JP5486510B2 - シェルモールド用レジンコーテッドサンド及びそれを用いて得られる鋳型 - Google Patents

シェルモールド用レジンコーテッドサンド及びそれを用いて得られる鋳型 Download PDF

Info

Publication number
JP5486510B2
JP5486510B2 JP2010542001A JP2010542001A JP5486510B2 JP 5486510 B2 JP5486510 B2 JP 5486510B2 JP 2010542001 A JP2010542001 A JP 2010542001A JP 2010542001 A JP2010542001 A JP 2010542001A JP 5486510 B2 JP5486510 B2 JP 5486510B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
parts
mold
coated sand
shell mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010542001A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010067562A1 (ja
Inventor
敬一 森
智宏 高間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Yukizai Corp
Original Assignee
Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd filed Critical Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
Priority to JP2010542001A priority Critical patent/JP5486510B2/ja
Publication of JPWO2010067562A1 publication Critical patent/JPWO2010067562A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5486510B2 publication Critical patent/JP5486510B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G8/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G8/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • C08G8/04Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C1/00Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds
    • B22C1/16Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents
    • B22C1/20Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents of organic agents
    • B22C1/22Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents of organic agents of resins or rosins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/02Sand moulds or like moulds for shaped castings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2982Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]
    • Y10T428/2991Coated

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mold Materials And Core Materials (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

