JP5471836B2 - 情報提供装置、情報提供方法 - Google Patents
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Description
本発明は、情報提供装置、及び情報提供方法に関するものである。
近年、VICS(登録商標)の光学式車両感知器(通称「光ビーコン」)から車両に送信される周辺車両の状況や交通環境に関する道路交通情報を利用し、注意ガイドを行う安全運転支援システム(DSSS:Driving Safety Support Systems)の開発が進められている。こうした安全運転支援の機能は、道路交通情報を受信可能なカーナビゲーションに搭載される予定である。すなわち、カーナビゲーションで、道路交通情報のみならず、CAN通信を介して、車速やブレーキ操作などの自車情報も入力し、適宜、注意喚起を行うことになる。
ところで、メーカオプションのカーナビゲーションであれば、CAN通信によって自車情報を取得できるが、例えばディーラオプションのように、後付けのカーナビゲーションの場合には、CANとの接続がなされず、一般に車速信号線のみが接続される。したがって、後付けのカーナビゲーションでは、車速情報だけは取得できても、ブレーキ操作情報は取得することができない。そこで、取得可能な車速情報に基づいて、運転者によるブレーキ操作状態を推定することが考えられる。
例えば、車速が予め定められた閾値よりも高く、且つ加速度が予め定められた閾値よりも低いときに、運転者には停車する意志がある、つまり運転者はブレーキ操作を行っていると判定することが考えられる(特許文献1参照)。
しかしながら、車速信号線から取得できる車速パルスが高精度であるとは限らず、また運転者によるブレーキ操作のON/OFFは、道路勾配や道路曲率、また路面摩擦係数などの様々な要素によっても絶えず左右されるものである。したがって、単に車速や加速度を、固定された一律の閾値と比較するだけでは、ブレーキ操作状態を誤って判定してしまう可能性がある。
本発明の課題は、ブレーキ操作状態の判定精度を向上させることである。
本発明に係る情報提供装置は、自車両から車速信号を取得し、取得した車速信号に応じて自車両の減速度を算出し、路車間通信によって道路交通情報を取得し、取得した道路交通情報に基づいて第一の減速度閾値を設定し、前記減速度が前記第一の減速度閾値よりも大きいときに、運転者によるブレーキ操作があると判定する。
本発明に係る情報提供装置によれば、道路交通情報に基づいて第一の減速度閾値を設定し、自車両の減速度が第一の減速度閾値よりも大きいときに、運転者によるブレーキ操作があると判定することで、ブレーキ操作状態の判定精度を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《構成》
図1は、ナビゲーション装置の概略構成図である。
ナビゲーション装置11は、例えばマイクロコンピュータで構成されたコントローラ12と、VICS(登録商標)の路車間通信により道路交通情報を受信する受信機13と、ナビゲーション情報を表示するモニタ14と、音声案内を出力するスピーカ15と、を備える。
《構成》
図1は、ナビゲーション装置の概略構成図である。
ナビゲーション装置11は、例えばマイクロコンピュータで構成されたコントローラ12と、VICS(登録商標)の路車間通信により道路交通情報を受信する受信機13と、ナビゲーション情報を表示するモニタ14と、音声案内を出力するスピーカ15と、を備える。
ナビゲーション装置11は、例えばディーラオプションのように、後付けのカーナビゲーションであり、コントローラ12は、例えばエンジンECU本体の車速信号取出しコネクタに、接続ケーブル16を接続して車速信号を取得する。車速信号は例えば2パルスとする。このように、後付けのカーナビゲーションの場合、CANとの接続がされず、一般に車速信号線のみが接続されるので、車両から取得可能な信号は、車速信号のみであり、ブレーキ操作信号は得られない。
受信機13は、光学式車両感知器(以下、光ビーコンと称す)17から道路交通情報を受信する。なお、VICSに限らず、双方向無線通信技術の一つである専用狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communication)等でもよい。
図2は、光ビーコンの設置例を示す図である。
光ビーコン17は、例えば、一時停止の標識21よりも手前の位置や、信号機22よりも手前の位置で、道路の真上約5.5m程度の高さに設置される。
図2は、光ビーコンの設置例を示す図である。
光ビーコン17は、例えば、一時停止の標識21よりも手前の位置や、信号機22よりも手前の位置で、道路の真上約5.5m程度の高さに設置される。
提供される道路交通情報には、運転支援情報・安全運転支援情報などの交通事故対策や安全運転支援などに使われる情報が入っており、基本的な道路交通情報として、道路勾配、道路曲率、路面状態(乾燥、積雪、湿潤、水膜、凍結)などが含まれる。また、設置場所によって異なる道路交通情報としては、一時停止の標識21や信号機22の有無、光ビーコン17から一時停止の標識21や信号機22の信号に従った停止線までの距離、信号機22の信号状態、現在の信号の残り時間、信号待ち車列の長さなどが含まれる。
次に、コントローラ12で所定時間(例えば100msec)毎に実行される運転支援制御処理について説明する。
図3は、運転支援制御処理を示すフローチャートである。
先ずステップS101では、光ビーコン17からの道路交通情報を受信する。
続くステップS102では、受信した道路交通情報の解析を行う。
図3は、運転支援制御処理を示すフローチャートである。
先ずステップS101では、光ビーコン17からの道路交通情報を受信する。
続くステップS102では、受信した道路交通情報の解析を行う。
続くステップS103では、運転支援の内容によってブレーキ有無判定処理が必要となるかを判断するために、道路交通情報に基づいて現在のサービス対象となる運転支援の内容を識別する。ここでは、四つの運転支援の内容を想定しており、出会い頭の接触を抑制する運転支援、一時停止標識の見落としを抑制する運転支援、信号機の見落としを抑制する運転支援、信号待ち車両への接触を抑制する運転支援である。
続くステップS104では、出会い頭の接触を抑制する運転支援であるか否かを判定する。ここで、出会い頭の接触を抑制する運転支援であれば、ブレーキ操作判定処理は不要であると判断してそのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、一時停止標識の見落としを抑制する運転支援、信号機の見落としを抑制する運転支援、信号待ち車両への接触を抑制する運転支援の何れかであれば、ブレーキ有無判定処理が必要であると判断してステップS5に移行する。
続くステップS105では、車速信号Vmに基づいて自車両の減速度Dを算出する。
具体的には、先ず下記(1)式に示すように、最新の車速信号Vm(n)を含む所定時間(ここでは1sec)内の最新の平均車速Va(n)を算出する。
Va(n)=(Vm(n)+Vm(n-1)+Vm(n-2)
+Vm(n-3)+Vm(n-4)+Vm(n-5)+Vm(n-6)
+Vm(n-7)+Vm(n-8)+Vm(n-9))/10
…………(1)
Vm(n) :最新の車速信号
Vm(n-1) :Vm(n)よりも100msec過去の車速信号
Vm(n-2) :Vm(n)よりも200msec過去の車速信号
Vm(n-3) :Vm(n)よりも300msec過去の車速信号
Vm(n-4) :Vm(n)よりも400msec過去の車速信号
Vm(n-5) :Vm(n)よりも500msec過去の車速信号
Vm(n-6) :Vm(n)よりも600msec過去の車速信号
Vm(n-7) :Vm(n)よりも700msec過去の車速信号
Vm(n-8) :Vm(n)よりも800msec過去の車速信号
Vm(n-9) :Vm(n)よりも900msec過去の車速信号
具体的には、先ず下記(1)式に示すように、最新の車速信号Vm(n)を含む所定時間(ここでは1sec)内の最新の平均車速Va(n)を算出する。
Va(n)=(Vm(n)+Vm(n-1)+Vm(n-2)
+Vm(n-3)+Vm(n-4)+Vm(n-5)+Vm(n-6)
+Vm(n-7)+Vm(n-8)+Vm(n-9))/10
…………(1)
Vm(n) :最新の車速信号
Vm(n-1) :Vm(n)よりも100msec過去の車速信号
Vm(n-2) :Vm(n)よりも200msec過去の車速信号
Vm(n-3) :Vm(n)よりも300msec過去の車速信号
Vm(n-4) :Vm(n)よりも400msec過去の車速信号
Vm(n-5) :Vm(n)よりも500msec過去の車速信号
Vm(n-6) :Vm(n)よりも600msec過去の車速信号
Vm(n-7) :Vm(n)よりも700msec過去の車速信号
Vm(n-8) :Vm(n)よりも800msec過去の車速信号
Vm(n-9) :Vm(n)よりも900msec過去の車速信号
次に、下記(2)式に示すように、最新の平均車速Va(n)と前回の平均車速Va(n-1)との差分を演算周期(ここでは100msec)で除算することにより、減速度Dを算出する。
D=(Va(n)−Va(n-1))/演算周期 …………(2)
続くステップS106では、図4〜図6の何れかのブレーキ要否判定処理を実行し、運転者によるブレーキ操作が必要であるか否かを判定する。
D=(Va(n)−Va(n-1))/演算周期 …………(2)
続くステップS106では、図4〜図6の何れかのブレーキ要否判定処理を実行し、運転者によるブレーキ操作が必要であるか否かを判定する。
