JP5471460B2 - 枚葉印刷機および横針規制の不良検出方法 - Google Patents

枚葉印刷機および横針規制の不良検出方法 Download PDF

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Description

本発明は枚葉印刷機および横針規制の不良検出方法に関し、更に詳しくは、給紙部から搬送される用紙の搬送方向の辺の位置規制不良(横針規制不良)を検出するためのダミー絵柄の印画手段を備えた枚葉印刷機、およびダミー絵柄により横針規制不良を検出する横針規制の不良検出方法に関する。
従来、用紙の1枚ずつに印刷を行う枚葉印刷機として、オフセット枚葉機等が知られている。図7は、オフセット枚葉機1の例を示す概略構成図である。図7に示すように、オフセット枚葉機1は、印刷部200と、印刷部200に用紙を供給する給紙部100、印刷部200で印刷された印刷物を外部へ排出するための排出部300で構成される。
給紙部100は、給紙パイル66、給紙装置67、フィーダーボード2、および、爪6等より成り、給紙装置67は例えば真空吸着により給紙パイル66に収納されている用紙を吸着し移動させて1枚ずつフィーダーボード2に乗せる。用紙はフィーダーボード2上をベルト等で搬送され、爪6を介して印刷部200に送り込まれる。
用紙は、印刷部200に送り出される前に、印刷位置を正確に合わせるための位置規制がなされる。この際、前当てにより、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向の辺である前辺(前端部、前見当て)の位置規制が実施され、横針装置により、用紙搬送方向の辺である側辺の位置規制が実施される。位置規制が適切に行われないと、用紙上の印刷位置がずれてしまい、不良本になるためである。
位置規制を施された用紙は、爪6およびb方向に回転する第1渡し胴68を介してa方向に回転する圧胴64に挿入される。圧胴64、ブランケット胴22、版胴25、印刷インキを供給するインキ供給装置(図示せず)の1組によって1色のインキの印刷が行われる。例えば2色で印刷を行う場合には印刷部200は2組の圧胴64、ブランケット胴22、版胴25、インキ供給装置で構成される。また、例えばK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の4色を使用する場合、印刷部200は各色に対応する4組の圧胴64、ブランケット胴22、版胴25、インキ供給装置で構成される。
版胴25には版板が巻装され、インキ供給装置(図示せず)により版板に転移されたインキがブランケット胴22に転移し、圧胴64とブランケット胴22の間を走行する用紙にインキを転移させることにより用紙への印画が行われる。
印刷インキの数ぶんの印画処理が終了すると、用紙は、排紙胴63を介して排紙部300に排出され、排紙パイル61に積み重ねられる。排紙部300には印刷済みの用紙(印刷物)の動きを安定化するためのファン62等が設置されている。
図8は、給紙部100のフィーダーボード2周辺の詳細構成図である。フィーダーボード2には紙送りローラー52、搬送ベルト51、コロ50、前当て3、横針装置4、5等が装備されている。フィーダーボード2に送り込まれた用紙は、フィーダーボード2上を紙送りローラー52、搬送ベルト51、コロ50により前当て3の方向に搬送される。
横針装置4、5は、それぞれ、フィーダーボード2の出口手前で、用紙搬送方向の左右両端に設置されている。用紙の側辺の位置規制は左右に配置される横針装置4または5のいずれかで行われる。ここでは、前当て3に向かって搬送方向の右側を横針装置4、左側を横針装置5とする。
横針装置4および横針装置5は、それぞれ、用紙の、搬送方向の右側辺、左側辺の位置規制を行う。
なお、印刷後、用紙を重ね仕上げ断裁を行なうが、この際、用紙搬送方向の一方の辺と、用紙幅方向の一方の辺の位置を揃えて位置合わせを行う。このため、印刷時の位置規制もこれらの辺に対して行っておく必要がある。
また、両面印刷を行う場合には、いったん表面に印刷を行った用紙を裏返して給紙パイル66にセットし、再度裏面に印刷を行うが、上記述べた理由から、表面で位置規制を行った2辺と同じ辺の位置規制を、裏面での印刷時にも行う必要がある。従って、両面印刷時には、前当てにより表面、裏面の印刷時の位置規制を用紙幅方向の同じ辺に対して行うため、側辺の位置規制については、例えば表面の印刷過程で横針装置5で側辺の横針規制を行った場合には、裏面の印刷過程ではもう一方の横針装置4で側辺の横針規制を行い、位置規制を行う側辺を同じとする必要がある。
図9は、横針装置4の構成概要を示す斜視図、図10は、横針装置4を図9に示すB方向に見た側面図である。図9および図10は、横針装置4のみが示されているが、横針装置5も横針装置4と同様の構造であり、同様の動作をする。説明を簡略化するため、これ以降、横針装置4を例に説明する。
