JP5488987B2 - 電気融着式継手 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばガスや水等の流体が流動する樹脂管などを接続するために使用される電気融着式継手に関する。
一般に樹脂管や複合管(以下接続管という。)の接続手段としては、例えば熱可塑性樹脂からなる継手本体と、その内周側に巻回し埋設された電熱線を有する電気融着式継手(以下EF継手という。)が使用されている。このEF継手によれば、継手内部に接続管を挿入して、次いで電熱線に所定時間通電することによって、継手本体と接続管が一体化される。すなわち電熱線に発生したジュール熱で、その周囲の樹脂が溶融・膨張し、継手本体と接続管との間隙に充填され、接続管の外表面の樹脂も溶融するので、通電終了後は、溶融樹脂が収縮固化して継手本体の内周面と接続管の外周面とが融着される。
上記EF継手は、継手本体と接続管の樹脂を加熱溶融する性格上、一度の通電しか許容されていない。すなわち、二度通電を行うと溶融樹脂が継手本体端部から吹き出したり、継手本体と接続管の樹脂が過熱劣化したりするためである。
そこでEF継手には、EF継手の外周に有底の開口穴とこの開口穴の底部から一体に立ち上がる指示体とからなるインジケータが設けられれている(例えば、特許文献1)。そして配管施工時には、このインジケータがEF継手の外周面より隆起しているか否かによって、通電接続の完了/未完了を確認して重複通電を行わないようにしている。
あるいは、バーコードを取付けたEF継手においては、過去に使用したEF継手の識別コードとその継手に供給した通電時間とを記憶手段に記憶しておき、融着作業時に読取手段で読み取ったバーコードデータの継手識別コードと前記記憶手段内に記憶した過去に使用の継手識別コードとを重複検出手段で比較して重複を照合し、重複があった継手について再通電を防止する方法が用いられている(例えば、特許文献2)。
また特許文献3には、熱可塑性樹脂で構成され、内周面に螺旋状に巻回された電熱線が収容されており、本管接続部と該樹脂管とが電熱による融着で接続されるように構成されている分岐継手を用いた消雪スプリンクラ配管ユニットが記載されている。
特開2004−92775号公報 特開2003−276088号公報 特開2008−121732号公報
しかしながら、特許文献1に例示したインジケータの隆起の有無によって通電接続の完了/未完了を確認する方法では、インジケータが継手本体と一体であるがために同一色となって、外観では判別しがたい。なおかつインジケータの隆起量は継手本体の外周面から、せいぜい数mm程度しか隆起しないので、EF継手に近づいて直視しないと判別が難しいという問題がある。
一方、特許文献2に例示したバーコードデータの継手識別コードの重複を照合する方法は、比較的有益ではあるが、特定のバーコードを取り付けたEF継手と、重複照合可能な専用の電気融着装置とを準備しなければならないという問題があった。
また特許文献3に記載の消雪スプリンクラ配管ユニットのように、地上露出配管の部材としてEF継手を用いる場合、バーコードシールを貼り付けたものであると、バーコードシールが剥がれ、消雪した排水とともに排水管に流れ込むこととなるので、排水管を詰まらせる虞があった。
従って本発明の目的は、従来の電気融着式継手の問題点を解決し、簡便な手段でかつ離れた場所からでも通電接続の完了/未完了を確認することのできる電気融着式継手を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の電気融着式継手は、熱可塑性樹脂からなる継手本体と、前記継手本体における接続される管に対向する面に埋設された電熱線と、前記電熱線の両端に接続され前記継手本体の外周面に設けられた端子とを有する電気融着式継手において、前記端子に接続する電源コネクタを受け取る空隙が前記端子周囲に形成されると共に、前記空隙には着脱可能かつ前記継手本体とは異なる色に着色されたスリーブが装着されていることを特徴とするものである。
本発明において、前記端子に前記電源コネクタが接続されたとき、前記スリーブは前記電源コネクタに係止し、前記端子から前記電源コネクタを取外すとき、前記スリーブは前記空隙から離脱することが好ましい。
