JP5489920B2 - 基板取付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ベース部材にネジ止めしたパワーモジュールに基板を取り付ける基板取付方法に関するものである。
従来、複数の端子からなる端子列が並列に複数配置されたパワーモジュールのそれぞれの端子を、一つの基板に形成した複数の端子用孔にそれぞれ挿入してこの基板をパワーモジュールに固定する。このとき、複数の端子列間にくし型板を差し込み、全ての端子位置を正規の位置に矯正してから基板を固定する基板取付方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。なお、この「正規の位置」とは、ここではパワーモジュールが予め設定した位置にあるときの端子位置である。
特開2007-42948号公報
しかしながら、従来の基板取付方法では、くし型板によって各端子の位置を強制的に矯正して正規の位置に合わせるため、端子用孔に端子を挿入する際に、各端子に負荷がかかってしまうという問題があった。
さらに、端子用孔に端子を挿入した後にくし型板を外すと、各端子が矯正された正規の位置から矯正前の位置に戻ってしまう一方、基板は端子が正規の位置にあることを前提として固定されるため、各端子と端子用孔が干渉するおそれもあった。
そこで、この発明は、パワーモジュール固定後の端子位置が、パワーモジュールが回転しないで固定されたときの正規の位置に対してずれた場合に、端子に負担をかけることなく基板の端子用孔に挿入することができる基板取付方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、この発明に係る基板取付方法は、複数の端子からなる端子列が配置されたパワーモジュールを、ベース部材にネジ止めし、このパワーモジュールの各端子を、一つの基板に形成した複数の端子用孔のそれぞれに挿入して前記基板を前記パワーモジュールに取り付ける基板取付方法において、
前記ベース部材は、一対のベース側位置決め部を有し、前記パワーモジュールは一対のモジュール側位置決め部を有し、前記端子列は、一方のモジュール側位置決め部と他方のモジュール側位置決め部とを結ぶモジュール側基準軸に対して平行に配置され、
前記パワーモジュールの回転の中心位置を、一方のベース側位置決め部と他方のベース側位置決め部とを結ぶベース側基準軸と、前記モジュール側基準軸との交点とし、
前記パワーモジュールを、前記ベース部材に固定ネジにより固定するパワーモジュール固定工程と、
前記パワーモジュール固定工程で固定した前記パワーモジュールに取り付ける前記基板の取付位置を、正規の位置に対する前記端子列の中央位置の移動方向に沿って補正する基板取付位置補正工程と、
前記端子用孔に前記各端子を挿入すると共に、前記パワーモジュールに前記基板を取り付ける基板取付工程と、を備え
前記パワーモジュール固定工程では、前記一対のベース側位置決め部と前記一対のモジュール側位置決め部をそれぞれ位置合わせして、前記パワーモジュールを固定し、
前記基板取付位置補正工程では、前記ベース側基準軸に対する、前記モジュール側基準軸の回転量を求めるパワーモジュール回転量算出手順と、
前記ベース側基準軸と前記モジュール側基準軸の交点を中心とし、前記モジュール側基準軸と前記端子列との距離を半径とする端子移動円を設定する端子移動軌跡設定手順と、
前記端子移動円と端子基準列との接点に対する、前記端子移動円と前記端子列との接点のずれ量を、前記モジュール側基準軸の傾き量に基づいて算出する端子ずれ量算出手順と、
前記端子ずれ量算出手順により求めた前記端子移動円と前記端子列との接点のずれ量に基づいて、前記基板の補正量を設定する補正量設定手順と、
を備えたことを特徴としている。
この発明によれば、端子用孔に各端子を挿入して基板をパワーモジュールに固定する際に基板の取付位置を補正するが、そのとき、基板の取付位置を正規の位置に対する端子列の中央位置の移動方向に沿って補正する。
この結果、固定ネジの回転トルクによってパワーモジュールが回転し、端子位置が、パワーモジュールが回転しないで固定されたときの正規の位置に対してずれたときに、端子の位置をこの正規の位置に矯正する治具を使用しなくても、基板の取付位置を補正することで端子用孔に端子を挿入可能になる。そのため、全ての端子に負担をかけることなくそれぞれの端子を、一つの基板に形成した複数の端子用孔のそれぞれに挿入することができる。
