JP2008188509A - 除湿装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が除湿装置から吹き出す風の温度を一目で把握することができる除湿装置を提供することを目的とする。
【解決手段】冷媒を圧縮する圧縮機8と、除湿対象空気を冷却除湿し水分を集水する蒸発器3と、前記冷媒が供給空気に対して放熱する凝縮器2と、除湿対象空気を吸い込み前記蒸発器3および前記凝縮器2に通風させる送風機と、制御するための制御部11と、蒸発器3へ前記送風機によって除湿対象空気を通風させることにより除湿され、また吸い込み温度より低い冷風を吹き出す冷風吹き出し口と、凝縮器へ供給空気を通風させることにより吸い込み温度より高い温度の風を吹き出す温風吹き出し口と、前記冷風および温風が通風する少なくとも2つ以上の風路を備えた除湿装置であって、冷風吹き出し口LED27および温風吹き出し口LED26による表示手段を備えたものである。
【選択図】図3
【解決手段】冷媒を圧縮する圧縮機8と、除湿対象空気を冷却除湿し水分を集水する蒸発器3と、前記冷媒が供給空気に対して放熱する凝縮器2と、除湿対象空気を吸い込み前記蒸発器3および前記凝縮器2に通風させる送風機と、制御するための制御部11と、蒸発器3へ前記送風機によって除湿対象空気を通風させることにより除湿され、また吸い込み温度より低い冷風を吹き出す冷風吹き出し口と、凝縮器へ供給空気を通風させることにより吸い込み温度より高い温度の風を吹き出す温風吹き出し口と、前記冷風および温風が通風する少なくとも2つ以上の風路を備えた除湿装置であって、冷風吹き出し口LED27および温風吹き出し口LED26による表示手段を備えたものである。
【選択図】図3
Description
本発明は、圧縮機、放熱器、膨張機、吸熱器等から構成されるヒートポンプを備えた除湿装置の使い勝手の向上に関する。
従来、この種の除湿装置は、室内の除湿と局所冷房を使い分けることのできるものが知られている( 例えば、特許文献1 参照)。
以下、その除湿装置について図8 から 図10を参照しながら説明する。
図8に示すように、除湿装置本体101内の左右側面に凝縮器102と蒸発器103を設け、凝縮器102と蒸発器103の内側にそれぞれ凝縮器側送風機104 と蒸発器側送風機105を設けている。また、凝縮器側送風機104の下方には圧縮機106を配置し、蒸発器103の下には露受皿107と水受容器108が連通して配設されている。凝縮器側送風機104と蒸発器側送風機105の間に仕切板109を設けて、本体101内を凝縮器側と蒸発器側とに分割している。
また、図9に示すように、本体101の両側面には凝縮器側吸込口110と蒸発器側吸込口111を設け、本体101の天面には凝縮器側吹き出し口112と蒸発器側吹き出し口113を設けている。
また、図10に示すように、凝縮器102と蒸発器103と圧縮機106に減圧器114を加えて冷凍サイクルを形成し、また低温時に蒸発器103の霜を溶かすための二方弁115を備えている。
以上のような構成において、図10に示すように、圧縮機106から吐出された冷媒が凝縮器102、減圧器114、蒸発器103、圧縮機106と循環するときに、冷媒は凝縮器102で放熱(凝縮)し、蒸発器103で吸熱(蒸発)する。この際、凝縮器側送風機104により吸い込まれた室内空気は凝縮器102を通過する時に加熱され、凝縮器側吹出口112から温風として吹き出される。一方、蒸発器側送風機105により吸い込まれた室内空気は、蒸発器103を通過する時に冷却され、蒸発器側吹き出し口113から除湿された冷風として吹きだされ、室内を除湿することができ、さらに局所的に冷風を供給できるものである。
また室内温度が低温になった場合には、蒸発器103の温度が低下し、蒸発器103に霜が付着する。その場合には、二方弁115を開放することにより、圧縮器106から吐出された高温高圧の冷媒が二方弁115を通過し、蒸発器103に供給されることにより、付着した霜を除去することができる。
