JP3231269B2 - 分注装置 - Google Patents

分注装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分注装置に関し、特
にディスポーザブルなノズルチップを利用した分注装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】分注装置は、ノズル、ノズル搬送機構及
び分注ポンプなどで構成される。ノズルとしては、ステ
ンレスなどで構成されたもの、あるいは金属製のノズル
基部(チップ・フイッティング)にディスポーザブルな
樹脂製のノズルチップ(以下、チップという)に装着し
たものが使用される。
【0003】高精度なノズルの位置決めが必要な場合、
従来においては、上記のステンレスなどで構成されたデ
ィスポーザブルでないノズルが用いられ、あるいは、良
好な成形が行われたチップが選別されそのチップが用い
られていた。
【0004】チップ成形時に何らかの不具合があると先
端が曲がったチップが製造されたり、あるいはチップ装
着が適正でないとノズル基部の中心軸に対してチップが
傾斜して装着されたりする。いずれの場合もチップの位
置決めを正しく行うことができず、容器の縁にノズル先
端が衝突してジャミングが発生したりする問題が生じ
る。なお、従来の分注装置は、そのようなジャミングを
検出するセンサを有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、分注装置を利用
してDNA試薬などの各種の試薬をマイクロプレートの
各ウエル(小容器)に分注することが行われている。こ
のような用途では、試薬間でのコンタミネーションを防
止するため、各試薬ごとにディスポーザブルなチップを
利用する必要がある。
【0006】この場合に、チップに成形不良があったり
チップ装着時に装着不良があったりすると、チップ先端
の位置決め精度を確保できず、容器へのチップ接触とい
う問題や予想外の場所への吐出による汚染などといった
問題が生じる。
【0007】ちなみに、遺伝子を取り扱う用途では、チ
ップを高い温度下で滅菌処理することも行われる。チッ
プは一般に樹脂形成品であるため高い温度下では曲がり
やすい性質をもつ。特に大量の試薬を扱うチップの全長
は長いため、前述のような滅菌処理での曲がりが顕著に
現れやすい。
【0008】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、チップの曲がりやチップ装着
不良による問題を未然に検出できる分注装置を提供する
ことにある。
【0009】本発明の他の目的は、既存の設備を有効利
用してチップ先端の位置決め精度の向上を図ることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ノズル基部とそれに対して着脱自在に装
着されるノズルチップとからなるノズルと、前記ノズル
を昇降させるノズル移動機構と、を含む分注装置におい
て、先端挿入穴を有しその先端挿入穴の周囲が先端当接
面とされた位置ずれ検出用部材と、前記位置ずれ検出用
部材の上方から前記ノズルを下降させ、前記ノズルチッ
プの先端が前記先端挿入穴に進入した所定高さで前記ノ
ズルの下降を停止させる制御を行う下降制御手段と、前
記ノズルの下降時に前記ノズルチップの先端が前記先端
当接面に当接したことを検出する接触検出手段と、を含
むことを特徴とする。
【0011】上記構成によれば、チップ不良や装着不良
などによってチップ先端の位置が適正位置からずれてい
ると、位置ずれ検出用部材の先端挿入穴にチップ先端を
挿入させようとした時に、チップ先端が先端当接面に当
接・衝突し、それが接触検出手段によって検出される。
上記の位置ずれ検出は、望ましくはチップ装着直後に行
うのが望ましい。接触検出手段としては、例えば既存の
装置に設けられているジャミングセンサなどを利用する
ことができる。上記の先端当接面への接触の有無を利用
して、以下のようなエラー判定や補正データの演算が可
能となる。
【0012】本発明の好適な態様では、前記接触検出手
段からの検出信号が出力された場合にエラーを判定する
エラー判定手段を含む。また、本発明の好適な態様で
は、前記ノズルチップ先端と前記先端当接面との接触を
複数の地点で検出することによって前記ノズルチップ先
端の位置ずれに関する補正データを演算する補正手段を
含む。更に、本発明の好適な態様では、前記補正手段
は、垂直方向をZ方向としてそれに直交するX方向及び
Y方向の両方向について補正データを演算する。
【0013】本発明の好適な態様では、前記位置ずれ検
出用部材は、形状の異なる複数の先端挿入穴を有する。
例えば、分注される容器の形状に応じて、先端挿入穴を
適宜選択使用してもよい。各先端挿入穴は、分注先の容
器の形状に対応して、その容器と同一もしくはやや小さ
く形成される。
【0014】本発明の好適な態様では、前記位置ずれ検
出用部材における少なくとも前記先端当接面は前記ノズ
ルチップよりも柔らかい部材で構成される。これによっ
てチップ先端の破損を防止できる。もちろん、ノズル側
に衝突力を吸収するための弾性手段を設けてもよい。
【0015】本発明の好適な態様では、前記位置ずれ検
出用部材は、実質的に前記ノズルチップを起立保持した
チップラックの上面板であり、前記先端挿入穴は前記ノ
ズルチップを保持する保持穴である。上記構成によれ
ば、チップラックを位置ずれ検出用の部材として兼用で
き、装置コストを低減できかつ制御を簡略化できる。す
なわち、ノズル基部にチップを装着した後、ノズルを上
昇させ、その後ノズルの下降を行わせるだけでチップ先
端の位置ずれを検出できる。
【0016】ちなみに、位置ずれ検出はチップ装着時ご
とに実行され、あるいは定期的に実行される。本発明に
係る分注装置は、液体の吸引装置及び吐出装置としても
利用可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0018】図1には、本発明に係る分注装置の好適な
実施形態が示されており、図1はその要部構成を示す概
念図である。
【0019】例えば金属性のパイプなどで構成されるチ
ップ装着部10には樹脂等で形成されたノズルチップ
(以下、チップ)12が着脱自在に装着される。このチ
ップ装着部10及びチップ12によってノズルが構成さ
れる。このノズルには分注ポンプ14が接続されてい
る。この分注ポンプ14は吸引力や吐出力を発生するも
のである。分注ポンプ14とノズルとの間にはジャミン
グ検出部16が設けられている。このジャミング検出部
16はチップ12が何らかの部材に衝突した際にその衝
突力を検出する手段である。
【0020】制御部20は、分注装置の全体を制御する
と共に、特に、チップ12の先端の位置ずれ検出のため
の制御を行っている。駆動機構22は、分注ポンプ14
を含む可動部分に接続され、この駆動機構22によって
分注ポンプ14及びノズルを含む可動部分の全体が駆動
されている。それらの可動部分は三次元的に自在に運動
可能である。
【0021】ジャミング検出部16の出力信号は判定部
24に入力されており、この判定部24によってジャミ
ング検出部16の出力信号に基づいてチップ先端の位置
ずれが判定される。
【0022】本実施形態の分注装置においては、チップ
12の成形不良や装着不良によるチップ12の先端の曲
がりを検出するため、位置ずれ検出用部材26が設けら
れている。この部材26は分注装置のいずれかの箇所に
固定的に配置されるものであり、その上部に挿入穴26
Aを有する。挿入穴26Aの周囲は当接面26Bとされ
ている。すなわち、部材26の上面はチップ12の先端
に接触する平面とされている。挿入穴26Aの深さは例
えば2mmであり、その直径は例えば4mmである。こ
の挿入穴26Aの直径は分注時における位置出し精度に
応じて決められ、例えば位置出し精度として4mmが必
要である場合には、上述したように直径4mmの挿入穴
26Aが使用される。
【0023】上記のチップ12は、例えばポリプロピレ
ン等の形成品であり、3000mlの大量の試薬分注を
行うチップの場合、その長さはおよそ130mmでその
最大外形は11mmである。また先端部の外形は2mm
である。このような大型のノズルチップの場合、熱変形
などに起因して曲がりが発生すると、そのチップの先端
位置における位置ずれは最大で5mm程度となる。本実
施形態の装置は、そのような先端の位置ずれを部材26
及び可動部分の制御によって検出することが可能であ
る。
【0024】図2には、ジャミング検出部16の具体的
な構成が示されている。上述したようにチップ装着部1
0の先端部にはチップ12の基端部が嵌合連結される。
チップ装着部10の軸30内には通路30Aが形成さ
れ、その通路30Aがチップ12内の空間12Aと連通
している。軸30には水平板としてのジャミング検出板
32が設けられており、その一端には光を反射する反射
板34が設けられている。
【0025】ノズル全体はベース35によって弾性的に
支持されており、具体的にはバネ38によってベース3
5に対してノズル全体が下方に付勢されている。ベース
35は上述した図1における駆動機構22によって三次
元的に駆動されるものである。ベース35には光センサ
36が設けられており、この光センサ36によって生成
された光は反射板34にて反射され、その反射光が再び
光センサ36にて受光される。
【0026】このようなジャミング検出部16におい
て、チップ12が例えば分注先の容器の縁等に衝突して
ノズルに対して衝突力が伝わると、その衝突力はバネ3
8の作用によって吸収される。その際、光センサ36に
対して相対的にジャミング検出板32が上方に持ち上が
ることになり、その結果、光センサ36における受光が
遮断される。よって、このような光センサ36によって
ジャミングを検出できる。
【0027】本実施形態の装置では、このようなジャミ
ング検出部16をそのまま利用して位置ずれ検出を行う
ことが可能である。すなわち、図1に示す構成において
チップ装着部10にチップ12を装着させた後、それら
のノズル全体を上方から下方に下降させ、チップ12の
