JP5395224B1 - サーバ装置およびプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】電子商取引において販売用のＷＥＢページにユーザを誘導し得る。
【解決手段】サーバ装置１３は第１の商品の販売価格および第１のＷＥＢページへのアクセス情報を含む第１の情報を取得する。サーバ装置１３は販売価格およびアクセス情報以外の第１の情報を受付期間とともに第２のＷＥＢページに表示させる。サーバ装置１３は第２のＷＥＢページまたはリンクされたＷＥＢページにおいて第１の商品の予想価格の入力を受付ける。サーバ装置１３は受付期間の経過後に第２のＷＥＢページに販売価格を表示させる。サーバ装置１３はアクセス情報に基づいて第１のＷＥＢページにアクセス可能にさせる。
【選択図】図１

Description

本発明は、インターネットなどのネットワークを介した電子商取引に用いるサーバ装置およびプログラムに関する。

従来、インターネットなどのネットワークを介した電子商取引が行われている。電子商取引においては、購入者は売買用のＷＥＢページにおいて、当該商品購入の決済可能である。商品の販売者は取扱商品に対する一般ユーザの購入意欲を惹起するために、売買用のＷＥＢページに当該商品の販売価格などの商品情報を文字だけでなく、多様な方法で表示することが提案されている（例えば、特許文献１参照）。

特開２０１１−１５４６６１号公報

売買用のＷＥＢページにおいて商品の多様な情報を提供するためには、ユーザに当該ＷＥＢページにアクセスさせることが必要である。しかし、多数の販売者が商品の売買用のＷＥＢページを有しているので、その中から自身の販売用のＷＥＢページをユーザに選択させ、アクセスさせることは困難であった。

したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、ネットワークを介した電子商取引において、販売用のＷＥＢページにユーザを誘導し得るサーバ装置およびプログラムを提供することにある。

上述した諸課題を解決すべく、第１の観点によるサーバ装置は、
第１の商品を販売する第１のＷＥＢページにおける第１の商品の販売価格および第１のＷＥＢページへのアクセス情報を含む第１の情報を取得し、
第１の商品の販売価格および第１のＷＥＢページへのアクセス情報を除く第１の情報を、第１の商品の予想価格の受付期間とともに、第２のＷＥＢページに表示させ、
第２のＷＥＢページまたは第２のＷＥＢページからリンクされたＷＥＢページにおいて第１の商品の予想価格の入力を受付け、
第１の商品の予想価格の受付期間の経過後に、第２のＷＥＢページに第１の商品の販売価格を表示させるとともに、第１のＷＥＢページへのアクセス情報に基づいて第２のＷＥＢページから第１のＷＥＢページにアクセス可能にさせる
ことを特徴とするものである。

また、当該サーバ装置は、
第１の商品の予想価格の受付期間の経過後に、受付期間中に入力された第１の商品の予想価格の統計データを、第２のＷＥＢページに表示させる
ことが好ましい。

また、当該サーバ装置は、
入力された第１の商品の予想価格の統計データを第１のＷＥＢページの管理者に送信する
ことが好ましい。

また、当該サーバ装置は、
第１の商品の予想価格の受付期間の経過後に、第１の商品の販売価格との差が閾値未満である第１の商品の予想価格の入力者の識別名を、第２のＷＥＢページに表示させる
ことが好ましい。

また、当該サーバ装置は、
第１の商品の予想価格の受付期間の経過後に、第１の商品の販売価格との差が閾値未満である第１の商品の予想価格の入力者に、第１のＷＥＢページに関連するサイトにおいて金銭的価値を有するポイントを付与する
ことが好ましい。

また、当該サーバ装置は、
第１の商品の販売価格および第１の商品の予想価格の差が小さくなるほど、大きなポイントを付与する
ことが好ましい。

また、当該サーバ装置は、
第１のＷＥＢページを介した第１の商品の購入者の入力に基づいて、第１の情報を取得し、
購入者に、第１のＷＥＢページに関連するサイトにおいて金銭的価値を有するポイントを付与する
ことが好ましい。

また、当該サーバ装置は、
第１の商品の予想価格の入力者が多くなるほど、大きなポイントを購入者に付与する
ことが好ましい。

また、当該サーバ装置は、
第１の商品の販売価格と第１の商品の予想価格との差が大きくなるほど、大きなポイントを購入者に付与する
ことが好ましい。

上述したように本発明の解決手段をシステムとして説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。

また、上述した諸課題を解決すべく、第１の観点によるプログラムは、
サーバ装置に、
第１の商品を販売する第１のＷＥＢページにおける第１の商品の販売価格および第１のＷＥＢページへのアクセス情報を含む第１の情報を取得し、
第１の商品の販売価格および第１のＷＥＢページへのアクセス情報を除く第１の情報を、第１の商品の予想価格の受付期間とともに、第２のＷＥＢページに表示させ、
第２のＷＥＢページまたは第２のＷＥＢページからリンクされたＷＥＢページにおいて第１の商品の予想価格の入力を受付け、
第１の商品の予想価格の受付期間の経過後に、第２のＷＥＢページに第１の商品の販売価格を表示させるとともに、第１のＷＥＢページへのアクセス情報に基づいて第２のＷＥＢページから第１のＷＥＢページにアクセス可能にさせる
ことを特徴とするものである。

上記のように構成された本発明に係るサーバ装置およびプログラムによれば、ネットワークを介した電子商取引において、自身の売買用のＷＥＢページにユーザを誘導可能である。

本実施形態に係るサーバ装置を有する情報通信システムの概略構成を示す構成図である。 図１の販売用サーバ装置により作成される商品リストページである。 販売用サーバ装置により作成される商品詳細情報ページである。 販売用サーバ装置により作成される購入ページである。 販売用サーバ装置により作成される決済通知ページである。 図１のサーバ装置により新規に作成される第２のＷＥＢページである。 サーバ装置により更新された第２のＷＥＢページである。 サーバ装置により実行されるクイズ運営処理を示すフローチャートである。

以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。

まず、本発明の一実施形態に係るサーバ装置を有する情報通信システムについて説明する。図１は、本実施形態に係るサーバ装置を有する情報通信システムの概略構成を示す構成図である。

図１に示すように、本実施形態に係る情報通信システム１０は、通信ネットワーク１１、複数の販売用サーバ装置１２、サーバ装置１３、複数のユーザ端末１４、および複数の基地局１５を含んで構成される。

通信ネットワーク１１は、複数の販売用サーバ装置１２、サーバ装置１３、複数のユーザ端末１４、および複数の基地局１５間において、多様な情報を通信するネットワークである。

販売用サーバ装置１２は、販売者、または代行者によって管理されるサーバであって、当該販売者が取扱う多様な商品の売買に用いる販売ＷＥＢサイトに関する各種情報を処理する。例えば、販売用サーバ装置１２は、販売ＷＥＢサイトにおける第１のＷＥＢページに、第１の商品の商品名、写真、販売価格、商品概要を掲載する。さらに、後述するように、販売用サーバ装置１２は、第１の商品の商品名、写真、販売価格、商品概要、および第１のＷＥＢページのＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ）を第１の情報として、サーバ装置１３に送信する。

サーバ装置１３は、クイズサービス提供者、または代行者によって管理されるサーバであって、商品情報から販売価格を予測させるクイズＷＥＢサイトに関する各種情報を処理する。例えば、サーバ装置１３では、販売用サーバ装置１２から第１の情報を取得する。また、サーバ装置１３では、後に詳述するように、第１の情報に基づいて、クイズＷＥＢサイトにおける第２のＷＥＢページを作成する。さらに、サーバ装置１３では、後に詳述するように、第２のＷＥＢページを更新する。

ユーザ端末１４は、例えば、パーソナルコンピュータ、ＰＤＡ（Ｐｅｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）、スマートフォンなどであって、販売ＷＥＢサイトおよびクイズＷＥＢサイトを利用可能な、ユーザの端末装置である。ユーザ端末１４は、ユーザからの操作に基づいて、販売用サーバ装置１２およびサーバ装置１３にアクセス可能である。ユーザ端末１４はブラウザを組込んでおり、販売用サーバ装置１２およびサーバ装置１３から受信する第１のＷＥＢページおよび第２のＷＥＢページを表示する。なお、ユーザ端末１４がスマートフォンなどのような無線通信端末である場合には、基地局１５を介して、通信ネットワーク１１と接続する。

なお、ユーザ端末１４から販売用サーバ装置１２およびサーバ装置１３に直接アクセス可能であるが、販売ＷＥＢサイトおよびクイズＷＥＢサイトと異なるサイトからＡＰＩで、第１のＷＥＢページおよび第２のＷＥＢベージを呼出すことも可能である。

次に、第１のＷＥＢページを含む販売ＷＥＢサイトについて、説明する。販売ＷＥＢサイトは、販売者の取扱商品の提示および商品の販売を実行する。このような目的のために、販売ＷＥＢサイトは、商品リストページ、商品詳細情報ページ、購入ページ、および決済通知ページを有する。第１のＷＥＢページは、販売ＷＥＢサイト中のＷＥＢページであって、任意の商品の商品名および販売価格が掲載されているＷＥＢページの中のいずれであってもよい。ただし、本実施形態においては、商品詳細情報ページを第１のＷＥＢページとして扱う。

商品リストページにおいては、販売者の取扱商品のリストが表示される。例えば、図２に示すように、商品リストページ１６では、液晶テレビなどの商品の種類毎に商品のリストを表示可能である。商品リストページ１６では、商品の写真１７、商品名１８、販売価格１９、および購入ボタンアイコン２０が、各商品に対して表示される。ユーザが商品の写真１７に入力、例えばクリック入力すると、ユーザ端末１４の表示画像は商品詳細情報ページに遷移する。また、ユーザが購入ボタンアイコン２０に入力すると、ユーザ端末１４の表示画像は購入ページに遷移する。

商品詳細情報ページにおいては、単一の商品に関する情報が表示される。例えば、図３に示すように、商品詳細情報ページ２１では、単一の商品（第１の商品）の写真１７、商品名１８、販売価格１９、メーカ名２２、商品概要２３、購入ボタンアイコン２０、および戻るボタンアイコン２４が表示される。ユーザが購入ボタンアイコン２０に入力すると、ユーザ端末１４の表示画像は購入ページに遷移する。ユーザが戻るボタンアイコン２４に入力すると、ユーザ端末１４の表示画像は商品詳細情報ページの表示前のＷＥＢページに遷移する。

購入ページにおいては、ユーザの選択した商品の購入において、支払い方法などを入力可能である。例えば、図４に示すように、購入ページ２５には、注文番号２６、受付日時２７、商品の写真１７、商品名１８、購入数量２８、販売価格１９が表示される。また、購入ページには、購入者氏名欄２９、送付先住所欄３０、電話番号欄３１、および支払い方法欄３２が表示される。ユーザは、購入者氏名欄２９に自身の氏名を、送付先住所欄３０に商品の送付を希望する住所を、電話番号欄３１に自身の電話番号を入力可能である。また、ユーザは、支払い方法欄３２において、振込み、クレジットカード、および代引きの中から、支払い方法を選択可能である。さらに、購入ページ２５の下方には、確定ボタンアイコン３３および再確認ボタンアイコン３４が表示される。ユーザが確定ボタンアイコン３３に入力すると、ユーザ端末１４の表示画像が決済通知ページに遷移する。ユーザが再確認ボタンアイコン３４に入力すると、ユーザが購入する商品を再確認可能となる。

決済通知ページ３５においては、図５に示すように、売買取引が成立した旨を伝えるメッセージが表示される。また、決済通知ページ３５には、第１の情報を送信するための“Ｈｏｗ Ｍｕｃｈ”ボタンアイコン３６が表示される。ユーザが“Ｈｏｗ Ｍｕｃｈ”ボタンアイコン３６に入力すると、販売用サーバ装置１２はサーバ装置１３に第１の情報を送信する。

次に、第２のＷＥＢページを含むクイズＷＥＢサイトについて、説明する。クイズＷＥＢサイトは、多様な販売者が販売する商品の販売価格を当てるクイズの運営を行う。このような目的のために、クイズＷＥＢサイトは、クイズの提供と答えを表示する第２のＷＥＢページを有する。サーバ装置１３は、いずれかの販売用サーバ装置１２から第１の情報を取得すると、商品毎に第２のＷＥＢページを作成し、データベースに保存する。

第２のＷＥＢページ３７には、図６に示すように、販売価格および第１のＷＥＢページのＵＲＬ以外の第１の情報、すなわち第１の商品の写真１７、商品名１８、および商品概要２３が表示される。また、第２のＷＥＢページ３７には、第１の商品の予想価格を入力する価格欄３８、入力ボタンアイコン３９、クイズ受付期間４０が表示される。クイズ受付期間４０は、例えば第１の情報の受信時から３ヶ月後に定められる。なお、第２のＷＥＢベージからリンクさせた入力用のＷＥＢページにおいて予想価格を入力可能であってもよい。

クイズＷＥＢサイトにアクセスしたユーザは、受付期間の経過前まで、第１の商品の予想価格を価格欄３８に入力可能である。価格欄３８に予想価格が入力されている状態で、ユーザが入力ボタンアイコン３９に入力すると、サーバ装置１３は、当該ユーザによる当該商品に対する予想価格の入力回数を確認する。予想価格の入力可能な回数に対して有限回数が定められており、入力回数が有限回数以下であるときに、サーバ装置１３は、当該ユーザの予想価格およびユーザ名を第１の情報に関連付けて記憶する。なお、サーバ装置１３は、単一の商品に対して、複数の予想価格を関連付けて記憶可能であり、受付期間が経過するまで入力されるすべての予想価格を記憶する。

受付期間を経過すると、サーバ装置１３は、第２のＷＥＢページを更新する。更新後の第２のＷＥＢページ４１では、図７に示すように、更新前の第２のＷＥＢページ３７から価格欄３８、入力ボタンアイコン３９、およびクイズ受付期間４０が消去され、販売価格１９、販売店ボタンアイコン４２、優秀予想者４３、および予想価格統計データ４４が表示される。

販売価格１９は、第１の情報に含まれる価格であって、販売ＷＥＢサイトにおける第１の商品の販売価格である。ユーザが販売店ボタンアイコン４２に入力すると、サーバ装置１３は第１の情報に含まれるＵＲＬに基づいて、ユーザ端末１４を販売用サーバ装置１２にアクセスさせ、ユーザ端末１４の表示画面を第１のＷＥＢページに遷移させる。

優秀予想者４３は、クイズＷＥＢサイトにおける販売価格当てクイズに参加したユーザの中で、予想価格が販売価格に近かったユーザの識別名称、例えば氏名またはニックネームである。販売価格と完全に一致する予想価格を入力したユーザには、ホールインワン賞が与えられる。販売価格との差が閾値未満のユーザには、ニアピン賞が与えられる。ホールインワン賞およびニアピン賞が与えられたユーザには、販売ＷＥＢサイトで金銭的価値を有するポイントが付与される。付与されるポイントは、販売価格と予想価格との差が小さくなるほど大きくなる。したがって、ホールインワン賞のポイントは、ニアピン賞のポイントより大きい。

予想価格統計データ４４は、例えば入力された予想価格の度数分布図である。予想価格統計データ４４は、グラフ状に表示されてもよいし、表として表示されてもよい。なお、サーバ装置１３は、予想価格統計データ４４を、第２のＷＥＢページに表示するだけでなく、販売用サーバ装置１２の管理者に送信する。

なお、クイズＷＥＢサイトにおいて、第１の商品の予想価格が入力されると、入力したユーザ数に応じたポイントが、販売サイトにおいて“Ｈｏｗ Ｍｕｃｈ”ボタンアイコン３６への入力をしたユーザに付与される。また、販売価格と予想価格との差が大きくなる程、当該ユーザに付与されるポイントが大きくなる。

次に、サーバ装置１３が実行するクイズ運営処理について、図８のフローチャートを用いて説明する。クイズ運営処理は、販売用サーバ装置１２から第１の情報を取得するときに開始する。

ステップＳ１００において、サーバ装置１３は、取得した第１の情報を用いて、新規に第２のＷＥＢページ３７を作成する。第２のＷＥＢページ３７を作成すると、プロセスはステップＳ１０１に進む。

ステップＳ１０１では、サーバ装置１３は、第２のＷＥＢページ３７を表示しているユーザ端末１４から予想価格の入力があるか否かを判別する。予想価格の入力があるときには、プロセスはステップＳ１０２に進む。予想価格の入力が無いときには、プロセスはステップＳ１０２および１０３をスキップして、ステップＳ１０４に進む。

ステップＳ１０２では、サーバ装置１３は、入力された予想価格を、第１の情報に関連付けて蓄積する。予想価格を蓄積すると、プロセスはステップＳ１０３に進む。

ステップＳ１０３では、サーバ装置１３は、販売ＷＥＢサイトにおいて第１の情報の送信を入力したユーザに対して販売ＷＥＢサイトにおけるポイントを付与する。ポイントを付与すると、プロセスはステップＳ１０４に進む。

ステップＳ１０４では、サーバ装置１３は、現在時刻が第２のＷＥＢページ３７の受付期間を経過しているか否かを判別する。現在時刻が受付期間を経過していないときには、プロセスはステップＳ１０１に戻る。現在時刻が受付期間を経過しているときには、プロセスはステップＳ１０５に進む。

ステップＳ１０５では、サーバ装置１３は、蓄積された予想価格の統計データを作成する。また、サーバ装置１３は、作成した予想価格の統計データを販売用サーバ装置１２の管理者に送信する。統計データを作成すると、プロセスはステップＳ１０６に進む。

ステップＳ１０６では、サーバ装置１３は、優秀予想者を検出する。優秀予想者を検出すると、プロセスはステップＳ１０７に進む。

ステップＳ１０７では、サーバ装置１３は、優秀予想者に対して販売ＷＥＢサイトにおけるポイントを付与する。ポイントを付与すると、プロセスはステップＳ１０８に進む。

ステップＳ１０８では、サーバ装置１３は、ステップＳ１０５で作成した予想価格統計データおよびステップＳ１０６で検出した優秀予測者を表示し、価格欄３８およびクイズ受付期間４０を消去するように、第２のＷＥＢページ３７を更新する。第２のＷＥＢページ３７を更新すると、プロセスはステップＳ１０８に進む。

ステップＳ１０９では、サーバ装置１３は、ユーザ端末１４に表示されている第２のＷＥＢページ４１において販売店ボタンアイコン４２に入力されているか否かを判別する。販売店ボタンアイコン４２に入力されているときには、プロセスはステップＳ１１０に進む。販売店ボタンアイコン４２に入力されていないときには、クイズ運営処理を終了する。

ステップＳ１１０では、サーバ装置１３は、販売店ボタンアイコン４２に入力したユーザ端末１４を販売ＷＥＢサイトにアクセスさせる。販売ＷＥＢサイトにアクセスさせると、クイズ運営処理を終了する。

以上のような構成の本実施形態のサーバ装置によれば、任意の販売サイトにおいて第１の商品が販売された場合に、サーバ装置１３が第１の情報を取得し、サーバ装置１３は第１の情報に基づいて価格当てクイズを実行可能である。価格当てクイズを実行することにより、一般ユーザに対して当該販売ＷＥＢサイトへの興味を引起すことが可能であり、正解である販売価格の公表時にユーザ端末１４から販売ＷＥＢサイトにアクセス可能とさせるので、一般のユーザに当該販売サイトへのアクセスを促すことが可能である。

また、本実施形態のサーバ装置によれば、予想価格の統計データを更新した第２のＷＥＢページに表示するので、第１の商品に対する興味をユーザに覚えさせることが可能である。特に、第１の商品に対する一般的な価値と販売価格との差が明示されるので、販売価格が一般的な予想価格より安い場合に、ユーザの購買意欲を引出すことが可能である。

また、本実施形態のサーバ装置によれば、予想価格の統計データを販売用サーバ装置１２の管理者に送信するので、商品に対する一般的な希望価格などのマーケティングデータを販売者に提供可能である。

また、本実施形態のサーバ装置によれば、優秀予想者を第２のＷＥＢページに表示するので、予想価格を的中させる意欲をユーザに与え、当該第１の商品に対する販売価格に注目させることが可能である。

また、本実施形態のサーバ装置によれば、優秀予想者にポイントを付与するので、予想価格を的中させる意欲をさらに増加させることが可能である。また、予想価格が販売価格に近付くほど付与されるポイントが大きくなるので、予想価格を的中させる意欲を大きく増加させることが可能である。

また、本実施形態のサーバ装置によれば、販売ＷＥＢサイトから全商品の第１の情報を受信するのでなく、実際のユーザによる第１の商品の購入時に当該第１の商品に関する第１の情報を送信可能である。全商品に対して第２のＷＥＢページを作成すると、それぞれの商品に対するユーザの興味が希薄化し、販売ＷＥＢサイトへの誘導効果が低下する。そこで、上述のような構成により、任意の販売ＷＥＢサイトの全商品に対して第２のＷＥＢページを作成することを防ぐことが可能である。また、実際に購入された、すなわち少なくともユーザに販売価格が購入に値すると認められた商品に対してのみ第２のＷＥＢページが作成されるので、クイズＷＥＢサイトの閲覧者に興味を覚えさせる商品と販売価格を提供可能となる。

また、本実施形態のサーバ装置によれば、販売ＷＥＢサイトにおいて第１の商品を購入し、第１の情報をサーバ装置１３に送信したユーザに対してポイントを付与することが可能である。当該ユーザにポイントを付与することにより、多様な販売ＷＥＢサイトにおいて商品の購入時に、サーバ装置１３への第１の情報の提供に協力を促すことが可能である。

また、本実施形態のサーバ装置によれば、第１の情報をサーバ装置１３に送信したユーザに対して付与するポイントを、予想価格の入力者が多くなるほど、大きくすることが可能である。このような構成により、注目が想定される商品に対する第１の情報の提供意欲を増加させることが可能である。同様に、当該ユーザに対して付与するポイントを、販売価格と入力される予想価格の差が大きくなるほど、大きくすることが可能である。このような構成により、割安感を覚えさせる販売価格に対する第１の情報の提供意欲を増加させることが可能である。

また、本実施形態のサーバ装置によれば、クイズＷＥＢサイトにアクセスしたユーザによる予想価格の入力可能な回数に有限回数が定められるので、単一のユーザによる無尽蔵な予想価格入力、および単一のユーザへの重複したホールインワン賞およびニアピン賞の付与を防止することが可能である。

本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。

なお、本実施形態において、“Ｈｏｗ Ｍｕｃｈ”ボタンアイコン３６は、決済通知ページにのみ表示され、即ち、第１の情報を送信可能なのは商品の購入者のみである構成であるが、第１の情報を送信可能なのは購入者に限定されない。販売ＷＥＢサイトにおいて取扱う商品を掲載したページに“Ｈｏｗ Ｍｕｃｈ”ボタンアイコン３６を表示し、任意のユーザが第１の情報を送信可能な構成であってもよい。

１０ 情報通信システム
１１ 通信ネットワーク
１２ 販売用サーバ装置
１３ サーバ装置
１４ ユーザ端末
１５ 基地局
１６ 商品リストページ
１７ 写真
１８ 商品名
１９ 販売価格
２０ 購入ボタンアイコン
２１ 商品詳細情報ページ
２２ メーカ名
２３ 商品概要
２４ 戻るボタンアイコン
２５ 購入ページ
２６ 注文番号
２７ 受付日時
２８ 購入数量
２９ 購入者氏名欄
３０ 送付先住所欄
３１ 電話番号欄
３２ 支払い方法欄
３３ 確定ボタンアイコン
３４ 再確認ボタンアイコン
３５ 決済通知ページ
３６ “Ｈｏｗ Ｍｕｃｈ”ボタンアイコン
３７ 更新前の第２のＷＥＢページ
３８ 価格欄
３９ 入力ボタンアイコン
４０ クイズ受付期間
４１ 更新後の第２のＷＥＢページ
４２ 販売店ボタンアイコン
４３ 優秀予想者
４４ 予想価格統計データ

Claims (10)

1. 第１の商品を販売する第１のＷＥＢページにおける前記第１の商品の販売価格および該第１のＷＥＢページへのアクセス情報を含む第１の情報を取得し、
   前記第１の商品の販売価格および前記第１のＷＥＢページへのアクセス情報を除く前記第１の情報を、前記第１の商品の予想価格の受付期間とともに、第２のＷＥＢページに表示させ、
   前記第２のＷＥＢページまたは該第２のＷＥＢページからリンクされたＷＥＢページにおいて前記第１の商品の予想価格の入力を受付け、
   前記第１の商品の予想価格の受付期間の経過後に、前記第２のＷＥＢページに前記第１の商品の販売価格を表示させるとともに、前記第１のＷＥＢページへのアクセス情報に基づいて前記第２のＷＥＢページから前記第１のＷＥＢページにアクセス可能にさせる
   ことを特徴とするサーバ装置。
2. 請求項１に記載のサーバ装置であって、前記第１の商品の予想価格の受付期間の経過後に、前記受付期間中に入力された前記第１の商品の予想価格の統計データを、前記第２のＷＥＢページに表示させることを特徴とするサーバ装置。
3. 請求項１または請求項２に記載のサーバ装置であって、入力された前記第１の商品の予想価格の統計データを前記第１のＷＥＢページの管理者に送信することを特徴とするサーバ装置。
4. 請求項１から請求項３のいずれか１項に記載のサーバ装置であって、前記第１の商品の予想価格の受付期間の経過後に、前記第１の商品の販売価格との差が閾値未満である前記第１の商品の予想価格の入力者の識別名を、前記第２のＷＥＢページに表示させることを特徴とするサーバ装置。
5. 請求項１から請求項３のいずれか１項に記載のサーバ装置であって、前記第１の商品の予想価格の受付期間の経過後に、前記第１の商品の販売価格との差が閾値未満である前記第１の商品の予想価格の入力者に、前記第１のＷＥＢページに関連するサイトにおいて金銭的価値を有するポイントを付与することを特徴とするサーバ装置。
6. 請求項５に記載のサーバ装置であって、前記第１の商品の販売価格および前記第１の商品の予想価格の差が小さくなるほど、大きな前記ポイントを付与することを特徴とするサーバ装置。
7. 請求項１から請求項４のいずれか１項に記載のサーバ装置であって、
   前記第１のＷＥＢページを介した前記第１の商品の購入者の入力に基づいて、前記第１の情報を取得し、
   前記購入者に、前記第１のＷＥＢページに関連するサイトにおいて金銭的価値を有するポイントを付与する
   ことを特徴とするサーバ装置。
8. 請求項７に記載のサーバ装置であって、前記第１の商品の予想価格の入力者が多くなるほど、大きな前記ポイントを前記購入者に付与することを特徴とするサーバ装置。
9. 請求項７または請求項８に記載のサーバ装置であって、前記第１の商品の販売価格と前記第１の商品の予想価格との差が大きくなるほど、大きな前記ポイントを前記購入者に付与することを特徴とするサーバ装置。
10. サーバ装置に、
    第１の商品を販売する第１のＷＥＢページにおける前記第１の商品の販売価格および該第１のＷＥＢページへのアクセス情報を含む第１の情報を取得し、
    前記第１の商品の販売価格および前記第１のＷＥＢページへのアクセス情報を除く前記第１の情報を、前記第１の商品の予想価格の受付期間とともに、第２のＷＥＢページに表示させ、
    前記第２のＷＥＢページまたは該第２のＷＥＢページからリンクされたＷＥＢページにおいて前記第１の商品の予想価格の入力を受付け、
    前記第１の商品の予想価格の受付期間の経過後に、前記第２のＷＥＢページに前記第１の商品の販売価格を表示させるとともに、前記第１のＷＥＢページへのアクセス情報に基づいて前記第２のＷＥＢページから前記第１のＷＥＢページにアクセス可能にさせる
    ことを特徴とするプログラム。

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