JP5475329B2 - 電子部品装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部品供給装置より供給された電子部品を装着ヘッドに複数設けられた吸着ノズルにより取出して、プリント基板上に装着する電子部品装着装置に関する。
電子部品装着装置は、例えば特許文献1などに開示されているが、一般に電子部品の部品供給装置からの電子部品の取出し又はプリント基板への電子部品の装着の際に、吸着ノズルを複数備えている。そして、この吸着ノズル50の先端の吸着孔51の形状は、図13に示すように、中央部の大径の円形孔51Aと、この大径の円形孔51Aの両隣りに小径の円形孔51Bとを連通させるが、この小径の円形孔51Bの連通部分間の長さL1がこの円形孔51Bの直径と同じ長さで構成するのが一般的である。即ち、大径の円形孔51Aと小径の円形孔51Bとは、円形孔51Bの直径と同じ長さを有して連通させていた。
また、吸着ノズル50の吸着面外形は、電子部品Dの吸着面の外形より少し大きく、電子部品D全体を覆うことができるサイズであった。
特開2009−60132号公報
しかし、前述したような吸着孔の形状では、微小な電子部品にあっては、この電子部品の角部がこの吸着孔内に入り込み、結果としてこの電子部品を斜めに吸着してしまい、電子部品の本来の吸着面を吸着することができずに、正規な姿勢で吸着したか否かを検出装置で検出すると、吸着エラーとなる。
そこで本発明は、吸着ノズルの吸着孔の形状を極力吸着エラーが起きないような形状とすることを目的とする。
このため第1の発明は、部品供給装置より供給された電子部品を装着ヘッドに設けられた吸着ノズルにより取出して、プリント基板上に装着する電子部品装着装置において、
前記吸着ノズルの吸着孔の形状を中央部の大径の円形孔とこの大径の円形孔の両隣りに小径の円形孔の一部を重ねて連通させた形状とすると共に、前記小径の円形孔を180度以上の円弧形状とし、前記大径の円形孔とその両隣りの前記小径の円形孔との連通部には、孔の対向する面の夫々に前記孔の幅を狭めくびれが形成されるように前記大径の円形孔の円弧と前記小径の円形孔の円弧とから成る形状の突部を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、吸着ノズルの吸着孔の形状を極力吸着エラーが起きないような形状とすることにより、吸着エラーを減少させることができる。
電子部品装着装置の平面図を示す。 装着ヘッドの正面図である。 電子部品を吸着保持している状態の吸着ノズルの下方から見た斜視図である。 第1の実施形態の吸着ノズルの吸着孔の底面図である。 第2の実施形態の吸着ノズルの吸着孔の底面図である。 第3の実施形態の吸着ノズルの吸着孔の底面図である。 第4の実施形態の吸着ノズルの吸着孔の底面図である。 第5の実施形態の吸着ノズルの吸着孔の底面図である。 第6の実施形態の吸着ノズルの吸着孔の底面図である。 第7の実施形態の吸着ノズルの吸着孔の底面図である。 第8の実施形態の吸着ノズルの吸着孔の底面図である。 第9の実施形態の吸着ノズルの吸着孔の底面図である。 従来例を示す吸着ノズルの吸着孔の底面図である。
以下図1に基づき、回路が基板に設けられた回路基板であるプリント基板P上に電子部品を装着する電子部品装着装置1についての実施の形態を説明する。電子部品装着装置1には、プリント基板Pを搬送する搬送装置2と、この搬送装置2を挟んで手前側と奥側に配設される電子部品を供給するための部品供給装置3と、駆動源により一方向(Y方向)に移動可能な一対のビーム4A、4Bと、それぞれ複数本の吸着ノズル5を備えて前記各ビーム4A、4Bに沿った方向に各駆動源により移動可能な装着ヘッド6とが設けられている。
