JP2022063691A - 立体駐車装置用収納庫及びそのフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】本願は、既製の立体駐車装置の駐車スペースへ固定可能な立体駐車装置用収納庫及びそのフレームを開示する。【解決手段】本発明は、立体駐車装置の車両搭載用パレットに装着可能な立体駐車装置用収納庫であって、車両搭載用パレットに搭載可能な格子状のフレームと、フレームに固定される収納庫本体と、フレームは、車両搭載用パレットが有する平行な一対の壁部または縁部に対し押圧力または引張力を加え、フレームを車両搭載用パレットに緊結する緊結部材を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、立体駐車装置用収納庫及びそのフレームに関する。
近年、立体駐車装置の駐車スペースを、車両の駐車以外の目的で利用する形態が考案されている(例えば、特許文献1-4を参照)。
特許第3906328号公報 特許第6169394号公報 特許第5462395号公報 特許第6486113号公報
立体駐車装置は、車両の駐車を想定して設計されている。よって、通常の立体駐車装置には、車両以外の物品を駐車スペースに固定するための設計が施されていない。そして、立体駐車装置は、利用者の安全を守るため、国土交通大臣の認定が求められる。このため、立体駐車装置の駐車スペースを駐車以外の目的に転用したい場合であっても、当該立体駐車装置へ改造を施すことは、新たな認定の必要性を生じるので容易でない。したがって、既製の立体駐車装置の駐車スペースを駐車以外の目的に転用したい場合であっても、例えば、風や地震で転倒する恐れのある収納庫を当該駐車スペースに設置することは困難であった。
そこで、本願は、既製の立体駐車装置の駐車スペースへ固定可能な立体駐車装置用収納庫及びそのフレームを開示する。
上記課題を解決するため、本発明では、車両搭載用パレットが有する平行な一対の壁部または縁部に対し押圧力または引張力を加え、フレームを車両搭載用パレットに緊結することにした。
詳細には、本発明は、立体駐車装置の車両搭載用パレットに装着可能な立体駐車装置用収納庫であって、車両搭載用パレットに搭載可能な格子状のフレームと、フレームに固定される収納庫本体と、フレームは、車両搭載用パレットが有する平行な一対の壁部または縁部に対し押圧力または引張力を加え、フレームを車両搭載用パレットに緊結する緊結部材を有する。
ここで、緊結とは、フレームを車両搭載用パレットに押圧力または引張力で留めることをいい、例えば、ボルトとナットで部材同士を挟んで締結するものを除く概念である。また、立体駐車装置とは、機械で動く車両搭載用のパレットに車両を載せた状態で駐車する装置であり、例えば、鉄骨やコンクリートで構築された自走式立体駐車場を除く概念である。
上記の立体駐車装置用収納庫であれば、既製の立体駐車装置の車両搭載用パレットが通常有する、例えば、タイヤガイド等の平行な一対の壁部、またはパレットの縁部に対し、
押圧力または引張力を加えることにより、フレームを車両搭載用パレットに緊結することができる。よって、上記の立体駐車装置用収納庫であれば、既製の立体駐車装置の駐車スペースへ固定することが可能である。
なお、フレーム及び緊結部材は、収納庫本体に収納される物品と立体駐車装置用収納庫の合計重量が、車両搭載用パレットの許容積載荷重となる場合に要求される強度を有していてもよい。このように荷重や強度が計算された立体駐車装置用収納庫であれば、安全かつ合理的な構造で立体駐車装置用収納庫を既製の立体駐車装置の駐車スペースへ固定することが可能である。
また、フレームは、車両搭載用パレットが有する一対のタイヤガイドの長手方向に対して直交する状態で配置される左右方向の棒材を有し、緊結部材は、左右方向の棒材の両端部付近において、一対のタイヤガイドが有する壁面へ向かって接触部を突き出すネジ式アジャスター付きの部材であってもよい。このようなネジ式アジャスターであれば、フレームを車両搭載用パレットにネジ式アジャスターの押圧力で緊結することが可能である。
また、フレームは、車両搭載用パレットが有する一対のタイヤガイドの長手方向に沿った状態で配置される前後方向の棒材を有し、収納庫本体は、タイヤガイドの直上において、前後方向の棒材に沿って複数配列された状態でフレームに固定されてもよい。収納庫本体がこのように固定されていれば、収納庫本体の正面側が通路状になるため、利用者が便利である。
また、本発明は、立体駐車装置の車両搭載用パレットに装着可能な立体駐車装置用収納庫のフレームであって、収納庫本体を固定するためのフレーム本体と、フレーム本体に設けられており、車両搭載用パレットが有する平行な一対の壁部または縁部に対し押圧力または引張力を加え、フレームを車両搭載用パレットに緊結する緊結部材と、を備えるものであってもよい。
上記の立体駐車装置用収納庫及びそのフレームであれば、既製の立体駐車装置の駐車スペースへ固定可能である。
図1は、実施形態に係る立体駐車装置用収納庫の外観を示した斜視図である。 図2は、立体駐車装置用収納庫の全体構成を示した図である。 図3は、立体駐車装置用収納庫を搭載可能な立体駐車装置の一例を示した図である。 図4は、車両積載用パレットへの立体駐車装置用収納庫の搭載方法の一例を示した図である。 図5は、フレームユニットを車両積載用パレットへ搭載した立体駐車装置の一例を示した図である。 図6は、立体駐車装置用収納庫の緊結方法を示した図である。 図7は、立体駐車装置用収納庫の緊結方法の第1変形例を示した図である。 図8は、立体駐車装置用収納庫の緊結方法の第2変形例を示した図である。
以下、本願発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、本願発明の一態様であり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1は、実施形態に係る立体駐車装置用収納庫の外観を示した斜視図である。立体駐車装置用収納庫1は、図1に示されるように、収納庫本体2とフレームユニット3と通路板4を備える。収納庫本体2は、各種の物品類を収納可能な収納庫である。フレームユニット3は、収納庫本体2を支持するフレームであり、棒状のフレーム材等で構成される。通路板4は、フレームユニット3に支持されている収納庫本体2の正面側で利用者が歩行を容易にするために設けられる板状の部材であり、フレームユニット3に固定されている。
図2は、立体駐車装置用収納庫1の全体構成を示した図である。以下、立体駐車装置用収納庫1の詳細について、図1と図2を参照しながら解説する。
収納庫本体2は、板材や支柱等を組み合わせて構成される収納庫であり、内部に収納空間を有する。収納庫本体2は、市販の収納庫であってもよいし、立体駐車装置用収納庫1用に製作した専用の収納庫であってもよい。収納庫本体2は、図2に示されるように、屋根21、側壁22、正面扉23、後壁24、底部25を有する。屋根21は、略直方体の外観を呈する収納庫本体2の上面部分を構成する部材であり、雨水が収納庫本体2内に浸入するのを防ぐための天板や配水溝等で構成される。屋根21は、図2では平板状に図示されているが、塩化ビニール、ポリカーボネート、或いはガルバリウム等の各種素材で形成される波板等、非平坦な板材を用いたものであってもよい。側壁22と後壁24は、略直方体の外観を呈する収納庫本体2の側面部分を構成する部材であり、風雨が収納庫本体2内に浸入するのを防ぐための板材や、板材を支える支柱等で構成される。正面扉23は、収納庫本体2の開口部分を開閉するための扉であり、図示しない取っ手や鍵等が設けられている。図2では、正面扉23が両開きの扉として図示されているが、正面扉23は、片開きの扉であってもよいし、上下にスライドするシャッターであってもよい。底部25は、収納庫本体2を構成する各部材の基礎部分であり、棒材や板材等を組み合わせて構成される。
フレームユニット3は、複数の収納庫本体2を正面扉23同士が対向する位置関係で支持するフレームである。フレームユニット3は、複数のフレーム材31~36同士を組み合わせて構成したものである。フレームユニット3は、フレーム材31~36同士をボルトとナットで接合したものであってもよいし、溶接、リベット、嵌合、その他各種の接合手段で接合したものであってもよい。また、フレームユニット3は、フレーム材31~36の他にも、収納庫本体2の底部25中央部付近を下から支持するための支持板37や、フレームユニット3の脚となる基部38、フレームユニット3を側方から支持するための水平サポート39を有する。
立体駐車装置用収納庫1は、立体駐車装置の車両積載用パレットに搭載するものである。そして、フレームユニット3は、フレーム材31,32が当該車両積載用パレットの左右方向に沿って配置される。このため、フレーム材31,32は、立体駐車装置用収納庫1が搭載される車両積載用パレットの駐車スペースに収まる長さを有している。立体駐車装置は、通常、横幅1.7m以下の普通車を想定した設計となっている。よって、フレーム材31,32の長さとしては、約1.7m程度が適切と考えられるが、立体駐車装置用収納庫1を搭載する車両積載用パレットの設計に応じて適宜変更可能である。
また、フレーム材33,34は、フレームユニット3に搭載される収納庫本体2の左右方向に沿って配置される。このため、フレーム材33,34は、収納庫本体2の横幅と同程度の長さを有している。市販の収納庫には、大小様々な大きさのものが用意されている。このため、市販の収納庫を立体駐車装置用収納庫1用の収納庫本体2として用いる場合には、当該市販の収納庫の横幅に合わせた寸法のフレーム材33,34でフレームユニット3を製作することが好ましい。
フレーム材35,36は、収納庫本体2が背面側に転倒するのを防止するための部材である。よって、フレーム材35,36は、フレームユニット3の底部を形成し、収納庫本体2やその収納物の荷重に耐えるフレーム材31~34よりも低強度のフレーム材を用いることも可能である。しかし、フレーム材35,36は、立体駐車装置用収納庫1を設置する環境で想定される横風の強度や、収納庫本体2の高さ、収納庫本体2内に収納される物品の重量等に応じた強度を有することが望ましい。
なお、市販の収納庫には、通常、コンクリート等の基礎部分に固定した金物と連結して収納庫を固定するための転倒防止用部材が用意されている。立体駐車装置用収納庫1に用いる収納庫本体2にもこのような転倒防止用部材が用意されている場合、収納庫本体2をフレームユニット3の底部に当該転倒防止用部材等で強固に固定することにより、フレーム材35,36を省略することも可能である。
支持板37は、フレーム材32に接合される板状の部材である。例えば、人が立ち入り可能な程度の大きさの市販の収納庫であれば、通常、収納庫の底部を支持するための基礎ブロックを、収納庫の底部の四隅のみならず、底部の中央部にも配置し、収納庫内の荷重をこれらの基礎ブロックで支える設計となっている。そこで、フレームユニット3においては、収納庫本体2の底部の四隅をフレーム材31,33,34で支持すると共に、収納庫本体2の底部の中央部を支持板37で支持する設計にしている。
基部38は、ネジ脚とも呼ばれるネジ式アジャスターであり、皿状の部品の中央部にネジ棒の一端を回動可能に接続した部材である。フレーム材31~34等に溶接されたナットに当該ネジ棒を螺合し、ネジ棒を適宜回すことにより、基部38の突出量を増減させることができる。基部38は、図2に示すようにフレームユニット3の底部の四隅や、その他の適宜の箇所に設けられているため、各基部38の突出量を調整することにより、フレームユニット3が設置される箇所が多少傾斜している場合であっても、フレームユニット3を水平にすることができる。
水平サポート39は、基部38と同様の部材である。しかし、基部38がフレームユニット3の下方へ突出しているのに対し、水平サポート39はフレームユニット3の側方へ突出している。そして、水平サポート39は、フレームユニット3が車両積載用パレットに搭載された状態において当該車両積載用パレットの左右方向に延在するように配置されるフレーム材31の端部付近から、当該フレーム材31の長手方向に沿って突出する。よって、水平サポート39は、水平サポート39に備わっているネジ棒を適宜回すことにより、フレームユニット3の底部をフレーム材31の長手方向両端側から囲む部材に対して突っ張ることができる。
以上のように構成される立体駐車装置用収納庫1は、例えば、以下のような立体駐車装置に搭載することができる。図3は、立体駐車装置用収納庫1を搭載可能な立体駐車装置の一例を示した図である。立体駐車装置用収納庫1は、例えば、図3に示す立体駐車装置5のように、複数の車両積載用パレット51を有する立体駐車装置に搭載することができる。立体駐車装置5は、3段式の立体駐車装置であり、上下方向に3段分の車両積載用パレット51を有している。図3では、上下方向に3段分、左右方向に3列分で計9個の車両積載用パレット51を有する車両積載用パレット51が図示されているが、上下方向の段数や、左右方向の列数はこれらの限定されるものではない。また、図3では、地下ピットを有する立体駐車装置5が例示されているが、立体駐車装置用収納庫1は、地上2段式立体駐車装置の上段部分に設置してもよいし、上下のみならず横方向にも動く昇降横行式立体駐車装置に設置してもよいし、或いは、エレベータ式立体駐車装置に設置してもよい。
立体駐車装置5は、図3を見ると判るように、四輪の自動車を駐車するための立体駐車装置である。よって、車両積載用パレット51には、自動車の車輪が載る平行な2本のタイヤ溝52、各タイヤ溝52を左右方向から囲む内側ガイド53及び外側ガイド54、車両を所定の位置に停車させるための車止め55、駐車ブレーキの不調等により駐車車両の車輪が予期せず転がるのを止めるストッパー56が設けられている。
また、車両積載用パレット51は、支柱57に支持されている。支柱57には、電動モータに連動するチェーン等が備わっており、利用者の操作で車両積載用パレット51が上下方向に電動で昇降するようになっている。また、立体駐車装置5には、この他にも、例えば、装置内への人の立ち入りを防ぐための安全柵、人の立ち入りを検知して自動停止するための安全装置用センサ類、地下ピットに浸入する雨水を排水するための排水ポンプ、その他各種のものが備わっている。
立体駐車装置用収納庫1は、このような立体駐車装置5の各車両積載用パレット51に搭載可能である。以下、車両積載用パレット51への立体駐車装置用収納庫1の搭載方法について解説する。図4は、車両積載用パレット51への立体駐車装置用収納庫1の搭載方法の一例を示した図である。立体駐車装置5の各車両積載用パレット51へ立体駐車装置用収納庫1を搭載する場合、図4(A)に示すように、まず、フレームユニット3を車両積載用パレット51へ載せる。車両積載用パレット51にフレームユニット3を搭載した後は、図4(B)に示すように、フレームユニット3に収納庫本体2を搭載して固定する。また、収納庫本体2の正面側でフレームユニット3に通路板4を載せる。また、通路板4によって形成される通路の奥の部分を塞ぐ背面パネル41を取り付ける。これにより、図4(C)に示すように、立体駐車装置用収納庫1が車両積載用パレット51の上に搭載された状態となる。
なお、図4では、2つの収納庫本体2を搭載可能なフレームユニット3を、車両積載用パレット51の前後方向(長手方向)沿いに3つ載せている。しかし、1つの車両積載用パレット51に搭載可能なフレームユニット3の個数は、フレームユニット3の寸法や車両積載用パレット51の大きさ、車両積載用パレット51の耐荷重等に応じる。また、図4では、理解を容易にするために、フレーム材31~36等を連結して組み立て済みのフレームユニット3を車両積載用パレット51へ載せる様子が図示されているが、フレームユニット3は、車両積載用パレット51の上でフレーム材31~36同士の連結作業を行って組み立ててもよい。この場合、車両積載用パレット51の上で組み立てられたフレーム全体を、1つのフレームユニット3として捉えることができる。また、図4では、3つのフレームユニット3を車両積載用パレット51の上に搭載した後に、収納庫本体2をフレームユニット3へ搭載しているが、フレームユニット3を車両積載用パレット51へ搭載する前に収納庫本体2をフレームユニット3へ搭載しておき、その後、収納庫本体2を搭載したフレームユニット3を車両積載用パレット51に搭載してもよい。また、図4では、3つのフレームユニット3を車両積載用パレット51の上に搭載した後に、6つの収納庫本体2をフレームユニット3へ搭載しているが、フレームユニット3と収納庫本体2の搭載を交互に行ってもよい。
上述したような搭載作業を、一乃至複数の車両積載用パレット51で行うことにより、所望の個数の収納庫本体2を立体駐車装置5へ設置することが可能となる。図5は、フレームユニット3を車両積載用パレット51へ搭載した立体駐車装置5の一例を示した図である。例えば、図5に示すように、立体駐車装置用収納庫1を適宜の車両積載用パレット51へ搭載することにより、立体駐車装置用収納庫1を自動車6の駐車のみならず、収納庫本体2の設置にも利用することができる。近年は船舶用のコンテナを流用したトランクルーム等の各種倉庫業が盛んであるが、このような形態ではコンテナを設置するための土地を用意する必要があるため、マンション等の集合住宅が立ち並ぶ住宅密集地や、高層ビ
ルが立ち並ぶ商業地域等に適用することは容易でない。この点、本実施形態の立体駐車装置用収納庫1であれば、既設の立体駐車装置5に設置することができる。このため、自動車6の駐車に利用されていない車両積載用パレット51がある場合に、車両積載用パレット51を収納庫本体2の設置スペースへ転用することができる。
ところで、立体駐車装置用収納庫1は、以下のような方法で車両積載用パレット51に緊結される。以下、立体駐車装置用収納庫1の緊結方法について解説する。
図6は、立体駐車装置用収納庫1の緊結方法を示した図である。立体駐車装置用収納庫1のフレームユニット3には、上述したように、水平サポート39が設けられている。また、車両積載用パレット51には、タイヤ溝52側に面する外側ガイド壁面54Hを形成する外側ガイド54が設けられている。外側ガイド54は、車両積載用パレット51の長手方向に沿って平行に車両積載用パレット51の左右両側に設けられているため、車両積載用パレット51の左右両側にある一対の外側ガイド壁面54Hは、互いに対向するような向きで平行な位置関係となっている。そこで、立体駐車装置5に搭載した立体駐車装置用収納庫1を立体駐車装置5に緊結する場合、水平サポート39が外側ガイド壁面54Hの方へ突出していく方向に水平サポート39のネジ棒を工具で回すことにより、水平サポート39で外側ガイド壁面54Hに対し押圧力を加えさせることができる。
また、立体駐車装置用収納庫1では、水平サポート39によって外側ガイド壁面54Hへ加える押圧力が、立体駐車装置用収納庫1の各種強度計算に基づいて決定されている。すなわち、立体駐車装置用収納庫1は、収納庫本体2に収納される物品と立体駐車装置用収納庫1の合計重量が、立体駐車装置5で想定されている車両積載用パレット51の許容積載荷重を超えないように設計されている。そして、収納庫本体2に収納される物品と立体駐車装置用収納庫1の合計重量が、立体駐車装置5で想定されている車両積載用パレット51の許容積載荷重の場合であっても、フレームユニット3のフレーム部分、フレームユニット3に設けられている基部38、水平サポート39は、当該荷重において要求される強度を有している。
市販の立体駐車装置5の場合、車両積載用パレット51に搭載可能な物品の最大質量は、普通車の一般的な車両重量をやや上回る値、例えば、2000kgに設定される。また、最上段の車両積載用パレット51については、大型車を駐車可能にするため、最大質量が2300kgに設定される立体駐車装置5も存在する。このような条件を踏まえると、例えば、収納庫本体2の1つあたりの重量が60kgで、1つの収納庫本体2に収納できる物品の重量(倉庫収納重量)の最大が200kg、収納庫本体2を6基分支持する3つのフレームユニット3の総重量が150kgと仮定すれば、6基分の収納庫本体2を3つのフレームユニット3で支持する立体駐車装置用収納庫1で想定される重量は約1710kgとなり、車両積載用パレット51に搭載可能な物品の最大質量である2000kgを下回ることができる。また、最大質量が2300kgに設定される車両積載用パレット51であれば、例えば、収納庫本体2の倉庫収納重量の最大値を、当該収納庫本体2で想定されている設計の上限値(例えば、276kg)にすることもできる。立体駐車装置用収納庫1に適用する倉庫収納重量の最大値を、収納庫本体2自身に設定されている制限荷重以下にする場合は、当該収納庫本体2に、倉庫収納重量の最大値を明示しておくことが好ましい。
このような荷重を想定した立体駐車装置用収納庫1においては、フレームユニット3も、以下のような荷重を考慮して設計される。すなわち、フレームユニット3で設計上考慮すべき荷重を、国土交通省が示す「機械式駐車装置の安全機能に関する認証基準(第2版)」等を参考にしながら検討すると、長期荷重、地震荷重、風荷重、積雪荷重、車両積載用パレット51の昇降が緊急停止した場合に発生する荷重等の検討項目が挙げられる。上
記の荷重を想定した場合、1つの収納庫本体2あたりで検討すると、長期荷重は最上段の車両積載用パレット51において276kg、地震荷重は20kg(60kg×0.3=18kg、設計水平震度0.3)、風荷重は90kg/m×(1.3m×1.4m)=165kg(車両積載用パレット51の最高昇降時高さ5.5mを想定)、昇降速度0.54km/h(150mm/s)から0.5秒で緊急停止した場合の重力加速度0.03G(鉛直震度に比べて微小)となる。よって、フレームユニット3の設計においては、長期荷重と風荷重に対して検討を行うことが肝要である。また、水平サポート39による立体駐車装置5への立体駐車装置用収納庫1の緊結を行う際は、このような長期荷重と風荷重に耐える緊結力が発揮されるように水平サポート39の締め付けや部材の選定を行うことが肝要である。
本実施形態に係る立体駐車装置用収納庫1は、このような荷重を想定した強度計算を行って製作されることにより、極めて安全かつ合理的な構造で立体駐車装置5への収納庫本体2の設置を実現することができる。
図7は、立体駐車装置用収納庫1の緊結方法の第1変形例を示した図である。フレームユニット3を車両積載用パレット51に緊結する方法は、上述したような外側ガイド壁面54Hに対する押圧に限定されるものではない。立体駐車装置用収納庫1は、例えば、図7に示すように、水平サポート39の代わりにサポートフック39Aを使い、サポートフック39Aの先端のフック部を外側ガイド54に係合して引張力を加えるものであってもよい。サポートフック39Aを、先端にフック部を設けたネジ棒等で構成し、フレーム材33等に設けた貫通孔にサポートフック39Aを挿通してナットを螺合し、当該ナットを締めこむことにより、サポートフック39Aで外側ガイド54に対し引張力を加えることができる。よって、当該引張力により、フレームユニット3を車両積載用パレット51へ緊結した状態にすることができる。このような形態は、車両積載用パレット51の左右両端部に外側ガイド54が設けられておらず、車両積載用パレット51の左右両端部が単なる縁状になっている場合であっても適用可能である。また、本第1変形例に類似する形態として、例えば、水平サポート39のような部材で車両積載用パレット51の左右両端部の縁あるいは外側ガイド54を車両積載用パレット51の左右両外側から車両積載用パレット51の中央方向へ向かって押圧して緊結するような形態も適用できる。
図8は、立体駐車装置用収納庫1の緊結方法の第2変形例を示した図である。フレームユニット3を車両積載用パレット51に緊結する方法は、上述したように車両積載用パレット51の左右両端部の縁付近を用いて行う形態に限定されるものではない。立体駐車装置用収納庫1は、例えば、図8に示すように、サポートフック39Aの先端のフック部を、車両積載用パレット51に設けられている各種孔(例えば、排水用の孔)に係合して引張力を加えるものであってもよい。この場合、本願でいう「平行な一対の縁部」とは、車両積載用パレット51に設けられた孔の縁の部分と捉えることができる。サポートフック39Aを、先端にフック部を設けたネジ棒等で構成し、フレーム材33等に設けた貫通孔等にサポートフック39Aを挿通してナットを螺合し、当該ナットを締めこむことにより、サポートフック39Aで車両積載用パレット51の孔に対し引張力を加えることができる。よって、当該引張力により、フレームユニット3を車両積載用パレット51へ緊結した状態にすることができる。
立体駐車装置用収納庫1の緊結方法の変形例について例示したが、立体駐車装置用収納庫1は、上述した以外の各種部材を用いて、立体駐車装置5が有する平行な一対の壁部または縁部に対し押圧力または引張力を加え、フレームユニット3を立体駐車装置5に緊結してもよい。
また、上記実施形態や各変形例は、収納庫本体2に収納されている物品の慣性力でフレ
ームユニット3や立体駐車装置5に多大な荷重が加わるのを抑制するために、制震ゴム、制震ダンパー、その他各種の免振機構或いは制震機構が備わっていてもよい。
また、上記実施形態や各変形例には、利用者が物品を出し入れする際に風雨に晒されるのを抑制する屋根材が、通路板4の上部に設けられていてもよい。
また、上記実施形態や各変形例では、直線状のフレーム材31~36でフレームユニット3が構成されていたが、フレーム材31~36の一部は曲線状であってもよいし、棒状のフレーム材31~36の代わりに板材等を用いてフレームユニット3を構成してもよい。
また、上記実施形態や各変形例は、四輪自動車用の立体駐車装置5への適用に限定されるものではなく、例えば、自動二輪車用の立体駐車装置へ適用してもよい。その場合、フレームユニット3は、当該自動二輪車用の立体駐車装置の車両積載用パレットに適した大きさ、例えば、収納庫本体2を一つだけ搭載可能なフレーム等、適宜の大きさのものに変更される。また、フレームユニット3は、収納庫本体2を3つ以上搭載可能なものであってもよい。
G・・地面
1・・立体駐車装置用収納庫
2・・収納庫本体
3・・フレームユニット
4・・通路板
5・・立体駐車装置
6・・自動車
21・・屋根
22・・側壁
23・・正面扉
24・・後壁
25・・底部
31~36・・フレーム材
37・・支持板
38・・基部
39・・水平サポート
41・・背面パネル
51・・車両積載用パレット
52・・タイヤ溝
53・・内側ガイド
54・・外側ガイド
55・・車止め
56・・ストッパー
57・・支柱
58・・基部
32S・・車止め係合部
39A・・サポートフック
54H・・外側ガイド壁面

Claims (5)

  1. 立体駐車装置の車両搭載用パレットに装着可能な立体駐車装置用収納庫であって、
    前記車両搭載用パレットに搭載可能な格子状のフレームと、
    前記フレームに固定される収納庫本体と、
    前記フレームは、前記車両搭載用パレットが有する平行な一対の壁部または縁部に対し押圧力または引張力を加え、前記フレームを前記車両搭載用パレットに緊結する緊結部材を有する、
    立体駐車装置用収納庫。
  2. 前記フレーム及び前記緊結部材は、前記収納庫本体に収納される物品と前記立体駐車装置用収納庫の合計重量が、前記車両搭載用パレットの許容積載荷重となる場合に要求される強度を有する、
    請求項1に記載の立体駐車装置用収納庫。
  3. 前記フレームは、前記車両搭載用パレットが有する一対のタイヤガイドの長手方向に対して直交する状態で配置される左右方向の棒材を有し、
    前記緊結部材は、前記左右方向の棒材の両端部付近において、前記一対のタイヤガイドが有する壁面へ向かって接触部を突き出すネジ式アジャスター付きの部材である、
    請求項1または2に記載の立体駐車装置用収納庫。
  4. 前記フレームは、前記車両搭載用パレットが有する一対のタイヤガイドの長手方向に沿った状態で配置される前後方向の棒材を有し、
    前記収納庫本体は、前記タイヤガイドの直上において、前記前後方向の棒材に沿って複数配列された状態で前記フレームに固定される、
    請求項1から3の何れか一項に記載の立体駐車装置用収納庫。
  5. 立体駐車装置の車両搭載用パレットに装着可能な立体駐車装置用収納庫のフレームであって、
    収納庫本体を固定するためのフレーム本体と、
    前記フレーム本体に設けられており、前記車両搭載用パレットが有する平行な一対の壁部または縁部に対し押圧力または引張力を加え、前記フレームを前記車両搭載用パレットに緊結する緊結部材と、を備える、
    立体駐車装置用収納庫のフレーム。
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