JP5463225B2 - 面発光ユニット及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置用のバックライトユニットや照明器具に用いられる、発光素子を搭載した発光素子モジュールからなる面発光ユニット、及びその製造方法に関する。
液晶テレビや液晶モニター等の液晶表示装置では、液晶それ自体が発光するわけではないので、表示のために背面から照射する光源を必要とする。当該光源として、蛍光管やLED(Light Emitting Diode)等の固体発光素子が用いられ、何れの場合においても、表示エリア内で均一な光を得るための工夫が必要となる。
従来用いられている発光素子を搭載した基板(発光素子モジュール)の構成を図14に示す。特許文献1に示されているように、基板11上にLED5を直接設け、ワイヤ8で基板11とLED5とを接続し、更に基板上のLED5とワイヤ8を保護するために、レンズ部41aとリフレクタ部41bを一体に成型したキャップ41を接着樹脂32を用いて接着し、更に、キャップ41内部に封止用の透明樹脂42を注入し、熱硬化させることで完成する。
特開2008−305940号公報
ところが、上記の従来技術の場合、キャップ41の底面の全面において、キャップが接着樹脂32で基板11に固定される。このとき接着樹脂が液状の場合、接着樹脂32をキャップ41の底面或いは基板11上のキャップの底面の形状と重なる領域に塗布する必要が有り、塗布に時間を要してしまう。また、必要接着樹脂量も多くなる。シート状或いはテープ状の接着材料の場合も、比較的大きな接着面積を必要とする。このため、接着樹脂で固定する領域をキャップ41の底面の全面ではなく、キャップ41の底面或いは基板11上のキャップの底面の形状と重なる領域の一部のみに、点状に塗布することが考えられる。
しかしながら、この場合、接着樹脂が発光素子からの光を遮ることで影ができる。発光素子の配列の仕方によっては、この影同士が重なり合うことで強調され、液晶テレビ、液晶モニター、又は面発光タイプの照明器具等に用いられる面発光ユニットにおいて、筋状の輝度ムラが発生してしまう。
本発明は上記従来技術に係る課題を鑑みてなされたものであり、接着樹脂の接着箇所を節約しつつ、輝度ムラの発生が抑制された面発光ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る面発光ユニットは、発光素子を含む発光素子部品を複数、基板上に二次元的に整列配置し、前記基板上に、前記発光素子からの光を分散させるための光学レンズを前記発光素子部品毎に複数配置してなる面発光ユニットであって、前記光学レンズは、夫々、一または複数の支持部を介して前記基板上に固定され、前記発光素子部品が二次元的に整列配置された一部又は全ての領域において、前記支持部の夫々は、前記発光素子部品毎に、前記各支持部により前記基板上に固定される前記光学レンズに対応する前記発光素子部品と、当該発光素子部品に隣接する前記発光素子部品とを結ぶ直線のうち少なくとも一の共通の直線上を避けて配置されていることを第1の特徴とする。
更に、本発明に係る面発光ユニットは、上記第1の特徴に加えて、前記発光素子部品が二次元的に整列配置された一部又は全部の領域において、前記支持部の夫々が、前記各支持部により前記基板上に固定される前記光学レンズに対応する前記発光素子部品と、当該発光素子部品に隣接する前記発光素子部品とを結ぶすべての直線上を避けて配置されていることを第2の特徴とする。
更に、本発明に係る面発光ユニットは、上記第1又は第2の何れかの特徴に加えて、前記支持部の夫々は、夫々が避けて配置される直線上の前記発光素子部品の出射部の投影幅分の領域を避けて配置されていることを第3の特徴とする。
更に、本発明に係る面発光ユニットは、上記第1乃至第3の何れかの特徴に加えて、前記支持部は、前記光学レンズを前記基板上に固定するための接着樹脂を含んでなることを第4の特徴とする。
更に、本発明に係る面発光ユニットは、上記第1乃至第4の何れかの特徴に加えて、前記支持部は、前記光学レンズの外周部から前記基板方向に突出する一または複数の前記光学レンズの支柱を含んでなることを第5の特徴とする。
更に、本発明に係る面発光ユニットは、上記第1乃至第5の何れかの特徴に加えて、前記発光素子部品は、前記発光素子が透明樹脂で封止され構成されていることを第6の特徴とする。
本発明に係る面発光ユニットの製造方法は、上記第1乃至第6の何れかの特徴の面発光ユニットを製造する方法であって、発光素子を含む発光素子部品を準備する工程と、基板上に配線と前記発光素子部品を設置するためのランドとが形成された前記基板を準備する工程と、光学レンズを準備する工程と、前記基板の前記ランド上に前記発光素子部品を二次元的に整列して設置する工程と、一または複数の支持部を介して、前記発光素子部品毎に前記光学レンズを前記基板上に固定するレンズ固定工程を含み、前記レンズ固定工程において、前記発光素子部品が二次元的に整列配置された一部又は全部の領域の前記支持部の夫々を、前記発光素子部品毎に、前記各支持部により前記基板上に固定される前記光学レンズに対応する前記発光素子部品と、当該発光素子部品に隣接する前記発光素子部品とを結ぶ直線のうち少なくとも一の共通の直線上を避けて配置することを第1の特徴とする。