本発明は、シェルモールド用レジンコーテッドサンド及びそれを用いて得られる鋳型に係り、特に、鋳造時に発生する熱分解生成物(以下、単に「ヤニ」と言う)の発生量を抑制し、且つ熱膨張性及びなりより性の問題を同時に解決し得る、特定のシェルモールド用フェノール樹脂を用いて得られるレジンコーテッドサンド、並びにそれを用いて造型してなる鋳型に関するものである。
従来から、シェルモールド鋳造においては、耐火性粒子(鋳物砂)及びフェノール樹脂(バインダー)と共に、更に必要に応じて、ヘキサメチレンテトラミン等の硬化剤を混練して得られるレジンコーテッドサンド(以下、「RCS」と略称する)を用いて、それを加熱成形せしめ、所望の形状としてなるシェル鋳型が、一般的に使用されて来ている。
しかしながら、この種の鋳型の中で、特に、内燃機関のシリンダーヘッドのような鋳物製品を鋳造する複雑な形状の鋳型の場合、それを用いた鋳造操作において、亀裂乃至は割れ(以下、鋳型の「割れ」と言う)が惹起され易いという問題があった。また、鋳型の形状が複雑化する中で、ガス抜き孔は減少する傾向にあり、そのために、鋳造時において、バインダー由来のヤニの発生も、深刻な問題となって来ている。
ところで、鋳型の割れを防止するためには、鋳型の熱膨張率を低くすると共に、なりより性を大きくすればよいと考えられるものであるところ、特許文献1においては、バインダーの成分としてビスフェノールAやビスフェノールE等のビスフェノール類を用いることにより、急熱膨張率の低減を図り、以て低熱膨張性が実現され得ることが明らかにされている。しかしながら、そのような手法にあっては、鋳型の割れの問題は充分に解消され得るものの、鋳造時において、ヤニの発生量が多くなり、鋳造欠陥(例えば、ガス欠陥)を惹起し易いという問題が、新たに生じているのである。
また、特許文献2においては、RCS中に、数平均分子量が1500〜40000であるポリエチレングリコールを存在させ、それにより、鋳型の割れ(クラック)を防止する方法が提案されているが、熱膨張特性及びなりより性の向上が充分ではなく、未だ改善の余地を有するものであった。
一方、特許文献3には、フェノール類として少なくともナフトール類を用いて製造された難崩壊性のフェノール系樹脂にて、鋳物砂の表面を被覆してなるRCSを用いることにより、鋳造後の型ばらし工程後にシェル殻としての固まりの回収が効率的となることから、使用済みのシェル砂の再生率の向上が図られ得、また再生された砂の品質も安定され得ることが明らかにされている。そして、その実施例においては、α−ナフトール若しくはβ−ナフトール、或いはそれらナフトール及びフェノールと、ホルマリンとを、塩酸やアンモニア水等の触媒を用いて反応せしめて得られた、ノボラック型フェノール系樹脂やレゾール型フェノール系樹脂が例示されているが、特に、このような塩酸を触媒として用いた樹脂においては、樹脂製造時における反応の激しさによる安全性の問題や、鋳造造型時の金型腐食の問題を内在させているのである。また、この特許文献3には、シュウ酸を触媒として得られるフェノール系樹脂及びそれを用いたRCSに関して、何等明らかにされておらず、ましてや鋳型を製造する際に課題となる鋳型の割れ、ヤニの発生量という特徴についても、何等明らかにされてはいない。
特開昭59−178150号公報 特開昭58−119433号公報 特開昭63−30144号公報
ここにおいて、本発明は、かくの如き事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、鋳造時のヤニの発生量が少なく、且つ低熱膨張率であると共に、なりより性の大きい鋳型が有利に得られる、特定のシェルモールド用フェノール樹脂を用いて得られるRCS、更にはかかるRCSを用いて造型して得られる鋳型を提供することにある。
そして、本発明者等が、上述した如き課題の解決を図るべく、シェルモールド用フェノール樹脂について鋭意検討を重ねたところ、フェノール類と共に、ナフトール類を用い、それらフェノール成分をアルデヒド類に反応せしめると共に、その反応触媒として、2価金属塩及び/又はシュウ酸を用いることにより、有用な特性を有するフェノール樹脂が得られ、特に、それを用いて得られるRCSにて造型される鋳型において、ヤニ発生量が有利に抑えられ、しかも熱膨張率が低く、且つなりより性の大きな特性が有利に実現され得ることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、上記せる課題を解決するために、フェノール類及びナフトール類と、アルデヒド類とを、2価金属塩及び/又はシュウ酸を触媒として用いて、反応させたことを特徴とするシェルモールド用フェノール樹脂を、RCSの被覆樹脂として用いることを、その要旨とするものである。
なお、かかる本発明に従うシェルモールド用フェノール樹脂の望ましい態様の一つによれば、前記フェノール類(P)及びナフトール類(N)と、前記アルデヒド類(F)との反応モル比:F/(P+N)が、0.40〜0.80であるように、構成されることとなる。
また、本発明の他の望ましい態様によれば、前記ナフトール類としては、1−ナフトール又は2−ナフトールが用いられ、更に、前記フェノール類とそれら1−ナフトールや2−ナフトールとの割合は、好ましくは、質量比で、95〜50:5〜50となるように、調整される。
更に望ましくは、本発明に従うシェルモールド用フェノール樹脂は、その数平均分子量が400〜1300であるように、構成される。
そして、本発明にあっては、上述せる如きシェルモールド用フェノール樹脂を用いて、耐火性粒子を被覆してなることを特徴とするシェルモールド用RCS(レジンコーテッドサンド)をも、その対象としている。
また、かかる本発明に従うシェルモールド用RCSの望ましい態様の一つによれば、前記耐火性粒子の100質量部に対して、前記フェノール樹脂の0.2〜10質量部が、用いられることとなる。
加えて、本発明にあっては、上述の如きシェルモールド用RCSを用いて造型し、加熱硬化させて得られる鋳型をも、その要旨としているのである。
さらに、本発明は、少なくとも1種のフェノール類及び少なくとも1種のナフトール類と、少なくとも1種のアルデヒド類とを、2価金属塩及び/又はシュウ酸を触媒として用いて、反応させることを特徴とするシェルモールド用フェノール樹脂の製造方法をも、その要旨とするものである。
そして、かかる本発明に従うシェルモールド用フェノール樹脂の製造方法の好ましい態様の一つによれば、前記触媒は、前記フェノール類及びナフトール類の合計の100質量部に対して0.01〜5質量部となる割合において、用いられることとなる。
また、本発明の他の好ましい態様によれば、前記2価金属塩は、ナフテン酸鉛、ナフテン酸亜鉛、酢酸鉛、酢酸亜鉛、ホウ酸亜鉛、酸化鉛及び酸化亜鉛からなる群より選ばれることとなる。
このような本発明に従うシェルモールド用フェノール樹脂にあっては、フェノール類と共に、ナフトール類が、アルデヒド類と反応せしめられ、更にその際、2価金属塩及び/又はシュウ酸からなる特定の触媒を用いて得られたものであるところから、それからなる被覆層を、所定の耐火性粒子の表面に形成して、シェルモールド用RCSを構成し、そしてこのRCSを用いて、鋳型を造型することにより、そのような鋳型から発生するヤニの発生量が、有利に低減され得ることとなるのであり、また、それと共に、得られる鋳型の熱膨張率が低く、且つ鋳型のなりより性も充分に向上せしめられ得、以て、鋳造時におけるヤニの発生に起因するガス欠陥の問題や、更には鋳型の割れに起因するベーニングという鋳造欠陥の問題が、同時に解決可能と為され得るのである。しかも、塩酸の如き腐食性成分を含まないため、造型時の金型腐食のない樹脂を容易に且つ安全に製造出来るという利点等、産業上の有用さを享受することが出来る特徴を有している。
実施例において測定したなりより性の測定形態を示す説明図である。
ところで、本発明に従うシェルモールド用フェノール樹脂は、上述せるように、フェノール類及びナフトール類と、アルデヒド類とを用い、それらを、2価金属塩及び/又はシュウ酸からなる特別の触媒を用いて、反応させて得られたものである。
そこにおいて、かかるフェノール樹脂を与える反応成分の一つであるフェノール類としては、従来から公知のもの、例えば、フェノールの他、クレゾール、キシレノール、p−tert−ブチルフェノール、ノニルフェノール等のアルキルフェノール、レゾルシノール、ビスフェノールF、ビスフェノールA等の多価フェノール及びこれらの混合物等を挙げることが出来、それらの内の1種が単独で、或いは2種以上が組み合わされて、用いられることとなる。
