JP5482333B2 - ピッキング設備およびピッキング方法 - Google Patents
ピッキング設備およびピッキング方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5482333B2 JP5482333B2 JP2010058574A JP2010058574A JP5482333B2 JP 5482333 B2 JP5482333 B2 JP 5482333B2 JP 2010058574 A JP2010058574 A JP 2010058574A JP 2010058574 A JP2010058574 A JP 2010058574A JP 5482333 B2 JP5482333 B2 JP 5482333B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- picking
- collection container
- plate
- zone
- temporary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 19
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 198
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 112
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 44
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 34
- 230000006870 function Effects 0.000 description 21
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
前記先行表示手段に予め表示される集品容器に対して投入すべき物品を、前記集品容器への投入より先行して仮置き可能な仮置台と、を設け、前記仮置き台を、前記2つの搬送ラインのいずれの搬送ラインから搬送されてくる集品容器に対して投入すべき物品の仮置きが可能となるように、前記2つの搬送ラインに対応させて配置することを特徴とするものである。
上記構成によれば、識別符号とした連続した符号により、作業者は、担当している自分のゾーンを搬送されている集品容器に対応する符号と、識別表示手段に表示されている符号の比較により、次にピッキング作業を行う集品容器が、どのくらい上流にあるのか推測が可能となる。また各搬送ラインの連続した符号が異なることにより、識別表示手段に表示されている符号が、どの搬送ラインにより搬送されている集品容器のものかを判断できる。
上記構成によれば、前記搬送手段は、前記各集品容器を連続搬送する。これにより、集品容器を停止する必要がなくなり、ピッキング作業の効率を向上させることができる。
図1に本発明の実施の形態におけるピッキング設備の概略斜視図を示す。基本的に、集品される物品11が保管されるストレージラインAと、ユーザーからの注文(以下、オーダーという)毎に、ピッキングされた物品11を収納する集品容器10を順送りしていく集品ラインB(搬送手段の一例)とから構成される。
ストレージラインAおよび集品ラインBには、ピッキング作業を実行する複数のゾーンZが設定されており、各ゾーンZにおいて、集品ラインBにより連続搬送されてくる各集品容器10に対して、ストレージラインAに格納された物品11をピッキングする作業を実行するように構成され、ピッキング作業を行う作業者Hが1人ずつ配置される。
まず、ストレージラインAについて説明する。ストレージラインAは、図2,図3にも示すように、フローラック(ピッキング棚の一例)12から構成され、フローラック12は、それぞれ1種類{1品目(あるいは物品を収納した収納箱)}の物品11が収納される間口14(物品収納部の一例)を複数備え、複数の間口14(本実施の形態では、3段×5列の15個)毎に前記ゾーンZが形成されている。
これらフローラック12の各間口14の前面にはそれぞれ、取出す物品11の数量を表示する数量表示器15Aと、ランプ部を有する完了押釦スイッチ15Bから構成された間口表示器15が設けられている。
またゾーンZ毎に、ゾーンZ内のピッキング対象となる物品11が収納される間口14の段を表示するランプを、段毎に備えたベイ表示器50が設けられている。
作業者Hは、このベイ表示器50の表示によりピッキング対象の物品11が収納される間口14の段数を特定し、各間口表示器15の表示に従って、間口14から物品11をピッキングして集品容器10に投入する。
集品ラインBは、図2,図3にも示すように、フローラック12側に配置された第1搬送ライン22と、第1搬送ライン22と平行に、且つフローラック12より奥側に配置される第2搬送ライン23から構成されている。
また第1搬送コンベヤ24には、一定間隔で移動するプレートPに合わせて、ユーザーが割り付けられた集品容器10が投入され、ナンバーが付されたプレートPは集品容器10とともに移動される。
また集品容器10に物品11を投入しやすくするために、第2搬送コンベヤ25の搬送面は、第1搬送コンベヤ24の搬送面より高く設定されている。
また第2搬送コンベヤ25には、一定間隔で移動するプレートPに合わせて、ユーザーが割り付けられた集品容器10が投入され、ナンバーが付されたプレートPは集品容器10とともに移動される。
また集品ラインBには、ゾーンZ毎にそれぞれ、仮置棚34と、拡大表示器41(識別符号表示手段の一例)と、テープスイッチ17(完了入力手段の一例)と、第1追跡表示部52(表示手段の一例)と、第2追跡表示部53(表示手段の一例)とが備えられている。
また各仮置台35はそれぞれ、1つの集品容器10に対応するように運用される。いま、上流側から、仮置台35に、ナンバー(1),(2),(3),(4)が付されているものとし、上流から、仮置台35(1),仮置台35(2),仮置台35(3),仮置台35(4)と表記する。
