JP2020077133A - 資産交換システム、資産交換方法および資産交換プログラム - Google Patents

資産交換システム、資産交換方法および資産交換プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品等の提供事業者には商品等の購入者の信用に関する情報を提供するとともに、消費者には購入者としての信用に基づいて定価よりも低い価格により商品等を提供可能とする。【解決手段】管理サーバは、販売サイトに掲載依頼が受け付けられた商品またはサービスの定価より低価格に設定された購入価格およびキャッシュバック価格を含む販売情報を掲載する掲載管理部と、ユーザ端末から、商品またはサービスの購入の申し込みを受け付ける購入受付部と、信用情報を記憶部から取得する取得部と、信用度の値が信用レベル条件に規定された信用レベルを満たすか否かを判定する判定部と、信用度の値が信用レベル条件に記載された閾値を満たす場合に決済処理を実行する決済処理部と、決済処理が実行された場合に、購入申込が受け付けられたユーザ端末の識別情報に対応付けられた信用情報を提供する提供処理部と、を備える。【選択図】図2

Description

この発明は、資産交換システム、資産交換方法および資産交換プログラムに関する。
近年、商品の販売促進および宣伝活動の方法として多種多様な方法が提案されている。例えば、従来の地上波テレビ放送におけるコマーシャルの他、商品の販売促進と宣伝を兼ね合わせた方法として、街頭やショッピングモールなどでプロモーションガールなどによる試飲や試食の提供が行われることも多い。
また、携帯電話の普及に伴う商品の販売促進の方法の一形態として、自動販売機で飲料等を購入した購入者にポイントを付与する方法が提案されている。具体的には、ユーザごとに電子ポイントを管理しているポイント管理サーバと通信可能に接続された自動販売機において、商品購入者の携帯端末と近距離通信により電子ポイントのユーザIDを取得させ、自動販売機から購入された商品の金額に応じた電子ポイントをポイント管理サーバにより当該ユーザの保有ポイントに付加するといった方法である(例えば、特許文献1参照)。
このように、消費者による商品の購入に至るまでには、様々な宣伝活動や販売促進活動が広告代理店を含む多数の人手や媒体を介することから、商品の販売金額は、商品の製造費に莫大な中間マージンが加算された額とならざるを得ない実情となっている。
特開2016−53922号公報
しかしながら、商品の販売者やサービスの提供者は、商品またはサービスの販宣促進のために費やされる費用は販売促進商品等を目的とする購入者ではなく、商品等を真に必要とする適切な購入者により購入されることを意図しているところ、現状の販売促進方法ではかかる目的を遂行することが困難となっている。また、真に商品等を必要とする購入者は愛用を希望する商品等をより求めやすい価格で継続して使用することを希望するところ、従来の宣伝広告費が含まれた定価または定価に近い価格で購入することが現状となっている。
そこで、本発明は、商品等の提供事業者には商品等の購入者の信用に関する情報を提供するとともに、消費者には購入者としての信用に基づいて定価よりも低い価格により商品等を提供可能とする資産交換システム、資産交換方法および資産交換プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る資産交換システムは、品またはサービスの提供元が管理する提供元サーバと、ユーザ端末と、商品またはサービスの販売サイトを管理する管理サーバとが、ネットワークを介して接続された資産交換システムであって、管理サーバは、ユーザ端末の識別情報に、ユーザ端末を利用するユーザのユーザ情報と、口座情報と、少なくともユーザによる販売サイトの利用状況に対する信用度を示す信用情報とが対応付けられたユーザ管理情報と、信用情報が示す信用度の信用レベルと比較するための閾値を規定する信用レベル条件とを記憶する記憶部と、提供元サーバから、販売サイトへの販売対象となる商品またはサービスの掲載依頼を受け付ける掲載依頼受付部と、掲載依頼受付部により掲載依頼が受け付けられた場合に、販売サイトに掲載依頼が受け付けられた商品またはサービスの定価より低価格に設定された購入価格およびキャッシュバック価格を含む販売情報を掲載する掲載管理部と、ユーザ端末から、商品またはサービスの購入申込を、ユーザの識別情報の入力とともに受け付ける購入受付部と、購入受付部により購入申込が受け付けられた場合に、入力が受け付けられたユーザの識別情報に対応付けられている信用情報を記憶部から取得する取得部と、取得部により取得された信用情報が示す信用度の値が信用レベル条件に記載された閾値を満たすか否かを判定し、信用レベルを満たすと判定した場合に、商品またはサービスの購入を可能と判定し、信用度の値が信用レベルを満たさないと判定した場合に、商品またはサービスの購入を不可と判定する判定部と、判定部により商品またはサービスの購入が可能と判定された場合に、販売情報に基づく決済処理を実行し、判定部により商品またはサービスの購入が不可と判定された場合に、決済処理を却下する決済処理部と、決済処理部により決済処理が実行された場合に、ユーザ管理情報を参照し、購入申込が受け付けられたユーザ端末の識別情報に対応付けられた信用情報を含む少なくとも購入申込が受け付けられたユーザ端末の識別情報に対応付けられた信用情報を提供する提供処理部と、を備える。
本発明によれば、商品等の提供事業者には商品等の購入者の信用に関する情報を提供するとともに、消費者には購入者としての信用に基づいて定価よりも低い価格により商品等を提供可能とする資産交換システム、資産交換方法および資産交換プログラムを提供する。