そして、本発明は、かくの如きフェノール類と共に、更に、ナフトール類を、フェノール成分として用いたところに一つの特徴を有し、これによって、得られるフェノール樹脂の特性の向上に効果的に寄与せしめ得たのである。なお、そのようなナフトール類としては、入手の容易さ、コスト等の観点から、好ましくは1−ナフトールや2−ナフトールを単独で又は混合物として用いることが出来るが、中でもアルデヒド類との反応性に優れている点、更にはヤニ発生量の観点から、1−ナフトールが好適に用いられる。また、それらフェノール類とナフトール類(1−ナフトール又は2−ナフトール)との割合は、質量比にて、フェノール類:ナフトール類=95〜50:5〜50となるように、換言すればナフトール類はフェノール成分全体の50質量%以下となるように、用いられることとなる。このナフトール類の使用割合が50質量%を超えるようになると、鋳造時におけるヤニの発生が増大する恐れがあるからであり、また、5質量%よりも少ない使用量となると、なりより性に悪影響をもたらす恐れが惹起されるようになるからである。なお、フェノール類:ナフトール類の割合は、鋳型の強度の観点から、好ましくは90〜60:10〜40、更に好ましくは90〜70:10〜30の範囲で用いられる。
また、本発明に従うフェノール樹脂を得るために、上記したフェノール類及びナフトール類に反応せしめられるアルデヒド類としては、ホルマリン、パラホルムアルデヒド、トリオキサン、アセトアルデヒド、パラアルデヒド、プロピオンアルデヒド等を挙げることが出来る。勿論、このアルデヒド類としては、かかる例示のものに何等限定されるものではなく、それら以外の公知の原料が、何れも、適宜に用いられ得るものであり、更に、それらアルデヒド類は、単独で用いられても、2種以上の原料を併用して用いるようにされても、何等差支えない。
そして、本発明にあっては、前記したフェノール類(P)及びナフトール類(N)とアルデヒド類(F)とを反応せしめて、目的とする良好なフェノール樹脂を得るべく、それらの配合モル比:F/(P+N)が、0.40〜0.80となるような割合において、それらフェノール類及びナフトール類と、アルデヒド類とを反応せしめることが、推奨されるのである。中でも、特に、かかる配合モル比:F/(P+N)が0.75以下、とりわけ0.70以下となるようにすることにより、なりより性をより一層改善せしめることが可能となる。なお、かかるF/(P+N)の値が、0.40以上となるようにすることにより、目的とするフェノール樹脂を充分な収率において得ることが出来る一方、0.80以下とすることにより、得られるフェノール樹脂を用いて形成されるシェルモールド用RCSにおいて、それを造型して得られる鋳型の強度が、有利に向上せしめられ得るのである。
また、本発明は、上記したフェノール類及びナフトール類とアルデヒド類との反応に際して、特定の触媒として、2価金属塩及びシュウ酸のうちの少なくとも何れか一方を用いることをも、その特徴の一つとするものであって、このような特定の触媒を用いることによって、ヤニの発生量、熱膨張率及びなりより性の、より一層の向上を図ることが可能となるのである。なお、そこで、2価金属塩としては、例えば、ナフテン酸鉛、ナフテン酸亜鉛、酢酸鉛、酢酸亜鉛、ホウ酸亜鉛、酸化鉛、酸化亜鉛等のような2価金属元素を有する金属塩の他、このような金属塩を形成し得る酸性触媒と塩基性触媒との組合せ等を挙げることが出来る。なお、これら特定の触媒の中でも、ヤニ発生量の観点から、シュウ酸が好ましく用いられる。そして、このような2価金属塩及びシュウ酸からなる群から選ばれた少なくとも1種からなる触媒は、一般に、フェノール類及びナフトール類の合計の100質量部に対して、0.01〜5質量部となる割合において、好ましくは0.05〜3質量部となる割合において、有利に用いられることとなる。
さらに、かくの如き特定の触媒を用いて、フェノール類及びナフトール類とアルデヒド類とを反応させるには、従来のフェノール樹脂の製造方法と同様にして行なわれることとなる。そして、そのようにして得られるフェノール樹脂は、固体状又は液体状(例えば、ワニス状又はエマルジョン等)の形態を呈するものであって、例えば、ヘキサメチレンテトラミン等の硬化剤乃至は硬化触媒の存在下又は非存在下において、加熱せしめることにより、熱硬化性を発現するものである。なお、本発明においては、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)分析で得られる数平均分子量が、400〜1300の範囲内であるフェノール樹脂が、好ましく用いられることとなる。このフェノール樹脂の数平均分子量が小さ過ぎる場合には、かかる樹脂を含む樹脂組成物を被覆してなるシェルモールド用RCSにおいて、造型時の充填性が損なわれて、得られる鋳型において、充分な強度が確保され得ない恐れがあり、一方、フェノール樹脂の数平均分子量が大き過ぎる場合には、加熱時の樹脂の流動性が損なわれて、得られる鋳型において、充分な強度が確保され得ない恐れがある。
なお、本発明にあっては、そのようなフェノール樹脂をシェルモールド用に用いるために、予め、フェノール樹脂に対して、鋳型の物性改善等を目的として、従来より一般的に用いられている各種の添加剤が適宜に配合され得るものである。中でも、γ−アミノプロピルトリエトキシシランやγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン等のシランカップリング剤、エチレンビスステアリン酸アマイドやメチレンビスステアリン酸アマイド等の滑剤等を配合することが、有利に採用されることとなる。
ところで、本発明に従うシェルモールド用RCSを製造するに際しては、上述せる如きシェルモールド用フェノール樹脂に対して、更に、耐火性粒子が混練せしめられることとなる。そこにおいて、本発明のRCS中のシェルモールド用フェノール樹脂の配合量は、使用する樹脂の種類や要求される鋳型の強度等を考慮して決定されるものであるため、一概に限定はされないが、一般的には、耐火性粒子:100質量部に対して0.2〜10質量部程度の範囲内であり、好ましくは0.5〜8質量部、更に好ましくは0.5〜5質量部の範囲内である。
また、そのようなシェルモールド用フェノール樹脂に混練せしめられる耐火性粒子に関して、その種類は、本発明にあっては、特に限定されるものではない。かかる耐火性粒子は、鋳型の基材を為すものであるところから、鋳造に耐え得る耐火性と鋳型形成(造型)に適した粒径を有する無機粒子であれば、従来からシェルモールド鋳造に用いられて来た公知の無機粒子が、何れも用いられ得るものである。そのような耐火性粒子としては、例えば、一般的によく用いられているケイ砂の他にも、オリビンサンドやジルコンサンド、クロマイトサンド、アルミナサンド等の特殊砂、フェロクロム系スラグやフェロニッケル系スラグ、転炉スラグ等のスラグ系粒子、ナイガイセラビーズ(商品名、伊藤忠セラテック株式会社)のようなムライト系多孔質粒子、或いはこれらを鋳造後に回収・再生した再生粒子等が挙げられ、これらが単独で、或いは2種以上を組み合わせて、用いられることとなる。
そして、そのようなシェルモールド用RCSを製造するに際して、その製造方法は、特に限定されるものではなく、ドライホットコート法やセミホットコート法、コールドコート法、粉末溶剤法等の従来から公知の方法が何れも採用され得るところであるが、本発明にあっては、特に、ワールミキサーやスピードミキサー等の混練機内で、予熱された耐火性粒子とシェルモールド用樹脂とを混練した後、ヘキサメチレンテトラミン(硬化剤)水溶液を加えると共に、送風冷却により塊状内容物を粒状に崩壊させて、ステアリン酸カルシウム(滑剤)を加える、所謂ドライホットコート法が推奨される。
さらに、上述せる如きシェルモールド用RCSを用いて、所定の鋳型を造型するに際して、その加熱造型方法としては、特に限定されるものではなく、従来から公知の手法が、何れも、有利に用いられ得ることとなる。例えば、上述せる如きRCSを、目的とする鋳型を与える所望の形状空間を有する、150℃〜300℃に加熱された成形型内に、重力落下方式や吹込み方式等によって充填し、硬化させた後、かかる成形型から、硬化した鋳型を抜型して、鋳造用鋳型を得ることが出来るのである。そして、そのようにして得られた鋳型にあっては、上述したような優れた効果が、有利に発揮せしめられ得ることとなるのである。
