JP5480604B2 - 入力金額表示装置、入力金額表示プログラム、入力金額表示用サーバ装置、入力金額表示方法 - Google Patents

入力金額表示装置、入力金額表示プログラム、入力金額表示用サーバ装置、入力金額表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザが金額を入力する際に用いられる入力金額表示装置、入力金額表示プログラム、入力金額表示用サーバ装置、入力金額表示方法の技術分野に関する。
従来、電子取引における金額の誤入力が問題となっている。例えば、ネットオークションにおいて入札者が入札価格として自分の意図する価格より高い価格を誤入力してしまうことや、いわゆるネットショップにおいて販売価格の入力者が本来設定すべき価格より安い価格を誤入力してしまうことなどが問題となる。また、電子取引に限らず、情報処理社会において情報処理装置に金額を入力する機会は多岐にわたり何れの場面においても、金額の誤入力は大きな経済的損失や信用失墜の原因となり得る。
こうした問題に対して特許文献1([0048]段落〜[0053]段落、図7)には、入力された「金額」×「数量」を計算し、その計算結果が所定の制限値を超えている場合には、金額の誤入力の可能性があるとして入力者に警告をする旨が記載されている。
特開2002−203143号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術によれば、上記計算結果が所定の制限値を超えるような「金額」又は「数量」が入力された場合には警告の対象となるが、制限値内で誤入力された場合には警告の対象とならず、誤入力が見逃されるおそれがある。
本発明は、こうした問題点に鑑みてなされたものであり、その課題の一例は、入力者が自分の入力した金額を直観的に把握することができ、誤入力が見過ごされる可能性を低下させることのできる入力金額表示装置、入力金額表示プログラム、入力金額表示用サーバ装置、入力金額表示方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の入力金額表示装置は、金額の入力を受け付けるキーボード又はマウスを有し、受け付けられた入力金額を一桁入力される度に取得する取得手段と、前記金額が一桁入力される度に、前記入力金額を表す数字を表示する第1表示領域の表示を次々に更新させる第1表示制御手段と、前記金額が一桁入力される度に、予め用意された、金額が異なる複数種の貨幣に対応した貨幣画像データと、各貨幣画像データに対応する貨幣の価値情報とに基づき、前記入力金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成する貨幣画像生成手段と、前記金額が一桁入力され、それに伴って次々に前記貨幣画像生成手段が貨幣画像データを生成する度に、当該生成された前記一つ以上の貨幣画像データが示す貨幣画像を表示する第2表示領域の表示を次々に更新させる第2表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
当該構成により、ユーザの入力操作により入力された金額は、第1表示領域に数字で表示されるとともに、第2表示領域に入力金額と等価の貨幣を表す貨幣画像で表示される。
したがって、請求項1に記載の発明によれば、入力操作を行ったユーザは、第1表示領域における数字だけではなく、第2表示領域における入力金額と等価の貨幣を表す貨幣画像から、入力した金額を直観的に把握することができるため、誤入力が見過ごされる可能性を低下させることができる。
請求項2に記載の入力金額表示装置は、請求項1に記載の入力金額表示装置であって、ユーザによって選択された貨幣の単位を検出し、当該選択された貨幣の単位を設定する貨幣単位設定手段と、単位が異なる複数種類の貨幣間の交換レートが記憶された為替レート記憶手段と、を更に備え、貨幣画像生成手段は、為替レート記憶手段に記憶された為替レートを参照して、取得された入力金額を設定された貨幣の単位に基づいて換算した金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成することを特徴とする。
したがって、請求項2に記載の発明によれば、ユーザは、自分の慣れていない貨幣の単位で金額を入力する場合に、自分が慣れている貨幣の単位を選択する操作を行うことにより、当該自分が慣れている貨幣の単位に換算された入力金額を示す貨幣が第2表示領域に表示されることから、入力した金額を直観的に把握することができ、誤入力が見過ごされる可能性を低下させることができる。
請求項3に記載の入力金額表示装置は、請求項1又は請求項2に記載の入力金額表示装置であって、金額は、商品の価格を示すことを特徴とする。
請求項4に記載の入力金額表示装置は、請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の入力金額表示装置であって、取得手段は、ユーザによる金額を入力する操作を検出することで、金額の入力を受け付け、受け付けられた金額を取得することを特徴とする。
請求項5に記載の入力金額表示プログラムは、コンピュータを、キーボード又はマウスにより受け付けられた入力金額を一桁入力される度に取得する取得手段、前記金額が一桁入力される度に、前記入力金額を表す数字を表示する第1表示領域の表示を次々に更新させる第1表示制御手段、前記金額が一桁入力される度に、予め用意された、金額が異なる複数種の貨幣に対応した貨幣画像データと、各貨幣画像データに対応する貨幣の価値情報とに基づき、前記入力金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成する貨幣画像生成手段、前記金額が一桁入力され、それに伴って次々に前記貨幣画像生成手段が貨幣画像データを生成する度に、当該生成された前記一つ以上の貨幣画像データが示す貨幣画像を表示する第2表示領域の表示を次々に更新させる第2表示制御手段、として機能させることを特徴とする。
したがって、請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様に、入力操作を行ったユーザは、第1表示領域における数字だけではなく、第2表示領域における入力金額と等価の貨幣を表す貨幣画像から、入力した金額を直観的に把握することができるため、誤入力が見過ごされる可能性を低下させることができる。
