JP5463826B2 - 電話システム、主装置、および内線電話機 - Google Patents

電話システム、主装置、および内線電話機 Download PDF

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Description

本発明は、主装置および複数の内線電話機を有する電話システムに関し、特に内線電話機における外線通話の取次ぎ作業を支援する技術に関する。
特許文献1には、発信元に応じて子機の呼び出しを可能とする親子電話装置が開示されている。親機は、着信があった場合、この着信の発信元に対応付けられた特定の子機に着信通知を行う。具体的には、この発信元と最後に通話を行った子機に着信通知を行う。そして、この子機が所定時間内に応答しなかったならば、この子機の一つ前にこの発信元と通話を行った子機に対しても着信通知を行う。
特開平11−331316号公報
特許文献1に記載の親子電話装置において、着信通知に応答した子機のユーザが、発信元が通話を望む通話相手でなかった場合、この子機のユーザは、発信元が通話を望む通話相手の子機番号を発信元から入手し、あるいは、発信元から入手した通話相手の名称から子機番号を調べ、その子機番号に呼を転送しなければならない。このため、電話の取次ぎ作業が煩雑である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、主装置および複数の内線電話機を有する電話システムにおいて、電話の取次ぎ作業におけるユーザの負担を軽減することが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明において、主装置は、各内線電話機と外線との通話履歴を記録する。また、主装置は、外線着信した場合に、この外線着信の発信元と各内線電話機との通話頻度に基づいて、着信通知先グループに属する内線電話機を決定し、着信通知先グループに属する各内線電話機に着信通知を送信する。また、主装置は、外線通話中の内線電話機から転送先候補取得要求を受信した場合に、この外線に対して決定された着信通知先グループに属する内線電話機のうち、外線通話中の内線電話機を除く内線電話機各々を、転送先候補グループに属する内線電話機決定する。そして、転送先候補グループに属する各内線電話機の情報を転送先候補取得要求送信元の内線電話機に送信する。転送先候補取得要求送信元の内線電話機は、主装置より受信した各内線電話機の情報を表示する。
例えば、本発明は、複数の内線電話機と、前記複数の内線電話機を収容する主装置と、を有する電話システムであって、
前記主装置は
前記内線電話機と外線との通話履歴を記録する通話履歴記録手段と、
外線着信した場合に、前記通話履歴記録手段により記録された通話履歴により特定される、当該外線着信の発信元と前記内線電話機各々との通話頻度に基づいて、着信通知先グループに属する前記内線電話機を決定する着信通知先決定手段と、
前記着信通知先決定手段により決定された前記着信通知先グループに属するすべての前記内線電話機に着信通知を送信するグループ着信通知手段と、
前記内線電話機の要求に従い、当該内線電話機の通話を保留または転送する保留転送処理手段と、
外線通話中の前記内線電話機から転送先候補取得要求を受信した場合に、前記着信通知先決定手段により決定された前記着信通知先グループに属する前記内線電話機のうち、前記転送先候補取得要求の送信元の前記内線電話機を除く前記内線電話機各々を、転送先候補グループに属する前記内線電話機決定する転送先候補決定手段と、
前記転送先候補取得要求の送信元に、前記転送先候補決定手段により決定された前記転送先候補グループに属するすべての前記内線電話機の情報を送信する転送先候補情報送信手段と、を有し、
前記内線電話機は、
外線通話中に受け付けた所定の操作に従い、前記主装置に前記転送先候補取得要求を送信して、前記主装置から、前記転送先候補グループに属するすべての前記内線電話機の情報を受信する転送先候補取得要求手段と、
前記転送先候補取得要求手段により受信した前記転送先候補グループに属するすべての前記内線電話機の情報を表示する転送先候補表示手段と、
通話中に受け付けた所定の操作に従い、前記主装置に当該通話の保留または転送を要求する保留転送要求手段と、を有する。
本発明によれば、外線通話中の内線電話機から転送先候補要求を受信した場合に、この外線通話の通話相手と各内線電話機との通話頻度に基づいて、転送先候補グループに属する内線電話機を決定し、転送先候補グループに属する各内線電話機の情報を転送先候補要求送信元の内線電話機に送信する。したがって、外線通話中の内線電話機のユーザは、通話相手が電話の取次ぎを望む可能性の高い内線電話機の情報を知ることができ、このため、電話の取次ぎ作業におけるユーザの負担を軽減できる。