図9、図10に示すように、横針装置4は、押さえ板14、真空板10、真空圧調節ツマミ16、真空板高さ調節ツマミ17、センサー位置調節ツマミ15、横位置規制ブロック12、真空ポンプ42、真空圧調整弁41、吸引ホース40、真空板駆動装置43等で構成される。
フィーダーボード2上を搬送された用紙11は、図9に示すように、まず、前当て3に到達して停止し、用紙幅方向の辺である前辺(前端部、前見当て)の位置が規制される(前当て規制)。前当て3の近傍には、前当て光電センサー18が配置されている。前当て光電センサー18は、用紙11が前当て光電センサー18上を遮蔽している(適正)か、否か(不適正)を検出し、遮蔽されていない場合には、前当て3による前当て規制が適正に行われていないとして警報音を発し、オペレーターに警告を促す。
一方、フィーダーボード2上を搬送された用紙11が前当て3で停止すると、横針装置4の真空ポンプ42を作動させ、吸引ホース40を介して真空板10の空気を吸引し、用紙11を真空板10上に吸着させる。真空圧は、真空圧調節ツマミ16により調整可能であり、真空圧調整ツマミ16と連動する真空圧調整弁41により調整される。その後、真空板駆動装置43により、真空板10を、フィーダーボード2と前当て3の間に設けられた空間でA方向に移動させ、用紙11を押さえ板14下に送り込んだうえ、側辺を横位置規制ブロック12に到達させる。これにより、用紙搬送方向の辺である側辺(側端部)の位置規制(横針規制)が行われる。なお、真空板10によるA方向の移動距離は概ね3〜8mmである。また、真空板10の高さは真空板高さ調節ツマミ17で調整できる。
横針規制が適正に行われたか否かは、前当て3による前当て規制の場合と同様に、横針装置4の近傍に配置された横針光電センサー13により用紙11による遮蔽状態を検出することにより行われる。用紙11が横位置規制ブロック12に到達せず、横針光電センサー13が用紙11により遮蔽されていない場合は、横針規制が不良であるものとして、警報音を発してオペレーターに警告を促す。オペレーターは、警報音が鳴った場合には、用紙11を印刷後、排紙部300で不良印刷用紙として抜き取る。
以上の説明では、横針装置4(5)による横針規制を真空板10により行っているが、フィーダーボード2に、用紙11を用紙幅方向に移動させることが可能なコロを上下に設け、用紙幅方向に用紙を移動させて横針規制を行う枚葉印刷機もある。
以上のように、前辺と側辺の位置規制が施された用紙11は、爪6により咥え込まれて給紙部100から排出され、印刷部200に送り込まれる。
従来、以上のようなオフセット枚葉機1には、横針規制を用紙11の厚さや質に応じて微細に調整する方法や装置(特許文献1)や、2枚差しや傾いて給紙された用紙を搬送方向とは逆方向に戻したり、不良な用紙をオペレーターが抜き取りやすいように排紙パイルを上下させる装置(特許文献2)、用紙の角の小さな折れ曲がりや用紙の側部の破れ等の検出装置(特許文献3)が提案されている。
前述したように、位置規制に不良が検出され、警報音が鳴ると、オペレーターが排紙部300で位置規制不良と思われる用紙11を抜き取ることにより、不良用紙が排除される。しかしながら、印刷後、どの用紙が不良なのかを特定することは容易ではなく、前後数十枚の用紙を不良なものとして排除しており、用紙の無駄が生じる。また、前当て光電センサー18、横針光電センサー13による不良検出においては適正となされた場合であっても、前当て3や横位置規制ブロック12に用紙11が当たった後バウンドして規制位置からずれてしまう場合もある。
このような用紙の無駄や、不良検出されない位置規制不良をなくすために、用紙11の側辺(側端部)にダミー絵柄を印画する方法も採られている。このダミー絵柄は、印刷部200で印画される。
図11は、従来のダミー絵柄の印画方法の説明図である。印刷版20上の正しい位置にダミー絵柄21を形成するには、用紙寸法の微妙な違いがあることから、予め刷版の段階で形成することは困難であるため、まず、オフセット枚葉機1により予め10枚程度印刷を行う。印刷部200の場所のオペレーターは、正しい位置に印刷された用紙が圧胴64のどの位置を通るかを確認し、その位置に合わせて版胴25上の印刷版20にダミー絵柄21を入れる。
ダミー絵柄21を印刷版20上に入れた後、印刷部200で印刷を行うと、ダミー絵柄21はブランケット胴22上に転移ダミー絵柄26として転移され、これが圧胴64上の用紙11の側辺(側端部)に転移されてダミー絵柄24となる。
このダミー絵柄24を用紙11に入れることにより、オペレーターはダミー絵柄24がない用紙11やダミー絵柄24が正常でない用紙11を見つけることにより、横針規制不良の用紙を特定して抜き取ることが可能になる。
特開2001−114454号公報 特開2006−347718号公報 特開昭57−95463号公報