本実施形態における資産交換システムの概要を示す概略図である。 本実施形態における管理サーバの機能構成の一例を示すブロック図である。 図3(a)は、本実施形態におけるユーザ情報のうち個人情報の一例を示す図である。図3(b)は、本実施形態におけるユーザ情報のうち口座情報と信用情報の一例を示す図である。図3(c)は、本実施形態における紹介アクション履歴の一例を示す図である。 図4(a)は、購入回数と返品回数に応じて規定された減点ポイントを示す図である。図4(b)は、購入回数と定期解約回数に応じて規定された減点ポイントを示す図である。図4(c)は、購入回数と紹介アクション回数に応じて規定された得点ポイントを示す図である。図4(d)は、購入可否判定条件を示す図である。 本実施形態における事業者情報の一例を示す図である。 本実施形態における決済情報の一例を示す図である。 本実施形態における販売サイトに掲載された商品の一例を示す図である。 本実施形態における販売サイトに掲載された定期購入契約の商品の一例を示す図である。 本実施形態における提供元サーバの機能構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるユーザ端末の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態における管理サーバによる資産交換処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態における管理サーバと、提供元サーバと、ユーザ端末とによる資産交換処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態における管理サーバを実現可能なコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、図面を用いて本発明に係る資産交換システム、資産交換方法および資産交換プログラムの実施の形態を説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態における資産交換システムの概要を示す概略図である。図1に示すように、資産交換システム1は、管理サーバ100と、提供元サーバ200a、200b(以下、特に明示する場合を除き提供元サーバ200と総称する。)と、ユーザ端末300a、300b(以下、特に明示する場合を除きユーザ端末300と総称する。)とが、ネットワーク10を介して相互通信可能に接続されている。なお、図1においては、提供元サーバ200を2台、ユーザ端末300を3台図示するが、台数はこれに限定されない。
ここで、管理サーバ100とは、ネットワーク10を介してアクセス可能な商品またはサービスの販売サイトと、当該販売サイトを利用するユーザに関する情報および当該販売サイトに掲載される商品またはサービスを提供する提供元となる提供事業者に関する情報を管理するサーバである。
また、提供元サーバ200とは、商品を製造したり、サービスを提供したりする提供事業者が管理するサーバであり、商品またはサービスの全てを管理サーバ100が管理する販売サイトを媒介して提供してもよいし、一部を小売店などにより提供してもよい。
ユーザ端末300とは、管理サーバ100が管理する販売サイトを利用するユーザが所有するスマートフォンを含む携帯電話などの端末のことである。また、ユーザ端末300は、ネットワーク10を介して管理サーバ100が管理する販売サイトや、SNS(Social Networking Service)やブログなどのインターネットサイトにアクセス可能な端末である。
図2は、本実施形態における管理サーバ100の機能構成の一例を示すブロック図である。以下、図2を用いて管理サーバ100の機能構成について説明する。
図2に示すように、管理サーバ100は、制御部101と、記憶部110と、通信制御インターフェース部120とを備えている。
記憶部110は、ユーザ情報データベース111と、信用条件データベース112と、事業者情報データベース113と、決済情報データベース114とを記憶する。
ユーザ情報データベース111には、ユーザ情報と紹介アクション履歴とが格納されている。ここで、ユーザ情報とは、管理サーバ100が管理するユーザに関する情報のことであり、ユーザ情報には、ユーザ端末ID、個人情報、口座情報、信用情報が少なくとも含まれる。ここで、個人情報とは、ユーザの氏名などを含む個人情報であり、口座情報とは、ユーザが利用する金融機関の口座情報(金融機関を特定可能な情報、口座番号を特定可能な情報)であり、信用情報とは、ユーザによる販売サイトの利用におけるユーザの信用度を示す情報であり、販売サイトを利用して商品またはサービスを提供する提供元事業者が購入者が信用可能なユーザであるか否かを把握可能とする情報である。また、紹介アクション履歴とは、ユーザが購入した商品またはサービスを第三者に紹介した履歴情報であり、紹介アクション履歴には、購入情報と、紹介アクション情報とが少なくとも含まれる。ここで、紹介アクション情報とは、ユーザにより購入された商品またはサービスをユーザが第三者に対して紹介する行為に関する情報のことであり、例えば、SNSにユーザにより購入された商品またはサービスに関する記事がアップされる行為、ユーザの個人ブログにユーザにより購入された商品またはサービスに関する記事がアップされる行為、またはユーザの友人や知人にユーザにより購入された商品またはサービスをお薦めするメールを商品またはサービスを購入したユーザが送信する行為などが該当する。なお、本実施形態においては、紹介アクションのカウント方法として、ある購入に対して、紹介記事がアップロードされれば、アップロード先が異なればアップロードされた回数分カウントされることとするが、提供元の規定や、特定の商品またはサービスによっては同一内容の紹介記事であれば、アップロード先が異なっていても1回のカウントしかしないことと規定してもよい。
図3(a)および図3(b)は、本実施形態におけるユーザ情報の一例を示す図である。なお、図3(a)は、ユーザ情報のうち個人情報の一例を示し、図3(b)は、ユーザ情報のうち口座情報と信用情報の一例を示す。図3(a)では、ユーザ端末ID「a0258」に、当該ユーザ端末IDにより識別されるユーザ端末の利用者であるユーザの個人情報である個人情報が対応付けらえている。そして、個人情報には、ユーザID「abcdef」、氏名「山本〇〇」、生年月日「1978年10月16日」、住所「東京都武蔵野市〇〇」、電話番号「090-〇〇〇」、メールアドレス「yamamoto@××」が含まれる。図3(b)では、ユーザ端末ID「a0258」に、当該ユーザが利用する金融機関における口座情報と、当該ユーザによる販売サイトにおける信用情報とが対応付けられている。また、口座情報には、金融機関名「三本〇〇銀行」、口座種別「普通」、口座番号「123456789」が含まれる。また、信用情報には、購入回数「20」、紹介アクション回数「10」、返品回数「5」、定期コース解約件数「0」、信用ポイント「210」が含まれる。ここで、信用ポイントとは、信用情報が示す信用度が数値化された一例であり、ポイント数の大きさで信用度の度合いの高さを示すものである。