また、本発明において、外線着信した場合に、この発信元と各内線電話機との通話頻度に基づいて、着信通知先グループに属する内線電話機を決定し、着信通知先グループに属する各内線電話機に着信通知を送信することにより、この発信元が通話を望む可能性の高い内線電話機を一斉に呼び出すことができるので、電話の取次ぎ作業が発生する可能性を低減できる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電話システムの概略図である。 図2は、主装置1の概略構成図である。 図3(A)は、内線情報記憶部14の登録内容例を模式的に表した図であり、図3(B)は、外線通話履歴記憶部15の登録内容例を模式的に表した図である。 図4(A)は、主装置1における外線通話の保留転送動作を説明するためのフロー図であり、図4(B)は、主装置1における外線着信に対する呼び出し動作を説明するためのフロー図であり、図4(C)は、主装置1における外線通話履歴の記録動作を説明するためのフロー図である。 図5は、内線電話機2の概略構成図である。 図6は、内線電話機2における電話の取次ぎ動作を説明するためのフロー図である。 図7は、内線電話機2における転送先候補情報の表示例を示す図である。 図8は、図1に示す電話システムの外線通話転送動作を説明するためのシーケンス図である。 図9は、図1に示す電話システムの外線着信呼び出し動作を説明するためのシーケンス図である。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電話システムの概略図である。
図示するように、本実施の形態に係る電話システムは、PSTN、ISDN、IP電話網等の電話網3に接続された主装置1と、アナログ電話機、ISDN電話機、IP電話機等の複数の内線電話機2と、を有する。
主装置1は、内線電話機2と電話網3との間の通話(外線通話)、および内線電話機2と内線電話機2との間の通話(内線通話)を中継する。図2は、主装置1の概略構成図である。
図示するように、主装置1は、電話網インターフェース部10と、内線電話機インターフェース部11と、中継処理部12と、呼制御部13と、内線情報記憶部14と、外線通話履歴記憶部15と、外線通話監視部16と、転送先候補決定部17と、転送先候補情報送信部18と、着信通知先決定部19と、を有する。
電話網インターフェース部10は、電話網3に接続するためのインターフェースである。
内線電話機インターフェース部11は、内線電話機2に接続するためのインターフェースである。
中継処理部12は、呼制御部13の指示に従い、内線電話機2と電話網3とを接続して外線通話を中継する。あるいは、内線電話機2と内線電話機2とを接続して、内線通話を中継する。
呼制御部13は、電話網3が提供する電話サービスにより定まる呼制御手順に従い通話路の確立・解放を実施する。また、呼制御部13は、保留転送処理部131と、グループ着信通知部132と、を有する。
保留転送処理部131は、通話中の内線電話機2から受け付けた保留要求に従い、この内線電話機2の通話を保留する。このとき、保留した通話が外線通話であるならば、この内線電話機2の内線番号および保留した外線通話の通話相手の電話番号の指定を含む転送先候補決定指示を転送先候補決定部17に出力する。また、保留転送処理部131は、保留要求送信元の内線電話機2から受け付けた転送要求に従い、保留中の通話を、この転送要求で転送先として指定された他の内線電話機2に転送する。
グループ着信通知部132は、電話網3から外線着信した場合に、この外線着信の発信元電話番号の指定を含む着信通知先決定指示を着信通知先決定部19に出力して、着信通知先グループに属する内線電話機2各々の内線番号を着信通知先決定部19から取得する。そして、着信通知先グループに属するすべての内線電話機2に対して着信通知を送信する。
また、グループ着信通知部132は、着信通知を送信してから所定時間内に、着信通知先グループに属するいずれの内線電話機2からも応答がなかった場合に、着信通知先決定部19に着信通知先決定指示を再度出力して、新たに着信通知先グループに属することとなった内線電話機2の内線番号を着信通知先決定部19から取得する。そして、新たに着信通知先グループに属することとなった内線電話機2に対しても着信通知を送信する。
内線情報記憶部14には、主装置1に収容されている各内線電話機2の情報が登録されている。図3(A)は、内線情報記憶部14の登録内容例を模式的に表した図である。図示するように、内線情報記憶部14には、内線電話機2ごとにレコード140が登録されている。レコード140は、内線番号を登録するフィールド141と、内線電話機2のユーザ名を登録するフィールド142と、内線電話機2のユーザの所属部署を登録するフィールド143と、を有する。
外線通話履歴記憶部15には、内線電話機2およびこの内線電話機2との外線通話の実績がある通話相手の組み合わせごとに、通話履歴の統計値が記憶される。図3(B)は、外線通話履歴記憶部15の登録内容例を模式的に表した図である。図示するように、外線通話履歴記憶部15には、内線電話機2およびこの内線電話機2との外線通話の実績がある通話相手の組み合わせごとにレコード150が登録されている。レコード150は、通話相手の電話番号を登録するフィールド151と、内線電話機2の内線番号を登録するフィールド152と、これら通話相手および内線電話機2間の外線通話の総通話時間を登録するフィールド153と、これら通話相手および内線電話機2間の外線通話の総通話回数を登録するフィールド154と、を有する。
外線通話監視部16は、各内線電話機2の外線通話を監視し、その監視結果に基づいて外線通話履歴記憶部15を更新する。
