JP5485005B2 - 用紙加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、用紙加工装置に関する。本発明は、詳細には、用紙搬送方向の前後に位置する余白部を裁断する横方向の用紙裁断機能を有する用紙加工装置に関する。
裁断手段によって、用紙搬送方向の前後(すなわち用紙搬送方向の上流側及び下流側)に位置する余白部のそれぞれを搬送方向に対して直交する方向に(すなわち横方向に)裁断することが行われている。従来の用紙加工装置では、上流側搬送ローラ対及び下流側搬送ローラ対が、裁断手段を挟んで搬送方向の上流側及び下流側にそれぞれ配置されている。そして、当該上流側搬送ローラ対及び下流側搬送ローラ対が、用紙加工装置本体に対してそれぞれ固定されている。したがって、上流側搬送ローラ対と裁断手段との間隔及び下流側搬送ローラ対と裁断手段との間隔が一定になっている。
搬送ローラ対及び裁断手段を一定の且つ広い間隔で配置すると、装置全体の用紙搬送方向寸法が長くなる、裁断片を回収するための回収ボックスの設置スペースが大きくなる等の問題がある。このような問題を解決するために、搬送ローラ対及び裁断手段を一定の且つ狭い間隔で配置するとともに、除去すべき余白部を複数の裁断片に分割して細切れに裁断すること(すなわち裁断片の細分化処理)が、特許文献1に開示されている。
特開2001−232700号公報
搬送ローラ対及び裁断手段を一定の且つ狭い間隔で配置した状態では、搬送方向に幅の狭い余白部に対して、幅の狭い裁断処理を少数回行うことによって対応することができる。しかしながら、搬送ローラ対及び裁断手段を一定の且つ狭い間隔で配置した状態では、搬送方向に幅の広い余白部に対して、幅の狭い裁断処理を多数回行う必要がある。
特許文献1に開示された幅の狭い裁断処理を多数回行う裁断プロセスでは、用紙を搬送する搬送工程、用紙搬送を一時的に停止する停止工程、停止状態で用紙を裁断する裁断工程、及び、裁断後に用紙を搬送する搬送工程を繰り返している。しかしながら、特許文献1の一連の裁断プロセスでは、用紙搬送を一時的に停止する停止工程を必要とするために、裁断処理の回数が多くなるに従って、用紙搬送を停止していたときの停止時間が累積されて、累積停止時間が長くなり、用紙搬送速度の低下、ひいては用紙処理速度の低下を招いているという問題がある。
したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、用紙処理速度を高速化することのできる用紙加工装置を提供することである。
上記技術的課題を解決するために、本発明によれば、以下の用紙加工装置が提供される。
すなわち、本発明の請求項1に係る用紙加工装置は、
用紙搬送路に沿って搬送された用紙の上流側余白部及び/又は下流側余白部を裁断する横方向の裁断手段と、
前記横方向の裁断手段の上流側に配置されて前記用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する上流側用紙搬送手段と、
前記横方向の裁断手段の下流側に配置されて前記用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する下流側用紙搬送手段と、
前記横方向の裁断手段と前記上流側用紙搬送手段と前記下流側用紙搬送手段との動作を制御する制御手段と、を備える用紙加工装置であって、
前記上流側用紙搬送手段と前記横方向の裁断手段との間の用紙搬送方向の上流側離間距離及び/又は前記下流側用紙搬送手段と前記横方向の裁断手段との間の用紙搬送方向の下流側離間距離が、可変であるように構成されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る用紙加工装置では、
前記横方向の裁断手段及び/又は前記上流側用紙搬送手段及び/又は前記下流側用紙搬送手段が、前記用紙搬送方向に沿ってスライド移動するように構成されていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る用紙加工装置では、
前記上流側離間距離及び前記下流側離間距離を可変にするための駆動源が、モーターであることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る用紙加工装置では、
前記上流側離間距離及び前記下流側離間距離が、裁断すべき寸法に応じて自動的に変化することを特徴とする。
本発明の請求項5に係る用紙加工装置では、
前記横方向の裁断手段及び/又は前記上流側用紙搬送手段及び/又は前記下流側用紙搬送手段が、複数の裁断手段用着脱位置、複数の上流側用紙搬送手段用着脱位置及び複数の下流側用紙搬送手段用着脱位置のそれぞれに対して着脱可能に構成されていることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る用紙加工装置では、
前記横方向の裁断手段が装置本体に固定されており、
最も上流側に位置する最上流側用紙搬送手段及び/又は最も下流側に位置する最下流側用紙搬送手段が装置本体に固定されており、
前記最上流側用紙搬送手段と前記横方向の裁断手段との間に及び/又は前記最下流側用紙搬送手段と前記横方向の裁断手段との間に、それぞれ、非最上流側用紙搬送手段及び/又は非最下流側用紙搬送手段が着脱可能なように構成されていることを特徴とする。
本発明の請求項7に係る用紙加工装置では、
前記制御手段は、前記横方向の裁断手段で前記用紙を裁断した後に前記横方向の裁断手段を閉鎖状態を保持することにより前記用紙搬送路を遮断した上で、前記上流側用紙搬送手段及び/又は前記下流側用紙搬送手段が、前記裁断された用紙の裁断片を前記横方向の裁断手段に向けて搬送するように制御することを特徴とする。
本発明の請求項8に係る用紙加工装置では、
前記横方向の裁断手段は、上刃及び下刃によって構成されて、
前記上刃の刃先及び前記下刃の刃先は、それぞれ、摺接面と傾斜面と非摺接面とによって先細の楔形状をしており、
前記上刃の傾斜面が下流側の下向きに面するように構成されていることを特徴とする。
本発明の請求項9に係る用紙加工装置では、
用紙搬送路に沿って搬送された用紙の上流側余白部及び/又は下流側余白部を裁断する横方向の裁断手段と、
