JP3860401B2 - 浴室乾燥機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室や、脱衣室、洗面所、あるいはトイレなどのいわゆるサニタリーゾーンを利用して洗濯物を乾燥したり、暖房や換気などを行う浴室乾燥機に関する。なお、本明細書記載の全てにおいて、浴室、脱衣室、洗面所、あるいはトイレなどのサニタリーゾーンを一括して浴室と総称する。したがって、浴室乾燥機とは浴室はもちろん、脱衣室、洗面所、トイレなどのサニタリーゾーンで使用される全ての乾燥機を意味する。
【0002】
【従来の技術】
洗濯物を乾燥させる場合、通常屋外に干して天日で乾燥させるが、雨天など天候が悪い場合は屋外で乾燥させることができないため、屋内で自然乾燥させたり、電気やガスによる衣類乾燥機で乾燥させたり、浴室乾燥機を設置して浴室で乾燥させることが行われている。
【0003】
浴室乾燥機は、本体部を浴室の天井裏に埋め込んだり外壁面に設置して、浴室内に温風を吹き込むとともに、湿った空気を外部に放出して衣類を乾燥させている。また、この温風を利用して冬季に浴室内を暖房することも行われている。
【0004】
従来の浴室乾燥機として、例えば特開平8−110159号、特開平9−792号公報に記載されたものが知られている。この従来の浴室乾燥機は、浴室の壁部に取り付ける構成で、浴室の壁部を貫通する開口に浴室内と連通する吸込口および吹出口が配されるように取り付け板を外壁面に固定し、この取り付け板に送風機の吹き出し空気を熱交換器を介して浴室内の吹出口に導くための本体を取り付け、浴室内に化粧パネルを設けるように構成されている。
【0005】
また、天井裏に設置されるものは、熱交換器と循環用送風機および換気用送風機を設けた本体を浴室の天井裏に設け、室外と連通するダクトを換気用送風機に連結し、浴室天井部の開口に吸込口および吹出口を形成しているものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
これらの従来の浴室乾燥機はいずれも浴室の側壁設置専用又は天井裏設置専用の構成をしており、浴室の構造によっては設置できない場合がある。また、設置作業も高所作業が必要であったり、天井裏に入り込んで作業する必要があった。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するもので、浴室の側壁および天井裏のいずれにも設置可能であり、高所作業や天井裏での作業を極力減らすことが可能な浴室乾燥機を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の浴室乾燥機は、上記課題を解決するために、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記本体は前記熱交換器の熱媒体を流す配管を接続するジョイント手段を有し、前記ジョイント手段を回動自在としたものである。
【0009】
また他の手段は、上記構成において、ジョイント手段は中空管によるオス部材とメス部材をOリングを介してはめ込み結合したものである。
【0010】
また他の手段は、上記各構成において、前記本体を構成するハウジング部材のうち、このハウジング部材の左右側板を形成する第 1 の部材の前記左右の側板のそれぞれの下端部に切欠を設け、前記第 1 の部材の下端部に取り付けられる底板の一方の側端部に前記左右の側板の切欠に対応して切欠を設け、前記ジョイント手段の向きに応じて前記第 1 の部材の左右いずれかの切欠に第2の部材をネジ止めするとともに、前記底板の切欠に第3の部材をネジ止めして、前記第2の部材と前記第3の部材を結合することにより熱媒体の配管取り出し口を形成するものである。
【0011】
また他の手段は、上記各構成において、前記本体の遮蔽板と底板の間に形成される配管接続空間に少なくとも熱媒体配管を配置したものである。
【0012】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記固定板の複数箇所に断面コ字型のベース部を有する設置金具を取り付け、前記設置金具のベース部をたる木に固定して前記本体を天井裏に設置するものである。
【0013】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記固定板の複数箇所に断面コ字型のベース部を有する設置金具を取り付け、前記設置金具のベース部に形成した穴に全ネジ棒を挿通し、前記ベース部を挟んで上下をワッシャーを介してナットで締め付け固定して前記本体を天井裏に設置するものである。