更に、本発明に係る面発光ユニットの製造方法は、上記第1の特徴に加えて、前記レンズ固定工程において、前記発光素子部品が二次元的に整列配置された一部又は全部の領域において、前記発光素子部品毎の接着樹脂の接着箇所を、当該接着樹脂により前記基板上に接着される前記光学レンズに対応する前記発光素子部品と、当該発光素子部品に隣接する前記発光素子部品とを結ぶ直線のうち少なくとも一の共通の直線上を避けて配置することを第2の特徴とする。
更に、本発明に係る面発光ユニットの製造方法は、上記第1又は第2の特徴に加えて、前記光学レンズを準備する工程において、外周部から前記基板方向に突出する一または複数の支柱を有する前記光学レンズを準備し、前記レンズ固定工程において、前記発光素子部品が二次元的に整列配置された一部又は全部の領域における前記光学レンズの前記複数の支柱の夫々を、前記発光素子部品毎に、前記各支柱により前記基板上に固定される前記光学レンズに対応する前記発光素子部品と、当該発光素子部品に隣接する前記発光素子部品とを結ぶ直線のうち少なくとも一の共通の直線上を避けて配置することを第3の特徴とする。
更に、本発明に係る面発光ユニットの製造方法は、上記第1乃至第3の何れかの特徴に加えて、前記支持部の夫々を、夫々が避けて配置される直線上の前記発光素子部品の出射部の投影幅分の領域を避けて配置することを第4の特徴とする。
本発明では、発光素子を搭載した発光素子部品(発光素子のみで構成される場合を含む)を複数、基板上に二次元的に整列配置し、前記発光素子からの光を分散させるための光学レンズを前記発光素子部品毎に、基板上に配置してなる面発光ユニットにおいて、光学レンズの基板上の固定を行う支持部を、当該支持部により固定される光学レンズに対応する発光素子部品と、当該発光素子部品に隣接する発光素子部品とを結ぶ直線のうち少なくとも一つの直線上を共通に避けるように配置する。このようにすることで、支持部が発光素子からの光を遮ることで発生する影同士が重なり合うことがなく、また、影が当該共通の直線上に並ぶことがないので、当該支持部が当該共通の直線上を避けて配置されている領域においては、筋状の輝度ムラの発生が抑制される。
本発明に係る面発光ユニットにおいて用いられる発光素子モジュールの断面図。 発光素子モジュールに設置される光学レンズの形状を示す図。 発光素子モジュールの製造工程を示す図。 発光素子モジュールの製造工程を示す図。 筋状の輝度ムラが縦方向と横方向に発生する面発光ユニットの発光素子部品、光学レンズ、及び支持部の配置を示す図。 本発明に係る面発光ユニットの発光素子部品、光学レンズ、及び支持部の配置を示す図。 本発明に係る面発光ユニットの発光素子部品、光学レンズ、及び支持部の配置を示す図。 本発明に係る面発光ユニットの発光素子部品、光学レンズ、及び支持部の配置を示す図。 本発明に係る面発光ユニットの発光素子部品、光学レンズ、及び支持部の配置を示す図。 本発明に係る面発光ユニットの発光素子部品、光学レンズ、及び支持部の配置を示す図。 本発明に係る面発光ユニットの発光素子部品、光学レンズ、及び支持部の配置を示す図。 本発明に係る面発光ユニットの発光素子部品、光学レンズ、及び支持部の配置を示す図。 本発明に係る面発光ユニットの発光素子部品、光学レンズ、及び支持部の配置の詳細を示す図。 従来技術における発光素子モジュールの断面図。
〈第1実施形態〉
本発明の面発光ユニットにおいて用いられる、発光素子を搭載した発光素子モジュール1の構成例を図1に示す。図1は、本実施の形態が適用される発光素子モジュール1の基板の垂直方向の断面図である。基板11上には、発光素子としてLEDを搭載した発光素子部品2が、夫々、一列または複数列に複数個搭載されているが、図1では、一つの発光素子部品2に着目して描いている。尚、以降に示される図面では、適宜、要部が強調して示されており、図面上の各構成部分の寸法比と実際の寸法比とは必ずしも一致するものではない。
発光素子部品2は、セラミック等の部品基板3上にLEDチップ(図示せず)が1個或いは複数個搭載され、ワイヤ(図示せず)等により部品基板3に電気的に接続され、LEDチップとワイヤが封止樹脂6により封止されて構成されている。そして、発光素子部品2は、基板11のランド部13a上にハンダ等の導電材料7により部品端子4を介して基板11と接続され、光学レンズ21の中心が、発光素子部品2の中心と略重なるように設置されている。封止樹脂6にはシリコーン系等の透明樹脂が用いられ、必要に応じ蛍光体などが添加されている。このように、予めLEDチップを透明樹脂で封止した発光素子部品2を作製し、良品の発光素子部品2を基板11上に搭載することで、多数のLEDを搭載する発光素子モジュール1の歩留まり低下を抑制することができる。
基板11は、例えば、布状或いは不織布状のガラス繊維や有機繊維などに樹脂(エポキシ樹脂、シアネート樹脂等)を含浸させて形成された基材12上に、配線処理が施され作製されている。配線13(13a,13b)には銅が用いられている。配線の最表面には金メッキを施しても良い。また、発光素子部品2は発熱が比較的大きいので、配線は基板11の両面に施しておくと良い。発光素子部品2の搭載箇所において、部品端子4の端子配置に合わせてランド部13aが配置されている。基板の最表面には白色の絶縁材料(白レジスト等)14が、配線13におけるランド部13aを除く配線部13bの配置領域を覆うように形成されている。基板11の最表面を白色の絶縁材料14で覆うことにより、配線の保護に加え、発光素子からの光の反射率を高め、表示エリア内への光照射量を高めることができる。尚、反射シートを別に基板表面に設ける場合は通常のソルダレジストでも構わない。
基板11上には、絶縁材料14で覆われていない開口部15aと15bを有し、開口部15aにおいて、発光素子部品2が基板11上のランド部13aに接続され、開口部15bにおいて、光学レンズ21と基板11上の基材12とが接着樹脂31により固定されている。ここで、接着樹脂31として伸び率の良好な接着樹脂を用いると良く、具体的には引っ張り破断伸びが50%以上の接着樹脂を用いることが望ましい。これにより、基板11と光学レンズ21との熱膨張係数の不整合により生じる応力を基板と光学レンズの接着部において吸収し、基板と光学レンズの接着部のクラックや剥がれが防止され、歩留まりの良い発光素子モジュールを提供することが可能になる。例えば、エポキシ系の熱硬化性樹脂、又は、シリコーン系、アクリル変成シリコーン系若しくはウレタン系の湿度硬化性の樹脂を用いることができる。
開口部15bのサイズは、光学レンズ21の支柱部23の底面サイズと同じか、それよりも僅かに大きくすると良い。このように、支柱部23の底面サイズと同じか僅かに大きいサイズの開口部を絶縁材料上に設けることで、接着樹脂31の位置決めを容易にし、樹脂量の管理も容易となる。接着樹脂31の量が多すぎると、接着樹脂31が光学レンズのレンズ部22の底面へ這い上ることにより、或いは、基板11面上に開口部15bを超えて広がることにより、レンズ部22の底面或いは支柱部23において透過光の遮りや吸収が生じ、発光素子からの光の拡散に影響が生じる場合がある。尚、基板11の熱膨張係数は、樹脂基板11では1×10−5/℃から3×10−5/℃程度であり、セラミック基板においては5×10−6/℃程度である。また、開口部15bは、隣接する発光素子部品2同士を結ぶ直線のうち少なくとも一つの直線上を共通に避けるように配置されている。これにより、当該共通の直線上を避けるように光学レンズの支柱部23、及び接着樹脂31が配置され、光学レンズの支柱部23、及び接着樹脂31が発光素子からの光を遮ることで発生する影同士が重なり合わないので、筋状の輝度ムラの発生が抑制される。
光学レンズ21は、透明性に優れたアクリル系、ポリカーボネート、メタクリルや、その他にもスチレン系、エポキシ系樹脂等を用いることができる。これらの材料の熱膨張係数は6×10−5/℃から8×10−5/℃程度である。光学レンズ21の形状を図2に示す。図2(a)に側面図を、図2(b)に上から見た図を示す。図2(a)及び(b)に示されるように、光学レンズ21は、レンズ部22と、支柱部23と、窪み部24と、マーク部25を有し、金型を用いて射出成型などで一体物として成型され、作製されている。
レンズ部22は、予めシミュレーション等により光を拡散できるように非球面形状に設計され、形成されている。
支柱部23は、光学レンズ21を基板11に接着樹脂31を用いて固定するために設けられた一または複数の支柱からなる。当該支柱は3本以上設けることが基板11に対して水平に取り付けることが容易になるので望ましい。また、支柱部23の全ての支柱を接着樹脂31により基板11と固定しても良いが、少なくとも2本の支柱を固定することで光学レンズ21の回転が生じないので望ましい。当該支柱部23の複数の支柱と、接着樹脂31は、光学レンズ21を基板上に固定するための支持部として機能している。
更に、支柱部23は、基板11と光学レンズ21との熱膨張係数の不整合による接着部分に加わる応力を分散させる役割を有している。当該応力は、基板11への光学レンズ21の接着後の温度変化(接着樹脂31の加熱処理後の冷却、又は表示装置のON/OFFにより発光素子部品2その他の部品が繰り返し発熱・冷却されることによる温度変化)により寸法(支柱部23の各支柱間の距離)が変化することで発生する。従って、支柱部23の支柱の高さが高いほど、接着部分への応力を分散させることができる。
更に、基板11と光学レンズ21が支柱部23で接着されることにより、基板11と光学レンズ21との間に当該支柱の高さ分の空気が移動できる層を有し、発光素子モジュール1の放熱性を良くすることができる。
尚、基板11の上面と水平な方向においては、支柱部23の断面形状は、円、楕円、三角形、正方形、長方形、多角形等、種々の形状が考えられるが、光学レンズ21の中心と支柱部23の中心を結ぶ方向(即ち、レンズの半径方向)の断面の幅は0.5〜5mm程度が望ましい。光学レンズ21の中心と支柱部23の中心を結ぶ方向において、支柱部23の幅が広すぎると光学的な影響により発光素子部2からの直接光あるいは基板11の表面からの反射光が光学レンズ21に入射するのが遮られてしまい、逆に狭すぎると強度が弱くなるためである。一方、光学レンズ21の中心と支柱部23の中心を結ぶ線に垂直な方向(即ち、レンズの外周方向)においては、幅を比較的広げることができ、断面の幅は0.5〜10mm程度が望ましい。光学レンズ21の中心と支柱部23の中心を結ぶ線に垂直な方向においては、上記の光学的な影響は少ないが、支柱部の断面幅が広すぎると空気の移動を妨げるため放熱性に影響が生じる。しかしながら、断面幅が10mmを超える場合であっても、発光素子部品2を密閉した場合と比べると空気が移動できる層を有することにより放熱性が向上されている。
支柱部23の支柱の高さは、接着樹脂31に加わる応力を低減する意味ではできる限り高くすることが望ましいが、発光素子モジュール1が搭載される表示装置の厚さや発光素子の実装高さなどとの兼ね合いにより決定され、0.1〜5mm程度が妥当である。また、接着樹脂31で固定する支柱部23の個々の支柱間の距離が大きくなればなるほど、接着樹脂31に加わる応力も大きくなるため、当該支柱間の距離は20mm以下とすることが望ましい。
光学レンズ21の中央部には、発光素子部品2を一部収納するための窪み部24が形成されており、発光素子部品2が密閉されず、発光素子部品2と窪み部24の間に空気の層を有していることにより、発光素子部品2の、惹いては発光素子モジュール1全体の放熱性を良くしている。
マーク部25は光学レンズ21を基板11に搭載する際のアライメントマークとして用いられている。マーク部25は光学レンズ21の外周から外側に突出した構造とし、支柱部23の外側に、光学レンズ21の中心から3つの支柱の中心を通過する延長線上にそれぞれ設けている。マーク部25の形状は光学レンズ21の正面から見て三角形や長方形などの形状で、光学レンズ成型後のゲート切断部(図示なし)の形状と区別できる形状であれば良い。本実施形態ではゲート切断部の形状が長方形であるため、マーク部25の形状を三角形としている。
〈第2実施形態〉
次に、上記発光素子モジュール1の製造方法につき説明する。図3及び図4は、図1に示される発光素子モジュール1の製造工程を示す図である。
先ず、発光素子部品2、基板11、及び、光学レンズ21を準備する。ここで、基板11は、例えばエポキシとガラス繊維を複合した樹脂基板であり、図3に基板11の断面図を示す。基板11の両面に配線13が形成されている。当該配線13は銅、ニッケル、金等の材料で形成することができる。配線13のうち、基板11の一方の面に発光素子部品2を搭載するランド部13aが形成され、両面に配線部13bが形成されている。また、発光素子部品2が搭載されない他方の面においては全面に配線部13bが設けられることで基板11の放熱性を向上させている。ソルダレジスト14は、両面に形成される配線13bの全面を覆い、配線部13bを保護しており、ランド部13aと、光学レンズ21の支柱部23が設置される位置に、夫々開口部15a,15bが設けられている。
発光素子部品2は、セラミックからなる部品基板3の上にLEDチップ(図示せず)が1個或いは複数個搭載され、ワイヤ(図示せず)等により電気的に接続され、LEDチップとワイヤが封止樹脂6により封止されて形成されている。封止樹脂6は耐熱性、耐光性に優れるシリコーン系樹脂が望ましい。
光学レンズ21は金型を用いて、射出成型等により、レンズ部22と、支柱部23と、窪み部24と、マーク部25とが一体で成型されている。支柱部23、マーク部25は後で取り付けても良いが、一種類の材料ですむため、工程上容易な一体成型が望ましい。
次に、基板11上に発光素子部品2を設置する。図4に発光素子部品2が設置された基板11の断面図を示す。発光素子部品2の部品基板3の実装面には銅、銀、ニッケル、金などからなる部品端子4が設けられており、ハンダ或いは導電接着材等の導電材料7により基板11のランド部13aに実装される。導電材料7は、部品端子4か、ランド部13aの何れか又は両方に設けると良い。これらの導電材料はリフローやオーブンなどにより熱処理され、発光素子部品2が基板11上に固定される。
次に、基板11上に光学レンズ21を、接着樹脂31を用いて固定する。接着樹脂31は、上述の通り、伸び率の良好な接着樹脂である。このとき、隣接する発光素子部品2同士を結ぶ直線のうち少なくとも一つの直線上を共通に避けるように光学レンズ21の支柱部23、及び接着樹脂31を配置する。これにより光学レンズの支柱部23、及び接着樹脂31が発光素子からの光を遮ることで発生する影同士が重なり合わず、筋状の輝度ムラの発生が抑制される。
図4の基板11上の開口部15b上に接着樹脂31を適量供給し、光学レンズ21の支柱部23の支柱の底面と接着させる。基板11上の光学レンズ接着位置への接着樹脂31の供給は、接着樹脂31が液状の場合、ディスペンス法、印刷法などにより行うことができる。シート状、テープ上の場合は仮圧着などをおこなって供給しておく。製造上は液状の接着樹脂31をディスペンス法により塗布する方法が簡便であり望ましい。
接着樹脂31は、接着箇所(支柱部23の全ての支柱の底部、或いはそのうちの少なくとも1箇所)のみに供給するため、従来技術のようにレンズ周縁部全体を接着する場合に比べて使用量を低減することが可能である。
次に、光学レンズ21の基板11への固定をダイボンダー、マウンターなどの一般的な搭載機を用いて行う。マーク部25はその際のアライメントマークとして用いられる。
接着樹脂31として、エポキシ系の熱硬化タイプの接着樹脂を用いる場合は、レンズ21の搭載後は、90℃以下である80℃で5分の熱処理で硬化させることができる。従って、150℃以上の高温で熱硬化する一般的な接着樹脂と比べて、熱硬化後の冷却後に加わる応力を小さくすることができる。また、5分程度の短時間で済むため、オーブンだけでなく、ホットプレートやリフロー炉によっても硬化が可能となる。
また、接着樹脂31として、シリコーン系やポリウレタンなどの湿度硬化タイプの接着樹脂を用いる場合は、より低い温度である40〜60℃で硬化させることができる。更に、8時間程度の長時間の硬化処理が許される場合においては、室温で硬化させることができるので、更に接着樹脂31部に加わる応力を低減することができる。
上記工程により、光学レンズ21がその支柱部23を介して基板11上に接着され、光学レンズ21の中心が、発光素子部品2の中心と略重なるように基板11上に固定されることにより、図1に示される、基板11上に発光素子部品2、及び光学レンズ21が設置された発光素子モジュール1が製造される。
〈第3実施形態〉
上記発光素子モジュール1は、単体で、或いは複数の同種又は異種の発光素子モジュール同士を組み合わせ、縦及び横方向に接続することで、液晶テレビや液晶モニター等のバックライト、又は照明器具として用いられる面発光ユニットとして使用されることができる。当該面発光ユニットにおいては、発光素子を搭載した発光素子部品が、二次元的にマトリクス状に整列配置されることで、画面サイズに相当する発光領域が確保される。
図5〜図12は当該面発光ユニットの構成例であり、本発明の面発光ユニットにおける発光素子部品2、光学レンズ21、及び光学レンズの支柱部23の各支柱と接着樹脂31の配置関係を示す図である。図5〜図12を用いて発光素子の点灯時に生じる筋状の輝度ムラについて説明する。
図5〜図12において、点線で囲まれた領域は、液晶テレビや液晶モニターなどの画面、或いは、面発光タイプの照明器具の発光面を想定した領域である。この領域において、一又は複数の発光素子モジュールによって発光素子部品2と光学レンズ21が二次元的にマトリクス状に整列配置されている。その整列の仕方としては図5〜図11に示されるような碁盤目状、図12に示されるように奇数列と偶数列が段違いのもの、図示しないが放射状のものなどが考えられる。いずれの配列においても、縦、横、或いは、斜め方向に、複数の隣接する発光素子部品同士を結ぶ直線(一点鎖線)が存在している。
図5に示される面発光ユニット51では、光学レンズ21毎に4つの支持部(接着樹脂31又は支柱部23の支柱、或いはその両方)を有し、その支持部の中心は、隣接する発光素子部品2の中心同士を結ぶ縦と横の直線上に重なるように配置されている。この場合、縦方向と横方向に筋状の輝度ムラが発生した。これは、各々の支持部が発光素子部品2からの光を遮り、影ができ、その影同士が発光素子部品2同士を結ぶ直線上で一列に並び、重なり合うことにより強調されるためである。
図6に示される面発光ユニット52では、光学レンズ21毎に3つの支持部(接着樹脂31又は支柱部23の支柱、或いはその両方)を有し、その支持部のうち一つは、その中心が隣接する発光素子部品2の中心同士を結ぶ縦の直線上に重なるように配置されているが、他の二つの支持部については、縦及び横の直線上を避ける様に配置されている。即ち、隣接する発光素子部品2の中心同士を結ぶ横の直線上を共通して避けるように光学レンズ21の3つの支持部が配置されている。この場合、縦方向のみに筋状の輝度ムラが発生し、横方向には発生しなかった。これは、各々の支持部が発光素子部品2からの光を遮り、影ができ、その影同士が縦方向に隣接する発光素子部品2同士を結ぶ直線上に一列に並ぶことにより強調されるが、横方向に隣接する発光素子部品2同士を結ぶ直線上には並ばないためである。
図7に示される面発光ユニット53では、光学レンズ21毎に3つの支持部(接着樹脂31又は支柱部23の支柱、或いはその両方)を有し、その支持部のうち一つは、その中心が隣接する発光素子部品2の中心同士を結ぶ横の直線上に重なるように配置されているが、他の二つの支持部については、縦及び横の直線上を避ける様に配置されている。即ち、隣接する発光素子部品2の中心同士を結ぶ縦の直線上を共通して避けるように光学レンズ21の3つの支持部が配置されている。この場合、横方向のみに筋状の輝度ムラが発生し、縦方向には発生しなかった。これは、各々の支持部が発光素子部品2からの光を遮り、影ができ、その影同士が横方向に隣接する発光素子部品2同士を結ぶ直線上で一列に並ぶことにより強調されるが、縦方向に隣接する発光素子部品2同士を結ぶ直線上には並ばないためである。
図8〜図10に示される面発光ユニット54〜56では、光学レンズ21の支持部(接着樹脂31又は支柱部23の支柱、或いはその両方)の中心が全て、隣接する発光素子部品2の中心同士を結ぶ縦と横の直線上を避けるように配置されている。この場合、縦方向にも横方向にも筋状の輝度ムラは発生しなかった。これは、各々の支持部が発光素子部品2からの光を遮り、影ができるが、その影同士は隣接する発光素子部品2同士を結ぶ縦或いは横の直線上に並ぶことがないためである。図8に示される面発光ユニット54では全ての光学レンズ21に対して支持部の配置が同じであるが、図9に示される面発光ユニット55では奇数列と偶数列で配置を換えた例を示している。全てランダムに配置しても、支持部の影同士が重なり合う箇所が少なくなるため筋状の輝度ムラは抑制される。
図8、図9に示される面発光ユニット54,55では、光学レンズ21毎に支持部を3つ有しているのに対して、図10に示される面発光ユニット56では光学レンズ21毎に支持部を5つ有している。しかしながら、面発光ユニット56では、全ての5つの支持部を隣接する発光素子部品2の中心同士を結ぶ縦と横の直線上を避けるように配置した結果、縦方向にも横方向にも筋状の輝度ムラは発生しなかった。
図11に示される面発光ユニット57では、一つの光学レンズ21aを除いて、その支持部の中心が、隣接する発光素子部品2aの中心同士を結ぶ縦と横の直線上に重なるように配置されている。これは、言い換えると、一つの光学レンズ21aにおいて、その支持部(接着樹脂31a又は支柱部23aの支柱、或いはその両方)の中心は、対応する発光素子部品2aと当該発光素子部品2aに隣接する発光素子部品との中心同士を結ぶ直線上を避けて配置されており、図5の面発光ユニットと比較して僅かに該当光学レンズ21a付近で輝度ムラが抑えられた。
図12に示される面発光ユニット58では、発光素子部品2が奇数列と偶数列で互い違いに配置されており、発光素子部品2は、縦方向と斜め方向において隣接している。この場合、横方向に比べ、比較的、縦と斜めが影の影響を受けやすい方向となる。従って、図12に示されるように、光学レンズ21の支持部(接着樹脂31又は支柱部23の支柱、或いはその両方)の中心を、隣接する発光素子部品2の中心同士を縦方向と斜め方向に結ぶ直線上を避けるように配置したところ、筋状の輝度ムラの発生しない、良好な結果が得られた。
従って、光学レンズ21を基板11上に固定するための支持部を、当該支持部により固定される光学レンズに対応する発光素子部品と、その発光素子部品に隣接する発光素子部品とを結ぶ直線のうち少なくとも一つの直線上を共通に避けるように配置することにより、筋状の輝度ムラが抑制された面発光ユニットが実現できる。
光学レンズ21を基板11上に固定するための支持部と、当該支持部により固定される光学レンズに対応する発光素子部品と、その発光素子部品に隣接する発光素子部品との位置関係を図13に示す。図13(A)では隣接する発光素子部品2の中心同士を結んだ直線上に支持部の中心が配置されており、支持部の影のコントラストが強く現れる。図13(B)では隣接する発光素子部品2の中心同士を結んだ直線上を避けて支持部の中心が配置されており、支持部の影のコントラストが弱まるため、輝度ムラが分かりにくくなる。図13(C)では隣接する発光素子部品2の中心同士を結んだ直線上を避けて支持部全体が配置されており、支持部の影のコントラストが更に弱まり、輝度ムラが殆どわからなくなる。図13(D)では隣接する発光素子部品2の出射部(光を放出する部分であり、本実施形態においては発光素子の封止樹脂6までが相当)同士を結んだ投影幅の範囲を避けて支持部全体が配置されており、最も望ましい配置である。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施形態の一例である。本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
〈別実施形態〉
以下に、別実施形態について説明する。
〈1〉上述の実施形態では、光学レンズ21の支柱部23の各支柱と、当該支柱の底面と基板11を接着する接着樹脂31により光学レンズを基板上に固定するための支持部が構成されているが、本発明は必ずしもこれに限られるものではない。例えば、別に成型された透明な支柱部分を基板11上に差し込み固定した後、当該支柱部分の上面と光学レンズ21を接着樹脂により接着しても良い。この場合も、隣接する発光素子部品2同士を結ぶ直線のうち少なくとも一つの直線上を共通に避けるように当該支柱部分を配置することにより、当該支柱部分及び接着樹脂31が発光素子からの光を遮ることで発生する影同士が重なり合わず、筋状の輝度ムラの発生が抑制される。また、接着樹脂のみで光学レンズを固定してもよい。この場合も、隣接する発光素子部品2同士を結ぶ直線のうち少なくとも一つの直線上を共通に避けるように接着箇所を配置することにより、接着樹脂が発光素子からの光を遮ることで発生する影同士が重なり合わず、筋状の輝度ムラの発生が抑制される。
〈2〉また、上述の実施形態では、面発光ユニット内の発光素子部品2、光学レンズ21、および光学レンズの支柱部23の各支柱(接着樹脂31)の配置関係について、光学レンズ21毎に設けられる支持部23の支柱の個数が3個の場合を図6〜図9および図12に、4個の場合を図11に、5個である場合を図10に、夫々示したが、これらは例示であり、本発明は支柱部23の支柱の個数に限定されない。支柱を1個のみ有する光学レンズ21に対しても、当該一の支柱を介して光学レンズ21を基板11上に固定することができ、かつ、隣接する発光素子部品2同士を結ぶ直線上を避けるように支柱を配置することにより、当該支柱が発光素子からの光を遮ることで発生する影同士が当該直線上に並ぶことがないため、筋状の輝度ムラの発生が抑制される。
或いは、上記従来技術に係る図14において、接着樹脂32が本発明の支持部に相当する。この場合、キャップ41の底面の全面に接着樹脂32を塗布するのではなく、キャップ41の底面の一部の一又は複数の領域に、点状に塗布し、接着樹脂32を介してキャップ41が接着、固定される基板11上の領域を、隣接するLED5同士を結ぶ直線上を避けるように配置することで、本発明の効果を奏することができる。
〈3〉また、上述の実施形態では、発光素子を透明樹脂で封止した発光素子部品2を、基板11上に二次元的に整列配置して面発光ユニットを構成しているが、基板11上に直接、LED等の発光素子を二次元的に整列配置して、基板11上で樹脂封止を行っても構わない。この場合、基板11上に二次元的に整列配置され樹脂封止される発光素子の夫々が、発光素子部品2を構成する。
〈4〉上記第1及び第2実施形態において、光学レンズ21は、絶縁材料(ソルダレジスト)14上に開けられた開口部15bにおいて、基板11の基材12と光学レンズ21の支柱部23が接着樹脂31により接着されることにより基板11上に固定されているが、開口部15bを設けず、絶縁材料(ソルダレジスト)14と光学レンズ21の支柱部23を接着樹脂31で固定しても良い。その場合、支柱部23が配置される領域にマーキングを行っておくと、接着樹脂31の供給時における接着箇所の位置決めと樹脂供給量の管理が容易になる。ただし、絶縁材料14と基材12との密着性があまり良くない場合があるので、その場合には絶縁材料14上に開口部を設ける方が望ましい。
〈5〉上記発光素子モジュール1は、全表示画面分に対応する数の発光素子部品2を全て、一つのモジュール上に搭載しても良いが、この場合、表示画面サイズに相当する大きさの基板11を必要とし、また、画面サイズごとに基板11を変える必要がある。そこで、数個から数十個までの発光素子部品2を搭載した基本発光素子モジュールを複数種類、複数枚数用意し、画面サイズに応じて当該基本発光素子モジュールを複数枚数組み合わせて使用することで、所望の表示画面サイズ用の発光素子モジュール1を構成することが望ましい。例えば、発光素子部品2が夫々5個、6個、8個搭載されている3種類の基本発光素子モジュールを準備することで、様々な表示画面サイズに対応することができる。これにより、個々のモジュールのサイズを小さく、個々のモジュール上の発光素子部品2の搭載数を少なくできるため、発光素子モジュール1の歩留まりを下げることなく製造できる。当該基本発光素子モジュール同士はジャンパー線、或いはコネクター等で接続され発光素子モジュール1が構成される。当該基本発光素子モジュールにおける発光素子部品2及び光学レンズ21の構成、及び、基板への固定方法については、上記第1及び第2実施形態における発光素子モジュール1と同様であり、説明を省略する。
本発明は、発光素子を搭載した発光素子モジュールからなる面発光ユニットに利用可能であり、特に、液晶テレビや液晶モニターなどの液晶表示装置用のバックライト、及び照明装置に利用することができる。
1: 本発明に係る発光素子モジュール
2,2a: 発光素子部品(LED部品)
3: 部品基板
4: 部品端子
5: LED
6: 封止樹脂
7: 導電材料(ハンダ、導電接着材等)
8: ワイヤ
11: 基板
12: 基材
13: 配線
13a: ランド部
13b: 配線部
14: 絶縁材料(ソルダレジスト等)
15a,15b: 開口部
21,21a: 光学レンズ
22: レンズ部
23,23a:支柱部
24: 窪み部
25: マーク部
31,31a: 接着樹脂
32: (従来技術の)接着樹脂
41: キャップ
41a: レンズ部
41b: リフレクタ部
42: 封止樹脂
51: 面発光ユニット
52〜58: 本発明に係る面発光ユニット

Claims (10)

  1. 発光素子を含む発光素子部品を複数、基板上に二次元的に整列配置し、
    前記基板上に、前記発光素子からの光を分散させるための光学レンズを前記発光素子部品毎に複数配置してなる面発光ユニットであって、
    前記光学レンズは、夫々、一または複数の支持部を介して前記基板上に固定され、
    前記発光素子部品が二次元的に整列配置された一部又は全ての領域において、前記支持部の夫々は、前記発光素子部品毎に、前記各支持部により前記基板上に固定される前記光学レンズに対応する前記発光素子部品と、当該発光素子部品に隣接する前記発光素子部品とを結ぶ直線のうち少なくとも一の共通の直線上を避けて配置されていることを特徴とする面発光ユニット。
  2. 前記発光素子部品が二次元的に整列配置された一部又は全ての領域において、前記支持部の夫々が、前記各支持部により前記基板上に固定される前記光学レンズに対応する前記発光素子部品と、当該発光素子部品に隣接する前記発光素子部品とを結ぶすべての直線上を避けて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の面発光ユニット。
  3. 前記支持部の夫々は、夫々が避けて配置される直線上の前記発光素子部品の出射部の投影幅分の領域を避けて配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の面発光ユニット。
  4. 前記支持部は、前記光学レンズを前記基板上に固定するための接着樹脂を含んでなることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の面発光ユニット。
  5. 前記支持部は、前記光学レンズの外周部から前記基板方向に突出する一または複数の前記光学レンズの支柱を含んでなることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の面発光ユニット。
  6. 前記発光素子部品は、前記発光素子が透明樹脂で封止され構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の面発光ユニット。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の面発光ユニットを製造する方法であって、
    発光素子を含む発光素子部品を準備する工程と、
    基板上に配線と前記発光素子部品を設置するためのランドとが形成された前記基板を準備する工程と、
    光学レンズを準備する工程と、
    前記基板の前記ランド上に前記発光素子部品を二次元的に整列して設置する工程と、
    一または複数の支持部を介して、前記発光素子部品毎に前記光学レンズを前記基板上に固定するレンズ固定工程を含み、
    前記レンズ固定工程において、前記発光素子部品が二次元的に整列配置された一部又は全部の領域の前記支持部の夫々を、前記発光素子部品毎に、前記各支持部により前記基板上に固定される前記光学レンズに対応する前記発光素子部品と、当該発光素子部品に隣接する前記発光素子部品とを結ぶ直線のうち少なくとも一の共通の直線上を避けて配置することを特徴とする面発光ユニットの製造方法。
  8. 前記レンズ固定工程において、前記発光素子部品が二次元的に整列配置された一部又は全部の領域において、前記発光素子部品毎の接着樹脂の接着箇所を、当該接着樹脂により前記基板上に接着される前記光学レンズに対応する前記発光素子部品と、当該発光素子部品に隣接する前記発光素子部品とを結ぶ直線のうち少なくとも一の共通の直線上を避けて配置することを特徴とする請求項7に記載の面発光ユニットの製造方法。
  9. 前記光学レンズを準備する工程において、外周部から前記基板方向に突出する一または複数の支柱を有する前記光学レンズを準備し、
    前記レンズ固定工程において、前記発光素子部品が二次元的に整列配置された一部又は全部の領域における前記光学レンズの前記複数の支柱の夫々を、前記発光素子部品毎に、前記各支柱により前記基板上に固定される前記光学レンズに対応する前記発光素子部品と、当該発光素子部品に隣接する前記発光素子部品とを結ぶ直線のうち少なくとも一の共通の直線上を避けて配置することを特徴とする請求項7又は8に記載の面発光ユニットの製造方法。
  10. 前記レンズ固定工程において、前記支持部の夫々を、夫々が避けて配置される直線上の前記発光素子部品の出射部の投影幅分の領域を避けて配置することを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の面発光ユニットの製造方法。
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