JP2004326464A - 問題解決支援装置、問題解決支援方法、問題解決支援システム、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話10のユーザに即座に所望の機能を選択させ、かつ実行させる。
【解決手段】ユーザが電子機器10を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援装置100は、問題解決のために電子機器10が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する関連性格納部120と、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示する候補アイコン表示部110と、候補アイコン表示部により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部120を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する見出し語抽出部130とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】ユーザが電子機器10を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援装置100は、問題解決のために電子機器10が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する関連性格納部120と、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示する候補アイコン表示部110と、候補アイコン表示部により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部120を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する見出し語抽出部130とを備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、問題解決支援装置、問題解決支援方法、問題解決支援システム、およびプログラムに関する。特に本発明は、ユーザが電子機器を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援装置、問題解決支援方法、問題解決支援システム、およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば携帯電話などの電子機器の画面に、電子機器の各機能に対応付けられたアイコンが表示される。さらに、電子機器の機能が多い場合、各機能に対応付けられたアイコンと、各機能の上位概念に対応するアイコンとを階層的に画面に表示する電子機器がある(例えば、特許文献1参照)。この場合、実行しようとする機能の上位概念のアイコンがまず画面に表示される。表示されたアイコンの一つがユーザに選択されることにより、そのアイコンの下位の階層のアイコンが画面に表示される。例えば、ユーザが「メール送信」を実行しようとする場合に、「メール送信」の上位概念である「メール」のアイコンが画面に表示されていればこれを選択する。これにより、画面には、「メール送信」を含み、「メール」の下位の階層のアイコンが表示される。ユーザがこの画面から「メール送信」のアイコンを選択して決定することにより、メール送信の機能が実行される。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−108280号公報(第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アイコンの階層は電子機器のメーカにより予め設定される。よって、ユーザはメーカの設定した階層を把握しなければ、ユーザが所望の機能を探し出すことは困難であった。
【0005】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる問題解決支援装置、問題解決支援方法、問題解決支援システム、およびプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、ユーザが電子機器を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援装置は、問題解決のために電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する関連性格納部と、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示する候補アイコン表示部と、候補アイコン表示部により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する見出し語抽出部とを備える。
【0007】
関連性格納部は、見出し語に対応付けて、見出し語が示す機能が属する概念を表す複数の要素語を格納する見出し語格納部と、複数の要素語のそれぞれに対応付けて、要素語に概念的に関連付けられた外観を有するアイコンを格納する対応要素語格納部とを有し、見出し語抽出部は、二以上のアイコンが選択された場合に、対応要素語格納部を参照することにより、二以上のアイコンのそれぞれに対応付けられた要素語を抽出し、見出し語格納部を参照することにより、それぞれの要素語のうちの少なくとも二つに対応付けられた見出し語を見出し語格納部から抽出し、抽出された見出し語を表示してもよい。
【0008】
対応要素語格納部は、少なくとも一つの要素語に、複数のアイコンを対応付けて格納してもよい。
【0009】
対応要素語格納部は、少なくとも一つのアイコンに、複数の要素語を対応付けて格納してもよい。
【0010】
問題解決支援装置は、アイコンが仮選択された場合に、仮選択されたアイコンに対応付けられた要素語を画面に表示する要素語表示部をさらに備えてもよい。
【0011】
見出し語抽出部は、候補アイコン表示部により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから二以上のアイコンが選択された後に検索決定の入力を要求し、検索決定の入力に基づいて、見出し語を表示してもよい。
【0012】
問題解決支援装置は、選択された二以上のアイコンを同一の画面に表示する選択アイコン表示部をさらに備えてもよい。
【0013】
問題解決支援装置は、候補アイコン表示部により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、アイコンが選択された場合に、関連性格納部を参照し、選択されたアイコンに対応付けられた見出し語に対応付けられた他のアイコンを抽出し、抽出した他のアイコンの選択を受け付ける候補アイコン制限部をさらに備えてもよい。
【0014】
候補アイコン制限部は、関連性格納部に格納された複数のアイコンのうち、抽出した他のアイコン以外のアイコンを除いて、画面に表示してもよい。
【0015】
候補アイコン制限部は、関連性格納部に格納された複数のアイコンのうち、抽出した他のアイコンと、他のアイコン以外のアイコンとを区別して、画面に表示してもよい。
【0016】
見出し語抽出部は、抽出された見出し語が所定個数以下となった場合に、見出し語を画面に表示してもよい。
【0017】
見出し語抽出部は、所定個数として画面の表示枠に表示することができる見出し語の個数以下となった場合に、見出し語を同一画面に表示してもよい。
【0018】
問題解決支援装置は、問題解決のために電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、問題解決のための機能を実行する実行プログラムを格納する実行プログラム群格納ファイルと、表示された見出し語について実行の指示が入力された場合に、実行プログラム群格納ファイルを参照し、指示された見出し語に対応付けられた実行プログラムを実行する実行処理部とをさらに備えてもよい。
【0019】
本発明の第2の形態によると、ユーザが電子機器を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援方法は、問題解決のために電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを関連性格納部に格納し、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示し、同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する。
【0020】
本発明の第3の形態によると、ユーザが電子機器を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援するためのプログラムは、コンピュータを、問題解決のために電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する関連性格納手段、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示する候補アイコン表示手段、候補アイコン表示手段により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する見出し語抽出手段として機能させる。
【0021】
本発明の第4の形態によると、ユーザが電子機器を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援システムであって、電子機器に格納される問題解決支援装置と、問題解決支援装置とは別体のユーザ入力装置とを備え、問題解決支援装置は、問題解決のために電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する関連性格納部と、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示する候補アイコン表示部と、候補アイコン表示部により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する見出し語抽出部とを有し、ユーザ入力装置は、候補アイコン表示部に表示された複数のアイコンのうちからユーザがいずれのアイコンを選択すべくユーザの入力を受け付け、見出し語抽出部に出力する。
【0022】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0024】
図1は、本実施形態に係る問題解決支援装置100の構成を示す。問題解決支援装置100は、画面20および入力部30を備える。本実施形態の問題解決支援装置100は電子機器10、例えば携帯電話における問題を解決する。本実施形態における問題解決支援装置100は、電子機器10に組み込まれる。また、問題解決支援装置100は、例えばテレビなどの情報家電製品を操作するリモートコントロール装置であってもよい。入力部30は、ユーザが入力のために操作する操作キーとして、例えば選択キーを有する。
【0025】
従来、携帯電話10において、各機能に対応付けられたアイコンと、各機能の上位概念に対応するアイコンとを画面20に階層的に表示する。この場合、実行しようとする機能の上位概念のアイコンがまず画面20に表示される。表示されたアイコンの一つがユーザに選択されることにより、そのアイコンの下位の階層のアイコンが画面20に表示される。しかし、アイコンの階層は電子機器のメーカにより予め設定される。よって、ユーザはメーカの設定した階層を把握しなければ、ユーザが所望の機能を探し出すことは困難であった。
【0026】