前記横方向の裁断手段の上流側に配置されて前記用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する上流側用紙搬送手段と、
前記横方向の裁断手段の下流側に配置されて前記用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する下流側用紙搬送手段と、
前記横方向の裁断手段と前記上流側用紙搬送手段と前記下流側用紙搬送手段との動作を制御する制御手段と、を備える用紙加工装置であって、
前記制御手段は、前記横方向の裁断手段で前記用紙を裁断した後に前記横方向の裁断手段を閉鎖状態を保持することにより前記用紙搬送路を遮断した上で、前記上流側用紙搬送手段及び/又は前記下流側用紙搬送手段が、前記裁断された用紙の裁断片を前記横方向の裁断手段に向けて搬送するように制御することを特徴とする。
本発明の請求項10に係る用紙加工装置では、
前記横方向の裁断手段は、上刃及び下刃によって構成されて、
前記上刃の刃先及び前記下刃の刃先は、それぞれ、摺接面と傾斜面と非摺接面とによって先細の楔形状をしており、
前記上刃の傾斜面が下流側の下向きに面するように構成されていることを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、上流側離間距離及び/又は下流側離間距離を適宜に変化させることができるので、裁断すべき余白部の幅が狭いときには該当する離間距離を狭い方に設定し、裁断すべき余白部の幅が広いときには該当する離間距離を広い方に設定することができる。該当する離間距離の最適化により、少ない裁断回数で用紙裁断を行うことができるので、用紙処理速度を高速化できるという効果を奏する。また、多数回の用紙裁断を行う細分化処理と比較して裁断回数が低減するので、裁断手段の耐久性が向上するという効果を奏する。
請求項2に係る本発明では、流側離間距離及び/又は下流側離間距離を変化させるための一つの方策として、前記横方向の裁断手段及び/又は前記上流側用紙搬送手段及び/又は前記下流側用紙搬送手段が、前記用紙搬送方向に沿ってスライド移動するように構成されている。したがって、請求項2に係る本発明では、裁断すべき余白部の幅寸法に対応した離間距離が連続的に(すなわちアナログ的に)変化し、離間距離設定の自由度が大きくなるという効果を奏する。
請求項3に係る本発明では、電気的制御によって所定の離間距離に設定できるという効果を奏する。
請求項4に係る本発明では、離間距離の設定動作を自動化できるという効果を奏する。
請求項5に係る本発明では、流側離間距離及び/又は下流側離間距離を変化させるための別の方策として、前記横方向の裁断手段及び/又は前記上流側用紙搬送手段及び/又は前記下流側用紙搬送手段が、複数の所定位置に着脱可能に構成されている。したがって、請求項5に係る本発明では、裁断すべき余白部の幅寸法に対応した離間距離が、飛び飛びで離散的に(すなわちデジタル的に)変化し、離間距離の設定が簡素化されるという効果を奏する。
請求項6に係る本発明では、流側離間距離及び/又は下流側離間距離を変化させるためのさらに別の方策として、前記横方向の裁断手段と最上流側用紙搬送手段及び/又は最下流側用紙搬送手段とが装置本体に固定されているとともに、最上流側用紙搬送手段と前記横方向の裁断手段との間に及び/又は前記最下流側用紙搬送手段と前記横方向の裁断手段との間に、それぞれ、非最上流側用紙搬送手段及び/又は非最下流側用紙搬送手段が着脱可能なように構成されている。したがって、請求項6に係る本発明では、幅の広い余白部の裁断に対しては固定された最上流側用紙搬送手段及び/又は最下流側用紙搬送手段が受け持ち、幅の狭い余白部の裁断に対しては着脱可能な非最上流側用紙搬送手段及び/又は非最下流側用紙搬送手段が受け持つので、裁断すべき余白部の幅寸法に対応した離間距離が、飛び飛びで離散的に(すなわちデジタル的に)変化し、離間距離の設定が簡素化されるという効果を奏する。
請求項7に係る本発明では、上流側用紙搬送手段及び/又は下流側用紙搬送手段の配置構成を変更することなく、幅の狭い余白部から幅の広い余白部までの様々な幅寸法を持った余白部の裁断に対応することができる。したがって、請求項7に係る本発明では、用紙処理速度を高速化するための方策が追加されるという効果を奏する。
請求項8に係る本発明では、用紙を裁断する際に上刃の傾斜面が押し下げられることによって、裁断片の上流側の端部が垂れ下がり、横方向の裁断手段に向けて搬送される裁断片が回収容器に向けて落下するので、裁断片の回収が容易になるという効果を奏する。
請求項9に係る本発明では、裁断すべき余白部の幅寸法に応じて上流側用紙搬送手段及び/又は下流側用紙搬送手段の配置構成を変更することなく、幅の狭い余白部から幅の広い余白部までの様々な幅寸法を持った余白部の裁断を高速で行うことができるという効果を奏する。また、多数回の用紙裁断を行う細分化処理と比較して裁断回数が激減するので、裁断手段の耐久性が大幅に向上するという効果を奏する。
請求項10に係る本発明では、用紙を裁断する際に上刃の傾斜面が押し下げられることによって、裁断片の上流側の端部が垂れ下がり、横方向の裁断手段に向けて搬送される裁断片が回収容器に向けて落下するので、裁断片の回収が容易になるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る用紙加工装置の全体構成を模式的に示す縦断面図である。 図1に示した用紙加工装置のブロック図である。 本発明の第一実施形態に係る用紙加工装置の要部を説明する模式図である。 本発明の第二実施形態に係る用紙加工装置の要部を説明する模式図である。 本発明の第三実施形態に係る用紙加工装置の要部を説明する模式図である。 本発明の他の実施形態に係る用紙加工装置の裁断プロセスを説明する模式図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る用紙加工装置10の全体構成について、図1及び2を参照しながら詳細に説明する。なお、本願発明において、用紙2が搬送される用紙搬送方向Fと並行な方向を「縦方向」(あるいは単に「縦」)と、用紙搬送方向Fと直交な方向で且つ用紙面と並行な方向を「横方向」(あるいは単に「横」)と、用紙搬送方向Fと直交な方向で且つ用紙面と直交する方向を「高さ方向」と、用紙搬送方向Fの給紙側を「上流側」と、用紙搬送方向Fの排紙側を「下流側」と、それぞれ記載している。