転送先候補決定部17は、保留転送処理部131から転送先候補決定指示を受け付けた場合に、外線通話履歴記憶部15を参照して、この転送先候補決定指示で指定されている電話番号を持つ通話相手との外線通話の取次ぎ先候補となる内線電話機2のグループ(転送先候補グループ)を決定する。
転送先候補情報送信部18は、転送先候補決定部17で決定された転送先候補グループに属する内線電話機2各々の転送先候補情報を、転送先候補決定指示で指定された内線番号を持つ内線電話機2に送信する。
着信通知先決定部19は、グループ着信通知部132から着信通知先決定指示を受け付けた場合に、外線通話履歴記憶部15を参照して、この着信通知先決定指示で指定されている発信元電話番号からの外線着信に対する呼び出し先となる内線電話機2のグループ(着信通知先グループ)を決定する。そして、着信通知先グループに属するすべての内線電話機2の内線番号をグループ着信通知部132に通知する。
また、着信通知先決定部19は、着信通知先グループに属する内線電話機2の内線番号をグループ着信通知部132に通知してから所定時間内に、グループ着信通知部132から同じ発信元電話番号の指定を伴う着信通知先決定指示を再度受け付けた場合、着信通知先グループの範囲を拡大し、新たに着信通知先グループに属することとなった内線電話機2の内線番号をグループ着信通知部132に通知する。
図4(A)は、主装置1における外線通話の保留転送動作を説明するためのフロー図である。このフローは、保留転送処理部131が内線電話機インターフェース部11を介して外線通話中の内線電話機2から保留要求を受信することにより開始される。
まず、保留転送処理部131は、保留要求送信元の外線通話を保留する(S101)。それから、保留転送処理部131は、保留した外線通話の通話相手の電話番号および保留要求送信元の内線番号の指定を含む転送先候補決定指示を転送先候補決定部17に出力する。これを受けて、転送先候補決定部17は、外線通話履歴記憶部15を参照して、保留した外線着信に対する転送先候補グループを決定する(S102)。
具体的には、転送先候補決定部17は、転送先候補決定指示で指定されている通話相手の電話番号がフィールド151に登録されており、かつ転送先候補決定指示で指定されている内線番号以外の内線番号がフィールド152に登録されているレコード150を、外線通話履歴記憶部15から検索する。それから、検索したレコード150ごとに、フィールド153、154に登録されている総通話時間および総通話回数に基づいて通話頻度を計算する。そして、所定の基準を満足する通話頻度を持つレコード150のフィールド152に登録されている内線番号を、転送先候補グループに属する内線電話機2の内線番号に決定する。
例えば、検索したレコード150のフィールド153に登録されている総通話時間のなかから最大総通話時間を特定する。そして、検索したレコード150ごとに、最大総通話時間に対する、フィールド153に登録された総通話時間の比率を計算し、これを第一の通話頻度とする。また、検索したレコード150のフィールド154に登録されている総通話回数のなかから最大総通話回数を特定する。そして、検索したレコード150ごとに、最大総通話回数に対する、フィールド154に登録された総通話回数の比率を計算し、これを第二の通話頻度とする。そして、第一および第二の通話頻度が所定値(たとえば70%)以上のレコード150のフィールド152に登録されている内線番号を、転送先候補グループに属する内線電話機2の内線番号に決定する。
なお、外線通話履歴記憶部15からレコード150を検索できなかった場合、転送先候補決定部17は、転送先候補グループに属する内線電話機2が存在しないものと判断する。
つぎに、転送先候補情報送信部18は、転送先候補決定部17で決定された転送先候補グループに属する内線電話機2各々の優先度を決定する(S103)。
具体的には、転送先候補情報送信部18は、転送先候補グループに属する内線電話機2各々について、保留中の外線通話の通話相手(転送先候補決定指示で指定されている電話番号を持つ通話相手)との通話頻度に基づいて優先度を決定する。たとえば、S102で計算した第一の通話頻度および第二の通話頻度の合計値の高い順に上位の優先度を割り当てる。
つぎに、転送先候補情報送信部18は、転送先候補決定部17で決定された転送先候補グループに属する内線電話機2各々の転送先候補情報を、保留要求送信元(転送先候補決定指示で指定されている内線番号を持つ内線電話機2)に送信する(S104)。
具体的には、転送先候補情報送信部18は、転送先候補グループに属する内線電話機2各々について、内線番号をキーにして内線情報記憶部14からレコード140を読み出し、読み出したレコード140およびS103で決定した優先度を含む転送先候補情報を生成する。それから、転送先候補情報送信部18は、転送先候補グループに属する内線電話機2各々の転送先候補情報を、保留要求送信元(転送先候補決定指示で指定されている内線番号を持つ内線電話機2)に送信する。
なお、転送先候補グループに属する内線電話機2が存在しない場合は、その旨のメッセージを転送先候補情報として保留要求送信元に送信する。