そこで、本実施形態に係る問題解決支援装置100は、携帯電話10のユーザに即座に所望の機能を選択させ、かつ実行させることを目的とする。
【0027】
問題解決支援装置100は、ユーザが携帯電話10を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する。画面20は、問題解決のために携帯電話10が有する機能に概念的に関連付けられた外観を有する画像であるアイコンを表示する。また、画面20は、表示されるアイコンのうちのいずれか1つを囲むカーソルを表示する。さらに画面20は、ユーザにより選択された一つまたは複数のアイコンを表示する。入力部30は、ユーザからの入力を受け付ける。
【0028】
図2は、問題解決支援装置100の機能構成を示す。問題解決支援装置100は、候補アイコン表示部110と、関連性格納部120と、見出し語抽出部130と、要素語表示部140と、選択アイコン表示部150と、候補アイコン制限部160と、実行プログラム群格納ファイル170と、実行処理部180とを有する。
【0029】
関連性格納部120は、問題解決のために携帯電話10が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する。関連性格納部120は、見出し語格納部122および対応要素語格納部124を含む。また、関連性格納部120は、携帯電話10の外部にあるデータベースであってもよい。この場合、問題解決支援装置100は、携帯電話10の通信機能を用いて関連性格納部120が格納する情報を受信する。また、関連性格納部120は、携帯電話10に着脱可能な記録媒体に備えられてもよい。
【0030】
見出し語格納部122は、見出し語に対応付けて、見出し語が示す機能が属する概念を表す複数の要素語を格納する。見出し語格納部122は、携帯電話10の使用にあたってユーザに生じた問題を解決するために携帯電話10が有する機能を特定する見出し語を格納する。ここで、携帯電話10の機能とは、その機能を実現するための動作および対象を含む。携帯電話10は、ある1つの機能において動作をする対象を、他の機能において別の動作をする対象として用いる場合がある。例えば、携帯電話10は、「最終通話料金表示」と「発着信履歴削除」との機能において、同じ「履歴」を対象として、それぞれ「最終通話の料金を表示する」動作と、「削除する」動作とを行う。この場合、「最終通話料金表示」および「発着信履歴削除」の機能は、「履歴」という共通の概念に属すると考えることができる。このように、見出し語格納部122は、見出し語に対応付けて、その見出し語が示す機能が属する概念を示す要素語として、携帯電話10が有する複数の機能に共通の動作、または共通の対象を表す単語を格納する。なお、見出し語格納部122は、要素語として、文字列としての単語に代えて、各単語に割り付けた識別コードを格納してもよい。
【0031】
対応要素語格納部124は、複数の要素語のそれぞれに対応付けて、要素語に概念的に関連付けられた外観を有するアイコンを格納する。本実施形態の対応要素語格納部124は、要素語が表す概念にアイコンを関連付ける。対応要素語格納部124は、アイコンとして、要素語が表す概念をユーザに連想させる外観を有する画像を格納する。例えば、対応要素語格納部124は、「送受信」、「読む」、および「作成」などのメールに関する概念をユーザに連想させる外観を有する画像として、封筒の画像を格納する。対応要素語格納部124は、少なくとも1つの要素語に、複数のアイコンを対応付けて格納し、かつ、少なくとも1つのアイコンに、複数の要素語を対応付けて格納する。
【0032】
候補アイコン表示部110は、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面20に表示する。ユーザが携帯電話10を使用するにあたって「アイコン機能選択」のモードを選んだ場合、候補アイコン表示部110は、ユーザからの選択を受け付ける候補となるアイコンとして、例えば対応要素語格納部124が格納するアイコンを画面20に表示する。候補アイコン表示部110は、アイコンを、ユーザの使用頻度の高い順に、例えば画面20の上列から表示する。また、画面20の枠内に表示できるアイコンの数より対応要素語格納部124に格納されたアイコンの数が多い場合、候補アイコン表示部110は、ユーザの使用頻度が低いアイコンを、スクロール先の画面20に表示する。
【0033】
見出し語抽出部130は、候補アイコン表示部110により同一の画面20に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部120を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する。本実施形態の見出し語抽出部130は、二以上のアイコンが選択された場合に、対応要素語格納部124を参照することにより、二以上のアイコンのそれぞれに対応付けられた要素語を抽出する。さらに、見出し語抽出部130は、見出し語格納部122を参照することにより、上記で抽出されたそれぞれの要素語のうちの、少なくとも二つの要素語に対応付けられた見出し語を見出し語格納部122から抽出し、抽出された見出し語を表示する。また、見出し語抽出部130は、候補アイコン表示部110により同一の画面20に表示された複数のアイコンのうちから二以上のアイコンが選択された後に検索決定の入力を要求し、検索決定の入力に基づいて、見出し語を表示する。本実施形態において、見出し語抽出部130は、選択されたアイコンが1つの場合にも、検索決定の入力を要求し、かつ見出し語を抽出する。
【0034】
上記実施形態において、複数のアイコンが選択された場合、見出し語抽出部130は、対応要素語格納部124から抽出されたそれぞれの要素語のうちの、少なくとも二つの要素語に対応付けられた見出し語を見出し語格納部122から抽出して表示する。しかしながら、見出し語抽出部130の抽出および表示方法はこれに限られない。他の一例として、見出し語格納部130は、対応要素語格納部124から抽出された要素語と対応付けられている個数が最も多い見出し語を見出し語格納部122から抽出してもよい。さらに他の例として、見出し語格納部130は、対応要素語格納部124から抽出された要素語と対応付けられている見出し語を抽出し、対応付けられた要素語の個数がより多い見出し語をより優先的に表示してもよい。
【0035】
ユーザは、画面20に表示されたアイコンのうちから、携帯電話10を使用するにあたって生じた問題を解決するために、携帯電話10に動作させたい機能を連想するアイコンを選び出す。さらに、ユーザは、画面20上のカーソルを移動させて選び出したアイコンを囲んでから、入力部30で例えば選択キーを押すことにより、仮選択したアイコンを選択する。見出し語抽出部130は、検索決定の入力の要求として、例えば「検索」ボタンを画面20に表示する。ユーザは、選択したアイコンに基づいて見出し語の検索を行いたい場合、画面20に表示された「検索」ボタンを反転表示させて入力部30の選択キーを押すことにより、検索決定を入力する。
【0036】
見出し語抽出部130は、アイコンが選択された場合に、選択されたアイコンに対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語を、例えば対応付けられたすべての要素語を、抽出する。見出し語抽出部130は、対応要素語格納部124から抽出した要素語に対応付けられる見出し語を、例えば対応付けられたすべの見出し語を、見出し語格納部122から抽出する。次に第2のアイコンが選択された場合、見出し語抽出部130は、第2のアイコンに対応付けられる見出し語を、初めのアイコンと同様にして抽出する。見出し語抽出部130は、初めのアイコンに対応付けて抽出した見出し語と、第2のアイコンに対応付けて抽出した見出し語とを比較して、一致する見出し語を、初めのアイコンおよび第2のアイコンに対応付けられる見出し語として抽出する。
【0037】
第3のアイコンが選択された場合も同様にして、見出し語抽出部130は、初めのアイコンおよび第2のアイコンに対応付けて抽出した見出し語と、第3のアイコンに対応付けて抽出した見出し語とを比較して、一致する見出し語を、初めのアイコン、第2のアイコン、および第3のアイコンに対応付けられる見出し語として抽出する。見出し語抽出部130は、検索決定が入力された場合に、抽出した見出し語を画面20に表示する。
【0038】
上記の実施形態では、見出し語抽出部130は、検索決定が入力された場合に、抽出した見出し語を画面20に表示する。しかし、見出し語抽出部130が抽出した見出し語を画面20に表示する例はこれに限られず、別の例として、見出し語抽出部130は、抽出された見出し語が所定個数以下となった場合に、見出し語を画面に表示してもよい。この場合、見出し語抽出部130は、所定個数として画面20の表示枠に表示することができる見出し語の個数以下となった場合に、見出し語を同一画面20に表示する。アイコンが選択された場合に、見出し語抽出部130は、抽出した見出し語の個数と、画面20に表示することができる見出し語の個数とを比較する。抽出した見出し語の個数が画面20に表示することができる見出し語の個数以下となった場合、見出し語抽出部130は、抽出した見出し語を画面20に表示する。これにより、スクロールしなければ見ることのできない見出し語がなくなるので、ユーザの使い勝手を向上することができる。
【0039】
要素語表示部140は、アイコンが仮選択された場合に、仮選択されたアイコンに対応付けられた要素語を画面に表示する。ユーザは、入力部30において操作キーを操作して、画面20に表示されたアイコンをカーソルで囲む。要素語表示部140は、移動したカーソルによりアイコンが囲まれた状態が例えば1秒以上継続した場合に、そのアイコンが仮選択されたとみなす。本実施形態の要素語表示部140は、仮選択されたアイコンに対して吹出し領域を表示し、表示された吹出し領域内に、仮選択されたアイコンに対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語を表示する。要素語表示部140は、吹出し領域および領域内の要素語を、アイコンが仮選択された後の所定時間、例えば2秒間だけ表示する。これにより、アイコンに対応付けられた要素語をユーザに示すことができ、ユーザは的確なアイコンを選択することができる。
【0040】
選択アイコン表示部150は、選択された二以上のアイコンを同一の画面に表示する。本実施形態の選択アイコン表示部150は、画面20において、選択を受け付ける候補となるアイコンを表示する領域とは別の領域に、選択されたアイコンを移動し、選択済みアイコンとして表示する。選択アイコン表示部150は、選択されたアイコンが1つの場合にも、その選択されたアイコンを選択済みアイコンとして表示する。これにより、ユーザは、自ら選択したアイコンを確認することができる。
【0041】
候補アイコン制限部160は、候補アイコン表示部110により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、アイコンが選択された場合に、関連性格納部120を参照し、選択されたアイコンに対応付けられた見出し語に対応付けられた他のアイコンを抽出し、抽出した他のアイコンの選択を受け付ける。本実施形態の候補アイコン制限部160は、関連性格納部120に格納された複数のアイコンのうち、抽出した他のアイコン以外のアイコンを除いて、画面20に表示することにより、抽出した他のアイコンの選択を受け入れる。すなわち、候補アイコン制限部160は、選択されたアイコンが関連性格納部120において対応付けて格納する見出し語と同じ見出し語に対応付けられる他のアイコンを、関連性が高いアイコンとして抽出する。さらに、候補アイコン制御部160は、抽出したアイコンのみを画面20の候補アイコンを表示する領域に表示する。また、候補アイコン制限部160は、関連性格納部120に格納された複数のアイコンのうち、抽出した他のアイコンと、他のアイコン以外のアイコンとを区別して、例えば他のアイコン以外のアイコンを、選択不可の状態を示すグレー表示にして画面20に表示してもよい。
