JP5489747B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズを備えた移動体がバネ部材を介して支持体に接続されたレンズ駆動装置に関するものである。
カメラ付き携帯電話機やデジタルカメラ等に搭載されるレンズ駆動装置は、レンズを備えた移動体と、この移動体の外側に配置された支持体と、移動体をレンズ光軸方向に磁気駆動する磁気駆動機構とを有している。また、レンズ駆動装置では、移動体の端部と支持体とをバネ部材で接続し、かかるバネ部材の付勢力と磁気駆動機構による推力とをバランスさせて移動体を光軸方向の所定位置に移動させる。かかる構成のレンズ駆動装置では、移動体をバネ部材によって支持しているため、移動体を駆動した際、あるいは外部から振動が伝わってきた場合に移動体が振動するという問題点がある。
一方、この種のレンズ駆動装置において、バネ部材のうち、移動体側連結部とアーム部とに跨る個所、およびアーム部と支持体側連結部とに跨る個所の双方に弾性を有する樹脂からなる緩衝材を設け、移動体の振動を減衰させる技術が提案されている(特許文献1参照)。
かかる特許文献1に記載の構成において、アーム部と支持体側連結部とに跨るように設けられた緩衝材は、支持体において移動体の前側端部に対向する前板部に光軸方向で重なる個所に位置し、移動体側連結部とアーム部とに跨るように設けられた緩衝材は、前板部の開口部に重なる個所に位置する。
特開2006−251111号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように、支持体の前板部に対して光軸方向で重なる個所でアーム部と支持体側連結部とに跨る緩衝材を設けるには、レンズ駆動装置の製造工程の途中において、バネ部材の光軸方向前側に支持体を配置する前に、バネ部材に対して緩衝材を設ける必要があるため、以下のような問題点がある。
まず、レンズ駆動装置の製造工程の途中にゲル状の緩衝材を設けると、その後の組立工程で緩衝材が他の個所にも付着してしまうという問題点がある。また、レンズ駆動装置の製造工程の途中にゲル状の緩衝材を設けると、レンズ駆動装置の組立完了後に洗浄を行なった場合、緩衝材が溶出して他の個所に付着するおそれがあるため、レンズ駆動装置の組立完了後に洗浄を行なえないという問題点がある。また、レンズ駆動装置の製造工程の途中に緩衝材を設ける構成の場合、レンズ駆動装置の組立完了後の動作確認を行い、その結果に基づいて、緩衝材の量を調整することができないという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、組立工程の最終段階で緩衝材を設けることのできるレンズ駆動装置を提供することにある。
次に、本発明の課題は、レンズ駆動装置の組立の最終段階で緩衝材を設けることができるように構成した場合でも、支持体に用いたヨークによって移動体の前側端部を十分に覆うことのできるレンズ駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、支持体と、レンズを備えた移動体と、前記移動体を前記支持体に対してレンズ光軸方向に磁気駆動する磁気駆動機構と、前記移動体におけるレンズ光軸方向の前側端部と前記支持体とに接続する前側バネ部材と、を有するレンズ駆動装置において、前記前側バネ部材は、前記支持体側に連結された支持体側連結部と、該支持体側連結部よりも内周側で前記移動体側に連結された移動体側連結部と、前記支持体側連結部と前記移動体側連結部とを接続するアーム部と、を備え、前記支持体は、前記移動体の前記前側端部に光軸方向前側で対向するヨーク前板部および前記移動体の側面部に対向するヨーク側板部を備えたヨークを含み、前記ヨーク前板部には、前記前側バネ部材の少なくとも一部とレンズ光軸方向で重なるヨーク開口部が形成されており、当該ヨーク開口部は、レンズ光軸を中心とする円形開口部分と、該円形開口部分の外周縁から径方向外側に突出した突状開口部と、を備え、前記バネ部材において前記突状開口部とレンズ光軸方向で重なる部分では、前記アーム部と前記移動体側連結部とに跨る箇所のうち、前記アーム部において当該アーム部の前記移動体側連結部との接続部分より当該アーム部の前記支持体側連結部との接続部分に近い部分と前記移動体側連結部とに跨る箇所のみに、粘弾性を備えた緩衝材が設けられていることを特徴とする。
本発明を適用したレンズ駆動装置では、移動体を前側バネ部材によって支持しているため、移動体を駆動した際、あるいは外部から振動が伝わってきた場合に移動体が振動するが、移動体側連結部とアーム部とに跨る個所には、粘弾性を備えた緩衝材が設けられているため、移動体の振動を短時間のうちの減衰させることができる。また、緩衝材は、ヨーク前板部に設けたヨーク開口部に対して光軸方向で重なる個所に設けられているため、組立工程の最終段階で、ヨーク開口部から内部の前側バネ部材に緩衝材を設けることができる。従って、緩衝材を設けた後の工程で緩衝材が他の個所にも付着してしまうという事態を防止することができるとともに、レンズ駆動装置の組立完了後に洗浄を行なった場合でも、緩衝材が溶出して他の個所に付着するおそれがない。また、組立工程の最終段階で、ヨーク開口部から内部の前側バネ部材に緩衝材を設けることができるので、レンズ駆動装置の組立最終段階で動作確認を行い、その結果に基づいて、緩衝材の量を調整することができる。