以下に、本発明の実施例を幾つか示し、本発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるものでないことは、言うまでもないところである。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には上記した具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等が加えられ得るものであることが、理解されるべきである。
なお、以下の記載において、「部」及び「%」は、特に断らない限り、それぞれ「質量部」及び「質量%」を意味するものである。また、製造されたシェルモールド用RCSの各特性は、下記の試験法に従って測定したものである。
−ヤニ発生量の測定−
ガラス試験管(内径27mm×長さ200mm)内に、4本の鋳型強度測定用テストピース(サイズ:10mm×10mm×60mm)を入れた後、試験管の開口部付近に、予め秤量したガラスウール(2.5g)を挿入して、ヤニの発生量測定装置を作った。次に、炉内温度が700℃に保持された管状加熱炉内に、前記測定装置を入れて、6分間曝熱処理した後、取り出して、常温まで放置冷却した。その後、該測定装置からガラスウールを取り出して、その質量を測定した。なお、ヤニの発生量(mg)は、爆熱後のガラスウール質量(mg)から爆熱前のガラスウール質量(mg)を差し引くことにより、値を算出した。
−鋳型のなりより性評価−
先ず、始めに、なりより性評価用の鋳型として、各RCSを用いた鋳型片(120mm×40mm×5mm)を、焼成条件:250℃×40秒間の下において作製し、当該鋳型を常温まで放置し、冷却した。
次いで、図1に示されるように、上記で得られた鋳型片を、その一端部において支持されるように支持台にセットした後、発熱体(エレマ棒)を200℃から徐々に加熱し、800℃まで昇温させ、その際に、当該鋳型片の先端部(支持されていない端部)から10mmの位置にレーザー変位計をセットし、直接パソコンにデータを取り込んだ。変位の挙動としては、始めに、当該鋳型片が加熱されたことにより、膨張挙動に基づき当該鋳型片は反り、その後やがて撓み始め、最終的に当該鋳型片はほぼ中央部、すなわち発熱体の加熱部で破断する。ここで言う「なりより性」とは、破断するまでに得られた最大撓み量にて表され、その値が大きい程、鋳型が変形し易く、柔軟性に富むことを意味する。なお、本測定は、発熱体の温度が200℃付近になると次の鋳型片の測定を開始するような測定周期も考慮して、測定を実施した。
−熱膨張率の評価−
JACT試験法M−2熱膨張率測定試験法に記載の急熱膨張率測定試験法に従って行なった。焼成温度:280℃、焼成時間:120秒で作製したテストピース(28.3mmφ×51mmL、円周の約1/4カット)を、炉内温度:1000℃に調節された高温鋳物砂試験器中に設置し、1分後に取り出した。そして、曝熱前と曝熱後のテストピース長から、下記の計算式に従って、熱膨張率を算出した。
熱膨張率(%)={(曝熱後‐曝熱前)テストピース長}/(曝熱前のテストピース長)×100
−製造例1−
温度計、撹拌装置及びコンデンサーを備えた反応容器に、フェノールの800部、1−ナフトールの200部、47%ホルマリンの411部及びシュウ酸の3部を投入した。次いで、反応容器を徐々に昇温して、還流温度に到達せしめた後、90分間還流反応させ、更に、常圧にて脱水を行なった後、減圧にて180℃になるまで加熱して、未反応フェノールを除去することにより、フェノール樹脂1を得た。このフェノール樹脂1の数平均分子量は、850であった。
−製造例2−
フェノールの950部、1−ナフトールの50部、47%ホルマリンの434部及びシュウ酸の3部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂2を得た。
−製造例3−
フェノールの700部、1−ナフトールの300部、47%ホルマリンの395部及びシュウ酸の3部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂3を得た。
−製造例4−
フェノールの500部、1−ナフトールの500部、47%ホルマリンの253部及びシュウ酸の2部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂4を得た。
−製造例5−
フェノールの800部、2−ナフトールの200部、47%ホルマリンの411部及びシュウ酸の3部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂5を得た。
−製造例6−
フェノールの800部、1−ナフトールの100部、2−ナフトールの100部、47%ホルマリンの411部及びシュウ酸の3部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂6を得た。
−製造例7−
フェノールの800部、1−ナフトールの200部、47%ホルマリンの474部及びシュウ酸の3部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂7を得た。
−製造例8−
フェノールの800部、1−ナフトールの200部、47%ホルマリンの411部及び酢酸亜鉛の2部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂8を得た。
−製造例9−
フェノールの800部、1−ナフトールの200部、47%ホルマリンの411部及びナフテン酸亜鉛の2部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂9を得た。
−製造例10−
フェノールの800部、1−ナフトールの200部、47%ホルマリンの411部及び酸化亜鉛の2部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂10を得た。
−製造例11−
フェノールの1000部、47%ホルマリンの441部及びシュウ酸の3部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂11を得た。
−製造例12−
フェノールの200部、ビスフェノールA(BPA)の800部、47%ホルマリンの234部及びシュウ酸の3部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂12を得た。
−製造例13−
フェノールの800部、1−ナフトールの200部、47%ホルマリンの411部及び10%塩酸水の1部を投入した以外は、製造例1と同様の手順に従って、フェノール樹脂13を得た。
−RCS製造例−
130〜140℃に加熱した耐火性粒子(再生硅砂)7000部と、上述の製造例1〜13において得られたフェノール樹脂の105部とを、実験用ワールミキサーに投入し、60秒間混錬した。次いで、ヘキサメチレンテトラミンの23部を水105部に溶解させたものを添加し、送風冷却した後、ステアリン酸カルシウムの7部を添加して、それぞれシェルモールド用RCSを得た。
−評価−
上記で得られた各RCSについて、前述した試験法に従って、それぞれ、ヤニ発生量の測定、鋳型のなりより性及び熱膨張率の測定を行なった。その結果を、下記表1及び表2に、フェノール樹脂の製造条件と共に、併せて示した。
Figure 0005486510
Figure 0005486510
かかる表1及び表2の結果から明らかなように、本発明に従うRCSである、製造例1〜10のフェノール樹脂1〜10を用いたものにあっては、ヤニの発生量が少ないものであると共に、熱膨張率が低く、且つなりより性が大きなものであった。一方、フェノールのみを用いて得られた製造例11のフェノール樹脂11を用いたRCSにあっては、熱膨張率が高く、またなりより性の小さなものであった。また、フェノールと共にビスフェノールAを用いて得られたフェノール樹脂12を用いたRCSにあっては、ヤニの発生量が多いという問題があり、更に、反応触媒として塩酸を用いて得られたフェノール樹脂13を用いたRCSにあっては、熱膨張率やなりより性が、シュウ酸を反応触媒とした製造例1において得られたフェノール樹脂1を用いたRCSに比べて、性能的にも劣るものとなった。