前記搬送装置2は電子部品装着装置1の中間部に配設され、上流側装置からプリント基板Pを受け継ぐ基板供給部と、前記各装着ヘッド6の吸着ノズル5に吸着保持された電子部品を装着するために基板供給部から供給されたプリント基板Pを位置決め固定する基板位置決め部と、この位置決め部で電子部品が装着されたプリント基板Pを受け継いで下流側装置に搬送する基板排出部とから構成される。
前記部品供給装置3は電子部品装着装置1の装置本体に取り付けられるフィーダベース3Aと、このフィーダベース3A上に複数並設され種々の電子部品を夫々その部品取出し部(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給ユニット3B群とから構成される。この部品供給ユニット3Bには多数の電子部品をキャリアテープの凹部から成る各収納部に一定の間隔で収容したカバーテープで覆う収納テープが搭載されており、収納テープを間欠送りすると共にキャリアテープからカバーテープを剥離することで、部品供給ユニット3Bの部品取出し部に電子部品が1個ずつ供給され、各収納部から前記装着ヘッド6の吸着ノズル5により取出される。
X方向に長い前後一対の前記ビーム4A、4Bは、Y方向リニアモータの駆動により左右一対の前後に延びたガイドに沿って前記各ビーム4A、4Bに固定されたスライダが摺動して個別にY方向に移動する。前記Y方向リニアモータは左右一対の基体1A、1Bに沿って固定された上下一対の固定子と、前記ビーム4A、4Bの両端部に設けられた取付板の下部に固定された可動子7Aとから構成される。
また、前記ビーム4A、4Bにはその長手方向(X方向)にX方向リニアモータ(図示せず)によりガイドに沿って移動する前記装着ヘッド6が夫々内側に設けられており、前記X方向リニアモータは各ビーム4A、4Bに固定された前後一対の固定子と、各固定子の間に位置して前記装着ヘッド6に設けられた可動子とから構成される。
従って、各装着ヘッド6は向き合うように各ビーム4A、4Bの内側に設けられ、前記搬送装置2の位置決め部上のプリント基板Pや部品供給ユニット3Bの部品取出し位置上方を移動する。
そして、次に前記装着ヘッド6の下面に円周上に所定間隔を存して複数本、例えば12本取り付けられる吸着ノズル5について詳述する。便宜上吸着ノズル5を1本のみ取り付けた状態の装着ヘッド6の正面図である図2に示すように、この吸着ノズル13は上部にフランジ10を有し、前記装着ヘッ6に着脱可能に設けられる。前記吸着ノズル5は下端部が底面視概ね四角形状を呈して対向する短辺は丸みを帯びると共に対向する長辺は長手方向の中央部が外方へ突出するようにへの字形状を呈する最先端ノズル部5Aと、この最先端ノズル部5Aの上部に形成されて下端部の形状が底面視すると最先端ノズル部5Aと同様であるが上方に向かうに従って徐々に円形となる先端ノズル部5Bと、中間部が太径の第2中間ノズル部5Dと、前記先端ノズル部5Bと第2中間ノズル部5Dとを結ぶ上方へ向かって太径となる円錐台形状の第1中間ノズル部5Cと、最上部の最太径の上端ノズル部5Fと、第2中間ノズル部5Dと上端ノズル部5Fとを結ぶ上方へ向かって太径となる円錐台形状の第3中間ノズル部5Eとから構成される。
次に、この吸着ノズル5の吸着孔の第1の実施形態について、電子部品Dを吸着保持している状態の吸着ノズル5の下方から見た斜視図である図3、吸着ノズル5の底面図である図4に基づいて説明する。先ず、吸着ノズル5の吸着面外形は、電子部品Dの吸着面の外形より少し小さくし、電子部品D全体を覆うことができないサイズとする。
そして、この吸着ノズル5の先端の吸着孔11の形状は、中央部の大径の円形孔11Aと、この大径の円形孔11Aの両隣りに位置した小径の円形孔(円形孔11Aより開口面積が小さい。)11Bとを連通させた形状とする。しかも、この小径の円形孔11Bの連通部分間の長さL2がこの円形孔11Bの直径より短い長さで連通する形状とし、即ち大径の円形孔11Aと小径の円形孔11Bとは、円形孔11Bが180度以上の円弧形状となるように孔幅を狭めくびれ11Dが形成されるように突部11Cを形成して連通させた形状とする。