図3(b)は、本実施形態における紹介アクション履歴の一例を示す図である。図3(b)に示すように、ユーザID「a0258」に、購入情報と、紹介アクション情報とが対応付けられている。また、購入情報には、ユーザID「a0258」により識別されるユーザにより商品またはサービスが購入された日である2018年10月21日を示す購入日「20181021」、商品またはサービスの名称を示す商品・サービス「化粧水」、商品またはサービスの単品購入または複数回数購入の契約の種類を示す単品・定期コース「単品」、購入価格「1980円」、商品またはサービスの購入に伴いユーザに入金される金額を示すキャッシュバック価格「2000円」が含まれる。また、紹介アクション情報には、ユーザID「a0258」により識別されるユーザにより購入された商品の紹介記事がSNSにアップされた日である2018年10月30日を示すSNSアップ日「20181030」、当該紹介記事がブログにアップされた日である2018年10月30日を示すブログアップ日「20181030」が含まれる。なお、ユーザによるSNS、ブログ、メールなどによる紹介アクションは、あらかじめ管理サーバ100にユーザごとに登録された投稿先URLやメールアドレスにより管理サーバ100においてユーザによる紹介アクション日時を取得可能となっている。
信用条件データベース112には、信用レベル条件が格納されている。ここで、信用レベル条件とは、信用情報が示す信用度の信用レベルと比較するための閾値を規定するものである。具体的には、ユーザによる販売サイトを利用した商品またはサービスの購入の可否を定めた条件であり、ユーザによる商品またはサービスの購入回数や、紹介アクション回数、商品の返品回数などに応じて付与ポイント数または減点ポイント数を規定するものである。なお、付与ポイント数とは、対応するステータスを有するユーザが所有する信用ポイント数に付与するポイント数を示す情報であり、減点ポイント数とは、対応するステータスを有するユーザが所有する信用ポイント数から差し引くポイント数を示す情報である。
図4(a)は、購入回数と返品回数に応じて規定された減点ポイントを示す図である。図4(a)では、販売サイトにおける購入回数「1〜10回」に、購入した商品の返品回数「5回以上」、減点ポイント「10pt」が対応付けられている。これは、販売サイトにおいて1〜10回の商品の購入をしたユーザが、5回以上商品を返品した場合にユーザが所有している信用ポイント数から1回毎に10pt差し引くという規定を示す。
また、図4(b)は、購入回数と定期解約回数に応じて規定された減点ポイントを示す図である。図4(b)では、販売サイトにおける購入回数「1〜10回」に、商品またはサービスの定期購入契約の解約回数を示す定期解約回数「5回以上」に、解約毎に差し引かれるポイント数を示す減点ポイント「10pt」が対応付けられている。これは、販売サイトにおいて1〜10回の商品の購入をしたユーザが、5回以上定期購入契約を解約した場合にユーザが所有している信用ポイント数から1回毎に10pt差し引くという規定を示す。
また、図4(c)は、購入回数と紹介アクション回数に応じて規定された得点ポイントを示す図である。図4(c)におけるテーブルの1行目では、販売サイトにおける購入回数「0回」に得点ポイント「50pt」が対応付けられている。これは、管理サーバ100に新規入会としてユーザ登録された場合に自動的に付与されるポイントを示す。また、テーブルの2行目は、販売サイトにおける購入回数「1〜10回」に、紹介アクション毎に付与されるポイント数を示す得点ポイント「10pt」が対応付けられている。
次に、図4(d)は、購入可否判定条件を示す図である。図4(d)では、ユーザの所有ポイント数を示すポイント数「9以下」に、販売サイトにおける商品またはサービスの購入可否の判定を示す購入可否判定「不可」が対応付けられている。また、信用レベル条件の閾値として、ポイント数「10以上」に、購入可否判定「可」が対応付けられている。これは、ユーザの所有ポイント数が信用レベル条件の閾値である10以上であれば購入可能と判定し、信用レベル条件の閾値未満となる9以下であれば、商品またはサービスの購入を不可と判定することを示す。
事業者情報データベース113には、事業者情報が格納されている。ここで、事業者情報とは、商品またはサービスの提供元となる事業者に関する情報であって、事業者情報には、事業者の名称、電話番号、メールアドレスが少なくとも含まれる。図5は、本実施形態における事業者情報の一例を示す図である。図5では、事業者の名称を示す事業者名「Cosmajicbeauty株式会社」に、事業者ID「c02369」と、事業者の所在地「東京都港区〇〇」と、事業者の電話番号「03−××」と、メールアドレス「cosme@××」と、事業者が管理する提供元サーバのIPアドレスであるサーバIPアドレス「178.16.254.1」とが対応付けられている。
決済情報データベース114には、決済情報が格納されている。ここで、決済情報とは、ユーザにより購入された商品またはサービスの購入価格の支払いと、当該商品またはサービスの提供元となる事業者からのキャッシュバック価格の入金に関する情報である。図6は、本実施形態における決済情報の一例を示す図である。図6に示すように、ユーザID「a0258」に、商品またはサービスの購入日である2018年10月21日を示す購入日「20181021」と、商品またはサービスの名称を示す商品・サービス「化粧水」と、商品またはサービスの購入価格「1980円」と、決済方法の種類を示す決済方法「クレジットカード」と、決済結果「承認」と、商品またはサービスの提供元から入金される金額を示すキャッシュバック価格「2000円」と、商品またはサービスの提供元からのキャッシュバック価格の入金結果を示す入金結果「入金済み」とが対応付けられている。
制御部101は、受付部102と、掲載管理部103と、取得部104と、判定部105と、決済処理部106と、提供処理部107と、送受信部108とを備える。なお、受付部102は、本発明における掲載依頼受付部と、購入受付部に相当する。
送受信部108は、提供元サーバ200や、ユーザ端末300などの外部装置との間で、各種情報を送受信する。例えば、送受信部108は、提供元サーバ200から商品またはサービスの販売サイトへの掲載依頼を受信したり、ユーザ端末300から商品またはサービスの購入申込のリクエストを受信したりする。ここで、商品またはサービスの販売サイトへの掲載依頼には、商品またはサービスの名称、商品またはサービスの詳細情報、販売価格、キャッシュバック価格などに関する情報が含まれる。また、商品またはサービスの購入申込のリクエストには、ユーザIDなどのユーザに関する情報が含まれる。