続くステップS107では、図7のブレーキ有無判定処理を実行し、運転者によるブレーキ操作があるか否かを判定する。
続くステップS108では、ブレーキ要否判定処理の判定結果を参照し、運転者によるブレーキ操作が必要であるかを判定する。具体的には、後述する要否フラグの設定状態を参照する。ここで、要否フラグが『fn=0』にリセットされている、つまり運転者によるブレーキ操作が不要であるという判定結果であれば、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、要否フラグが『fn=1』にセットされている、つまり運転者によるブレーキ操作が必要であるという判定結果であればステップS8に移行する。
続くステップS108では、ブレーキ要否判定処理の判定結果を参照し、運転者によるブレーキ操作が必要であるかを判定する。具体的には、後述する要否フラグの設定状態を参照する。ここで、要否フラグが『fn=0』にリセットされている、つまり運転者によるブレーキ操作が不要であるという判定結果であれば、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、要否フラグが『fn=1』にセットされている、つまり運転者によるブレーキ操作が必要であるという判定結果であればステップS8に移行する。
ステップS109では、ブレーキ有無判定処理の判定結果を参照し、運転者によるブレーキ操作があるかを判定する。具体的には、後述する有無フラグの設定状態を参照する。ここで、有無フラグが『fh=1』にセットされている、つまり運転者によるブレーキ操作があるという判定結果であれば、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、有無フラグが『f=0』にリセットされている、つまり運転者によるブレーキ操作がないという判定結果、又は有無フラグが『fh=2』にセットされている、つまり運転者によるブレーキ操作の有無は不明であるという判定結果であればステップS110に移行する。
ステップS110では、モニタ14及びスピーカ15を介して、運転者にブレーキ操作を促す注意情報を報知してから所定のメインプログラムに復帰する。
次に、ブレーキ要否判定処理について説明する。
ブレーキ要否判定処理は、運転支援の内容によって異なる。
図4は、一時停止標識の見落としを抑制する運転支援の場合におけるブレーキ要否判定処理を示すフローチャートである。
ブレーキ要否判定処理は、運転支援の内容によって異なる。
図4は、一時停止標識の見落としを抑制する運転支援の場合におけるブレーキ要否判定処理を示すフローチャートである。
先ずステップS201では、下記(3)式に示すように、自車両が停止するまでの停止距離Lnを算出する。
Ln=Vm×(Tp+Td)+Vm2/2D …………(3)
Tp:演算周期
Td:運転者の反応時間
続くステップS202では、下記(4)式に示すように、停止線までの距離Lrを算出する。
Lr=L+1.3−Ld …………(4)
L :交差点までの距離
Ld:光ビーコン通過後の走行距離
Ln=Vm×(Tp+Td)+Vm2/2D …………(3)
Tp:演算周期
Td:運転者の反応時間
続くステップS202では、下記(4)式に示すように、停止線までの距離Lrを算出する。
Lr=L+1.3−Ld …………(4)
L :交差点までの距離
Ld:光ビーコン通過後の走行距離
続くステップS203では、停止距離Lnが停止線までの距離Lrよりも大きいか否かを判定する。ここで、『Ln≦Lr』であれば、ブレーキ操作は不要であると判断してステップS204に移行する。一方、『Ln>Lr』であれば、ブレーキ操作が必要であると判断してステップS205に移行する。
ステップS204では、要否フラグを『fn=0』にリセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS205では、要否フラグを『fn=1』にセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS205では、要否フラグを『fn=1』にセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
図5は、信号機の見落としを抑制する運転支援の場合におけるブレーキ要否判定処理を示すフローチャートである。
先ずステップS301では、信号機の信号が『黄色』又は『赤色』であるか否かを判定する。ここで、信号機の信号が『青色』であれば、ブレーキ操作は不要であると判断してステップS302に移行する。一方、信号機の信号が『黄色』又は『赤色』であれば、ブレーキ操作が必要になる可能性があると判断してステップS303に移行する。
先ずステップS301では、信号機の信号が『黄色』又は『赤色』であるか否かを判定する。ここで、信号機の信号が『青色』であれば、ブレーキ操作は不要であると判断してステップS302に移行する。一方、信号機の信号が『黄色』又は『赤色』であれば、ブレーキ操作が必要になる可能性があると判断してステップS303に移行する。
ステップS302では、要否フラグを『fn=0』にリセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS303では、前記(3)式に示すように、自車両が停止するまでの停止距離Lnを算出する。
続くステップS304では、前記(4)式に示すように、停止線までの距離Lrを算出する。
ステップS303では、前記(3)式に示すように、自車両が停止するまでの停止距離Lnを算出する。
続くステップS304では、前記(4)式に示すように、停止線までの距離Lrを算出する。
続くステップS305では、停止距離Lnが停止線までの距離Lrよりも大きいか否かを判定する。ここで、『Ln≦Lr』であれば、ブレーキ操作は不要であると判断して前記ステップS302に移行する。一方、『Ln>Lr』であれば、ブレーキ操作が必要であると判断してステップS306に移行する。
ステップS306では、要否フラグを『fn=1』にセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
図6は、信号待ち車両への接触を抑制する運転支援の場合におけるブレーキ要否判定処理を示すフローチャートである。
先ずステップS401では、信号機の信号が『黄色』又は『赤色』であるか否かを判定する。ここで、信号機の信号が『青色』であれば、ブレーキ操作は不要であると判断してステップS402に移行する。一方、信号機の信号が『黄色』又は『赤色』であれば、ブレーキ操作が必要になる可能性があると判断してステップS403に移行する。
先ずステップS401では、信号機の信号が『黄色』又は『赤色』であるか否かを判定する。ここで、信号機の信号が『青色』であれば、ブレーキ操作は不要であると判断してステップS402に移行する。一方、信号機の信号が『黄色』又は『赤色』であれば、ブレーキ操作が必要になる可能性があると判断してステップS403に移行する。
ステップS402では、要否フラグを『fn=0』にリセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS403では、前記(3)式に示すように、自車両が停止するまでの停止距離Lnを算出する。
ステップS403では、前記(3)式に示すように、自車両が停止するまでの停止距離Lnを算出する。
続くステップS404では、下記(5)式に示すように、信号待ち車列の末尾までの距離Leを算出する。
Le=L−Lw …………(5)
L :交差点までの距離
Lw:信号待ちの車列の長さ
Le=L−Lw …………(5)
L :交差点までの距離
Lw:信号待ちの車列の長さ
続くステップS405では、下記(6)式に示すように、停止位置までの距離Lrを算出する。
Lr=Le+1.3−Ld …………(6)
Le:信号待ち車列の末尾までの距離
Ld:光ビーコン通過後の走行距離
Lr=Le+1.3−Ld …………(6)
Le:信号待ち車列の末尾までの距離
Ld:光ビーコン通過後の走行距離
続くステップS406では、停止距離Lnが停止線までの距離Lrよりも大きいか否かを判定する。ここで、『Ln≦Lr』であれば、ブレーキ操作は不要であると判断して前記ステップS402に移行する。一方、『Ln>Lr』であれば、ブレーキ操作が必要であると判断してステップS407に移行する。
ステップS407では、要否フラグを『fn=1』にセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
次に、ブレーキ有無判定処理について説明する。
図7は、ブレーキ有無判定処理を示すフローチャートである。
コントローラ12は、前述したステップS106のサブルーチンとして、ブレーキ有無判定処理を実行する。
図7は、ブレーキ有無判定処理を示すフローチャートである。
コントローラ12は、前述したステップS106のサブルーチンとして、ブレーキ有無判定処理を実行する。
先ずステップS501では、図8の閾値設定処理を実行し、車速閾値Vs、並びに減速度閾値DH及びDLを設定する。減速度閾値はDH>DLの関係にある。
続くステップS502では、車速信号Vmが車速閾値Vs以下であるか否かを判定する。判定結果が『Vm>Vs』であれば、ブレーキ操作の有無は判定しないと判断し、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、判定結果が『Vm≦Vs』であれば、ブレーキ操作の有無を判定すると判断してステップS503に移行する。