先端が挿入穴26Aに例えば1mm程度入る高さでノズ
ル全体を停止させる。この際、チップ12における先端
位置が適正なものであれば、その先端は挿入穴26Aの
中空部分に挿入されるだけで衝突は生じない。しかしな
がら、チップ12の先端に位置ずれがあると、そのチッ
プ12の先端は当接面26Bに衝突することになり、そ
の衝突力が上述したようにジャミング検出部16で検出
されることになる。もちろんジャミングの検出が行われ
た場合、駆動機構22による下降は強制的に停止され
る。
【0028】図1に示した判定部24は図2に示した光
センサ36の出力信号に常に監視しており、ジャミング
を判定すると共に、位置ずれ検出モードにおいては位置
ずれの有無を判定している。そして位置ずれがあった場
合には制御部20に対して所定のアラーム信号を出力し
ている。その結果、制御部20は後述するように必要に
応じてチップ12の交換や補正データの取得のための制
御を実行する。
【0029】上記の部材26は望ましくはチップ12よ
り柔らかい部材として構成することが望ましい。そのよ
うな構成によれば、図2に示したバネ38の作用によっ
ても吸収できないような衝突が発生した場合においても
チップ先端を保護することが可能である。もちろん、チ
ップ12が不良である場合に、それを交換するというの
が前提であれば、必ずしもそのような柔らかい材料によ
って部材26を構成する必要はない。
【0030】図3には、本実施形態の分注装置において
設けられた各種の挿入穴が例示されている。(A)及び
(B)にはそれぞれ円形の挿入穴が示されており、それ
ぞれの直径はD1及びD2である。また(C)及び
(D)にはY方向及びX方向に沿った長細の挿入穴が例
示されている。これらの挿入穴は分注先である容器の形
状に対応したものを用いるのが望ましい。(C)及び
(D)に示す挿入穴は、例えばX方向について後述する
補正データを取得する場合及びY方向について補正デー
タを取得する場合にそれぞれ利用可能である。
【0031】上記のジャミング検出部16においては、
光学的にジャミングの検出が行われていたが、もちろん
機械的あるいは電気的にそのようなジャミングを検出し
てもよい。例えばマイクロスイッチ等を利用してもよ
い。
【0032】図1に示した部材26はチップラック40
の上面板42によって構成することも可能である。すな
わち、チップラック40には複数の保持穴44が形成さ
れ、各保持穴44内には新しいチップ12が挿入保持さ
れている。そのうちのいずれかのチップ12をチップ装
着部10に装着して分注を開始する際に、それに先立っ
て上方からノズル全体を下降させ、いままでチップ12
が保持されていた保持穴44を利用して先端位置の位置
ずれが検出される。保持穴44は実質的に図1に示した
挿入穴26Aとして機能し、上面板42の上面は図1に
示した当接面26Bとして機能する。図4においては位
置ずれが生じていないノズルチップが符号12Aで示さ
れ、位置ずれが生じているチップが符号12Bで示され
ている。したがって、図4に示す構成によれば、チップ
ラック40の他に別途部材26を設ける必要がないの
で、装置を簡略化でき、またチップ12の装着後に速や
かに位置ずれ検出を行うことができるので分注動作を迅
速化できるという利点がある。
【0033】図5には本実施形態に係る分注装置の動作
がフローチャートとして示されている。
【0034】まず、S101では、チップ装着部10に
対してチップ12が装着される。S102では、図1に
示した部材26上にノズルが位置決めされ、そのノズル
が挿入穴26Aに向けて、上方から下方へ引き下ろされ
る。S103では衝突があったか否かが検出され、この
場合、衝突がなければS104においてノズルの下降動
作が停止される。そして、S105ではノズルが搬送さ
れて従来同様に液体の分注が実行され、その後S106
において使用済みのチップがチップ装着部10から取り
外される。
【0035】一方、S103において衝突があったと判
断された場合、S107では補正データを取得するか否
かが判断される。ユーザーによってそのような補正デー
タの取得が不要であると設定されている場合、S108
において不良であるチップが新しいチップに交換され、
上記のS102からの各工程が繰り返し実行される。一
方、S107において補正データの取得が必要であると
設定されている場合、S109では今まで位置ずれ検出
を行った位置とは別の位置においてノズルを上方から下
方へ引き下ろす制御が行われる。そして、S110にお
いてはその位置において衝突が発生したか否かが判断さ
れ、発生していなければ位置を移動させて衝突の有無が
調査される。S110において衝突があったと判定され
た場合、S111においてノズルの下降が停止され、S
112ではさらに別の位置で位置ずれの検出を行うか否
かが判断される。例えばX方向及びY方向の両方向につ
いて補正データを取得する場合には、X方向の正方向及
び負方向の両方向について及びY方向の正方向及び負方
向の両方向について、衝突の有無についての調査が行わ
れる。
【0036】以上のような工程を繰り返すと、2次元の
各アドレスごとに衝突の有無が判明するので、そのデー
タを元にしてS113ではX方向及びY方向についての
先端位置の補正データが演算される。これは適正な位置
からのX方向及びY方向のずれ量を表すものである。S
114では、その補正データが適正な範囲に入っている
か否かが判断され、適正な範囲に入っていればS105
以降の各工程が実行される。一方、S114において補
正量が適正範囲を超えるものであると判断された場合、
現在装着されているチップは不良であってそのまま使用
できないため、S115において新しいチップに交換さ
れる。
【0037】ちなみに、補正データの演算が行われた場
合、S105における分注処理においては、駆動機構2
2の制御に当たってその補正データが利用される。すな
わちその補正量を加味してノズルの位置決めが行われる
ことになる。
【0038】上記の実施形態では、ジャミング検出部1
6をそのまま位置ずれ検出用の手段として利用したが、
もちろんジャミング用の検出部の他に専用の位置ずれ検
出用のセンサを設けてもよい。
【0039】また多数のウエル等が形成されているマイ
クロプレートに分注を行う場合、そのマイクロプレート
におけるいずれかのウエルを利用して実際の分注前に上
述した位置ずれ検出を行ってもよい。この場合、当該ウ
エルが上述した挿入穴26Aとして機能することにな
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チップの曲がりやチップ装着不良による問題を未然に検
出できる。また、既存の設備を有効利用してチップ先端
の位置決め精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る分注装置の要部構成を示す概念
図である。
【図2】 ジャミング検出部の具体的な構成例を示す図
である。
【図3】 挿入穴の各種形態を示す図である。
【図4】 チップラックを利用した位置ずれ検出を示す
概念図である。
【図5】 分注装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 チップ装着部、12 ノズルチップ、14 分注
ポンプ、16 ジャミング検出部、20 制御部、22
駆動機構、24 判定部、26 位置ずれ検出用部
材、26A 挿入穴、26B 当接面。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル基部とそれに対して着脱自在に装
    着されるノズルチップとからなるノズルと、 前記ノズルを昇降させるノズル移動機構と、 を含む分注装置において、 先端挿入穴を有しその先端挿入穴の周囲が先端当接面と
    された位置ずれ検出用部材と、 前記位置ずれ検出用部材の上方から前記ノズルを下降さ
    せ、前記ノズルチップの先端が前記先端挿入穴に進入し
    た所定高さで前記ノズルの下降を停止させる制御を行う
    下降制御手段と、 前記ノズルの下降時に前記ノズルチップの先端が前記先
    端当接面に当接したことを検出する接触検出手段と、 を含むことを特徴とする分注装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記接触検出手段からの検出信号が出力された場合にエ
    ラーを判定するエラー判定手段を含むことを特徴とする
    分注装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記ノズルチップ先端と前記先端当接面との接触を複数
    の地点で検出することによって前記ノズルチップ先端の
    位置ずれに関する補正データを演算する補正手段を含む
    こと特徴とする分注装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、 前記補正手段は、垂直方向をZ方向としてそれに直交す
    るX方向及びY方向の両方向について補正データを演算
    することを特徴とする分注装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 前記位置ずれ検出用部材は、形状の異なる複数の先端挿
    入穴を有することを特徴とする分注装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置において、 前記位置ずれ検出用部材における少なくとも前記先端当
    接面は前記ノズルチップよりも柔らかい部材で構成され
    たことを特徴とする分注装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の装置において、 前記位置ずれ検出用部材は、実質的に前記ノズルチップ
    を起立保持したチップラックの上面板であり、 前記先端挿入穴は前記ノズルチップを保持する保持穴で
    あることを特徴とする分注装置。
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