JP5476701B2 - 階段 - Google Patents
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また、前記の構成において、前記階段ユニット及び前記踊り場ユニットを防錆メッキまたは防錆塗料の槽中に浸漬して防錆処理を施すことが好ましい。このようにすれば、この発明においては、各部品に対する防錆処理を短時間で行うことが可能となる。
前記の構成において、階段ユニットと踊り場ユニットとを交互に、かつ階段ユニットがその上下に隣接する他の階段ユニットに対して直角配置となるように組み立てることが好ましい。
このように構成した場合には、組み立て作業を繰り返し行うことにより、所要階数に相当する階段を構築することができる。
図1〜図4に示すように、この実施形態の階段21は、複数の踊り場ユニット22と複数の階段ユニット23とを交互に組み立てることにより、建築物Bの隅角部の屋外側において平面正方形をなすように構築されている。この場合、各階段ユニット23がその上下に隣接する他の階段ユニット23に対して踊り場ユニット22を間に挟んで直角配置となるように組み立てられている。
次に、前記踊り場ユニット22の構成について詳細に説明する。図8〜図10に示すように、踊り場ユニット22は、製造工場において4本の支柱24間に踊り場床組25を溶接またはタッピングネジ41によって固定することにより製造されている。図9及び図10において、符号48が溶接部分を示す。踊り場床組25は、複数の鋼材製の第1補強部材35A,35Bと、複数の鋼材製の第2補強部材36と、複数の鋼板製の床板37とより構成されている。前記各第1補強部材35A,35Bは、対角線上に位置する4本の支柱24間において互いに交叉するように溶接固定されている。各第2補強部材36は、隣接する第1補強部材35A,35B間に架設されるように溶接固定されている。各床板37は平面三角形状をなし、両補強部材35A,35B,36の上面に取付金具38A〜38Eを介してタッピングネジ41により固定支持されている。
図1に示すように、階段21を建築物Bのコーナ部の屋外側に隣接して構築する場合には、あらかじめ製造工場において踊り場床組25を含む必要数の踊り場ユニット22,階段ユニット23,30,補助支柱26等が製造される。そして、図3及び図4に示すように、建築物Bの1階と対応する部分の基礎コンクリート60上に、踊り場床組25を含む踊り場ユニット22と補助支柱26とを相互に間隔をおいた状態で、対角線上の四コーナに位置するように立設して配置する。この場合、1階の踊り場ユニット22の支柱24はその長さが複数段階となるように工場においてあらかじめ加工されている。
続いて、建築物Bの二階と対応する部分の階段21を組み立てる。この場合には、建築物Bの一階と対応する部分に立設された踊り場ユニット22または支柱24上に、新しい踊り場ユニット22をそれぞれ積み上げる。そして、図4、図12及び図13に示すように、積み上げ状態の上下踊り場ユニット22における支柱24間の連結部に跨って、一対の固定金具45を接合配置するとともに、それらの固定金具45を複数のボルト46及びナット47により、上下の支柱24に固定する。この支柱24の固定により、上下の踊り場ユニット22における支柱24間の連結部が、位置ずれを生じないように固定される。なお、この固定金具45は、製造工場において一方の支柱24にあらかじめ溶接固定される。
(1) この階段21においては、踊り場ユニット22が、4本の支柱24と、それらの支柱24に四隅が支持された踊り場床組25とより構成されている。このため、4本の支柱24と踊り場床組25とよりなる踊り場ユニット22を、工場においてあらかじめ製作することができる。また、階段ユニット23,30が、平行に配置された一対のささら板51,67,68と、そのささら板51,67,68の複数の段部51a,67a,68a上に取り付けられた踏み板52とより構成されている。このため、ささら板51,67,68と複数の踏み板52とよりなる階段ユニット23,30を、工場においてあらかじめ製作することができる。しかも、踊り場ユニット22や階段ユニット23,30を防錆メッキや防錆塗料の槽中に浸漬すれば、各部品に対する防錆処理を短時間で行うことが可能となる。そして、設置現場においては、踊り場ユニット22と階段ユニット23,30とを組み立てれば、階段21を施工でき、その施工を容易に行うことができる。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態においては、踊り場ユニット22の支柱24が断面形ほぼL字状の鋼材により構成されているが、この支柱24を四角筒状,パイプ状,断面H型状等の各種形状の鋼材により構成してもよい。
・ 前記実施形態においては、建築物Bの1階と対応する部分に立設する4つの踊り場ユニット22について、支柱24の長さ調整を階段21の設置現場で行うようにしているが、この長さ調整作業を踊り場ユニット22の製造工場で行うようにしてもよい。
(別の技術的思想)
さらに、上記実施形態により把握される請求項以外の技術的思想について記載する。
(C) 請求項1〜6,前記技術的思想(A)項のうちのいずれか一項に記載の階段ユニット。
Claims (6)
- 平行に配置された一対のささら板と、そのささら板の複数の段部上に取り付けられた複数の踏み板を有する階段ユニットと、互いに交叉する一対の第1補強部材と、その第1補強部材間に架設された複数の第2補強部材と、第1補強部材に架設され前記階段ユニットのささら板の端部を固定する一対のブラケットと、そのブラケット及び前記第1、第2補強部材の上面に支持された複数の床板とを有する踊り場床組を支柱に支持した踊り場ユニットとを組み立てて構成し、前記踊り場ユニットの隣接する支柱間に補助補強部材を設けたことを特徴とする階段。
- 前記階段ユニットの上方空間及び前記踊り場ユニットの踊り場床組の上方空間の外側を覆うように、隣接する踊り場ユニットの支柱間に側壁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の階段。
- 前記階段ユニット及び前記踊り場ユニットを防錆メッキまたは防錆塗料の槽中に浸漬して防錆処理を施したことを特徴とする請求項1または2に記載の階段。
- 前記階段ユニットと踊り場ユニットとを交互に、かつ階段ユニットがその上下に隣接する他の階段ユニットに対して直角配置となるように組み立てたことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の階段。
- 立設された前記踊り場ユニットに対して他の踊り場ユニットを積み上げるように組み立てたことを請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載のことを特徴とする階段。
- 前記踊り場ユニットは、4本の前記支柱と、それらの支柱に四隅が支持された前記踊り場床組とを有する請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載のことを特徴とする階段。
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