JP5474690B2 - 情報検索装置、制御プログラム、制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報検索装置の制御方法、及び検索履歴データのデータ構造 - Google Patents
情報検索装置、制御プログラム、制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報検索装置の制御方法、及び検索履歴データのデータ構造 Download PDFInfo
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Description
本発明は、過去に検索した見出し語を履歴情報として表示する情報検索装置等に関する。
近年、国語辞書、漢和辞書、英和辞書、和英辞書辞、及び英英辞書等の辞書DB(Data Base;データベース)を備えた電子辞書装置が実用化されている。
一般に、辞書DBには、見出し語とその見出し語を説明する説明情報とが、予め対応付けられて記録されている。そして、電子辞書装置は、検索した見出し語に対応付けられた説明情報を辞書DBから読み出して表示するようになっている。
また、電子辞書装置は、通常、見出し語を効率良く検索するための様々な検索機能を備えている。
例えば、キー等の入力装置を介して検索語であるキーワードの文字列を入力して検索を行う機能(以下、単に「キーワード検索」という)や、検索されたキーワードを履歴情報として登録し、この履歴情報を利用して検索を行う機能(いわゆる、「ヒストリ検索」)がある。なお、このヒストリ検索を利用することにより、ユーザは、過去に検索したことのあるキーワードの検索を再度行う場合、履歴情報からキーワードを選択するだけでよく、文字列を入力することなく容易に検索を行うことができる。
また、特殊な検索機能として「ジャンプ検索」と呼ばれる機能がある。このジャンプ検索は、キーワードを検索した結果表示された説明情報の中からユーザが文字列を指定し、その指定された文字列を新たな検索対象のキーワードとして再度検索を行う機能のことである。このジャンプ検索を利用することにより、検索したキーワード(見出し語)に関連するキーワード(見出し語)を続けて容易に検索し、その説明情報を簡単に表示させることができる。
なお、以下の説明では、ジャンプ検索、すなわち、ジャンプ元のキーワード(ジャンプ元検索語)を説明する説明情報に含まれる文字列を指定し、その指定された文字列を新たな検索対象であるジャンプ先のキーワード(ジャンプ先検索語)として再度検索を行うことを、「説明情報からジャンプする」などという場合がある。
以上のような電子辞書装置に関する従来技術の一例として、特許文献1に開示された情報表示制御装置がある。
この情報表示制御装置では、検索先の見出し語を、検索元の見出し語よりも下位の階層に登録するようにして複数の見出し語を階層的に登録し、登録した履歴情報を階層構造で表示するようになっている。
より詳細には、前記情報表示制御装置は、現時点までに各辞書DBから読み出されて表示された説明情報の入力見出語、及び指定見出語を、検索履歴としてヒストリ一覧テーブルに蓄積記憶する。ヒストリ一覧テーブルは、最上位の第1階層テーブルに、入力見出語が登録される。そして、ジャンプ元が入力見出語である指定見出語は第2階層テーブルに登録される。同様にして、ジャンプ元が第2階層の指定見出語である指定見出語は第3階層テーブルに登録される。そして、各階層テーブルに登録されたヒストリ見出語が、下位階層の階層テーブルに登録されたヒストリ見出語と連結されることで、当該ヒストリ見出し語間の相互関係が対応付けられる。
そして、前記情報表示制御装置は、ヒストリ画面のヒストリエリアに、過去に説明情報を表示させた際にヒストリ一覧テーブルに登録されたヒストリ見出し語の一覧(ヒストリ一覧)を、各ヒストリ見出し語をその相互関係に従ってツリー状に配置した階層構造で表示する。
しかしながら、前記従来の情報表示制御装置では、ヒストリ検索によって特定の見出し語を探し出すことが非常に困難となるという問題点がある。
例えば、前記情報表示制御装置では、見出し語をツリー状に表示するようになっているため、登録される見出し語の数が多くなると、ツリーが大きくなってしまい、ツリーの中から特定の見出し語を探し出すことが非常に困難となる可能性がある。具体的には、同じ見出し語から複数回のジャンプを行った場合には、ツリーが巨大になって、表示画面の切り替え等の面倒な作業が必要となる可能性がある。また、同じ見出し語に対して異なる見出し語から複数回のジャンプを行った場合には、ツリーにおける位置がばらばらになるため、特定の見出し語からジャンプを逆順に辿ることが非常に困難であった。
また、一般に、ジャンプ機能は無意識に多用される傾向があるため、過去に行った検索に対する記憶を呼び起こすための糸口となり易いのは、ジャンプ検索ではなく、入力検索であるケースが多いと考えられる。よって、特定のジャンプ見出し語と、そのジャンプ見出し語がジャンプ検索される出発点となった当初の入力検索による入力見出語との対応関係を容易に把握することができれば、ユーザに対する利便性の向上が期待できる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、ジャンプ検索の履歴を逆順に容易に辿れるように、ジャンプ検索語を表示することができる情報検索装置等を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報検索装置は、検索語を検索し、その検索結果である該検索語の説明情報を表示する情報検索装置であって、入力された検索語を検索する入力検索を行うと共に、検索された検索語の説明情報から新たな検索語を検索するジャンプ検索を行う検索実行手段と、上記検索実行手段によって過去に検索された或る検索語を注目検索語とし、該注目検索語へジャンプ検索を行ったときにジャンプ元であった説明情報の検索語であるジャンプ元検索語を複数同時に表示する制御を行う履歴表示手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明に係る情報検索装置の制御方法は、検索語を検索し、その検索結果である該検索語の説明情報を表示する情報検索装置の制御方法であって、入力された検索語を検索する入力検索、または、検索された検索語の説明情報から新たな検索語を検索するジャンプ検索を行う検索ステップと、過去に検索した或る検索語を注目検索語とし、該注目検索語へジャンプ検索を行ったときにジャンプ元であった説明情報の検索語であるジャンプ元検索語を複数同時に表示する履歴表示ステップと、を含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、注目検索語のジャンプ元検索語が複数同時に表示できるので、ジャンプ検索の履歴を逆順で辿ることが可能になるという効果を奏する。さらに、或る検索語へジャンプした検索語を複数個まとめて表示するため、目的の検索語を探す上で効率がよく、またその内容を思い出す手がかりになり、ユーザの学習効果も期待できるという効果を奏する。
なお、「入力検索」とは、ユーザにより入力装置を用いて入力されるキーワード等の入力情報に基づいて、見出し語(入力検索語)を検索することである。また、「ジャンプ検索」とは、検索された見出し語(ジャンプ元検索語)の説明情報から新たな見出し語(ジャンプ先検索語)を検索することである。また、「説明情報」とは、見出し語、その見出し語を説明又は解説するための情報であり、データの形式は、例えば、テキスト、静止画、動画、音声である。
さらに、本発明に係る情報検索装置は、ジャンプ元検索語を特定する情報と、該ジャンプ元検索語の説明情報から行ったジャンプ検索のジャンプ先検索語を特定する情報とを対応付けて格納した検索履歴データと、上記検索実行手段が入力検索を行った際、検索語である入力検索語を上記ジャンプ先検索語として上記検索履歴データに格納すると共に、上記検索実行手段がジャンプ検索を行った際、ジャンプ元の説明情報の検索語およびジャンプ先の検索語を、それぞれ上記ジャンプ元検索語および上記ジャンプ先検索語として、対応付けて上記検索履歴データに格納する履歴情報生成手段と、をさらに備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、注目検索語へジャンプ検索を行ったときにジャンプ元であった説明情報の検索語であるジャンプ元検索語を複数同時に表示するための、検索履歴データを生成することできる。すなわち、検索履歴データには、ジャンプ元検索語とジャンプ先検索語とが対応付けて格納されているので、検索履歴データから、注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられたジャンプ元検索語を抽出することによって、注目検索語のジャンプ元検索語の群を抽出することができるという効果を奏する。
さらに、本発明に係る情報検索装置は、上記履歴表示手段は、上記注目検索語の説明情報からジャンプ検索を行ったときにジャンプ先であった検索語であるジャンプ先検索語を、上記複数のジャンプ元検索語と同時に、ジャンプ元およびジャンプ先のいずれであるかを区別して表示する制御を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、注目検索語のジャンプ先検索語を、ジャンプ元検索語と同時に表示することができるという効果を奏する。また、ジャンプの方向、すなわち、ジャンプ元およびジャンプ先のいずれであるかを区別して表示するので、ジャンプ検索の履歴を正順・逆順で辿ることが可能になるという効果を奏する。また、注目検索語のジャンプ先検索語およびジャンプ元検索語をまとめて表示するため、目的の検索語の内容を思い出す手がかりになり、ユーザの学習効果も期待できるという効果を奏する。
なお、「区別して表示する」には、例えば、ジャンプの方向毎に領域を分けて、ジャンプ先検索語およびジャンプ元検索語を同時に画面に表示する形態、ジャンプの方向毎に表示する時間を分けて、ジャンプ先検索語およびジャンプ元検索語を交替に画面に表示する形態、1つの領域内に、ジャンプ先検索語およびジャンプ元検索語にそれぞれジャンプの方向を示す符号等を付して画面に表示する形態等が含まれる。
さらに、本発明に係る情報検索装置は、上記履歴表示手段は、上記注目検索語と一致するジャンプ元検索語と対応付けられたジャンプ先検索語の群、および、当該注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられたジャンプ元検索語の群を、上記検索履歴データからそれぞれ抽出すると共に、抽出したジャンプ元検索語の群およびジャンプ元検索語の群毎に、群中に複数含まれる同一の検索語については1つだけ表示する制御を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、検索履歴データには、ジャンプ元検索語とジャンプ先検索語とが対応付けて格納されているので、検索履歴データから、注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられたジャンプ元検索語を抽出することによって、注目検索語のジャンプ元検索語の群を抽出することができる。また、検索履歴データから、注目検索語と一致するジャンプ元検索語と対応付けられたジャンプ先検索語を抽出することによって、注目検索語のジャンプ先検索語の群を抽出することができる。そして、抽出したジャンプ元検索語の群およびジャンプ元検索語の群から、複数含まれる同一の検索語については1つ選択することにより、検索語に重複のないリストを表示することができる。それゆえ、検索履歴データから、注目検索語のジャンプ元検索語の群およびジャンプ元検索語の群を、検索語に重複のない状態で表示することができるという効果を奏する。
