JP5493755B2 - 送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内の壁面または天井面に設置され、衣類等を乾燥させることができる送風装置に関するものである。
近年、生活スタイルの多様化に伴い室内や浴室に洗濯した衣類を干し、この衣類を乾燥させる機器として、除湿機や浴室に設置された浴室乾燥機などが普及してきている。
従来この種の衣類乾燥機器は、送風手段による室内への送風方向を変更する風向変更手段と、検出範囲内の温度を検出する赤外線センサと、赤外線センサによる検出位置を変更する検出位置変更手段とが設けられており、衣類表面の水分の蒸発により気化熱が奪われるため衣類が干されている範囲は低温となることを利用して、衣類が干されている範囲を検出するために、検出位置変更手段を動作させて赤外線センサによる検出方向を垂直方向に移動させたり、水平方向に移動させたりして、衣類が干されている範囲を認識し、認識した範囲を送風範囲として、風向変更手段により送風方向を変更しながら送風していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−131786号公報
このような従来の衣類乾燥機器では、衣類の位置を特定するために、赤外線センサや赤外線センサによる検出位置を変更する検出位置変更手段を備えているため、構成が複雑であり、壁面設置および天井面設置が可能な構成とし、衣類乾燥以外の目的で使用する場合、設置場所に応じて適切な方向へ吹出すことができないという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、簡単な構成で壁面または天井面のいずれかに設置されたかを特定でき、衣類乾燥以外の目的で使用する場合でも設置場所に応じて適切な方向へ吹出すことのできる送風装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の送風装置は、室内の空気を吸込む吸込口と、前記吸込口から吸込んだ空気を室内へ吹出す吹出口と、前記吸込口と前記吹出口を結ぶ風路内に備えて空気を吸込み室内へ空気を吹出すファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記吹出口からの吹出し方向を変えるルーバと、前記ルーバを駆動するルーバモータと、前記ルーバモータの駆動トルクを基に、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを特定する設置場所特定手段とを設け、前記設置場所特定手段が特定した設置場所に基づいて前記ルーバを動作させて吹出し方向を変えるものである。
本発明の送風装置によれば、室内の空気を吸込む吸込口と、前記吸込口から吸込んだ空気を室内へ吹出す吹出口と、前記吸込口と前記吹出口を結ぶ風路内に備えて空気を吸込み室内へ空気を吹出すファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記吹出口からの吹出し
方向を変えるルーバと、前記ルーバを駆動するルーバモータと、前記ルーバモータの駆動トルクを基に、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを特定する設置場所特定手段とを設け、前記設置場所特定手段が特定した設置場所に基づいて前記ルーバを動作させて吹出し方向を変えるので、壁面に設置された場合と、天井面に設置された場合とで、ルーバの動作角度を変えて送風することとなり、設置場所に応じて使用者が吹出し方向を変更する操作をすることなく、適切な方向へ吹出すことができ使い勝手がよいという効果のある送風装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1の送風装置を示す断面の斜視図 同送風装置、遠隔操作手段の構成を示すブロック図 同ルーバの側面図 同リモコンの複数のスイッチ、表示手段の構成を示す図 同ルーバモータの駆動電圧と駆動トルクの特性を示す図 同送風装置の衣類乾燥モードにおけるルーバ動作を示す図((a)壁面設置の場合の図、(b)天井面設置の場合の図) 同送風装置の涼風モードにおけるルーバ動作を示す図((a)壁面設置の場合の図、(b)天井面設置の場合の図) 同送風装置の気流モードにおけるルーバ動作を示す図((a)壁面設置の場合の図、(b)天井面設置の場合の図) 本発明の実施の形態2のルーバモータの駆動速度と駆動トルクの特性を示す図 参考例の送風装置、遠隔操作手段の構成を示すブロック図 同リモコンにおける設置場所の設定表示を示す図((a)壁面設置を表示する図、(b)天井面設置を表示する図) 本発明の実施の形態の送風装置、遠隔操作手段の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態の送風装置、遠隔操作手段の構成を示すブロック図 同設置場所検出手段を示す断面図((a)壁面設置の場合の図、(b)天井面設置の場合の図) 本発明の実施の形態の送風装置、遠隔操作手段の構成を示すブロック図 同設置場所検出手段を示す断面図((a)壁面設置の場合の図、(b)天井面設置の場合の図)