請求項6に記載の入力金額表示用サーバ装置は、金額の入力を受け付けるキーボード又はマウスを有し、受け付けられた入力金額を一桁入力される度に取得する入力金額表示装置が、通信回線網を介して接続される入力金額表示用サーバ装置であって、前記金額が一桁入力される度に、前記入力金額表示装置から、当該入力数値表示装置が取得した前記入力金額を示す金額情報を受信する受信手段と、前記金額が一桁入力され、前記金額情報を受信する度に、予め用意された、金額が異なる複数種の貨幣に対応した貨幣画像データと、各貨幣画像データに対応する貨幣の価値情報とに基づき、前記金額情報が示す入力金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成するサーバ貨幣画像生成手段と、前記金額が一桁入力され、それに伴って次々に前記サーバ貨幣画像生成手段が貨幣画像データを生成する度に、当該生成された貨幣画像データを前記入力金額表示装置に送信して、前記入力金額表示装置に前記貨幣画像データが示す貨幣画像表示を次々に更新させる送信手段と、を備えることを特徴とする。
したがって、請求項6に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様に、入力操作を行ったユーザは、第1表示領域における数字だけではなく、第2表示領域における入力金額と等価の貨幣を表す貨幣画像から、入力した金額を直観的に把握することができるため、誤入力が見過ごされる可能性を低下させることができる。
請求項7に記載の入力金額表示方法は、コンピュータが、キーボード又はマウスにより受け付けられた入力金額を一桁入力される度に取得するステップと、前記コンピュータが、前記金額が一桁入力される度に、前記入力金額を表す数字を表示する第1表示領域の表示を次々に更新させるステップと、前記コンピュータが、前記金額が一桁入力される度に、予め用意された、金額が異なる複数種の貨幣に対応した貨幣画像データと、各貨幣画像データに対応する貨幣の価値情報とに基づき、前記入力金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成するステップと、前記コンピュータが、前記金額が一桁入力され、それに伴って次々に貨幣画像データが生成される度に、当該生成された前記一つ以上の貨幣画像データが示す貨幣画像を表示する第2表示領域の表示を次々に更新させるステップと、を含むことを特徴とする。
したがって、請求項7に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様に、入力操作を行ったユーザは、第1表示領域における数字だけではなく、第2表示領域における入力金額と等価の貨幣を表す画像から、入力した金額を直観的に把握することができるため、誤入力が見過ごされる可能性を低下させることができる。
したがって、本発明によれば、入力操作を行ったユーザは、第1表示領域における数字だけではなく、第2表示領域における入力金額と等価の貨幣を表す貨幣画像から、入力した金額を直観的に把握することができるため、誤入力が見過ごされる可能性を低下させることができる。
オークションシステムの概要構成の一例を示す図である。 オークションサーバの概要構成の一例を示すブロック図である。 会員情報DBに登録される情報の内容の一例を示す図である。 オークションDBに登録される情報の内容の一例を示す図である。 出品情報に設定される内容の一例を示す図である。 為替レートDBに登録される情報の内容の一例を示す図である。 PC端末の概要構成の一例を示すブロック図である。 PC端末の表示部に表示される商品詳細ページの画面例を示す図である。 PC端末の表示部に表示される商品詳細ページの画面例を示す図である。 オークションサーバ及びPC端末の処理例を示すフローチャートである。 オークションサーバ及びPC端末の処理例を示すフローチャートである。 PC端末の表示部に表示される商品詳細ページの画面例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、オークションシステムについて本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.オークションシステムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係るオークションシステムSの構成及び概要機能について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るオークションシステムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、オークションシステムSは、会員情報DB(Data Base)101、オークションDB102及び為替レートDB103を備えるオークションサーバ1と、複数のPC端末2−i(i=1,2・・・n)と、を含んで構成されている。
オークションサーバ1と、PC端末2−iとは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
このような構成のオークションシステムSにおいて、オークションサーバ1は、例えば、ネットワークNWを通じて各種のサービスを提供するサービス提供事業者により、オークションサービスを提供するために設置されたサーバ装置である。
PC端末2−iのユーザは、これらのサービスを利用するため、会員登録手続を行うようになっている(以下、サービスを利用することができるユーザを「会員」とも称する)。会員になったユーザに対しては、会員IDが付与される。ユーザは、この会員IDを用いてオークションサービスを利用することができる。登録された会員に関する会員情報は会員情報DB101に登録されるようになっている。また、オークションサービスにおける出品に関する情報、入札に関する情報、落札に関する情報等は、オークションDB102に登録されている。
そして、オークションサーバ1は、PC端末2−iのリクエストに応じて、オークションDB102や会員情報データベース101にアクセスしつつ、PC端末2−iのユーザ間におけるオークションを成立させるための処理を行うようになっている。
PC端末2−iは、オークションサーバ1にアクセスしてWebページを取得し、画面に表示するようになっている。これにより、ユーザは、当該Webページを通じて、商品の出品や入札を行うことができるようになっている。PC端末2−iは、本実施形態においてはパーソナルコンピュータが適用されているが、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、STB(Set Top Box)等の端末装置であっても良い。
