JP5988437B2 - コマギレ肉のスライス方法及びコマギレ肉スライサー - Google Patents

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Description

この発明は、肉箱に相互に接触させて詰め込まれて出口から所定量ずつ送り出される複数の食肉を刃物で同時にスライスして得られるコマギレ肉のスライス方法とコマギレ肉スライサーに関する。
特許文献1には、底部コンベアと上部コンベヤ及び左右側部コンベアとによって包囲された断面が四角形の食肉移送空間が形成された肉箱と、肉箱の出口から所定量ずつ送り出される食肉をスライスする刃物とを具備した食肉スライサーにおいて、肉箱の始端部側に底部コンベヤと左右側部コンベヤとが延長されて上部コンベヤの無い樋状の食肉供給空間が形成された、コマギレ肉のスライスが連続して行うことが可能な食肉スライサーが開示されている。
この食肉スライサーにおいては、食肉供給空間から複数の食肉を供給する際に、直接人手で詰め込むのみであるから隙間が発生しないようにするには限界があり、一回に切り出されるコマギレ肉量の均一化は困難であった。
そこで、本出願人は、特許文献2に示すように、肉箱の始端部から成形箱を延設し、成形箱に所定量の食肉を詰め込んで成形したものを移送空間まで圧送して先行する食肉の成形品に継ぎ足すようにしたコマギレ肉をスライスできる食肉スライサーを提案した。
しかしながら、この特許文献2における成形箱で複数の食肉を成形したものは、端面が崩れ易く先行する食肉の成形品とのつなぎ目において隙間が発生し一回に切出されるコマギレ肉量が均一化されないことがあった。
特開2012−232399号公報 特開2009−172683号公報
本発明は、上述した問題点に鑑み、コマギレ肉用の小肉塊からなる複数の食肉を隙間が発生しないように相互に接触させて詰め込むことができて一回に切出されるスライス量の均一化が図れるコマギレ肉のスライス方法とコマギレ肉スライサーを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、底部コンベアと上部コンベヤ及び左右側部コンベアとによって包囲された断面が四角形の移送路が形成された肉箱と、移送路から送り出される食肉をスライスする刃物とを具備し、肉箱の始端部側には底部コンベヤと左右側部コンベヤとが延長されて上部コンベヤの無い樋状の供給空間が形成されている食肉スライサーを使用し、供給空間へ食肉が供給可能な退避位置と供給された食肉の上面を押圧して詰め込む詰込位置との間を上下動する詰込具を設け、詰込具が退避位置にあるときに食肉を供給し、詰込具を詰込位置まで下動させて食肉を詰込む動作を繰り返して、複数の食肉を相互に接触させるとともに移送路を形成する各コンベヤにも接触させるように詰め込み同時にスライスし連続してコマギレ肉を得るようにしたことを特徴とするコマギレ肉のスライス方法とした。
また、底部コンベアと上部コンベヤ及び左右側部コンベアとによって包囲された断面が四角形の移送路が形成された肉箱と、移送路から送り出される食肉をスライスする刃物とを具備し、肉箱の始端部側には底部コンベヤと左右側部コンベヤとが延長されて上部コンベヤの無い樋状の供給空間が形成されている食肉スライサーであって、供給空間へ食肉が供給可能な退避位置と供給された食肉の上面を押圧して詰め込む詰込位置との間を上下動する詰込具が設けられたことを特徴とするコマギレ肉スライサーとした。
また、詰込具が、底面に扁平な押圧面が形成され、一端に把手が設けられたものであって、肉箱に揺動自在に支持されていることが好ましい。
この発明に係るコマギレ肉のスライス方法においては、詰込具が退避位置にあるときに食肉を供給し詰込具を詰込位置まで下動させて食肉を詰込む動作を繰り返して、複数の食肉を相互に接触させるとともに移送路を形成する各コンベヤにも接触させるように詰め込み同時にスライスしコマギレ肉を得るようにしたので一回に切出されるスライス量の均一化が図れる。