また、緩衝材は移動体側連結部とアーム部とに跨る個所のみに設けられており、移動体側連結部とアーム部とに跨る個所であれば、内周側に位置するので、ヨーク開口部が小さ
くてよい。それ故、支持体に用いたヨークによって移動体の前側端部を十分に覆うことができるので、磁束の漏れや、ヨーク開口部を介しての異物の侵入を抑えることができる。
また、ヨーク開口部は、光軸を中心とする円形開口部分と、該円形開口部分の外周縁から径方向外側に突出する突状開口部分と、を備え、緩衝材は、突状開口部分と光軸方向で重なる個所に設けられている。このため、外周側に位置する部分に緩衝材を設ける場合でも、ヨーク開口部が小さくてよいので、磁束の漏れや、ヨーク開口部を介しての異物の侵入を抑えることができる。
本発明において、前記ヨーク前板部は、レンズ光軸方向からみたときに矩形形状を備え、前記突状開口部分は、前記ヨーク前板部の角部分に向けて突出していることが好ましい。このように構成すると、ヨーク前板部の角部分というスペース的に余裕のある個所に突状開口部分を向かせることができるので、光軸に対して直交する方向のレンズ駆動装置のサイズを小さくすることができる。
本発明において、前記支持体は、前記移動体の前記前側端部と前記ヨーク前板部との間に前記支持体側連結部が連結されたスペーサを備え、当該スペーサは、前記ヨーク開口部以上の開口面積をもって前記ヨーク開口部に対してレンズ光軸方向で重なるスペーサ開口部を備えていることが好ましい。このように構成すると、スペーサを用いて前側バネ部材の固定を行なうことができるので、ヨークに直接、前側バネ部材を固定する場合と違って、前側バネ部材を固定する突起をヨークの内側に設けるという複雑な加工を行なう必要がないという利点がある。また、スペーサは、ヨーク開口部以上の開口面積をもってヨーク開口部に対して光軸方向で重なるスペーサ開口部を備えているため、移動体の前側端部とヨーク前板部との間にスペーサを設けた場合でも、ヨーク開口部を介して緩衝材を設けることに支障がない。
本発明において、前記緩衝材は、レンズ光軸を中心とする周方向において等角度間隔の複数個所に設けられていることが好ましい。このように構成すると、移動体の振動を周方向で偏りなく効率よく減衰させることができる。
本発明において、前記緩衝材は、例えば、シリコーン系の粘弾性組成物である。かかる構成の緩衝材であれば、塗布という方法で緩衝材を設けることができるので、組立工程の最終段階で、ヨーク開口部から内部の前側バネ部材に緩衝材を設けるのに適している。また、シリコーン系の粘弾性組成物は、部材への接着性にも優れているという利点がある。
本発明を適用したレンズ駆動装置では、移動体側連結部とアーム部とに跨る個所には、粘弾性を備えた緩衝材が設けられているため、移動体の振動を短時間のうちの減衰させることができる。また、緩衝材は、ヨーク前板部に設けたヨーク開口部に対して光軸方向で重なる個所に設けられているため、組立工程の最終段階で、ヨーク開口部から内部の前側バネ部材に緩衝材を設けることができる。従って、緩衝材を設けた後の工程で緩衝材が他の個所にも付着してしまうという事態を防止することができるとともに、レンズ駆動装置の組立完了後に洗浄を行なった場合でも、緩衝材が溶出して他の個所に付着するおそれがない。また、組立工程の最終段階で、ヨーク開口部から内部の前側バネ部材に緩衝材を設けることができるので、レンズ駆動装置の組立最終段階で動作確認を行い、その結果に基づいて、緩衝材の量を調整することができる。
本発明を適用したレンズ駆動装置の全体構成を示す説明図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置をさらに細かく分解した様子を光軸方向前側からみた分解斜視図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置を対向する辺の中央を通る位置で切断した様子を示す縦断面図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置に用いたバネ部材の説明図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置に対する緩衝材の配置位置を示す説明図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置を対角位置を通る位置で切断した様子を示す縦断面図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置における振動の減衰特性を従来例と比較して示す説明図である。 レンズ駆動装置に設けたヨーク開口部の参考例を示す説明図である。 レンズ駆動装置に設けた緩衝材の参考例を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明するレンズ駆動装置は、カメラ付き携帯電話機の他にも、様々な電子機器に取り付けることが可能である。例えば、薄型のデジタルカメラ、PHS、PDA、バーコードリーダ、監視カメラ、車の背後確認用カメラ、光学的認証機能を有するドア等に用いることができる。