続くステップS502では、車速信号Vmが車速閾値Vs以下であるか否かを判定する。判定結果が『Vm>Vs』であれば、ブレーキ操作の有無は判定しないと判断し、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、判定結果が『Vm≦Vs』であれば、ブレーキ操作の有無を判定すると判断してステップS503に移行する。
続くステップS503では、自車両の減速度Dが減速度閾値DH以上であるか否かを判定する。判定結果が『D>DH』であれば、運転者はブレーキ操作を行っていると判断してステップS504に移行する。一方、判定結果が『D≦DH』であれば、運転者がブレーキ操作を行っていない可能性があると判断してステップS506に移行する。
ステップS504では、有無フラグを『fh=1』にセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS504では、有無フラグを『fh=1』にセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS505では、自車両の減速度Dが減速度閾値DLより小さいか否かを判定する。判定結果が『D<DL』であれば、運転者はブレーキ操作を行っていないと判断してステップS506に移行する。一方、判定結果が『D≧DL』であれば、運転者がブレーキ操作を行っているか否かは不明であると判断してステップS507に移行する。
ステップS506では、有無フラグを『fh=0』にリセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS506では、有無フラグを『fh=0』にリセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS507では、有無フラグを『fh=2』にセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
次に、閾値設定処理について説明する。
図8は、閾値設定処理を示すフローチャートである。
コントローラ12は、前述したステップS501のサブルーチンとして、閾値設定処理を実行する。
図8は、閾値設定処理を示すフローチャートである。
コントローラ12は、前述したステップS501のサブルーチンとして、閾値設定処理を実行する。
先ずステップS601では、受信した道路交通情報の解析を行う。
続くステップS602では、受信データに欠損があるか否かを判定する。ここで、受信データに欠損があれば、閾値設定処理は行わないと判断して、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、受信データに欠損がなれば、閾値設定処理を行うと判断してステップS603に移行する。
ステップS603では、道路曲率α、道路勾配β、路面状態γのデータ確認を行う。
ここで、各要素α、β、γについて説明する。
続くステップS602では、受信データに欠損があるか否かを判定する。ここで、受信データに欠損があれば、閾値設定処理は行わないと判断して、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、受信データに欠損がなれば、閾値設定処理を行うと判断してステップS603に移行する。
ステップS603では、道路曲率α、道路勾配β、路面状態γのデータ確認を行う。
ここで、各要素α、β、γについて説明する。
図9は、道路曲率α、道路勾配β、路面状態γについて説明した図である。
道路曲率αは、地図座標上でノード点を結んだリンクの接続角度として入力される。道路勾配βは、上り勾配を正値(+)、下り勾配を負値(−)として入力される。路面状態γは、乾燥・積雪・湿潤・水膜・凍結の何れかとして入力されるが、路面摩擦係数μは、乾燥、積雪、湿潤、水膜、凍結の順に低下するので、夫々を路面摩擦係数μに換算して入力してもよい。
道路曲率αは、地図座標上でノード点を結んだリンクの接続角度として入力される。道路勾配βは、上り勾配を正値(+)、下り勾配を負値(−)として入力される。路面状態γは、乾燥・積雪・湿潤・水膜・凍結の何れかとして入力されるが、路面摩擦係数μは、乾燥、積雪、湿潤、水膜、凍結の順に低下するので、夫々を路面摩擦係数μに換算して入力してもよい。
こうして、リンク毎における、リンク長さ、リンク接続角度、リンク道路勾配、リンク路面状態が、各リンクの詳細情報として所定のテーブルに格納される。
続くステップS604では、各要素α、β、γを、二つの要素を一つのセットにした全ての組合せを作り(α及びβのセット、β及びγのセット、γ及びαのセット)、夫々の組合せに応じた格納値A、B、Cを抽出する。具体的には、格納値抽出テーブルを参照し、現在地のリンク情報に応じて格納値A、B、Cを抽出する。
続くステップS604では、各要素α、β、γを、二つの要素を一つのセットにした全ての組合せを作り(α及びβのセット、β及びγのセット、γ及びαのセット)、夫々の組合せに応じた格納値A、B、Cを抽出する。具体的には、格納値抽出テーブルを参照し、現在地のリンク情報に応じて格納値A、B、Cを抽出する。
図10は、格納値抽出テーブルである。
格納値Aを抽出するテーブルは、道路曲率α及び道路勾配βに応じて設定され、格納値Bを抽出するテーブルは、道路勾配β及び路面状態γに応じて設定され、格納値Cを抽出するテーブルは、路面状態γ及び道路曲率αに応じて設定される。
ここで、道路曲率αは、例えば3°未満の範囲と、3°以上、5°未満の範囲と、5°以上、9°未満の範囲と、9°以上、15°未満の範囲と、の四段階に分割される。また、道路勾配βは、+15°以上の範囲と、+5°以上、+15°未満の範囲と、+3°以上、+5°未満の範囲と、0°以上、+3°未満の範囲と、0°未満、−3°以上の範囲と、−5°以上、−3°未満の範囲と、−15°以上、−5°未満の範囲と、−15°未満の範囲と、の八段階に分割される。また、路面状態γは乾燥、積雪、湿潤、水膜、凍結の五段階に分類される。
格納値Aを抽出するテーブルは、道路曲率α及び道路勾配βに応じて設定され、格納値Bを抽出するテーブルは、道路勾配β及び路面状態γに応じて設定され、格納値Cを抽出するテーブルは、路面状態γ及び道路曲率αに応じて設定される。
ここで、道路曲率αは、例えば3°未満の範囲と、3°以上、5°未満の範囲と、5°以上、9°未満の範囲と、9°以上、15°未満の範囲と、の四段階に分割される。また、道路勾配βは、+15°以上の範囲と、+5°以上、+15°未満の範囲と、+3°以上、+5°未満の範囲と、0°以上、+3°未満の範囲と、0°未満、−3°以上の範囲と、−5°以上、−3°未満の範囲と、−15°以上、−5°未満の範囲と、−15°未満の範囲と、の八段階に分割される。また、路面状態γは乾燥、積雪、湿潤、水膜、凍結の五段階に分類される。
先ず、格納値Aを抽出するテーブルは、道路曲率αが大きいほど、格納値Aが大きくなり、且つ道路勾配βの絶対値が大きいほど、格納値Aが大きくなるように設定されている。格納値Aは、例えば1〜7の範囲で設定される。
また、格納値Bを抽出するテーブルは、道路勾配βの絶対値が大きいほど、格納値Bが大きくなり、且つ路面摩擦係数μが低くなる路面状態γであるほど、格納値Bが大きくなるように設定されている。格納値Bは、例えば1〜7の範囲で設定される。
また、格納値Cを抽出するテーブルは、路面摩擦係数μが低くなる路面状態γであるほど、格納値Bが大きくなり、且つ道路曲率αが大きいほど、格納値Aが大きくなるように設定されている。格納値Cは、例えば1〜5の範囲で設定される。
続くステップS605では、格納値A、B、Cの合計値を算出する。
続くステップS606では、閾値抽出テーブルを参照し、格納値合計に応じて車速閾値Vs、並びに減速度閾値DH及びDLを抽出してから所定のメインプログラムに復帰する。
続くステップS605では、格納値A、B、Cの合計値を算出する。
続くステップS606では、閾値抽出テーブルを参照し、格納値合計に応じて車速閾値Vs、並びに減速度閾値DH及びDLを抽出してから所定のメインプログラムに復帰する。
図11は、閾値抽出について説明した図である。
先ず、格納値合計が3〜4のときに管理テーブルを『a』とし、格納値合計が5〜6のときに管理テーブルを『b』とし、格納値合計が7〜8のときに管理テーブルを『c』とし、格納値合計が9〜11のときに管理テーブルを『d』とし、格納値合計が12〜14のときに管理テーブルを『e』とする。すなわち、格納合計値が大きくなるほど、管理テーブルがaからeへと変化する。
先ず、格納値合計が3〜4のときに管理テーブルを『a』とし、格納値合計が5〜6のときに管理テーブルを『b』とし、格納値合計が7〜8のときに管理テーブルを『c』とし、格納値合計が9〜11のときに管理テーブルを『d』とし、格納値合計が12〜14のときに管理テーブルを『e』とする。すなわち、格納合計値が大きくなるほど、管理テーブルがaからeへと変化する。
そして、閾値抽出テーブルを参照し、管理テーブルa〜eに応じて車速閾値Vs、並びに減速度閾値DH及びDLを抽出する。閾値抽出テーブルは、管理テーブルがaからeへと変化するほど、車速閾値Vs、並びに減速度閾値DH及びDLの全てが大きくなり、且つ減速度閾値DH及びDLの間隔が大きくなるように設定されている。
すなわち、道路曲率αが大きいほど、車速閾値Vs、並びに減速度閾値DH及びDLの全てが大きくなり、また道路曲率αが小さいほど減速度閾値DH及びDLの間隔が小さくなるように設定されている。また、道路勾配βが大きいほど、車速閾値Vs、並びに減速度閾値DH及びDLの全てが大きくなり、また道路勾配βが小さいほど減速度閾値DH及びDLの間隔が小さくなるように設定されている。また、路面摩擦係数μが低くなる路面状態γであるほど、車速閾値Vs、並びに減速度閾値DH及びDLの全てが大きくなり、また路面摩擦係数μが高くなるほど減速度閾値DH及びDLの間隔が小さくなるように設定されている。