図1の全体構成図に示すように、用紙加工装置10は、装置本体11の用紙搬送路Wの最上流側及び最下流側に、給紙トレイ12及び排紙トレイ14をそれぞれ備えている。
給紙トレイ12には、複数枚の用紙2が載置される。用紙2は、用紙の側辺を基準に給紙トレイ12に載置されており、一枚ずつ搬送されるようになっている。各用紙2は、その中心に配置されて文字や画像等が印刷される印刷部と、印刷部の周囲に配置されて裁断処理される余白部と、を備える。余白部は、用紙搬送方向Fの上流側に位置する上流側余白部2bと、用紙搬送方向Fの下流側に位置する下流側余白部2aと、を備える。
用紙2の先端部(すなわち下流側)には、不図示のバーコード及びカットマークが印刷されている。バーコードは、カットマークの位置、用紙2を縦方向および横方向に裁断する位置、用紙2の縦方向の全長に関する裁断情報について、予め何通りか設定された標準設定値のどれを選択して用いるか、あるいは、操作パネル102から任意に設定された値を用いるかを表示する。カットマークは、縦方向に延在する部分と横方向に延在する部分とがL字状に結合した形状をしている。
図1に示すように、装置本体11内には、給紙トレイ12に載置された用紙2を1枚ずつ装置本体11内に送り込む1対の給紙ローラ20と、用紙2を搬送する7対の搬送ローラ対21,22,23,24,25,26,27が設けられている。また、用紙搬送路Wに沿って適宜位置には、用紙2を検出する4つの用紙検出センサS1,S2,S3,S4と、一端28aを中心に回動して他端28sによって用紙2の通過を阻止するストッパ28と、用紙2の先端部に印刷されたバーコードおよびカットマークを撮像するCCDセンサ29と、装置本体11に対して着脱可能に構成されて各種の加工処理を行う加工ユニット30,32,34と、用紙2に横方向の折り型を形成する横方向の折り型加工部36と、用紙2の上流側余白部2b及び/又は下流側余白部2aを横方向に裁断する横方向の用紙裁断部38(横方向の裁断手段)とが、それぞれ配置されている。
加工ユニット30,32,34は、要求される加工内容に応じて適宜に設置されるユニットである。すなわち、加工ユニット30,32,34は、用紙2を縦方向に裁断(縦方向のスリット加工)したり、用紙2に縦方向又は横方向のミシン目を入れたり、縦方向に折り型を形成(縦方向のクリース加工)したり、コーナー部分に丸め加工を施したり、あるいは用紙2の搬送力をアップさせるためのローラを追加したりするための着脱可能なユニットである。
例えば、加工ユニット30,32,34の少なくとも一つが用紙2を縦方向に裁断するためのスリット加工ユニットである場合、該スリット加工ユニットは、そのケーシング内に回転上刃(スリッター)及び回転軸と、回転下刃(スリッター)及び回転軸とから構成される左右一対のスリット加工デバイスを有する。各回転軸はスリッターモーター114によって回転駆動される。各回転軸によって回転駆動される回転上刃と回転下刃とが摺り合うことによって、用紙2に切断目を入れて用紙2を裁断する。左右移動モーター120によって横方向位置決め軸を回転させることによって、ネジの形成された横方向位置決め軸に螺合したスリット加工デバイスを横方向の所定位置に移動させる。なお、左右一対のスリット加工デバイスの横方向の移動及び位置決めは、制御手段としてのCPU100によって制御される。
横方向の折り型加工部36においては、用紙搬送路Wに沿って上下に上型(可動型)と下型(固定型)がそれぞれ配置され、折り型モーター118によって上型が下降して、用紙2を上型の突起で下型の凹部に押し込み、上型と下型の間に用紙2を挟み、用紙2に断面略半円状の折り型を形成する。
横方向の用紙裁断部38(横方向の裁断手段)は、用紙搬送路Wに沿って上下に配置された上刃(可動刃)38a及び下刃(固定刃)38bを有し、カッターモーター110によって上刃38aが下降して用紙搬送路Wを横断し、用紙2を横方向に裁断する。
図2は、用紙加工装置10に関する機能ブロック図である。制御手段としてのCPU(中央処理演算装置)100は、スタートキーなどの操作部材が配置された操作パネル102と、プログラム等を記憶したROM(リード・オンリー・メモリ:フラッシュROM)104と、データを一時的に記憶するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)106と、各種の入力デバイスや出力デバイスとを通じて、用紙加工装置10における各種の演算処理や加工処理や判断動作の制御を行っている。
CPU100に対しては、搬送ローラ対21,22,23,24,25,26,27を駆動するメインモーター108と、横方向の用紙裁断加工部38の上刃38aを昇降させるカッターモーター110と、給紙ローラ20を駆動する給紙モーター112と、スリッターを回転駆動するスリッターモーター114と、横方向の折り型加工部36の上型を昇降させる折り型モーター118と、スリッターを横方向に移動させる左右移動モーター120と、横方向の用紙裁断部38及び/又は搬送ローラ対26及び/又は搬送ローラ対27を用紙搬送方向Fの上流側又は下流側に移動させる前後移動モーター122とが、それぞれ接続されている。
さらに、CPU100に対しては、横方向の用紙裁断加工部38の上刃38aの基準位置を検出するカッター基準位置スイッチ126と、横方向の折り型加工部36の上型の基準位置を検出する折り型基準位置センサ128と、スリッターの基準位置を検出するための左右移動基準位置センサ130と、横方向の用紙裁断部38及び/又は搬送ローラ対26及び/又は搬送ローラ対27の用紙搬送方向Fの基準位置を検出するための前後移動基準位置センサ132と、用紙2のカットマークおよびバーコードを撮像するCCDセンサ29と、用紙2の通過を検出する透過センサS1,S2,S3,S4と、がそれぞれ接続されている。
なお、メインモーター108、給紙モーター112、左右移動モーター120、前後移動モーター122には、用紙2の搬送位置の制御、スリッターや横方向の用紙裁断部38及び/又は搬送ローラ対26,27の位置の制御を容易に行えるように、それぞれ、ステッピングモーターを用いている。