なお、PC端末2−iには、夫々所定のオペレーティングシステム、Webブラウザアプリケーション、電子メールアプリケーション等がインストールされている。
[2.オークションサーバの構成及び機能]
次に、オークションサーバ1の構成及び機能について、図2乃至図6を用いて説明する。
図2に示すように、オークションサーバ1は、操作部11と、表示部12と、通信部13と、ドライブ部14と、記憶部15と、入出力インタフェース部16と、システム制御部20と、を備えている。そして、システム制御部20と入出力インタフェース部16とは、システムバス21を介して接続されている。
なお、オークションサーバ1を、例えば、データベースを管理するサーバ、各種情報を提供するWWWサーバ等の複数のサーバ装置により構成されるサーバシステムとしても良い。
操作部11は、例えば、キーボード、マウス等により構成されており、オペレータ等からの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号としてシステム制御部20に出力するようになっている。表示部12は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等により構成されており、文字や画像等の情報を表示するようになっている。通信部13は、ネットワークNW等に接続して、他のサーバ装置、PC端末2−i等との通信状態を制御するようになっている。ドライブ部14は、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等のディスクDKからデータ等を読み出す一方、当該ディスクDKに対してデータ等を記録するようになっている。記憶部15は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、各種プログラム及びデータ等を記憶するようになっている。入出力インタフェース部16は、操作部11〜記憶部15とシステム制御部20との間のインタフェース処理を行うようになっている。システム制御部20は、CPU(Central Processing Unit)17、ROM(Read Only Memory)18、RAM(Random Access Memory)19等により構成されている。
記憶部15には、会員情報DB101、オークションDB102及び為替レートDB103が構築されている。
図3に示すように、会員情報DB101には、会員に関する会員情報が、当該会員を識別するための会員IDに対応付けられて登録されている。具体的に会員情報には、例えば、会員ID、ログインするためのパスワード、会員ランク、会員の氏名、郵便番号、住所、電話番号、電子メールアドレス、生年月日、性別、会員の保有ポイント、クレジットカードのカード番号及びそのクレジットカードの有効期限等が設定される。
図4に示すように、オークションDB102には、オークションに関する情報が、各会員毎に、会員IDと対応付けて登録されている。具体的には、オークションデータベース102には、会員ID、会員のニックネーム、入札情報、落札情報、出品情報等が登録されている。
先ず、入札情報は、会員による入札に関する情報であり、入札した商品毎に、オークションIDと対応付けて登録されている。具体的に、入札情報には、オークションID、入札されたことによって付与される入札番号、入札日時、入札個数、入札価格等が設定される。
次に、落札情報は、会員によって落札された商品に関する情報であり、落札した商品毎に、オークションIDと対応付けて登録されている。具体的に、落札情報には、オークションID、入札番号、落札日時、落札個数、落札価格等が設定される。
次に、出品情報は、会員によって出品された商品に関する情報であり、出品された商品毎に、そのオークションを識別するためのオークションIDと対応付けて登録されている。具体的には、出品情報には、図5に示すように、オークションID、出品された商品のカタログ情報のカタログID、商品名、出品個数、出品された商品が属するジャンルを示すジャンル情報、新品または中古を示す商品状態、商品説明文、開始価格、即落価格、最低入札価格、オークション開始日時、オークション終了日時、出品された商品等の画像データの登録先を示す画像URL、入札件数、現在価格、最高額で入札した会員の会員ID、当該会員のニックネーム等が設定される。
図6に示すように、為替レートDB103には、少なくとも円、ドル、ユーロ、人民元及びニュー台湾ドルの各国間の為替レートを示す為替レート情報が登録されている。これらの各為替レートは、時刻の変化に伴って刻一刻と変化するものであるため、為替レート情報は、システム制御部20によって、随時、更新されるようになっている。なお、システム制御部20が為替レート情報を更新する方法については任意であり、例えば、所定の公共機関、或いは、民間のサービス機関の運営するサーバから為替レート情報を取得して、為替レートDB103に格納された為替レート情報を更新するようにしても良い。
また、記憶部15には、Webページを構成するHTMLデータ、画像データ、音声データ、テキストデータ等が記憶されている。この中には、ユーザが入札金額(最高入札額ともいう)を入力する入札エリアを含む商品詳細ページを表示させるための商品詳細ページ用HTMLデータが含まれている。商品詳細ページ用HTMLデータには、スクリプトタグが記述されており、当該スクリプトタグにより特定されるスクリプトは、PC端末2−i等において実行されることで、商品詳細ページの入札エリアにおいてユーザが入札金額を入力する際の入力補助機能を実現する。
更に、記憶部15には、所定のオペレーティングシステムのほか、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルを用いて、PC端末2−i等から送信されたリクエストに応じて、当該記憶部15に記憶されている各種のデータに基づきWebページを生成し、当該WebページをPC端末2−i等に送信するためのWWW(World Wide Web)サーバプログラム、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルを用いて、他のメールサーバから送信された電子メールを受信する一方、サーバ自らが作成した電子メールを、他のメールサーバに送信するためのメールサーバプログラム、各データベースを管理するデータベース管理プログラム等が記憶されている。
