JP5471155B2 - 車両用内装トリム構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用内装トリム構造に関する。詳しくは、車両用シートをフロア上に落とし込んでセットする組み付けにより、車両用シートの外側の縁部に形成された金属製の硬質部が車両内側壁を形成する内装トリムに車幅方向と近接した隣り合わせ状態となる車両用内装トリム構造に関する。
従来、車両最後部の荷室空間に背合わせとなって配される車両用シートのシートバックの背裏部上に、フック等の引掛け具のついたスライダをスライド移動可能に係合させられるようにするスライドレール(デッキレール)が敷設された構成が知られている。ここで、下記特許文献1には、上記したスライドレールが、シートバックの背裏部上に高さ方向に長尺状となるように向けられて配設された構成が開示されている。
実開平7−37810号公報
しかし、上記開示の従来技術のように、シートバックのサイド部に硬質部品が備え付けられているものでは、シート本体を車両フロア上にセットする際の組み付け作業時に、上記した硬質部品を車両内側壁の内装トリム(サイドトリム)に接触させて傷つけてしまうおそれがある。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、外側の縁部に硬質部を有する車両用シートを、車両フロア上にセットする組み付けに際して、車両内側壁の内装トリムに接触させないようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用内装トリム構造は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、車両用シートをフロア上に落とし込んでセットする組み付けにより、車両用シートの外側の縁部に形成された金属製の硬質部が車両内側壁を形成する内装トリムに車幅方向と近接した隣り合わせ状態となる車両用内装トリム構造である。車両用シートは、フロア上に落とし込まれる移動によって、一方に設けられたロケーションピンが他方に形成された位置決め孔内に挿入されることで車幅方向に位置決めされるようになっている。内装トリムは、車両用シートの外側の縁部に対して形状を車幅方向に離間させる離間部と、離間部よりも車両用シートの外側の縁部に対して形状を車幅方向に接近させる接近部とを有した形状とされている。内装トリムは、車両用シートの落とし込み位置がロケーションピンが位置決め孔内に挿入される前の状態では、離間部が硬質部と車幅方向に隣り合い、ロケーションピンが位置決め孔内に挿入されることで接近部が硬質部と車幅方向に隣り合うように構成されている。
この第1の発明によれば、内装トリムは、離間部と接近部とを有した形状とされ、車両用シートがフロア上に落とし込まれていく際、ロケーションピンが位置決め孔内に挿入される前の段階では、離間部が車両用シートの外側の縁部と車幅方向に隣り合い、ロケーションピンが位置決め孔内に挿入されることで、接近部が車両用シートの外側の縁部と車幅方向に隣り合う状態となる。したがって、ロケーションピンが位置決め孔内に挿入される前の状態では、車両用シートの外側の縁部に形成された硬質部と内装トリムとの間に車幅方向の隙間が広く確保されるため、硬質部を内装トリムに接触させないように車両用シートをフロア上に落とし込むことができる。そして、ロケーションピンが位置決め孔内に挿入されることにより、内装トリムの接近部が車両用シートの外側の縁部と接近して隣り合う状態となるが、この段階では、車両用シートが車幅方向に位置決めされた状態となっているため、硬質部を内装トリムに接触させないように車両用シートをフロア上に落とし込むことができる。したがって、車両用シートの外側の縁部と内装トリムとの間の車幅方向の隙間を詰めた状態にして、車両用シートをフロア上にセットして組み付けることができる。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、車両用シートは、シートバックが前方側に倒し込まれた格納姿勢状態で、フロア上に落とし込まれてセットされるようになっている。硬質部は、シートバックの背面部に同背面部の外側の縁部に沿って埋設された長尺状のスライドレールの表層面を覆い、且つシートバックの外側の側面をも覆うように、シートバックの隅部の二面に跨って各面と面一の状態となって設けられる金属製のカバー部材として構成されている。内装トリムは、離間部と接近部との間の段差部が傾斜状に形成されており、車両用シートがフロア上に落とし込まれてセットされた状態では、内装トリムの段差部の傾斜面とシートバックの背面部に面一状に設けられた硬質部の表層面とが互いに段差のない面一状の高さ位置関係に合わせられた状態となる。
この第2の発明によれば、内装トリムの離間部と接近部との間の段差部が傾斜状に形成されており、車両用シートがフロア上に落とし込まれてセットされた状態時に、この段差部の傾斜面がシートバックの背面部に設けられた硬質部の表層面と互いに段差のない面一状の高さ位置関係に合わせられるようになっていることにより、車両用シートをより見栄えの良い格納状態とすることができる。
実施例1の車両用シートの着座使用状態を後方側から見て表した斜視図である。 車両用シートの格納状態を表した斜視図である。 車両用シート内部の骨格構造を表した分解斜視図である。 図3で示した骨格構造の組み付け状態を表した斜視図である。 スライドレール装置の分解斜視図である。 スライドレール装置の組み付け状態を表した平面図である。 図4のVII-VII線断面図である。 スライダのスライドレールに対する係合ロック構造を表した部分断面図である。 車両用シートをフロア上に落とし込んでセットする際の格納姿勢状態を表した斜視図である。 車両用シートをフロア上に落とし込んでセットする様子を車両後方側から見て表した模式図である。 図10の平面図である。 ロケーションピンが位置決め孔内に挿入される状態を表した側面図である。 図12のXIII-XIII線断面図である。 ロケーションピンが位置決め孔内に挿入された状態を表した側面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用内装トリム構造の構成について、図1〜図14を用いて説明する。ここで、図1には、本実施例の車両用内装トリム構造が採用された車両内に搭載される車両用シート1の構成が示されている。この車両用シート1は、3列シートを備えた車両の最後部側の座席用シート(3列目シート)として構成されたものとなっており、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、頭部を受け止めるヘッドレスト4とを備えて構成されている。
詳しくは、車両用シート1は、3列目シートを構成する左右2つのシートのうち、車両後方側から見て右側に配されたシート(図10参照)となっており、図示向かって右方側となるアウター側の側方部には、図10〜図11において後述する車両内側壁を構成する内装トリムM(サイドトリム)が隣り合って配置され、図示向かって左方側となるインナー側の側方部には、同じく図10〜図11において後述する3列目シートを構成するもう一方のシートが隣り合って配置されている。
ところで、上記した車両用シート1は、シートバック2やシートクッション3が、それぞれ、車両のフロアF上に固定設置されたベースフレーム8に連結されて支持された構成となっており、ヘッドレスト4が、シートバック2の上部に連結されて支持された構成となっている。詳しくは、シートバック2は、その左右両サイドの下端部が、それぞれ、回転止め可能な回転軸装置として機能する円盤型のリクライニング装置5を介してベースフレーム8と連結されている。
ここで、図3〜図4に示されるように、ベースフレーム8は、車両前後方向に長尺状に形成された左右一対のベース板8Aによって構成されている。これらベース板8Aは、フロアFに対して図示しないボルト及びナットから成る締結具によって一体的に締結固定されて設けられており、更に、互いの前部と後部とが、複数の横長状の細い繋ぎ板8Bによって互いに一体的に結合されて構成されている。なお、各繋ぎ板8B自体も、図示しないボルト及びナットから成る締結具によって、フロアFに対して一体的に締結固定されている。
一方、シートバック2は、その骨格を成すバックフレーム2Aが、高さ方向に長尺状に形成された左右一対の鋼板製のサイドフレーム2Aaと、これらサイドフレーム2Aaの上端部同士と下端部同士とをそれぞれ一体的に結合する鋼管製のアッパーパイプ2Abとロアパイプ2Acとによって、四角枠形状に組まれて構成されている。そして、シートバック2は、上記した各側のサイドフレーム2Aaの下端部が、それぞれ、リクライニング装置5を介して各側のベース板8Aと連結されている。
詳しくは、上記したシートバック2の各側のサイドフレーム2Aaは、前述したベースフレーム8の各側のベース板8Aに一体的に結合固定されている各側の固定ブラケット8Cに連結されている。これら固定ブラケット8Cは、それぞれ、ボルト及びナットから成る締結具B8によって、各側のベース板8Aに一体的に締結固定されて設けられている。また、図示右方側に示されているインナー側のベース板8Aには、図示しないシートベルト装置のベルト装着部となるシートベルトバックル7の支持板7Aがボルト及びナットから成る締結具7Aaによって一体的に締結固定されて設けられている。
また、上記したヘッドレスト4は、その支柱となる2本の棒状のステー4Aの下端部に回転ヒンジ構造を備えたヒンジブラケット4Bが一体的に結合されており、このヒンジブラケット4Bがバックフレーム2Aのアッパーパイプ2Ab上に結合された固定ブラケット2Bにボルト及びナットから成る締結具4Baによって一体的に締結固定されることにより、シートバック2の上部に連結された状態とされている。
上記したヘッドレスト4は、常時はヒンジブラケット4Bの回転ヒンジ構造が回転ロックされた状態とされていることにより、その乗員の頭部を受け止める本体部が、シートバック2の上方部に突出して設けられた状態に保持されている。しかし、ヘッドレスト4は、シートバック2の背面部に設けられた操作レバー2Eが引き上げ操作されることにより、上記したヒンジブラケット4Bの回転ヒンジ構造の回転ロック状態が解除されて、ヘッドレスト4の本体部がステー4Aと一体的となってヒンジブラケット4Bの図示しない回転ヒンジ軸まわりに前倒れ回転して、シートバック2の背凭れ面側に畳み込まれるようになっている(図2参照)。
なお、上記した図3〜図4に示した操作レバー2Eの操作によってヒンジブラケット4Bの回転ヒンジ構造の回転ロック状態を解除する機構は、バックフレーム2Aのアッパーパイプ2Abとロアパイプ2Acとの間に架け渡された鋼板製の中央ブラケット2Cに固定されて設けられているが、本実施例では図示は省略されている。また、上記した中央ブラケット2Cの背面部には、上記した操作レバー2Eが回転可能にヒンジ連結されて設けられている。
ところで、上記した二つのリクライニング装置5は、そのうち図示向かって右側に示されているインナー側のリクライニング装置5が、回転止め機能を備えた回転軸装置として構成されており、アウター側のリクライニング装置5は、回転止め機能を備えず、単に回転軸装置として機能するように構成されたものとなっている。上記した回転止め機能を備えたインナー側のリクライニング装置5は、常時は回転止めされた状態に保持されており、図1に示されるように、シートバック2の背面部に設けられた操作レバー2Eの引き上げ操作が行われることにより、同側のリクライニング装置5に連結された解除レバー5Aが操作されて、その回転止め状態が解除されるようになっている。
なお、上記した操作レバー2Eの操作によってインナー側のリクライニング装置5の解除レバー5Aを解除操作方向に操作する構成は、ケーブルの牽引操作構造によって構成されているが、本実施例では図示は省略されている。したがって、上記構成により、シートバック2は、常時は、上記したインナー側のリクライニング装置5の回転止め力によって、着座乗員が背凭れとして使用可能な起立した姿勢状態に保持されるようになっている。また、シートバック2は、操作レバー2Eが引き上げ操作されることによって、その回転止め状態が解除されて、両側のリクライニング装置5に設定された同軸線上の回転中心5Rまわりに前倒れ回転することのできる状態に切り換えられるようになっている。
ここで、上記したシートバック2とベースフレーム8との間には、シートバック2を常時前倒れ回転させる方向に附勢する附勢ばね(図示省略)が掛着されている。これにより、シートバック2は、上記のように操作レバー2Eの引き上げ操作によってその回転止め状態が解除されることにより、上記した附勢ばね(図示省略)の附勢力によってフロアF上に倒伏する位置まで前方側に倒し込まれるようになっている(図2参照)。
次に、図3〜図4に戻って、シートクッション3の構成について説明する。すなわち、シートクッション3は、その骨格を成すクッションフレーム3Aが、鋼管製のパイプが四角枠状に組まれて構成されたものとなっている。そして、シートクッション3は、上記したクッションフレーム3Aの前端側の両サイド部が、フロントリンク6を介してベースフレーム8に回転可能にリンク連結されている。
ここで、フロントリンク6は、長板状のリンク部材6Aが左右一対で設けられ、これらリンク部材6Aがロッド6Bによって互いに一体的に結合されて構成されたものとなっている。そして、フロントリンク6は、各リンク部材6Aの上端部に形成された回転ヒンジ部6C1が、クッションフレーム3Aの前端側の両サイド部に形成された取付座部3Aaにそれぞれセットされてボルト及びナットから成る締結具B3によってそれぞれ締結固定されることにより、この回転ヒンジ部6C1を中心にクッションフレーム3Aに対して回転可能となるように連結された状態とされている。
また、フロントリンク6は、各リンク部材6Aの下端部に形成された回転ヒンジ部6C2が、ベースフレーム8の両ベース板8Aの間に架け渡されて設けられた支持ブラケット8Dにそれぞれセットされて図示しないボルト及びナットから成る締結具によってそれぞれ締結固定されることにより、この回転ヒンジ部6C2を中心にベースフレーム8に対しても回転可能となるように連結された状態とされている。
ここで、上記した支持ブラケット8Dは、横長状の板部材によって構成されており、その左右両側の端部が各側のベース板8Aに一体的に結合固定されて設けられている。なお、支持ブラケット8D自体も、図示しないボルト及びナットから成る締結具によって、フロアFに対して一体的に締結固定されている。ところで、上記したシートクッション3のクッションフレーム3Aの後端側の両サイド部には、それぞれ、クッションフレーム3Aの両外側に向かって突出するスライドピン3Abが装着されている。
これらスライドピン3Abは、各側のベース板8Aに貫通形成された前後方向に長尺な形状のレール孔8Aa内に挿通されており、各レール孔8Aaの形状に沿って前後方向にスライド移動可能な状態とされて各側のベース板8Aに組み付けられている。これらスライドピン3Abは、前述したフロントリンク6が下端側の回転ヒンジ部6C2を中心に前倒れ回転する移動に伴って、各レール孔8Aa内を前端側に向かってスライド移動し、フロントリンク6が後倒れ回転する移動に伴って、各レール孔8Aa内を後端側に向かってスライド移動していくようになっている。
上記したフロントリンク6の前倒れ回転は、スライドピン3Abが各レール孔8Aaの前端部に当たって係止する位置で止められるようになっており、この回転止めされる位置で、シートクッション3が通常時着座使用される姿勢位置状態に保持されている。詳しくは、このシートクッション3の姿勢位置を通常の着座使用位置状態に止めるための保持は、各側のベース板8A上に設けられた、各スライドピン3Abをスライドロックする機能を備えたクッションロック装置9によって行われるようになっている。
これらクッションロック装置9は、各スライドピン3Abが各レール孔8Aaの前端部に到達する動きに押されてロック作動し、各スライドピン3Abを各レール孔8Aaの前端部に保持した状態となってロックするようになっている。そして、各クッションロック装置9は、前述したシートバック2の背面部に設けられた操作レバー2Eが引き上げ操作されることにより、各スライドピン3Abをスライドロックした状態が一斉に解除されるようになっている。
これにより、各スライドピン3Abは、各レール孔8Aa内をスライド移動することができる状態となり、フロントリンク6が後倒れ回転する動きに伴って、各レール孔8Aa内を後方側に向かってスライドしていくようになっている。ここで、上記した各レール孔8Aaは、それらの孔の前端部が後端部よりも高い位置に設定されており、各側の前端部から後端部側に向かって下方側に傾斜する滑り台のような傾斜面を有した形状に形成されている。
これにより、上記したシートクッション3は、フロントリンク6が後倒れ回転する動きに伴って、各スライドピン3Abが各レール孔8Aaの傾斜面上を滑り落ちながら後方側に向かってスムーズにスライド移動していくようになっており、後方側への移動がスムーズに行われるようになっている。また、上記したシートクッション3とベースフレーム8との間には、シートクッション3を常時後方側に向かって移動附勢する附勢ばね(図示省略)が掛着されている。
これにより、シートクッション3は、上記のように操作レバー2Eの引き上げ操作によって各スライドピン3Abのスライドロック状態が解除されることにより、上記した附勢ばね(図示省略)の附勢力によって、車両後方側へと移動操作されるようになっている。そして、このシートクッション3の後方移動に伴って空けられたシートクッション3の設置されていたスペース上にシートバック2が倒し込まれることにより、シートバック2とシートクッション3とが互いに前後に並んでフロアF上に面一状に倒伏した格納姿勢状態に切り換えられるようになっている。
ここで、シートバック2の背面部には、その全面に亘って硬質製の板状のバックボード2Dが張設されている。これにより、シートバック2が前倒れ回転して格納状態に切り換えられた時には、バックボード2Dが張設されたシートバック2の背面部を、荷物置き等の載置面として機能させることができるようになっている。ところで、図1に戻って、上記したシートバック2の背面部には、そのアウター側の縁部に沿って、高さ方向に長尺状に延びるスライドレール装置10が敷設されている。
このスライドレール装置10は、図5に示されるように、長尺状のスライドレール20と、このスライドレール20の表層部を覆うカバー部材30とを備えて構成されている。上記したスライドレール20には、引掛け具となるフック44を備えたスライダ40をスライド移動可能に組み付けられるようになっており、スライダ40を適宜のスライド位置でスライドロックさせてフック44を位置固定することにより、このフック44を、車両用シート1後方の荷室空間内に置かれる荷物の引掛け具として機能させられるようになっている。以下、上記したスライドレール20、カバー部材30及びスライダ40の構成について詳しく説明していく。
先ず、スライドレール20の構成について説明する。すなわち、スライドレール20は、図5に示されるように、長尺状の鋼板が短手方向に四角枠状に折り曲げられて形成されており、その折り曲げられた端部と端部とが合わせられる四角枠の一辺中央部の合わせ部に、これら端部の間に空きが設けられることで長尺状の開口スリット21Cが形成されており、この開口スリット21Cから、スライドレール20内に装着されたスライダ40の形状を外部に露出させられるようになっている。
このように、スライドレール20は、鋼板の折り曲げられた端部と端部とが合わせられる四角枠の一辺に、中央に長手方向に真っ直ぐに延びる開口スリット21Cを有した天板部21を有した形状に形作られている。そして、スライドレール20は、図1に示されるように、そのレール形状が、シートバック2の背面部から突出しないように、シートバック2の内部に埋め込まれて設けられており、その天板部21に形成された開口スリット21Cが、シートバック2の背面部に露呈した状態となって配設されるようになっている。
ところで、図5に戻って、上記したスライドレール20の天板部21には、同天板部21を構成する開口スリット21Cを挟む両係合片21A,21Bの互いに内向する側の縁部に、開口スリット21C内に向かって起伏する山谷形状が長手方向に繰り返される形の係合歯At,Btが形成されている。これら係合歯At,Btは、図8において後述するように、スライダ40の構成部品であるロック爪43Aが、附勢によってスライドレール20内から天板部21に向かって押し込まれて、各係合歯At,Bt間のいずれかの歯溝As,Bs内に入り込むことにより、スライダ40のスライド移動をロックした状態に保持する機能部となっている。
また、図5に示されるように、スライドレール20の天板部21には、その長手方向の二箇所の位置に、スライダ40をスライドレール20に対して出し入れさせられるようにするための出し入れ口となる矩形状の開口部21Dが形成されている。これら開口部21Dは、上記した天板部21を構成する各係合片21A,21Bの互いに内向する側の縁部が部分的に肉抜きされて、開口スリット21Cの開口形状が部分的に広げられたかたちとなって形成されている。
次に、図5に戻って、カバー部材30の構成について説明する。このカバー部材30は、アルミニウム合金板が押出成形によって長尺なレール枠形状に形作られて形成されたものとなっており、図7に示されるように、その横断面は、前述したスライドレール20の外周部全体を覆い囲うことのできる大きさの四角枠形状に形成されたものとなっている。このカバー部材30には、そのスライドレール20の天板部21上に被せ付けられる天板部31に、スライドレール20の天板部21に形成された開口スリット21Cを外部に露呈させられるようにする開口スリット31Cが長手方向の全域に亘って開口して形成されている。
そして、更に、上記したカバー部材30の天板部31には、スライドレール20の天板部21に形成された各開口部21Dを外部に露呈させられるようにする矩形状の開口部31Dが形成されている。これら開口部31Dは、上記した天板部31を構成する開口スリット31Cを挟む両天板片31A,31Bの互いに内向する側の縁部がそれぞれ切削加工されることで形成されている。
ところで、図7に示されるように、上記したスライドレール20及びカバー部材30は、それらの重ねられた底板部22,32が、締結ボルトTによって、シートバック2のアウター側のサイドフレーム2Aaに接合された板状の取付ブラケット2Adに締結されることにより、同側のサイドフレーム2Aaに一体的に固定されて設けられている。詳しくは、これら締結ボルトTの各底板部22,32に対する締め付け位置は、図6に示されるように、スライドレール20に形成された各開口部21Dとカバー部材30に形成された各開口部31Dとが重なり合う開口窓から露呈する位置にそれぞれ設定されている。
これにより、上記した締結ボルトTを、上記した広い開口窓から差し込んで、同開口窓内に締め付け工具を差し込むなどして、かかる締め付け作業を簡単に行えるようになっている。ところで、図2に戻って、上記したシートバック2の各側のサイドフレーム2Aaは、それぞれ、下方部が、内側に向かってクランク状に折れ曲がった形状に形成されており、上部側領域2Aa1の形状が下部側領域2Aa2の形状に対して内側に入り込んだ形状となって形成されている。
そして、上記したスライドレール20やカバー部材30は、上記したアウター側のサイドフレーム2Aaの内側に折れ曲がって形成された上部側領域2Aa1の外側に隣接して配設されて、この上部側領域2Aa1から外側に張り出して設けられた取付ブラケット2Adに締結されて固定されている。これにより、図7に示されるように、上記したスライドレール20やカバー部材30が、シートバック2のアウター側のサイド部において、シートバック2の背面部から張り出さないようにシートバック2の形状内部に埋め込まれた状態となって設けられている。
詳しくは、カバー部材30は、そのスライドレール20の天板部21に被せ付けられる天板部31が、シートバック2の背面部と面一状となるように配設されており、その天板部31のアウター側の縁部からシートバック2の前方側に向かって延出するように形成されたひれ部33が、シートバック2のアウター側の隅部である背面部と側面部とを覆った状態となるように設けられている。
これにより、シートバック2のアウター側のサイド部の隅部である背面部と側面部の外形の意匠面が、上記したカバー部材30によってひと繋ぎ状に形作られたものとなっている。ここで、図5に戻って、上記したカバー部材30の長手方向の両端側の開口端部には、スライダ40の脱落を防止するキャップ34,35がそれぞれ装着されている。これらキャップ34,35は、それぞれカバー部材30の各側の開口端部とスライドレール20の各側の開口端部とに嵌まり込んで装着されて、各側の開口端部からのスライダ40の脱落を防止するようになっている。
次に、図5及び図8を用いて、スライダ40の構成について説明する。このスライダ40は、前述したスライドレール20の天板部21と係合する本体部41と、この本体部41に設けられた押ボタン42と、押ボタン42によって押し操作される可動部43と、本体部41に回転可能にヒンジ連結されて設けられたフック44と、を備えて構成されている。上記した本体部41は、その差込み部となる底部に形成された張り出し板状の底板部41Aが、前述したスライドレール20の開口部21Dからレール枠内に差し込まれてセットされて、この状態から、本体部41をスライドレール20の長手方向に沿ってスライドさせることにより、底板部41Aが両係合片21A,21Bのレール枠内側の面に当てがわれて抜け止めされた状態となって、開口スリット21C内を通って天板部21に対して摺動していくようになっている。
また、押ボタン42は、本体部41のスライドレール20の外部に露呈する側の部位に組み付けられており、これをスライドレール20のレール枠内部に向けて押し込む押し込み操作により、可動部43を押下して、可動部43をスライドレール20の天板部21との係合状態から外すようになっている。また、可動部43は、上記した押ボタン42に一体的に装着されて設けられており、常時は本体部41との間に掛けられた圧縮ばね43Cの附勢力によって、スライドレール20のレール枠内に入り込んで設けられたロック爪43Aが、天板部21に形成された各係合歯At,Bt間の歯溝As,Bs内に入り込む方向に附勢されている。
したがって、上記したスライダ40は、そのスライド移動により、可動部43のロック爪43Aとスライドレール20の各係合歯At,Bt間のいずれかの歯溝As,Bsとの配置が合致することにより、附勢によって歯溝As,Bs内に入り込んでスライドロックされた状態となって保持されるようになっている。なお、上記した可動部43の圧縮ばね43Cによる附勢移動は、可動部43の底部に形成された張り出し板状のストッパ43Bが、本体部41の底板部41Aと当接して止められるようになっている。上記したスライダ40のスライドロック状態は、押ボタン42が押し操作されて可動部43が押下されることにより、ロック爪43Aが各歯溝As,Bsから外し出されて解除されるようになっている。
ところで、上記した車両用シート1は、図10に示されるように、車両後方側の開閉ドアが着けられる大きく開口した開口部から、車内に搬入されて、フロアF上の決められた位置に落とし込まれて組み付けられるようになっている。このとき、車両用シート1は、図9に示されるように、前述した格納操作によって格納姿勢に切り換えられた状態で、図示しない吊り掛け具により引掛けられて車内に搬送されてフロアF上に落とし込まれてセットされるようになっている。
ここで、上記したベースフレーム8の各側のベース板8Aの下面部には、下方側に向かって真っ直ぐに突出するロケーションピン8Pが装着されている(図2参照)。これらロケーションピン8Pは、図12〜図14に示されるように、車両用シート1をフロアF上の所定位置に落とし込んでいくことによって、フロアF上に貫通形成された位置決め孔Fh内にそれぞれ挿通されて、車両用シート1のフロアFに対する車幅方向や前後方向の組み付け位置の位置決めを行うようになっている。
上記した位置決め孔Fhは、その一方は、ロケーションピン8Pの断面形状と同じ正円状に刳り貫かれて形成されているが、他方は、車幅方向に長尺な長孔状に形成されており、この長孔の形状によって、各ロケーションピン8Pのベースフレーム8に対する組み付け位置のずれ量や寸法誤差量の吸収を行えるようになっている。ところで、図11に示されるように、上記した車両用シート1のフロアF上への落とし込みによる組み付けに際しては、車両用シート1のアウター側(外側)の縁部が、車両内側壁を形成する内装トリムMと車幅方向に隣り合わせる関係となる。
具体的には、本実施例では、前倒れ姿勢となって落とし込まれるシートバック2のアウター側の縁部と隣り合わせる箇所の内装トリムMが、タイヤハウス等の車体装備を回避するために車内側に突出した形状に形成されている。したがって、本実施例のように、シートバック2のアウター側の縁部に金属製のカバー部材30(本発明の硬質部に相当する。)が装着されているものでは、車両用シート1をフロアF上に落とし込んでセットする際に、この硬質のカバー部材30が、内装トリムMに接触して傷をつけてしまうおそれがある。
しかし、そのために内装トリムMとシートバック2のアウター側の縁部との間の隙間Wを広げすぎると、組み付け後の見栄えが損なわれたり、隙間Wから物が落ちやすくなったりするため、好ましくない。そこで、本実施例では、図13〜図14に示されるように、上記した内装トリムMの形状を、シートバック2のアウター側の縁部に対して車幅方向に大きく離間する離間部Maと、この離間部Maよりもシートバック2のアウター側の縁部に接近する接近部Mbとを有した段差のついた形状とすることにより、シートバック2がフロアF上に落とし込まれる際に、シートバック2のアウター側の縁部と内装トリムMとが接触しにくく、かつ、シートバック2がフロアF上に落とし込まれた時には、シートバック2のアウター側の縁部と内装トリムMとの間に形成される隙間Wを小さい状態にすることのできる構成を実現している。
具体的には、図13に示されるように、上記した内装トリムMの離間部Maは、シートバック2がフロアF上に落とし込まれていく際の、ロケーションピン8Pが位置決め孔Fh内に挿入され始めるところまでの間で、硬質のカバー部材30と車幅方向に隣り合わせた状態を維持するように形成されている。したがって、ロケーションピン8Pが位置決め孔Fh内に挿入され始めるまでの間の、車両用シート1のフロアFに対する位置固定状態が不安定な状況下におけるシートバック2のアウター側の縁部と内装トリムMとの間の車幅方向の隙間Wを広く確保することができるため、硬質のカバー部材30と内装トリムMとを互いに接触させないように車両用シート1をフロアF上に落とし込むことができる。
そして、接近部Mbは、図14に示されるように、シートバック2がフロアF上に落とし込まれて、ロケーションピン8Pが位置決め孔Fh内に挿入された状態となったところで、硬質のカバー部材30と車幅方向に隣り合わせた状態となるように形成されている。このように、ロケーションピン8Pが位置決め孔Fh内に挿入された段階では、車両用シート1が車幅方向に位置決めされた状態となっているため、シートバック2のアウター側の縁部と内装トリムMとの間の車幅方向の隙間Wが詰められた状態となっていても、硬質のカバー部材30を内装トリムMに接触させないように車両用シート1をフロアF上に落とし込むことができる。
ところで、図14に示されるように、上記した内装トリムMの離間部Maと接近部Mbとの間の段差部は、下方側に向かって斜めに傾斜する傾斜面Mcとなって形成されており、車両用シート1がフロアF上に落とし込まれてセットされた状態では、この段差部の傾斜面Mcとシートバック2の背面部に面一状に設けられたカバー部材30の表層面とが互いに段差のない面一状の高さ位置関係に合わせられるようになっている。したがって、シートバック2を前倒しして格納姿勢状態とした際に、シートバック2と内装トリムMとを互いに繋がりのある外観に見せて、より見栄えの良い状態にすることができる。
以上、本発明の実施形態を一つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、上記実施例では、本発明の硬質部に相当する構成として、シートバック2のアウター側の縁部に設けた金属製のカバー部材30を例示したが、他の硬質物であってもよく、また、シートクッション3等のその他の部位に設けられる硬質物を対象としてもよい。また、内装トリムMの材質については特に言及しなかったが、合成樹脂やファブリック等、種々の材質を適用することができる。また、車両用シート1にロケーションピン8Pが設けられ、フロアF上に位置決め孔Fhが形成されたものを例示したが、車両用シート1に位置決め孔が形成され、フロアF上にロケーションピンが突出して設けられる構成であってもよい。
1 車両用シート
2 シートバック
2A バックフレーム
2Aa サイドフレーム
2Aa1 上部側領域
2Aa2 下部側領域
2Ab アッパーパイプ
2Ac ロアパイプ
2Ad 取付ブラケット
2B 固定ブラケット
2C 中央ブラケット
2D バックボード
2E 操作レバー
3 シートクッション
3A クッションフレーム
3Aa 取付座部
3Ab スライドピン
B3 締結具
4 ヘッドレスト
4A ステー
4B ヒンジブラケット
4Ba 締結具
5 リクライニング装置
5A 解除レバー
5R 回転中心
6 フロントリンク
6A リンク部材
6B ロッド
6C1 回転ヒンジ部
6C2 回転ヒンジ部
7 シートベルトバックル
7A 支持板
7Aa 締結具
8 ベースフレーム
8A ベース板
8Aa レール孔
8B 繋ぎ板
8C 固定ブラケット
8D 支持ブラケット
B8 締結具
8P ロケーションピン
9 クッションロック装置
10 スライドレール装置
20 スライドレール
21 天板部
21A 係合片
At 係合歯
As 歯溝
21B 係合片
Bt 係合歯
Bs 歯溝
21C 開口スリット
21D 開口部
22 底板部
30 カバー部材(硬質部)
31 天板部
31A 天板片
31B 天板片
31C 開口スリット
31D 開口部
32 底板部
33 ひれ部
34 キャップ
35 キャップ
40 スライダ
41 本体部
41A 底板部
42 押ボタン
43 可動部
43A ロック爪
43B ストッパ
43C 圧縮ばね
44 フック
T 締結ボルト
F フロア
Fh 位置決め孔
W 隙間
M 内装トリム
Ma 離間部
Mb 接近部
Mc 傾斜面

Claims (2)

  1. 車両用シートをフロア上に落とし込んでセットする組み付けにより該車両用シートの外側の縁部に形成された金属製の硬質部が車両内側壁を形成する内装トリムと車幅方向に近接した隣り合わせ状態となる車両用内装トリム構造であって、
    前記車両用シートは前記フロア上に落とし込まれる移動によって一方に設けられたロケーションピンが他方に形成された位置決め孔内に挿入され車幅方向に位置決めされた状態として前記位置決め孔内に挿入されていくようになっており、前記内装トリムは前記車両用シートの外側の縁部に対して形状を車幅方向に離間させる離間部と該離間部よりも前記車両用シートの外側の縁部に対して形状を車幅方向に接近させる接近部とを有した形状とされており、
    前記硬質部は、前記ロケーションピンが前記位置決め孔内に挿入される前の状態では、前記内装トリムの前記離間部と車幅方向に隣り合う状態とされ、前記車両用シートの前記フロア上への落とし込みによって前記内装トリムの前記接近部の横を通って行く時には、前記ロケーションピンが前記位置決め孔内に挿入されて車幅方向の位置決めがされた状態として前記接近部と車幅方向に隣り合う位置まで落とし込まれるようになっていることを特徴とする車両用内装トリム構造。
  2. 請求項1に記載の車両用内装トリム構造であって、
    前記車両用シートはシートバックが前方側に倒し込まれた格納姿勢状態で前記フロア上に落とし込まれてセットされるようになっており、前記硬質部は前記シートバックの背面部に該背面部の外側の縁部に沿って埋設された長尺状のスライドレールの表層面を覆い、且つ前記シートバックの外側の側面をも覆うように該シートバックの隅部の二面に跨って各面と面一の状態となって設けられる金属製のカバー部材として構成されており、前記内装トリムは前記離間部と前記接近部との間の段差部が傾斜状に形成されており、前記車両用シートがフロア上に落とし込まれてセットされた状態では前記内装トリムの段差部の傾斜面と前記シートバックの背面部に面一状に設けられた前記硬質部の表層面とが互いに段差のない面一状の高さ位置関係に合わせられた状態となることを特徴とする車両用内装トリム構造。
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