実施例1における基板取付方法で組み立てられた電子部品を示し、(a)は全体斜視図であり、(b)は分解斜視図である。 冷却器のパワーモジュール固定面を示す平面図である。 パワーモジュールを示し、(a)は基板取付面を示す平面図であり、(b)は図3(a)におけるA方向からの側面図であり、(c)は図3(a)におけるB方向からの側面図であり、(d)は図3(a)におけるC部を拡大した斜視図である。 基板を示し、(a)は平面図であり、(b)は図4(a)におけるD部の拡大図である。 実施例1における基板取付方法を示す説明図であり、(a)はパワーモジュール固定工程を示し、(b)は基板取付位置補正工程を示し、(c)は基板取付工程を示す。 基板取付位置補正工程にて行う補正量演算処理を実行する補正量演算手段を示すブロック図である。 基板取付位置補正工程にて行う補正量演算処理の流れを示すフローチャートである。 (a)はパワーモジュール固定時の第1位置決めピンの状態を示す説明図であり、(b)はパワーモジュール固定時の第2位置決めピンの状態を示す説明図である。 パワーモジュール固定時の、位置決めピンと端子列の位置関係を示す説明図である。 図9におけるE部拡大図である。 比較例における基板補正位置と端子との位置関係を示す説明図である。
以下、本発明の基板取付方法を実施するための形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、実施例1における基板取付方法で組み立てられた電子部品を示し、(a)は全体斜視図であり、(b)は分解斜視図である。図2は、冷却器のパワーモジュール固定面を示す平面図である。図3は、パワーモジュールを示し、(a)は基板取付面を示す平面図であり、(b)は図3(a)におけるA方向からの側面図であり、(c)は図3(a)におけるB方向からの側面図であり、(d)は図3(a)におけるC部を拡大した斜視図である。図4は、基板を示し、(a)は平面図であり、(b)は図4(a)におけるD部の拡大図である。
実施例1における基板取付方法で組み立てられた電子部品1は、冷却器(ベース部材)2と、3個のパワーモジュール3x,…から構成するパワーモジュール群3と、基板4と、を備えている。
前記冷却器2は、熱交換によって各パワーモジュール3xの温度を下げるものであり、各パワーモジュール3xの底面3aに密着するパワーモジュール固定面2aと、図示しない放熱手段と、を有している。そして、パワーモジュール固定面2aは、3個のパワーモジュール3x,…のそれぞれに対応する3箇所のモジュール固定領域2b,…を有している。各モジュール固定領域2bには、6個のネジ孔5,…と、一対のピン嵌合孔(ベース側位置決め部)6,6と、が形成されている。ネジ孔5には、パワーモジュール3xを固定するPM用ネジ(固定ネジ)N1が螺合する。ピン嵌合孔6には、後述する第1位置決めピン(モジュール側位置決め部)7a又は第2位置決めピン(モジュール側位置決め部)7bが嵌合する。
前記パワーモジュール群3は、図示しない電気自動車用の駆動モータを制御するインバータ内に配置される制御装置であり、並列に並ぶ3個のパワーモジュール3x,…から構成されている。各パワーモジュール3xの底面3aに対向する基板取付面3bには、複数の基板用ネジN2,…で基板4が取り付けられる。そして、各パワーモジュール3xの底面3aには、一対の位置決めピン(第1,第2位置決めピン)7a,7bが形成され、基板取付面3bには、四隅近傍に配置した4個のボス8,…と、多数の端子10とが設けられ、周縁部には、6個のネジ貫通孔9,…が貫通形成されている。
前記第1,第2位置決めピン7a,7bは、それぞれ一対のピン嵌合孔6,6に嵌合してパワーモジュール3xの取付位置を規定する。この第1,第2位置決めピン7a,7bは、それぞれ周面がフラットな円柱形状を呈しており、底面3aから突出している。ここでは、第1位置決めピン7aの直径寸法は第2位置決めピン7bの直径寸法よりも大きくなっている。そのため、第1位置決めピン7aとピン嵌合孔6との間に生じるクリアランスK1は、第2位置決めピン7bとピン嵌合孔6との間に生じるクリアランスK2よりも狭くなっている(図8参照)。なお、第1位置決めピン7aの直径寸法は、ピン嵌合孔6の内径寸法に対して、パワーモジュール3x固定時のがたつき量を小さくすると共に、組み付けしやすい大きさに設定する。また、第2位置決めピン7bは、パワーモジュール3xの回転を抑制するためのものであるが、直径寸法を第1位置決めピン7aよりも小さくしたのは、加工上の公差精度を緩くするためである。すなわち、公差精度を厳しくするとコストアップに繋がってしまうので、直径寸法の大きさを小さくして公差精度を緩くし、コストの低減を図っている。