各仮置表示器36は、プレートPのナンバーを表示するナンバー表示器(符号表示手段の一例)36Aと、ランプ付きの押釦スイッチ(表示機能つき操作入力手段の一例)36Bから構成されている。また押釦スイッチ36Bのランプとして、赤色と、橙色と、緑色とに色を変化させて点灯できるランプが使用されている。色の変化については後述する。また仮置台35が使用されていないとき、ナンバー表示器36Aには、「−−−」が表示され、押釦スイッチ36Bのランプは消灯される(図11参照)。また上流から仮置表示器36(1),仮置表示器36(2),仮置表示器36(3),仮置表示器36(4)と表記する。
支持部材43は、図5に示すように、拡大表示器41を支持する部材であり、一端は床面に固定され、他端には、拡大表示器41の表示がゾーンZ内の作業者Hに視認可能となるように拡大表示器41が固定されている。
投入表示部44、第1先行投入表示部46、第2先行投入表示部47、第3先行投入表示部48、第4先行投入表示部49はそれぞれ、番号表示部41Aとランプ部41Bとを備えている。
また各ランプ部41Bの色は、ピッキング対象の集品容器10が現在移動しているゾーンZ(集品容器の位置または範囲の一例)に合わせて更新される(色が変わる)。すなわち、ランプ部41Bは、ピッキング対象の集品容器10が拡大表示器41が設置されたゾーンZ(以下、自ゾーンと称す)を移動しているとき、赤色で点灯表示され、ピッキング対象の集品容器10が、自ゾーンZに隣接する1つまたは2つ上流のゾーンZ内を移動しているとき、橙色で点灯表示され、ピッキング対象の集品容器10が、自ゾーンZに隣接する3つ以上上流のゾーンZを移動しているとき、緑色で点灯表示される。また投入表示部44のランプ41Bは、ピッキング作業を実行するとき点滅表示される。よって、ランプ部41Bの色は、ゾーンZに配置された作業者Hが、間口14より取り出した物品11を、現在移動している集品容器10に直接投入するか、あるいは仮置台35に仮置きするかを判断する目安となる(詳細は後述する)。
また前記第2追跡表示部53は、第2プレート搬送部28の上方位置に前方に向けて設けられ、複数のガイドランプにより構成される。第2追跡表示部53は、第2搬送ライン23によりゾーンZ内に順次搬入されてくる集品容器10のうちピッキング対象(物品を投入する対象)となる集品容器10が搬送されてくると、第2追跡表示部53を構成するガイドランプのうち集品容器10の集品容器長(搬送方向の長さ)に相当する個数分を単位として、集品容器10の移動に追従して順次点灯して作業者Hに報知する。
作業者Hは、ピッキング対象の集品容器10を、仮置表示器36、拡大表示器41、第1追跡表示部52、第2追跡表示部53の各表示により特定することができる。
図6にピッキング設備の制御構成を示す。
なお、第1搬送ライン22に同期して回動するプレートPのナンバー“1”から順に、プレートPの位置に合わせて集品容器10が投入され、同様に、第2搬送ライン23に同期して回動するプレートPのナンバー“51”から順に、プレートPの位置に合わせて集品容器10が投入されるものとする。
ピッキング設備の制御手段として、統括コントローラ56と、プレート位置検出コントローラ57と、ゾーンZ毎のゾーンコントローラ58が備えられている。
統括コントローラ56には、プレート位置検出コントローラ57と、各ゾーンZのゾーンコントローラ58と、第1搬送ライン22と、第2搬送ライン23が接続され、予め次のデータが設定されている。
・配送方面別に、予め登録されたユーザーが、第1搬送ライン22および第2搬送ライン23に振り分けられており、前記第1搬送ライン22に投入される集品容器10に割り付けられたユーザーに、“1”から順にプレートPのナンバーが割り付けられ、および第2搬送ライン23に順に投入される集品容器10に割り付けられたユーザーに、“51”から順にプレートPのナンバーが割り付けられることから、ユーザー(ユーザー情報)とプレートPのナンバーが対にして設定されている。
・注文対象の物品11がそれぞれ格納されているゾーンZの間口14の配列データが設定されている。
統括コントローラ56は次の機能を有している。
(イ).プレート位置検出コントローラ57と、各ゾーンZのゾーンコントローラ58へ作業の開始指令と終了指令を出力する。
(ロ).第1搬送ライン22および第2搬送ライン23を起動し、停止する。これら第1搬送ライン22および第2搬送ライン23の起動により、第1搬送コンベヤ24および第2搬送コンベヤ25が連続駆動され、同時に第1無端チェーン31と第2無端チェーン32が同期して連続駆動される。また後述する第1搬送ラインプレート位置更新部63より、第1搬送ライン22の停止信号を入力すると、第1搬送ライン22を一旦停止し、起動信号を入力すると、再起動する。また後述する第2搬送ラインプレート位置更新部65より、第2搬送ライン23の停止信号を入力すると、第2搬送ライン23を一旦停止し、起動信号を入力すると、再起動する。
(ハ).予め登録された各個別のユーザーから注文データ{各仕分け先からの物品要求情報の一例;物品を特定する情報(例えば、物品の品種、物品名、物品コード等)と数量(個数)からなる単数または複数のデータ}を受け付けると、図7に示すように、全体のピッキングデータを形成し、ユーザーに割り付けられたプレートPのナンバーとともに、形成した全体の仕分けデータを、各ゾーンZのゾーンコントローラ58へ出力する。
図8にプレート位置検出コントローラ57の制御構成図を示す。
プレート位置検出コントローラ57には、第1原点検出器81と、第2原点検出器82と、第1エンコーダ83と、第2エンコーダ84が接続されている。
プレート位置検出コントローラ57は、第1カウンタ85、第2カウンタ86、第1プレート位置検出部89、第2プレート位置検出部90、第1変換メモリ91、第2変換メモリ92、第1搬送ラインプレート位置メモリ93、第2搬送ラインプレート位置メモリ94により構成される。
各カウンタ85,86は、各エンコーダ83,84よりパルスが入力されると、パルス数をカウント値として、各プレート位置検出部89,90へ出力する。第1搬送コンベヤ24と第2搬送コンベヤ25にそれぞれ同期して、第1無端チェーン31と第2無端チェーン32が1周分回転すると、各原点検出器81,82の原点検出信号により、各カウンタ85,86のカウント値が“0”にリセットされる。
