JP5465257B2 - 超砥粒ホイール、その使用方法およびそれを用いたウエハの製造方法ならびにウエハ - Google Patents

超砥粒ホイール、その使用方法およびそれを用いたウエハの製造方法ならびにウエハ Download PDF

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Description

この発明は、超砥粒ホイール、それを用いたウエハの製造方法ならびにウエハに関し、より特定的には、超砥粒層を有する研削ホイールに関するものである。
従来、研削ホイールは、たとえば実開平7−31268号公報(特許文献1)および特開2003−19671号公報(特許文献2)に開示されている。
実開平7−31268号公報 特開2003−19671号公報
特許文献1では、工作物とセグメント砥石との接触部に、研削液を十分供給できるようにした研削砥石が開示されている。具体的には、半導体ウエハ等の表面を研削する研削砥石であって、セグメント砥石とそれを保持する保持部材とから構成され、保持部材には研削液を供給する研削液供給孔が複数形成されているとともに、供給孔から流出した研削液の勢いを抑制するための制御部が形成されている。
特許文献2では、研削ホイールに改良を加えて、供給される研削液を研削ホイールおよび工作物(半導体ウエハ)の冷却に十分効率的に利用できるようにする構成が開示されている。研削ホイールでは、基台の内周に半径方向内側に開放された研削液溜めを形成して、研削ホイールの基台に供給された研削液の半径方向外方への流動を研削液溜めによって一旦阻止した後、超砥粒層および工作物に向けて漏れ出すように構成した研削ホイールが開示されている。
特許文献1の研削砥石では、供給孔から研削液が供給されるものの、この研削液が一部分にのみ供給されて、必ずしもセグメント砥石と工作物とのすべての接触界面に行き渡らないという問題があった。
また、特許文献2では、上記課題を解決するために、基台の内周に半径方向内方に開放された液溜めを形成することが開示されているものの、液溜めに研削液が溜まり過ぎ、高速で回転すると回転が安定しないという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、研削液を均一に分散させることができ、かつ安定した回転を実現することが可能な超砥粒ホイールを提供することを目的とする。
この発明の1つの局面に従った超砥粒ホイールは、回転軸を中心として回転する台金と、台金に固着される超砥粒層とを備えた超砥粒ホイールであって、台金は、第一面と、その第一面と反対側に位置する第二面とを有し、超砥粒層で囲まれた第二面の部分には、第一面から遠ざかる方向に突出する環状の突条部が設けられ、突条部より内側の第二面の部分には基準面が設けられており、基準面からの突条部までの高さはAで示され、突条部と超砥粒層との間の第二面の部分には基準面からの高さがBの頂部が設けられ、高さBは高さAよりも大きい。突条部は、立壁と、外周に向かって基準面に近づくように傾斜する逆テーパ面とにより構成され、台金に研削液が供給され、研削液は台金が回転しているため外側方向に遠心力を受け、重力で下方向に移動するため立壁に沿って下側に移動し、立壁を越えた研削液は逆テーパ面から離れて拡散する。
このように構成された超砥粒ホイールでは、内周側から供給された研削液は、環状の突条部に衝突して超砥粒層に向かって拡散する。その結果、超砥粒層と工作物との間に均一に研削液を供給することができる。さらに、第二面に液溜めを設けることがないため、液溜めに研削液がたまることを防止でき、安定した回転を実現することができる。
好ましくは、回転軸に対して突条部の内周側壁面は略平行である。
好ましくは、複数の突条部が超砥粒層の内周側に設けられ、隣接する突条部において基準面からの高さは内周側の突条部では外周側の突条部よりも低い。
好ましくは、最も内周側に位置する突条部の基準面からの高さは3mm以上である。高さが3mm未満では内周側から供給された研削液の一部が環状の突条部に衝突せずに、越えてしまうからである。高さが50mmを越えてもその機能は変わらないので、高さは3mm以上50mm以下が最も好ましい。
好ましくは、高さBと高さAとの差は1mm以上である。差が1mm未満では、研削液が超砥粒層に均一に供給されないおそれがある。差が50mmを越えてもその機能は変わらないので、差は、1mm以上50mm以下であることが最も好ましい。
好ましくは、突条部は円環状である。
好ましくは、突条部は研削液を微細粒子化して研削液を均一に拡散する機能を有する。
この発明に従ったウエハの製造方法は、上述のいずれかの超砥粒ホイールの超砥粒層をウエハに接触させて突条部の内周側から研削液を供給しながらウエハを研磨する。
この発明に従ったウエハは、上記の方法で製造される。
この発明の別の局面に従った超砥粒ホイールは、回転軸を中心として回転する台金と、台金に固着される超砥粒層とを備えた超砥粒ホイールであって、台金は、第一面と、その第一面と反対側に位置する第二面とを有し、さらに、超砥粒層で囲まれた第二面の部分に設けられる、第一面から遠ざかる方向に突出する環状の突条部を有する突条部材を備え、突条部より内側の第二面の部分には基準面が設けられており、基準面からの突条部までの高さはAで示され、突条部と超砥粒層との間の第二面の部分には基準面からの高さがBの頂部が設けられ、高さBは高さAよりも大きい。突条部は、立壁と、外周に向かって基準面に近づくように傾斜する逆テーパ面とにより構成され、台金に研削液が供給され、研削液は台金が回転しているため外側方向に遠心力を受け、重力で下方向に移動するため立壁に沿って下側に移動し、立壁を越えた研削液は逆テーパ面から離れて拡散する。
このように構成された超砥粒ホイールでは、内周側から供給された研削液は、突部材に設けられた環状の突条部に衝突して超砥粒層に向かって拡散する。その結果、超砥粒層と工作物との間に均一に研削液を供給することができる。さらに、第二面に液溜めを設けることがないため、液溜めに研削液がたまることを防止でき、安定した回転を実現することができる。
さらに、突条部材が台金と別体であるため、突条部が設けられていない従来の台金に突条部材を設けることで、液の溜まりを防止でき、安定した回転を実現することができる。
好ましくは、回転軸に対して突条部の内周側壁面は略平行である。
好ましくは、複数の突条部が超砥粒層の内周側に設けられ、隣接する突条部において基準面からの高さは内周側の突条部では外周側の突条部よりも低い。
好ましくは、最も内周側に位置する突条部の基準面からの高さは3mm以上である。
好ましくは、高さBと高さAとの差は1mm以上である。
好ましくは、突条部は円環状である。
好ましくは、突条部は研削液を微細粒子化して研削液を均一に拡散する機能を有する。
上記のいずれかの超砥粒ホイールの使用方法では、台金に研削液が供給され、研削液は台金が回転しているため外側方向に遠心力を受け、重力で下方向に移動するため立壁に沿って下側に移動し、立壁を越えた研削液は逆テーパ面から離れて拡散し、超砥粒層と工作物との接触界面に研削液が供給されて接触界面を潤滑および冷却する。
この発明に従えば、超砥粒層と工作物との間に均一に研削液を供給することができる超砥粒ホイールを提供することができる。さらに、第二面に液溜めを設けることがないため、液溜めに研削液がたまることを防止でき、安定した回転を実現することができる。さらに良好な切れ味を安定させて長期間維持する効果があるので、工作物の焼け発生が少なく、良好な加工面品位が得られる。
この発明の実施の形態1に従った超砥粒ホイールの正面図である。 この発明の実施の形態1に従った超砥粒ホイールの平面図である。 この発明の実施の形態1に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図3中のIV−IV線に沿った断面図である。 図3中のV−V線に沿った断面図である。 図4中のVI−VI線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 図5中のVII−VII線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 この発明の実施の形態1に従った超砥粒ホイールの一つの局面に従った斜視図である。 この発明の実施の形態1に従った超砥粒ホイールの別の局面に従った斜視図である。 この発明の実施の形態2に従った超砥粒ホイールの底面図である。 この発明の実施の形態3に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図11中のXII−XII線に沿った断面図である。 図11中のXIII−XIII線に沿った断面図である。 図12中のXIV−XIV線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 図13中のXV−XV線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 この発明の実施の形態3に従った超砥粒ホイールの一つの局面に従った斜視図である。 この発明の実施の形態3に従った超砥粒ホイールの別の局面に従った斜視図である。 この発明の実施の形態4に従った超砥粒ホイールの底面図である。 この発明の実施の形態5に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図19中のXX−XX線に沿った超砥粒ホイールの断面図である。 図19中のXXI−XXI線に沿った断面図である。 図20中のXXII−XXII線で囲んだ部分を拡大して示す超砥粒ホイールの断面図である。 図21中のXXIII−XXIII線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 この発明の実施の形態5に従った超砥粒ホイールの1つの局面に従った斜視図である。 この発明の実施の形態5に従った超砥粒ホイールの別の局面に従った斜視図である。 この発明の実施の形態6に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図26中のXXVII−XXVII線に沿った断面図である。 図26中のXXVIII−XXVIII線に沿った断面図である。 図27中のXXIX−XXIX線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 図28中のXXX−XXX線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 この発明の実施の形態6に従った超砥粒ホイールの1つの局面に従った斜視図である。 この発明の実施の形態6に従った超砥粒ホイールの別の局面に従った斜視図である。 この発明の実施の形態7に従った超砥粒ホイールの正面図である。 この発明の実施の形態7に従った超砥粒ホイールの平面図である。 この発明の実施の形態7に従った超砥粒ホイールの底面図である。 この発明の実施の形態7に従った超砥粒ホイールの右側面図である。 図35中のXXXVII−XXXVII線に沿った断面図である。 図37中のXXXVIII−XXXVIII線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 この発明の実施の形態7に従った超砥粒ホイールの1つの局面に従った斜視図である。 この発明の実施の形態7に従った超砥粒ホイールの別の局面に従った斜視図である。 実施の形態7に従った超砥粒ホイールにおける研削工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態8に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図42中のXLIII−XLIII線に沿った断面図である。 図43中のXLIV−XLIV線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 この発明の実施の形態8に従った超砥粒ホイールの1つの局面に従った斜視図である。 この発明の実施の形態8に従った超砥粒ホイールの別の局面に従った斜視図である。 実施の形態9に従った超砥粒ホイールにおける研削工程を説明するための図である。 この発明の実施の形態10に従った超砥粒ホイールの断面図である。 この発明の実施の形態11に従った超砥粒ホイールの断面図である。 この発明の実施の形態12に従った超砥粒ホイールの断面図である。 この発明の実施の形態13に従った超砥粒ホイールの断面図である。 この発明の実施の形態14に従った超砥粒ホイールの断面図である。 この発明の実施の形態15に従った超砥粒ホイールの断面図である。 この発明の実施の形態16に従った超砥粒ホイールの断面図である。 この発明の実施の形態17に従った超砥粒ホイールの断面図である。 この発明の実施の形態18に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図56中の矢印LVII−LVII線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態19に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図58中のLIX−LIX線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態20に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図60中のLXI−LXI線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態21に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図62中のLXIII−LXIII線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態22に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図64中のLXV−LXV線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態23に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図66中のLXVII−LXVII線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態24に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図68中のLXIX−LXIX線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態25に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図70中のLXXI−LXXI線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態26に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図72中のLXXIII−LXXIII線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態27に従った超砥粒ホイールの底面図である。 図74中のLXXV−LXXV線に沿った断面図である。 比較品に従った超砥粒ホイールの断面図である。 本発明品に従った超砥粒ホイールの断面図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。また、各実施の形態を組合せることも可能である。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従った超砥粒ホイールの正面図である。図2は、この発明の実施の形態1に従った超砥粒ホイールの平面図である。図3は、この発明の実施の形態1に従った超砥粒ホイールの底面図である。図4は、図3中のIV−IV線に沿った断面図である。図5は、図3中のV−V線に沿った断面図である。図6は、図4中のVI−VI線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。図7は、図5中のVII−VII線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。図8は、この発明の実施の形態1に従った超砥粒ホイールの一つの局面に従った斜視図である。図9は、この発明の実施の形態1に従った超砥粒ホイールの別の局面に従った斜視図である。
図1から図9を参照して、実施の形態1に従った超砥粒ホイール1は、リング状の台金10を有する。リング状の台金10は回転軸3を中心として回転する。台金10は第一面201と第一面201に対向する第二面202とを有する。第一面201と第二面202とが台金10の厚みを規定する。第二面202には、超砥粒層20が取付けられる。第一面201は、加工機に取付けられる面であり、加工機から回転力が第一面201に伝達される。
第一面201側には、リング状の研削液供給溝12が設けられる。研削液供給溝12には、複数の研削液供給孔13が配置される。複数の研削液供給孔13は台金10を貫通するように構成されている。台金10の内周壁18が孔を規定しており、この孔にホイールフランジを介してスピンドルが嵌め合わせられる。