しかしながら、上記のダミー絵柄の挿入は、印刷部200で一度10枚程度の印刷を行ったうえでダミー絵柄をオペレーターが印刷版20上に入れるものであり、用紙の無駄やオペレーターの労力増加、時間のロスが生じ、作業性が低下するという問題がある。また、用紙11が印刷版20により印刷可能な印刷幅より少しでも幅広の場合は、用紙11の端部にダミー絵柄24を入れることができないという問題もある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、作業性を向上させつつ横針規制不良を検出するためのダミー絵柄を用紙に印画し、横針規制不良の用紙を排除することが可能な枚葉印刷機等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するための本発明は、枚葉印刷機の給紙部に、フィーダーボードによって搬送される用紙の前端部の位置を規制する前当てと、前記用紙の側端部の位置を規制する横針装置と、前記横針装置により位置を規制された前記用紙の側端部に、横針規制不良検出用のダミー絵柄を印画する印画手段と、を有することを特徴とする枚葉印刷機である。
以上のような枚葉印刷機により、給紙部内で、用紙の無駄や時間の無駄なく、横針規制不良を検出するためのダミー絵柄を印画し、横針規制不良の用紙を検出し排除することが可能になる。
また、好ましくは、印画手段は、横針装置、あるいは、フィーダーボードに取り付けられる。また、印画手段は、フィーダーボード上を用紙の幅方向に移動可能に取り付けることも望ましい。
横針装置に印画手段を取り付けることにより、用紙の幅によって印画手段の位置を変える必要がないという効果がある。また、同じ幅の用紙の印刷を行う場合等では、印画手段をフィーダーボードに設けることにより、容易に、また安価にダミー絵柄を得ることができる。また、印画手段を、フィーダーボード上を用紙の幅方向に移動可能に取り付ければ、用紙幅に合わせて印画手段を移動させることが可能になり、用紙幅を問わずダミー絵柄を印画できるようにもなる。
さらに、印画手段は、用紙の搬送方向の左右にそれぞれ設けられることが望ましい。これにより、用紙の右側辺、左側辺のいずれにもダミー絵柄を印画することが可能になり、例えば両面印刷を行う場合に位置規制を行う辺を同一とし、印画手段によりダミー絵柄を印画する側辺(側端部)を同一とすることができる。
また、印画手段が用紙の搬送方向の左右にそれぞれ設けられる場合、印画手段は、用紙の搬送方向の左右で、用紙の搬送方向の異なる位置にそれぞれ設けられることが望ましい。両面印刷を行う場合には、用紙の表面、裏面の印刷時のそれぞれで、横針装置で用紙の同じ側辺の横針規制を行った後、当該側辺の異なる位置に表面、裏面、それぞれのダミー絵柄を印画することが可能になり、両面印刷を行う場合に、表面、裏面のダミー絵柄を区別でき、両面の横針規制不良を容易に検出することができる。
また、印画手段が用紙の搬送方向の左右にそれぞれ設けられる場合、印画手段は、用紙の搬送方向の左右で、それぞれ異なる色で印画するようにしてもよい。両面印刷を行う場合、表面、裏面で異なる色のダミー絵柄が印画可能になり、ダミー絵柄の色の変化により、両面の横針規制不良を検出することができる。
また、印画手段が用紙の搬送方向の左右にそれぞれ設けられる場合、印画手段は、用紙の搬送方向の左右で、それぞれ異なるタイミングで印画するようにしてもよい。異なるタイミングで印画することにより、用紙の側辺の異なる位置にダミー絵柄を印画することが可能になり、両面印刷を行う場合に、表面、裏面のダミー絵柄を区別でき、両面の横針規制不良を容易に検出することができる。
第2の発明は、枚葉印刷機の給紙部をフィーダーボードによって搬送される用紙の横針装置による横針規制の不良検出方法であって、前記横針装置により位置を規制された前記用紙の側端部に、印画装置によりダミー絵柄を印画する印画工程と、前記ダミー絵柄により横針規制の不良を検出する検出工程と、を有することを特徴とする横針規制の不良検出方法である。
本発明によれば、作業性を向上させつつ横針規制不良を検出するためのダミー絵柄を用紙に印画し、横針規制不良の用紙を排除することが可能な枚葉印刷機等を提供することができる。
本発明の実施例に係るオフセット枚葉機1の給紙部100の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施例に係る横針装置4への印画手段の取り付け方法を説明する概略斜視図 本発明の第2の実施例に係るフィーダーボード2への印画手段の取り付け方法を説明する概略斜視図 本発明の給紙部100の処理の流れを示すフローチャート 本発明のダミー絵柄の説明図 本発明の両面印刷のダミー絵柄の説明図 オフセット枚葉機1の概略構成図 オフセット枚葉機1のフィーダーボード2の概略構成図 横針装置4の概略構成斜視図 横針装置4の概略構成側面図 従来のダミー絵柄印画方法の説明図