また本発明の電気融着式継手は、熱可塑性樹脂からなる継手本体と、前記継手本体における接続される管に対向する面に埋設された電熱線と、前記電熱線の両端に接続され前記継手本体の外周面に設けられた端子とを有する電気融着式継手において、前記端子に接続する電源コネクタを受け取る空隙が前記端子周囲に形成されると共に、前記空隙には着脱可能なスリーブが装着され、さらに前記空隙と前記スリーブの間に、前記端子に向かって縮径するように付勢された閉塞部材を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、未通電の電気融着継手には継手本体とは異なる色に着色されたスリーブが装着され、通電が完了するとスリーブを取外すことができる。したがって、離れた場所からでも容易に通電接続の完了/未完了を確認することができる。
本発明の実施の形態に係わるEF継手の断面図である。 スリーブの断面図である。 EF継手に電源コネクタを接続した状態及び電源コネクタを取外した状態を示す断面図である。 本発明の実施の他の形態に係わるEF継手の断面図である。 EF継手に電源コネクタを接続した状態及び電源コネクタを取外した状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、EF継手1は、中央部21とその両側に形成された小径段部22a、22bからなる継手本体2と、その内周側に形成された螺旋溝225a、225bに埋設されかつわたり線30でつながっている電熱線3a、3bと、小径段部22a、22bに外嵌される拘束リング5a、5bを有する。拘束リング5a、5bは継手本体2の小径段部22a、22bに装着されて、EF継手1が組み立てられる。
小径段部22a(22b)には、拘束リング5a、5bの抜け出しを防止するために、端面の外周エッジ部にリング状の突起部222a(222b)が形成されている。また小径段部22a(22b)には、端子孔223a(223b)が設けられ、そこに電熱線3a、3bの端部が結線される端子ピン4a、4bが挿入される。
上記の継手本体2及び拘束リング5a、5bは、接続管と同一又は同系統の熱可塑性樹脂(例えば、ポリエチレン、ポリブテン、ポリプロピレンなどに代表されるポレオレフィン系樹脂)からなり、例えば押出し成形の手法により形成することができる部材である。また継手本体2及び拘束リング5a、5bは、ガス用は黄色、配水用は青色、地上露出用は紫外線による樹脂劣化を防止するためにカーボンブラックを含有させて黒色に着色されている。
そして、端子ピン4a、4bの周囲には、電源コネクタ(不図示)を装着するための空隙51a、51bが形成され、この空隙51a、51bに継手本体2及び拘束リング5a、5bと異なる色に着色されたスリーブ8a、8bが装着されている。
スリーブ8a、8bは、図2に示すように、円筒部83の一端にツバ部81が形成され、ツバ部81側から切り欠かれたスリット85を有する。また端子ピン4a、4bに接続される電源コネクタ(不図示)が挿入される空隙51a、51bを確保するための通孔89を有し、通孔89の途中に電源コネクタ(不図示)の外周面に係止される段部87が形成されている。スリーブ8a、8bの材質は、リサイクル性を考慮して、継手本体2及び拘束リング5a、5bと同一の材質が好ましく、例えばポリエチレンである。
そして、例えば継手本体2及び拘束リング5a、5bが黒色である場合、スリーブ8a、8bは、黄色に着色されている。
EF継手1と接続管{内層樹脂と外層樹脂との間に補強金属部材60(例えば軟鋼からなるパンチングメタル)を設けた複合管6}との接続は、まず図1に示すように、EF継手1の両側に接続管6が挿入され、配管延長に応じて、これが複数準備される。
次に図3(a)に示すように、電気融着装置(不図示)から延長されたケーブル(不図示)の先端に設けられた電源コネクタ10a、10bを端子ピン4a、4bに接続する。電源コネクタ10a、10bの外周面には係止突起11a、11bが形成されており、電源コネクタ10a、10bを端子ピン4a、4bに接続すると、スリーブ8a、8bと電源コネクタ10a、10bが係止される。