次に、用紙裁断装置10に関する概略の動作を説明する。なお、一例として、加工ユニット30が第一のスリット加工ユニットであり、加工ユニット32が他の位置にスリット加工を施す第二のスリット加工ユニットであり、加工ユニット34が縦方向のミシン目加工ユニットであるとして説明する。
まず、給紙トレイ12上に置かれた複数枚の用紙2の中から、一枚の用紙2をピックアップし、該用紙2を給紙ローラ20の回転によって用紙搬送路Wに給紙する。給紙された用紙2は、ストッパ28に突き当たるまで搬送される。このとき、ストッパ28は、図1において反時計方向に回動し、その第1片28sが用紙搬送経路Wと略直角となる一旦停止位置にある。
そして、用紙2の先端が搬送ローラ対21の接線に当接すると、やや時間をおいて、給紙ローラ20は回転を一旦停止する。これにより、用紙2の先端側にたわみが形成され、用紙2の先端全体が搬送ローラ対21の接線に当接し、用紙2の先端は用紙搬送方向Fに対して直角方向となるように揃えられる。
給紙ローラ20が回転を再開するのと同時に、メインモーター108が回転を開始し、すべての搬送ローラ対21,22,23,24,25,26,27を回転駆動する。用紙2の先端が搬送ローラ対21に食い込み挟持されると、給紙ローラ20の回転を停止する。
用紙2の先端を検出センサS2で検出するまで、用紙2は低速で搬送される。用紙2の先端を検出したら、バーコードの位置までさらに搬送して停止し、CCDセンサ29で、用紙2のカットマーク及びバーコードを撮像し、データを読み込む。CCDセンサ29の撮像データに基づいて、用紙2の搬送基準となる側辺からカットマークの端部までの距離を算出し、用紙2の基準位置からのずれを算出し、このずれに応じて、第一の及び第二のスリット加工ユニットの各スリッターの横方向位置を調整し、各スリッターを所定位置まで移動させる。
各スリッターを所定位置まで移動させた後、用紙2を通常速度で搬送する。用紙2が第一のスリット加工ユニット30のスリッターを通過することにより、該スリッターが用紙2を縦方向に裁断する。用紙2をさらに搬送させて、用紙2が第二のスリット加工ユニット32のスリッターを通過することにより、該スリッターが用紙2を縦方向に裁断する。また、用紙2をさらに搬送させて、用紙2が縦方向のミシン目加工ユニット34のミシン目加工刃を通過することにより、用紙2にミシン目を形成する。
検出センサS3で用紙2の先端を検出した後、検出センサS3から用紙2の先端の移動距離をパルスカウントにて計測・モニターし、所定の折り型形成位置に対応する所定のタイミングで用紙2の搬送を停止して、横方向の折り型加工部36の上型を下降させることにより、用紙2の所定位置に対して横方向の折り型形成を行う。用紙2をさらに搬送させて、所定の横方向の裁断位置に対応する所定のタイミングで用紙2の搬送を停止して、横方向の用紙裁断加工部38の上型38aを下降させることにより、用紙2の所定位置に対して横方向の裁断加工を行う。横方向の用紙裁断加工部38で用紙2の上流側の余白部2b及び/又は下流側の余白部2aを横方向に裁断することによって発生した裁断片2a,2bは、ゴミ箱50にて回収する。なお、用紙2の加工条件によりスリット加工やミシン目加工や折り型形成等を必要としない場合には、該当する加工ユニットや加工部は動作しない。
次に、搬送された用紙2の上流側余白部2b及び/又は下流側余白部2aを裁断する第一実施形態に係る裁断機構及び裁断方法について、図3を参照しながら説明する。
図3は、本発明の第一実施形態に係る用紙加工装置10の要部である離間距離連続可変タイプの裁断機構を説明する模式図である。
図3において、搬送ローラ対26(上流側用紙搬送手段)及び搬送ローラ対27(下流側用紙搬送手段)が、横方向の用紙裁断加工部38(横方向の裁断手段)を挟んで、用紙搬送方向Fの上流側及び下流側にそれぞれ配設されている。
横方向の用紙裁断加工部38は、横方向に延在する上刃(可動刃)38a及び下刃(固定刃)38bを有し、上刃38aの摺接面40aが下刃38bの摺接面40bに摺接しながら下降することにより、用紙2の上流側の余白部2b及び/又は下流側の余白部2aを横方向に裁断する。裁断された余白部の裁断片2aをゴミ箱にて回収する。上刃38a及び下刃38bが互いに摺接する摺接面40a,40bから最大下流側離間距離Aで離間した最下流位置に、搬送ローラ対27の回転軸が配設されている。下流側搬送ローラ対27は、用紙搬送方向Fに沿って上流側又は下流側にスライド移動可能に構成されている。
搬送ローラ対27をスライド移動させるためのスライド移動機構は、例えばラック・アンド・ピニオン構造である。すなわち、ラック・アンド・ピニオン構造は、搬送ローラ対27を収容したケーシングの側端に回転可能に設けられた円形歯車のピニオンが、平板の表面に歯切りをしたラックと歯合するように構成されている。そして、電動モーターによりピニオンを回転駆動させることにより、搬送ローラ対27を収容したケーシングが、ピニオンに歯合しているラックに沿って、すなわち、用紙搬送方向Fに沿って上流側又は下流側に、スライド移動する。
ここで、下流側搬送ローラ対27が用紙搬送方向Fに沿って上流側に最大変位距離Cでスライド移動したときに、上刃38a及び下刃38bが互いに摺接する摺接面40a,40bから最小下流側離間距離Bで離間した最上流位置27’に、下流側搬送ローラ対の回転軸が位置している。したがって、図3に示した横方向の裁断機構では、下流側搬送ローラ対27と横方向の用紙裁断加工部38との間の下流側離間距離を、独立して、連続的に(アナログ的に)変化させることができる。
上記と同様のスライド移動機構を、上流側搬送ローラ対26と横方向の用紙裁断加工部38との間に設けることにより、上流側搬送ローラ対26と横方向の用紙裁断加工部38との間の上流側離間距離を、独立して、連続的に(アナログ的に)変化させることができる。
