JP5482069B2 - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成方法及び画像形成装置に関する。
インクジェット記録方式としては、ピエゾ方式に代表される可動アクチュエータ方式、サーマル方式に代表される加熱膜沸騰方式等が挙げられるが、いずれの方式も、画像情報に応じて、ノズルからインクを吐出することにより、記録媒体にインク画像を形成する。インクジェット記録方式は、電子写真記録方式と比較して構成が簡易であることから、プリンタ、ファクシミリ、複写装置等の画像形成装置に適用されている。
このような画像形成装置は、作像エンジンの主要部分が記録ヘッド、インク及び記録紙から構成され、記録ヘッドに近接された領域で記録紙が搬送されるため、紙粉、埃等がノズルに付着しやすい。その結果、ノズルから吐出される液滴の飛翔方向が乱れたり、ノズルが閉塞したりして、画像品質や信頼性が低下する。また、ノズルからの吐出性を優先して、粘度が小さいインクを使用するのが一般的であるが、記録紙に着弾する際にインクの滲みが発生しやすい。
そこで、記録ヘッドからインクを吐出して中間転写体にインク画像を形成した後、記録媒体に転写する方法が知られている。
特許文献1には、インクをpH変化させるための処理液を中間転写体に付与する処理液付与部と、処理液上にインクを付与するインク付与部と、中間転写体上に形成された画像を記録媒体に転写する転写部とを備える画像形成装置が開示されている。このとき、インクは、少なくとも顔料及びポリマー微粒子が水及び水溶性溶媒からなる媒体に分散されており、顔料及びポリマー微粒子は、pHを変化させることにより凝集する。
しかしながら、インクに含まれる顔料を凝集させるために処理液を付与しなければならないという問題がある。
本発明は、上記従来技術が有する問題に鑑み、処理液を付与しなくても滲みの発生を抑制することが可能な画像形成方法及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、顔料がアニオン性分散剤により水中に分散されている導電性インクを記録ヘッドのノズルから吐出して、中間転写体にインク画像を形成する工程と、該中間転写体に形成されたインク画像を記録媒体に転写する工程を有する画像形成方法であって、前記導電性インクは、アニオン性基を有する樹脂を含み、前記中間転写体は、導電性の表面を有し、前記導電性インクと前記導電性の表面との間に電圧が印加されている状態で、前記ノズルと前記中間転写体の間に前記導電性インクからなる液柱のブリッジを一時的に形成すると共に、前記導電性の表面の近傍で、前記液柱のブリッジに含まれる水を酸化してプロトンを生成させて、前記顔料を凝集させることにより、前記中間転写体にインク画像を形成することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成方法において、前記アニオン性基を有する樹脂は、アルギン酸塩であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成方法において、前記中間転写体に塩を供給する工程をさらに有し、該塩が供給された中間転写体に前記インク画像を形成することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成方法において、前記中間転写体に供給する塩は、塩化カルシウムであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成方法において、前記導電性の表面は、導電剤が分散されている弾性体又は金属を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成方法において、前記導電性の表面は、金属であり、前記導電性の表面の近傍で、前記金属を酸化して金属イオンを生成させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、画像形成装置において、顔料がアニオン性分散剤により水中に分散されている導電性インクを吐出するノズルを有する記録ヘッドと、前記ノズルとの間に前記導電性インクからなる液柱のブリッジを一時的に形成することによりインク画像を形成することが可能な導電性の表面を有する中間転写体と、前記中間転写体に塩を供給する塩供給手段と、前記塩が供給された中間転写体の導電性の表面と前記導電性インクとの間に、前記導電性の表面の近傍で、前記液柱のブリッジに含まれる水を酸化してプロトンを生成させることが可能な電圧を印加する電圧印加手段と、前記中間転写体に形成されたインク画像を記録媒体に転写する転写手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、処理液を付与しなくても滲みの発生を抑制することが可能な画像形成方法及び画像形成装置を提供することができる。
本発明で用いられる画像形成装置の一例を示す図である。 図1の画像形成装置の部分拡大図である。 アニオン性分散剤により分散された顔料及びアニオン性基を有する樹脂がプロトンを介して凝集した状態を示す図である。 インク画像が形成されるメカニズムを示す図である。 カソード及びアノードの間に形成される液柱のブリッジを説明する図である。 アニオン性分散剤により分散された顔料及びアニオン性基を有する樹脂がプロトン及び金属カチオンを介して凝集した状態を示す図である。 図1の画像形成装置の変形例の部分拡大図である。 実施例の中間転写ドラムに形成される網点画像及びベタ画像を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態を図面と共に説明する。
図1に、本発明で用いられる画像形成装置の一例を示す。画像形成装置100は、インクジェットプリンタであり、外部から受信した画像情報に対応する画像信号に基づいて、記録媒体Sの片面にフルカラー画像を形成する。なお、記録媒体Sの片面にフルカラー画像を形成する代わりに、記録媒体Sの両面にフルカラー画像を形成する構成としてもよい。
記録媒体Sとしては、シート状であれば、特に限定されないが、一般にコピー等に用いられる普通紙;OHPシート;カード、ハガキ等の厚紙;封筒等が挙げられる。
画像形成装置100は、中間転写ドラム10の周囲に、導電性インクを吐出して中間転写ドラム10にインク画像を形成する吐出装置20、電源30、中間転写ドラム10に形成されたインク画像を記録媒体Sに転写する転写ローラ40、インク画像が転写された中間転写ドラム10をクリーニングするクリーニングブレード50、転写紙Sを搬送する搬送ユニット60及びCPU、メモリ等を有する制御部(不図示)を有する。
中間転写ドラム10は、図2に示すように、導電性基体11上に導電層12が形成されており、モータ等の駆動手段(不図示)により、図中、A1の向きに回転駆動される。
導電性基体11としては、特に限定されないが、アルミニウム、アルミ合金、銅、ステンレス等の金属が挙げられる。
導電層12は、弾性体中に導電剤が分散されている。導電剤としては、特に限定されないが、カーボン、白金、金等が挙げられる。また、弾性体としては、特に限定されないが、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、ニトリルブタジエンゴム等が挙げられる。
導電層12の厚さは、通常、0.1〜1mmであり、0.2〜0.6mmが好ましい。
導電層12の体積抵抗率は、導電性インクの体積抵抗率よりも小さいが、1×10Ω・cm未満であることが好ましい。
なお、中間転写ドラム10の代わりに、導電層12が形成されていない導電性基体11、導電層12が形成されている絶縁性基体を中間転写ドラムとして用いてもよい。また、中間転写ドラム10の代わりに、導電性の表面を有する無端ベルト又はシートを用いてもよい。
吐出装置20は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の導電性インクを吐出する記録ヘッド21Y、21M、21C及び21BKが、図中、紙面に垂直な方向に複数個並設されている固定式のフルライン型である。記録ヘッド21Y、21M、21C及び21BKは、中間転写ドラム10の外周面に対向する位置に、A1の向きの上流側から順次設けられている。このとき、制御部は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の画像領域が中間転写ドラム10上で重なるように、A1の向きの上流側から下流側に向けて、タイミングをずらして、各色の導電性インクを吐出するように、記録ヘッド21Y、21M、21C及び21BKを制御する。
吐出装置20は、記録ヘッド21Y、21M、21C及び21BKに供給される各色の導電性インクを収容するインクカートリッジ22Y、22M、22C及び22BKと、インクカートリッジ22Y、22M、22C及び22BKに収容された各色の導電性インクを移送するポンプ(不図示)と、ポンプにより移送された各色の導電性インクを記録ヘッド21Y、21M、21C及び21BKに分配して供給する供給タンク(不図示)を有する。なお、インクカートリッジ22Y、22M、22C及び22BKと、供給タンクの間は、ポンプを介して、パイプ(不図示)で接続されており、供給タンクと、記録ヘッド21Y、21M、21C及び21BKの間は、パイプ(不図示)で接続されている。また、インクカートリッジ22Y、22M、22C及び22BKは、導電性インクが少なくなったとき、又は、無くなったときに交換できるように、また、メンテナンスを容易にするために、着脱可能となっている。
吐出装置20は、供給タンク内の導電性インクの量を検知するセンサ(不図示)をさらに有する。センサが供給タンク内の導電性インクの量が所定量未満であることを検出すると、制御部は、供給タンク内の導電性インクの量が所定量以上になるまでポンプを駆動し、インクカートリッジ22Y、22M、22C及び22BKに収容されている導電性インクを供給タンクに移送する。
吐出装置20は、記録ヘッド21Y、21M、21C及び21BKを一体に支持し、着脱可能なキャリッジ23を有する。このとき、記録ヘッド21Y、21M、21C及び21BKは、それぞれ独立に、着脱可能である。これにより、記録ヘッド21Y、21M、21C及び21BKを交換することができる。
記録ヘッド21は、図2に示すように、ノズル21aが形成されている導電性のノズル板21b、各ノズル21aに対応したインク室21c及びインク吐出手段(不図示)を有する。このとき、ノズル板21bは、複数のノズル21aが形成されており、各記録ヘッド21は、単数のノズル21aを有する。即ち、複数の記録ヘッド21がノズル板21bを共有している。また、インク室21cには、供給タンク(不図示)を用いて供給された導電性インクIが充填されている。インク吐出手段は、圧電素子を有し、圧電素子に印加される電圧パルスに応じて、ノズル21aから導電性インクIが吐出される。
ノズル板21bは、カソードとして機能する。ノズル板21bを構成する材料としては、特に限定されないが、金属、カーボン等が挙げられる。
中間転写ドラム10と、ノズル板21bのギャップは50〜200μmであることが好ましい。ギャップが50μm未満であると、回転する中間転写ドラム10と、ノズル板21bのギャップを維持することが困難になることがあり、200μmを超えると、ノズル21aと中間転写ドラム10の間に、液柱のブリッジを形成しにくくなることがある。
なお、導電性のノズル板21を用いる代わりに、導電性インクIと接触する内面のみが導電処理されている絶縁性のノズル板を用いてもよいし、導電性インクIと接触する内面のみが絶縁処理されている導電性のノズル板を用いてもよいし、絶縁層及び導電層が積層されているノズル板を用いてもよい。このとき、導電性インクIと接触する面を絶縁性とすることにより、後述する電気分解による気泡の発生を抑制できる。
また、インク吐出手段は、ピエゾ方式等の形状変形素子方式であってもよいし、サーマル方式等の加熱ヒータ方式等の他の方式であってもよい。
さらに、吐出装置20は、中間転写ドラム10の表面が移動する方向に対して垂直な方向(主走査方向)に記録ヘッドが移動するシャトル型であってもよい。このとき、記録ヘッドの数は、複数であってもよい。
また、各記録ヘッド21Y、21M、21C及び21BKに対応する中間転写ドラム10及び転写ローラ40を、それぞれ4個ずつ設けてもよい。
導電性インクIは、アニオン性分散剤により顔料が水中に分散されており、アニオン性基を有する樹脂を含む。このため、転写性を向上させることができる。
顔料としては、特に限定されないが、C.I.ピグメントオレンジ31、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ピグメントイエロー15、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー94、C.I.ピグメントイエロー128、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー155、C.I.ピグメントイエロー180、C.I.ピグメントイエロー185等のオレンジ又はイエロー用の顔料;C.I.ピグメントレッド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピグメントレッド15、C.I.ピグメントレッド16、C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド53:1、C.I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメントレッド139、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメントレッド149、C.I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド178、C.I.ピグメントレッド222等のレッド又はマゼンタ用の顔料;C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントブルー60、C.I.ピグメントグリーン7等のグリーン又はシアン用の顔料;C.I.ピグメントブラック1、C.I.ピグメントブラック6、C.I.ピグメントブラック7等のブラック用の顔料が挙げられる。
導電性インクI中の顔料の含有量は、通常、0.1〜40質量%であり、1〜30質量%が好ましく、2〜20質量%がさらに好ましい。
アニオン性分散剤としては、特に限定されないが、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩等が挙げられ、二種以上併用してもよい。
アニオン性基を有する樹脂は、カルボキシル基、スルホン酸基、ホスホン酸基等の酸性基を有する樹脂を、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基を用いて中和することにより得られる。酸性基を有する樹脂としては、特に限定されないが、ポリアクリル酸、ポリアミド、ポリビニルアルコール等が挙げられ、二種以上併用してもよい。中でも、少量の添加で転写性を向上させる効果が得られることから、アルギン酸が好ましい。
導電性インクI中のアニオン性基を有する樹脂の含有量は、0.5〜10質量%であることが好ましく、0.5〜5質量%がさらに好ましい。
導電性インクIは、水に可溶な溶媒をさらに含んでもよい。水に可溶な溶媒としては、特に限定されないが、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、1、5−ペンタンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、グリセリン等の多価アルコール類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジグリセリンのエチレンオキサイド付加物等の多価アルコール誘導体;ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、トリエタノールアミン等の含窒素溶媒;エタノール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、ベンジルアルコール等のアルコール類;チオジエタノール、チオジグリセロール、スルフォラン、ジメチルスルホキシド等の含硫黄溶媒;炭酸プロピレン、炭酸エチレン等の炭酸アルキレンが挙げられ、二種以上併用してもよい。
導電性インクIは、保存安定性の点から、アルカリ性であることが好ましい。
電源30は、図2に示すように、ノズル板21及び導電性基体11の間に接続されており、制御部は、導電性インクIと導電層12の間に、所定のタイミングで所定の電圧が印加されるように電源30を制御する。このため、ノズル21aと導電層12の間に、導電性インクIからなる液柱のブリッジを一時的に形成することにより、液柱のブリッジに含まれる水を電気分解することができる。その結果、中間転写ドラム10にインク画像を形成することができる。このとき、アノードとして機能する導電層12の表面で、液柱のブリッジに含まれる水が酸化してプロトン(H)が生成するため、図3に示すように、アニオン性分散剤Dにより分散されている顔料P及びアニオン性基を有する樹脂Rを、プロトンを介して凝集させることができる。これにより、隣接するドット間の滲みの発生を抑制することができ、高精細な画像を形成することができる。また、ノズル21aの目詰まりを抑制することができる。
なお、制御部は、圧電素子に印加する電圧パルスのピーク電圧とパルス幅を変化させることにより、液柱のブリッジを形成する時間を制御する。
図4に、インク画像が形成されるメカニズムを示す。まず、ノズル21aには、インク室21cに充填された導電性インクIのメニスカスが形成されており、電源30には、所定の電圧が印加されている(図4(a)参照)。次に、圧電素子に電圧パルスが印加されることにより、導電性インクIがノズル21aから吐出され、ノズル21aと導電層12の間に、導電性インクIからなる液柱のブリッジが一時的に形成される(図4(b)参照)。このとき、ノズル板21b及び導電層12は、それぞれカソード及びアノードとして機能し、ノズル板21b及び導電層12の表面で、それぞれ反応式
4HO+4e→2H+4OH
で示される電極反応及び反応式
2HO→4H+O+4e
で示される電極反応が起こり、液柱のブリッジに含まれる水が電気分解される。さらに、液柱のブリッジが分断されて、中間転写ドラム10にインク画像I'が形成される(図4(c)参照)。
ここで、図5を用いて、カソード及びアノードの間に形成される液柱のブリッジについて説明する。液柱のブリッジBの内部では、カチオン及びアニオンは、それぞれカソードC及びアノードAの近傍に移動する。その結果、カソードC及びアノードAの表面に、それぞれ電気二重層E及びEが形成されるが、電気二重層E及びEの充電速度は、液柱のブリッジBの抵抗R、導電性インクIに含まれるイオンの濃度でほぼ決定される。このとき、電気二重層Eの電圧が数Vに達すると、水が電気分解してファラデー電流が流れる。その結果、アノードAの表面では、水が酸化してプロトンが生成し、アニオン性分散剤により分散されている顔料及びアニオン性基を有する樹脂が凝集する。一方、電気二重層Eの容量CECは、電気二重層Eの容量CEAよりも十分に大きいため、カソードCの表面では、水が還元しにくい。これは、カソードCとしての、導電性インクIが接触するノズル板21bの面積は、アノードAとしての、液柱が接触する導電層12の面積よりも十分に大きいためである。
なお、制御部は、プロトンの生成量、即ち、液柱のブリッジを形成する時間、電源30に印加する電圧を変化させることにより、顔料の凝集の度合いを制御することができる。
また、水が酸化してプロトンが生成する際に、酸素も発生するが、微量であることに加え、水に溶解すると考えられるため、画像形成を阻害しない。
液柱のブリッジBが形成されてから分断されるまでの時間は、通常、数マイクロ秒〜数十マイクロ秒であり、導電性インクIの導電率は、通常、数十mS/m〜数百mS/mである。このため、中間転写ドラム10にインク画像I'を形成するためには、電源30の電圧は、水の理論分解電圧である1.23Vや一般的な水の電気分解の条件である数V〜十数Vでは不十分であり、数十V〜数百Vであることが好ましい。
なお、中間転写ドラム10の代わりに、導電層12が形成されていない導電性基体11を中間転写ドラムとして用いる場合は、アノードとして機能する導電性基体11の表面で、水と共に、金属を酸化させることができる。その結果、プロトンと共に、顔料を凝集させる効果に優れる金属カチオンが生成するため、図6に示すように、プロトン及び金属カチオン(Mn+)を介して、アニオン性分散剤Dにより分散されている顔料P及びアニオン性基を有する樹脂Rを凝集させることができる。
この場合、図7に示すように、導電性基体11と転写ローラ40の間に、基体11'上に弾性層12'が形成されている中間転写ドラム10'及びクリーニングブレード50と同様のクリーニングブレード50'がさらに設けられていることが好ましい。これにより、導電性基体11に形成されたインク画像を中間転写ドラム10'に転写した後、中間転写ドラム10'に転写されたインク画像を転写紙Sに転写することができるため、転写性を向上させることができる。
このとき、中間転写ドラム10'は、A1'の向きに従動回転し、転写ローラ40は、A2'の向きに従動回転する。
基体11'を構成する材料としては、特に限定されないが、アルミニウム、アルミ合金、銅、ステンレス等の金属が挙げられる。
弾性層12'を構成する材料としては、特に限定されないが、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、ニトリルブタジエンゴム等の弾性体が挙げられる。
転写ローラ40は、A2の向きに従動回転し、中間転写ドラム10との間に搬送された記録媒体Sに、インク画像を転写する。
なお、転写ローラ40は、ヒータを内蔵していてもよい。また、記録媒体Sに転写されたインク画像を定着させるために、定着ローラをさらに設けてもよい。
クリーニングブレード50は、インク画像を記録媒体Sに転写した後の中間転写ドラム10をクリーニングし、カウンター方式で中間転写ドラム10に当接する。これにより、インク画像を繰り返し形成しても、オフセットによる地肌汚れを抑制することができ、インク画像を良好に形成することができる。
クリーニングブレード50を構成する材料としては、特に限定されないが、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、ニトリルブタジエンゴム等の弾性体が挙げられる。
なお、クリーニングブレード50の代わりに、又は、クリーニングブレード50と共に、クリーニングローラを設けてもよい。
画像形成装置100は、中間転写ドラム10の回転する向きA1のクリーニングブレード50と吐出装置20の間に、中間転写ドラム10に塩の水溶液を塗布する装置が設けられていてもよい。これにより、中間転写ドラム10上で、導電性インクIに含まれるアニオン性分散剤により分散されている顔料及びアニオン性基を有する樹脂をさらに凝集させることができる。
塩としては、特に限定されないが、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、水酸化カルシウム等が挙げられ、二種以上併用してもよい。アニオン性基を有する樹脂として、アルギン酸塩を用いる場合は、塩として、塩化カルシウムを用いることが好ましい。
塩の水溶液を塗布する装置としては、特に限定されないが、ローラ、吐出装置20と同様の吐出装置等が挙げられる。
搬送ユニット60は、転写紙Sを多数枚積載することが可能な給紙トレイ61と、多数枚積載された転写紙Sのうち、最上位の転写紙Sのみを中間転写ドラム10と転写ローラ40の間に給紙する給紙ローラ62と、給紙トレイ61及び給紙ローラ62を支持した筐体63と、給紙ローラ62により給紙された転写紙Sを案内する案内板64と、案内板64により案内された転写紙Sが排紙される排紙トレイ65を有する。給紙ローラ62は、モータ等の駆動手段(不図示)により、A3の向きに回転駆動される。このとき、制御部は、転写紙Sにインク画像が転写されるように、駆動手段の回転駆動を制御する。
画像形成装置100を用いて、転写紙Sに形成されたインク画像は、アニオン性分散剤により分散されている顔料及びアニオン性基を有する樹脂が凝集しているため、導電性インクIの吐出量を少なくしても、十分な画像濃度が得られる。このため、転写紙Sに吸収される水の量も少なくなり、転写紙Sのジャムの発生を抑制することができる。その結果、転写紙Sの搬送性が良好となり、排紙トレイ65に排紙された転写紙Sが良好に積載され、インク画像が転写された転写紙Sの取り扱いが容易になる。また、速乾性を担保しながら、裏移りを抑制することができ、転写紙Sの両面にインク画像を形成することができる。さらに、転写紙Sが普通紙である場合でも、フェザリングやブリーディングを抑制しながら、高画像濃度で、高画質のインク画像を高速で形成することができる。
本発明の画像形成装置は、複写機、ファクシミリの単体、あるいはこれらの複合機、これらに関するモノクロ機等の複合機、電気回路形成に用いられる画像形成装置、バイオテクノロジー分野において所定の画像を形成するのに用いられる画像形成装置であってもよい。
[導電性インクの調製]
固形分が20質量%のスルホン酸基結合型カーボンブラック顔料分散液CAB−O−JET−200(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製)35.0質量%、アルギン酸ナトリウムのキミカアルギンULV−L3G(キミカ社製)4質量%、2−ピロリドン10.0質量%、グリセリン14.0質量%、プロピレングリコールモノブチルエーテル0.9質量%、デヒドロ酢酸ソーダ0.1質量%及び蒸留水(残余)からなる混合液を得た。次に、水酸化リチウムの5質量%水溶液を用いて、混合液のpHを9.1に調整した後、平均孔径が0.8μmのメンブレンフィルターを用いて加圧濾過し、導電性インク1を得た。
固形分が20質量%のスルホン酸基結合型カーボンブラック顔料分散液CAB−O−JET−200(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製)35.0質量%、アルギン酸カリウムのキミカアルギンULV−L3G(キミカ社製)4質量%、2−ピロリドン10.0質量%、グリセリン14.0質量%、プロピレングリコールモノブチルエーテル0.9質量%、デヒドロ酢酸ソーダ0.1質量%及び蒸留水(残余)からなる混合液を得た。次に、水酸化リチウムの5質量%水溶液を用いて、混合液のpHを9.1に調整した後、平均孔径が0.8μmのメンブレンフィルターを用いて加圧濾過し、導電性インク2を得た。
固形分が20質量%のスルホン酸基結合型カーボンブラック顔料分散液CAB−O−JET−200(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製)35.0質量%、アクリル酸アルキル共重合体エマルションのジュリマーAT510(東亞合成社製)4質量%、2−ピロリドン10.0質量%、グリセリン14.0質量%、プロピレングリコールモノブチルエーテル0.9質量%、デヒドロ酢酸ソーダ0.1質量%及び蒸留水(残余)からなる混合液を得た。次に、水酸化リチウムの5質量%水溶液を用いて、混合液のpHを9.1に調整した後、平均孔径が0.8μmのメンブレンフィルターを用いて加圧濾過し、導電性インク3を得た。
固形分が20質量%のスルホン酸基結合型カーボンブラック顔料分散液CAB−O−JET−200(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製)35.0質量%、2−ピロリドン10.0質量%、グリセリン14.0質量%、プロピレングリコールモノブチルエーテル0.9質量%、デヒドロ酢酸ソーダ0.1質量%及び蒸留水(残余)からなる混合液を得た。次に、水酸化リチウムの5質量%水溶液を用いて、混合液のpHを9.1に調整した後、平均孔径が0.8μmのメンブレンフィルターを用いて加圧濾過し、導電性インク4を得た。
[実施例1]
吐出装置20として、インクジェットプリンタIPSiO GX5000(リコー社製)の吐出装置を有する画像形成装置100を用意した。なお、記録ヘッド21BKのみを用いて、インク画像を形成した。中間転写ドラム10は、アルミニウム素管(導電性基体11)の外周に、体積抵抗率が5Ω・cm、厚さが0.2mmの、カーボンが分散されているシリコーンゴム層(導電層12)が形成されており、モータ(不図示)により、外周の線速が100mm/秒で、図中、A1の向きに回転駆動される。記録ヘッド21は、金属製のノズル板21bを有し、インク室21cには、導電性インク1が充填されている。このとき、ノズル板21bと、導電性基体11との間に、120Vの電源が接続されている。また、中間転写ドラム10の導電層12と、記録ヘッド21のノズル板21bのギャップを100μmとした。さらに、転写ローラ40は、金属製の芯金に厚さが5mmのゴム層が形成されている。クリーニングブレード50は、フッ素ゴムからなるブレードである。転写紙Sとして、上質紙TYPE6200(リコー社製)を用いた。
以上のような画像形成装置100を用いて、中間転写ドラム10に、ドット径が50μmの孤立ドットからなる100mm角のブラックの網点画像PA及びドット径が50μmの孤立ドットからなる100mm角のブラックのベタ画像PBを形成した(図6参照)。このとき、導電性インク1の吐出量を、インクジェットプリンタIPSiO GX5000(リコー社製)の転写紙Sに吐出する場合の吐出量の85%とした。
[実施例2]
導電性インク1の代わりに、導電性インク2を用いた以外は、実施例1と同様にして、網点画像PA及びベタ画像PBを形成した。
[実施例3]
導電性インク1の代わりに、導電性インク3を用いた以外は、実施例1と同様にして、網点画像PA及びベタ画像PBを形成した。
[実施例4]
中間転写ドラム10の回転する向きA1のクリーニングブレード50と吐出装置20の間に、中間転写ドラム10に10質量%塩化カルシウム水溶液を塗布するローラをさらに設けて、中間転写ドラム10に塩化カルシウムを供給した以外は、実施例2と同様にして、網点画像PA及びベタ画像PBを形成した。
[比較例1]
導電性インク1の代わりに、導電性インク4を用いた以外は、実施例1と同様にして、網点画像PA及びベタ画像PBを形成した。
評価結果を表1に示す。
Figure 0005482069
なお、網点画像のドットは、マイクロスコープを用いて、中間転写ドラム10上の網点画像PAと転写紙Sに転写された網点画像のドットの形状を観察して、評価した。このとき、ドットが独立している場合を○、潰れている場合を△、擦れている場合を×として、判定した。また、ベタ画像の濃度は、X−riteを用いて、転写紙Sに転写されたベタ画像の濃度を測定して、評価した。このとき、実施例1のベタ画像の濃度に対する比を表1に示す。さらに、残留インクは、マイクロスコープを用いて、インク画像が転写された中間転写ドラム10に導電性インクが残留しているかを観察して、評価した。
実施例1〜4では、中間転写ドラム10上の網点画像PAのドットが独立していることが確認され、同様に転写紙S上の網点画像のドットも独立していることが確認された。また、転写紙Sに転写されたベタ画像の濃度が高いことが確認された。さらに、中間転写ドラム10に導電性インクは残留していなかった。このことから、インク画像の滲みの発生が抑制され、高精度なドットが効率よく転写されることがわかった。
これに対し、比較例1では中間転写ドラム10上の網点画像PAのドットが独立していることが確認されたが、転写紙S上の網点画像のドットが滲んで繋がっていることが確認された。また、転写紙Sに転写されたベタ画像の濃度が低いことが確認された。さらに、中間転写ドラム10に導電性インクが残留していることが確認された。このことから、導電性インク4は、アニオン性基を有する樹脂を含まないため、網点画像PA及びベタ画像PBが転写紙Sに全て転写されず、中間転写ドラム10に残留することがわかった。
10、10' 中間転写ドラム
11 導電性基体
11' 基体
12 導電層
12' 弾性層
21 記録ヘッド
21a ノズル
21b ノズル板
21c インク室
30 電源
40 転写ローラ
50、50' クリーニングブレード
100 画像形成装置
I 導電性インク
I' インク画像
特開2008−62397号公報

Claims (7)

  1. 顔料がアニオン性分散剤により水中に分散されている導電性インクを記録ヘッドのノズルから吐出して、中間転写体にインク画像を形成する工程と、該中間転写体に形成されたインク画像を記録媒体に転写する工程を有する画像形成方法であって、
    前記導電性インクは、アニオン性基を有する樹脂を含み、
    前記中間転写体は、導電性の表面を有し、
    前記導電性インクと前記導電性の表面との間に電圧が印加されている状態で、前記ノズルと前記中間転写体の間に前記導電性インクからなる液柱のブリッジを一時的に形成すると共に、前記導電性の表面の近傍で、前記液柱のブリッジに含まれる水を酸化してプロトンを生成させて、前記顔料を凝集させることにより、前記中間転写体にインク画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
  2. 前記アニオン性基を有する樹脂は、アルギン酸塩であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  3. 前記中間転写体に塩を供給する工程をさらに有し、
    該塩が供給された中間転写体に前記インク画像を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成方法。
  4. 前記中間転写体に供給する塩は、塩化カルシウムであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成方法。
  5. 前記導電性の表面は、導電剤が分散されている弾性体又は金属を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成方法。
  6. 前記導電性の表面は、金属であり、
    前記導電性の表面の近傍で、前記金属を酸化して金属イオンを生成させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成方法。
  7. 顔料がアニオン性分散剤により水中に分散されている導電性インクを吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
    前記ノズルとの間に前記導電性インクからなる液柱のブリッジを一時的に形成することによりインク画像を形成することが可能な導電性の表面を有する中間転写体と、
    前記中間転写体に塩を供給する塩供給手段と、
    前記塩が供給された中間転写体の導電性の表面と前記導電性インクとの間に、前記導電性の表面の近傍で、前記液柱のブリッジに含まれる水を酸化してプロトンを生成させることが可能な電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記中間転写体に形成されたインク画像を記録媒体に転写する転写手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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