JP5481787B2 - プロジェクタ機能付きデジタルカメラおよびプロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクタ機能付きデジタルカメラに関する。
従来、プロジェクタモジュールを備えたデジタルカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−250392号公報
ところで、屋外などで複数の人で投影画像を見る場合には、スクリーンとなるような適当な壁があるとは限らず、カメラを手で持って地面に投影して見るようなことが想定される。また、車座になった状態で床や机に画像を投影して、囲んで見る場合もある。このように、投影画像を複数の人が囲んで鑑賞する場合は、見る人によって画像の傾きが異なり、逆向きになってしまうこともある。
そのような場合、相手の人にとって画像を成立させようとカメラを回転しても、見やすい角度にカメラを保持するのは難しい。また、逆さまに投影するためにカメラを逆向きにした場合、操作ボタンなども逆向きになって操作がし難くなるという問題が生じる。
請求項1の発明は、撮影光学系により結像された被写体像を撮像素子で撮像する撮影ユニットと、画像データに基づく投影用画像を矩形表示領域を有する画像形成素子に表示して、その投影用画像を投影光学系により投影する投影ユニットと、を備えるプロジェクタ機能付きデジタルカメラに適用され、投影用画像の回転角度をユーザが任意の角度に指定する角度入力操作部と、画像が矩形表示領域の短辺の長さ以下の直径を有する円形表示領域内に収まるように、画像データを調整する第1の画像調整手段と、第1の画像調整手段で調整された画像データによる第1の画像を、角度入力操作部で指定された任意の回転角度だけ回転して画像形成素子に表示する表示制御部と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、円形表示領域内の画像のみを切り出すように画像データを調整するものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、投影用画像の全体が円形表示領域内に収まるように画像データを調整するものである。
請求項4の発明は、請求項2または3に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、投影用画像の全体が回転角度で矩形表示領域内に収まるように画像データを調整する第2の画像調整手段をさらに備え、第1の画像調整手段で調整された画像データによる第1の画像を画像形成素子に表示した後に、該第1の画像に代えて第2の画像調整手段で調整された画像データによる第2の画像を表示するようにしたものである。
請求項5の発明は、撮影光学系により結像された被写体像を撮像素子で撮像する撮影ユニットと、画像データに基づく投影用画像を矩形表示領域を有する画像形成素子に表示して、その投影用画像を投影光学系により投影する投影ユニットとを備えるプロジェクタ機能付きデジタルカメラに適用され、投影用画像の回転角度をユーザが任意の角度に指定する角度入力操作部と、投影用画像の全体が回転角度で矩形表示領域内に収まるように画像データを調整する画像調整手段と、予め設定された角度認識容易な回転用画像を角度入力操作部で指定された任意の回転角度だけ回転して画像形成素子に表示した後に、該回転用画像に代えて画像調整手段で調整された画像データによる画像を、角度入力操作部で指定された任意の回転角度だけ回転して画像形成素子に表示する表示制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、複数の角度を示す複数の角度指標と、回転角度と同一角度の角度指標を指し示す指示標識とを、画像形成素子にさらに表示するようにしたものである。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、角度入力操作部により指定された角度を複数記憶する記憶部をさらに備えるものである。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、矩形表示領域は、投影用画像を縮小した画像が各々表示される複数の分割表示領域から成り、角度入力操作部により複数の分割表示領域の各画像の任意の回転角度を指定するようにしたものである。
請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、投影用画像と同一画像であるモニタ用画像と、複数の角度を示す複数のモニタ用角度指標と、モニタ用画像とともに回転して該モニタ用画像の回転角度と同一角度の前記モニタ用角度指標を指し示すモニタ用指示標識とを表示する表示モニタを備えたものである。
請求項10の発明は、請求項9に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、投影用画像と同一画像であるモニタ用画像を表示する表示モニタと、表示モニタ上に設けられた透明なタッチパネルとを備え、タッチパネルをタッチすることにより回転角度を指定するようにしたものである。