特開2000−320860号公報
このような従来の除湿装置においては、使用者が一目では、凝縮器側吹出口112と蒸発器側吹出口113のどちらから、除湿された冷風または加熱された温風が吹き出され、るかということがわかりにくかった。
本除湿装置は上記課題を解決するためのものであり、吹き出し口近傍に吹き出し箇所のならびにその温度を表示する手段を設けることにより、使用者が吹き出し箇所と吹き出し風の温度を一目で把握することができるという、使い勝手の良い除湿装置を提供することができる。
上記課題を解決するために、冷媒を圧縮する圧縮機と、除湿対象空気を冷却除湿し水分を集水する蒸発器と、前記冷媒が供給空気に対して放熱する凝縮器と、除湿対象空気を吸い込み前記蒸発器および前記凝縮器に通風させる送風機と、除湿装置の運転を設定するための操作部と、前記圧縮機および前記送風機と前記操作部を制御するための制御部と、前記蒸発器へ前記送風機によって除湿対象空気を通風させることにより、除湿され、また吸い込み温度より低い冷風を吹き出す冷風吹き出し口と、前記凝縮器へ供給空気を通風させることにより吸い込み温度より高い温度の風を吹き出す温風吹き出し口と、前記冷風および温風が通風する少なくとも2つ以上の風路を備えた除湿装置であって、前記冷風吹き出し口および前記温風吹き出し口近傍に吹き出し箇所を表示する表示手段を備えたことを特徴としたものである。
この手段により、使用者が除湿装置のどこの吹き出し口から吹き出すのか一目で把握することができる除湿装置を得ることができる。
また他の手段は、冷風吹き出し口、および温風吹き出し口近傍に備えた吹き出し箇所を表示する表示手段は、運転状況に併せてLEDを点灯および消灯することを特徴としたものである。
この手段により、吹き出し風が吹き出している箇所のみ、吹き出し表示の点灯を行い、吹き出し風が吹き出さない箇所は、吹き出し表示を消灯することにより、使用者が確実に吹き出し箇所を把握することができる除湿装置を得ることができる。
また他の手段は、吹き出し箇所を表示する表示手段は、吹き出し口をLEDで照射することを特徴としたものである。
この手段により、使用者はどこから吹き出すのかということを暗中においても瞬時に把握することのできる除湿装置を得ることができる。
また他の手段は、吹き出し箇所を表示する表示手段は、吹き出し方向に平行して矢印状であり、除湿装置本体の天面に設けられたことを特徴としたものである。
この手段により、使用者はどこの吹き出し口からどの方向に吹き出すのかを一目で把握できる除湿装置を得ることができる。
また他の手段は、吹き出し箇所を表示する表示手段はLEDで構成され、吹き出し風の温度を表示するために、冷風吹き出し口は寒色系、除湿風吹き出し口は暖色系の色で表すことを特徴としたものである。
この手段により、使用者が除湿装置のどこの吹き出し口から温風または冷風が吹き出すの一目で把握することが可能となり、各吹き出し風を用途にあわせて有効に利用することができる除湿装置を得ることができる。
また他の手段は、吹き出し箇所を表示する表示手段は複数のLEDで構成され、吹き出し方向に向かって段階的に明滅を繰り返すことを特徴としたものである。
この手段により、使用者は吹き出し方向と、使用者が除湿装置のどこの吹き出し口からどの方向へ温風または冷風が吹き出すのか一目で把握することが可能となり、使い勝手の良い除湿装置を得ることができる。
また他の手段は、吹き出し風の温度を表す表示手段を点灯または消灯するための設定手段を備えたことを特徴としたものである。
この手段により、使用者の好みに併せて吹き出し箇所を表示する表示手段を点灯または消灯することができ、例えば就寝時における除湿装置の使用時には、消灯することができ、使い勝手の良い除湿装置を得ることができる。
また他の手段は、吹き出し風の温度を表す表示手段は、吹き出す風量に比例して輝度を変化させることを特徴としたものである。
この手段により、使用者は吹き出し口を見ただけで、吹き出し箇所だけでなく、その風量を把握することができる。
