JP5462395B1 - 立体駐車場 - Google Patents
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Abstract
【課題】1つの駐車室に車両を入庫しつつ同時に物置を設置することのできる立体駐車場を提供し、マンション等におけるトランクルーム不足の問題を解消または緩和すること。
【解決手段】駐車室における車両格納域の奥側に設けられ、車両の進入・退出方向に移動可能な1又は2以上の可動物置と、可動物置の各々の床面又は天井面をパレットに固定する固定手段と、可動物置の下方から車両格納域に向けて延伸される2の可動タイヤ止めを備えることを特徴とする立体駐車場を提供する。
【選択図】図3
【解決手段】駐車室における車両格納域の奥側に設けられ、車両の進入・退出方向に移動可能な1又は2以上の可動物置と、可動物置の各々の床面又は天井面をパレットに固定する固定手段と、可動物置の下方から車両格納域に向けて延伸される2の可動タイヤ止めを備えることを特徴とする立体駐車場を提供する。
【選択図】図3
Description
本発明は、立体駐車場に関する。
立体駐車場は、床面にパレットを設けた駐車室が上下に連設され、駆動機構によって移動される。土地面積に対して多くの車を駐車することができ、特に地価の高い都市部において有効な設備である。
一方、車所有の減少、駐車室と車とのサイズの不整合、その他の理由によって立体駐車場設備における一部の駐車室が利用されずにデッドスペースとなってしまっている場合がある。 また、駐車室に小型車が駐車される場合における駐車室内の余剰スペースもデッドスペースである。
マンション等においてはトランクルームが不足しており、立体駐車場のデッドスペースをトランクルームとして活用できることが好ましい。
一方、車所有の減少、駐車室と車とのサイズの不整合、その他の理由によって立体駐車場設備における一部の駐車室が利用されずにデッドスペースとなってしまっている場合がある。 また、駐車室に小型車が駐車される場合における駐車室内の余剰スペースもデッドスペースである。
マンション等においてはトランクルームが不足しており、立体駐車場のデッドスペースをトランクルームとして活用できることが好ましい。
特許文献1には、利用されていない駐車室をトランクルームとして利用することのできる立体格納庫が開示されている。
しかし、特許文献1に開示された立体格納庫は、利用されていない駐車室のみをトランクルームとして利用するものである。小型車が駐車される場合における余剰スペースをトランクルームとして利用するものではない。(特許文献1には、余剰スペースをトランクルームとして利用することは開示されていない。利用されていない駐車室のみをトランクルームとして利用する旨の明示的な記載はされていないが、立体駐車場における駐車室の移動に伴う振動等の対策が開示されていないので、1つの駐車室に車両を入れて同時に物置を設置することはできないものである。)
しかし、特許文献1に開示された立体格納庫は、利用されていない駐車室のみをトランクルームとして利用するものである。小型車が駐車される場合における余剰スペースをトランクルームとして利用するものではない。(特許文献1には、余剰スペースをトランクルームとして利用することは開示されていない。利用されていない駐車室のみをトランクルームとして利用する旨の明示的な記載はされていないが、立体駐車場における駐車室の移動に伴う振動等の対策が開示されていないので、1つの駐車室に車両を入れて同時に物置を設置することはできないものである。)
マンション等においては、各々の入居者に1つの駐車室が割り当てられることが多い。してみれば、各々の駐車室に駐車される車種が固定される。車種によって決定される駐車室内の余剰スペースをトランクルームとして利用することができる。
しかし、かかる余剰スペースを有効利用することは、知られていなかった。
しかし、かかる余剰スペースを有効利用することは、知られていなかった。
解決しようとする課題は、1つの駐車室に車両を入庫しつつ同時に物置を設置することのできる立体駐車場を提供し、マンション等におけるトランクルーム不足の問題を解消または緩和することである。
本発明の立体駐車場は、
駐車室における車両格納域の奥側に設けられ、車両の進入・退出方向に移動可能な1又は2以上の可動物置と、
前記可動物置の各々の床面をパレットに固定する固定手段と、
前記可動物置の下方から前記車両格納域に向けて延伸される2の可動タイヤ止めと、
前記可動物置の床面と前記パレットとの間の段差解消用平板とを備え、
前記固定手段は、パレットに溶接されたナットと、前記可動物置の床面を貫通して前記ナットに螺入されるビスとから構成され、
前記段差解消用平板は、前記ビスを貫通させる孔を有することを特徴とする。
駐車室における車両格納域の奥側に設けられ、車両の進入・退出方向に移動可能な1又は2以上の可動物置と、
前記可動物置の各々の床面をパレットに固定する固定手段と、
前記可動物置の下方から前記車両格納域に向けて延伸される2の可動タイヤ止めと、
前記可動物置の床面と前記パレットとの間の段差解消用平板とを備え、
前記固定手段は、パレットに溶接されたナットと、前記可動物置の床面を貫通して前記ナットに螺入されるビスとから構成され、
前記段差解消用平板は、前記ビスを貫通させる孔を有することを特徴とする。
車種によって決定される駐車室内の余剰スペースに可動物置を設置する。
可動物置は固定手段によってパレットに固定されるので、駐車室の移動に伴う振動等による問題がない。
駐車される車両が可動物置に衝突することのないよう、可動タイヤ止めを設ける。
パレットの溶接されたナットに螺入されるビスによって固定することで、十分な固定強度を得ることができる。
可動物置の床面は平面であると考えられるが、パレットの上面は可動物置の設置に適した平面であるとは限らない。駐車室に進入する車両のタイヤ部分が低く、中央部分が高くなっていることが多い。また、滑り止めのための凹凸を有することも多い。
段差解消用平板を備えることにより、パレットの上面の段差のある部分にも床面が平面である可動物置を設置することができる。
可動物置は固定手段によってパレットに固定されるので、駐車室の移動に伴う振動等による問題がない。
駐車される車両が可動物置に衝突することのないよう、可動タイヤ止めを設ける。
パレットの溶接されたナットに螺入されるビスによって固定することで、十分な固定強度を得ることができる。
可動物置の床面は平面であると考えられるが、パレットの上面は可動物置の設置に適した平面であるとは限らない。駐車室に進入する車両のタイヤ部分が低く、中央部分が高くなっていることが多い。また、滑り止めのための凹凸を有することも多い。
段差解消用平板を備えることにより、パレットの上面の段差のある部分にも床面が平面である可動物置を設置することができる。
本発明の立体駐車場は、
前記可動物置は、前記パレットの幅全体にわたるものであることを特徴とする。
前記可動物置は、前記パレットの幅全体にわたるものであることを特徴とする。
立体格納庫では可動物置の配置に制限があったところ、段差解消用平板によってその制限を緩和したものである。
本発明の立体駐車場は、
前記可動タイヤ止めは、パレットに溶接されたナットに螺入されるビスによって固定されることを特徴とする。
前記可動タイヤ止めは、パレットに溶接されたナットに螺入されるビスによって固定されることを特徴とする。
可動物置を固定するために溶接されたナットは、可動タイヤ止めの固定にも活用することができる。むろん、可動タイヤ止めの固定のために可動物置の固定とは別のナットを用いることとしてもよい。
本発明の立体駐車場は、
天井面が駐車室天井部に固定される上方物入を備え、
前記駐車室において、奥側に前記可動物置が設けられ、前記可動物置の手前側に前記上方物入が設けられるものであることを特徴とする。
天井面が駐車室天井部に固定される上方物入を備え、
前記駐車室において、奥側に前記可動物置が設けられ、前記可動物置の手前側に前記上方物入が設けられるものであることを特徴とする。
駐車される車種がセダンの場合、下方に比して上方のスペースが大きい。かかる上方のスペースに上方物入を設ける。
本発明の立体駐車場は、
前記左右の可動物置の一方の下方から前記車両格納域に向けて延伸される二輪車前輪保持機構を備えることを特徴とする。
前記左右の可動物置の一方の下方から前記車両格納域に向けて延伸される二輪車前輪保持機構を備えることを特徴とする。
本発明の立体駐車場は、駐車される車両が二輪車の場合にも活用できる。
1つの駐車室に車両を入れて同時に物置を設置することのできる立体駐車場を提供し、マンション等におけるトランクルーム不足の問題を解消または緩和することができる。
以下、本発明の実施例を示す。
実施例に先立ち、立体駐車場の一例を示す。図1は、立体駐車場を示す図である。
4枚のパレット1が上下に並んで配設されており、駆動機構によって上下に移動される。パレットを安定して保持するために、支柱2が備えられている。
2枚のパレット1の間及び最上部のパレットの上方は、車両が進入して駐車される駐車室を構成する。
前面は壁面(図示しない)であるが、1つの駐車室の大きさに合わせた出入口3が設けられており、出入口3から車両の出し入れが行われる。
以上は一例であり、パレットの数を増減させる、パレット間の間隔を一定でなくする、(例えばハイルーフ車を駐車するために一部のパレットの間隔を大きくする。)駐車室を左右にも連設する、その他の変形が考えられる。かかる変形は、ロータリー式、エレベータ式等の方法によることができる。
実施例に先立ち、立体駐車場の一例を示す。図1は、立体駐車場を示す図である。
4枚のパレット1が上下に並んで配設されており、駆動機構によって上下に移動される。パレットを安定して保持するために、支柱2が備えられている。
2枚のパレット1の間及び最上部のパレットの上方は、車両が進入して駐車される駐車室を構成する。
前面は壁面(図示しない)であるが、1つの駐車室の大きさに合わせた出入口3が設けられており、出入口3から車両の出し入れが行われる。
以上は一例であり、パレットの数を増減させる、パレット間の間隔を一定でなくする、(例えばハイルーフ車を駐車するために一部のパレットの間隔を大きくする。)駐車室を左右にも連設する、その他の変形が考えられる。かかる変形は、ロータリー式、エレベータ式等の方法によることができる。
図2は、駐車室を示す図である。図は、パレット1の上方から見た平面図であり、出入口3は図において左側にある。
駐車室の奥側(図において右側)に4台の可動物置4(4a、4b、4c及び4d)が設けられている。可動物置4は、例えば前面に引戸を有し内部に物を収容する物置である。
可動物置4の下方に、2台の可動タイヤ止め5(5a及び5b)が延伸されて(図において右側から左側に伸びて)設けられている。
駐車室の奥側(図において右側)に4台の可動物置4(4a、4b、4c及び4d)が設けられている。可動物置4は、例えば前面に引戸を有し内部に物を収容する物置である。
可動物置4の下方に、2台の可動タイヤ止め5(5a及び5b)が延伸されて(図において右側から左側に伸びて)設けられている。
図3は、駐車状態を示す図である。図は、図2におけるS方向から見た側面図である。
可動タイヤ止め5は、車両の後輪から後端までの長さを考慮し、車両が可動物置4に衝突しない箇所に配される。
可動物置4にはローラー6が付されており、ローラー6によって図において左右に移動することができる。ローラー6は、各々の可動物置4(4a、4b、4c及び4d)について4角形の底面の隅に4つ付されている。可動物置4は、車両の車長を考慮し、駐車時に空隙となる奥のスペースに配される。
可動タイヤ止め5は、車両の後輪から後端までの長さを考慮し、車両が可動物置4に衝突しない箇所に配される。
可動物置4にはローラー6が付されており、ローラー6によって図において左右に移動することができる。ローラー6は、各々の可動物置4(4a、4b、4c及び4d)について4角形の底面の隅に4つ付されている。可動物置4は、車両の車長を考慮し、駐車時に空隙となる奥のスペースに配される。
マンション等においては、各々の駐車室が居住者に割り当てられている。居住者は、自らの所有する車両に合わせて、適当な可動物置4を設置し、可動タイヤ止め5の位置を決める。このように、駐車される車種が固定されるので、可動物置4を設置して駐車室内の余剰スペースを利用することができる。なお、多彩な車長に対応するため、可動物置4として複数のサイズのものを用いてもよい。
可動物置4は駐車室の外に出すこともできる。駐車される車種が大型のものであり可動物置4を設置する余剰スペースがない場合には、可動物置4を屋外に設置して利用してもよい。
可動物置4は駐車室の外に出すこともできる。駐車される車種が大型のものであり可動物置4を設置する余剰スペースがない場合には、可動物置4を屋外に設置して利用してもよい。
図4は、ナットの位置を示す図である。
パレット1には、物置用ナット7及びタイヤ止め用ナット8が溶接されている。物置用ナット7及びタイヤ止め用ナット8は、径16mmのナットである。物置用ナット7及びタイヤ止め用ナット8は、可動物置4及び可動タイヤ止め5の位置を調整するため、多数が溶接されている。実際に可動物置4及び可動タイヤ止め5を配する箇所にナットが存在するようにするものである。
物置用ナット7の間隔p及びタイヤ止め用ナット8の間隔qは、本実施例では共に300mmである。ただし、p及びqの値は任意に設計してよく、pとqの値が異なるものであってもよい。
また、物置用ナット7は、パレット1の上面に加えて又は替えて下面に溶接してもよい。可動物置4の底面に加えて又は替えて天井面において固定するためである。ただし、最上部のパレットについては、物置用ナット7をパレットの上面に溶接することが必須である。最上の駐車室については可動物置4の天井面を固定するためのパレットがないためである。
パレット1には、物置用ナット7及びタイヤ止め用ナット8が溶接されている。物置用ナット7及びタイヤ止め用ナット8は、径16mmのナットである。物置用ナット7及びタイヤ止め用ナット8は、可動物置4及び可動タイヤ止め5の位置を調整するため、多数が溶接されている。実際に可動物置4及び可動タイヤ止め5を配する箇所にナットが存在するようにするものである。
物置用ナット7の間隔p及びタイヤ止め用ナット8の間隔qは、本実施例では共に300mmである。ただし、p及びqの値は任意に設計してよく、pとqの値が異なるものであってもよい。
また、物置用ナット7は、パレット1の上面に加えて又は替えて下面に溶接してもよい。可動物置4の底面に加えて又は替えて天井面において固定するためである。ただし、最上部のパレットについては、物置用ナット7をパレットの上面に溶接することが必須である。最上の駐車室については可動物置4の天井面を固定するためのパレットがないためである。
図5は、要部を示す拡大図である。
(A)は、可動物置4の下部及び可動タイヤ止め5を図2におけるS方向から見た拡大図である。可動物置4a及び4bは、900mm幅のものであり、物置用ビス9によって物置用ナット7に固定されている。物置用ナット7の間隔pが300mmであるので、可動物置4は、900mm幅のもの以外に、600mm幅、1200mm幅のものも使用することができる。可動タイヤ止め5aは、タイヤ止め用ビス10によってタイヤ止め用ナット8に固定されている。
(B)は、可動物置4の下部及び可動タイヤ止め5を図2におけるT方向から見た拡大図である。ローラー6は物置用ナット7及びタイヤ止め用ナット8と当接せず、物置用ナット7及びタイヤ止め用ナット8が可動物置4の移動において支障となることはない。
可動物置4が物置用ビス9によって物置用ナット7に固定され、立体駐車場における駐車室の移動に伴う振動等によって可動物置4が移動してしまったり転倒してしまったりすることがない。
以上、固定手段として、パレットに溶接されたナットと、可動物置の底面を貫通してナットに螺入されるビスによるものを説明した。他の固定手段、例えば可動物置の底面を貫通するビスによるもの、ナットに替えて穴あけ加工によるもの、によってもよい。
(A)は、可動物置4の下部及び可動タイヤ止め5を図2におけるS方向から見た拡大図である。可動物置4a及び4bは、900mm幅のものであり、物置用ビス9によって物置用ナット7に固定されている。物置用ナット7の間隔pが300mmであるので、可動物置4は、900mm幅のもの以外に、600mm幅、1200mm幅のものも使用することができる。可動タイヤ止め5aは、タイヤ止め用ビス10によってタイヤ止め用ナット8に固定されている。
(B)は、可動物置4の下部及び可動タイヤ止め5を図2におけるT方向から見た拡大図である。ローラー6は物置用ナット7及びタイヤ止め用ナット8と当接せず、物置用ナット7及びタイヤ止め用ナット8が可動物置4の移動において支障となることはない。
可動物置4が物置用ビス9によって物置用ナット7に固定され、立体駐車場における駐車室の移動に伴う振動等によって可動物置4が移動してしまったり転倒してしまったりすることがない。
以上、固定手段として、パレットに溶接されたナットと、可動物置の底面を貫通してナットに螺入されるビスによるものを説明した。他の固定手段、例えば可動物置の底面を貫通するビスによるもの、ナットに替えて穴あけ加工によるもの、によってもよい。
図6は、駐車室を示す図である。以下、図3との対比で実施例1との相違点を説明する。他は実施例1と同様であり、詳細の説明を省略する。
駐車される車両は実施例1よりも車長の大きなセダン車である。
可動物置4aが設けられておらず、上方物入11が設けられている。車長の大きなセダン車のために可動物置4aを設ける余剰スペースがなくなるが、セダン車の車端は車高が小さく上部には上方物入11を設けるスペースが存在する。
可動物置4aが設けられておらず、上方物入11が設けられている。車長の大きなセダン車のために可動物置4aを設ける余剰スペースがなくなるが、セダン車の車端は車高が小さく上部には上方物入11を設けるスペースが存在する。
上方物入11は、その天井面を上部のパレット(駐車室天井部に相当)に溶接された物置用ナット7に固定する。天井面の固定のみでは固定強度が不足するようであれば、支柱2に固定する、隣接する可動物置4bに固定する等のことを行うことが好ましい。
以下、実施例1、2とは別の本発明の実施の態様を紹介する。
図7は、駐車室を示す図である。
(A)に示すように、駐車室の幅全体にわたる1台の可動物置4eが設けられている。
(B)は、可動物置4の下部を(A)におけるT方向から見た拡大図である。パレット1は中央部分に凸部1aがあり中央部分が高くなっている。中央部分をも含んで設置される可動物置4eをパレット1の上に直接に設置することは困難である。
(A)に示すように、駐車室の幅全体にわたる1台の可動物置4eが設けられている。
(B)は、可動物置4の下部を(A)におけるT方向から見た拡大図である。パレット1は中央部分に凸部1aがあり中央部分が高くなっている。中央部分をも含んで設置される可動物置4eをパレット1の上に直接に設置することは困難である。
可動物置4eの床面とパレット1との間に段差解消用平板12を備える。可動物置4eの床面が段差解消用平板12と平行になり、ローラー6による移動が容易となる。
段差解消用平板12は、物置用ビス9を貫通させるべき箇所に孔があり、物置用ビス9を物置用ナット7に螺入させることができる。
パレット1と段差解消用平板12の間(物置用ナット7の上部を除く)には、保持材(図示しない)が入っており、段差解消用平板12が安定して配置される。
段差解消用平板12は、物置用ビス9を貫通させるべき箇所に孔があり、物置用ビス9を物置用ナット7に螺入させることができる。
パレット1と段差解消用平板12の間(物置用ナット7の上部を除く)には、保持材(図示しない)が入っており、段差解消用平板12が安定して配置される。
特許文献1に開示された立体格納庫では可動物置の配置に制限があったところ、段差解消用平板によってその制限を緩和したものである。
更に本発明の実施の別の態様を2つ紹介する。図8は、駐車室のバリエーションを示す図である。
(A)は、可動物置をコの字上に設けたものである。この場合も、実施例3と同様に段差解消用平板12を備える。
(B)は、二輪車を駐輪するものである。可動タイヤ止め5に替えて二輪車前輪保持機構13が設けられている。同様の保持機構が二輪車の反対側にも設けられており、後輪も保持される。
多くの可動物置4を設置することができる。
多くの可動物置4を設置することができる。
1つの駐車室に車両を入れて同時に物置を設置することのできる立体駐車場であって、マンション等におけるトランクルーム不足の問題を解消または緩和することができるものであり、多くのマンション等提供事業者による利用が期待される。
1 パレット
2 支柱
3 出入口
4 可動物置
5 可動タイヤ止め
6 ローラー
7 物置用ナット
8 タイヤ止め用ナット
9 物置用ビス
10 タイヤ止め用ビス
11 上方物入
12 段差解消用平板
13 二輪車前輪保持機構
14 二輪車
2 支柱
3 出入口
4 可動物置
5 可動タイヤ止め
6 ローラー
7 物置用ナット
8 タイヤ止め用ナット
9 物置用ビス
10 タイヤ止め用ビス
11 上方物入
12 段差解消用平板
13 二輪車前輪保持機構
14 二輪車
Claims (4)
- 駐車室における車両格納域の奥側に設けられ、車両の進入・退出方向に移動可能な1又は2以上の可動物置と、
前記可動物置の各々の床面をパレットに固定する固定手段と、
前記可動物置の下方から前記車両格納域に向けて延伸される2の可動タイヤ止めと、
前記可動物置の床面と前記パレットとの間の段差解消用平板とを備え、
前記固定手段は、前記パレットに溶接されたナットと、前記可動物置の床面を貫通して前記ナットに螺入されるビスとから構成され、
前記段差解消用平板は、前記ビスを貫通させる孔を有することを特徴とする、立体駐車場。 - 前記可動物置は、前記パレットの幅全体にわたるものであることを特徴とする、請求項1に記載の立体駐車場。
- 前記可動タイヤ止めは、前記パレットに溶接されたナットに螺入されるビスによって固定されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の立体駐車場。
- 天井面が駐車室天井部に固定される上方物入を備え、
前記駐車室において、奥側に前記可動物置が設けられ、前記可動物置の手前側に前記上方物入が設けられるものであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の立体駐車場。
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