第1変換メモリ91、第2変換メモリ92には、各カウンタ85,86のカウント値毎の、各第1無端チェーン31と第2無端チェーン32上の各プレートPの位置が予め記憶されている。すなわち、あるカウント値のときの各プレートPの各搬送ライン22,23上の位置を一意的に記憶している。各プレート位置検出部89,90は、各カウンタ85,86からカウント値を入力すると、各変換メモリ91,92をそのカウント値により検索し、検索された各プレートPの位置を、各搬送ラインプレート位置メモリ93,94に出力する。各搬送ラインプレート位置メモリ93,94は、入力された現在の各プレートPの位置を記憶する。
このように、プレート位置検出コントローラ57は第1搬送ライン22上の各プレートPの現在位置および第2搬送ライン23上の各プレートPの現在位置を求めている。
各ゾーンコントローラ58は、それぞれ対応するゾーンZの制御用のコントローラであり、統括コントローラ56と、プレート位置検出コントローラ57と、対応するゾーンZの15個の間口表示器15、ベイ表示器50、テープスイッチ17、4個の仮置表示器36、拡大表示器41、第1追跡表示部52、および第2追跡表示部53に接続されている。
各ゾーンコントローラ58は、図9に示すように、ゾーンピッキングデータ形成部61と、ピッキングデータメモリ62と、第1搬送ラインプレート位置更新部63と、第1搬送ライン対象容器メモリ64と、第2搬送ラインプレート位置更新部65と、第2搬送ライン対象容器メモリ66と、第1搬送ラインピッキング検出部67と、第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68と、第2搬送ラインピッキング検出部69と、第2搬送ラインピッキング実行容器メモリ70と、ピッキング対象容器検出部71と、集品容器物品投入制御部72と、ピッキング制御部73と、拡大表示器制御部74と、仮置台データメモリ75と、仮置棚制御部76から構成されている。
ピッキング制御部73は、次の機能を有している。
(後述する)プレートPのナンバーの入力により、ピッキングデータメモリ62を検索して、プレートPのナンバーに対応するピッキングデータを求め、求めたピッキングデータに基づいてゾーンZの各間口14(15個)の間口表示器15の数量表示器15Aへ、物品11のピッキング数量を出力し、完了押釦スイッチ15Bのランプを赤色に点灯する。また同時に、点灯する間口14の高さ位置(段)に応じて、ベイ表示器50のランプを点灯する。
完了押釦スイッチ15Bの押し操作により間口14からの物品11の取り出しを確認し、確認すると、間口表示器15の数量表示器15Aと完了押釦スイッチ15Bのランプを消灯する。また各段における物品11の取り出しの終了を確認すると、その段のベイ表示器50のランプを消灯する。
これら間口14からの対応する集品容器10に対するピッキングが終了し、この後、テープスイッチ17より押し操作信号を入力すると(集品容器10への物品11の投入終了信号が入力されると)、ピッキング作業が終了したと判断し、ピッキング対象容器検出部71へ、入力したプレートPのナンバーのデータを含むピッキング終了信号を出力し、ピッキング対象容器検出部71より、次のピッキングを実行する集品容器10に対応するプレートPのナンバーが入力されるまで待機する。あるいは、テープスイッチ17より押し操作信号を入力せずに、仮置棚制御部76よりピッキング終了信号(後述する)を入力すると、ピッキング作業が終了したと判断し、ピッキング対象容器検出部71より、次のピッキングを実行する集品容器10に対応するプレートPのナンバーが入力されるまで待機する。
また、入力したプレートPのナンバーにより、ピッキングデータメモリ62を検索した結果、ピッキングデータがないと(ピッキング不要のとき)、即に前記ピッキング終了信号を出力する。
第1搬送ラインプレート位置更新部63は次の機能を有している。
(イ).ピッキングデータメモリ62に記憶されたプレートPのナンバーにより、第1搬送ライン22により搬送されてくるプレートPのナンバーを検出して、すなわち、ナンバーが“1”〜“49”にあるかどうかにより検出して、ナンバーの順に、第1搬送ライン対象容器メモリ64に記憶する。
(ロ).第1搬送ラインプレート位置メモリ93を、検出したプレートP(ナンバー)により検索して、各プレートPのナンバーの現在位置を、第1搬送ライン対象容器メモリ64に記憶する。この機能は、所定時間毎に実行され、各プレートP(ナンバー)の現在位置は常に更新される。
(ハ).第1搬送ライン対象容器メモリ64に記憶された、ピッキング作業終了のフラグ(ピッキング作業が終了したかどうかのフラグ)がオフ(未終了)で、各プレートP(ナンバー)の現在位置が、自ゾーンZの最下流に近づくと、統括コントローラ56ヘ第1搬送ライン22の停止信号を出力し、停止させる。そして、ピッキング作業終了のフラグがオン(終了)となると、統括コントローラ56ヘ起動信号を出力し、再起動させる。
第2搬送ラインプレート位置更新部65は、第1搬送ラインプレート位置更新部63と同じ機能を有しており、詳細な説明は省略する。第2搬送ラインプレート位置更新部65は、第2搬送ライン23に対応している。
第1搬送ラインピッキング検出部67は、次の機能を有している。
(イ).第1搬送ライン対象容器メモリ64を検索して、記憶された仮置中のフラグがオフ(仮置中ではない)で、且つ記憶されたピッキング作業終了のフラグがオフ(未終了)である、各プレートPのナンバーを順に5つピックアップし、これら各プレートPのナンバーの現在位置を求めて、第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68に記憶する。この機能は、所定時間毎に実行され、更新される。
(ロ).次に各プレートPのナンバーの現在位置から、各プレートPがどのゾーンZに位置しているかどうかを、前記記憶した各ゾーンZの位置の範囲から求め、自ゾーンのとき、“0”を第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68に記憶し、1つおよび2つ上流のゾーンZのとき、“1”を第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68に記憶し、それ以上に上流のゾーンZのとき、“2”を第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68に記憶する。この機能は、所定時間毎に実行され、更新される。