台金10の第二面202の内周部には、研削液供給孔13が設けられる。研削液供給孔13は、研削液を供給するための孔である。研削液供給孔13近傍に第一立壁111、第一逆テーパ面112、および外側テーパ面113が配置される。第一立壁111と第一逆テーパ面112とにより第一突条部121が構成される。第一突条部121の端部115が第一立壁111と第一逆テーパ面112との境界部分となる。第二面202の頂部114に超砥粒が結合材で固着された超砥粒層20が固定されている。
主として図6および図7を参照して、研削液供給孔13からは矢印Fで示す方向に研削液が供給される。この研削液は台金10が回転しているため外側方向に遠心力を受ける。そして重力で下方向に移動するため第一立壁111に沿って下側に移動する。そして第一立壁111を越えた研削液は端部115から外周に向かって拡散し、外側テーパ面113に当る。そして外側テーパ面113上を拡散して超砥粒層20へ研削液が供給される。供給された研削液は、超砥粒層20と工作物との接触界面に供給されて接触界面を潤滑および冷却する働きを有する。
図8および9で示すように、第一立壁111、第一逆テーパ面112および外側テーパ面113は、それぞれ円形状の台金10の円周方向に沿って延在するように構成されている。
図6および図7で示す、基準面110から端部115までの高さAと、基準面110から頂部114までの高さBとの関係に関し、高さBと高さAとの差は1mm以上であることが好ましい。高さAは3mm以上であることが好ましい。
実施の形態1に従った超砥粒ホイール1は、回転軸3を中心として回転する台金10と、台金に固着される超砥粒層20とを備える。台金10は、第一面201と、その第一面201と反対側に位置する第二面202とを有し、超砥粒層20で囲まれた第二面202の部分には、第一面201から遠ざかる方向に突出する環状の第一突条部121が設けられ、第一突条部121より内側の第二面202の部分には基準面110が設けられており、基準面110からの第一突条部までの高さはAで示され、第一突条部121と超砥粒層20との間の第二面202の部分には基準面110からの高さがBの頂部114が設けられ、高さBは高さAよりも大きい。
このように構成された超砥粒ホイール1では、内周側から供給された研削液は、環状の第一突条部121に衝突して超砥粒層20に向かって微細化して拡散する。その結果、超砥粒層20と工作物との間に均一に研削液を供給することができる。さらに、第一立壁111に液溜めを設けることがないため、液溜めに研削液がたまることを防止でき、安定した回転を実現することができる。回転軸3に対して第一突条部121の内周側壁面である第一立壁111は平行である。最も内周側に位置する第一突条部121の基準面110からの高さAは3mm以上である。高さBと高さAとの差は1mm以上である。第一突条部121は円環状である。第一突条部121は研削液を微細粒子化して研削液を均一に拡散する機能を有する。
(実施の形態2)
図10は、この発明の実施の形態2に従った超砥粒ホイールの底面図である。図10を参照して、この発明の実施の形態2に従った超砥粒ホイール1では、超砥粒層20の作用面形状が概略平行四辺形である点で、超砥粒層20の形状が概略長方形である実施の形態1に従った超砥粒ホイールと異なる。
このように構成された、実施の形態2に従った超砥粒ホイールでも実施の形態1に従った超砥粒ホイールと同様の効果がある。
(実施の形態3)
図11は、この発明の実施の形態3に従った超砥粒ホイールの底面図である。図12は、図11中のXII−XII線に沿った断面図である。図13は、図11中のXIII−XIII線に沿った断面図である。図14は、図12中のXIV−XIVで囲んだ台金の一部分を拡大して示す図である。図15は、図13中のXV−XV線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。図16は、この発明の実施の形態3に従った超砥粒ホイールの一つの局面に従った斜視図である。図17は、この発明の実施の形態3に従った超砥粒ホイールの別の局面に従った斜視図である。これらの図を参照して、この発明の実施の形態3に従った超砥粒ホイールでは、第二面202において、内周側から順に、第一立壁111、第一逆テーパ面112、第二立壁116および第二逆テーパ面117および外側テーパ面113が設けられている点で、実施の形態1に従った超砥粒ホイールと異なる。
すなわち、実施の形態1に従った超砥粒ホイールでは、第二立壁116および第二逆テーパ面117が設けられていなかったのに対し、実施の形態3ではこれらが設けられている。第一および第二突条部121,122が超砥粒層20の内周側に設けられ、隣接する第一および第二突条部121,122において基準面110からの高さは内周側の第一突条部121では外周側の第二突条部122よりも低い。第一立壁111および第二立壁116は、回転軸に対してほぼ平行に配置されており、内周側から供給された研削液の流れを一旦止めてこれを拡散させる働きを有する。基準面110から第一立壁111の端部115までの高さはA、基準面110から頂部114までの高さはBであり、基準面110から端部125までの高さはCである。第一突条部121および第二突条部122の2つの突条部を設けることで、より確実に研削液を分散させることができる。すなわち、研削液供給孔13から供給された研削液は一旦第一立壁111に沿って下方向に流れ、端部115から拡散して外周方向へ飛散する。そして飛散した研削液が第二立壁116に衝突し、その研削液がさらに下方向へ流れ端部125から外周方向へ飛散する。その結果、実施の形態1に比べてより確実に研削液を微細粒子化して外方へ拡散させることが可能となる。
(実施の形態4)