《作用》
ナビゲーション装置11は、光ビーコン17から取得する道路交通情報に基づいて、ブレーキ操作の要否を判定する(S106)。
例えば、運転者が一時停止の標識21を見落とし、自車両の停止距離Lnが停止線までの残り距離Lrよりも大きいときに(S203の判定が“Yes”)、ブレーキ操作が必要であると判断する(S205)。また、信号機22の信号が『黄色』や『赤色』なのに(S301の判定が“Yes”)、運転者が信号を見落とし、自車両の停止距離Lnが停止線までの残り距離Lrよりも大きいときに(S305の判定が“Yes”)、ブレーキ操作が必要であると判断する(S306)。また、信号機22の信号が『黄色』や『赤色』で(S401の判定が“Yes”)、且つ信号待ち車列が存在するのに、運転者が信号を見落とし、自車両の停止距離Lnが、信号待ち車列の最後尾手前までの残り距離Lrよりも大きいときに(S406の判定が“Yes”)、ブレーキ操作が必要であると判断する(S407)。
ナビゲーション装置11は、光ビーコン17から取得する道路交通情報に基づいて、ブレーキ操作の要否を判定する(S106)。
例えば、運転者が一時停止の標識21を見落とし、自車両の停止距離Lnが停止線までの残り距離Lrよりも大きいときに(S203の判定が“Yes”)、ブレーキ操作が必要であると判断する(S205)。また、信号機22の信号が『黄色』や『赤色』なのに(S301の判定が“Yes”)、運転者が信号を見落とし、自車両の停止距離Lnが停止線までの残り距離Lrよりも大きいときに(S305の判定が“Yes”)、ブレーキ操作が必要であると判断する(S306)。また、信号機22の信号が『黄色』や『赤色』で(S401の判定が“Yes”)、且つ信号待ち車列が存在するのに、運転者が信号を見落とし、自車両の停止距離Lnが、信号待ち車列の最後尾手前までの残り距離Lrよりも大きいときに(S406の判定が“Yes”)、ブレーキ操作が必要であると判断する(S407)。
そして、ブレーキ操作が必要なのに(S108の判定が“Yes”)、ブレーキ操作が実行されないときに(S109の判定が“Yes”)、ブレーキ操作を促す注意喚起を行う(S110)。
このように、ナビゲーション装置11で運転支援を実行するには、ブレーキ操作のON/OFF信号が不可欠である。ところが、後付けのナビゲーション装置11の場合、CANとの接続がなされないため、接続ケーブル16を介して車速信号のみは取得できても、ブレーキ操作情報は車両から取得することができない。そこで、取得可能な情報に基づいて、運転者によるブレーキ操作の有無を判定する(S107)。
このように、ナビゲーション装置11で運転支援を実行するには、ブレーキ操作のON/OFF信号が不可欠である。ところが、後付けのナビゲーション装置11の場合、CANとの接続がなされないため、接続ケーブル16を介して車速信号のみは取得できても、ブレーキ操作情報は車両から取得することができない。そこで、取得可能な情報に基づいて、運転者によるブレーキ操作の有無を判定する(S107)。
先ず、車速信号Vmに基づいて自車両の減速度Dを算出し(S105)、車速信号Vmが車速閾値Vs以下で(S502の判定が“Yes”)、且つ減速度Dが減速度閾値DH以上であるときに(S503の判定が“Yes”)、運転者によるブレーキ操作があると判定する(S504)。一方、減速度Dが減速度閾値DLより小さいときには(S505の判定が“Yes”)、運転者によるブレーキ操作はないと判定する(S506)。なお、減速度Dが、減速度閾値DH未満で(S503の判定が“No”)、且つ減速度閾値DL以上のときには(S505の判定が“No”)、運転者によるブレーキ操作の有無は不明であると判定する(S507)。
このように、車速信号Vm、及び自車両の減速度Dに応じてブレーキ操作の有無を判定することで、後付けのナビゲーション装置11であっても前述した運転支援を実施することができる。
しかしながら、取得した車速信号Vmが高精度であるとは限らず、また運転者によるブレーキ操作のON/OFFは、道路勾配βや道路曲率α、また路面状態γなどの様々な要素によっても絶えず左右されるものである。したがって、単に車速Vmや減速度Dを、固定された一律の閾値と比較するだけでは、ブレーキ操作状態を誤って判定してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、閾値設定処理を実行し(S501)、道路交通情報に基づいて、車速閾値Vs、並びに減速度閾値DH及びDLを可変にしている。
先ず、道路曲率αが大きいほど、旋回内外輪速度差などによって車速信号Vmおよびそれを基にした減速度Dにバラツキが生じやすいので、ブレーキ操作状態を誤って判定してしまう可能が高くなる。
先ず、道路曲率αが大きいほど、旋回内外輪速度差などによって車速信号Vmおよびそれを基にした減速度Dにバラツキが生じやすいので、ブレーキ操作状態を誤って判定してしまう可能が高くなる。
そこで、道路曲率αが大きいほど、減速度閾値DHを大きくする。これにより、運転者によるブレーキ操作があると判定しにくくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作があると誤って判定してしまう(情報提供すべき場合に、情報提供しない)といった事態の発生を抑制することができる。つまり、情報提供の信頼性を向上させる側に設定することができる。
また、道路曲率αが大きいほど、減速度閾値DLを大きくする。これにより、運転者によるブレーキ操作がないと判定しにくくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作がないと誤って判定してしまう(情報提供すべき場合に、情報提供しない)といった事態の発生を抑制することができる。つまり、情報提供の信頼性を向上させる側に設定することができる。
また、道路曲率αが小さいほど、減速度閾値DH及びDLの間隔を小さくする。これにより、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない(不明であると判定する)グレーゾーンが狭くなる。したがって、ブレーキ操作があるか否かを判定可能なゾーンが広くなる。逆に、道路曲率αが大きいほど、減速度閾値DH及びDLの間隔を大きくする。これにより、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない(不明であると判定する)グレーゾーンが広くなる。したがって、ブレーキ操作があるか否かを無理に判定し、誤って判定してしまう(無理な判定による情報提供を行うことで、情報提供の必要のないときに情報提供してしまい運転者に煩わしさや不信感を感じさせる)といったことを低減することができる。
また、道路曲率αが大きいほど、車速閾値Vsを大きくする。これにより、車速信号Vmが乱れやすい道路曲率αが大きいときに、車速信号Vmの精度が高くなる車速が大きいときにブレーキ操作判定を行うため、ブレーキ操作の有無を精度よく判定することができる。また、車速の大きいときからブレーキ操作判定を始められるため、情報提供や注意喚起のタイミングが早く判定できるという効果もある。
同様に、道路勾配βが大きいほど、車速信号Vmおよびそれを基にした減速度Dにバラツキが生じやすいので、ブレーキ操作状態を誤って判定してしまう可能が高くなる。
そこで、道路勾配βが大きいほど、減速度閾値DHを大きくする。これにより、運転者によるブレーキ操作があると判定しにくくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作があると誤って判定してしまう(情報提供すべき場合に、情報提供しない)といった事態の発生を抑制することができる。つまり、情報提供の信頼性を向上させる側に設定することができる。
そこで、道路勾配βが大きいほど、減速度閾値DHを大きくする。これにより、運転者によるブレーキ操作があると判定しにくくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作があると誤って判定してしまう(情報提供すべき場合に、情報提供しない)といった事態の発生を抑制することができる。つまり、情報提供の信頼性を向上させる側に設定することができる。
また、道路勾配βが大きいほど、減速度閾値DLを大きくする。これにより、運転者によるブレーキ操作がないと判定しにくくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作がないと誤って判定してしまう(情報提供すべき場合に、情報提供しない)といった事態の発生を抑制することができる。
また、道路勾配βが小さいほど、減速度閾値DH及びDLの間隔を小さくする。これにより、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない(不明であると判定する)グレーゾーンが狭くなる。したがって、ブレーキ操作があるか否かを判定可能なゾーンが広くなる。逆に、道路勾配βが大きいほど、減速度閾値DH及びDLの間隔を大きくする。これにより、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない(不明であると判定する)グレーゾーンが広くなる。したがって、ブレーキ操作があるか否かを無理に判定し、誤って判定してしまう(無理な判定による情報提供を行うことで、情報提供の必要のないときに情報提供してしまい運転者に煩わしさや不信感を感じさせる)といったことを低減することができる。
また、道路勾配βが大きいほど、車速閾値Vsを大きくする。これにより、車速信号Vmが乱れやすい道路勾配βが大きいときに、車速信号Vmの精度が高くなる車速が大きいときにブレーキ操作判定を行うため、ブレーキ操作の有無を精度よく判定することができる。