さらに、本発明に係る情報検索装置は、上記履歴情報生成手段は、上記検索履歴データに格納する上記ジャンプ元検索語および上記ジャンプ先検索語の組を、上記検索実行手段によって検索が行われた時点が新しい順に配列するものであり、上記履歴表示手段は、上記検索履歴データから抽出したジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を、それぞれ上記検索履歴データに格納された配列に従って表示する制御を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、ジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を、それぞれ新しい順に表示することができる。よって、一般にユーザは最近検索した語を選択する可能性が高いと考えられるため、新しい順に表示することにより、ユーザの利便性を確保できるという効果を奏する。
さらに、本発明に係る情報検索装置は、上記履歴表示手段は、上記ジャンプ元検索語および上記ジャンプ先検索語を、ジャンプ元のグループおよびジャンプ先のグループにそれぞれグループ化して表示する制御を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、ジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語をそれぞれグループ化して表示できるため、目的の検索語の内容を思い出す手がかりになり、ユーザの学習効果も期待できるという効果を奏する。
さらに、本発明に係る情報検索装置は、上記履歴表示手段は、入力検索の検索語である入力検索語を複数表示すると共に、表示した複数の入力検索語から選択された入力検索語を注目検索語として、該注目検索語のジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を表示する制御を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、入力検索語を表示して注目検索語を選択させ、選択された注目検索語のジャンプ検索語を表示することができる。すなわち、ジャンプ検索した特定の検索語を探す際に、入力検索したときの入力検索語から探すことができるという効果を奏する。これは、一般に、ジャンプ機能は無意識に多用される傾向があるため、過去に行った検索に対する記憶を呼び起こすための糸口となり易いのは、ジャンプ検索ではなく、入力検索であるケースが多いと考えられることから、入力検索語から探し始められるようにすることで、ユーザに対する利便性の向上が期待できる。
さらに、本発明に係る情報検索装置は、上記履歴表示手段は、表示したジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語から選択された検索語を注目検索語として、該注目検索語のジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を表示する制御を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、ジャンプ検索語を表示して注目検索語を選択させ、選択された注目検索語のジャンプ検索語を表示することができる。これにより、ジャンプ検索の履歴を連続的に繰返して辿ることが可能になるという効果を奏する。
さらに、本発明に係る情報検索装置は、上記履歴表示手段は、表示したジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語から選択された検索語を説明する説明情報を表示する制御を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、過去に行ったジャンプ検索の結果である説明情報を表示する、いわゆるヒストリ検索を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明に係る検索履歴データのデータ構造は、検索語を検索し、その検索結果である該検索語の説明情報を表示する情報検索装置が用いる検索履歴データのデータ構造であって、ジャンプ元検索語を特定する情報と、該ジャンプ元検索語の説明情報から行ったジャンプ検索のジャンプ先検索語を特定する情報とを対応付けて格納し、上記情報検索装置が、入力検索の際、検索語である入力検索語を上記ジャンプ先検索語として上記検索履歴データに格納し、ジャンプ検索の際、ジャンプ元の説明情報の検索語およびジャンプ先の検索語を、それぞれ上記ジャンプ元検索語および上記ジャンプ先検索語として、対応付けて上記検索履歴データに格納し、過去に検索された或る検索語を注目検索語とし、該注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられたジャンプ元検索語を上記検索履歴データから抽出し、抽出したジャンプ元検索語を複数同時に表示することを特徴としている。
上記の構成によれば、入力検索およびジャンプ検索の際、ジャンプ元検索語を特定する情報と、ジャンプ先検索語を特定する情報とが対応付けられて、検索履歴データに格納される。そして、情報検索装置は、検索履歴データから抽出した、注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられた複数のジャンプ元検索語を同時に表示する。
よって、注目検索語のジャンプ元検索語が複数同時に表示できるので、ジャンプ検索の履歴を逆順で辿ることが可能になるという効果を奏する。さらに、或る検索語へジャンプした検索語を複数個まとめて表示するため、目的の検索語を探す上で効率がよく、またその内容を思い出す手がかりになり、ユーザの学習効果も期待できるという効果を奏する。
なお、上記情報検索装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記情報検索装置をコンピュータにて実現させる情報検索装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る情報検索装置は、入力された検索語を検索する入力検索を行うと共に、検索された検索語の説明情報から新たな検索語を検索するジャンプ検索を行う検索実行手段と、上記検索実行手段によって過去に検索された或る検索語を注目検索語とし、該注目検索語へジャンプ検索を行ったときにジャンプ元であった説明情報の検索語であるジャンプ元検索語を複数同時に表示する制御を行う履歴表示手段と、を備える構成である。
また、本発明に係る情報検索装置の制御方法は、入力された検索語を検索する入力検索、または、検索された検索語の説明情報から新たな検索語を検索するジャンプ検索を行う検索ステップと、過去に検索した或る検索語を注目検索語とし、該注目検索語へジャンプ検索を行ったときにジャンプ元であった説明情報の検索語であるジャンプ元検索語を複数同時に表示する履歴表示ステップと、を含む方法である。
ことを特徴としている。
ことを特徴としている。
また、本発明に係る検索履歴データのデータ構造は、ジャンプ元検索語を特定する情報と、該ジャンプ元検索語の説明情報から行ったジャンプ検索のジャンプ先検索語を特定する情報とを対応付けて格納し、情報検索装置が、入力検索の際、検索語である入力検索語を上記ジャンプ先検索語として上記検索履歴データに格納し、ジャンプ検索の際、ジャンプ元の説明情報の検索語およびジャンプ先の検索語を、それぞれ上記ジャンプ元検索語および上記ジャンプ先検索語として、対応付けて上記検索履歴データに格納し、過去に検索された或る検索語を注目検索語とし、該注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられたジャンプ元検索語を上記検索履歴データから抽出し、抽出したジャンプ元検索語を複数同時に表示する構成である。
それゆえ、ジャンプ検索の履歴を逆順で辿ることが可能になるという効果を奏する。また、目的の検索語を探す上で効率がよく、またその内容を思い出す手がかりになり、ユーザの学習効果も期待できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1〜図16に基づいて説明すれば、次の通りである。以下の特定の項目で説明すること以外の構成は、必要に応じて説明を省略する場合があるが、他の項目で説明する構成と同じである。また、説明の便宜上、各項目に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
また、以下では、本発明の情報検索装置の一実施形態として、本発明を折り畳み式の電子辞書装置(情報検索装置)10(図3(a)参照)、若しくは、その電子辞書装置10を含む電子辞書システム(情報検索装置)100(図2参照)に適用した場合を例にとって説明するが、本発明が適用可能なものはこれに限定されるものではない。
〔1.電子辞書装置10の概観構成、及びジャンプ検索の検索形態〕
まず、図3(a)〜図3(c)に基づき、電子辞書装置10の外観構成の概略、及び、電子辞書装置10を用いたジャンプ検索の検索形態の概略について説明する。図3(a)は、電子辞書装置10の外観構成の一例を示す斜視図である。
まず、図3(a)〜図3(c)に基づき、電子辞書装置10の外観構成の概略、及び、電子辞書装置10を用いたジャンプ検索の検索形態の概略について説明する。図3(a)は、電子辞書装置10の外観構成の一例を示す斜視図である。
図3(a)に示すように、電子辞書装置10の外観構成は、ヒンジで結合された2つ折りに折り畳み可能な筐体10A、及び筐体10Bを有し、筐体10A、及び筐体10Bを折り畳んだ状態で対向する2つの内面のそれぞれに、第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5が、互いに対向するようにそれぞれ配設されている構成である。なお、第1液晶パネル4のサイズは、第2液晶パネル5のサイズよりも大きく、第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5は、それぞれメイン画面、及びサブ画面としての役割を担っている。
また、その機能の概要としては、第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5のそれぞれに含まれる第1画素群4A、及び第2画素群5Aと、第1撮像センサ群4B、及び第2撮像センサ群5Bとを駆動させることにより、2つの第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5のいずれかに接触したペンPの、ペン先の接触の有無や、接触位置などを検出することが可能となっている。
次に、図3(b)及び(c)に基づき、電子辞書装置10を用いたジャンプ検索の検索形態の一例について説明する。図3(b)は、検索結果の一例について説明するための説明図であり、図3(c)は、ジャンプ検索の検索形態の一例を説明するための説明図である。
まず、ユーザが、メニュー画面で、入力キー群6の辞書種別キーを押下して、英和辞書DBを選択し、文字入力キーを操作して「dictionary」を入力して入力検索を行った場合について説明する。このとき、その検索結果は、図3(b)に示すように第1液晶パネル4に表示される。ここで、実線の四角で囲まれた「dictionary」は、入力検索が行われた見出し語W1を示しており、破線の四角で囲まれた部分は、見出し語W1を説明する説明情報RI1を示している。
ここで、ペンPを位置p1に移動させ、破線の四角で囲まれた部分の一部に接触させると、その部分にカーソルCが表示されると共に、図3(c)に示すように、第2液晶パネル5に仮想的なジャンプキーJが表示される。