第2搬送ラインピッキング検出部69は、第1搬送ラインピッキング検出部67と同じ機能を有しており、詳細な説明は省略する。第2搬送ラインピッキング検出部69は、第2搬送ライン23に対応している。
ピッキング対象容器検出部71は、次の機能を有している。
(イ).第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68および第2搬送ラインピッキング実行容器メモリ70に記憶されている、各プレートPのナンバーの現在位置から、最も下流に位置するプレートPのナンバーを選択し、このプレートPのナンバーに対応する集品容器10に対してピッキング作業を実行することを決め、ピッキング制御部73に対して、上述した、ピッキングを実行する集品容器10に対応するプレートPのナンバー(最下流のプレートPのナンバー)を出力し、同時にこのプレートPのナンバーを、集品容器物品投入制御部72と、拡大表示器制御部74と、仮置棚制御部76に出力する。
(ロ).ピッキング制御部73より、上述したプレートPのナンバーのデータを含むピッキング終了信号を入力すると、このプレートPのナンバーにより、第1搬送ライン対象容器メモリ64と第2搬送ライン対象容器メモリ66を検索し、このプレートPのナンバーのピッキング作業終了のフラグをオン(終了)とする。
上記(イ)の機能は、ピッキング終了信号を入力すると、再実行される。
このように第1搬送ライン対象容器メモリ64と第2搬送ライン対象容器メモリ66のフラグがオンとなると、第1搬送ラインピッキング検出部67または第2搬送ラインピッキング検出部69により、第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68または第2搬送ラインピッキング実行容器メモリ70の内容が更新される。ピッキング作業が終了したプレートPのナンバーは削除され、順に繰り上がり、5つ目に新たに、プレートPのナンバーが付加される。
拡大表示器制御部74は、次の機能を有している。
(イ).ピッキング対象容器検出部71より、ピッキングを実行する集品容器10に対応するプレートPのナンバー(最下流のプレートPのナンバー)を入力すると、プレートPのナンバーを投入表示部44の番号表示部41Aへ表示し、続いてこのプレートPのナンバーにより第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68と第2搬送ラインピッキング実行容器メモリ70を検索して、ゾーンのナンバーを求め、ランプ部41Bを、ゾーンのナンバーが“0”のとき赤色、ゾーンのナンバーが“1”のとき橙色、ゾーンのナンバーが“2”のとき緑色で点滅する。この機能は、所定時間毎に実行され、更新される。
(ロ).第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68を検索して、前記入力したプレートPのナンバーを除いて、順に4つのプレートPのナンバーとゾーンのナンバーを求め、順に、手前側(第1搬送ライン側)の、第1先行投入表示部46、第2先行投入表示部47、第3先行投入表示部48、および第4先行投入表示部49の各番号表示部41AにプレートPのナンバーを表示させ、各ランプ部41Bを、ゾーンのナンバーが“0”のとき赤色、ゾーンのナンバーが“1”のとき橙色、ゾーンのナンバーが“2”のとき緑色で点灯する。この機能は、所定時間毎に実行され、更新される。
(ハ).第2搬送ラインピッキング実行容器メモリ70を検索して、前記入力したプレートPのナンバーを除いて、順に4つのプレートPのナンバーとゾーンのナンバーを求め、順に、奥側(第2搬送ライン側)の、第1先行投入表示部46、第2先行投入表示部47、第3先行投入表示部48、および第4先行投入表示部49の各番号表示部41AにプレートPのナンバーを表示させ、各ランプ部41Bを、ゾーンのナンバーが“0”のとき赤色、ゾーンのナンバーが“1”のとき橙色、ゾーンのナンバーが“2”のとき緑色で点灯する。この機能は、所定時間毎に実行され、更新される。
集品容器物品投入制御部72は、次の機能を有している。
ピッキング対象容器検出部71より、ピッキングを実行する集品容器10に対応するプレートPのナンバー(最下流のプレートPのナンバー)を入力すると、このプレートPのナンバーにより第1搬送ライン対象容器メモリ64と第2搬送ライン対象容器メモリ66を検索して現在位置を求め、この現在位置が、自ゾーンZの位置の範囲に入ると、現在位置に応じて、ガイドランプ群を求め、これらガイドランプ群を構成するガイドランプを点灯する。この機能は、所定時間毎に実行され、更新され、プレートPが下流へ移動すると同時に、点灯するガイドランプ群が移動する。
また仮置台データメモリ75には、ピッキングを実行する集品容器10に対応するプレートPのナンバーを記憶するように構成されている。
仮置棚制御部76は、次の機能を有している。
(イ)図11に示すように、ピッキング対象容器検出部71より、ピッキングを実行する集品容器10に対応するプレートPのナンバー(ピッキング作業中のプレートPのナンバー)を入力すると、仮置台データメモリ75に、入力したプレートPのナンバーを記憶する(更新する)。
(ロ)図11に示すように、仮置台データメモリ75に記憶されているプレートPのナンバーにより、第1搬送ライン対象容器メモリ64と第2搬送ライン対象容器メモリ66を検索して、プレートPのナンバーの現在位置(プレートPのナンバーに対応する、仮置きしている物品を投入する集品容器の現在位置)を求め、各プレートPのナンバーの現在位置から、各プレートPがどのゾーンZに位置しているかどうかを、前記記憶した各ゾーンZの位置の範囲から求め、自ゾーンのとき、“0”を仮置台データメモリ75に記憶し、1つおよび2つ上流のゾーンZのとき、“1”を仮置台データメモリ75に記憶し、それ以上に上流のゾーンZのとき、“2”を仮置台データメモリ75に記憶する。
