JP5463984B2 - 画像形成装置、画像形成方法、そのプログラム、記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、そのプログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、画像形成装置、画像形成方法、そのプログラム、記録媒体に関する。
従来から、あるユーザの画像データを蓄積しておき、該ユーザについての認証が成功した場合に、該ユーザの画像データを用紙に印刷する画像形成装置がある(例えば、特許文献1参照)。この画像形成装置では、省エネモードに移行している場合に、認証に成功したユーザの画像データが蓄積されているか否かに関らず、省エネモードから完全モードに移行(つまり、省エネ復帰)していた。ここで、完全モードとは、画像形成装置の各構成部(例えば、操作部や画像形成部)全てについて、電力が供給されることである。
しかし、従来の画像形成装置では、認証に成功したユーザの画像データが蓄積されていない場合には、該ユーザは、印刷しない可能性が高い。しかし、上述のように、画像形成装置の全ての各構成部に電力を供給するため、多大な電力が消費されるという問題がある。
そこで本発明は、無駄な電力の消費を抑える画像形成装置、画像形成方法、そのプログラム、記録媒体を提案することを目的とする。
前記目的を達成するため、ユーザの識別情報を保持している保持媒体から該識別情報を読み取る読取部と、前記読取部で読み取られた識別情報に基づいて、ユーザを認証する認証部と、ユーザの識別情報と対応させて、画像データを蓄積する画像データ蓄積部と、操作部および画像形成部に電力を供給する電源制御部と、前記画像データ蓄積部に、前記認証部で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断する判断部と、を有し、前記電源制御部は、前記認証部により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていないと前記判断部が判断し、かつ、前記読取部が前記識別情報を読み取る時、または、前記認証部がユーザを認証した時、または、前記判断部が前記認証部で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断した時である所定開始時から、所定時間内に前記識別情報が読み取れない状態になると、前記操作部及び前記画像形成部に電力を供給しないように制御し、
かつ、
前記電源制御部は、前記認証部により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていないと前記判断部が判断し、かつ、前記所定開始時から前記所定時間以上、前記識別情報が読み取れる状態であると、前記操作部及び前記画像形成部に電力を供給するように制御することを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明の画像形成装置、画像形成方法、そのプログラム、記録媒体であれば、無駄な電力の消費を抑えることができる。
本実施例の画像形成装置の機能構成例を示した図。 本実施例の画像形成装置の要部の機能構成例を示した図。 本実施例の画像形成装置の処理フローを示した図。 読取部の処理フローを示した図(その1)。 判断部の処理フローを示した図(その2)。 画像データ蓄積部の処理フローを示した図。 画像データ蓄積部の蓄積例を示した図。 発信部の処理フローを示した図。 読取部の処理フローを示した図(その2)。 判断部の処理フローを示した図(その2)。 判断部の処理フローを示した図(その3)。
実施例の説明の前に、用語の説明を行う。画像形成装置とは例えば、プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機などである。また、記録媒体は、例えば、紙、糸、繊維、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなどの媒体である。以下では、記録媒体を用紙として説明する。画像形成とは、文字や図形、パターンなどの画像を記録媒体に付与することや、単に液滴(インク)を記録媒体に着弾させることも意味する。また、保持媒体とは、ユーザの識別情報が保持されている媒体であり、例えば、ICカードや、SDカード、USBメモリなどである。以下では、保持媒体をICカードであるとして説明する。また、ユーザの識別情報とは、例えば、ユーザのログインIDやパスワードである。
なお、ブロック図において同じ機能を持つ構成部おいて同じ処理を行う過程には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
[ハードウェア構成]
図1に、本発明による画像形成装置の主要構成を示すハードウェア構成図である。画像形成装置は、主要な構成として、CPU201、補助記憶部204、記憶媒体読取装置205、画像形成部108、操作部110、表示部207、及び通信部208を含む構成である。これらはバス5により接続されている。
