JP5493316B2 - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents
固体撮像装置およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5493316B2 JP5493316B2 JP2008231782A JP2008231782A JP5493316B2 JP 5493316 B2 JP5493316 B2 JP 5493316B2 JP 2008231782 A JP2008231782 A JP 2008231782A JP 2008231782 A JP2008231782 A JP 2008231782A JP 5493316 B2 JP5493316 B2 JP 5493316B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shielding film
- light
- light shielding
- metal wiring
- wiring layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
Description
また、例えば、金属配線130(134)とその下層の金属配線130(133)との間の層間絶縁膜140(143)には、その層間絶縁膜143を貫通して金属配線134とその下層の金属配線133とを接続するコンタクトプラグ151が形成されている。
さらに、最上位に位置する金属配線130(134)上面を覆うように形成された層間絶縁膜145の上面には、周辺回路(図示せず)などとの電気的接続を行うパッド161が、例えばアルミニウム(Al)で形成されている。
また、上記パッド161とその直下に位置する金属配線134(134c)との間の層間絶縁膜145には、この層間絶縁膜145を貫通して上記パッド161と上記金属配線134cとを接続する、コンタクトプラグ152が、例えばアルミニウム(Al)で形成されている。
また、黒レベル基準画素部113のフォトダイオードと対向する金属配線134(134a)は、黒レベル基準画素部113のフォトダイオード領域への光の入射を遮断する遮光膜として形成されている。
LSIの高集積化に伴って遮光膜自体も薄膜化が進む。例えば、2005年度ITRSロードマップ提唱の90nm世代のLSIにおける中間層の配線膜厚が225nmの遮光膜ではトランスミッタンス=約−130dBであるのに対し、65nm世代のLSIにおける中間層の配線膜厚が170nmの遮光膜ではトランスミッタンス=約−90dBと、遮光性能が劣化することがわかっている。
しかも、第1遮光膜と第2遮光膜に対して第3遮光膜と第4遮光膜とが直交する方向に配設されていることから、斜め入射光に対する遮光性が高められ、実質的に2層の金属配線層で遮光膜が形成されていることになる。したがって、従来の1層の金属配線層で形成されていた遮光膜と比較して、遮光膜の総膜厚を厚くすることができる。
これによって、金属配線層が薄膜化しても次世代以降のLSIに対応した遮光性を有する遮光膜となる。
さらに、第1遮光膜は所定間隔かつ複数列に配設されていることから、ディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成することが可能になる。同様に、第2遮光膜、第3遮光膜、第4遮光膜についてもディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成することが可能になる。
したがって、各遮光膜は所定の膜厚を確保することができるので、遮光性能の劣化が防げる。
しかも、第1遮光膜と第2遮光膜の組を黒レベル基準画素部の上方に複数組に設けたことから、斜め入射光に対する遮光性が高められ、少なくとも、第1遮光膜と第2遮光膜の組を二組設けたものでは、実質的に2層の金属配線層で遮光膜が形成されていることになる。したがって、従来の1層の金属配線層で形成されていた遮光膜と比較して、遮光膜の総膜厚を厚くすることができる。当然のことながら、第1遮光膜と第2遮光膜の組を3組以上設けたものでは、その組数に応じて、遮光性能が高められる。
これによって、金属配線層が薄膜化しても次世代以降のLSIに対応した遮光性を有する遮光膜となる。
さらに、第1遮光膜は所定間隔かつ複数列に配設されていることから、ディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成することが可能になる。同様に、第2遮光膜についても各第1金属配線間の上方に配設されているので、所定間隔かつ複数列に形成されている。このため、第1遮光膜と同様に、ディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成することが可能になる。
したがって、各遮光膜は所定の膜厚を確保することができるので、遮光性能の劣化が防げる。
かつ、第2金属配線層上の第3金属配線層で複数の第3金属配線を形成するときに、黒レベル基準画素部上方に、第3金属配線の一部を第2遮光膜と直交する方向に所定間隔かつ複数列に配設して第3遮光膜を形成し、さらに、第3金属配線層上の第4金属配線層で複数の第4金属配線を形成するときに、黒レベル基準画素部の上方の第3金属配線間の上方に第4金属配線の一部を配設して第4遮光膜を形成することから、平面視、黒レベル基準画素部上は、第3遮光膜と第4遮光膜で覆われる。