そして、先端の吸着孔11は、最先端ノズル部5Aの下端から上方に最先端ノズル部5A及び先端ノズル部5Bに形成され、第1中間ノズル部5Cから最上部の上端ノズル部5Fに上下に形成された直径が大きい円形孔の下部に連通している。
このように、吸着ノズル5の吸着面外形を電子部品Dの吸着面の外形より少し小さくし、電子部品D全体を覆うことができないサイズとし、更に吸着孔11の形状を中央の円形孔11Aの両隣りの円形孔11Bが180度以上の円弧形状となるように孔幅を狭めるように吸着孔11を形成する対向する面の夫々に突部11Cを形成して連通させる形状としたために、電子部品の吸着位置が電子部品の中心からずれても(図3参照)、電子部品Dの角部が突部11Cに当り支持されて吸着孔11内に斜めに入り込みにくくすることができる。
従って、正規な姿勢で吸着ノズル5に吸着保持された電子部品の吸着姿勢を検出装置で検出した際に、吸着エラーとなることが減少することとなる。
以上の構成により、以下プリント基板の生産ラインにおける電子部品装着装置1のプリント基板の生産運転が行なわれると、プリント基板Pが搬送装置2により基板位置決め部に搬送され、位置決め機構により位置決め固定される。
次いで、記憶装置に格納された吸着及び装着順データに従い、装着ヘッド6が移動して、電子部品の部品種に対応した吸着ノズル5が装着すべき電子部品を所定の部品供給ユニット5から順次吸着して取出す。詳述すると、装着ヘッド6の吸着ノズルは装着順序に従って装着すべき電子部品を収納する部品供給ユニット3B上方に位置するよう移動するが、Y方向はY軸駆動モータが駆動して一方のビーム4Aが移動し、X方向はX軸駆動モータが駆動して装着ヘッド6が移動し、既に所定の部品供給ユニット3Bは送りモータ及び剥離モータが駆動されて部品吸着取出位置にて部品が取出し可能状態にあるため、上下軸駆動モータが前記吸着ノズル5を下降させては上昇させ、順次部品供給ユニット3Bから電子部品を吸着して取出す。
そして、吸着ノズル5は基板位置決め部にて位置決めされたプリント基板P上の所定位置に電子部品を装着するように移動するが、この装着ヘッド6の移動途中において、装着ヘッド6が移動しながら部品認識カメラ8の上方位置を通過する際に吸着ノズル5に吸着保持された電子部品が部品認識カメラ8により撮像される(フライ認識)。
そして、部品認識カメラ8の撮像結果に基づいて電子部品が当該吸着ノズル5に対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき認識処理装置により認識処理され、吸着及び装着順データの装着座標に電子部品の位置認識処理結果を加味して、制御装置により前記Y軸駆動モータ、X軸駆動モータ及びθ軸駆動モータが補正制御され、各装着ヘッド6の吸着ノズル5が位置ずれを補正しつつ、それぞれ電子部品が順次プリント基板P上の所定位置に装着される。
そして、装着データに従って、位置決めされたプリント基板Pへの全ての装着すべき電子部品の装着が完了すると、このプリント基板Pは基板位置決め部から基板排出部を介して下流側装置に排出される。
次に、この吸着ノズル5の吸着孔の第2の実施形態について、図5に基づいて説明する。吸着ノズル5の外観形状と吸着面外形は、この第2の実施形態以降の形態も第1の実施形態と同様であり、説明は省略する。
