JP5471614B2 - 計測装置 - Google Patents

計測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5471614B2
JP5471614B2 JP2010049293A JP2010049293A JP5471614B2 JP 5471614 B2 JP5471614 B2 JP 5471614B2 JP 2010049293 A JP2010049293 A JP 2010049293A JP 2010049293 A JP2010049293 A JP 2010049293A JP 5471614 B2 JP5471614 B2 JP 5471614B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
frequency
light source
measurement
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010049293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011185652A (ja
Inventor
浩司 福田
瑞樹 岩波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010049293A priority Critical patent/JP5471614B2/ja
Publication of JP2011185652A publication Critical patent/JP2011185652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5471614B2 publication Critical patent/JP5471614B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Description

本発明は、光ヘテロダイン検出法を用いた電界及び磁界を計測する計測装置の技術に関する。
近年、小型な電気光学(Electro−Optic)結晶(以下、「EO結晶」という。)または磁気光学(Magneto−Optic)結晶(以下、「MO結晶」という。)の電気光学効果または磁気光学効果を用いてかつレーザ光を利用して電磁界を検出する計測装置が知られている(例えば、非特許文献1)。
具体的には、このような計測装置は、図7に示すように、計測する電界または計測する磁界に基づいて入射された光の屈折率を変化させるEO結晶またはMO結晶から形成される結晶ユニットと、高反射率膜と、を備えるプローブ74を有し、結晶ユニット内で屈折率が変化することによって生じた光の偏光状態を光の強度変化に変更するための偏光子76を有している。そして、この計測装置は、変換された光の強度変換をフォトディテクタ75によって電気信号に更に変換して結晶ユニットに生じた電界または磁界を検出することができるようになっている。
したがって、このような測定装置は、結晶ユニットを有するプローブ部分及びケーブルに金属部分を使用しないので低侵襲性を有し、さらに当該プローブ部分を小型化することができるようになっている。特に、このような測定装置においては、EO結晶ユニットの周波数特性がテラヘルツ(THz)領域まであることから、高周波数における電界についても計測可能な特徴を備えている。
一方、100GHz以上の高周波数を計測する計測装置としては、高出力のパルスレーザを発生させてヘテロダイン干渉の技術を用いるものが知られている(例えば、非特許文献2)。また、単一のレーザ光を発生させて光変調器(Electro−Optic Modulator、以下「EOM」という。)によって側波帯の周波数を制御することにより高周波数信号を計測する計測装置も知られている(例えば、非特許文献3)。
S.Wakana、T.Ohara、E.Yamazaki、M.Kishi、 and M.Tsuchiya、 「Fibera−Edge/Magnetooptic Probe for Spectral−Domain Analysis of Electromagnetic Field」 IEEE Trans Microw Theory Tech., vol.48、no.12、 pp2611−2616 Kyoug Yang、Gerhard David、Jong−Gwan Yook、Ioannis Papaolymerou Linda P.B. Katehi and John F.Whitaker 「Electrooptic Mapping and Finite−Element Modeling of the Near−Field Pattern of a Microstrip Patch Antenna」 IEEE Trans Microw Theory Tech., vol.48、no.2、February 2000、 P208 Kiyotaka Sasagawa、Atsushi Kanno and Masahiro Tsuchiya 「Instantaneous Visualization of K−Band Electric Near−Field By a Live Electroopitic Imaging System Based on Double Sideband Suppressed Carrier Modulation」 Journal of Lightwave Technology, vol.26、no.15、August 1,2008、 P2782