(レンズ駆動装置の全体構成)
図1は、本発明を適用したレンズ駆動装置の全体構成を示す説明図であり、図1(a)、(b)は各々、本発明を適用したレンズ駆動装置を光軸方向前側(被写体側)からみた外観図、および光軸方向前側からみた分解斜視図である。図2は、本発明を適用したレンズ駆動装置をさらに細かく分解した様子を光軸方向前側からみた分解斜視図である。図3は、本発明を適用したレンズ駆動装置を対向する辺の中央を通る位置で切断した様子を示す縦断面図である。
図1および図2において、本形態のレンズ駆動装置1は、カメラ付き携帯電話機等に用いられる薄型カメラにおいて、例えばレンズ36や絞りを光軸L方向に沿って被写体(物体)に近づくA方向(前側)、および被写体とは反対側(像側)に近づくB方向(後側)の双方向に移動させるためのものであり、略直方体形状を有している。レンズ駆動装置1は、概ね、1枚乃至複数枚のレンズ36および固定絞りを内側に備えた円筒状のレンズホルダ37を有する移動体3と、この移動体3をレンズ36の光軸L方向に沿って移動させる磁気駆動機構5と、磁気駆動機構5および移動体3等が搭載された支持体2とを有している。移動体3は筒状のスリーブ13を備えており、その内側に円筒状のレンズホルダ37がネジ機構により固着されることになる。かかる移動体3の外形形状はスリーブ13によって規定され、略四角柱形状を備えている。
支持体2は、後側に撮像素子(図示せず)を保持するための矩形の樹脂板からなるホルダ19を有しているとともに、光軸L方向前側には、箱状のヨーク18、およびバネ支持用のスペーサ11を有している。スペーサ11、およびヨーク18のヨーク前板部185の中央には、被写体からの光をレンズ36に取り込むためのスペーサ開口部110およびヨーク開口部180が各々形成されている。ヨーク18は、鋼板等の強磁性板からなり、後述するように、マグネット17とともに、スリーブ13に保持された第1コイル31および第2コイル32に鎖交磁界を発生させる鎖交磁界発生体を構成している。スペーサ11は非磁性の金属製あるいは樹脂製である。
ホルダ19は、矩形の本体部分191の中央部分にレンズ36を介して入射した光を撮像素子によって受光可能とする開口部190が形成されている。また、ホルダ19には、第1コイル31および第2コイル32に給電を行うためのターミナル部材195aおよび195bが保持されている。
(磁気駆動機構5の構成)
磁気駆動機構5は、スリーブ13の外周面に巻回された第1コイル31および第2コイル32と、第1コイル31および第2コイル32に鎖交磁界を発生させる鎖交磁界発生体とを備え、第1コイル31、第2コイル32および鎖交磁界発生体により磁気駆動機構5が構成されている。鎖交磁界発生体は、第1コイル31および第2コイル32に対して外周側で対向する4つのマグネット17を備えており、本形態では、ヨーク18も磁気駆動機構5の構成要素として用いられている。
ヨーク18は、光軸L方向前側に位置する第2コイル32の前側を覆うヨーク前板部185と、角筒状胴部186とを備えた箱形状を有しており、ヨーク前板部185は、移動体3の光軸L方向前側の端部と対向している。角筒状胴部186は、第1コイル31および第2コイル32の側面側を覆う側板部181、182、183、184を備えており、マグネット17と第1コイル31および第2コイル32との間に構成される磁路からの漏れ磁束を少なくしている。かかる構成により、移動体3の移動量と、第1コイル31および第2コイル32に流す電流との間のリニアリティを向上することができる。
本形態において、4つのマグネット17は各々、矩形板形状を備えており、ヨーク18の4隅を避けた辺部分において側板部181、182、183、184の内面に固定されている。4つのマグネット17はいずれも光軸L方向において2分割されており、いずれにおいても内面と外面とが異なる極に着磁されている。4つのマグネット17では、例えば、上半分では内面がN極に着磁され、外面がS極に着磁され、下半分では、内面がS極に着磁され、外面がN極に着磁されている。従って、第1コイル31と第2コイル32とでは、コイル線の巻回方向は反対である。
(スペーサの構成)