前記ボス8は、内周面にネジ溝を有する円筒形状を呈しており、基板取付面3bから突出して基板4を取り付ける基板用ネジN2が螺合する。前記ネジ貫通孔9は、内周面にネジ溝が形成された貫通孔であり、PM用ネジN1が貫通する。ここで、PM用ネジN1及び基板用ネジN2は、それぞれ締め方向が右方向(時計回り方向)のネジである。
前記端子10は、一端がパワーモジュール3xに内蔵されたCPU等に接続され、他端が基板取付面3bから突出している。そして、基板取付面3bから突出した他端は、上下方向の応力を緩和するために中間部がクランク状に折り曲げられ、先端が上方に向かって延びている。そして、複数の端子10が連続的に並んで端子列11を形成している。この端子列11は、先端が第1,第2位置決めピン7a,7bの中心を結ぶモジュール側基準軸MJに対して平行になるように配置されている。
さらに、パワーモジュール3xが並列に3個並ぶことで、パワーモジュール群3において、端子列11は、相互に等距離を取れない位置に配置されることとなる(図1参照)。なお、ここでは、端子列11は、端子10が16本連続的に並んで形成された第1端子列11aと、この第1端子列11aとの間に端子並び方向に間隔を開けると共に、端子10が16本連続的に並んだ第2端子列11bと、から構成されている。
前記基板4は、パワーモジュール群3と接続して電子回路を形成する板部材であり、3個のパワーモジュール3x,…が有する全ての端子10の一つ一つに対応する96個の端子用孔4a,…と、基板用ネジN2,…が貫通する12個のネジ貫通孔4b,…とを有している。つまり、この基板4は、3個のパワーモジュール3x,…に対して一つであり、共通となっている。
次に、実施例1の基板取付方法について説明する。なお、この基板取付方法は、図示しない電子部品組立装置によって実行される。
図5は、実施例1における基板取付方法を示す説明図であり、(a)はパワーモジュール固定工程を示し、(b)は基板取付位置補正工程を示し、(c)は基板取付工程を示す。
パワーモジュール固定工程では、図5(a)に示すように、冷却器2のパワーモジュール固定面2aに、各パワーモジュール3xを、それぞれPM用ネジN1,…により固定する。
このとき、まず冷却器2のピン嵌合孔6に第1,第2位置決めピン7a,7bをそれぞれ嵌合し、パワーモジュール3xの固定位置を決める。次に、PM用ネジN1をパワーモジュール3xのネジ貫通孔9に挿入し、冷却器2のネジ孔5に螺合する。これを3個のパワーモジュール3xごとに行う。これにより、PM用ネジN1,…により、冷却器2にパワーモジュール群3が固定される。
ここで、図8(a),(b)に示すように、ピン嵌合孔6と第1,第2位置決めピン7a,7bとの間には、それぞれ僅かなクリアランスK1,K2が生じている。このため、各パワーモジュール3x,…をPM用ネジN1,…によって冷却器2に固定すると、PM用ネジN1の回転トルクによって、第1,第2位置決めピン7a,7bは、図8(a),(b)に示すように、それぞれピン嵌合孔6の内周面に当接するまで移動する。このため、各パワーモジュール3xはPM用ネジN1の締め方向に回転してしまう。
基板取付位置補正工程では、図5(b)に示すように、パワーモジュール固定工程で固定したパワーモジュール群3に取り付ける基板4の取付位置の基準となる取付中心位置Oを、正規の位置に対する端子列11の中央位置の移動方向に沿って補正する。なお、この「正規の位置」とは、パワーモジュール3xの第1,第2位置決めピン7a,7bがそれぞれピン嵌合孔6の中央に位置していると仮定したときの端子列11の位置、である。つまり、この正規の位置とは、各パワーモジュール3xが回転しないで固定されたときの理想端子位置である。
ここで、図9に示すように、端子列11の中央位置P1は、回転基準Pを中心とする円(後述する端子移動円R)に沿って移動する。この回転基準Pは、図9に示すように、第1,第2位置決めピン7a,7bの中心を結ぶモジュール側基準軸MJと、この第1,第2位置決めピン7a,7bが嵌合する一対のピン嵌合孔6,6の中心を結ぶベース側基準軸BJとの交点であり、パワーモジュール3xの回転中心となる。つまり、パワーモジュール3xは、この回転基準Pを中心にネジ締め方向に回転する。