Claims (10)

  1. フェノール類及びナフトール類と、アルデヒド類とを、2価金属塩及び/又はシュウ酸からなる触媒用いて、反応させて得られたシェルモールド用フェノール樹脂にて、耐火性粒子を被覆してなることを特徴とするシェルモールド用レジンコーテッドサンド
  2. 前記フェノール類(P)及びナフトール類(N)と、前記アルデヒド類(F)との反応モル比:F/(P+N)が、0.40〜0.80であることを特徴とする請求項1に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサンド
  3. 前記ナフトール類が、1−ナフトールであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサンド
  4. 前記ナフトール類が、2−ナフトールであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサンド
  5. 前記フェノール類と前記ナフトール類との割合が、質量比で、95〜50:5〜50である請求項1乃至請求項4のうちの何れか1項に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサンド
  6. 前記フェノール樹脂の数平均分子量が400〜1300である請求項1乃至請求項5のうちの何れか1項に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサンド
  7. 前記触媒が、前記フェノール類及びナフトール類の合計の100質量部に対して0.01〜5質量部となる割合において用いられる請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサンド
  8. 前記2価金属塩が、ナフテン酸鉛、ナフテン酸亜鉛、酢酸鉛、酢酸亜鉛、ホウ酸亜鉛、酸化鉛及び酸化亜鉛からなる群より選ばれる請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサンド
  9. 前記耐火性粒子の100質量部に対して、前記フェノール樹脂の0.2〜10質量部が用いられている請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサンド。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサンドを用いて造型し、加熱硬化させて得られる鋳型。
JP2010542001A 2008-12-12 2009-12-04 シェルモールド用レジンコーテッドサンド及びそれを用いて得られる鋳型 Active JP5486510B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010542001A JP5486510B2 (ja) 2008-12-12 2009-12-04 シェルモールド用レジンコーテッドサンド及びそれを用いて得られる鋳型