本形態において、スペーサ11は、スペーサ開口部110を備えた矩形枠状部品である。スペーサ11は、ヨーク18のヨーク前板部185の内面に重なった状態でヨーク18に接着等の方法で固定されており、ヨーク前板部185と移動体3との間に介在する。スペーサ11の後側の面には、その角部分から後側に突出した突起(図示せず)を備えており、かかる突起は、以下に説明する前側バネ部材14yを保持する機能を担う。
(バネ部材およびその周辺の構成)
本形態のレンズ駆動装置1は、ホルダ19とスリーブ13との間、およびスペーサ11とスリーブ13との間の各々に、支持体2と移動体3とを接続する後側バネ部材14xおよび前側バネ部材14yを備えている。後側バネ部材14xおよび前側バネ部材14yはいずれも、ベリリウム銅やSUS系鋼材等といった金属製であり、所定厚の薄板に対するプレス加工、あるいはフォトリソグラフィ技術を用いたエッチング加工により形成したものである。かかる後側バネ部材14xおよび前側バネ部材14yは、移動体3をレンズ光軸Lに沿って移動可能に支持体2に支持された状態とする。
後側バネ部材14xおよび前側バネ部材14yのうち、ホルダ19側(像側)に配置された後側バネ部材14xは、2つのバネ片14a、14bに2分割されており、第1コイル31および第2コイル32の2本の端部(巻き始め端部および巻き終わり端部)は各々、バネ片14a、14bに電気的に接続される。また、2つのバネ片14a、14bは各々、ホルダ19に保持されたターミナル部材195a、195bに電気的に接続されている。従って、後側バネ部材14x(バネ片14a、14b)は第1コイル31および第2コイル32に対する給電部材としても機能する。
(磁気バネの構成)
レンズ駆動装置1は、さらに、スリーブ13の上端に保持されたリング状の磁性片130を備えており、このような磁性片130は、マグネット17との間に作用する吸引力により移動体3に対して光軸L方向の付勢力を印加する磁気バネを構成する。このため、移動体3が無通電時に自重で変位することを防止することができるため、移動体3に所望の姿勢を維持させ、さらに耐衝撃性を向上させることが可能である。また、磁性片130は、一種のバックヨークとして作用し、マグネット17と第1コイル31および第2コイル32との間に構成される磁路からの漏れ磁束を少なくすることができる。なお、磁性片としては、棒状の磁性体が用いられることもある。
(スリーブ13の構成)
スリーブ13の外周面には、像側端部および前側端部に矩形のリブ状突起138、139が形成されているとともに、リブ状突起138、139で挟まれた中間位置よりもわずかに光軸L方向前側にずれた位置にリブ状突起136が形成されている。このため、スリーブ13の外周面には、リブ状突起136、138で挟まれた部分に第1コイル31を巻回する部分が形成され、リブ状突起136、139で挟まれた部分に第2コイル32を巻回する部分が形成されている。
スリーブ13においてリブ状突起139の上面は、前側バネ部材14yを連結するためのバネ連結部13yを構成する円環状段部になっており、スリーブ13の下端面(像側端面)は、後側バネ部材14xを連結するためのバネ連結部13xになっている。
(バネ部材の詳細構成)
図4は、本発明を適用したレンズ駆動装置に用いたバネ部材の説明図であり、図4(a)、(b)は、前側バネ部材14yの平面図、および後側バネ部材14xの平面図である。
図4(a)に示すように、前側バネ部材14yは、スリーブ13の前側端部に連結される円環枠状の移動体側連結部144と、移動体側連結部144より外周側でスペーサ11に連結される4つの支持体側連結部143(支持体側連結部143a〜143d)と、支持体側連結部143と移動体側連結部144とを連結する4本のアーム部145(アーム部145a〜145d)とを備えており、移動体側連結部144は、支持体側連結部143(支持体側連結部143a〜143d)より内周側に位置する。4つの支持体側連結部143の各々には、スペーサ11との連結のための穴143hが形成されている。
本形態において、支持体側連結部143は、図1および図2を参照して説明したスペーサ11およびヨーク前板部185の4つの角部分と各々重なる位置に設けられており、光軸Lを中心にして周方向で等角度間隔に配置されている。4本のアーム部145はいずれも、支持体側連結部143との接続部分143sから時計周りCWの方向に略円弧状に延在して移動体側連結部144まで延びており、アーム部145と移動体側連結部144との接続部分144s、およびアーム部145と支持体側連結部143との接続部分143sは、光軸Lを中心にして周方向で等角度間隔に配置されている。また、アーム部145と移動体側連結部144との接続部分144sは、時計周りCWの方向で隣り合うアーム部145と支持体側連結部143との接続部分143sの半径方向内側に位置する。例えば、アーム部145aと移動体側連結部144との接続部分144sは、時計周りCWの方向で隣り合うアーム部145bと支持体側連結部143bとの接続部分143sの半径方向内側に位置する。