【0014】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記固定板の一辺部に角穴部、前記角穴部を設けた一辺部に対向する辺にネジ穴Aを形成し、前記第1の部材の前記角穴部に対応する位置に爪部を形成し、前記爪部を前記角穴部に挿入し、前記底板に前記ネジ穴Aに係合する位置に設けられたネジ穴Bと前記ネジ穴Aを合わせネジ止めするものである。
【0015】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記固定板に長方形状の枠部とこの枠部を延長したリング状部を有するとともに、前記リング状部にシール材が形成されたダクトスペーサをはめ込み、前記ダクトスペーサのリング状部および前記固定板折り返し部を利用してダクトの先端部を挟持するものである。
【0016】
また他の手段は、上記構成において、前記固定板折り返し部に絶縁物による樹脂枠を配置したものである。
【0017】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記本体を構成する前記第1の部材に雨樋部が設けられ、前記雨樋部の両端と前記第1の部材の隙間にスペーサをはめ込むものである。
【0018】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記本体にブレーカカバーが設けられ、前記ブレーカカバー内にブレーカが配されたものである。
【0019】
また他の手段は、上記構成において、前記ブレーカカバー内にネジボスが設けられ、前記ブレーカの代わりに電気配線のコネクタが配され、前記コネクタのコードが前記ネジボスに固定されたものである。
【0020】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記熱交換器および送風機などを支持する内部フレームと外装パネルの間に隙間を設け、前記隙間内に前記固定板の切り起こし部を挿入して固定するものである。
【0021】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記内部フレームにドレンパンが設けられており、前記ドレンパンは開口部と、前記開口部を囲む第1の連続凸部を有するとともに、前記ドレンパンの周辺部に第2の連続凸部が形成されているものである。
【0022】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記グリル内側の面の吸込口側に空気中の塵埃を吸着させるフィルターが設けられ、前記フィルターはフィルター枠内に着脱自在に収められ、前記グリルと一体で取り外し可能であるものである。
【0023】
また他の手段は、上記構成において、前記グリルは浴室壁面または天井面に前記グリルを取り付けるためのグリル取り付け板を有しており、前記グリルは前記グリル取り付け板に着脱自在に取り付けられており、前記グリル取り付け板の取り付け面側には、ネジ穴より内側に連続して一周する溝が設けられ、前記溝にコーキング材を挿入して浴室壁面または天井面に取り付けたものである。
【0024】
また他の手段は、上記構成において、前記グリルは風向ルーバーを有しており、前記風向ルーバーは下向きにしたときその先端が前記グリルの前面壁の外面に一致する長さとしたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の浴室乾燥機は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記本体は前記熱交換器の熱媒体を流す配管を接続するジョイント手段を有し、前記ジョイント手段を回動自在としたものであり、ジョイント手段を回動させることにより熱媒体配管を本体のいずれの方向にも取り出し可能にするという作用を有する。
【0026】
また他の手段は、上記構成において、ジョイント手段は中空管のオス部材とメス部材をOリングを介してはめ込み結合したので、ジョイントの結合をワンタッチで行うことができるという作用を有する。
【0027】
また他の手段は、上記各構成において、前記本体を構成するハウジング部材のうち、このハウジング部材の左右側板を形成する第 1 の部材の前記左右の側板のそれぞれの下端部に切欠を設け、前記第 1 の部材の下端部に取り付けられる底板の一方の側端部に前記左右の側板の切欠に対応して切欠を設け、前記ジョイント手段の向きに応じて前記第 1 の部材の左右いずれかの切欠に第2の部材をネジ止めするとともに、前記底板の切欠に第3の部材をネジ止めして、前記第2の部材と前記第3の部材を結合することにより熱媒体の配管取り出し口を形成することにより、底板を左右反転させるだけで、熱媒体配管を左右いずれからでも取り出すことができるという作用を有する。
