JP5481644B2 - 食肉スライサーおよび食肉スライス方法 - Google Patents
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Description
この載置台におけるガイド板と左右両壁板は、いずれも板材で構成されていて載置された食品を側方から規制して案内するが、軟弱で付着しやすい食肉などの場合には、食肉が表面に付着してすべり摩擦が増大し底部コンベヤによる送り出しを阻害することがあった。
本発明は、前述したように従来の食肉スライサーにおける問題点を改善するものであって、簡単な構成でありながら、食肉の送り出し性能が良く取り扱いも優れた食肉スライサーおよび食肉スライス方法を提供することを目的としている。
前記食肉移送樋には、前記ローラーコンベヤが該食肉移送樋の左右両側部に対向して立設され、前記ローラーコンベヤを構成する前記無端帯の左右対向面および、底部コンベアの上面と、上部送り部材の下面とで形成される矩形の断面を有した食肉の移送路が形成されている。
また、前記フリーローラーの直径は10〜100mmの範囲内であって、隣接するローラーとの隙間は100mm以下とされ、該フリーローラーを包囲するように掛け回された無端帯は厚み寸法が0.1〜5mmの範囲内のコンベヤベルトであることが好ましい。
また、食肉移送樋に複数の食肉を相互に接触させて詰め込み、ローラーコンベヤと、底部コンベアと、上部送り部材とに接した状態にある複数の食肉を同時にスライスすると一度に切出されるコマギレ肉の定量化が図れる。
加えて、ローラーコンベヤは、駆動装置を要せず構造が簡単で、分解も容易となり洗浄が楽にできる。
食肉を保持して送り出す食肉移送樋3は、後部左右側壁から一体的に突設させた支持軸4,4を有する。この支持軸4,4は、機台1の後方(図1の左側方)上部に設けられた左右一対の軸受2,2に嵌合しており、食肉移送樋3は支持軸4,4を中心として水平位置を含む一定角度範囲内で上下に揺動できるように支持されている。
この上部コンベヤ7は、上部コンベヤ7の下面が図2に示されるように食肉移送樋3の出口側から所定の範囲内に亘って底部コンベヤ6の上面と略平行状態若しくは、先端側が低位となる緩い前傾状の移送路を形成できるように後方に向けて延設されるが、先端部は可能な限り切断部に接近させることが望ましい。
この上部コンベヤ7の構成は、ローラー7a,7bに巻き掛けられたコンベヤベルト7cからなり、ローラー7aは底部コンベヤ6に連結されているサーボモーターから適宜の伝導機構を介して駆動されるようになっていて、底部コンベヤ6と上部コンベヤ7とは、同調して周回するよう連結される。
尚、上部コンベヤ7は本例のようなベルトコンベヤに限ることなく広く用いられている突起付きの送りローラーであっても良い。
本発明に置ける側部案内部材は、主に図2〜図4に示すようなローラーコンベヤ5、5であって、このローラーコンベヤ5,5は、食肉移送樋3の両側位置で底部コンベヤ6の上面から所定の食肉の搬送高さを保持した上部コンベヤ7の下面に至るまでの長さ寸法を有した多数のフリーローラー5c、5c・・・が、底部コンベヤ6に沿って上下位置に設けられた支持部材5a,5bに縦向きに軸支され送り出し方向に連設される。このフリーローラー5cは、ローラーコンベヤ用として用いられている両端が支持されてローラーが自由に回転できるものであって、摩擦の少ない適宜な軸受部材が封入されているものが好ましい。
また、これらのローラー5c,5c・・・を包囲するようにローラー5c、5c・・・の外周に掛け回されたローラー5cと略同じ幅寸法を有するコンベヤベルト5dを具備している。
そこで、本発明においてはローラーを包囲するようにコンベヤベルト5dを掛け回し、このコンベヤベルト5dの表面に底部コンベヤ6と上部コンベヤ7とによって送り出される食肉の側面が接した状態で、コンベヤベルト5dを追随走行させながら食肉が送り出されるようにしている。
このようにすることで、食肉移送樋3の側壁面に食肉の側面が接触して起きるすべり摩擦がコンベヤベルト5dを介してのフリーローラー5c、5c・・・の転がり摩擦に変わるので食肉の送り出しを阻害しない。