以下、本発明の枚葉印刷機を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。本発明の枚葉印刷機であるオフセット枚葉機は、図7等を用いて説明したオフセット枚葉機1の給紙部100に印画手段としての印画装置30を設けた構成を有するものである。図1は、本発明の一実施形態に係るオフセット枚葉機1の給紙部100の構成を示すブロック図である。給紙部100は、図7等で説明したオフセット枚葉機1の一部として設けられ、例えば、給紙装置67、前当て3、前当て光電センサー18、横針装置4、5、警報機53、爪6、印画装置30、および、以上の各部分を制御するための制御装置8等から成る。また、横針装置4、5は、真空板10、真空板駆動装置43、真空ポンプ42、横針光電センサー13等から成る。その他、図1では省略されているが、給紙部200は、図7等で説明したものと同様の装置、例えばフィーダーボード2や紙送りローラー52、搬送ベルト51、コロ50、給紙パイル66等も有する。なお、図7等を用いて既に説明したものと同様の構成等を有するものについては、同じ番号を付し、詳細な説明を以下省略する。
制御装置8は、図示しないが、マイクロプロセッサー等のCPU(Central Processing Unit)、および、制御プログラム等を格納したROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)、入出力信号の入出力インターフェース等よりなり、マイクロプロセッサーがROMに格納されている給紙部100の各部分の制御プログラムをRAMに読み出して実行することにより、駆動信号等の信号を所定の適切なタイミングで各部分に送り、給紙部100の各部分を制御する。
図7、8等で説明したように、給紙装置67は、制御装置8から送られる駆動信号81により給紙パイル66から用紙11を一枚ずつフィーダーボード2の搬送開始位置に配置する。
用紙11は、フィーダーボード2上を紙送りローラー52、搬送ベルト51、コロ50等により搬送され、前当て3に到達する。
図9等で説明したように、前当て3は、制御装置8から送られる駆動信号82により、搬送される用紙11の平面に対して立ち上がる。用紙11の前辺(前端部、前見当て)は前当て3に当たって位置決めされ、前当て規制が行われる。また、後に印刷部200へ用紙11を搬送する際には、駆動信号82により、前当て3は搬送される用紙11の平面に沿って寝る形となり前当て規制を開放する。
前当て光電センサー18は、用紙11による遮蔽状態を示す信号83を制御装置8に送る。制御装置8は、信号83の状態を判定し、遮蔽されていれば正しく前当て規制が行われたと判断し、遮蔽されていない場合は、前当て規制不良があると判断して、警報機53に、警告音を発生させるための信号87を出力する。信号87に従って、警報機53は警報音を発生させる。
図9、図10等で説明したように、真空ポンプ42は、制御装置8から送られる駆動信号84により、吸引ホース40を介して真空板10付近の空気を吸引し、真空板10上の用紙11を真空板10に吸着させる。次に、真空板駆動装置43は、制御装置8から送られる駆動信号85により、真空板10を横位置規制ブロック12の方向に移動させ、用紙11の側辺(側端部)を横位置規制ブロック12に当てることにより位置決めし、横針規制を行う。
横針光電センサー13は、用紙11による遮蔽状態を示す信号86を制御装置8に送る。制御装置8は、信号86の状態を判定し、遮蔽されていれば正しく横針規制が行われたと判断し、遮蔽されていない場合は、横針規制不良があると判断して、警報機53に、警告音を発生させるための信号87を出力する。信号87に従って、警報機53は警報音を発生させる。
本実施形態のオフセット枚葉機1で設けられる印画装置30は、制御装置8から送られる印画信号88により、ダミー絵柄24を、横針規制の行われた用紙11の側辺(側端部)に印画する。印画装置30は、インクジェットノズル、または、インキ浸透型スタンプ印、または、熱転写プリンタヘッド等を用いることができる。
爪6は、制御装置8から送られる駆動信号89により駆動され、前当て規制および横針規制が完了した用紙11を咥えて、用紙11を給紙部100から印刷部200に送り込む。
図2は、第1の実施例に係る印画装置30の取り付け位置の説明図である。図2に示すように、印画装置30は、取付け冶具31により、横針装置4の押さえ板14に取り付けられる。図2(a)では、印画装置30は、押さえ板14の前当て3寄りの位置に、図2(b)では、押さえ板14の前当て3に遠い位置に取り付けられている。これに限らず、取付け位置は、ダミー絵柄24を印画したい位置に合うように、印画装置30に取付け冶具31で取り付ければよい。