図4(b)に示すように、後側バネ部材14xは、前側バネ部材14yとサイズや形状がわずかに相違しているが、基本的な構造は、後側バネ部材14xと同様である。すなわち、後側バネ部材14xは、前側バネ部材14yと略同様、スリーブ13に連結される移動体側連結部144と、移動体側連結部144より外周側でホルダ19に連結される4つの支持体側連結部143(支持体側連結部143a〜143d)と、支持体側連結部143と移動体側連結部144とを連結する4本のアーム部145(アーム部145a〜145d)とを備えている。4つの支持体側連結部143の各々には、ホルダ19との連結のための穴143hが形成されている。支持体側連結部143は、図1および図2を参照して説明したホルダ19の4つの角部分と各々重なる位置に設けられており、4本のアーム部145はいずれも、支持体側連結部143との接続部分143sから時計周りCWの方向に略円弧状に延在して移動体側連結部144まで延びている。このため、アーム部145と移動体側連結部144との接続部分144sは、時計周りCWの方向で隣り合うアーム部145と支持体側連結部143との接続部分143sの半径方向内側において反時計周りCCWの方向にわずかにずれた個所に位置する。例えば、アーム部145aと移動体側連結部144との接続部分144sは、時計周りCWの方向で隣り合うアーム部145bと支持体側連結部143bとの接続部分143sの半径方向内側において反時計周りCCWの方向にわずかにずれた個所に位置する位置する。ここで、後側バネ部材14xは、移動体側連結部144に設けられた2箇所の途切れ部分141によって2つのバネ片14a、14bに分割され、第1コイル31および第2コイル32に対する給電部材として利用される。従って、第1コイル31および第2コイル32を構成する1本のコイル線の両端部(巻き始め端部および巻き終わり端部)は、2つのバネ片14a、14bにハンダ付け等の方法で接続される。但し、後側バネ部材14xは、製造途中までは、枠状部(図示せず)を介してバネ片14a、14bが繋がっており、レンズ駆動装置1への組み立て途中で2つのバネ片14a、14bに分割される。
(基本的な動作)
図3において、本形態のレンズ駆動装置1では、第1コイル31および第2コイル32に対する通電を停止して磁気駆動機構5を停止させている待機期間中、前側バネ部材14yの付勢力によって、移動体3は、像側に位置し、スリーブ13の像側端部がホルダ19に弾性をもって当接している状態にある。
このような状態において、第1コイル31および第2コイル32に所定方向の電流を流すと、第1コイル31および第2コイル32は、それぞれ上向き(前側)の電磁力を受けることになる。これにより、第1コイル31および第2コイル32が固着されたスリーブ13は、光軸L方向前側(前側/矢印Aで示す方向)に移動し始めることになる。このとき、前側バネ部材14yとスリーブ13の前側端部との間、および後側バネ部材14xとスリーブ13の後側端部との間には、それぞれスリーブ13の移動を規制する弾性力が発生する。このため、スリーブ13を前側に移動させようとする電磁力と、スリーブ13の移動を規制する弾性力とが釣り合ったとき、スリーブ13は停止する。その際、後側バネ部材14xおよび前側バネ部材14yによってスリーブ13に働く弾性力に応じて、第1コイル31および第2コイル32に流す電流量を調整することで、スリーブ13(移動体3)を所望の位置に停止させることができる。
本形態では、後側バネ部材14xおよび前側バネ部材14yとして、弾性力(応力)と変位量(歪み量)との間に線形関係が成立する板バネ(ジンバルバネ)を用いていることから、スリーブ13の移動量と第1コイル31および第2コイル32に流す電流との間のリニアリティを向上させることができる。また、後側バネ部材14xおよび前側バネ部材14yからなる2つのバネ部材を用いていることから、スリーブ13が停止したときに光軸Lの方向に大きな釣り合いの力が加わることになり、光軸Lの方向に遠心力や衝撃力等の他の力が働いたとしても、より安定してスリーブ13を停止させることができる。さらに、レンズ駆動装置1では、スリーブ13を停止させるのに、衝突材(緩衝材)等に衝突させて停止させるのではなく、電磁力と弾性力との釣り合いを利用して停止させることとしているので、衝突音の発生を防ぐことも可能である。
(緩衝材の構成)
図5は、本発明を適用したレンズ駆動装置に対する緩衝材の配置位置を示す説明図であり、図5(a)、(b)は、レンズ駆動装置の平面図、およびヨークと前側バネ部材との平面的な位置関係を示す説明図である。図6は、本発明を適用したレンズ駆動装置を対角位置を通る位置で切断した様子を示す縦断面図である。
本形態のレンズ駆動装置1では、移動体3を後側バネ部材14xおよび前側バネ部材14yによって支持しているため、移動体3を駆動した際、あるいは外部から振動が伝わってきた場合に移動体3が振動するおそれがある。そこで、本形態では、図5および図6等を参照して以下に説明する構成が採用されている。