しかしながら、上記の図7に示す計測装置にあっては、光の偏光状態が光強度に変換されたレーザ光を直接フォトディテクタによって検出するので、このフォトディテクタの性能や電気的な素子によって計測可能な周波数帯域が制限されてしまう。
また、非特許文献2に記載の計測装置にあっては、光源として高出力で大型なパルスレーザを用いる必要があり、高価で複雑なものになっている。
さらに、非特許文献3に記載の計測装置は、使用するEOMの周波数帯域によって計測される電界の周波数が決まるので、計測可能な周波数帯域がEOMによって制限されてしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡易な構成を有するとともに、安価でかつ的確に電界または磁界を計測することができる計測装置を提供することにある。
(1)上記課題を解決するため、本発明は、電界または磁界を計測する計測装置であって、所定の周波数によって測定光を生成する第1光源と、所定の周波数によって前記測定光に対する参照光を生成する第2光源と、前記生成された測定光が入射され、測定対象となる電界または測定対象となる磁界の何れかに基づいて当該入射された測定光の屈折率を変化させる光学結晶ユニットと、前記光学結晶ユニット内にて生じた測定光の屈折率の変化に基づいて当該測定光の周波数を振幅変調に変換させる変換手段と、前記第1光源によって生成される測定光の周波数または前記第2光源によって生成される前記参照光の周波数の少なくとも何れか一方の周波数を調整する調整手段と、前記参照光に基づいて前記周波数を変調した測定光に対してヘテロダイン検出を実行する検出手段と、を備える構成を有している。
(2)本発明は、前記変調手段が、偏光手段を有し、当該偏光手段を用いて前記光学結晶ユニットに入射された測定光の屈折率の変化を当該入射された測定光の光強度の変化に変換することによって、当該入射された測定光の周波数を変調し、前記検出手段が、前記参照光と前記光強度が変化した測定光とを合成しつつ、当該光強度が変化された測定光の周波数と前記参照光の周波数との差の周波数成分からなる光をヘテロダイン検出する構成を有している。
(3)本発明は、前記第1光源または前記第2光源の少なくとも何れか一方が、異なる周波数帯域の複数の光を生成するとともに、前記調整手段が、前記複数の光から一種類の光を前記第1光源または前記第2光源から出力させる構成を有している。
(4)本発明は、前記第1光源または前記第2光源の少なくとも何れか一方の周波数を計測するための波長計を備え、前記調整手段が、前記波長計によって計測された周波数に基づいて前記第1光源と第2光源の周波数差を目的の周波数に合わせて調整する構成を有している。
(5)本発明は、光周波数コムを発生させる光周波数コム発生手段を更に備え、前記第1光源及び前記第2光源が、前記光周波数コム発生手段によって発生された光周波数コムと位相同期することによって所定の周波数の測定光及び参照光を出力する構成を有している。
(6)本発明は、前記第1光源、第2光源の周波数の周波数調整及び安定化のために光共振器を更に備え、前記第1光源または前記第2光源の少なくとも何れか一方が、前記光共振器と連動することによって安定化された所定の周波数を有する測定光または参照光を生成する構成とすることも可能である。
(7)本発明は、前記第1光源及び第2光源が、連続発振する半導体レーザを測定光または参照光として生成する構成を有している。
本発明は、安価で高感度なフォトディテクタをヘテロダイン検出に用いることができるとともに、当該フォトディテクタにおいて光電変換された電気信号に基づいて計測処理を行う測定システムにおいても、低周波数の信号として取り扱うことができるので、簡易な構成であって安価でかつ的確に電界または磁界を計測することができる。
本発明に係る検出装置の第1実施形態における構成を示す構成図である。 第1実施形態において、各レーザ光の周波数と光ヘテロダイン検出によって検出される光波の周波数成分の関係を示す図である。 第1実施形態のプローブ部の構成を示す構成図である。 第1実施形態のプローブ部のその他の構成を示す構成図である。 本発明に係る検出装置の第2実施形態における構成を示す構成図である。 本発明に係る検出装置の第3実施形態における構成を示す構成図である。 一般的な計測装置(検出装置)の構成を示す例である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態は、2つのレーザ光を用いて光ヘテロダイン検出を実行することによってEO結晶ユニットによってまたはMO結晶ユニットに生じた電界または磁界を検出するための検出装置に本発明の計測装置を適用した場合の実施形態である。
<第1実施形態>
はじめに、図1〜図4の各図を用いて本発明に係る検出装置Sの第1実施形態について説明する。
まず、図1及び図2を用いて本実施形態の検出装置Sの概要について説明する。なお、図1は、本実施形態における検出装置Sの構成を示す構成図であり、図2は、各レーザ光の周波数と光ヘテロダイン検出によって検出される光波の周波数成分の関係を示す図である。