そして、各パワーモジュール3xにおける端子列11の中央位置P1は、図9に示すように、正規位置の端子列である端子基準列11cの中央位置P2よりも左下方向に移動する。そのため、基板4の取付中心位置Oを、取付基準位置Tよりも左下側に設定する。すなわち、基板4の取付中心位置Oを、予め設定した取付基準位置Tから、正規の位置に対する端子列11の中央位置P1の移動方向に沿って補正する。
ここで、取付基準位置Tは、冷却器2が有する3箇所のモジュール固定領域2b,…の中心座標位置であり、各パワーモジュール3xが回転しないで固定されたときの基板4の固定基準となる位置である。また、取付中心位置Oは、基板4の中心座標位置である。
また、取付中心位置Oの移動量である補正量は、後述する補正量演算処理により予め求める。
基板取付工程では、図5(c)に示すように、基板4の位置を基板取付位置補正工程で求めた補正量にしたがって移動、つまり、取付中心位置Oの座標をずらす。そして、各端子用孔4aの全てに各端子10をそれぞれ挿入すると共に、パワーモジュール3x,…に基板用ネジN2によって基板4を取り付ける。これにより、基板4を冷却器2に固定したパワーモジュール群3に取り付けることができる。
次に、取付中心位置Oの移動量である補正量を求める補正量演算処理について説明する。
図6は、基板取付位置補正工程にて行う補正量演算処理を実行する補正量演算手段を示すブロック図である。
補正量演算処理を実行する制御コントローラ(補正量演算手段)100は、図示しない電子部品組立装置に搭載され、図6に示すように、補正量演算部101と、ピン嵌合孔中心座標設定部102と、位置決めピン中心座標設定部103と、ピン嵌合孔径設定部104と、位置決めピン径設定部105と、位置決めピン-端子間隔設定部106、とを有している。
前記補正量演算部101は、冷却器2に形成した一対のピン嵌合孔6,6と、パワーモジュール3xの第1,第2位置決めピン7a,7bと、端子列11との位置関係より、補正量演算処理を実行し、パワーモジュール3xに取り付ける基板4の取付中心位置Oの補正量を求めるものである。
前記ピン嵌合孔中心座標設定部102は、冷却器2の各モジュール固定領域2bに形成した一対のピン嵌合孔6,6のそれぞれの中心座標の位置を設定するものである。
前記位置決めピン中心座標設定部103は、第1,第2位置決めピン7a,7bのそれぞれの中心座標の位置を設定するものである。
前記ピン嵌合孔径設定部104は、ピン嵌合孔6の内径寸法を設定するものである。
前記位置決めピン径設定部105は、第1,第2位置決めピン7a,7bのそれぞれの直径寸法を設定するものである。
前記位置決めピン-端子間隔設定部106は、第1,第2位置決めピン7a,7bの中心座標位置を結んだモジュール側基準軸MJと、端子列11との間の間隔を設定するものである。
そして、ピン嵌合孔中心座標設定部102によって設定された一対のピン嵌合孔6,6の中心座標の位置と、位置決めピン中心座標設定部103によって設定された第1,第2位置決めピン7a,7bの中心座標の位置と、ピン嵌合孔径設定部104によって設定されたピン嵌合孔6の内径寸法と、位置決めピン径設定部105によって設定された第1,第2位置決めピン7a,7bの直径寸法と、位置決めピン-端子間隔設定部106によって設定されたモジュール側基準軸MJと端子列11との間の間隔は、補正量演算部101に入力される。
図7は、補正量演算処理の流れを示すフローチャートである。以下、図7の各ステップについて説明する。図10は、図9におけるE部拡大図である。
ステップS1では、ピン嵌合孔中心座標設定部102にて設定された一対のピン嵌合孔6,6のそれぞれの中心座標の位置に基づいて、これらの中心座標位置を結んだベース側基準軸BJを設定する。
ステップS2では、ステップS1でのベース側基準軸BJの設定に続き、位置決めピン中心座標設定部103にて設定された第1,第2位置決めピン7a,7bのそれぞれの中心座標の位置に基づいて、これらの中心座標位置を結んだモジュール側基準軸MJを設定する。
ステップS3では、パワーモジュール3x固定時の、ベース側基準軸BJとモジュール側基準軸MJの交点である回転基準Pの座標を求める。これは、ステップS1にて設定したベース側基準軸BJの中心位置である。