この吸着ノズル5の先端の吸着孔は、中央部の大径の円形孔12Aと、この大径の円形孔12Aの両隣りに間隔を置いて形成された小径の円形孔12B(円形孔12Aの開口面積より小さい開口面積)とから構成する。即ち、吸着ノズル5の吸着面外形を電子部品Dの吸着面の外形より少し小さくし、電子部品D全体を覆うことができないサイズとし、更に大径の円形孔12Aと小径の円形孔12Bとが間隔を置いて離れて形成されていて、架橋部12Cがあるので、電子部品の吸着位置が電子部品の中心からずれても、電子部品Dの角部が架橋部12Cに当り支持されて吸着孔の大径の円形孔12A内に斜めに入り込みにくくすることができる。
次に、この吸着ノズル5の吸着孔の第3の実施形態について、図6に基づいて説明する。この吸着ノズル5の先端の吸着孔は、中央部の大径の円形孔13Aと、この大径の円形孔13Aの両隣りに間隔を置いて形成された孔13B(円形孔12Aの開口面積より小さい開口面積)とから構成とする。即ち大径の円形孔13Aと孔13Bとが間隔を置いて離れて形成されていて、架橋部13Cがあり、この孔13Bは最も幅が長い部分が大径の円形孔13Aの直径と同じ或いは直径より僅かに小さい長さであり、最も幅が短い部分が第2の実施形態の小径の円形孔12Bの直径と同じ長さである。
そして、孔13Bの内側、即ち円形孔13A側の側面は円形孔13Aの側面に沿った曲面の形状であり、外側の側面は吸着ノズル5の側面(曲面)に沿った形状であり、このような形状にすることにより、孔13Bの大きさを極力大きくし、また吸着ノズル5の吸着面外形を電子部品Dの吸着面の外形より少し小さくして電子部品D全体を覆うことができないサイズとし、更に大径の円形孔13Aと孔13Bとが間隔を置いて離れて形成されていて、架橋部13Cがあるので、電子部品の吸着位置が電子部品の中心からずれても、電子部品Dの角部が架橋部13Cに当り支持されて吸着孔の大径の円形孔13A内に斜めに入り込みにくくすることができる。
次に、この吸着ノズル5の吸着孔の第4の実施形態について、図7に基づいて説明する。この吸着ノズル5の先端の吸着孔14の形状は、中央部の大径の円形孔14Aと、この大径の円形孔14Aの両隣りの縦長孔14Bとを連通させた形状である。しかも、両縦長孔14Bが互い違いに反対方向に向けて形成され、円形孔14Aの左の縦長孔14Bとを連通する連通部分には孔を形成する対向する一方の面から他方の面に向けて(図7の紙面の上から下に向けて)孔幅を狭めるように、且つ円形孔14Aの右の縦長孔14Bとを連通する連通部分には孔を形成する対向する他方の面から一方の面に向けて(図7の紙面の下から上に向けて)孔幅を狭めるように、くびれ14Dが形成されるようにその向きが反対となるような突部14Cをそれぞれ形成して連通させた形状とする。
従って、吸着ノズル5の吸着面外形を電子部品Dの吸着面の外形より少し小さくし、電子部品D全体を覆うことができないサイズとし、更に円形孔14Aの左右の縦長孔14Bとを連通する各連通部分には孔を形成する対向する他方の面から一方の面に向けて孔幅を狭めるように、それぞれ突部14Cを形成して連通させた形状としたために、電子部品の吸着位置が電子部品の中心からずれても、電子部品Dの角部が突部14Cに当り支持されて吸着孔14内に斜めに入り込みにくくすることができる。また、吸着孔14の開口面積を大きくして吸着ノズル5のエアーの吸い込み量を多くすることができ、電子部品の吸着位置が電子部品の中心からずれても、一層確実に電子部品を吸着することができる。
次に、この吸着ノズル5の吸着孔の第5の実施形態について、図8に基づいて説明する。この吸着ノズル5の先端の吸着孔15の形状は、中央部の大径の円形孔15Aと、この大径の円形孔15Aの両隣りの円形孔15Bとを連通させた形状である。しかも、両円形孔15Bが互い違いに反対方向に向けて形成され、円形孔15Aの左の円形孔15Bとを連通する吸着ノズル5底面の一方の長い辺に対して斜めの連通部分には孔を形成する対向する一方の面から他方の面に向けて(図8の紙面の上から下に向けて)孔幅を狭めるように、且つ円形孔15Aの右の円形孔15Bとを連通する吸着ノズル5底面の一方の長い辺に対して斜めの連通部分には孔を形成する対向する他方の面から一方の面に向けて(図8の紙面の下から上に向けて)孔幅を狭めるように、くびれ15Dが形成されるようにその向きが反対となるような突部15Cをそれぞれ形成して連通させた形状とする。