本実施形態の検出装置Sは、図1に示すように、計測する電界に基づいて入射された光の屈折率を変化させるEO結晶から形成される結晶ユニット(以下、「EO結晶ユニット」という。)C1と、EO結晶ユニットC1内で屈折率が変化することによって生じた光の偏光状態を光の強度変化に変換する偏光子Pと、を備えるプローブ部100を有している。
また、この検出装置Sは、少なくとも1つの光源の周波数の調整が可能な2つのレーザ光を発生させる第1光源部13及び第2光源部12を有し、EO結晶ユニットC1内に一方のレーザ光(以下、「測定用レーザ光」という。)を照射することによって強度変化、すなわち、強度変調が生じたレーザ光(以下、「強度変調レーザ光」という。)に、他方のレーザ光(以下、「参照用レーザ光」という。)を合成するようになっている。
そして、この検出装置Sは、この合成された強度変調レーザ光と参照用レーザ光によって生じた側波帯(「ビート周波数」ともいう。)をフォトディテクタ19によってヘテロダイン検出し、すなわち、強度変調レーザ光と参照用レーザ光の差周波数成分の光波を検出して光電変換し、この光電変換によって得られた電気信号をEO結晶ユニットC1において生じた電界の検出結果として外部に出力するようになっている。
すなわち、図2に示すように、周波数(f1)によって測定用レーザ光がEO結晶ユニットC1に照射された場合には、測定用レーザ光がプローブ部100において強度変調された電界を計測するための強度変調レーザ光の周波数(以下、「信号周波数」という。)は、「f1+Δf」となる。また、周波数(f2)によって参照用レーザ光が生成されると、ヘテロダイン検出される光波の差周波数成分(以下、「計測周波数」ともいう。)(fm)は、(式1)となる。
Figure 0005471614
したがって、検出装置Sは、電界を計測するために用いるレーザ光の周波数(測定用レーザ光の周波数(f1)や強度変調レーザ光の周波数(f1+Δf))が高周波数の場合であっても、当該レーザ光の検出にあたり、その周波数を低周波数(fm)にダウンコンバートすることができるようになっている。
また、この検出装置Sは、参照用レーザ光の周波数を調整した上で、強度変調レーザ光と参照用レーザ光の差周波数成分を検出することができるので、フォトディテクタの性能に従って差周波数成分を検出することができるので、安価で高感度なフォトディテクタ19によってヘテロダイン検出に用いることができる。
次に、上述の図1及び図3の各図を用いて本実施形態の検出装置Sの構成について説明する。なお、図3は、本実施形態のプローブ部100の構成を示す構成図である。
本実施形態の検出装置Sは、図1に示すように、測定用レーザ光を生成して出力する第1光源部13と、測定用レーザ光を分光する第1ビームスプリッタ11と、測定用レーザ光の偏光状態を調整する偏光コントローラ16と、ポート間のレーザ光の伝達を制御するサーキュレータ17と、EO結晶ユニットC1および偏光子Pを備え、電界を検出するためのプローブ部100と、を有している。
また、この検出装置Sは、光ヘテロダイン検出用の局部発信光として参照用レーザ光を生成して出力する第2光源部12と、参照用レーザ光を分光する第2ビームスプリッタ14と、参照用レーザ光の光量を調整するアッテネータと、を有している。
さらに、この検出装置Sは、測定用レーザ光と参照用レーザ光をモニタするために用いられるとともに参照用レーザ光の周波数を制御する波長計10と、プローブ部100によって変調された強度変調レーザ光と参照用レーザ光とを合成する第3ビームスプリッタ18と、光ヘテロダイン検出を行うフォトディテクタ19と、を有している。
第1光源部13は、所定の周波数によって測定用レーザ光を生成し、第1ビームスプリッタ11を介して波長計10及び偏光コントローラ16に出力するようになっている。
第1ビームスプリッタ11は、入射された測定用レーザ光の一部を反射させて波長計10に出力するとともにその他のレーザ光を透過させて偏光コントローラ16に出力するようになっている。
偏光コントローラ16は、第1光源部13から出力された測定用レーザ光を、第1ビームスプリッタ11を介して受信し、プローブ部100の種類に応じて受信した測定用レーザ光を適切な偏光に調整するようになっている。
また、この偏光コントローラ16は、偏光状態を調整した測定用レーザ光を、サーキュレータ17を介してプローブ部100に出力するようになっている。特に、この偏光コントローラ16は、偏光子Pに入力される直前において当該偏光子Pの透過光軸に平行となる偏光となるように調整するようになっている。
サーキュレータ17は、3ポートのサーキュレータであって、偏光コントローラ16、プローブ部100及び第3ビームスプリッタ18に接続されている。また、このサーキュレータ17は、偏光コントローラ16から出力された測定用レーザ光をプローブ部100に出力し、プローブ部100から出力されかつ変調された測定用レーザ光を第3ビームスプリッタ18に出力するようになっている。
プローブ部100は、図3に示すように、偏光子Pと、1/8波長板120と、EO結晶ユニットC1と、反射膜140と、から形成される。また、このプローブ部100は、偏光子Pの透過軸、1/8波長板120の速軸及び遅軸、EO結晶ユニットC143の速軸、遅軸を合わせてエポキシ樹脂系の接着材で接合されており、底面に誘電体多層膜ミラー44が形成された構造を有している。