【0028】
また他の手段は、上記各構成において、前記本体の遮蔽板と底板の間に形成される配管接続空間に少なくとも熱媒体配管を配置したことにより、底板をはずすだけで大きなスペースを確保することができるので、配管や配線の施工が簡単になり、また、配管を内部に確実に隠蔽することができるという作用を有する。
【0029】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記固定板の複数箇所に断面コ字型のベース部を有する設置金具を取り付け、前記設置金具のベース部をたる木に固定して前記本体を天井裏に設置することにより、たる木を利用して本体を天井裏に簡単に設置することができるという作用を有する。
【0030】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記固定板の複数箇所に断面コ字型のベース部を有する設置金具を取り付け、前記設置金具のベース部に形成した全ネジ棒を挿通し、前記ベース部を全ネジ棒にナットで固定して前記本体を天井裏に設置することにより、一つの設置金具をたる木を利用した場合と全ネジ棒を利用した場合の2通りの使い方に使用でき、どちらの場合も簡単に本体を設置することができるという作用を有する。
【0031】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記固定板の一辺部に角穴部、前記角穴部を設けた一辺部に対向する辺にネジ穴Aを形成し、前記第1の部材の前記角穴部に対応する位置に爪部を形成し、前記爪部を前記角穴部に挿入し、前記底板に前記ネジ穴Aに係合する位置に設けられたネジ穴Bと前記ネジ穴Aを合わせネジ止めすることにより、角穴に爪部を挿入してネジ1本で固定することができるので、天井裏などに登らずとも点検口などから簡単に施工することができるという作用を有する。
【0032】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記固定板に長方形状の枠部とこの枠部を延長したリング状部を有するとともに、前記リング状部にシール材が形成されたダクトスペーサをはめ込み、前記ダクトスペーサのリング状部および前記固定板折り返し部を利用してダクトの先端部を挟持することにより、ダクトの取り付けがコーキングなしで簡単に行うことができるという作用を有する。
【0033】
また他の手段は、上記構成において、前記固定板折り返し部に絶縁物による樹脂枠を配置したことにより、木枠なしで壁貫通工事を行うことができるという作用を有する。
【0034】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記本体を構成する前記第1の部材に雨樋部が設けられ、前記雨樋部の両端と前記第1の部材の隙間にスペーサをはめ込むことにより、雨水処理部の部品加工における板金加工も簡単になり、施工も簡単になるという作用を有する。
【0035】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記本体にブレーカカバーが設けられ、前記ブレーカカバー内にブレーカを配したことにより、ブレーカに雨水が当たったり結露するのを防止することができ、また、熱媒体配管がブレーカに接触するのを防止することができるという作用を有する。
【0036】
また他の手段は、上記構成において、前記ブレーカカバー内にネジボスが設けられ、前記ブレーカの代わりに電気配線のコネクタが配され、前記コネクタのコードを前記ネジボスに固定したことにより、コネクタのコードがブレーカカバー内で確実に固定され、コネクタのコードが下部に落下して水滴に触れることにより生ずる絶縁不良を防止することができるという作用を有する。
【0037】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記熱交換器および送風機などを支持する内部フレームと外装パネルの間に隙間を設け、前記隙間内に前記固定板の切り起こし部を挿入して固定することにより、前記固定板を外装パネルの内部に収納することができるので、美観が向上するとともに、屋外配置時における雨水の侵入を防止することができるという作用を有する。
【0038】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記内部フレームにドレンパンが設けられており、前記ドレンパンは開口部と、前記開口部を囲む第1の連続凸部を有するとともに、前記ドレンパンの周辺部に第2の連続凸部を形成したことにより、天井裏設置時に部品点数を削減することができるとともに、浴室からの湿気に起因する水滴をドレンパンに集めて、本体や天井裏を水滴から保護することができるという作用を有する。
【0039】
また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備した浴室乾燥機において、前記グリル内側の面の吸込口側に空気中の塵埃を吸着させるフィルターが設けられ、前記フィルターはフィルター枠内に着脱自在に収められ、前記グリルと一体で取り外し可能としたことにより、グリルとフィルターを一体になって取り外すことができるので、フィルターの清掃や丸洗い、交換などのメンテナンス作業を手元で行うことができるという作用を有する。
【0040】
また他の手段は、上記構成において、前記グリルは浴室壁面または天井面に前記グリルを取り付けるためのグリル取り付け板を有しており、前記グリルは前記グリル取り付け板に着脱自在に取り付けられており、前記グリル取り付け板の取り付け面側には、ネジ穴より内側に連続して一周する溝が設けられ、前記溝にコーキング材を挿入して浴室壁面または天井面に取り付けることにより、浴室内の湿気や水が天井裏や壁面裏側の空間に漏れることがないという作用を有する。
【0041】
また他の手段は、上記構成において、前記グリルは風向ルーバーを有しており、前記風向ルーバーは下向きにしたときその先端が前記グリルの前面壁の外面に一致する長さとしたことにより、温風は風向ルーバーの方向に沿って下方に向かい、床面に温風が到達しやすくなるという作用を有する。
【0042】
以下本発明の実施の形態について、図面とともに詳細に説明する。
【0043】
図1は本発明による浴室乾燥機の全体構成を示す斜視図である。本体11は内部に送風機、熱交換器およびそれらの制御部が収納されている。(図3(a)参照)これらの浴室乾燥機を機能させる構成要素の詳細は、特開平8−110159号、特開平9−792号公報などにより公知であるので、詳細な説明は省略する。本体11の室内側には固定板12が設けられ、この固定板12により浴室の外側壁や天井裏に本体11が固定される。固定板12には、吹出口16および吸込口17となる開口120(図2に示す)が形成され、この開口120に吹出ダクト13および吸込ダクト14が連結される。詳細は後述する。
【0044】
これらの吹出ダクト13および吸込ダクト14は、浴室乾燥機が浴室の側壁に取り付けられる場合は外壁と浴室内を連通する開口内を、浴室乾燥機が天井裏に取り付けられる場合は天井に形成した開口内を貫通して配される。吹出ダクト13は浴室側ではグリル15の吹出口16に連通し、吸込ダクト14はグリル15の吸込口17に連通する。グリル15は浴室の壁面又は天井面に設けられたグリル取り付け板に着脱自在に取り付けられる。詳細は後述する。
【0045】
また、グリル15の表面には、リモコンにより浴室乾燥機の操作を制御するための受信部18が設けられている。本体11の側面には、本体11から熱媒体配管を外部に取り出すための配管取り出し口19が設けられている。詳細は後述する。
【0046】
図3(a)は本体11の内部構造の配管部側の斜視図である。遮蔽板21上に送風機22が設けられ、下面にはブレーカカバー23で覆われたブレーカ24が取り付けられる。詳細は後述する。
【0047】
また、送風機22の横に熱交換器25が設けられている。熱交換器25には水を供給するための入口管である熱動弁26および熱媒体の出口管27がそれぞれジョイント部28、29により回動可能に取り付けられている。これらジョイント手段の構成は後述する。
【0048】
なお、熱交換器25は、水の代わりに冷媒ガスを使用したガス式の熱交換器も使用可能である。この場合は、熱動弁26および出口管27には水の代わりにガスが流される。
【0049】
なお、熱交換器25の代わりに電気ヒータを使用することも可能である。
【0050】
図3(b)および図3(c)にジョイント手段の詳細を示す。ジョイント部28、29は中空管によるオス部材281をOリング283を介して中空管によるメス部材282にはめ込みクリップ284で挟んで構成される。オス部材281およびメス部材282はOリング283を介したはめ込みで連結しているので、互いにその軸を中心に自由に回動する。したがって、オス部材281およびメス部材282にそれぞれ熱動弁26、出口管27の管部材285、286をはめ込むことによりワンタッチで回動自在に連結され、配管取り出し口19より外方に取り出される。
【0051】
また、熱動弁26のジョイント部28は軸が本体の上下方向に伸びる方向に設けられているので、熱動弁26はその上下方向に伸びる軸を中心にしてに垂直な面内に回動可能であり、給水用の配管を本体11の左右いずれの方向からでも接続することができる。
【0052】
一方、出口管27のジョイント部29は、軸がダクトの長さ方向に伸びる方向に設けられているので、出口管27はその軸を中心にして本体の上下方向に回動可能であり、排水用の配管を本体11の左右いずれの方向にも接続することができる。
【0053】
図1および図4に示すように、本体を構成するハウジング部材は、固定板12と、配管取り出し口としての切欠31を有する第1の部材45および底板34と、前記第1の部材45および底板34の切欠342にネジ止めされる第2の部材32および第3の部材343と、背面板46から成っている。
【0054】
そして、底板34の切欠342に半リング状の第3の部材343をネジ止めし、ジョイント手段の向きに応じて、第1の部材45の左右いずれかの切欠31に半リング状の第2の部材32をネジ止めする。そして、半リング状の第2の部材32と半リング状の第3の部材343を結合することにより、リング状の配管取り出し口19を形成する。
【0055】
また、底板34の切欠342と左右反対側には配管取出口カバー部341が設けられている。そして、配管取り出し口19とならない方は、第1の部材45の切欠31を配管取出口カバー部341で覆い、配管取り出し口19は構成されない。
【0056】
このように、底板34を左右反転して取り付け、第2の部材32を第1の部材45の反対側の切欠31に取り付けることにより、配管取り出し口19は本体の左右どちら側にも形成できるので、熱動弁26および出口管27の左右調整と合わせて、水配管を本体11の左右いずれの方向からでも接続することができる。
【0057】
そして、リング状の配管取り出し口19内に本体11の配管を通すことにより配管を外部に取り出すことができる。
【0058】
図5に示すように、本体11の遮蔽板21と底板34間に配管接続空間36が形成される。この配管接続空間36に少なくとも熱媒体配管を配置する。この配管接続空間36を利用することにより、配管の施工や本体11の電気配線工事を底板34を取り外すだけで行うことができる。
【0059】
なお、本体11を外壁に取り付ける場合は、固定板12に配管挿通用の穴を空けて、配管をその穴に通して壁空間内に通すこともできる。この場合は左右のいずれかにおける配管取り出し口19が不要になり、配管を完全に外部から隠蔽させることができる。
【0060】
図6(a)は本体11を天井裏に設置する場合の設置金具を示す。設置金具37は断面コ字型のベース部371に天吊り用の全ネジ棒を挿通する穴372を形成し形成されている。
【0061】
図6(b)は、この設置金具37を使用し、天井裏にたる木をはわせて本体11を天井裏に設置する場合の取り付け方法を説明する図である。設置金具37の舌部373で固定板12にネジ止め等により固定し、設置金具37のベース部371のコ字型空間にたる木38をはめ込みネジで固定する。この設置金具37を固定板12の四隅近辺に4箇所設けることにより2本のたる木に沿わせて固定板12を確実に固定することができる。この固定板12に後述する図2に示す方法で本体11を取り付けることにより天井裏設置を簡単に行うことができる。詳細は後述する。
【0062】
なお、本発明の実施の形態では、天井裏設置方法について説明したが、設置金具37を使用せず、壁面用の固定板を用いれば、壁面に設置することも可能である。
【0063】
図6(c)はこの設置金具37を使用し、天吊り用の全ネジ棒を使用して本体11を天井裏に設置する場合の取り付け方法を説明する図である。設置金具37のベース部371に形成した穴372に全ネジ棒40を挿通し、設置金具37のベース部371を挟んで上下をワッシャー41を介してナット42で締め付け固定する。この場合も、設置金具37を固定板12に4箇所または8箇所設けることにより4本または8本の全ネジ棒により固定板12を確実に固定することができる。
【0064】
このように、1つの設置金具37で2通りの設置方法を実現することができる。
【0065】
図2は固定板12に本体11を設置する方法を説明する図である。固定板12の四辺には切り起こし部121、122、123、124が設けられ、その中の1つ、例えば切り起こし部121の2箇所に角穴部125、126を形成しておく。また、角穴部125、126に対向する辺の切り起こし部123の1箇所、好ましくは中央部にネジ穴A127を形成する。
【0066】
一方、本体11には、角穴部125、126に対応する位置に爪部111を形成し、ネジ穴A127に対応する位置にネジ穴B112を形成する。固定板12の開口120にはダクトスペーサがはめ込まれて吹出ダクトおよび吸込ダクトと連通する開口が構成される。これらについての詳細は後述する。
【0067】
本体11を天井裏に設置する場合は、固定板12は図6(b)で説明したように、天井裏に平行に水平位置に設置されている。この状態の固定板12上に本体11を載せ、爪部111を固定板12の角穴部125、126に挿入して仮止めする。次に、固定板12のネジ穴A127と本体11のネジ穴B112を合わせ、ネジ43で固定する。この結果、本体11の爪部111と固定板12の角穴部125、126の嵌合およびネジ1本で本体11と固定板12を固定することができるので、天井裏に登らずとも点検口から作業ができ、天井裏での作業性を大幅に向上させることができる。
【0068】
なお、本発明の実施の形態では、角穴部を2つにしたが、2つに限らないことは言うまでもない。
【0069】
図7(a)は固定板12と吹出ダクト13、吸込ダクト14との連結部を示す拡大斜視図である。固定板12には折り返し部131が形成され、この固定板折り返し部131の開口(図2の開口120参照)に図7(b)に示すダクトスペーサ132がはめ込まれる。ダクトスペーサ132は固定板12に当接する長方形状の枠部133と、この枠部133から延長し、吹出ダクト13および吸込ダクト14を挟持するためのリング状部134、135からなる。ダクトスペーサ132のリング状部134、135の周囲には、エプトシーラ(ゴム材)によるシール材136が貼り付けられている。
【0070】
図7(c)に示すように、固定板12の折り返し部131内にダクトスペーサ132をはめ込んで固定し、ダクトスペーサ132のリング状部134、135間、およびリング状部134、135と固定板折り返し部131間に吹出ダクト13および吸込ダクト14の先端部を挟み込んで挿入することにより、吹出ダクト13および吸込ダクト14は本体11の送風口に接続される。
【0071】
この構成により、吹出ダクト13および吸込ダクト14はシール材136で挟まれるので、固定板12とのコーキングが不要となり、施工が非常に簡易化される。
【0072】
また、固定板12を壁や天井に取り付けて開口120に吹出ダクト13および吸込ダクト14を設置する際、絶縁を保つために通常固定板折り返し部131に木枠を設けているが、本発明においては、図8に示すように、絶縁物による樹脂枠47を固定板折り返し部131にかぶせる。樹脂枠47は木枠に比較して固定板12に簡単に取り付けることができるので、工事が非常に簡単になるとともに、絶縁効果も十分に保たれる。
【0073】
図4(b)および図9に示すように、本体11を構成する第1の部材45の天面の背面板側には板金加工により形成した雨樋部71が設けられ、雨樋部71の両端と第1の部材45の隙間にスペーサ73をはめ込む。この連結は、図9(b)に示すように樹脂製のスペーサ73のはめ込み用のつめ731、732が雨樋部71に嵌合することにより行われる。このスペーサを使用することにより、雨樋を屈曲加工させる板金加工が不要となる。雨樋部71に溜まった雨水は、スペーサ73を通って外装パネルの側壁に導かれて排出される。
【0074】
図10(a)はブレーカ24部を底面側から見た詳細図である。ブレーカ24は漏電時に電源のブレーカを遮断するもので、ブレーカカバー23内に収納される。ブレーカカバー23は底部が開口した箱で、内部に貫通穴はなく、側面に形成された耳部231でネジ232により遮蔽板21に固定される。
【0075】
この結果、ブレーカ24はブレーカカバー23で囲まれるので、ブレーカが豪雨時に雨水にあたったり、冬期に結露したりすることを防止できる。
【0076】
また、熱媒体配管30などがブレーカ24に接触することを防止することができる。
【0077】
また、ブレーカカバー23は、内部にブレーカ24を収納せずに電源コードと内部リード線を接続するコネクタを収納するコネクタカバーとして使用することもできる。この場合は、コネクタカバー内にネジボス235を設けておき、図10(b)に示すように、コネクタ81に接続されたコードをコード止め具82に通してこのコード止め具82をネジボス235にネジ止めする。
【0078】
これにより、コネクタ81が落下して底板34に溜まった水滴に触れることを防ぐことができるので、絶縁不良を防止することができる。
【0079】
図11は底板34、第1の部材45などを含む本体の外装パネル901と固定板12の取り付け部の詳細図である。熱交換器および送風機を支持するための内部フレーム902と外装パネル901間に隙間903を設け、この隙間903内に固定板12の切り起こし部121、122、123、124を挿入して固定する。
【0080】
これにより、固定板12を含む本体構成部品がすべて外装パネル901内に収納されるので、外観の美観に優れ、また、本体11を屋外に設置した場合に雨水を侵入しにくくすることができる。
【0081】
図12は内部フレーム902に設けた樹脂一体構造のドレンパン101を示す。ドレンパン101は送風ダクト13および吸込みダクト14を通す部分に形成された開口部1011を有する。そして、開口部1011を囲む位置に第1の連続凸部1012が形成されている。また、ドレンパン101の周辺部にも第2の連続凸部1013が形成されている。
【0082】
浴室乾燥機を天井裏に設置した場合、浴室内から暖かい湿った空気が開口部1011の吸込みダクト14により本体11内に取り込まれる。このとき、冬期など天井裏の温度が低い場合、取り込まれた空気中の水分が水滴になり本体11の種々の部品に付着し下方に落ちる。ドレンパン101はこの水滴を溜める作用を有する。溜まった水滴は、第1の連続凸部1012に遮られて開口部1011内に侵入することはなく、また第2の連続凸部1013によりドレンパン101からこぼれることもない。浴室乾燥機の運転が終了すると、ドレンパン101に溜まった水滴は自然蒸発して翌日の使用時までには空になる。したがって、天井裏設置時における浴室からの湿気に起因する水滴から天井裏壁面や本体11を保護することができる。
【0083】
また、ドレンパンは樹脂一体構造であるので、部品点数を削減することができる。
【0084】
図13(a)は浴室側のグリルの内側を示す斜視図である。グリル15の内側の面の吸込口側には空気中の塵埃を吸着させるフィルター152が設けられる。
【0085】
このフィルター152は図13(b)に示すように、フィルター枠1121内に着脱自在に収められている。フィルター枠1121の側面には突起1122が形成され、この突起1122をグリル15に設けられた弾性を有するリブ1111に形成された穴1112内にはめ込むことによりフィルター152はグリル15に固定される。したがって、グリル15をはずすことによりフィルター152も一体になって取り外すことができるので、フィルター152の清掃や丸洗い、交換などのメンテナンス作業を手元で行うことができる。
【0086】
図14(a)は、浴室の壁面や天井面にグリル15を取り付けるグリル取り付け板153の裏面図である。グリル取り付け板153は取り付け用のネジ穴1131にネジを通して浴室の壁面や天井面に取り付けられる。グリル15はグリル取り付け板153に着脱自在に取り付けられる。
【0087】
グリル取り付け板153の取り付け面側には、その周辺部の取り付け用のネジ穴1131より内側に連続して一周する溝1132が形成されている。この溝1132内に全周にわたってコーキング材157を充填して、図14(b)に示すように浴室の壁面や天井面121にグリル取り付け板153をネジ止めして固定すると、グリル取り付け板153と浴室の壁面や天井面121との間に全周に渡ってコーキング材157がめぐらされ、しかも取り付けネジ穴1131はコーキング材157で囲まれる空間の外側に位置するので、浴室内の空間と吹出ダクト13、吸込ダクト14を介した天井裏や壁面裏側の空間がコーキング材157で完全に遮断され、浴室内の湿気や水が天井裏や壁面裏側の空間に漏れることがない。
【0088】
図15はグリル15の風向ルーバー156の詳細図である。風向ルーバー156の長さは、デザイン上の関係から通常床面に平行にしたときにその先端がグリル15の前面壁外面1141に一致するように形成される。しかし、グリル15は通常壁面の高所に取り付けられるので、風向ルーバー156を下向きに向けることが多い。浴室乾燥機から送風される風は温風なので、上記構成の風向ルーバー156では温風が下方に向かわずに上方に向かってしまう。
【0089】
本発明においては、これを避けるために、風向ルーバー156の長さを風向ルーバー156を下向きにしたときの先端がグリル15の前面壁154の前面壁外面1141に一致するように形成する。これはグリルの構成にもよるが、従来の風向ルーバー156の長さより約3mm程度長くすればよい。
【0090】
この構成によれば、温風は風向ルーバー156の方向に沿って下方に向かい、床面に温風が到達しやすくなる。
【0091】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、浴室の側壁および天井裏のいずれにも設置可能であるとともに、ジョイント手段を回動させ、第2の部材と第3の部材を結合させるように底板を左右反転して取り付けるだけで、熱媒体配管を本体のいずれの方向にも取り出すことができるので、取り付け工事も極めて簡単な浴室乾燥機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴室乾燥機の全体構成を示す斜視図
【図2】同浴室乾燥機の固定板の設置方法を示す斜視図
【図3】(a)同浴室乾燥機の本体を底面側から見た斜視図
(b)同浴室乾燥機のジョイント手段の拡大斜視図
(c)同浴室乾燥機のジョイント部の結合状態を示す断面図
【図4】(a)同浴室乾燥機の本体の配管取り出し口の構成を示す斜視図
(b)同浴室乾燥機の第1、第2、第3の部材の構成を示す斜視図
(c)同浴室乾燥機の底板の構成を示す斜視図
【図5】同浴室乾燥機の遮蔽板と底板の間の配管接続空間を示す本体を底面側から見た斜視図
【図6】(a)同浴室乾燥機の設置金具の斜視図
(b)同浴室乾燥機の天井裏にたる木をはわせて本体を天井裏に設置する場合の斜視図
(c)同浴室乾燥機の天吊り用のネジ棒を使用して本体を天井裏に設置する場合の斜視図
【図7】(a)同浴室乾燥機の固定板と吹出ダクト、吸込ダクトとの連結状態を示す拡大斜視図
(b)同浴室乾燥機のダクトスペーサを示す斜視図
(c)同浴室乾燥機の固定板とダクトの連結状態を示す断面側面図
【図8】同浴室乾燥機の固定板と絶縁物による樹脂枠の固定を示す斜視図
【図9】(a)同浴室乾燥機の雨樋部にスペーサを取り付けた状態を示す斜視図
(b)同浴室乾燥機の雨樋部、スペーサ、つめの関係を示す断面図
(c)同浴室乾燥機の樹脂製スペーサの斜視図
【図10】(a)同浴室乾燥機のブレーカ部を底面側から見た斜視図
(b)同浴室乾燥機のブレーカカバーをコネクタカバーとして使用した状態を示す断面側面図
【図11】同浴室乾燥機の外装パネルと固定板の取り付け部の詳細を示す断面側面図
【図12】(a)同浴室乾燥機の内部フレーム内に構成されたドレンパンを底面側から見た断面図
(b)同浴室乾燥機の第1、第2の連続凸部を示す内部フレームのA−A断面図
【図13】(a)同浴室乾燥機のグリルの内側を示す斜視図
(b)同浴室乾燥機のフィルターとフィルター枠の取り付け状態を示す斜視図
【図14】(a)同浴室乾燥機のグリル取り付け板にグリルを取り付けたときの状態を示す裏面図
(b)同浴室乾燥機のグリルを天井面に取り付けたときの状態を示す断面側面図
【図15】(a)同浴室乾燥機のグリルの風向ルーバーを示す斜視図
(b)同浴室乾燥機のグリルの風向ルーバーと前面壁の関係を示す略線断面図
【符号の説明】
11 本体
12 固定板
13 吹出ダクト
14 吸込ダクト
15 グリル
16 吹出口
17 吸込口
19 配管取り出し口
21 遮蔽板
22 送風機
23 ブレーカカバー
24 ブレーカ
25 熱交換器
31 切欠
32 第2の部材
34 底板
36 配管接続空間
37 設置金具
38 たる木
40 全ネジ棒
41 ワッシャー
42 ナット
43 ネジ
45 第1の部材
46 背面板
47 樹脂枠
71 雨樋部
73 スペーサ
81 コネクタ
101 ドレンパン
111 爪部
112 ネジ穴B
120 開口
121 切り起こし部
122 切り起こし部
123 切り起こし部
124 切り起こし部
125 角穴部
126 角穴部
127 ネジ穴A
131 固定板折り返し部
132 ダクトスペーサ
133 枠部
134 リング状部
135 リング状部
136 シール材
152 フィルター
153 グリル取り付け板
154 前面壁
156 風向ルーバー
157 コーキング材
235 ネジボス
281 オス部材
282 メス部材
283 Oリング
371 ベース部
372 穴
373 舌部
342 切欠
343 第3の部材
901 外装パネル
902 内部フレーム
903 隙間
1011 開口部
1012 第1の連続凸部
1013 第2の連続凸部
1121 フィルター枠
1131 ネジ穴
1132 溝
Claims (2)
- 熱交換器または電気ヒータ、および温風を送風する送風機を有する本体を具備し、前記本体は前記熱交換器の熱媒体を流す配管を接続するジョイント手段を有し、前記ジョイント手段は回動自在である浴室乾燥機であって、前記本体を構成するハウジング部材のうち、このハウジング部材の左右側板を形成する第 1 の部材の前記左右の側板のそれぞれの下端部に切欠を設け、前記第 1 の部材の下端部に取り付けられる底板の一方の側端部に前記左右の側板の切欠に対応して切欠を設け、前記ジョイント手段の向きに応じて前記第 1 の部材の左右いずれかの切欠に第2の部材をネジ止めするとともに、前記底板の切欠に第3の部材をネジ止めして、前記第2の部材と前記第3の部材を結合することにより熱媒体の配管取り出し口を形成することを特徴とする浴室乾燥機。
- 底板のもう一方の側端部に第1の部材の切欠を覆う配管取出口カバー部を設けた請求項1記載の浴室乾燥機。
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