この場合において、仮に引用文献2に示されるように、コンベヤを動力で走行させようとすると、コンベヤが巻きかけられる駆動ローラーは伝動を確実に行うために一定以上の外径寸法を必要とするなどの理由から隣列する2組分のコンベヤを構成するとそれなりの幅寸法を要する。このことは食肉移送樋の幅寸法を増大させ、限られた切断可能範囲内での無効スペースを増やし、装置全体の大形化につながり好ましくない。
これに対して本例によれば、多数のフリーローラー5c、5c、・・・にこれを包囲するように掛け回されたコンベヤベルト5dとからなるローラーコンベヤ5とされるのでローラー径も小さくてよく駆動装置も要らないのでコンパクトに構成できる。
特にローラー5c間の隙間は広くなるほど食肉がこの隙間に向かってコンベヤベルト5dを湾曲させながら押し込まれるので抵抗が大きくなって底部コンベヤ6と上部コンベヤ7とによる送り込みを阻害する。
その上、湾曲した分だけ食肉移送路の断面積が大きくなり、コマギレ肉をスライスするときに複数の食肉を詰め合わせるが、そのときに詰め込み密度が変動して一度にスライスされる量が安定しなくなる。
本例の食肉スライサーにおいては、肉箱28の揺動始端位置が肉箱28の往復揺動における最下端位置に配置されていて、外側に傾いて食肉が寄りかかる側の側壁(図5における右側)には食肉の側面が強く接するので本発明に係るローラーコンベヤ5を装着すると抵抗が減少して送り出しの障害とならない。
本例のように駆動装置を必要としないローラーコンベヤ5とすることにより、その問題点が解消される。
3.食肉移送樋
4.支持軸
5.ローラーコンベヤ
6.底部コンベヤ
7.上部コンベヤ
9.底部ローラー
16.バンドナイフ(刃)
18.当て板
19.回転体
22.トレー
Claims (4)
- 食肉が載置された食肉移送樋を刃物に対し相対移動させて食肉移送樋から送り出される食肉をスライスする食肉スライサーであって、前記食肉移送樋には底部コンベヤと、該底部コンベヤの側部に立設された側部案内部材および上部送り部材を備えており、前記底部コンベヤと上部送り部材とは、前記食肉移送樋の刃物に対する相対移動に連動して駆動されて、載置された食肉を刃物に向けて同調して送り出すように構成された食肉スライサーにおいて、前記側部案内部材は、前記底部コンベヤの上面から前記上部送り部材の下面に至るまでの長さ寸法を有した多数のフリーローラーが送り出し方向に沿って連設されるとともに、該フリーローラーを包囲するように掛け回された無端帯を具備したローラーコンベヤで構成されていて、前記食肉の側部が前記無端帯の表面に接した状態で該無端帯を追随走行させながら該食肉が送り出されるようにしたことを特徴とする食肉スライサー。
- 前記食肉移送樋には、前記ローラーコンベヤが該食肉移送樋の左右両側部に対向して立設され、前記ローラーコンベヤを構成する前記無端帯の左右対向面および、底部コンベアの上面と、上部送り部材の下面とで形成される矩形の断面を有した食肉の移送路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の食肉スライサー。
- 前記フリーローラーの直径は10〜100mmの範囲内であって、隣接するローラーとの隙間は100mm以下とされ、該フリーローラーを包囲するように掛け回された無端帯は厚み寸法が0.1〜5mmの範囲内のコンベヤベルトであることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の食肉スライサー。
- 請求項2に記載の食肉スライサーを使用して、食肉移送樋に複数の食肉を相互に接触させて詰め込み、前記無端帯の左右対向面および、底部コンベアの上面と上部送り部材の下面とに接した状態にある前記複数の食肉を同時にスライスしてコマギレ肉を得るようにしたことを特徴とする食肉スライス方法。
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