また更に、記憶部15には、会員情報DB101に登録されている各種情報を管理する会員情報管理プログラム、オークションDB102に登録されている各種情報を管理するオークション情報管理プログラム、為替レートDB102に登録されている各種情報を管理する為替情報管理プログラム、オークションサイトにおける出品、入札、落札、出品者と落札者との間の連絡等に関する処理を行うオークション処理プログラム等が記憶されている。
なお、各種プログラム等は、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしても良いし、CD−ROM等のディスクDKに記録されてドライブ部14を介して読み込まれるようにしても良い。
システム制御部20は、CPU17が、ROM18や記憶部15に記憶された各種プログラムを読み出し、RAM19を使用しつつ実行することによりオークションサーバ1の各部を制御する。
例えば、システム制御部20は、PC端末2−iから送信されてきたリクエストを受信し、当該リクエストに応じたWebページを表示させるためのHTMLデータ等を送信する。また、システム制御部20は、ログイン処理を行ったり、PC端末2−iから送信されてきた情報に基づいてオークションDB102内の情報を更新したりする。
[3.PC端末の構成及び機能]
次に、PC端末2−iの構成及び機能について図7乃至図9を用いて説明する。但し、PC端末2−iはオークションサーバ1とほぼ同様の構成を有しているため一部説明を省略し、オークションサーバ1との差異点を中心に説明する。
図7に示すようにPC端末2−iは、図2に示したオークションサーバ1と同様に、操作部31と、表示部32と、通信部33と、ドライブ部34と、記憶部35と、入出力インタフェース部36と、システム制御部40と、を備えている。そして、システム制御部40と入出力インタフェース部36とは、システムバス41を介して接続されている。
操作部31は、例えば、入札金額を入力可能なキーボードと、マウス等により構成されており、ユーザからの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号としてシステム制御部40に出力するようになっている。
通信部33は、ネットワークNW等に接続して、オークションサーバ1やその他のサーバ装置、PC端末2−i等との通信状態を制御するようになっている。また、当然のことながら、PC端末2−iの記憶部35には、会員情報DB及びオークションDBは構築されていない。
システム制御部40は、上述した商品詳細ページ用HTMLデータをオークションサーバ1から受信すると、表示部32に商品詳細ページを表示させる。図8に示すように、商品詳細ページ500は、ユーザが、出品された商品を入札するか否か等を判断するために閲覧するWebページであり、当該ページは、商品名表示510、出品者情報表示エリア520、オークション情報表示エリア530、言語選択エリア540、入札エリア550、画像表示エリア560、商品説明文表示エリア570、カタログ参照ボタン580、入札履歴表示エリア590等により構成されている。
商品名表示510には、出品された商品の商品名が表示される。また、出品者情報表示エリア520には、出品者に関する情報(ニックネーム、取引方法、支払い方法等)が表示される。また、オークション情報表示エリア530には、出品された商品のオークションに関する情報(現在価格、残り時間、出品個数、入札件数、開始価格、開始時間、終了時間等)が表示される。
言語選択エリア540には、日本語オプションボタン541、英語オプションボタン542及び中国語オプションボタン543が設けられており、ユーザの操作により何れかのオプションボタンが必ず選択されるようになっている。言語選択エリア540は、Webページで使用する言語を選択するためのエリアであり、システム制御部40はここで選択されたオプションボタンに対応する言語を使用言語として設定し、当該設定した使用言語によりWebページを表示させる。なお、本実施形態では、特に明記しない限り、日本語オプションボタン541が選択されているものとする。
入札エリア550には、出品された商品に対する入札金額を入力するための入札金額入力エリア551と、入力した入札金額での入札を行うための入札ボタン553が設けられている。本実施形態においては、入札金額入力エリア551には日本円を貨幣の単位とする入札金額が入力され、その金額はアラビア数字で表示される。なお、入札金額入力エリア551における貨幣の単位は、オークションサイトを運営するサービス提供事業者が定めることとする。
また、入札エリア550には、ユーザによる入札金額入力エリア551への入札金額の入力を補助するための入力補助エリア552が設けられている。ユーザの操作に基づいて入札金額が入力されると、入札金額入力エリア551に当該入力された入札金額を表すアラビア数字が表示されるとともに、入力補助エリア552に当該入力された入札金額と等価の貨幣(本願においては紙幣と硬貨を総称したものを貨幣という。)を表す貨幣画像が表示される。なお、図8では、貨幣を簡略的に絵で表現した画像を表示しているが、より写実的な画像を表示してもよい。
また、入札エリア550には、入力補助エリア552に表示させる貨幣の単位を選択するための貨幣単位選択エリア554が設けられている。貨幣の単位とは各国で定められている通貨の単位である。貨幣単位選択エリア554には、日本円オプションボタン554a、米ドルオプションボタン554b、ユーロオプションボタン554c、人民元オプションボタン554d及び台湾ドルオプションボタン554eが設けられており、ユーザの操作により何れかの貨幣の単位が必ず選択されるようになっている。なお、貨幣単位選択エリア554において選択できる貨幣の単位は、少なくとも入札金額入力エリア551に入力される貨幣の単位(本実施形態では日本円)を選択できるとともに、初期状態として当該貨幣の単位(本実施形態では日本円)が選択されている。貨幣単位選択エリア554においてユーザにより貨幣の単位を選択する操作が行われると、システム制御部40は、当該選択された貨幣の単位を表示貨幣単位として設定する。