印画装置30は図示しない昇降部、印画部等を有し、印画部がインクジェットノズルである場合には、印画装置30の下面に設けられたインクジェットノズルから用紙11に向けてインキを吐出することにより、ダミー絵柄24が用紙11の側辺(側端部)に印画される。印画装置30がインキ浸透型スタンプ印の場合には、用紙11にダミー絵柄24を押印するかたちとなる。印画部が熱転写プリンタヘッドの場合には、印画装置30の下面に設けられた熱転写プリンタヘッドを用紙11に押し付け、熱転写によりダミー絵柄24を用紙11に印画する。
以上の説明では、横針装置4への印画装置30の取付け位置を説明したが、横針装置5への印画装置30の取付け位置は、横針装置4の場合と同様であるので、ここでは説明を省く。
以上のように、横針装置4、5に取付け冶具31により印画装置30を固定する場合、横針装置4、5が用紙の幅に応じて移動するので、印刷前、用紙の幅等に応じて横針装置4、5を移動させることに伴い、印画装置30を別に移動させることなく、さまざまな幅の用紙の側辺(側端部)にダミー絵柄24を印画することが可能である。
図3は、第2の実施例に係る印画装置30の取付け位置の説明図である。図3に示すように、印画装置30は、取付け冶具31によりフィーダーボード2上の横針装置4、5付近に取り付けられる。この印画装置30の取付け方法は、用紙11の幅が一定の場合に限られるが、容易で安価に実現可能である。
印画装置30は、インクジェットノズル、または、インキ浸透型スタンプ印、または、熱転写プリンタヘッドのいずれかである。
また、印画装置30を用紙11の任意の幅に対応させるために、例えばブリッジをフィーダーボード2上で用紙11の幅方向に渡して、当該ブリッジの任意の位置に、もしくは当該ブリッジに沿って移動可能に、取付け冶具31により印画装置30を取り付けることができるようにしてもよい。これにより、印画装置30を用紙11の任意の幅に対応させることが可能になる。また、フィーダーボード2の搬送面で、印画装置30を用紙幅方向の任意の位置に、もしくは幅方向に沿って移動可能に取り付けることができるようにしてもよい。
次に、横針装置4(または5)の印画装置30でダミー絵柄24を印画し、横針規制不良を検出する方法について、図4等を用いて説明する。図4は、給紙部100の処理の流れを示すフローチャートである。給紙部100の各装置は、制御装置8のROM等の記憶部に記憶されている制御プログラムが実行されることにより駆動される。
まず、ユーザ操作等に応じて、制御装置8は、用紙11の搬送方向の左右の横針装置4、5のどちらを使用するかを決定し、選択された横針装置の用紙幅方向の位置を、用紙11に合わせて移動させ、印刷を開始する(ステップS1)。なお、常に一定の幅の用紙11を用いる場合など、横針装置の移動等が必要ない場合もある。
すると、制御装置8は、搬送ベルト51や紙送りローラー52等を動作させるとともに、給紙装置67に駆動信号81を送り、給紙装置67を動作させ、給紙パイル66から用紙11をフィーダーボード2に送り、フィーダーボード2上を搬送させ、用紙11をフィードする(ステップS2)。用紙11は、フィーダーボード2上を搬送され、前当て3に到達する。このとき前当て3は、駆動信号82により、搬送される用紙11の平面に対して立ち上がる形となっており、用紙11の前辺(前端部)が前当て3に接して位置決めされ、前当て規制が実施される。
制御装置8は、前当て光電センサー18から送られる信号83により、前当て規制を検知し、前当て規制が正常に行われたか否かを判断する(ステップS3)。前当て規制が正常に行われなかった場合には、警報機53に信号87を送り、警告音を発する。
次に、制御装置8は、ステップS1で選択された横針装置4または5の真空ポンプ42に駆動信号84を送り、真空板10に用紙11を吸着させる(ステップS4)。さらに、制御装置8は、真空板駆動装置43に駆動信号85を送り、真空板10をフィーダーボード2と前当て3との間の空間で用紙幅方向に移動させ、真空板10に吸着している用紙11の側辺(側端部)を横位置規制ブロック12に到達させ位置決めし、横針規制を行う(ステップS5)。
ステップ5の横針規制後、制御装置8は、前当て3に駆動信号82を送り、前当て3を開放し、用紙11を印刷部200に向かって搬送する(ステップS9)。
一方、これと並行して、制御装置8は、ダミー絵柄の印画処理を実行する。制御装置8は、まず、横針光電センサー13から送られる信号86を検知し、用紙11が検出されたか否か判定する(ステップS6)。すなわち、横針光電センサー13を用紙11が遮蔽しているか否かにより横針規制が正常に行われたか否かを判定する。
用紙11が検出され、横針規制が正常に行われたと判定された場合(ステップS6のYes)には、制御装置8は、所定のタイミングで、例えば真空板駆動装置43の駆動信号85を送ったのち所定時間経った後、印画装置30に印画信号88を送り、印画装置30を駆動してダミー絵柄を印画させる(ステップS7)。
一方、用紙が検出されず、横針規制が正常に行われなかったと判定された場合には(ステップS6のNo)、制御装置8は、警報機53に信号87を送り、警報音を発する(ステップS8)。この場合、ダミー絵柄24は印画されない。
以上のように、ダミー絵柄24が用紙11の側辺(側端部)に印画される。以降、制御装置8は、爪6に駆動信号89を送り、爪6は用紙11を咥えて給紙部100から引き出し、印刷部200に送り込む流れとなる。用紙11は、印刷部200で印刷され、排紙部300に送られて排紙パイル61に積載される。
オペレーターは、警報音を受けて、その後に排紙される用紙11の中からダミー絵柄24のない用紙11を容易に抜き取ることが可能となる。ダミー絵柄24に基づいて横針規制不良の用紙11を検出する詳細については後述する。
なお、横針光電センサー13による横針規制不良検出(ステップS6)を省略し、常に印画装置30でダミー絵柄24を印画するようにしてもよく、上記と同様、制御装置8により、所定のタイミングで、例えば真空板駆動装置43の駆動信号85を送ったのち所定時間経った後、印画装置30に印画信号88を送り、印画装置30を駆動してダミー絵柄24を印画させるようにすればよい。
この際、警報機53による警報音は鳴らないが、オペレーターは、印刷後ダミー絵柄24が正しく印画されていない用紙11を抜き取ることにより、横針規制不良の用紙11を容易に排除することが可能である。
また、横針光電センサー13により横針規制が正しく行われたと判断された場合にも、横針規制後に用紙11が横位置規制ブロック12でバウンドする等により正しく横位置規制が行われない場合がある。このような場合にも、ダミー絵柄24は正しく印画されないので、オペレーターは、ダミー絵柄24が正しく印画されていない用紙11を抜き取ることができる。従って、このような場合でもダミー絵柄24により横針規制不良の用紙11を排除することが可能である。
以上の処理により、印刷時、用紙11にダミー絵柄24を印画する。続いて、ダミー絵柄24による横針規制不良検出について、図5を用いて説明する。図5は、ダミー絵柄24の説明図である。
図5(a)に示すように、用紙11の表面の印刷の際に、例えば横針装置5により横針規制を行うと、図5(b−1)に示すように、横針装置5で正しく規制された場合には、用紙11の側辺(側端部)にダミー絵柄24が印画され、図5(b−2)に示すように、横針装置5で正しく規制されなかった場合には、ダミー絵柄24は印画されない(横針規制不良23)。
図5(c)は、それらの用紙11が排紙部300の排紙パイル61に積載された状態を示す図である。図5(c)に示すように、用紙11の側辺(側端部)にダミー絵柄24が印画されることにより、用紙の山19の側面にダミー絵柄24が見え、ダミー絵柄24がない部分を横針規制不良23として抜き取ることにより、オペレーターは容易に不良の用紙11を排除することが可能になる。ダミー絵柄24は、用紙11の側端部に用紙と異なる色をつけるものであればよく、用紙11の色等との対比により判別しやすいことが望ましいが、その色、形態等を特に問うことはない。
通常、本等の印刷では、用紙11に両面印刷を行う。両面印刷では、一旦、上記の手順で用紙11の表面にダミー絵柄24を印画するとともに印刷部200により表面の印刷を行う。表面の印刷後、排出部300の排紙パイル61に積載された用紙11を裏返して、給紙部100の給紙パイル66に裏面印刷用に再度収納する。その後、上記と同様の手順で印刷を行い、用紙11の裏面にダミー絵柄を印画するとともに印刷部200による印刷を行う。
前述したように、裏面で印刷を行う際には、表面の印刷時に位置規制を行った辺と同じ2辺で位置規制を実施するので、例えば、用紙11の表面を印刷する際の横針規制を一方の横針装置5で行った場合、裏面を印刷する際には横針規制をもう一方の横針装置4で行う。
ダミー絵柄は用紙11の表面、裏面で同一の側辺(側端部)に印画されるので、側辺の同じ位置にダミー絵柄が印画されると、両面印刷時に裏面の位置規制の不良が検出できない可能性がある。従って、表面、裏面の印刷時で、ダミー絵柄の印画位置を用紙の搬送方向にずらすこと等が必要になる。
用紙11の表面と裏面のダミー絵柄の印画位置をずらす方法には、例えば、印画装置30の取付け位置を表面、裏面の印刷時で変える方法(方法1)、ダミー絵柄を印画するタイミングを変える方法(方法2)等がある。また、ダミー絵柄のインキの色を表面と裏面の印刷時で変える方法(方法3)によっても、ダミー絵柄により位置規制の不良が検出できる。以下、各方法について説明する。
(方法1)印画装置30の取付け位置を表面と裏面で変える方法