そして、所定時間通電接続を行った後、電源コネクタ10a、10bを端子ピン4a、4bから取外すと、スリーブ8a、8bは継手本体2から離脱することとなる(図3(b))。
すなわち、通電接続する前のEF継手1の表面にはスリーブ8a、8bが装着されており、通電接続が完了するとスリーブ8a、8bがEF継手1から取外されることになる。継手本体2と異なる色をスリーブ8a、8bに施してあるので、未通電接続のEF継手1は、離れた場所からでも容易に識別することができる。そして、スリーブ8a、8bが取外されたEF継手は通電接続が完了されたものであるので、再通電されることがない。
次に図4、図5を用いて本発明の実施の他の形態を説明する。なお、図1から図3に示したEF継手1と同一の構造は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図4に示すEF継手1aは、空隙51a、51bとスリーブ8a、8bとの間に閉塞部材9a、9bを有する。閉塞部材9a、9bは、例えば発泡樹脂でリング状に形成された部材で、自由状態では、この内径が電源コネクタ10a、10bの外径よりも小さくなっている。また、閉塞部材9a、9bは継手本体2、拘束リング5a、5b及びスリーブ8a、8bとも相違する色が着色されている。例えば継手本体2及び拘束リング5a、5bが黒色で、スリーブ8a、8bが黄色の場合、閉塞部材9a、9bは赤色に着色されている。
そして、閉塞部材9a、9bは自由状態で縮径している内径を拡げるようにスリーブ8a、8bに外装され空隙51a、51bに装着される。すなわち、閉塞部材9a、9bは縮径する側に付勢された状態で空隙51a、51bに装着され、継手本体2又は拘束リング5a、5bに接着されている(図5(a))。
閉塞部材9a、9bの形態に限らず、空隙51a、51bを狭める方向に付勢された状態で装着されるものであればよい。例えばゴム製弾性体やスリットの入った樹脂製リング体、等を用いることができる。さらにはEF継手を通電するときの熱を受けて膨張可能な樹脂体でも良い。
通電接続作業が完了すると、スリーブ8a、8bが取外されることとなるので、閉塞部材9a、9bは付勢状態から開放され内径側に縮径し空隙51a、51bを狭める。この状態で再び電源コネクタ10a、10bを端子ピン4a、4bに接続しようとしても空隙51a、51bが狭まっているので、電源コネクタ10a、10bを接続することができず、再通電されることを防止することができる(図5(b))。
1:EF継手
2:継手本体、21:中央部、22a、22b:小径段部、222a、222b:突起部、223a、223b:端子孔、225a、225b:螺旋溝
3a、3b:電熱線、30:わたり線
4a、4b:端子ピン
5a、5b:拘束リング、51a、51b:空隙
6:複合管、60:補強金属部材
8a、8b:スリーブ
9a、9b:閉塞部材
10a、10b:電源コネクタ

Claims (3)

  1. 熱可塑性樹脂からなる継手本体と、前記継手本体における接続される管に対向する面に埋設された電熱線と、前記電熱線の両端に接続され前記継手本体の外周面に設けられた端子とを有する電気融着式継手において、
    前記端子に接続する電源コネクタを受け取る空隙が前記端子周囲に形成されると共に、前記空隙には着脱可能かつ前記継手本体とは異なる色に着色されたスリーブが装着されていることを特徴とする電気融着式継手。
  2. 前記端子に前記電源コネクタが接続されたとき、前記スリーブは前記電源コネクタに係止し、前記端子から前記電源コネクタを取外すとき、前記スリーブは前記空隙から離脱することを特徴とする請求項1に記載の電気融着式継手。
  3. 熱可塑性樹脂からなる継手本体と、前記継手本体における接続される管に対向する面に埋設された電熱線と、前記電熱線の両端に接続され前記継手本体の外周面に設けられた端子とを有する電気融着式継手において、前記端子に接続する電源コネクタを受け取る空隙が前記端子周囲に形成されると共に、前記空隙には着脱可能なスリーブが装着され、さらに前記空隙と前記スリーブの間に、前記端子に向かって縮径するように付勢された閉塞部材を設けたことを特徴とする電気融着式継手。
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