続いて、各プレートPのナンバーが記憶されている仮置台35(1)〜(4)に対応する仮置表示器36(1)〜(4)の押釦スイッチ36Bのランプを、図11に示すように、ゾーンのナンバーが“0”のとき赤色、ゾーンのナンバーが“1”のとき橙色、ゾーンのナンバーが“2”のとき緑色で点灯する。
この機能は、所定時間毎に実行され、更新され、仮置きされた物品11を投入する集品容器10の位置(ゾーンZ)により、仮置表示器36(1)〜(4)の押釦スイッチ36Bのランプの色が変化する。
(ハ)図12に示すように、仮置表示器36(1)〜(4)の押釦スイッチ36Bがそれぞれ押し操作されたかどうか(操作信号が入力されたかどうか)を確認し、確認すると、押し操作された仮置表示器36(1)〜(4)に対応する仮置台データメモリ75を検索して、空きの仮置台35かどうかを判定する。すなわち、プレートPのナンバーが記憶されていると、空きではなく仮置中の仮置台35と判定し、プレートPのナンバーが記憶されていないと、空きの仮置台35と判定する。
仮置台データメモリ75の、押し操作された仮置表示器36(1)〜(4)に、仮置台データメモリ75に記憶されたプレートPのナンバー(ピッキング作業中のナンバー)を記憶し、この記憶したプレートPのナンバーにより、第1搬送ライン対象容器メモリ64と第2搬送ライン対象容器メモリ66を検索し、このプレートPのナンバーの仮置中のフラグをオン(仮置中)とする。続いて、ピッキング制御部73に、上述したピッキング終了信号を出力し、図11に示すように、押し操作された仮置表示器36(1)〜(4)のナンバー表示器36Aに、記憶されたプレートPのナンバーを表示する。このように、ピッキング作業対象の集品容器10が、搬送ライン22または23のいずれによって搬送されているかに無関係に、仮置台35が、この集品容器10に投入される物品11の仮置きに使用可能とされている。
続いてテープスイッチ17の操作信号の入力を確認すると、押し操作された仮置表示器36(1)〜(4)に対応する仮置台35より、物品11が集品容器10に投入されたと判断する(仮置台35が空いたと判断する)。続いてこの仮置台35に対応して仮置台データメモリ75に記憶されているプレートPのナンバーにより、第1搬送ライン対象容器メモリ64と第2搬送ライン対象容器メモリ66を検索し、このプレートPのナンバーの仮置中のフラグをオフ(仮置なし)、ピッキング終了のフラグをオン(ピッキング終了)とし、続いて仮置台データメモリ75に記憶されているプレートPのナンバーを消去し、仮置台35に対応する仮置表示器36(1)〜(4)の表示を消去する。
まず、ゾーンピッキングデータ形成部61により、対応する自ゾーンZのピッキング作業を実行するピッキングデータが求められ、ピッキングデータメモリ62に記憶される。
また第1搬送ラインプレート位置更新部63により、図10に示すように、第1搬送ライン22においてゾーンZ内でピッキング作業を実行する集品容器10に対応するプレートPのナンバーとこのプレートP(ナンバー)の現在位置が、第1搬送ライン対象容器メモリ64に記憶され、常に更新される。
また同様に、第2搬送ラインプレート位置更新部65により、図10に示すように、第2搬送ライン23においてゾーンZ内でピッキング作業を実行する集品容器10に対応するプレートP(ナンバー)と、このプレートP(ナンバー)の現在位置が、第2搬送ライン対象容器メモリ66に記憶され、常に更新される。
また第1搬送ラインピッキング検出部67により、第1搬送ライン対象容器メモリ64の記憶内容に基づいて、図10に示すように、第1搬送ライン22においてゾーンZ内で順にピッキング作業を実行する集品容器10に対応する5つのプレートPのナンバーと、このプレートP(ナンバー)の現在位置と、この現在位置に対応するゾーンZ(判定されたゾーン)が、第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68に記憶され、常に更新される。
また同様に、第2搬送ラインピッキング検出部69により、第2搬送ライン対象容器メモリ66の記憶内容に基づいて、図10に示すように、第2搬送ライン23においてゾーンZ内で順にピッキング作業を実行する集品容器10に対応する5つのプレートPのナンバーと、このプレートP(ナンバー)の現在位置と、この現在位置に対応するゾーン(判定されたゾーン)Zが、第2搬送ラインピッキング実行容器メモリ70に記憶され、常に更新される。
またピッキング対象容器検出部71において、第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68と第2搬送ラインピッキング実行容器メモリ70の記憶内容に基づいて、最も下流に位置するプレートPのナンバーが選択され、このプレートPのナンバーに対応する集品容器10に対してピッキング作業を実行することが決められ、ピッキングを実行する集品容器10に対応するプレートPのナンバー(最下流のプレートPのナンバー)が出力される。
またピッキング制御部73により、入力されたプレートPのナンバーに応じて、ピッキングデータメモリ62が検索されて、プレートPのナンバーに対応するピッキングデータが求められ、求められたピッキングデータに基づいてゾーンZの各間口14の間口表示器15とベイ表示器50の表示が制御され、物品11を取り出す間口14が表示され、全ての物品11が取り出される。そして、この後、テープスイッチ17が操作されると、ピッキング作業が終了したと判断され、プレートPのナンバーを含む終了信号が出力され、これにより第1搬送ライン対象容器メモリ64または第2搬送ライン対象容器メモリ66の対応するプレートPのナンバーのフラグが更新される。あるいは、テープスイッチ17が操作されずに、仮置棚制御部76よりピッキング終了信号が入力されると、ピッキング作業が終了したと判断される。
また拡大表示器制御部74により、第1搬送ラインピッキング実行容器メモリ68と第2搬送ラインピッキング実行容器メモリ70の記憶内容により、拡大表示器41を対象にその表示が制御され、図5に示すように、上方の投入表示器44の番号表示部41Aによりピッキング作業を実行する集品容器10のプレートPのナンバーが示され、ランプ部41Bにより集品容器10が位置するゾーンZが、その色で示され、点滅されて、表示されたプレートPのナンバーの集品容器10がピッキング対象であることが示される。また各搬送ライン22,23毎に、先行表示部46〜49に、下流から4つまで、番号表示部41Aにより次にピッキング作業を実行する集品容器10のプレートPのナンバーが示され、ランプ部41Bにより集品容器10が位置するゾーンZが、その色で示され、以降のピッキング対象の集品容器10が先行して表示される。