また、詰込具に設けられた把手を手で持って詰込具を揺動させ退避位置にしたときに食肉を供給し詰込位置まで押し下げる簡単な操作を繰り返すことで供給された食肉の上面を押圧して隙間が少なくなるように詰め込むことができる。
供給空間は、底部コンベヤ及び左右側部コンベヤで3方が囲まれた樋状であるから、作業中において供給された食肉を詰込具で上面から押圧すると各コンベヤ面に押し付け力が働き各コンベヤ面との摩擦による送り出し作用が働くので、食肉の上部コンベヤの始端部から移送路への移行も確実に行われる。また、この供給空間における食肉の送出し作用は移送路における食肉の送り出しをも後押しするので食肉の送り出しが正確に行われ結果としてスライス厚みが安定するので切り出し量の均一化に貢献する。
又、供給空間への食肉の補給は詰込具が退避位置にあるときに行い、詰込具を揺動させて供給された食肉の上面から押圧して詰込作業を行うが、これらの作業はいずれもスライス作業を止めないで連続して行うことができるので、食肉のつなぎ目が空くこともなく一回に切出されるコマギレ肉の量の均一化が図れるとともに効率よく作業ができる。
本発明に係る食肉スライサーの主要部を示す一部を断面した側面図である。 肉箱の断面図である。 図2のA−A断面図である。
この発明を実施するための形態について説明する。本願発明は、先に述べた複数の小肉塊からなるコマギレ用の食肉を相互に接触させて肉箱に詰め込み同時にスライスして得られるコマギレ肉のスライサーに係わるものであって、図1はコマギレ肉の受取部材を備えたコマギレ肉スライサーの一実施例における主要部を示す一部を断面した側面図である。
本実施例のコマギレ肉スライサーにおける構成は特許文献1に示される食肉スライサーをベースにしており、肉箱1には出口側に(図1における右側)に底部コンベヤ2と上部コンベヤ3及び左右側部コンベヤ4,4とによって包囲された断面が四角形の移送路5が肉箱1の出口まで延設されている。
又、肉箱1の始端部側(図1における左側)には、底部コンベヤ2と左右側部コンベヤ4,4が後方(図1における左方向)に向けて適当量だけ延長されて図3に示す上部コンベヤ3が無い底部コンベヤ2と左右側部コンベヤ4,4とによって樋状の供給空間6が形成される。
肉箱1の始端部側に形成された供給空間6の左右から突設させた支持軸7,7は、機台8の後方(図1の左側方)上部に設けられた左右一対の軸受に嵌合しており、肉箱1は支持軸7、7を中心として水平位置を含む所定範囲内で往復揺動できるように支持されている。
この肉箱1が刃物に対して相対移動されることで食肉がスライスされるが、本実施例と異なり回転刃などの刃物を移動させれば肉箱1は固定されるが、この場合に肉箱1は水平姿勢から45度までの範囲内の前傾姿勢とすることが好ましく、いずれの場合においても、肉箱1が水平位置付近から45度までの範囲内に位置されれば供給空間6への食肉の詰込み作業が行い易く又、人手による食肉の詰込み作業に適する地上からの高さ寸法を80cm程度に設定すれば適度のコマギレ肉の受取位置の高さ寸法が得られるので以降の工程との連係に都合が良い。
肉箱1の底部には供給空間6の送り出し始端部から肉箱1の出口までに亘って底部コンベヤ2が食肉の移送方向に沿うように張設されている。この底部コンベヤ2は、本実施例においては、ベルトコンベヤを用いているがチェーンなど無端帯であればよい。
底部コンベヤ2を構成する表面に適宜な送り出し用の突起を有したコンベヤベルトは、周回可能に底部ローラー9、10に掛け回されており、送り出し始端側の底部ローラー9には、適宜な伝導機構を介して図示しないサーボモーターが接続されて送り込み方向(刃物側)に向けて移送するよう駆動される。
