JP2020038760A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】厚さがより低減された光源装置を提供する。【解決手段】発光装置は、行および列に配列された複数の光学セグメント110と、第1光拡散構造191とを備える。各光学セグメントは、導光板120および複数の発光素子130を含む。導光板は、第1面120aと、第1面とは反対側に位置する第2面120bとを有する。第1光拡散構造は、導光板の第1面側に位置し、複数の光学セグメントの配列の外周に沿って延びており、複数の光学セグメントの配列の外側に位置する部分を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、発光装置に関する。
液晶パネルの背面にLED等の光源を二次元に配置した、いわゆる直下方式のバックライトが知られている。例えば下記の特許文献1および2は、複数のLEDと、光学シートとを有するバックライトユニットを開示している。
特許文献1のバックライトユニットにおいて、複数のLEDは、バックシャーシに配置された基板上に実装され、複数の光学シートが、これらLEDから間隔をあけてLEDの光出射側に配置される。特許文献2は、それぞれがLEDおよび導光体を含む複数の構造体を接着剤によって互いに連結した導光体ユニットを開示している。各導光体は、出射面とは反対側の中央部に凹部を有しており、光源としてのLEDは、各導光体の凹部に配置される。また、各導光体の、光学シート側に位置する出射面とは反対側の中央部は、端部と比較して相対的に厚くされている。
特開2015−032373号公報 特開2009−152152号公報
LEDに代表される複数の光源を含む発光装置をより薄くできると、発光装置をバックライトとして含む機器をより小型化できるので有益である。
本開示の実施形態による発光装置は、行および列に配列され、それぞれが、第1面および前記第1面とは反対側に位置する第2面を有する導光板と、複数の発光素子とを含む複数の光学セグメントと、前記導光板の前記第1面側に位置し、前記複数の光学セグメントの配列の外周に沿って延びる第1光拡散構造とを備え、前記第1光拡散構造は、前記複数の光学セグメントの配列の外側に位置する部分を有する。
本開示の実施形態によれば、より薄型化、小型化された発光装置、例えばバックライトが提供される。
本開示のある実施形態による発光装置を有する液晶表示装置の例示的な構成を模式的に示す分解斜視図である。 光源ユニット320を光学セグメント110の上面110a側から見たときの外観の一例を示す模式的な平面図である。 発光装置100Aを光学セグメント110の上面110aに垂直に切断したときの断面の一部を模式的に示す拡大断面図である。 光学セグメント110を上面110a側から見たときの外観の一例を示す模式的な平面図である。 図3のうち発光素子130とその周辺とを拡大して示す模式的断面図である。 配線160の配線パターンの一例を示す図である。 第1光拡散構造191の断面形状の例を示す模式的な断面図である。 第1光拡散構造191の断面形状の他の例を示す模式的な断面図である。 第1光拡散構造191の断面形状のさらに他の例を示す模式的な断面図である。 第1光拡散構造191の断面形状のさらに他の例を示す模式的な断面図である。 光学セグメント110の二次元配列の一例を示す模式的な平面図である。 光学セグメント110の二次元配列の他の一例を示す模式的な平面図である。 図12に示す光学セグメント110の配列に加えて第1光拡散構造191を有する構成を示す模式的な平面図である。 第1光拡散構造の形状のさらに他の例を示す模式的な平面図である。 第1光拡散構造の形状のさらに他の例を示す模式的な平面図である。 図16は、本開示の他のある実施形態による発光装置を示す模式的な平面図である。 図17は、本開示のさらに他のある実施形態による発光装置を示す模式的な平面図である。 図18は、本開示のさらに他のある実施形態による発光装置を示す模式的な断面図である。 光学セグメント110間に配置された導光構造の形状の他の例を示す模式的な断面図である。 第1光拡散構造の形状の他の例を示す模式的な平面図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を詳細に説明する。以下の実施形態は、例示であり、本開示による発光装置は、以下の実施形態に限られない。例えば、以下の実施形態で示される数値、形状、材料、ステップ、そのステップの順序などは、あくまでも一例であり、技術的に矛盾が生じない限りにおいて種々の改変が可能である。
図面が示す構成要素の寸法、形状等は、わかり易さのために誇張されている場合があり、実際の発光装置における寸法、形状および構成要素間の大小関係を反映していない場合がある。また、図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略することがある。
以下の説明において、実質的に同じ機能を有する構成要素は共通の参照符号で示し、説明を省略することがある。以下の説明では、特定の方向または位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」およびそれらの用語を含む別の用語)を用いる場合がある。しかしながら、それらの用語は、参照した図面における相対的な方向または位置をわかり易さのために用いているに過ぎない。参照した図面における「上」、「下」等の用語による相対的な方向または位置の関係が同一であれば、本開示以外の図面、実際の製品、製造装置等において、参照した図面と同一の配置でなくてもよい。本開示において「平行」とは、特に他の言及がない限り、2つの直線、辺、面等が0°から±5°程度の範囲にある場合を含む。また、本開示において「垂直」または「直交」とは、特に他の言及がない限り、2つの直線、辺、面等が90°から±5°程度の範囲にある場合を含む。
(発光装置の実施形態)
図1は、本開示のある実施形態による発光装置を有する液晶表示装置の例示的な構成を示す。図1に示す液晶表示装置300は、概略的には、液晶パネル310と、バックライトユニットとしての光源ユニット320とを有する。図1に模式的に示すように、液晶表示装置300は、典型的には、液晶パネル310と光源ユニット320との間に配置された光学シート群330をさらに有する。この例では、光学シート群330は、光拡散シート332、第1レンズシート334および第2レンズシート336を含み、これらのシートのうち光拡散シート332は、光源ユニット320の最も近くに位置する。図示する例において、第1レンズシート334および第2レンズシート336の組は、光拡散シート332と液晶パネル310の背面310bとの間に配置されている。
光源ユニット320は、ガラスエポキシ基板等の支持基板200と、支持基板200の一方の主面である上面200aに支持された発光装置100Aとを含む。発光装置100Aは、複数の光学セグメント110の二次元配列をその一部に含む。後述するように、各光学セグメント110は、導光板および複数の発光素子を含み、液晶パネル310の背面310bに向けて光を提供する。なお、この例では、発光装置100Aは、液晶パネル310とは反対側に層状の光反射部材150を有している。
各光学セグメント110の上面110aは、上面視において矩形状の外形を有する。図示する例において、光学セグメント110は、行および列に配列されており、したがって、ここでは、光学セグメント110の配列の全体の上面視における外形は、矩形状である。