偏光子Pは、プローブ部100に入力された測定用レーザ光を直線偏光に偏光するとともに、後述するように1/8波長板120、EO結晶ユニットC1板及び反射膜140によって楕円偏光された測定用レーザ光を直線偏光に偏光し、屈折率が変化した測定用レーザ光を、光強度が変化した測定用レーザ光に変換してサーキュレータ17に出力するようになっている。
EO結晶ユニットによる偏光変化を考えないとき、1/8波長板120は、偏光子Pによって直線偏光された測定用レーザ光を楕円偏光に偏光するとともに、反射膜140によって反射され、かつ、楕円偏光となっている測定用レーザ光を円偏光に偏光するようになっている。
EO結晶ユニットC1は、測定する電界に基づいて透過する測定用レーザ光の屈折率を変化させるようになっている。また、このEO結晶ユニットC1は、1/8波長板120から出力された楕円偏光の測定用レーザ光を透過して反射膜140に出力するとともに、反射膜140によって反射された測定用レーザ光を透過して1/8波長板120に出力するようになっている。
反射膜140は、EO結晶ユニットC1から出力された測定用レーザ光をサーキュレータ17に向けて反射し、EO結晶ユニットC1に再度入射させるようになっている。
第2光源部12は、波長計10の制御の下、所定の周波数によって参照用レーザ光を生成し、第2ビームスプリッタ14を介して波長計10に出力するとともに、プローブ部100によって変調された測定用レーザ光と合成されるように第2ビームスプリッタ14及びアッテネータを介して第3ビームスプリッタ18に出力するようになっている。
第2ビームスプリッタ14は、入射した参照用レーザ光の一部を反射させて2010ふじおまた10に出力するとともにその他のレーザ光を透過させ、アッテネータを介して第3ビームスプリッタ18に出力するようになっている。
アッテネータは、第2ビームスプリッタ14から出力された参照用レーザ光を受信し、フォトディテクタ19においてヘテロダイン検出する際に当該フォトディテクタ19が飽和しない程度に参照用レーザ光の光量を調整するようになっている。そして、このアッテネータは、光量が調整された参照用レーザ光を第3ビームスプリッタ18に出力するようになっている。
波長計10には、プローブ部100によって変調される前の測定用レーザ光と参照用レーザ光がそれぞれ入力されるようになっており、この波長計10は、入力された測定用レーザ光及び参照用レーザ光の波長をモニタすることができるようになっている。そして、この波長計10は、各レーザ光の波長に基づいて入力されたユーザの指示などにしたがって、第2光源部12おいて生成するレーザ光の周波数を調整するようになっている。例えば、本実施形態の波長計10は、第2光源部12が半導体レーザ光を生成する場合には、電流と温度を調整することにより参照用レーザ光の周波数、すなわち、波長を調整するようになっている。
第3ビームスプリッタ18は、プローブ部100によって変調された測定用レーザ光を透過するとともに、アッテネータから出力された参照用レーザ光を反射させ、測定用レーザ光と参照用レーザ光を合成するようになっている。そして、この第3ビームスプリッタ18は、合成されたレーザ光(以下、「合成レーザ光」ともいう。)をフォトディテクタ19に出力するようになっている。
フォトディテクタ19は、第3ビームスプリッタ18から出力された合成レーザ光を受信して当該合成レーザ光の光強度を検出するようになっている。すなわち、このフォトディテクタ19は、参照用レーザ光とプローブ部100の強度変調によって生じた測定用レーザ光によって生じた側波帯(ビート周波数)をヘテロダイン検出し、すなわち、強度変調レーザ光と参照用レーザ光の差周波数成分の光波を検出して光電変換し、この光電変換によって得られた電気信号をEO結晶ユニットC1において生じた電界の検出結果として外部に出力するようになっている。
例えば、フォトディテクタ19の周波数帯域が100MHz程度の周波数帯域の場合であって、測定用レーザ光の波長が1550nmの場合には、参照用レーザ光の周波数の波長を1549.2nm程度にすれば、当該フォトディテクタ19を用いて、EO結晶ユニットに印加された100GHzの電気信号を強度変調レーザ光と参照用レーザ光の差周波数成分として検出することができるようになっている。
また、フォトディテクタ19の周波数帯域が100MHz程度の周波数帯域の場合であっても、Cバンド帯(1530〜1564nm)をカバーするレーザ光源を測定用レーザ光及び参照用レーザ光に用いれば、EO結晶ユニットに印加された4THzまでの電気信号を強度変調レーザ光と参照用レーザ光の差周波数成分として検出することができるようになっている。
以上のように、本実施形態の検出装置Sは、測定用レーザ光及び測定する電界に基づいて変調された強度変調レーザ光の周波数が高周波数の場合であっても、光学結晶ユニットC1に生じた電界の測定にあたりヘテロダイン検出される強度変調レーザ光と参照用レーザ光の差周波数成分を低周波数にダウンコンバートすることができる。