【0042】
実行プログラム群格納ファイル170は、問題解決のために携帯電話10が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、問題解決のための機能を実行する実行プログラムを格納する。実行プログラム群格納ファイル170は、携帯電話10の使用にあたってユーザに生じた問題を解決するために携帯電話10が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、その機能を実行する実行プログラムを格納する。
【0043】
実行処理部180は、表示された見出し語について実行の指示が入力された場合に、実行プログラム群格納ファイルを参照し、指示された見出し語に対応付けられた実行プログラムを実行する。ユーザは、画面20に表示された見出し語から、携帯電話10に実行させたい機能を特定する見出し語を選び出す。さらに、ユーザは、選び出した見出し語を画面20において例えば反転表示させてから、入力部30の選択キーを押すことにより、実行の指示を入力する。実行処理部180は、実行の指示が入力された場合に、指示が入力された見出し語に対応付けて実行プログラム群格納ファイル170に格納される実行プログラムを読み出して、実行する。
【0044】
以上の構成により、問題解決支援装置100は、ユーザが携帯電話10を使用する際の問題を解決する機能を、ユーザによるアイコンの選択に基づいて効率よく抽出し、抽出した機能のプログラムを即座に実行することができる。
【0045】
図3は、対応要素語格納部124のデータフォーマットの一例を示す。対応要素語格納部124は、複数の要素語のそれぞれに対応付けて、要素語に概念的に関連付けられた外観を有するアイコンを格納する。例えば、対応要素語格納部124は、アイコン「電話」に対応付けて、要素語として「発着信」、「話す」、「録音」、「履歴」、および「料金」を格納する。なお、図3に示す例では、対応要素語格納部124は、アイコンの画像を格納している。これに代えて、問題解決支援装置100は、アイコンの画像とアイコンを識別するアイコン識別情報を対応付けたアイコン格納部を更に備え、対応要素語格納部124は、アイコンを識別するアイコン識別情報を格納してもよい。
【0046】
図4は、見出し語格納部122のデータフォーマットの一例を示す。見出し語格納部122は、見出し語に対応付けて、見出し語が示す機能が属する概念を表す複数の要素語を格納する。例えば、見出し語格納部122は、見出し語「メール受信」に対応付けて、要素語として「送受信」、「読む」、および「履歴」を格納する。
【0047】
以上により、見出し語格納部122および対応要素語格納部124は、携帯電話10の機能を特定する見出し語と、見出し語に概念的に関連付けられたアイコンとを、要素語を介して結び付ける。文字列の入力を受け付けて、文字列に含まれる要素語を抽出し、抽出した見出し語を、見出し語格納部122を参照して、見出し語抽出部130により特定する問題解決支援装置がある。本実施形態において、見出し語とアイコンとを要素語を介して結び付けることにより、その種の問題解決支援システムにおける見出し語格納部122および見出し語抽出部130を共用することができる。また、アイコンの外観と要素語とが概念的に関連付けられているので、アイコンと見出し語とを識別コード等を割り当てて関連付ける場合に比べ、データベース構築者にとって、データベースの構築を分かりやすくすることができる。
【0048】
図5は、問題解決支援装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図6は、最終通話でかかった通話料金を表示する機能を実行させるためにアイコンを選択していく場合の遷移画面を示す。以下、図6に示す、最終通話でかかった通話料金を表示する機能を実行させるためにアイコンを選択していく場合の遷移画面を例に、図5のフローチャートを説明する。
【0049】
ユーザが、例えば機能名一覧の表示モード、履歴一覧の表示モード、およびアイコン機能選択モードの3つのモードから1つのモードを選ぶことができる初期画面において、アイコン機能選択のモードを選ぶ場合、候補アイコン表示部110は、対応要素語格納部124が格納するアイコンを、ユーザの使用頻度が高い順に第1画面210の上列から表示する(S102)。第1画面210は、カーソル72を、画面の左上に位置するアイコン上に表示する。図7に示す第1画面210から第7画面270の各画面は、画面の例えば下部に、選択済みアイコンを表示するための領域として選択済みアイコン表示枠70を表示し、さらに画面の例えば右下に、遷移した画面において前画面に戻るための「戻る」ボタン74を表示する。
【0050】
要素語表示部140は、選択を受け付ける候補となるアイコンが画面に表示された場合に、移動したカーソル72によりアイコンが囲まれた状態が継続したか否か、すなわちアイコンが仮選択されたか否かを判断する(S104)。アイコンが仮選択されない場合(S104:NO)、問題解決支援装置100の動作はステップ104に戻る。一方、アイコン、例えば通話料金表示の機能を連想させる電話アイコン80、が仮選択された場合(S104:YES)、要素語表示部140は、図6に示す第2画面220のように、仮選択された電話アイコン80に対して吹出し領域78を表示し、表示された吹出し領域78内に、仮選択された電話アイコン80に対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語「発着信」、「話す」、「録音」、「履歴」、および「料金」を表示する(S106)。
【0051】
電話アイコン80が仮選択された後に、選択アイコン表示部150は、例えば入力部30の選択キーが押されたかどうかにより、電話アイコン80が選択された否かを判断する(S108)。電話アイコン80が選択された場合(S108:YES)、第3画面230に示すように、選択アイコン表示部150は、電話アイコン80を選択済みアイコン表示枠70内へ移動し、選択済み電話アイコン81として表示する(S110)。電話アイコン80が選択されない場合(S108:NO)、問題解決支援装置100の動作は、ステップ104に戻る。候補アイコン制限部160は、選択された電話アイコン80と関連性が高いアイコンを次候補のアイコンとして抽出し(S112)、第3画面230に表示する。なおステップ112の動作は後述する。電話アイコン80が選択された場合、見出し語抽出部130は、検索決定の選択の要求として「検索」ボタン76を、第3画面230内の例えば左下に表示する(S114)。
【0052】
見出し語抽出部130は、第3画面230に表示した「検索」ボタン76が反転表示された状態で、入力部30の選択キーが押されたか否か、すなわち検索決定が入力されたか否かを判断する(S116)。検索決定が入力されない場合(S116:NO)、問題解決支援装置100の動作はステップ104に戻る。検索決定が入力された場合(S116:YES)、見出し語抽出部130は、選択された電話アイコン80に対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語を、例えばすべて抽出する(S118)。見出し語抽出部130は、対応要素語格納部124から抽出した要素語に対応付けられる見出し語を見出し語格納部122から抽出する(S120)。見出し語抽出部130は、抽出した見出し語を画面に表示する(S124)。また、第3画面230において「戻り」ボタン74が反転表示された状態で、入力部30の選択キーが押された場合、問題解決支援装置100は、候補となるアイコンすべてを表示した第1画面210を再度表示する。
【0053】
以下、電話アイコン80が選択された後に、お金アイコン82および発着信履歴アイコン84が選択される場合の遷移画面である、図6に示す第4画面240から第7画面270を説明する。第4画面240は、通話料金表示の機能を連想させるアイコンとして、次に仮選択されたお金アイコン82を示す。お金アイコン82が仮選択された場合であって、さらにお金アイコン82が選択された場合に、第5画面250に示すように、選択アイコン表示部150は、お金アイコン82を選択済みアイコン表示枠70内へ移動し、選択済みお金アイコン83として表示する。候補アイコン制限部160は、選択された電話アイコン80およびお金アイコン82と関連性が高いアイコンを次候補のアイコンとして抽出し、第5画面250に表示する。
【0054】
続いて、第6画面260は、次候補のアイコンのうちから、通話料金表示の機能を連想させるアイコンとして次に仮選択された発着信履歴アイコン84を示す。発着信履歴アイコン84が仮選択された場合であって、さらに発着信履歴アイコン84が選択された場合に、選択アイコン表示部150は、発着信履歴アイコン84を選択済みアイコン表示枠70内へ移動し、選択済み発着信履歴アイコン85として第7画面270で表示する。候補アイコン制限部160は、選択された電話アイコン80、お金アイコン82、および発着信履歴アイコン84と関連性が高いアイコンを次候補のアイコンとして抽出し、第7画面270に表示する。
【0055】
ステップ116において、検索決定が入力された場合(S116:YES)、見出し語抽出部130は、選択された複数のアイコンに基づいて、見出し語を抽出する(S118、S120)。本実施形態において、複数のアイコンが選択された場合、見出し語抽出部130は、選択された複数のアイコンのそれぞれに対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語を、例えばすべて抽出する。さらに、見出し語抽出部130は、抽出したそれぞれの要素語のうちの少なくとも二つに対応付けられた見出し語を抽出する。
【0056】
電話アイコン80、お金アイコン82および発着信履歴アイコン84が選択された場合に、見出し語抽出部130は、これらのアイコンに対応付けられた要素語を抽出する。図3に示す例において、見出し語抽出部130は、電話アイコン80に対応付けて「発着信」、「話す」、「録音」、「履歴」、「料金」を要素語として抽出する。他のアイコンについても同様である。次に、見出し語抽出部130は、抽出したこれらの要素語に関連付けられた見出し語のうち、電話アイコン80の要素語に対応付けて抽出した見出し語と、お金アイコン82の要素語に対応付けて抽出した見出し語と、発着信履歴アイコン84の要素語に対応付けて抽出した見出し語とを比較して、少なくとも二以上のアイコンの要素語に対応付けられた見出し語を抽出する。図4に示す例において、電話アイコン80の要素語「話す、履歴、料金」、お金アイコンの要素語「料金」および発着信履歴アイコンの要素語「履歴、料金」のすべてに対応付けられた「最終通話料金表示」を見出し語として抽出する。見出し語抽出部130は、抽出した見出し語を画面に表示する(S124)。
【0057】
以下、図7に示す、最終通話でかかった通話料金を表示する機能を実行させるまでの遷移画面を例に、図5のフローチャートを説明する。見出し語抽出部130は、検索決定が入力された場合に、抽出した見出し語として例えば「料金単位表示」、「最終通話料金表示」、「全通話料金表示」、および「通話料金設定」を第8画面280の見出し語表示枠90内に表示する(S124)。また、第8画面280は、画面例えば左下に、ユーザによる見出し語の選択を受け付けるための「選択」ボタン92を表示する。第8画面280において「最終通話料金表示」および「選択」ボタン92が反転表示された状態で、入力部30の選択キーが押された場合に、見出し語抽出部130は、選択された機能「最終通話料金表示」について、さらに詳細な機能として例えば「この機能を利用」、「利用方法表示」、および「詳細説明表示」を、第9画面290に表示する。