図1に例示する構成において、発光装置100Aは、枠体180を有する。図2は、光源ユニット320を光学セグメント110の上面110a側から見たときの外観の一例を示す。図2に示すように、枠体180は、複数の光学セグメント110の二次元配列を取り囲む形状を有する。枠体180の中央に設けられる開口の形状および寸法は、典型的には、複数の光学セグメント110の集合によって形成される矩形状の外形に概ね一致するように設計され、したがって、枠体180は、複数の光学セグメント110の、上面200a上での動きを規制する規制構造として機能し得る。光源ユニット320を収容するバックシャーシの一部が枠体180として機能することもあり得る。
図1および図2に示すように、発光装置100Aは、光学セグメント110の上面110a側に第1光拡散構造191をさらに有する。第1光拡散構造191は、透光性を有し、複数の光学セグメント110の二次元配列の外周に沿って延びる形状を有する。なお、本明細書における「透光性」および「透光」の用語は、入射した光に対して拡散性を示すことをも包含するように解釈され、「透明」であることに限定されない。
図1および図2に示すように、ここでは、第1光拡散構造191は、複数の光学セグメント110の上面110aによって規定される矩形状の各辺に沿って延びる複数の三角柱状の構造を含み、全体として、中央に開口を有する矩形状を有する。図2に模式的に示すように、第1光拡散構造191の一部は、枠体180の上面180a上に位置し、第1光拡散構造191の他の一部は、複数の光学セグメント110のうち、一部の光学セグメント110の上面110a上に位置する。すなわち、第1光拡散構造191は、複数の光学セグメント110の二次元配列の外側に位置する部分を含む。
本開示の実施形態によれば、複数の光学セグメント110の上面110aの集合が、発光装置において光が出射される発光面を構成する。後に詳しく説明するように、各光学セグメント110の上面110aとは反対側において複数の発光素子が光学セグメント110の導光板上に配置される。換言すれば、各光学セグメント110において、複数の発光素子は、基本的に導光板から離間して配置されない。本開示の実施形態によれば、各発光素子からの光を導光板によって拡散させてから光学セグメント110の上面110aから出射させることができるので、発光素子の直上において局所的に高い輝度が生じるといった輝度ムラの発生を抑制可能であり、厚さが低減された光源装置を提供することが可能になる。
また、本開示の実施形態によれば、複数の光学セグメント110の上面110aの集合が発光面を構成するので、光学セグメント110の配置を変更したり、発光装置に含まれる光学セグメント110の数を変更したりすることにより、スクリーンサイズの異なる複数種の液晶パネルに容易に発光装置を適用できる。すなわち、光学セグメント110中の導光板等に関する光学計算をやり直したり、導光板を形成するための金型を再製作したりする必要なく、スクリーンサイズの変更に対して柔軟に対応することが可能である。そのため、スクリーンサイズの変更に対して製造コストおよびリードタイムの増大を招来させずに済む。
特に、本開示の実施形態によれば、発光装置が光学セグメント110の上面110a側に第1光拡散構造を有するので、複数の光学セグメント110の二次元配列の外縁における配光をより外側に拡大し得る。したがって、光学セグメント110の配置または数の変更だけでは対応できないようなスクリーンサイズの液晶パネルに対しても、発光装置の適用の可能性をより広げることができる。
以下、発光装置100Aの各構成要素をより詳細に説明する。
[光学セグメント110]
図3は、発光装置100Aを光学セグメント110の上面110aに垂直に切断したときの断面の一部を拡大して模式的に示し、図4は、光学セグメント110を上面110a側から見たときの外観の一例を示す。
各光学セグメント110は、上面120a(第1面)および上面120aとは反対側の下面120b(第2面)を有する導光板120と、導光板120の下面120b側に位置する複数の発光素子130とを含む。導光板120の上面120aは、図1、図2に示す光学セグメント110の上面110aを構成する。図3に例示する構成において、各光学セグメント110は、導光板120の下面120b側に光反射部材150および配線160を有する。
[導光板120]
導光板120は、アクリル、ポリカーボネート、環状ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル等の熱可塑性樹脂、エポキシ、シリコーン等の熱硬化性樹脂、または、ガラスから形成され、透光性を有する。導光板120は、発光素子130からの光を拡散させて上面120aから出射させる機能を有する。導光板120の形成には、射出成型のほか、トランスファーモールド、熱転写等も適用し得る。上述した材料のうち、熱可塑性の樹脂材料は、射出成型によって効率よく導光板120を製造可能であるので有利である。特に、ポリカーボネートは、安価でありながら、高い透明度を得ることが可能である。導光板120は、例えば、母材とは異なる屈折率を有する材料が母材中に分散させられることによって光拡散機能が付与されてもよい。
図3および図4に例示する構成において、各光学セグメント110の導光板120は、上面120aに複数の光拡散部122を有する。図4に示すように、ここでは、光拡散部122は、上面120aにおいて4行4列の二次元配列を有し、各光学セグメント110に含まれる複数の発光素子130の各々は、複数の光拡散部122のうち対応する1つの直下に位置する。
光拡散部122は、発光素子130から出射されて導光板120に入射した光を例えば空気層との界面で反射させて導光板120の面内に拡散させる。導光板120の上面120aに光拡散部122を設けることにより、上面120aのうち、発光素子130の直上以外の領域における輝度が向上し、光学セグメント110の上面110aにおける輝度ムラがより効果的に抑制され得る。すなわち、光拡散部122は、導光板120の薄化に貢献する。導光板120の厚さは、典型的には、0.1mm以上5mm以下程度であり、特に、本開示の実施形態によれば、0.5mm以上3mm以下程度の範囲とすることも可能である。
この例では、光拡散部122は、円錐状の凹部の形で上面120aに設けられており、光拡散部122を構成する傾斜面122bとの空気層との界面で光を反射させる。もちろん、光拡散部122の形状は、円錐形状に限定されない。光拡散部122の形状は、四角錐、六角錐等の多角錐形状等であってもよい。また、傾斜面122bの断面視における形状は、直線状に限定されず、曲線状であってもよいし、屈曲、段差を含む形状であってもよい。導光板120本体の材料とは屈折率の異なる材料で光拡散部122の内部が充填されていてもよい。あるいは、傾斜面122b上に、金属等の反射膜、白色樹脂層等の光反射性の部材が配置されていてもよい。
導光板120は、単層であってもよく、複数の透光性の層を含む積層構造を有していてもよい。複数の透光性の層を積層する場合には、任意の層間に空気層等の、他とは屈折率の異なる層を介在させてもよい。積層構造の任意の層間に例えば空気層を介在させることにより、発光素子130からの光をより拡散させやすくなり、輝度ムラをより低減し得る。
導光板120の上面120aの矩形状の一辺の長さは、例えば1cm以上200cm以下の範囲であり得る。本開示の典型的な実施形態では、導光板120の上面120aの矩形状の一辺は、20mm以上25mm以下の長さを有する。
この例では、導光板120は、さらに、下面120b側に複数の凹部124を有する。図3に示すように、複数の凹部124の各々は、複数の光拡散部122のうち対応する1つの反対側に位置し、ここでは、これら凹部124内に波長変換部材140が配置されている。波長変換部材140は、凹部124の深さと同程度の厚さを有し得る。
凹部124は、例えば四角柱形状を有する。四角柱形状の対角線の長さは、例えば、0.05mm以上10mm以下とすることができ、好ましくは、0.1mm以上1mm以下である。四角柱形状の対角線の長さは、上面120a側に設けられた凹部の円錐形状の底面の直径とほぼ同じであってもよい。もちろん、凹部124の形状および大きさは、この例に限定されず、適宜に決定してよい。凹部124の平面視における形状の典型例は、矩形状、多角形状または円形状である。導光板120の下面120bにおいて複数の凹部124が均等に配置されている場合には、発光素子130から均等に光を広げる観点から、凹部124の平面視における形状が円形状であると有益である。凹部124が例えば円柱形状を有する場合、円柱形状の底面の直径は、上面120a側に設けられた凹部の円錐形状の底面の直径とほぼ同じであってもよい。
上面120a側および下面120b側のそれぞれに凹部を有する構造は、例えば射出成型を適用する場合、キャビティの内側に向けて突出する凸部を金型の所定の位置に設けておくことによって得ることができる。このような手法によれば、上面120a側の凹部と、下面120b側の凹部とを一括して形成できるので、上面120a側の凹部と、下面120b側の凹部との間の位置ずれの発生を回避し得る。光拡散部122が凹部の形で上面120aに設けられる場合、下面120bに位置する凹部124の深さは、光拡散部122に到達しない限りにおいて適宜に設定され得る。凹部124の深さは、例えば、0.05mm以上4mm以下の範囲であり、好ましくは、0.1mm以上1mm以下である。
なお、図3に例示する構成において、導光板120の上面120aのうち光拡散部122以外の領域、および、下面120bのうち凹部124以外の領域は、平坦な面である。しかしながら、導光板120の上面120aおよび下面120bの形状は、この例に限定されず、例えば、光拡散部122および凹部124を除く領域に、光を拡散または反射させる構造が形成されていてもよい。例えば、光拡散部122および凹部124を除く領域に微細な凹凸パターンを設けたり、光拡散部122および凹部124を除く領域を粗面としたりしてもよい。
[発光素子130]
図4に示すように、この例では、各光学セグメント110は、4行4列に配置された16個の発光素子130を含む。図3に示すように、ここでは、複数の発光素子130の各々は、導光板120の下面120bに設けられた各凹部124内に配置された波長変換部材140のうち、対応する1つに接合される。
発光素子130の典型例は、LEDである。図3に例示する構成おいて、発光素子130は、素子本体132と、発光素子130の上面130aとは反対側に位置する電極134とを有する。素子本体132は、例えば、サファイアまたは窒化ガリウム等の支持基板と、支持基板上の半導体積層構造とを含む。半導体積層構造は、活性層と、活性層を挟むn型半導体層およびp型半導体層とを含む。半導体積層構造は、紫外〜可視域の発光が可能な窒化物半導体(InxAlyGa1-x-yN、0≦x、0≦y、x+y≦1)を含んでいてもよい。なお、ここでは、発光素子130の上面130aは、素子本体132の上面に一致している。電極134は、正極および負極の組であり、半導体積層構造に所定の電流を供給する機能を有する。
図4に模式的に示すように、発光素子130の上面視における形状は、典型的には、矩形状である。発光素子130の矩形状の一辺の長さは、例えば1000μm以下である。発光素子130の矩形状の縦および横の寸法は、500μm以下であってもよい。縦および横の寸法が500μm以下の発光素子は、安価に調達しやすい。あるいは、発光素子130の矩形状の縦および横の寸法は、200μm以下であってもよい。発光素子130の矩形状の一辺の長さが小さいと、液晶表示装置のバックライトユニットへの適用において、高精細な映像の表現、ローカルディミング動作等に有利である。特に、縦および横の両方の寸法が250μm以下であるような発光素子は、上面の面積が小さくなるので発光素子の側面からの光の出射量が相対的に大きくなる。すなわち、光軸を0°として、0°よりも配光角の絶対値が大きい角度において発光強度が高い発光強度分布で定義されるバットウィング型の配光特性を得やすい。
発光素子130の上面視における形状は、長方形状であり得る。発光素子130が上面視において長方形状を有すると、発光素子130の上面130aの反対側において正極と負極とを互いに離して形成することができ、後述する配線160の形成が容易になる。
図4に示すように、複数の発光素子130は、例えば、直交する二方向(例えばx方向およびy方向)に沿って二次元に配列される。発光素子130の配置ピッチは、例えば0.05mm以上20mm以下程度とすることができ、1mm以上10mm以下程度の範囲であってもよい。ここで、発光素子130の配置ピッチとは、発光素子130の光軸間の距離である。発光素子130は、等間隔に配置されてもよいし、不等間隔で配置されてもよい。発光素子130の配置ピッチは、互いに異なる二方向の間で同じであってもよいし、異なっていてもよい。発光素子130の数および配置は、図4に示す例に限定されず、任意の数および配置を採用し得る。
複数の発光素子130の各々は、青色光を出射する素子であってもよいし、白色光を出射する素子であってもよい。また、複数の発光素子130は、互いに異なる色の光を発する素子を含んでいてもよい。例えば、複数の発光素子130が、赤色光を出射する素子、青色光を出射する素子および緑色光を出射する素子を含んでいてもよい。以下では、発光素子130として、青色光を出射するLEDを例示する。
[波長変換部材140]
上述したように、この例では、光学セグメント110は、複数の発光素子130に対応して複数の波長変換部材140を含む。波長変換部材140は、典型的には、樹脂中に蛍光体の粒子が分散された部材である。波長変換部材140は、発光素子130から出射された光の少なくとも一部を吸収し、発光素子130からの光の波長とは異なる波長の光を発する。例えば、波長変換部材140は、発光素子130からの青色光の一部を波長変換して黄色光を発する。このような構成によれば、波長変換部材140を通過した青色光と、波長変換部材140から発せられた黄色光との混色によって、白色光が得られる。図3に例示するように、波長変換部材140の各々に発光素子130を配置する構成によれば、発光素子130からの光を波長変換部材140に入射させてから導光板120内で拡散でき、したがって、色ムラの発生を抑制して光の均一化に有利である。
波長変換部材140は、波長変換物質である蛍光体等の粒子が分散された樹脂組成物を、スキージー等を用いて導光板120の凹部124内に配置後、樹脂組成物を硬化させることによって形成できる。あるいは、蛍光体等の粒子が分散された板状の樹脂片を凹部124内に接着することにより、複数の波長変換部材140が下面120b側に島状に現れるように複数の波長変換部材140を凹部124内に配置してもよい。樹脂片は、射出成型、圧縮成型、トランスファーモールド等によって得ることができ、蛍光体等の粒子が分散された樹脂組成物をシート状に成形した後、切断、パンチング等によって得ることも可能である。導光板120の下面120bに凹部124を設け、各凹部124内に波長変換部材140を形成することにより、複数の発光素子130に共通して単一の層の形で波長変換部材を形成する場合と比較して、波長変換部材の材料を節約し得る。
導光板120の下面120bに凹部124を設けずに、下面120b上に複数の波長変換部材を島状に形成してもよい。この場合、ポッティング、印刷、スプレー等の方法によって波長変換部材を形成し得る。ただし、発光装置100Aをより薄くする観点からは、図3に示すように、凹部124内に波長変換部材140を配置する方が有利である。
蛍光体等の粒子を分散させる樹脂としては、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、ユリア樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂もしくはフッ素樹脂、または、これらの樹脂の2種以上を含む樹脂を用いることができる。波長変換部材140の母材は、ガラスであってもよい。波長変換部材140に効率的に光を導入する観点からは、波長変換部材140の母材が導光板120の材料よりも高い屈折率を有すると有益である。波長変換部材140の材料に母材とは屈折率の異なる材料を分散させることにより、波長変換部材140に光拡散の機能を付与してもよい。例えば、波長変換部材140の母材に、二酸化チタン、酸化ケイ素等の粒子を分散させてもよい。
蛍光体には、公知の材料を適用することができる。蛍光体の例は、YAG系蛍光体、KSF系蛍光体等のフッ化物系蛍光体およびCASN等の窒化物系蛍光体、βサイアロン蛍光体等である。YAG系蛍光体は、青色光を黄色光に変換する波長変換物質の例であり、KSF系蛍光体およびCASNは、青色光を赤色光に変換する波長変換物質の例であり、βサイアロン蛍光体は、青色光を緑色光に変換する波長変換物質の例である。蛍光体は、量子ドット蛍光体であってもよい。なお、波長変換部材140に含まれる蛍光体が同一の光学セグメント110内で共通であることは必須ではない。例えば、入射した青色光を黄色光に変換する波長変換部、入射した青色光を緑色光に変換する波長変換部、入射した青色光を赤色光に変換する波長変換部が単一の光学セグメント110中に混在されてもかまわない。
[導光部材170]
図5は、光学セグメント110に含まれる発光素子130のうちの1つとその周辺とを拡大して示す。図示する例において、発光素子130は、導光部材170を介して波長変換部材140に接合されている。図5に示すように、導光部材170の一部は、発光素子130の側面130cの少なくとも一部を覆う。導光部材170は、典型的には、発光素子130の上面130aと、波長変換部材140の発光素子130側の下面140bとの間に位置する部分を有する。
導光部材170は、透光性の構造であり、発光素子130の発光ピーク波長を有する光に対して、60%以上の透過率を有する。光を有効に利用する観点から、発光素子130の発光ピーク波長における導光部材170の透過率が70%以上であると有益であり、80%以上であるとより有益である。
本実施形態では、複数の波長変換部材140に対応させて各波長変換部材140上に1つの導光部材170が配置される。これにより、複数の導光部材170の1つによって波長変換部材140のうち対応する1つに発光素子130を接合することができる。各発光素子130に対応させて導光部材170を設けることにより、発光素子130が発する光のうち、発光素子130の側面130cから出る光の一部を導光部材170に入射させることができる。導光部材170に入射した光は、後述する光反射部材150と導光部材170との界面の位置で発光素子130の上方に向けて反射され、波長変換部材140に入射する。すなわち、導光部材170を設けることにより、波長変換部材140および導光板120を介して導光板120の上面120aから取り出される光が増加し、結果として光の取出し効率が向上する。
導光部材170が発光素子130の側面130cのより多くの領域を覆うと、より多くの光を発光素子130の上方に導くことができるので有益である。導光部材170は、発光素子130の素子本体132の下端から上端までの全体を覆っていてもよい。なお、断面視における導光部材170の外面、すなわち、光反射部材150と導光部材170との界面の形状は、図5に示すような直線状に限定されない。導光部材170の外面の断面視における形状は、折れ線状、発光素子130に近づく方向に凸の曲線状、発光素子130から離れる方向に凸の曲線状等であってもよい。
複数の導光部材170の各々は、波長変換部材140の下面140b上に導光部材170の材料をディスペンサ等によって付与し、付与された材料上に発光素子130を配置して、付与された材料を硬化させることにより形成することができる。導光部材170の材料としては、透明な樹脂材料を母材として含む樹脂組成物を用いることができる。導光部材170の母材の典型例は、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂である。導光部材170の母材として、シリコーン樹脂、シリコーン変性樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリメチルペンテン樹脂もしくはポリノルボルネン樹脂、または、これらの2種以上を含む材料を用いてもよい。導光部材170の材料に、例えば母材とは屈折率の異なる材料を分散させておいてもよい。
導光部材170の材料の粘度および量等を調整することにより、波長変換部材140の下面140b上への付与の工程において、導光部材170の材料が上面視において波長変換部材140の外縁を越えて拡がらないようにすることが有益である。導光部材の外縁が、上面視において波長変換部材140の外縁を越えるような形状であると、波長変換部材140を経由せずに導光部材から導光板120に直接に入射する光が生じ得る。このような光は、発光面において輝度ムラおよび色ムラを生じさせる原因となり得る。上面視における導光部材170のサイズが波長変換部材140のサイズを上回らないようにすることにより、波長変換部材140を経由せずに導光板120に直接に入射する光の発生を回避して輝度ムラおよび/または色ムラの発生を抑制し得る。
また、ここでは、導光板120の下面120b側において、導光板120の上面120aに位置する光拡散部122の各々の反対側に凹部124を設け、凹部124内に波長変換部材140を配置している。すなわち、本実施形態では、発光素子130の各々は、導光板120の下面120b側において複数の光拡散部122のうち対応する1つの直下の位置に、導光部材170によって固定されている。
図3および図5に例示するように波長変換部材140の各々上に発光素子130を配置する構成によれば、光拡散部122の直下にある波長変換部材140の位置を基準として、導光板120の下面120b側に発光素子130を配置し得る。換言すれば、例えば波長変換部材140を発光素子130の位置決めに利用して、導光板120の下面120b側の所望の位置に発光素子130をより確実に固定し得る。特に、ここでは、光拡散部122の直下の位置に凹部124が設けられているので、光拡散部122の、円錐形状の頂点を通り底面に垂直な軸に発光素子130の光軸Nが概ね一致するように発光素子130を配置し得る。上面視において例えば光拡散部122の中心と発光素子130の中心とが概ね一致するように導光板120に対して複数の発光素子130を配置することにより、複数の発光素子が配置された基板の上方に拡散板を配置する従来の構成と比較して、発光素子130と導光板120との間の位置ずれを抑制できる。さらに、光拡散部122によってより均一に発光素子130からの光を導光板120の面内に拡散させることが可能になる。
[光反射部材150]
光反射部材150は、光反射性の材料から形成され、導光板120の下面120b側に位置する層状の構造である。本明細書において、「光反射性」とは、発光素子130の発光ピーク波長における反射率が60%以上であることを指す。光反射部材150の、発光素子130の発光ピーク波長における反射率が70%以上であるとより有益であり、80%以上であるとさらに有益である。光反射部材150が白色を有すると有益である。
図5に模式的に示すように、光反射部材150は、導光部材170の外面と、発光素子130の側面130cのうち導光部材170によって覆われていない部分とを覆う。また、光反射部材150は、発光素子130の素子本体132の下面のうち、電極134が配置された領域を除く領域をも覆う。なお、電極134の下面は、光反射部材150の下面150bから露出される。発光素子130の素子本体132の下面のうち、電極134が配置された領域を除く領域を光反射部材150によって覆うことにより、光反射部材150の下面150b側への光の漏れを抑制して光の取出し効率を向上させ得る。また、導光板120の下面120b側に層状に光反射部材150を形成することにより、波長変換部材140上からの発光素子130の脱落の防止、導光板120の補強等の効果も期待できる。
光反射部材150の材料としては、例えば光反射性のフィラーが分散された樹脂材料を用いることができる。光反射部材150を形成するための樹脂材料の母材としては、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、BTレジン、ポリフタルアミド(PPA)等を用い得る。光反射性のフィラーとしては、金属の粒子、または、光反射性のフィラーを分散させる母材よりも高い屈折率を有する無機材料もしくは有機材料の粒子を用いることができる。光反射性のフィラーの例は、二酸化チタン、酸化ケイ素、二酸化ジルコニウム、チタン酸カリウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、ムライト、酸化ニオブ、硫酸バリウムの粒子、または、酸化イットリウムおよび酸化ガドリニウム等の各種希土類酸化物の粒子等である。
例えば、導光部材170および発光素子130が埋め込まれるように導光板120の下面120bに光反射部材150の材料を付与した後、付与された材料を硬化させる。その後、研削加工等によって、光反射部材150の材料の硬化によって得られた光反射性の樹脂層の表面から電極134の下面を露出させることにより、光反射部材150を形成することができる。導光部材170および発光素子130を覆う光反射性の樹脂層の形成には、例えばトランスファーモールド、圧縮成型、スプレー塗布、印刷、ポッティング等の各種の方法を適用できる。なお、導光板120の下面120b側に凹部124を設けずに、複数の波長変換部材を下面120b上に島状に形成した場合には、これら波長変換部材をも覆うように光反射性の樹脂層を形成し、樹脂層から電極134を露出させればよい。
[配線160]
配線160は、光反射部材150の下面150b上に設けられ、各発光素子130の電極134に電気的に接続される。配線160は、各発光素子130に所定の電流を供給する機能を有する。各光学セグメント110に配線160を設けることにより、例えば各光学セグメント110中の複数の発光素子130同士を配線160によって電気的に接続することができる。すなわち、発光素子130を例えば光学セグメント110の単位で駆動させ、発光装置100Aをローカルディミング動作させることができる。また、光反射部材150の下面150b上に配線160を設けることにより、支持基板200上の配線に対する配線160の接続によって、光学セグメント110中の発光素子130と支持基板200との間の電気的接続を形成することができる。すなわち、配線基板に対して発光素子ごとに正極および負極を接続する構成と比較して、発光装置100Aを支持基板200に対してより容易に実装し得る。
図6は、配線160の配線パターンの一例を示す。簡単のために、図6では、発光装置100Aに含まれる複数の光学セグメント110のうちの4つを取り出してそれらの電気的接続を模式的に示している。
図6に例示する構成において、発光装置100Aは、光学セグメント110ごとに配線160を有し、各光学セグメント110の配線160は、光学セグメント110に含まれる複数の発光素子130を互いに電気的に接続している。ここでは、各光学セグメント110の配線160は、4個の発光素子130を直列に接続し、かつ、直列に接続された発光素子130の4個の群を並列に接続している。
図6に示すように、これら配線160の各々は、発光素子130を駆動するドライバ210に接続され得る。ドライバ210は、支持基板200上に配置されて配線160に電気的に接続されてもよいし、支持基板200とは別個の基板上に配置されて配線160に電気的に接続されてもよい。このような回路構成のもとでは、16個の発光素子130を含む光学セグメント110を単位とするローカルディミング動作が可能である。もちろん、配線160による複数の発光素子130の接続は、図6に示す例に限定されず、光学セグメント110中の各発光素子130が独立して駆動するように接続されていてもよい。あるいは、光学セグメント110に含まれる発光素子130を複数の群に分割し、複数の発光素子130を含む群の単位で発光素子130を駆動可能に複数の発光素子130を電気的に接続してもよい。
各光学セグメント110の配線160は、例えば光反射部材150の形成後に、スパッタリング等によって光反射部材150の下面150b上に金属膜を形成し、例えばレーザアブレーションによって金属膜をパターニングすることによって形成可能である。金属膜は、積層膜の形で光反射部材150の下面150b上に形成されてもよい。例えば、Cu、NiおよびAuを順次に堆積することにより、光反射部材150の下面150b上に金属膜を形成してもよい。
[第1光拡散構造191]
図1に示すように、第1光拡散構造191は、発光装置100Aの上面側、すなわち、導光板120の上面120aに位置し、光学セグメント110の二次元配列が矩形状の外形を有することに対応して、枠形状を有する。第1光拡散構造191は、上述の枠体180の上面180aに接着されることにより枠体180に固定されてもよい。第1光拡散構造191は、光学セグメント110の二次元配列において最も外側に位置する光学セグメント110の上面110aからの光の配光をより外側の領域に拡大させる。
第1光拡散構造191は、透光性を有し、射出成型、トランスファーモールド等により形成され得る。第1光拡散構造191の材料の典型例は、アクリル、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂である。第1光拡散構造191の材料として、導光板120の材料と共通の材料を用いてもよい。第1光拡散構造191の材料が導光板120の材料と同等かそれ以上の屈折率を有すると有益である。第1光拡散構造191は、母材とは異なる屈折率を有する材料が母材中に分散されることにより、光拡散機能が付与されていてもよい。
上述の例では、第1光拡散構造191は、光学セグメント110の二次元配列によって形成される矩形状の四辺に沿って三角柱状の光拡散構造を結合させた構造を有している。しかしながら、第1光拡散構造191を光学セグメント110の上面110aおよび光学セグメント110の二次元配列の矩形状の辺に垂直に切断したときの断面形状は、三角形に限定されない。図7〜図10は、第1光拡散構造191の断面形状の例を示す。
第1光拡散構造191の断面形状は、図7に示すような台形状であってもよいし、図8に示すような半円状あるいは半楕円状であってもよい。図8からわかるように、第1光拡散構造191の延びる方向に垂直な断面における第1光拡散構造191の外形は、曲線状であってもかまわない。第1光拡散構造191は、図9に示すように、複数の凸部を含んでいてもよいし、図10に示すように、第1光拡散構造191の表面が微細な凹凸を有していてもよい。このように、第1光拡散構造191の断面形状としては任意の形状を採用し得る。第1光拡散構造191の幅も、仕様に応じて任意に決定してよい。
上述したように、本開示の実施形態では、複数の発光素子130が、各光学セグメント110において導光板120の下面120b側に接合される。そのため、複数のLEDから間隔をあけて導光板等を配置する従来の構成と比較して、より厚さの低減された発光装置を提供し得る。なお、特に直下型の液晶表示装置では、液晶パネルとバックライトユニットとの間の距離が小さくなるために、バックライトユニットの発光面上の輝度ムラが液晶表示装置の輝度ムラとして現れやすい。本開示の実施形態では、複数の発光素子130の上面130aから導光板120の上面120aまでの距離が従来と比較して縮小されるが、各発光素子130からの光を導光板120によって拡散させてから光学セグメント110の上面110aから出射させるので、発光面に輝度ムラが生じにくい。光拡散部122も、輝度ムラの抑制に貢献する。
本開示の実施形態によれば、例えば、光反射部材150を含めた構造の厚さ、換言すれば、支持基板200の上面200aから光学セグメントの上面110aまでの距離を5mm以下、3mm以下または1mm以下に縮小し得る。支持基板200の上面200aから光学セグメントの上面110aまでの距離は、0.7mm以上1.1mm以下程度であり得る。
また、発光素子130が配線基板側ではなく光学セグメント110側に予め固定されるので、発光素子130と導光板120の光拡散部122との間の位置ずれの発生を抑制し得る。さらに、光学セグメント110の上面110aからは波長変換部材140および/または導光板120によって拡散させられた光が出射されるので、より均一な光を実現し得る。
なお、図7〜図10に示す例では、光学セグメント110の配線160は、支持基板200の上面200a上に設けられた配線212に電気的に接続されている。配線212は、5〜50μm程度の厚さを有する例えば銅配線である。例えば配線212上に導電材料を付与しておき、支持基板200上に光学セグメント110を配置した後に加熱および加圧によって導電材料を溶融させ、導電材料を介して光学セグメント110の配線160と支持基板200の配線212とを互いに電気的に接続することができる。支持基板200に対する光学セグメント110の固定の方法は、特定の方法に限定されず、例えば、接着層を有するシートによって光学セグメント110を支持基板200に固定してもよい。支持基板200は、リジッド基板であってもよく、フレキシブル基板であってもよい。
[光学セグメント110の組み換えによるスクリーンサイズの変更]
本開示の実施形態によれば、さらに、光学セグメント110の配列の変更により、多様なスクリーンサイズに対応することが可能である。以下、この点を説明する。
図11は、光学セグメント110の二次元配列の一例を示す。図11は、光学セグメント110の二次元配列を光学セグメント110の上面110a側から見た外観を模式的に示しており、図面が過度に複雑となることを避けるために、枠体180および支持基板200等の図示が省略されている。
図11は、合計128個の光学セグメント110を8行16列に配置した例を示している。図示する例において、上面視における光学セグメント110の縦方向の長さLおよび横方向の長さWは、例えば、それぞれおよそ24.3mmおよび21.5mmである。したがって、図11に示す光学セグメント110の配列は、アスペクト比が16:9の、15.6インチのスクリーンサイズに適合している。例えば、図11に示す光学セグメント110の配列は、15.6インチのスクリーンサイズを有するラップトップパソコンのバックライトユニットに好適に用いることができる。
図12は、図11に示す光学セグメント110のセットをさらに2行2列に配列した構成を示す。この場合、合計512個の光学セグメント110により、アスペクト比が16:9の、31.2インチのスクリーンサイズに適合した面光源を構成することができる。例えば、図12に示す光学セグメント110の配列は、液晶テレビのバックライトユニット等に用いることができる。
このように、複数の光学セグメント110の組み合わせによって発光面を構成する手法によれば、スクリーンサイズに応じて光学系の設計をやり直したり、拡散板の形成のための金型を再製作したりすることなく、多様なスクリーンサイズの液晶パネルに柔軟に対応することが可能になる。すなわち、スクリーンサイズに適合したバックライトユニットを低コストかつ短納期で提供し得る。また、仮に、断線等により点灯しない発光素子が存在した場合であっても、不具合が生じた発光素子を含む光学セグメントを交換すれば済むという利点も得られる。
ただし、表示装置の仕様によっては、複数の光学セグメント110の組み合わせによって得られる矩形状よりも僅かに大きな発光エリアが要求されることがあり得る。例えば、アスペクト比が16:9の、31.5インチのスクリーンサイズに適合した面光源が要求されることも想定され得る。図12中の二点鎖線SSは、31.5インチのスクリーンサイズの外縁の位置を模式的に示している。
図13は、図12に示す光学セグメント110の配列に加えて第1光拡散構造191を有する構成を示す。図13に例示する構成によれば、第1光拡散構造191により、光学セグメント110の上面110aからの光を光学セグメント110の二次元配列の外側に向けてより拡大することができる。すなわち、光学セグメント110の数を増加させることなく、光学セグメント110の二次元配列の外側の領域における輝度を補償することができ、図13に例示する構成を、31.5インチのスクリーンサイズを有する液晶表示装置のバックライトユニットに適用可能である。
また、例えば、光学セグメント110が、上面視において縦方向に関しておよそ23.0mmの長さを有し、横方向に関しておよそ20.9mmの長さを有する場合、このような光学セグメント110を3行6列に配列することにより、アスペクト比が16:9の、5.8インチのスクリーンサイズよりもやや小さな発光面積が得られる。このような光学セグメント110の配列に第1光拡散構造191を組み合わせることにより、アスペクト比が16:9の、5.8インチのスクリーンサイズに適合したバックライトユニットを実現することができる。
なお、第1光拡散構造191の形状は、図1および図2に示すような枠形状に限定されない。例えば、図14に例示する構成において、発光装置100Gは、合計18個の光学セグメント110と、第1光拡散構造191Aとを含む。この例では、光学セグメント110は、3行6列の配列を有し、第1光拡散構造191Aは、これら光学セグメント110の配列の外縁によって規定される矩形状の短辺のうちの1つに沿って直線状に延びている。また、図15に示す発光装置100Hは、3行6列に配列された複数の光学セグメント110と、第1光拡散構造191Bとを含む。図15に示す例では、第1光拡散構造191Bは、光学セグメント110の配列の外縁によって規定される矩形状の短辺のうちの1つに沿って直線状に延びる第1部分191Baと、矩形状の短辺の他の1つに沿って直線状に延びる第2部分191Bbとを有する。
このような構成によれば、光学セグメント110の上面110aからの光の配光を、光学セグメント110の配列の外縁によって規定される矩形状の長辺に平行な方向に関してより外側の領域に拡大させることができる。図14または図15に例示する構成により、例えば、アスペクト比が18.5:9の、6.2インチのスクリーンサイズに適合したバックライトユニットを実現することができる。また、例えば、合計84個の光学セグメント110を7行12列に配列して上述の第1光拡散構造191を適用することにより、アスペクト比が16:10の、12.1インチのスクリーンサイズに適合したバックライトユニットを実現することも可能である。このように、本開示の実施形態によれば、光学セグメント110の配置または数の変更だけでは対応できないようなスクリーンサイズの液晶パネル等に対しても発光装置を適用し得る。
なお、第1光拡散構造191A、ならびに、第1光拡散構造191Bの第1部分191Baおよび第2部分191Bbは、例えば三角柱の形状を有する。しかしながら、第1光拡散構造191A、第1光拡散構造191Bの第1部分191Baおよび第2部分191Bbのそれぞれに関して、これらの延びる方向に垂直な断面における外形は、任意である。
[第2光拡散構造192]
図16に示す発光装置100Bは、図1等を参照して説明した発光装置100Aと比較して、光学セグメント110の上面110a側に位置する第2光拡散構造192をさらに有する。
第2光拡散構造192は、第1光拡散構造191と同様の透光性の構造であり、例えばトランスファーモールド等によって形成される。第2光拡散構造192の材料としては、第1光拡散構造191の材料と同様の材料を用い得る。
図16に例示する構成において、第2光拡散構造192は、導光板120の上面120a側において、互いに隣接する光学セグメント110の境界を跨ぐようにして、光学セグメント110間に形成される境界に沿って延びている。換言すれば、この例では、第2光拡散構造192は、上面視においてグリッド状の形状を有している。第2光拡散構造192は、第1光拡散構造191と一体的に形成されてもよいし、第1光拡散構造191とは別個の部材として形成し、光学セグメント110の上面110a側に配置されてもよい。
複数の光学セグメント110を組み合わせた構成においては、光学セグメント110上の領域と比較して光学セグメント110の境界の直上の輝度が若干低下する可能性がある。図16に例示するように、光学セグメント110間に形成される境界上に第2光拡散構造192を配置することにより、境界の直上の輝度を向上させ、光学セグメント110の境界をより目立たなくし得る。すなわち、第2光拡散構造192は、より均一な光の実現に貢献する。
図16に示す例では、第2光拡散構造192は、第1光拡散構造191と同様の三角柱状の構造の形で光学セグメント110の上面110a側に形成されている。しかしながら、第2光拡散構造192の形状は、この例に限定されない。第2光拡散構造192の形状としては、第1光拡散構造191と同様に任意の形状を採用し得る。第2光拡散構造192の断面形状と第1光拡散構造191の断面形状とが共通である必要もない。また、ここでは、光学セグメント110間に形成される全ての境界上に第2光拡散構造192が配置した例を示しているが、光学セグメント110間に形成される全ての境界上に第2光拡散構造192が配置されることは必須ではない。
[導光枠182]
図17に示す発光装置100Cは、図1等を参照して説明した発光装置100Aと比較して、光学セグメント110の二次元配列を取り囲む透光性の導光枠182を有する。この例では、導光枠182の外縁の位置は、第1光拡散構造191の外縁の位置に一致している。
導光枠182は、トランスファーモールド等によって形成し得る。あるいは、光学セグメント110の配列後に、ディスペンサ等によって、光学セグメント110の二次元配列を取り囲むようにして導光枠182の材料を光学セグメント110の側面に付与し、付与した材料を硬化させることにより導光枠182を形成してもよい。導光枠182は、光学セグメント110に接合された透光構造であってもよい。導光枠182の材料としては、導光部材170と同様の材料、例えばエポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。導光枠182の母材として、導光板120の材料と同等かそれ以上の屈折率を有する材料を用いることができると有益である。
光学セグメント110の二次元配列の外周に導光枠182を配置することにより、遮光性の枠体を用いる場合と比較して、より効果的に発光エリアを拡大し得る。導光枠182に光拡散機能が付与されていてもよい。
図17に例示する構成において、第1光拡散構造191の一部は、導光枠182の上面182a上に位置し、導光枠182の上面182aの全体を覆っている。第1光拡散構造191の他の一部は、光学セグメント110の上面110a上に位置する。上面視において、導光枠182の大きさは、第1光拡散構造191の大きさと同じか、あるいは、第1光拡散構造191の大きさよりも小さく、導光枠182の外縁が第1光拡散構造191の外縁を越えないことが有益である。これにより、導光板120の上面120aと下面120bとの間に位置する側面120cから出る光を導光枠182を介して効率的に第1光拡散構造191に入射させることができる。
[導光構造184]
図18は、複数の光学セグメント110の二次元配列の一部を取り出してその断面を拡大して模式的に示している。図18に示す発光装置100Dは、互いに隣接する光学セグメント110間に透光性の導光構造184を有する。
上述の各例において、各光学セグメント110は、支持基板200に対して物理的に固定され、行方向または列方向において隣接する2つの光学セグメント110は、典型的には、互いに直接に接触している。しかしながら、隣接する2つの光学セグメント110が互いに直接に接触するようにして二次元配列が形成されることは必須ではなく、図18に例示するように、光学セグメント110間に導光構造184のような、互いに隣接する2つの光学セグメント110を互いに光学的に結合する機能を有する構造が介在されてもよい。互いに隣接する2つの光学セグメント110間に導光構造184を配置することにより、二次元配列における光学セグメント110の間隔を拡大することができ、したがって、より大きな発光エリアを得やすい。
導光構造184は、例えば、光学セグメント110の側面に透光性の接着剤を付与した後、付与した接着剤を硬化させることによって形成できる。あるいは、互いに間隔をあけて支持基板200上に配置した光学セグメント110の間の領域を透光性の樹脂材料で充填後、樹脂材料を硬化させることによっても導光構造184を形成し得る。導光構造184の材料としては、導光部材170と同様の材料を用いることができる。導光構造184の母材として、導光板120の材料と同等かそれ以上の屈折率を有する材料を用いることができると有益である。導光構造184に光拡散機能を付与してもよい。
図18に示す例では、導光構造184を覆うようにしてさらに上述の第2光拡散構造192を配置している。すなわち、導光構造184は、上面視においてグリッド状の形状を有し得る。このような構成によれば、第2光拡散構造192によって導光構造184の直上にある領域の輝度を補償し得るので、均一な光を得る観点から有利である。
図19は、光学セグメント110間に配置された導光構造の形状の他の例を示す。図18を参照して説明した例と同様に、図19に示す発光装置100Eは、互いに隣接する光学セグメント110間に位置する導光構造186を有している。ただし、この例では、導光構造186の一部が、導光板120の上面120aから突出するように盛り上がっている。
図19に示す例では、導光構造186のうち導光板120の上面120aから突出した部分188が第2光拡散構造として機能し得る。このように、導光構造186の一部を第2光拡散構造として機能させてもよい。例えば、導光構造186の形成の工程において、付与する樹脂材料または接着剤の粘度および量を調整することにより、第2光拡散構造192と同様の機能を発揮する構造を導光板120の上面120a側に形成することが可能である。
図20は、第1光拡散構造の形状の他の例を示す。図20は、図2等と同様に、発光装置を光学セグメント110の上面110a側から見たときの外観の一例を模式的に示している。なお、図20では、図が過度に複雑となることを避けるために、4つの光学セグメント110を2行2列に配列した例を示している。光学セグメント110の数および配列がこの例に限定されないことは、これまでに説明した例と同様である。
図2等を参照して説明した発光装置100Aと比較して、図20に示す発光装置100Fは、第1光拡散構造191に代えて、第1光拡散構造191Rを有する。図20に例示する構成において、第1光拡散構造191Rの一部は、これら光学セグメント110の上面110a上に位置する。また、図20では、図が過度に複雑となることを避けるために、枠体180の図示を省略しているが、第1光拡散構造191Rの他の一部は、枠体180の上面180a上に位置していてもよい。
図20に模式的に示すように、第1光拡散構造191Rは、平面視において角丸四角形状の外形を有する。この例のように、平面視における第1光拡散構造191Rの外形は、複数の光学セグメント110の二次元配列によって形成される外形(ここでは矩形状)に相似な図形に限定されない。平面視における第1光拡散構造の外形は、矩形状、角丸四角形状のほか、円形状、楕円形状等であってもよい。
このように、本開示の実施形態において、平面視における第1光拡散構造の外形は、矩形状に制限されない。本開示の実施形態による発光装置は、矩形状の外形を有するディスプレイだけでなく、円形または楕円形の面光源が要求され得る、自動車等に搭載される計器盤、スマートウォッチ、スマートスピーカー等の多様な部品および製品に有利に適用され得る。
以上に説明したように、本開示の実施形態によれば、厚さをより低減しながら、多様なスクリーンサイズまたは形状に柔軟に対応可能な光源装置を提供することができる。なお、上述した各実施形態において、図に示す光学セグメント110の配列は、あくまでも例示であり、発光装置中の光学セグメント110の数および配置は、任意に設定し得る。また、上述した各実施形態は、あくまでも例示であり、技術的に矛盾が生じない限りにおいて種々の組み合わせが可能である。
本開示の実施形態は、直下方式に限らず、エッジリット方式にも適用可能である。例えば、導光板120の側面120cから光を導入して、LED等の発光素子と、光学セグメント110の上面110a側に配置された第1光拡散構造とを互いに光学的に結合させてもよい。この場合、導光板120の下面120bの複数の凹部124は、省略され得る。すなわち、導光板120の下面120bは、平坦面であり得る。
本開示の実施形態は、各種照明用光源、車載用光源、ディスプレイ用光源等に有用である。特に、液晶表示装置に向けられたバックライトユニットに有利に適用できる。本開示の実施形態による発光装置は、厚さ低減の要求が厳しいモバイル機器の表示装置用のバックライト、ローカルディミング制御が可能な面発光装置等に好適に用いることができる。ローカルディミング制御の適用が容易なことから、本開示の実施形態は、HDR(High Dynamic Range)にも有利である。
100A〜100H 発光装置
110 光学セグメント
120 導光板
122 光拡散部
124 凹部
130 発光素子
140 波長変換部材
150 光反射部材
160 配線
170 導光部材
180 枠体
182 導光枠
184、186 導光構造
191、191A、191B、191R 第1光拡散構造
192 第2光拡散構造
200 支持基板
210 ドライバ
212 配線
300 液晶表示装置
310 液晶パネル
320 光源ユニット
330 光学シート群

Claims (13)

  1. 行および列に配列され、それぞれが、第1面および前記第1面とは反対側に位置する第2面を有する導光板と、複数の発光素子とを含む複数の光学セグメントと、
    前記導光板の前記第1面側に位置し、前記複数の光学セグメントの配列の外周に沿って延びる第1光拡散構造と
    を備え、
    前記第1光拡散構造は、前記複数の光学セグメントの配列の外側に位置する部分を有する、発光装置。
  2. 前記導光板の前記第1面側に位置し、互いに隣接する光学セグメントの境界を跨ぎ、かつ、前記境界に沿って延びる第2光拡散構造をさらに備える、請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記複数の光学セグメントの外周を取り囲む枠体をさらに備え、
    前記第1光拡散構造の一部は、前記枠体の上面上に位置し、前記第1光拡散構造の他の一部は、前記光学セグメントの前記第1面上に位置する、請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 互いに隣接する光学セグメント間に位置し、前記互いに隣接する光学セグメントを互いに光学的に結合する導光構造をさらに備える、請求項1から3のいずれかに記載の発光装置。
  5. 前記導光板の前記第2面側に位置し、各発光素子の側面を覆う光反射部材をさらに備える、請求項1から4のいずれかに記載の発光装置。
  6. 前記導光板の前記第1面は、二次元に配列された複数の光拡散部を有し、
    各発光素子は、前記導光板の前記第2面側において前記複数の光拡散部のうち対応する1つの直下の位置に固定されている、請求項1から5のいずれかに記載の発光装置。
  7. 前記導光板の前記第2面は、複数の凹部を有し、
    前記複数の凹部のそれぞれは、前記複数の光拡散部のうちの対応する1つの反対側に位置し、
    各凹部の内部に配置された波長変換部材をさらに備える、請求項6に記載の発光装置。
  8. 複数の導光部材をさらに備え、
    各発光素子は、前記複数の導光部材の1つによって前記波長変換部材のうち対応する1つに接合されている、請求項7に記載の発光装置。
  9. 前記導光板の前記複数の光拡散部は、複数の第2の凹部である、請求項6から8のいずれかに記載の発光装置。
  10. それぞれが各光学セグメントの前記複数の発光素子を互いに電気的に接続する複数の配線をさらに備える、請求項1から9のいずれかに記載の発光装置。
  11. 各光学セグメントの上面視における形状は、矩形状であり、
    前記矩形状の1辺の長さは、20mm以上25mm以下の範囲である、請求項1から10のいずれかに記載の発光装置。
  12. 前記複数の光学セグメントの前記配列の上面視における形状は、矩形状であり、
    前記第1光拡散構造は、前記配列の前記矩形状の一辺に沿って延びる直線状の構造である、請求項1から11のいずれかに記載の発光装置。
  13. 前記複数の光学セグメントの前記配列の上面視における形状は、矩形状であり、
    前記第1光拡散構造は、
    前記配列の前記矩形状の一辺に沿って延びる直線状の第1部分と、
    前記配列の前記矩形状の前記一辺に対向する他の一辺に沿って延びる直線状の第2部分と
    を含む、請求項1から11のいずれかに記載の発光装置。
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