請求項1記載の発明は、室内の空気を吸込む吸込口と、前記吸込口から吸込んだ空気を室内へ吹出す吹出口と、前記吸込口と前記吹出口を結ぶ風路内に備えて空気を吸込み室内へ空気を吹出すファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記吹出口からの吹出し方向を変えるルーバと、前記ルーバを駆動するルーバモータと、前記ルーバモータの駆動トルクを基に、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを特定する設置場所特定手段とを設け、前記設置場所特定手段が特定した設置場所に基づいて前記ルーバを動作させて吹出し方向を変えることを特徴とした送風装置である。
このことにより、設置場所特定手段が、壁面に設置された場合と、天井面に設置された場合とを特定することになり、設置場所に応じてルーバの動作角度を変えて送風するという作用を有するので、設置場所に応じて使用者が吹出し方向を変更する操作をすることなく、適切な方向へ吹出すことができ使い勝手がよいという効果が得られる。
また、設置場所特定手段は、ルーバモータがルーバを動作させるときの駆動トルクから壁面または天井面のいずれかに設置されたかを特定するので、新たな部品を追加することなくコストを抑えて実現することができるという効果が得られる。
また、ルーバの重心位置はルーバの回転軸に対してずらしたことを特徴としたものである。
つまり、ルーバの回転軸とルーバの重心位置は一致させずに回転軸に対して一方を重くするものである。
このことにより、ルーバ動作時の駆動トルクは、本体を壁面に取り付けた時と天井面に取り付けた時とで異なり、この駆動トルクを検出して設置場所を特定するので、容易にかつ確実に設置場所を特定することができるという効果が得られる。
また、ルーバモータに供給する駆動電圧から前記ルーバモータの駆動トルクを推定することを特徴としたものである。
このことにより、ルーバモータの駆動電圧と駆動トルクとの特性から駆動トルクを推定して設置場所を特定するので、新たな部品を追加することなくコストを抑えて実現することができるという効果が得られる。
また、ルーバモータの駆動速度から前記ルーバモータの駆動トルクを推定することを特徴としたものである。
このことにより、ルーバモータの駆動速度と駆動トルクとの特性から駆動トルクを推定して設置場所を特定するので、新たな部品を追加することなくコストを抑えて確実に設置場所を特定することを実現することができるという効果が得られる。
また、衣類を乾燥させる衣類乾燥モードを備え、前記衣類乾燥モードで運転するとき、天井面設置の場合では壁面設置の場合よりも大きい角度の範囲でルーバを動作させて送風するものであって、壁面設置よりも天井面設置の方がより床面へ向かって斜め下方に送風するという作用を有する。
このことにより、設置場所によらず効率よく衣類に送風することができ、省エネルギーで衣類を乾燥することができるという効果が得られる。
また、涼風感を得る涼風モードを備え、前記涼風モードで運転するとき、床面へ向けて斜め下方に送風するように壁面設置の場合と天井面設置の場合でルーバの動作角度を変えるものである。
このことにより、壁面設置および天井面設置のいずれにおいても、床面へ向けて斜め下方に送風するという作用を有し、設置場所に応じて使用者が吹出し方向を変更する操作をすることなく、使用者は効果的に涼風感を得られることがという効果が得られる。
また、室内空気を循環させる気流モードを備え、前記気流モードで運転するとき、床面に対して略水平方向に送風するように壁面設置の場合と天井面設置の場合でルーバの動作角度を変えるものである。
このことにより、壁面設置および天井面設置のいずれにおいても、床面に対して略水平方向に送風するという作用を有し、設置場所に応じて使用者が吹出し方向を変更する操作をすることなく、効果的に室内空気を循環させることができるという効果が得られる。
また、室内の空気を吸込む吸込口と、前記吸込口から吸込んだ空気を室内へ吹出す吹出
口と、前記吸込口と前記吹出口を結ぶ風路内に備えて空気を吸込み室内へ空気を吹出すファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記吹出口からの吹出し方向を変えるルーバと、前記ルーバを駆動するルーバモータと、設置場所を特定する設置場所特定手段とを設け、前記設置場所検出手段は、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出する転倒センサで構成され、前記設置場所特定手段が特定した設置場所に基づいて前記ルーバを動作させて吹出し方向を変えるものである。
このことにより、転倒センサからの信号により、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出するという作用を有し、確実に設置場所を検出し、特定することができるという効果が得られる。