CPU201は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路から構成され、画像形成装置全体を制御する回路である。また、ROM(図示せず)は、CPU201で実行される所定の制御プログラム(ソフトウェア部品)を格納するメモリであり、RAM(図示せず)は、CPU201がROMに格納された所定の制御プログラム(ソフトウェア部品)を実行して各種の制御を行うときの作業エリア(ワーク領域)として使用するメモリである。
補助記憶部204は、汎用のOS(Operating System)、本発明によるプロジェクト管理プログラム、タスク情報などのプロジェクトに関する情報を含む各種情報を格納する装置であり、不揮発性の記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)などが用いられる。なお、上記各種情報は、補助記憶部204以外にも、CD−ROM(Compact Disk - ROM)やDVD(Digital Versatile Disk)などの記憶媒体やその他のメディアを記憶されてもよく、これらの記憶媒体に格納された各種情報は、読取部102などのドライブ装置を介して読み取ることが可能である。よって、必要に応じて保持媒体210を読取部102にセットすることで、各種情報が得られる。
画像形成部108は、蓄積された画像データや、ユーザにより新たに入力された画像データについて、記録媒体に画像形成する。また、画像形成部108に電力が供給され、電源がONになった状態でないと、画像形成部108は画像形成処理を行うことが出来ない。つまり、画像形成部108は、電源制御部(後述する)から電力が供給されることで、画像データを記録媒体に画像形成可能になる。
操作部110は、ユーザが各種入力操作を行うための装置である。操作部110は、マウス、キーボード、表示部207の表示画面上に重畳するように設けられたタッチパネルスイッチなどを含む。操作部110から、ユーザにより画像形成部108による画像形成の指示が入力される。また、操作部110に電力が供給され、電源がONになった状態でないと、ユーザは、操作部110が操作を行うことが出来ない、つまり、操作部110は、電源制御部(後述する)から電力が供給されることで、ユーザにより操作可能になる。
表示部207は、プロジェクト管理に係る各種データや各種情報を表示画面に表示する装置である。例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)などから構成される。
[実施形態1]
図2に、本実施形態1の画像形成装置の要部の機能構成例を示した図である。図2の例では、読取部102、認証部104、画像データ蓄積部106、画像形成部108、操作部110、判断部112、発信部114、電源制御部116が含まれている。また、発信部114には、第1発信部1142、第2発信部1144、第3発信部1146が含まれている。また、図2中の各構成部間の線は、電力と制御信号の両方を兼ねて記載している。また、最初の段階では、図2に示す電源制御部116以外の構成部は、電源がOFFであり、つまり、電力が供給されていない状態であるとする。また、本実施例の画像形成装置は省エネモードに移行できる省エネモード対応画像形成装置である。図3に本実施例の画像形成装置の処理フローを示す。
<読取部102の処理(ステップS100)>
ステップS100では、まず、ユーザが、ICカードを読取部102に近づけたか否かを判断する。ここで、ICカードを読取部102に近づけるとは、ICカードを読取部102に置くことも含む。
また、読取部102が、ICカードが近づけられた、またはICカードが離されたと認識する所定距離Lを予め定めておく必要がある。つまり、ICカードと読取部102の読取面と間の距離が、所定距離L未満になると、ICカードが近づけられていることになる。また、ICカードと読取部102の読取面と間の距離が、所定距離L以上になると、ICカードが遠ざけられることになる。
図4にステップS100の詳細な処理の流れを示す。また、本実施形態では、読取部102は、ICカードリーダ1026と、ICカードモジュール1024とを含む。
まず、ICカードリーダ1026は、随時、ICカードを検知する。ICカードの検知結果(つまり、ICカードを検知できたか否かの結果)をICカードモジュール1024に送信する(ステップS102)。そして、ICカードモジュール1024は、ICカード内に格納されているユーザの識別情報の取得要求をICカードリーダ1026に対して行う(ステップS104)。この例では、ユーザの識別情報をユーザのログインIDとパスワードとする。ログインIDとはユーザが画像形成装置にログインするために必要な一意に割り振られたIDである。
ICカードリーダ1026は、置かれたICカードからユーザの識別情報を取得すると、該取得結果(つまり、取得したログインIDやパスワード)をICカードモジュール1024に送信する(ステップS106)。
そして、ICカードモジュール1024は、電源制御部116(図2参照)に対して、認証部104の電源をONにする要求である電源ON要求を送信する(ステップS108)。電源ON要求を受信した電源制御部116は、認証部104に対して、電力を供給することで、認証部104の電源をONにする(ステップS110または図3中のステップS4)。