図1、図5および図6に示すように、本形態のレンズ駆動装置1では、ヨーク18のヨーク前板部185に形成したヨーク開口部180は、前側バネ部材14yの一部に対して光軸L方向で重なっており、ヨーク開口部180からヨーク18の内部を見ると、前側バネ部材14yの一部が視認されるようになっている。より具体的には、ヨーク前板部185において、ヨーク開口部180は、光軸Lを中心とする円形の円形開口部分188と、円形開口部分188の外周縁から径方向外側に突出する4つの突状開口部分189(突状開口部分189a〜189d)とから構成されており、4つの突状開口部分189は各々、ヨーク前板部185の角部分に向けて突出している。このため、4つの突状開口部分189は、光軸Lを中心にして周方向で等角度間隔に配置されている。また、図1に示すように、ヨーク18のヨーク前板部185に重なるスペーサ11において、スペーサ開口部110も、ヨーク開口部180と同様、光軸Lを中心とする円形開口部分118と、円形開口部分118の外周縁から径方向外側に突出する4つの突状開口部分119(突状開口部分119a〜119d)とから構成されており、4つの突状開口部分119は各々、ヨーク前板部185の角部分(スペーサ11の角部分)に向けて突出している。また、スペーサ開口部110は、ヨーク開口部180と同一サイズでヨーク開口部180に完全に重なっているか、あるいはヨーク開口部180よりも開口面積がわずかに大になっている。
また、図5に示すように、ヨーク開口部180の突状開口部分189、およびスペーサ11の突状開口部分119は、前側バネ部材14yのうち、移動体側連結部144とアーム部145との接続部分144s周辺、および支持体側連結部143とアーム部145との接続部分143s周辺と光軸L方向で重なっている。このため、ヨーク開口部180の突状開口部分189からヨーク18の内部を見ると、前側バネ部材14yのうち、移動体側連結部144とアーム部145との接続部分144s周辺、および支持体側連結部143とアーム部145との接続部分143s周辺が視認されるようになっている。
そこで、本形態では、前側バネ部材14yにおいて、ヨーク開口部180の突状開口部分189に対して光軸L方向で重なる個所のうち、移動体側連結部144とアーム部145とに跨る箇所に、シリコーン系のゲル等といった粘弾性を備えた緩衝材7が設けられている。より具体的には、移動体側連結部144とアーム部145とに跨る箇所のうち、アーム部145において支持体側連結部143との接続部分143sに近い部分と、移動体側連結部144とに跨るように緩衝材7が設けられている。従って、本形態では、移動体3が振動した際、大きく振動する部分(移動体側連結部144)と、かかる部分より振動が小さな部分(アーム部145において支持体側連結部143との接続部分143sに近い部分)とは、緩衝材7を介して繋がった状態にある。
本形態において、緩衝材7は、4本のアーム部145(アーム部145a〜145d)と移動体側連結部144とに跨る4個所に設けられており、光軸Lを中心にして周方向で等角度間隔に配置されている。また、4個所の緩衝材7(緩衝材7a〜7d)は、互いに光軸Lを中心とする回転対称にあって、かつ、対角に位置する緩衝材7a、7c同士、および緩衝材7b、7dは、互いに光軸Lを中心とする点対称位置にある。
また、本形態において、緩衝材7は、図1(a)に示す状態までレンズ駆動装置1を組立完了した後、レンズ駆動装置1を洗浄し、しかる後に、ヨーク開口部180からゲルを塗布したものである。その際、レンズ駆動装置1の動作確認を行うとともに、移動体3を駆動した際、あるいは外部から振動を与えた際の移動体3の振動を確認し、その確認結果に基づいて、緩衝材7の塗布量等が最適な条件に調整されている。なお、本形態において、緩衝材7は、移動体側連結部144とアーム部145とに跨る箇所のみに設けられており、その他の箇所には設けられていない。
(減衰特性の評価結果)
図7は、本発明を適用したレンズ駆動装置1における振動の減衰特性を従来例と比較して示す説明図であり、図7(a)、(b)、(c)は、図5に示す緩衝材を設けない従来のレンズ駆動装置1の減衰特性を示す説明図、図1〜図6を参照して説明した本実施形態に係るレンズ駆動装置1の減衰特性を示す説明図、および本実施の形態の変形例として図5に示す緩衝材7を対角の2箇所のみに設けたレンズ駆動装置1の減衰特性を示す説明図である。また、図7(b)、(c)には4つの試料(レンズ駆動装置/試料NO1〜NO4、NO11〜NO14)の各々から得られた減衰特性を示してある。
図7(a)に示す減衰特性と図7(b)に示す減衰特性とを比較すれば分るように、緩衝材7を設けない従来のレンズ駆動装置では、振動の振幅が10μmまで減衰するのに240msecかかる。これに対して、緩衝材7を4個所に設けた本形態のレンズ駆動装置1では、移動体3の振動が緩衝材7によって吸収されるため、振動の振幅が10μmまで減衰するのに30〜50msecしか、かからず、本形態のレンズ駆動装置1は、減衰特性に優れていることがわかる。
なお、図7(c)に示すように、緩衝材7を対角の2個所に設けたレンズ駆動装置1でも、振動の振幅が10μmまで減衰する時間が60〜100msecまで短縮されており、本発明を適用したレンズ駆動装置1は、減衰特性に優れていることがわかる。従って、緩衝材7については対角の2個所に設けてもよい。但し、図7(b)、(c)に示す結果を比較すれば分かるように、緩衝材7については、周方向の2箇所よりも4個所に設けた方が振動を効果的に減衰させることができる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のレンズ駆動装置1では、移動体3の振動に伴って、前側バネ部材14yにおいて振動しやすい移動体側連結部144と、移動体側連結部144よりも振動しにくいアーム部145とに跨るように、粘弾性を備えた緩衝材7が設けられているため、移動体3の振動を短時間のうちの減衰させることができる。
また、緩衝材7は、ヨーク前板部185に設けたヨーク開口部180に対して光軸L方向で重なる個所に設けられているため、組立工程の最終段階で、ヨーク開口部180から内部の前側バネ部材14yに緩衝材7を設けることができる。従って、緩衝材を設けた後の工程で緩衝材7が他の個所にも付着してしまうという事態を防止することができるとともに、レンズ駆動装置1の組立完了後に洗浄を行なった場合でも、緩衝材7が溶けて他の個所に付着するおそれがない。
また、組立工程の最終段階で、ヨーク開口部180から内部の前側バネ部材14yに緩衝材7を設けることができるので、レンズ駆動装置1の組立最終段階で動作確認を行い、その結果に基づいて、緩衝材7の量等を調整することができる。
さらに、緩衝材7は、ヨーク18の内側に位置する前側バネ部材14yに設けられているため、レンズ駆動装置1を使用しているうちに、緩衝材7に異物が付着することをヨーク18によって防止することができるという利点がある。
また、本形態において、緩衝材7は、前側バネ部材14yにおいて最も内周側に位置する移動体側連結部144とアーム部145とに跨る個所のみに設けられている。このため、ヨーク開口部180が小さくてよいので、磁束の漏れや、ヨーク開口部180を介しての異物の侵入を抑えることができる。
また、ヨーク開口部180は、円形開口部分188の外周縁から径方向外側に突出する突状開口部分189を備え、緩衝材7は、突状開口部分189と光軸L方向で重なる個所に設けられていることが好ましい。このように構成すると、外周側に位置する部分に緩衝材7を設ける場合でも、ヨーク開口部180の開口面積が小さくてよいので、磁束の漏れや、ヨーク開口部180を介しての異物の侵入を抑えることができる。しかも、ヨーク前板部185は、光軸L方向からみたときに矩形形状を備え、突状開口部分189は、ヨーク前板部185の角部分に向けて突出している。このため、ヨーク前板部185の角部分というスペース的に余裕のある個所に突状開口部分189を向かせることができるので、光軸Lに対して直交する方向のレンズ駆動装置1のサイズを小さくすることができる。
さらに、本形態において、支持体2は、移動体3の前側端部とヨーク前板部185との間に支持体側連結部143が連結されたスペーサ11を備えている。このため、スペーサ11を用いて前側バネ部材14yの固定を行なうことができるので、ヨーク18に直接、前側バネ部材14yを固定する場合と違って、前側バネ部材14yを固定する突起等をヨーク18の内側に設けるという複雑な加工を行なう要がないという利点がある。しかも、スペーサ11には、ヨーク開口部180以上の開口面積をもってヨーク開口部180に対して光軸L方向で重なるスペーサ開口部110が形成されているので、組立工程の最終段階で、ヨーク開口部180から内部の前側バネ部材14yに緩衝材7を設けることができる。
また、緩衝材7は、光軸Lを中心とする周方向において等角度間隔の4個所に設けられているため、移動体3の振動を周方向で偏りなく効率よく減衰させることができる。
さらに、本形態では、緩衝材7として、シリコーン系の粘弾性組成物(シリコーンゲル)が用いられており、かかる緩衝材7であれば、塗布という方法で緩衝材7を設けることができるので、組立工程の最終段階で、ヨーク開口部180から内部の前側バネ部材14yに緩衝材7を設けるのに適している。また、シリコーン系の粘弾性組成物は、部材への接着性にも優れているという利点がある。
[ヨーク開口部180の参考例
図8は、レンズ駆動装置1に設けたヨーク開口部180の参考例を示す説明図であり、図5(b)に対応する。なお、本形態の基本的な構成は、上記実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの説明を省略する。
上記実施の形態では、ヨーク開口部180の形状については、円形開口部分188の外周縁から径方向外側に突出する突状開口部分189を備えた形状としたが、図8に示すように、略矩形のヨーク開口部180を設け、ヨーク開口部180から前側バネ部材14yにおいて緩衝材7を設ける箇所(移動体側連結部144とアーム部145とに跨る個所)が光軸L方向前側から視認できるようにしてもよい。
[緩衝材7の参考例
図9は、レンズ駆動装置1に設けた緩衝材7の参考例を示す説明図であり、図9(a)、(b)は、緩衝材7を支持体側連結部143とアーム部145とに跨るように設けた場合の説明図、および緩衝材7を支持体側連結部143と移動体側連結部144とに跨るように設けた場合の説明図である。
図1〜図6を参照して説明した実施の形態では、移動体側連結部144とアーム部145とに跨るように緩衝材7を設けたが、緩衝材7については、ヨーク開口部180と光軸L方向で重なる箇所であれば、アーム部145と支持体側連結部143とに跨る個所、移動体側連結部144と支持体側連結部143とに跨る個所、移動体3とアーム部145とに跨る個所、アーム部145と支持体2とに跨る個所、または移動体3と支持体2とに跨る箇所に設けてもよい。例えば、図9(a)に示すように、支持体側連結部143と、アーム部145のうち、移動体側連結部144との接続部分144sに近い部分とに跨るように緩衝材7を設けてもよい。
また、図9(b)に示すように、支持体側連結部143と移動体側連結部144とに跨るように緩衝材7を設けてもよい。ここで、緩衝材7は、支持体側連結部143と移動体側連結部144とに跨るとともに、アーム部145にも跨るように設けられている。なお、図9(b)に示す例では、アーム部145のうち、支持体側連結部143との接続部分143sに近い部分に跨るように緩衝材7が設けられているが、移動体側連結部144との接続部分144sに近い部分に跨るように緩衝材7が設けられていてもよい。
1 レンズ駆動装置
2 支持体
3 移動体
5 磁気駆動機構
7 緩衝材
11 スペーサ
13 スリーブ
14x 後側バネ部材
14y 前側バネ部材
17 マグネット
18 ヨーク
19 ホルダ
31 第1コイル
32 第2コイル
36 レンズ
143 支持体側連結部
144 移動体側連結部
145 アーム部
180 ヨーク開口部

Claims (5)

  1. 支持体と、レンズを備えた移動体と、前記移動体を前記支持体に対してレンズ光軸方向に磁気駆動する磁気駆動機構と、前記移動体におけるレンズ光軸方向の前側端部と前記支持体とに接続する前側バネ部材と、を有するレンズ駆動装置において、
    前記前側バネ部材は、前記支持体側に連結された支持体側連結部と、該支持体側連結部よりも内周側で前記移動体側に連結された移動体側連結部と、前記支持体側連結部と前記移動体側連結部とを接続するアーム部と、を備え、
    前記支持体は、前記移動体の前記前側端部に光軸方向前側で対向するヨーク前板部および前記移動体の側面部に対向するヨーク側板部を備えたヨークを含み、
    前記ヨーク前板部には、前記前側バネ部材の少なくとも一部とレンズ光軸方向で重なるヨーク開口部が形成されており、
    当該ヨーク開口部は、レンズ光軸を中心とする円形開口部分と、該円形開口部分の外周縁から径方向外側に突出した突状開口部と、を備え、
    前記バネ部材において前記突状開口部とレンズ光軸方向で重なる部分では、前記アーム部と前記移動体側連結部とに跨る箇所のうち、前記アーム部において当該アーム部の前記移動体側連結部との接続部分より当該アーム部の前記支持体側連結部との接続部分に近い部分と前記移動体側連結部とに跨る箇所のみに、粘弾性を備えた緩衝材が設けられていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記ヨーク前板部は、レンズ光軸方向からみたときに矩形形状を備え、
    前記突状開口部分は、前記ヨーク前板部の角部分に向けて突出していることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記支持体は、前記移動体の前記前側端部と前記ヨーク前板部との間に前記支持体側連結部が連結されたスペーサを備え、
    当該スペーサには、前記ヨーク開口部以上の開口面積をもって前記ヨーク開口部に対してレンズ光軸方向で重なるスペーサ開口部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記緩衝材は、レンズ光軸を中心とする周方向において等角度間隔の複数個所に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記緩衝材は、シリコーン系の粘弾性組成物であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のレンズ駆動装置。
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