同様に、路面摩擦係数μが低くなる路面状態γとなるほど、車速信号Vmや減速度Dにバラツキが生じやすいので、ブレーキ操作状態を誤って判定してしまう可能が高くなる。
同様に、路面摩擦係数μが低くなる路面状態γとなるほど、車速信号Vmや減速度Dにバラツキが生じやすいので、ブレーキ操作状態を誤って判定してしまう可能が高くなる。
そこで、路面摩擦係数μが低くなる路面状態γとなるほど、減速度閾値DHを大きくする。これにより、運転者によるブレーキ操作があると判定しにくくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作があると誤って判定してしまう(情報提供すべき場合に、情報提供しない)といった事態の発生を抑制することができる。つまり、情報提供の信頼性を向上させる側に設定することができる。
また、路面摩擦係数μが低くなる路面状態γとなるほど、減速度閾値DLを大きくする。これにより、運転者によるブレーキ操作がないと判定しにくくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作がないと誤って判定してしまう(情報提供すべき場合に、情報提供しない)といった事態の発生を抑制することができる。
また、路面摩擦係数μが高いほど、減速度閾値DH及びDLの間隔を小さくする。これにより、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない(不明であると判定する)グレーゾーンが狭くなる。したがって、ブレーキ操作があるか否かを判定可能なゾーンが広くなる。逆に、路面摩擦係数μが低くなる路面状態γとなるほど、減速度閾値DH及びDLの間隔を大きくする。これにより、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない(不明であると判定する)グレーゾーンが広くなる。したがって、ブレーキ操作があるか否かを無理に判定し、誤って判定してしまう(無理な判定による情報提供を行うことで、情報提供の必要のないときに情報提供してしまい運転者に煩わしさや不信感を感じさせる)といったことを低減することができる。
また、路面摩擦係数μが低くなる路面状態γとなるほど、車速閾値Vsを大きくする。これにより、車速信号Vmが乱れやすい路面摩擦係数μが低いときに、車速信号Vmの精度が高くなる車速が大きいときにブレーキ操作判定を行うため、ブレーキ操作の有無を精度よく判定することができる。
上記のように、単に車速信号Vmや減速度Dだけでブレーキ操作の有無を判定するのではなく、道路曲率α、道路勾配β、路面状態γなどを加味してブレーキ操作の有無を判定することで、ブレーキ操作の判定精度を向上させることができ、情報提供の信頼性を向上させることができる。
《応用例》
本実施形態では、車速信号Vmが2パルスであったが、これに限定されるものではなく、4パルスや8パルスであってもよい。しかしながら、車速信号Vmのパルス数が増加するほど、車速信号Vmの検出精度が高いことを意味するので、車速信号Vmのパルス数に応じて、車速閾値Vs、並びに減速度閾値DH及びDLの設定を変化させてもよい。例えば、車速信号Vmのパルス数に応じて、閾値抽出テーブルを差し替える。
本実施形態では、車速信号Vmが2パルスであったが、これに限定されるものではなく、4パルスや8パルスであってもよい。しかしながら、車速信号Vmのパルス数が増加するほど、車速信号Vmの検出精度が高いことを意味するので、車速信号Vmのパルス数に応じて、車速閾値Vs、並びに減速度閾値DH及びDLの設定を変化させてもよい。例えば、車速信号Vmのパルス数に応じて、閾値抽出テーブルを差し替える。
図12は、4パルスと8パルスのときの閾値抽出テーブルである。
先ず、車速信号Vmのパルス数が多いほど、減速度閾値DHが小さくなるように設定されている。これにより、運転者のブレーキ操作があると判定しやすくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作の有無は不明であると判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
先ず、車速信号Vmのパルス数が多いほど、減速度閾値DHが小さくなるように設定されている。これにより、運転者のブレーキ操作があると判定しやすくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作の有無は不明であると判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
また、車速信号Vmのパルス数が多いほど、減速度閾値DLが小さくなるように設定されている。これにより、運転者のブレーキ操作がないと判定しやすくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作の有無は不明であると判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
また、車速信号Vmのパルス数が多いほど、減速度閾値DH及びDLの間隔を小さくする。これにより、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない(不明であると判定する)グレーゾーンが狭くなる。したがって、ブレーキ操作の有無が判定しやすいのに、その判定を回避してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
また、車速信号Vmのパルス数が多いほど、車速閾値Vsを小さくする。これにより、ブレーキ操作判定を行いにくくなる。したがって、ブレーキ操作の有無が判定しにくいのに、ブレーキ操作があるか否かを無理に判定し、誤って判定してしまうといったリスクを低減することができる。
《効果》
以上より、接続ケーブル16が「車速信号取得手段」に対応し、ステップS105の処理が「減速度算出手段」に対応し、ステップS501の処理が「閾値設定手段」に対応し、ステップS107の処理が「ブレーキ有無判定手段」に対応する。また、減速度閾値DHが「第一の減速度閾値」に対応し、減速度閾値DLが「第二の減速度閾値」に対応し、車速閾値Vsが「車速閾値」に対応する。また、ステップS106の処理が「ブレーキ要否判定手段」に対応し、モニタ14及びスピーカ15が「報知手段」に対応する。
以上より、接続ケーブル16が「車速信号取得手段」に対応し、ステップS105の処理が「減速度算出手段」に対応し、ステップS501の処理が「閾値設定手段」に対応し、ステップS107の処理が「ブレーキ有無判定手段」に対応する。また、減速度閾値DHが「第一の減速度閾値」に対応し、減速度閾値DLが「第二の減速度閾値」に対応し、車速閾値Vsが「車速閾値」に対応する。また、ステップS106の処理が「ブレーキ要否判定手段」に対応し、モニタ14及びスピーカ15が「報知手段」に対応する。
(1)自車両から車速信号を取得する車速信号取得手段と、前記車速信号取得手段で取得した車速信号に応じて自車両の減速度を算出する減速度算出手段と、路車間通信によって道路交通情報を取得する道路交通情報取得手段と、前記道路交通情報取得手段で取得した道路交通情報に基づいて、第一の減速度閾値を設定する閾値設定手段と、前記減速度算出手段で算出した減速度が、前記閾値設定手段で設定した第一の減速度閾値よりも大きいときに、運転者によるブレーキ操作があると判定するブレーキ有無判定手段と、を備える。
このように、道路交通情報に基づいて第一の減速度閾値を設定し、自車両の減速度が第一の減速度閾値よりも大きいときに、運転者によるブレーキ操作があると判定することで、ブレーキ操作状態の判定精度を向上させることができる。
(2)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路勾配を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路勾配の絶対値が大きいほど、前記第一の減速度閾値を大きく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作があると判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作があると誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作があると判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作があると誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
(3)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路曲率を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路曲率が大きいほど、前記第一の減速度閾値を大きく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作があると判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作があると誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作があると判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作があると誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
(4)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として路面状態を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した路面状態の路面摩擦係数が低いほど、前記第一の減速度閾値を大きく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作があると判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作があると誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作があると判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作があると誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
(5)前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段が取得した道路交通情報に基づいて、前記第一の減速度閾値よりも小さな第二の減速度閾値を設定し、前記ブレーキ有無判定手段は、前記減速度算出手段で算出した減速度が、前記閾値設定手段で設定した第二の減速度閾値よりも小さいときに、運転者によるブレーキ操作がないと判定する。
このように、道路交通情報に基づいて第二の減速度閾値を設定し、自車両の減速度が第二の減速度閾値よりも小さいときに、運転者によるブレーキ操作がないと判定することで、ブレーキ操作状態の判定精度を向上させることができる。
このように、道路交通情報に基づいて第二の減速度閾値を設定し、自車両の減速度が第二の減速度閾値よりも小さいときに、運転者によるブレーキ操作がないと判定することで、ブレーキ操作状態の判定精度を向上させることができる。
(6)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路勾配を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路勾配の絶対値が大きいほど、前記第二の減速度閾値を大きく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作がないと判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作がないと誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作がないと判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作がないと誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
(7)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路曲率を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路曲率が大きいほど、前記第二の減速度閾値を大きく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作がないと判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作がないと誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作がないと判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作がないと誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
(8)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として路面状態を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した路面状態の路面摩擦係数が低いほど、前記第二の減速度閾値を大きく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作がないと判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作がないと誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすいほど、運転者によるブレーキ操作がないと判定しにくくすることで、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作がないと誤って判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
(9)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路勾配を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路勾配の絶対値が小さいほど、前記第一の減速度閾値と前記第二の減速度閾値との間隔を小さく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じにくいほど、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない領域を狭くすることができる。すなわち、ブレーキ操作があるか否かを判定可能な領域を広くすることができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じにくいほど、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない領域を狭くすることができる。すなわち、ブレーキ操作があるか否かを判定可能な領域を広くすることができる。
(10)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路曲率を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路曲率が小さいほど、前記第一の減速度閾値と前記第二の減速度閾値との間隔を小さく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じにくいほど、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない領域を狭くすることができる。すなわち、ブレーキ操作があるか否かを判定可能な領域を広くすることができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じにくいほど、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない領域を狭くすることができる。すなわち、ブレーキ操作があるか否かを判定可能な領域を広くすることができる。
(11)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として路面状態を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した路面状態の路面摩擦係数が高いほど、前記第一の減速度閾値と前記第二の減速度閾値との間隔を小さく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じにくいほど、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない領域を狭くすることができる。すなわち、ブレーキ操作があるか否かを判定可能な領域を広くすることができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じにくいほど、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない領域を狭くすることができる。すなわち、ブレーキ操作があるか否かを判定可能な領域を広くすることができる。
(12)前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段が取得した道路交通情報に基づいて、車速閾値を設定し、前記ブレーキ有無判定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号が、前記閾値設定手段で設定した車速閾値よりも低いときに、運転者によるブレーキ操作があるか否かを判定する。
このように、道路交通情報に基づいて車速閾値を設定し、車速信号が車速閾値よりも低いときに、運転者によるブレーキ操作があると判定することで、ブレーキ操作状態の判定精度を向上させることができる。
このように、道路交通情報に基づいて車速閾値を設定し、車速信号が車速閾値よりも低いときに、運転者によるブレーキ操作があると判定することで、ブレーキ操作状態の判定精度を向上させることができる。
(13)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路勾配を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路勾配の絶対値が大きいほど、前記車速閾値を大きく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすい道路勾配であっても、車速信号の精度が高くなる車速が大きいときに、ブレーキ操作判定を行うので、ブレーキ操作の有無を精度よく判定することができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすい道路勾配であっても、車速信号の精度が高くなる車速が大きいときに、ブレーキ操作判定を行うので、ブレーキ操作の有無を精度よく判定することができる。