そして、電源制御部116は、認証部104の電源をONにしたことを示す実行結果を読取部102のICカードモジュール1024に送信する。そして、ICカードモジュール1024は、ステップS106で取得した識別情報を認証部104に送信する(ステップS114)。
つまり、読取部102は、ユーザの識別情報を保持している保持媒体から、該識別情報を読み取るものである。また、保持媒体が、ICカードである場合には、ICカードを近づけることで読取部102は、識別情報を読み取る。また、保持媒体がSDカード、USBメモリなどである場合には、該SDカード、USBメモリを読取部102に接続することで、該読取部102は、識別情報を読み取るものである。また、以下の説明では、「識別情報が読み取られている状態」とは、保持媒体がICカードである場合には、「該ICカードが読取部102に近づけられている状態」であり、保持媒体が、SDカード、USBメモリである場合には、「SDカード、USBメモリが読取部102に接続されている状態」である。また、「識別情報が読み取られない状態」とは、保持媒体がICカードである場合には、「該ICカードが読取部102から遠ざけられている状態」であり、保持媒体が、SDカード、USBメモリである場合には、「SDカード、USBメモリが読取部102に接続されていない状態」である。ステップS100終了後、ステップS200に進む。
<認証部104の処理(ステップS200)>
認証部104の処理(ステップS200)の詳細な処理を図5に示す。認証部104は、読取部102に読み取られたユーザの識別情報(この例では、ログインIDおよびパスワード)に基づいて、ユーザを認証する(ステップS6、ステップS200)。本実施形態の認証部104には、認証モジュール1042と、制御部1046と、アドレス帳1048とが含まれている。アドレス帳1048には、認証成功すべき全ての人物のログインIDが格納されている。
まず、認証モジュール1042は、ログインIDおよびパスワードをアドレス帳制御部1046に送信する(ステップS202)。ログインIDおよびパスワードを受信したアドレス帳制御部1046は、アドレス帳1048の中に、受信したログインIDが存在するか否かを検索する(ステップS204)。そして、アドレス帳1048は検索結果をアドレス帳制御部1046に送信する(ステップS206)。検索結果とは、アドレス帳1048内にログインIDが存在するか、または、アドレス帳1048内にログインIDが存在しないかを示す情報である。
アドレス帳制御部1046は、アドレス帳1048からの検索結果が、「ログインIDがアドレス帳に存在する。」旨を示すものである場合に、アドレス帳制御部1046は、予め保持している正しいパスワードと、ステップS202で送信されたパスワードとが一致するか否かを判断する。ログインIDが、アドレス帳1048内に存在し、かつ、パスワードが一致する場合には、認証成功(認証された)となり、アドレス帳制御部1046は、この認証成功であることを示す認証結果を認証モジュール1042に送信する(ステップS208)。
また、(i)ログインIDが、アドレス帳1048内に存在しない場合、または、(ii)ログインIDが、アドレス帳1048内に存在するが、パスワードが一致しない場合には、認証失敗となり、アドレス帳制御部1046は、認証失敗であることを示す認証結果を認証モジュール1042に送信する(ステップS208)。このようにして、認証部104は、読み取られたユーザの識別情報に基づいて、ユーザを認証する。図5中のステップS202〜ステップS208が、図3記載のステップS6に該当する。
<判断部112の処理(ステップS300)>
認証部104により、ユーザの認証が成功であると判断されると(ステップS200のYes)、ステップS300に進む。判断部112の処理(ステップS300)の詳細な処理の流れを図6に示す。
まず、判断部112は、電源制御部116に対して、画像データ蓄積部106の電源をONにすることを要求する(ステップS302)。電源制御部116は、電源ON要求を受信すると、画像データ蓄積部106に電力を供給することで、画像データ蓄積部106の電源をONにする(ステップS304)。そして、伝制御部116は、判断部112に対して、画像データ蓄積部106の電源をONにしたことを示す実行結果を判断部112に送信する(ステップS306)。
次に、判断部112は、画像データ蓄積部106に対して、ログインIDを送信することで、蓄積画像データの有無の問い合わせを行う(ステップS308)。ここで、画像データ蓄積部106の画像データの蓄積例を図7に示す。図7に示すように、画像データ蓄積部106では、ログインIDと画像データとが対応付けられて格納されている。図7の例では、例えば、ログインIDαに対して、画像データβが格納されている。つまり、画像データ蓄積部106では、ステップS306で送信されたログインIDに対応する蓄積画像データが存在するか否かを判断する。そして、画像データ蓄積部106は問い合わせ結果を判断部112に送信される(ステップS308)。ここで問い合わせ結果とは、画像データ蓄積部105に、ログインIDに対応する蓄積画像データが存在したか否かを示す情報である。
<発信部114の処理(ステップS400)>
ステップS12で、判断部112により、ユーザの蓄積画像データが存在しないと判断されると(ステップS12のNo)、ステップS400中のステップS20に進む。図8に、ステップS400の処理(発信部114の処理)について説明する。
判断部112は、電源制御部116に対して、発信部114の電源をONにする要求を行う(ステップS402)。電源ON要求を受信した電源制御部116は、発信部114に電力を供給することで、発信部114の電源をONにする(ステップS404)。そして、電源制御部116は、判断部112に対して、発信部114の電源をONにしたことを示す実行結果を判断部112に送信する(ステップS406)。
そして、判断部112は、発信部114中の第1発信部1142に対して、第1表示情報を発信させるように要求する(ステップS408)。ここで、第1表示情報とは、例えば、ユーザに聴覚で認識させる報知音である。更に、第1表示情報とは、画像データ蓄積部106に、画像データが蓄積されていないことを示す無効報知音とする。そして、判断部112は、発信部中の第1発信部1142に対して無効報知音を鳴動させる要求を行う(ステップS408)。第1発信部1142は、該要求を受信すると、無効報知音を鳴動させる(図3記載のステップS22)。
また、第1表示情報とは、報知音でなくともよい。例えば、画像データ蓄積部106に画像データが蓄積されていないことを示す画像を第1表示情報として、表示部207(図1参照)に、表示させてもよい。なお、図8中の有効報知音、警告報知音については後述する。
このように、第1発信部1142が第1表示情報を発信することで、容易にユーザに画像データが蓄積されていることを認識させることが出来る。
<読取部102の処理(ステップS500)>
ステップS400の処理終了後、ステップS500に移行する。図9にステップS500の処理の詳細を示す。読取部102中のICカードリーダ1026は、ICカードの識別情報が読み取られた時(ステップS2の時)から、逐次、ICカードが検知されていることを示す検知信号をICカードモジュール1024に送信する(ステップS502)。そして、ICカードモジュール1024は、受信した検知信号を電源制御部116に送信する(ステップS504)。
ここで、電源制御部116は、ICカードの識別情報が読み取られた時(ステップS2の時)から、検知信号が受信されなくなる時(以下、「所定開始時」という。)まで、時間を計測する。この所定開始時は、「認証部104がユーザを認証した時(ステップS200)」、または、「判断部112が、認証部104で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断した時(ステップS300)」としてもよい。該計測は、計測手段(タイマ)が行えばよく、電源制御部116が該計測手段を保持しておけばよい。そして、電源制御部116が所定時間T内にICカードが離されたか否かを判定する(ステップS24)。ここで、所定時間Tは予め定められるものである。また、電源制御部116が、検知信号が入力されないと認識している時が、ICカードが離された時となり、検知信号が入力されていると認識している期間が、ICカードが近づけられている期間である。ここで、本実施形態の読取部102では、所定時間T内にICカードが離されたと認識すると、操作部110や画像形成部108に電力を供給せずに、ステップS2(ステップS100)の処理に戻るか、または、処理終了としても良い。つまり、本字実施形態の読取部102は、認証部104により認証されたユーザ(ステップS6のYes)の画像データが蓄積されていないと、前記判断部が判断し(ステップS12のNo)、かつ、読取部102に識別情報が読み取られた時から所定時間T内に、ICカードが読取部102から遠ざけられると、操作部110及び画像形成部108に電力を供給しない。操作部110及び画像形成部108の処理内容については、[ハードウェア構成]の欄で言及している。
認証が成功したユーザの画像データが蓄積されていない場合には、該ユーザは、操作部110の処理および画像形成部108の処理は必要としない場合が多い。従って、この場合には、電源制御部116は、操作部110および画像形成部108には、電力を供給しない。その結果、操作部110および画像形成部108で、電力が消費されることなくなり、消費電力を軽減できる。
また、認証成功したユーザについての画像データが蓄積されておらず、無効報知音が鳴動する場合に(ステップS22)、該ユーザは、自身の画像データが蓄積されていないことを即座に判断することができる。また、該ユーザが自身の画像データが蓄積されていないと判断した後は、ユーザは、ICカードを読取部102から遠ざける(ステップS24)という簡単な処理で自動的にステップS2の処理に戻す、または、処理を終了させることが出来る。
[実施形態2]
次に実施形態2について説明する。実施形態2では、ステップS24でNoと判定された場合の処理を説明する。つまり、認証部104により認証されたユーザの画像データが画像データ蓄積部105に蓄積されていないと、判断部112が判断し(ステップS12のNo)、かつ、読取部102に識別情報が読み取られた時(ステップS2)から所定時間T以上、ICカードが読取部102に近づけられると(ステップS24のNo)、操作部110及び画像形成部108に電力を供給する。操作部110に電力が供給されると、ユーザから操作されることが可能となるが、電力が供給されないと、ユーザから操作されることが不可能となる。また、画像形成部108に電力が供給されると、画像形成を行うことが可能となるが、電力が供給されないと、画像形成を行うことが不可能となる。
ステップS24において、読取部102が、Noと判断すると、つまり、所定時間T以上、ICカードが、読取部102に近づけられていると、ステップS600中のステップS26に移行する。
図10にステップS600の処理の詳細を示す。判断部112は、電源制御部116に、操作部110の電源ON要求を行う(ステップS602)。電源制御部116は、操作部110についての電源ON要求を受信すると、操作部110に電力を供給することで、操作部110の電源をONにする(ステップS604)。そして、電源制御部116は、操作部110の電源をONにしたことを示す実行結果を判断部112に送信する(ステップS605)。ステップS602〜ステップS605までの処理により、操作部110は操作可能となり、図3中のステップS26に該当する。
次に、判断部112は、電源制御部116に、画像形成部108の電源ON要求を行う(ステップS606)。電源制御部116は、画像形成部108についての電源ON要求を受信すると、画像形成部108に電力を供給することで、画像形成部108の電源をONにする(ステップS608)。そして、電源制御部116は、画像形成部108の電源をONにしたことを示す実行結果を判断部112に送信する(ステップS610)。ステップS606〜ステップS610までの処理により、画像形成部108は画像形成処理可能となり、ステップS606〜ステップS610までの処理が、図3中のステップS26に該当する。なお、ステップS28の処理をステップS26の処理より先に行っても良く同時に行っても良い。
一般的に、認証成功したユーザについての画像データが蓄積されていない場合には、該ユーザは、新たな画像データの画像形成を行う状況がある。この実施形態2では、該状況に即した実施形態であり、認証成功したユーザについての画像データが蓄積されていない場合には(ステップS12のNo)、ユーザは、所定時間T以上、ICカードを読取部102に近づけるという簡易な処理で、自動的に操作部110、画像形成部108の電源がONされる。従って、該ユーザの画像データが蓄積されていない場合に、該ユーザは、簡単に、新たな画像データについて画像形成を行うことが出来る。
[実施形態3]
この実施形態3、以下の実施形態4では、認証成功したユーザの画像データが画像データ蓄積部106に蓄積されている場合(ステップS12のYes)について説明する。ステップS12において、判断部112により、認証成功したユーザの画像データが画像データ蓄積部106に蓄積されていると判断されると(ステップS12のYes)、ステップS400'中のステップS14に移行する。ステップS400'の処理の詳細については、図8と酷似するので、簡略化して説明する。電力制御部116が、発信部114の電源をONにすると(ステップS14)、判断部112は、発信部114中の第2発信部1144に対して、第2表示情報を発信させるように要求する(図8記載のステップS408)。ここで、第2表示情報とは、例えば、ユーザに聴覚で認識させる報知音であり、画像データ蓄積部106に、画像データが蓄積されていることを示す有効報知音とする。第2発信部1144は、該要求を受信すると、有効報知音を鳴動させる(図3記載のステップS16)。
また、第2表示情報とは、報知音でなくともよい。例えば、画像データ蓄積部106に画像データが蓄積されていないことを示す画像を第2表示情報として、表示部207(図1参照)に、表示させてもよい。
そして、読取部102が、所定時間T以内に、ユーザによりICカードを読取部102から遠ざけられると(ステップS18のNo)、ステップS700に移行する。ステップS700の処理の詳細を図11に示す。まず、判断部112は、電源制御部116に対して、画像形成部108の電源をONにする電源ON要求を行う(ステップS702)。電源制御部116は、該電源ON要求を受信すると画像形成部108に電力を供給することで、電源をONにする(ステップS704)。そして、電源制御部116は、画像形成部108の電源をONにしたことを示す実行結果を判断部112に送信する(ステップS706)。
そして、判断部112は、画像データ蓄積部106に対して、画像形成要求を行う(ステップS708)。判断部112は、該画像形成要求を送信する際に、認証成功したユーザのログインIDも送信する(ステップS710)。
画像データ蓄積部106が、画像形成要求および、ログインIDを受信すると、該ログインIDに対応する画像データと、該画像データの画像形成要求を画像形成部108に送信する(ステップS710)。画像形成部108は、該ログインIDに対応する画像データおよび画像形成要求を受信すると、該ログインIDに対応する画像データについて記録媒体に画像形成を行う(ステップS32)。そして、画像形成を行ったことを示す画像形成結果を画像データ蓄積部106に送信する(ステップS712)。画像データ蓄積部106が画像形成結果を受信すると、該画像形成結果を判断部112に送信する(ステップS714)。
この実施形態3の画像形成装置であれば、認証成功したユーザの画像データが画像データ蓄積部106に蓄積されている場合に、該ユーザは、所定時間T内にICカードを読取部102から離すという簡単な処理を行うことで、自動的に、該ユーザの蓄積されていた画像データが画像形成される。
また、操作部110については、ユーザは使用しないので、電源をONにする必要はない。従って、電源制御部116は、操作部110での消費電力を抑えることが出来る。
[実施形態4]
この実施形態4では、ステップS18において、所定時間T以上、ユーザがICカードを読取部102に近づけた場合(ステップS18のNo)について説明する。所定時間T以上、ユーザがICカードを読取部102に近づけた場合には、ステップS600に移行する。ステップS600の処理の詳細は、図10で説明した通りなので、省略する。ステップS600により、操作部110および画像形成部108の電源はONされる。この場合には、ユーザは操作部110から操作を行い新たな画像データを入力することで、該画像データについて、画像形成することができる。
実施形態4の画像形成装置では、認証成功したユーザの画像データが蓄積されていると、判断部112が判断し、かつ、読取部102に識別情報が読み取られた時(ステップS100)から所定時間T以上、ICカードが読取部102に近づけられると、操作部110及び画像形成部108に電力を供給する。
そして、認証成功したユーザの画像データが蓄積されている場合に(ステップS12のYes)、ユーザが所定時間T内に、ICカードを読取部102から離すと(ステップS18のYes)、自動的に蓄積された画像データについて画像形成される([実施形態3]で説明、ステップS700)。また、ユーザが所定時間T以上、ICカードを読取部102に近づけると(ステップS18のYes)、新たな画像データについて画像形成できる。
つまり、ユーザは、所定時間T内にICカードを読取部102から離すか、または所定時間T以上近づけるか、という簡易な処理で、(i)蓄積された画像データについて画像形成するか、(ii)新たな画像データについて画像形成するか、を選択できる。
[実施形態5]
実施形態5では、ステップS6において、ユーザの認証が不成功である場合について説明する(ステップS6のNo)。この場合には、ステップS400''に移行する。ステップS400''の処理の詳細は、図8と酷似するので、簡単に説明する。電力制御部116が、発信部114の電源をONにすると(ステップS8)、判断部112は、発信部114中の第3発信部1144に対して、第3表示情報を発信させるように要求する(図8記載のステップS408)。ここで、第3表示情報とは、例えば、ユーザに聴覚で認識させる報知音であり、ICカードを近づけたユーザの認証が不成功であることを示す警告報知音とする。第3発信部1144は、該要求を受信すると、警告報知音を鳴動させる(図3記載のステップS11)。
また、第3表示情報とは、報知音でなくともよい。例えば、認証部104により認証失敗となったことを示す画像を第3表示情報として、表示部207(図1参照)に、表示させてもよい。
そして、認証失敗であるユーザによる操作部110からの操作は許容されるべきではないので、操作部110の電源をONにすることはない。また、画像形成部108による画像形成処理を行わないため、画像形成部108の電源をONにすることはない。従って、電源制御部116は、操作部110、画像形成部108に対して、電力を供給する必要はなく、電力消費を抑えることが出来る。
[その他の実施形態について]
本発明は、前述した各実施形態において説明した各モジュールの機能を実現するソフトウェア・プログラムを、上述した画像形成装置として動作するシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
102 読取部
104 認証部
106 画像データ蓄積部
108 画像形成部
110 操作部
112 判断部
114 発信部
116 電源制御部
特開2008−160413号公報

Claims (9)

  1. ユーザの識別情報を保持している保持媒体から該識別情報を読み取る読取部と、
    前記読取部で読み取られた識別情報に基づいて、ユーザを認証する認証部と、
    ユーザの識別情報と対応させて、画像データを蓄積する画像データ蓄積部と、
    操作部および画像形成部に電力を供給する電源制御部と、
    前記画像データ蓄積部に、前記認証部で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断する判断部と、を有し、
    前記電源制御部は、前記認証部により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていないと前記判断部が判断し、かつ、前記読取部が前記識別情報を読み取る時、または、前記認証部がユーザを認証した時、または、前記判断部が前記認証部で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断した時である所定開始時から、所定時間内に前記識別情報が読み取れない状態になると、前記操作部及び前記画像形成部に電力を供給しないように制御し、
    かつ、
    前記電源制御部は、前記認証部により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていないと前記判断部が判断し、かつ、前記所定開始時から前記所定時間以上、前記識別情報が読み取れる状態であると、前記操作部及び前記画像形成部に電力を供給するように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. ユーザの識別情報を保持している保持媒体から該識別情報を読み取る読取部と、
    前記読取部で読み取られた識別情報に基づいて、ユーザを認証する認証部と、
    ユーザの識別情報と対応させて、画像データを蓄積する画像データ蓄積部と、
    操作部および画像形成部に電力を供給する電源制御部と、
    前記画像データ蓄積部に、前記認証部で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断する判断部と、を有し、
    前記電源制御部は、前記認証部により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていないと前記判断部が判断し、かつ、前記読取部が前記識別情報を読み取る時、または、前記認証部がユーザを認証した時、または、前記判断部が前記認証部で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断した時で
    ある所定開始時から、所定時間内に前記識別情報が読み取れない状態になると、前記操作部及び前記画像形成部に電力を供給しないように制御し、
    かつ、
    前記電源制御部は、前記認証部により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていると前記判断部が判断し、かつ、前記所定開始時から前記所定時間以上、前記識別情報が読み取れる状態であると、前記操作部及び前記画像形成部に電力を供給するように制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. ユーザの識別情報を保持している保持媒体から該識別情報を読み取る読取部と、
    前記読取部で読み取られた識別情報に基づいて、ユーザを認証する認証部と、
    ユーザの識別情報と対応させて、画像データを蓄積する画像データ蓄積部と、
    操作部および画像形成部に電力を供給する電源制御部と、
    前記画像データ蓄積部に、前記認証部で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断する判断部と、を有し、
    前記電源制御部は、前記認証部により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていないと前記判断部が判断し、かつ、前記読取部が前記識別情報を読み取る時、または、前記認証部がユーザを認証した時、または、前記判断部が前記認証部で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断した時で
    ある所定開始時から、所定時間内に前記識別情報が読み取れない状態になると、前記操作部及び前記画像形成部に電力を供給しないように制御し、
    かつ、
    前記電源制御部は、前記認証部により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていると前記判断部が判断し、かつ、前記所定開始時から前記所定時間内に前記識別情報が読み取れない状態になると、前記画像形成部に電力を供給するように制御し、
    前記画像形成部は、前記電源制御部から電力が供給されると、前記認証部により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データを記録媒体に画像形成可能になることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記判断部により、前記認証部により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていないと判断されると、該蓄積されていないことを示す第1表示情報を発信する第1発信部を有することを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記判断部により、前記認証部により認証されたユーザの識別情報とする画像データが蓄積されていると判断されると、該蓄積されていることを示す第2表示情報を発信する第2発信部を有することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記認証部ユーザして認証失敗とすると、該認証失敗であることを示す第表示情報を発信する第発信部を有することを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の画像形成装置。
  7. ユーザの識別情報を保持している保持媒体から該識別情報を読み取る読取工程と、
    前記読取工程で読み取られた識別情報に基づいて、ユーザを認証する認証工程と、
    操作部および画像形成部に電力を供給する電源制御工程と、
    ユーザの識別情報と対応させて、画像データが蓄積されている画像データ蓄積部に、前記認証工程で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断判断工程と、を有し、
    前記電源制御工程より、前記認証工程により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていない前記判断工程により判断され、かつ、前記読取工程より前記識別情報が読み取られた時、または、前記認証工程よりユーザが認証された時、または、前記判断工程より前記認証工程で認証されたユーザの識別情報と対応す画像データが蓄積されているか否かを判断された時である所定開始時から、所定時間内に前記識別情報が読み取られない状態になると、前記操作部及び前記画像形成部に電力が供給されないように制御され、
    かつ
    前記電源制御工程より、前記認証工程により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていないと前記判断工程により判断され、かつ、前記所定開始時から前記所定時間以上、前記識別情報が読み取られる状態であると、前記操作部及び前記画像形成部に電力は供給されるように制御されることをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. ユーザの識別情報を保持している保持媒体から該識別情報を読み取る読取工程と、
    前記読取工程で読み取られた識別情報に基づいて、ユーザを認証する認証工程と、
    操作部および画像形成部に電力を供給する電源制御工程と、
    ユーザの識別情報と対応させて、画像データが蓄積されている画像データ蓄積部に、前記認証工程で認証されたユーザの識別情報と応する画像データが蓄積されいるか否かを判断する判断工程と、を有し、
    前記電源制御工程より、前記認証工程により認証されたユーザの識別情報対応する画像データが蓄積されていない前記判断工程により判断されかつ、前記読取工程より前記識別情報が読み取られた時、または、前記認証工程よりユーザが認証された時、または、前記判断工程より前記認証工程認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断された時である所定開始時から、所定時間内に前記識別情報が読み取られない状態になると、前記操作部及び前記画像形成部に電力が供給されないように制御され、
    かつ、
    前記電源制御工程より、前記認証工程により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていると前記判断工程により判断され、前記所定開始時から前記所定時間以上、前記識別情報が読み取られる状態であると、前記操作部及び前記画像形成部に電力が供給されるように制御されることをコンピューターに実行させるためのプログラム
  9. ユーザの識別情報を保持している保持媒体から該識別情報を読み取る読取工程と、
    前記読取工程で読み取られた識別情報に基づいて、ユーザを認証する認証工程と、
    操作部および画像形成部に電力を供給する電源制御工程と、
    ユーザの識別情報と対応させて、画像データが蓄積されている画像データ蓄積部に、前記認証工程で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断する判断工程と、を有し、
    前記電源制御工程より、前記認証工程により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていないと前記判断工程により判断され、かつ、前記読取工程より前記識別情報が読み取られた時、または、前記認証工程よりユーザ認証された時、または、前記判断工程より前記認証工程で認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されているか否かを判断された時である所定開始時から、所定時間内に前記識別情報が読み取られない状態になると、前記操作部及び前記画像形成部に電力が供給されないように制御され、
    かつ、
    前記電源制御工程より、前記認証工程により認証されたユーザの識別情報と対応する画像データが蓄積されていると前記判断工程により判断され、かつ、前記所定開始時から前記所定時間内に前記識別情報が読み取られない状態になると、前記画像形成部に電力が供給されるように制御され、
    前記画像形成部は、前記電源制御工程により電力が供給されると、前記認証工程により認証されたユーザの識別情報対応する画像データを記録媒体に画像形成可能にすることをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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