JP2012216597A - 線状光源 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板上に樹脂封止された複数の発光素子を備える線状光源であって、輝度ムラの発生を抑制することが可能な構成を備える線状光源を提供する。
【解決手段】レンズの入射面に対向配置される線状光源であって、基板31と、基板31上に並んで配列された複数の発光素子と、基板31上において複数の発光素子の周りに環状に設けられるダム32と、ダム32の内側に設けられ、複数の発光素子を封止する樹脂50とを備え、ダム32には、ダム32から突出しレンズの入射面に当接する突出壁部が設けられる。
【選択図】図7

Description

本発明は、線状光源に関し、特に、基板上に樹脂封止された複数の発光素子を備える線状光源に関する。
特開平09−148633号公報(特許文献1)には、発光ダイオード整列光源に関する発明が開示される。この発光ダイオード整列光源は、複数個の発光ダイオードチップと、一対の白色系樹脂体と、透明樹脂体とを備える。
上記複数個の発光ダイオードチップは、プリント配線基板上において直線状に配置される。上記一対の白色系樹脂体は、上記複数個の発光ダイオードチップの両側に平行に配置される。上記透明樹脂体は、上記一対の白色系樹脂体の間に直線状に配置される。
特許文献1の発光ダイオード整列光源においては、発光ダイオードチップから発した光が、白色系樹脂体によって反射される。白色系樹脂体からの反射光は、光源の光軸上に集まる。特許文献1は、この発光ダイオード整列光源によれば、光の利用効率を向上させることによって、高い照度を得ることができると述べている。
特開平09−148633号公報
特許文献1の発光ダイオード整列光源のような線状光源においては、一対の白色系樹脂体の上にレンズを載置して光学素子として用いられる場合がある。この場合には、レンズの端面(入射面)と発光ダイオードチップから発せられた光が出光する透明樹脂体表面(出光面)との距離が一定であることが好ましい。しかし、レンズを白色系樹脂体の上に載置した場合に、レンズの端面(入射面)と透明樹脂体表面とが部分的に接触することがある。これは、透明樹脂体表面に30μm程度の段差(凹凸)が不可避的に存在するからである。
レンズの端面(入射面)と透明樹脂体表面との間において、接触しない領域と接触する領域とが生じた場合には、両者の間において光の照度が異なり、輝度ムラなどが生じる原因となる。
本発明は、基板上に樹脂封止された複数の発光素子を備える線状光源であって、輝度ムラの発生を抑制することが可能な構成を備える線状光源を提供することを目的とする。
この発明に基づいた線状光源においては、レンズの入射面に対向配置される線状光源であって、基板と、上記基板上に配列された複数の発光素子と、上記基板上において複数の上記発光素子の周りに環状に設けられる反射壁と、上記反射壁の内側に設けられ、複数の上記発光素子を封止する樹脂とを備え、上記反射壁には、上記反射壁から突出し上記レンズの上記入射面に当接する突出壁部が設けられる。
好ましくは、複数の上記発光素子の配列方向に沿って延在し、複数の上記発光素子の両外側にそれぞれ位置する第1側壁部および第2側壁部と、上記第1側壁部および上記第2側壁部のそれぞれの一端部を連結する第3側壁部と、上記第1側壁部および上記第2側壁部のそれぞれの他端部を連結する第4側壁部とを有し、上記突出壁部は、上記第3側壁部および上記第4側壁部にそれぞれ設けられる。
好ましくは、上記反射壁は、複数の上記発光素子の配列方向に沿って延在し、複数の上記発光素子の両外側にそれぞれ位置する第1側壁部および第2側壁部と、上記第1側壁部および上記第2側壁部のそれぞれの一端部を連結する第3側壁部と、上記第1側壁部および上記第2側壁部のそれぞれの他端部を連結する第4側壁部とを有し、上記突出壁部は、上記反射壁の四隅に相当する位置に4箇所以上設けられる。
好ましくは、上記反射壁は、複数の上記発光素子の配列方向に沿って延在し、複数の上記発光素子の両外側にそれぞれ位置する第1側壁部および第2側壁部と、上記第1側壁部および上記第2側壁部のそれぞれの一端部を連結する第3側壁部と、上記第1側壁部および上記第2側壁部のそれぞれの他端部を連結する第4側壁部とを有し、上記突出壁部は、上記第1側壁部および上記第2側壁部にそれぞれ設けられる。
本発明によれば、輝度ムラの発生を抑制することが可能な構成を備える線状光源を得ることができる。
実施の形態1における線状光源を備える液晶表示装置を示す正面図である。 実施の形態1における線状光源を備える液晶表示装置の分解斜視図である。 実施の形態1における線状光源を備える液晶表示装置を示す断面図である。 実施の形態1における線状光源を含む光源モジュールの一部を示す斜視図である。 実施の形態1における線状光源を有するLEDユニットの分解斜視図である。 実施の形態1における線状光源を有するLEDユニットの脚部およびその周囲の部材を示す断面図である。 実施の形態1における線状光源を示す斜視図である。 実施の形態1における線状光源を示す平面図である。 図8中のIX−IX線に沿った矢視断面図である。 図8中のX−X線に沿った矢視断面図である。 実施の形態1における線状光源にレンズを載置した状態を示す断面図である。 実施の形態1の変形例における線状光源を示す平面図である。 実施の形態2における線状光源を示す斜視図である。 実施の形態3における線状光源を示す斜視図である。
以下、本発明に基づいた各実施の形態における線状光源と、この線状光源を備えた電子機器とについて説明する。各実施の形態については、この線状光源が適用された液晶表示装置に基づいて説明する。液晶表示装置は、電子機器の一例である。本発明における線状光源は、照明装置、プロジェクタ、またはサイネージなどの他の電子機器にも適用されることができる。
各実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。各実施の形態の説明において、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。特に制限が無い限り、各実施の形態に示す構成を適宜組み合わせて用いることは、当初から予定されていることである。
[実施の形態1]
図1から図3を参照して、本実施の形態における線状光源を備える液晶表示装置1について説明する。本実施の形態における線状光源(図7における線状光源24a参照)の詳細については、図7から図11を参照して後述する。
(液晶表示装置1)
図1は、液晶表示装置1を示す正面図である。図1に示すように、液晶表示装置1は、土台1A上に設けられる。液晶表示装置1は、画像が表示される画面を有する。詳細は後述されるが、液晶表示装置1の背面の高さ方向の中央部(図1の一点鎖線参照)に、光源モジュール20が設けられる(図3も参照)。光源モジュール20は、液晶表示装置1の一方の側辺部から他方の側辺部にわたって延びるように設けられる。
図2は、液晶表示装置1の分解斜視図である。図3は、液晶表示装置1を示す断面図である。図2および図3に示すように、液晶表示装置1は、光を出射する光出射面を有するバックライト10と、バックライト10の光出射面上に配置された拡散シート2と、拡散シート2上に配置されたプリズムシート3と、プリズムシート3上に配置された液晶パネル4と、液晶パネル4に設けられたフレーム5とを備える。
液晶パネル4は、板状に形成される。液晶パネル4の一方の主表面4Aには、画像を表示可能な画像表示領域と、画像表示領域の外周に位置する非表示領域とが形成される。フレーム5は、液晶パネル4の非表示領域を覆うと共に、画像表示領域に表示された画像が外部から観察可能なように枠状に形成される。
バックライト10は、面発光ユニットあって、液晶パネル4に向けて光を照射する。バックライト10は、光源モジュール20と、光源モジュール20上に配置され、開口部11aが形成されたシャーシ11と、シャーシ11に対して光源モジュール20と反対側に配置された反射シート12と、反射シート12に対してシャーシ11と反対側に配置された導光板13とを含む。
(光源モジュール20)
光源モジュール20から導光板13に向けて出射された光は、拡散シート2およびプリズムシート3を通して液晶パネル4に入射する。上述のとおり、光源モジュール20は、液晶表示装置1の背面の高さ方向の中央部に設けられる(図1の一点鎖線参照)。光源モジュール20は、液晶表示装置1の一方の側辺部から他方の側辺部にわたって延びるように設けられる。液晶パネル4に表示された画像は、バックライト10からの光によって、観察者により視認されることができる。
図4は、光源モジュール20の一部を示す斜視図である。図3および図4に示すように、光源モジュール20は、液晶表示装置1の幅方向に延びる光源ホルダー21と、光源ホルダー21に設けられた複数のLED(Light Emitting Diode)ユニット25とを備える。複数のLEDユニット25は、直線状に並んだ状態で光源ホルダー21(搭載板26)上に固定される。
光源ホルダー21は、搭載板26と、搭載板26の側辺部から立ち上がるように形成された周壁部27と、周壁部27の上端部から張り出す鍔部28とから構成される。搭載板26は、シャーシ11(図3参照)から間隔をあけて配置される。鍔部28は、シャーシ11に固定される。
(LEDユニット25)
複数のLEDユニット25の各々は、搭載板26上に固定される板状のヒートシンク22と、ヒートシンク22上において互いに間隔をあけて配置された線状光源24aおよび線状光源24bと、線状光源24aおよび線状光源24bを接続するように配置されたアーチ形状の光結合部材30とを含む。
図5は、LEDユニット25の分解斜視図である。図5に示すように、線状光源24aは、基板31と、基板31の主表面上に形成された反射部材としてのダム32とを有する。基板31およびダム32は、液晶表示装置1の幅方向に長尺に形成される。ダム32は、環状に形成される。ダム32内には、複数(たとえば50個)のLED(図示せず)が、ダム32の長さ方向に間隔(たとえば数mm)をあけて配置される。上述のとおり、線状光源24aのさらなる詳細については、図7から図11を参照して後述する。
線状光源24bは、線状光源24aと略同様に構成される。線状光源24bは、基板33と、基板33の主表面上に配置された反射壁としてのダム34とを有する。基板33およびダム34も、液晶表示装置1の幅方向に長尺に形成される。ダム34は、環状に形成される。ダム34内には、複数のLED(図示せず)がダム34の長さ方向に間隔をあけて配置される。
光結合部材30は、液晶表示装置1の幅方向に長尺に形成される。光結合部材30の長さ方向に垂直な断面において、光結合部材30は二股状に形成される。光結合部材30は、付根部35と、付根部35から二股に分かれる脚部36および脚部37とを含む。
付根部35の頂点部35aは平坦状に形成される。頂点部35aは、図3に示すように、シャーシ11に形成された開口部11aと、反射シート12に形成されたスリット12aとからそれぞれ露出する導光板13に接触している。導光板13と光結合部材30とは、互いに別部材である。導光板13と光結合部材30との間に、空気は介在しない。導光板13と光結合部材30とは、接着剤またはレーザ溶着などによって互いに接合される。
図5を再び参照して、脚部36および脚部37は、付根部35から離れるにつれて互いの間隔が広がるように形成される。脚部36の底面は、ダム32上に配置される(図6参照)。脚部36の底面(入射面)は、ダム34上に配置され、線状光源24aに対して対向配置される。
図6は、線状光源24aを有するLEDユニット25の脚部36およびその周囲の部材を示す断面図である。図6に示すように、脚部36の底面には、突出部38が形成される。突出部38は、接着剤39によって基板31に固定される。
線状光源24aは、環状のダム32の内側に配置された複数のLED40(発光素子)を含む。ダム32および複数のLED40は、突出部38よりも外側に配置される。脚部36の外周面は、湾曲面状に形成される。脚部36の外周面によって、反射面42が形成される。
線状光源24aから出射された光は、対向配置された脚部36の底面(入射面36a)から入射し、反射面42によって反射される。反射面42からの反射光は、頂点部35aに達する。頂点部35aに達した光は、図3に示す導光板13に入射する。導光板13に入射した光は、導光板13の内部を全反射しながら進む。導光板13に入射した光は、図示しない光路変換部(光散乱体)に衝突する。光路変換部との衝突によって、導光板13に入射した光の導光板13中を進む角度が変わり、全反射条件が破られる。その後、光は、導光板13の液晶パネル4(図3参照)側の表面から出射する。導光板13から出射した光は、拡散シート2およびプリズムシート3を通して液晶パネル4に向かう。
図5を再び参照して、脚部37も、脚部36と同様に構成される。脚部37の外周面は湾曲面状に形成される。脚部37の外周面によって、反射面41が形成される。線状光源24bからから出射された光は、対向配置された脚部37の底面(入射面37a)から入射し、反射面41によって反射される。反射面41で反射された光は、頂点部35aを通って、導光板13内に入射する。導光板13に入射した光は、導光板13の液晶パネル4(図3参照)側の表面から出射する。導光板13から出射した光は、拡散シート2およびプリズムシート3を通して液晶パネル4に向かう。
線状光源24a,24bから出射された光は、以上のようにして液晶パネル4まで導光される。液晶パネル4まで導光された光によって、液晶パネル4に表示された画像は、観察者により視認されることが可能となる。
(線状光源24a)
以下、図7から図11を参照して、本実施の形態における線状光源24aについて詳細に説明する。上述の線状光源24b(図5参照)も、線状光源24aと同様に構成されるとよい。
図7は、線状光源24aを示す斜視図である。図8は、線状光源24aを示す平面図である。図7および図8においては、ダム32、樹脂50、および基板31の一部が破断して図示されるが、これらは実際には所定の長さにわたって連続している。ダム32の長手方向の長さは、たとえば100mmである。図9は、図8中のIX−IX線に沿った矢視断面図である。図10は、図8中のX−X線に沿った矢視断面図である。
図7および図8に示すように、線状光源24aは、基板31と、基板31上において線状に並んで配列された複数のLED40(図8参照)と、基板31上において複数のLED40の周りに環状に設けられたダム32と、環状に形成されたダム32の内面側に設けられ、複数のLED40を封止する樹脂50とを備える。複数のLED40は、基板31上において線状に並んで配列される場合に限られず、基板31上においていわゆる千鳥状に配列されていてもよく、基板31上において全体として直線または曲線に沿う形で不規則に配列されていてもよい。
ダム32は、複数の発光素子40の配列方向に沿って延在し、複数の発光素子40の両外側にそれぞれ位置する第1側壁部32Mおよび第2側壁部32Nと、第1側壁部32Mおよび第2側壁部32Nのそれぞれの一端部を連結する第3側壁部32Pと、第1側壁部32Mおよび第2側壁部32Nのそれぞれの他端部を連結する第4側壁部32Qとを有する。
さらに、第3側壁部32Pには、第1側壁部32Mおよび第2側壁部32Nの高さよりも突出する第1突出壁部32Sが設けられている。同様に、第4側壁部32Qには、第1側壁部32Mおよび第2側壁部32Nの高さよりも突出する第2突出壁部32Tが設けられている。
ダム32は、反射率が高いたとえば白色の樹脂から形成される。ダム32を構成する樹脂は、たとえばエポキシ系またはシリコーン系である。ダム32は、たとえばダム32の形状に対応した金型を使用するトランスファーモールド法によって形成されることができる。LED40から出射された光は、ダム32によって反射され、光結合部材30(図6参照)側に効率良く取り出される。
樹脂50は、LED40から出射される光に対して、ダム32が有する反射率よりも小さい反射率を有する部材から形成される。樹脂50は、たとえば、ポッティング方式で塗布された透明または乳白色のシリコーン樹脂である。樹脂50には、蛍光体が混入される。樹脂50は、ポッティング方式以外にも、トランスファー成型またはインジェクション成型などによっても形成されることができる。樹脂50によって、LED40およびワイヤ40W(図9および図10参照)は、物理的または電気的に保護される。
図9および図10に示すように、基板31は、アルミベース31Aと、アルミベース31A上に設けられ、高熱伝導性を有する絶縁樹脂31Pと、絶縁樹脂31P上において所定の形状にパターニングされた配線31Cと、配線31Cを覆うように設けられた絶縁樹脂31Rと、配線31C上に設けられるとともに、絶縁樹脂31Rに形成された開口から露出するように設けられためっき31Gとを含む。
本実施の形態においては、1つのLED40が、めっき31G上に、透明シリコーンなどを材料とするダイボンドペースト40Sを挟んで搭載されている。隣り合うLED40同士は、金(Au)などを材料とするワイヤ40Wによって互いに接続される。
ここで、本実施の形態において、第1側壁部32M、第2側壁部32N、第3側壁部32P、および第4側壁部32Qの、絶縁樹脂31Rの表面からの高さ(図9中のh1)は、約0.4mm〜0.5mm程度に設けられ、第1突出壁部32Sおよび第2突出壁部32Tの高さ(図9中のh2)は、約50μm〜150μm程度、好ましくは、約80μm〜120μm程度、さらに好ましくは、約100μm程度に設けられる。本実施の形態における線状光源24aは、以上のように構成される。上述の線状光源24bも、線状光源24aと同様である。
(作用・効果)
図11を参照して、本実施の形態における線状光源24aの作用および効果について説明する。線状光源24aにおいては、図11に示すように、第1突出壁部32Sの上面および第2突出壁部32Tの上面に、光結合部材30の脚部36が当接することになる。これにより、線状光源24aの高さ方向における光結合部材30の位置決めが正確に行なわれる。
具体的には、樹脂50の光が出光する出光面50aと脚部36の端面である入射面36aとの間に一定間隔(S)のスペースが形成されることとなる。その結果、光結合部材30の入射面36aと樹脂50の出光面50aとが接触する領域がなくなり、輝度ムラの発生を抑制することが可能となる。
なお、環状形状のダム32において、ダム32の上面から樹脂50の出光面50aまでの距離を大きく設けることで、光結合部材30の入射面36aと樹脂50の出光面50aとの接触を回避することができる。
しかしながら、この場合には、樹脂50の出光面50aから突出するダム32の内壁面の面積が大きくなり、内壁面に反射する光の量が多くなる。ダム32の内壁面に反射する光の量が多くなると照度が低下してし、LED40の光源としての性能を十分に発揮することができない。
そこで、本実施の形態では、照度を低下させることなく、LED40の光源としての性能を十分に発揮させるために、第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qにそれぞれ、第1突出壁部32Sおよび第2突出壁部32Tを設けるようにしている。
その結果、第1側壁部32Mおよび第2側壁部32Nのそれぞれの上面と脚部36の入射面36aとの間には隙間(G)が生じるが、この隙間(G)からダム32の外に出射した光は、ダム32の周りに位置する脚部36の入射面36aから光結合部材30に入射する。よって、光結合部材30の設計段階において、予め隙間(G)を通過して光結合部材30に入射する光を考慮しておくことで、照度を低下させることなく、LED40の光源としての性能を十分に発揮させることができる。
なお、ダム32を構成する短辺側の第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qにそれぞれ、第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qと略同一の長さ寸法を有する第1突出壁部32Sおよび第2突出壁部32Tを設ける構成を示したが、第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qの長さ(図7中寸法L)は、第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qよりも短くてもかまわない。また、第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qの幅(図7中寸法W)も、第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qよりも短くてもかまわない。
(変形例)
図12は、実施の形態1の変形例における線状光源24a1を示す平面図である。上述の実施の形態における線状光源は、直線状に構成される。樹脂50も、直線状に配列された複数のLED40に沿って、直線状に形成される。本発明における線状光源としては、直線状に限らず、曲線状に湾曲するように構成されていてもよい。すなわち、「線状」は、直線状および曲線状を含む。
図12に示す線状光源24a1においては、基板31に表面は平坦に形成される。ダム32および樹脂50が、基板31上において円弧状に湾曲するように形成される。当該構成によっても、第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qにそれぞれ、第1突出壁部32Sおよび第2突出壁部32Tを設けることで、光結合部材30の入射面36aと樹脂50の出光面50aとが接触する領域がなくなり、輝度ムラの発生を抑制することが可能となる。
[実施の形態2]
図13を参照して、実施の形態2における線状光源24cについて説明する。図13は、本実施の形態における線状光源24cを示す斜視図である。
上記実施の形態1においては、ダム32を構成する短辺側の第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qにそれぞれ、第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qと略同一の長さ寸法と幅寸法とを有する第1突出壁部32Sおよび第2突出壁部32Tを設ける構成を示した。本実施の形態では、幅寸法は略同じであるが、長さを短くし、ダム32の四隅に相当する位置において、第3側壁部32Pには第1突出壁部32Sを2箇所、第4側壁部32Qには第2突出壁部32Tを2箇所設ける構成を採用している。
この構成においても、実施の形態1の場合と同様に、光結合部材30の入射面36aと樹脂50の出光面50aとが接触する領域がなくなり、輝度ムラの発生を抑制することが可能となる。また、2箇所の第1突出壁部32Sの間、および2箇所の第2突出壁部32Tの間には、それぞれ隙間が生じこの隙間を通過した光を光結合部材30に入射させることができるため、照度を低下させることなく、LED40の光源としての性能をより十分に発揮させることができる。
[実施の形態3]
図14を参照して、実施の形態3における線状光源24dについて説明する。図14は、本実施の形態における線状光源24dを示す斜視図である。
上記実施の形態1においては、ダム32を構成する短辺側の第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qにそれぞれ、第3側壁部32Pおよび第4側壁部32Qと略同一の長さ寸法と幅寸法とを有する第1突出壁部32Sおよび第2突出壁部32Tを設ける構成を示した。本実施の形態では、長辺側である第1側壁部32Mに第1突出壁部32Uを2箇所設け、第2側壁部32Nに第2突出壁部32Vを2箇所設ける構成を採用している。
この構成においても、実施の形態1の場合と同様に、光結合部材30の入射面36aと樹脂50の出光面50aとが接触する領域がなくなり、輝度ムラの発生を抑制することが可能となる。また、2箇所の第1突出壁部32Uの間、および2箇所の第2突出壁部32Vの間にはそれぞれ隙間が生じ、この隙間を通過した光を光結合部材30に入射させることができるため、照度を低下させることなく、LED40の光源としての性能をより十分に発揮させることができる。
なお、第1突出壁部32Uおよび第2突出壁部32Vの長さは、LED40の光源から発せられる光を極力遮ることがない寸法に設定することが良い。また、第1突出壁部32Uおよび第2突出壁部32Vを設ける位置についても、LED40の光源から発せられる光を極力遮ることがない位置に設けることが良い。
また、上記した実施の形態1における変形例(図12参照)を、実施の形態2および3の形態に対して適用することも可能である。
また、上記各実施の形態における突出壁部の数量は一例であって、突出壁部の数量は1以上であれば良く、適宜選択されるものであり、また、各突出壁部の入射面36aとの当接領域は平面とし、入射面36aとは面接触する形態を図示しているが、曲面形状に仕上げ、入射面36aとは点接触する形態を採用することも可能である。
また、上記各実施の形態における突出壁部を適宜組み合わせて用いることも可能である。
以上、本発明に基づいた各実施の形態について説明したが、今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 液晶表示装置、1A 土台、2 拡散シート、3 プリズムシート、4 液晶パネル、4A 主表面、5 フレーム、10 バックライト、11 シャーシ、11a 開口部、12 反射シート、12a スリット、13 導光板、20 光源モジュール、21 光源ホルダー、22 ヒートシンク、24a,24a1,24b,24c,24d 線状光源、25 ユニット、26 搭載板、27 周壁部、28 鍔部、30 光結合部材、31,33 基板、31A アルミベース、31C 配線、31G めっき、31P,31R 絶縁樹脂、31T 凸領域、32,34 ダム、32J 内表面、32M 第1側壁部、32N 第2側壁部、32P 第3側壁部、32Q 第4側壁部、32S,32U 第1突出壁部、32T,32V 第2突出壁部、35 付根部、35a 頂点部、36,37 脚部、36a 入射面、38 突出部、39 接着剤、40 発光素子、40S ダイボンドペースト、40W ワイヤ、41,42 反射面、50 樹脂、50a 出光面。

Claims (4)

  1. レンズの入射面に対向配置される線状光源であって、
    基板と、
    前記基板上に配列された複数の発光素子と、
    前記基板上において複数の前記発光素子の周りに環状に設けられる反射壁と、
    前記反射壁の内側に設けられ、複数の前記発光素子を封止する樹脂と、を備え、
    前記反射壁には、前記反射壁から突出し前記レンズの前記入射面に当接する突出壁部が設けられる、線状光源。
  2. 前記反射壁は、
    複数の前記発光素子の配列方向に沿って延在し、複数の前記発光素子の両外側にそれぞれ位置する第1側壁部および第2側壁部と、
    前記第1側壁部および前記第2側壁部のそれぞれの一端部を連結する第3側壁部と、
    前記第1側壁部および前記第2側壁部のそれぞれの他端部を連結する第4側壁部と、を有し、
    前記突出壁部は、前記第3側壁部および前記第4側壁部にそれぞれ設けられる、請求項1に記載の線状光源。
  3. 前記反射壁は、
    複数の前記発光素子の配列方向に沿って延在し、複数の前記発光素子の両外側にそれぞれ位置する第1側壁部および第2側壁部と、
    前記第1側壁部および前記第2側壁部のそれぞれの一端部を連結する第3側壁部と、
    前記第1側壁部および前記第2側壁部のそれぞれの他端部を連結する第4側壁部と、を有し、
    前記突出壁部は、前記反射壁の四隅に相当する位置に4箇所以上設けられる、請求項1または2に記載の線状光源。
  4. 前記反射壁は、
    複数の前記発光素子の配列方向に沿って延在し、複数の前記発光素子の両外側にそれぞれ位置する第1側壁部および第2側壁部と、
    前記第1側壁部および前記第2側壁部のそれぞれの一端部を連結する第3側壁部と、
    前記第1側壁部および前記第2側壁部のそれぞれの他端部を連結する第4側壁部と、を有し、
    前記突出壁部は、前記第1側壁部および前記第2側壁部にそれぞれ設けられる、請求項1から3のいずれかに記載の線状光源。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107990215A (zh) * 2017-12-11 2018-05-04 苏州大学 线光源的聚光结构、光源系统及应用

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