受付部102は、送受信部108を介して提供元サーバ200やユーザ端末300から受信した各種リクエストを受け付け、所定の処理を実行する。例えば、受付部102は、提供元サーバ200から商品またはサービスの掲載依頼を受け付けた場合、掲載管理部103を介して販売サイトに掲載依頼に含まれる情報を商品またはサービスを掲載し、送受信部108を介して掲載完了レポートを提供元サーバ200に送信する。また、ユーザ端末300から、商品またはサービスの購入申込のリクエストを受け付けた場合、判定部105による商品またはサービスの購入可否の判定結果に基づいて決済案内または購入エラーをユーザ端末300に通知したりする。
掲載管理部103は、受付部102により掲載依頼が受け付けられた場合に、販売サイトに掲載依頼が受け付けられた商品またはサービスの販売情報を掲載する。ここで、販売情報とは、商品またはサービスの販売に関する詳細説明であって、詳細説明や画像、定価より低価格に設定された購入価格、キャッシュバック価格などが含まれる。また、掲載管理部103は、販売サイトにおいて販売されている商品またはサービスの販売情報を、1件ごとにユーザによるスクロール操作により画面切り替えで商品またはサービスごとに一画面ずつ表示してもよいし、複数の商品またはサービスの名称だけを一画面に複数表示してもよい。
図7は、本実施形態における販売サイトに掲載された商品の一例を示す図である。図7では、後述のユーザ端末300の表示入力部331に、販売対象となる商品である化粧水の画像、商品の名称「Aquahappybeauty化粧水」、容量「100ml」、定価「8980円」、購入価格を示すユーザ価格「4980円」、キャッシュバック価格「2000円」が表示されている。また、図8は、本実施形態における販売サイトに掲載された定期購入契約の商品の一例を示す図である。定期購入契約は、図7における単品購入と異なり、例えば、3か月や6か月間の継続購入が推奨される商品またはサービスについて、定期購入契約することで単品購入による販売価格よりも安価に販売価格が設定されるものである。図8に示す定期購入契約の販売画面では、図7における同一商品「Aquahappybeauty化粧水」が、単品では2980円に設定されている販売価格が、3980円に設定されている。
取得部104は、受付部102により商品またはサービスの購入申込が受け付けられた場合に、ユーザの識別情報に対応付けられている信用情報をユーザ情報データベース111から取得する。具体的には、取得部104は、販売サイトにおいて購入申込のリクエストが送信された場合に、当該購入申込のリクエストを送信したユーザ端末300からユーザ端末IDを取得し、取得したユーザ端末IDに対応付けられている信用情報をユーザ情報データベース111から取得する。また、その他の方法として、取得部104は、販売サイトにおいてログイン情報からユーザ端末300に対してユーザIDとパスワードの入力を受け付けることによりユーザIDに対応付けられた信用情報を取得してもよい。
判定部105は、取得部104により取得された信用情報が示す信用度の値が信用レベル条件に規定された信用レベルを満たすか否かを判定し、信用レベルを満たすと判定した場合に、商品またはサービスの購入を可能と判定する。一方、判定部105は、当該信用度の値が信用レベルを満たさないと判定した場合に、商品またはサービスの購入を不可と判定する。例えば、判定部105は、取得部104により取得された信用情報が示す信用度の値であるポイント数が20であって、判定部105は、信用条件データベース112を参照し、信用レベル条件にポイント数10以上が購入可と規定されていた場合には、購入可能と判定する。
決済処理部106は、判定部105により商品またはサービスの購入が可能と判定された場合に、販売情報に基づく決済処理を実行し、判定部105により商品またはサービスの購入が不可と判定された場合に、決済処理を却下する。具体的には、決済処理部106は、判定部105により商品またはサービスの購入が可能と判定された場合は、送受信部108を介して、販売情報が示す購入価格の決済処理画面の出力情報をユーザ端末300に出力する。例えば、決済処理画面には、クレジットカード、銀行振込、コンビニエンスストア決済、代引きなどの決済方法の選択画面、商品の送付先情報の入力画面などが含まれる。一方、決済処理部106は、判定部105により商品またはサービスの購入が不可と判定された場合には、送受信部108を介して購入エラーの通知をユーザ端末300に出力する。ここで、購入エラーの通知には、信用ポイントのポイント不足により購入が制限されるメッセージが含められてもよい。これに対し、ユーザは、紹介アクション回数を増加させることにより、ポイント数を増加させ、後日に再度購入申込により購入可能の判定を取得することが可能とする構成としてもよい。具体的には、決済処理部106は、ユーザ端末300にサービスの購入可となるポイント数を充足しない値と、当該充足しない値を充足するために必要な紹介アクション回数をユーザ端末300に提示してもよい。
提供処理部107は、決済処理部106により実行された決済処理が完了したか否かを判定し、完了したと判定した場合に、ユーザ情報データベース111を参照し、購入申込が受け付けられたユーザ端末IDに対応付けられた信用情報を含む所定の情報を提供元サーバ200に提供する。例えば、提供処理部107は、所定の情報として、購入申込が受け付けられたユーザ端末IDに対応付けられたユーザの販売サイトにおける購入回数、返品回数、定期契約解約回数、紹介アクション回数などを、送受信部108を介して提供元サーバ200に送信する。また、当該所定の情報には、紹介アクション回数のみならず、紹介アクションに関する情報、例えば、商品またはサービスの紹介記事が投稿されたSNSやブログのURL、紹介記事に対する閲覧者からの反響を示す情報などが含まれることとしてもよい。
通信制御インターフェース部120は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置(図示せず)に接続されるインターフェースである。すなわち、通信制御インターフェース部120は、提供元サーバ200、ユーザ端末300等のような外部装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。