しがって、この検出装置Sは、安価で高感度なフォトディテクタ19をヘテロダイン検出に用いることができるとともに、当該フォトディテクタ19において光電変換された電気信号に基づいて計測処理を行う測定システムにおいても、低周波数の信号として取り扱うことができるので、簡易な構成であって安価でかつ的確に電界または磁界を計測することができる。この結果、信号処理をも含めた計測システム全体として安価で簡便な測定システムを提供することができるようになっている。
なお、本実施形態の検出装置Sは、プローブ部100にEO結晶ユニットC1を有し、電界を測定するようになっているが、当該EO結晶ユニットC1をMO結晶ユニットC1に代えて磁界を測定するようにしてもよい。この場合には、プローブ部100は、図4に示すように、偏光子Pとビスマス置換イットリウム鉄ガーネット(Bi−YIG)の単結晶を数百ミクロン角に切削されたMO材料から形成されるMO結晶ユニットC2を接合するとともに、底面に誘電体多層膜ミラー150が形成された構成を有している。
また、本実施形態の波長計10は、第2光源部12を制御して参照用レーザ光の周波数を調整するようになっているが、第2光源部12に代えてまたは第2光源部12とともに第1光源部13を制御し、参照用レーザ光に代えてまたは参照用レーザ光とともに測定用レーザ光の周波数を制御してもよい。
また、本実施形態の検出装置Sは、上述の2つの測定用レーザ光及び参照用レーザ光の周波数をそれぞれ制御することによって側波帯の周波数成分を検出するようになっているが、電界を計測するために用いる側波帯の周波数帯域が広い場合には、第1光源部13及び第2光源部12を、それぞれ異なる周波数帯のレーザ光を生成可能に形成し、光スイッチによって測定する周波数(すなわち、検出される側波帯の周波数成分)に合わせて生成及び出力する周波数帯のレーザ光を切り換えるように構成してもよい。
例えば、第1光源部13及び第2光源部12がそれぞれCバンド帯(1530nm−1565nm)をカバーする周波数及びLバンド帯(1565nm−1625nm)をカバーする周波数のレーザ光を生成するとともに、測定する周波数にあわせ光スイッチによって出力するレーザ光を切り換えるようになっている。したがって、この場合には、Cバンド帯(のカバーする周波数によって各レーザ光を生成及び出力する場合には、4THz以上の側波帯を計測することができる。この場合において、第1光源部13及び第2光源部12それぞれのレーザ光を切り換えるようにしてもよいし、第1光源部13または第2光源部12の何れか一方のレーザ光を切り換えるようにしてもよい。
なお、本実施形態においては、第1光源部13及び第2光源部12において半導体レーザ光を生成する場合には優れた直接変調の応答性から、レーザの発振周波数を共振器のモードに安定化することができる。
<第2実施形態>
次に、図5を用いて本発明に係る検出装置Sの第2実施形態について説明する。なお、図5は、本実施形態における検出装置Sの構成を示す構成図である。
本実施形態は、第1実施形態において第1光源部13と第2光源部12とによってそれぞれレーザ光を生成及び出力する点、及び、波長計10によってモニタリングされる各レーザ光の波長に基づいて第2光源部12が制御されて参照用レーザ光の周波数が調整される点に代えて、光周波数コムを生成する光周波数コム生成部20を用いる点に特徴がある。なお、その他の構成は第1実施形態と同一であり、同一の部材については同一の符号を用いてその説明を省略する。
次に、図5を用いて本実施形態の検出装置Sの構成について説明する。
本実施形態の検出装置Sは、図5に示すように、測定用レーザ光及び参照用レーザ光を生成する光周波数コム生成部20と、第1光源部13と、第1ビームスプリッタ11と、偏光コントローラ16と、サーキュレータ17と、プローブ部100と、第2光源部12と、第2ビームスプリッタ14と、アッテネータと、第3ビームスプリッタ18と、光ヘテロダイン検出を行うフォトディテクタ19と、を有している。
また、本実施形態においては、図示しないユーザの指示などにしたがって、光周波数コム生成部20において測定用レーザ光及び参照用レーザ光を用いて位相ロックをして所定の周波数における測定用レーザ光及び参照用レーザ光の周波数を生成するようになっている。
なお、第1ビームスプリッタ11及び第2ビームスプリッタ14は、測定用レーザ光及び参照用レーザ光の一部を光周波数コム生成部20に出力するようになっている。
次に、本実施形態の光周波数コム生成部20について説明する。
光周波数コム生成部20は、周波数軸でみると広帯域のものだと300THz以上にわたって櫛状にレーザのモードが存在するパルスレーザを発生させるための光源(光周波数コム)生成するようになっている。そして、この光周波数コム生成部20は、第1ビームスプリッタ11及び第2ビームスプリッタ14から出力された測定用レーザ光及び参照用レーザ光に基づいて、第1光源部13及び第2光源部12と位相同期し、所定の周波数のレーザ光を第1光源部及び第2光源部に提供するようになっている。
以上のように、本実施形態の検出装置Sは、第1実施形態と同様に、測定用レーザ光及び測定する電界に基づいて変調された強度変調レーザ光の周波数が高周波数の場合であっても、光学結晶ユニットC1に生じた電界の測定にあたりヘテロダイン検出される強度変調レーザ光と参照用レーザ光の差周波数成分を低周波数にダウンコンバートすることができる。