横針装置4、5に印画装置30を取り付ける場合、横針装置4と横針装置5でそれぞれ、前述の図2に示したように、印画装置30を、押さえ板14の前当て3寄りの位置(図2(a))、押さえ板14の前当て3から遠い位置(図2(b))と位置を変えて取り付ければ、ダミー絵柄の印画位置をずらすことが可能である。これに限らず、横針装置4、5で、印画装置30を用紙搬送方向の異なる位置に取り付けておくことで、ダミー絵柄の印画位置を表面、裏面で変えるようにすることができる。
また、フィーダーボード2に印画装置30を取り付ける場合等でも、用紙搬送方向に印画装置30の位置が異なるように取り付ければよい。また、用紙搬送方向の左右のそれぞれで、用紙搬送方向の異なる位置に印画装置30を複数予め取り付けておき、表面と裏面の印刷時、用紙搬送方向の左右で異なる位置の印画装置30を用いるようにしてもよい。
以上のように、用紙11の搬送方向の左右で、用紙11の搬送方向の異なる位置に印画装置30を取り付けることにより、用紙11の表面と裏面で異なる位置にダミー絵柄を印画することが可能になる。これにより、両面印刷時にも、横針規制不良の用紙11を容易に特定し、抜き取ることが可能になる。
(方法2)ダミー絵柄を印画するタイミングを変える方法
印画装置30によるダミー絵柄の印画処理は、前述したように、制御装置8から印画装置30に送られる印画信号88のタイミングで行われる。印画信号88のタイミングについては、例えば、真空板駆動装置43の駆動信号85を送った後、所定時間経った後送るようにすることができ、この所定時間を予め制御プログラム等で定めておくことができる。
また、横針規制後、駆動信号82により前当て3を開放して用紙11は搬送されるので、制御装置8が、印画信号88を送るタイミングを駆動信号82による前当て3の開放後としつつ、両面印刷の表面、裏面の印刷時で変えることにより、ダミー絵柄の印画タイミングは変わり、かつこの間用紙11の搬送が行われるので、用紙11の搬送方向の異なる位置にダミー絵柄を印画することが可能になる。
方法2の印画タイミングを変える方法は、制御装置8の制御プログラムで実現できるので、容易かつ安価に実現することが可能である。
(方法3)ダミー絵柄のインキの色を表面、裏面で異なる色にする方法
用紙11の搬送方向の左右に取り付ける2つの印画装置30にそれぞれ異なる印刷インキの印画装置30を取り付けるか、あるいは、印画装置30の印刷インキの色を表面、裏面の印刷時に交換して取り付ければよい。
表面、裏面でダミー絵柄の色が異なれば、オペレーターは、両面印刷の場合でも、横針規制不良の用紙11をダミー絵柄の色の変化により見分けて特定し、抜き取ることが可能になる。
図6は、両面印刷をした場合のダミー絵柄(表面)24、ダミー絵柄(裏面)27の説明図である。両面印刷を行う場合、図5の用紙11の表面の印刷後、図6(a)に示すように用紙11を裏返して搬送し、再度印刷を行う。この際、裏面の横針規制は表面と同じ側辺で行われる。
印画装置30を、横針装置4、5で用紙11の搬送方向の異なる位置に取り付ける等によりダミー絵柄の印画位置を用紙搬送方向に変化させると、図6(b−1)に示すように、横針装置4で正しく規制された場合には、ダミー絵柄(裏面)27がダミー絵柄(表面)24と異なる位置に印画される。また、横針装置4で正しく規制されなかった場合には、図6(b−2)に示すように、ダミー絵柄(裏面)27は印画されない(横針規制不良28)。
図6(c)は、用紙11の裏面印刷が終了し、排紙部300の排紙パイル61に積載された状態を示す図である。用紙の山19の側面には、表面のダミー絵柄(表面)24と異なる位置に裏面のダミー絵柄(裏面)27が見え、ダミー絵柄(裏面)27がない部分を裏面印刷時の横針規制不良28として抜き取ることにより、ダミー絵柄24、27に基づき、オペレーターは横針規制不良の用紙11を容易に排除することが可能である。なお、横針装置4、5で印画する色を変えた場合には、横針規制不良28は色の変化としてあらわれることになる。
以上のように、給紙部100の横針装置4、5またはフィーダーボード2に印画装置30を取り付ける等してダミー絵柄24を印画することにより、横針規制不良の用紙11を容易に特定し、排除することが可能になる。従来のように、10枚程度の印刷を行った後に印刷部200の版胴25でダミー絵柄を形成する等、用紙11の無駄やオペレーターの手間がかからず作業性が向上する。また、前述した用紙11のバウンドによる位置規制の不良時にもこれを検出することが可能になる。
また、印画装置30の取付け位置を、両面印刷用に、用紙11の搬送方向の異なる位置に取り付けたり、印画タイミングを変えたり、あるいは印画する色を変えたりすることにより、両面印刷時に、表面、裏面で異なる位置、または異なる色でダミー絵柄24、27を用紙11の同一の側辺に印画することが可能であり、両面印刷の場合にも、横針規制不良の用紙11を容易に特定し、排除することが可能になる。
尚、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能であり、それらも、本発明の技術範囲に含まれる。
例えば、本実施の形態の印画装置30は、オフセット枚葉機1に限ることなく、横針装置を使用して横針規制を行う枚葉型印刷機ならば取り付けて運用することが可能である。例えば、横針装置を使用して横針規制を行うグラビア枚葉機や、活版フレキソ枚葉機、枚葉型インクジェット方式デジタル印刷機等で使用することが可能である。
1………オフセット枚葉機
2………フィーダーボード
3………前当て
4、5………横針装置
6………爪
8………制御装置
10………真空板
11………用紙
12………横位置規制ブロック
13………横針光電センサー
14………押さえ板
21、24、27………ダミー絵柄
30………印画装置
31………取付け冶具
42………真空ポンプ
43………真空板駆動装置
66………給紙パイル
67………給紙装置
88………印画信号
100………給紙部
200………印刷部
300………排紙部

Claims (15)

  1. 枚葉印刷機の給紙部に、
    フィーダーボードによって搬送される用紙の前端部の位置を規制する前当てと、
    前記用紙の側端部の位置を規制する横針装置と、
    前記横針装置により位置を規制された前記用紙の側端部に、横針規制不良検出用のダミー絵柄を印画する印画手段と、
    を有することを特徴とする枚葉印刷機。
  2. 前記印画手段は、前記横針装置に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の枚葉印刷機。
  3. 前記印画手段は、前記フィーダーボードに取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の枚葉印刷機。
  4. 前記印画手段は、前記フィーダーボード上を前記用紙の幅方向に移動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の枚葉印刷機。
  5. 前記印画手段は、前記用紙の搬送方向の左右にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の枚葉印刷機。
  6. 前記印画手段は、前記用紙の搬送方向の左右で、前記用紙の搬送方向の異なる位置にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項5記載の枚葉印刷機。
  7. 前記印画手段は、前記用紙の搬送方向の左右で、それぞれ異なる色で印画することを特徴とする請求項5に記載の枚葉印刷機。
  8. 前記印画手段は、前記用紙の搬送方向の左右で、それぞれ異なるタイミングで印画することを特徴とする請求項5に記載の枚葉印刷機。
  9. 枚葉印刷機の給紙部をフィーダーボードによって搬送される用紙の横針装置による横針規制の不良検出方法であって、
    前記横針装置により位置を規制された前記用紙の側端部に、印画装置によりダミー絵柄を印画する印画工程と、
    前記ダミー絵柄により横針規制の不良を検出する検出工程と、
    を有することを特徴とする横針規制の不良検出方法。
  10. 前記印画工程は、前記横針装置に取り付けられた前記印画装置により前記ダミー絵柄を印画すること特徴とする請求項9記載の横針規制の不良検出方法。
  11. 前記印画工程は、前記フィーダーボードに取り付けられた前記印画装置により前記ダミー絵柄を印画することを特徴とする請求項9記載の横針規制の不良検出方法。
  12. 前記印画工程は、前記フィーダーボード上を前記用紙の幅方向に移動可能に取り付けられた前記印画装置により前記ダミー絵柄を印画することを特徴とする請求項9記載の横針規制の不良検出方法。
  13. 前記用紙に両面印刷を行う場合に、前記印画工程は、前記用紙の搬送方向の左右で、前記用紙の搬送方向の異なる位置にそれぞれ設けられる印画装置により、前記用紙の一方の側端部の表面、裏面で異なる位置に前記ダミー絵柄を印画することを特徴とする請求項9乃至請求項12のいずれかに記載の横針規制の不良検出方法。
  14. 前記用紙に両面印刷を行う場合に、前記印画工程は、前記用紙の搬送方向の左右にそれぞれ設けられる印画装置により、前記用紙の一方の側端部の表面、裏面で異なる色の前記ダミー絵柄を印画することを特徴とする請求項9乃至請求項12のいずれかに記載の横針規制の不良検出方法。
  15. 前記用紙に両面印刷を行う場合に、前記印画工程は、前記用紙の搬送方向の左右にそれぞれ設けられ、前記用紙の表面、裏面で異なるタイミングで前記ダミー絵柄を印画する印画装置により、前記用紙の一方の側端部の表面、裏面で異なる位置に前記ダミー絵柄を印画することを特徴とする請求項9乃至請求項12のいずれかに記載の横針規制の不良検出方法。
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