従って、吸着ノズル5の吸着面外形を電子部品Dの吸着面の外形より少し小さくし、電子部品D全体を覆うことができないサイズとし、更に円形孔15Aの左右の円形孔15Bとを連通する各連通部分には孔を形成する対向する他方の面から一方の面に向けて孔幅を狭めるように、それぞれ突部15Cを形成して連通させた形状としたために、電子部品の吸着位置が電子部品の中心からずれても、電子部品Dの角部が突部15Cに当り支持されて吸着孔15内に斜めに入り込みにくくすることができる。
次に、この吸着ノズル5の吸着孔の第6の実施形態について、図9に基づいて説明する。この吸着ノズル5の先端の吸着孔16の形状は、中央部の大径の円形孔16Aと、この大径の円形孔16Aの両隣りの円形孔16Bとを連通させた形状である。しかも、両円形孔16Bが互い違いに反対方向に向けて形成され、円形孔16Aの左の円形孔16Bとを連通する吸着ノズル5底面の一方の長い辺と略平行な連通部分には孔を形成する対向する一方の面から他方の面に向けて(図9の紙面の上から下に向けて)孔幅を狭めるように、且つ円形孔16Aの右の円形孔16Bとを連通する吸着ノズル5底面の一方の長い辺と略平行な連通部分には孔を形成する対向する他方の面から一方の面に向けて(図9の紙面の下から上に向けて)孔幅を狭めるように、くびれ16Dが形成されるようにその向きが反対となるような突部16Cをそれぞれ形成して連通させた形状とする。
従って、吸着ノズル5の吸着面外形を電子部品Dの吸着面の外形より少し小さくし、電子部品D全体を覆うことができないサイズとし、更に円形孔16Aの左右の円形孔16Bとを連通する各連通部分には孔を形成する対向する他方の面から一方の面に向けて孔幅を狭めるように、それぞれ突部16Cを形成して連通させた形状としたために、電子部品の吸着位置が電子部品の中心からずれても、電子部品Dの角部が突部16Cに当り支持されて吸着孔16内に斜めに入り込みにくくすることができる。
次に、この吸着ノズル7の吸着孔の第7の実施形態について、図10に基づいて説明する。この吸着ノズル5の先端の吸着孔17の形状は、中央部の大径の円形孔17Aと、この大径の円形孔17Aの両隣りの縦長孔17Bとを連通させた形状である。しかも、両縦長孔17Bが互い違いに反対方向に向けて形成され、円形孔17Aの左の縦長孔17Bとを連通する連通部分には孔を形成する対向する一方の面から他方の面に向けて(図10の紙面の上から下に向けて)孔幅を狭めるように、且つ円形孔17Aの右の縦長孔17Bとを連通する連通部分には孔を形成する対向する他方の面から一方の面に向けて(図10の紙面の下から上に向けて)孔幅を狭めるように、くびれ17Dが形成されるようにその向きが反対となるような且つ先端が丸みを帯びた突部17Cをそれぞれ形成して連通させた形状とする。
従って、吸着ノズル5の吸着面外形を電子部品Dの吸着面の外形より少し小さくし、電子部品D全体を覆うことができないサイズとし、更に円形孔17Aの左右の縦長孔17Bとを連通する各連通部分には孔を形成する対向する他方の面から一方の面に向けて孔幅を狭めるように、それぞれ丸みを帯びた突部17Cを形成して連通させた形状としたために、電子部品の吸着位置が電子部品の中心からずれても、電子部品Dの角部が突部17Cに当り支持されて吸着孔17内に斜めに入り込みにくくすることができる。
次に、この吸着ノズル5の吸着孔の第8の実施形態について、図11に基づいて説明する。この吸着ノズル5の先端の吸着孔18の形状は、連続した概ねM字形状を呈し、このM字形状の左右端部における孔18Cを形成する対向する両壁間の長さが最も長く、同じくM字形状の斜め部における孔(くびれに相当する。)18Dを形成する対向する両壁間の長さが最も短く形成され、同じくM字形状の折り曲げ部における内側壁が概ね180度の円弧を形成している。
即ち、横長孔18Aを形成する対向する壁間に、一方の面(図11の下の面)から他方の面(図11の上の面)に向けて左右部に夫々180度の円弧状の突部
18Bを形成すると共に他方の面(図11の上の面)から一方の面(図11の下の面)に向けて左右の中間部に180度の円弧状の突部18Bを形成する。
従って、吸着ノズル5の吸着面外形を電子部品Dの吸着面の外形より少し小さくし、電子部品D全体を覆うことができないサイズとし、更に連続した概ねM字形状を呈する形状として左右部、更に中間部に3箇所突部18Bを形成したために、電子部品の吸着位置が電子部品の中心からずれても、電子部品Dの角部が突部18Bに当り支持されて吸着孔18内に斜めに入り込みにくくすることができる。
次に、この吸着ノズル5の吸着孔の第9の実施形態について、図12に基づいて説明する。この吸着ノズル5の先端の吸着孔19の形状は、吸着面外形とほぼ同じであり、中央部の幅広の縦長孔19Aと、この縦長孔19Aの両隣りの細幅の縦長孔19Bとを連通させた形状である。しかも、両縦長孔19Bが互い違いに反対方向に向けて形成され、幅広の縦長孔19Aの左の縦長孔19Bとを連通する連通部分には孔を形成する対向する一方の面から他方の面に向けて(図12の紙面の上から下に向けて)孔幅を狭めるように、且つ幅広の縦長孔19Aの右の縦長孔19Bとを連通する連通部分には孔を形成する対向する他方の面から一方の面に向けて(図12の紙面の下から上に向けて)孔幅を狭めるように、くびれ19Dが形成されるようにその向きが反対となるような突部19Cをそれぞれ形成して連通させた形状とする。
従って、吸着ノズル5の吸着面外形を電子部品Dの吸着面の外形より少し小さくし、電子部品D全体を覆うことができないサイズとし、更に幅広の縦長孔19Aの左右の縦長孔19Bとを連通する各連通部分には孔を形成する対向する他方の面から一方の面に向けて孔幅を狭めるように、それぞれ突部19Cを形成して連通させた形状としたために、電子部品の吸着位置が電子部品の中心からずれても、電子部品Dの角部が突部19Cに当り支持されて吸着孔19内に斜めに入り込みにくくすることができる。また、吸着孔19の開口面積を大きくして吸着ノズル5のエアーの吸い込み量を多くすることができ、電子部品の吸着位置が電子部品の中心からずれても、一層確実に電子部品を吸着することができる。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1 電子部品装着装置
3 部品供給装置
5 吸着ノズル
6 装着ヘッド
11 吸着孔
11A 大径の円形孔
11B 小径の円形孔
11C 突部
11D くびれ

Claims (1)

  1. 部品供給装置より供給された電子部品を装着ヘッドに設けられた吸着ノズルにより取出して、プリント基板上に装着する電子部品装着装置において、
    前記吸着ノズルの吸着孔の形状を中央部の大径の円形孔とこの大径の円形孔の両隣りに小径の円形孔の一部を重ねて連通させた形状とすると共に、前記小径の円形孔を180度以上の円弧形状とし、前記大径の円形孔とその両隣りの前記小径の円形孔との連通部には、孔の対向する面の夫々に前記孔の幅を狭めくびれが形成されるように前記大径の円形孔の円弧と前記小径の円形孔の円弧とから成る形状の突部を形成したことを特徴とする電子部品装着装置。
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