しがって、この検出装置Sは、安価で高感度なフォトディテクタ19をヘテロダイン検出に用いることができるとともに、当該フォトディテクタ19において光電変換された電気信号に基づいて計測処理を行う測定システムにおいても、低周波数の信号として取り扱うことができるので、簡易な構成であって安価でかつ的確に電界または磁界を計測することができる。
また、この検出装置Sは、光周波数コムを用いて測定用レーザ光及び参照用レーザ光を生成することができるので、光周波数コムによってカバーされる周波数帯域においては、数Hz以下の精度まで各レーザ光の周波数を安定化することができるとともに、計測する信号の周波数を精度よく計測することが可能になる。
なお、本実施形態においては、第1光源部13及び第2光源部12において半導体レーザ光を生成する場合には優れた直接変調の応答性から、レーザの発振周波数を共振器のモードに安定化することができる。
また、本実施形態の検出装置Sは、第1実施形態と同様に、プローブ部100にEO結晶ユニットC1を有し、電界を測定するようになっているが、当該EO結晶ユニットC1をMO結晶ユニットC2に代えて磁界を測定するようにしてもよい。
<第3実施形態>
次に、図6を用いて本発明に係る検出装置Sの第3実施形態について説明する。なお、図6は、本実施形態における検出装置Sの構成を示す構成図である。
本実施形態は、第1実施形態の構成に加えて第1光源部13と第2光源部12の後段にEOM(電気光学変調機)を用い、変調された測定用レーザ光及び参照用レーザ光に基づいて電界を検出する点に特徴がある。なお、その他の構成は第1実施形態と同一であり、同一の部材については同一の符号を用いてその説明を省略する。
次に、図6を用いて本実施形態の検出装置Sの構成について説明する。
本実施形態の検出装置Sは、図6に示すように、第1光源部13と、測定用レーザ光を所定の周波数で変調する第1光変調器31と、第1ビームスプリッタ11と、偏光コントローラ16と、サーキュレータ17と、プローブ部100と、を有している。
また、この検出装置Sは、第2光源部12と、参照用レーザ光を所定の周波数で変調する第2光変調器32と、第2ビームスプリッタ14と、アッテネータと、波長計10と、変調された測定用レーザ光及び参照用レーザ光を安定化させるための光共振器30と、第3ビームスプリッタ18と、光ヘテロダイン検出を行うフォトディテクタ19と、を有している。
本実施形態の検出装置Sは、第1光源部13、第1光変調器31及び光共振器30と、第2光源部12、第2光変調器32及び光共振器30と、をそれぞれ連動させて、第1光変調器31おいて発生した側波帯及び第2光変調器32において発生した側波帯をロックしてそれぞれの側波帯の周波数を安定化させるようになっている。
例えば、本実施形態においては、波長計10で読み取る値で周波数を調整した場合において電界を測定する際の測定精度が足りないときに、図示しないユーザの指示などにしたがって、波長計10によって読み取った測定用レーザ光の変調波と参照用レーザ光の変調波における差周波数に基づいて安定な光共振器30のモードに第1光変調器31及び第2光変調器32にて発生したそれぞれの側波帯にロックするようになっている。
以上のように、本実施形態の検出装置Sは、第1実施形態と同様に、測定用レーザ光及び測定する電界に基づいて変調された強度変調レーザ光の周波数が高周波数の場合であっても、光学結晶ユニットC1に生じた電界の測定にあたりヘテロダイン検出される強度変調レーザ光と参照用レーザ光の差周波数成分を低周波数にダウンコンバートすることができる。
したがって、この検出装置Sは、安価で高感度なフォトディテクタ19をヘテロダイン検出に用いることができるとともに、当該フォトディテクタ19において光電変換された電気信号に基づいて計測処理を行う測定システムにおいても、低周波数の信号として取り扱うことができるので、簡易な構成であって安価でかつ的確に電界または磁界を計測することができる。
また、この検出装置Sは、電界の計測に用いるレーザ光の周波数、すなわち、第1光変調器31において変調されたレーザ光の周波数を安定化することができるので、精度良くEO結晶ユニットC1に生じた電界を計測することができる。
なお、本実施形態においては、第1光源部13及び第2光源部12において半導体レーザ光を生成する場合には優れた直接変調の応答性から、レーザの発振周波数を共振器のモードに安定化することができる。
また、本実施形態において、光共振器30の自由スペクトラム間隔(Free Spectrum Range:FSR)の帯域をカバーするフォトディテクタ19を用いれば、第1光変調器31及び第2光変調器32を省略することも可能である。
また、本実施形態の検出装置Sは、第1実施形態と同様に、プローブ部100にEO結晶ユニットC1を有し、電界を測定するようになっているが、当該EO結晶ユニットC1をMO結晶ユニットC2に代えて磁界を測定するようにしてもよい。
本発明の検出装置Sは、実装電気設計支援ツールまたは回路故障診断ツールとしての電磁界プローブに用いることができる。すなわち、LSIまたはLSIパッケージ周辺で本発明のプローブを用いて電磁界計測を行い、電気設計にフィードバックするための情報の獲得または回路の動作検証を行うことができる。
P … 偏光子
S … 検出装置
C1 … EO結晶ユニット
C2 … MO結晶ユニット
10 … 波長計
11 … 第1ビームスプリッタ
12 … 第2光源部
13 … 第1光源部
14 … 第2ビームスプリッタ
15 … アッテネータ
16 … 偏光コントローラ
17 … サーキュレータ
18 … 第3ビームスプリッタ
19 … フォトディテクタ
20 … 光周波数コム生成部
30 … 光共振器
31 … 第1変調器
32 … 第2変調器
100 … プローブ部
120 … 1/8波長板
140 … 反射膜
150 …誘電体多層膜ミラー

Claims (7)

  1. 電界または磁界を計測する計測装置であって、
    所定の第1周波数によって測定光を生成する第1光源と、
    前記第1周波数とは異なる第2周波数によって前記測定光に対する参照光を生成する第2光源と、
    前記生成された測定光が入射され、測定対象となる電界または測定対象となる磁界の何れかに基づいて当該入射された測定光の屈折率を変化させる光学結晶ユニットと、
    前記光学結晶ユニット内にて生じた測定光の屈折率の変化に基づいて当該測定光の周波数を振幅変調に変換させる変換手段と、
    前記生成された参照光と前記振幅変調された測定光とを合成し、合成した光を合成光として出力する合成手段と、
    前記出力された合成光に基づいて、前記振幅変調された測定光と前記生成された参照光の差周波数成分を検出する検出手段と、
    前記第1光源によって生成される測定光の周波数または前記第2光源によって生成される前記参照光の周波数の少なくとも何れか一方の周波数を調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とする計測装置。
  2. 請求項1に記載の計測装置において、
    前記変換手段が、偏光手段を有し、当該偏光手段を用いて前記光学結晶ユニットに入射された測定光の屈折率の変化を当該入射された測定光の光強度の変化に変換することによって、当該入射された測定光の周波数を振幅変調する、計測装置。
  3. 請求項1または2に記載の計測装置において、
    前記調整手段が、前記複数の光から一種類の光を前記第1光源または前記第2光源から出力させる計測装置。
  4. 請求項1または2に記載の計測装置において、
    前記第1光源または前記第2光源の少なくとも何れか一方の周波数を計測するための波長計を備え、
    前記調整手段が、前記波長計によって計測された周波数に基づいて前記第1光源と第2光源の周波数差を目的の周波数に合わせて調整する計測装置。
  5. 請求項1または2に記載の計測装置において、
    光周波数コムを発生させる光周波数コム発生手段を更に備え、
    前記第1光源及び前記第2光源が、前記光周波数コム発生手段によって発生された光周波数コムと位相同期することによって所定の周波数の測定光及び参照光を出力する計測装置。
  6. 請求項1または2に記載の計測装置において、
    光共振器を更に備え、
    前記第1光源または前記第2光源の少なくとも何れか一方が、前記光共振器と連動することによって安定化された所定の周波数を有する測定光または参照光を生成する計測装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の計測装置において、
    前記第1光源及び第2光源が、連続発振する半導体レーザを測定光または参照光として生成する計測装置。
JP2010049293A 2010-03-05 2010-03-05 計測装置 Expired - Fee Related JP5471614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010049293A JP5471614B2 (ja) 2010-03-05 2010-03-05 計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010049293A JP5471614B2 (ja) 2010-03-05 2010-03-05 計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011185652A JP2011185652A (ja) 2011-09-22
JP5471614B2 true JP5471614B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=44792139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010049293A Expired - Fee Related JP5471614B2 (ja) 2010-03-05 2010-03-05 計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5471614B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6331343B2 (ja) * 2013-06-04 2018-05-30 三菱電機株式会社 光制御型フェーズドアレーアンテナおよび光制御型フェーズドアレーアンテナの受信波処理方法
