JP5481843B2 - 楽音発生装置および楽音発生プログラム - Google Patents
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Description
A.構成
図1は、本発明の一実施形態による楽音発生装置100の全体構成を示すブロック図である。この図において、CPU10は、操作部14およびパッド16(PAD1〜PAD4)から供給されるイベントに応じて装置各部を制御するものであり、本発明の要旨に係わる特徴的な処理の動作については追って詳述する。
次に、図4〜図11を参照して上記構成による楽音発生装置100の動作を説明する。なお、図4はCPU10が実行するメインルーチンの動作を示すフローチャート、図5はメインルーチンからコールされるサンプリング処理の動作を示すフローチャート、図6はタイマ割り込み処理の動作を示すフローチャート、図7はメインルーチンからコールされるパッドパラメータアサイン処理の動作を示すフローチャート、図8〜図10はパッドパラメータアサイン処理の動作の一例を説明するための図および図11はメインルーチンからコールされるパッド処理の動作を示すフローチャートである。
装置電源がパワーオンされると、CPU10は図4に示すメインルーチンを実行してステップSA1に処理を進め、RAM12のワークエリアWEに格納される各種レジスタやフラグ類をリセットしたり初期値をセットしたりする他、サンプリングバッファBUFをゼロクリアするイニシャライズを行う。また、このステップSA1では、音源17に対して各種レジスタやフラグ類を初期化するよう指示する。
次に、図5〜図6を参照してサンプリング処理の動作について説明する。上述したメインルーチンのステップSA2(図4参照)を介して本処理が実行されると、CPU10は図5に図示するステップSB1に進み、フラグSMPFが「0」であるか否かを判断する。フラグSMPFは、後述するように、「1」の場合にサンプリング実行中を表し、「0」の場合にサンプリング停止中を表すフラグである。したがって、ステップSB1では、サンプリング停止中であるかどうかを判断する。
次に、図7を参照してパッドパラメータアサイン処理の動作について説明する。上述したメインルーチンのステップSA3(図4参照)を介して本処理が実行されると、CPU10は図7に図示するステップSD1に進み、フラグBFFが「1」、すなわち上述のサンプリング処理によりRAM12のサンプリングバッファBUFにサンプリング波形データが格納された状態であるか否かを判断する。フラグBFFが「0」のバッファクリア状態ならば、判断結果は「NO」となり、本処理を終えるが、サンプリング波形データが格納された状態であるならば、判断結果は「YES」になり、ステップSD2に進む。
(a)最も近い占有パッドのサンプリング波形データ読み出し開始アドレスを空きパッドに割り当てる。
(b)空きパッドには、占有パッドから何番目のパッドに位置するかで定まる種類のエフェクトパラメータ(エフェクトデータ読み出しアドレス)を割り当てる。
(c)空きパッドに対して左右同じ位置に占有パッドが存在する場合には、空きパッドから見て左方の占有パッドを優先して割り当ての基準に設定する。
この場合、占有パッドPAD1のサンプリング波形データ読み出し開始アドレスAD(PAD1)が空きパッドPAD2〜PAD4に共通して割り当てられる。占有パッドPAD1の1つ右隣に配置される空きパッドPAD2には、+1エフェクトデータの読み出しアドレスAD(+1)が割り当てられる。同様に、空きパッドPAD3〜PAD4は、占有パッドPAD1の2つ右隣、3つ右隣にそれぞれ配置される為、+2エフェクトデータの読み出しアドレスAD(+2)、+3エフェクトデータの読み出しアドレスAD(+3)が各々割り当てられる。
この場合、空きパッドPAD2の左隣に占有パッドPAD1が存在する為、占有パッドPAD1のサンプリング波形データ読み出し開始アドレスAD(PAD1)が空きパッドPAD2に割り当てられる。同様にして、占有パッドPAD3のサンプリング波形データ読み出し開始アドレスAD(PAD3)が空きパッドPAD4に割り当てられる。占有パッドPAD1の1つ右隣に配置される空きパッドPAD2には、+1エフェクトデータの読み出しアドレスAD(+1)が割り当てられる。占有パッドPAD3の1つ右隣に配置される空きパッドPAD4には、+1エフェクトデータの読み出しアドレスAD(+1)が割り当てられる。
この場合、占有パッドPAD4のサンプリング波形データ読み出し開始アドレスAD(PAD4)が空きパッドPAD1〜PAD3に共通して割り当てられる。占有パッドPAD4の1つ左隣に配置される空きパッドPAD3には、−1エフェクトデータの読み出しアドレスAD(−1)が割り当てられる。占有パッドPAD4の2つ左隣に配置される空きパッドPAD2には、−2エフェクトデータの読み出しアドレスAD(−2)が割り当てられる。占有パッドPAD4の3つ左隣に配置される空きパッドPAD1には、−3エフェクトデータの読み出しアドレスAD(−3)が割り当てられる。
次に、図11を参照してパッド処理の動作について説明する。前述したメインルーチンのステップSA4(図4参照)を介して本処理が実行されると、CPU10は図11に図示するステップSE1に進み、パッド操作の有無、つまりノートオンイベントが発生したかどうかを判断する。ノートオンイベントの発生が無ければ、判断結果は「NO」になり、本処理を終える。
11 ROM
12 RAM
13 表示部
14 操作部
15 サンプリング入力部
16 パッド(PAD1〜PAD4)
17 音源
18 サウンドシステム
100 楽音発生装置
Claims (5)
- 複数のパッドを有し、いずれかのパッドの操作に応じて発音を指示する発音指示手段と、
入力音声をサンプリングして得たサンプリング音を、前記発音指示手段が備える複数のパッドにそれぞれ対応付けた記憶エリアのいずれかに記憶する記憶手段と、
対応する記憶エリアにサンプリング音が登録された占有パッドもしくは未登録の空きパッドのいずれであるかを前記発音指示手段の複数のパッドについて判別するパッド判別手段と、
前記パッド判別手段により、空きパッドが存在すると判別された場合には、占有パッドに対する空きパッドの配置位置に応じて、当該空きパッドに割り当てるサンプリング音と付与する効果とを選定する選定手段と、
前記発音指示手段が占有パッドの操作に応じて発音を指示した場合には、当該占有パッドに対応する記憶エリアのサンプリング音を再生し、一方、空きパッドの操作に応じて発音を指示した場合には、前記選定手段により当該空きパッドに割り当てられたサンプリング音に効果付与して再生する再生手段と
を具備することを特徴とする楽音発生装置。 - 前記選定手段は、所定の割り当てルールに従い、占有パッドに対する空きパッドの配置位置に応じて、当該空きパッドに割り当てるサンプリング音と付与する効果とを選定することを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
- 複数のパッドを有し、いずれかのパッドの操作に応じて発音を指示する発音指示手段と、
入力音声をサンプリングして得たサンプリング波形データを、前記発音指示手段が備える複数のパッドにそれぞれ対応付けた記憶エリアのいずれかに記憶する波形データ記憶手段と、
効果付与する態様を指定する複数種のエフェクトデータを記憶するエフェクトデータ記憶手段と、
前記波形データ記憶手段の対応する記憶エリアにサンプリング波形データが登録された占有パッドもしくは前記波形データ記憶手段の対応する記憶エリアにサンプリング波形データが未登録の空きパッドのいずれであるかを前記発音指示手段が備える複数のパッドのそれぞれについて判別するパッド判別手段と、
前記パッド判別手段により複数のパッドの中に空きパッドが存在すると判別された場合に、占有パッドに対する空きパッドの配置位置に応じて、当該空きパッドに割り当てるサンプリング波形データとエフェクトデータの種類とを選定する選定手段と、
前記発音指示手段が占有パッドの操作に応じて発音を指示した場合には、当該占有パッドに対応する記憶エリアのサンプリング波形データを前記波形データ記憶手段から読み出してサンプリング音を再生し、一方、空きパッドの操作に応じて発音を指示した場合には、前記選定手段により当該空きパッドに割り当てられたサンプリング波形データを前記波形データ記憶手段から読み出してサンプリング音を形成すると共に、前記選定手段により当該空きパッドに割り当てられた種類のエフェクトデータを前記エフェクトデータ記憶手段から読み出し、当該エフェクトデータに従った効果をその形成したサンプリング音に付与して再生する再生手段と
を具備することを特徴とする楽音発生装置。 - 前記パッド判別手段は、
入力音声をサンプリングしてサンプリング波形データを入力するサンプリング入力手段と、
前記サンプリング入力手段により入力されたサンプリング波形データを、前記波形データ記憶手段の複数の記憶エリアの中からユーザ操作で指定される記憶エリアに格納する格納手段とを更に備え、
前記格納手段がユーザ操作で指定される記憶エリアにサンプリング波形データを格納する毎に、前記発音指示手段の複数のパッドのそれぞれについて占有パッドもしくは空きパッドのいずれであるかを判別することを特徴とする請求項3記載の楽音発生装置。 - 複数のパッドを有し、いずれかのパッドの操作に応じて発音を指示する発音指示処理と、
入力音声をサンプリングして得たサンプリング音を、前記複数のパッドにそれぞれ対応付けた記憶エリアのいずれかに記憶する記憶処理と、
対応する記憶エリアにサンプリング音が登録された占有パッドもしくは未登録の空きパッドのいずれであるかを前記複数のパッドについて判別するパッド判別処理と、
前記パッド判別処理により、空きパッドが存在すると判別された場合には、占有パッドに対する空きパッドの配置位置に応じて、当該空きパッドに割り当てるサンプリング音と付与する効果とを選定する選定処理と、
前記発音指示処理が占有パッドの操作に応じて発音を指示した場合には、当該占有パッドに対応する記憶エリアのサンプリング音を再生し、一方、空きパッドの操作に応じて発音を指示した場合には、前記選定処理により当該空きパッドに割り当てられたサンプリング音に効果付与して再生する再生処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする楽音発生プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2008303834A JP5481843B2 (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | 楽音発生装置および楽音発生プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008303834A JP5481843B2 (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | 楽音発生装置および楽音発生プログラム |
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JP2010128257A JP2010128257A (ja) | 2010-06-10 |
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JP2008303834A Active JP5481843B2 (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | 楽音発生装置および楽音発生プログラム |
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