次に、提供元サーバ200の機能構成について説明する。図9は、本実施形態における提供元サーバ200の機能構成を示すブロック図である。図9に示すように、提供元サーバ200は、制御部201と、記憶部210と、通信制御インターフェース部220とを備える。
記憶部210は、製品情報データベース211、従業員情報データベース212、取引先情報データベース213などを記憶する。製品情報データベース211には、製品情報が格納されている。ここで、製品情報とは、提供元サーバ200を管理する事業者が製造する商品または提供するサービスに関する情報のことである。例えば、製品情報には、商品名、販売価格、商品の製造状況や原料の仕入れなどに関する情報などが含まれる。また、従業員情報データベース212には、従業員情報が格納されている。ここで、従業員情報とは、提供元サーバ200を管理する事業者が雇用する従業員に関する情報のことであり、従業員の氏名、住所、連絡先、給与口座などに関する情報が含まれる。また、取引先情報データベース213には、取引先情報が格納されている。ここで、取引先情報とは、管理サーバ100が管理する販売サイトを含む商品またはサービスの販売を請け負う取引先に関する情報のことである。例えば、取引する相手方に関する情報には、取引先事業者の法人名、住所、連絡先などが含まれ、取引に関する情報には、取引価格、取引先会社による販売形態などの販売情報、販売個数などが含まれる。また、販売形態とは、店舗販売、自動販売機による販売、車内販売などの販売場所や販売媒体などのことである。
制御部201は、製品情報管理部202と、従業員情報管理部203と、取引先情報管理部204と、送受信部205とを備える。
送受信部205は、通信制御インターフェース部220を介して、管理サーバ100などの外部装置と各種情報を送受信する。例えば、送受信部205は、管理サーバ100に商品またはサービスの販売サイトへの掲載依頼を送信する。また、送受信部205は、管理サーバ100から、商品またはサービスが購入された場合に、商品またはサービスを購入したユーザに関する所定の情報を受信する。
製品情報管理部202は、送受信部205を介して、製造ラインやサービス提供現場などに設置された担当者端末(不図示)から製品情報を受信し、受信した製品情報を製品情報データベース211に保存し、情報を管理する。例えば、製品情報管理部202は、担当者端末から、製品の製造個数、サービスの提供件数、不具合件数などを含む製品情報を受信する。また、製品情報管理部202は、製品情報の内容に応じて、責任者端末(不図示)などに製品情報のレポートを送信する。
従業員情報管理部203は、送受信部205を介して、提供元サーバ200を管理する事業所の人事部端末(不図示)から受信した従業員情報を、従業員情報データベース212に保存し、管理する。また、従業員情報管理部203は、送受信部205を介して、製造ラインやサービス提供現場などに設置された担当者端末(不図示)から受信した勤怠情報を従業員情報データベース212に登録する。
取引先情報管理部204は、送受信部305を介して、提供元サーバ200を管理する事業所の販売部端末(不図示)から受信した取引先情報を、取引先情報データベース313に保存し、管理する。例えば、取引先情報管理部204は、管理サーバ100から受信したユーザの所定情報を取引先情報データベース313に保存する。
通信制御インターフェース部220は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置(図示せず)に接続されるインターフェースである。すなわち、通信制御インターフェース部220は、管理サーバ100等のような外部装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。
次に、ユーザ端末の機能構成について説明する。図10は、本実施形態におけるユーザ端末300の機能構成を示すブロック図である。図10に示すように、ユーザ端末300は、制御部301と、記憶部310と、通信制御インターフェース部320と、入出力制御インターフェース部330とを備えるとともに、表示入力部331と、音声出力部332と、撮像部333が設けられている。なお、本実施形態において、ユーザ端末300は、主にスマートフォンのような携帯電話機を例示するが、これに限定されない。
記憶部310は、画像データベース311と、機器情報データベース312とを保存する。画像データベース311には、画像が格納されている。例えば、画像データベース311に格納される画像としては、撮像部333(カメラ)から撮像された画像や、送受信部305を介して他のユーザ端末300などの外部端末から受信した画像などである。また、機器情報データベース312には、ユーザ端末300の機器情報が格納されている。ここで、機器情報とは、ユーザ端末300の機器に関する情報であり、端末ごとに付与された端末IDや、機種の型番、インストールされたアプリケーションなどである。例えば、端末IDとしては、携帯電話の端末に割り振られたIMEI(International Mobile Equipment Identity)のような端末識別番号などである。
制御部301は、取得部302と、撮像制御部303と、出力制御部304と、送受信部305とを備える。
取得部302は、表示入力部331からの操作指示により、画像データベース311から画像を取得したり、機器情報データベース312から機器情報を取得したりする。例えば、取得部302は、表示入力部331からユーザ端末IDの表示指示が入力された場合、機器情報データベース312からユーザ端末IDを取得し、出力制御部304を介して表示入力部331に表示する。
撮像制御部303は、撮像部333(カメラ)を制御し、画像を撮像したり、撮像した画像に対する補正などの画像処理をしたりする。例えば、撮像制御部303は、撮像部333により撮像した画像に対して、機器情報データベース312にインストールされている画像アプリケーションなどを用いて画像を編集処理する。また、撮像制御部303は、撮像部333により撮像した画像を画像データベース311に格納する。