ステップS4では、パワーモジュール3x固定時の、ベース側基準軸BJに対するモジュール側基準軸MJの回転量(回転角度)αを算出する。すなわち、回転基準Pを中心に、モジュール側基準軸MJが回転する角度を算出する。このときの最大回転量αは、ピン嵌合孔6と第1,第2位置決めピン7a,7bとの間に生じるクリアランスK1,K2から求めることができる。このクリアランスK1,K2は、ピン嵌合孔径設定部104にて設定したピン嵌合孔6の内径寸法と、位置決めピン径設定部105にて設定した第1,第2位置決めピン7a,7bの直径寸法から演算する。
そして、この最大回転量αが、ベース側基準軸BJに対するモジュール側基準軸MJの回転量(回転角度)αとなる。なお、このステップS4が、ベース側基準軸BJに対するモジュール側基準軸MJの回転量を求めるパワーモジュール回転算出手順に相当する。
ステップS5では、モジュール側基準軸MJと端子列11との距離rを設定する。これは、モジュール側基準軸MJと端子列11との間の間隔であり、位置決めピン-端子間隔設定部106にて設定される。
ステップS6では、端子移動円Rを設定する。この端子移動円Rとは、ステップS3にて設定した回転基準Pを中心とし、ステップS5にて設定したモジュール側基準軸MJと端子列11との距離rを半径とする円である。なお、このステップS6が、ベース側基準軸BJとモジュール側基準軸MJの交点(回転基準P)を中心とし、モジュール側基準軸MJと端子列11との間の距離rを半径とする端子移動円Rを設定する端子移動軌跡設定手順に相当する。
ステップS7では、ステップS6にて設定した端子移動円Rと端子基準列11cとの接点P2の座標を求める。ここで、端子基準列11cとは、パワーモジュール3xの第1,第2位置決めピン7a,7bがそれぞれピン嵌合孔6の中央に位置していると仮定したときの端子列11の位置であり、端子列11の正規の位置である。この端子基準列11cは、ベース側基準軸BJに対して、ステップS5で設定したモジュール側基準軸MJと端子列11との距離rをあけて平行になる。
ステップS8では、ステップS6にて設定した端子移動円Rと、パワーモジュール3x固定時の端子列11との接点P1の座標を求める。
ステップS9では、ステップS7にて求めた接点P2に対するステップS8にて求めた接点P1のずれ量を算出する。このずれ量は、水平方向距離Xと垂直方向距離Yによって決まるが、この距離X及び距離Yは、下記式(1),(2)により求める。
水平方向距離X=r−cosα ・・・(1)
水力方向距離Y=sinα ・・・(2)
なお、このステップS9が、端子移動円Rと端子基準列11cとの接点P2に対する、端子移動円Rと端子列11との接点P1のずれ量を、モジュール側基準軸MJの回転量αに基づいて算出する端子ずれ量算出手順に相当する。
ステップS10では、ステップS9にて求めた接点P1のずれ量を取付中心位置Oの移動量である基板の補正量に設定し、補正量演算処理を終了する。
なお、このステップS10が、端子移動円Rと端子列11との接点P1のずれ量に基づいて、基板4の補正量を設定する補正量設定手順に相当する。
次に、作用を説明する。
まず、「比較例の基板取付方法の課題」を説明し、次に実施例1の基板取付方法における「端子干渉防止作用」について説明する。
[比較例の基板取付方法の課題]
図11は、比較例における基板取付位置と端子との位置関係を示す説明図である。
この比較例の基板取付方法では、まず、ベース部材である冷却器2に3個のパワーモジュール3x,…を並列に並べ、PM用ネジN1,…にて固定する。3個のパワーモジュール3x,…を並列に並べることで、端子列11は、相互に等距離を取れない位置に、並列に3列配置されることとなる。また、このとき、PM用ネジN1の回転トルクによって、各パワーモジュール3xはネジ締め方向に回転する。
次に、基板4をパワーモジュール群3に取り付ける。
このとき、まず、パワーモジュール群3の中心座標O´を求める。ここで、パワーモジュール3xが回転することは考慮していない。すなわち、各パワーモジュール3xが、位置決めピンがピン嵌合孔の中央に位置した状態で固定された場合のパワーモジュール群3の中心座標を求める。
次に、基板4の中心座標Oを求める。このとき、仮想の端子が各端子用孔の中心になるように、基板4の中心座標を求める。
そして、パワーモジュール群3の中心座標と基板4の中心座標を位置合わせして、基板4を取り付ける。
