JP5471232B2 - 静電潜像現像用トナー、静電潜像現像用現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents
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また、特許文献2には、カーボンブラックとカーボンブラックとの反応性を有する重合体とを反応して得られるカーボンブラックグラフト重合体を、単量体成分に分散し、乳化重合するかまたは懸濁重合して得られる着色粒子を含む静電荷像現像用トナーが記載されている。
更に、特許文献4には、テトラメトキシシランを縮合物であるオリゴマーで被覆されたカーボンブラック、およびこれを配合してなるゴム組成物が記載されている。
即ち、請求項1に係る発明は、
結着樹脂と、
Siに炭素数1以上4以下のアルコキシ基が結合している、テトラアルコキシシラン及び/又はポリアルコキシポリシロキサンの縮合物であるオリゴマーの架橋物を含有する被覆層を表面に有するカーボンブラックと、
を含み、湿式製法で製造された静電潜像現像用トナーである。
前記被覆層を有するカーボンブラックの体積抵抗率が、100Ω・cm以上1014Ω・cm以下である請求項1又は請求項2に記載の静電潜像現像用トナーである。
請求項1又は請求項2に記載の静電潜像現像用トナーを含有する静電潜像現像用現像剤である。
トナーが少なくとも収容され、前記トナーが請求項1又は請求項2に記載の静電潜像現像用トナーであるトナーカートリッジである。
請求項3に記載の静電潜像現像用現像剤により、静電潜像保持体表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
静電潜像保持体、前記静電潜像保持体表面を帯電する帯電手段、帯電した前記静電潜像保持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段、及び前記静電潜像保持体表面に形成されたトナー像を被転写体表面に転写する転写手段からなる群より選ばれる少なくとも一種と、を備えるプロセスカートリッジである。
前記転写手段が、中間転写体と、前記静電潜像保持体表面に形成されたトナー像を前記中間転写体表面に転写する第1転写手段と、前記中間転写体表面に転写されたトナー像を被転写体表面に転写する第2転写手段と、を備える請求項5に記載のプロセスカートリッジである。
静電潜像保持体と、前記静電潜像保持体表面を帯電する帯電手段と、帯電した前記静電潜像保持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、請求項3に記載の静電潜像現像用現像剤により、前記静電潜像保持体表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、前記静電潜像保持体表面に形成されたトナー像を被転写体表面に転写する転写手段と、を備える画像形成装置である。
前記転写手段が、中間転写体と、前記静電潜像保持体表面に形成されたトナー像を前記中間転写体表面に転写する第1転写手段と、前記中間転写体表面に転写されたトナー像を被転写体表面に転写する第2転写手段と、を備える請求項7に記載の画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、Si−O結合を有する化合物が架橋構造を有していない場合に比べて、現像剤の帯電量分布の広がりによる逆極性トナーの発生と、転写率の低下を抑制するという効果が発揮される。
請求項1に係る発明によれば、Si−O結合を有する化合物がシランオリゴマーの縮合物でない場合に比べて、現像剤の帯電量分布の広がりによる逆極性トナーの発生と、転写率の低下が抑制される。
請求項4に係る発明によれば、トナーが表面にSi−O結合を有する化合物を含有する被覆層を有するカーボンブラックを含まない場合に比べて、画像濃度の低下が抑制されるトナーカートリッジが提供される。
請求項6に係る発明によれば、転写手段が中間転写体を介して被転写体表面にトナー像を転写する手段でない場合に比べて、画像濃度の低下が抑制されるという効果が発揮される。
請求項8に係る発明によれば、転写手段が中間転写体を介して被転写体表面にトナー像を転写する手段でない場合に比べて、画像濃度の低下が抑制されるという効果が発揮される。
本実施形態に係る静電潜像現像用トナー(以下、「本実施形態に係るトナー」という場合がある。)は、結着樹脂と、表面にSi−O結合を有する化合物を含有する被覆層を有するカーボンブラック(以下、「被覆カーボンブラック」という場合がある。)と、を含み、湿式製法で製造されたことを特徴とする。
ここで、本発明では、「Si−O結合を有する化合物」の中でも、Siに炭素数1以上4以下のアルコキシ基が結合している、テトラアルコキシシラン及び/又はポリアルコキシポリシロキサンの縮合物であるオリゴマーの架橋物を用いることを要する。
本実施形態に係るトナーは、結着樹脂と、表面にSi−O結合を有する化合物を含有する被覆層を有するカーボンブラックと、を含み、更に離型剤等の他の成分を含んでもよい。
前記被覆カーボンブラックにおいて、被覆されるカーボンブラックとしては、特に制限はないが、例えば、チャンネルブラック、ファーネスブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック等が挙げられる。前記カーボンブラックとしては、より高い画像濃度が得られる点で一次粒径は小さい方が好ましく、具体的には、100nm以下が好ましく、50nmがより好ましい。
また、前記Si−O結合を有する化合物としては、縮合物が好ましく、シランオリゴマーの縮合物がより好ましく、テトラアルコキシシラン及び/又はポリアルコキシポリシロキサンの縮合物が更に好ましい。
また、加水分解縮合物として、例えば上記テトラメトキシシランのオリゴマーをアルコール中で加水分解縮合した「MKCシリケートMS51SG1」(三菱化学(株)製)が、加水分解によりシラノール基が多数生成しているため、好ましく挙げられる。
前記結着樹脂としては、公知の結着樹脂が挙げられる。例えば、スチレン類、モノオレフィン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルエステル、メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエーテル、ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン等の単独重合体あるいは共重合体が挙げられる。
前記結着樹脂として具体的には、ポリスチレン、スチレン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−メタクリル酸アルキル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレンが挙げられる。更に、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド、変性ロジン、パラフィン、ワックス類が挙げられる。この中でも、特にポリエステルを結着樹脂とすることが好ましい。
例えば、離型剤として、低分子ポリエチレン、低分子ポリプロピレン、フィッシャートロピィシュワックス、モンタンワックス、カルナバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス等が挙げられる。
湿式製法とは、溶液中で造粒物を造粒しトナーを得る方法であり、例えば、(1)結着樹脂の重合性単量体を乳化重合させ、形成された分散液と、着色剤(被覆カーボンブラック)、離型剤、及び必要に応じて帯電制御剤等の内添剤の分散液とを混合し、凝集させた後、樹脂のガラス転移温度以上に加熱し融着させ、トナーを得る乳化重合凝集法。(2)結着樹脂を得るための重合性単量体と着色剤、離型剤、必要に応じて帯電制御剤等の内添剤の溶液を水系溶媒に懸濁させて重合する懸濁重合法。(3)結着樹脂と着色剤、離型剤、必要に応じて帯電制御剤等の溶液を水系溶媒に懸濁させて造粒する溶解懸濁法等が挙げられる。また、これらの方法で得られた粒子をコアにして、さらに凝集粒子(樹脂粒子)を付着、加熱融合してコアシェル構造をもたせる製造方法など、公知の方法が使用される。これらのトナーの製造方法の中でも、形状制御、粒度分布制御の観点から水系溶媒にて製造する懸濁重合法、乳化重合凝集法が好ましく、乳化重合凝集法が特に好ましい。
本実施形態に係るトナーの体積平均粒径は、トナーの消費量が抑えられる点で、2μm以上12μm以下が好ましく、3μm以上9μm以下がより好ましい。前記トナーの体積平均粒径は、次のようにして測定し算出した。まず、コールターマルチサイザーII(ベックマン−コールター社製)の測定器を用いて測定されたトナーの粒度分布を分割された粒度範囲(チャンネル)に対し、個々のトナーの体積について小径側から累積分布を描き、累積50%となる粒径を、体積平均粒子径と定義する。
・誘電損率=〔14.39/(W×D2 )〕×Gx ×Tx ×1015
(式中、W=2πf、f:測定周波数100kHz、D:電極直径(cm)、Gx :試料の伝導度(s)、Tx :試料のペレットの厚さ(cm)を表す)
・含水率(質量%)=〔(W1 −W2 )/W1 〕×100
本実施形態に係る静電潜像現像用現像剤は、既述の本実施形態に係るトナーを含有する。
本実施形態に係るトナーは、そのまま一成分現像剤として、あるいは二成分現像剤として用いられる。二成分現像剤として用いる場合にはキャリアと混合して使用される。
本実施形態に係るトナーカートリッジ(以下、「本実施形態に係るカートリッジ」という場合がある。)は、トナーが少なくとも収容され、前記トナーが既述の本実施形態に係るトナーであることを特徴とする。この構成にすることにより、本実施形態に係るトナーが画像形成装置の現像手段に供給される。従って、高い転写率が維持され、画像濃度の低下が抑制される。
中間転写体を用いて、複数(多色)のトナーを中間転写体に転写させ、更に中間転写体に転写されたトナーを記録媒体等に一括転写させて画像形成する場合、トナーを中間転写体を経ずに記録媒体等に転写させて画像形成する場合に比べて、転写性が低下するという現象が発生しやすくなる傾向がある。しかし本実施形態に係る静電潜像現像用現像剤を用いることにより、転写率の低下が抑制されるため、画像濃度の低下が抑制される。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の第一の例を示す全体構成図である。
この画像形成装置1000は、電子写真方式を採用したモノクロの片面出力プリンタである。
この画像形成装置1000には、黒トナーが蓄えられた不図示のトナーカートリッジが備えられており、このトナーカートリッジにより現像器64にトナーの補給が行われる。また、トナー画像が転写されるために用いられる用紙は、用紙蓄積部材80の中に蓄えられており、ユーザから画像形成が指示されると用紙蓄積部材80から搬送されて、転写ロール66においてトナー画像の転写が行われた後、図の左方向に向かって搬送されていく。図1においては、この時の用紙搬送路が、左向きの矢印で示す経路として示されており、用紙はこの用紙搬送路を通って定着器70において、用紙上に転写された転写像の定着が行われた後、左方向に排出される。
この実施形態の画像形成装置1001は、片面出力用のカラープリンタである。
4つの感光体61K,61C、61M,61Yは、帯電部材65K,65C,65M,65Yによりそれぞれ帯電され、さらに露光部67K,67C,67M,67Yから照射されるレーザ光を受けて各感光体上に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、現像器64K,64C,64M,64Yによってそれぞれの色のトナーを含む現像剤で現像されてトナー画像が形成される。このようにして形成された各色のトナー画像は、各色に対応した1次転写ロール66K,66C,66M,66Yにおいて、中間転写ベルト50上に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に順次転写(1次転写)されて重ね合わされていき、多色の1次転写像が形成される。
以上が、この画像形成装置1001における画像形成の動作についての説明である。
−着色剤1の作製−
カーボンブラックとして「Regal330」(キャボット(株)製)100部をラボ造粒装置に入れる。これとは別に、テトラメトキシシランの低縮合物であるオリゴマー(商品名:「MKCシリケートMS51」三菱化学(株))4部をノニオン系界面活性剤(商品名:「エマルゲン920」花王(株))で乳化し、上記「Regal330」を入れたラボ造粒装置に、水と共に入れる。その後、ラボ造粒装置の蓋を閉め、60℃で1分間高速攪袢する。こうして得られた処理物を120℃のドライヤーで乾燥させ、架橋構造を有するシランオリゴマーを含む被覆層で被覆されたカーボンブラックである着色剤1を得た。尚、既述の方法で測定した着色剤1の被覆層の厚みは4nmであった。
着色剤1の作製において、MKCシリケートMS51の添加量を8部に変更したこと以外、着色剤1の作製と同様にして、架橋構造を有するシランオリゴマーを含む被覆層で被覆されたカーボンブラックである着色剤2を得た。尚、既述の方法で測定した着色剤2の被覆層の厚みは8nmであった。
カーボンブラック「R330」(キャボット(株)製)を着色剤3とした。
カーボンブラックとして「Regal330」(キャボット(株)製)60部を、純水1300部とエタノール50部の混合液に入れ、直径1mmのジルコニアビーズを入れたサンドミルにて分散した。次いで、エピコート630(油化シェルエポキシ社製)6.7部をトルエン60部に溶解させた樹脂溶液に2−エチル−4−メチルイミダゾール(商品名:「EMI24」、油化シェルエポキシ製)硬化剤1.3質量部を加えて十分に溶解した後、水600部及びエタノール120部を加え、ホモジナイザーにより9000回転で30分攪拌して樹脂エマルジョンを調製した。
「Regal330」(キャボット(株)製)50質量部を、チタンカップリング剤(プレンアクトKR41B:味の素社製)の0.5%のメチルエチルケトン溶液100部に1時間浸漬させた後、これを加熱乾燥させて、チタンカップリング処理されたカーボンブラックである着色剤5を得た。
着色剤1の作製におけるドライヤー乾燥を、減圧乾燥とし、乾燥温度を40℃とした以外は同様にして、架橋レベルの低いシランオリゴマーを含む被覆層で被覆されたカーボンブラックである着色剤6を得た。尚、既述の方法で測定した着色剤6の被覆層の厚みは5nmあった。
着色剤1の作製において、MKCシリケートMS51の添加量を0.7部に変更したこと以外、着色剤1の作製と同様にして、架橋構造を有するシランオリゴマーを含む被覆層で被覆されたカーボンブラックである着色剤7を得た。尚、既述の方法で測定した着色剤2の被覆層の厚みは0.8nmであった。
着色剤1の作製において、MKCシリケートMS51の添加量を25部に変更したこと以外、着色剤1の作製と同様にして、架橋構造を有するシランオリゴマーを含む被覆層で被覆されたカーボンブラックである着色剤8を得た。尚、既述の方法で測定した着色剤2の被覆層の厚みは32nmであった。
・セバシン酸ジメチル:52mol%
・1,6−ヘキサンジオール:48mol%
・ジブチル錫オキサイド:0.05mol%
以上の成分をフラスコ内で混合し、減圧雰囲気下220℃まで加熱し、6時間脱水縮合反応を行うことで、結晶性ポリエステル樹脂を得た。得られた樹脂の溶融温度は68℃、重量平均分子量Mw=25000であった。
攪拌機、温度計、コンデンサー、窒素ガス導入管を備えた反応容器中に、下記組成(a)に示す酸成分とアルコール成分とを1:1(モル比)の割合で投入し、反応容器中を乾燥窒素ガスで置換した。その後、触媒としてジブチル錫オキシドを下記組成(a)に示す材料に対して0.05mol%の割合で加え、窒素ガス気流下195℃で6時間攪拌反応させ、さらに温度を240℃に上げて6時間攪拌反応させた。その後、反応容器内を10.0mmHgまで減圧し、減圧下で0.5時間攪拌反応させて、淡黄色透明なポリエステル樹脂を得た。
(酸成分)
・テレフタル酸ジメチル:30mol%
・フマル酸ジメチル:70mol%
(アルコール成分)
・ビスフェノールA−エチレンオキサイド1mol付加物:10mol%
・ビスフェノールA−プロピレンオキサイド1mol付加物:90mol%
・ポリエチレンワックス
(東洋ペトロライト社製、Polywax725、融点:104℃):50部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬(株)製、ネオゲンRK):5部
・イオン交換水:200部
以上の各成分を混合し110℃に加熱溶融させ、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)を用いて分散した後、マントンゴーリン高圧ホモジナイザ(ゴーリン社)で分散処理し、体積平均粒径が220nmである離型剤を分散させてなる離型剤分散液(離型剤濃度:20%)を調製した。
・着色剤1:1000部
・アニオン界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンR):150部
・イオン交換水:9000部
以上の成分を混合・溶解し、直径1mmのジルコニアビーズを入れたサンドミルにて1時間分散し、更に着色剤1の濃度が20%になるようにイオン交換水にて調整して、着色剤分散液(1)を調製した。着色剤分散液(1)におけるカーボンブラックの体積平均粒径は150nmであった。
・着色剤2:1000部
・アニオン界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンR):150部
・イオン交換水:9000部
以上の成分を混合・溶解し、直径1mmのジルコニアビーズを入れたサンドミルにて1時間分散し、更に着色剤2の濃度が20%になるようにイオン交換水にて調整して、着色剤分散液(2)を調製した。着色剤分散液(2)におけるカーボンブラックの体積平均粒径は180nmであった。
・着色剤3:1000部
・アニオン界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンR):150部
・イオン交換水:9000部
以上の成分を混合・溶解し、直径1mmのジルコニアビーズを入れたサンドミルにて1時間分散し、更に着色剤3の濃度が20%になるようにイオン交換水にて調整して、着色剤分散液(3)を調製した。着色剤分散液(3)におけるカーボンブラックの体積平均粒径は120nmであった。
・着色剤4:1000部
・アニオン界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンR):150部
・イオン交換水:9000部
以上の成分を混合・溶解し、直径1mmのジルコニアビーズを入れたサンドミルにて1時間分散し、更に着色剤4の濃度が20%になるようにイオン交換水にて調整して、着色剤分散液(4)を調製した。着色剤分散液(4)におけるカーボンブラックの体積平均粒径は190nmであった。
・着色剤5:1000部
・アニオン界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンR):150部
・イオン交換水:9000部
以上の成分を混合・溶解し、直径1mmのジルコニアビーズを入れたサンドミルにて1時間分散し、更に着色剤5の濃度が20%になるようにイオン交換水にて調整して、着色剤分散液(5)を調製した。着色剤分散液(5)におけるカーボンブラックの体積平均粒径は130nmであった。
・着色剤6:1000部
・アニオン界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンR):150部
・イオン交換水:9000部
以上の成分を混合・溶解し、直径1mmのジルコニアビーズを入れたサンドミルにて1時間分散し、更に着色剤6の濃度が20%になるようにイオン交換水にて調整して、着色剤分散液(6)を調製した。着色剤分散液(6)におけるカーボンブラックの体積平均粒径は160nmであった。
・着色剤7:1000部
・アニオン界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンR):150部
・イオン交換水:9000部
以上の成分を混合・溶解し、直径1mmのジルコニアビーズを入れたサンドミルにて1時間分散し、更に着色剤7の濃度が20%になるようにイオン交換水にて調整して、着色剤分散液(7)を調製した。着色剤分散液(7)におけるカーボンブラックの体積平均粒径は135nmであった。
・着色剤8:1000部
・アニオン界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンR):150部
・イオン交換水:9000部
以上の成分を混合・溶解し、直径1mmのジルコニアビーズを入れたサンドミルにて1時間分散し、更に着色剤8の濃度が20%になるようにイオン交換水にて調整して、着色剤分散液(8)を調製した。着色剤分散液(8)におけるカーボンブラックの体積平均粒径は210nmであった。
(トナー(1)の作製)
−結晶性ポリエステル樹脂含有トナー母粒子の調製−
・結晶性ポリエステル樹脂分散液:150部
・非晶性ポリエステル樹脂分散液:350部
・離型剤分散液:40部
・着色剤分散液(1):60部
以上の成分を丸型ステンレス製フラスコ中においてホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックスT50)で混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。
得られたトナー粒子1:100部に対してコロイダルシリカ(日本アエロジル社製、R972)1部を加え、ヘンシェルミキサーにて外添混合を行い、結晶性ポリエステル樹脂を含有したトナー(1)を得た。尚、トナー(1)の体積誘電損率は12であった。また、トナー(1)に含まれる着色剤1の体積抵抗率は106Ω・cmであった。
−樹脂層形成用溶液(芯材被覆層形成用溶液)の調製−
・ポリメチルメタクリレート樹脂粒子
(分子量=60万、平均粒径=0.15μm、ガラス転移温度Tg=120℃):6部
・カーボンブラック(Regal330R、キャボット(株)製):3部
・樹脂粒子(架橋メラミン樹脂粒子;平均粒径0.3μm):0.3部
・トルエン100部
上記成分をホモジナイザーで10分攪拌/分散して、芯材被覆層形成用溶液を得た。
上記キャリア100部に対し、トナー(1):6部をVブレンダーにて20分間混合し、現像剤(1)を得た。
現像剤(1)を用いて、Fujixerox社製Apeosport III C6500の改造機により、29℃,85%RH環境下で以下の評価を実施した。
具体的にはイエロー色、マゼンタ色、シアン色の現像剤として、C6500用現像剤を用い、黒色現像剤として、現像剤(1)を用いた。また、紙は富士ゼロックス社製C2紙を用いた。
評価は、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色のベタ画像(転写像)を作成し、この画像作成における帯電と転写効率を評価した。
帯電評価は、感光体上の画像上(感光体上)のトナー、中間転写体上の転写前の画像上(中間体転写前)のトナー、及び転写後の中間転写体上の残画像上(中間体転写残)のトナーそれぞれのトナーの逆極性トナー量を電荷分布測定装置(イースパートアナライザー:細川ミクロン社製)を測定し、以下の基準で評価した。その結果を表1に示す。尚、評価は◎、○を合格とした。
[帯電評価基準]
◎:逆極性トナーの量が5%未満である。
○:逆極性トナーの量が5%以上20%未満である。
△:逆極性トナーの量が20%以上40%未満である。
×:逆極性トナーの量が40%以上である。
転写前の中間転写体上のトナー単位あたり重量と、転写後の紙上に転写されたトナー単位あたり重量を測定し、以下の式より転写効率を測定した。その結果を表1に示す。尚、該転写効率は90%以上が許容範囲である。
(紙上に転写されたトナーの単位面積あたりの重量)/(転写前の中間転写体上のトナーの単位面積あたりの重量)×100
トナー(1)の作製に用いた着色剤分散液(1)を着色剤分散液(2)に変更したこと以外、トナー(1)の作製と同様にして、トナー(2)及び現像剤(2)を作製し、現像剤(2)を用いて実施例1と同様に評価した。その結果を表1に示す。尚、トナー(2)の誘電損率は11であった。また、トナー(2)に含まれる着色剤2の体積抵抗率は107Ω・cmであった。
トナー(1)の作製に用いた着色剤分散液(1)を着色剤分散液(6)に変更したこと以外、トナー(1)の作製と同様にして、トナー(6)及び現像剤(6)を作製し、現像剤(6)を用いて実施例1と同様に評価した。その結果を表1に示す。尚、トナー(6)の誘電損率は13であった。また、トナー(6)に含まれる着色剤6の体積抵抗率は105Ω・cmであった。
トナー(1)の作製に用いた着色剤分散液(1)を着色剤分散液(7)に変更したこと以外、トナー(1)の作製と同様にして、トナー(7)及び現像剤(7)を作製し、現像剤(7)を用いて実施例1と同様に評価した。その結果を表1に示す。尚、トナー(7)の誘電損率は15であった。また、トナー(7)に含まれる着色剤7の体積抵抗率は103Ω・cmであった。
トナー(1)の作製に用いた着色剤分散液(1)を着色剤分散液(8)に変更したこと以外、トナー(1)の作製と同様にして、トナー(8)及び現像剤(8)を作製し、現像剤(8)を用いて実施例1と同様に評価した。その結果を表1に示す。尚、トナー(8)の誘電損率は13であった。また、トナー(8)に含まれる着色剤8の体積抵抗率は107Ω・cmであった。
トナー(1)の作製に用いた着色剤分散液(1)を着色剤分散液(3)に変更したこと以外、トナー(1)の作製と同様にして、トナー(3)及び現像剤(3)を作製し、現像剤(3)を用いて実施例1と同様に評価した。その結果を表1に示す。尚、トナー(3)の誘電損率は36であった。また、トナー(3)に含まれる着色剤3の体積抵抗率は10−2Ω・cmであった。
トナー(1)の作製に用いた着色剤分散液(1)を着色剤分散液(4)に変更したこと以外、トナー(1)の作製と同様にして、トナー(4)及び現像剤(4)を作製し、現像剤(4)を用いて実施例1と同様に評価した。その結果を表1に示す。尚、トナー(4)の誘電損率は28であった。また、トナー(4)に含まれる着色剤4の体積抵抗率は105Ω・cmであった。
トナー(1)の作製に用いた着色剤分散液(1)を着色剤分散液(5)に変更したこと以外、トナー(1)の作製と同様にして、トナー(5)及び現像剤(5)を作製し、現像剤(4)を用いて実施例1と同様に評価した。その結果を表1に示す。尚、トナー(5)の誘電損率は32であった。また、トナー(5)に含まれる着色剤5の体積抵抗率は100Ω・cmであった。
一方、比較例2は比較的高い着色剤抵抗を示したが、誘電損率及び転写テストの結果は十分でなかった。これは湿式製法トナーにおいては、トナー作製時に被覆カーボンブラック表面に水が吸着し、トナー内に残留した吸着水の影響でトナー自体の抵抗が低下したと考えられる。つまり、比較例2は湿式製法トナーに用いるカーボンブラックには、高抵抗であること、及び低吸湿であることの2つが必須の条件であることを示していると考えられる。
また、高抵抗かつ低吸湿の処理カーボンを用いることで、トナーの誘電損率が抑制できる。この高誘電損率の黒トナーを用いることで、4色同時転写においても、トナー表面抵抗が低下し転写に不利とされる高湿環境下においても良好な転写効率が維持される。
尚、高い転写効率を有していることは、画像濃度の低下及び画質劣化が抑制されることを意味している。
50 中間転写ベルト
50a 駆動ロール
61 感光体
61K,61C,61M,61Y 感光体
62 クリーニング装置
62K,62C,62M,62Y クリーニング装置
64 現像器
64K,64C,64M,64Y 現像器
65 帯電部材
65K,65C,65M,65Y 帯電部材
65a 電源
66 転写ロール
66K,66C,66M,66Y 1次転写ロール
67 露光部
67K,67C,67M,67Y 露光部
67a 除電ランプ
69 2次転写ロール対
69b 2次転写ロール
70 定着器
80 用紙蓄積部材
81 搬送ロール
82 位置合せロール対
83 送出ロール対
100 プロセスカートリッジ
100K,100C,100M,100Y プロセスカートリッジ
100a 支持部材
1000 画像形成装置
1001 画像形成装置
Claims (8)
- 結着樹脂と、
Siに炭素数1以上4以下のアルコキシ基が結合している、テトラアルコキシシラン及び/又はポリアルコキシポリシロキサンの縮合物であるオリゴマーの架橋物を含有する被覆層を表面に有するカーボンブラックと、
を含み、湿式製法で製造された静電潜像現像用トナー。 - 前記被覆層を有するカーボンブラックの体積抵抗率が、100Ω・cm以上1014Ω・cm以下である請求項1に記載の静電潜像現像用トナー。
- 請求項1又は請求項2に記載の静電潜像現像用トナーを含有する静電潜像現像用現像剤。
- トナーが少なくとも収容され、前記トナーが請求項1又は請求項2に記載の静電潜像現像用トナーであるトナーカートリッジ。
- 請求項3に記載の静電潜像現像用現像剤により、静電潜像保持体表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
静電潜像保持体、前記静電潜像保持体表面を帯電する帯電手段、帯電した前記静電潜像保持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段、及び前記静電潜像保持体表面に形成されたトナー像を被転写体表面に転写する転写手段からなる群より選ばれる少なくとも一種と、を備えるプロセスカートリッジ。 - 前記転写手段が、中間転写体と、前記静電潜像保持体表面に形成されたトナー像を前記中間転写体表面に転写する第1転写手段と、前記中間転写体表面に転写されたトナー像を被転写体表面に転写する第2転写手段と、を備える請求項5に記載のプロセスカートリッジ。
- 静電潜像保持体と、前記静電潜像保持体表面を帯電する帯電手段と、帯電した前記静電潜像保持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、請求項3に記載の静電潜像現像用現像剤により、前記静電潜像保持体表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、前記静電潜像保持体表面に形成されたトナー像を被転写体表面に転写する転写手段と、を備える画像形成装置。
- 前記転写手段が、中間転写体と、前記静電潜像保持体表面に形成されたトナー像を前記中間転写体表面に転写する第1転写手段と、前記中間転写体表面に転写されたトナー像を被転写体表面に転写する第2転写手段と、を備える請求項7に記載の画像形成装置。
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