出力制御部304は、表示入力部331から操作された指示に従って、出力対象となる情報を、入出力制御インターフェース部330を介して表示入力部331または音声出力部332において出力可能な情報に変換し、変換した情報を表示出力し、または音声出力部332に音声情報を出力する。例えば、出力制御部304は、表示入力部331からの文章入力に従って、表示入力部331に文章を表示出力する。
送受信部305は、管理サーバ100などの外部装置と各種情報を、通信制御インターフェース部320を介して送受信する。例えば、送受信部305は、SNSのサーバ(不図示)に記事を送信する。
表示入力部331は、各種の情報を表示および入力する手段であって、具体的には、液晶画面などから構成されるディスプレイ、モニタ、または、タッチパネル等の情報を出力する画面等である。なお、ユーザ端末300が携帯電話である場合であっても、表示入力部331が表示機能と入力機能にそれぞれ分かれた構成であってもよい。入出力制御インターフェース部330は、表示入力部331や表示入力部331への制御を行う。音声出力部332は、音声情報を出力する手段であって、具体的には、スピーカー等である。
次に、管理サーバ100による資産交換処理の流れを説明する。図11は、本実施形態における管理サーバ100による資産交換処理の流れを示すフローチャートである。
受付部102は、ユーザ端末300から商品またはサービスの購入申込を受け付ける(ステップS1)。取得部104は、ステップS1において商品またはサービスの購入申込を受け付けたユーザ端末300のユーザ端末IDに対応付けられているユーザの信用情報を取得する(ステップS2)。具体的には、取得部104は、商品またはサービスの購入申込を受け付けたユーザ端末300からユーザ端末IDを取得し、取得したユーザ端末IDに対応付けられている信用情報をユーザ情報データベース111から取得する。
判定部105は、ステップS2において取得した信用情報が所定の信用レベルを満たすか否かを判定する(ステップS3)。具体的には、判定部105は、ステップS2において取得した信用情報が示すポイント数が信用条件データベース112に格納されている信用レベル条件が規定する購入可能とするポイント数を充足するか否かを判定し、充足すると判定した場合に信用レベルを満たすと判定する。
決済処理部106は、ステップS3において、判定部105により信用レベルを満たすと判定された場合に(ステップS3:Yes)、決済処理画面をユーザ端末300に出力する(ステップS4)。一方、決済処理部106は、ステップS3において、判定部105により信用レベルを満たさないと判定された場合は(ステップS3:No)、購入エラーをユーザ端末300に送信する(ステップS8)。
ステップS5において、決済処理部106は、ユーザ端末300から決済処理画面に入力された決済情報に基づいて決済処理を実行する(ステップS5)。提供処理部107は、ステップS5において実行された決済処理が完了したか否かを判定する(ステップS6)。提供処理部107は、ステップS6において決済処理が完了したと判定した場合(ステップS6:Yes)、ユーザの所定情報を提供元サーバ200に送信する(ステップS7)。一方、提供処理部107は、ステップS6において決済処理が完了しないと判定した場合(ステップS6:No)、ユーザ端末300に購入エラーを送信する(ステップS8)。ここで、決済処理部106は、ユーザ端末300に信用度の値を充足しない値と、当該充足しない値を充足するために必要な商品またはサービスを紹介するアクションを示す紹介アクション回数を提示してもよい。
次に、管理サーバ100と、提供元サーバ200と、ユーザ端末300とによる資産交換処理の流れを説明する。図12は、本実施形態における管理サーバ100と、提供元サーバ200と、ユーザ端末300とによる資産交換処理の流れを示すシーケンス図である。
提供元サーバ200は、管理サーバ100に商品またはサービスの販売サイトへの掲載依頼を送信する(ステップS11)。管理サーバ100は、販売サイトにステップS11において受信した掲載依頼にかかる販売情報を追加し、更新する(ステップS12)。ユーザ端末300は、販売サイトから商品またはサービスの購入申込のリクエストを送信する(ステップS13)。
管理サーバ100は、ステップS13において受信した購入申込のリクエストを送信したユーザ端末300のユーザ端末IDに対応付けられている信用レベルをユーザ情報データベース111から取得し、信用レベル条件に基づいて信用レベルを判定する(ステップS14)。管理サーバ100は、ステップS14において、信用レベルが信用レベル条件を満たすと判定した場合に、購入可と判定する(ステップS15)。管理サーバ100は、ユーザ端末300に決済処理画面の表示情報を出力する(ステップS17)。
ユーザ端末300は、ステップS17において管理サーバ100により出力された決済処理画面に所定の決済情報を入力する(ステップS17)。ユーザ端末300は、ステップS17において入力した決済情報を管理サーバ100に送信する(ステップS18)。管理サーバ100は、ステップS18において受信した決済情報に基づいて決済処理を実行する(ステップS19)。管理サーバ100は、決済処理完了およびユーザの所定情報を提供元サーバ200に送信する(ステップS20)。
図13は、本実施形態における管理サーバ100を実現可能なコンピュータ20の一例を示すハードウェア構成図である。図13に示すように、コンピュータ20は、CPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、ROM(Read Only Memory)23、HDD(Hard Disk Drive)24、通信インターフェース(I/F)25、入出力インターフェース(I/F)26、およびメディアインターフェース(I/F)27を備える。なお、提供元サーバ200、ユーザ端末300をそれぞれ実現可能なコンピュータについては、同様のハードウェア構成であるため、重複する部分については説明を省略する。
CPU21は、ROM23またはHDD24に格納されたプログラムにより動作し、各部の制御を行う。ROM23は、コンピュータ20の起動時にCPU21によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ20のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD24は、CPU21によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェース25は、通信回線を介して外部機器から受信したデータをCPU21に送り、CPU21が生成したデータを、通信回線を介して外部機器に送信する。