また、室内の空気を吸込む吸込口と、前記吸込口から吸込んだ空気を室内へ吹出す吹出口と、前記吸込口と前記吹出口を結ぶ風路内に備えて空気を吸込み室内へ空気を吹出すファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記吹出口からの吹出し方向を変えるルーバと、前記ルーバを駆動するルーバモータと、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出する設置場所特定手段とを設け、前記設置場所検出手段は、発光手段と、前記発光手段から発光される光を受光する受光手段と、前記発光手段から発光される光を遮断する遮蔽板とで構成され、前記設置場所特定手段が特定した設置場所に基づいて前記ルーバを動作させて吹出し方向を変えるものである。
このことにより、発光手段から発光された光を受光手段が受光するか否かで、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出するという作用を有し、確実に設置場所を検出し、特定することができるという効果が得られる。
また、室内の空気を吸込む吸込口と、前記吸込口から吸込んだ空気を室内へ吹出す吹出口と、前記吸込口と前記吹出口を結ぶ風路内に備えて空気を吸込み室内へ空気を吹出すファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記吹出口からの吹出し方向を変えるルーバと、前記ルーバを駆動するルーバモータと、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出する設置場所特定手段とを設け、前記設置場所検出手段は、球状の磁石と、前記磁石を格納する容器と、前記磁石からの磁気を検出する磁気センサとで構成され、前記設置場所特定手段が特定した設置場所に基づいて前記ルーバを動作させて吹出し方向を変えるものである。
このことにより、磁気センサが磁石からの磁気を検出するか否かで、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出するという作用を有し、確実に設置場所を検出し、特定することができるという効果が得られる。
また、受信手段を設け、遠隔操作手段より送信される信号に基づいて操作可能な構成とし、前記遠隔操作手段にルーバの動作角度を変更可能な風向調整スイッチを設けたものである。
このことにより、風向調整スイッチを操作することにより、ルーバの動作角度を変更し、吹出し方向を微調整できるという作用を有し、使用実態に合わせて容易に送風方向を微調整でき、使い勝手が良いという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図4に示すように、送風装置本体1は脱衣室2内の壁面または天井面に設置され、室内の空気を吸込む吸込口3と、吸込口3から吸込んだ空気を室内へ吹出す吹出口4と
、吸込口3と吹出口4を結ぶ風路内に備えて空気を吸込み室内へ空気を吹出すファン5と、ファン5を駆動するモータ6と、吹出口4からの吹出し方向を変えるルーバ7と、ルーバ7を駆動するルーバモータ8としての例えばステッピングモータ8aと、送風装置本体1が設置された場所が壁面または天井面であるかを特定する設置場所特定手段9と、ルーバ7が閉じたことを検出するためのルーバ閉検出手段10を設け、ステッピングモータ8aがルーバ7を動作させるときの駆動トルクを基に設置場所特定手段9は、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを特定するように構成する。ファン5としては、例えば径が比較的小さく横に長いファンをもち、ファンの長さの幅の静かな層流となり、静圧が低く大きな風量を得られるクロスフローファンが用いられるものである。ルーバ閉検出手段10としては、ルーバ7が閉まっていることを検出することができればよく、例えば、接点スイッチ11(図示せず)を有し、ルーバ7が閉位置になることで接点に接触し、スイッチがONするように構成する。
ルーバ7の両側面には、回転軸12をルーバ7の重心に対してずらして設けることで、ルーバ7の重心位置の延長上とは異なる位置に回転軸12を備えており、一方の回転軸12をステッピングモータ8aと接続し、ステッピングモータ8aを回転駆動することで、ルーバ7を回転動作させる。
また、送風装置本体1の正面には、送風装置本体1を遠隔操作可能な遠隔操作手段13(以下、リモコン13a)の送信手段14より送信される信号を受信する受信手段15を備え、更に、受信手段15が受信したことを報知する報知手段16としての例えばブザーを備えている。リモコン13aとしては、遠隔操作ができればよく、例えば、赤外線リモコンなどがある。送信手段14としては、送信できればよく、例えば、赤外線LEDなどがある。受信手段15としては、受信できればよく、例えば、赤外線受光素子などがある。報知手段16としては、報知できればよく、ブザーだけでなく音声によるガイダンスでもよい。
リモコン13aには複数のスイッチと運転状態等を表示する表示手段17が備えてあり、これら複数のスイッチとしては、送風装置を運転または停止する運転スイッチ18と、運転モードを切替えるモードスイッチ19と、ファン5の風量を強、弱、切替えできる風量スイッチ20と、ルーバ7の角度を変えて風向を調整する風向調整スイッチ21と、ルーバ7を所定の範囲で往復動作させる風向自動スイッチ22とを備えている。風向調整スイッチ21は、ルーバ角度を大きくするアップスイッチ21aと、ルーバ角度を小さくするダウンスイッチ21bとで構成されている。
運転モードとしては、衣類を乾燥させる衣類乾燥モードと、吹出口4から送風される風で涼風感を得る涼風モードと、室内空気を循環させる気流モードとを有している。
制御装置23は、その内部にマイコンなどのCPUと各種のインタフェース(図示せず)を備えており、受信手段15がリモコン13aからの信号を受信すると、受信した信号に基づいてCPUがそれぞれのインタフェースを介してモータ6、ルーバモータ8としてのステッピングモータ8a、報知手段16を制御する。
送風装置本体1の設置場所を設置場所特定手段9が特定する方法について説明する。
回転軸12はルーバ7の重心位置の延長上とは異なる位置にあるため、壁面設置と天井面設置では、ルーバ7が同一の状態のときに重力方向に対してルーバ7の回転軸12にかかるモーメントが異なる。つまりルーバ7が閉じている状態のときに回転軸12にかかるモーメントがことなるため、ルーバ7を動作させるときの駆動トルクも異なる。
図5に示すように、ステッピングモータ8aの駆動電圧を高くすると駆動トルクも高くなる特性があり、ステッピングモータ8aの駆動電圧を変えることでステッピングモータ8aのトルクを制御し、その駆動電圧から駆動トルクを推定し、設置場所を特定する。
ルーバ7が閉じており接点スイッチ11がONしている状態で、制御装置23はステッピングモータ8aの駆動電圧を徐々に上げていく。そして、接点スイッチ11がOFFしてルーバ7が開き始めたときの駆動電圧があらかじめ規定されたV1未満であれば設置場所特定手段9は、設置場所は天井面であると特定し、V1以上であれば設置場所は壁面であると特定する。
なお、設置場所の特定は、運転開始をする度ではなく、送風装置に電源供給された後、初めて運転するときのみに行ってもよい。
次に、送風装置本体1の運転動作について説明する。
運転スイッチ18を操作し、リモコン13aから選択された運転モードによる運転の信号が送信され、受信手段15が受信すると、制御装置23は報知手段16を動作させブザー音を鳴らして信号が受信されたことを報知すると共に、ステッピングモータ8aを駆動しルーバ7を動作させる。ルーバ7が所定の位置まで動作し、吹出口4が開かれると、制御装置23は選択された風量に基づき、強の場合はモータ6を高速で回転駆動し、弱の場合は低速で回転駆動しファン5を運転させる。
運転モードの選択は、運転中にモードスイッチ19を操作することで切替えられ、操作する度に、衣類乾燥モード、涼風モード、気流モードの順に循環して切替わり、選択された運転モードの信号がリモコン13aから送信され、受信手段15が受信すると、制御装置23は報知手段16を動作させブザー音を鳴らして信号が受信されたことを報知する。
再度、運転スイッチ18を操作すると、リモコン13aから運転停止の信号が送信され、受信手段15が受信すると、制御装置23は報知手段16を動作させブザー音を鳴らして信号が受信されたことを報知すると共に、ファン5を停止させる。ファン5の回転が止まる例えば3秒程度経過後、ルーバ7を動作させ、吹出口4を閉じる。運転停止のブザー音を運転開始のブザー音とは異なるブザー音とすると、運転開始と運転停止を区別しやすい。また、次に運転を開始するときには、前回の運転で選択されていた運転モードで運転するようにすると使い勝手が良くなる。
図6〜図8を用いて、各運転モードにおけるルーバ動作について説明する。
まず初めに衣類乾燥モードにおけるルーバ動作について説明する。
受信手段15が衣類乾燥モードの信号を受信し、衣類乾燥モードでの運転が開始されると、壁面に設置され、設置場所が壁面に特定されている場合、ルーバ7は閉位置を基準とした角度α2へ移動する。そして、ゆっくり(例えば、0.5度/秒)とルーバ7を動作させて角度α1へと動作させることで吹出し方向を変えながら衣類へ送風する。以後、ルーバ7は角度α1〜α2の範囲で往復動作させる。
天井面に設置され、設置場所が天井面に特定されている場合、ルーバ7を壁面設置の場合の動作角度α1、α2で動作させて送風すると、衣類の上方に偏って送風されてしまうため、壁面設置よりも大きい角度β1、β2の範囲で往復動作させ、壁面設置よりもより下方へ送風することで、衣類全体へ送風する。
このように衣類乾燥モードにおける運転中、設置場所に応じて、ルーバ7を常に角度α1〜α2の範囲、または角度β1〜β2の範囲を往復動作させることで吹出し方向を変えながら衣類へ送風することで、洗濯物表面の湿度の飽和した空気層を剥離、拡散して衣類乾燥を促進させる。
次に涼風モードにおけるルーバ動作について説明する。
受信手段15が涼風モードの信号を受信し、涼風モードでの運転が開始されると、壁面に設置され、設置場所が壁面に特定されている場合、ルーバ7は閉位置を基準とした角度α3へ移動し、床面へ斜め下方に送風する。
天井面に設置され、設置場所が天井面に特定されている場合、ルーバ7を壁面設置の場合の角度α3へ移動して送風すると、壁面の方へ偏って送風されてしまうため、壁面設置よりも大きい角度β3へ移動することで、壁面設置の場合と同等に床面へ斜め下方に送風する。
次に気流モードにおけるルーバ動作について説明する。
受信手段15が気流モードの信号を受信し、気流モードでの運転が開始されると、壁面に設置され、設置場所が壁面に特定されている場合、ルーバ7は閉位置を基準とした角度α4へ移動し、床面に対して略水平方向に送風する。
天井面に設置され、設置場所が天井面に特定されている場合、ルーバ7を壁面設置の場合の角度α4へ移動して送風すると、床面へ送風されてしまうため、壁面設置よりも小さい角度β4へ移動することで、壁面設置の場合と同等に床面に対して略水平方向に送風する。
吹出し方向を微調整する動作について、衣類乾燥モードを例にして説明する。
衣類乾燥モードで運転中に、リモコン13aの風向自動スイッチ22を所定時間(例えば通常の操作と区別ができる3秒程度)押し続けることにより、風向調整モードとなり、下限角度の風向調整の信号を送信する。受信手段15が下限角度の風向調整の信号を受信すると、制御装置23は報知手段16を動作させブザー音を鳴らして信号が受信されたことを報知すると共に、まずルーバ7を往復動作範囲の下限角度まで移動する。その状態で、風向調整スイッチ21のダウンスイッチ21bを操作することにより、往復動作範囲の下限角度を微調整することができ、スイッチ操作1回当たりの変更角度は、5度程度とする。使用者は、送風方向を確認しながら適切な位置まで往復動作範囲の下限角度を微調整する。
下限角度を適切な位置にあわせた後、風向自動スイッチ22を操作すると、リモコン13aは上限角度の風向調整の信号を送信し、受信手段15が上限角度の風向調整の信号を受信すると、ルーバ7を往復動作範囲の上限角度まで移動する。下限角度の調整と同様にして上限角度も調整する。
上限角度を適切な位置にあわせた後、風向自動スイッチ22を操作すると、風向調整モードが解除され、リモコン13aは風向調整解除の信号を送信し、受信手段15が受信することで吹出し方向の微調整が終了する。以後、調整された上限角度と下限角度の範囲でルーバ7は往復動作することとなる。
なお、本実施の形態では、運転開始時にルーバ7を動作させた後、ファン5を運転させ
、運転停止時にはファン5を停止させた後、ルーバ7を閉じる構成としたが、ルーバ7とファン5を同時に動作させてもよい。
上記構成により、設置場所特定手段9が特定した設置場所に応じてルーバ7の動作角度を変えて送風するので、設置場所に応じて使用者が吹出し方向を変更する操作をすることなく、適切な方向へ吹出すことができ使い勝手がよい。
また、設置場所特定手段9は、ステッピングモータ8aがルーバ7を動作させるときの駆動トルクから壁面または天井面のいずれかに設置されたかを特定するので、確実に設置場所を特定することができ、新たな部品を追加することなくコストを抑えて実現することができる。
また、ルーバ7の回転軸12と重心位置を一致させないすなわち、回転軸12に対して一方を重くするので、ルーバ7動作時の駆動トルクが壁面と天井面とで異なり、容易にかつ確実に設置場所を特定することができる。
また、ステッピングモータ8aの駆動電圧と駆動トルクとの特性から駆動トルクを推定するので、確実に設置場所を特定することができ、新たな部品を追加することなくコストを抑えて実現することができる。
また、衣類乾燥モードにおいて、壁面設置よりも天井面設置の方がより床面へ向かって斜め下方に送風するので、設置場所によらず効率よく衣類に送風することができ、省エネルギーで衣類を乾燥することができる。
また、涼風モードにおいて、壁面設置および天井面設置のいずれにおいても、床面へ斜め下方に送風するので、設置場所に応じて使用者が吹出し方向を変更する操作をすることなく、使用者は効果的に涼風感を得られる。
また、気流モードにおいて、壁面設置および天井面設置のいずれにおいても、床面に対して略水平方向に送風するので、設置場所に応じて使用者が吹出し方向を変更する操作をすることなく、効果的に室内空気を循環させることができる。
また、風向調整スイッチ21を操作することにより、ルーバ7の動作角度を変更し、吹出し方向を微調整できるので、例えば、送風装置の設置と衣類を干す位置関係が、あらかじめ設定された位置関係と差異がある場合、この吹出し方向の微調整をすることで、使用者は実態に合わせたることができると共に、効率の良い衣類乾燥をすることができ、使い勝手が良い。
(実施の形態2)
図9に示すように、ステッピングモータ8aの駆動速度を早くすると駆動トルクが低くなる特性があり、ステッピングモータ8aの駆動速度を変えることでステッピングモータ8aのトルクを制御し、その駆動速度から駆動トルクを推定し、設置場所を特定するように構成する。
その他、実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。
ルーバ7が閉じており接点スイッチ11がONしている状態で、制御装置23はステッピングモータ8aの駆動トルクが略0となる駆動速度S0で駆動を開始し、駆動速度を徐々に遅くしていく。そして、接点スイッチ11がOFFしてルーバ7が開き始めたときの駆動速度があらかじめ規定されたS1以上であれば設置場所特定手段9は、設置場所は天
井面であると特定し、S1未満であれば設置場所は壁面であると特定する。
上記構成により、ステッピングモータ8aの駆動速度と駆動トルクとの特性から駆動トルクを推定するので、確実に設置場所を特定することができ、新たな部品を追加することなくコストを抑えて実現することができる。
参考例
図10に示すように、設置場所特定手段9が特定した設置場所を記憶する記憶手段24を設け、制御装置23は、設置場所特定手段9が特定した設置場所を記憶手段24に記憶したり、記憶された設定を読み出したりするように構成する。
その他、実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。
送風装置本体1の設置場所を設定する方法について説明する。
リモコン13aの複数のスイッチ、例えばモードスイッチ19と風向自動スイッチ22とを組み合わせて同時に所定時間(例えば誤操作による同時押しと区別できる3秒程度)押し続ける等の操作をすることにより、設置場所の設定モードとなり、図11に示すように、表示手段17に設定モードであることを表示する。
送風装置本体1を天井面に設置した場合は、例えばモードスイッチ19と風向調整スイッチ21のアップスイッチ21aとを組み合わせて同時に押すと、リモコン13aにおける設置場所の設定は天井面設置に設定され、表示手段17に天井面設置の表示をすると共に、送信手段14から天井面設置の設定信号を送信する。
受信手段15が天井面設置の設定信号を受信すると、設置場所特定手段9が設置場所は天井面であると特定し、記憶手段24に記憶させる。そして、制御装置23は報知手段16を動作させ「ピ」というブザー音を鳴らして設置場所が天井面に特定されたことを報知する。
壁面に設置した場合は、例えばモードスイッチ19と風向調整スイッチ21のダウンスイッチ21bとを組み合わせて同時に押すと、リモコン13aにおける設置場所の設定は壁面設置に設定され、表示手段17に壁面設置の表示をすると共に、送信手段14から壁面設置の設定信号を送信する。
受信手段15が壁面設置の設定信号を受信すると、設置場所特定手段9が設置場所は壁面であると特定し、記憶手段24に記憶させる。そして、制御装置23は報知手段16を動作させ、天井面設置のときとは異なり、「ピピ」というブザー音を鳴らして設置場所が壁面に特定されたことを報知する。
リモコン13aは、設置場所の設定モード以外のとき例えば運転や停止などの信号を送信するとき、同時にリモコン13aに設定されている設置場所の信号を送信しており、この信号と、記憶手段24に記憶された設置場所の設定が異なる場合の動作について説明する。
例えば、送風装置が天井面に設置されており、リモコン13aおよび記憶手段24のいずれにも天井面設置の設定がされている。しかし、リモコン13aに装着されている電池を交換したことによりリモコン13aの設定が初期化され、設置場所の設定が壁面設置に変更されてしまうと、リモコン13aは、運転や停止などの信号を送信するときに同時に送信するリモコン13aに設定されている設置場所の信号を、壁面設置で送信してしまう
。受信手段15がこの壁面設置の信号を受信すると、記憶手段24の設定と異なるため、制御装置23は報知手段16を動作させブザー音を鳴らしてリモコン13aの設定と記憶手段24の設定が異なっていることを報知する。
また、制御手段は、受信手段15が受信した壁面設置の信号を無効とし、ルーバ7を記憶手段24の設定に基づき天井面設置の動作角度で動作させる。
上記構成により、リモコン13aを操作することで、設置場所を設定して送信し、受信手段15が設定の信号を受信することで設置場所を特定するので、容易にかつ確実に設置場所を設定することができ、新たな部品を追加することなくコストを抑えて実現することができる。
また、リモコン13aの所定のスイッチを複数組み合わせて操作することで設置場所を設定するので、容易に設置状態を設定することができかつ、使用者の誤操作により設定が不用意に変更されてしまうことを防ぐことができる。
また、報知手段16は、設置場所が特定されたことをブザー音で報知するので、設置場所の設定がされたことを容易に認識することができる。
また、設置場所の設定に応じて異なるブザー音で報知するので、設置場所が壁面または天井面のどちらに特定されたかを容易に認識できると共に、リモコン13aで設定した設置場所と送風装置が特定した設置場所が一致していることを容易に確認することができる。
また、設置場所の設定をした後、受信手段15が受信したリモコン13aに設定されている設置場所の信号が記憶手段24に記憶された設置場所の設定と異なる場合は、記憶手段24に記憶された設定に基づいてルーバ7を動作させるので、リモコン13aの設定が意図せず変更されてしまった場合でも、確実に設置場所に応じてルーバ7を動作させることができる。
また、報知手段16は、リモコン13aの設定と記憶手段24の設定が異なることをブザー音で報知するので、リモコン13aの設定と送風装置の設定が異なっていることを使用者が容易に認識することができる。
(実施の形態
図12に示すように、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出する設置場所検出手段25を設け、設置場所検出手段25を転倒センサ26で構成する。
転倒センサ26は、内部に接点スイッチ(図示せず)を有しており、あらかじめ定められた角度に傾くと、接点スイッチがOFFになる。
その他、実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。
上記構成において、壁面に設置されている場合、転倒センサ26の接点スイッチはONしており、そのON信号から設置場所特定手段9は、設置場所は壁面であると特定する。
天井面に設置されている場合、壁面設置の場合と設置方向が90度異なるため、転倒センサ26の接点スイッチはOFFし、そのOFF信号から設置場所特定手段9は、設置場所は天井面であると特定する。
そして、制御装置23は、設置場所特定手段9が特定した設置場所に応じてルーバ7を動作させる。
このように、転倒センサ26からの信号により、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出するので、確実に設置場所を検出し、特定することができる。
(実施の形態
図13〜図14に示すように、設置場所検出手段25aを発光手段27と、発光手段27と対向して発光手段27から発光される光を受光する受光手段28と、発光手段27から発光される光を遮断可能な位置に遮蔽板29とを設けて構成する。発光手段27としては、発光できればよく、例えば、発光ダイオードなどがある。受光手段28としては、光を受光できればよく、例えば、フォトセンサなどがある。
その他、実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。
上記構成において、発光手段27は常に光を発光しており、壁面に設置されている場合、受光手段28が発光手段27からの光を受光するので、受光信号が設置場所特定手段9に送られ、設置場所特定手段9は、設置場所は壁面であると特定する。
天井面に設置されている場合、壁面設置の場合と設置方向が90度異なるため、遮蔽板29が発光手段27からの光を遮断する。そのため、受光手段28は光を受光せず、受光信号が設置場所特定手段9に送られないので、設置場所特定手段9は、設置場所は天井面であると特定する。
このように、発光手段27から発光された光を受光手段28が受光するか否かで、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出するので、確実に設置場所を検出し、特定することができる。
(実施の形態
図15〜図16に示すように、設置場所検出手段25bを球状の磁石30と、磁石30を格納する容器31と、磁石30からの磁気を検出する磁気センサ32を容器31の底面に設けて構成する。磁気センサ32としては、磁石30からの磁気を検出できればよく、例えばホールICなどがある。
容器31には漏斗状に窪ませた空間が容器底面と、天井面に設置した場合に下方となる側面の2箇所にあり、壁面設置の場合は、容器底面の漏斗状に窪ませた空間33の内面に磁石30が接触し、天井面設置の場合は、容器側面の漏斗状に窪ませた空間34の内面に磁石30が接触する。
その他、実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。
上記構成において、壁面に設置されている場合、容器底面の漏斗状に窪ませた空間33の内面に磁石30が接触することにより、磁気センサ32は磁石30の磁気を検出するので、磁気の検出信号が設置場所特定手段9に送られ、設置場所特定手段9は、設置場所は壁面であると特定する。
天井面に設置されている場合、容器側面の漏斗状に窪ませた空間34の内面に磁石30が接触することにより、磁気センサ32は磁石30の磁気を検出しない。そのため、磁気の検出信号が設置場所特定手段9に送られないので、設置場所特定手段9は、設置場所は天井面であると特定する。
このように、磁気センサ32が磁石30からの磁気を検出するか否かで、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出するので、確実に設置場所を検出し、特定することができる。
本発明の送風装置は、壁面に設置された場合と、天井面に設置された場合とで、ルーバの動作角度を変えて送風することとなり、設置場所に応じて使用者が吹出し方向を変更する操作をすることなく、適切な方向へ吹出すことができるので、衣類等の乾燥やそれ以外の用途で送風して使用する業務用の送風装置についても有用である。
1 送風装置本体
3 吸込口
4 吹出口
5 ファン
6 モータ
7 ルーバ
8 ルーバモータ
8a ステッピングモータ
9 設置場所特定手段
12 回転軸
13 遠隔操作手段
13a リモコン
15 受信手段
16 報知手段
19 モードスイッチ
21 風向調整スイッチ
21a アップスイッチ
21b ダウンスイッチ
22 風向自動スイッチ
24 記憶手段
25 設置場所検出手段
25a 設置場所検出手段
25b 設置場所検出手段
26 転倒センサ
27 発光手段
28 受光手段
29 遮蔽板
30 磁石
31 容器
32 磁気センサ

Claims (11)

  1. 室内の空気を吸込む吸込口と、
    前記吸込口から吸込んだ空気を室内へ吹出す吹出口と、
    前記吸込口と前記吹出口を結ぶ風路内に備えて空気を吸込み室内へ空気を吹出すファンと、
    前記ファンを駆動するモータと、
    前記吹出口からの吹出し方向を変えるルーバと、
    前記ルーバを駆動するルーバモータと、
    前記ルーバモータの駆動トルクを基に、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを特定する設置場所特定手段とを設け、
    前記設置場所特定手段が特定した設置場所に基づいて前記ルーバを動作させて吹出し方向を変えることを特徴とした送風装置。
  2. 前記ルーバの重心位置は前記ルーバの回転軸に対してずらしたことを特徴とした請求項記載の送風装置。
  3. 前記ルーバモータに供給する駆動電圧から前記ルーバモータの駆動トルクを推定することを特徴とした請求項記載の送風装置。
  4. 前記ルーバモータの駆動速度から前記ルーバモータの駆動トルクを推定することを特徴とした請求項記載の送風装置。
  5. 室内の空気を吸込む吸込口と、
    前記吸込口から吸込んだ空気を室内へ吹出す吹出口と、
    前記吸込口と前記吹出口を結ぶ風路内に備えて空気を吸込み室内へ空気を吹出すファンと、
    前記ファンを駆動するモータと、
    前記吹出口からの吹出し方向を変えるルーバと、
    前記ルーバを駆動するルーバモータと、
    設置場所を特定する設置場所特定手段とを設け、
    前記設置場所検出手段は、壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出する転倒センサで構成され、
    前記設置場所特定手段が特定した設置場所に基づいて前記ルーバを動作させて吹出し方向を変えることを特徴とした送風装置。
  6. 室内の空気を吸込む吸込口と、
    前記吸込口から吸込んだ空気を室内へ吹出す吹出口と、
    前記吸込口と前記吹出口を結ぶ風路内に備えて空気を吸込み室内へ空気を吹出すファンと、
    前記ファンを駆動するモータと、
    前記吹出口からの吹出し方向を変えるルーバと、
    前記ルーバを駆動するルーバモータと、
    壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出する設置場所特定手段とを設け、
    前記設置場所検出手段は、発光手段と、前記発光手段から発光される光を受光する受光手段と、前記発光手段から発光される光を遮断する遮蔽板とで構成され
    前記設置場所特定手段が特定した設置場所に基づいて前記ルーバを動作させて吹出し方向を変えることを特徴とした送風装置。
  7. 室内の空気を吸込む吸込口と、
    前記吸込口から吸込んだ空気を室内へ吹出す吹出口と、
    前記吸込口と前記吹出口を結ぶ風路内に備えて空気を吸込み室内へ空気を吹出すファンと、
    前記ファンを駆動するモータと、
    前記吹出口からの吹出し方向を変えるルーバと、
    前記ルーバを駆動するルーバモータと、
    壁面または天井面のいずれかに設置されたかを検出する設置場所特定手段とを設け、
    前記設置場所検出手段は、球状の磁石と、前記磁石を格納する容器と、前記磁石からの磁気を検出する磁気センサとで構成され
    前記設置場所特定手段が特定した設置場所に基づいて前記ルーバを動作させて吹出し方向を変えることを特徴とした送風装置。
  8. 衣類を乾燥させる衣類乾燥モードを備え、前記衣類乾燥モードで運転するとき、天井面設置の場合では壁面設置の場合よりも大きい角度の範囲で前記ルーバを動作させて送風することを特徴とした請求項1〜7いずれかひとつに記載の送風装置。
  9. 涼風感を得る涼風モードを備え、前記涼風モードで運転するとき、床面へ向けて斜め下方に送風するように壁面設置の場合と天井面設置の場合で前記ルーバの動作角度を変えることを特徴とした請求項1〜7いずれかひとつに記載の送風装置。
  10. 室内空気を循環させる気流モードを備え、前記気流モードで運転するとき、床面に対して略水平方向に送風するように壁面設置の場合と天井面設置の場合で前記ルーバの動作角度を変えることを特徴とした請求項1〜7いずれかひとつに記載の送風装置。
  11. 受信手段を設け、遠隔操作手段より送信される信号に基づいて操作可能な構成とし、前記遠隔操作手段にルーバの動作角度を変更可能な風向調整スイッチを設けたことを特徴とした請求項1〜10のいずれかに記載の送風装置。
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