図1における右方向が肉箱1の出口側になるが、出口側の上部には、底部コンベヤ2と対向して上部コンベヤ3が設けられている。
この上部コンベヤ3の始端部は、適宜上方に向かって持ち上げられて移送方向に対する迎角を付与され、食肉が容易に送り込まれるように傾斜を有した誘導面とされる。
この誘導面を過ぎると上部コンベヤ3の下面は図2に示されるように肉箱1の出口に至るまで底部コンベヤ2の上面と略平行状態を維持して延設される。
この上部コンベヤ3は、上部ローラー11、12に掛け回された表面に適宜な突起を有したコンベヤベルトからなり、ローラー11は底部コンベヤ2に連結されているサーボモーターから適宜の伝導機構を介して駆動され底部コンベヤ2と上部コンベヤ3とは、同調して走行するよう連結されている。
肉箱1の左右側には、図3に示すように送り出し方向に沿って、側部コンベヤ4,4が対向して立設される。この側部コンベヤ4,4は、肉箱1の両側位置で底部コンベヤ2と同様に送り出し始端部から出口まで延設され底部コンベヤ2と同調して走行し食肉を所定量ずつ送り出す。
このように構成された底部コンベヤ2の上面と上部コンベヤ3の下面と左右側部コンベヤ4,4の対向面とによって包囲された断面が四角形の移送路5が形成される。
肉箱1の出口付近における移送路5の断面積は、一回にスライスされるコマギレ肉が販売用のトレーへの盛付けの単位量となるよう設定される。即ち、少なくとも肉箱1の出口付近における移送路5内には、複数の食肉を相互に接触させるとともに移送路を形成する各コンベヤにも接触させるように詰め込まれた充満状態であって、この肉箱1の出口付近における移送路5の断面積(食肉が移送される方向に直交した縦断面の面積)がそのまま食肉の切断面積となるとして、この断面積にスライス厚みと経験的な見かけの比重を乗じて得られる一回にスライスされるコマギレ肉の重量が、販売用のトレーへの盛付の単位量となるように移送路5の断面形状の四角形の各辺の長さ寸法が決定される。この場合、移送路5への食肉の詰め込み度合、即ち、充填率は100%とはならないので適宜補正する。
比較的生産量が多いチルド状態にある豚モモ肉のコマギレ肉における、販売用トレーへの盛付であれば、通常スライス厚みは2mm程度で、一個のトレーへ盛付けられる量は100〜400gの範囲内であって50g単位で盛付けられる。
例えば、肉箱1の出口付近における移送空間5の四角形の寸法を145mm×150mmとしスライス厚みを2.3mmに設定すれば、食肉の見かけの比重が1.0として一回にスライスされるコマギレ肉の重量は略50gとなり、これがトレーへの盛付けの単位量となる。
従って所望の盛付量を得るにはこの単位量をもとにしてスライス回数で決めればよく200g盛付けとする場合にはスライス4回分を一個のトレー23に投入すれば良い。
実作業においては、食肉の状態、詰込み具合などで一回にスライスされるコマギレ肉の量は多少変動するのでスライス厚みを増減して微調整を行うこともある。
肉箱1の送り出し始端部(図1における左側)は、前述した通り上部コンベヤ3が無く、底部コンベヤ2の上面と左右側部コンベヤ4,4の対向面とによって上面が開放された断面が四角形の樋状の供給空間6が形成されている。
この供給空間6を形成する左右側部コンベヤ4,4の対抗面は、上部コンベヤ3と同様に、送り出し始端部から移送方向に対する適宜な迎角を有して誘導移送面が形成され、食肉を送り込み易くすると良い。即ち移送路5の巾に対して始端部側を広く構成して、供給空間6において詰込まれた食肉が漸次圧縮されながら移送路5まで移送されるようにすることが好ましい。