(14)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路曲率を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路曲率が大きいほど、前記車速閾値を大きく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすい道路曲率であっても、車速信号の精度が高くなる車速が大きいときに、ブレーキ操作判定を行うので、ブレーキ操作の有無を精度よく判定することができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすい道路曲率であっても、車速信号の精度が高くなる車速が大きいときに、ブレーキ操作判定を行うので、ブレーキ操作の有無を精度よく判定することができる。
(15)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として路面状態を取得し、前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した路面状態の路面摩擦係数が低いほど、前記車速閾値を大きく設定する。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすい路面状態であっても、車速信号の精度が高くなる車速が大きいときに、ブレーキ操作判定を行うので、ブレーキ操作の有無を精度よく判定することができる。
このように、車速信号や減速度にバラツキが生じやすい路面状態であっても、車速信号の精度が高くなる車速が大きいときに、ブレーキ操作判定を行うので、ブレーキ操作の有無を精度よく判定することができる。
(16)前記閾値設定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号のパルス数が多いほど、前記第一の減速度閾値を小さく設定する。
このように、車速信号の検出精度が高いほど、運転者のブレーキ操作があると判定しやすくすることで、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作の有無は不明であると判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
このように、車速信号の検出精度が高いほど、運転者のブレーキ操作があると判定しやすくすることで、運転者によるブレーキ操作があるのに、ブレーキ操作の有無は不明であると判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
(17)前記閾値設定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号のパルス数が多いほど、前記第二の減速度閾値を小さく設定する。
このように、車速信号の検出精度が高いほど、運転者のブレーキ操作がないと判定しやすくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作の有無は不明であると判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
このように、車速信号の検出精度が高いほど、運転者のブレーキ操作がないと判定しやすくなる。したがって、運転者によるブレーキ操作がないのに、ブレーキ操作の有無は不明であると判定してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
(18)前記閾値設定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号のパルス数が多いほど、前記第一の減速度閾値と前記第二の減速度閾値との間隔を小さく設定する。
このように、車速信号の検出精度が高いほど、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない領域を狭くすることで、ブレーキ操作の有無が判定しやすいのに、その判定を回避してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
このように、車速信号の検出精度が高いほど、運転者によるブレーキ操作の有無を判定しない領域を狭くすることで、ブレーキ操作の有無が判定しやすいのに、その判定を回避してしまうといった事態の発生を抑制することができる。
(19)前記閾値設定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号のパルス数が多いほど、前記車速閾値を小さく設定する。
このように、車速信号の検出精度が高いほど、ブレーキ操作判定を行いにくくすることで、ブレーキ操作の有無が判定しにくいのに、ブレーキ操作があるか否かを無理に判定し、誤って判定してしまうといったリスクを低減することができる。
このように、車速信号の検出精度が高いほど、ブレーキ操作判定を行いにくくすることで、ブレーキ操作の有無が判定しにくいのに、ブレーキ操作があるか否かを無理に判定し、誤って判定してしまうといったリスクを低減することができる。
(20)前記道路交通情報取得手段で取得した道路交通情報に基づいて、運転者によるブレーキ操作が必要であるか否かを判定するブレーキ要否判定手段と、前記ブレーキ要否判定手段でブレーキ操作が必要であると判定し、且つ前記ブレーキ有無判定手段でブレーキ操作がないと判定したときに、運転者に対してブレーキ操作を促す注意情報を提供する報知手段と、を備える。
このように、ブレーキ操作が必要であるのに、ブレーキ操作がないときに、ブレーキ操作を促す注意情報を提供することで、運転を支援することができる。
このように、ブレーキ操作が必要であるのに、ブレーキ操作がないときに、ブレーキ操作を促す注意情報を提供することで、運転を支援することができる。
(21)前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として停止位置までの残り距離を取得し、前記ブレーキ要否判定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号、及び前記減速度算出手段で算出した減速度に基づいて、自車両が停止するまでの停止距離を算出し、算出した停止距離が前記残り距離よりも大きいときに、運転者によるブレーキ操作が必要であると判定する。
このように、自車両が停止するまでの停止距離と、停車すべき停止位置までの残り距離とを比較することで、運転者によるブレーキ操作が必要であるか否かを的確に判定することができる。
このように、自車両が停止するまでの停止距離と、停車すべき停止位置までの残り距離とを比較することで、運転者によるブレーキ操作が必要であるか否かを的確に判定することができる。
(22)前記道路交通情報取得手段は、一時停止の標識に従った停止位置までの残り距離を取得する。
このように、一時停止の標識に従った停止位置までの残り距離を取得することで、運転者によるブレーキ操作が必要であるか否かを的確に判定することができる。
このように、一時停止の標識に従った停止位置までの残り距離を取得することで、運転者によるブレーキ操作が必要であるか否かを的確に判定することができる。
(23)前記道路交通情報取得手段は、信号機の信号に従った停止位置までの残り距離を取得する。
このように、信号機の信号に従った停止位置までの残り距離を取得することで、運転者によるブレーキ操作が必要であるか否かを的確に判定することができる。
このように、信号機の信号に従った停止位置までの残り距離を取得することで、運転者によるブレーキ操作が必要であるか否かを的確に判定することができる。
(24)前記道路交通情報取得手段は、信号待ち車列における末尾車両までの残り距離を取得する。
このように、信号待ち車列における末尾車両までの残り距離を取得することで、運転者によるブレーキ操作が必要であるか否かを的確に判定することができる。
(25)車両から取得可能な信号は、車速信号のみである。
このように、車両からは車速信号だけしか取得できない構成であっても、運転者によるブレーキ操作があるか否かを判定することができる。
このように、車両からは車速信号だけしか取得できない構成であっても、運転者によるブレーキ操作があるか否かを判定することができる。
(26)自車両から車速信号を取得し、取得した車速信号に応じて自車両の減速度を算出し、路車間通信によって道路交通情報を取得し、取得した道路交通情報に基づいて第一の減速度閾値を設定し、前記減速度が前記第一の減速度閾値よりも大きいときに、運転者によるブレーキ操作があると判定する。
このように、道路交通情報に基づいて第一の減速度閾値を設定し、自車両の減速度が第一の減速度閾値よりも大きいときに、運転者によるブレーキ操作があると判定することで、ブレーキ操作状態の判定精度を向上させることができる。
11 ナビゲーション装置
12 コントローラ
13 受信機
14 モニタ
15 スピーカ
16 接続ケーブル
17 光ビーコン
21 標識
22 信号機
A 格納値
B 格納値
C 格納値
D 減速度
DH 減速度閾値
DL 減速度閾値
Le 信号待ち車両までの距離
Ln 停止距離
Lr 停止位置までの距離
Va 平均車速
Vm 車速信号
Vs 車速閾値
α 道路曲率
β 道路勾配
γ 路面状態
μ 路面摩擦係数
12 コントローラ
