JP5465084B2 - 複数の把持部を備えたチャック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の把持部を備えたチャック装置に関する。
従来径方向に弾力的に変形して開閉自在に被把持物を把持する把持部を前後に並設し、各把持部に別々に外嵌するスリーブを設け、両スリーブがスライド移動自在に筒体に挿入され、前記各スリーブが前記筒体の軸線方向に沿って移動することによって、前記各スリーブが対応する各把持部を開閉するチャック装置が公知となっている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−322014号公報(第3頁、図1)
しかし前記チャック装置の両把持部は、共通の筒状本体の両端部に形成されているため、互いに他方の開閉状態の影響を受ける場合があり、各把持部を独立的に制御することが困難な場合があるという欠点があった。
上記課題を解決するための本発明の複数の把持部を備えたチャック装置は、径方向に弾力的に変形して開閉自在に被把持物Wを把持する把持部3A,11Aを前後に並設し、各把持部3A,11Aに各々外嵌されるスリーブ2,9を設け、両スリーブ2,9がスライド移動自在に筒体1に挿入され、前記各スリーブ2,9が前記筒体1の軸線方向に沿って移動することによって、前記各スリーブ2,9が対応する各把持部3A,11Aを各々開閉する複数の把持部を備えたチャック装置において、各把持部3A,11Aが各スリーブ2,9に収容される別々の把持体3,11に形成され、隣接する2つの把持体3,11の一方の把持体11を、他方の把持体3に対応するスリーブ2と対向させて配置し、該スリーブ2と対向する前記把持体11の把持部11Aを閉作動させる一方のスリーブ9の移動により、該把持体11を介して他方のスリーブ2を移動させ、両把持部3A,11Aを閉作動させるように構成され、前記各把持体3,11と、各把持体3,11に対応する前記スリーブ2,9との間に、前記把持部3A,11Aが開状態となる方向に前記把持体3,11と前記スリーブ2,9とを互いに付勢する付勢部材7,14を介設し、前方側の把持部3A側の付勢部材7の付勢力を、他方の付勢部材14の付勢力より小さく設定したことを第1の特徴とする。
第2に、両把持部3A,11A間の被把持物Wの通過部18と被把持物Wとの間に、前記通過部18の周面と被把持物Wの周面とが接触しない程度の間隙Sを設けたことを特徴とする。
第3に、両把持部3A,11Aの被把持物Wとの当接面3B,11Bが、筒体1の軸線Cから径方向に互いに異なる距離となるように形成されたことを特徴とする。
以上のように構成される本発明の構造によると、各把持部が各々別々の把持体に形成さ
れ、各々別々のスリーブによって開閉されるため、各把持部を独立的に制御して被把持物を把持することができるという利点がある。また隣接する2つの把持体の一方の把持体の把持部を閉作動させる一方のスリーブの移動により、該把持体を介して他方のスリーブを移動させ、両把持部を閉作動させるため、開閉機構の複雑化を回避することもできる。
また両把持部間の被把持物の通過部と被把持物との間に、前記通過部の周面と被把持物の周面とが接触しない程度の間隙を設けることによって、被把持物の把持に際して前記通過部において、被把持物と当接することなく、被把持物の離間した2箇所を把持することができ、把持に起因する被把持物の損傷等を防止することができるという効果がある。
また両把持部の被把持物との当接面を、筒体の軸線から径方向に互いに異なる距離となるように形成することによって、被把持物の異なる径の部分を簡単に把持することができるという効果がある。
また各把持体と、各把持体に対応するスリーブとの間に、把持部が開状態となる方向に把持体とスリーブとを互いに付勢する付勢部材を介設し、前方側の把持部側の付勢部材の付勢力を、他方の付勢部材の付勢力より小さく設定することによって、前方側の把持部を後方側の把持部より早く閉状態とすることができ、把持に際する被把持物の筒体に対する位置ズレ等を簡単に防止することができるという効果がある。
本発明のチャック装置を適用した自動旋盤の主軸の要部断面図であり、把持部が閉状態を示す。 本発明のチャック装置を適用した自動旋盤の主軸の要部断面図であり、把持部が開状態を示す。 他の実施形態のチャック装置を適用した自動旋盤の主軸の要部断面図である。
図1に、本発明のチャック装置を適用したワークを把持した状態の自動旋盤の主軸の先端部分を示す。該主軸1は、中空の筒状をなし、従来同様図示しない主軸台等に回転駆動自在に支持されている。該主軸1の先端部分に中空筒状の第1スリーブ2が同心で軸心方向にスライド自在に挿入されている。該第1スリーブ2内に第1チャック3が同心で収容されている。
前記第1チャック3の前端側の外周面は円錐状のテーパ面4を形成している。前記第1スリーブ2の先端側の内周面側には、前記第1チャック3のテーパ面4と互いに当接可能な円錐状のテーパ面6が形成されている。第1スリーブ2の前方側への移動によって両テーパ面4,6は互いに係合し、第1スリーブ2の後方側への移動によって両テーパ面4,6は互いに離反する。
前記第1チャック3と前記第1スリーブ2との間には、第1圧縮バネ7が介設されている。該第1圧縮バネ7により、第1チャック3が第1スリーブ2から突出する方向に向かって付勢されている。前記主軸1の先端には、キャップナット8が一体的に螺合されている。
前記第1スリーブ2の先端部分は主軸1の先端から突出し、キャップナット8内に位置する。前記キャップナット8の内周側端面は、前記第1圧縮バネ7により、前記第1チャ
ック3の先端側と弾力的に当接する。第1チャック3はキャップナット8によって前記主軸1に対して位置決めされる。
前記主軸1内には、前記第1スリーブ2の後方側に第2スリーブ9が同心で軸心方向にスライド自在に挿入されている。該第2スリーブ9内に第2チャック11が同心で収容されている。前記第2チャック11の前端側の外周面は円錐状のテーパ面12を形成している。
前記第2スリーブ9の先端側の内周面側には、前記第2チャック11のテーパ面12と互いに当接可能な円錐状のテーパ面13が形成されている。第2スリーブ9の前方側への移動によって両テーパ面12,13は互いに係合し、第2スリーブ9の後方側への移動によって両テーパ面12,13は互いに離反する。前記第2チャック11と前記第2スリーブ9との間には、第2圧縮バネ14が介設されている。
該第2圧縮バネ14により第2チャック11が第2スリーブ9から突出する方向に向かって付勢されている。第2チャック11は、第1スリーブ2と対向するように配置されている。第2チャック11は、前記第2圧縮バネ14により、先端面が第2スリーブ9の後端面と弾力的に当接することによって主軸1に対して位置決めされる。前記両チャック3,11内を通過するようにワークWが挿入される。
前記両チャック3,11は、先端側が従来のコレットチャック同様、軸線方向に延出するスリット16,17によって複数の分割片に分割されている。各分割片は、径方向に弾力的に変形し、各チャック3,11のテーパ面4,12を各々対応するスリーブ2,9のテーパ面6,13が係合して押圧することによって、前記各分割片が径方向に弾力的に撓み、ワークWを把持することができる。
なおスリーブ2,9のテーパ面6,13によるチャック3,11のテーパ面4,12の押圧を解除することによって、前記各分割片は弾力的に復元し、ワークWの把持は解除される。両チャック3,11の先端には、前記のような径方向への弾力的な変形によって開閉自在にワークWを把持する前記分割片からなる把持部3A,11Aが形成されている。本実施形態において2つの把持部3A,11Aは各々異なる部材である第1チャック3と第2チャック11に別々に設けられている。
前記第2スリーブ9は、前記主軸1の後方側に設けられた従来公知のチャック開閉機構等と操作スリーブ15を介して連係され、該操作スリーブ15によって、主軸1の軸線Cに沿って前後スライド移動するように構成されている。前記操作スリーブ15を前方に移動させ、前記第2スリーブ9を前方に移動させることによって、第2スリーブ9のテーパ面13と第2チャック11のテーパ面12とが係合し、第2チャック11が前方に向かって移動する。
第2チャック11の移動によって、第2チャック11の前端面が第1スリーブ2の後端面を押圧し、第1スリーブ2が前方に移動する。第1スリーブ2の前方への移動によって、第1スリーブ2のテーパ面6と前記第1チャック3のテーパ面4とが係合する。この際第1チャック3は、キャップナット8と当接して位置決めされるため、前記第1スリーブ2のテーパ面6が、前記第1チャック3のテーパ面4を押圧し、該第1チャック3の把持部3Aを閉状態とする。
また第1チャック3が位置決めされることによって、第1スリーブ2を介して第2チャック11が位置決めされ、第2スリーブ9のテーパ面13が前記第2チャック11のテーパ面12を押圧し、該第2チャック11の把持部11Aを閉状態とし、図1に示されるよ
うに、両チャック3,11の把持部3A,11Aによりワークを把持する。
一方前記操作スリーブ15を後方に移動させることによって、第2スリーブ9が圧縮バネ14により、操作スリーブ15に追従して後方に移動し、第2チャック11のテーパ面12と第2スリーブ9のテーパ面13とが離反する。テーパ面12とテーパ面13との離反によって、第2スリーブ9(テーパ面13)による前記第2チャック11(テーパ面12)の押圧が解除され、第2チャック11の把持部11Aが開状態となり、第2チャック11による第1スリーブ2の押圧が解除される。
第2チャック11による第1スリーブ2の押圧解除によって、第1圧縮バネ7により、第1スリーブ2が後退し、第1スリーブ2のテーパ面6が第1チャック3のテーパ面4から離反する。テーパ面6とテーパ面4との離反により、第1スリーブ2(テーパ面6)による前記第1チャック3(テーパ面4)の押圧が解除され、第1チャック3の把持部3Aが開状態となり、図2に示されるように、両チャック3,11の把持部3A,11AによるワークWの把持が解除される。
以上のように第2スリーブ9を前方に移動させることによって、両チャック3,11の把持部3A,11Aを閉作動させてワークWを把持し、第2スリーブ9を後方に移動させることによって、両チャック3,11の把持部3A,11Aを開作動させてワークWの把持を解除することができる。
両把持部3A,11Aの閉作動によって、両チャック3,11に挿入されるワークWを、2つのチャック3,11の把持部3A,11Aで強固に把持することができる。この際別々の部材である第1チャック3と第2チャック11に、別々に把持部3Aと把持部11Aが設けられ、各把持部3A,11Aが各チャック3,11に対応する別々の第1スリーブ2と第2スリーブ9によって開閉させられるため、両把持部3A,11Aは略同一の把持力でワークWを把持することができ、一方の把持部の変形状態が、他方の把持部の変形状態に影響することはなく、各把持部3A,11Aの開閉を各々独立的に各スリーブ2,9によって安定して制御することができる。
また隣接する前後のチャックの一方(本実施形態では後方側の第2チャック11)の把持部11Aを閉作動させる一方のスリーブ(本実施形態では後方側の第2スリーブ9)の移動により、該チャックの把持部(第2チャック11の把持部11A)を介して他方のスリーブ(本実施形態では前方側の第1スリーブ2)を連動させて移動させ、両把持部3A,11Aを閉作動させる。このため、各スリーブ2,9毎に開閉機構を設ける必要はなく、開閉機構の複雑化を回避することもできる。
なお本実施形態において、第1圧縮バネ7の付勢力は、第2圧縮バネ14の付勢力より弱く設定されている。両把持部3A,11Aを閉作動させる(ワークWを把持する)際、第2圧縮バネ14より先に、第1圧縮バネ7が縮作動するため、第1チャック3の把持部3Aが、第2チャック11の把持部11Aより先に閉状態となる。ワークWを把持する場合、ワークWの前方側が、後方側に比較して先に把持され、把持に際するワークWの軸心方向のズレ等を防止することができる。
本実施形態において第1チャック3の把持部3Aは、先端部分が径方向内側に向かって突出する凸部を形成している。該凸部の内周面が、閉状態でワークWと当接する当接面3Bをなす。なお第2チャック11の内周は、分割片の自由状態で軸線に対して平行な孔からなる。このため第2チャック11の把持部11Aの閉状態で分割片の先端部分の内周面が当接面11BとしてワークWと当接する。
第1チャック3の把持部3Aの当接面3Bと第2チャック11の把持部11Aの当接面11Bとは、主軸1の軸線C方向に所定距離離反して位置し、第1チャック3の凸部より後方側は、第1スリーブ2の内周側とともに、両把持部3A,11Aの間のワークWが通過する通過部18を構成している。
前記通過部18は、把持されるワークWの径より大径に形成され、通過部18とワークWとの間には、通過部18の周面とワークWの周面とが接触しない程度の間隙Sが形成されている。本チャック装置は、両当接面3B,11Bの間においてワークWと当接することなく、ワークWの離間した2箇所を各当接面3B,11Bを介して把持することができる。
特に本実施形態において、両把持部3A,11Aの当接面3B,11Bは、主軸1の軸線Cから径方向に互いに異なる距離となるように形成されており、ワークWの異なる径の部分を簡単に把持することができる。
これにより例えば図1に示されるように、1次加工済みのワークWを把持する際、ワークWの先端部分の大径部を第1チャック3の把持面3Bで把持することによって、ワークWのLの範囲において、チャック3,11とワークWとを非接触状態とし、把持に起因する損傷や変形等を防止し、ワークWの精度を向上させることができる。
なお図3に示されるように、前記第2スリーブ9と同様の第3スリーブ21を主軸1内の第2スリーブ9の後方に配置し、前記第2チャック11と同様の第3チャック22を、前記第2スリーブ9と対向するように、第3圧縮バネ26を介して前記第3スリーブ21内に収容してチャック装置を構成することもできる。
これにより隣接する2つのチャックの後方側のチャックが各々前方側のスリーブに対向して配置される。ただし本実施形態において、第2チャック11’は、把持部11A’が凸部を備え、該凸部の後方に、前記第1チャック3の通過部18と同様の通過部20を設けた形状としている。
この場合、操作スリーブ15等により最後方の第3スリーブ21を前方にスライド移動させることによって、前記実施形態と同様に、第3スリーブ21のテーパ面23が、最後方の第3チャック22のテーパ面24と係合し、第3チャック22を前方に向かって移動させる。第3チャック22の移動によって、第3チャック22に押圧されて前記第2スリーブ9が前方に移動し、前記実施形態同様、第1チャック3及び第2チャック11’が位置決めされ、両チャック3,11’の把持部3A,11A’が閉作動する。
この際第2チャック11’の位置決めによって第3チャック22が位置決めされ、第3スリーブ21のテーパ面23が第3チャック22のテーパ面24を押圧し、第3チャック22の把持部22Aが閉作動して全チャック3,11’,22の把持部3A,11A’,22Aが閉作動し、全把持部3A,11A’,22AによってワークW2を把持することができる。
なお最後方の第3スリーブ21を操作スリーブ15に追従させて後方にスライド移動させることによって、前記実施形態と同様に、各圧縮バネ7,14,26により、全チャック3A,11A’,22Aを開状態とし、ワークW2の把持を解除することができる。
本実施形態の場合、第2チャック11’の凸部より後方側に通過部20が形成されているため、第1チャック3の把持面3Bと第2チャック11’の把持面11B’との間、及び第2チャック11’の把持面11B’と第3チャック22の把持面22Bとの間におい
てワークWと当接することなく、ワークWの離間した3箇所を各当接面3B,11B’,22Bを介して把持することができる。
ワークW2を前記ワークWと同様に先端に大径部を備えたものとし、該大径部を第1チャック3の把持面3Bで把持することによって、ワークW2のL1及びL2の範囲において、チャック3,11’,22とワークW2とを非接触状態とし、ワークW2を把持することができる。
同様に3つ以上のチャックを各々別々のスリーブ内に圧縮バネを介して収容し、主軸内に並設して挿入し、チャック装置を構成することもできる。いずれの場合も各圧縮バネを前方側から順次強くしていくことによって、前方側の把持部から順次ワークを把持することができる。また隣接する任意の2つの把持部の間に、チャック側とワーク側とが当接しないように通過部を形成することもできる。
上記いずれの実施形態においても、各圧縮バネ7,14,26を設けることなく、最後方のスリーブを操作スリーブ15等により前方に移動させても、各々対応するスリーブとチャックのテーパ面が係合することによって、順次チャックを介して各スリーブが前方に移動し、全チャックの把持部が閉作動し、全把持部によってワークを把持することができる。前方側の把持部から順次位置決めされるため、前方側の把持部から順次ワークを把持する。
なお互いに対応するスリーブとチャックのテーパ面の角度を、各チャックにおける各分割片の径方向への弾力的な復元力により、対応する各スリーブが後方に移動するように設定することによって、上記のように圧縮バネを設けない場合でも、各スリーブを例えば前記操作スリーブ15に追従して後退させ、前記ワークの把持を解除することができる。以上のように各スリーブの前方への押圧(移動)を解除した場合に、各スリーブと各々対応するチャックとを離反させる手段を設けることによって、必ずしも圧縮バネ等の付勢部材を設ける必要はない。
1 主軸(筒体)
2 スリーブ
3 チャック(把持体)
3A 把持部
3B 当接面
7 圧縮バネ(付勢部材)
9 スリーブ
11 チャック(把持体)
11A 把持部
11B 当接面
14 圧縮バネ(付勢部材)
18 通過部
W ワーク(被把持物)

Claims (3)

  1. 径方向に弾力的に変形して開閉自在に被把持物(W)を把持する把持部(3A),(11A)を前後に並設し、各把持部(3A),(11A)に各々外嵌されるスリーブ(2),(9)を設け、両スリーブ(2),(9)がスライド移動自在に筒体(1)に挿入され、前記各スリーブ(2),(9)が前記筒体(1)の軸線方向に沿って移動することによって、前記各スリーブ(2),(9)が対応する各把持部(3A),(11A)を各々開閉する複数の把持部を備えたチャック装置において、各把持部(3A),(11A)が各スリーブ(2),(9)に収容される別々の把持体(3),(11)に形成され、隣接する2つの把持体(3),(11)の一方の把持体(11)を、他方の把持体(3)に対応するスリーブ(2)と対向させて配置し、該スリーブ(2)と対向する前記把持体(11)の把持部(11A)を閉作動させる一方のスリーブ(9)の移動により、該把持体(11)を介して他方のスリーブ(2)を移動させ、両把持部(3A),(11A)を閉作動させるように構成され、前記各把持体(3),(11)と、各把持体(3),(11)に対応する前記スリーブ(2),(9)との間に、前記把持部(3A),(11A)が開状態となる方向に前記把持体(3),(11)と前記スリーブ(2),(9)とを互いに付勢する付勢部材(7),(14)を介設し、前方側の把持部(3A)側の付勢部材(7)の付勢力を、他方の付勢部材(14)の付勢力より小さく設定した複数の把持部を備えたチャック装置。
  2. 両把持部(3A),(11A)間の被把持物(W)の通過部(18)と被把持物(W)との間に、前記通過部(18)の周面と被把持物(W)の周面とが接触しない程度の間隙(S)を設けた請求項1の複数の把持部を備えたチャック装置。
  3. 両把持部(3A),(11A)の被把持物(W)との当接面(3B),(11B)が、筒体(1)の軸線(C)から径方向に互いに異なる距離となるように形成された請求項1又は2の複数の把持部を備えたチャック装置。
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