JP5471349B2 - 画像形成装置、及び処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、及び処理装置に関する。
従来、定着部などの熱源を必要とする装置を備えた画像形成装置において、電源オフ操作が行われたときに機内の温度検出を行い、機内の温度が規定温度まで低下したときに電源をオフにして、熱源の余熱による機内温度上昇を抑制して装置の不具合等を防止するようにした画像形成装置がある(特許文献1)。
また、電源オフ操作が行われたときに機内の温度検出を行い、これに基づいて冷却ファンなどの冷却部の駆動時間を可変し、その後電源オフにするようにして、熱源の余熱による機内温度上昇に伴うトナー搬送路におけるトナーの融着を防止するようにした画像形成装置もある(特許文献2)。
特開2009−150955号公報 特開平10−10955号公報
しかしながら、例えば、外装扉などの扉部材を開放し、メンテナンス等のために電源をオフするような場合、機外から進入する外気のため、電源オフ操作時においては機内温度が一時的に低下する場合があり、上記各特許文献の画像形成装置では、電源オフ操作時において機内温度は低く検出されてしまう。そうすると、特許文献1の画像形成装置では、熱源の余熱が十分に下がっていないにもかかわらず電源がオフされてしまうこととなる。また、特許文献2の画像形成装置にあっては、冷却部の駆動時間は短く設定され、熱源の余熱が十分に下がる前に電源がオフされてしまうこととなる。そして、上記何れの特許文献の画像形成装置においても、電源オフの操作後、扉部材を閉状態とした場合には、その後、実際の機内温度は熱源の余熱により検出されたときよりも上昇し、十分な機内温度低下を行うことができず、トナーの融着や部材の温度が上昇して装置に不具合が生じるおそれがある。
本発明の課題は、電源オフ操作時に機内が開放されていて、その後閉鎖されたような状況下であっても、機内温度が装置の不具合の生じるような温度を超えないようにして、装置の不具合の発生を防止することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、電源のオフの信号の発生に伴って駆動が停止される熱源及び冷却部と、内部を開放するための開閉扉と、内部の所定位置の温度を検知する温度検知部と、前記開閉扉の開閉状態を検知する扉検知部と、を備えた画像形成装置において、
電源オフの信号が発生すると、まず、前記熱源の駆動を停止させ、その状態で、前記扉検知部が前記開閉扉の開状態を検知している場合には、前記扉検知部によって前記開閉扉が開状態から閉状態となったことが検知されてから所定時間経過後に前記温度検知部によって検知された温度が所定温度以下となったか否かを判定し、前記温度検知部の検知温度が所定温度以下となったと判定したときに前記冷却部の駆動を停止して電源オフ状態にする制御部と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記扉検知部によって前記開閉扉の開状態が検知されている間、前記冷却部の駆動を停止することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記温度検知部は、複数の位置の温度をそれぞれ検知し、
前記制御部は、全て温度検知部の検知温度が前記所定温度以下となったと判定したときに、前記冷却部の駆動を停止して電源オフ状態にすることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、シートに画像を形成する画像形成装置から排出されたシートを受け付けて所定の処理を施す処理装置において、
電源のオフの信号の発生に伴って駆動が停止される熱源及び冷却部と、
内部を開放するための開閉扉と、
内部の所定位置の温度を検知する温度検知部と、
前記開閉扉の開閉状態を検知する扉検知部と、
電源オフの信号が発生すると、まず、前記熱源の駆動を停止させ、その状態で、前記扉検知部が前記開閉扉の開状態を検知している場合には、前記扉検知部によって前記開閉扉が開状態から閉状態となったことが検知されてから所定時間経過後に前記温度検知部によって検知された温度が所定温度以下となったか否かを判定し、前記温度検知部の検知温度が所定温度以下となったと判定したときに前記冷却部の駆動を停止して電源オフ状態にする制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電源オフ操作時に機内が開放されていて、その後閉鎖されたような状況下であっても、機内温度が装置の不具合の生じるような温度を超えないようにして、装置の不具合の発生を防止することができる。
画像形成システムの全体構成図である。 画像形成システムの要部構成を示すブロック図である。 外装扉の開閉を説明する図である。 電源制御処理を示すフローチャートである。 画像形成装置内の温度変化を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
初めに、画像形成システム1の装置構成について説明する。画像形成システム1は、例えば、図1に示すように、大容量トレイユニット56、画像形成装置57、第2定着ユニット70及び後処理ユニット60を備えて構成されている。