しかしながら、実際にはパワーモジュール3x,…が回転した状態で固定されているため、各端子10の位置は、位置決めピンがピン嵌合孔の中央に位置した状態で固定された場合の端子位置である正規の位置からずれている。そのため、このようにパワーモジュール群3の中心座標O´に基板4の中心座標Oを位置合わせすると、図11に拡大して示すように端子10と端子用孔4aとのクリアランスが少なくなり、干渉してしまう可能性があった。
また、3列の端子列11は、相互に等距離を取れない位置に配置されているので、基板4に形成された端子用孔4aも相互に等距離を取れない位置に配置されている。そのため、例えば基板4の中心座標Oを中心に、基板4をPM用ネジN1の締め方向に回転させた場合では、中心座標Oの近くの位置にある端子用孔4aの補正量は少なくなり、中心座標Oから離れた位置になる端子用孔4aの補正量は多くなってしまう。すなわち、基板4を回転することで取付位置の補正をすると、端子用孔4aの補正量が場所によって異なることとなる。
これに対し、端子列11は、3個のパワーモジュール3x,…のそれぞれに設けられており、各端子列11の回転量は全て一定である。そのため、基板4を、中心座標Oを中心にPM用ネジN1の締め方向に回転させることで補正しても、全ての端子10に対応して位置補正することは難しかった。
[端子干渉防止作用]
(a)端子列の移動方向について
ベース部材である冷却器2にパワーモジュール3x,…をネジ止めすると、PM用ネジN1の回転トルクによってパワーモジュール3xは、回転基準Pを中心に回転する。このとき、図9に示すように、端子列11の最上部(第1位置決めピン7a側の端部)に位置する端子10Aと、端子列11の最下部(第2位置決めピン7b側の端部)に位置する端子10Bが、最も移動量が多くなる。そして、最上部に位置する端子10Aは、正規の位置(パワーモジュール3xが回転せず冷却器2に取り付けられたときの位置、以下同様)よりも右下方向に移動し、最下部に位置する端子10Bは、正規の位置よりも左下方向に移動する。さらに、端子列11の中央位置は、端子移動円Rに沿ってネジ締め方向に移動する。このため、パワーモジュール3xが回転しないで固定されたときの端子位置である正規の位置に対して、左下方向に移動する。
すなわち、最上部に位置する端子10Aは右下方向に移動しているが、端子列11の中央位置が正規の位置に対して左下方向に移動しているため、端子列11の全体としては、左下方向への移動量が大きいこととなる。
(b)基板の取付位置の補正について
実施例1の基板取付方法では、正規の位置に対する上記端子列11の中央位置の移動方向に沿って基板4の取付位置を、取付基準位置Tから補正する。これにより、基板4は取付基準位置Tから端子列11の中央位置の移動方向に沿って平行にずれることとなる。これにより、全ての端子用孔4aの移動量は一定になる。
すなわち、全ての端子10,…に対して端子用孔4a,…の位置は一律に移動することになり、端子用孔4aの位置によって移動量が異なる問題は生じない。
また、端子用孔4a,…の位置が一律に移動するため、3個のパワーモジュール3x,…が並列に並ぶことで、3列の端子列11が相互に等距離を取れない位置に配置された場合であっても、端子列11の配置に拘らず対応して補正することができる。
さらに、基板4の移動方向は、端子列11の中央位置の移動方向、つまり端子列11の全体として主に移動する方向に沿って移動するため、列状に並んだ複数の端子10の移動量の平均の方向に基板4を移動させることができる。この結果、全ての端子10に対応して基板4の取付位置を補正することができ、端子10の位置を正規の位置に矯正する治具を使用することなく、端子10と端子用孔4aとのクリアランスが少なくなる割合を低減する。つまり端子10と端子用孔4aとの干渉を防止することができる。そして、全ての端子10に負担をかけることなくそれぞれの端子10を、一つの基板4に形成した複数の端子用孔4a,…のそれぞれに挿入することができる。
特に、実施例1の基板取付方法では、基板4の補正量を求める際に、パワーモジュール3xの回転の中心位置を、一対のピン嵌合孔6,6の中心を結んだベース側基準軸BJと、第1,第2位置決めピン7a,7bの中心を結んだモジュール側基準軸MJとの交点(回転基準)Pとすると共に、この回転基準Pを中心とし、モジュール側基準軸MJと端子列11との距離rを半径とする端子移動円Rと、端子基準列11cとの接点P2に対する、端子移動円Rと端子列11との接点P1のずれ量を、モジュール側基準軸MJの傾き量αに基づいて算出し、この算出した接点P1のずれ量を補正量に設定している。