その後、図3(b)に示す状態で、ペンPをドラッグさせると、「diction」全体にカーソルCの範囲を広げることができる。
次に、この状態で、図3(c)に示すように、ペンPを位置p2に移動させ、仮想的なジャンプキーJに、ペン先を接触させた後、ペンPをジャンプキーJから離して位置p3に移動させると、電子辞書装置10は、ジャンプ検索の指示があったことを認識し、「diction」をジャンプ検索する。なお、ここでは、辞書種別を英和辞書DBに設定したままジャンプ検索を行った例について説明したが、辞書種別を変更する場合には、図3(c)の操作を行う前に、辞書種別キーで所望の辞書DBを選択しておけば良い。
また、以上の説明では、仮想的なジャンプキーJに対する操作により電子辞書装置10に対して指示を入力する形態について説明したが、いわゆるハードキーによる入力形態で操作してもよい。
〔2.電子辞書システム100の概要構成について〕
次に、図2に基づき、上記電子辞書装置10を含む電子辞書システム100の概要構成について説明し、その後、図1に基づき、電子辞書装置10の要部構成(制御部2)について説明する。図1は、電子辞書装置10の要部構成を示す機能ブロック図であり、図2は、電子辞書システム100のハードウェア構成を示すブロック図である。
次に、図2に基づき、上記電子辞書装置10を含む電子辞書システム100の概要構成について説明し、その後、図1に基づき、電子辞書装置10の要部構成(制御部2)について説明する。図1は、電子辞書装置10の要部構成を示す機能ブロック図であり、図2は、電子辞書システム100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、電子辞書システム100は、電子辞書装置10、サーバ30を含む構成である。そして、電子辞書装置10は、サーバ30に、ケーブル50およびインターネット回線40を介して接続されている。
なお、本実施形態では、電子辞書装置10とサーバ30とがインターネット回線40を介して通信を行う形態としているが、本発明が適用可能なものはこれに限定されるものではない。例えば、通信形式としては、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)の他、Bluetooth(登録商標)、Felica(登録商標)、PLC(power line communication)、WirelessLAN(無線LAN:WLAN)、IrDA(赤外線無線)、IrSS(赤外線無線)、及びWCDMA(通信網)などの有線、又は無線による通信形式などが利用できる。
次に、電子辞書装置10、及びサーバ30のそれぞれの構成要素について説明する。
図2に示すように、電子辞書装置10は、記録媒体1、制御部2、通信部3、第1液晶パネル4、第2液晶パネル5、入力キー群6、及びスピーカ7を備える。
記録媒体1には、電子辞書装置10の基本動作を統括するためのOS(operating system)の他、本実施形態に特有の検索処理や履歴情報管理処理を含む各種の処理のための制御プログラム11、及び複数の辞書のデータベースを含む辞書データベース(辞書DB)13などが予め記録される。なお、本実施形態では、電子辞書装置10が情報処理を行う際に使用するワーキングメモリも、記録媒体1に含まれているものとする。
さらに、記録媒体1には、後述する検索履歴データを格納した履歴DB14の他、電子辞書装置10の情報処理の用に供される各種データが記録される。
記録媒体1としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやコンパクトディスク−ROM/MO(magneto-optic disc)/MD(magnetic disk)/デジタルビデオデイスク/コンパクトディスク−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM(Erasable Programmable ROM)/EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、詳細には、制御プログラム11は、(1)ユーザが選択した検索形態(例えば、キーワード検索、ジャンプ検索、ヒストリ検索)や各辞書DBの種別に応じて、見出し語を検索する処理、(2)見出し語が含まれている辞書DBから検索された見出し語を説明する説明情報を読出す処理、及び(3)その検索結果(説明情報)を第1液晶パネル4、又は第2液晶パネル5のいずれかに表示する処理を含む、検索処理を実行するためのプログラムを含む。また、制御プログラム11は、(1)履歴登録情報を生成し、検索履歴データを更新して、履歴DB14に登録する処理、(2)検索履歴データを履歴DB14から読み出して、履歴情報を抽出して表示する処理を含む、履歴情報管理処理を実行するためのプログラムを含む。
また、「検索履歴データ」とは、後述するように、ジャンプ元検索語を特定する情報と、該ジャンプ元検索語の説明情報から行ったジャンプ検索のジャンプ先検索語を特定する情報とを対応付けたデータである。
また、「辞書DB」とは、見出し語と、その見出し語を説明する説明情報とが対応付けられた情報の集合である辞書情報を、コンピュータを用いて検索処理することができるように体系的に構成したものである。例えば、ユーザは、検索対象の辞書DBの種別を選択し、キーワードの文字列を入力することにより、その文字列に対応する見出し語(入力キーワード)を説明する説明情報を、選択した辞書DBから読み出して表示させることができる。
なお、図2に示すように、本実施形態では、記録媒体1の辞書DB13に、国語辞書DB、英英辞書DB、英和辞書DB、和英辞書DBなどが予め格納されているものとして説明するが、辞書DBは、これらの辞書DBに限られない。
また、「説明情報」としては、見出し語、及び、その見出し語を説明又は解説するための各種情報、例えば、テキストデータ、静止画像データ、動画データ、あるいは音声データである。なお、通常、説明情報の表示の先頭には、見出し語自体が含まれているが、本実施形態では、便宜上、説明情報に含まれる見出し語のことを「見出し語」といい、かつ説明情報から先頭の見出し語を除いたものを「説明情報」という場合がある。
また、「説明情報」のうち、テキストデータに関するデータ形式としては、例えば、ASCII形式、及びHTML(Hyper Text Markup Language)形式などが例示できるが、これに限定されない。また、静止画像データ、及び動画データに関するデータ形式、又は圧縮形式としては、映像データに関するFlash(マクロメディアが販売しているWeb用のアニメーション作成ソフト)形式、静止画像データの圧縮に関するJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式、動画データの圧縮に関するMPEG(Moving Picture Experts Group)形式などを例示できるが、これに限定されない。また、音声データに関するデータ形式又は圧縮形式としては、AAC(Advanced Audio Coding)形式、WAV(Windows<登録商標>の音声データの標準的なファイル形式)形式、及びMP3(MPEG-1 Audio Layer 3)形式などを例示できるが、これに限定されない。
次に、制御部2は、電子辞書装置10において、上述したOS、検索や履歴情報管理のための各種の制御プログラム11の命令を実行するコンピュータ、すなわち、CPU(central processing unit)、又はMPU(micro processing unit)などで構成される。
通信部3は、インターネット回線40を介してサーバ30にアクセスするインタフェースとしての機能を有する。具体的には、例えば、通信部3は、サーバ30が備えるサーバDB31に蓄積されている辞書DB群のいずれかの辞書DBにアクセスして検索を行い、その検索結果をサーバ30から受信する。
第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5のそれぞれは、マトリクス状に配置された複数の画素の集合である第1画素群4A、及び第2画素群5Aを備えており、メニュー画面、検索するキーワード、その検索結果、及び検索語リストの表示画面や登録画面などを表示する機能を有する。
また、第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5のそれぞれは、マトリクス状に配置された複数の撮像センサの集合である第1撮像センサ群4B、及び第2撮像センサ群5Bを備えており、いわゆるタッチセンサとしての機能を有する。撮像センサの構成例としては、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサや、CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)センサなどの固体撮像素子を例示することができる。
なお、本実施形態では、上述のように、表示装置が、液晶ディスプレイ、すなわち、LCD(Liquid Crystal Display)である場合を例にとって説明するが、本発明が適用可能なものはこれに限定されるものではない。例えば、LCDの他、PD(Plasma Display)や、有機ELD(Electronic Luminescent Display)等にも本発明を適用することが可能である。また、タッチセンサも、撮像センサを用いた形態を例にとって説明するが、これに限定されるものではない。
入力キー群6は、複数の入力キー若しくは入力ボタンの集合であり、ユーザが、各入力キー若しくは入力ボタンを押下することにより、各入力キー若しくは各入力ボタンに応じた入力情報を電子辞書装置10に入力できるようになっている。
入力キー群6を構成する各入力キーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザは、これらの入力キーを押下して電子辞書装置10を操作する。
より具体的には、入力キー群6は、電源のON/OFFを切り替える電源キー、文字を入力する文字入力キー、説明情報の表示指示や操作の確定指示等を入力する訳/決定キー、方向指示キー、ページ送りキー、指定した単語へのジャンプキー、検索語リストを表示する履歴(ヒストリ)キー、履歴情報を登録する指示を行う登録キー、各種メニュー設定を行うメニューキー、前回表示した表示画面等に戻るための戻るキー、検索対象の辞書DBの種別を指定する辞書種別キー等を備えている。
スピーカ7は、検索結果の説明情報に音声データが含まれている場合に、その音声データを音声に変換する機能を有する。
次に、サーバ30の構成について説明する。図2に示すように、サーバ30は、サーバDB31、サーバ制御部32、及びサーバ通信部33で構成される。
サーバDB31には、上述した辞書DB13と同様の辞書DB群の他、図2に示すように、百科辞典DBや学術用語辞典DBなどの各種DBが格納されている。また、電子辞書装置10は、サーバ通信部33を介してサーバDB31にアクセスすることが可能となっており、これらの辞書DB群のいずれかを検索し、その検索結果を、通信部3を介して受信することができる。サーバ制御部32は、サーバ30の各機能を実現するOSなどが格納されるROM、情報を一時的に記録するRAMや、ROMからOSなどを読み出して実行するコンピュータ、すなわちCPU、又はMPUから構成される。本実施形態では、サーバ制御部32は、主としてサーバ通信部33を介して、電子辞書装置10とサーバDB31との各種データの通信を取り持つ機能を有する。
〔3.電子辞書装置10の制御部2の構成について〕
次に、図1に基づき、電子辞書装置10の要部である制御部2の各構成要素の詳細について説明する。
次に、図1に基づき、電子辞書装置10の要部である制御部2の各構成要素の詳細について説明する。
図1に示すように、制御部2は、表示制御部21、入力情報処理部22、検索処理部23、履歴情報管理部24、及び通信制御部25を備える。
表示制御部21は、第1液晶パネル4の第1画素群4A、及び第2液晶パネル5の第2画素群5Aのそれぞれを動作させて第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5のいずれかに、メニュー画面、検索する見出し語、その検索結果、及び検索語リストの表示画面や登録画面などを表示する制御を行う。
また、表示制御部21は、図1に示すように、パネル選択部211、表示処理部212、検索結果表示部213、及び履歴情報表示部214を含んでいる。
パネル選択部211は、予め設定されている場合はその設定に従い、又は、入力キー群6の押下、若しくは第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5に対するタッチ入力によるユーザの指示に従い、どの画像を、第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5のいずれのパネルに表示するかを決定する。
表示処理部212は、パネル選択部211の決定に従い、第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5のいずれかに表示するメニュー画面、選択画面、及び登録画面などの、電子辞書装置10の基本動作に関わる基本操作画面を生成し、第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5のいずれかに表示する処理を行う。なお、後述するように、表示処理部212は、各画面に対して操作入力するための仮想的な入力キーを表示する処理を行う。
なお、以下、特に断らない限り、メニュー画面、選択画面、及び登録画面などの基本操作画面を第1液晶パネル4に表示し、仮想的な入力キーの表示画面などを第2液晶パネル5に表示するものとして説明する。
次に、検索結果表示部213は、検索形態に対応した見出し語の検索結果を、第1液晶パネル4に表示する処理を行う。
また、履歴表示部(履歴表示手段)214は、記録媒体1に記録されている履歴データベース(履歴DB)14から検索語リストを生成する処理、及び、生成した検索語リストを、第1液晶パネル4に表示する処理などの表示処理を行う。なお、履歴表示部214は、検索語リストを第2液晶パネル5に表示する処理を行っても良いが、以下、煩雑さを避けるため、検索語リストは、第1液晶パネル4に表示されるものとする。
履歴表示部214は、検索語リストを生成する処理を行うために、履歴DB14から抽出条件に従って検索語を抽出する抽出部(履歴表示手段)215を備えている。なお、抽出部215の処理については、後に詳述する。
次に、入力情報処理部22は、第1撮像センサ群4B、及び撮像センサ群5Bからの入力信号、入力キー群6に含まれる入力キーの押下による入力信号を、予め定められた対応関係に従って入力情報に変換し、変換された入力情報を、制御部2の各構成要素に送る処理などの情報入力処理を行う。ここで、「入力情報」とは、入力装置である第1液晶パネル4、第2液晶パネル5、入力キー群6を用いて入力される情報のことであり、例えば、検索のために入力される文字列などである。
次に、検索処理部23は、検索形態に応じて見出し語を検索する処理、検索された見出し語を説明する説明情報を、辞書DB13から直接読み出すか、或いは、サーバDB31にアクセスして読出し、説明情報をサーバ30から通信部3を介して受信する処理などの検索処理を行う。
また、検索処理部23は、検索形態特定部231、検索先特定部232、及び検索実行部233を含んでいる。
検索形態特定部231は、第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5のいずれかに表示されている入力画面に対して入力されたユーザ入力を、入力情報処理部22が取得して生成した入力情報に基づき、見出し語を検索するときの検索形態を特定する処理を行う。なお、上述したように第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5のそれぞれは、タッチセンサとしての機能を有しているので、第1液晶パネル4、及び第2液晶パネル5のいずれかに仮想的に入力キー群6に含まれる入力キーのいずれかを表示し、ユーザが、この表示された仮想的な入力キーに対して所定の操作を行うことによっても入力情報を電子辞書装置10に入力できるようになっている。
ここで、検索形態には、大きく分けて、キーワード検索、ジャンプ検索、及びヒストリ検索の3つの形態がある。まず、キーワード検索とは、入力キー群6からの入力情報に基づいて見出し語を検索する機能である。
また、ジャンプ検索とは、見出し語を説明する説明情報の中から指定された指定情報に基づいて新たな見出し語を検索する機能である。ジャンプ検索を行うと、第1液晶パネル4、又は第2液晶パネル5のいずれかに表示された説明情報の中に含まれる文字列、又はその文字列と前方一致する文字列を見出し語(ジャンプ見出し語)として、それを説明する説明情報を表示させることができる。
また、ヒストリ検索とは、検索された見出し語を履歴情報として履歴DB14に登録し、この履歴情報を利用して検索を行う機能である。より具体的には、検索語リストに含まれる複数の見出し語(検索語)の中から選択された見出し語に対応する説明情報が検索結果として表示される。ヒストリ検索を行うと、過去に検索したことのある見出し語の検索を、その文字列を入力することなく再度行うことができる。
そして、検索形態の特定方法としては、例えば、ユーザの操作が、キーワード検索用の入力画面においてキーワード検索用の文字列を入力する操作であるか否か、特定の見出し語を説明する説明情報からのジャンプ見出し語を選択する操作であるか否か、及び表示されている検索語リストから見出し語を選択する操作であるか否かによって、検索形態を特定することができる。
検索先特定部232は、検索形態特定部231が特定した検索形態、入力情報処理部22からの入力情報、後述する辞書DB13の辞書種別情報、又は後述するサーバ30の識別情報(サーバ識別情報)などに基づき、辞書DB13群の中から検索する対象の見出し語が含まれる辞書DB13を特定する処理を行う。
検索形態に基づく辞書DB13の特定方法としては、例えば、検索形態がキーワード検索、及びジャンプ検索の際は、ユーザまたはデフォルトで、検索する辞書の種別、及び/又は、検索先のサーバが指定されるため、これに基づき、辞書DB13、及び/又は、サーバ30を特定できる。また、ヒストリ検索の場合は、検索するキーワードについて、検索する辞書の種別情報、及び/又は、検索先のサーバの識別情報が予め履歴DB14に登録されているため、これに基づき、辞書DB13、及び/又は、サーバ30を特定できる。
すなわち、検索形態に基づく辞書DB13の特定は、検索形態、例えば、キーワード検索、ジャンプ検索、及びヒストリ検索のいずれであるかによって、辞書の辞書やサーバを特定してもよい。また、入力情報、例えば、ユーザから検索する辞書の種別や検索先のサーバを指定する入力があったか否かによって、辞書やサーバを特定してもよい。また、ヒストリ検索の場合に、検索する見出し語について、辞書の種別情報、及び/又はサーバの識別情報が予め履歴DB14に登録されている場合には、これらの種別情報、及び/又は識別情報に基づいて辞書DB13、及び/又は、サーバ30を特定してもよい。
検索実行部(検索実行手段)233は、検索形態特定部231が特定した検索形態に従い、検索先特定部232が特定した辞書DB13の辞書を検索し、その検索結果(説明情報)を第1液晶パネル4、又は第2液晶パネル5に表示する処理を行う。
また、履歴情報管理部24は、検索実行部233が検索した見出し語、検索形態特定部231が特定した検索形態、検索先特定部232が特定した辞書DB13などに基づき、履歴DB14を生成したり、更新したり、生成若しくは更新した履歴DB14を記録媒体1に登録(記録)する処理を行う。
また、履歴情報管理部24は、履歴情報生成部241を含んでいる。
履歴情報生成部241は、後述するように、(1)検索処理部23が入力検索を行った際、検索語である入力検索語をジャンプ先検索語として履歴DB14に格納し、(2)検索処理部23がジャンプ検索を行った際、ジャンプ元の説明情報の検索語およびジャンプ先の検索語を、それぞれジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語として、対応付けて履歴DB14に格納する。なお、ヒストリ検索の説明情報から新たな見出し語を検索するジャンプ検索が行われた場合も、上記と同様に、ヒストリ検索の検索語をジャンプ元の説明情報の検索語とし、ジャンプ先の検索語と対応付けて履歴DB14に格納する。
次に、通信制御部25は、検索先特定部232が、キーワードの検索先としてサーバDB31を特定した場合に、サーバDB31にアクセスして見出し語を検索し、その検索結果(説明情報)を、サーバ通信部33、インターネット回線40を介して通信部3で受信する制御を行う。これにより、自装置外のサーバ30にアクセスして、そのサーバ30に蓄積された見出し語について検索を行うことができる。
なお、本実施形態では、電子辞書装置10が自装置内の辞書DB13と共に、外部のサーバDB31にも検索可能な構成例について説明するが、電子辞書装置10はスタンドアロンに構成してもよい。その場合、電子辞書装置10から、通信制御部25及び通信部3を省略できることは言うまでもない。
〔4.電子辞書装置10の特徴の詳細〕
電子辞書装置10の最大の特徴は、入力検索およびジャンプ検索の検索語の履歴を、ジャンプ元とジャンプ先とのペアで記憶しておき、ヒストリ検索の際、過去の検索語を選んだ時に、その検索語からジャンプした先の検索語だけでなく、その検索語へジャンプした元の検索語も、それぞれグループ化して表示する点にある。この特徴により、ジャンプ検索した検索語の履歴が、ジャンプ元およびジャンプ先にそれぞれグループ分けして表示されるため、目的の語の内容を思い出す手がかりになるとともに、ユーザの学習効果も期待できる。
電子辞書装置10の最大の特徴は、入力検索およびジャンプ検索の検索語の履歴を、ジャンプ元とジャンプ先とのペアで記憶しておき、ヒストリ検索の際、過去の検索語を選んだ時に、その検索語からジャンプした先の検索語だけでなく、その検索語へジャンプした元の検索語も、それぞれグループ化して表示する点にある。この特徴により、ジャンプ検索した検索語の履歴が、ジャンプ元およびジャンプ先にそれぞれグループ分けして表示されるため、目的の語の内容を思い出す手がかりになるとともに、ユーザの学習効果も期待できる。
以下、本実施形態の電子辞書装置10の特徴について詳述する。
図4は、電子辞書装置10における検索処理(入力検索、ジャンプ検索、ヒストリ検索)の概要を示す説明図である。図5は、電子辞書装置10における検索処理(入力検索、ジャンプ検索、ヒストリ検索)の状態遷移図である。
電子辞書装置(情報検索装置)10の検索処理には、上述の通り、入力検索、ジャンプ検索、ヒストリ検索があり、それぞれ検索語を検索して、その検索結果である該検索語の説明情報を表示するものである。そして、これらの検索に合わせて、電子辞書装置10は、検索履歴データの生成及び登録、あるいは、検索履歴データからの検索語リストの抽出及び表示を行う。
図4に示すように、具体的には、(1)履歴情報生成部241は、入力検索の際(S11〜S13;検索ステップ)、入力されたキーワードに基づいて検索した見出し語の訳語等の説明情報を表示するとき、検索結果の見出し語(すなわち、入力検索語)を検索履歴データに登録する(S13r)。このとき、詳細は後述するが、入力検索語は検索履歴データにジャンプ先検索語として登録し、対応するジャンプ元検索語には無効値を登録する。
また、(2)履歴情報生成部241は、ジャンプ検索の際(S14〜S15;検索ステップ)、入力検索あるいはジャンプ検索の結果表示された見出し語の訳語等の説明情報から選択された見出し語の訳語等の説明情報を表示するとき、ジャンプ元の説明情報の見出し語検索語(すなわち、ジャンプ元検索語)およびジャンプ先の見出し語(すなわち、ジャンプ先検索語)を対応付けて検索履歴データに登録する(S15r)。
また、(3)履歴表示部214は、ヒストリ検索の際(S21〜S25)、抽出部215が検索履歴データから検索語を抽出して(S22e、S24e)、生成した検索語リストを表示する(S22、S24;履歴表示ステップ)。そして、検索語リストから説明情報を表示すべき検索語が選択されると、検索結果表示部213が、検索語の説明情報を表示する(S25)。このとき、履歴表示部214は、ヒストリ検索の最初の画面として、入力検索語を新しく検索した順に配列した入力検索語リストを表示する。また、表示した入力検索語リストあるいはジャンプ検索語リストから検索語が選択された状態から[ジャンプ]キーが押下された場合には、選択された検索語(すなわち、注目検索語)のジャンプ元検索語とジャンプ先検索語とを、それぞれ新しく検索した順に配列したジャンプ検索語リストを表示する。なお、入力検索語リストおよびジャンプ検索語リストの抽出方法については、後述する。
なお、電子辞書装置10の状態は、図5に示すように、ユーザによるメニューまたはキーの操作に応じて遷移するようになっている。
〔1〕さらに詳細には、電子辞書装置10は、検索実行部(検索実行手段)233が、入力された検索語を検索する入力検索を行うと共に、検索された検索語の説明情報から新たな検索語を検索するジャンプ検索を行う。そして、履歴表示部(履歴表示手段)214が、検索実行部233によって過去に検索された或る検索語を注目検索語とし、該注目検索語へジャンプ検索を行ったときにジャンプ元であった説明情報の検索語であるジャンプ元検索語を複数同時に表示する制御を行う。
これにより、注目検索語のジャンプ元検索語が複数同時に表示できるので、ジャンプ検索の履歴を逆順で辿ることが可能になる。さらに、或る検索語へジャンプした検索語を複数個まとめて表示するため、目的の検索語を探す上で効率がよく、またその内容を思い出す手がかりになり、ユーザの学習効果も期待できる。
〔2〕また、電子辞書装置10は、履歴DB(検索履歴データ)14が、ジャンプ元検索語を特定する情報(ジャンプ元情報;辞書ID、検索語番号)と、該ジャンプ元検索語の説明情報から行ったジャンプ検索のジャンプ先検索語を特定する情報(ジャンプ先情報;辞書ID、検索語番号)とを対応付けて格納する。そして、履歴情報生成部(履歴情報生成手段)241は、検索実行部233が入力検索を行った際、検索語である入力検索語をジャンプ先検索語として履歴DB14に格納すると共に、検索実行部233がジャンプ検索を行った際、ジャンプ元の説明情報の検索語およびジャンプ先の検索語を、それぞれジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語として、対応付けて履歴DB14に格納する。
これにより、注目検索語へジャンプ検索を行ったときにジャンプ元であった説明情報の検索語であるジャンプ元検索語を複数同時に表示するための、検索履歴データを生成することできる。すなわち、検索履歴データには、ジャンプ元検索語とジャンプ先検索語とが対応付けて格納されているので、検索履歴データから、注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられたジャンプ元検索語を抽出することによって、注目検索語のジャンプ元検索語の群を抽出することができる。
〔3〕また、電子辞書装置10は、履歴表示部214が、注目検索語の説明情報からジャンプ検索を行ったときにジャンプ先であった検索語であるジャンプ先検索語を、複数のジャンプ元検索語と同時に、ジャンプ元およびジャンプ先のいずれであるかを区別して表示する制御を行う。
これにより、注目検索語のジャンプ先検索語を、ジャンプ元検索語と同時に表示することができる。また、ジャンプの方向、すなわち、ジャンプ元およびジャンプ先のいずれであるかを区別して表示するので、ジャンプ検索の履歴を正順・逆順で辿ることが可能になる。また、注目検索語のジャンプ先検索語およびジャンプ元検索語をまとめて表示するため、目的の検索語の内容を思い出す手がかりになり、ユーザの学習効果も期待できる。
〔4〕また、電子辞書装置10は、抽出部(履歴表示手段)215が、注目検索語と一致するジャンプ元検索語と対応付けられたジャンプ先検索語の群、および、当該注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられたジャンプ元検索語の群を、履歴DB14からそれぞれ抽出すると共に、抽出したジャンプ元検索語の群およびジャンプ元検索語の群毎に、群中に複数含まれる同一の検索語については1つだけ表示する制御を行う。
これにより、検索履歴データには、ジャンプ元検索語とジャンプ先検索語とが対応付けて格納されているので、検索履歴データから、注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられたジャンプ元検索語を抽出することによって、注目検索語のジャンプ元検索語の群を抽出することができる。また、検索履歴データから、注目検索語と一致するジャンプ元検索語と対応付けられたジャンプ先検索語を抽出することによって、注目検索語のジャンプ先検索語の群を抽出することができる。そして、抽出したジャンプ元検索語の群およびジャンプ元検索語の群から、複数含まれる同一の検索語については1つ選択することにより、検索語に重複のないリストを表示することができる。
〔5〕また、電子辞書装置10は、履歴情報生成部241が、履歴DB14に格納するジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語の組を、検索実行部233によって検索が行われた時点が新しい順に配列する。そして、履歴表示部214は、履歴DB14から抽出したジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を、それぞれ履歴DB14に格納された配列に従って表示する制御を行う。
これにより、ジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を、それぞれ新しい順に表示することができる。よって、一般にユーザは最近検索した語を選択する可能性が高いと考えられるため、新しい順に表示することにより、利便性を確保できる。
〔6〕また、電子辞書装置10は、履歴表示部214が、ジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を、ジャンプ元のグループおよびジャンプ先のグループにそれぞれグループ化して表示する制御を行う。
これにより、ジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語をそれぞれグループ化して表示できるため、目的の検索語の内容を思い出す手がかりになり、ユーザの学習効果も期待できる。
〔7〕また、電子辞書装置10は、履歴表示部214が、入力検索の検索語である入力検索語を複数表示すると共に、表示した複数の入力検索語から選択された入力検索語を注目検索語として、該注目検索語のジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を表示する制御を行う。
これにより、入力検索語を表示して注目検索語を選択させ、選択された注目検索語のジャンプ検索語を表示することができる。すなわち、ジャンプ検索した特定の検索語を探す際に、入力検索したときの入力検索語から探すことができる。これは、一般に、ジャンプ機能は無意識に多用される傾向があるため、過去に行った検索に対する記憶を呼び起こすための糸口となり易いのは、ジャンプ検索ではなく、入力検索であるケースが多いと考えられることから、入力検索語から探し始められるようにすることで、ユーザに対する利便性の向上が期待できる。
〔8〕また、電子辞書装置10は、履歴表示部214が、表示したジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語から選択された検索語を注目検索語として、該注目検索語のジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を表示する制御を行う。
これにより、ジャンプ検索語を表示して注目検索語を選択させ、選択された注目検索語のジャンプ検索語を表示することができる。これにより、ジャンプ検索の履歴を連続的に繰返して辿ることが可能になる。
〔9〕また、電子辞書装置10は、履歴表示部214が、表示したジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語から選択された検索語を説明する説明情報を表示する制御を行う。
これにより、過去に行ったジャンプ検索の結果である説明情報を表示する、いわゆるヒストリ検索を行うことができる。
〔4−1.具体的な動作例〕
つぎに、図6〜図9を参照しながら、電子辞書装置10のサンプルを使って、具体的な動作例を説明する。
つぎに、図6〜図9を参照しながら、電子辞書装置10のサンプルを使って、具体的な動作例を説明する。
図6は、検索操作のサンプルを示す説明図である。図7は、図6に示すサンプルの検索操作に伴って登録された検索履歴データを示す説明図である。図8は、図7に示すサンプルの検索履歴データからの絞り込み例を示す説明図であり、(a)は入力検索による検索語の抽出例、(b)はジャンプ検索によるジャンプ先の検索語の抽出例、(c)はジャンプ検索によるジャンプ元の検索語の抽出例を示す。図9は、図8に示すサンプルの検索履歴データの絞り込み例に基づいて表示される画面遷移の例を示す説明図である。
図6に示すように、サンプルの検索操作では、時間順に次の操作が行われたものとする。
(1)入力検索にて、英英辞書が指定され、キーワードに“dictionary”が入力され(t1)、英英辞書DBから検索した“dictionary”の説明情報を表示した(t2)。つづけて、英英辞書DBの“dictionary”の説明情報から、ジャンプ検索にて、英和辞書が指定され、“dictionary”を検索した(t3)。
(2)つぎに、新規に入力検索にて、英和辞書が指定され、キーワードに“dictionary”が入力され(t4)、英和辞書DBから検索した“dictionary”の説明情報を表示した(t5)。つづけて、英和辞書DBの“dictionary”の説明情報から、ジャンプ検索にて、国語辞書が指定され、“辞書”を検索した(t6)。その後、戻る操作が行われ、t5で表示した英和辞書DBの“dictionary”の説明情報から、ジャンプ検索にて、国語辞書が指定され、“辞典”を検索した(t7)。さらに、再び戻る操作が行われ、t5で表示した英和辞書DBの“dictionary”の説明情報から、ジャンプ検索にて、英和辞書が指定され、“diction”を検索した(t8)。
(3)つぎに、新規に入力検索にて、国語辞書が指定され、キーワードに“じしょ”が入力され(t9)、国語辞書DBから検索した“辞書”の説明情報を表示した(t10)。
上記のような検索操作が行われるに伴って、履歴情報生成部241により、図7に示す検索履歴データが登録される。
図7に示すように、検索履歴データTr1は、検索操作毎に、ジャンプ元情報とジャンプ先情報とが対応付けられている。
ジャンプ元情報は、ジャンプ元検索語を特定する情報であり、検索に使う辞書DB13の辞書DBを特定する辞書ID、および、該辞書DBにおける検索語の識別情報である検索語番号よりなる。同様に、ジャンプ先情報は、ジャンプ先検索語を特定する情報であり、検索に使う辞書DB13の辞書DBを特定する辞書ID、および、該辞書DBにおける検索語の識別情報である検索語番号よりなる。
例えば、図6のt3の場合、図7の5番目のデータのジャンプ元情報として、辞書ID=“英英”、検索語番号=“dictionary”が設定されている。また、ジャンプ先情報として、辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”が設定されている。なお、本実施形態で示す検索履歴データの図面(図7他)では、説明のため、辞書IDおよび検索語番号の値として、“英英”や“dictionary”のような文字列を記入しているが、実際には、辞書DBおよび検索語にあらかじめ付与された数値が記入される。
また、検索履歴データは、初期化状態では、辞書ID=“0xFFFF”、検索語番号=“0xFFFFFFFF”で埋められている。また、図7の5番目のデータ(すなわち、図6のt3)はジャンプ検索であったため、ジャンプ元情報にも検索によるデータが入力されていたが、入力検索の場合には、ジャンプ元情報には無効値が記入される。具体的には、例えば、図6のt4の場合、図7の4番目のデータのジャンプ元情報として、辞書ID=“0x0000”、検索語番号=“0x00000000”が設定されている。そして、ジャンプ先情報としては、辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”が設定されている。
また、検索履歴データには、データを登録する毎にデータをずらし、新しい履歴が常に先頭になるようにしてデータを追加する。よって、図6の操作例では、図6のt10が最後の検索であるため、図7の0番目のデータのジャンプ元情報として、辞書ID=“0x0000”、検索語番号=“0x00000000”が、ジャンプ先情報として、辞書ID=“国語”、検索語番号=“辞書”が設定されている。
ここで、図6のt9では、入力検索のキーワードとして、“じしょ”が入力されている。そして、検索の結果として、見出し語“辞書”の説明情報が表示されている(t10)。さらに、図7の0番目のデータのジャンプ先情報では、検索語番号=“辞書”が設定されている。このように、履歴情報生成部241は、検索の結果得られた辞書DBにおける見出し語を、検索語とする。
つぎに、図8、図9を参照しながら、ヒストリ検索の際の検索語の絞り込み例、および、画面表示例を説明する。
検索のメニュー画面(図9の画面d1)において、[履歴]キーが押されるとヒストリ検索モードに移行する。なお、検索のメニュー画面では、検索に使用できる辞書DBのリストが表示され、検索に使用する辞書DBを選択できるようになっている。
そして、ヒストリ検索の初期画面では、入力検索語のリストが表示される。ここで、図9の画面d2では、図7の0、4、6番目のデータのジャンプ先情報の検索語が表示されている。この表示のための検索語リストを得るための絞り込みが、図8(a)である。図8(a)の検索語リストTe1は、図7に示した検索履歴データTr1を、「ジャンプ元情報が、辞書ID=“0x0000”&検索語番号=“0x00000000”」を抽出条件として絞り込んだ結果である。このように、入力検索語のリストは、「ジャンプ元情報が、辞書ID=“0x0000”&検索語番号=“0x00000000”」を抽出条件として絞り込むことで得られる。
つぎに、入力検索語のリスト(図9の画面d2)において、2番目のデータ「dictionary(英和)」が選択され、[ジャンプ]キーが押された場合、「dictionary(英和)」のジャンプ検索の履歴を示す情報が表示される(図9の画面d5)。この表示のための検索語リストを得るための絞り込みが、図8(b)(c)である。
まず、図8(b)の検索語リストTe2は、図7に示した検索履歴データTr1を、「ジャンプ元情報が、辞書ID=“英和”&検索語番号=“dictionary”」を抽出条件として絞り込んだ結果である。そして、絞り込みで得られたジャンプ先情報の検索語が、注目検索語である「dictionary(英和)」のジャンプ先検索語の群として、図9の画面d5の右領域に表示されている。また同様に、図8(c)の検索語リストTe3は、図7に示した検索履歴データTr1を、「ジャンプ先情報が、辞書ID=“英和”&検索語番号=“dictionary”」を抽出条件として絞り込んだ結果である。そして、さらに、「ジャンプ元情報が、辞書ID=“0x0000”&検索語番号=“0x00000000”」を除いた結果得られたジャンプ元情報の検索語が、注目検索語である「dictionary(英和)」のジャンプ元検索語の群として、図9の画面d5の左領域に表示されている。
このように、検索履歴データTr1には、ジャンプ元検索語とジャンプ先検索語とが対応付けて格納されているので、検索履歴データTr1から、注目検索語と一致するジャンプ元検索語と対応付けられたジャンプ先検索語を抽出することによって、注目検索語のジャンプ先検索語の群を抽出することができる(図8(b))。また、検索履歴データTr1から、注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられたジャンプ元検索語を抽出することによって、注目検索語のジャンプ元検索語の群を抽出することができる(図8(c))。
また、上記の抽出方法は、検索履歴データTr1の全体を抽出対象としており、注目検索語に直接関連する検索語(上記の例では、図7の4番目〜1番目のデータ)のみを抽出対象としているのではない。そのため、異なる入力検索語を出発点として、同じジャンプ検索語が登録されていることがある。そこで、上記の例ではなかったが、抽出の結果、群の中に同じ検索語(辞書IDおよび検索語番号が同じ)が複数抽出された場合には、重複を省くことが望ましい。なお、このように過去の履歴全体を抽出対象としているため、目的の検索語を探す上で効率がよく、またその内容を思い出す手がかりになり、ユーザの学習効果も期待できる。
つづいて、ジャンプ検索語のリスト(図9の画面d5)において、ジャンプ先の1番目のデータ「diction(英和)」が選択され、[ジャンプ]キーが押された場合、「diction(英和)」のジャンプ検索の履歴を示す情報が表示される(図9の画面d6)。なお、この表示のための検索語リストを得るための絞り込みは、上述した画面d5と同じであるため、説明を省略する。
ここで、上記の通り、入力検索語の検索語リストもジャンプ検索語の検索語リストは、検索履歴データTr1からの絞り込みで得られるため、検索語の順番は検索履歴データTr1と同じであり、新しい履歴が先頭になるようになっている。よって、一般にユーザは最近検索した語を選択する可能性が高いと考えられるため、新しい順に表示することにより、ユーザの利便性を確保できる。
また、以上の説明では、ジャンプ検索語のリスト(図9の画面d5)を、ジャンプの方向毎に領域を分けて、ジャンプ先検索語およびジャンプ元検索語を同時に画面に表示したが、ジャンプ先検索語およびジャンプ元検索語にそれぞれジャンプの方向を示す符号等を付して、1領域に表示してもよい(図9の画面d3、d4)。ここで、1領域に表示する場合、抽出処理は、2領域のためのそれぞれの結果を結合させても良いし、抽出を1階とするように抽出条件をまとめても良い。ただし、2領域の結果を結合する場合には、表示順序を検索履歴データTr1の順序となるように配列する必要がある。
また、上記2つの表示形式は、[切替]キー等の操作に応じて相互に切り替えても良い。さらに、ジャンプ先検索語の画面表示と、ジャンプ元検索語を画面表示とを、[切替]キー等の操作に応じて交替で表示しても良い。
〔4−2.履歴登録及び更新の処理の詳細〕
つぎに、図10〜図12を参照しながら、履歴登録及び更新の処理の詳細について説明する。
つぎに、図10〜図12を参照しながら、履歴登録及び更新の処理の詳細について説明する。
図10は、履歴登録及び更新の処理を示すフローチャートである。図11は、履歴登録処理の具体的な動作及びワークの遷移を示す説明図である。図12は、電子辞書装置10が使用するデータのデータ構造を示す説明図であり、(a)は履歴登録情報、(b)はジャンプ元情報及びジャンプ先情報、(c)は検索語情報、(d)は戻り情報、(e)は注目検索語情報、(f)は履歴データベース抽出条件情報を示す。
図10に示すように、履歴情報生成部241は、履歴登録及び更新の処理を以下の手順で行う。
まず、事前の処理として、入力検索のキーワードの入力開始時に、ジャンプ元情報Djbを初期化しておく。
検索が開始されると、ジャンプ検索からの戻りか否かを判定する(S101)。そして、ジャンプ検索からの戻りでなければ(S101でNO)、ジャンプ元情報Djbと、検索する対象を示す検索語情報Dsとから、履歴登録情報Dsを生成する(S102)。すなわち、ジャンプ元情報Djbおよび検索語情報Dsを、それぞれジャンプ元情報Djbおよび検索語情報Djbとして対応付けて履歴登録情報Dhを生成する(S102)。
つぎに、同じ履歴登録情報Dhが履歴DB14に存在するか否かを判定する(S103)。そして、同じ履歴登録情報Dhが履歴DB14に存在すれば(S103でYES)、履歴DB14から該当の履歴登録情報Dhを削除すると共に(S104)、生成した履歴登録情報Dhを履歴DB14の先頭に追加する(S105)。一方、同じ履歴登録情報Dhが履歴DB14に存在しなかった場合(S103でNO)、生成した履歴登録情報Dhを履歴DB14の先頭に追加する(S105)。
最後に、ジャンプ元情報Djbに検索語情報Dsをセットする(S106)。また、ジャンプ検索からの戻った場合も(S101でYES)、ジャンプ元情報Djbに検索語情報Dsをセットする(S106)。
ここで、図12を参照しながら、電子辞書装置10が使用する各種データについて説明する。
図12(a)に示すように、履歴登録情報Dhは、入力検索およびジャンプ検索の1回毎に、生成され、その検索でのジャンプ元情報とジャンプ先情報とを対応付けて保持する。ジャンプ元情報およびジャンプ先情報は、それぞれ辞書IDおよび検索語番号よりなる。このように、履歴登録情報Dhが保持するデータの内容は、検索履歴データTr1と同じであり、図7を参照しながら上述した通りである。履歴登録情報Dhは、入力検索およびジャンプ検索の1回毎に、生成され、検索が終了すると、検索履歴データTr1に追加される。
図12(b)に示すように、ジャンプ元情報Djb及びジャンプ先情報Djdは、それぞれ辞書IDおよび検索語番号よりなり、検索でのジャンプ元およびジャンプ先の情報を保持する。ジャンプ元情報Djb及びジャンプ先情報Djdが保持するデータの内容は、検索履歴データTr1と基本的に同じであり、図7を参照しながら上述した通りである。
図12(c)に示すように、検索語情報Dsは、検索結果を示す情報であり、検索した辞書DBのID(辞書ID)と、検索結果である見出し語の辞書DBでの識別番号とよりなる。
図12(d)に示すように、戻り情報Daは、ジャンプ検索の検索語の遷移を管理するために、戻り先の検索語の情報を記憶するスタックである。戻り情報Daは、ジャンプ元の検索語の辞書IDおよび検索語番号よりなる。詳細には、ジャンプの際、戻り情報Daには、最新の戻り先が常に先頭になるように、ジャンプする毎に、データの内容を後ろにずらして登録する。また、ジャンプから戻る際、次の戻り先が常に先頭になるように、ジャンプから戻る毎に、データの内容を前にずらす。
図12(e)に示すように、注目検索語情報Dmは、ヒストリ検索において、ユーザが注目した検索語であり、ジャンプ先検索語を抽出する際のジャンプ元になるもの、ジャンプ元検索語を抽出する際のジャンプ先になるものである。注目検索語情報Dmは、ジャンプ元の検索語の辞書IDおよび検索語番号よりなる。
図12(f)に示すように、履歴データベース抽出条件情報Dcは、検索履歴データからジャンプ元検索語を抽出するための条件のパラメータと、検索履歴データからジャンプ先検索語を抽出するための条件のパラメータとが設定されている。図12(f)の右方向の矢印が付された行がジャンプ先検索語を抽出するための条件のパラメータを示し、左方向の矢印が付された行がジャンプ元検索語を抽出するための条件のパラメータを示す。ジャンプ先検索語を抽出するための条件のパラメータとしては、ジャンプ元情報に注目検索語情報Dmがコピーされるようになっており、ジャンプ先情報には、検索履歴データTrのすべてのジャンプ先検索語が該当するように設定されている。また、ジャンプ元検索語を抽出するための条件のパラメータとしては、ジャンプ先情報に注目検索語情報Dmがコピーされるようになっており、ジャンプ元情報には、「辞書ID=“0x0000”&検索語番号=“0x00000000”」を除いた、検索履歴データTrのすべてのジャンプ元検索語が該当するように設定されている。
なお、上記の履歴登録情報Dh、ジャンプ元情報及Djbおよびジャンプ先情報Djd、検索語情報Ds、戻り情報Da、注目検索語情報Dm、履歴データベース抽出条件情報Dcは、電子辞書装置10の処理中、記録媒体1に書換え可能に保持される。
つぎに、図11を参照しながら、具体例を説明する。
まず、事前の処理として、ジャンプ元情報Djbおよび戻り情報Daを初期化する(r01、r02)。
そして、入力検索のために、検索対象辞書に英和辞書が指定され、入力キーワードとして“dictionary”が入力され(r1)、[検索・決定]キーが入力されると、検索実行部233が、辞書DB13の英和辞書にて“dictionary”を検索する(r2)。そして、検索結果表示部213が、英和辞書にて“dictionary”を検索した結果である説明情報を表示する(r3)。
このとき、検索実行部233は、ジャンプ元情報及Djbを「辞書ID=“0x0000”、検索語番号=“0x00000000”」に設定する(r21)。また、検索語情報Dsを「辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”」に設定する(r22)。そして、履歴情報生成部241は、ジャンプ元情報及Djbと検索語情報Dsとから、履歴登録情報Dh(ジャンプ元情報及Djbが「辞書ID=“0x0000”、検索語番号=“0x00000000”」、ジャンプ先情報及Djdが「辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”」)を生成して、履歴DB14の検索履歴データに登録する。
つぎに、英和辞書の“dictionary”の説明情報から、ジャンプ検索のために、検索対象辞書に国語辞書が指定され、ジャンプキーワードとして“辞書”が選択されて、[ジャンプ]キーが入力されると、検索実行部233が、辞書DB13の国語辞書にて“辞書”を検索する(r4)。そして、検索結果表示部213が、国語辞書にて“辞書”を検索した結果である説明情報を表示する(r5)。
このとき、検索実行部233は、先の検索語情報Dsをジャンプ元情報及Djbにコピーして、「辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”」に設定する(r41)。また、ジャンプの戻り先を記憶するため、先の検索語情報Dsを戻り情報Daの先頭にコピーして、「辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”」に設定する(r44)。また、検索語情報Dsを「辞書ID=“国語”、検索語番号=“辞書”」に設定する(r42)。そして、履歴情報生成部241は、ジャンプ元情報及Djbと検索語情報Dsとから、履歴登録情報Dh(ジャンプ元情報及Djbが「辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”」、ジャンプ先情報及Djdが「辞書ID=“国語”、検索語番号=“辞書”」)を生成して、履歴DB14の検索履歴データに登録する(r43)。
つぎに、[戻る]キーが入力されると(r6)、検索結果表示部213が、英和辞書にて“dictionary”を検索した結果である説明情報を再表示する(r7)。
このとき、検索実行部233は、検索語情報Dsに、戻り情報Daの先頭のデータをコピーして、「辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”」に設定する(r61)。また、戻り情報Daを一つ上にずらす(r62)。なお、戻るの操作では、履歴の登録は行わない。
つぎに、英和辞書の“dictionary”の説明情報から、ジャンプ検索のために、検索対象辞書に英和辞書が指定され、ジャンプキーワードとして“diction”が選択されて、[ジャンプ]キーが入力されると、検索実行部233が、辞書DB13の英和辞書にて“diction”を検索する(r8)。そして、検索結果表示部213が、英和辞書にて“diction”を検索した結果である説明情報を表示する(r9)。
このとき、検索実行部233は、先の検索語情報Dsをジャンプ元情報及Djbにコピーして、「辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”」に設定する(r81)。また、ジャンプの戻り先を記憶するため、先の検索語情報Dsを戻り情報Daの先頭にコピーして、「辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”」に設定する(r84)。また、検索語情報Dsを「辞書ID=“英和”、検索語番号=“diction”」に設定する(r82)。そして、履歴情報生成部241は、ジャンプ元情報及Djbと検索語情報Dsとから、履歴登録情報Dh(ジャンプ元情報及Djbが「辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”」、ジャンプ先情報及Djdが「辞書ID=“英和”、検索語番号=“diction”」)を生成して、履歴DB14の検索履歴データに登録する(r83)。
〔4−3.履歴表示及び選択の処理の詳細〕
つぎに、図13〜図16を参照しながら、履歴表示及び選択の処理の詳細について説明する。
つぎに、図13〜図16を参照しながら、履歴表示及び選択の処理の詳細について説明する。
図13は、履歴表示及び選択の処理を示すフローチャートである。図14は、履歴表示時の入力処理(S204)の詳細を示すフローチャートである。図15は、履歴表示処理の具体的な動作及びワークの遷移を示す説明図である。図16は、履歴表示処理の際のデータ抽出の具体例を示す説明図である。
図13に示すように、履歴表示部214および抽出部215は、履歴表示及び選択の処理を以下の手順で行う。
まず、抽出部215が、注目検索語情報Dmを初期化する(S201)。例えば、辞書IDを“0x0000”、検索語番号を“0x00000000”に設定する。
次に、抽出部215が、注目検索語情報Dmから検索語リスト(ジャンプ履歴リスト)を作成し(S202)、それを履歴表示部215が表示する(S203)。具体的には、図8(b)(c)を参照して説明したように、検索履歴データTrから、注目検索語情報Dmをジャンプ先とするジャンプ元検索語を抽出すると共に、注目検索語情報Dmをジャンプ元とするジャンプ先検索語を抽出して、検索語リストを作成する。
次に、入力情報処理部22が、キー、タッチ、マウスなどの入力処理を行う(S204)。そして、入力が[ジャンプ]キーの押下であれば(S205でYES)、選択された検索語に注目検索語情報Dmを更新して(S208)、ステップS202へ戻る。また、入力が検索語の決定操作であれば(S206でYES)、選択された検索語の説明情報を表示する。また、入力がヒストリ検索モードをキャンセルする操作であれば(S207でYES)、ヒストリ検索モードを終了する。さらに、その他の入力であれば、ステップS204へ戻って、再度キー、タッチ、マウスなどの入力処理を行う。
つづいて、履歴表示時の入力処理(S204)の手順を説明する。
図14に示すように、入力操作を待ち、入力を取得する(S301)。
そして、入力が検索語リストへのタッチであれば(S302でYES)、タッチ位置に応じた検索語の位置にカーソルを移動させ(S303)、ステップS301へ戻り、入力操作を待つ。
また、入力が[カーソル]キーであれば(S304でYES)、入力された[カーソル]キーの方向に応じたカーソル移動を行い(S305)、ステップS301へ戻り、入力操作を待つ。
また、入力が[ジャンプ]キーであれば(S306でYES)、検索語リスト上のカーソル位置に該当する検索語の情報(ジャンプ元情報及Djb、または、ジャンプ先情報及Djd)を注目検索語情報Dmに設定し(S307)、入力処理を終了する。
入力が[決定・検索]キーであれば(S308でYES)、検索語リスト上のカーソル位置に該当する検索語の情報(ジャンプ元情報及Djb、または、ジャンプ先情報及Djd)を検索語情報Dsに設定し(S309)、入力処理を終了する。
入力が[戻る]キーであれば(S310でYES)、ヒストリ検索モードをキャンセルして(S311)、入力処理を終了する。
つぎに、図15を参照しながら、具体例を説明する。
履歴表示部214は、メニュー画面で[履歴]キーが入力されると、ヒストリ検索モードのキーワード履歴表示モードに入る(h1)。
このとき、履歴表示部214は、注目検索語情報Dmに初期値(辞書ID=“0x0000”、検索語番号=“0x00000000”)を設定する(h11)。そして、抽出部215が、履歴データベース抽出条件情報Dcに、検索履歴データTrから入力検索語を抽出するための条件のパラメータを設定する(h12)。具体的には、ジャンプ先検索語を抽出するための条件のパラメータのジャンプ元情報と、ジャンプ元検索語を抽出するための条件のパラメータのジャンプ先情報に、注目検索語情報Dmをコピーする(辞書ID=“0x0000”、検索語番号=“0x00000000”)。なお、ジャンプ元検索語を抽出するための条件のパラメータのジャンプ元情報には、「辞書ID=“0x0000”&検索語番号=“0x00000000”」を除いた、検索履歴データTrのすべてのジャンプ元検索語が該当するように設定されている。そして、抽出部215が、この履歴データベース抽出条件情報Dcを用いて、検索履歴データTrから入力検索語を抽出する(h13)。
そして、履歴表示部214は、抽出部215が抽出した入力検索語のリストを表示する(h2)。
次に、入力検索語リストから“dictionary(英和)”を選択した状態で、[ジャンプ]キーが入力されると、ヒストリ検索モードのジャンプ履歴表示モードに入る(h3)。