入力補助エリア552に表示される金額が異なる複数種の貨幣は、貨幣単位選択エリア554で選択された貨幣の単位を定めている国において、その時点で発行されている貨幣である。すなわち、2009年時点において、日本円オプションボタン554aが選択されていれば、10000円札、5000円札、2000円札、1000円札、500円硬貨、100円硬貨、50円硬貨、10円硬貨、5円硬貨、1円硬貨の少なくとも何れかの貨幣を表す貨幣画像データに対応した画像が入力補助エリア552に表示される。また、この場合、10000円札の貨幣画像データは10000円の貨幣価値に対応し、5000円札の貨幣画像データは5000円の貨幣価値に対応し、2000円札の貨幣画像データは2000円の貨幣価値に対応し、1000円札の貨幣画像データは1000円の貨幣価値に対応し、500円硬貨の貨幣画像データは500円の貨幣価値に対応し、100円硬貨の貨幣画像データは100円の貨幣価値に対応し、50円硬貨の貨幣画像データは50円の貨幣価値に対応し、10円硬貨の貨幣画像データは10円の貨幣価値に対応し、5円硬貨の貨幣画像データは5円の貨幣価値に対応し、1円硬貨の貨幣画像データは1円の貨幣価値に対応することは、システム制御部20において予め設定されている。したがって、例えば、9000円と等価の貨幣を表すには、(i)「5000円札を1枚と、2000円札を2枚」、(ii)「5000円札を1枚と、1000円札を4枚」、(iii)「2000円札を4枚と、1000円札を1枚」、(iv)「1000円札を9枚」、など様々な表示方法があるが、何れの表示方法を採用してもよい。
また、貨幣単位選択エリア554において、入札金額入力エリア551に入力される貨幣の単位(本実施形態では日本円)とは異なる貨幣の単位が選択された場合には、為替レートDB103に登録されている為替レート情報に基づいて、入力金額が選択された貨幣の単位に換算された上で、当該換算された入札金額を示す貨幣を表す貨幣画像が入力補助エリア552に表示される。例えば、図9に示すように、米ドルオプションボタン554bが選択されている場合において、入札金額入力エリア551に入力された金額が57550円であれば、為替レートDB103に登録されている円/ドル為替レート情報(ここでは、1ドル=90円と仮定する)に基づいて、639ドル45セントに換算された上で、639ドル45セントを示す米国貨幣を表す画像が入力補助エリア552に表示される。
ここで、2009年時点において、米ドルオプションボタン554b、ユーロオプションボタン554c、人民元オプションボタン554d又は台湾ドルオプションボタン554eの何れかが選択された場合において、入力補助エリア552に表示される貨幣、すなわち、米国、ユーロ圏、中国又は台湾で発行されている貨幣を挙げておく。米国では、紙幣として100ドル、50ドル、20ドル、10ドル、5ドル、2ドル、1ドルが発行され、硬貨として100セント、50セント、25セント、10セント、5セント、1セントが発行されている。ユーロ圏では、紙幣として500ユーロ、200ユーロ、100ユーロ、50ユーロ、20ユーロ、10ユーロ、5ユーロが発行され、硬貨として2ユーロ、1ユーロ、50セント、20セント、10セント、5セント、2セント、1セントが発行されている。中国では、紙幣として100元、50元、20元、10元、5元、1元が発行され、硬貨として1元、5角、1角、5分、2分、1分が発行されている。台湾では、紙幣として2000円、1000円、500円、200円、100円が発行され、硬貨として50円、20円、10円、5円、1円、5角が発行されている。この場合、各貨幣の貨幣画像データは、それぞれが表す紙幣又は硬貨の貨幣価値に対応することが、システム制御部20において予め設定されている。
画像表示エリア560には、出品された商品等の画像が表示される。また、商品説明文表示エリア570には、出品された商品の説明文が表示される。
カタログ参照ボタン580をユーザが選択すると、出品された商品のカタログ情報を表示するカタログページ(図示しない)が画面に表示される。また、入札履歴表示エリア590には、これまでの入札の履歴が表示される。
[4.オークションシステムの動作]
次に、オークションシステムSの動作について、図10及び図11を用いて説明する。
図10に示すように、PC端末2−iのシステム制御部40は、オークションページ(図示しない)を表示するため、ユーザ操作によりページリクエストをオークションサーバ1に送信する(ステップS101)。オークションサーバ1のシステム制御部20は、ページリクエストを受信すると(ステップS111)、ログインページ用HTMLデータをPC端末2−iに送信する(ステップS112)。PC端末2−iのシステム制御部40は、ログインページ用HTMLデータを受信すると、ログインページを表示部32に表示させる(ステップS102)。
ここでユーザは、自身が会員登録されている場合には会員ID及びパスワードを入力し、自身が会員登録されていない場合には、会員登録に必要な個人情報(パスワード、氏名、郵便番号、電話番号、電子メールアドレス等)を入力する(ステップS103)。PC端末2−iのシステム制御部40は、入力操作を検出すると入力された会員ID及びパスワード、又は、個人情報をオークションサーバ1に送信する(ステップS104)。
オークションサーバ1のシステム制御部20は、会員ID及びパスワードか、個人情報を受信すると(ステップS113)、受信した情報が会員ID及びパスワードであるか否かを判定する(ステップS114)。このとき、システム制御部20は、受信した情報が個人情報である場合には(ステップS114:NO)、新しい会員IDを発行し、受信した個人情報を会員情報として新しい会員IDに対応付けて会員情報DB101に登録する(ステップS115)。
一方、システム制御部20は、受信した情報が会員ID及びパスワードである場合には、この会員ID及びパスワードでユーザ認証を行い、当該認証が成功したか否かを判定する(ステップS116)。このとき、システム制御部20は、ユーザ認証に成功しなかった場合には(ステップS116:NO)、エラー表示ページ用HTMLデータをPC端末2−iに送信し(ステップS117)、当該フローチャートにおける処理を終了させる。なお、PC端末2−iはエラー表示ページ用HTMLデータを受信すると、エラー表示ページを表示部32に表示させる。