このため、簡易な演算で補正量を求めることができる。また、端子列11の回転量の平均を補正量に設定することになり、パワーモジュール3xの回転中心(回転基準P)と端子列11の中央位置がずれていても、複数の端子10の全てに対応して端子用孔4aの位置を補正することができる。
さらに、実施例1の基板取付方法では、パワーモジュール3xに取り付ける基板4の取付中心位置Oの補正量を、制御コントローラ(補正量演算手段)100によって求めている。このため、補正量を正確に短時間で求めることができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の基板取付方法にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 複数の端子10からなる端子列11が配置されたパワーモジュール3xを、ベース部材(冷却器)2にネジ止めし、このパワーモジュール3xの各端子10を、一つの基板4に形成した複数の端子用孔4a,…のそれぞれに挿入して前記基板4を前記パワーモジュール3xに取り付ける基板取付方法において、前記パワーモジュール3xを、前記ベース部材2に固定ネジ(PM用ネジ)N1により固定するパワーモジュール固定工程(図5(a))と、前記パワーモジュール固定工程(図5(a))で固定した前記パワーモジュール3xに取り付ける前記基板4の取付位置を、正規の位置に対する前記端子列11の中央位置の移動方向に沿って補正する基板取付位置補正工程(図5(b))と、前記端子用孔4aに前記各端子10を挿入すると共に、前記パワーモジュール3xに前記基板4を取り付ける基板取付工程(図5(c))と、を備えた構成とした。
これにより、パワーモジュール3x取付後の端子10の位置が正規の位置に対してずれた場合に、端子10に負担をかけることなく基板4の端子用孔4aに挿入することができる。
(2) 前記ベース部材(冷却器)2は、一対のベース側位置決め部(ピン嵌合孔)6,6を有し、前記パワーモジュール3xは一対のモジュール側位置決め部(第1,第2位置決めピン)7a,7bを有し、前記端子列11は、一方のモジュール側位置決め部(第1位置決めピン)7aと他方のモジュール側位置決め部(第2位置決めピン)7bとを結ぶモジュール側基準軸MJに対して平行に配置され、前記パワーモジュール3xの回転の中心位置を、一方のベース側位置決め部(ピン嵌合孔)6と他方のベース側位置決め部(ピン嵌合孔)6とを結ぶベース側基準軸BJと、前記モジュール側基準軸MJとの交点(回転基準)Pとし、前記パワーモジュール固定工程(図5(a))では、前記一対のベース側位置決め部6,6と前記一対のモジュール側位置決め部7a,7bをそれぞれ位置合わせして、前記パワーモジュール3xを固定し、前記基板取付位置補正工程(図5(b))では、前記ベース側基準軸BJに対する、前記モジュール側基準軸MJの回転量αを求めるパワーモジュール回転量算出手順(ステップS4)と、前記ベース側基準軸BJと前記モジュール側基準軸MJの交点Pを中心とし、前記モジュール側基準軸MJと前記端子列11との距離rを半径とする端子移動円Rを設定する端子移動軌跡設定手順(ステップS6)と、前記端子移動円Rと端子基準列11cとの接点P2に対する、前記端子移動円Rと前記端子列11との接点P1のずれ量(X,Y)を、前記モジュール側基準軸MJの回転量αに基づいて算出する端子ずれ量算出手順(ステップS9)と、前記端子ずれ量算出手順(ステップS9)により求めた前記端子移動円Rと前記端子列11との接点P1のずれ量に基づいて、前記基板4の補正量を設定する補正量設定手順(ステップS10)と、を備えた構成とした。
これにより、簡易な演算で補正量を求めることができると共に、端子列11の回転量の平均を補正量に設定することになり、複数の端子10の全てに対応して端子用孔4aの位置を補正することができる。
(3) 前記パワーモジュール3xに取り付ける前記基板4の取付位置Oの補正量を求める補正量演算手段(制御コントローラ)100を備えた構成とした。
これにより、基板4の補正量を正確に短時間で求めることができる。