このように、集品容器10をそれぞれ特定するナンバーが付されたプレートPは、集品容器10とともに移動し、拡大表示器41によりプレートPのナンバーが表示されることにより、ピッキング作業を行う集品容器10が指示される。またピッキング作業の終了により、図5(b)に示すように、拡大表示器41の表示が更新され、次のピッキング対象の集品容器10に対応するプレートPのナンバーが繰り上げられ、次のピッキング作業対象の集品容器10が、ランプ部41Bの点滅により示される。
また集品容器物品投入制御部72により、ピッキングを実行する集品容器10に対応するプレートP(ナンバー)が、自ゾーンZの位置の範囲に入ると、現在位置に応じて、ガイドランプ群を構成するガイドランプが点灯され、プレートPが下流へ移動すると同時に、ガイドランプ群が移動される。
また仮置棚制御部76により、仮置表示器36(1)〜(4)の押釦スイッチ36Bが押し操作されると、押し操作された仮置表示器36(1)〜(4)に対応する仮置台35が、空きの仮置台35かどうかが判定され、「空きの仮置台35」と判定された場合には、上記記憶されたピッキング作業中のプレートPのナンバーが、対応する仮置台35の仮置台データメモリ75に記憶され、この記憶されたプレートPのナンバーにより、第1搬送ライン対象容器メモリ64または第2搬送ライン対象容器メモリ66の仮置中のフラグがオン(仮置中)とされ、上記ピッキング終了信号が出力され、押し操作された仮置表示器36(1)〜(4)に、記憶されたプレートPのナンバーが表示される。また「仮置中の仮置台35」と判定された場合、テープスイッチ17が操作されると、押し操作された仮置表示器36(1)〜(4)に対応する仮置台35より、物品11が集品容器10に投入されたと判断され(仮置台35が空いたと判断され)、この仮置台35に対応して仮置台データメモリ75に記憶されているプレートPのナンバーにより、第1搬送ライン対象容器メモリ64または第2搬送ライン対象容器メモリ66のナンバーの仮置中のフラグがオフ(仮置なし)、ピッキング終了のフラグがオン(ピッキング終了)とされ、続いて仮置台データメモリ75に記憶されているプレートPのナンバーが消去され、仮置台35に対応する仮置表示器36(1)〜(4)の表示が消去される。
このように、仮置表示器36(1)〜(4)の押釦スイッチ36Bが押されると、対応する仮置台35(1)〜(4)が空きかどうかが判定され、空きのとき、現在のピッキング作業による物品11が仮置きされたと判断され、ピッキング作業中のプレートPのナンバーが仮置表示器36(1)〜(4)のナンバー表示器36Aに表示される。また空きではなく、仮置きされているとき、テープスイッチ17の入力を待ち、入力されると、仮置中の物品11が集品容器10に投入されたと判断し、ナンバー表示器36Aのナンバーが消去され、空きの仮置台35として認識される。また仮置中の仮置台35の仮置表示器36(1)〜(4)の押釦スイッチ36Bのランプは、仮置中の物品11を投入する集品容器10が移動しているゾーンZに基づいて色が変化する。
ゾーンZに配置された作業者Hのピッキング作業を説明する。
ゾーンZに配置された作業者Hは、拡大表示器41の表示と、ベイ表示器50の表示と、各間口表示器15の表示と、各仮置表示器36の表示と、第1追跡表示部52の表示と、第2追跡表示部53の表示に基づいて、ゾーンZ内のフローラック12の各間口14と集品容器10との間で、物品11のピッキング作業を行う。
すなわち、拡大表示器41の表示を確認し、ランプ部41Bが点滅している投入表示部44の番号表示部41AのプレートPのナンバーと、ランプ部41Bのランプの色を確認する。確認したプレートPのナンバーに対応する集品容器10へピッキング作業を行うことを確認し、ランプ部41Bの色により、ピッキング対象の集品容器10の現在位置を確認する。赤色のとき自ゾーンZに位置し、橙色のとき隣接する1または2上流のゾーンZに位置し、緑色のとき隣接する3以上の上流のゾーンZに位置することを判断できる。また拡大表示器41の先行表示部46〜49の表示により、搬送ライン22,23毎に、以降にピッキング作業対象となる集品容器10のプレートPのナンバーとその位置(ゾーンZ)を確認でき、作業の時間の配分を判断できる。
このように、作業者Hは、拡大表示器41に表示されるプレートPのナンバーの表示に基づいて、ピッキング作業を行うため、集品容器10の搬送位置に関わらず、集品容器10へ物品11を投入することができる。
図13に示すように、仮置棚34を使用せずに、直接、集品容器10へ投入する場合、ベイ表示器50の表示と、各間口表示器15の表示に基づいて、前記集品容器10へ投入する物品11を取り出して、取り出す毎に、間口表示器15の完了押釦スイッチ15Bを押し、間口表示器15の表示の消灯を確認して、確認した集品容器10へ投入する。そして、全ての物品11の投入が終了すると、テープスイッチ17を押し、対象の集品容器10に対するピッキング作業を終了する。
また仮置棚34を使用する場合、同様に、各間口表示器15の表示に基づいて、前記集品容器10へ投入する物品11を取り出すと、4つの仮置台35の中から、空きの仮置台35を選択する。なお、複数の空きの仮置台35がある場合は、任意の仮置台35が選択可能である(空きの仮置台35をどこでも使用できる)。またこのとき、搬送ライン22または23のいずれによって集品容器10が搬送されているかに無関係に、ピッキング作業対象の集品容器10に投入される物品11を仮置台35に仮置きできることから、仮置台35は、いずれの搬送ライン22,23により搬送されてくる集品容器10にも対応して使用される。そして、選択した空きの仮置台35へ、取り出した物品11を投入し、全ての物品11の投入が終了すると、投入した仮置台35の仮置表示器36の押釦スイッチ36Bを操作する。これにより、仮置表示器36のナンバー表示器36AにプレートPのナンバー(集品容器10を特定するナンバー)が表示され、仮置中の物品11を投入する集品容器10のゾーンZの位置が、押釦スイッチ36Bのランプにより“色”で表示される。
また対象の集品容器10が自ゾーンZに位置しているとき、集品容器10の移動にしたがって、対象の集品容器10を移動している搬送ライン22または23のガイドランプ群が移動しながら点滅するので、このガイドランプ群によりピッキング作業対象の集品容器10を確実に確認できる。
また本実施の形態によれば、集品容器10に割り付けられたピッキング作業が完了すると入力(操作)されるテープスイッチ17は、作業者H側に近いフローラック12側に設けられ、テープスイッチ17が作業者Hにとって入力しやすい位置に配置されていることにより、テープスイッチ17の入力の際の作業者Hの負担を最小限とすることができ、ピッキング作業の効率を向上させることができる。
また本実施の形態では、搬送手段としてベルトコンベヤ装置を用いているが、一定経路に沿って、集品容器10を連続搬送できる形式であればどのようなものでもよい。
クリップラベル方式とは、搬送ライン22,23の上流端において、集品容器10の投入順と同じ順で、ナンバーを印字したラベルを添付したクリップを集品容器10に取り付け、このクリップのナンバーを集品容器10に割り付け、ナンバーを集品容器10に割り付け拡大表示器41に表示する方式である。またナンバーを印字したラベルをクリップに添付する方式に代えて、ナンバーを印字したシールを貼り付ける方式や、ナンバー札を単に置く方式や、集品容器10の縁に差し込む方式や、ナンバーを印字したものをピン等で取付ける方式であってもよい。
また本実施の形態では、ピッキング棚としてフローラック12を使用しているが、物品11または収納箱が移動しない一般棚を使用することもできる。
また本実施の形態では、完了入力手段として、テープスイッチ17を使用しているが、単にピッキング作業を完了入力するスイッチであればよく、単なる押釦スイッチでもよい。
また本実施の形態では、安全カバー27,29を各プレート搬送部26,28と共に設けているが、奥側の第2プレート搬送部28の安全カバー29はなくてもよい。有る方がよいことはいうまでもない。
また本実施の形態では、第1搬送ライン22および第2搬送ライン23は、連続搬送としているが、連続搬送とする代わりに、複数個の集品容器10により群を形成し、群単位で、各ゾーンZを間欠的に搬送する、所謂タクト搬送とすることもできる。
B 集品ライン
P プレート
Z ゾーン
10 集品容器
11 物品
12 フローラック
14 間口
15 間口表示器
17 テープスイッチ
22,23 搬送ライン
24,25 搬送コンベヤ
26,28 プレート搬送部
31,32 無端チェーン
34 仮置棚
35,35(1)〜35(4) 仮置台
36,36(1)〜36(4) 仮置表示器
36A ナンバー表示器
36B ランプ付き押釦スイッチ
41,41’ 拡大表示器
44 投入表示部
46〜49 先行表示部
52,53 追跡表示部
58 ゾーンコントローラ
Claims (7)
- 物品をそれぞれ収納する複数の物品収納部を有し、所定数の物品収納部毎に、ピッキング作業を実行するゾーンが設定されたピッキング棚を備え、
前記ピッキング棚に沿って、それぞれ仕分け先が割り付けられた複数の集品容器を搬送する搬送手段を備え、
前記仕分け先の物品要求情報に応じて、前記ピッキング棚の物品収納部から取り出した物品を、前記集品容器へ投入するピッキング作業を行うピッキング設備であって、
前記搬送手段を、2つの搬送ラインから構成し、
先行ピッキング作業対象となっている集品容器を表示する先行表示手段と、
前記先行表示手段に予め表示される集品容器に対して投入すべき物品を、前記集品容器への投入より先行して仮置き可能な仮置台と、
を設け、
前記仮置き台を、前記2つの搬送ラインのいずれの搬送ラインから搬送されてくる集品容器に対して投入すべき物品の仮置きが可能となるように、前記2つの搬送ラインに対応させて配置すること
を特徴とするピッキング設備。 - 前記集品容器をそれぞれ特定する識別符号が付された識別手段を、前記集品容器とともに移動可能に設け、
前記ピッキング作業を行う集品容器を、前記識別符号により表示する識別符号表示手段を設け、
前記識別符号表示手段に前記識別符号を表示することによって前記ピッキング作業を行う集品容器を表示し、表示する集品容器に割り付けられた前記仕分け先の物品要求情報に応じて前記物品収納部から取り出した前記集品容器用の物品を、前記仮置台へ先行して仮置き可能な構成としたこと
を特徴とする請求項1に記載のピッキング設備。 - 前記識別符号表示手段は、
前記ピッキング作業を行う集品容器を特定する識別符号を表示する表示部と、
前記識別符号を表示する表示部により表示される識別符号によって特定される集品容器の位置または範囲を表示する表示部と、
を有し、
前記集品容器の位置または範囲を表示する表示部は、
前記識別符号を表示する表示部により表示される識別符号によって特定される集品容器が現在移動している位置または範囲に合わせて、前記集品容器の位置または範囲の表示を更新すること
を特徴とする請求項2に記載のピッキング設備。 - 前記識別符号は、連続した符号とし、
2つの搬送ラインにより搬送される識別符号の連続した符号は、全く異なる符号としたこと
を特徴とする請求項2または請求項3に記載のピッキング設備。 - 各ゾーンには、仮置台が複数台、設けられており、
前記各仮置台にそれぞれ、前記識別符号を表示する符号表示手段と、表示機能つき操作入力手段を設け、
前記仮置台の操作入力手段が操作されると、この操作された仮置台を、前記識別符号表示手段に表示された識別符号により特定される前記集品容器に割り付け、前記符号表示手段にこの識別符号を表示し、割り付けた集品容器の位置または範囲を、前記操作入力手段に表示すること
を特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のピッキング設備。 - 前記搬送手段は、前記各集品容器を連続搬送すること
を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のピッキング設備。 - 仕分け先がそれぞれ割り付けられた複数の集品容器を2つの搬送ラインにより搬送しながら、前記仕分け先の物品要求情報に応じて、ゾーン毎に、物品収納部から取り出した物品を、前記各搬送ラインにより搬送されている前記集品容器へ投入するピッキング方法であって、
先行ピッキング作業対象となっている集品容器を表示する先行表示手段を設け、
前記先行表示手段に予め表示される集品容器に投入すべき物品を、前記集品容器への投入より先行して仮置き可能な仮置台を前記2つの搬送ラインに対応させて配置し、
前記仮置台を、前記2つの搬送ラインのいずれの搬送ラインにより搬送されてくる集品容器にも対応して、使用すること
を特徴とするピッキング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010058574A JP5482333B2 (ja) | 2010-03-16 | 2010-03-16 | ピッキング設備およびピッキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010058574A JP5482333B2 (ja) | 2010-03-16 | 2010-03-16 | ピッキング設備およびピッキング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011190065A JP2011190065A (ja) | 2011-09-29 |
JP5482333B2 true JP5482333B2 (ja) | 2014-05-07 |
Family
ID=44795393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010058574A Active JP5482333B2 (ja) | 2010-03-16 | 2010-03-16 | ピッキング設備およびピッキング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5482333B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4073998B2 (ja) * | 1998-06-15 | 2008-04-09 | トーヨーカネツソリューションズ株式会社 | ピッキング方法及びピッキング装置 |
JP5217067B2 (ja) * | 2001-05-31 | 2013-06-19 | 株式会社ダイフク | 仕分け設備 |
JP2004182462A (ja) * | 2002-12-06 | 2004-07-02 | Nippon Yusoki Co Ltd | ピッキングシステム |
JP2008222332A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Daifuku Co Ltd | ピッキング設備 |
-
2010
- 2010-03-16 JP JP2010058574A patent/JP5482333B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011190065A (ja) | 2011-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6411204B2 (ja) | プロジェクタ利用ピッキング装置 | |
JP3900347B2 (ja) | ピッキングシステム | |
TWI494256B (zh) | Picking up equipment and input display | |
TWI494255B (zh) | Pick up equipment | |
TWI494254B (zh) | Picking up equipment and input display | |
JP5482333B2 (ja) | ピッキング設備およびピッキング方法 | |
JP5760925B2 (ja) | ピッキングシステム | |
JP5742444B2 (ja) | ピッキング設備 | |
JP5407914B2 (ja) | ピッキング設備およびピッキング方法 | |
JP2004182462A (ja) | ピッキングシステム | |
JP5578924B2 (ja) | ピッキング設備 | |
JP2005089163A (ja) | ピッキング指示装置 | |
JP5614435B2 (ja) | ピッキング設備 | |
JP5488435B2 (ja) | 識別手段移動装置およびピッキング設備 | |
JP5482334B2 (ja) | ピッキング設備 | |
JP5370172B2 (ja) | ピッキング設備 | |
JP2010018369A (ja) | ピッキングシステム | |
JP6182000B2 (ja) | ピッキングシステム | |
JP4993579B2 (ja) | ピッキング設備 | |
JP5780323B2 (ja) | ピッキング設備およびピッキング方法 | |
JP5609414B2 (ja) | ピッキング設備およびピッキング設備におけるバッテリの充電方法 | |
JP5594206B2 (ja) | ピッキング設備 | |
JP2008222350A (ja) | ピッキング設備 | |
JP5471316B2 (ja) | ピッキング作業設備 | |
JP5310496B2 (ja) | 仕分け設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130723 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130725 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130918 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140203 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5482333 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |