである。S1101にてカメラ制御部101は、調光動作によりストロボ発光量を決定する。調光動作は、図7のフローチャートに従って行われ、ここでの説明は省略する。
S1102にてカメラ制御部101は、現在の撮影が連続発光撮影の1枚目か否かを判定する。カメラ制御部101は、1枚目であると判定した場合(S1102でYES)、処理をS1105へ進め、2枚目以降であると判定した場合(S1102でNO)、処理をS1103へ進める。
S1103にてカメラ制御部101は、S904と同じ処理を行う。つまり、調光によりストロボ制御部301に通知した発光量と実際の発光量との比較結果を取得し、通知した発光量に相当する発光量での発光が実際に行われたか否か判定する。カメラ制御部101は、調光により通知した発光量が得られていると判定した場合(S113でYES)、ストロボ充電が十分に行われているため、処理をS1105へ進める。一方、カメラ制御部101は、調光により通知した発光量が得られていないと判定した場合(S904でNO)、ストロボ充電が不足しているため、微小発光モードを実行するために処理をS1104へ進める。
S1104にてカメラ制御部101は、微小発光モードを設定し、S1101で求めた発光量を減少させ、その減光量をISO感度に加算し、後のS1106での撮影用露出制御値のISO感度と置き換え、その後、処理をS1105へ進める。
S1105にてカメラ制御部101は、ストロボ接点群109を介してS1101で計算した発光量をストロボ制御部301に発光量を通知する。S1106にてカメラ制御部101は、露出制御値に基づき発光撮影を実施する。S1107にてカメラ制御部101は、ストロボ接点群109を介してストロボ制御部301より実際の発光量を含む発光結果を取得する。S1108にてカメラ制御部101は、調光にて決定した発光量と取得した実際の発光量とを比較し、ストロボ発光が十分に行われたか否かの判定処理を行い、その後、本処理を終了させる。
上述の通りの制御を行うことにより、レリーズ優先発光撮影モードを実施しながら、調光による発光量を適切に減少させることで充電エネルギを効率的に使うことができ、その結果、露出アンダーな撮影画像となってしまうことを低減させることが可能となる。
<発光撮影での第3の制御方法>
ここでは、発光量判定によって判定した発光量不足を補うための明るさ変更機能によって発光量を補う制御について、毎回調光モードと初回調光モードのモード毎に説明する。
図13は、毎回調光モードで明るさ変更機能を実行する動作の一例を示すフローチャートである。S1201にてカメラ制御部101は、調光動作によりストロボ発光量を決定する。S1201の調光動作は、図7のフローチャートに従って行われ、ここでの説明は省略する。S1202にてカメラ制御部101は、S1201で決定したストロボ発光量をストロボ接点群109を介してストロボ制御部301へ通知する。S1203にてカメラ制御部101は、発光撮影(ストロボ制御部301にストロボ発光を実行させて発光に同期させた撮像動作)を行う。
S1204にてカメラ制御部101は、ストロボ接点群109を介してストロボ制御部301より実際の発光量を含む発光結果を取得する。S1205にてカメラ制御部101は、調光により求めた発光量と実際の発光量との差分、つまり、発光不足光量を求める。S1206にてカメラ制御部101は、明るさ変更機能を用いて、S1205で求めた発光不足光量を補うように撮影画像の明るさを変更する画像処理(画質補正)を行い、その後、本処理を終了させる。
図14は、初回調光モードで明るさ変更機能を実行する動作の一例を示すフローチャートである。S1301にてカメラ制御部101は、現在の撮影が連続発光撮影の1枚目か又は枚目以降かを判定する。カメラ制御部101は、1枚目であると判定した場合(1301でYES)、処理をS1302へ進め、2枚目以降であると判定した場合(S1301でNO)、処理をS1303へ進める。S1302~S1307の処理は、図13を参照して説明したS1201~1206の処理と同じであるため、説明を省略する。
上述の通りの制御を行うことにより、レリーズ優先発光撮影モードを実施しながら発光量不足になった場合でも適切に明るさ補正を行うことで露出アンダーな撮影画像となってしまうことを低減させることが可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、上記実施形態では、撮像装置として、撮像装置本体に対してレンズ及び照明装置が着脱可能な構成のものを取り上げた。但し、このような構成に限られず、例えば、撮像装置本体に対してレンズが一体的に構成され、且つ、照明装置が撮像装置本体に内蔵された構成の撮像装置であっても、本発明の適用は可能である。その場合、レンズ制御部201とストロボ制御部301の機能をカメラ制御部101に持たせてもよい。また、ストロボ操作部303の機能をカメラ操作部105に持たせ、ストロボ表示部304の機能をカメラ表示部106に持たせることができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 カメラ本体(撮像装置本体)
101 カメラ制御部
102 撮像素子
105 カメラ操作部
200 レンズ
202 撮像レンズ
300 照明装置
301 ストロボ制御部
302 発光部
305 充電部
306 光電流検知部
1000 撮像装置

Claims (13)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段による撮像時に被写体へ光を照射する発光部と、
    前記発光部へ発光のためのエネルギを供給する充電部と、
    本撮像時のメイン発光量を求める調光手段と、
    本撮像時に前記充電部が前記調光手段により求められたメイン発光量を得ることができない充電レベルであっても前記発光部を発光させる発光モードを設定する第1の設定手段と、
    連続的に発光撮影を行う際に1回の撮像ごとに調光を行う調光モードを設定する第2の設定手段と、
    前記発光モードで前記調光モードが設定されている場合において、前回の撮像でのメイン発光において前記調光手段により求められたメイン発光量が得られていない場合に、今回の撮像では前記調光手段による調光を行わずに前回の撮像での調光結果を用いて撮像を行うよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像装置は、被写体の変化を検出する検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記調光を行わずに撮像を行った後、次の撮像の際に前記検出手段が被写体の変化を検出した場合には、前記次の撮像を前記調光手段による調光を行う撮像に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像手段は、
    フォーカスレンズと、
    前記フォーカスレンズを手動で移動させる操作手段と、を有し、
    前記検出手段は、前記フォーカスレンズの位置が変化したことを前記被写体の変化として検出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像手段は、
    フォーカスレンズと、
    被写体に合焦するように前記フォーカスレンズを駆動する駆動手段と、を有し、
    前記検出手段は、前記駆動手段による前記フォーカスレンズの位置の移動量が所定の閾値以上であることを前記被写体の変化として検出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 撮像手段と、
    前記撮像手段による撮像時に被写体へ光を照射する発光部と、
    前記発光部へ発光のためのエネルギを供給する充電部と、
    本撮像時のメイン発光量を求める調光手段と、
    本撮像時に前記充電部が前記調光手段により求められたメイン発光量を得ることができない充電レベルであっても前記発光部を発光させる発光モードを設定する第1の設定手段と、
    連続的に発光撮影を行う際に1回の撮像ごとに調光を行う調光モードを設定する第2の設定手段と、
    前記発光モードで前記調光モードが設定されている場合において前回の撮像でのメイン発光において前記調光手段により求められたメイン発光量が得られていない場合に、今回の撮像からは前記メイン発光量よりも小さい発光量で撮像を行うと共に、その際の減光量をISO感度で補うよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  6. 撮像装置本体と、
    前記撮像装置本体に対して着脱可能な照明装置と、を有し、
    前記照明装置は少なくとも前記発光部と前記充電部を有し、
    前記撮像装置本体は少なくとも前記撮像手段、前記調光手段、及び、前記制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 撮像手段と、
    前記撮像手段による撮像時に被写体へ光を照射する発光部と、
    前記発光部へ発光のためのエネルギを供給する充電部と、
    本撮像時のメイン発光量を求める調光手段と、
    本撮像時に前記充電部が前記調光手段により求められたメイン発光量を得ることができない充電レベルであっても前記発光部を発光させる発光モードを設定する第1の設定手段と、
    前記本撮像時の前記発光部による実際のメイン発光量を取得する取得手段と、
    連続的に発光撮影を行う際に1回の撮像ごとに調光を行う調光モードを設定する第2の設定手段と、
    前記撮像手段により得られた撮影画像の明るさを変更する画像処理手段と、
    前記発光モードで前記調光モードが設定されている場合において実際の撮像でのメイン発光量が前記調光手段により求められたメイン発光量よりも小さい場合に、その発光不足光量を補うように前記実際の撮像で得られた画像の明るさを前記画像処理手段によって変更するよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  8. 撮像装置本体と、
    前記撮像装置本体に対して着脱可能な照明装置と、を有し、
    前記照明装置は少なくとも前記発光部と前記充電部を有し、
    前記撮像装置本体は少なくとも前記撮像手段、前記調光手段、前記画像処理手段、及び、前記制御手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記照明装置は、更に少なくとも前記第1の設定手段を備え、
    前記撮像装置本体は、更に少なくとも前記第2の設定手段を備えることを特徴とする請求項6又は8に記載の撮像装置。
  10. 前記調光手段は、前記発光部を発光させずに前記撮像手段により取得した画像と、前記発光部を所定の発光量で発光させて前記撮像手段により取得した画像とから、前記メイン発光量を決定することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 撮像装置の制御方法であって、
    本撮像の際に発光部を発光させるためのエネルギを供給する充電部がメイン発光量を得ることができない充電レベルであっても前記発光部を発光させる発光モードを設定する第1の設定ステップと、
    連続的に発光撮影を行う際に1回の撮像ごとに調光を行う調光モードを設定する第2の設定ステップと、
    前記本撮像を行う際の前記発光部によるメイン発光量を求める調光ステップと、
    前記発光モードで前記調光モードが設定されている場合において、前回の撮像でのメイン発光において前記調光ステップで求められたメイン発光量が得られていない場合に、今回の撮像では前記調光ステップによる調光を行わずに前回の撮像での調光結果を用いて撮像を行うよう制御する制御ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 撮像装置の制御方法であって、
    本撮像の際に発光部を発光させるためのエネルギを供給する充電部がメイン発光量を得ることができない充電レベルであっても前記発光部を発光させる発光モードを設定する第1の設定ステップと、
    連続的に発光撮影を行う際に1回の撮像ごとに調光を行う調光モードを設定する第2の設定ステップと、
    前記本撮像を行う際の前記発光部によるメイン発光量を求める調光ステップと、
    前記発光モードで前記調光モードが設定されている場合において前回の撮像でのメイン発光において前記調光ステップで求められたメイン発光量が得られていない場合に、今回の撮像からは前記メイン発光量よりも小さい発光量で撮像を行うと共に、その際の減光量をISO感度で補うよう制御する制御ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. 撮像装置の制御方法であって、
    本撮像の際に発光部を発光させるためのエネルギを供給する充電部がメイン発光量を得ることができない充電レベルであっても前記発光部を発光させる発光モードを設定する第1の設定ステップと、
    連続的に発光撮影を行う際に1回の撮像ごとに調光を行う調光モードを設定する第2の設定ステップと、
    前記本撮像を行う際の前記発光部によるメイン発光量を求める調光ステップと、
    前記発光モードで前記調光モードが設定された状態で本撮像を行って撮影画像を取得する本撮像ステップと、
    前記本撮像ステップでのメイン発光量が前記調光ステップで求められたメイン発光量よりも小さい場合に、その発光不足光量を補うように前記本撮像で得られた撮影画像の明るさを画像処理によって変更するよう制御する制御ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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