このとき、抽出部215は、選択された検索語の情報(「辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”」)を、抽出した入力検索語のリストから、注目検索語情報Dmにコピーする(h31)。そして、抽出部215が、履歴データベース抽出条件情報Dcに、検索履歴データTrからジャンプ検索語を抽出するための条件のパラメータを設定する(h32)。具体的には、ジャンプ先検索語を抽出するための条件のパラメータのジャンプ元情報と、ジャンプ元検索語を抽出するための条件のパラメータのジャンプ先情報に、注目検索語情報Dmをコピーする(辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”)。なお、ジャンプ元検索語を抽出するための条件のパラメータのジャンプ元情報には、「辞書ID=“0x0000”&検索語番号=“0x00000000”」を除いた、検索履歴データTrのすべてのジャンプ元検索語が該当するように設定されている。そして、抽出部215が、この履歴データベース抽出条件情報Dcを用いて、検索履歴データTrからジャンプ検索語を抽出する(h33)。
そして、履歴表示部214は、抽出部215が抽出したジャンプ検索語のリストを表示する(h4)。
次に、ジャンプ検索語リストから“diction(英和)”を選択した状態で、[ジャンプ]キーが入力されると、ジャンプ検索を行う(h5)。
このとき、抽出部215は、選択された検索語の情報(「辞書ID=“英和”、検索語番号=“diction”」)を、抽出したジャンプ検索語のリストから、注目検索語情報Dmにコピーする(h51)。そして、抽出部215が、履歴データベース抽出条件情報Dcに、検索履歴データTrからジャンプ検索語を抽出するための条件のパラメータを設定する(h52)。具体的には、ジャンプ先検索語を抽出するための条件のパラメータのジャンプ元情報と、ジャンプ元検索語を抽出するための条件のパラメータのジャンプ先情報に、注目検索語情報Dmをコピーする(辞書ID=“英和”、検索語番号=“diction”)。なお、ジャンプ元検索語を抽出するための条件のパラメータのジャンプ元情報には、「辞書ID=“0x0000”&検索語番号=“0x00000000”」を除いた、検索履歴データTrのすべてのジャンプ元検索語が該当するように設定されている。そして、抽出部215が、この履歴データベース抽出条件情報Dcを用いて、検索履歴データTrからジャンプ検索語を抽出する(h53)。
そして、履歴表示部214は、抽出部215が抽出したジャンプ検索語のリストを表示する(h6)。
次に、ジャンプ検索語リストから“dictionary(英和)”を選択した状態で、[検索・決定]キーが入力されると、検索実行部233が、辞書DB13の英和辞書にて“dictionary”を検索し(h7)、その結果である説明情報を検索結果表示部213が表示する(h8)。
このとき、抽出部215は、選択された検索語の情報(「辞書ID=“英和”、検索語番号=“dictionary”」)を、抽出したジャンプ検索語のリストから、注目検索語情報Dmにコピーする(h71)。
ここで、履歴表示処理の際のデータ抽出の具体例を説明する。
図16に示すように、検索履歴データTrから、履歴データベース抽出条件情報Dcに設定されたジャンプ検索語を抽出するための条件のパラメータに従って検索語の抽出を行うと、抽出結果が、履歴データベース抽出作業用ワークWに生成される。
図16の例では、履歴データベース抽出作業用ワークWにおいて、上3行のデータ(右方向の矢印)が、ジャンプ先検索語を抽出するための条件による抽出結果であり、下1行のデータ(左方向の矢印)が、ジャンプ元検索語を抽出するための条件による抽出結果である。そして、これらの4行分のデータから、注目検索語情報Dmに対応付けられている検索語のみを抽出すれば、ジャンプ検索語リスト(ジャンプ履歴リスト)Lが得られる。
最後に、電子辞書システム100、及び電子辞書装置10の各ブロック、特に表示制御部21、検索処理部23、履歴情報管理部24は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、電子辞書システム100、及び電子辞書装置10は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである電子辞書システム100、及び電子辞書装置10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記電子辞書システム100、及び電子辞書装置10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、電子辞書システム100、及び電子辞書装置10を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組合せて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、各種の辞書DBから見出し語を検索する機能を備えた電子辞書装置に広く適用することができる。
10 電子辞書装置(情報検索装置)
14 履歴DB(検索履歴データ)
214 履歴表示部(履歴表示手段)
215 抽出部(履歴表示手段)
233 検索実行部(検索実行手段)
241 履歴情報生成部(履歴情報生成手段)
S11、S14 検索ステップ
S24 履歴表示ステップ
14 履歴DB(検索履歴データ)
214 履歴表示部(履歴表示手段)
215 抽出部(履歴表示手段)
233 検索実行部(検索実行手段)
241 履歴情報生成部(履歴情報生成手段)
S11、S14 検索ステップ
S24 履歴表示ステップ
Claims (13)
- 検索語を検索し、その検索結果である該検索語の説明情報を表示する情報検索装置であって、
入力された検索語を検索する入力検索を行うと共に、検索された検索語の説明情報から新たな検索語を検索するジャンプ検索を行う検索実行手段と、
上記検索実行手段によって過去に検索された或る検索語を注目検索語とし、該注目検索語へジャンプ検索を行ったときにジャンプ元であった説明情報の検索語であるジャンプ元検索語を複数同時に表示する制御を行う履歴表示手段と、を備えることを特徴とする情報検索装置。 - ジャンプ元検索語を特定する情報と、該ジャンプ元検索語の説明情報から行ったジャンプ検索のジャンプ先検索語を特定する情報とを対応付けて格納した検索履歴データと、
上記検索実行手段が入力検索を行った際、検索語である入力検索語を上記ジャンプ先検索語として上記検索履歴データに格納すると共に、上記検索実行手段がジャンプ検索を行った際、ジャンプ元の説明情報の検索語およびジャンプ先の検索語を、それぞれ上記ジャンプ元検索語および上記ジャンプ先検索語として、対応付けて上記検索履歴データに格納する履歴情報生成手段と、をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。 - 上記履歴表示手段は、上記注目検索語の説明情報からジャンプ検索を行ったときにジャンプ先であった検索語であるジャンプ先検索語を、上記複数のジャンプ元検索語と同時に、ジャンプ元およびジャンプ先のいずれであるかを区別して表示する制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の情報検索装置。
- 上記履歴表示手段は、上記注目検索語と一致するジャンプ元検索語と対応付けられたジャンプ先検索語の群、および、当該注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられたジャンプ元検索語の群を、上記検索履歴データからそれぞれ抽出すると共に、抽出したジャンプ元検索語の群およびジャンプ元検索語の群毎に、群中に複数含まれる同一の検索語については1つだけ表示する制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の情報検索装置。
- 上記履歴情報生成手段は、上記検索履歴データに格納する上記ジャンプ元検索語および上記ジャンプ先検索語の組を、上記検索実行手段によって検索が行われた時点が新しい順に配列するものであり、
上記履歴表示手段は、上記検索履歴データから抽出したジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を、それぞれ上記検索履歴データに格納された配列に従って表示する制御を行うことを特徴とする請求項3または4に記載の情報検索装置。 - 上記履歴表示手段は、上記ジャンプ元検索語および上記ジャンプ先検索語を、ジャンプ元のグループおよびジャンプ先のグループにそれぞれグループ化して表示する制御を行うことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の情報検索装置。
- 上記履歴表示手段は、入力検索の検索語である入力検索語を複数表示すると共に、表示した複数の入力検索語から選択された入力検索語を注目検索語として、該注目検索語のジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を表示する制御を行うことを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の情報検索装置。
- 上記履歴表示手段は、表示したジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語から選択された検索語を注目検索語として、該注目検索語のジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語を表示する制御を行うことを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の情報検索装置。
- 上記履歴表示手段は、表示したジャンプ元検索語およびジャンプ先検索語から選択された検索語を説明する説明情報を表示する制御を行うことを特徴とする請求項3から8のいずれか1項に記載の情報検索装置。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の情報検索装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
- 請求項10に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 検索語を検索し、その検索結果である該検索語の説明情報を表示する情報検索装置の制御方法であって、
入力された検索語を検索する入力検索、または、検索された検索語の説明情報から新たな検索語を検索するジャンプ検索を行う検索ステップと、
過去に検索した或る検索語を注目検索語とし、該注目検索語へジャンプ検索を行ったときにジャンプ元であった説明情報の検索語であるジャンプ元検索語を複数同時に表示する履歴表示ステップと、を含むことを特徴とする情報検索装置の制御方法。 - 検索語を検索し、その検索結果である該検索語の説明情報を表示する情報検索装置が用いる検索履歴データのデータ構造であって、
ジャンプ元検索語を特定する情報と、該ジャンプ元検索語の説明情報から行ったジャンプ検索のジャンプ先検索語を特定する情報とを対応付けて格納し、
上記情報検索装置が、
入力検索の際、検索語である入力検索語を上記ジャンプ先検索語として上記検索履歴データに格納し、
ジャンプ検索の際、ジャンプ元の説明情報の検索語およびジャンプ先の検索語を、それぞれ上記ジャンプ元検索語および上記ジャンプ先検索語として、対応付けて上記検索履歴データに格納し、
過去に検索された或る検索語を注目検索語とし、該注目検索語と一致するジャンプ先検索語と対応付けられたジャンプ元検索語を上記検索履歴データから抽出し、抽出したジャンプ元検索語を複数同時に表示することを特徴とする検索履歴データのデータ構造。
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