大容量トレイユニット56は、スキャナ部20、操作部30、ADF(Auto Document Feeder)22及び給紙ユニット50Aを備えている。
スキャナ部20はCCD(Charge-Coupled Devices)23(図2参照)を備えて構成される。ADF(Auto Document Feeder)22は、原稿台に載置された原稿を搬送する。スキャナ部20はADF22により搬送された原稿を読み取り、CCD23で光電変換して原稿画像データを取得する。また、スキャナ部20により読み取られた原稿画像データは、画像形成装置57に送られ、各種画像処理が施された後、画像形成用データに変換される。
操作表示部30は、画面上のタッチ入力を受け付けるタッチパネル等を備えて構成され、設定条件の設定画面などの各種操作画面や各種処理結果を表示するようになっている。また、操作表示部30は、数字ボタン、印刷開始を指示するためのスタートキー、ユーティリティキーなどの各種機能キーを備えており、ユーザの入力を受け付ける。
給紙ユニット50Aは、給紙トレイ53〜55を備えて構成されている。給紙トレイ53〜55の各々には、普通紙、裏紙、再生紙、上質紙などの用紙種及びサイズが異なる用紙を収容することが可能である。
画像形成装置57は、トナー供給部26、トナー搬送路28、プリンタ部40、温度検知部45b、給紙ユニット50B、扉検知部58を備えている。
トナー供給部26は、大量のトナーが収容され、トナー補給指令に応じてトナーを排出するものである。
トナー搬送路28は、トナー供給部26より排出されたトナーをプリンタ部40に送るものである。
プリンタ部40は、電子写真方式の画像形成を行うものであり、給紙トレイから給紙された用紙を搬送する搬送機構と、用紙に画像形成を行う画像形成部42と、トナー搬送路28から搬送されたトナーを収容して、収容したトナーを画像形成部42に補給するためのトナーホッパー27と、用紙上に形成されたトナー像を定着させる定着部43と、熱源としての定着ヒータ以外の部品の温度上昇を防ぐ為の冷却部46と温度検知部45aと、を備えて構成されている。
なお、冷却部46は、通常の使用において、及び、後述する電源オフ制御において駆動される。また、冷却部46は、動作させる部材や装置、あるいは画像形成装置57内の温度により風量の調整が行われる。
また画像形成部42については、像担持体である感光ドラム49、感光ドラム49上の残トナーを除去するクリーニング部41、及び、特に図示しない、感光ドラム49上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写部、感光ドラム49の帯電を行う帯電部、画像データに基づいて感光ドラム表面に露光走査するLD(LASER Diode)などの露光部、感光ドラム49にトナーを付着させる現像部を備えて構成されている。
また、クリーニング部41により除去された残トナーは、特に図示しないが、スクリューで搬送される事により廃トナー経路を通り、廃トナーBOXに収容される。廃トナー経路の温度上昇は廃トナーの溶解、廃トナー経路の詰まりの原因になる為、本実施の形態では廃トナー経路近傍に温度検知部45aが設置され、廃トナー経路近傍の温度が検知されるものとする。
また、トナー搬送路28も同様に、温度が上昇するとトナー搬送路28中のトナーの溶解、トナー搬送路28の詰まりの原因になるため、トナー搬送路28近傍にも温度検知部45bを設置している。
本実施の形態では、温度検知部45a、45bを廃トナー経路近傍及びトナー搬送路28近傍に設けるようにしているが、例えば、その他のトナー搬送経路や、制御基板や、高熱に強くない他の装置など、高熱に曝されると不具合が生じる可能性のある部材の近傍に配置することも可能である。
また、本実施形態では、プリンタ部40が電子写真方式によりモノクロ画像の形成を行うこととしたが、カラー画像を形成するものであってもよいことは勿論である。また、画像形成方式はこれに限定されるものではなく、例えば、熱転写方式など、熱源により画像形成装置内の温度が上昇するものであれば、他の方式であってもよい。
給紙ユニット50Bは、給紙トレイ51、52を備えている。給紙トレイ51、52の各々には、普通紙、裏紙、再生紙、上質紙などの用紙種及びサイズが異なる用紙を収容することが可能である。
扉検知部58は、後述する外装扉57b(図3(a)参照)の開閉状態を検知するものである。
第2定着ユニット70は、第2定着部71、冷却部72、温度検知部73及び扉検知部74を備えて構成されている。
第2定着部71は、第2定着ユニット70が受け付けた画像形成装置57から排出された用紙(シート)上に形成されたトナー像をさらに定着(第2定着)させるものである。すなわち、第2定着部71を備えた第2定着ユニット70は、シート上に画像を形成する画像形成装置から排出されたシートを受け付けて所定の処理を施す処理装置である。この第2定着部71は、用紙の紙質によって第2定着を行う。
冷却部72は、熱源としての第2定着部71の定着ヒータ以外の部品の温度上昇を防ぐ為のものである。
本実施の形態では、高温に曝されると不具合が生じる可能性のある制御回路や他の装置について温度上昇を抑制するため、第2定着ユニット70内に温度検知部73を設置し、温度の監視を行うようにしている。
扉検知部74は、後述する外装扉70b(図3(b)参照)の開閉状態を検知するものである。
後処理ユニット60は、排紙トレイ62、63を備えており、画像形成された用紙に、ソート処理、パンチ(穴開け)処理、ステープル処理、中折り処理、断裁処理などの各種後処理を施し、小冊子や製本を作成し、排出トレイ62、63に排出するようになっている。なお、後処理ユニット60は、上述のような後処理を行わずに、画像形成装置によって画像が形成された用紙をそのまま排出トレイ62、63に排出することもある。
次に、図2を参照して画像形成システム1の制御構成を含む回路構成について説明する。
画像形成システム1は、例えば、スキャナ部20、電源制御部25、ADF22、操作表示部30、プリンタ部40、後処理ユニット60、第2定着ユニット70、プリントコントローラ部80、本体制御部100、温度検知部45b、扉検知部58などにより構成されている。
スキャナ部20は、CCD23と、画像読取制御部24と、を備えて構成される。制御部110からの指示に従い、ADF制御部21はADF22を駆動させ、画像読取制御部24はスキャナ部20を制御して、ADF22により原稿面の光走査を実行させ、読み取られたアナログ画像信号を本体制御部100の読取処理部160に出力する。
電源制御部25は、制御部110からの指示に従い、画像形成システム1全体の電源を制御し、画像形成システム1内の各部品に電力を供給する。
操作表示部30は、表示部としてのLCD(Liquid Crystal Display)31と一体型に構成されるタッチパネルと、電源スイッチ90と、シャットオフスイッチ91と、図示しないその他の各種機能キーと、操作部制御部32と、から構成される。操作部制御部32は、各種機能キー又はタッチパネルにより操作された操作信号を制御部110に出力する。また、操作部制御部32は、制御部110からの指示に従って、各種操作画面、各種処理結果等をLCD31に表示させる。
プリンタ部40は、画像形成部42、定着部43、プリンタ制御部44、温度検知部45a、冷却部46と、を備えて構成される。プリンタ制御部44は、制御部110からの指示に従って、画像形成部42、温度検知部45a、冷却部46、定着部43などのプリンタ部40の各部を制御する。画像形成の際には、プリンタ部40の各部の動作を制御し、書込処理部200から入力された画像データに基づいて画像形成部42に画像形成を行わせる。定着部43は、熱源47と駆動部48とを備えている。なお、ここでの熱源47は、定着ヒータを含むものとする。
後処理ユニット60は、図示しない各種後処理部と、後処理装置制御部61と、を備えて構成される。後処理装置制御部61は、制御部110の指示に従って、プリンタ部40から出力された画像形成済の用紙に各種後処理を施すように各種後処理部を制御する。
プリントコントローラ部80は、本体制御部100のDRAM制御IC180とPCIバスで接続されており、LAN(Local Area Network)等の通信回線上の、ユーザ端末としてのPC(Personal Computer)などの外部装置300から入力される画像データ等の出力データを、ジョブとして本体制御部100へ配信する機能を実現する。
本体制御部100は、制御部110、I/O部120、プログラムメモリ130、システムメモリ(RAM)140、不揮発メモリ150、読取処理部160、圧縮・伸長IC170、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC180、圧縮メモリ191及びページメモリ192からなる画像メモリ(DRAM)190、書込処理部200を備えて構成されている。
制御部110は、CPUなどで構成され、画像形成システム1の各部を集中制御する。プログラムメモリ130に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してシステムメモリ140に適宜展開し、展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。これにより、制御部110に接続されたスキャナ部20、ADF制御部21、電源制御部25、操作表示部30、プリンタ部40、後処理ユニット60及び第2定着ユニット70の各部を集中制御するようになっている。
I/O部120は、温度検知部45a、45bで検知された温度情報や、扉検知部58で検知された外装扉57bの開閉状態を示す信号などを制御部110に出力する。
プログラムメモリ130は、ROM(Read Only Memory)などの不揮発性メモリなどによって構成され、画像形成システム1において実行する各種処理プログラムが記憶されている。また、プログラムメモリ130には、温度判定プログラム130a、電源制御プログラム130b、閉状態時間判定プログラム130c、冷却制御プログラム130dなどが記憶されている。
温度判定プログラム130aは、温度検知部45a、45bによって画像形成装置57内の温度を検知し、装置内の温度が電源をオフにするのに十分な温度に低下したかを判定するためのプログラムである。すなわち、温度判定プログラム130aは、温度検知部によって検知された温度が所定温度以下となったか否かを判定するためのプログラムである。また、温度判定プログラム130aは、温度検知部45a、45bの何れも所定温度以下となったか否かの判定するためのプログラムも含まれている。
電源制御プログラム130bは、ユーザによって電源スイッチ90や、シャットオフスイッチ91などが操作されて電源オフの信号が発生したときに、定着部43の熱源47の駆動を停止させるとともに、制御部110によって温度判定プログラム130aが実行されることにより、温度検知部45a、45bによって検知された温度が所定温度以下となったと判定された場合に、冷却部46の駆動を停止し、電源制御部25を制御して電源オフ状態にするためのプログラムである。すなわち、電源制御プログラム130bは、電源オフのトリガがあったとき、熱源の駆動を停止させ、温度検知部の検知温度が所定温度以下となったと判定されたときに冷却部の駆動を停止して電源オフ状態にするためのプログラムである。ここで、電源オフ状態とは、例えば、電源スイッチ90を受け付け可能な状態としたり、外部装置300からの情報を受信可能な状態にする、省電力モード、あるいは、スタンバイ状態も含まれる。
閉状態時間判定プログラム130cは、後述する扉検知部58によって外装扉57bが開状態から閉状態となったことを検出したときに計時を開始し、その後、閉状態となってから所定時間が経過したか否かを判定するためのプログラムである。すなわち、閉状態時間判定プログラム130は、扉検知部によって開閉扉が開状態から閉状態となったことが検知されてから所定時間経過したか否かを判定するためのプログラムである。
冷却制御プログラム130dは、扉検知部58によって外装扉57bが開放していることが検知されている間、冷却部46の駆動を停止させるためのプログラムである。すなわち、冷却制御プログラム130dは、扉検知部によって開閉扉の開状態が検知されている間、冷却部の駆動を停止するためのプログラムである。このように、外装扉57bの開放中において、冷却部46を停止させることで、ユーザやサービスマンが紙詰まり処理その他のメンテナンスを行う際に冷却部46に接触することによってけがを負ったり、冷却部46が損傷することを防止することができ、作業中の安全性を確保することが可能となる。また、外装扉57bが開放されると画像形成装置57内の気流が変化し、冷却部46による冷却効果が低下する場合があり、冷却部46の駆動を停止することにより、エネルギーのロスを抑えることができるので、エネルギー効率が高まるようになる。
システムメモリ140は、プログラムメモリ130から読み出されたプログラム、これらプログラムに係るデータ、ジョブデータ又はパラメータなどの情報を一時的に格納するメモリであり、各種プログラム及びデータを展開するためのワークエリアとして機能する。
不揮発メモリ150は、フラッシュメモリ等によって構成され、種々のデータが記憶される。
読取処理部160は、スキャナ部20のCCD23から入力されるアナログ画像信号に、アナログ処理、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施してデジタル画像データを生成する。生成されたデジタル画像データは、DRAM制御IC180を介し圧縮・伸長IC170に出力される。
圧縮・伸長IC170は、DRAM制御IC180の制御下において、読取処理部160又はプリントコントローラ部80から入力されたデジタル画像データに圧縮処理を施す。また、入力される圧縮画像データに対しては伸長処理を施す。
画像メモリ190は、DRAM等の圧縮メモリ191と、ページメモリ192と、を備えて構成される。圧縮メモリ191は、圧縮画像データを格納するためのメモリである。ページメモリ192は、プリント出力前にプリント出力対象の非圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリである。
DRAM制御IC180は、制御部110からの指示に従って、圧縮・伸長IC170によるデジタル画像データの圧縮処理及び圧縮画像データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリ190への画像データの入出力制御を行う。例えば、スキャナ部20により読み取られ、読取処理部160によりA/D変換されたデジタル画像データの保存が指示されると、デジタル画像データの圧縮処理を圧縮・伸長IC170により実行させて、圧縮画像データを画像メモリ190の圧縮メモリ191に格納させる。また、圧縮メモリ191に格納された圧縮画像データのプリント出力が指示されると、圧縮メモリ191から圧縮画像データを読み出し、圧縮・伸長IC170により伸長処理を施してページメモリ192に格納させる。さらに、ページメモリ192に格納された非圧縮画像データのプリント出力が指示されると、ページメモリ192から非圧縮画像データを読み出して、書込処理部200に出力する。
書込処理部200は、DRAM制御IC180から入力された非圧縮画像データに基づいて、画像形成のためのプリントデータを生成し、プリンタ部40(画像形成部42)に出力する。
第2定着ユニット70は、第2定着制御部710、プログラムメモリ730、RAM740、第2定着部71、冷却部72、温度検知部73、扉検知部74等を備えて構成されている。
第2定着制御部710は、CPUなどで構成され、本体制御部100の制御部110からの指示に応じて第2定着ユニット70の各部を集中制御するものである。プログラムメモリ730に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してRAM740に適宜展開し、展開されたプログラムの協働で、各種処理を実行する。これにより、第2定着制御部710に接続された第2定着部71等の各部を集中制御するようになっている。
プログラムメモリ730は、ROM(Read Only Memory)などの不揮発性メモリなどによって構成され、第2定着ユニット70において実行する各種処理プログラムが記憶されている。また、プログラムメモリ730には、温度判定プログラム730a、電源制御プログラム730b、閉状態時間判定プログラム730c、冷却制御プログラム730dなどが記憶されている。
温度判定プログラム730aは、温度検知部73によって第2定着ユニット70内の温度を検知し、装置内の温度が電源をオフにするのに十分な温度に低下したかを判定するためのプログラムである。すなわち、温度判定プログラム730aは、温度検知部によって検知された温度が所定温度以下となったか否かを判定するためのプログラムである。
電源制御プログラム730bは、ユーザによって電源スイッチ90や、シャットオフスイッチ91などが操作されて電源オフの信号が発生したときに、第2定着部71の熱源75の駆動を停止させるとともに、第2定着制御部710によって温度判定プログラム730aが実行されることにより、温度検知部73によって検知された温度が所定温度以下となったと判定された場合に、冷却部72の駆動を停止し、電源オフ状態にするためのプログラムである。すなわち、電源制御プログラム730bは、電源オフの信号が発生したときに、熱源の駆動を停止させ、温度検知部の検知温度が所定温度以下となったと判定したときに冷却部の駆動を停止して電源オフ状態にするためのプログラムである。ここで、電源オフ状態とは、例えば、本体制御部100からの指令を受信可能な状態等にする省電力モード、あるいは、スタンバイ状態も含まれる。
閉状態時間判定プログラム730cは、扉検知部74によって外装扉70b(図3(b)参照)が開状態から閉状態となったことを検出したときに計時を開始し、その後、閉状態となってから所定時間が経過したか否かを判定するためのプログラムである。すなわち、閉状態時間判定プログラム730は、扉検知部によって開閉扉が開状態から閉状態となったことを検知してから所定時間経過したか否かを判定するためのプログラムである。
冷却制御プログラム730dは、扉検知部74によって外装扉70bが開放していることが検知されている間、冷却部72の駆動を停止させるためのプログラムである。すなわち、冷却制御プログラム730dは、扉検知部によって開閉扉の開状態が検知されている間、冷却部の駆動を停止するためのプログラムである。このように、外装扉70bの開放中において、冷却部72を停止させることで、ユーザやサービスマンが紙詰まり処理その他のメンテナンスを行う際に冷却部72に接触することによってけがを負ったり、冷却部72が損傷することを防止することができ、作業中の安全性を確保することが可能となる。また、外装扉70bが開放されると第2定着ユニット70内の気流が変化し、冷却部72による冷却効果が低下する場合があり、冷却部72の駆動を停止することにより、エネルギーのロスを抑えることができるので、エネルギー効率が高まるようになる。
RAM740は、プログラムメモリ730から読み出されたプログラム、これらプログラムに係るデータ、ジョブデータ又はパラメータなどの情報を一時的に格納するメモリであり、各種プログラム及びデータを展開するためのワークエリアとして機能する。
第2定着部71は、熱源75と駆動部76とを備えている。なお、ここでの熱源75は、定着ヒータを含むものとする。
次に、図3を参照して、画像形成装置57及び第2定着ユニット70の外装扉57b、70bの開閉動作について説明する。
図3(a)は、画像形成装置57の概略平面図である。画像形成装置57は、前方の一部が開放され、プリンタ部40などの各部を収容する枠体57aと、一端が枠体57a端部に軸支され、枠体57aの開放部分を覆う外装扉57bとを備えている。
枠体57aには、扉検知部58が、枠体57aの開放部分に臨むように配置されている。扉検知部58は、例えば、リミットスイッチによって構成されており、外装扉57bが閉鎖されると、外装扉57bの内側面により、扉検知部58が押圧される。扉検知部58は、外装扉57bによって押圧されると、その信号をI/O部120を介して制御部100に出力する。
図3(b)は、第2定着ユニット70の概略平面図である。第2定着ユニット70も、画像形成装置57と同様に、前方の一部が開放され、第2定着部71などの各部を収容する枠体70aと、一端が枠体70a端部に軸支され、枠体70aの開放部分を覆う外装扉70bとを備えている。
枠体70aには、扉検知部74が、枠体70aの開放部分に臨むように配置されている。扉検知部74は、例えば、リミットスイッチによって構成されており、外装扉70bが閉鎖されると、外装扉70bの内側面により、扉検知部74が押圧される。扉検知部74は、外装扉74bによって押圧されると、その信号を第2定着制御部710に出力する。
なお、扉検知部58、74に使用されるスイッチはリミットスイッチに限らず、例えば、フォトセンサや磁力検知センサなど、外装扉57b、70bの開閉状態を検出できる様々なスイッチを用いることができる。
次に、以上のような構成を有する画像形成システム1において実行される、電源オフを行うための電源制御処理について、図4を参照しながら説明する。電源制御処理は、制御部110が電源制御プログラム130bを読み出して実行することにより実現される。本発明の実施の形態において、電源制御処理は、例えば、所定時間毎に起動される。
先ず、制御部110は、ユーザによって電源スイッチ90あるいはシャットオフスイッチ91が操作されて電源オフ信号が発生したか否かを判定する(ステップS100)。制御部110は、電源スイッチ90あるいはシャットオフスイッチ91が操作されたと判定したときは(ステップS100:Y)、扉検知部58からの信号に基づいて、外装扉57bが閉状態であるか否かを判定する(ステップS101)。一方、制御部110は、電源スイッチ90あるいはシャットオフスイッチ91が操作されたと判定しないときは(ステップS100:N)、この処理を終了する。
次に、制御部110は、ステップS101において、外装扉57bが閉状態であると判定したときは(ステップS101:Y)、冷却部46の駆動を開始し(ステップS102)、ステップS106の処理に移行する。一方、制御部110は、外装扉57bが閉状態であると判定しないときは(ステップS101:N)、冷却部46の駆動を停止する(ステップS103)。なお、冷却部46の駆動を開始する際に、すでに冷却部46が駆動されている場合には、そのまま、冷却部46の駆動を継続し、冷却部46の駆動を停止する際に、すでに冷却部46の駆動が停止されている場合には、そのまま、冷却部46の駆動を停止させた状態に制御される。また、冷却部46の冷却制御は、温度検出部45a、45bによる検出温度に応じて、例えば、冷却ファンの風量を変更するようにしてもよい。
次に、制御部110は、扉検知部58からの信号に基づいて、外装扉57bが閉状態となったか否かを判定し(ステップS104)、閉状態となったと判定するまでこの処理を繰り返し実行する。
そして、制御部110は、閉状態時間判定プログラム130cを読み出して閉状態時間判定処理を実行する(ステップS105)。閉状態時間判定処理では、制御部110は、外装扉57bが閉状態となったとき、すなわち、閉状態時間判定処理が実行されたときから、計時を開始する。そして、予め定められた時間(T)が経過したか否かを所定時間毎に判定する。この時間(T)は、例えば、図5に示されるように、外装扉57bが開放された後に、電源オフ操作がおこなわれ、外装扉57bが閉状態となった後に、画像形成装置57内の温度が後述する電源オフ移行温度に到達(A)した後、冷却部46によって冷却が行われない場合に、トナー融着温度に到達(B)する前の任意のタイミングにて設定が可能である。すなわち、後述する温度検知時に、画像形成装置57内の温度が電源オフと判定される温度よりも高い温度で検出でき、しかも、トナーの融着が開始される前に冷却を開始することができる時間に設定すればよい。
なお、このとき、冷却部46の駆動を開始するようにしてもよい。このようにすれば、外装扉57bを閉状態としたのち、画像形成装置57内の温度上昇を効果的に抑制できるようになる。
次に、制御部110は、温度検知部45a、45bによって検知された温度をそれぞれ入手する(ステップS106)。
次に、制御部110は、温度判定プログラム130aを実行することにより、温度検知部45a、45b全ての検知温度が予め定められた電源OFF移行温度以下であるか否かを判定する(ステップS107)。制御部110は、全ての温度検知部45a、45bの検知温度が電源OFF移行温度以下であると判定したときは(ステップS107:Y)、冷却部46が駆動中であるか否かを判定する(ステップS108)。制御部110は、冷却部46が駆動中であると判定した場合には、冷却部の駆動を停止し(ステップS109)、電源オフ状態へ移行する制御を行った後(ステップS110)、この処理を終了する。一方、制御部110は、ステップS108において、冷却部46が駆動中であると判定しない場合には、ステップS109の処理を行わず、ステップS110の処理を実行することとなる。また、ステップS107において、全ての温度検知部45a、45bの検知温度が電源OFF移行温度以下であると判定しないときは(ステップS107:N)、冷却部46によって継続的に画像形成装置57内を冷却させるために、ステップS101の処理に移行する。
なお、上述した制御は、第2定着ユニット70においても対応する構成に置き換えられて、画像形成装置57と同様の制御が行われるので、第2定着ユニット70についての説明は省略する。
次に、図5を参照して、外装扉57bが開放されてから、電源オフ操作が行われて、電源オフ状態となるまでの、画像形成装置57内の温度変化について説明する。
図中、aは、外装扉57bが開放されたタイミングを示している。bは、ユーザによって電源スイッチ90あるいはシャットオフスイッチ91が操作されたタイミングを示している。cは、外装扉57cが閉状態となったタイミングを示している。dは、温度検知部45a、45bによる温度検知を行うとともに、冷却部46が駆動されるタイミングを示している。eは電源がオフ状態となるタイミングを示している。
また、図中、電源OFF移行温度は、トナーの融着温度などを考慮して適宜設定されるものとする。また、トナー融着温度は、トナーの種類によって異なるため、図中に示されるものは、画像形成システム1に使用されるトナーのうち、融着温度の最も低いトナーのものとする。
先ず、図5において実線にて示されるように、aのタイミングでユーザによって外装扉57bが開放されると、外気の進入により画像形成装置57内の温度は徐々に低下し始める。そして、bのタイミングで電源スイッチ90等の電源オフ操作が行われたのち、cのタイミングで外装扉57bが閉状態とされると、一旦下がった画像形成装置57内の温度は、定着部43の熱源47等の余熱によって再び上昇を始める。このとき、冷却部46は駆動していない。そして、外装扉57bが閉状態となってから所定時間(T)が経過し、dのタイミングで、温度検知部45a、45bによる温度検知が行われ、電源OFF移行温度よりも高い温度が検知されているため、冷却部46による駆動が開始される。その後、冷却部46により、画像形成装置57内の温度は低下し、eのタイミングで電源OFF移行温度となって電源オフ状態へ移行する処理が行われ、電源オフ状態となる。
従来の画像形成装置では、電源オフ操作が行われた後、温度検知が行われるタイミングは、電源OFF移行温度以下の状態のときとなるため、余熱等で装置内の温度が上昇する可能性があるにもかかわらず、冷却部が駆動しないで電源オフ状態となってしまうため、図5の破線で示されるように、装置内の温度はトナー融着温度を超えてしまう場合がある。
なお、上述した装置内の温度変化については、第2定着ユニット70においても同様の挙動を示す。この場合において、図5に示されるトナー融着温度は、例えば、制御基板や他の装置の耐熱温度に置き換えて適用することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、制御部110は、電源オフの信号が発生したときには、熱源47の駆動を停止させる。そして、制御部110は、扉検知部58が外装扉57bの開状態を検知しているときには、扉検知部58によって外装扉57bが閉状態となったことを検知してから所定時間を経過後に温度検知部45a、45bによって検知された温度が所定温度以下となったか否かを判定する。そして、制御部110は、温度検知部45a、45bの検知温度が所定温度以下となったと判定した場合に冷却部46の駆動を停止して電源オフ状態にする制御を行う。その結果、電源オフ操作時に機内が開放されていて、その後閉鎖されたような状況下であっても、外装扉が閉状態となってから所定時間が経過した後に、電源オフ状態に移行するか否かを判断するための温度検知を行うので、機内温度がトナー融着温度を超えないようにして、トナー搬送路などにおけるトナーの融着や部材の温度上昇を抑制して装置の不具合を防止することができる。
また、本実施形態によれば、制御部110は、扉検知部58によって外装扉57bの開状態が検知されている間、冷却部46の駆動を停止するので、外装扉57bの開放に伴う気流の変化による冷却部46の冷却効果の低下のおそれがなく、エネルギー効率が向上するとともに、メンテナンス時の安全性を確保することができる。
また、本実施形態によれば、制御部110は、全て温度検知部45a、45bの検知温度が所定温度以下となったと判定したときに、冷却部46の駆動停止及び電源オフ状態への移行を行う。その結果、トナーの融着温度や部材の耐熱温度がそれぞれ異なっても、最も低い温度以下となったときに電源オフ状態へ移行させるようにすることができ、温度上昇による装置の不具合を確実に防止することができる。
また、本実施形態によれば、第2定着制御部710は、電源オフの信号が発生したときに、熱源75の駆動を停止させる。そして、第2定着制御部710は、扉検知部74が外装扉70bの開状態を検知しているときには、扉検知部74によって外装扉70bが開状態から閉状態となったことが検知されてから所定時間を経過後に温度検知部73によって検知された温度が所定温度以下となったか否かを判定する。そして、第2定着制御部710は、温度検知部73の検知温度が所定温度以下となったと判定したときに冷却部72の駆動を停止して電源オフ状態にする制御を行う。その結果、電源オフ操作時に機内が開放されていて、その後閉鎖されたような状況下であっても、外装扉が閉状態となってから所定時間が経過した後に、電源オフ状態に移行するか否かを判断するための温度検知を行うので、機内温度が部材の耐熱温度を超えないようにして、部材の温度上昇を抑制して装置の不具合を防止することができる。
なお、本実施形態では、外装扉57b、70bの開放中において、冷却部46、72の駆動を停止するようにしたが、開放中においても駆動させるようにしてもよい。この場合、安全性が確保されるように設計されることが好ましい。
また、本実施形態では、画像形成装置57に2つの温度検知部45a、45bを設けたが、1つであってもよく、また、3つ以上設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、第2定着ユニット70に1つの温度検知部73を設けたが、2以上設けるようにしてもよく、この場合、電源オフ操作が行われたときにおいて、全ての温度検知部が所定温度以下となったら電源オフ状態へ移行する制御を行うように構成することができる。
また、本実施形態で用いられる画像形成ユニット1は、一度に大量の印刷を行う軽印刷用の装置に適用したが、一般のオフィス用に用いられる画像形成ユニットであっても勿論適用することができる。
また、本実施形態では、電源オフ操作があってから電源オフ状態となるまで、外部から供給される電源により動作を行うようにしているが、稼動中において、バッテリーや、電気二重層などのコンデンサ等により電源を確保し、電源オフ状態への制御については、外部からの電源の供給を受けずにこれを用いるようにしてもよい。
また、本実施形態では、冷却部46、72として冷却ファンを用いたが、水などの液体を管などによって循環させて装置内を冷却させるようにしてもよい。
また、本実施形態における熱源として、定着ヒータを例に挙げて説明したが、モータ等発熱が伴う部材であれば、何れのものについても適用することができる。
また、本実施形態では、開閉扉として、装置の前面を開放するための外装扉57b、70bを用いたが、その他にも、例えば、定着部側の給紙経路を開放するための扉など、装置の何れの面を開放させるものであってもよく、装置内部を開放させるための扉であれば何れのものにも適用することができる。
また、本実施形態における電源制御は、いわゆる副電源の電源オフであっても、主電源の電源オフであっても何れでもよい。
1 画像形成システム
26 トナー供給部
27 トナーホッパー
28 トナー搬送路
40 プリンタ部
41 クリーニング部
42 画像形成部
43 定着部
45a、45b 温度検知部
46 冷却部
47 熱源
49 感光ドラム
57 画像形成装置
57a 枠体
57b 外装扉
58 扉検知部
70 第2定着ユニット
71 第2定着部
72 冷却部
73 温度検知部
74 扉検知部
75 熱源
90 電源スイッチ
91 シャットオフスイッチ
100 本体制御部
110 制御部
130 プログラムメモリ
710 第2定着制御部
730 プログラムメモリ

Claims (4)

  1. 電源のオフの信号の発生に伴って駆動が停止される熱源及び冷却部と、内部を開放するための開閉扉と、内部の所定位置の温度を検知する温度検知部と、前記開閉扉の開閉状態を検知する扉検知部と、を備えた画像形成装置において、
    電源オフの信号が発生すると、まず、前記熱源の駆動を停止させ、その状態で、前記扉検知部が前記開閉扉の開状態を検知している場合には、前記扉検知部によって前記開閉扉が開状態から閉状態となったことが検知されてから所定時間経過後に前記温度検知部によって検知された温度が所定温度以下となったか否かを判定し、前記温度検知部の検知温度が所定温度以下となったと判定したときに前記冷却部の駆動を停止して電源オフ状態にする制御部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記扉検知部によって前記開閉扉の開状態が検知されている間、前記冷却部の駆動を停止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記温度検知部は、複数の位置の温度をそれぞれ検知し、
    前記制御部は、全て温度検知部の検知温度が前記所定温度以下となったと判定したときに、前記冷却部の駆動を停止して電源オフ状態にすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. シートに画像を形成する画像形成装置から排出されたシートを受け付けて所定の処理を施す処理装置において、
    電源のオフの信号の発生に伴って駆動が停止される熱源及び冷却部と、
    内部を開放するための開閉扉と、
    内部の所定位置の温度を検知する温度検知部と、
    前記開閉扉の開閉状態を検知する扉検知部と、
    電源オフの信号が発生すると、まず、前記熱源の駆動を停止させ、その状態で、前記扉検知部が前記開閉扉の開状態を検知している場合には、前記扉検知部によって前記開閉扉が開状態から閉状態となったことが検知されてから所定時間経過後に前記温度検知部によって検知された温度が所定温度以下となったか否かを判定し、前記温度検知部の検知温度が所定温度以下となったと判定したときに前記冷却部の駆動を停止して電源オフ状態にする制御部と、を備えたことを特徴とする処理装置。
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