システム制御部20は、会員情報を登録した場合(ステップS115)、又は、ユーザ認証に成功した場合には(ステップS116:YES)、発行又は受信した会員IDをセッション管理によってPC端末2−iに対応付け、ログイン後ページ用HTMLデータをPC端末2−iに送信する(ステップS118)。PC端末2−iのシステム制御部40は、ログイン後ページ用HTMLデータを受信すると、ログイン後ページを表示部32に表示させる(ステップS105)。ログイン後ページは、例えば、オークションサイトのトップページ等である。
その後、図11に示すように、PC端末2−iのシステム制御部40は、ユーザによる商品の検索操作や選択操作に応じて、商品詳細リクエストをオークションサーバ1に送信する(ステップS201)。オークションサーバ1のシステム制御部20は、商品詳細リクエストを受信すると(ステップS211)、商品詳細ページ用HTMLデータをPC端末2−iに送信する(ステップS212)。PC端末2−iのシステム制御部40は、商品詳細ページ用HTMLデータを受信すると、商品詳細ページ500(図8参照)を表示部32に表示させる(ステップS202)。
次いで、システム制御部40は、商品詳細ページ500を表示させている状態において、ユーザによる入札ボタン553を選択する操作を検出したか否かを判定する(ステップS203)。このとき、システム制御部40は、入札ボタン553を選択する操作を検出していないと判定した場合には(ステップS203:NO)、次いで、ユーザによる入札金額入力エリア551への入札金額の入力操作を検出したか否かを判定する(ステップS204)。
このとき、システム制御部40は、入札金額の入力操作を検出していないと判定した場合には(ステップS204:NO)、ステップS203の処理に移行する。一方、システム制御部40は、入札金額の入力操作を検出したと判定した場合には(ステップS204:YES)、入札金額入力エリア551及び入力補助エリア552の表示を更新する(ステップS205)。
具体的には、システム制御部40は、商品詳細ページ用HTMLデータに記述されているスクリプトタグにより特定されるスクリプトを実行することにより、入札金額入力エリア551へ数字を入力する操作を検出する毎に、アラビア数字が最下位の桁へ順に追記されていくように入札金額入力エリア551の表示を更新する。これに伴って、システム制御部40は、当該入札金額入力エリア551においてアラビア数字で表示されている金額と等価の貨幣を表す貨幣画像が表示されるように入力補助エリア552の表示を更新する。
例えば、システム制御部40は、貨幣単位選択エリア554において日本円が選択されている場合に、入札金額入力エリア551に金額が入力されていない状態で、「1」、「5」、「5」、「5」、「0」と、次々に数字を入力する操作を検出した場合には、入札金額入力エリア551の表示を、「1」、「15」、「155」、「1555」、「15550」と次々に更新していく。これに伴って、システム制御部40は、入力補助エリア552の表示も、「1円硬貨×1枚」の画像、「10円硬貨×1枚と、5円硬貨×1枚」の画像、「100円硬貨×1枚と、50円硬貨×1枚と、5円硬貨×1枚」の画像、「1000円札×1枚と、500円硬貨×1枚と、50円硬貨×1枚と、5円硬貨×1枚」の画像、「10000円札×1枚と、5000円札×1枚と、500円硬貨×1枚と、50円硬貨×1枚」の画像、と次々に更新していく。
また、システム制御部40は、貨幣単位選択エリア554において日本円以外の貨幣の単位が選択されている場合には、オークションサーバ1の為替レートDB103に登録されている為替レート情報を参照して、入札金額入力エリア551に入力された入札金額を選択された貨幣の単位に基づいて換算した上で、換算後の金額を示す貨幣を表す画像を入力補助エリア552に表示させる。
なお、本実施形態では、スクリプトにしたがって、予め用意された、金額が異なる複数種の貨幣に対応した貨幣画像データと、各貨幣画像データに対応する貨幣の価値情報とに基づき、入札金額入力エリア551に入力された入札金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを、入力補助エリア552に表示する画像を生成する処理が行われることとなるが、生成処理を実行するのはスクリプトに限られない。例えば、システム制御部40が当該生成処理を実行する構成としてもよいし、また、オークションサーバ1のシステム制御部20が、入札金額入力エリア551に入力された入札金額情報をPC端末2−iから受信し、これに基づいて当該生成処理を行った上で当該PC端末2−iに送り返す、という構成にしてもよい。但し、前者の構成とした場合であっても、為替レートDB103に登録されている為替レート情報に基づく入力金額の換算処理が必要な場合には、PC端末2−iのシステム制御部40は、(i)換算前の入力金額情報をオークションサーバ1に送信し、オークションサーバ1に換算処理を行ってもらい、その出力結果である換算後の入力金額情報を受信する処理、または、(ii)オークションサーバ1に為替レート情報の送信要求をし、その為替レート情報を受信する処理、を行う必要がある。システム制御部40は、ステップS205の処理を終えるとステップS203の処理に移行する。
また、PC端末2−iのシステム制御部40は、ステップS203の処理で入札ボタン553を選択する操作を検出したと判定した場合には(ステップS203:YES)、次いで、入札金額入力エリア551に入力された入札金額を示す入札金額情報をオークションサーバ1に送信する(ステップS206)。なお、システム制御部40は、入札ボタン553を選択する操作を検出した際、(i)入札金額が入力されていない場合、(ii)入札金額が現在の入札金額より低い場合には、エラー画面を表示させ、ユーザに再入力を促すこととする。
他方、オークションサーバ1のシステム制御部20は、PC端末2−iから入札金額情報を受信すると(ステップS213)、当該入札金額情報に基づいて入札処理を実行し(ステップS214)、当該フローチャートにおける処理を終了する。システム制御部20は、入札処理として、オークションDB102における入札情報や出品情報の更新等を行う。
以上説明したように、本実施形態のPC端末2−i(「入力金額表示装置」の一例)は、ユーザによる入札金額の入力操作に基づいて、入札金額(「入力金額」の一例)を取得するシステム制御部40(「取得手段」の一例)と、入札金額を表す数字を入札金額入力エリア551(「第1表示領域」の一例)に表示させるシステム制御部40(「第1表示制御手段」の一例)と、予め用意された、金額が異なる複数種の貨幣(例えば、10000円札、5000円札、1000円札、500円硬貨、100円硬貨、50円硬貨、10円硬貨、5円硬貨、1円硬貨)に対応した貨幣画像データと、各貨幣画像データに対応する貨幣の価値情報(例えば、10000円札の貨幣画像データに対する価値情報は10000(円)、5000円札の貨幣画像データに対する価値情報は5000(円)、1000円札の貨幣画像データに対する価値情報は1000(円)、500円硬貨の貨幣画像データに対する価値情報は500(円)、100円硬貨の貨幣画像データに対する価値情報は100(円)、50円硬貨の貨幣画像データに対する価値情報は50(円)、10円硬貨の貨幣画像データに対する価値情報は10(円)、5円硬貨の貨幣画像データに対する価値情報は5(円)、1円硬貨の貨幣画像データに対する価値情報は1(円))とに基づき、入札金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成するシステム制御部40(「貨幣画像生成手段」の一例)と、生成された一つ以上の貨幣画像データが示す貨幣画像を入力補助エリア552(「第2表示領域」の一例)に表示させるシステム制御部40(「第2表示制御手段」の一例)と、を備える。当該構成により、ユーザにより入力された入札金額は、入札金額入力エリア551に数字で表されるとともに、入力補助エリア552に入札金額と等価の貨幣を表す貨幣画像によって表される。
したがって、本実施形態によれば、ユーザは、入札金額入力エリア551におけるアラビア数字の表示だけではなく、入力補助エリア552における入力金額と等価の貨幣を表す貨幣画像から、入力した入札金額を直観的に把握することができるため、誤入力が見過ごされる可能性を低下させることができる。
また、本実施形態に係るPC端末2−iは、貨幣単位選択エリア554におけるユーザによる貨幣の単位を選択する操作に基づいて、当該選択された貨幣の単位を表示貨幣単位として設定するシステム制御部40(「貨幣単位設定手段」の一例)を更に備え、システム制御部40は、為替レートDB103(「為替レート記憶手段」の一例)に記憶された為替レート情報を参照して、入力された入札金額を、設定された表示貨幣単位に基づいて換算した金額を示す貨幣を表す貨幣画像を入力補助エリア552に表示させる。
したがって、ユーザは、自分の慣れていない貨幣の単位で入札金額を入力する場合に、貨幣単位選択エリア554において自分が慣れている貨幣の単位を選択する操作を行うことにより、当該自分が慣れている貨幣の単位に換算された入力金額を示す貨幣が入力補助エリア552に表示されることから、入力した金額を直観的に把握することができ、誤入力が見過ごされる可能性を低下させることができる。
また、オークションサーバ1(「入力金額表示用サーバ装置」の一例)は、ユーザによる金額の入力操作に基づいて、入札金額(「入力金額」の一例)を取得するシステム制御部40(「取得手段」の一例)と、入札金額を表す数字を入札金額入力エリア551(「第1表示領域」の一例)に表示させるシステム制御部40(「表示制御手段」の一例)と、を有するPC端末2−i(「入力金額表示装置」の一例)が、ネットワークNW(「電気通信回線網」の一例)を介して接続され、PC端末2−iから、入札金額を示す金額情報を受信するシステム制御部20(「受信手段」の一例)と、予め用意された、金額が異なる複数種の貨幣に対応した貨幣画像データと、各貨幣画像データに対応する貨幣の価値情報とに基づき、入札金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成するシステム制御部20(「サーバ貨幣画像生成手段」の一例)と、生成した貨幣画像データをPC端末2−iに送信するシステム制御部20(「送信手段」の一例)と、を備える構成としてもよい。当該構成とした場合にも、ユーザは、入札金額入力エリア551におけるアラビア数字のみの表示だけではなく、入力補助エリア552における入力金額と等価の貨幣を表す画像から、入力した入札金額を直観的に把握することができるため、誤入力が見過ごされる可能性を低下させることができる。
なお、図12に示すように、入力補助エリア552における貨幣の表示は、入札金額入力エリア551に入力された金額と等価となるように、貨幣の種別(具体的には、日本円の場合、10000円札、5000円札、2000円札、1000円札、500円硬貨、100円硬貨、50円硬貨、10円硬貨、5円硬貨、1円硬貨)毎に、その枚数を示す数字を表示する構成としてもよい。
また、本実施形態では、入力補助エリア552には、貨幣単位選択エリア554において選択された貨幣の単位を定めている国でその時点で発行されている貨幣を表示させることとしているが、実際に発行されていない貨幣を表す画像を表示させることとしてもよい。例えば、日本では2009年時点において「100万円札」は発行されていないが、仮想の「100万円札」を表す画像を表示させることとしてもよい。これにより、入札金額として100万円が入力された場合に1万円札を100枚表示させなくてすむ。
また、貨幣の単位である表示貨幣単位を、ユーザ端末2−iのアクセス地域(国)に基づいて、自動で設定してもよい。
また、本実施形態ではオークションシステムSにおいて入札金額を入力する場合について本発明を適用したが、金額を入力する様々なケースについて本発明を適用することができる。例えば、販売業者がインターネット上でネットショップを運営する場合において、販売業者が商品の価格を入力するケースについて適用することができる。
また、サービス提供事業者は、オークションのほか、例えば、ネットショッピング、宿泊施設予約、ゴルフ場予約等のサービスを提供していてもよい。ネットショッピングの場合においては、例えば、商品を買い物かごに入れた後、購入の前に買い物かご内の商品の合計額を確認するために行う操作(例えば、確認ボタンの押下)によって、合計額(「入力金額」の一例)の入力を受け付けてもよい。あるいは、ネットショッピングの場合において、例えば、商品を購入するために行う操作(例えば、購入ボタンの押下)によって、購入額(「入力金額」の一例)の入力を受け付けてもよい。宿泊施設予約及びゴルフ場予約の場合においては、例えば、宿泊施設又はゴルフ場の予約をするために行う操作(例えば、予約ボタンの押下)によって、施設(ゴルフ場)使用料(「入力金額」の一例)の入力を受け付けてもよい。