図18は、この発明の実施の形態4に従った超砥粒ホイールの底面図である。図18を参照して、この発明の実施の形態4に従った超砥粒ホイールでは、超砥粒層20の作用面形状が概略平行四辺形である点で、実施の形態3に従った超砥粒ホイールと異なる。
(実施の形態5)
図19は、この発明の実施の形態5に従った超砥粒ホイールの底面図である。図20は、図19中のXX−XX線に沿った超砥粒ホイールの断面図である。図21は、図19中のXXI−XXI線に沿った断面図である。図22は、図20中のXXII−XXII線で囲んだ部分を拡大して示す超砥粒ホイールの断面図である。図23は、図21中のXXIII−XXIII線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。図24は、この発明の実施の形態5に従った超砥粒ホイールの1つの局面に従った斜視図である。図25は、この発明の実施の形態5に従った超砥粒ホイールの別の局面に従った斜視図である。
これらの図を参照して、実施の形態5に従った超砥粒ホイール1では、端部115が平坦面を構成している点で、実施の形態1に従った超砥粒ホイール1と異なる。すなわち、実施の形態1に従った超砥粒ホイール1では、端部115が尖った形状であったのに対し、実施の形態5に従った超砥粒ホイール1では、端部115が平坦な形状であり、半径方向に幅を有する点で実施の形態1に従った超砥粒ホイール1と異なる。
このように構成された実施の形態5に従った超砥粒ホイール1であっても、実施の形態1に従った超砥粒ホイール1と同様の効果がある。
(実施の形態6)
図26は、この発明の実施の形態6に従った超砥粒ホイールの底面図である。図27は、図26中のXXVII−XXVII線に沿った断面図である。図28は、図26中のXXVIII−XXVIII線に沿った断面図である。図29は、図27中のXXIX−XXIX線で囲んだ部分を拡大して示す超砥粒ホイールの断面図である。図30は、図28中のXXX−XXX線で囲んだ部分を拡大して示す超砥粒ホイールの断面図である。図31は、この発明の実施の形態6に従った超砥粒ホイールの1つの局面に従った斜視図である。図32は、この発明の実施の形態6に従った超砥粒ホイールの別の局面に従った斜視図である。
これらの図を参照して、実施の形態6に従った超砥粒ホイールでは、端部115が断面において円弧形状となっている点で、他の実施の形態に従った超砥粒ホイールと異なる。円弧形状の端部115の円弧の半径は特に制限されるものではない。また、その半径が必ずしも一定である必要はなく、複数の曲率を組合せた形状とされていてもよい。
(実施の形態7)
図33は、この発明の実施の形態7に従った超砥粒ホイールの正面図である。図34は、この発明の実施の形態7に従った超砥粒ホイールの平面図である。図35は、この発明の実施の形態7に従った超砥粒ホイールの底面図である。図36は、この発明の実施の形態7に従った超砥粒ホイールの右側面図である。図37は、図35中のXXXVII−XXXVII線に沿った断面図である。図38は、図37中のXXXVIII−XXXVIIIで囲んだ部分を拡大して示す断面図である。図39は、この発明の実施の形態7に従った超砥粒ホイールの1つの局面に従った斜視図である。図40は、この発明の実施の形態7に従った別の局面の超砥粒ホイールの斜視図である。
これらの図を参照して、実施の形態7に従った超砥粒ホイールでは、研削液供給孔が台金10に設けられていない点で、実施の形態1に従った超砥粒ホイールと異なる。研削液を供給するための孔を超砥粒ホイールに設ける代わりに、ノズルにより、超砥粒ホイール1の内周側から研削液を供給する。内周壁18の外側には内周側テーパ面131が設けられる。内周側テーパ面131に連なるように基準面110、第一立壁111、第一逆テーパ面112、外側テーパ面113および頂部114が配置されている。
図41は、実施の形態7に従った超砥粒ホイールにおける研削工程を説明するための図である。図41を参照して、ウエハ601は研削盤のロータリーテーブル602により保持されている。ノズル501から矢印Fで示す方向に供給される研削液は、超砥粒ホイール1の加工時の回転数において、環状の第一突条部121の第一立壁111に直接当るように、流量、圧力および方向がコントロールされる。回転による遠心力によって流れが曲げられて、第一立壁111に直接的に研削液が当るようにしてもよい。そして第一立壁111に当接した研削液は端部115から矢印F1で示す方向に拡散して放出される。その後、超砥粒層20に研削液が供給される。その結果、超砥粒層20と工作物としてのウエハ601との接触界面に均一に研削液が供給されるため、研削物(工作物)の焼けの発生を防止し、良好な切れ味を安定して長時間持続するという効果をもたらすことができる。さらに微細粒子化された研削液は外側テーパ面113に衝突して速度が緩和された状態で超砥粒層20に供給される。すなわち、この発明に従ったウエハの製造方法は、上述の超砥粒ホイール1を用いてウエハ601を研削することである。
(実施の形態8)
図42は、この発明の実施の形態8に従った超砥粒ホイールの底面図である。図43は、図42中のXLIII−XLIII線に沿った断面図である。図44は、図43中のXLIV−XLIV線で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。図45は、この発明の実施の形態8に従った超砥粒ホイールの1つの局面に従った斜視図である。図46は、この発明の実施の形態8に従った超砥粒ホイールの別の局面に従った斜視図である。
この発明の実施の形態8に従った超砥粒ホイール1では、第一突条部121および第二突条部122が設けられている点で、実施の形態7に従った超砥粒ホイール1と異なる。さらに多くの突条部が設けられていてもよい。
(実施の形態9)
図47は、実施の形態9に従った超砥粒ホイールにおける研削工程を説明するための図である。図47を参照して、邪魔板701を用いて研削液を拡散させてもよい。具体的には、軸方向に沿ってノズル702から研削液を供給する。研削液は邪魔板701に沿って半径方向に流れて矢印Fで示すように、半径方向外側に放出されて第一立壁111に衝突する。そして研削液が端部115を越えた後、矢印F1で示す方向に拡散して外側テーパ面113に衝突した後に、研削液は超砥粒層20とウエハ601との界面に供給される。
(実施の形態10)
図48は、この発明の実施の形態10に従った超砥粒ホイールの断面図である。図48を参照して、実施の形態10に従った超砥粒ホイール1では、台金10と別体に突条部材1000が台金10に取付けられている。突条部材1000は第一突条部121を有する。突条部材1000は基準面110よりも超砥粒層20側の面に取付けられている。突条部材1000は台金10に対し着脱自在に取付けられており、たとえばボルトに代表される締結部材により取付けられる。実施の形態10に従った超砥粒ホイール1は、回転軸3を中心として回転する台金10と、台金に固着される超砥粒層20とを備える。台金10は、第一面201と、その第一面201と反対側に位置する第二面202とを有し、超砥粒層20で囲まれた第二面202の部分には、第一面201から遠ざかる方向に突出する環状の第一突条部121を有する突条部材1000が設けられ、第一突条部121より内側の第二面202の部分には基準面110が設けられており、基準面110からの第一突条部までの高さはAで示され、第一突条部121と超砥粒層20との間の第二面202の部分には基準面110からの高さがBの頂部114が設けられ、高さBは高さAよりも大きい。
超砥粒層20の作用面の形状は、概略長方形形状、概略平行四辺形形状、概略台形形状のいずれであってもよい。また、超砥粒層20の作用面の角部分が丸められていてもよい。
(実施の形態11)
図49は、この発明の実施の形態11に従った超砥粒ホイールの断面図である。図49を参照して、この発明の実施の形態11に従った超砥粒ホイール1では、基準面110と同一面に突条部材1000が取付ける面が設けられている。
(実施の形態12)
図50は、この発明の実施の形態12に従った超砥粒ホイールの断面図である。図50を参照して、この発明の実施の形態12に従った突条部材1000は、第一突条部121と第二突条部122とを有する。突条部材1000は、基準面110よりも超砥粒層20側に設けられている。寸法に関してはA<C<Bが成立する。
(実施の形態13)
図51は、この発明の実施の形態13に従った超砥粒ホイールの断面図である。図51を参照して、実施の形態13に従った超砥粒ホイール1では、突条部材1000の取付面が基準面110と同じ面である。
(実施の形態14)
図52は、この発明の実施の形態14に従った超砥粒ホイールの断面図である。図52を参照して、この発明の実施の形態14に従った超砥粒ホイール1では、突条部材1000と台金10との境界部分の一部分が傾斜面となっている。また、突条部材1000と台金10との境界部分の一部は基準面110である。
(実施の形態15)
図53は、この発明の実施の形態15に従った超砥粒ホイールの断面図である。図53を参照して、実施の形態15に従った超砥粒ホイール1では、突条部材1000と台金10との境界部分が傾斜面となっている。そして突条部材1000と台金10との境界の一部分が基準面110となっている。
(実施の形態16)
図54は、この発明の実施の形態16に従った超砥粒ホイールの断面図である。図54を参照して、実施の形態16に従った超砥粒ホイール1では、突条部材1000と台金10との境界面が階段状になっている。
(実施の形態17)
図55は、この発明の実施の形態17に従った超砥粒ホイールの断面図である。図55を参照して、この発明の実施の形態17に従った超砥粒ホイール1では、突条部材1000と台金10との境界面が階段状となっている。
(実施の形態18)
図56は、この発明の実施の形態18に従った超砥粒ホイールの底面図である。図57は、図56中の矢印LVII−LVII線に沿った断面図である。図56および図57を参照して、実施の形態18に従った超砥粒ホイール1では、台金10の基準面110に突条部材1000が取付けられている。突条部材1000はカバー形状であり、その中央領域に研削液供給孔13が設けられている。研削液供給孔13からは研削液が供給される。この供給された研削液は遠心力により外周方向へ飛散し、第一立壁111に当たる。そして第一立壁111を越えた研削液は第一突条部121から拡散して超砥粒層20へ研削液が供給される。供給された研削液は、超砥粒層20と工作物との接触界面に供給されて接触界面を潤滑および冷却する。
(実施の形態19)
図58は、この発明の実施の形態19に従った超砥粒ホイールの底面図である。図59は、図58中のLIX−LIX線に沿った断面図である。図58および図59を参照して、実施の形態19に従った超砥粒ホイール1では、突条部材1000先端の第一突条部121が円弧形状である。なお、この実施の形態では、突条部材1000先端の第一突条部121が円弧形状である例を示しているが、台金10と一体に設けられた第一突条部121および第二突条部122の先端が円弧形状であってもよい。
(実施の形態20)
図60は、この発明の実施の形態20に従った超砥粒ホイールの底面図である。図61は、図60中のLXI−LXI線に沿った断面図である。図60および図61を参照して、実施の形態20に従った超砥粒ホイール1では、第一突条部121の外周側に第一逆テーパ面112が設けられている。
(実施の形態21)
図62は、この発明の実施の形態21に従った超砥粒ホイールの底面図である。図63は、図62中のLXIII−LXIII線に沿った断面図である。図62および図63を参照して、実施の形態21に従った超砥粒ホイール1では、突条部材1000に第一突条部121、第一逆テーパ面112、第二突条部122および第二逆テーパ面117が設けられている。
(実施の形態22)
図64は、この発明の実施の形態22に従った超砥粒ホイールの底面図である。図65は、図64中のLXV−LXV線に沿った断面図である。図64および図65を参照して、実施の形態22に従った超砥粒ホイール1では、突条部材1000に第一突条部121、第一逆テーパ面112、第二突条部122、第二逆テーパ面117、第三突条部123および第三逆テーパ面119が設けられている。寸法に関してはA<C<D<Bが成立する。
(実施の形態23)
図66は、この発明の実施の形態23に従った超砥粒ホイールの底面図である。図67は、図66中のLXVII−LXVII線に沿った断面図である。図66および図67を参照して、実施の形態23に従った超砥粒ホイール1では、研削液供給孔13が外周方向へ向かって延びるように突条部材1000を貫通している。
(実施の形態24)
図68は、この発明の実施の形態24に従った超砥粒ホイールの底面図である。図69は、図68中のLXIX−LXIX線に沿った断面図である。図68および図69を参照して、この発明の実施の形態24に従った超砥粒ホイール1では、突条部材1000に邪魔板1010が設けられる。邪魔板1010は、研削液供給孔13と向かい合うように設けられる。研削液供給孔13から供給された研削液は邪魔板1010により進路を変えられて外周方向へ進む。そして研削液が第一突条部121を越えた後に超砥粒層20に達する。
(実施の形態25)
図70は、この発明の実施の形態25に従った超砥粒ホイールの底面図である。図71は、図70中のLXXI−LXXI線に沿った断面図である。図70および図71を参照して、この発明の実施の形態25に従った超砥粒ホイール1では、邪魔板1010と突条部材1000との間に十字状に延びる研削液通路1011が設けられる。研削液供給孔13から供給された研削液は研削液通路1011を経由して第一突条部121側へ供給される。
(実施の形態26)
図72は、この発明の実施の形態26に従った超砥粒ホイールの底面図である。図73は、図72中のLXXIII−LXXIII線に沿った断面図である。図72および図73を参照して、この発明の実施の形態26に従った超砥粒ホイール1では、超砥粒ホイール1を回転させる機械側に研削液供給孔13が設けられており、この研削液供給孔13から供給された研削液が突条部材1000の第一突条部121側へ供給される。
(実施の形態27)
図74は、この発明の実施の形態27に従った超砥粒ホイールの底面図である。図75は、図74中のLXXV−LXXV線に沿った断面図である。図74および図75を参照して、この発明の実施の形態27に従った超砥粒ホイール1では、超砥粒ホイール1を回転させる機械側に邪魔板1010および研削液通路1011が設けられている。そして研削液通路1011から供給された研削液は第一突条部121を越えて超砥粒層20側へ供給される。
(実施の形態28)
図76は、比較品に従った超砥粒ホイールの断面図である。図77は、本発明品に従った超砥粒ホイールの断面図である。実施の形態28では、図76で示す形状の比較品(突条部なし)および図77で示す形状の本発明品(突条部あり)を準備した。双方のサンプルの寸法を下記に示す。
超砥粒ホイールサイズ:外径φ200mm−研削液供給孔13の内径φ80mm−第一面201から超砥粒層20先端までの高さ30mm−超砥粒層の幅4mm−超砥粒層の高さ5mm
超砥粒層20の粒度:#8000
ワークおよびそのサイズ:φ200mm単結晶シリコンウェーハ
加工条件
超砥粒ホイール回転速度:2000min−1(21m/s)
テーブル回転速度:100min−1
送り速度:20μm/min
取しろ:20μm
スパークアウト:30sec
研削液:水
研削液供給:軸芯供給方式+邪魔板
流量:5dm/min
ワークの加工枚数:20枚連続加工
いずれのサンプルも、加工機の砥石スピンドルの軸芯から研削液を供給した。軸芯から供給された研削液(水)は邪魔板1010に衝突して回転によって飛散した。邪魔板1010は円板形状で4箇所で固定されている。
図76で示す比較品では、超砥粒ホイールを回転させるのに必要な電流値(A)は3.5、超砥粒層20の摩耗量(μm)は0.86、ワークの表面粗さRa(nm)は2.0であったのに対して、図77で示す本発明に従った超砥粒ホイール1では、電流値(A)は3.5、摩耗量(μm)は0.42、表面粗さRa(nm)は1.2であった。
対比の結果、第一突条部121を用いることで摩耗量の低減、表面粗さの向上が見られた。電流値はほとんど差は見られなかった。軸芯から供給された研削液は回転中の邪魔板で飛散され、突条部で均一に分散されたことで砥石摩耗量の低減、表面粗さが向上したと考える。比較品では邪魔板を固定している4箇所で研削液が均一に飛散しないために研削点に均一に供給されなかったと考える。また本発明に従った超砥粒ホイールを用いることで連続加工中のウェーハ加工面の深い条痕(スクラッチ)が軽減された。これも突条部よる研削液を均一に分散することで均一に研削点に供給されてことで安定した研削面が得られることが言える。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形することが可能である。まず、工作物として半導体のウエハを示したが、ウエハに限られず、金属、非金属、有機物、無機物などのさまざまなものを加工するために超砥粒ホイールを用いることが可能である。具体的には、工作物として、ガラス基板、化合物半導体、シリコンウエハ、SiCウエハ、炭素膜(ダイヤモンド状カーボン)、酸化ケイ素膜、窒化ケイ素、ダイヤモンドを用いることができる。さらに、超砥粒層20の作用面形状に関しては、実施の形態で示した概略長方形および概略平行四辺形のものに限られず、三角形、丸形、楕円または角が丸められた三角形状などのさまざまな形状を採用することが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、工作物を研削するための超砥粒ホイール、それを用いたウエハの製造方法の分野で用いることができる。
1 超砥粒ホイール、3 回転軸、10 台金、12 研削液供給溝、13 研削液供給孔、18 内周壁、20 超砥粒層、110 基準面、111 第一立壁、112 第一逆テーパ面、113 外側テーパ面、114 頂部、115 端部、116 第二立壁、117 第二逆テーパ面、121 第一突条部、122 第二突条部、125 端部、201 第一面、202 第二面、501 ノズル、601 ウエハ、602 ロータリーテーブル、1000 突条部材。

Claims (17)

  1. 回転軸を中心として回転する台金(10)と、
    前記台金に固着される超砥粒層(20)とを備えた超砥粒ホイール(1)であって、
    前記台金は、
    第一面(201)と、その第一面と反対側に位置する第二面(202)とを有し、
    前記超砥粒層で囲まれた前記第二面の部分には、前記第一面から遠ざかる方向に突出する環状の突条部(121)が設けられ、
    前記突条部より内側の前記第二面の部分には基準面(110)が設けられており、
    前記基準面からの前記突条部までの高さはAで示され、
    前記突条部と前記超砥粒層との間の前記第二面の部分には前記基準面からの高さがBの頂部(114)が設けられ、高さBは高さAよりも大きく、
    前記突条部は、立壁と、外周に向かって前記基準面に近づくように傾斜する逆テーパ面とにより構成され、
    前記台金に研削液が供給され、研削液は前記台金が回転しているため外側方向に遠心力を受け、重力で下方向に移動するため前記立壁に沿って下側に移動し、前記立壁を越えた研削液は前記逆テーパ面から離れて拡散する、超砥粒ホイール。
  2. 前記回転軸に対して前記突条部の内周側壁面は略平行である、請求項1に記載の超砥粒ホイール。
  3. 複数の前記突条部が前記超砥粒層の内周側に設けられ、隣接する前記突条部において前記基準面からの高さは内周側の突条部では外周側の突条部よりも低い、請求項1または2に記載の超砥粒ホイール。
  4. 最も内周側に位置する前記突条部の前記基準面からの高さは3mm以上である、請求項1から3のいずれか1項に記載の超砥粒ホイール。
  5. 前記高さBと前記高さAとの差は1mm以上である、請求項1から4のいずれか1項に記載の超砥粒ホイール。
  6. 前記突条部は円環状である、請求項1から5のいずれか1項に記載の超砥粒ホイール。
  7. 前記突条部は研削液を微細粒子化して研削液を均一に拡散する機能を有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の超砥粒ホイール。
  8. 回転軸を中心として回転する台金(10)と、
    前記台金に固着される超砥粒層(20)とを備えた超砥粒ホイール(1)であって、
    前記台金は、
    第一面(201)と、その第一面と反対側に位置する第二面(202)とを有し、
    さらに、前記超砥粒層で囲まれた前記第二面の部分に設けられる、前記第一面から遠ざかる方向に突出する環状の突条部(121)を有する突条部材(1000)を備え、
    前記突条部より内側の前記第二面の部分には基準面(110)が設けられており、
    前記基準面からの前記突条部までの高さはAで示され、
    前記突条部と前記超砥粒層との間の前記第二面の部分には前記基準面からの高さがBの頂部が設けられ、高さBは高さAよりも大きく、
    前記突条部は、立壁と、外周に向かって前記基準面に近づくように傾斜する逆テーパ面とにより構成され、
    前記台金に研削液が供給され、研削液は前記台金が回転しているため外側方向に遠心力を受け、重力で下方向に移動するため前記立壁に沿って下側に移動し、前記立壁を越えた研削液は前記逆テーパ面から離れて拡散する、超砥粒ホイール。
  9. 前記回転軸に対して前記突条部の内周側壁面は略平行である、請求項項に記載の超砥粒ホイール。
  10. 複数の前記突条部が前記超砥粒層の内周側に設けられ、隣接する前記突条部において前記基準面からの高さは内周側の突条部では外周側の突条部よりも低い、請求項8または9に記載の超砥粒ホイール。
  11. 最も内周側に位置する前記突条部の前記基準面からの高さは3mm以上である、請求項8から10のいずれか1項に記載の超砥粒ホイール。
  12. 前記高さBと前記高さAとの差は1mm以上である、請求項8から11のいずれか1項に記載の超砥粒ホイール。
  13. 前記突条部は円環状である、請求項8から12のいずれか1項に記載の超砥粒ホイール。
  14. 前記突条部は研削液を微細粒子化して研削液を均一に拡散する機能を有する、請求項8から13のいずれか1項に記載の超砥粒ホイール。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の超砥粒ホイールの前記超砥粒層をウエハに接触させて前記突条部の内周側から研削液を供給しながらウエハを研磨する、ウエハを製造する方法。
  16. 請求項15に記載の方法で製造されたウエハ。
  17. 請求項1から14のいずれかに記載の超砥粒ホイールの使用方法であって、前記台金に研削液が供給され、研削液は前記台金が回転しているため外側方向に遠心力を受け、重力で下方向に移動するため前記立壁に沿って下側に移動し、前記立壁を越えた研削液は前記逆テーパ面から離れて拡散し、前記超砥粒層と工作物との接触界面に研削液が供給されて接触界面を潤滑および冷却する、超砥粒ホイールの使用方法。
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