また他の手段は、吹き出し口近傍に、吹き出す温度を検出するための温度検出手段を備え、吹き出し箇所を表示する表示手段は、吹き出す温度に従って輝度を変化させることを特徴としたものである。
この手段により、吹き出し風の温度を正確に測定し、使用者に伝えることのできる除湿装置を得ることができる。
また他の手段は、吹き出し箇所を表示する表示手段は、設定または運転変更が生じた後、所定の時間の間だけ点灯することを特徴としたものである。
この手段により、使用者が吹き出し口から吹き出す風の温度を知りたいときのみ表示を行う使い勝手の良い除湿装置を得ることができる。
また他の手段は、人を検出するための人検知手段を設け、除湿装置近傍に人の存在を検出したとき、吹き出し箇所を表示する表示手段を点灯することを特徴としたものである。
この手段により、使用者が除湿装置本体に近づいたときに、すねわち吹き出し口の温度を表す表示手段が必要である際に、自動的に表示を点灯することができ、省エネ性の向上した除湿装置を得ることができる。
また、他の手段は、人を検出するための人検知手段を設け、除湿装置近傍に人の存在を検出しないとき、吹き出し箇所を表示する表示手段を消灯することを特徴としたものである。
この手段により、使用者が除湿装置本体から離れたときに、すねわち吹き出し口の温度を表す表示手段が不必要となった際に、自動的に表示を消灯することができ、より省エネ性の向上した除湿装置を得ることができる。
本発明によれば、除湿装置のどこの吹き出し口から吹き出し風が出るのかということを容易かつ瞬時に把握することができ、使い勝手の向上した除湿装置を提供することができる。吹出し箇所と吹出し風の温度を容易かつ瞬時に把握することができる。
また、使用者が吹き出し方向を一目で把握することのできる除湿装置を提供することができる。
また、使用者の好みに併せて吹き出し箇所を表示する表示手段を点灯または消灯することにより、例えば就寝時における除湿装置の使用時には、消灯することができ、使い勝手の良い除湿装置を提供することができる。
また、使用者が必要としているときのみ吹き出し口の温度を表示することにより、省エネ性の向上した除湿装置を提供することができる。
本発明の請求項1記載の発明は、冷媒を圧縮する圧縮機と、除湿対象空気を冷却除湿し水分を集水する蒸発器と、前記冷媒が供給空気に対して放熱する凝縮器と、除湿対象空気を吸い込み前記蒸発器および前記凝縮器に通風させる送風機と、除湿装置の運転を設定するための操作部と、前記圧縮機および前記送風機と前記操作部を制御するための制御部と、前記蒸発器へ前記送風機によって除湿対象空気を通風させることにより除湿され、また吸い込み温度より低い冷風を吹き出す冷風吹き出し口と、前記凝縮器へ供給空気を通風させることにより吸い込み温度より高い温度の風を吹き出す温風吹き出し口と、前記冷風および温風が通風する少なくとも2つ以上の風路を備えた除湿装置であって、前記冷風吹き出し口および前記温風吹き出し口近傍に吹き出し箇所を表示する表示手段を備えたものであり、使用者が除湿装置のどこの吹き出し口から吹き出すのか一目で把握することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項2記載の発明は、冷風吹き出し口、および温風吹き出し口近傍に備えた吹き出し箇所を表示する表示手段は、運転状況に併せてLEDを点灯および消灯するとしたものであり、例えば、冷風を吹き出しているときは、冷風吹き出し口近傍に設けられた表示手段の点灯を行い、また温風を吹き出すときには、温風吹き出し口近傍に設けられた表示手段の点灯を行うことにより、使用者が確実に吹き出し箇所を把握し、それぞれの吹き出し風を使用者の意図に即して有効に利用することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項3記載の発明は、吹、吹き出し箇所を表示する表示手段は、吹き出し口をLEDで照射するとしたものであり、例えば、冷風を吹き出しているときは、冷風吹き出し口近傍に設けられた表示手段の点灯を行い、冷風吹き出し口を照射する。