JP6217287B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
≪実施形態≫
<構成>
図1は、空気調和装置の室内ユニット(10)の外観斜視図である。室内ユニット(10)は、図示はしていないが、空調室の外に設置された室外ユニットと冷媒連絡管を介して接続されることで、室外ユニットと共に空気調和装置を構成しており、空調室内の冷房運転及び暖房運転を行うことが可能となっている。
室内ケーシング(20)は、空調室の天井CEに設置されており、ケーシング本体(21)と化粧パネル(24)(下面に相当)とで構成されている。
図1及び図4に示すように、4つの水平羽根(41a,41b,41c,41d)は、化粧パネル(24)の各辺に沿って延びる板状の部材であって、各辺に対応するように位置している。各水平羽根(41a,41b,41c,41d)は、吹き出し口(26)に回動可能に設けられており、上下方向の回動角度を変更することで、空調室内に吹き出される空気の風向きを上下に変更可能となっている。
図6に示すように、各種センサには、人検知センサ(51)及び床温度センサ(52)が含まれる。これらのセンサ(51,52)は、図1及び図4に示すように、化粧パネル(24)の1つの角部に並んで配置されている。
室内制御部(60)は、CPU及びメモリで構成されており、図6に示すように、主として、各種センサ(51,52)、室内ファンモータ(31a)及び羽根駆動モータ(44a,44b,44c,44d)と接続されている。室内制御部(60)は、各種センサ(51,52)の検知結果、リモートコントローラ(図示せず)から送られてくる各種指示、室外機(図示せず)から送られてくる制御信号等に基づいて、室内ファンモータ(31a)及び羽根駆動モータ(44a,44b,44c,44d)の駆動制御を行う。
各水平羽根(41a,41b,41c,41d)の回動角度とは、図5に示すように、水平パネル(24)に平行な面(図5の水平方向)を基準とした傾斜角度である。各水平羽根(41a,41b,41c,41d)が採り得る回動角度には、図5に示すように、最も傾斜角度が小さいことで熱交換後の空気が概ね化粧パネル(24)に沿って水平方向に吹き出される水平吹き角度(P0)と、最も傾斜角度が大きく熱交換後の空気が最も下方に吹き出される下側角度(P6)とが含まれる。更に、回動角度には、これらの角度(P0,P6)の間の角度が複数含まれている。
本実施形態に係る室内ユニット(10)では、第1スイング動作中、回動角度が上側角度(P1)から下側角度(P6)に至るまでの間に、水平羽根(41a,41b,41c,41d)は、一時的に上方へ回動した後下方へ回動する第2スイング動作を行う。これにより、吹き出し口(26)から吹き出された空気は、一時的に上方へ持ち上がる。更に、水平羽根(41a,41b,41c,41d)は、回動角度が下側角度(P6)に至ると、一時停止せずに直ちに回動方向を上方に変更して回動し始める。これにより、空気が下方へと吹き出される時間は非常に短い。このような回動方向の変更動作及び第2スイング動作により、吹き出し口(26)から吹き出された冷たい空気が下方向へと積極的に送られることがないため、ドラフト感を回避できる。
第2スイング動作の対象となる水平羽根(41a,41b,41c,41d)は、全ての水平羽根(41a,41b,41c,41d)ではなく、空調室内の人の居る方向に対応する水平羽根(41a,41b,41c,41d)であってもよい。この場合、室内制御部(60)は、人検知センサ(51)の検知結果に応じて、第2スイング動作の対象となる水平羽根(41a,41b,41c,41d)を選択する。なお、室内制御部(60)は、選択しなかった他の水平羽根(41a,41b,41c,41d)については、振り戻し動作を含まない単なるスイング動作を行わせるか、または、回動角度を所定角度にて固定させてもよい。
室内制御部(60)は、図7に変えて、図9の第1スイング動作を水平羽根(41a,41b,41c,41d)に行わせても良い。図9は、変形例2に係る水平羽根(41a,41b,41c,41d)の回動角度の経時的変化を表すタイミングチャートであって、振り戻し動作を含む第1スイング動作が繰り返し行われている場合を示している。図9では、水平羽根(41a,41b,41c,41d)が回動角度を一定に維持する期間、つまりは水平羽根(41a,41b,41c,41d)が動作を一時停止する期間として、次の第1スイング動作が開始される直前に回動角度が上側角度(P1)の状態を採る期間に加え、第2スイング動作における振り戻し動作によって回動角度が第1角度(P2)となっている期間が含まれる(図9のC1点からC2点までの間)。これらの各期間は、いずれも、水平羽根(41a,41b,41c,41d)の回動方向が上方から下方へと変更される場合と言える。
室内制御部(60)は、図7に変えて、図10の第1スイング動作を水平羽根(41a,41b,41c,41d)に行わせても良い。図10は、変形例3に係る水平羽根(41a,41b,41c,41d)の回動角度の経時的変化を表すタイミングチャートであって、振り戻し動作を含む第1スイング動作が繰り返し行われている場合を示している。図10では、水平羽根(41a,41b,41c,41d)の回動方向が下方から上方へと変更される場合だけではなく(図10のB点、D点)、上方から下方へと変更される場合も(図10のA点、C点、E点)、水平羽根(41a,41b,41c,41d)が回動角度を一定に維持する期間は設けられていない。
水平羽根(41a,41b,41c,41d)は、第2スイング動作を、1回のみならず、複数回行っても良い。図11は、変形例4に係る水平羽根(41a,41b,41c,41d)の回動角度の経時的変化を表すタイミングチャートである。図11では、1回の第1スイング動作の間に、第2スイング動作が連続して2回行われた場合を例示している。
≪その他の実施形態≫
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
24 化粧パネル(下面)
26 吹き出し口
41a,41b,41c,41d 水平羽根
60 室内制御部(制御部)
P1 上側角度
P6 下側角度
Claims (7)
- 吹き出し口(26)が形成された室内ケーシング(20)と、上記吹き出し口(26)に対し上下方向に回動可能に設けられた水平羽根(41a,41b,41c,41d)と、を有する室内ユニット(10)と、
上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)を、上側角度(P1)から下側角度(P6)に至るまで下方へ回動させた後上記下側角度(P6)から上記上側角度(P1)に至るまで上方へ回動させる第1スイング動作、を行わせる制御部(60)と、
を備え、
上記制御部(60)は、
上記第1スイング動作のうち回動角度が上記上側角度(P1)から上記下側角度(P6)に至るまでの間に、上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)を一時的に上方へ回動させた後下方へ回動させる第2スイング動作、を少なくとも1回行わせ、
上記第1スイング動作中に上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)の上記回動角度が上記下側角度(P6)に至ると、直ちに該水平羽根(41a,41b,41c,41d)を上方へ回動させ始め、
上記第2スイング動作における上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)の下方への回動速度は、1回目の上記第2スイング動作の開始前における上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)の下方への回動速度よりも速いことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1において、
上記制御部(60)は、上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)の回動方向を上方から下方へと変更させる時、上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)の上記回動角度を一時的に一定に保持させることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1または請求項2において、
上記第2スイング動作における上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)の上方への回動速度は、1回目の上記第2スイング動作の開始前における上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)の下方への回動速度よりも速いことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項において、
上記第2スイング動作における上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)の上方への回動速度は、上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)が上記下側角度(P6)から上記上側角度(P1)まで上方に回動する時の回動速度とほぼ等しいことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項において、
上記制御部(60)は、上記第2スイング動作において、一時的に上方に回動した上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)の上記回動角度が上記上側角度(P1)に至るよりも前に、上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)を下方へ回動させることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項において、
上記制御部(60)は、上記第1スイング動作において、上記上側角度(P1)から下方へ回動してきた上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)の上記回動角度が空調室内の居住域に向いた時に、1回目の上記第2スイング動作を開始させることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項において、
上記室内ケーシング(20)は、空調室の天井に設置されており、その下面(24)は平面視において略4角形状であって、
上記吹き出し口(26)は、上記下面(24)の周縁部に沿って上記下面(24)に形成されており、
上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)は、上記下面(24)の各辺部に沿って複数設けられており、
上記制御部(60)は、全ての上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)、または上記空調室内の人の居る方向に対応する上記水平羽根(41a,41b,41c,41d)に対し、上記第2スイング動作を行わせることを特徴とする空気調和装置。
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