さらに、横方向の用紙裁断加工部38を収容したケーシングの側端に回転可能に設けられた円形歯車のピニオンが、平板の表面に歯切りをしたラックと歯合するように構成し、電動モーターによってピニオンを回転駆動させることにより、横方向の用紙裁断加工部38を収容したケーシングが、ピニオンと歯合しているラックに沿って、すなわち、用紙搬送方向Fに沿って上流側又は下流側に、スライド移動するように構成することもできる。その結果、下流側搬送ローラ対27と横方向の用紙裁断加工部38との間の下流側離間距離と、上流側搬送ローラ対26と横方向の用紙裁断加工部38との間の上流側離間距離とを、従属して、連続的に(アナログ的に)変化させることができる。
例えば、裁断すべき下流側余白部2aの幅が最も狭いときには下流側の離間距離が最も狭い方の最小下流側離間距離Bとなるように、下流側搬送ローラ対27及び/又は横方向の用紙裁断加工部38をスライド移動させる。また、裁断すべき下流側余白部2aの幅が最も広いときには下流側の離間距離が最も広い方の最大下流側離間距離Aとなるように、下流側搬送ローラ対27及び/又は横方向の用紙裁断加工部38をスライド移動させる。したがって、下流側搬送ローラ対27と横方向の用紙裁断加工部38との間の下流側離間距離は、用紙搬送方向Fに沿って最大変位距離Cの範囲で連続的に変化する。また、上流側余白部2bに対しても、同様に上流側離間距離の調整を行うことができる。
このように、下流側及び/又は上流側の離間距離を最適に変化させることにより、少ない裁断回数で下流側余白部2a及び/又は上流側余白部2bの裁断を行うことができるので、用紙処理速度を高速化できる。なお、上流側搬送ローラ対26、下流側搬送ローラ対27、及び横方向の用紙裁断加工部38を最適な位置に自動的に位置決めする位置決め制御は、制御手段としてのCPU100によって行われている。
次に、搬送された用紙2の上流側余白部2b及び/又は下流側余白部2aを裁断する第二実施形態に係る裁断機構及び裁断方法について、図4を参照しながら説明する。
図4は、本発明の第二実施形態に係る用紙加工装置10の要部である離間距離離散的可変タイプの裁断機構を説明する模式図である。
図4において、搬送ローラ対26(上流側用紙搬送手段)及び搬送ローラ対27(下流側用紙搬送手段)が、横方向の用紙裁断加工部38(横方向の裁断手段)を挟んで、用紙搬送方向Fの上流側及び下流側にそれぞれ着脱可能に配設されている。
横方向の用紙裁断加工部38は、横方向に延在する上刃(可動刃)38a及び下刃(固定刃)38bを有し、上刃38aの摺接面40aが下刃38bの摺接面40bに摺接しながら下降することにより、用紙2の上流側の余白部2b及び/又は下流側の余白部2aを横方向に裁断する。裁断された余白部の裁断片2a,2bをゴミ箱にて回収する。
装置本体11においては、横方向の用紙裁断加工部38よりも下流側の複数の位置において、受入凹部47,47’が設けられている。下流側搬送ローラ対27を収容した一つのケーシングを、適宜の位置の受入凹部47,47’に装着する。
例えば、図4において、下流側の離間距離を最も広くしたいとき、搬送ローラ対27の回転軸が上刃38a及び下刃38bの摺接面40a,40bから最大下流側離間距離Aで離間した最下流側位置の受入凹部47に対して、下流側搬送ローラ対27を収容したケーシングを装着する。また、下流側の離間距離を最も狭くしたいとき、搬送ローラ対27の回転軸が上刃38a及び下刃38bの摺接面40a,40bから最小下流側離間距離Bで離間した最上流側位置の受入凹部47’に対して、下流側搬送ローラ対27を収容したケーシングを装着する。したがって、下流側搬送ローラ対27と横方向の用紙裁断加工部38との間の下流側離間距離を、用紙搬送方向Fに沿って最大変位距離Cの範囲内で、飛び飛びで離散的に(すなわちデジタル的に)変化させることができる。
上記と同様の複数の受入凹部を横方向の用紙裁断加工部38よりも上流側の装置本体11に設けて上流側搬送ローラ対26を収容したケーシングをいずれかの受入凹部に装着することにより、上流側搬送ローラ対26と横方向の用紙裁断加工部38との間の上流側離間距離を、独立して、飛び飛びで離散的に(すなわちデジタル的に)変化させることもできる。
さらに、横方向の用紙裁断加工部38を挟んで上流側及び下流側の装置本体11に対して複数の受入凹部を設けて用紙裁断加工部38をいずれかの受入凹部に装着することにより、下流側搬送ローラ対27と横方向の用紙裁断加工部38との間の下流側離間距離と、上流側搬送ローラ対26と横方向の用紙裁断加工部38との間の上流側離間距離とを、従属して、飛び飛びで離散的に(すなわちデジタル的に)変化させることもできる。
このように、下流側及び/又は上流側の離間距離を最適に変化させることにより、少ない裁断回数で下流側余白部2a及び/又は上流側余白部2bの裁断を行うことができるので、用紙処理速度を高速化できる。
次に、搬送された用紙2の上流側余白部2b及び/又は下流側余白部2aを裁断する第三実施形態に係る裁断機構及び裁断方法について、図5を参照しながら説明する。
図5は、本発明の第三実施形態に係る用紙加工装置10の要部である離間距離離散的可変タイプの別の裁断機構を説明する模式図である。
図5において、搬送ローラ対26(上流側用紙搬送手段)及び搬送ローラ対27(下流側用紙搬送手段)が、横方向の用紙裁断加工部38(横方向の裁断手段)を挟んで、用紙搬送方向Fの最上流側及び最下流側にそれぞれ固定的に配設されている。なお、固設された搬送ローラ対26,27は、必ずしも最上流側及び最下流側である必要はない。
横方向の用紙裁断加工部38は、横方向に延在する上刃(可動刃)38a及び下刃(固定刃)38bを有し、上刃38aの摺接面40aが下刃38bの摺接面40bに摺接しながら下降することにより、用紙2の上流側の余白部2b及び/又は下流側の余白部2aを横方向に裁断する。裁断された余白部2a,2b(裁断片)をゴミ箱にて回収する。
装置本体11においては、最下流側に固定的に配設された下流側搬送ローラ対27よりも上流側の複数の位置において、受入凹部47’が設けられている。下流側搬送ローラ対27’を収容した一つのケーシングが、適宜の位置の受入凹部47’に着脱可能に装着される。
例えば、図5において、下流側の離間距離を最も広くしたいとき、下流側搬送ローラ対27’を収容した着脱可能なケーシングを装置本体11から取り除き、最下流側に固定的に配設された下流側搬送ローラ対27だけを配設する。このとき、下流側搬送ローラ対27と横方向の用紙裁断加工部38との間の離間距離が最大下流側離間距離Aになっている。
