JP5467954B2 - ノズルチップ検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ノズルチップ検出装置に関し、特に、使用後に取り外され積み重なったノズルチップを検出するノズルチップ検出装置の改良に関する。
医療分野では、容器に入れられた血液、尿、試薬等の液体試料を他の容器へ分注する装置が広く用いられている。このような分注装置は、液体試料を吸引および吐出するノズルを有する。ノズルは、分注元の容器に入れられた液体を吸引した後、分注先の容器の位置へ移動しその容器に液体を注入する。
分注を行う際には、先の工程で分注された液体が混入することは好ましくない。そのため、ノズルとして、ノズル本体とそれに装着されるノズルチップとからなるものが用いられる。ノズルチップは、分注が実行されるごとに未使用のものに交換される。
上記の分注装置は、使用後のノズルチップを取り外し廃棄する機構を備える。図6は、このような分注装置について、使用後のノズルチップ10が廃棄容器12に回収された状態を示す図である。廃棄容器12の上方にはリムーバ14が固定されている。リムーバ14は、例えば、縁を凹ませて形成された溝を有する板状部材によって形成される。ノズルチップ10を取り外す際には、ノズルは、ノズル本体16がリムーバ14の溝に入り込み、ノズルチップ10の上端部が板状部材の下方に位置するよう移動する。この状態においてノズル本体16が上方向に移動することで、ノズルチップ10はその上端部がリムーバ14に抑止され廃棄容器12に落下する。
ノズルチップ10の取り外しが繰り返し行われる過程においては、多くの場合に同一の位置から同一の姿勢でノズルチップ10が廃棄容器12内に落下する。そのため、図6に示すように、先に落下したノズルチップ10の開口に次に落下したノズルチップ10の先端が入り込み、複数のノズルチップ10が連結して積み上がり、ノズルチップ集積体(あるいは連結体)が形成されることがある。ノズルチップ集積体が廃棄容器12の開口より上方に達した場合、その倒壊によりノズルチップ10が廃棄容器12の外に落下する可能性がある。
そこで、ある程度の高さになったノズルチップ集積体を光ビームを用いて検出し、アラームの鳴動等によってユーザに注意を促す光検出装置が考え出されている。この装置は、廃棄容器12の開口の上方を横切る光ビームを発生する発光素子と、その光ビームを受信する受光素子とを備える。積み上げられたノズルチップによって光ビームが遮られると受光素子による光ビームの受光が妨げられる。光検知装置は、受光素子で光ビームが受光されなくなったことに基づいて、ノズルチップ集積体を検出する。
なお、ノズルチップ集積体が形成されることを事前に回避するものとして、特許文献1および2に示されるように、ノズルチップの落下姿勢を変化させる障害物等を廃棄容器に設けたノズルチップ廃棄装置が考え出されている。また、引用文献3に示されるように、平行に配置され互いに逆方向に回転する2つのローラを廃棄容器内に設け、廃棄容器に落下したノズルチップを2つのローラによって粉砕するノズルチップ廃棄装置が考え出されている。
特開平10−38897号公報 特開2007−64706号公報 特開2007−139470号公報
ノズルチップ集積体を早期に検出するためには、ある程度低い位置でノズルチップの積み上がりを検知することが要求される。そのため、光検出装置を用いる場合には、廃棄容器の開口付近に発光素子および受光素子が配置される。しかし、このような配置では、落下したノズルチップから飛散した液体試料が発光素子および受光素子に付着することで光ビームの送受信が妨げられ、ノズルチップ集積体の検出が困難となることがある。
本発明は、ノズルチップ集積体を確実に検出することを目的とする。あるいは、本発明は、ノズルチップ集積体の検出を行うと共に、ノズルチップ集積体を倒壊可能な装置を提供することを目的とする。
本発明は、液体を吸引するノズルチップとそれが装着されたノズル本体とからなるノズルと、前記ノズル本体から前記ノズルチップを取り外すリムーバと、前記リムーバによって取り外され落下したノズルチップを収容する廃棄容器と、を備える分注装置において、前記廃棄容器内に前記ノズルチップが積み重なったノズルチップ集積体を検出するノズルチップ検出装置であって、前記リムーバ下方のチップ落下経路を横切る運動を行うバーと、前記バーを駆動する駆動機構と、前記バーの運動状態に基づいて、前記バーと前記ノズルチップ集積体とが接触したことを検出する接触センサと、を備えることを特徴とする。前記接触センサは、例えば、前記バーが停止したことを検出することで、前記バーと前記ノズルチップ集積体とが接触したことを検出する手段、または、前記バーが受ける力を検出することで、前記バーと前記ノズルチップ集積体とが接触したことを検出する手段を備える。
本発明において、バーは、望ましくは細長い形状の部材である。駆動機構は、バーを駆動して、リムーバ下方のチップ落下経路を横切る運動をバーに行わせる。これによって、バーの移動軌跡上にノズルチップ集積体が到達した場合には、そのノズルチップ集積体にバーが接触する。接触センサは、バーとノズルチップ集積体とが接触したことを、バーの運動状態に基づいて検出する。例えば、接触センサには、バーが停止したことを検出することで、ノズルチップ集積体を検出するものを用いてもよい。また、バーがノズルチップ集積体から受ける反作用の力を検出することで、ノズルチップ集積体を検出するものを用いてもよい。
この構成によれば、バーの移動軌跡上のノズルチップ集積体が検出される。バーの形状および大きさは、ノズルチップ集積体が検出される範囲を決定する要素となる。例えば、バーの形状を湾曲状、クランク状等に変形させることで、ノズルチップ集積体を検出しようとする領域を変形させてもよい。
また、このような構成によれば、バーから受ける衝撃によってノズルチップ集積体を倒壊させることができる。そして、バーがノズルチップ集積体に与える衝撃の度合いを、駆動機構の駆動力の調整によって変化させ得る。
また、このような構成によれば、ノズルチップ集積体に接触させる部位と、接触センサとを隔離することができるため、液体の飛散等によって検出性能が低下することを回避することができる。
望ましくは、前記ノズルチップ検出装置において前記駆動機構は、前記バーの移動軌跡が非直線となるよう前記バーを駆動する。
望ましくは、前記ノズルチップ検出装置において前記駆動機構は、前記移動軌跡が下方に突出した湾曲形状となるよう前記バーを駆動する。
この構成によれば、バーの移動軌跡を直線とした場合に比べて、より下方でノズルチップ集積体が検出される。そのため、駆動機構の位置を下げなくてもノズルチップ集積体をより早期に検出することができる。
望ましくは、前記ノズルチップ検出装置は、前記駆動機構に備えられた回転駆動軸と、前記回転駆動軸に固定され、前記回転駆動軸から前記バーを変位させつつそれらが平行となるよう前記バーを支持するアームと、を備え、前記バーが回転駆動軸周りにおいて揺動運動する。
この構成によれば、回転駆動軸によって伝達された駆動力は、その作用方向に変化が与えられた上でバーに伝達される。したがって、回転駆動力を発生する駆動機構を用いることで構成が単純化される。
望ましくは、前記ノズルチップ検出装置は、前記バーと前記駆動機構が有する駆動源との間に設けられ、前記駆動源から前記バーへの駆動力の伝達を制限する制限機構、を備える。
この構成によれば、駆動源からバーに与えられる駆動力が制限される。また、バーから駆動源に与えられる制動力が制限される。これによって、駆動源の負荷が過大になることが回避される。
本発明によれば、ノズルチップ集積体を確実に検出することができる。あるいは、本発明によれば、ノズルチップ集積体の検出を行うと共に、ノズルチップ集積体を倒壊する装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る分注装置が備える機構のうち、使用後のノズルチップを取り外し廃棄容器に回収するものを示す図である。 駆動機構およびバーの斜視図である。 駆動機構およびバーの側面図である。 センサ機構の拡大図である。 下方向に突出する半円を描き、廃棄容器の開口からその内部を掻き込むようバーに運動を行わせる構成を示す図である。 分注装置について、使用後のノズルチップが廃棄容器に回収された状態を示す図である。
図1に本発明の実施形態に係る分注装置が備える機構のうち、使用後のノズルチップ10を取り外し廃棄容器12に回収するものを示す。分注装置は、液体試料を吸引および吐出するノズルを有する。ノズルは、ノズル本体16とそれに装着されるノズルチップ10とからなる。分注を行う工程において、ノズルは分注元の容器の位置に移動する。そして、分注元の容器に入れられた液体を吸引した後、分注先の容器の位置へ移動しその容器に液体を注入する。
分注を行う際には、先の工程で分注された液体が混入することは好ましくない。そのため、分注装置は、次のような構成および工程によって、分注が実行されるごとにノズルチップ10を未使用のものに交換する。
分注装置にはリムーバ14が固定されている。リムーバ14は、例えば、縁を凹ませて形成された溝を有する板状部材によって形成される。ノズルチップ10を取り外す際には、ノズルは、ノズル本体16がリムーバ14の溝に入り込み、ノズルチップ10の上端部が板状部材の下方に位置するよう移動する。この状態においてノズル本体16が上方向に移動することで、ノズルチップ10はその上端部がリムーバ14に抑止され落下する。
リムーバ14と廃棄容器12との間にはダクト18が設けられている。ダクト18は、廃棄容器12へと向かう方向から落下方向が反れたノズルチップ10を、廃棄容器12の方向へと案内する。リムーバ14から落下したノズルチップ10は、ダクト18を通って廃棄容器12へと至る。このようにして、リムーバ14からダクト18を介して廃棄容器12へ至るチップ落下経路20に沿ってノズルチップ10が廃棄される。
分注装置は、未使用のノズルチップ10が配置されたノズルチップ配置部を有する。ノズル本体16は、使用後のノズルチップ10が廃棄された後、ノズルチップ配置部へ移動する。そして、未使用のノズルチップ10をノズル本体16に装着する。
なお、図1には1系統のノズルが描かれているが、分注装置は、複数系統のノズルを有するものであってもよい。この場合、リムーバ14には、ノズルチップ取り外し用の複数の溝が図1の奥行き方向に配列されたものを用いてもよい。
本実施形態に係る分注装置は、廃棄容器12内に形成されたノズルチップ集積体を検出するノズルチップ検出装置を備える。ノズルチップ検出装置は、ダクト18の下側開口と廃棄容器12の開口との間の領域を横切るバー22、バー22を駆動する駆動機構24、および駆動機構24を制御する制御部26を備える。バー22は、望ましくは、細長い形状の部材である。図1においてバー22は、その端の側から見た形状が描かれている。バー22は、図1の矢印28に示すように、下方に突出する円弧を描いて運動する。
分注装置は、バー22にノズルチップ集積体が接触したことを検出することによって、ノズルチップ集積体が形成されたことを検出する。この検出は、例えば、バー22の運動が停止したことを検出することで行われる。そして、ノズルチップ集積体が検出されたときは、アラームの鳴動、警告ランプの点灯等によりユーザに対する注意喚起を行う。また、分注装置においては、バー22の衝撃によってノズルチップ集積体が倒壊するよう、駆動機構24の駆動力を設定してもよい。
この構成によれば、バー22の移動軌跡上のノズルチップ集積体が検出される。したがって、ノズルチップ集積体が検出される領域は、バー22の長さによって定まり、バー22を長くする程、広い範囲でノズルチップ集積体が検出される。また、バー22の形状を湾曲状、クランク状等に変形させることで、ノズルチップ集積体を検出しようとする領域を変形させてもよい。
駆動機構24およびバー22の具体的な構成および動作について説明する。図2は駆動機構24およびバー22の斜視図であり、図3は駆動機構24およびバー22の側面図である。図3においては、一部の構成要素については断面形状が示されている。駆動機構24は、モータ32の回転駆動力を回転駆動シャフト48へと伝達し、その駆動力をアーム58を介してバー22に伝達してバー22を駆動するものである。
図2および図3において、駆動機構24は、各部材を固定するベース板30を備える。モータ32は、L字形状のモータホルダ34を介してベース板30に固定されている。モータホルダ34の縦板36は、モータシャフト40を貫通させるシャフト穴を有し、縦板36は、シャフト穴にモータシャフト40が通された上でモータ32に固定される。また、モータホルダ34の横板38はベース板30に固定される。これによって、モータ32は、モータホルダ34を介してベース板30に固定される。モータ32は、モータケーブル42から与えられた電力に応じてモータシャフト40に回転駆動力を発生する。
モータシャフト40には、結合部材44を介してトルクリミッタ46が取り付けられている。トルクリミッタ46は、モータ32から回転駆動シャフト48に伝達される回転駆動力を制限する機構である。結合部材44は、円柱形状に形成され、モータシャフト40が差し込まれる軸穴を有する。結合部材44は、軸穴にモータシャフト40が差し込まれた状態でモータシャフト40に固定されている。
トルクリミッタ46は、円柱形状に形成され、その回転中心軸が結合部材44の回転中心軸と一致するよう結合部材44に固定されている。トルクリミッタ46は、結合部材44を臨む面に対向する面に開口し、回転駆動シャフト48が差し込まれる軸穴を有する。回転駆動シャフト48は、その側面がトルクリミッタ46の軸穴の壁面に対してスリップ可能となるよう、その軸穴に保持されている。
トルクリミッタ46から回転駆動シャフト48へと与えられる回転駆動力が所定値を超えると、トルクリミッタ46は回転駆動シャフト48に対してスリップしながら回転する。これによって、モータシャフト40から回転駆動シャフト48に与えられる回転駆動力が制限される。逆に、回転駆動シャフト48からモータシャフト40に与えられる制動回転駆動力が制限される。
回転駆動シャフト48は、2枚のシャフト支持部材50によって支持されている。シャフト支持部材50のフランジ板52は、モータホルダ34の横板38を挟んでベース板30に固定されている。これによって、シャフト支持部材50はモータホルダ34上に立てられる。シャフト支持部材50の本体板54は、回転駆動シャフト48を貫通させるシャフト穴を有する。シャフト穴の縁にはベアリング機構56が設けられている。
2枚のシャフト支持部材50は、本体板54の板面が平行となるよう配置されている。各シャフト支持部材50のシャフト穴には、シャフト穴の縁との間にベアリング機構56を介在させて、回転駆動シャフト48が通される。これによって、回転駆動シャフト48は回転自在な状態で2枚のシャフト支持部材50によって支持される。
回転駆動シャフト48の先端には、回転駆動シャフト48の回転中心軸に対して垂直な方向に延伸するアーム58が固定されている。アーム58には、回転駆動シャフト48の回転中心軸から変位した位置にバー22の一端が固定されている。これによって、アーム58は、バー22を回転駆動シャフト48の位置から変位させ、さらに、バー22と回転駆動シャフト48とが平行となるようバー22を支持する。回転駆動シャフト48が所定角度だけ回転すると、アーム58の先端は、回転駆動シャフト48を中心とする円弧を描く。これによって、バー22はその移動軌跡が円弧となる運動を行う。
このような駆動機構24の構成によれば、モータ32からトルクリミッタ46、回転駆動シャフト48およびアーム58を介して、バー22に駆動力が伝達され、バー22はその移動軌跡が円弧となる運動を行う。これによって、バー22をノズルチップ集積体に接触させてノズルチップ集積体を検出することが可能となる。あるいは、バー22によってノズルチップ集積体を倒壊させることが可能となる。
バー22の材料には、金属等の剛性の材料の他、ゴム、プラスチック等、弾力性のある材料、軟質の材料を用いてもよい。すなわち、バー22を形成する材料を、質量、硬さ、弾力性等に応じて選択することで、バー22からノズルチップ集積体に与えられる衝撃を調整することができる。バー22の材料として弾力性のある材料を採用した場合には、モータ32が、バー22、アーム58、回転駆動シャフト48、およびトルクリミッタ46を介してノズルチップ集積体から受ける反作用の力が低減され、モータ32に対する負荷が過大となることが回避される。バー22は、アーム58から着脱自在としてもよい。これによって、バー22を洗浄する作業を容易にすることができる。
また、このような駆動機構24においては、アーム58の長さを変化させることで、バー22が運動する位置を調整することができる。例えば、分注装置によっては、ダクト18の開口、廃棄容器12の開口等の位置は異なる。そこで、アーム58を回転駆動シャフト48およびバー22から着脱自在とし、アーム58を様々な長さを有するものに交換可能としてもよい。この場合、長さの異なる複数のアーム58から、ダクト18の開口、廃棄容器12の開口等、分注装置の構成に応じて選択したものをチップ検出装置に取り付ければよい。
さらに、このような駆動機構24の構成によれば、モータ32の回転駆動力は、トルクリミッタ46を介して回転駆動シャフト48に伝達される。したがって、バー22がノズルチップ集積体に接触し、バー22、アーム58、および回転駆動シャフト48の動きが停止した場合であっても、モータ32の回転が停止することはない。これによって、モータ32に対する負荷が過大となることが回避される。
トルクリミッタ46には、ここで採り上げたものの他、2つのシャフトの間で伝達される回転駆動力を制限する一般的な駆動力制限機構を採用してもよい。例えば、一方のシャフトから他方のシャフトへ伝達しようとする回転駆動力が所定の値を超えたときに、2つのシャフト間に滑りを与える機構を採用してもよい。また、バー22からノズルチップ集積体に与えられる衝撃は、モータ32の駆動力の他、トルクリミッタ46におけるトルク制限値を変化させることで調整してもよい。
バー22をノズルチップ集積体に接触させてノズルチップ集積体を検出するためには、バー22に周回運動を行わせてもよい。他方、ノズルチップ集積体を早期に検出するため、下方の位置で円弧を描く運動をバー22に行わせてもよい。例えば、バー22の運動は、下半分の半円を描くものであってもよい。
そこで、駆動機構24には、回転駆動シャフト48の回転角度を検出するセンサ機構60が設けられている。制御部26は、センサ機構60の検出結果に基づいて、回転駆動シャフト48が所定の角度範囲内で回転し、バー22が円弧を描いて運動するようモータ32を制御する。さらに、制御部26は、センサ機構60の検出結果に基づいて、回転駆動シャフト48が停止したことを検出し、バー22がノズルチップ集積体に接触したことを検出する。
センサ機構60の構成およびそれを用いた駆動機構24の動作について説明する。センサ機構60の動作を説明するため、図2および図3において座標系を定義する。図2および図3において、モータ32からモータシャフト40が伸びる方向をx方向とし、図2および図3の上方向をz方向とする。そして、図3の描画面から奥に向かう方向をy方向とする。ここでは、アーム58の回転中心からアーム58の先端に向かう方位によって回転駆動シャフト48の回転角度およびバー22の位置を表すものとする。また、アーム58の方位は、y軸正方向を0°とし、zy平面を時計回りに回転する方向を正回転方向とする。
図4はセンサ機構60の拡大図である。センサ機構60は、回転駆動シャフト48の回転角度が、所定の第1および第2の角度となったことをそれぞれ検出する回転角度センサ68および70を備える。ここで説明する構成例では、第1および第2の角度は、それぞれ、0°および180°である。制御部26は、回転角度センサ68および70の検出結果を用いて、回転駆動シャフト48が第1の角度から第2の角度までの角度範囲内で回転するよう、モータ32を制御する。
また、バー22がノズルチップ集積体へ接触したことの検出は、バー22および回転駆動シャフト48の動きが停止したことを検出することで行われる。すなわち、制御部26は、モータ32の回転を開始した後、所定の制限時間を超えても、回転駆動シャフト48の回転角度が第1の角度または第2の角度となったことが検出されない場合には、バー22のノズルチップ集積体への接触が検出されたものとして、アラームの鳴動、警告ランプの点灯等によりユーザに対する注意喚起を行う。
センサ機構60の具体的な構成について図4を参照して説明する。センサドグ62は、L字形状の切片支持部材64から切片66を突出させたものである。切片支持部材64は、L字形状に接合された2枚の板によって構成される。切片支持部材64を構成する2枚の板のうち一方は、その2枚の板に挟まれる領域に回転駆動シャフト48が位置するよう、回転駆動シャフト48に固定されている。そして、他方の板には、回転駆動シャフト48から離れる方向へと突出し、その板面がyz平面に平行な切片66が設けられている。
ここでは、回転駆動シャフト48の回転角度が0°であるときに切片66がy軸負方向に突出し、回転駆動シャフト48の回転角度が0°から180°へと変化したときに、切片66が上半分の半円を描いて移動し、さらに、回転駆動シャフト48の回転角度が180°であるときに切片66がy軸正方向に突出するよう、センサドグ62の固定位置および姿勢が決定されている。
回転角度センサ68は、回転駆動シャフト48の回転角度が0°のときに、その検出溝に切片66が入り込む位置に固定されている。回転角度センサ70は、回転駆動シャフト48の回転角度が180°のときに、その検出溝に切片66が入り込む位置に固定されている。回転角度センサ68および70は、例えば、ベース板30の板面に対しその板面が垂直であるセンサ固定板を設け、そのセンサ固定板に固定してもよい。各回転角度センサは、検出溝に切片66が入り込むと、センサケーブル72を介して切片検出情報を制御部26に出力する。各回転角度センサには、溝を横切る光を発する素子と、溝を横切る光が遮られたことを検出する素子とを備える光センサを用いてもよい。その他、各回転角度センサには、切片66との機械的な接触により開閉動作を行うスイッチを用いてもよい。
次に、センサ機構60を用いたモータ32の制御について説明する。ここで説明する制御は、下半分の半円を描く往復運動をバー22に行わせるものである。初期状態におけるバー22の位置は0°であるものとし、バー22の位置は、回転駆動シャフト48の回転角度を以て表すものとする。
制御部26は、初めに、回転駆動シャフト48が正方向に回転するようモータ32を制御する。その後、バー22の位置が180°になり回転角度センサ70の検出溝に切片66が入り込むと、回転角度センサ70は、切片検出情報を制御部26に出力する。
制御部26は、回転角度センサ70から切片検出情報が出力されると、モータ32の回転方向を逆方向とし、回転駆動シャフト48が負方向に回転するようモータ32を制御する。その後、バー22の位置が0°になり回転角度センサ68の検出溝に切片66が入り込むと、回転角度センサ68は、切片検出情報を制御部26に出力する。制御部26は、回転角度センサ68から切片検出情報が出力されると、モータ32の動きを停止させる。
このような制御によれば、バー22は、その位置が0°から180°へ変化するよう移動した後、方向を反転してその位置が180°から0°へと変化するよう移動する。これによって、バー22は、下半分の半円を描いて往復運動をする。ここでは、バー22の移動範囲を0°から180°の間としたが、回転角度センサ68および70の固定位置を変更することで、バー22の移動範囲を変更してもよい。
次に、バー22がノズルチップ集積体に接触したことを検出する処理について説明する。制御部26は、バー22の運動を開始するようモータ32を制御した時からの経過時間をカウントする。そして、その経過時間が予め定められた制限時間を超えても回転角度センサ70から切片検出情報が出力されないときは、アラームの鳴動、警告ランプの点灯等によりユーザに対する注意喚起を行う。同様に、制御部26は、バー22の位置が180°になった場合には、逆方向に回転するようモータ32を制御した時からの経過時間をカウントする。そして、その経過時間が制限時間を超えても回転角度センサ68から切片検出情報が出力されないときは、アラームの鳴動、警告ランプの点灯等によりユーザへの注意喚起を行う。
バー22がノズルチップ集積体に接触したことによってバー22の動きが停止した場合、制御部26がカウントする上記の経過時間は制限時間を超える。これによって、バー22がノズルチップ集積体に接触したことを検出することができる。
バー22を駆動しノズルチップ集積体を検出する一連の検出制御処理は、分注工程(ノズルが分注元の容器の位置に移動し、分注元の容器に入れられた液体を吸引し、さらに、分注先の容器の位置へ移動してその容器に液体を注入する工程)、または、ノズル交換工程(使用後のノズルチップ10をノズル本体16から取り外した後、ノズル本体16がノズルチップ配置部へ移動し、未使用のノズルチップ10をノズル本体16に装着する工程)が行われているときに実行される。例えば、ノズルチップ10をノズル本体16から取り外した後に、バー22を駆動しノズルチップ集積体を検出する検出制御処理を行う。
なお、ここでは、バー22が下半分の半円を描く1回の往復運動を1回の制御過程としたが、バー22が0°の位置から180°の位置へ移動する往路運動、および、バー22が180°の位置から0°の位置へ移動する復路運動を、それぞれ1つの制御過程としてもよい。この場合、往路運動および復路運動を所定の時間間隔で繰り返す制御を行ってもよい。この制御においても、バー22がノズルチップ集積体に接触したことを検出する処理は、バー22に往復運動させる制御と同様である。すなわち、制御部26は、バー22の運動を開始するようモータ32を制御した時からの経過時間をカウントする。そして、その経過時間が予め定められた制限時間を超えても回転角度センサ68または70から切片検出情報が出力されないときは、ユーザへの注意喚起を行う。
また、ノズルチップ集積体の検出を行わずバー22を停止させておく場合、バー22の位置を0°または180°とすることが好ましい。これによって、廃棄容器12の取り外しおよび設置を容易に行うことができ、使用後のノズルチップの回収作業を容易に行うことができる。
上記では、廃棄容器12の開口より上方でバー22に往復運動を行わせる構成について説明した。このような構成の他、図5の矢印28で示す軌跡のように、下方向に突出する半円を描き、廃棄容器12の開口からその内部を掻き込むようバー22が運動する構成としてもよい。この構成によれば、バー22が廃棄容器12の開口より上方で運動を行う場合に比べて、より下方でノズルチップ集積体が検出される。そのため、ノズルチップ集積体をより早期に検出し、または、ノズルチップ集積体をより早期に倒壊させることができる。
分注装置においては、バー22の移動軌跡上のノズルチップ集積体を検出し、または、そのようなノズルチップ集積体を倒壊させる。このような機構として、直線を描く運動をバーに行わせる機構を採用してもよい。この場合、回転駆動シャフト48の先端にピニオンギアを取り付け、そのピニオンギアに適合する直線状のラックギアを設ければよい。バーをラックギアに固定することで、バーは回転駆動シャフト48の回転によってラックギアと共に直線移動する。
また、ノズルチップ集積体の検出は、バーがノズルチップ集積体から受ける反作用の力の検出に基づいて行ってもよい。そして、この反作用の力は、モータ32の駆動力に基づいて検出してもよい。モータ32の駆動力の検出は、例えば、モータ32に供給される電力を検出することで行う。この場合、制御部26は、モータ32に供給される電力を検出し、検出された電力が所定の閾値を超えたときに、バー22がノズルチップ集積体に接触したものとしてユーザへの注意喚起を行う。
さらに、分注装置は、ノズルチップ集積体が検出されたときは、ユーザに対する注意喚起を行うと共に、または、ユーザに対する注意喚起を行うことの代わりに、分注工程、ノズル交換工程等を停止するものとしてもよい。
10 ノズルチップ、12 廃棄容器、14 リムーバ、16 ノズル本体、18 ダクト、20 チップ落下経路、22 バー、24 駆動機構、26 制御部、28 矢印、30 ベース板、32 モータ、34 モータホルダ、36 縦板、38 横板、40 モータシャフト、42 モータケーブル、44 結合部材、46 トルクリミッタ、48 回転駆動シャフト、50 シャフト支持部材、52 フランジ板、54 本体板、56 ベアリング機構、58 アーム、60 センサ機構、62 センサドグ、64 切片支持部材、66 切片、68,70 回転角度センサ、72 センサケーブル。

Claims (6)

  1. 液体を吸引するノズルチップとそれが装着されたノズル本体とからなるノズルと、
    前記ノズル本体から前記ノズルチップを取り外すリムーバと、
    前記リムーバによって取り外され落下したノズルチップを収容する廃棄容器と、
    を備える分注装置において、前記廃棄容器内に前記ノズルチップが積み重なったノズルチップ集積体を検出するノズルチップ検出装置であって、
    前記リムーバ下方のチップ落下経路を横切る運動を行うバーと、
    前記バーを駆動する駆動機構と、
    前記バーの運動状態に基づいて、前記バーと前記ノズルチップ集積体とが接触したことを検出する接触センサと、
    を備えることを特徴とするノズルチップ検出装置。
  2. 請求項1に記載のノズルチップ検出装置において、
    前記接触センサは、
    前記バーが停止したことを検出することで、前記バーと前記ノズルチップ集積体とが接触したことを検出する手段、または、前記バーが受ける力を検出することで、前記バーと前記ノズルチップ集積体とが接触したことを検出する手段を備えることを特徴とするノズルチップ検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のノズルチップ検出装置において、
    前記駆動機構は、前記バーの移動軌跡が非直線となるよう前記バーを駆動することを特徴とするノズルチップ検出装置。
  4. 請求項に記載のノズルチップ検出装置において、
    前記駆動機構は、前記移動軌跡が下方に突出した湾曲形状となるよう前記バーを駆動することを特徴とするノズルチップ検出装置。
  5. 請求項に記載のノズルチップ検出装置において、
    前記駆動機構に備えられた回転駆動軸と、
    前記回転駆動軸に固定され、前記回転駆動軸から前記バーを変位させつつそれらが平行となるよう前記バーを支持するアームと、
    を備え、
    前記バーが回転駆動軸周りにおいて揺動運動することを特徴とするノズルチップ検出装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載のノズルチップ検出装置において、
    前記バーと前記駆動機構が有する駆動源との間に設けられ、前記駆動源から前記バーへの駆動力の伝達を制限する制限機構、
    を備えることを特徴とするノズルチップ検出装置。
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