請求項11の発明は、撮影光学系により結像された被写体像を撮像素子で撮像する撮影ユニットと、画像データに基づく投影用画像を矩形表示領域を有する画像形成素子に表示して、その投影用画像を投影光学系により投影する投影ユニットとを備えるプロジェクタ機能付きデジタルカメラに適用され、画像が矩形表示領域の短辺の長さ以下の直径を有する円形表示領域内に収まるように、画像データを調整する第1の画像調整手段と、ユーザの操作により投影用画像の回転および任意の停止位置を指示する操作部と、操作部の回転指示により第1の画像調整手段で調整された画像データによる第1の画像を画像形成素子に回転表示させ、操作部の停止指示により第1の画像の回転を任意の位置で停止する第1の表示制御部と、投影用画像の全体が回転停止時の第1の画像の角度と同一角度で矩形表示領域内に収まるように、画像データを調整する第2の画像調整手段と、第1の画像の回転停止の後に、該第1の画像に代えて第2の画像調整手段で調整された画像データによる第2の画像を画像形成素子に表示する第2の表示制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項12の発明は、画像データに基づく投影用画像を矩形表示領域を有する画像形成素子に表示して、その投影用画像を投影光学系により投影する投影ユニットを備えるプロジェクタにおいて、投影用画像の回転角度をユーザが任意の角度に指定する角度入力操作部と、画像が矩形表示領域の短辺の長さ以下の直径を有する円形表示領域内に収まるように、画像データを調整する第1の画像調整手段と、第1の画像調整手段で調整された画像データによる第1の画像を、角度入力操作部で指定された任意の回転角度だけ回転して画像形成素子に表示する表示制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、投影用画像の角度を所望の角度に容易に設定することができ、種々の方向から正立状態の画像を観察することができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
―第1の実施の形態―
図1は、本発明によるプロジェクタ機能付きデジタルカメラの一実施の形態を示す図である。図1はデジタルカメラ1の外観を示す図であり、(a)はデジタルカメラ1の正面側を示し、(b)は背面側を示す。
図1(a)に示すように、デジタルカメラ1の筐体内には、撮影ユニット10とプロジェクタユニット20とが設けられている。撮影ユニット10の撮影光学系100で結像された被写体像は、撮像素子101により撮像される。投影ユニット20は撮影ユニット10の図示左側に配置されており、投影光は筐体の前面に設けられた投影窓20aからカメラ前方に向けて出射され、スクリーン、壁、床などに投影される。
図1(b)に示すように、デジタルカメラ1の背面側には、液晶モニタ12、PJボタン111、メニューボタン112、削除ボタン113、ロータリーマルチセレクター114、モード切替ボタン115が配置されている。また、カメラ上面にはシャッターボタン11、ズーミング操作を行うためのズームレバー13、電源スイッチ14が設けられている。図示していないが、液晶モニタ12の表面にはタッチパネルが設けられており、液晶モニタ12の表面をタッチすることで、種々の入力操作を行うことができる。
PJボタン111は、カメラ撮影状態とプロジェクタ状態(以下ではPJモードと記す)とを切り替えるための操作ボタンである。メニューボタン112は、液晶モニタ12にメニュー画面を表示させるための操作ボタンであり、操作時のモード状態に応じたメニュー画面が液晶モニタ12に表示される。削除ボタン113は、液晶モニタ12に画像を再生する再生モードにおいて、画像削除を指示するための操作ボタンである。
ロータリーマルチセレクター114は、中央操作部114aと回転部114bとを備えている。メニュー画面で表示されている項目や画像を選択する際には、回転部114bを回転させて選択を行い、中央操作部114aを押すことで項目や画像の選択が確定される。モード切替ボタン115は、カメラ撮影を行う撮影モードと、後述するメモリカードMCやカメラ内蔵の記憶部94に記憶されている画像を再生する再生モードとを切り替える操作ボタンである。
図2はプロジェクタユニット20の構成を示す図であり、(b)は(a)のA1−A1断面図である。プロジェクタユニット20は、高輝度LED等の光源221と、集光レンズ222と、偏光ビームスプリッタ223と、液晶パネル224と、投影レンズ225と、屈曲プリズム228と、これらを収容するケース226とを備えている。光源221には、放熱ブロック227が密着して設けられている。液晶パネル224にはLCOS等の反射型液晶パネルが用いられているが、透過型の液晶パネルを用いても良い。
集光レンズ222は、光源221からの光を略平行光にして偏光ビームスプリッタ223へ入射させる。偏光ビームスプリッタ223に入射した光の内、P偏光は偏光ビームスプリッタ223を透過して液晶パネル224を照明する。液晶パネル224は、赤、緑、青のフィルターが形成された複数の画素から構成され、カラーの画像を生成するように駆動されている。
液晶パネル224の液晶層を透過する光は、液晶パネル224へ入射されると当該液晶層を進行し、液晶パネル224の反射面で反射された後、液晶層を逆方向に進行して液晶パネル224から射出され、偏光ビームスプリッタ223へ再度入射される。電圧が印加された液晶層は位相板として機能するので、偏光ビームスプリッタ223へ再度入射される光は、S偏光である変調光とP偏光である非変調光との混合光である。偏光ビームスプリッタ223は、再入射された光束のうちS偏光成分である変調光のみを偏光分離部で反射する。その反射された変調光は、投影レンズ225および屈曲プリズム228を介して投影窓20aからカメラ前方に出射される。
図3はデジタルカメラ1のブロック図である。デジタルカメラ1は、上述した撮影ユニット10、プロジェクタユニット20、液晶モニタ12、プロジェクタユニット20の光源221および液晶パネル224の他に、画像処理部60、操作部91、CPU92、ビデオ出力端子93、記憶部94、タッチパネル95、位置検出部96、メモリカードMCなどを備えている。