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008317113 2008-12-12
JP2008317113 2008-12-12
JP2010542001A JP5486510B2 (ja) 2008-12-12 2009-12-04 シェルモールド用レジンコーテッドサンド及びそれを用いて得られる鋳型
PCT/JP2009/006634 WO2010067562A1 (ja) 2008-12-12 2009-12-04 シェルモールド用フェノール樹脂及びその製造方法並びにシェルモールド用レジンコーテッドサンド及びそれを用いて得られる鋳型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010067562A1 JPWO2010067562A1 (ja) 2012-05-17
JP5486510B2 true JP5486510B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=42242557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010542001A Active JP5486510B2 (ja) 2008-12-12 2009-12-04 シェルモールド用レジンコーテッドサンド及びそれを用いて得られる鋳型

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20110217554A1 (ja)
JP (1) JP5486510B2 (ja)
KR (1) KR20110104016A (ja)
CN (1) CN102245664B (ja)
WO (1) WO2010067562A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103613729B (zh) * 2013-12-16 2015-11-25 济南圣泉海沃斯树脂有限公司 一种改性酚醛树脂的制备方法
CN105348461A (zh) * 2015-12-29 2016-02-24 珠海市斗门福联造型材料实业有限公司 一种覆膜砂专用的高强度改性酚醛树脂粘结剂及其制备方法
CN110734543B (zh) * 2019-11-11 2022-04-29 煤炭科学技术研究院有限公司 一种萘酚改性酚醛树脂及其制备方法和应用