【0058】
続いて、第9画面290において「この機能を利用」および「選択」ボタン92が反転表示された状態で、入力部30の選択キーが押された場合、すなわち選択された見出し語が特定する機能の実行の指示が入力された場合、実行処理部180は、実行の指示が入力された見出し語「最終通話料金表示」に対応付けて実行プログラム群格納ファイル170に格納される実行プログラムを読み出す。実行処理部180は、読み出した実行プログラムを実行して(S126)、「通話料金:1150円、通話先電話番号:xx−xxxx−xxxx、通話時間:60分」を、第10画面300に表示する。一方、第9画面290において「詳細説明表示」および「選択」ボタン92が反転表示された状態で、入力部30の選択キーが押された場合、実行処理部180は、見出し語「最終通話料金表示」に関する詳細説明である「最終通話の料金が表示されます」を、第11画面310に表示する。また、第11画面310は、詳細説明の続きを表示するための「次へ」ボタン94を、画面の例えば左下に表示する。以上で本フローチャートは終了する。
【0059】
図8は、図5のステップ112の動作を示すフローチャートである。候補アイコン制限部160は、選択されたアイコンに対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語を、例えばすべて抽出する。候補アイコン制限部160は、対応要素語格納部124から抽出した要素語に対応付けられる見出し語を見出し語格納部122から読み出す(S300)。候補アイコン制限部160は、読み出した見出し語に対応付けて見出し語格納部122に格納される要素語を抽出する。候補アイコン制御部150は、さらに、抽出した要素語に対応付けて対応要素語格納部124に格納されるアイコンを、選択されたアイコンに対応付けられた他のアイコンとして抽出する(S302)。候補アイコン制限部160は、抽出した他のアイコンを、次の選択を受け付ける候補となるアイコンとして画面に表示する(S306)。以上で本フローチャートは終了する。
【0060】
候補アイコン制御部160は、先に選択されたアイコンと次に選択されるアイコンとに基づいて見出し語が抽出されないアイコンを次に選択される候補としては画面に表示しない。よって、候補アイコン制御部160が次の候補となるアイコンを画面に表示することにより、ユーザが選択した複数のアイコンに対応付けられた見出し語が存在しないという不具合を防止することができる。
【0061】
以上により、問題解決支援装置100は、ユーザに対して、携帯電話10の機能に関連付けられたアイコンの選択という単純な動作を要求するだけで、ユーザに所望の機能を即座に検索させることができる。
【0062】
図9は、問題解決支援装置100の動作における他の例を示すフローチャートである。図5および図9の同じステップ番号が付されたステップにおいては、問題解決支援装置100は同じく動作する。したがって、同じステップ番号のステップについては、説明を省略する。アイコンが選択された場合に、見出し語抽出部130は、抽出した見出し語の個数が、図7に示した第8画面280の見出し語表示枠90に表示することができる見出し語の個数以下であるか否かを判断する(S216)。抽出した見出し語の個数が見出し語表示枠90に表示することができる見出し語の個数以下である場合(S216:YES)、見出し語抽出部130は、抽出した見出し語を画面に表示する(S124)。抽出した見出し語の個数が見出し語表示枠90に表示することができる見出し語の個数より大きい場合(S216:NO)、問題解決支援装置100の動作はステップ104に戻る。例えば、図7に示す例では、第8画面280は見出し語表示枠90に4つの見出し語を表示できるので、見出し語抽出部130は、選択されたアイコンに対応付けて抽出した見出し語の個数が4つ以下となった場合に、抽出した見出し語を画面に表示する。以上により、問題解決支援装置100は、画面に表示されるアイコンの個数が少なくなった場合に、抽出した見出し語を自動的に表示できる。
【0063】
以上、本実施形態によれば、問題解決支援装置100は、ユーザが携帯電話10を使用する際の問題を解決する機能を、ユーザによるアイコンの選択に基づいて効率よく抽出し、抽出した機能のプログラムを即座に実行することができる。また、問題解決支援装置100は、ユーザにより選択された1つまたは複数のアイコンに基づいて見出し語を抽出するので、ユーザによるアイコンの選択の順序は問わない。したがって、問題解決支援装置100は、従来の階層状に構成された機能検索とは異なり、ユーザの所望する機能に容易に辿り着かせることができる。
【0064】
なお、図1から図9に示す実施形態において、問題解決支援装置100は、見出し語格納部122および対応要素語格納部124を有し、携帯電話10の機能を特定する見出し語と、見出し語に概念的に関連付けられたアイコンとを、要素語を介して結び付ける。しかしながら、見出し語とアイコンとの結び付けは、この形態に限られない。他の形態として、見出し語格納部122が、見出し語と、その見出し語に概念的に関連付けられたアイコンとを対応付けて格納してもよい。この場合に、問題解決支援装置100の見出し語抽出部130は、ユーザから選択されたアイコンに基づき、見出し語格納部122を参照することにより、要素語を介さず、直接、見出し語を抽出して表示する。これにより、対応要素語格納部124が不要となるので、問題解決支援装置100が使用するデータベースの容量が小さくなる。
【0065】
また、図1から図9に示す実施形態において、電子機器の一例としての携帯電話10に問題解決支援装置100が格納され、その携帯電話10が画面20および入力部30を備える。しかしながら、入力部30が配されるのは電子機器に限られない。他の例として、問題解決支援装置100の候補アイコン表示部110、関連性格納部120、見出し語抽出部130、要素語表示部140、選択アイコン表示部150、候補アイコン制限部160、実行プログラム群格納ファイル170および実行処理部180の各機能が電子機器に格納されるとともに、候補アイコン表示部150に表示された複数のアイコンのうちからユーザがいずれのアイコンを選択すべくユーザの入力を受け付け、見出し語抽出部130に出力する入力部30の機能が、電子機器と別体のユーザ入力装置に格納されてもよい。例えば、電子機器はテレビなどの情報家電製品であり、ユーザ入力装置はその情報家電製品を操作するリモートコントロール装置であってもよい。この場合、入力部30は、ユーザが入力のために操作する操作キーとして、例えば選択キーを有すればよい。入力部30は、さらにアイコン表示部150に表示されるカーソルの位置を指示するカーソル指示キーを有してもよい。この実施形態によれば、簡単な構成のリモートコントロール装置を電子機器の問題解決支援装置100への入力部30として用いることができる。
【0066】
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る携帯電話10の構成を示す概略図である。
【図2】問題解決支援装置100の機能構成を示すブロック図である。
【図3】対応要素語格納部124のデータフォーマットの一例を示す。
【図4】見出し語格納部122のデータフォーマットの一例を示す。
【図5】問題解決支援装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】画面20のアイコン表示の一例である。
【図7】画面20の見出し語表示の一例である。
【図8】図5のステップ112の動作を示すフローチャートである。
【図9】携帯電話10の動作における他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯電話、20 画面、30 入力部、70 選択済みアイコン表示枠、72 カーソル、74 「戻り」ボタン、76 「検索」ボタン、78 吹出し領域、80 電話アイコン、81 選択済み電話アイコン、82 お金アイコン、83 選択済みお金アイコン、84 発着信履歴アイコン、85 選択済み発着信履歴アイコン、90 見出し語表示枠、92 「選択」ボタン、94 「次へ」ボタン、100 問題解決支援装置、110 候補アイコン表示部、120関連性格納部、122 見出し語格納部、124 対応要素語格納部、130見出し語抽出部、140 要素語表示部、150 選択アイコン表示部、160 候補アイコン制限部、170 実行プログラム群格納ファイル、180 実行処理部、210 第1画面、220 第2画面、230 第3画面、240 第4画面、250 第5画面、260 第6画面、270 第7画面、280 第8画面、290 第9画面、300 第10画面、310 第11画面
【発明の属する技術分野】
本発明は、問題解決支援装置、問題解決支援方法、問題解決支援システム、およびプログラムに関する。特に本発明は、ユーザが電子機器を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援装置、問題解決支援方法、問題解決支援システム、およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば携帯電話などの電子機器の画面に、電子機器の各機能に対応付けられたアイコンが表示される。さらに、電子機器の機能が多い場合、各機能に対応付けられたアイコンと、各機能の上位概念に対応するアイコンとを階層的に画面に表示する電子機器がある(例えば、特許文献1参照)。この場合、実行しようとする機能の上位概念のアイコンがまず画面に表示される。表示されたアイコンの一つがユーザに選択されることにより、そのアイコンの下位の階層のアイコンが画面に表示される。例えば、ユーザが「メール送信」を実行しようとする場合に、「メール送信」の上位概念である「メール」のアイコンが画面に表示されていればこれを選択する。これにより、画面には、「メール送信」を含み、「メール」の下位の階層のアイコンが表示される。ユーザがこの画面から「メール送信」のアイコンを選択して決定することにより、メール送信の機能が実行される。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−108280号公報(第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アイコンの階層は電子機器のメーカにより予め設定される。よって、ユーザはメーカの設定した階層を把握しなければ、ユーザが所望の機能を探し出すことは困難であった。
【0005】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる問題解決支援装置、問題解決支援方法、問題解決支援システム、およびプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、ユーザが電子機器を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援装置は、問題解決のために電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する関連性格納部と、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示する候補アイコン表示部と、候補アイコン表示部により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する見出し語抽出部とを備える。