CPU21は、入出力インターフェース26を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU21は、入出力インターフェース26を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU21は、生成したデータを、入出力インターフェース26を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェース27は、記憶媒体28に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM22を介してCPU21に提供する。CPU21は、当該プログラムを、メディアインターフェース27を介して記憶媒体28からRAM22上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記憶媒体28は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)等の光学記憶媒体、磁気記憶媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ20が本実施形態における管理サーバ100として機能する場合、コンピュータ20のCPU21は、RAM22上にロードされたプログラムを実行することにより、受付部102、掲載管理部103、取得部104、判定部105、決済処理部106、提供処理部107、送受信部108の各機能を実現する。また、HDD24には、ユーザ情報データベース111、信用条件データベース112、事業者情報データベース113、決済情報データベース114内のデータが格納される。
なお、コンピュータ20が本実施形態における提供元サーバ200として機能する場合は、コンピュータ20のCPU21は、RAM22上にロードされたプログラムを実行することにより、製品情報管理部202、従業員情報管理部203、取引先情報管理部204、送受信部205の各機能を実現する。また、HDD24には、製品情報データベース211、従業員情報データベース212、取引先情報データベース213内のデータが格納される。
また、コンピュータ20が本実施形態におけるユーザ端末300として機能する場合は、コンピュータ20のCPU21は、RAM22上にロードされたプログラムを実行することにより、取得部302、撮像制御部303、出力制御部304、送受信部305の各機能を実現する。また、HDD24には、画像データベース311、機器情報データベース312内のデータが格納される。
資産交換プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。コンピュータ20のCPU21は、これらのプログラムを、メディアインターフェース27を介して上記の記憶媒体から読み取って実行するが、他の例として、外部装置から、通信回線を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
なお、資産交換プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)、Python、Rubyなどのスクリプト言語、C言語、C++、C#、Objective-C、Swift、Java(登録商標)などのコンパイラ言語などを用いて実装できる。
このように、本実施形態における資産交換システム1によれば、商品またはサービスの提供元となる事業者は、従来の広告費を削減しつつ商品またはサービスを購入したユーザの信用情報という資産を入手することができ、一方、商品またはサービスの購入者であるユーザは、商品またはサービスを定価よりも低価格に設定された価格で購入できる上にキャッシュバック価格の入手という金銭的資産を入手することができるので、相互に必要とする資産を交換することが可能となる。
1 資産交換システム
10 ネットワーク
100 管理サーバ
101、201、301 制御部
102 受付部
103 掲載管理部
104 取得部
105 判定部
106 決済処理部
107 提供処理部
108 送受信部
110 記憶部
111 ユーザ情報データベース
112 信用条件データベース
113 事業者情報データベース
114 決済情報データベース
120、220、320 通信制御インターフェース部
330 入出力制御インターフェース部

Claims (6)

  1. 商品またはサービスの提供元が管理する提供元サーバと、ユーザ端末と、前記商品またはサービスの販売サイトを管理する管理サーバとが、ネットワークを介して接続された資産交換システムであって、
    前記管理サーバは、
    前記ユーザ端末の識別情報に、前記ユーザ端末を利用するユーザのユーザ情報と、口座情報と、少なくとも前記ユーザによる前記販売サイトの利用状況に対する信用度を示す信用情報とが対応付けられたユーザ管理情報と、前記信用情報が示す信用度の信用レベルと比較するための閾値を規定する信用レベル条件とを記憶する記憶部と、
    前記提供元サーバから、前記販売サイトへの販売対象となる商品またはサービスの掲載依頼を受け付ける掲載依頼受付部と、
    前記掲載依頼受付部により前記掲載依頼が受け付けられた場合に、前記販売サイトに前記掲載依頼が受け付けられた商品またはサービスの定価より低価格に設定された購入価格およびキャッシュバック価格を含む販売情報を掲載する掲載管理部と、
    前記ユーザ端末から、商品またはサービスの購入申込を、前記ユーザの識別情報の入力とともに受け付ける購入受付部と、
    前記購入受付部により前記購入申込が受け付けられた場合に、入力が受け付けられたユーザの識別情報に対応付けられている信用情報を前記記憶部から取得する取得部と、
    前記取得部により取得された信用情報が示す信用度の値が前記信用レベル条件に記載された閾値を満たすか否かを判定し、前記信用レベルを満たすと判定した場合に、商品またはサービスの購入を可能と判定し、前記信用度の値が前記信用レベルを満たさないと判定した場合に、商品またはサービスの購入を不可と判定する判定部と、
    前記判定部により商品またはサービスの購入が可能と判定された場合に、前記販売情報に基づく決済処理を実行し、前記判定部により商品またはサービスの購入が不可と判定された場合に、決済処理を却下する決済処理部と、
    前記決済処理部により決済処理が実行された場合に、前記ユーザ管理情報を参照し、前記購入申込が受け付けられたユーザ端末の識別情報に対応付けられた信用情報を含む少なくとも前記購入申込が受け付けられたユーザ端末の識別情報に対応付けられた信用情報を提供する提供処理部と、
    を備えることを特徴とする資産交換システム。
  2. 前記記憶部は、前記ユーザによる前記販売サイトにおける商品またはサービスの購入回数、返品回数、商品またはサービスを紹介するアクションを示す紹介アクション回数のうち、少なくともいずれか1つ以上の値を用いて前記信用レベル条件を規定する信用レベル条件を記憶すること、
    を特徴とする請求項1に記載の資産交換システム。
  3. 前記決済処理部は、前記判定部により商品またはサービスの購入が不可と判定された場合に、決済処理を却下し、前記ユーザ端末に、当該ユーザ端末のユーザが前記信用度を向上させるための操作を実行することで、前記信用度が上昇し、決済処理の実行が可能となる旨を示すメッセージを出力すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の資産交換システム。
  4. 前記決済処理部は、前記判定部により商品またはサービスの購入が不可と判定された場合に、決済処理を却下し、前記ユーザ端末に前記信用度の値を充足しない値と、当該充足しない値を充足するために必要な商品またはサービスを紹介するアクションを示す紹介アクション回数を提示すること、
    を特徴とする請求項3に記載の資産交換システム。
  5. 商品またはサービスの提供元が管理する提供元サーバ、およびユーザ端末とネットワークを介して接続された前記商品またはサービスの販売サイトを管理する管理サーバにおける資産交換方法であって、
    前記ユーザ端末の識別情報に、前記ユーザ端末を利用するユーザのユーザ情報と、口座情報と、少なくとも前記ユーザによる前記販売サイトの利用状況に対する信用度を示す信用情報とが対応付けられたユーザ管理情報と、前記信用情報が示す信用度の信用レベルと比較するための閾値を規定する信用レベル条件とを記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記提供元サーバから、前記販売サイトへの販売対象となる商品またはサービスの掲載依頼を受け付ける掲載依頼受付ステップと、
    前記掲載依頼受付ステップにより前記掲載依頼が受け付けられた場合に、前記販売サイトに前記掲載依頼が受け付けられた商品またはサービスの定価より低価格に設定された購入価格およびキャッシュバック価格を含む販売情報を掲載する掲載管理ステップと、
    前記ユーザ端末から、商品またはサービスの購入申込を、前記ユーザの識別情報の入力とともに受け付ける購入受付ステップと、
    前記購入受付ステップにより前記購入申込が受け付けられた場合に、入力が受け付けられたユーザの識別情報に対応付けられている信用情報を前記記憶部から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された信用情報が示す信用度の値が前記信用レベル条件に記載された閾値を満たすか否かを判定し、前記信用レベルを満たすと判定した場合に、商品またはサービスの購入を可能と判定し、前記信用度の値が前記信用レベルを満たさないと判定した場合に、商品またはサービスの購入を不可と判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより商品またはサービスの購入が可能と判定された場合に、前記販売情報に基づく決済処理を実行し、前記判定ステップにより商品またはサービスの購入が不可と判定された場合に、決済処理を却下する決済処理ステップと、
    前記決済処理ステップにより決済処理が実行された場合に、前記ユーザ管理情報を参照し、前記購入申込が受け付けられたユーザ端末の識別情報に対応付けられた信用情報を含む少なくとも前記購入申込が受け付けられたユーザ端末の識別情報に対応付けられた信用情報を提供する提供処理ステップと、
    を含むことを特徴とする資産交換方法。
  6. コンピュータに、
    ユーザ端末の識別情報に、前記ユーザ端末を利用するユーザのユーザ情報と、口座情報と、少なくとも前記ユーザによる前記販売サイトの利用状況に対する信用度を示す信用情報とが対応付けられたユーザ管理情報と、前記信用情報が示す信用度の信用レベルと比較するための閾値を規定する信用レベル条件とを記憶部に記憶する記憶機能と、
    提供元サーバから、管理サーバが管理する販売サイトへの販売対象となる商品またはサービスの掲載依頼を受け付ける掲載依頼受付機能と、
    前記掲載依頼受付機能により前記掲載依頼が受け付けられた場合に、前記販売サイトに前記掲載依頼が受け付けられた商品またはサービスの定価より低価格に設定された購入価格およびキャッシュバック価格を含む販売情報を掲載する掲載管理機能と、
    前記ユーザ端末から、商品またはサービスの購入申込を、前記ユーザの識別情報の入力とともに受け付ける購入受付機能と、
    前記購入受付機能により前記購入の申し込みが受け付けられた場合に、入力が受け付けられたユーザの識別情報に対応付けられている信用情報を前記記憶部から取得する取得機能と、
    前記取得機能により取得された信用情報が示す信用度の値が前記信用レベル条件に記載された閾値を満たすか否かを判定し、前記信用レベルを満たすと判定した場合に、商品またはサービスの購入を可能と判定し、前記信用度の値が前記信用レベルを満たさないと判定した場合に、商品またはサービスの購入を不可と判定する判定機能と、
    前記判定機能により商品またはサービスの購入が可能と判定された場合に、前記販売情報に基づく決済処理を実行し、前記判定機能により商品またはサービスの購入が不可と判定された場合に、決済処理を却下する決済処理機能と、
    前記決済処理機能により決済処理が実行された場合に、前記ユーザ管理情報を参照し、前記購入申込が受け付けられたユーザ端末の識別情報に対応付けられた信用情報を含む少なくとも前記購入申込が受け付けられたユーザ端末の識別情報に対応付けられた信用情報を提供する提供処理機能と、
    を実現させることを特徴とする資産交換プログラム。
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