つぎに、保留転送処理部131は、内線電話機インターフェース部11を介して、保留要求送信元の内線電話機2から、転送先の内線番号の指定を伴う転送要求を受信したならば(S105でYES)、転送処理を行って、保留中の外線通話を転送先の内線電話機2に転送する(S106)。
図4(B)は、主装置1における外線着信に対する呼び出し動作を説明するためのフロー図である。このフローは、電話網3から電話網インターフェース部10に呼が着信することにより開始される。
まず、グループ着信通知部132は、着信通知先決定部19に、外線着信の発信元電話番号の指定を含む着信通知先決定指示を出力する。これを受けて、着信通知先決定部19は、外線通話履歴記憶部15を参照して、この外線着信に対する着信通知先グループを決定し、着信通知先グループに属するすべての内線電話機2の内線番号をグループ着信通知部132に通知する(S111)。
具体的には、着信通知先決定部19は、着信通知先決定指示で指定されている発信元電話番号がフィールド151に登録されているレコード150を、外線通話履歴記憶部15から検索する。それから、検索したレコード150ごとに、フィールド153、154に登録されている総通話時間および総通話回数に基づいて通話頻度を計算する。そして、所定の基準を満足する通話頻度を持つレコード150のフィールド152に登録されている内線番号を、着信通知先グループに属する内線電話機2の内線番号に決定する。
例えば、検索したレコード150のフィールド153に登録されている総通話時間のなかから最大総通話時間を特定する。そして、検索したレコード150ごとに、最大総通話時間に対する、フィールド153に登録された総通話時間の比率を計算し、これを第一の通話頻度とする。また、検索したレコード150のフィールド154に登録されている総通話回数のなかから最大総通話回数を特定する。そして、検索したレコード150ごとに、最大総通話回数に対する、フィールド154に登録された総通話回数の比率を計算し、これを第二の通話頻度とする。そして、第一および第二の通話頻度が所定の基準値(たとえば70%)以上のレコード150のフィールド152に登録されている内線番号を、着信通知先グループに属する内線電話機2の内線番号に決定する。
なお、外線通話履歴記憶部15からレコード150を検索できなかった場合、着信通知先決定部19は、主装置1に収容されているすべての内線電話機2の内線番号を、着信通知先グループに属する内線電話機2の電話番号に決定する。
つぎに、グループ着信通知部132は、着信通知先決定指示に対する応答として、着信通知先決定部19から取得したすべての内線番号の内線電話機2に対して、内線電話機インターフェース部11から着信通知を送信する。これにより、着信通知先グループに属する内線電話機2を一斉に呼び出す(S112)。ここで、着信通知先グループに属する内線電話機2の一斉呼び出しに先立ち、着信通知送信先の選択を促すガイダンスを通話相手に送信し、着信通知送信先候補として、着信通知先グループに属する内線電話機2の内線電話番号および部署名等を優先度の順に読み上げるようにしてもよい。そして、着信通知先グループに属するすべての内線電話機2の内線電話番号および部署名等の読み上げ終了までに内線電話機2が選択されなかった場合に、着信通知先グループに属する内線電話機2が一斉呼び出しされるようにしてもよい。
さて、グループ着信通知部132は、最後に着信通知を送信してから所定時間内に、着信通知先グループに属するいずれの内線電話機2からも応答がなかった場合(S113でNO)、主装置1が収容するすべての内線電話機2が着信通知先グループに属しているか否かを判断する(S114)。そして、着信通知先グループに属していない内線電話機2があるならば(S114でNO)、この外線着信の発信元電話番号の指定を伴う着信通知先決定指示を着信通知先決定部19に再度出力する。これを受けて着信通知先決定部19は、この外線着信に対する着信通知先グループを拡大し、新たに着信通知先グループに属することとなった内線電話機2の内線番号をグループ着信通知部132に通知する(S115)。
具体的には、着信通知先決定部19は、着信通知先グループの決定に用いる通話頻度の基準を、現在の着信通知先グループの決定に用いた基準より緩和して、着信通知先グループの範囲を拡大する。例えば、上述において、着信通知先グループに属する内線電話機2の決定に用いる第一および第二の通話頻度の基準値を、現在の着信通知先グループに属する内線電話機2の決定に用いた基準値よりも所定量(たとえば30%)だけ低くして、着信通知先グループの範囲を拡大する。ここで、新たに設定された通話頻度の基準値が所定の下限値(たとえば10%)より低い場合は、主装置1が収容するすべての内線電話機2が着信通知先グループに属するものとしてもよい。
つぎに、S112に戻り、グループ着信通知部132は、再度出力した着信通知先決定指示に対する応答として、着信通知先決定部19から新たに取得した内線番号の内線電話機2に対しても、内線電話機インターフェース部11から着信通知を追加送信する。これにより、拡大された着信通知先グループに属するすべての内線電話機2を一斉に呼び出す。
図4(C)は、主装置1における外線通話履歴の記録動作を説明するためのフロー図である。このフローは、いずれかの内線電話機2の外線発信操作もしくは外線着信に対する応答操作により、この内線電話機2と電話網3との間に通話路が確立され、外線通話が開示されることにより開始される。
まず、外線通話監視部16は、中継処理部12を参照して、外線通話を開始した内線電話機2の内線番号および通話相手の電話番号を取得するとともに、通話時間の計測を開始する(S121)。
つぎに、外線通話監視部16は、外線通話が保留もしくは通話終了により通話路が切断されたならば(S122でYES)、通話時間の計測を終了して(S123)、外線通話履歴記憶部15を更新する(S124)。
具体的には、外線通話監視部16は、外線通話履歴記憶部15から、S121で取得した通話相手の電話番号および内線電話機2の内線番号が、それぞれフィールド151、フィールド152に登録されているレコード150を検索する。そして、検索したレコード150のフィールド153に登録されている総通話時間に、計測した通話時間を加算するとともに、フィールド154に登録されている総通話回数を一つインクリメントする。
なお、レコード150を検索できなかった場合、外線通話監視部16は、外線通話履歴記憶部15に新たなレコード150を追加し、このレコード150のフィールド151、152に、それぞれS121で取得した通話相手の電話番号および内線電話機2の内線番号を登録するとともに、フィールド153に、計測した通話時間を、そして、フィールド154に通話回数「1」を登録する。
それから、外線通話監視部16は、外線通話の通話路が切断されていない、つまり外線通話が保留されているならば(S125でNO)、中継処理部12を参照して、外線通話が転送されるのを待つ(S126)。転送先(外線通話の取次ぎ先)の内線電話機2が外線通話を開始したならば(S126でYES)、S121に戻って、転送先の内線電話機2による外線通話を監視する。
図1に戻って説明を続ける。
内線電話機2は、主装置1に収容されており、主装置1を介して内線通話および外線通話を実現する。図5は、内線電話機2の概略構成図である。
図示するように、内線電話機2は、主装置インターフェース部20と、マンマシンインターフェース部21と、呼制御部22と、通話処理部23と、転送先候補情報受信部24と、転送先候補情報表示制御部25と、を有する。
主装置インターフェース部20は、主装置1に接続するためのインターフェースである。
マンマシンインターフェース部21は、ユーザが電話および各種操作を行うためのインターフェースであり、受話器211、ダイヤルキー、ボタン等の操作部212、およびLCD、LED等の表示部213を備える。
呼制御部22は、操作部212を介してユーザより受け付けた発信操作、あるいは主装置1の着信通知に対する応答操作に従い、主装置1と連携して呼制御処理を行い通話相手との間に通話路を確立する。また、呼制御部22は、保留転送要求部221を有する。
保留転送要求部221は、通話中に操作部212を介してユーザより受け付けた保留操作(保留ボタンの押下、オフフック等)に従い、主装置1に保留要求を送信する。また、保留中に操作部212を介してユーザより受け付けた転送操作(転送先の内線番号のダイヤル入力等)に従い、転送先の内線番号の指定を伴う転送要求を主装置1に送信する。
通話処理部23は、呼制御部22により確立されている通話路を介して通話相手と通話データを送受信して処理する。具体的には、受話器211を介してユーザにより音声入力された音声信号を通話データに符号化し、通話路を介して通話相手に送信するとともに、通話路を介して通話相手から通話データを受信して、この通話データを音声信号に復号し、受話器211から音声出力する。
転送先候補情報受信部24は、保留転送要求部221によって主装置1に送信された保留要求により外線通話が保留された場合に、主装置インターフェース部20を介して主装置1から、転送先候補グループに属する内線電話機2各々の転送先候補情報を受信する。
転送先候補情報表示制御部25は、転送先候補情報受信部24により受信された転送先候補情報が、各転送先候補情報に含まれている優先度の高い順に表示されるように、表示部213を制御する。
図6は、内線電話機2における電話の取次ぎ動作を説明するためのフロー図である。このフローは、通話中に、保留転送要求部221が操作部212を介してユーザから保留操作を受け付けることにより開始される。
まず、保留転送要求部221は、主装置インターフェース部20を介して、主装置1に保留要求を送信する(S201)。それから、保留転送要求部221は、操作部212を介してユーザから転送操作を受け付けるのを待つ(S204)。
ここで、転送先候補情報受信部24は、主装置インターフェース部20を介して主装置1から転送先候補情報を受信したならば(S202でYES)、これらの情報を転送先候補情報表示制御部25に渡す。これを受けて、転送先候補情報表示制御部25は、転送先候補情報を表示部213に表示する。例えば、図7に示すように、表示部213に、転送先候補グループに属する内線電話機2各々の転送先候補情報251を、各転送先候補情報251に含まれている優先度252の高い順に表示する(S203)。図7では、内線番号103の内線電話機2が電話番号03−1234−4567の通話相手との外線通話を保留することで、この内線電話機2の表示部213に表示される転送先候補情報251の一例を示している。なお、転送先候補グループに属する内線電話機2が存在しない旨のメッセージを転送先候補情報として受け付けた場合には、転送先候補情報表示制御部25は、そのメッセージを表示部213に表示する。
さて、保留転送要求部221は、操作部212を介してユーザから転送操作を受け付けると(S204でYES)、転送先の内線番号の指定を伴う転送要求を主装置1に送信する(S205)。なお、図7に示す例において、ユーザが、操作部212を操作して、表示部213に表示されているいずれかの転送先候補情報251を選択することで、保留転送要求部221が、選択された転送先候補情報251に含まれている内線番号の指定を伴う転送要求を主装置1に送信するようにしてもよい。
その後、呼制御部22は、操作部212を介してユーザよりオンフック等の終話操作を受け付けたならば(S206でYES)、主装置1に切断要求を送信する(S207)。
つぎに、図1に示す電話システムの動作例を説明する。
図8は、図1に示す電話システムの外線通話転送動作を説明するためのシーケンス図である。ここで、個々の内線電話機2を区別するため、符号に枝番を付している。
主装置1および電話網3を介して、内線電話機2−1と通話相手と間に通話路が確立され、外線通話が行われているものとする(S301)。内線電話機2は、ユーザから受け付けた保留操作に従い、主装置1に保留要求を送信する(S302)。
これを受けて、主装置1は、通話相手との外線通話を保留する(S303)。それから、主装置1は、この通話相手との通話頻度に基づいて、転送先候補グループに属する内線電話機2を決定する(S304)。ここでは、内線電話機2−2、2−3が、転送先候補グループに属する内線電話機2に決定されたものとする。主装置1は、転送先候補グループに属する内線電話機2−2、2−3の転送先候補情報を保留要求送信元の内線電話機2−1に送信する(S305)。
つぎに、内線電話機2−1は、主装置1から受信した、転送先候補グループに属する内線電話機2−2、2−3の転送先候補情報を表示する(S306)。そして、転送先の内線番号の指定を伴う転送操作をユーザから受け付けたならば、転送先の内線番号の指定を伴う転送要求を主装置1に送信する(S307)。ここでは、内線電話機2−2の内線番号が転送先として指定されたものとする。
主装置1は、保留要求送信元の内線電話機2−1から転送要求を受け付けたならば、この転送要求で指定されている内線番号を持つ内線電話機2−2に転送通知を送信する(S308)。これを受けて、内線電話機2−2は、呼び出し音を出力する。そして、内線電話機2−2は、ユーザから応答操作を受け付けたならば、主装置1に応答を返信する(S309)。
主装置1は、内線電話機2−2から応答を受け付けたならば、保留要求送信元の内線電話機2−1との通話路を内線電話機2−2に接続する。これにより、保留要求送信元の内線電話機2−1のユーザは、外線通話の取次ぎを、転送先の内線電話機2−2のユーザに説明することが可能となる。
つぎに、保留要求送信元の内線電話機2−1は、ユーザからオンフック等の終話操作を受け付けると、主装置1に切断要求を送信する(S311)。これを受けて、主装置1は、内線電話機2−1との通話路を切断するとともに、保留中の外線通話を転送先の内線電話機2−2に取り次ぐ。これより、転送先の内線電話機2−2および通話相手間の外線通話が可能となる(S312)。
図9は、図1に示す電話システムの外線着信呼び出し動作を説明するためのシーケンス図である。ここで、個々の内線電話機2を区別するため、符号に枝番を付している。
まず、主装置1は、電話網3から外線着信があると(S321)、この外線着信の発信元電話番号により特定される通話相手との通話頻度に基づいて、着信通知先グループに属する内線電話機2を決定する(S322)。ここでは、内線電話機2−1、2−2が、着信通知先グループに属する内線電話機2に決定されたものとする。主装置1は、着信通知先グループに属する内線電話機2−1、2−2に、着信通知を送信する(S323)。
つぎに、主装置1は、所定時間tを経過するまでの間、着信通知先の内線電話機2−1、2−2から応答がくるのを待つ。所定時間t内に、着信通知先のいずれの内線電話機2−1、2−2からも応答がなかった場合は、着信通知先グループに属する内線電話機2の判定基準を緩和して、着信通知先グループの範囲を拡大する(S324)。ここでは、着信通知先グループの範囲が内線電話機2−1、2−2、2−3、2−4に拡大されたものとする。主装置1は、着信通知先グループに新たに属することとなった内線電話機2−3、2−4に対しても、着信通知を送信する(S325)。
そして、主装置1は、所定時間tを経過するまでの間、着信通知先の内線電話機2−1、2−2、2−3、2−4から応答がくるのを待つ。
ここで、内線電話機2−3が、所定時間t内にユーザから応答操作を受け付けたものとする。これを受けて、内線電話機2−3は、主装置1に応答を返信する(S326)。主装置1は、内線電話機2−3から応答を受け付けたならば、外線着信の発信元と内線電話機2−1との間に通話路を確立して、外線通話を開始する(S327)。
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
本実施の形態において、転送先候補取得要求として外線通話中の内線電話機2の保留要求(保留ボタン信号、オフフック信号)を利用している。このため、内線電話機2のユーザは、転送先候補情報の取得のために特別な操作を行う必要がなく、したがって、電話の取次ぎ作業におけるユーザの負担をより軽減できる。
また、本実施の形態において、主装置1は、各内線電話機2と外線との通話履歴を記録する。また、主装置1は、外線通話中の内線電話機2から転送先候補取得要求を受信した場合に、この外線通話の通話相手と転送先候補取得要求送信元の内線電話機2以外の各内線電話機2との通話頻度に基づいて、転送先候補グループに属する内線電話機2を決定する。そして、転送先候補グループに属する各内線電話機2の転送先候補情報を転送先候補取得要求送信元の内線電話機2に送信する。転送先候補取得要求送信元の内線電話機2は、主装置1より受信した各内線電話機2の転送先候補情報を表示する。したがって、外線通話中の内線電話機2のユーザは、通話相手が電話の取次ぎを望む可能性の高い内線電話機2を知ることができ、このため、電話の取次ぎ作業におけるユーザの負担を軽減できる。
また、本実施の形態において、主装置1は、転送先候補グループに属する各内線電話機2の転送先候補情報に、外線通話の通話相手と各内線電話機2との通話頻度により定まる優先度を含めて、転送先候補取得要求送信元の内線電話機2に送信する。そして、転送先候補取得要求送信元の内線電話機2は、主装置1より受信した各内線電話機2の転送先候補情報を、これらの転送先候補情報に含まれている優先度の高い順に表示する。したがって、外線通話中の内線電話機2のユーザは、通話相手が電話の取次ぎを望む可能性の高い内線電話機2を、その可能性の高い順に知ることができ、このため、電話の取次ぎ作業におけるユーザの負担をさらに軽減できる。
また、本実施の形態において、主装置1は、外線着信した場合に、この外線着信の発信元と各内線電話機2との通話頻度に基づいて、着信通知先グループに属する内線電話機2を決定し、着信通知先グループに属する各内線電話機2に着信通知を送信する。したがって、この外線着信の発信元が通話を望む可能性の高い内線電話機2を一斉に呼び出すことができるので、電話の取次ぎ作業が発生する可能性を低減できる。
また、本実施の形態において、主装置1は、着信通知先グループに属する各内線電話機2に着信通知を送信してから所定時間内に、着信通知先グループに属するいずれの内線電話機2からも応答がなかった場合、外線着信の発信元と各内線電話機2との通話頻度に基づいて、着信通知先グループに属する内線電話機2を追加決定し、これにより着信通知先グループに新たに属することとなった内線電話機2にも着信通知を送信する。したがって、電話の取次ぎ作業が発生する可能性をさらに低減できる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態では、転送先候補取得要求として外線通話の保留要求を用いているが、本発明はこれに限定されない。内線電話機2の操作部212に専用の転送先候補取得ボタンを設けてもよい。この場合、内線電話機2は、外線通話中に転送先候補取得ボタンが押下された場合、主装置1に転送先候補取得要求を送信する。これを受けて、主装置1は、転送先候補グループを決定し、転送先候補情報を転送先候補取得要求送信元の内線電話機2に送信する。
また、上記の実施の形態において、主装置1は、外線着信により開始された外線通話の転送先候補取得要求を受け付けた場合に、この外線着信に対して決定された着信通知先グループに属する内線電話機2を、転送先候補グループに属する内線電話機2に決定してもよい。このようにすることで、主装置1における処理の負荷を軽減できる。
また、上記の実施の形態では、外線通話の通話相手と内線電話機との総通話時間および総通話回数により決定された第一および第二の通話頻度の合計値に基づき優先度を決定しているが、さらに、通話日時を加味して優先度を決定するようにしてもよい。例えば、最終通話日時が格納されるフィールドを外線通話履歴記憶部15の各レコード150に追加し、上述の第一および第二の通話頻度の合計値と、最終通話日時と現在日時との時間間隔が短いほど大きい係数との積の値の大きな高い順に上位の優先度を割り当てるようにしてもよい。これにより、外線通話の通話相手が電話の取次ぎを望む可能性がより高い内線電話機2を知ることができる。
また、上記の実施の形態において、図2、図5に示す主装置1、内線電話機2の機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびNIC(Network Interface Card)、モデム等の通信インターフェースを備えたPC(Personal Computer)等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することで実現されるものでもよい。
1:主装置、2:内線電話機、3:電話網、10:電話網インターフェース部、11:内線電話機インターフェース部、12:中継処理部、13:呼制御部、14:内線情報記憶部、15:外線通話履歴記憶部、16:外線通話監視部、17:転送先候補決定部、18:転送先候補情報送信部、19:着信通知先決定部、131:保留転送処理部、132:グループ着信通知部、20:主装置インターフェース部、21:マンマシンインターフェース部、22:呼制御部、23:通話処理部、24:転送先候補情報受信部、25:転送先候補情報表示制御部、211:受話器、212:操作部、213:表示部、221:保留転送要求部

Claims (7)

  1. 複数の内線電話機と、前記複数の内線電話機を収容する主装置と、を有する電話システムであって、
    前記主装置は
    前記内線電話機と外線との通話履歴を記録する通話履歴記録手段と、
    外線着信した場合に、前記通話履歴記録手段により記録された通話履歴により特定される、当該外線着信の発信元と前記内線電話機各々との通話頻度に基づいて、着信通知先グループに属する前記内線電話機を決定する着信通知先決定手段と、
    前記着信通知先決定手段により決定された前記着信通知先グループに属するすべての前記内線電話機に着信通知を送信するグループ着信通知手段と、
    前記内線電話機の要求に従い、当該内線電話機の通話を保留または転送する保留転送処理手段と、
    外線通話中の前記内線電話機から転送先候補取得要求を受信した場合に、前記着信通知先決定手段により決定された前記着信通知先グループに属する前記内線電話機のうち、前記転送先候補取得要求の送信元の前記内線電話機を除く前記内線電話機各々を、転送先候補グループに属する前記内線電話機決定する転送先候補決定手段と、
    前記転送先候補取得要求の送信元に、前記転送先候補決定手段により決定された前記転送先候補グループに属するすべての前記内線電話機の情報を送信する転送先候補情報送信手段と、を有し、
    前記内線電話機は、
    外線通話中に受け付けた所定の操作に従い、前記主装置に前記転送先候補取得要求を送信して、前記主装置から、前記転送先候補グループに属するすべての前記内線電話機の情報を受信する転送先候補取得要求手段と、
    前記転送先候補取得要求手段により受信した前記転送先候補グループに属するすべての前記内線電話機の情報を表示する転送先候補表示手段と、
    通話中に受け付けた所定の操作に従い、前記主装置に当該通話の保留または転送を要求する保留転送要求手段と、を有する
    ことを特徴とする電話システム。
  2. 請求項1に記載の電話システムであって、
    前記グループ着信通知手段は、
    外線着信の発信元に、前記着信通知先決定手段により決定された前記着信通知先グループに属する前記内線電話機の情報を順次送出し、前記着信通知先グループに属するすべての前記内線電話機の情報の送出を終了するまでに当該外線着信の発信元から着信通知先の前記内線電話機の選択を受け付けたならば、当該選択された前記内線電話機に着信通知を送信し、前記着信通知先グループに属するすべての前記内線電話機の情報の送出を終了するまでに当該外線着信の発信元から着信通知先の前記内線電話機の選択を受け付けなかったならば、前記着信通知先グループに属するすべての前記内線電話機に着信通知を送信する
    ことを特徴とする電話システム。
  3. 請求項1または2に記載の電話システムであって、
    前記転送先候補情報送信手段は、
    前記転送先候補決定手段により決定された前記転送先候補グループに属するすべての前記内線電話機のそれぞれについて、当該内線電話機の情報に、前記外線通話の通話相手との通話頻度により定まる当該内線電話機の優先度を含めて、前記転送先候補取得要求の送信元に送信し、
    前記転送先候補表示手段は、
    前記転送先候補取得要求手段により受信した前記転送先候補グループに属するすべての前記内線電話機のそれぞれの情報を、当該情報に含まれている前記優先度の高い順に表示する
    ことを特徴とする電話システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電話システムであって、
    前記転送先候補取得要求は、保留要求またはオフフック信号である
    ことを特徴とする電話システム。
  5. 請求項に記載の電話システムであって、
    前記着信通知先決定手段は、
    前記グループ着信通知手段により前記着信通知が送信されてから所定時間内に、前記着信通知先グループに属するいずれの前記内線電話機からも着信応答がなかった場合に、前記外線着信の発信元と前記内線電話機各々との通話頻度に基づいて、前記着信通知先グループに属する前記内線電話機を追加決定し、
    前記グループ着信通知手段は、
    前記着信通知先決定手段により前記着信通知先グループに属する前記内線電話機が追加決定された場合には、当該追加決定されたすべての前記内線電話機にも着信通知を送信する
    ことを特徴とする電話システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の主装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の内線電話機。
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