【0007】
関連性格納部は、見出し語に対応付けて、見出し語が示す機能が属する概念を表す複数の要素語を格納する見出し語格納部と、複数の要素語のそれぞれに対応付けて、要素語に概念的に関連付けられた外観を有するアイコンを格納する対応要素語格納部とを有し、見出し語抽出部は、二以上のアイコンが選択された場合に、対応要素語格納部を参照することにより、二以上のアイコンのそれぞれに対応付けられた要素語を抽出し、見出し語格納部を参照することにより、それぞれの要素語のうちの少なくとも二つに対応付けられた見出し語を見出し語格納部から抽出し、抽出された見出し語を表示してもよい。
【0008】
対応要素語格納部は、少なくとも一つの要素語に、複数のアイコンを対応付けて格納してもよい。
【0009】
対応要素語格納部は、少なくとも一つのアイコンに、複数の要素語を対応付けて格納してもよい。
【0010】
問題解決支援装置は、アイコンが仮選択された場合に、仮選択されたアイコンに対応付けられた要素語を画面に表示する要素語表示部をさらに備えてもよい。
【0011】
見出し語抽出部は、候補アイコン表示部により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから二以上のアイコンが選択された後に検索決定の入力を要求し、検索決定の入力に基づいて、見出し語を表示してもよい。
【0012】
問題解決支援装置は、選択された二以上のアイコンを同一の画面に表示する選択アイコン表示部をさらに備えてもよい。
【0013】
問題解決支援装置は、候補アイコン表示部により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、アイコンが選択された場合に、関連性格納部を参照し、選択されたアイコンに対応付けられた見出し語に対応付けられた他のアイコンを抽出し、抽出した他のアイコンの選択を受け付ける候補アイコン制限部をさらに備えてもよい。
【0014】
候補アイコン制限部は、関連性格納部に格納された複数のアイコンのうち、抽出した他のアイコン以外のアイコンを除いて、画面に表示してもよい。
【0015】
候補アイコン制限部は、関連性格納部に格納された複数のアイコンのうち、抽出した他のアイコンと、他のアイコン以外のアイコンとを区別して、画面に表示してもよい。
【0016】
見出し語抽出部は、抽出された見出し語が所定個数以下となった場合に、見出し語を画面に表示してもよい。
【0017】
見出し語抽出部は、所定個数として画面の表示枠に表示することができる見出し語の個数以下となった場合に、見出し語を同一画面に表示してもよい。
【0018】
問題解決支援装置は、問題解決のために電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、問題解決のための機能を実行する実行プログラムを格納する実行プログラム群格納ファイルと、表示された見出し語について実行の指示が入力された場合に、実行プログラム群格納ファイルを参照し、指示された見出し語に対応付けられた実行プログラムを実行する実行処理部とをさらに備えてもよい。
【0019】
本発明の第2の形態によると、ユーザが電子機器を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援方法は、問題解決のために電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを関連性格納部に格納し、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示し、同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する。
【0020】
本発明の第3の形態によると、ユーザが電子機器を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援するためのプログラムは、コンピュータを、問題解決のために電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する関連性格納手段、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示する候補アイコン表示手段、候補アイコン表示手段により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する見出し語抽出手段として機能させる。
【0021】
本発明の第4の形態によると、ユーザが電子機器を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援システムであって、電子機器に格納される問題解決支援装置と、問題解決支援装置とは別体のユーザ入力装置とを備え、問題解決支援装置は、問題解決のために電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する関連性格納部と、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示する候補アイコン表示部と、候補アイコン表示部により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する見出し語抽出部とを有し、ユーザ入力装置は、候補アイコン表示部に表示された複数のアイコンのうちからユーザがいずれのアイコンを選択すべくユーザの入力を受け付け、見出し語抽出部に出力する。
【0022】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0024】
図1は、本実施形態に係る問題解決支援装置100の構成を示す。問題解決支援装置100は、画面20および入力部30を備える。本実施形態の問題解決支援装置100は電子機器10、例えば携帯電話における問題を解決する。本実施形態における問題解決支援装置100は、電子機器10に組み込まれる。また、問題解決支援装置100は、例えばテレビなどの情報家電製品を操作するリモートコントロール装置であってもよい。入力部30は、ユーザが入力のために操作する操作キーとして、例えば選択キーを有する。
【0025】
従来、携帯電話10において、各機能に対応付けられたアイコンと、各機能の上位概念に対応するアイコンとを画面20に階層的に表示する。この場合、実行しようとする機能の上位概念のアイコンがまず画面20に表示される。表示されたアイコンの一つがユーザに選択されることにより、そのアイコンの下位の階層のアイコンが画面20に表示される。しかし、アイコンの階層は電子機器のメーカにより予め設定される。よって、ユーザはメーカの設定した階層を把握しなければ、ユーザが所望の機能を探し出すことは困難であった。
【0026】
そこで、本実施形態に係る問題解決支援装置100は、携帯電話10のユーザに即座に所望の機能を選択させ、かつ実行させることを目的とする。
【0027】
問題解決支援装置100は、ユーザが携帯電話10を使用する際の問題解決をユーザからの入力に基づいて支援する。画面20は、問題解決のために携帯電話10が有する機能に概念的に関連付けられた外観を有する画像であるアイコンを表示する。また、画面20は、表示されるアイコンのうちのいずれか1つを囲むカーソルを表示する。さらに画面20は、ユーザにより選択された一つまたは複数のアイコンを表示する。入力部30は、ユーザからの入力を受け付ける。
【0028】
図2は、問題解決支援装置100の機能構成を示す。問題解決支援装置100は、候補アイコン表示部110と、関連性格納部120と、見出し語抽出部130と、要素語表示部140と、選択アイコン表示部150と、候補アイコン制限部160と、実行プログラム群格納ファイル170と、実行処理部180とを有する。
【0029】
関連性格納部120は、問題解決のために携帯電話10が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する。関連性格納部120は、見出し語格納部122および対応要素語格納部124を含む。また、関連性格納部120は、携帯電話10の外部にあるデータベースであってもよい。この場合、問題解決支援装置100は、携帯電話10の通信機能を用いて関連性格納部120が格納する情報を受信する。また、関連性格納部120は、携帯電話10に着脱可能な記録媒体に備えられてもよい。
【0030】
見出し語格納部122は、見出し語に対応付けて、見出し語が示す機能が属する概念を表す複数の要素語を格納する。見出し語格納部122は、携帯電話10の使用にあたってユーザに生じた問題を解決するために携帯電話10が有する機能を特定する見出し語を格納する。ここで、携帯電話10の機能とは、その機能を実現するための動作および対象を含む。携帯電話10は、ある1つの機能において動作をする対象を、他の機能において別の動作をする対象として用いる場合がある。例えば、携帯電話10は、「最終通話料金表示」と「発着信履歴削除」との機能において、同じ「履歴」を対象として、それぞれ「最終通話の料金を表示する」動作と、「削除する」動作とを行う。この場合、「最終通話料金表示」および「発着信履歴削除」の機能は、「履歴」という共通の概念に属すると考えることができる。このように、見出し語格納部122は、見出し語に対応付けて、その見出し語が示す機能が属する概念を示す要素語として、携帯電話10が有する複数の機能に共通の動作、または共通の対象を表す単語を格納する。なお、見出し語格納部122は、要素語として、文字列としての単語に代えて、各単語に割り付けた識別コードを格納してもよい。
【0031】
対応要素語格納部124は、複数の要素語のそれぞれに対応付けて、要素語に概念的に関連付けられた外観を有するアイコンを格納する。本実施形態の対応要素語格納部124は、要素語が表す概念にアイコンを関連付ける。対応要素語格納部124は、アイコンとして、要素語が表す概念をユーザに連想させる外観を有する画像を格納する。例えば、対応要素語格納部124は、「送受信」、「読む」、および「作成」などのメールに関する概念をユーザに連想させる外観を有する画像として、封筒の画像を格納する。対応要素語格納部124は、少なくとも1つの要素語に、複数のアイコンを対応付けて格納し、かつ、少なくとも1つのアイコンに、複数の要素語を対応付けて格納する。
【0032】
候補アイコン表示部110は、外部からの選択を受け付ける候補となる複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面20に表示する。ユーザが携帯電話10を使用するにあたって「アイコン機能選択」のモードを選んだ場合、候補アイコン表示部110は、ユーザからの選択を受け付ける候補となるアイコンとして、例えば対応要素語格納部124が格納するアイコンを画面20に表示する。候補アイコン表示部110は、アイコンを、ユーザの使用頻度の高い順に、例えば画面20の上列から表示する。また、画面20の枠内に表示できるアイコンの数より対応要素語格納部124に格納されたアイコンの数が多い場合、候補アイコン表示部110は、ユーザの使用頻度が低いアイコンを、スクロール先の画面20に表示する。
【0033】
見出し語抽出部130は、候補アイコン表示部110により同一の画面20に表示された複数のアイコンのうちから、二以上のアイコンが選択された場合に、二以上のアイコンの組み合わせに基づき、関連性格納部120を参照して見出し語を抽出し、抽出された見出し語を表示する。本実施形態の見出し語抽出部130は、二以上のアイコンが選択された場合に、対応要素語格納部124を参照することにより、二以上のアイコンのそれぞれに対応付けられた要素語を抽出する。さらに、見出し語抽出部130は、見出し語格納部122を参照することにより、上記で抽出されたそれぞれの要素語のうちの、少なくとも二つの要素語に対応付けられた見出し語を見出し語格納部122から抽出し、抽出された見出し語を表示する。また、見出し語抽出部130は、候補アイコン表示部110により同一の画面20に表示された複数のアイコンのうちから二以上のアイコンが選択された後に検索決定の入力を要求し、検索決定の入力に基づいて、見出し語を表示する。本実施形態において、見出し語抽出部130は、選択されたアイコンが1つの場合にも、検索決定の入力を要求し、かつ見出し語を抽出する。
【0034】
上記実施形態において、複数のアイコンが選択された場合、見出し語抽出部130は、対応要素語格納部124から抽出されたそれぞれの要素語のうちの、少なくとも二つの要素語に対応付けられた見出し語を見出し語格納部122から抽出して表示する。しかしながら、見出し語抽出部130の抽出および表示方法はこれに限られない。他の一例として、見出し語格納部130は、対応要素語格納部124から抽出された要素語と対応付けられている個数が最も多い見出し語を見出し語格納部122から抽出してもよい。さらに他の例として、見出し語格納部130は、対応要素語格納部124から抽出された要素語と対応付けられている見出し語を抽出し、対応付けられた要素語の個数がより多い見出し語をより優先的に表示してもよい。
【0035】
ユーザは、画面20に表示されたアイコンのうちから、携帯電話10を使用するにあたって生じた問題を解決するために、携帯電話10に動作させたい機能を連想するアイコンを選び出す。さらに、ユーザは、画面20上のカーソルを移動させて選び出したアイコンを囲んでから、入力部30で例えば選択キーを押すことにより、仮選択したアイコンを選択する。見出し語抽出部130は、検索決定の入力の要求として、例えば「検索」ボタンを画面20に表示する。ユーザは、選択したアイコンに基づいて見出し語の検索を行いたい場合、画面20に表示された「検索」ボタンを反転表示させて入力部30の選択キーを押すことにより、検索決定を入力する。
【0036】
見出し語抽出部130は、アイコンが選択された場合に、選択されたアイコンに対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語を、例えば対応付けられたすべての要素語を、抽出する。見出し語抽出部130は、対応要素語格納部124から抽出した要素語に対応付けられる見出し語を、例えば対応付けられたすべの見出し語を、見出し語格納部122から抽出する。次に第2のアイコンが選択された場合、見出し語抽出部130は、第2のアイコンに対応付けられる見出し語を、初めのアイコンと同様にして抽出する。見出し語抽出部130は、初めのアイコンに対応付けて抽出した見出し語と、第2のアイコンに対応付けて抽出した見出し語とを比較して、一致する見出し語を、初めのアイコンおよび第2のアイコンに対応付けられる見出し語として抽出する。
【0037】
第3のアイコンが選択された場合も同様にして、見出し語抽出部130は、初めのアイコンおよび第2のアイコンに対応付けて抽出した見出し語と、第3のアイコンに対応付けて抽出した見出し語とを比較して、一致する見出し語を、初めのアイコン、第2のアイコン、および第3のアイコンに対応付けられる見出し語として抽出する。見出し語抽出部130は、検索決定が入力された場合に、抽出した見出し語を画面20に表示する。
【0038】
上記の実施形態では、見出し語抽出部130は、検索決定が入力された場合に、抽出した見出し語を画面20に表示する。しかし、見出し語抽出部130が抽出した見出し語を画面20に表示する例はこれに限られず、別の例として、見出し語抽出部130は、抽出された見出し語が所定個数以下となった場合に、見出し語を画面に表示してもよい。この場合、見出し語抽出部130は、所定個数として画面20の表示枠に表示することができる見出し語の個数以下となった場合に、見出し語を同一画面20に表示する。アイコンが選択された場合に、見出し語抽出部130は、抽出した見出し語の個数と、画面20に表示することができる見出し語の個数とを比較する。抽出した見出し語の個数が画面20に表示することができる見出し語の個数以下となった場合、見出し語抽出部130は、抽出した見出し語を画面20に表示する。これにより、スクロールしなければ見ることのできない見出し語がなくなるので、ユーザの使い勝手を向上することができる。
【0039】
要素語表示部140は、アイコンが仮選択された場合に、仮選択されたアイコンに対応付けられた要素語を画面に表示する。ユーザは、入力部30において操作キーを操作して、画面20に表示されたアイコンをカーソルで囲む。要素語表示部140は、移動したカーソルによりアイコンが囲まれた状態が例えば1秒以上継続した場合に、そのアイコンが仮選択されたとみなす。本実施形態の要素語表示部140は、仮選択されたアイコンに対して吹出し領域を表示し、表示された吹出し領域内に、仮選択されたアイコンに対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語を表示する。要素語表示部140は、吹出し領域および領域内の要素語を、アイコンが仮選択された後の所定時間、例えば2秒間だけ表示する。これにより、アイコンに対応付けられた要素語をユーザに示すことができ、ユーザは的確なアイコンを選択することができる。
【0040】
選択アイコン表示部150は、選択された二以上のアイコンを同一の画面に表示する。本実施形態の選択アイコン表示部150は、画面20において、選択を受け付ける候補となるアイコンを表示する領域とは別の領域に、選択されたアイコンを移動し、選択済みアイコンとして表示する。選択アイコン表示部150は、選択されたアイコンが1つの場合にも、その選択されたアイコンを選択済みアイコンとして表示する。これにより、ユーザは、自ら選択したアイコンを確認することができる。
【0041】
候補アイコン制限部160は、候補アイコン表示部110により同一の画面に表示された複数のアイコンのうちから、アイコンが選択された場合に、関連性格納部120を参照し、選択されたアイコンに対応付けられた見出し語に対応付けられた他のアイコンを抽出し、抽出した他のアイコンの選択を受け付ける。本実施形態の候補アイコン制限部160は、関連性格納部120に格納された複数のアイコンのうち、抽出した他のアイコン以外のアイコンを除いて、画面20に表示することにより、抽出した他のアイコンの選択を受け入れる。すなわち、候補アイコン制限部160は、選択されたアイコンが関連性格納部120において対応付けて格納する見出し語と同じ見出し語に対応付けられる他のアイコンを、関連性が高いアイコンとして抽出する。さらに、候補アイコン制御部160は、抽出したアイコンのみを画面20の候補アイコンを表示する領域に表示する。また、候補アイコン制限部160は、関連性格納部120に格納された複数のアイコンのうち、抽出した他のアイコンと、他のアイコン以外のアイコンとを区別して、例えば他のアイコン以外のアイコンを、選択不可の状態を示すグレー表示にして画面20に表示してもよい。
【0042】
実行プログラム群格納ファイル170は、問題解決のために携帯電話10が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、問題解決のための機能を実行する実行プログラムを格納する。実行プログラム群格納ファイル170は、携帯電話10の使用にあたってユーザに生じた問題を解決するために携帯電話10が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、その機能を実行する実行プログラムを格納する。
【0043】
実行処理部180は、表示された見出し語について実行の指示が入力された場合に、実行プログラム群格納ファイルを参照し、指示された見出し語に対応付けられた実行プログラムを実行する。ユーザは、画面20に表示された見出し語から、携帯電話10に実行させたい機能を特定する見出し語を選び出す。さらに、ユーザは、選び出した見出し語を画面20において例えば反転表示させてから、入力部30の選択キーを押すことにより、実行の指示を入力する。実行処理部180は、実行の指示が入力された場合に、指示が入力された見出し語に対応付けて実行プログラム群格納ファイル170に格納される実行プログラムを読み出して、実行する。
【0044】
以上の構成により、問題解決支援装置100は、ユーザが携帯電話10を使用する際の問題を解決する機能を、ユーザによるアイコンの選択に基づいて効率よく抽出し、抽出した機能のプログラムを即座に実行することができる。
【0045】
図3は、対応要素語格納部124のデータフォーマットの一例を示す。対応要素語格納部124は、複数の要素語のそれぞれに対応付けて、要素語に概念的に関連付けられた外観を有するアイコンを格納する。例えば、対応要素語格納部124は、アイコン「電話」に対応付けて、要素語として「発着信」、「話す」、「録音」、「履歴」、および「料金」を格納する。なお、図3に示す例では、対応要素語格納部124は、アイコンの画像を格納している。これに代えて、問題解決支援装置100は、アイコンの画像とアイコンを識別するアイコン識別情報を対応付けたアイコン格納部を更に備え、対応要素語格納部124は、アイコンを識別するアイコン識別情報を格納してもよい。
【0046】
図4は、見出し語格納部122のデータフォーマットの一例を示す。見出し語格納部122は、見出し語に対応付けて、見出し語が示す機能が属する概念を表す複数の要素語を格納する。例えば、見出し語格納部122は、見出し語「メール受信」に対応付けて、要素語として「送受信」、「読む」、および「履歴」を格納する。
【0047】
以上により、見出し語格納部122および対応要素語格納部124は、携帯電話10の機能を特定する見出し語と、見出し語に概念的に関連付けられたアイコンとを、要素語を介して結び付ける。文字列の入力を受け付けて、文字列に含まれる要素語を抽出し、抽出した見出し語を、見出し語格納部122を参照して、見出し語抽出部130により特定する問題解決支援装置がある。本実施形態において、見出し語とアイコンとを要素語を介して結び付けることにより、その種の問題解決支援システムにおける見出し語格納部122および見出し語抽出部130を共用することができる。また、アイコンの外観と要素語とが概念的に関連付けられているので、アイコンと見出し語とを識別コード等を割り当てて関連付ける場合に比べ、データベース構築者にとって、データベースの構築を分かりやすくすることができる。
【0048】
図5は、問題解決支援装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図6は、最終通話でかかった通話料金を表示する機能を実行させるためにアイコンを選択していく場合の遷移画面を示す。以下、図6に示す、最終通話でかかった通話料金を表示する機能を実行させるためにアイコンを選択していく場合の遷移画面を例に、図5のフローチャートを説明する。
【0049】
ユーザが、例えば機能名一覧の表示モード、履歴一覧の表示モード、およびアイコン機能選択モードの3つのモードから1つのモードを選ぶことができる初期画面において、アイコン機能選択のモードを選ぶ場合、候補アイコン表示部110は、対応要素語格納部124が格納するアイコンを、ユーザの使用頻度が高い順に第1画面210の上列から表示する(S102)。第1画面210は、カーソル72を、画面の左上に位置するアイコン上に表示する。図7に示す第1画面210から第7画面270の各画面は、画面の例えば下部に、選択済みアイコンを表示するための領域として選択済みアイコン表示枠70を表示し、さらに画面の例えば右下に、遷移した画面において前画面に戻るための「戻る」ボタン74を表示する。
【0050】
要素語表示部140は、選択を受け付ける候補となるアイコンが画面に表示された場合に、移動したカーソル72によりアイコンが囲まれた状態が継続したか否か、すなわちアイコンが仮選択されたか否かを判断する(S104)。アイコンが仮選択されない場合(S104:NO)、問題解決支援装置100の動作はステップ104に戻る。一方、アイコン、例えば通話料金表示の機能を連想させる電話アイコン80、が仮選択された場合(S104:YES)、要素語表示部140は、図6に示す第2画面220のように、仮選択された電話アイコン80に対して吹出し領域78を表示し、表示された吹出し領域78内に、仮選択された電話アイコン80に対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語「発着信」、「話す」、「録音」、「履歴」、および「料金」を表示する(S106)。
【0051】
電話アイコン80が仮選択された後に、選択アイコン表示部150は、例えば入力部30の選択キーが押されたかどうかにより、電話アイコン80が選択された否かを判断する(S108)。電話アイコン80が選択された場合(S108:YES)、第3画面230に示すように、選択アイコン表示部150は、電話アイコン80を選択済みアイコン表示枠70内へ移動し、選択済み電話アイコン81として表示する(S110)。電話アイコン80が選択されない場合(S108:NO)、問題解決支援装置100の動作は、ステップ104に戻る。候補アイコン制限部160は、選択された電話アイコン80と関連性が高いアイコンを次候補のアイコンとして抽出し(S112)、第3画面230に表示する。なおステップ112の動作は後述する。電話アイコン80が選択された場合、見出し語抽出部130は、検索決定の選択の要求として「検索」ボタン76を、第3画面230内の例えば左下に表示する(S114)。
【0052】
見出し語抽出部130は、第3画面230に表示した「検索」ボタン76が反転表示された状態で、入力部30の選択キーが押されたか否か、すなわち検索決定が入力されたか否かを判断する(S116)。検索決定が入力されない場合(S116:NO)、問題解決支援装置100の動作はステップ104に戻る。検索決定が入力された場合(S116:YES)、見出し語抽出部130は、選択された電話アイコン80に対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語を、例えばすべて抽出する(S118)。見出し語抽出部130は、対応要素語格納部124から抽出した要素語に対応付けられる見出し語を見出し語格納部122から抽出する(S120)。見出し語抽出部130は、抽出した見出し語を画面に表示する(S124)。また、第3画面230において「戻り」ボタン74が反転表示された状態で、入力部30の選択キーが押された場合、問題解決支援装置100は、候補となるアイコンすべてを表示した第1画面210を再度表示する。
【0053】
以下、電話アイコン80が選択された後に、お金アイコン82および発着信履歴アイコン84が選択される場合の遷移画面である、図6に示す第4画面240から第7画面270を説明する。第4画面240は、通話料金表示の機能を連想させるアイコンとして、次に仮選択されたお金アイコン82を示す。お金アイコン82が仮選択された場合であって、さらにお金アイコン82が選択された場合に、第5画面250に示すように、選択アイコン表示部150は、お金アイコン82を選択済みアイコン表示枠70内へ移動し、選択済みお金アイコン83として表示する。候補アイコン制限部160は、選択された電話アイコン80およびお金アイコン82と関連性が高いアイコンを次候補のアイコンとして抽出し、第5画面250に表示する。
【0054】
続いて、第6画面260は、次候補のアイコンのうちから、通話料金表示の機能を連想させるアイコンとして次に仮選択された発着信履歴アイコン84を示す。発着信履歴アイコン84が仮選択された場合であって、さらに発着信履歴アイコン84が選択された場合に、選択アイコン表示部150は、発着信履歴アイコン84を選択済みアイコン表示枠70内へ移動し、選択済み発着信履歴アイコン85として第7画面270で表示する。候補アイコン制限部160は、選択された電話アイコン80、お金アイコン82、および発着信履歴アイコン84と関連性が高いアイコンを次候補のアイコンとして抽出し、第7画面270に表示する。
【0055】
ステップ116において、検索決定が入力された場合(S116:YES)、見出し語抽出部130は、選択された複数のアイコンに基づいて、見出し語を抽出する(S118、S120)。本実施形態において、複数のアイコンが選択された場合、見出し語抽出部130は、選択された複数のアイコンのそれぞれに対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語を、例えばすべて抽出する。さらに、見出し語抽出部130は、抽出したそれぞれの要素語のうちの少なくとも二つに対応付けられた見出し語を抽出する。
【0056】
電話アイコン80、お金アイコン82および発着信履歴アイコン84が選択された場合に、見出し語抽出部130は、これらのアイコンに対応付けられた要素語を抽出する。図3に示す例において、見出し語抽出部130は、電話アイコン80に対応付けて「発着信」、「話す」、「録音」、「履歴」、「料金」を要素語として抽出する。他のアイコンについても同様である。次に、見出し語抽出部130は、抽出したこれらの要素語に関連付けられた見出し語のうち、電話アイコン80の要素語に対応付けて抽出した見出し語と、お金アイコン82の要素語に対応付けて抽出した見出し語と、発着信履歴アイコン84の要素語に対応付けて抽出した見出し語とを比較して、少なくとも二以上のアイコンの要素語に対応付けられた見出し語を抽出する。図4に示す例において、電話アイコン80の要素語「話す、履歴、料金」、お金アイコンの要素語「料金」および発着信履歴アイコンの要素語「履歴、料金」のすべてに対応付けられた「最終通話料金表示」を見出し語として抽出する。見出し語抽出部130は、抽出した見出し語を画面に表示する(S124)。
【0057】
以下、図7に示す、最終通話でかかった通話料金を表示する機能を実行させるまでの遷移画面を例に、図5のフローチャートを説明する。見出し語抽出部130は、検索決定が入力された場合に、抽出した見出し語として例えば「料金単位表示」、「最終通話料金表示」、「全通話料金表示」、および「通話料金設定」を第8画面280の見出し語表示枠90内に表示する(S124)。また、第8画面280は、画面例えば左下に、ユーザによる見出し語の選択を受け付けるための「選択」ボタン92を表示する。第8画面280において「最終通話料金表示」および「選択」ボタン92が反転表示された状態で、入力部30の選択キーが押された場合に、見出し語抽出部130は、選択された機能「最終通話料金表示」について、さらに詳細な機能として例えば「この機能を利用」、「利用方法表示」、および「詳細説明表示」を、第9画面290に表示する。
【0058】
続いて、第9画面290において「この機能を利用」および「選択」ボタン92が反転表示された状態で、入力部30の選択キーが押された場合、すなわち選択された見出し語が特定する機能の実行の指示が入力された場合、実行処理部180は、実行の指示が入力された見出し語「最終通話料金表示」に対応付けて実行プログラム群格納ファイル170に格納される実行プログラムを読み出す。実行処理部180は、読み出した実行プログラムを実行して(S126)、「通話料金:1150円、通話先電話番号:xx−xxxx−xxxx、通話時間:60分」を、第10画面300に表示する。一方、第9画面290において「詳細説明表示」および「選択」ボタン92が反転表示された状態で、入力部30の選択キーが押された場合、実行処理部180は、見出し語「最終通話料金表示」に関する詳細説明である「最終通話の料金が表示されます」を、第11画面310に表示する。また、第11画面310は、詳細説明の続きを表示するための「次へ」ボタン94を、画面の例えば左下に表示する。以上で本フローチャートは終了する。
【0059】
図8は、図5のステップ112の動作を示すフローチャートである。候補アイコン制限部160は、選択されたアイコンに対応付けて対応要素語格納部124に格納される要素語を、例えばすべて抽出する。候補アイコン制限部160は、対応要素語格納部124から抽出した要素語に対応付けられる見出し語を見出し語格納部122から読み出す(S300)。候補アイコン制限部160は、読み出した見出し語に対応付けて見出し語格納部122に格納される要素語を抽出する。候補アイコン制御部150は、さらに、抽出した要素語に対応付けて対応要素語格納部124に格納されるアイコンを、選択されたアイコンに対応付けられた他のアイコンとして抽出する(S302)。候補アイコン制限部160は、抽出した他のアイコンを、次の選択を受け付ける候補となるアイコンとして画面に表示する(S306)。以上で本フローチャートは終了する。
【0060】
候補アイコン制御部160は、先に選択されたアイコンと次に選択されるアイコンとに基づいて見出し語が抽出されないアイコンを次に選択される候補としては画面に表示しない。よって、候補アイコン制御部160が次の候補となるアイコンを画面に表示することにより、ユーザが選択した複数のアイコンに対応付けられた見出し語が存在しないという不具合を防止することができる。
【0061】
以上により、問題解決支援装置100は、ユーザに対して、携帯電話10の機能に関連付けられたアイコンの選択という単純な動作を要求するだけで、ユーザに所望の機能を即座に検索させることができる。
【0062】
図9は、問題解決支援装置100の動作における他の例を示すフローチャートである。図5および図9の同じステップ番号が付されたステップにおいては、問題解決支援装置100は同じく動作する。したがって、同じステップ番号のステップについては、説明を省略する。アイコンが選択された場合に、見出し語抽出部130は、抽出した見出し語の個数が、図7に示した第8画面280の見出し語表示枠90に表示することができる見出し語の個数以下であるか否かを判断する(S216)。抽出した見出し語の個数が見出し語表示枠90に表示することができる見出し語の個数以下である場合(S216:YES)、見出し語抽出部130は、抽出した見出し語を画面に表示する(S124)。抽出した見出し語の個数が見出し語表示枠90に表示することができる見出し語の個数より大きい場合(S216:NO)、問題解決支援装置100の動作はステップ104に戻る。例えば、図7に示す例では、第8画面280は見出し語表示枠90に4つの見出し語を表示できるので、見出し語抽出部130は、選択されたアイコンに対応付けて抽出した見出し語の個数が4つ以下となった場合に、抽出した見出し語を画面に表示する。以上により、問題解決支援装置100は、画面に表示されるアイコンの個数が少なくなった場合に、抽出した見出し語を自動的に表示できる。
【0063】
以上、本実施形態によれば、問題解決支援装置100は、ユーザが携帯電話10を使用する際の問題を解決する機能を、ユーザによるアイコンの選択に基づいて効率よく抽出し、抽出した機能のプログラムを即座に実行することができる。また、問題解決支援装置100は、ユーザにより選択された1つまたは複数のアイコンに基づいて見出し語を抽出するので、ユーザによるアイコンの選択の順序は問わない。したがって、問題解決支援装置100は、従来の階層状に構成された機能検索とは異なり、ユーザの所望する機能に容易に辿り着かせることができる。
【0064】