また、下流側の離間距離を最も狭くしたいとき、最下流側に固定的に配設された下流側搬送ローラ対27よりも最上流側位置の受入凹部47’に対して、下流側搬送ローラ対27’を収容した着脱可能なケーシングを装着する。このとき、下流側搬送ローラ対27と横方向の用紙裁断加工部38との間の下流側離間距離が最小下流側離間距離Bになっている。
したがって、下流側搬送ローラ対27’を収容した着脱可能なケーシングを最上流側位置の受入凹部47’に対して脱離・装着することにより、下流側搬送ローラ対27,27’と横方向の用紙裁断加工部38との間の下流側離間距離を、用紙搬送方向Fに沿って最大変位距離Cの範囲内で、飛び飛びで離散的に(すなわちデジタル的に)変化させることができる。
上記と同様に、上流側の搬送ローラ対を収容した着脱可能なケーシングを、複数の下流側位置の受入凹部のうちのいずれかに対して脱離・装着することにより、上流側搬送ローラ対26と横方向の用紙裁断加工部38との間の上流側離間距離を、用紙搬送方向Fに沿って所定の距離で、飛び飛びで離散的に(すなわちデジタル的に)変化させることができる。
図3乃至図5を参照しながら説明した第一実施形態乃至第三実施形態において、上流側搬送ローラ対26と横方向の用紙裁断加工部38との間の上流側離間距離及び/又は下流側搬送ローラ対27,27’と横方向の用紙裁断加工部38との間の下流側離間距離をそれぞれ検出するための下流側離間距離検出手段(不図示)及び/又は上流側離間距離検出手段(不図示)を設けることができる。そして、当該離間距離検出手段によって検出された検出結果に応じて、上流側余白部2b及び/又は上流側余白部2aをそれぞれ裁断する回数が最小になるように制御手段としてのCPU100が上流側離間距離及び/又は下流側離間距離を自動的に調整したり、ユーザにより任意に設定された裁断回数に応じて、制御手段としてのCPU100が上流側離間距離及び/又は下流側離間距離を自動的に調整したりすることができる。
次に、搬送された用紙2の上流側余白部2b及び/又は下流側余白部2aを裁断する他の実施形態に係る裁断機構及び裁断方法について、図6を参照しながら説明する。
図6は、本発明の第四実施形態に係る用紙加工装置10の裁断プロセスを説明する模式図である。
第一実施形態乃至第三実施形態として説明した裁断機構及び裁断方法は、下流側搬送ローラ対27と横方向の用紙裁断加工部38との間の下流側離間距離、及び/又は、上流側搬送ローラ対26と横方向の用紙裁断加工部38との間の上流側離間距離を適宜に変化させることにより、従来のような細分化処理を行うことなく、少ない裁断回数で下流側余白部2a及び/又は上流側余白部2bの裁断を行うものである。
これに対して、本発明の第四実施形態では、横方向の用紙裁断加工部38で用紙2を裁断した後も横方向の用紙裁断加工部38の閉じた状態を保持して用紙搬送路Wを遮断した上で、上流側搬送ローラ対26及び/又は下流側搬送ローラ対27が、裁断された用紙2の裁断片2a,2bを横方向の用紙裁断加工部38に向けて搬送することを特徴としている。すなわち、当該第四実施形態では、制御手段としてのCPU100が、用紙裁断加工部38による用紙搬送方向Fの遮断と、横方向の用紙裁断加工部38の方向への裁断片2a,2bの搬送と、を制御している。したがって、上流側搬送ローラ対26及び/又は下流側搬送ローラ対27の配置構成を変更することなく、幅狭から幅広までの様々な幅寸法を持った余白部2a,2bの裁断に対応することができる。
図6において、搬送ローラ対26(上流側用紙搬送手段)及び搬送ローラ対27(下流側用紙搬送手段)が、横方向の用紙裁断加工部38(横方向の裁断手段)を挟んで、用紙搬送方向Fの上流側及び下流側にそれぞれ配設されている。図6に例示した実施形態では、上流側搬送ローラ対26及び/又は下流側搬送ローラ対27は、装置本体11に対して固定的に配設されているが、上述したようなスライド移動可能な構成等にすることもできる。
横方向の用紙裁断加工部38は、横方向に延在する上刃(可動刃)38a及び下刃(固定刃)38bを有し、上刃38aの摺接面40aが下刃38bの摺接面40bに摺接しながら下降することにより、用紙2の上流側の余白部2b及び/又は下流側の余白部2aを横方向に裁断する。ここで、上刃38aの刃先は、下刃38bの摺接面40bに摺接する摺接面40aと、該摺接面40aの反対側の面である非摺接面42aと、非摺接面42aから摺接面40aに向けて先細になるように傾斜した傾斜面41aと、を有する先細の楔形状をしている。同様に、下刃38bの刃先は、上刃38aの摺接面40aに摺接する摺接面40bと、該摺接面40bの反対側の面である非摺接面42bと、非摺接面42bから該摺接面40bに向けて先細になるように傾斜した傾斜面41bと、を有する先細の楔形状をしている。図6に示した実施形態では、上刃38aの傾斜面41aが下流側の下向きに面し、下刃38bの傾斜面41bが上流側の上向きに面するように構成されている。
図6の(A)において、上刃38aが上昇した開位置にあって用紙搬送路Wが開いているとともに、上流側搬送ローラ対26及び下流側搬送ローラ対27のそれぞれが、矢印で示した同じ方向(正方向)に回転することにより、用紙2を用紙搬送方向Fに搬送する。用紙搬送方向Fに搬送された用紙2は、横方向の用紙裁断加工部38を挟んで、上流側搬送ローラ対26及び下流側搬送ローラ対27によって保持されている。なお、搬送ローラ対26,27による用紙2の余白部2a,2bの保持を容易にするために、搬送ローラ対26,27のそれぞれを横方向の用紙裁断加工部38に近い位置に配置することが好ましい。
図6の(B)において、上刃38aが下降することにより、上刃38aの刃先と下刃38bの刃先との間で用紙2を横方向に裁断する。このとき、上流側搬送ローラ対26及び下流側搬送ローラ対27の回転が停止している。そして、上刃38aが下降した閉位置に保持されているので、用紙搬送路Wが遮断されている。このとき、下流側に位置する上刃38aの傾斜面41aが、裁断された下流側余白部2a(裁断片)の上流側の端部を押し下げるように作用するので、該下流側余白部2a(裁断片)の上流側の端部が垂れ下がる。