1 オークションサーバ
11 オークションサーバ/操作部
12 オークションサーバ/表示部
13 オークションサーバ/通信部
14 オークションサーバ/ドライブ部
15 オークションサーバ/記憶部
16 オークションサーバ/入出力インタフェース部
17 オークションサーバ/CPU
18 オークションサーバ/ROM
19 オークションサーバ/RAM
20 オークションサーバ/システム制御部
21 オークションサーバ/システムバス
101 オークションサーバ/会員情報DB
102 オークションサーバ/オークションDB
103 オークションサーバ/為替レートDB
2―i PC端末
31 PC端末/操作部
32 PC端末/表示部
33 PC端末/通信部
34 PC端末/ドライブ部
35 PC端末/記憶部
36 PC端末/入出力インタフェース部
37 PC端末/CPU
38 PC端末/ROM
39 PC端末/RAM
40 PC端末/システム制御部
41 PC端末/システムバス
NW ネットワーク
S オークションシステム

Claims (7)

  1. 金額の入力を受け付けるキーボード又はマウスを有し、受け付けられた入力金額を一桁入力される度に取得する取得手段と、
    前記金額が一桁入力される度に、前記入力金額を表す数字を表示する第1表示領域の表示を次々に更新させる第1表示制御手段と、
    前記金額が一桁入力される度に、予め用意された、金額が異なる複数種の貨幣に対応した貨幣画像データと、各貨幣画像データに対応する貨幣の価値情報とに基づき、前記入力金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成する貨幣画像生成手段と、
    前記金額が一桁入力され、それに伴って次々に前記貨幣画像生成手段が貨幣画像データを生成する度に、当該生成された前記一つ以上の貨幣画像データが示す貨幣画像を表示する第2表示領域の表示を次々に更新させる第2表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする入力金額表示装置。
  2. 請求項1に記載の入力金額表示装置であって、
    ユーザによって選択された前記貨幣の単位を検出し、当該選択された貨幣の単位を設定する貨幣単位設定手段と、
    単位が異なる複数種類の貨幣間の交換レートが記憶された為替レート記憶手段と、
    を更に備え、
    前記貨幣画像生成手段は、前記為替レート記憶手段に記憶された為替レートを参照して、前記取得された入力金額を前記設定された貨幣の単位に基づいて換算した金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成することを特徴とする入力金額表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の入力金額表示装置であって、
    前記金額は、商品の価格を示すことを特徴とする入力金額表示装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の入力金額表示装置であって、
    前記取得手段は、ユーザによる金額を入力する操作を検出することで、金額の入力を受け付け、受け付けられた金額を取得することを特徴とする入力金額表示装置。
  5. コンピュータを、
    キーボード又はマウスにより受け付けられた入力金額を一桁入力される度に取得する取得手段、
    前記金額が一桁入力される度に、前記入力金額を表す数字を表示する第1表示領域の表示を次々に更新させる第1表示制御手段、
    前記金額が一桁入力される度に、予め用意された、金額が異なる複数種の貨幣に対応した貨幣画像データと、各貨幣画像データに対応する貨幣の価値情報とに基づき、前記入力金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成する貨幣画像生成手段、
    前記金額が一桁入力され、それに伴って次々に前記貨幣画像生成手段が貨幣画像データを生成する度に、当該生成された前記一つ以上の貨幣画像データが示す貨幣画像を表示する第2表示領域の表示を次々に更新させる第2表示制御手段、
    として機能させることを特徴とする入力金額表示プログラム。
  6. 金額の入力を受け付けるキーボード又はマウスを有し、受け付けられた入力金額を一桁入力される度に取得する入力金額表示装置が、通信回線網を介して接続される入力金額表示用サーバ装置であって、
    前記金額が一桁入力される度に、前記入力金額表示装置から、当該入力数値表示装置が取得した前記入力金額を示す金額情報を受信する受信手段と、
    前記金額が一桁入力され、前記金額情報を受信する度に、予め用意された、金額が異なる複数種の貨幣に対応した貨幣画像データと、各貨幣画像データに対応する貨幣の価値情報とに基づき、前記金額情報が示す入力金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成するサーバ貨幣画像生成手段と、
    前記金額が一桁入力され、それに伴って次々に前記サーバ貨幣画像生成手段が貨幣画像データを生成する度に、当該生成された貨幣画像データを前記入力金額表示装置に送信して、前記入力金額表示装置に前記貨幣画像データが示す貨幣画像表示を次々に更新させる送信手段と、
    を備えることを特徴とする入力金額表示用サーバ装置。
  7. コンピュータが、キーボード又はマウスにより受け付けられた入力金額を一桁入力される度に取得するステップと、
    前記コンピュータが、前記金額が一桁入力される度に、前記入力金額を表す数字を表示する第1表示領域の表示を次々に更新させるステップと、
    前記コンピュータが、前記金額が一桁入力される度に、予め用意された、金額が異なる複数種の貨幣に対応した貨幣画像データと、各貨幣画像データに対応する貨幣の価値情報とに基づき、前記入力金額と等価の貨幣を表す一つ以上の貨幣画像データを生成するステップと、
    前記コンピュータが、前記金額が一桁入力され、それに伴って次々に貨幣画像データが生成される度に、当該生成された前記一つ以上の貨幣画像データが示す貨幣画像を表示する第2表示領域の表示を次々に更新させるステップと、
    を含むことを特徴とする入力金額表示方法。
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