13 受信機
14 モニタ
15 スピーカ
16 接続ケーブル
17 光ビーコン
21 標識
22 信号機
A 格納値
B 格納値
C 格納値
D 減速度
DH 減速度閾値
DL 減速度閾値
Le 信号待ち車両までの距離
Ln 停止距離
Lr 停止位置までの距離
Va 平均車速
Vm 車速信号
Vs 車速閾値
α 道路曲率
β 道路勾配
γ 路面状態
μ 路面摩擦係数
Claims (26)
- 自車両から車速信号を取得する車速信号取得手段と、
前記車速信号取得手段で取得した車速信号に応じて自車両の減速度を算出する減速度算出手段と、
路車間通信によって道路交通情報を取得する道路交通情報取得手段と、
前記道路交通情報取得手段で取得した道路交通情報に基づいて、第一の減速度閾値を設定する閾値設定手段と、
前記減速度算出手段で算出した減速度が、前記閾値設定手段で設定した第一の減速度閾値よりも大きいときに、運転者によるブレーキ操作があると判定するブレーキ有無判定手段と、を備えることを特徴とする情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路勾配を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路勾配の絶対値が大きいほど、前記第一の減速度閾値を大きく設定することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路曲率を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路曲率が大きいほど、前記第一の減速度閾値を大きく設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として路面状態を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した路面状態の路面摩擦係数が低いほど、前記第一の減速度閾値を大きく設定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の情報提供装置。 - 前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段が取得した道路交通情報に基づいて、前記第一の減速度閾値よりも小さな第二の減速度閾値を設定し、
前記ブレーキ有無判定手段は、前記減速度算出手段で算出した減速度が、前記閾値設定手段で設定した第二の減速度閾値よりも小さいときに、運転者によるブレーキ操作がないと判定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路勾配を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路勾配の絶対値が大きいほど、前記第二の減速度閾値を大きく設定することを特徴とする請求項5に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路曲率を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路曲率が大きいほど、前記第二の減速度閾値を大きく設定することを特徴とする請求項5又は6に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として路面状態を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した路面状態の路面摩擦係数が低いほど、前記第二の減速度閾値を大きく設定することを特徴とする請求項5〜7の何れか一項に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路勾配を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路勾配の絶対値が小さいほど、前記第一の減速度閾値と前記第二の減速度閾値との間隔を小さく設定することを特徴とする請求項5〜8の何れか一項に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路曲率を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路曲率が小さいほど、前記第一の減速度閾値と前記第二の減速度閾値との間隔を小さく設定することを特徴とする請求項5〜9の何れか一項に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として路面状態を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した路面状態の路面摩擦係数が高いほど、前記第一の減速度閾値と前記第二の減速度閾値との間隔を小さく設定することを特徴とする請求項5〜10の何れか一項に記載の情報提供装置。 - 前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段が取得した道路交通情報に基づいて、車速閾値を設定し、
前記ブレーキ有無判定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号が、前記閾値設定手段で設定した車速閾値よりも低いときに、運転者によるブレーキ操作があるか否かを判定することを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路勾配を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路勾配の絶対値が大きいほど、前記車速閾値を大きく設定することを特徴とする請求項12に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として道路曲率を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した道路曲率が大きいほど、前記車速閾値を大きく設定することを特徴とする請求項12又は13に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として路面状態を取得し、
前記閾値設定手段は、前記道路交通情報取得手段で取得した路面状態の路面摩擦係数が低いほど、前記車速閾値を大きく設定することを特徴とする請求項12〜14の何れか一項に記載の情報提供装置。 - 前記閾値設定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号のパルス数が多いほど、前記第一の減速度閾値を小さく設定することを特徴とする請求項1〜15の何れか一項に記載の情報提供装置。
- 前記閾値設定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号のパルス数が多いほど、前記第二の減速度閾値を小さく設定することを特徴とする請求項5〜16の何れか一項に記載の情報提供装置。
- 前記閾値設定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号のパルス数が多いほど、前記第一の減速度閾値と前記第二の減速度閾値との間隔を小さく設定することを特徴とする請求項5〜17の何れか一項に記載の情報提供装置。
- 前記閾値設定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号のパルス数が多いほど、前記車速閾値を小さく設定することを特徴とする請求項12〜18の何れか一項に記載の情報提供装置。
- 前記道路交通情報取得手段で取得した道路交通情報に基づいて、運転者によるブレーキ操作が必要であるか否かを判定するブレーキ要否判定手段と、
前記ブレーキ要否判定手段でブレーキ操作が必要であると判定し、且つ前記ブレーキ有無判定手段でブレーキ操作がないと判定したときに、運転者に対してブレーキ操作を促す注意情報を提供する報知手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜19の何れか一項に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、道路交通情報として停止位置までの残り距離を取得し、
前記ブレーキ要否判定手段は、前記車速信号取得手段で取得した車速信号、及び前記減速度算出手段で算出した減速度に基づいて、自車両が停止するまでの停止距離を算出し、算出した停止距離が前記残り距離よりも大きいときに、運転者によるブレーキ操作が必要であると判定することを特徴とする請求項20に記載の情報提供装置。 - 前記道路交通情報取得手段は、一時停止の標識に従った停止位置までの残り距離を取得することを特徴とする請求項21に記載の情報提供装置。
- 前記道路交通情報取得手段は、信号機の信号に従った停止位置までの残り距離を取得することを特徴とする請求項21又は22に記載の情報提供装置。
- 前記道路交通情報取得手段は、信号待ち車列における末尾車両までの残り距離を取得することを特徴とする請求項21〜23の何れか一項に記載の情報提供装置。
- 車両から取得可能な信号は、車速信号のみであることを特徴とする請求項1〜24の何れか一項に記載の情報提供装置。
- 自車両から車速信号を取得し、取得した車速信号に応じて自車両の減速度を算出し、路車間通信によって道路交通情報を取得し、取得した道路交通情報に基づいて第一の減速度閾値を設定し、前記減速度が前記第一の減速度閾値よりも大きいときに、運転者によるブレーキ操作があると判定することを特徴とする情報提供方法。
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