図6の(C)において、上流側搬送ローラ対26の回転は停止したままであるが、下流側搬送ローラ対27を、図6の(A)で示した回転方向と反対方向(逆方向)に回転させる。その結果、裁断された下流側余白部2a(裁断片)を、用紙搬送方向Fの反対方向に(横方向の用紙裁断加工部38に向けて)搬送する。図6の(B)に示したように下流側余白部2a(裁断片)の上流側の端部がすでに垂れ下がっていることに加えて、片持ち支持された下流側余白部2a(裁断片)に作用する自重の影響が顕著になる。その結果、下流側余白部2a(裁断片)の上流側の端部が、より垂れ下がるので、下流側余白部2a(裁断片)が下方のゴミ箱50に向けてスムーズに搬送・回収される。
下流側搬送ローラ対27で片持ち支持されていた下流側余白部2a(裁断片)が、下流側搬送ローラ対27から離れることにより、下流側余白部2a(裁断片)がゴミ箱50の中に落下する。したがって、下流側余白部2a(裁断片)の回収が容易になる。
そのあと、図6の(A)と同様に、上流側搬送ローラ対26及び下流側搬送ローラ対27のそれぞれが矢印で示した同じ方向(正方向)に回転することにより用紙2を用紙搬送方向Fに搬送することを、再び開始する。
したがって、本発明の第四実施形態によれば、余白部2a,2bの幅寸法に応じての搬送ローラ対26,27の配置構成を変更することなく、様々な幅寸法を持った余白部2a,2bの裁断を高速で行うことができる。また、多数回の用紙裁断を行う細分化処理と比較して裁断回数が激減するので、上刃38a,38bの耐久性を大幅に向上させることができる。
図6に示した実施形態は、下流側余白部2aの裁断に関して説明しているが、上流側余白部2bの裁断にも適用することができる。
上刃38aを下降した閉位置に保持することにより用紙搬送路Wを遮断した上で、裁断された上流側余白部2b(裁断片)を、用紙搬送方向Fに(横方向の用紙裁断加工部38に向けて)搬送することにより、片持ち支持された上流側余白部2b(裁断片)が、行き場を失い、また自重の影響が顕著になる。その結果、片持ち支持された上流側余白部2b(裁断片)が落下せざるを得ないので、上流側余白部2b(裁断片)をゴミ箱50で回収することができる。
このとき、上刃38aの傾斜面41aが上流側の下向きに面し、下刃38bの傾斜面41bが下流側の上向きに面するように横方向の用紙裁断加工部38を構成しておけば、上流側余白部2b(裁断片)をゴミ箱50に向けてスムーズに搬送・回収することができる。
また、上流側余白部2b(裁断片)をゴミ箱50に向けて搬送・回収するための第四実施形態の変形例では、図6を参照しながら説明した下流側余白部2aに関する搬送・回収プロセスを利用することができる。すなわち、図6の(D)のように裁断された下流側余白部2aをゴミ箱50で回収した後、用紙2を所定の位置まで用紙搬送方向Fに搬送し、上刃38aを下降させることにより、用紙2の上流側余白部2bを裁断する。上流側余白部2bの裁断後に、上刃38aを上昇させて開位置にすることで用紙搬送路Wが開放される。上流側搬送ローラ対26が裁断済みの上流側余白部2bを挟持しているので、上流側搬送ローラ対26が正方向に回転することにより、上流側余白部2bを用紙搬送方向Fに搬送する。上流側余白部2bの上流側端部が用紙裁断加工部38の摺接面40a,40bを通過するまで、上流側余白部2bを用紙搬送方向Fに搬送する。
下流側搬送ローラ対27は、用紙裁断加工部38の摺接面40a,40bを通過した上流側余白部2bの下流側部分を挟持している。この状態で上刃38aを下降させることにより、用紙搬送路Wが遮断される。このとき、下流側に位置する上刃38aの傾斜面41aが、上流側余白部2bの上流側の端部を押し下げるように作用するので、該上流側余白部2bの上流側の端部が垂れ下がる。そして、図6の(C)と同様に、下流側搬送ローラ対27の回転方向を反転させて、上流側余白部2bを、用紙搬送方向Fの反対方向に(横方向の用紙裁断加工部38に向けて)搬送する。その結果、上流側余白部2b(裁断片)の上流側の端部がさらに垂れ下がって、上流側余白部2bが下方のゴミ箱50に向けてスムーズに搬送・回収される。
なお、上流側搬送ローラ対26及び下流側搬送ローラ対27の回転動作(回転方向の切換動作、回転や停止の動作)、上刃38aの開閉動作(横方向の用紙裁断加工部38の裁断動作)は、制御手段としてのCPU100によって制御されている。
用紙裁断加工部38による用紙搬送方向Fの遮断と、横方向の用紙裁断加工部38の方向への裁断片2a,2bの搬送と、を制御するという図6に例示した第四実施形態に係る用紙裁断制御は、それ単独で実施することもできるし、図3乃至5に示した第一乃至第三の実施形態の中に組み入れて実施することもできる。
なお、上記の第四実施形態に係る用紙裁断制御を第一実施形態乃至第三実施形態の中に組み入れて実施することにより、上流側余白部2bの幅及び/又は下流側余白部2aの幅が、上流側搬送ローラ対26と横方向の用紙裁断加工部38との間の上流側離間距離及び/又は下流側搬送ローラ対27,27’と横方向の用紙裁断加工部38との間の下流側離間距離よりも広い場合であっても、上流側余白部2b及び/又は下流側余白部2aを途中で裁断することなくそのままの形でゴミ箱50に回収することができる。
逆に、上流側余白部2bの幅及び/又は下流側余白部2aの幅が、上流側搬送ローラ対26と横方向の用紙裁断加工部38との間の上流側離間距離及び/又は下流側搬送ローラ対27,27’と横方向の用紙裁断加工部38との間の下流側離間距離よりも狭い場合には、上記の第四実施形態に係る用紙裁断制御を第一実施形態乃至第三実施形態の中に組み入れることを要することなく第一実施形態乃至第三実施形態に基づいて、上流側余白部2b及び/又は下流側余白部2aを途中で裁断することなくそのままの形でゴミ箱50に回収することができる。
2 用紙
2a 下流側余白部(裁断片)
2b 上流側余白部(裁断片)
10 用紙加工装置
11 装置本体
12 給紙トレイ
14 排紙トレイ
20 給紙ローラ
21 搬送ローラ対
22 搬送ローラ対
23 搬送ローラ対
24 搬送ローラ対
25 搬送ローラ対
26 搬送ローラ対(上流側用紙搬送手段)
27 搬送ローラ対(下流側用紙搬送手段)
27’ 搬送ローラ対
28 ストッパ
29 CCDセンサ
30 加工ユニット(第一のスリット加工ユニット)
32 加工ユニット(第二のスリット加工ユニット)
34 加工ユニット(縦方向のミシン目加工ユニット)
36 横折り型加工部
38 横方向の用紙裁断部(横方向の裁断手段)
38a 上刃
38b 下刃
40a 摺接面
40b 摺接面
41a 傾斜面
41b 傾斜面
42a 非摺接面
42b 非摺接面
47 受入凹部
47’ 受入凹部
50 ゴミ箱
100 CPU(制御手段)
102 操作パネル
104 ROM
106 RAM
108 メインモーター
110 カッターモーター
112 給紙モーター
114 スリッターモーター
118 折り型モーター
120 左右移動モーター
122 前後移動モーター
126 カッター基準位置スイッチ
128 折り型基準位置センサ
130 左右移動基準位置センサ
132 前後移動基準位置センサ
S1 透過センサ
S2 透過センサ
S3 透過センサ
S4 透過センサ
A 最下流位置での下流側離間距離(最大下流側離間距離)
B 最上流位置での下流側離間距離(最小下流側離間距離)
C 最大変位距離
F 用紙搬送方向
W 用紙搬送路

Claims (10)

  1. 用紙搬送路に沿って搬送された用紙の上流側余白部及び/又は下流側余白部を裁断する横方向の裁断手段と、
    前記横方向の裁断手段の上流側に配置されて前記用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する上流側用紙搬送手段と、
    前記横方向の裁断手段の下流側に配置されて前記用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する下流側用紙搬送手段と、
    前記横方向の裁断手段と前記上流側用紙搬送手段と前記下流側用紙搬送手段との動作を制御する制御手段と、を備える用紙加工装置であって、
    前記上流側用紙搬送手段と前記横方向の裁断手段との間の用紙搬送方向の上流側離間距離及び/又は前記下流側用紙搬送手段と前記横方向の裁断手段との間の用紙搬送方向の下流側離間距離が、可変であるように構成されていることを特徴とする用紙加工装置。
  2. 前記横方向の裁断手段及び/又は前記上流側用紙搬送手段及び/又は前記下流側用紙搬送手段が、前記用紙搬送方向に沿ってスライド移動するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の用紙加工装置。
  3. 前記上流側離間距離及び前記下流側離間距離を可変にするための駆動源が、モーターであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の用紙加工装置。
  4. 前記上流側離間距離及び前記下流側離間距離が、裁断すべき寸法に応じて自動的に変化することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の用紙加工装置。
  5. 前記横方向の裁断手段及び/又は前記上流側用紙搬送手段及び/又は前記下流側用紙搬送手段が、複数の裁断手段用着脱位置、複数の上流側用紙搬送手段用着脱位置及び複数の下流側用紙搬送手段用着脱位置のそれぞれに対して着脱可能に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の用紙加工装置。
  6. 前記横方向の裁断手段が装置本体に固定されており、
    最も上流側に位置する最上流側用紙搬送手段及び/又は最も下流側に位置する最下流側用紙搬送手段が装置本体に固定されており、
    前記最上流側用紙搬送手段と前記横方向の裁断手段との間に及び/又は前記最下流側用紙搬送手段と前記横方向の裁断手段との間に、それぞれ、非最上流側用紙搬送手段及び/又は非最下流側用紙搬送手段が着脱可能なように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の用紙加工装置。
  7. 前記制御手段は、前記横方向の裁断手段で前記用紙を裁断した後に前記横方向の裁断手段を閉鎖状態を保持することにより前記用紙搬送路を遮断した上で、前記上流側用紙搬送手段及び/又は前記下流側用紙搬送手段が、前記裁断された用紙の裁断片を前記横方向の裁断手段に向けて搬送するように制御することを特徴とする、請求項1に記載の用紙加工装置。
  8. 前記横方向の裁断手段は、上刃及び下刃によって構成されて、
    前記上刃の刃先及び前記下刃の刃先は、それぞれ、摺接面と傾斜面と非摺接面とによって先細の楔形状をしており、
    前記上刃の傾斜面が下流側の下向きに面するように構成されていることを特徴とする、請求項7に記載の用紙加工装置。
  9. 用紙搬送路に沿って搬送された用紙の上流側余白部及び/又は下流側余白部を裁断する横方向の裁断手段と、
    前記横方向の裁断手段の上流側に配置されて前記用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する上流側用紙搬送手段と、
    前記横方向の裁断手段の下流側に配置されて前記用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する下流側用紙搬送手段と、
    前記横方向の裁断手段と前記上流側用紙搬送手段と前記下流側用紙搬送手段との動作を制御する制御手段と、を備える用紙加工装置であって、
    前記制御手段は、前記横方向の裁断手段で前記用紙を裁断した後に前記横方向の裁断手段を閉鎖状態を保持することにより前記用紙搬送路を遮断した上で、前記上流側用紙搬送手段及び/又は前記下流側用紙搬送手段が、前記裁断された用紙の裁断片を前記横方向の裁断手段に向けて搬送するように制御することを特徴とする用紙加工装置。
  10. 前記横方向の裁断手段は、上刃及び下刃によって構成されて、
    前記上刃の刃先及び前記下刃の刃先は、それぞれ、摺接面と傾斜面と非摺接面とによって先細の楔形状をしており、
    前記上刃の傾斜面が下流側の下向きに面するように構成されていることを特徴とする、請求項9に記載の用紙加工装置。
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