供給空間6の上方に詰込具13が設けられる。本実施例における詰込具13は、底面に扁平な押圧面が形成され、一端に把手14が設けられた薄板で形成されたものであって、肉箱1から延設された支持部15に揺動自在に支持されている。この詰込具13は図2に実線表示された状態即ち、供給空間の上面が開放され食肉が供給可能な状態の退避位置から仮想線表示の供給された食肉の上面を押圧面が接して詰め込む詰込位置との間を揺動することができるように支持されている。
食肉を供給空間6に供給する際には、できるだけ隙間が発生しないように組み合わせて適宜積み重ねてから、詰込具13を引き下げて押圧面を食肉の上面に押し当て加圧して詰め込み、上面が上部コンベヤ3の始端部における下面の延長線上付近に揃うようにする。
尚、25はシャッターであって、供給空間6の前面即ち移送路5の入り口を塞ぐように着脱可能に設けられていて、作業開始時には取り付けられ状態で供給された複数の食肉の前端を受けて先端面を揃える。供給空間内への食肉の詰込が終わると取り外してから各コンベヤを駆動して詰め合わされた食肉を移送路5内へ送り込む。
本実施例においては、詰込具13を手動で揺動させる例を示したが、詰込具13を適宜動力を用いて揺動させるように構成し通常は押圧状態としておき、食肉の供給時のみ退避位置まで揺動させて供給空間の上面を開放状態にするようにしても良い。
また、押圧面をコンベヤで構成し食肉の移送方向への送り作用を付与させるようにしてもよく、詰込具13の揺動操作も肉箱内の食肉の減少量を感知させて連動させたり、またタイマー制御させるようにするなどへの展開も容易にできる。
肉箱1は、機台8の底部に据え付けられた減速機付モーター16を駆動することによってクランク装置17を介して水平位置を含む所定範囲内を往復揺動される。図1において実線表示された揺動始端位置から図示しないが上方の終端位置まで揺動する間において肉箱1から送り出された複数の食肉の先端部が後述する刃物によって同時にスライスされる。
刃物は、肉箱1の受刃枠18の円弧状先端面に刃先を近接させたバンドナイフ19であり、詳細は図示しないが機台8の両側に設けられたプーリーに掛け回されて周回している。肉箱1の出口に設けられた受刃枠18の先端面に沿うように曲板からなる当て板20が所定の距離をおいて設けられ、バンドナイフ19の刃先にその上端面が対向している。
刃物はバンドナイフに限定されるものでなく鉈刃を使った回転刃でもよいがその場合には前述したように肉箱1は固定される。
当て板20は、肉箱1の出口から送り出される食肉の先端面を受ける。肉箱1の出口側が上方に揺動することによって食肉の先端面は、当て板20に沿って上動しながらバンドナイフ19の刃先によってスライスされる。バンドナイフ19に対する当て板20の位置を調整することによってスライス厚みが調整できる。
バンドナイフ19による切削部付近に接近して周面でコマギレ肉を受取る回転体21が配設される。この回転体21は、円筒状であってもよいが、本実施例においてはベルトコンベヤからなり、少なくとも肉箱1の出口の幅寸法(食肉移送空間5の内幅と同じ)を有し、ベルトコンベヤが掛け回されたいずれかのローラーが駆動用サーボモーター(図示なし)に連結されて、肉箱1の先端移動速度に関連して反対方向に回転し、切り出されるコマギレ肉をその外周面に付着させて受取って剥ぎ取り位置まで移送する。
コマギレ肉は、食肉からバンドナイフ19で切り離される前に回転体21の外周面に付着した状態で切り出されるので、バンドナイフ19に付着して引かれても乱れ難い。そして、肉箱1から送り出されたままの幅寸法を保ちながら、バンドナイフ19の走行する方向に若干ずれた状態で、回転体21で受け取られ、回転体21の移送面と接蝕して同方向に回転するように設けた剥離ローラー22で剥がれて下方位置に待機している肉箱1の出口の幅に適合する幅を有したトレー23内に投入されて機外に搬出される。肉箱1の出口において切削されたコマギレ肉は、略その幅寸法を保って回転体21によって移送されてくるので、これを確実に受取るには、このトレー23は肉箱1の出口の幅と同等若しくは若干大きめの幅を有することが必要である。そしてトレー23が待機する位置は肉箱1の出口に対して刃物の走行方向に若干ずれた位置に設定される。