なお、図1から図9に示す実施形態において、問題解決支援装置100は、見出し語格納部122および対応要素語格納部124を有し、携帯電話10の機能を特定する見出し語と、見出し語に概念的に関連付けられたアイコンとを、要素語を介して結び付ける。しかしながら、見出し語とアイコンとの結び付けは、この形態に限られない。他の形態として、見出し語格納部122が、見出し語と、その見出し語に概念的に関連付けられたアイコンとを対応付けて格納してもよい。この場合に、問題解決支援装置100の見出し語抽出部130は、ユーザから選択されたアイコンに基づき、見出し語格納部122を参照することにより、要素語を介さず、直接、見出し語を抽出して表示する。これにより、対応要素語格納部124が不要となるので、問題解決支援装置100が使用するデータベースの容量が小さくなる。
【0065】
また、図1から図9に示す実施形態において、電子機器の一例としての携帯電話10に問題解決支援装置100が格納され、その携帯電話10が画面20および入力部30を備える。しかしながら、入力部30が配されるのは電子機器に限られない。他の例として、問題解決支援装置100の候補アイコン表示部110、関連性格納部120、見出し語抽出部130、要素語表示部140、選択アイコン表示部150、候補アイコン制限部160、実行プログラム群格納ファイル170および実行処理部180の各機能が電子機器に格納されるとともに、候補アイコン表示部150に表示された複数のアイコンのうちからユーザがいずれのアイコンを選択すべくユーザの入力を受け付け、見出し語抽出部130に出力する入力部30の機能が、電子機器と別体のユーザ入力装置に格納されてもよい。例えば、電子機器はテレビなどの情報家電製品であり、ユーザ入力装置はその情報家電製品を操作するリモートコントロール装置であってもよい。この場合、入力部30は、ユーザが入力のために操作する操作キーとして、例えば選択キーを有すればよい。入力部30は、さらにアイコン表示部150に表示されるカーソルの位置を指示するカーソル指示キーを有してもよい。この実施形態によれば、簡単な構成のリモートコントロール装置を電子機器の問題解決支援装置100への入力部30として用いることができる。
【0066】
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る携帯電話10の構成を示す概略図である。
【図2】問題解決支援装置100の機能構成を示すブロック図である。
【図3】対応要素語格納部124のデータフォーマットの一例を示す。
【図4】見出し語格納部122のデータフォーマットの一例を示す。
【図5】問題解決支援装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】画面20のアイコン表示の一例である。
【図7】画面20の見出し語表示の一例である。
【図8】図5のステップ112の動作を示すフローチャートである。
【図9】携帯電話10の動作における他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯電話、20 画面、30 入力部、70 選択済みアイコン表示枠、72 カーソル、74 「戻り」ボタン、76 「検索」ボタン、78 吹出し領域、80 電話アイコン、81 選択済み電話アイコン、82 お金アイコン、83 選択済みお金アイコン、84 発着信履歴アイコン、85 選択済み発着信履歴アイコン、90 見出し語表示枠、92 「選択」ボタン、94 「次へ」ボタン、100 問題解決支援装置、110 候補アイコン表示部、120関連性格納部、122 見出し語格納部、124 対応要素語格納部、130見出し語抽出部、140 要素語表示部、150 選択アイコン表示部、160 候補アイコン制限部、170 実行プログラム群格納ファイル、180 実行処理部、210 第1画面、220 第2画面、230 第3画面、240 第4画面、250 第5画面、260 第6画面、270 第7画面、280 第8画面、290 第9画面、300 第10画面、310 第11画面
Claims (16)
- ユーザが電子機器を使用する際の問題解決を前記ユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援装置であって、
前記問題解決のために前記電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、前記見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する関連性格納部と、
外部からの選択を受け付ける候補となる前記複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示する候補アイコン表示部と、
前記候補アイコン表示部により前記同一の画面に表示された前記複数のアイコンのうちから、二以上の前記アイコンが選択された場合に、前記二以上のアイコンの組み合わせに基づき、前記関連性格納部を参照して前記見出し語を抽出し、抽出された前記見出し語を表示する見出し語抽出部と
を備える問題解決支援装置。 - 前記関連性格納部は、
前記見出し語に対応付けて、前記見出し語が示す前記機能が属する概念を表す複数の要素語を格納する見出し語格納部と、
前記複数の要素語のそれぞれに対応付けて、前記要素語に概念的に関連付けられた外観を有する前記アイコンを格納する対応要素語格納部とを有し、
前記見出し語抽出部は、前記二以上のアイコンが選択された場合に、前記対応要素語格納部を参照することにより、前記二以上のアイコンのそれぞれに対応付けられた前記要素語を抽出し、前記見出し語格納部を参照することにより、それぞれの前記要素語のうちの少なくとも二つに対応付けられた前記見出し語を前記見出し語格納部から抽出し、抽出された前記見出し語を表示する請求項1に記載の問題解決支援装置。 - 前記対応要素語格納部は、少なくとも一つの前記要素語に、複数の前記アイコンを対応付けて格納する請求項2に記載の問題解決支援装置。
- 前記対応要素語格納部は、少なくとも一つの前記アイコンに、複数の前記要素語を対応付けて格納する請求項3に記載の問題解決支援装置。
- 前記アイコンが仮選択された場合に、仮選択された前記アイコンに対応付けられた前記要素語を前記画面に表示する要素語表示部をさらに備える請求項2に記載の問題解決支援装置。
- 前記見出し語抽出部は、前記候補アイコン表示部により前記同一の画面に表示された前記複数のアイコンのうちから二以上の前記アイコンが選択された後に検索決定の入力を要求し、前記検索決定の入力に基づいて、前記見出し語を表示する請求項1に記載の問題解決支援装置。
- 選択された前記二以上のアイコンを同一の画面に表示する選択アイコン表示部をさらに備える請求項6に記載の問題解決支援装置。
- 前記候補アイコン表示部により前記同一の画面に表示された前記複数のアイコンのうちから、前記アイコンが選択された場合に、前記関連性格納部を参照し、選択された前記アイコンに対応付けられた前記見出し語に対応付けられた他の前記アイコンを抽出し、抽出した前記他のアイコンの選択を受け付ける候補アイコン制限部をさらに備える請求項1に記載の問題解決支援装置。
- 前記候補アイコン制限部は、前記関連性格納部に格納された前記複数のアイコンのうち、抽出した前記他のアイコン以外の前記アイコンを除いて、前記画面に表示する請求項8に記載の問題解決支援装置。
- 前記候補アイコン制限部は、前記関連性格納部に格納された前記複数のアイコンのうち、抽出した前記他のアイコンと、前記他のアイコン以外の前記アイコンとを区別して、前記画面に表示する請求項8に記載の問題解決支援装置。
- 前記見出し語抽出部は、抽出された見出し語が所定個数以下となった場合に、前記見出し語を前記画面に表示する請求項1に記載の問題解決支援装置。
- 前記見出し語抽出部は、前記所定個数として前記画面の表示枠に表示することができる見出し語の個数以下となった場合に、前記見出し語を前記同一画面に表示する請求項11に記載の問題解決支援装置。
- 前記問題解決のために前記電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、前記問題解決のための前記機能を実行する実行プログラムを格納する実行プログラム群格納ファイルと、
表示された前記見出し語について実行の指示が入力された場合に、前記実行プログラム群格納ファイルを参照し、指示された前記見出し語に対応付けられた前記実行プログラムを実行する実行処理部と
をさらに備える請求項1に記載の問題解決支援装置。 - ユーザが電子機器を使用する際の問題解決を前記ユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援方法であって、
前記問題解決のために前記電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、前記見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを関連性格納部に格納し、
外部からの選択を受け付ける候補となる前記複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示し、
前記同一の画面に表示された前記複数のアイコンのうちから、二以上の前記アイコンが選択された場合に、前記二以上のアイコンの組み合わせに基づき、前記関連性格納部を参照して前記見出し語を抽出し、
抽出された前記見出し語を表示する
問題解決支援方法。 - ユーザが電子機器を使用する際の問題解決を前記ユーザからの入力に基づいて支援するためのプログラムであって、コンピュータを、
前記問題解決のために前記電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、前記見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する関連性格納手段、
外部からの選択を受け付ける候補となる前記複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示する候補アイコン表示手段、
前記候補アイコン表示手段により前記同一の画面に表示された前記複数のアイコンのうちから、二以上の前記アイコンが選択された場合に、前記二以上のアイコンの組み合わせに基づき、前記関連性格納部を参照して前記見出し語を抽出し、抽出された前記見出し語を表示する見出し語抽出手段
として機能させるプログラム。 - ユーザが電子機器を使用する際の問題解決を前記ユーザからの入力に基づいて支援する問題解決支援システムであって、
前記電子機器に格納される問題解決支援装置と、前記問題解決支援装置とは別体のユーザ入力装置とを備え、
前記問題解決支援装置は、
前記問題解決のために前記電子機器が有する機能を特定する見出し語に対応付けて、前記見出し語の少なくとも一部に概念的に関連付けられた外観を有する画像である複数のアイコンを格納する関連性格納部と、
外部からの選択を受け付ける候補となる前記複数のアイコンの少なくとも一部を同一の画面に表示する候補アイコン表示部と、
前記候補アイコン表示部により前記同一の画面に表示された前記複数のアイコンのうちから、二以上の前記アイコンが選択された場合に、前記二以上のアイコンの組み合わせに基づき、前記関連性格納部を参照して前記見出し語を抽出し、抽出された前記見出し語を表示する見出し語抽出部と
を有し、
前記ユーザ入力装置は、前記候補アイコン表示部に表示された前記複数のアイコンのうちから前記ユーザがいずれのアイコンを選択すべく前記ユーザの入力を受け付け、前記見出し語抽出部に出力する
問題解決支援システム。
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