以上、本発明の基板取付方法を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1の基板取付方法では、3個のパワーモジュール3x,…を冷却器2に固定することで、3列の端子列11が並列に並ぶ配置になっているが、これに限らず、一つのパワーモジュールに複数の端子列を設けてもよい。また、端子列は3列に限らない。
特に、複数の端子列が等距離を取れない配置になっている場合に、本発明の基板取付方法は有効である。すなわち、複数の端子列が等距離を取れない配置になっている場合では、基板をネジ締め方向に回転することで取付位置を補正すると、回転中心から端子列までの距離が均等にならず、基板の補正量が端子に対して一定にならない。そのため、基板を回転させることで取付位置を補正することができない。これに対し、本発明の基板取付方法では、複数の端子用孔の位置を一律に移動させることができ、端子列の配置に拘らず対応することができる。
さらに、実施例1の基板取付方法では、PM用ネジN1及び基板用ネジN2は、共に締め方向が右回りであるが、締め方向が左回りであってもよい。
この場合では、端子列11の中央位置は、回転基準Pに対して左上方向に移動するため、基板4の取付位置を正規の位置に対して左上方向に補正する。
また、実施例1の基板取付方法では、基板4の位置を移動することで、この基板4の取付位置を補正しているが、パワーモジュール3xの位置、すなわち冷却器2の位置をずらすことで基板4の取付位置を補正してもよい。つまり、パワーモジュール3xと基板4の位置を相対的にずらして取付位置を補正すればよい。
1 電子部品
2 冷却器(ベース部材)
2a パワーモジュール固定面
2b モジュール固定領域
3 パワーモジュール群
3x パワーモジュール
3a 底面
3b 基板取付面
4 基板
4a 端子用孔
5 ネジ孔
6 ピン嵌合孔(ベース側位置決め部)
7a 第1位置決めピン(モジュール側位置決め部)
7b 第2位置決めピン(モジュール側位置決め部)
8 ボス
9 ネジ貫通孔
10 端子
11 端子列
11c 端子基準列
N1 PM用ネジ(固定ネジ)
N2 基板用ネジ
BJ ベース側基準軸
MJ モジュール側基準軸
P 回転基準
R 端子移動円

Claims (1)

  1. 複数の端子からなる端子列が配置されたパワーモジュールを、ベース部材にネジ止めし、このパワーモジュールの各端子を、一つの基板に形成した複数の端子用孔のそれぞれに挿入して前記基板を前記パワーモジュールに取り付ける基板取付方法において、
    前記ベース部材は、一対のベース側位置決め部を有し、前記パワーモジュールは一対のモジュール側位置決め部を有し、前記端子列は、一方のモジュール側位置決め部と他方のモジュール側位置決め部とを結ぶモジュール側基準軸に対して平行に配置され、
    前記パワーモジュールの回転の中心位置を、一方のベース側位置決め部と他方のベース側位置決め部とを結ぶベース側基準軸と、前記モジュール側基準軸との交点とし、
    前記パワーモジュールを、前記ベース部材に固定ネジにより固定するパワーモジュール固定工程と、
    前記パワーモジュール固定工程で固定した前記パワーモジュールに取り付ける前記基板の取付位置を、正規の位置に対する前記端子列の中央位置の移動方向に沿って補正する基板取付位置補正工程と、
    前記端子用孔に前記各端子を挿入すると共に、前記パワーモジュールに前記基板を取り付ける基板取付工程と、を備え
    前記パワーモジュール固定工程では、前記一対のベース側位置決め部と前記一対のモジュール側位置決め部をそれぞれ位置合わせして、前記パワーモジュールを固定し、
    前記基板取付位置補正工程では、前記ベース側基準軸に対する、前記モジュール側基準軸の回転量を求めるパワーモジュール回転量算出手順と、
    前記ベース側基準軸と前記モジュール側基準軸の交点を中心とし、前記モジュール側基準軸と前記端子列との距離を半径とする端子移動円を設定する端子移動軌跡設定手順と、
    前記端子移動円と端子基準列との接点に対する、前記端子移動円と前記端子列との接点のずれ量を、前記モジュール側基準軸の傾き量に基づいて算出する端子ずれ量算出手順と、
    前記端子ずれ量算出手順により求めた前記端子移動円と前記端子列との接点のずれ量に基づいて、前記基板の補正量を設定する補正量設定手順と、
    を備えたことを特徴とする基板取付方法。
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