トレー23を剥離ローラー22の下方位置まで移送する移送部材は、詳細は記載しないが所望するスライス回数毎にトレー23が肉箱1の送り出し方向と直交する方向に移送されるように適宜構成される。
本願によれば、複数の食肉を相互に接触させるとともに移送路5を形成する各コンベヤにも接触させるように詰め込み、複数の食肉を同時にスライスするコマギレ肉のスライス作業において、作業中に食肉を補給する場合に、詰込具13を退避位置まで把手14を持ち上げて機台8から延設された受け部24にもたれさせておき、供給空間6から食肉を供給して仮想線で示すように把手14を持って詰込具13を押し下げて押圧面で食肉の上面を押圧して隙間が発生しないように詰め込む動作を繰り返し行うことによって、先に供給された食肉のスライス作業中であっても、途切れないように次々と供給空間6内への食肉の詰込み作業を並行して行うことができるので、連続作業が可能であり、従来の食肉のスライサーのような食肉を補給する度にスライス作業を中断しての断続作業でないので効率よく作業ができる。
特に、本実施例においては、供給空間6が肉箱1の揺動中心付近に位置するので運転中であっても比較的動きが少なく食肉の補給、詰込み作業が容易に行える。
本発明のコマギレ肉のスライス方法によれば、作業中に供給空間6に複数の食肉を次々と隙間が発生しないように相互に接触させて詰込み、上部、底部、左右側部コンベヤで四方が囲われた移送路5内に食肉を充満させて肉箱1の出口まで確実に移送しスライスすることで一回に切出されるコマギレ肉量の均一化が図れる。
また、当て板20の位置を調節して設定されるスライス厚み寸法と移送路5の断面積とから一回にスライスされる重量が算出可能であって、スライス回数を単位としたコマギレ肉の所望する定量取出しが可能である。
1 肉箱
2 上部コンベヤ
3 底部コンベヤ
4 側部コンベヤ
5 移送路
6 供給空間
8 機台
13 詰込具
14 把手
21 回転体
23 トレー

Claims (3)

  1. 底部コンベアと上部コンベヤ及び左右側部コンベアとによって包囲された断面が四角形の移送路が形成された肉箱と、移送路から送り出される食肉をスライスする刃物とを具備し、肉箱の始端部側には底部コンベヤと左右側部コンベヤとが延長されて上部コンベヤの無い樋状の供給空間が形成されている食肉スライサーを使用し、供給空間へ食肉が供給可能な退避位置と供給された食肉の上面を押圧して詰め込む詰込位置との間を上下動する詰込具を設け、詰込具が退避位置にあるときに食肉を供給し、詰込具を詰込位置まで下動させて食肉を詰込む動作を繰り返して、複数の食肉を相互に接触させるとともに移送路を形成する各コンベヤにも接触させるように詰め込み同時にスライスし連続してコマギレ肉を得るようにしたことを特徴とするコマギレ肉のスライス方法。
  2. 底部コンベアと上部コンベヤ及び左右側部コンベアとによって包囲された断面が四角形の移送路が形成された肉箱と、移送路から送り出される食肉をスライスする刃物とを具備し、肉箱の始端部側には底部コンベヤと左右側部コンベヤとが延長されて上部コンベヤの無い樋状の供給空間が形成されている食肉スライサーであって、供給空間へ食肉が供給可能な退避位置と供給された食肉の上面を押圧して詰め込む詰込位置との間を上下動する詰込具が設けられたことを特徴とするコマギレ肉スライサー。
  3. 詰込具が、底面に扁平な押圧面が形成され、一端に把手が設けられたものであって、肉箱に揺動自在に支持されていることを特徴とする請求項2に記載のコマギレ肉スライサー。
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