また温風を吹き出すときには、温風吹き出し口近傍に設けられた表示手段の点灯を行うことにより、温風吹き出し口を照射し、使用者が瞬時に吹き出し箇所を把握し、除湿装置が設置された空間が暗中であっても視認性良く使用することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項4記載の発明は、吹き出し箇所を表示する表示手段は、吹き出し方向に平行して矢印状であり、除湿装置本体の天面に設けたものであり、除湿装置からの吹き出し口から冷風または温風が除湿装置からどの方向に吹き出すのかを一目で把握することができ、例えば衣類乾燥を行っている際には、除湿対象物である衣類を表示に従った位置に配置することにより、衣類乾燥を有効に行うことができるという作用を有する。
また、本発明の請求項5記載の発明は、吹き出し箇所を表示する表示手段はLEDで構成され、吹き出し風の温度を表示するために、冷風吹き出し口は寒色系、除湿風吹き出し口は暖色系の色で表すとしたものであり、冷風吹き出し口は例えば寒色系である青色LED、温風吹き出し口は暖色系である赤色LEDで表示することにより、使用者が除湿装置のどこの吹き出し口から温風または冷風が吹き出すのかということを、一目で把握することが可能となり、各吹き出し風を効率よく利用することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項6記載の発明は、吹き出し箇所を表示する表示手段は複数のLEDで構成され、吹き出し方向に向かって段階的に明滅を繰り返すとしたものであり、吹き出し方向へ段階的に明滅を繰り返すことにより、使用者は吹き出し方向と、使用者が除湿装置のどこの吹き出し口からどの方向へ温風または冷風が吹き出すのか一目で把握することが可能となり、使い勝手が向上するという作用を有する。
また、本発明の請求項7記載の発明は、吹き出し箇所を表示する表示手段は点灯または消灯するための設定手段を備えたものであり、使用者は操作部に設けられた設定手段によって、好みに併せて吹き出し風の温度を表す表示手段を点灯または消灯することができ、例えば就寝時における除湿装置の使用時には、消灯することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項8記載の発明は、吹き出し箇所を表示する表示手段は、吹き出す風量に比例して輝度を変化させるとしたものであり、風量の可変可能な段階に比例して、吹き出し風の温度を表す表示手段の輝度を可変することにより、使用者は吹き出し口を見ただけで、吹き出し温度だけでなく、その風量を把握することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項9記載の発明は、吹き出し口近傍に、吹き出す温度を検出するための温度検出手段を備え、吹き出し箇所を表示する表示手段は、吹き出す温度に従って輝度を変化させるとしたものであり、除湿装置本体に搭載された制御部が、吹き出し口に設けられた温度検出手段の吹き出し風の温度を検出し、検出結果に応じて、吹き出し口近傍に設けられた吹き出し口の温度を表す表示手段の輝度を制御することによって、使用者に吹き出し口の温度を正確に伝えることのできる除湿装置を得ることができる。
また、本発明の請求項10記載の発明は、吹き出し箇所を表示する表示手段は、設定または運転変更が生じた後、所定の時間の間だけ点灯するものであり、使用者が吹き出し口から吹き出す風の温度を知りたいときのみ表示を行うことにより、使い勝手の良くなるという作用を有する。
また、本発明の請求項11記載の発明は、人人を検出するための人検知手段を設け、除湿装置近傍に人の存在を検出したとき、吹き出し箇所を表示する表示手段を点灯するものであり、使用者が除湿装置本体に近づいたときに、すなわち吹き出し口の温度を表す表示手段が必要である際に、自動的に表示を点灯することができ、省エネ性が向上するという作用を有する。
また、本発明の請求項12記載の発明は、人を検出するための人検知手段を設け、除湿装置近傍に人の存在を検出しないとき、吹き出し箇所を表示する表示手段を消灯することを特徴としたものであり、使用者が除湿装置本体から離れたときに、すねわち吹き出し口の温度を表す表示手段が不必要となった際に、自動的に表示を消灯することができ、より省エネ性が向上するという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に構造図、図2に除湿装置本体、図3に操作表示部詳細、図4に風路簡略図、図5に表示動作タイミングチャートを示す。
図1に構造図、図2に除湿装置本体、図3に操作表示部詳細、図4に風路簡略図、図5に表示動作タイミングチャートを示す。
図1に示すように除湿装置本体1の側面には凝縮器2と蒸発器3が配され、凝縮器2の側面には凝縮器用送風機4、蒸発器3の側面には蒸発器用送風機5が配されている。また、凝縮器2下部には、蒸発器3で結露した水滴を受けるための水受け皿6が、さらにその下部には、前記水受け皿6の水を貯水するための貯水タンク7が設けられている。また、除湿装置本体1下部には、圧縮器8が配置され、凝縮器2と蒸発器3と冷凍サイクルを形成している。蒸発器用送風機5の上部には、蒸発器を通風した空気の風路を切り替えるためのダンパー9およびダンパー駆動モーター10が設けられている。また除湿装置本体1内部には、凝縮器用送風機4、蒸発器用送風機5、圧縮器8、ダンパー駆動モーター10を制御するための制御部11が配置されている。除湿装置本体1上部には、前記凝縮器用送風機4によって、温風を吹き出すための天面吹き出し口12と、除湿装置本体1側面には、蒸発器用送風機5から送り出される冷風を吹き出すための側面吹き出し口13が設けられている。
次に図2に示すように除湿装置本体1には、操作部14と表示部15が配され、前記制御部11は、使用者による操作部14における運転モードの設定に従って、除湿装置本体1の運転を制御する。
次に図3に示すように、除湿装置本体1天面に設けられた操作部14および表示部15について説明する。操作部14には、除湿装置本体1の運転を切りまたは入りにするための、運転切/入スイッチ16および除湿運転モードを選択するための除湿スイッチ17、前面から冷風を吹き出す冷風運転を選択するための冷風スイッチ18が設けられている。また操作部14の上部には設定状況を表すための表示部15である操作表示部19と、また操作部14の下部には、吹き出し箇所を表すための表示手段である温風吹き出し表示20として、LED20a、20b、20cおよび冷風吹き出し表示21としてLED21a、21b、21cが配されており、温風吹き出し表示20および冷風吹き出し表示21は、操作部14に設けられた表示設定スイッチ22によって、ONまたはOFFを切り替える。ここで、温風吹き出し表示20である、LED20a、20b、20cは橙色LED、冷風吹き出し表示21であるLED21a、21b、21cは青色LEDで構成されている。
上記構成において、使用者によって運転スイッチ16を押され、次に除湿運転スイッチ17を押された場合、除湿運転を開始する。このとき、制御部11は使用者によって設定された運転モードである除湿運転を行うため、凝縮器用送風機4、蒸発器用送風機5、圧縮器8を駆動する。またダンパー駆動モーター10を駆動することにより、図4(a)に示すように、ダンパー9を水平位置に移動することにより、蒸発器3を通過し除湿冷却された空気は、凝縮器2を通過する時に加熱された温風となった空気と交わって、天面に設けられた天面吹き出し口12から吹き出す。一方、使用者によって、運転切/入スイッチ16を押され、次に冷風スイッチ18を押された場合、冷風運転を開始する。このとき、制御部11は使用者によって設定された冷風運転を行うため、凝縮器用送風機4、蒸発器用送風機5、圧縮器8を駆動する。またダンパー駆動モーター10を駆動することにより、図4(b)に示すように、ダンパー9を垂直に維持することにより、凝縮器用送風機4から送り出された温風と、蒸発器用送風機5から送り出された冷風とを隔離し、蒸発器用送風機5から送り出された冷風を側面に設けられた吹き出し口13から吹き出し、局所冷房が可能となる。また凝縮器用送風機4から送り出された温風は天面に設けられた天面吹き出し口12から吹き出す。また水分を含んだ空気は、蒸発器用送風機5によって吸引され、蒸発器3によって冷却されることにより、水分が蒸発器3に結露し、さらには水受け皿6へ滴下し、貯水タンク7へ貯水されることにより、除湿する。
ここで制御部11は、除湿運転を行う際には、温風吹き出し表示20であるLED20a、20b、20cの順に、図5に示すような1秒間ずつ点灯するタイミングで点滅を繰り返すことにより、使用者に天面に設けられた天面吹き出し口12から温風が吹き出されることを認識させることができる。また、冷風運転を行う際には、同様に温風吹き出し表示20であるLED20a、20b、20cの順に、図5に示すようなタイミングで点滅を繰り返し、また冷風吹き出し表示21であるLED21a、21b、21cを図5に示すようなタイミングで点滅を繰り返すことにより、使用者に対して天面に設けられた天面吹き出し口12から温風が吹き出され、側面に設けられた冷風を吹き出すための側面吹き出し口13から冷風が吹き出すことを一目で認識させることができ、例えば冷風は人を対象に利用し、温風は衣類乾燥などに利用するなど有効利用することができる。このように、運転状況に応じて吹き出し箇所を表示する表示手段の点灯および消灯を行うことにより、使用者が確実に吹き出し箇所を把握することができる。また、衣類乾燥など非居住空間で行う際等には、除湿装置が設置された空間が暗中であっても、吹き出し表示はLEDを用いることにより視認性良く、一目で吹き出し方向、吹き出し風の種類を把握することが可能となる。また就寝時に除湿や冷風を利用したい場合などには、表示設定スイッチ22を使用して、吹き出し表示をOFFすることにより、LEDの明るさが就寝に邪魔をしないようにすることができる。
なお本実施例においては、吹き出し箇所の表示手段は天面に設けたが、吹き出し口内に設置した場合においても、差異を生じない。また各吹き出し表示の点灯タイミングは一例であり、タイミングの変化によって、差異を生じない。
(実施の形態2)
なお、実施の形態1と同一部分は同一符号を付し、詳細な説明は省略する。使用者によって、運転スイッチ16を押され、次に除湿スイッチ17を押された場合、除湿運転を開始する。このとき、制御部11は除湿スイッチ17を押してから10秒間だけ、温風吹き出し表示20をLED20a、20b、20cの順に、図5に示すようなタイミングで点滅を繰り返すことにより、使用者に天面に設けられた天面吹き出し口12から温風が吹き出されることを認識させることができ、10秒間経過した後は、使用者へ情報が伝わったと判断し、温風吹き出し表示20を消灯する。使用者が冷風スイッチを押して、冷風運転を選択した場合も同様に、冷風吹き出し表示21をLED21a、21b、21cを図5に示すようなタイミングで点滅を10秒間繰り返し、消灯する。
なお、実施の形態1と同一部分は同一符号を付し、詳細な説明は省略する。使用者によって、運転スイッチ16を押され、次に除湿スイッチ17を押された場合、除湿運転を開始する。このとき、制御部11は除湿スイッチ17を押してから10秒間だけ、温風吹き出し表示20をLED20a、20b、20cの順に、図5に示すようなタイミングで点滅を繰り返すことにより、使用者に天面に設けられた天面吹き出し口12から温風が吹き出されることを認識させることができ、10秒間経過した後は、使用者へ情報が伝わったと判断し、温風吹き出し表示20を消灯する。使用者が冷風スイッチを押して、冷風運転を選択した場合も同様に、冷風吹き出し表示21をLED21a、21b、21cを図5に示すようなタイミングで点滅を10秒間繰り返し、消灯する。
このように一定の時間だけ吹き出し表示の点灯を行うことにより、使用者が吹き出し温度を知りたいと想定されるときのみ表示を行うことによって、使い勝手が向上し、省エネ性も向上する。
(実施の形態3)
図6に構造図を示す。
図6に構造図を示す。
なお、実施の形態1、2と同一部分は同一符号を付し、詳細な説明は省略する。図6に示すように、凝縮器用送風機4から送り出された温風を吹き出す天面吹き出し口12に、吹き出し温度を測定するための温風温度検出装置23と、蒸発器用送風機5から送り出された温風を吹き出す側面吹き出し口13に、吹き出し温度を測定するための冷風温度検出装置24と、室温を検出するための室温検出装置25が設けられている。
上記構成において、使用者によって、運転切/入スイッチ16を押され、次に除湿スイッチ17を押された場合、除湿運転を開始する。このとき制御部11は、温風の吹き出し温度を測定するための温風温度検出装置23からの検出温度Ta、および冷風を吹き出す側面吹き出し口13に、吹き出し温度を測定するための冷風温度検出装置24からの検出温度Tbを室温検出手段25からの検出温度Tにと比較し、その結果に応じて、温風吹き出し表示20であるLED20a、20b、20cを表1に示すような条件で輝度を制御し、また冷風吹き出し表示21であるLED21a、21b、21cを表2に示すように制御する。例えば室温が25℃のときに温風温度検出装置23からの検出温度Taが29℃を検出した場合、その差が9℃であるため、制御部11は温風吹き出し表示20をLED20a、20b、20cの輝度を、50%の電力で転倒する制御を行う。また、冷風温度検出装置24からの検出温度Tbが21℃であった場合、その差が4℃であるため、制御部11は冷風吹き出し表示21であるLED21a、21b、21cの輝度を、50%に制御する。このとき電力制御の手法としては、各LEDへ供給するパルス幅を可変させたりすることにより行うことができる。
以上により、吹き出し風の温度を吹き出し箇所の表示手段を用いることで、使用者に吹き出し口の温度を正確に伝えることができる。
(実施の形態4)
図7に除湿装置本体を示す。
図7に除湿装置本体を示す。
なお、実施の形態1〜3と重複する箇所は説明を省略する。
図7に示すように、温風を吹き出す吹き出し口12には、吹き出し口を照射するための温風吹き出し口LED26、蒸発器用送風機5から送り出された冷風を吹き出す側面吹き出し口13に、吹き出し口を照射するための冷風吹き出し口LED27と、天面には人を検出するための焦電型人感センサ28が設けられている。
上記構成において、表3に示すように凝縮器用送風機4、蒸発器用送風機5の回転量、すなわち風量の強さに応じて、温風吹き出し口LED26と、冷風吹き出し口LED27の輝度を予め設定されており、この設定に従って制御部11は温風吹き出し口LED26と、冷風吹き出し口LED27の輝度を調節し、各吹き出し口を照射する。
制御部11は運転開始後、焦電型人感センサ28から人の検出信号があった場合に、吹き出し口を照射するための温風吹き出し口LED26と、冷風吹き出し口LED27の点灯を行う。また逆に焦電型人感センサ28から人の検出信号が無くなった場合に、吹き出し口を照射するための温風吹き出し口LED26と、冷風吹き出し口LED27の消灯を行う。このとき電力制御の手法としては、各LEDへ供給するパルス幅を可変させたりすることにより行うことができる。
以上により、使用者は吹き出し口を見ただけで、吹き出し温度だけでなく、その風量を把握することができ、また使用者が瞬時に吹き出し箇所を把握し、それぞれの吹き出し風を使用者の意図に即して有効に利用でき、また自動的に吹き出し口表示の点灯および消灯を行うことにより、省エネ性が向上することができる。
吹き出し箇所に表示手段を備えた除湿装置であり、空調機などの用途などにも適用できる。
1 除湿装置本体
2 凝縮器
3 蒸発器
4 凝縮器用送風機
5 蒸発器用送風機
6 水受け皿
7 貯水タンク
8 圧縮器
9 ダンパー
10 ダンパー駆動モーター
11 制御部
12 天面吹き出し口
13 側面吹き出し口
14 操作部
15 表示部
16 運転切/入スイッチ
17 除湿スイッチ
18 冷風スイッチ
19 操作表示部
20 温風吹き出し表示
21 冷風吹き出し表示
22 表示設定スイッチ
23 温風温度検出装置
24 冷風温度検出装置
25 室温検出装置
26 温風吹き出し口LED
27 冷風吹き出し口LED
28 焦電型人感センサ
2 凝縮器
3 蒸発器
4 凝縮器用送風機
5 蒸発器用送風機
6 水受け皿
7 貯水タンク
8 圧縮器
9 ダンパー
10 ダンパー駆動モーター
11 制御部
12 天面吹き出し口
13 側面吹き出し口
14 操作部
15 表示部
16 運転切/入スイッチ
17 除湿スイッチ
18 冷風スイッチ
19 操作表示部
20 温風吹き出し表示
21 冷風吹き出し表示
22 表示設定スイッチ
23 温風温度検出装置
24 冷風温度検出装置
25 室温検出装置
26 温風吹き出し口LED
27 冷風吹き出し口LED
28 焦電型人感センサ
Claims (12)
- 冷媒を圧縮する圧縮機と、除湿対象空気を冷却除湿し水分を集水する蒸発器と、前記冷媒が供給空気に対して放熱する凝縮器と、除湿対象空気を吸い込み前記蒸発器および前記凝縮器に通風させる送風機と、除湿装置の運転を設定するための操作部と、前記圧縮機および前記送風機と前記操作部を制御するための制御部と、前記蒸発器へ前記送風機によって除湿対象空気を通風させることにより除湿され、また吸い込み温度より低い冷風を吹き出す冷風吹き出し口と、凝縮器へ供給空気を通風させることにより吸い込み温度より高い温度の風を吹き出す温風吹き出し口と、前記冷風および温風が通風する少なくとも2つ以上の風路を備えた除湿装置であって、前記冷風吹き出し口および前記温風吹き出し口近傍に吹き出し箇所を表示する表示手段を備えたことを特徴とする除湿装置。
- 冷風吹き出し口、および温風吹き出し口近傍に備えた吹き出し箇所を表示する表示手段は、運転状況に併せてLEDを点灯および消灯することを特徴とする請求項1記載の除湿装置。
- 吹き出し箇所を表示する表示手段は、吹き出し口をLEDで照射することを特徴とした請求項1または2に記載の除湿装置。
- 吹き出し箇所を表示する表示手段は、吹き出し方向に平行して矢印状であり、除湿装置本体の天面に設けられたことを特徴とした請求項1または2に記載の除湿装置。
- 吹き出し箇所を表示する表示手段はLEDで構成され、吹き出し風の温度を表示するために、冷風吹き出し口は寒色系、除湿風吹き出し口は暖色系の色で表すことを特徴とした請求項1から4のいずれかに記載の除湿装置。
- 吹き出し箇所を表示する表示手段は複数のLEDで構成され、吹き出し方向に向かって段階的に明滅を繰り返すことを特徴とした請求項5記載の除湿装置。
- 吹き出し箇所を表示する表示手段は点灯または消灯するための設定手段を備えたことを特徴とした請求項1〜6のいずれかに記載の除湿装置。
- 吹き出し箇所を表示する表示手段は、吹き出す風量に比例して輝度を変化させることを特徴とした1〜7のいずれかに記載の除湿装置。
- 吹き出し口近傍に、吹き出す温度を検出するための温度検出手段を備え、吹き出し箇所を表示する表示手段は、吹き出す温度に従って輝度を変化させることを特徴とした1〜8のいずれかに記載の除湿装置。
- 吹き出し箇所を表示する表示手段は、設定または運転変更が生じた後、所定の時間の間だけ点灯することを特徴とした1〜9のいずれかに記載の除湿装置。
- 人を検出するための人検知手段を設け、除湿装置近傍に人の存在を検出したとき、吹き出し箇所を表示する表示手段を点灯することを特徴とする1〜10のいずれかに記載の除湿装置。
- 人を検出するための人検知手段を設け、除湿装置近傍に人の存在を検出しないとき、吹き出し箇所を表示する表示手段を消灯することを特徴とする1〜11のいずれかに記載の除湿装置。
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- 2007-02-02 JP JP2007023949A patent/JP2008188509A/ja active Pending
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