操作部91は、上述した各操作ボタン111〜113、ロータリーマルチセレクター114、シャッターボタン11、ズームレバー13および電源スイッチ14を含む。画像処理部60は、信号変換・処理回路61、圧縮・伸張回路62、モニタ表示回路63、パネル表示回路64を含む。液晶モニタ12の表面に設けられているタッチパネル95を指等でタッチすると、位置検出部96によりタッチ位置が検出される。その検出位置情報はCPU92に入力される。
記憶部94は、バッファメモリやCPU92のワーキングメモリを含む。ビデオ出力端子93からは、投影画像、撮影画像および再生画像の画像信号が出力され、例えば、ビデオ出力端子93に表示モニタを接続することで、その表示モニタに投影画像、撮影画像および再生画像を表示させることができる。
撮影ユニット10の撮影レンズ100を通過した光束は、撮像素子101に受光されて光電変換される。撮像素子101の光電変換出力は、画像処理部60の信号変換・処理回路61でA/D変換されるとともに、種々の画像処理が施され、画像データが生成される。画像データは、圧縮・伸張回路62で圧縮され、像記録媒体であるメモリカードMCに記録される。
カメラを再生モードに設定すると、メモリカードMCに記録されている画像データに基づく表示用画像を液晶モニタ12に表示することができる。この場合、表示すべき画像データがメモリカードMCから読み込まれ、圧縮/伸張回路62にて伸張され、信号変換・処理回路61を経由してモニタ表示回路63に送られる。モニタ表示回路63は、入力された画像を液晶モニタ12に表示する。
カメラを撮影モードに設定すると、撮像素子101により繰り返し撮像される画像が、液晶モニタ12に動画として表示される。このように、繰り返し撮像される動画をスルー画と呼び、撮影者はスルー画を見ながら構図決定を行うことができる。なお、デジタルカメラ1は動画撮影モードも備えていて、撮像素子101により繰り返し撮像される画像を動画としてメモリカードMCに記憶させることができる。
PJモードでは、メモリカードMCに記録された画像データに基づく投影用画像を、プロジェクタユニット20により投影することができる。この場合、投影すべき画像データがメモリカードMCから読み込まれ、圧縮・伸張回路62にて伸張され、信号変換・処理回路61を経由してパネル表示回路64に送られる。パネル表示回路64は、入力された画像データを液晶パネル224に表示する。この状態で光源221を点灯すると、液晶パネル224に表示されている画像が投影画像として読み出され、投影窓20aから投影される。
[投影画像の回転操作]
次に、PJモードにおける、投影画像の回転操作について説明する。先ず、図1(b)のPJボタン111を操作するとカメラは画像投影を行うPJモードになり、予め定められた所定画像がプロジェクタユニット20により投影される。所定画像とは、カメラ内に予め記憶されている画像であるが、ユーザが所望の画像から作成できるようにしても良い。本実施の形態における画像の回転操作は、例えば、前述したように画像を床などに投影し、その投影された画像を複数で囲んで観察する場合などに使用される。
本来、スクリーンや壁などに画像を投影する場合は、縦長の画像では90度回転した横向きに投影されることがあるので、プロジェクタは画像を90度回転する機能を備えている場合が多い。しかし、上述したように車座で画像を囲むようにして観察する場合には、前述したような問題があり、より細かい角度で回転できる方が好ましい。そこで、本実施の形態のデジタルカメラ1では、画像を90度毎に回転することができる通常投影モードと、より小刻みに画像を回転させることができる自由回転投影モードとを備えている。
通常投影モードと自由回転投影モードとの切り替え方としては、次のような2種類の方法が考えられる。第1の切り替え方法では、初期状態では通常投影モードに設定されていて、液晶モニタ12にメニュー画面を表示させることにより通常投影モードから自由回転投影モードへ、および、自由回転投影モードから通常投影モードへと切り替えるようにする。その場合、図4および図5に示すように、通常投影モードと自由回転投影モードとでロータリーマルチセレクター114の操作機能を切り替える。切り替えのタイミングとしては、PJモードに入る前に予めメニュー画面で自由回転投影モードに設定しておいても良いし、PJモードに入った後の任意の時点でメニュー画面を呼び出して自由回転投影モードに切り替えてもかまわない。
図4は、通常投影モードにおけるロータリーマルチセレクター114の操作機能を説明する図である。通常投影モードでは、投影画像の送りおよび逆送りと、画像の90度回転および180度回転、回転された画像を元の正立状態に戻すリセット機能とが、ロータリーマルチセレクター114に割り当てられている。ロータリーマルチセレクター114の回転部114bの符号Bで示す右側部分を短く押すと、投影画像のコマ送りが行われる。一方、回転部114bの符号Dで示す部分を短く押すと、逆方向へのコマ送りが行われる。
画像の回転に関しては、回転部114bの符号Aで示す部分を長押し操作すると、投影画像が90度回転する。回転方向は右回りでも左回りでも良く、ここでは左回りに設定されているものとする。さらに90度回転させたい場合には、長押し操作を一旦解除し、再び長押し操作すれば良い。ここで投影画像の回転は、プロジェクタユニット20の液晶パネル224に表示される画像を回転することにより行われる。横長の画像を90度回転すると縦長の画像となるが、この場合、縦長の画像全体が液晶パネル224に表示されるように、自動的に画像を縮小表示する。なお、液晶モニタ12にも投影画像と同様の画像が表示され、表示画像を投影画像と同様に回転させる。また、後述するように回転角度を液晶モニタ12に数字で表示するようにしても良い。
図5は、自由回転投影モードにおけるロータリーマルチセレクター114の操作機能を説明する図である。自由回転投影モードでは、図5(a)に示す通常投影モードと同様の操作機能を有するとともに、図5(b)に示す自由回転投影モード固有の操作機能が付与される。図5(a)の操作機能については、図4の場合と同じなので説明を省略する。図5(b)において、回転部114bを押しながら左回転させると、その回転に応じて投影画像も左回りに小刻みに回転し、逆に、回転部114bを押しながら右回転させると、その回転に応じて投影画像も右回りに小刻みに回転する。ここでは、5度ずつ小刻みに回転するとして考えるが、任意に回転ができるとしても良い。ここでは、図5(a)に示すように、通常投影モードと同様の操作も可能な構成としたが、例えば、図5(b)の操作でも可能である図5(a)の90度回転および180度回転の機能を、省略しても構わない。
上述した第1の切り替え方法ではメニュー画面を呼び出して切り替えを行ったが、第2の切り替え方法では、ロータリーマルチセレクター114の操作の違いにより通常投影モードと自由回転投影モードとを切り替えるようにしても良い。具体的には、上述した操作から、メニュー操作を省略する。すなわち、図5(a)に示す操作を行うことで通常投影モードでの操作が行われ、図5(b)の操作を行うことで自由回転投影モードでの操作が行われる。
次に、回転操作時における投影画像の形態について説明する。図6は投影画像の回転の手順を説明するフローチャートであり、このフローチャートの処理を行うプログラムは図3のCPU92において実行される。カメラが自由回転投影モードに設定されると図6の処理が開始され、ステップS1においてロータリーマルチセレクター114の操作が行われたか否かを判定し、操作有り(yes)と判定されるとステップS2へ進む。
ステップS2では、投影画像を回転用の画像に変更する。図7(a)はステップS2が実行される前の投影画像を示す図であり、図7(b)は回転用画像の一例を示す図である。自由回転投影モードにおいてロータリーマルチセレクター114の操作が行われると、投影画像は図7(a)に示す状態から図7(b)に示すような回転用画像に切り替えられる。図7(b)では、画面中央Sを中心とする円形領域に含まれる画像30Aのみが投影される。円形領域の直径は、矩形投影領域31の短辺の長さとほぼ等しいまたは以下の長さに設定される。矩形投影領域31は、画像を表示する液晶パネル224(図2参照)の矩形表示領域に対応しており、円形領域は矩形表示領域内の円形表示領域に対応している。すなわち、液晶パネル224には、画像30Aのみが表示され、ハッチングを施した周囲領域30Bの画像は非表示状態とされる。
図7(b)において、円形領域の周囲には角度を示す指標32が等間隔で表示され、さらに、角度0度、90度、180度、270度を示す黒丸の指標33も表示される。図7(b)に示す例では、右側の指標33が回転角度0度の位置を示しており、指標32は5度間隔で表示されている。回転角度指標34は回転投影時の回転角度を示すものであり、図7(b)のように通常の正立状態の画像が投影されている場合には、回転角度指標34は0度の指標33の位置に表示される。
カメラ1の液晶モニタ12にも、図7(b)に示すものと同様の画像が表示される。図8は液晶モニタ12に表示される画像の一例を示したものであり、投影画像と同様の画像30Aや指標32,33,34が表示されるとともに、画像のコマ番号や画像の回転角度を数字で示す標識121,122が表示されている。もちろん、投影画像にも標識121,122を表示してもかまわない。
ステップS3では、ロータリーマルチセレクター114の操作に応じた画像の回転を実行する。図9は、図5(a)に示すロータリーマルチセレクター114の回転部114bの符号Aで示す上側部分を長押し操作した場合の、投影画像を示したものである。図7(a)に示す状態で符号Aの部分を長押しすると、操作直後に図7(b)のように回転用画像が投影され、長押し状態が所定時間経過すると、図9(a)に示すような画像が投影される。画像30Aは左回りに90度回転した状態で投影される。また、指標32,33は回転せず、回転角度指標34は画像30Aとともに回転する。
そのため、回転角度指標34は90度を示す指標33の位置に表示され、画像30Aが90度回転していることが回転角度指標34から容易に認識することができる。さらに90度回転させたい場合には、長押しを一旦解除した後に、再び符号Aの部分を長押し操作すれば良い。そうすると、画像は図9(b)のように切り替わり、画像30Aはさらに90度回転して元の画像に対して180度回転した状態となる。すなわち、天地が逆さまの画像が投影されることになる。
図6のフローチャートに戻って、ステップS3の処理が終了したならば、ステップS4に進んでロータリーマルチセレクター114の操作が解除されたか否かを判定する。ステップS4で解除されたと判定されるとステップS5へ進み、解除されていない場合にはステップS3へ戻って画像回転動作を継続する。ステップS5に進んだ場合には、操作解除時点から所定時間Δtが経過したか否かを判定する。そして、所定時間Δtが経過したと判定されるとステップS6へ進み、図9(b)に示す回転用画像から、図9(c)に示す投影画像に切り替える。すなわち、指標32〜34を非表示とするとともに、円形領域の画像30Aだけでなく画像全体を投影する。次いで、ステップS7では、自由回転投影モードから通常投影モードに切り替えられたか否かを判定し、否定判定されるとステップS1へ戻り、肯定判定されると一連の画像回転処理を終了する。
なお、上述した処理では、操作解除されても所定時間Δtが経過するまで回転用画像から投影画像へ切り替えないようにしている。これは、操作解除直後(<Δt)に再操作された場合に、図9(b)→図9(c)→図9(b)のようにめまぐるしく画像が切り替わって見苦しくなるのを避けるためである。
ところで、図9(c)に示す場合には画像を180度回転しているため、回転後の画像全体をプロジェクタユニット20の液晶パネル224の表示領域全体に表示することが可能となり、逆さま表示された画像全体を投影することができる。しかし、図9(b)に示すように90度回転した場合には、画像全体は縦長となるため液晶パネル224に画像全体を等倍表示するのが不可能となる。このような場合には、図10に示すような形態で投影しても良い。
図10(a)に示す例では、横長の矩形投影領域31において、円形領域内の画像30Aだけを表示し、その他の投影領域30Bは非表示状態とする。図10(b)に示す例では、投影領域31に収まる画像30Aだけ表示し、その他のハッチングが施された領域(左右の領域)は非表示状態とする。図10(c)に示す例では、90度回転された縦長の画像全体が投影領域31に収まるように、画像を液晶パネル224に縮小表示し、縮小された画像全体を投影するようにする。図10(c)のように縮小投影した場合には、カメラ1を遠ざけることで画像全体を大きくすれば、図7(a)に示す正立状態の投影画像と同程度の大きさの投影画像が容易に得られる。なお、ズーム光学系を有するカメラであれば、自動的にズーム動作をさせることで、投影画像の大きさを等倍表示と同じ大きさにすることができる。
図11は、図5(b)に示すようにロータリーマルチセレクター114の回転部114bを左回りに回転操作した場合の投影画像を説明する図である。図11(a)に示す例では、画像30Aが45度回転されている。この状態で操作解除してから所定時間Δtが経過すると、図11(b)または図11(c)に示すような投影画像に切り替わる。図11(b)は、図10(a)の場合と同様に円形領域の画像30Aだけが投影される場合を示す。一方、図11(c)では、斜めに傾いた画像の全体が液晶パネル224に表示されるように、画像を縮小表示する。その結果、斜めに傾いた投影画像の全体が投影領域31に投影されることになる。なお、図11(b)、(c)のハッチングを施した領域30Bは非表示領域である。
回転用画像としては、上述した図7(b)に示すものに限らず種々の形態が可能である。図12(a)に示す例では、投影用画像の中央部分を正方形の形に切り出して回転用の画像30Aとしている。円形領域内には、符号30Cで示す非表示領域が形成される。また、ズームアップの画像などの場合には、図6(a)や図12(a)のように画像中央の円形領域内の画像30Aだけでは画像の回転状態が分かり難い場合がある。そこで、図12(b)に示すように画像を縮小表示し、その中央部分を切り出すようにしても良い。その結果、より広い範囲の画像が投影され、画像の回転状態が分かりやすくなる。この場合、縮小率によっては、画像の天地方向寸法が円形領域の直径よりも小さくなるので、円形領域内に非表示領域30Cが形成され、投影画像は円形ではなく上下が切れた画像となる。
図12(c)に示す例では、投影用画像の全体が投影されるように、すなわち、円形領域内に収まるように画像を縮小表示して投影している。その結果、回転用の画像は矩形画像となる。操作が解除されて所定時間Δtが経過したならば、矩形画像全体が表示可能な破線35で示す範囲まで縮小率を下げて画像を拡大する。その結果、図11(c)に示したのと同様の表示形態となる。なお、図12(a),(b)の場合も、図12(c)の場合と同様にΔt後の投影画像を矩形画像としても良い。
上述した例では、投影用画像を用いて回転用画像を形成したが、図13(a)〜(c)に示すような回転方向が分かりやすい専用の画像を回転用画像として用いても良い。図13(a)では画像形状を表す矩形領域30A内に画像の向きが分かりやすいように対角線36を表示した。図13(b)では、対角線36に代えて、向かい合う辺の中点同士を結んだクロスライン37を表示した。また、図13(c)では、矩形領域30A内に、天地方向を示す矢印38を表示するようにした。いずれの場合も絵柄がシンプルなため、画像の方向(すなわち回転角度)が認識しやすい。
[変形例1]
上述した実施の形態では、回転スイッチであるロータリーマルチセレクター114を操作することで投影画像の回転を行わせるようにしたが、ロータリーマルチセレクター114に代えて、十字キーや押しボタンなどの操作により画像の回転を行わせるようにしても良い。図14は十字キー40を用いる場合の操作機能の一例を説明する図であり、画像投影モード時には図14に示されるような操作機能が十字キー40に割り当てられる。
十字キー40では、プッシュ操作により入力を行う操作部40a〜40dが十字状に配置されて、中央に中央操作部40eが設けられている。操作部40aを長押しすると画像が90度回転し、操作部40cを長押しすると画像が180度回転する。一方、右側の操作部40bを長押しすると、画像が5度間隔で連続的に右回りに回転する。逆に、左側の操作部40dを長押しすると、画像が5度間隔で左回りに回転する。なお、画像を元の正立状態にリセットする場合には、操作部40aを短押しすれば良い。
また、押しボタンで操作する構成の場合には、例えば、図1(b)に示す削除ボタン113を用いて行う。この場合、PJモードに切り替えられると、ボタン113に画像回転に関する操作機能が割り当てられる。一例としては、操作ボタン113を長押しすると、5度間隔で連続的に画像が回転し、操作ボタン113のプッシュ操作を止めると画像の回転が停止するようにする。他の例としては、操作ボタン113をプッシュ操作すると、5度間隔で連続的に画像が回転し、再度操作ボタン113をプッシュ操作すると回転が停止するようにしても良い。この操作方法では、操作ボタン113を押す操作だけで良いので、操作方法が覚えやすく、また、素早く操作を行うことができる。もちろん、回転指示の機能と回転停止の機能とを別の操作ボタンに振り分けても良い。
[変形例2]
図15は第2の変形例を説明する図である。上述した実施の形態では、ロータリーマルチセレクター114や十字キー40や操作ボタン113を操作することで、画像を回転させたが、第2の変形例では、液晶モニタ12の表面に設けられているタッチパネル95を用いて回転操作を行うようにした。まず。破線で示すように、人差し指42、中指43の順でタッチパネル95に触れる。そして、人差し指42の接触位置を点P1に固定したまま点P1を中心に中指43を回転して、中指43の接触位置を点P2から点P3へと移動させる。このときの中指43の動きは、点P1を中心とする円弧でなくてもかまわない。
このようなタッチパネル操作を行うことで、画像の回転角度は、点P1と点P2とを結ぶ直線と、点P1と点P3とを結ぶ直線との成す角に設定される。すなわち、画像は、画面中央を中心として、右回りに角度θだけ回転される。逆の操作、すなわち人差し指42を点P1に固定したまま、中指43を点P3から点P2に移動させると、画像は左回りに角度θだけ回転される。中指43を移動させる動作を複数回行えば、画像をより大きく回転させることができる。
このようなタッチパネル操作を行えるようにすることで、画像の回転と操作動作とがほぼ一致しているため、操作方法を覚え易い。なお、人差し指、中指以外の指を用いてタッチパネルを操作しても構わない。また、ここでは画面中央を中心に画像を回転したが、最初にタッチした位置(点P1)を中心に画像を回転するようにしても良い。さらに、点P1と点P2の中点P4を回転中心に設定するようにしても良い。
[変形例3]
第3の変形例では、回転角度を記憶できるようにした。例えば、ロータリーマルチセレクター114の回転部114bを操作して画像を回転させ、Δt後に図9(c)に示すような投影画像が投影されたならば、ロータリーマルチセレクター114の中央操作部114aをプッシュ操作してその回転角度を記憶部94に記憶させる。そして、このような操作を複数回行うことにより、複数の回転角度を記憶させることが可能となる。
例えば、観察者6人で囲むように投影画像を観察している場合を考える。それぞれの観察者に対して、投影画像をほぼ正立の状態となるように画像を回転させ、各々の角度を記憶させる。回転角度として25度、50度、80度、150度、200度の5つの角度を記憶させる場合、回転部114bを回転して、回転角度が25度となるように回転部114bを回転し、25度だけ傾いた画像が投影されたならば中央操作部114aをプッシュ操作して、角度25度を記憶させる。次いで、回転角度が50度となるように回転部114bを操作し、同様の手順で角度50度を記憶させる。この操作を80度、150度、200度についても行う。
記憶させた角度への画像回転を行わせる機能については、例えば、操作ボタン113に割り当てられる。画像が正立状態で投影されている場合に操作ボタン113を押すと、画像は25度の角度に回転される。その状態でさらに操作ボタン113を押すと、画像は50度の角度に回転される。すなわち、操作ボタン113を押すたびに、画像の回転角度は0、25,50,80,150,200,0,25、のようにサイクリックに変化する。そして、どの角度で投影されている場合でも、回転ボタン114bの上側部分を短押しすることにより正立状態に戻すことができる。
[変形例4]
第4の変形例では、同時に複数の画像を投影し、囲んでいる複数の観察者に応じて各々の画像の角度を調整できるようにした。図16は一例を示したものであり、投影領域31を4つの分割領域311〜314に分け、分割領域311〜314毎に角度の異なる画像を投影する。図16(a)の例では、画像の回転角度は0度、90度、180度、270度のように設定されている。それぞれ、角度を付した矢印の方から見るのに適した傾きの投影画像となっている。
図16(a)に示した回転角度は初期設定における角度であって、分割領域311〜314毎に回転角度の調整を行うことができる。その場合、ロータリーマルチセレクター114に設けられた回転部114bの符号A〜Dを付した部分を操作することにより、設定変更したい分割領域を選択する。例えば、符号Bの部分を押すことで、分割領域312が選択される。
次に、回転部114bを回転して画像を10度だけ左回りに回転させる。その結果、図16(b)に示すように、分割領域312の画像の回転角度は左回りに190度だけ回転した画像となる。図16(b)の例では、他の分割領域313,314の回転角度は170度および280度に調整されている。このような調整を行うことで、観察者の位置が丁度0,90,180,270度でなくても、正立状態の画像を観察することが可能となる。なお、分割領域312が選択されると、その領域の画像を矩形投影領域31の全体に投影し、角度調整終了後に図16(b)の投影状態に戻すようにしても良い。
[変形例5]
カメラ1をスクリーンに向けて投影する場合、スクリーンに対して斜めに投影すると投影領域31の形状が台形になる。そのため、プロジェクタ機能を有するカメラでは、カメラの角度を角度センサ等で検出し、その検出結果に基づいて投影像の台形歪み補正を行って、矩形状の投影画像が投影されるようにしている。図17(a)のように床44に画像30を投影する場合も同様であって、カメラの角度に応じて歪み補正を行い、画像30の枠である投影領域31が矩形状となるように補正される。
しかしながら、床44に対して矢印Fのように垂直に見下ろすように観察すれば、画像領域31は矩形状に見えるが、観察者45のように角度αの方向から見た場合、投影領域31は図17(b)に示すように台形状に見えることになる。そこで、観察者45に対して正立状態の投影画像を提示する場合には、角度αを考慮してさらに台形補正を行い、図17(c)に示すような矩形状の投影領域31が観察者45から観察されるようにする。この場合、メニュー画面において、自由回転投影モードに対する角度αを予め入力設定しておく。角度αは観察者の位置によらず一定であるとする。なお、図16のように投影画像を複数投影する場合にも、それぞれの回転角度に応じて台形補正を施すようにしても良い。
以上説明したように、本実施の形態では、ロータリーマルチセレクター114や十字キー40等の操作部により所望の角度を指定することで、投影画像を自由に回転することができるので、投影画像を囲むように複数の観察者がいる場合でも、カメラ1自体を回転させることなく簡単な操作で、それぞれの観察者に対して正立した画像を提示することができる。
また、角度指標32,33と、投影用画像30Aの回転角度と同一角度の角度指標32,33を指し示す指示標識34を投影するようにしたので、画像の回転角度が分かりやすい。さらに、これらの指標32,33や標識34を表示モニタ上に画像とともに表示しても良い。
投影用画像から回転用の画像を切り出し、その回転用画像の大きさ(すなわち、回転用画像に外接する円の直径)を、矩形投影領域31の短辺の長さ以下となるようにしたので、画像の大きさを変更することなく回転することができ、見やすくなる。なお、画像を切り出す代わりに、対角寸法が投影領域31の短辺の長さ以下となるように画像全体を縮小しても良い。さらに、画像を回転した後に、投影用画像の全体を投影領域31に回転した状態で投影できる最大の大きさに縮小し、投影用画像をその画像に切り替えるようにすることで、見やすい画像を投影することができる。また、図13に示すような角度認識の容易な回転用画像を投影することで、回転操作がし易くなる。
なお、以上の説明はあくまでも一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。
デジタルカメラ1の外観を示す図であり、(a)はデジタルカメラ1の正面側を示し、(b)は背面側を示す。 プロジェクタユニット20の構成を示す図であり、(a)は正面から見た断面図、(b)はA1−A1断面図である。 デジタルカメラ1のブロック図である。 通常投影モードにおけるロータリーマルチセレクター114の操作機能を説明する図である。 自由回転投影モードにおけるロータリーマルチセレクター114の操作機能を説明する図であり、(a)は回転部114bの短押し、長押し操作を示し、(b)は回転操作を示す。 投影画像の回転の手順を説明するフローチャートである。 回転用画像への変更を説明する図であり、(a)は回転操作前の投影画像を示し、(b)は回転操作直後の回転用画像を示す。 液晶モニタ12に表示される表示画像の一例を示す図である。 回転部114bの操作による投影画像の変化を説明する図であり、(a)は長押し操作を1回行った場合を、(b)は長押し操作を2回行った場合を、(c)は操作終了後をそれぞれ示す。 所定時間Δtが経過したときの投影画像の形態を示す図である。 画像を45度回転して所定時間Δtが経過したときの投影画像の形態を示す図であり、(a)は回転用画像を示し、(b)および(c)は所定時間Δtが経過したときの投影画像の形態を示す。 回転用画像の変形例を示す図である。 回転用画像の他の形態を示す図である。 ロータリーマルチセレクター114に代えて十字キー40を用いた場合の操作機能を示す図である。 タッチパネル95を用いた回転操作を説明する図である。 複数の投影画像を投影する変形例4を説明する図であり、(a)は初期設定の場合を、(b)は回転角度を調整した場合をそれぞれ示す。 台形補正を説明する図である。
符号の説明
1:デジタルカメラ、10:撮影ユニット、12:液晶モニタ、20:プロジェクタユニット、31:投影領域、32〜34:指標、40:十字キー、40a〜40d:操作部、40e:中央操作部、91:操作部、92:CPU、94:記憶部、95:タッチパネル、101:撮像素子、114:ロータリーマルチセレクター、114a:中央操作部、114b:回転部、311〜314:分割領域

Claims (12)

  1. 撮影光学系により結像された被写体像を撮像素子で撮像する撮影ユニットと、
    画像データに基づく投影用画像を矩形表示領域を有する画像形成素子に表示して、その投影用画像を投影光学系により投影する投影ユニットと、を備えるプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記投影用画像の回転角度をユーザが任意の角度に指定する角度入力操作部と、
    画像が前記矩形表示領域の短辺の長さ以下の直径を有する円形表示領域内に収まるように、前記画像データを調整する第1の画像調整手段と、
    前記第1の画像調整手段で調整された画像データによる第1の画像を、前記角度入力操作部で指定された任意の回転角度だけ回転して前記画像形成素子に表示する表示制御部と、を備えたことを特徴とするプロジェクタ機能付きデジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記第1の画像調整手段は、前記円形表示領域内の画像のみを切り出すように前記画像データを調整することを特徴とするプロジェクタ機能付きデジタルカメラ。
  3. 請求項1に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記第1の画像調整手段は、前記投影用画像の全体が前記円形表示領域内に収まるように前記画像データを調整することを特徴とするプロジェクタ機能付きデジタルカメラ。
  4. 請求項2または3に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記投影用画像の全体が前記回転角度で前記矩形表示領域内に収まるように前記画像データを調整する第2の画像調整手段をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記第1の画像調整手段で調整された画像データによる第1の画像を前記画像形成素子に表示した後に、該第1の画像に代えて前記第2の画像調整手段で調整された画像データによる第2の画像を表示することを特徴とするプロジェクタ機能付きデジタルカメラ。
  5. 撮影光学系により結像された被写体像を撮像素子で撮像する撮影ユニットと、
    画像データに基づく投影用画像を矩形表示領域を有する画像形成素子に表示して、その投影用画像を投影光学系により投影する投影ユニットと、を備えるプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記投影用画像の回転角度をユーザが任意の角度に指定する角度入力操作部と、
    前記投影用画像の全体が前記回転角度で前記矩形表示領域内に収まるように前記画像データを調整する画像調整手段と、
    予め設定された角度認識容易な回転用画像を前記角度入力操作部で指定された任意の回転角度だけ回転して前記画像形成素子に表示した後に、該回転用画像に代えて前記画像調整手段で調整された画像データによる画像を、前記角度入力操作部で指定された任意の回転角度だけ回転して前記画像形成素子に表示する表示制御部と、を備えたことを特徴とするプロジェクタ機能付きデジタルカメラ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記表示制御部は、複数の角度を示す複数の角度指標と、前記回転角度と同一角度の前記角度指標を指し示す指示標識とを、前記画像形成素子にさらに表示することを特徴とするプロジェクタ機能付きデジタルカメラ。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記角度入力操作部により指定された角度を複数記憶する記憶部をさらに備えることを特徴とするプロジェクタ機能付きデジタルカメラ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記矩形表示領域は、前記投影用画像を縮小した画像が各々表示される複数の分割表示領域から成り、
    前記角度入力操作部は、前記複数の分割表示領域の各画像の任意の回転角度を指定することを特徴とするプロジェクタ機能付きデジタルカメラ。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記投影用画像と同一画像であるモニタ用画像と、複数の角度を示す複数のモニタ用角度指標と、前記モニタ用画像とともに回転して該モニタ用画像の回転角度と同一角度の前記モニタ用角度指標を指し示すモニタ用指示標識と、を表示する表示モニタを備えたことを特徴とするプロジェクタ機能付きデジタルカメラ。
  10. 請求項9に記載のプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、
    前記投影用画像と同一画像であるモニタ用画像を表示する表示モニタと、
    前記表示モニタ上に設けられた透明なタッチパネルと、を備え、
    前記タッチパネルをタッチすることにより前記回転角度を指定することを特徴とするプロジェクタ機能付きデジタルカメラ。
  11. 撮影光学系により結像された被写体像を撮像素子で撮像する撮影ユニットと、
    画像データに基づく投影用画像を矩形表示領域を有する画像形成素子に表示して、その投影用画像を投影光学系により投影する投影ユニットと、を備えるプロジェクタ機能付きデジタルカメラにおいて、
    画像が前記矩形表示領域の短辺の長さ以下の直径を有する円形表示領域内に収まるように、前記画像データを調整する第1の画像調整手段と、
    ユーザの操作により前記投影用画像の回転および任意の停止位置を指示する操作部と、
    前記操作部の回転指示により前記第1の画像調整手段で調整された画像データによる第1の画像を前記画像形成素子に回転表示させ、前記操作部の停止指示により前記第1の画像の回転を任意の位置で停止する第1の表示制御部と、
    前記投影用画像の全体が前記回転停止時の前記第1の画像の角度と同一角度で前記矩形表示領域内に収まるように、前記画像データを調整する第2の画像調整手段と、
    前記第1の画像の回転停止の後に、該第1の画像に代えて前記第2の画像調整手段で調整された画像データによる第2の画像を前記画像形成素子に表示する第2の表示制御部とを備えたことを特徴とするプロジェクタ機能付きデジタルカメラ。
  12. 画像データに基づく投影用画像を矩形表示領域を有する画像形成素子に表示して、その投影用画像を投影光学系により投影する投影ユニットを備えるプロジェクタにおいて、
    前記投影用画像の回転角度をユーザが任意の角度に指定する角度入力操作部と、
    画像が前記矩形表示領域の短辺の長さ以下の直径を有する円形表示領域内に収まるように、前記画像データを調整する第1の画像調整手段と、
    前記第1の画像調整手段で調整された画像データによる第1の画像を、前記角度入力操作部で指定された任意の回転角度だけ回転して前記画像形成素子に表示する表示制御部と、を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
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