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01315411A (ja) * 1988-03-14 1989-12-20 Dainippon Ink & Chem Inc 速硬化性アンモニアフリー固形レゾール樹脂の製造方法
JPH04331223A (ja) * 1991-05-07 1992-11-19 Hitachi Chem Co Ltd ナフトール変性フェノール樹脂の製造方法
JPH0578437A (ja) * 1991-09-18 1993-03-30 Meiwa Kasei Kk フエノールノボラツク樹脂及び半導体封止用硬化剤

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58119433A (ja) * 1982-01-07 1983-07-15 Sumitomo Deyurezu Kk シエルモ−ルド用レジンコ−テツドサンド
US4404357A (en) * 1982-05-03 1983-09-13 Shipley Company Inc. High temperature naphthol novolak resin
US4865042A (en) * 1985-08-16 1989-09-12 Hitachi, Ltd. Ultrasonic irradiation system
EP0512519B1 (en) * 1991-05-07 1997-03-12 Hitachi Chemical Co., Ltd. Method of producing naphthol-modified phenolic resin
US6245017B1 (en) * 1998-10-30 2001-06-12 Kabushiki Kaisha Toshiba 3D ultrasonic diagnostic apparatus
JP2001327505A (ja) * 2000-05-22 2001-11-27 Toshiba Corp 超音波診断装置
US6709394B2 (en) * 2000-08-17 2004-03-23 Koninklijke Philips Electronics N.V. Biplane ultrasonic imaging
US6547738B2 (en) * 2001-05-03 2003-04-15 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Methods and apparatus for using ultrasound with contrast agent
JP2003093389A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置
JP4913736B2 (ja) * 2005-06-22 2012-04-11 学校法人慈恵大学 超音波治療装置
CN101291967B (zh) * 2005-10-27 2010-08-04 旭有机材工业株式会社 用于壳型的线性酚醛清漆树脂、其生产方法及树脂覆膜砂
JP4945273B2 (ja) * 2006-04-24 2012-06-06 株式会社東芝 超音波診断装置、及び超音波診断装置の制御プログラム
US9458349B2 (en) * 2007-05-11 2016-10-04 Georgia-Pacific Chemicals Llc Phenol-formaldehyde novolac resin having low concentration of free phenol

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01315411A (ja) * 1988-03-14 1989-12-20 Dainippon Ink & Chem Inc 速硬化性アンモニアフリー固形レゾール樹脂の製造方法
JPH04331223A (ja) * 1991-05-07 1992-11-19 Hitachi Chem Co Ltd ナフトール変性フェノール樹脂の製造方法
JPH0578437A (ja) * 1991-09-18 1993-03-30 Meiwa Kasei Kk フエノールノボラツク樹脂及び半導体封止用硬化剤

Also Published As

Publication number Publication date
KR20110104016A (ko) 2011-09-21
CN102245664A (zh) 2011-11-16
WO2010067562A1 (ja) 2010-06-17
US20110217554A1 (en) 2011-09-08
JPWO2010067562A1 (ja) 2012-05-17
CN102245664B (zh) 2014-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4033893B2 (ja) シェルモールド用ノボラック型フェノール樹脂及びその製造方法並びにレジンコーテッドサンド
JP6054774B2 (ja) 高温易崩壊性シェルモールド用レジンコーテッドサンド及びそれを用いて得られた鋳型並びに鋳物の製造方法
JP5764490B2 (ja) シェルモールド用レジンコーテッドサンド並びにそれを用いて得られるシェルモールド用鋳型
JP4119515B2 (ja) 鋳型用レジンコーテッドサンド
JP5486510B2 (ja) シェルモールド用レジンコーテッドサンド及びそれを用いて得られる鋳型
JP6685685B2 (ja) シェルモールド用フェノール樹脂組成物及びシェルモールド用レジンコーテッドサンド並びにシェルモールド用鋳型
JP2011067867A (ja) レジンコーテッドサンド
JPS58119433A (ja) シエルモ−ルド用レジンコ−テツドサンド
JP2006137928A (ja) ノボラック型フェノール樹脂、シェルモールド用レジンコーテッドサンド、及び鋳型
JP2017070967A (ja) シェルモールド用フェノール樹脂組成物及びシェルモールド用レジンコーテッドサンド並びにそれを用いてなるシェルモールド用鋳型
JP4106212B2 (ja) シェルモールド用フェノール樹脂組成物及びシェルモールド鋳型用レジンコーテッドサンド
JP5491382B2 (ja) シェルモールド用フェノール樹脂組成物及びシェルモールド用レジンコーテッドサンド並びにそれを用いて得られる鋳型
JPS58184034A (ja) レジンコ−テツドサンド
JP3881208B2 (ja) 鋳型用樹脂組成物及びそれを用いた鋳型用樹脂被覆砂
JP2831830B2 (ja) 鋳物砂用粘結剤組成物
JP3758941B2 (ja) シェルモールド用バインダー及びその製造方法
JP2003062639A (ja) シェルモールド用レジンコーテッドサンド
JP2006095574A (ja) シェルモールド用フェノール樹脂組成物及びシェルモールド用レジンコーテッドサンド
JP2022081962A (ja) 鋳型崩壊性に優れたレジンコーテッドサンド
JP3170904B2 (ja) 鋳物砂用二酸化炭素ガス硬化型粘結剤水溶液及び鋳型の製造方法
WO2023192765A2 (en) Phenolic resin compositions as binders in refractory articles
JP2003164943A (ja) シェルモールド用ノボラック型フェノール樹脂組成物及びレジンコーテッドサンド
JPS58196137A (ja) シエルモ−ルド法用レジンコ−テツドサンド
JPH0890147A (ja) シェルモールド用レジンコーテッドサンド
JPH07106420B2 (ja) 鋳型材料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5486510

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250