しかも、第1遮光膜と第2遮光膜に対して第3遮光膜と第4遮光膜とが直交する方向に形成されることから、斜め入射光に対する遮光性が高められ、かつ実質的に2層の金属配線層で遮光膜が形成されていることになる。したがって、従来の1層の金属配線層で形成する遮光膜と比較して、遮光膜の総膜厚を厚く形成することができる。
これによって、金属配線層が薄膜化しても次世代以降のLSIに対応した遮光性を有する遮光膜を形成することができる。
さらに、第1遮光膜は所定間隔かつ複数列に配設されていることから、ディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成することが可能になる。同様に、第2遮光膜についてもディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成することが可能になる。
したがって、各遮光膜は所定の膜厚を確保することができるので、遮光性能の劣化が防げる。
しかも、第1遮光膜を形成する工程と第2遮光膜を形成する工程とを一組の工程として、該一組の工程を黒レベル基準画素部の上方に繰り返して行うことから、実質的に2層の金属配線層で遮光膜が形成されていることになる。したがって、従来の1層の金属配線層で形成されていた遮光膜と比較して、遮光膜の総膜厚を厚くすることができる。当然のことながら、第1遮光膜と第2遮光膜の組を3組以上設けたものでは、その組数に応じて、遮光性能が高められる。
これによって、金属配線層が薄膜化しても次世代以降のLSIに対応した遮光性を有する遮光膜を形成することが可能になる。
さらに、第1遮光膜は所定間隔かつ複数列に形成されることから、ディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成することが可能になる。同様に、第2遮光膜についても各第1金属配線間の上方に配設されているので、所定間隔かつ複数列に形成されている。このため、第1遮光膜と同様に、ディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成することが可能になる。
したがって、各遮光膜は所定の膜厚を確保することができるので、遮光性能の劣化が防げる。
また、ディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成されているため、遮光膜を形成するときに化学的機械研磨を用いても、遮光膜の膜厚を設計値通りの膜厚に確保することができるので、遮光性の劣化を防止することができる。
また、ディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成されているため、遮光膜を形成するときに化学的機械研磨を用いても、遮光膜の膜厚を設計値通りの膜厚に確保することができるので、遮光性の劣化を防止することができる。
さらに、遮光膜をディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成するため、遮光膜を形成するときに化学的機械研磨を用いても、遮光膜の膜厚を設計値通りの膜厚に確保することができるので、遮光性の劣化を防止することができる。
また、遮光膜をディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成するため、遮光膜を形成するときに化学的機械研磨を用いても、遮光膜の膜厚を設計値通りの膜厚に確保することができるので、遮光性の劣化を防止することができる。
上記金属配線層20は、例えば半導体装置の配線材料として用いられる、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、タングステン(W)等の金属配線で形成されている。また、上記層間絶縁膜40は、例えば、酸化シリコン(SiO2)膜で形成されている。この層間絶縁膜40は、金属配線間を絶縁する材料であればよく、光透過性を有する無機絶縁膜、有機絶縁膜等を用いることができる。
また、上記パッド61とその直下に位置する第4金属配線層24の第4金属配線34−5との間の層間絶縁膜45には、この層間絶縁膜45を貫通して上記パッド61と上記第4金属配線34−5に接続する、コンタクトプラグ55が、例えばアルミニウム(Al)で形成されている。さらに上記パッド61を被覆する層間絶縁膜46が形成されている。
具体的には、上記金属配線層20のうちの第1金属配線層21で形成される複数の第1金属配線31の一部を、上記黒レベル基準画素部13の上方に所定間隔かつ複数列に配設して、第1遮光膜71が形成されている。
さらに、上記第1金属配線層21の上方の第2金属配線層22で形成される複数の第2金属配線32の一部を、上記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第1金属配線31間の上方に配設して、第2遮光膜72が形成されている。
すなわち、第2遮光膜72の配列は、第1遮光膜71の配列に対して半周期ずらした状態に形成されている。
さらに、上記第3金属配線層23の上方の第4金属配線層24で形成される複数の第4金属配線34の一部を、前記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第3金属配線33間の上方に配設して、第4遮光膜74が形成されている。