JP6532632B1 (ja) * 2017-07-27 2019-06-19 三菱電機株式会社 電磁界計測装置および電磁界計測方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06249886A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Ricoh Co Ltd 電界測定装置
JP3756959B2 (ja) * 1993-08-17 2006-03-22 財団法人神奈川科学技術アカデミー 光周波数コム発生器
US5796506A (en) * 1995-11-21 1998-08-18 Tsai; Charles Su-Chang Submillimeter indirect heterodyne receiver and mixer element
JPH10260136A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Seitai Hikarijoho Kenkyusho:Kk 真珠の内部情報抽出方法および装置
JP5119523B2 (ja) * 2005-01-12 2013-01-16 独立行政法人情報通信研究機構 近傍電磁界測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011185652A (ja) 2011-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2663990C (en) Method and device for generating a synthetic wavelength
JP5713501B2 (ja) ホモダイン検波方式電磁波分光測定システム
JP6936560B2 (ja) 電磁波測定装置および電磁波測定方法
JP6940839B2 (ja) 電磁波測定装置および電磁波測定方法
US8941402B2 (en) Electromagnetic field measuring apparatus, electromagnetic field measuring method used for the same, and non-transitory computer readable medium storing electromagnetic field measurement control program
US5256968A (en) Measurement of high-frequency electrical signals by electro-optical effect
JP5471614B2 (ja) 計測装置
CN114397670A (zh) 高速运动目标微多普勒测量的激光雷达系统及测量方法
US10533974B2 (en) Laser measuring device and laser ultrasonic device
CN117452084A (zh) 基于光纤相位调制器和光学超稳腔线性扫频的装置
JP5645011B2 (ja) 変調光解析装置とその変調光解析装置を用いた電界あるいは磁界測定プローブ装置
JP2006293247A (ja) 光周波数コム発生方法及び光周波数コム発生装置
US9634763B2 (en) Tracking frequency conversion and network analyzer employing optical modulation
Chen et al. Simplified Doppler frequency shift measurement enabled by Serrodyne optical frequency translation
JP2006337832A (ja) 光周波数コム発生方法及び光周波数コム発生装置
WO2017150078A1 (ja) 電界イメージング装置
Sasagawa et al. Instantaneous visualization of K-band electric near-fields by a live electrooptic imaging system based on double sideband suppressed carrier modulation
JP5119523B2 (ja) 近傍電磁界測定装置
Sasagawa et al. Low-noise and high-frequency resolution electrooptic sensing of RF near-fields using an external optical modulator
WO2022130587A1 (ja) 光測定装置および光測定方法
Han et al. Low-Power RF Signal Detection with High Gain Using a Tunable Optoelectronic Oscillator
Kanno et al. W-band live electro-optic imaging system
JP2014215180A (ja) 光伝送装置及び光源装置
JPH06273386A (ja) 超音波の検出装置
JP2019211424A (ja) イメージング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees