JP5468764B2 - 魚釣用リール - Google Patents

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本発明は、魚釣用リールに関する。
リール本体の側板間で回転自在に支持したスプールに制動力を付与するドラグ機構を備えた魚釣用リールとして、例えば特許文献1に開示されたものがある。
実開昭60−72172号公報
図8の(a)は、特許文献1に開示された魚釣用リールの構成を説明する断面図であり、(b)は、魚釣用リールの側面図であり、(c)は、(a)の矢印A領域の部分拡大図である。
特許文献1に開示された魚釣用リールでは、スプール110が、リール本体100の側板部101、102間で回転自在に支持されており、側板部102には、スプール110に作用する制動力を調整するためのレバー状の操作部材(ドラグレバー120)が設けられている。
ドラグレバー120は、スプール110の回転軸O周りに回動可能とされており、図8の(b)に示す矢印X方向に進退移動可能となっている。魚釣用リールでは、ドラグレバー120の回転軸O周りの角度位置を変えることで、スプール110に作用する制動力が調整されるようになっている。
魚釣用リールには、ドラグレバー120の操作感の向上と、制動力調整後のドラグレバー120の位置を保持するために、ドラグレバー120の矢印X方向への移動に多少の抵抗力を付与する節度機構130(図8の(a)参照)が設けられている。
節度機構130は、周方向に間隙をおいて複数の小穴131aが形成された弧状のガイドリング131(図8の(b)参照)と、小穴131aに係合自在なボール132(図8の(c)参照)とから構成される。
この節度機構130では、ボール132は、圧縮バネ133によりガイドリング131側に付勢された状態で、ドラグレバー120の上部に設けられており、ボール132が、ドラグレバー120の角度位置に応じて決まる小穴131aに係合するようになっている。
これにより、ドラグレバー120の操作時に、ドラグレバー120の移動に伴ってボール132が係合する小穴131aが順次切り替わることで、節度感(クリック感)が得られるようになっている。
しかし、特許文献1に開示された魚釣用リールでは、小穴131aを有するガイドリング131がリール本体100の表面の広い範囲に露出している。
そのため、砂やゴミなどの異物が小穴131aに付着して、小穴131aへのボール132の係合が阻害されることや、リール本体100に物がぶつかった際に小穴131aが損傷して、小穴131aへのボール132の係合が不可能となることなどにより、ドラグレバー120の操作時に節度感が得られなくことがあった。
そこで、本発明は、ドラグレバーの操作時の節度感が安定して得られるようにした魚釣用リールを提供することを目的とする。
本発明は、リール本体の一側に設けた操作部材の回動操作により、スプールを軸方向に押圧して、前記スプールに制動力を付与するドラグ機構を備える魚釣用リールにおいて、前記操作部材の基部と、前記リール本体側部の前記基部との対向部であって、前記軸方向から見て互いに重なる部分に節度機構を設け、前記節度機構を、前記基部の前記対向部との対向面に、前記操作部材の回動軸周りに周方向に沿って間隔をあけて複数設けられた凹部と、前記対向部の前記基部との対向面から突出して設けられると共に、前記軸方向から前記凹部に弾性係合する係合部材と、から構成し、前記リール本体側部の前記対向部を、前記回転軸周りの周方向の全周に亘って前記操作部材の基部に形成した環状基部で軸方向に重なるように覆って、前記凹部および前記係合部材から構成される節度機構を、前記リール本体の表面に露出しないようにした構成とした。
節度機構を構成する凹部と係合部材は、リール本体の表面に露出していない。よって、凹部への異物の付着や凹部の損傷により凹部への係合部材の弾性係合が阻害されることがないので、操作部材の操作時の節度感が安定して得られるようになる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、実施形態にかかる魚釣用リールの構成を示す断面図であり、図2の(a)は、図1における要部拡大図であり、(b)は、(a)におけるA―A線断面図である。
魚釣用リールのリール本体1は、釣糸が巻き回されるスプール2を回転可能に支持した左側板部10、右側板部20を備えている。
右側板部20には、スプール2の回転に制動力を付与するドラグ機構60のドラグレバー61が設置されている。
さらに、右側板部20には、スプール2を回転駆動するためのハンドル30が設置されている。
右側板部20は、フレーム21と、このフレーム21を覆うように取り付けられたカバー22とを備えており、フレーム21とカバー22との間に形成される空間S内に、ハンドル30の回転駆動力をスプール2に伝達する動力伝達機構40が設けられている。
動力伝達機構40には、ハンドル30の回転操作を、高速巻き取り状態/低速巻き取り状態に切り換える変速装置50が組み込まれている。
変速装置50は、一端側に高速ギヤ51および低速ギヤ52を回転可能に支持した筒状のハンドル軸53と、ハンドル軸53の内部空間に収容され、軸方向に移動可能とされた切換シャフト54と、切換シャフト54の軸方向移動により、高速ギヤ51と低速ギヤ52に選択的に係合して、高速巻き取り状態と低速巻き取り状態との間で切り換え可能とする移動コマ55を有している。
ハンドル軸53は、カバー22に対して、軸受56、57を介して回転可能に支持されると共に、カバー22との間に設置された逆転防止装置(ワンウェイクラッチ)58により、釣糸の巻き取り方向にのみ回転できるように構成されている。
ハンドル軸53の他端部53aには、ハンドル30の基端部31が外嵌しており、ハンドル30は、ハンドル軸53の開口端に螺入したナット部材32により、ハンドル軸53と一体回転可能とされている。
この変速装置50では、切換シャフト54の端部に設けた操作部54aを押圧操作することで、移動コマ55を低速ギヤ52に嵌合させ、切換シャフト54に係合する切換レバー59を回動操作することで、公知のように切換シャフト54の軸方向位置規制が解除されて、移動コマ55を高速ギヤ51に嵌合させることが可能となっており、これらの操作により、高速巻き取り状態と低速巻き取り状態との間での切換が行われるようになっている。
スプール2は、軸受11、12を介して、スプール軸3で回転可能に支持されている。
スプール軸3の一端側3aには、高速ピニオンギヤ4が、スプール軸3に回転可能に外挿されており、スプール軸3の一端側3aは、高速ピニオンギヤ4を介して、右側板部20に設けられた軸受14で回転可能に支持されている。
スプール軸3では、高速ピニオンギヤ4と低速ピニオンギヤ5とが並設されており、それぞれ変速装置50の高速ギヤ51および低速ギヤ52と噛合している。
高速ピニオンギヤ4よりも大径の低速ピニオンギヤ5は、高速ピニオンギヤ4の外周に回り止め嵌合されている。
低速ピニオンギヤ5の外周には、ドラグディスク6を支持する支持部材7が回り止め嵌合されており、高速ピニオンギヤ4、低速ピニオンギヤ5、そして支持部材7は、一体回転可能となっている。
ドラグディスク6は、後記するドラグ機構60のドラグレバー61の操作により、スプール2が右側板部20側(図中右側)に移動した際に、スプール2の側面に設けられたライニング材2aと接触して、スプール2の回転に制動力を付与する。
支持部材7は、軸受保持部7aに設けられた軸受13を介して、スプール軸3で回転可能に支持されており、この軸受13と軸受12との間には、圧縮バネ15が介挿されている。
軸受12は、スプール軸3と共に軸方向に移動可能とされており、軸受12は、圧縮バネ15により、スプール2の段部2bとスプール軸3の段部3dとに突き当てられている。
圧縮バネ15により付勢された軸受12は、後記するドラグ機構60によりスプール軸3が左側板部10側(図中左側)に移動させられた際に、スプール2を、左側板部10側に移動させて、スプール2(ライニング材2a)とドラグディスク6との間に一定のクリアランスCを形成する。
また、圧縮バネ15は、図中右側に位置する構造体(軸受13、支持部材7、低速ピニオンギヤ5、高速ピニオンギヤ4と、軸受14)を、右側板部20の内面に付勢する。
左側板部10で支持されているスプール軸3の他端側3cには、ピン16が圧入により固定されている。ピン16と軸受11との間には、ワッシャバネ17が設けられており、ワッシャバネ17および軸受11は、スプール軸3と共に軸方向に移動可能とされている。
ピン16は、後記するドラグ機構60により、スプール軸3と共に右側板部20側(図中右側)に移動した際に、スプール2の段部2cに当接する軸受11を、ワッシャバネ17を介して右側板部20側に付勢して、スプール2(ライニング材2a)をドラグディスク6に当接させる方向に移動させる。
図2の(a)に示すように、スプール軸3の一端側3aに設けられたドラグ機構60は、ドラグレバー61と、ドラグレバー61の操作方向(回動方向)に応じて、スプール軸3を軸方向に進退移動させるカム機構63とを備えている。
ドラグレバー61は、右側板部20のドラグレバー取付部23において、スプール軸3の回転中心O回りに回動可能に設けられている。
図3に示すように、ドラグレバー取付部23を有する右側板部20の表面には、ドラグレバー61の回動範囲を規定するストッパS1、S2が設けられている。
ストッパS1は、ドラグレバー61の反時計回り方向(CCW)の回動範囲を規制して、ドラグレバー61の操作に連動して動作するドラグ機構60により、スプール2がフリー回転可能な状態となる位置で、ドラグレバー61を停止させる。
ストッパS2は、ドラグレバー61の時計回り方向(CW)の回動範囲を規制して、ドラグ機構60により、スプール2がスプール軸3と一体回転可能な状態でドラグ力が最大となる位置で、ドラグレバー61を停止させる。
ここで、右側板部20の表面では、ストッパS1、S2のみが表面に突出しており、フレーム21とカバー22とを組み付けるボルトBは、右側板部20内に収容されて、表面から突出しないようになっている。
図2の(a)に示すように、カム機構63は、ドラグレバー61の環状基部62と一体で回動するカム部材64と、カム部材64の回動によりスプール軸3の軸方向に進退移動(スライド)するスライド部材65と、スプール軸3の一端側3aに固定された固定部材66と、スライド部材65をカム部材64側に付勢するスプリング67とを備えて構成される。
図4は、カム機構63を説明する図であって、(a)は、カム機構63の分解図であり、(b)は、(a)におけるA−A矢視図であり、(c)は、(a)におけるB−B矢視図であり、(d)は、(c)におけるC−C矢視図であり、(e)は、(a)におけるD−D矢視図である。
ドラグレバー61の環状基部62は、スプール軸3とドラグレバー取付部23の周壁部24を挿通する開口62aと、開口62aを所定間隔で囲む周壁部62bとを有している。
カム部材64は、カム機構63が組み立てられた状態において、環状基部62の周壁部62bにより囲まれた空間内に配置され、筒部64bを、環状基部62の六角形形状の開口62a(図4の(b)参照)に挿入した状態で、環状基部62に回り止め嵌合されている。
図4の(a)、(c)、(d)に示すように、カム部材64は、スライド部材65側に延びるカム部64cを有している。カム部64cでは、カム部材64の直径線に沿って溝64dが形成されており、スライド部材65の突起65bが当接するカム面64eは、溝64dから反時計回り方向に離れるにつれて、基準面Tからの離間距離が大きくなるように傾斜している。
図4の(a)、(e)に示すように、スライド部材65の6角形形状の開口65aには、カム部材64の開口64aを貫通したスプール軸3と周壁部24の先端24aとが挿通されており、スライド部材65の開口65aは、周壁部24の先端24aに回り止め嵌合されると共に、スプール軸3の軸方向に進退可能とされている。
スライド部材65は、カム部材64の溝64dと整合する位置に突起65bを有しており、突起65bをカム部材64のカム面64eに当接させた状態で設けられている。
したがって、例えばドラグレバー61の回動に連動してカム部材64が時計回り方向(CW)に回転すると、カム面64eと突起65bとの当接位置が、図4の(d)に示すように、点aから、点b、点cというように基準面Tから離れるので、スライド部材65は、図2において右方向に移動する。
一方、カム部材64が反時計回り方向(CCW)に回転すると、カム面64eと突起65bとの当接位置が、基準面Tに近づくので、スプリング67により付勢されているスライド部材65は、図2において左方向に移動する。
カム面64eの点bおよび点cに凹部または凸部を形成して、スライド部材65の突起65bが多少引っかかるようにしておけば、ドラグレバー61のドラグフリー近くの点b、またはドラグ力が最大近くの点cに、ドラグレバー61の回動操作時に多少の抵抗感を与えることができる。
スライド部材65の突起65bとは反対側の面には、固定部材66の筒部66aを所定間隔で囲む周壁部65cが設けられている。
周壁部65cの外周面には周方向の全周に亘って溝65dが形成されており、スライド部材65は、カム機構63が組み立てられた状態において、溝65dに外嵌させたOリング68を、環状基部62の周壁部62bに当接させた状態で配置される。
スライド部材65の周壁部65cで囲まれた底面65eは、固定部材66の筒部66aの端部66bが当接する当接面とされている。
よって、カム部材64の回転によりスライド部材65が図2において右方向に移動すると、固定部材66がスライド部材65により図中右方向に押されることで、固定部材66が固定されたスプール軸3もまた、図中右方向に移動するようになっている。
図4の(a)に示すように、スライド部材65の底面65eと、固定部材66の裏面66cとの間にはスプリング67が設けられており、スライド部材65はスプリング67により、カム部材64側に付勢されている。
固定部材66では、筒部66aの内周面に雌ネジ部66dが設けられている。固定部材66は、スプール軸3の雄ネジ3bを雌ネジ部66dに螺入してスプール軸3の一端側3aに固定されている。
固定部材66は、スライド部材65の軸方向への移動に連動してスプール軸3を軸方向に移動させる。さらに、固定部材66を回転させてスプール軸3への締め込み量を調整することで、スプール軸3の軸方向位置を微調整でき、ドラグ力の調節範囲の基準値を変更できる。
この際、固定部材66の裏面66cには、スライド部材65のギヤ65fと係合するクリックつめ66eが設けられているので、固定部材66を回転させた際にクリックつめ66eが発音体として機能するようになっている。
かかる構成のドラグ機構60によると、ドラグレバー61の時計回り方向への回動に連動してカム部材64が時計回り方向に回転すると、上記したカム機構63によりスプール軸3が図1において右方向に移動させられる。そうすると、図1に示すように、スプール軸3が圧入されたピン16が、ワッシャバネ17と、軸受11と、スプール2と、軸受12とを、圧縮バネ15の付勢力に抗して、図中右方向に移動させて、スプール2(ライニング材2a)をドラグディスク6に当接させる。
これにより、ドラグレバー61の時計回り方向の操作量が大きくなるほど、スプール2がドラグディスク6に大きな力で当接させられるので、スプール2の回転に付与される制動力が大きくなり、ドラグレバー61がストッパS2に当接した時点で、スプール2の回転が阻止された状態(ドラグ力最大状態)になる。
一方、ドラグレバー61の反時計回り方向への回動に連動してカム部材64が反時計回り方向に回転すると、上記したカム機構63により、スプール軸3が図1において左方向に移動させられる。そうすると、スプール2は、圧縮バネ15により図中左方向に付勢されている軸受12により、図中左方向に移動させられる。
これにより、ドラグレバー61の反時計回り方向操作量が大きくなるほど、スプール2の回転に付与される制動力が小さくなり、ドラグレバー61がストッパS2に当接した時点で、スプール2の回転が完全に許容された状態(ドラグ力が作用しないスプールフリー状態)になる。
図2の(a)に示すように、スプール軸3の軸方向におけるドラグレバー取付部23の端面23cは、ドラグレバー61の環状基部62により覆われており、スプール軸3の軸方向から見て、環状基部62とドラグレバー取付部23とが重なる部分に、ドラグレバー61の操作時に節度感(クリック感)を与える節度機構70が設けられている。
節度機構70は、ドラグレバー61の回動中心O(スプール軸3の回転中心)周りに周方向に沿って所定間隔で設けられた複数のピン係合穴72(図2の(b)参照)と、ピン係合穴72に弾性係合するピン74、75(図2の(a)参照)とから構成される。
ドラグレバー取付部23では、スプール軸3の回転中心Oを挟んで対称となる位置に、ピン支持孔76、76が設けられており、ピン支持孔76、76には、それぞれピン74、75が挿入されている。
ピン74、75は、それぞれ圧縮バネ77、77により付勢されており、略半球面形状の頭部74a、75aを、ドラグレバー取付部23の端面23cから突出させている。
ドラグレバー取付部23と、ドラグレバー61の環状基部62との間には、円板71とワッシャ73とが設けられている。
円板71は、ドラグレバー取付部23の端面23cと整合するリング形状を有しており、環状基部62に回り止め固定されている。
円板71には、ピン係合穴72が設けられており、図2の(b)に示すように、ピン係合穴72は、ドラグレバー61の回動中心O周りに、周方向に沿って所定間隔で複数設けられている。
これらピン係合穴72は、ドラグレバー61の操作により環状基部62が回動中心O回りに回転した際に、ピン74、75の頭部74a、75aと、円板71との当接点が描く仮想円Y(回動中心Oを中心とする所定半径の仮想円)上に位置している。ピン係合穴72は、ピン74、75の頭部74a、75aが係合可能な大きさを有しており、仮想円Yの全周に亘って設けられている。
ここで、ドラグレバー61をストッパS1(図3参照)に当接させた状態において、ピン係合穴72aにはピン74が係合し、ピン係合穴72a’にはピン75が係合するようになっている。
そして、ドラグレバー61を、ストッパS1に当接させた位置から、ストッパS2(図4参照)に当接させる位置に向けて回動させると、ピン74は、ピン係合穴72a、72b、72c、72d・・・という順番で、ピン75は、ピン係合穴72a’、72b’、72c’、72d’・・・という順番で、それぞれ隣接するピン係合穴に係合するので、節度感が与えられることになる。
ここで、実施形態におけるドラグレバー61が、請求項における「操作部材」に相当し、ドラグレバー取付部23が、請求項における「リール本体側部における基部と重なる対向部」に相当し、円板71が、請求項における「板状部材」に相当し、円板71に形成されたピン係合穴72が、請求項における「凹部」に相当し、圧縮バネ77により付勢されたピン74、75が、請求項における「弾性係合する係合部材」に相当する。
以上の通り、本実施形態では、リール本体1の一側に設けたドラグレバー61の回動操作により、リール本体1の左側板部10と右側板部20との間で回転可能に支持されたスプール2をドラグディスク6に押圧して、スプール2に制動力を付与するドラグ機構60を備える魚釣用リールにおいて、ドラグレバー61の環状基部62に、ドラグレバー61の回動中心O周りに周方向に沿って所定間隔をあけてピン係合穴72が複数形成された円板71を設けると共に、リール本体1のドラグレバー取付部23に、ピン係合穴72に弾性係合するピン74、75を設けて、ドラグレバー61の操作時に節度感を与える節度機構70を構成するピン係合穴72とピン74、75とが、軸方向から見て環状基部62とドラグレバー取付部23とが重なる部分に設けられて、リール本体1の表面に露出しないようにした。
これにより、ピン係合穴72への異物の付着やピン係合穴72の損傷が防止されるので、ピン係合穴72へのピン74、75の係合が阻害されることがない。よって、安定した節度機構が維持される。
また、ドラグレバー61の環状基部62と、リール本体1の右側板部20の保有スペース(肉厚部)を有効活用して、ピン係合穴72とピン74、75とを配置できるので、魚釣用リールをコンパクト化することができる。
さらに、ピン係合穴72を円板71に形成する構成としたので、ピン係合穴72の形成間隔が異なるワッシャを複数用意することで、ワッシャを交換するだけで、節度感の異なる種々の魚釣用リールを提供できる。
なお、前記実施形態では、ドラグレバー61の環状基部62側に、ピン係合穴72を設けると共に、リール本体1のドラグレバー取付部23側に、ピン74、75を設けた構成としたが、ドラグレバー取付部23側にピン係合穴を設けると共に、ドラグレバー61の環状基部62側に、ピンを設けた構成としても良い。このようにすることによっても、安定した節度機構が維持されることになる。
図5の(a)は、節度機構の変形例を示す要部断面図であり、(b)は、(a)におけるA―A線断面図である。
変形例にかかる節度機構70Aでは、ピン係合穴に弾性係合するピンを1つのみ備えている。
具体的には、ドラグレバー取付部23には、ピン支持孔76が1つのみ形成されており、圧縮バネ77によりピン支持孔76から突出させたピン74のみが、円板71のピン係合穴72に弾性係合するように構成されている。
かかる構成とすると、ドラグレバー取付部23には、1つのピン支持孔76のみを形成すれば良いので、加工工数の減少による作製コストの低減と、部品点数の削減とが可能となる。
さらに、この場合において、円板71に形成するピン係合穴72の数を削減して、図5の(b)に示すように、ピン74の可動範囲(図5の場合、回転中心O周りの120度範囲)にのみピン係合穴72が形成された円板71Aを採用しても良い。
このようにすることによっても、加工工数の減少による作製コストの低減が可能となる。
また、前記実施形態では、図2に示すように、別部材である円板71を環状基部62に取り付けていたが、ピン係合穴を、ドラグレバー61の環状基部62に直接形成して、円板71を用いないようにしても良い。
このようにすることによっても、部品点数の削減による魚釣用リールの作製コストの低減が可能となる。
次に、第2実施形態にかかる魚釣用リールを説明する。
なお、以下の説明において、前記第1実施形態にかかる魚釣用リールと同じものは、同一の符号を付して示し、その説明は省略する。
図6の(a)は、第2実施形態にかかる魚釣用リールの要部を拡大して示す断面図であり、(b)は、(a)におけるA−A線断面図であり、(c)は、(b)におけるB−B矢視図である。
第2実施形態にかかる魚釣用リールは、ドラグレバー61がドラグレバー61の回動可能範囲を規定するストッパS1、S2(図3参照)の近傍に移動したことを、ドラグレバー61の回動操作に抵抗力を付与することで伝える抵抗力付与機構80を備えている。
図6の(a)、(b)に示すように、抵抗力付与機構80は、ドラグレバー61の回動中心O(スプール軸3の回転中心)周りに周方向に沿って設けられたピン摺動溝81と、ピン摺動溝81に弾性係合して、ピン摺動溝81内を摺動する摺動ピン85とから構成される。
具体的には、ドラグレバー取付部23には、ドラグレバー61の回動中心Oを挟んでピン支持孔76と対称となる位置に、摺動ピン85が挿入される摺動ピン支持穴86が設けられている。
摺動ピン85の頭部85aは、ピン74の頭部74aよりも軸方向沿って環状基部62側に膨出しており、摺動ピン85は、圧縮バネ87により付勢されて、頭部85aをドラグレバー取付部23の端面23cから突出させている。
ピン摺動溝81は、ピン係合穴78と共に環状基部62に直接形成されており、ピン摺動溝81とピン係合穴78は、回動中心Oを中心とする同一の仮想円(図示せず)上に位置している。なお、ピン摺動溝81とピン係合穴78とは、回動中心Oを中心とする異なる半径の仮想円上に、それぞれ位置していても良い。
ピン摺動溝81は、摺動ピン85の頭部85aよりも大きい幅を有しており、ピン摺動溝81は、ドラグレバー61の回動中心Oを挟んで、ピン係合穴78列に対して対称に設けられている。ここで、図6の場合、ピン係合穴78は、回動中心O周りの120度範囲に設けられている。
図6の(c)に示すように、ピン摺動溝81の周方向(長さ方向)における両端部の近傍に、すなわちピン摺動溝81の一端および他端には、ピン摺動溝81内を摺動する摺動ピン85が乗り越えることができる程度の高さの傾斜面83、83’が形成されている。
ここで、ドラグレバー61をストッパS1(図4参照)に当接させた状態(ドラグ力が作用しないスプールフリー状態)において、ピン係合穴78aにはピン74が係合し、摺動ピン85は、図中符号aで示す位置に配置されるようになっている。
そして、ドラグレバー61を、ストッパS1に当接させた位置から、ストッパS2(図4参照)に当接させる位置(ドラグ力最大状態)に向けて回動させると、ピン74は、ピン係合穴78a、78b、78c・・・という順番で隣接するピン係合穴78に順次係合し、摺動ピン85は、ピン摺動溝81内を摺動しながら、符号aで示す位置から、符号b、c、dで示す位置へ順次移動する。
ここで、ドラグレバー61がストッパS2に当接する手前の所定位置に達した際に、摺動ピン85が到達する位置に、傾斜面83は設けられている。
そのため、位置cに到達した摺動ピン85が傾斜面83を乗り越える際の負荷により、ドラグレバー61の回動に抵抗力が与えられるようになっている。
なお、傾斜面83’は、ドラグレバー61がストッパS1に当接する手前の所定位置に達した際に、摺動ピン85が到達する位置に設けられている。
抵抗力付与機構80により、ドラグレバー61の操作可能範囲を規定するストッパS1、S2(図4参照)の近傍において、ドラグレバー61の回動に抵抗力を与えることで、操作可能範囲の終了が近いことを、感覚的に伝えることができるようになっている。
このように、第2実施形態にかかる魚釣用リールでは、ドラグレバー61の環状基部62に、ドラグレバー61の回動中心O周りに、周方向に沿ってピン摺動溝81を形成すると共に、リール本体1のドラグレバー取付部23に、ピン摺動溝81に弾性係合してピン摺動溝81内を摺動する摺動ピン85を設けて、ドラグレバー61の回動操作に抵抗力を付与する抵抗力付与機構80を構成するピン摺動溝81と摺動ピン85とが、軸方向から見て環状基部62とドラグレバー取付部23とが重なる部分に設けられて、リール本体1の表面に露出しないように構成し、さらにピン摺動溝81の長さ方向(周方向)における一端および他端には、ピン摺動溝81内を摺動する摺動ピン85が乗り越えることができる高さで傾斜面83、83’が形成されている構成とした。
これにより、ドラグレバー61の操作に連動してピン摺動溝81内を摺動する摺動ピン85が、傾斜面83、83’に達すると、傾斜面83、83’を摺動ピン85が乗り越える際の負荷が、ドラグレバー61の回動の抵抗力となる。
よって、ドラグレバー61が操作可能範囲の終了位置を規定するストッパS1、S2の近傍に達した際に摺動ピン85が到達する位置に傾斜面83、83’を設けることで、ドラグレバー61に作用する抵抗力で、ドラグレバー61の操作可能範囲の終了が近いことを、感覚的に伝えることができる。
次に、第2実施形態にかかる魚釣用リールの抵抗力付与機構80の変形例を説明する。
図7は、抵抗力付与機構80の変形例を示す図であって、(a)は、ドラグレバー61の環状基部62を、ドラグレバー取付部23側から見た断面図であり、(b)は、(a)におけるC−C矢視図であり、(c)は、変形例にかかる抵抗力付与機構を備える魚釣用リールの側面図である。
変形例にかかる抵抗力付与機構80では、ドラグレバー61の環状基部62に、ドラグレバー61の回動中心O周りに、周方向に沿ってピン摺動溝81が形成されており、ピン摺動溝81の両端部82に、摺動ピン85の摺動範囲を規定するストッパ部84、84’が形成されている。さらに、ピン摺動溝81では、ピン摺動溝81内を摺動する摺動ピン85が乗り越えることができる程度の高さの傾斜面83、83’が、ストッパ部84、84’の近傍に形成されている。
ストッパ部84、84’は、カバー22の表面に設けられていたストッパS1、S2(図4参照)の代わりに、ドラグレバー61の回動可能範囲を規定するために設けられている。
そのため、図4においてドラグレバー61がストッパS1に当接していた位置にドラグレバー61が到達した際に、ストッパ部84’が摺動ピン85と当接し、図4においてドラグレバー61がストッパS2に当接していた位置にドラグレバー61が到達した際に、ストッパ部84が摺動ピン85と当接するようになっている。
このように、変形例にかかる抵抗力付与機構では、ドラグレバー61の環状基部62に、ドラグレバー61の回動中心O周りに、周方向に沿ってピン摺動溝81を形成すると共に、リール本体1のドラグレバー取付部23に、ピン摺動溝81に弾性係合してピン摺動溝81内を摺動する摺動ピン85を設けて、ドラグレバー61の回動操作に抵抗力を付与する抵抗力付与機構80を構成するピン摺動溝81と摺動ピン85とが、軸方向から見て環状基部62とドラグレバー取付部23とが重なる部分に設けられて、リール本体1の表面に露出しないように構成し、さらにピン摺動溝81の長さ方向(周方向)における一端および他端には、ピン摺動溝81内を摺動する摺動ピン85の摺動範囲を規定するストッパ部84、84’が設けられている構成とした。
これにより、図4においてカバー22の表面に設けられていたストッパS1、S2を廃止することができる。よって、図7の(c)に示すように、リール本体の表面に露出する突起(ストッパS1,S2)がなくなるので、魚釣用リールの表面の凹凸を少なくすることができる。
さらに、ピン摺動溝81の周方向における一端側および他端側であって、摺動ピン85の摺動範囲を規定するストッパ部84、84’の近傍には、摺動ピン85が乗り越えることができる程度の高さの傾斜面83、83’が形成されている構成とした。
これにより、ドラグレバー61が傾斜面83、83’を摺動ピン85が乗り越える際の負荷が、ドラグレバー61の回動の抵抗力となるので、ドラグレバー61に作用する抵抗力で、ドラグレバー61の操作可能範囲の終了が近いことを、感覚的に伝えることができる。
なお、第2実施形態およびその変形例では、ドラグレバー61の環状基部62側に、ピン摺動溝81を設けると共に、リール本体1のドラグレバー取付部23側に、摺動ピン85を設けた構成としたが、ドラグレバー取付部23側に摺動ピンを設けると共に、ドラグレバー61の環状基部62側に、ピン摺動溝を設けた構成としても良い。
実施形態にかかる魚釣用リールの構成を説明する断面図である。 節度機構を説明する断面図である。 実施形態にかかる節度機構を備える魚釣用リールの側面図である。 カム機構を説明する図である。 節度機構の変形例を説明する断面図である。 第2実施形態にかかる魚釣用リールの断面図である。 抵抗力付与機構の変形例を示す図である。 従来例にかかる魚釣用リールの構成を説明する図である。
符号の説明
1 リール本体
2 スプール
3 スプール軸
4 高速ピニオンギヤ
5 低速ピニオンギヤ
6 ドラグディスク
7 支持部材
10 左側板部
11〜14 軸受
15 圧縮バネ
16 ピン
17 ワッシャバネ
20 右側板部
23 ドラグレバー取付部
30 ハンドル
40 動力伝達機構
50 変速装置
60 ドラグ機構
61 ドラグレバー
62 環状基部
63 カム機構
64 カム部材
65 スライド部材
66 固定部材
67 スプリング
68 Oリング
70、70A 節度機構
71、71A 円板
72、78 ピン係合穴
74、75 ピン
76 ピン支持孔
77 圧縮バネ
80 抵抗力付与機構
81 ピン摺動溝
83、83’ 傾斜面
84、84’ ストッパ部
85 摺動ピン
86 摺動ピン支持穴
87 圧縮バネ
S1 ストッパ
S2 ストッパ

Claims (1)

  1. リール本体の一側に設けた操作部材の回動操作により、スプールを軸方向に押圧して、前記スプールに制動力を付与するドラグ機構を備える魚釣用リールにおいて、
    前記操作部材の基部と、前記リール本体側部における前記基部との対向部の前記軸方向から見て互いに重なる部分に節度機構を設け、
    前記節度機構を、
    前記基部の前記対向部との対向面に、前記操作部材の回動軸周りに周方向に沿って間隔をあけて複数設けられた凹部と、
    前記対向部の前記基部との対向面から突出して設けられると共に、前記軸方向から前記凹部に弾性係合する係合部材と、から構成し、
    前記リール本体側部の前記対向部を、前記回転軸周りの周方向の全周に亘って前記操作部材の基部に形成した環状基部で軸方向に重なるように覆って、前記凹部および前記係合部材から構成される節度機構を、前記リール本体の表面に露出しないようにしたことを特徴とする魚釣用リール。
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