すなわち、第4遮光膜74の配列は、第3遮光膜73の配列に対して半周期ずらした状態に形成されている。
また、金属配線層20が6層以上の場合、上記第3遮光膜73、第4遮光膜74に対して直交するように、上記第1遮光膜71、第2遮光膜72と同様な遮光膜を形成することができる。さらに、金属配線層20が8層以上の場合、上記第1遮光膜71〜第4遮光膜74の組み合わせを2組もしくはそれ以上に形成することができる。すなわち、金属配線層の層数に応じて、遮光膜を形成することが可能である。
これによって、微細化により配線を薄膜化してもその配線と同層の膜で形成した遮光膜の遮光性を維持もしくは高めることができ、次世代以降のLSIに対応した遮光性を有する遮光膜となっているという利点がある。
したがって、各遮光膜は所定の膜厚を確保することができるので、遮光性能の劣化が防げる。
上記金属配線層20は、例えば半導体装置の配線材料として用いられる、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、タングステン(W)等の金属配線で形成されている。また、上記層間絶縁膜40は、例えば、酸化シリコン(SiO2)膜で形成されている。この層間絶縁膜40は、金属配線間を絶縁する材料であればよく、光透過性を有する無機絶縁膜、有機絶縁膜等を用いることができる。
また、上記パッド61とその直下に位置する第4金属配線層24の第4金属配線34−5との間の層間絶縁膜45には、この層間絶縁膜45を貫通して上記パッド61と上記第4金属配線34−5に接続する、コンタクトプラグ55が、例えばアルミニウム(Al)で形成されている。さらに上記パッド61を被覆する層間絶縁膜46が形成されている。
具体的には、上記金属配線層20のうちの第1金属配線層21で形成される複数の第1金属配線31の一部を、上記黒レベル基準画素部13の上方に所定間隔かつ複数列に配設して、第1遮光膜71が形成されている。
さらに、上記第1金属配線層21の上方の第2金属配線層22で形成される複数の第2金属配線32の一部を、上記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第1金属配線31間の上方に配設して、第2遮光膜72が形成されている。そして、上記第2遮光膜72は、上記第1遮光膜71の上方の一部にオーバーラップして形成されている。例えば、上記第2遮光膜72は、上記第1遮光膜71の縁に、平面視、オーバーラップする状態に形成されている。
すなわち、第2遮光膜72の配列は、第1遮光膜71の配列に対して半周期ずらした状態に形成されている。
さらに、上記第3金属配線層23の上方の第4金属配線層24で形成される複数の第4金属配線34の一部を、前記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第3金属配線33間の上方に配設して、第4遮光膜74が形成されている。そして、上記第4遮光膜74は、上記第3遮光膜73の上方の一部にオーバーラップして形成されている。例えば、上記第4遮光膜74は、上記第1遮光膜73の縁に、平面視、オーバーラップする状態に形成されている。
すなわち、第4遮光膜74の配列は、第3遮光膜73の配列に対して半周期ずらした状態に形成されている。
また、スペースも、350nmに限定されず、例えばスペースの加工性を考慮してスペースの幅を決定することができる。例えば、200nm〜400nmの範囲で設定することができる。
また、金属配線層20が6層以上の場合、上記第3遮光膜73、第4遮光膜74に対して直交するように、上記第1遮光膜71、第2遮光膜72と同様な遮光膜を形成することができる。さらに、金属配線層20が8層以上の場合、上記第1遮光膜71〜第4遮光膜74の組み合わせを2組もしくはそれ以上に形成することができる。すなわち、金属配線層の層数に応じて、遮光膜を形成することが可能である。
一方、図6に示すように、上記第2遮光膜72が上記第1遮光膜71の上方の一部にオーバーラップしていない状態に形成されている場合、垂直入射光Lvは確実に遮光できるが、斜め入射光Lsの一部が遮光膜(例えば、第1遮光膜71と第2遮光膜72)間を通り抜ける可能性があり、遮光性が低下する場合がある。
したがって、各遮光膜は所定の膜厚を確保することができるので、遮光性能の劣化が防げる。
上記金属配線層20は、例えば半導体装置の配線材料として用いられる、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、タングステン(W)等の金属配線で形成されている。また、上記層間絶縁膜40は、例えば、酸化シリコン(SiO2)膜で形成されている。この層間絶縁膜40は、金属配線間を絶縁する材料であればよく、光透過性を有する無機絶縁膜、有機絶縁膜等を用いることができる。
また、上記パッド61とその直下に位置する第4金属配線層24の第4金属配線34−5との間の層間絶縁膜45には、この層間絶縁膜45を貫通して上記パッド61と上記第3金属配線34−5に接続する、コンタクトプラグ55が、例えばアルミニウム(Al)で形成されている。さらに上記パッド61を被覆する層間絶縁膜46が形成されている。
具体的には、上記金属配線層20のうちの第1金属配線層21で形成される複数の第1金属配線31の一部を、上記黒レベル基準画素部13の上方に所定間隔かつ複数列に配設して、第1遮光膜71が形成されている。
さらに、上記第1金属配線層21の上方の第2金属配線層22で形成される複数の第2金属配線32の一部を、上記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第1金属配線31間の上方に配設して、第2遮光膜72が形成されている。
すなわち、第2遮光膜72の配列は、第1遮光膜71の配列に対して半周期ずらした状態に形成されている。
例えば、上記第2金属配線層22の上方の第3金属配線層23で形成される複数の第3金属配線33の一部を、上記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第2金属配線32間の上方に配設して、第3遮光膜73が形成されている。
さらに、上記第3金属配線層23の上方の第4金属配線層24で形成される複数の第4金属配線34の一部を、前記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第3金属配線33間の上方に配設して、第4遮光膜74が形成されている。
例えば、第4遮光膜74の配列は、第3遮光膜73の配列に対して半周期ずらした状態に形成されている。
また、第3遮光膜73の配列は、第2遮光膜72の配列に対して半周期ずらした状態に形成されている。
また、金属配線層20がn層(nは6以上の自然数)以上の場合、上記第1遮光膜71と第2遮光膜72との組を一組として、nが偶数の場合はn/2組に、nが奇数の場合は(n−1)/2組を形成することができる。すなわち、金属配線層の層数に応じて、遮光膜を形成することが可能である。
しかも、第1遮光膜71と第2遮光膜72の組を黒レベル基準画素部13の上方に複数組に設けたことから、斜め入射光に対する遮光性が高められ、少なくとも、第1遮光膜71と第2遮光膜72の組を二組設けたものでは、実質的に2層の金属配線層で遮光膜が形成されていることになる。
これによって、金属配線層20が薄膜化しても次世代以降のLSIに対応した遮光性を有する遮光膜となるという利点がある。
したがって、各遮光膜は、所定の膜厚を確保することができるので、遮光性能の劣化が防げる。
また、上記第3実施例では、黒レベル基準画素部13上方に、例えば複数層の配線を同一方向に配設しなければならない場合に用いることに有効である。
上記金属配線層20は、例えば半導体装置の配線材料として用いられる、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、タングステン(W)等の金属配線で形成されている。また、上記層間絶縁膜40は、例えば、酸化シリコン(SiO2)膜で形成されている。この層間絶縁膜40は、金属配線間を絶縁する材料であればよく、光透過性を有する無機絶縁膜、有機絶縁膜等を用いることができる。
また、上記パッド61とその直下に位置する第4金属配線層24の第4金属配線34−5との間の層間絶縁膜45には、この層間絶縁膜45を貫通して上記パッド61と上記第3金属配線34−5に接続する、コンタクトプラグ55が、例えばアルミニウム(Al)で形成されている。さらに上記パッド61を被覆する層間絶縁膜46が形成されている。
具体的には、上記金属配線層20のうちの第1金属配線層21で形成される複数の第1金属配線31の一部を、上記黒レベル基準画素部13の上方に所定間隔かつ複数列に配設して、第1遮光膜71が形成されている。
さらに、上記第1金属配線層21の上方の第2金属配線層22で形成される複数の第2金属配線32の一部を、上記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第1金属配線31間の上方に配設して、第2遮光膜72が形成されている。そして、上記第2遮光膜72は、上記第1遮光膜71の上方の一部にオーバーラップして形成されている。例えば、上記第2遮光膜72は、上記第1遮光膜71の縁に、平面視、オーバーラップする状態に形成されている。
すなわち、第2遮光膜72の配列は、第1遮光膜71の配列に対して半周期ずらした状態に形成されている。
すなわち、第3遮光膜73の配列は、第2遮光膜72の配列に対して半周期ずらした状態に形成されている。
さらに、上記第3金属配線層23の上方の第4金属配線層24で形成される複数の第4金属配線34の一部を、前記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第3金属配線33間の上方に配設して、第4遮光膜74が形成されている。そして、上記第4遮光膜74は、上記第3遮光膜73の上方の一部にオーバーラップして形成されている。例えば、上記第4遮光膜74は、上記第1遮光膜73の縁に、平面視、オーバーラップする状態に形成されている。
すなわち、第4遮光膜74の配列は、第3遮光膜73の配列に対して半周期ずらした状態に形成されている。
また、スペースも、350nmに限定されず、例えばスペースの加工性を考慮してスペースの幅を決定することができる。例えば、200nm〜400nmの範囲で設定することができる。
また、金属配線層20がn層(nは6以上の自然数)以上の場合、上記第1遮光膜71と第2遮光膜72との組を一組として、nが偶数の場合はn/2組に、nが奇数の場合は(n−1)/2組を形成することができる。すなわち、金属配線層の層数に応じて、遮光膜を形成することが可能である。
しかも、第1遮光膜71と第2遮光膜72の組を黒レベル基準画素部13の上方に複数組に設けたことから、斜め入射光に対する遮光性が高められ、少なくとも、第1遮光膜71と第2遮光膜72の組を二組設けたものでは、実質的に2層の金属配線層で遮光膜が形成されていることになる。したがって、従来の1層の金属配線層で形成されていた遮光膜と比較して、遮光膜の総膜厚を厚くすることができる。当然のことながら、第1遮光膜71と第2遮光膜72の組を3組以上設けたものでは、その組数に応じて、遮光性能が高められる。
これによって、金属配線層20が薄膜化しても次世代以降のLSIに対応した遮光性を有する遮光膜となる。
さらに、第1遮光膜71は所定間隔かつ複数列に配設されていることから、ディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成することが可能になる。同様に、第2遮光膜72についても各第1金属配線71間の上方に配設されているので、所定間隔かつ複数列に形成されていることになる。このため、第1遮光膜71と同様に、ディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成することが可能になる。
したがって、各遮光膜は所定の膜厚を確保することができるので、遮光性能の劣化が防げる。
したがって、各遮光膜は所定の膜厚を確保することができるので、遮光性能の劣化が防げる。
また、金属配線のバリアメタルとして使われる材料は、チタン、タンタル、タングステン、ルテニウム等、もしくはこれら金属の窒化物、またはこれら金属を主成分とした合金、上記金属、上記金属の窒化物、上記金属の合金等から選択された積層膜等を挙げることができる。
その場合、通常の配線としての使用の他にも分流配線とすることもできる。例えば、電源供給配線など高い電流密度で流す用途で使用する際、配線薄膜化による配線抵抗の上昇対策として有効である。特に配線距離が長くなるような大面積固体撮像装置などで低消費電力化に有効である。
例えば、図11に示すように、第3金属配線層23の第3金属配線33で形成される第3遮光膜73(73−1)と第4金属配線層24の第4金属配線34で形成される第4遮光膜74(74−1)および第4遮光膜74(74−2)とをコンタクトプラグ52、53で接続して3本の遮光膜を一本の配線として用いることもできる。
また、上記とは別に、第3金属配線層23の第3金属配線33で形成される第3遮光膜73(73−2)および第3遮光膜73(73−3)と第4金属配線層24の第4金属配線34で形成される第4遮光膜74(74−3)とをコンタクトプラグ54、55で接続して3本の遮光膜を一本の配線として用いることもできる。
上記説明では、3本の遮光膜を1本の配線に用いたが、遮光膜の本数は1本でも、複数本でもよい。上層の遮光膜の一部と下層の遮光膜の一部とがオーバーラップして形成されている構成であればよい。
このように、一つの遮光膜群70において、二つ以上の配線を遮光膜膜で兼ねることもできる。
タイミング発生回路225は、駆動回路221、画素用垂直走査回路223等の動作の基準となるタイミング信号や制御信号が生成される。
このように、配線の一部を遮光膜で兼ねることができるので、配線を配設していなかった遮光膜の形成領域に配線をレイアウトできるようになり、配線レイアウトの自由度が高められる。よって、セル面積の縮小、配線抵抗の低減等の効果を得ることができる。
自然環境下において強い照度となる太陽光は、場所にもよるが、およそ100000lx(単位:ルクス)以上であり、これを0.1lx以下まで減衰させようとする場合を考える。
したがって、1層当りの銅配線の膜厚が216nmを下回る場合に、上記説明した本発明の実施例を適応することが有効である。
また、上記第1金属配線層21上の第2金属配線層22で複数の第2金属配線32を形成するときに、上記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第1金属配線31間の上方に上記第2金属配線32の一部を配設して第2遮光膜72を形成する。
さらに、上記第2金属配線層22上の第3金属配線層23で複数の第3金属配線33を形成するときに、上記黒レベル基準画素部13上方に、上記第3金属配線33の一部を上記第2遮光膜72と直交する方向に所定間隔かつ複数列に配設して第3遮光膜73を形成する。
またさらに、上記第3金属配線層23上の第4金属配線層24で複数の第4金属配線34を形成するときに、上記黒レベル基準画素部13の上方の上記第3金属配線33間の上方に上記第4金属配線34の一部を配設して第4遮光膜74を形成する。
また、金属配線層20が6層以上の場合、上記第3遮光膜73、第4遮光膜74に対して直交するように、上記第1遮光膜71、第2遮光膜72と同様な遮光膜を形成することができる。さらに、金属配線層20が8層以上の場合、上記第1遮光膜71〜第4遮光膜74の組み合わせを2組もしくはそれ以上に形成することができる。すなわち、金属配線層の層数に応じて、遮光膜を形成することが可能である。
さらに、遮光膜をディッシングやエロージョンを起こさない線幅に形成するため、遮光膜を形成するときに化学的機械研磨を用いても、遮光膜の膜厚を設計値通りの膜厚に確保することができるので、遮光性の劣化を防止することができる。
また、上記第1金属配線層21上の第2金属配線層22で複数の第2金属配線32を形成するときに、上記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第1金属配線31間の上方に上記第2金属配線32の一部を配設して第2遮光膜72を形成する。
さらに、上記第2金属配線層22上の第3金属配線層23で複数の第3金属配線33を形成するときに、上記黒レベル基準画素部13の上方の上記各第2金属配線32間の上方に上記第3金属配線33の一部を配設して第3遮光膜73を形成する。
またさらに、上記第3金属配線層23上の第4金属配線層24で複数の第4金属配線34を形成するときに、上記黒レベル基準画素部13の上方の上記第3金属配線33間の上方に上記第4金属配線34の一部を配設して第4遮光膜74を形成する。
Claims (3)
- 半導体基板に形成された受光画素部と、
前記半導体基板に形成された黒レベル基準画素部と、
前記受光画素部および前記黒レベル基準画素部を含む前記半導体基板上に設けられた多層配線部を有し、
前記多層配線部は、
前記半導体基板上に形成された絶縁層と、
前記絶縁層中に複数層に形成された金属配線層とからなり、
前記金属配線層のうちの第1金属配線層で形成される複数の第1金属配線の一部を、前記黒レベル基準画素部の上方に所定間隔かつ複数列に配設した第1遮光膜と、
前記第1金属配線層の上方の第2金属配線層で形成される複数の第2金属配線の一部を、前記黒レベル基準画素部の上方の前記各第1金属配線間の上方を含む領域において前記第1遮光膜に対して平行する方向で配設した第2遮光膜とを有し、
前記第2遮光膜は、前記第1遮光膜の上方の一部にオーバーラップするように形成され、かつ、前記各第1遮光膜の中央部の上方に前記第2遮光膜と前記第2遮光膜の間のスペースが配設され、
前記第1遮光膜とその直上の前記第2遮光膜とを一組とし前記黒レベル基準画素部の上方に前記組同士が互いに直交する方向に複数組積層して設けられた
固体撮像装置。 - 前記第1遮光膜ないし前記第2遮光膜の少なくとも一本の遮光膜は、電気的接続に用いられる配線に用いられている
請求項1に記載の固体撮像装置。 - 半導体基板に形成された受光画素部と、
前記半導体基板に形成された黒レベル基準画素部と、
前記受光画素部および前記黒レベル基準画素部を含む前記半導体基板上に設けられた多層配線部を有し、
前記多層配線部が、
前記半導体基板上に形成された絶縁層と、
前記絶縁層中に複数層に形成された金属配線層とからなる固体撮像装置を製造するとき、
前記金属配線層のうちの第1金属配線層で複数の第1金属配線を形成するときに、前記黒レベル基準画素部の上方に、前記第1金属配線の一部を所定間隔かつ複数列に配設して第1遮光膜を形成する工程と、
前記第1金属配線層上の第2金属配線層で複数の第2金属配線を形成するときに、前記黒レベル基準画素部の上方の前記各第1金属配線間の上方を含む領域において前記第1遮光膜に対して平行する方向で前記第2金属配線の一部を配設し、前記第1遮光膜の上方の一部にオーバーラップし、かつ、前記各第1遮光膜の中央部の上方にスペースを配設して第2遮光膜を形成する工程とを有し、
前記第1遮光膜とその直上の前記第2遮光膜とを一組とし前記黒レベル基準画素部の上方に前記組同士が互いに直交する方向に形成されるように、前記第1遮光膜を形成する工程と前記第2遮光膜を形成する工程とを前記黒レベル基準画素部の上方に繰り返して行う
固体撮像装置の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008231782A JP5493316B2 (ja) | 2008-01-17 | 2008-09-10 | 固体撮像装置およびその製造方法 |
US12/334,229 US7781798B2 (en) | 2008-01-17 | 2008-12-12 | Solid-state image pickup device and fabrication method therefor |
TW97149497A TWI394268B (zh) | 2008-01-17 | 2008-12-18 | 固態影像擷取裝置及其製造方法 |
KR1020090000675A KR101542469B1 (ko) | 2008-01-17 | 2009-01-06 | 고체 촬상 장치 및 그 제조 방법 |
CN2009100010017A CN101488511B (zh) | 2008-01-17 | 2009-01-16 | 固体摄像装置及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008007730 | 2008-01-17 | ||
JP2008007730 | 2008-01-17 | ||
JP2008231782A JP5493316B2 (ja) | 2008-01-17 | 2008-09-10 | 固体撮像装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009194361A JP2009194361A (ja) | 2009-08-27 |
JP5493316B2 true JP5493316B2 (ja) | 2014-05-14 |
Family
ID=40891301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008231782A Expired - Fee Related JP5493316B2 (ja) | 2008-01-17 | 2008-09-10 | 固体撮像装置およびその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5493316B2 (ja) |
CN (1) | CN101488511B (ja) |
TW (1) | TWI394268B (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011216865A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-27 | Canon Inc | 固体撮像装置 |
JP2012064709A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Sony Corp | 固体撮像装置及び電子機器 |
JP2013058661A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Sony Corp | 固体撮像素子および電子機器 |
CN106449676A (zh) | 2011-07-19 | 2017-02-22 | 索尼公司 | 半导体装置和电子设备 |
JP5817301B2 (ja) * | 2011-08-02 | 2015-11-18 | ソニー株式会社 | 撮像素子、並びに、撮像装置および方法 |
JP6044847B2 (ja) * | 2012-02-03 | 2016-12-14 | ソニー株式会社 | 半導体装置及び電子機器 |
JP2013187360A (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-19 | Sony Corp | 固体撮像装置、及び、電子機器 |
JP6197901B2 (ja) * | 2016-03-04 | 2017-09-20 | ソニー株式会社 | 固体撮像装置、及び、電子機器 |
JP6804395B2 (ja) * | 2017-06-21 | 2020-12-23 | ソニー株式会社 | 固体撮像装置 |
EP3646381B1 (en) | 2017-06-29 | 2023-05-31 | Sony Semiconductor Solutions Corporation | Wafer bonded back illuminated imager |
US11018174B2 (en) * | 2018-01-22 | 2021-05-25 | Semiconductor Components Industries, Llc | Apparatus and method related to sensor die ESD protection |
JP2020047616A (ja) | 2018-09-14 | 2020-03-26 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 固体撮像装置および電子機器 |
US11244978B2 (en) * | 2018-10-17 | 2022-02-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoelectric conversion apparatus and equipment including the same |
JP7008054B2 (ja) * | 2018-10-17 | 2022-01-25 | キヤノン株式会社 | 光電変換装置および機器 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0682814B2 (ja) * | 1985-06-11 | 1994-10-19 | 松下電子工業株式会社 | 固体撮像装置 |
JPH11164205A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-18 | Sony Corp | 固体撮像装置およびその駆動方法 |
JP4238398B2 (ja) * | 1998-06-17 | 2009-03-18 | 株式会社ニコン | 固体撮像装置 |
EP2287917B1 (en) * | 1999-02-25 | 2016-05-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Light-receiving element and photoelectric conversion device |
JP2004363375A (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-24 | Renesas Technology Corp | 固体撮像素子 |
US7126099B2 (en) * | 2003-08-26 | 2006-10-24 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | Image sensor with improved uniformity of effective incident light |
TWI231606B (en) * | 2003-11-10 | 2005-04-21 | Shih-Hsien Tseng | Image pickup device and a manufacturing method thereof |
JP5224633B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2013-07-03 | キヤノン株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JP2006066954A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Sony Corp | 固体撮像装置並びにその駆動方法およびその製造方法、並びにカメラシステム |
JP4792799B2 (ja) * | 2005-04-13 | 2011-10-12 | ソニー株式会社 | 固体撮像装置及びその製造方法 |
JP2007027558A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Canon Inc | 光電変換装置、及びマルチチップ型イメージセンサ |
JP2007128979A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Canon Inc | 固体撮像装置及びその製造方法 |
-
2008
- 2008-09-10 JP JP2008231782A patent/JP5493316B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2008-12-18 TW TW97149497A patent/TWI394268B/zh not_active IP Right Cessation
-
2009
- 2009-01-16 CN CN2009100010017A patent/CN101488511B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101488511A (zh) | 2009-07-22 |
JP2009194361A (ja) | 2009-08-27 |
CN101488511B (zh) | 2012-06-13 |
TW200937626A (en) | 2009-09-01 |
TWI394268B (zh) | 2013-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5493316B2 (ja) | 固体撮像装置およびその製造方法 | |
JP4725614B2 (ja) | 固体撮像装置 | |
TWI595638B (zh) | 半導體裝置,固態成像裝置及電子設備 | |
KR101542469B1 (ko) | 고체 촬상 장치 및 그 제조 방법 | |
JP5120397B2 (ja) | 固体撮像装置およびその製造方法 | |
JP5476745B2 (ja) | 固体撮像装置とその製造方法、及び電子機器 | |
US7436012B2 (en) | Solid state imaging apparatus and method for fabricating the same | |
JP4117672B2 (ja) | 固体撮像素子及び固体撮像装置、並びにこれらの製造方法 | |
TWI505452B (zh) | 固態成像裝置,固態成像裝置之製造方法,及電子裝備 | |
US7550813B2 (en) | Photoelectric converting film stack type solid-state image pickup device, and method of producing the same | |
TW201541621A (zh) | 固體攝像裝置及製造方法以及電子機器 | |
JP4835631B2 (ja) | 固体撮像装置及び電子機器の製造方法 | |
KR20090033007A (ko) | 고체촬상장치, 고체촬상장치의 제조방법 및 촬상장치 | |
JP2006032967A (ja) | イメージセンサ及びその製造方法 | |
JP7328176B2 (ja) | 光電変換装置および機器 | |
JP2009218374A (ja) | 固体撮像装置 | |
KR100749252B1 (ko) | 시모스 이미지 센서 | |
JP2007081140A (ja) | Mosイメージセンサ | |
JP2007005437A (ja) | 固体撮像装置 | |
KR20070068642A (ko) | 이미지 센서 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20091007 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20091020 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130426 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130903 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131128 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140217 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |