JP5459103B2 - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5459103B2
JP5459103B2 JP2010145517A JP2010145517A JP5459103B2 JP 5459103 B2 JP5459103 B2 JP 5459103B2 JP 2010145517 A JP2010145517 A JP 2010145517A JP 2010145517 A JP2010145517 A JP 2010145517A JP 5459103 B2 JP5459103 B2 JP 5459103B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
amplifier circuit
circuit
offset
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010145517A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012010187A (ja
Inventor
良之 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2010145517A priority Critical patent/JP5459103B2/ja
Priority to US13/166,580 priority patent/US8463143B2/en
Publication of JP2012010187A publication Critical patent/JP2012010187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5459103B2 publication Critical patent/JP5459103B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/60Receivers
    • H04B10/61Coherent receivers
    • H04B10/616Details of the electronic signal processing in coherent optical receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/60Receivers
    • H04B10/66Non-coherent receivers, e.g. using direct detection
    • H04B10/69Electrical arrangements in the receiver
    • H04B10/693Arrangements for optimizing the preamplifier in the receiver
    • H04B10/6933Offset control of the differential preamplifier

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、増幅回路に関する。
従来、電流を電圧に差動増幅する増幅回路が知られている。例えば、特許文献1には、差動増幅回路に入力される相補信号間のオフセットを低減させる光受信回路が記載されている。
特開2003−168933号公報
しかしながら、差動増幅回路に入力される相補信号間のオフセットが大きくなると、差動増幅回路のバイアス点が大きく動いてしまう。これにより、入力信号に対する出力信号の線形性が確保される範囲(線形動作範囲)が狭まってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、線形動作範囲の劣化を抑制することが可能な増幅回路を提供することを目的とする。
本発明の増幅回路は、一対の相補信号がそれぞれ入力する入力端子と、制御端子と、出力端子と、を具備する一対のトランジスタを有するコモンベース回路又はコモンゲート回路と、前記一対のトランジスタが出力する一対の相補信号を差動増幅する差動増幅回路と、前記差動増幅回路が出力する一対の相補信号から、前記差動増幅回路が出力する一対の相補信号間のオフセットを調整するためのオフセット信号を生成し、前記オフセット信号を前記一対のトランジスタの前記制御端子にそれぞれ出力するオフセット信号生成回路と、を備えることを特徴とする。
これによれば、一対の相補信号間のオフセットを調整することができる。よって、バイアス点を補償して、線形動作範囲の劣化を抑制することができる。
上記構成において、前記オフセット信号生成回路は、前記差動増幅回路が出力する一対の相補信号を平滑化する平滑回路を備え、前記オフセット信号生成回路は、前記平滑化回路が平滑化した一対の相補信号から前記オフセット信号を生成する構成とすることができる。これにより、信号に混入するノイズを低減することができる。
上記構成において、前記一対のトランジスタの前記制御端子と、前記オフセット信号生成回路が前記オフセット信号を出力する一対の出力端子と、の間にそれぞれ一対のコンデンサが並列に接続される構成とすることができる。これにより、一対のトランジスタの制御端子を交流的に接地することができる。
上記構成において、前記一対のトランジスタの前記入力端子とグランドとの間にそれぞれ一対の負荷が直列に接続される構成とすることができる。
上記構成において、前記差動増幅回路は、トランスインピーダンスアンプである構成とすることができる。
上記構成において、前記一対のトランジスタの前記入力端子に入力する一対の相補信号は、一対の受光素子が出力する信号である構成とすることができる。
上記構成において、前記一対の受光素子には、デジタルコヒーレント光レシーバが備える光学処理系が光接続される構成とすることができる。
本発明によれば、線形動作範囲の劣化を抑制することができる。
図1は、比較例に係る差動型のトランスインピーダンスアンプの回路図である。 図2は、比較例に係る相補信号間のオフセットを補償する増幅回路の回路図である。 図3は、比較例に係る増幅回路の入力信号の変化に対する出力信号の変化を示す模式的なグラフである。 図4は、実施例1に係る増幅回路の回路図である。 図5は、実施例2に係る増幅回路の回路図である。 図6は、実施例2に係る相補信号間のオフセットの大きさの変化に対する出力信号の歪みの変化をシミュレーションした結果を示すグラフである。 図7は、比較例に係る増幅回路の回路図である。 図8は、デジタルコヒーレント光レシーバの構成を示すブロック図である。
実施例との比較のため、比較例を説明する。デジタルコヒーレント技術を適用した光通信方式では、フォトダイオード(PD)等の受光素子及びトランスインピーダンスアンプ(TIA)で構成される光電気変換部の前段にハイブリッドとよばれる光学処理系が接続され、位相変調された光信号が強度変調の信号に変換される。光信号は、正相信号であるPinとその逆相信号であるPin’とから構成される一対の相補信号に変換される。変換後の光信号のSN比を最大とするために、例えば、2つのPDを並列にTIAに接続して、差動型のTIAとする構成が考えられる。
図1に差動型のTIAの構成を示す。図1は、比較例に係る差動型のTIA10の回路図である。図1のように、TIA10の入力には、PD12及び14が並列に接続されている。PD12及び14は、共通の電源E1と接続され、それぞれ光信号Pin及びPin’が入力される。TIA10は、増幅した正相信号及び逆相信号をそれぞれ出力端子outp及びoutnに出力する。このとき、例えばハイブリッドからの光入力のアンバランスやPD間の受光感度のアンバランスのため、相補信号間のオフセットが大きくなる場合がある。
相補信号間のオフセットを補償する増幅回路の一例を説明する。図2は、比較例に係る相補信号間のオフセットを補償する増幅回路100の回路図である。図2を参照して、増幅回路100は、差動増幅回路16と、電圧電流変換回路18と、入力端子IN1、IN2、IN3及びIN4と、出力端子OUT1及びOUT2とを備える。差動増幅回路16は、トランジスタQ1及びQ2と、抵抗R1、R2、R3及びR4と、定電流源Is1とを備える。電圧電流変換回路18は、トランジスタQ3及びQ4と、定電流源Is2とを備える。
トランジスタQ1のベースは、入力端子IN1と接続される。トランジスタQ1のエミッタと定電流源Is1の一端との間に抵抗R2が直列に接続される。トランジスタQ1のコレクタと電源E2との間に抵抗R1が直列に接続される。トランジスタQ2のベースは、入力端子IN2と接続される。トランジスタQ2のエミッタと定電流源Is1の一端との間に抵抗R4が直列に接続される。トランジスタQ2のコレクタと電源E2との間に抵抗R3が直列に接続される。定電流源Is1の他端はグランドと接地される。
トランジスタQ3のベースは、入力端子IN4と接続される。トランジスタQ3のエミッタは、定電流源Is2の一端と接続される。トランジスタQ3のコレクタは、出力端子OUT1及びトランジスタQ2のコレクタと接続される。トランジスタQ4のベースは、入力端子IN3と接続される。トランジスタQ4のエミッタは、定電流源Is2の一端と接続される。トランジスタQ4のコレクタは、出力端子OUT2及びトランジスタQ1のコレクタと接続される。定電流源Is2の他端は、定電流源Is1の他端とグランドとの間に接続される。
入力端子IN1及びIN2には、それぞれ正相信号及び逆相信号が入力される。出力端子OUT1及びOUT2は、それぞれ差動増幅した正相信号及び逆相信号を出力する。入力端子IN3及びIN4には、相補信号間のオフセットを検出するオフセット検出器(図示せず)が接続される。検出されたオフセットを調整するオフセット信号が、入力端子IN3及びIN4に入力される。これにより、オフセットが減少するように、オフセットが補償される。しかしながら、相補信号間のオフセットが大きい場合には、差動増幅回路16のバイアス点が大きく動いてしまう。
図3を参照して、図2に示す増幅回路100の相補信号間のオフセットの大きさの違いによるバイアス点の変化について説明する。図3は、比較例に係る増幅回路100の入力信号の変化に対する出力信号の変化を示す模式的なグラフである。実線20及び21は、相補信号間のオフセットが小さい場合を示す。破線24及び25は、相補信号間のオフセットが大きい場合を示す。実線20及び破線24は、入力端子IN1に入力される入力信号の変化に対する出力端子OUT2から出力される出力信号の変化を示す。実線21及び破線25は、それぞれ実線20及び破線24で示す信号と逆相の信号であり、入力端子IN2に入力される入力信号の変化に対する出力端子OUT1から出力される出力信号の変化を示す。実線20及び21の交点22は、相補信号間のオフセットが小さい場合のバイアス点を示す。破線24及び25の交点26は、相補信号間のオフセットが大きい場合のバイアス点を示す。矢印23で示す範囲は、相補信号間のオフセットが小さい場合の入力信号に対する出力信号の線形性が確保される範囲(線形動作範囲)を示す。矢印27で示す範囲は、相補信号間のオフセットが大きい場合の線形動作範囲を示す。
図3を参照して、実線20が破線24となるように、出力端子OUT2の出力信号の大きさが大きくなるように変化して、実線21が破線25となるように、出力端子OU1の出力信号の大きさが小さくなるように変化する場合を考える。このとき、入力信号が交点22における入力信号より小さい範囲では、実線20と実線21が離れるように変化して、入力信号が交点22における入力信号より大きい範囲では、実線20と実線21が近づくように変化する。そのため、バイアス点は交点22で示す位置から交点26で示す位置へ動いてしまう。また、線形動作範囲も矢印23で示す範囲から矢印27で示す範囲に狭まってしまう。
このように、差動増幅回路の後段に、相補信号間のオフセットを調整する構成を設けると、相補信号間のオフセットが大きい場合に線形動作範囲が劣化してしまうという課題がある。例えばデジタルコヒーレント光レシーバでは、線形動作範囲が重要な特性のひとつであるため、線形動作範囲の劣化は好ましくない。
以下に、上記の課題を解決する本発明の実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
図4を参照して、実施例1に係る増幅回路の構成を説明する。図4は、実施例1に係る増幅回路200の回路図である。図1を参照して、増幅回路200は、入力端子inp及びinnと、コモンベース回路30と、差動増幅回路32と、アンプ36と、バッファアンプ38と、オフセット信号生成回路40と、出力端子outp及びoutnとを備える。入力端子inp及びinnには、正相信号及び逆相信号からなる一対の相補信号が入力される。コモンベース回路30は、一対のトランジスタQ5及びQ6と、抵抗R5、R6、R7及びR8とを有する。トランジスタQ5及びQ6は、入力端子inp及びinnから一対の相補信号がそれぞれ入力する入力端子であるエミッタEと、制御端子であるベースBと、出力端子であるコレクタCとを具備する。トランジスタQ5及びQ6のエミッタEは、それぞれ正相信号を入力する入力端子inp及び逆相信号を入力する入力端子innと接続され、抵抗R6及びR8を介してグランドと接地される。トランジスタQ5及びQ6のコレクタCは、それぞれ差動増幅回路32の正相信号を入力する正相入力端子及び逆相信号を入力する逆相入力端子と接続され、抵抗R5及びR7を介して電源と接続される。トランジスタQ5のベースBは、オフセット信号生成回路40の正相信号を出力する正相出力端子と接続される。トランジスタQ6のベースBは、オフセット信号生成回路40の逆相信号を出力する逆相出力端子と接続される。
差動増幅回路32は、例えばTIAであり、アンプ34、帰還抵抗R9及びR10を備える。アンプ34が有する正相入力端子及び逆相入力端子は、それぞれトランジスタQ5及びQ6のコレクタCと接続される。帰還抵抗R9は、アンプ34の正相入力端子及び逆相出力端子と並列に接続される。帰還抵抗R10は、アンプ34の逆相入力端子及び正相出力端子と並列に接続される。差動増幅回路32は、一対のトランジスタQ5及びQ6が出力する一対の相補信号を差動増幅して出力する。アンプ36は、差動増幅回路32の出力信号を増幅する。バッファアンプ38は、アンプ36の出力信号をさらに増幅して出力端子outp、outnに出力する。バッファアンプ38を例えばリミットアンプとすることにより、アンプ36の出力信号を増幅して矩形波を出力することができる。オフセット信号生成回路40は、例えば差動DCフィードバックアンプである。オフセット信号生成回路40は、差動増幅回路32が出力する一対の相補信号から、差動増幅回路32が出力する一対の相補信号間のオフセットを調整するためのオフセット信号を生成し、オフセット信号を一対のトランジスタQ5及びQ6の制御端子であるベースBにそれぞれ出力する。オフセット信号は、相補信号に比べて十分低周波であるため、トランジスタQ5及びQ6のベースBは交流的に接地された状態となる。
実施例1において、増幅回路200は、コモンベース回路30と、差動増幅回路32と、オフセット信号生成回路40と、を備える例を説明した。コモンベース回路30は、図4のように差動増幅回路32の前段に接続され、オフセット信号生成回路40が生成したオフセット信号を、差動増幅回路32の前段に接続されたコモンベース回路30に入力して、相補信号間のオフセットを調整する。一方、比較例の増幅回路100は、図2のようにオフセット信号を差動増幅回路16の後段に接続された電圧電流変換回路18に入力する。そのため、図3のようにバイアス点が動いてしまい、線形動作範囲が劣化してしまう。実施例1の増幅回路200では、比較例とは異なり、バイアス点が動かないため、線形動作範囲の劣化を抑制することができる。
実施例1において、図4のコモンベース回路30のように、トランジスタQ5及びQ6のベースBに入力されるオフセット信号生成回路40が生成するオフセット信号を調整することにより、トランジスタQ5及びQ6のエミッタEからコレクタCに流れる相補信号間のオフセットを調整する構成を説明した。このようにコモンベース回路30を用いることにより、オフセット信号に応じてトランジスタQ5及びQ6のコレクタ電流を調整して、オフセットを調整することができる。
実施例1の増幅回路200において、入力端子inp及びinnに受光素子が接続される場合、受光素子のバイアス電圧は、コモンゲート回路30が備えるトランジスタQ5及びQ6のベース−エミッタ間電圧により固定される。増幅回路200のように、入力端子inp及びinnと差動増幅回路32との間に、コモンゲート回路30を設けることにより、例えば差動増幅回路32に受光素子を直接接続する場合に比べて、受光素子を安定して駆動することができる。
実施例1において、トランジスタQ5及びQ6がバイポーラトランジスタである例を説明した。また、バイポーラトランジスタを用いたコモンベース回路の例を説明した。バイポーラトランジスタの代わりに、電界効果トランジスタを用いてもよい。コモンベース回路の代わりに、オフセット信号を一対の電界効果トランジスタの制御端子であるゲートに入力するように構成したコモンゲート回路を用いてもよい。この場合、電界効果トランジスタのソースに入力信号が入力され、ドレインから出力信号が出力される。
実施例1において、差動増幅回路32の一例として、TIAを説明したが、TIA以外の他の差動増幅回路でもよい。
図5を参照して、実施例2に係る増幅回路の構成を説明する。図5は、実施例2に係る増幅回路300の回路図である。増幅回路300は、図4に示す増幅回路200の差動増幅回路32、アンプ36及びオフセット信号生成回路40の具体的な回路の一例を示している。図5において、図4と同一の構成については、同一の符号を付している。以下、図4との違いについて説明する。
図5のように、増幅回路300は、入力端子inp及びinnと、コモンベース回路30と、差動増幅回路32と、アンプ36と、バッファアンプ38と、オフセット信号生成回路40と、出力端子outp及びoutnとを備える。
入力端子inp及びinnは、例えばPD等の受光素子(図示せず)とそれぞれ接続される。各受光素子は、受光した光を電流に変換して、正相信号及び逆相信号からなる一対の相補信号を生成して、正相信号及び逆相信号をそれぞれ入力端子inp及びinnに出力する。
差動増幅回路32は、トランジスタQ7及びQ8、抵抗R11及びR12及び定電流源Is3を備える差動増幅回路と、トランジスタQ9及び定電流源Is4並びにトランジスタQ10及び定電流源Is5を備えるコレクタ接地アンプと、帰還抵抗R9及びR10とを有する差動型のTIAである。トランジスタQ7のベースは、コモンベース回路30が正相信号を出力する正相出力端子と接続される。トランジスタQ7のエミッタは、定電流源Is3の一端と接続される。トランジスタQ7のコレクタと電源との間に抵抗R11が直列に接続される。トランジスタQ8のベースは、コモンベース回路30が逆相信号を出力する逆相出力端子と接続される。トランジスタQ8のエミッタは、定電流源Is3の一端と接続される。トランジスタQ8のコレクタと電源との間に抵抗R12が直列に接続される。定電流源Is3の他端は、グランドと接地される。トランジスタQ9のベースは、トランジスタQ7のコレクタと接続される。トランジスタQ9のコレクタは、電源と接続される。トランジスタQ9のエミッタは、帰還抵抗R10の一端と定電流源Is4の一端とに接続される。帰還抵抗R10の他端は、トランジスタQ7のベースと接続される。定電流源Is4の他端は、グランドと接地される。トランジスタQ10のベースは、トランジスタQ8のコレクタと接続される。トランジスタQ10のコレクタは、電源と接続される。トランジスタQ10のエミッタは、帰還抵抗R9の一端と定電流源Is5の一端とに接続される。帰還抵抗R9の他端は、トランジスタQ8のベースと接続される。定電流源Is5の他端は、グランドと接地される。
アンプ36は、バッファアンプ50及び52と、バッファアンプ50及び52のゲインを調整するゲインコントロール部54とを備える。バッファアンプ50は、差動増幅回路32が出力する差動信号が入力され、バッファアンプ52に出力する。バッファアンプ52は、バッファアンプが出力する差動信号が入力され、バッファアンプ38及びゲインコントロール部54に出力する。ゲインコントロール部54は、バッファアンプ52の出力に応じて、バッファアンプ50及び52のゲインを調整する。
オフセット信号生成回路40は、差動増幅回路を直列に多段接続した回路である。図5では、段数を省略して、差動増幅回路42及び44を示している。
抵抗R13及びコンデンサC2を備える平滑回路は、バッファアンプ38の逆出力端子と接続され、逆相信号を平滑化する。抵抗R14及びコンデンサC1を備える平滑回路は、バッファアンプ38の正相出力端子と接続され、正相信号を平滑化する。オフセット信号生成回路40は、これらの平滑回路で平滑化された相補信号を差動増幅してオフセット信号を生成する。平滑回路により、オフセット信号を低周波にして、コモンベース回路30のトランジスタQ5及びQ6のベースBを交流的に接地した状態とすることができる。
差動増幅回路42は、トランジスタQ11、Q12、Q13及びQ14と、抵抗R15及びR16と、定電流源Is6、Is7及びIs8とを備える。トランジスタQ11のベースは、抵抗R13を介してバッファアンプ38の逆相出力端子と接続される。トランジスタQ11のエミッタは、定電流源Is6の一端と接続される。トランジスタQ11のコレクタと電源との間に抵抗R15が直列に接続される。トランジスタQ12のベースは、抵抗R14を介してバッファアンプ38の正相出力端子と接続される。トランジスタQ12のエミッタは、定電流源Is6の一端と接続される。トランジスタQ12のコレクタと電源との間に抵抗R16が直列に接続される。定電流源Is6の他端は、グランドと接地される。トランジスタQ13のベースは、トランジスタQ11のコレクタと接続される。トランジスタQ13のコレクタは、電源と接続される。トランジスタQ13のエミッタは、後段の差動増幅回路のトランジスタ(図示せず)と定電流源Is7の一端と接続される。定電流源Is7の他端は、グランドと接地される。トランジスタQ14のベースは、トランジスタQ12のコレクタと接続される。トランジスタQ14のコレクタは、電源と接続される。トランジスタQ14のエミッタは、後段の差動増幅回路のトランジスタ(図示せず)と定電流源Is8の一端とに接続される。定電流源Is8の他端は、グランドと接地される。
差動増幅回路44は、トランジスタQ15、Q16、Q17及びQ18と、抵抗R17、R18、R19及びR20と、定電流源Is9、Is10及びIs11とを備える。トランジスタQ17のエミッタと定電流源Is10の一端との間に抵抗R19が直列に接続される。トランジスタQ18のエミッタと定電流源Is11の一端との間に抵抗R20が直列に接続される。その他の接続関係は、差動増幅回路42と同様のため、説明を省略する。
オフセット信号生成回路40のオフセット信号を出力する一対の出力端子と、コモンベース回路30が備えるトランジスタQ5及びQ6の制御端子であるベースBとの間にそれぞれ一対のコンデンサC3及びC4が並列に接続される。これにより、トランジスタQ5及びQ6のベースBを交流的に接地して、トランジスタQ5及びQ6に入力される信号のノイズを抑制することができる。抵抗R19とコンデンサC3とはローバスフィルターを構成する。同様に、抵抗R20とコンデンサC4とはローパスフィルターを構成する。これにより、抵抗R19及びR20がない場合と比較して、より低周波の雑音を抑制することができる。
図6を参照して、増幅回路300が相補信号間のオフセットを補償することによる効果を説明する。図6は、実施例2に係る相補信号間のオフセットの大きさの変化に対する出力信号の歪みの変化をシミュレーションした結果を示すグラフである。図6において、横軸は相補信号間のオフセットの大きさ[mA]、縦軸は出力信号の歪み[%]を示す。実線70及び72で示すグラフは、増幅回路300によりシミュレーションした結果である。実線74及び76で示すグラフは、比較例に係る増幅回路400によりシミュレーションした結果である。比較例に係る増幅回路400の構成については後述する。実線70及び74は、相補信号のピークツーピークが600μAである場合であり、実線72及び76は、相補信号のピークツーピークが1mAである場合を示している。
図6を参照して、比較例に係る増幅回路400の場合、実線74及び76のように、相補信号間のオフセットが大きくなるにつれて、出力信号の歪みが大きくなっている。一方、増幅回路300の場合、実線70及び72のように、比較例に係る増幅回路400の場合に比べて、出力信号の歪みが抑制されている。特に、デジタルコヒーレント光レシーバの場合、相補信号間のオフセットは0.4〜0.5[mA]と想定されるが、図6のように、0.4〜0.5[mA]の範囲では、増幅回路300の方が、比較例に係る増幅回路400の場合に比べて、出力信号の歪みを抑制できていることがわかる。
図7を参照して、図6のシミュレーションに使用した比較例に係る増幅回路400の構成を説明する。図7は、比較例に係る増幅回路400の回路図である。図7において、図5に示す構成と同一の構成には同一の符号を付している。図7のように、増幅回路400は、入力端子inp及びinnと、差動増幅回路56と、アンプ36と、バッファアンプ38と、オフセット信号生成回路40と、出力端子outp及びoutnとを備える。
入力端子inp及びinnは、例えば図4と同様にPD(図示せず)とそれぞれ接続される。各PDは、受光した光を電流に変換して、正相信号及び逆相信号からなる一対の相補信号を生成して、正相信号及び逆相信号をそれぞれ入力端子inp及びinnに出力する。
差動増幅回路56は、トランジスタQ30及びQ31、抵抗R30及びR31及び定電流源Is30を備える差動増幅回路と、トランジスタQ34及び定電流源Is32並びにトランジスタQ35及び定電流源Is33を備えるコレクタ接地アンプと、帰還抵抗R32及びR33とを有する差動型のTIAである。差動増幅回路56は、オフセット信号生成回路40から出力されるオフセット信号を受け付けるために、トランジスタQ32及びQ33と定電流源Is31とを備える。トランジスタQ32のベースBは、オフセット信号生成回路40が正相信号を出力する正相出力端子と接続される。トランジスタQ33のベースBは、オフセット信号生成回路40が逆相信号を出力する逆相出力端子と接続される。アンプ36、バッファアンプ38及びオフセット信号生成回路40は、図5と同一のため、説明を省略する。
増幅回路400は、増幅回路300と異なり、コモンベース回路を備えていない。増幅回路400は、オフセット信号生成回路40が生成したオフセット信号が、差動増幅回路32に入力される構成となっているため、バイアス点を補償できず、線形動作範囲の劣化を抑制することができない。
実施例2において、オフセット信号生成回路40は、差動増幅回路32が出力する一対の相補信号を平滑化する平滑回路を備え、オフセット信号生成回路40は、平滑化回路が平滑化した一対の相補信号からオフセット信号を生成する例を説明した。これにより、オフセット信号を低周波にして、コモンベース回路30のトランジスタQ5及びQ6のベースBを交流的に接地した状態とすることができる。
実施例2において、一対のトランジスタQ5及びQ6の制御端子であるベースと、オフセット信号生成回路40がオフセット信号を出力する一対の出力端子と、の間にそれぞれ一対のコンデンサC3及びC4が並列に接続される例を説明した。これにより、トランジスタQ5及びQ6のベースを交流的に接地することができる。
実施例2において、一対のトランジスタQ5及びQ6の入力端子inp及びinnにそれぞれ一対の負荷である抵抗R6及びR8が直列に接続される例を説明した。実施例2において、受光素子の一例として、PDを説明したが、他の受光素子でもよい。
実施例2の増幅回路300において、入力端子inp及びinnにPD等の受光素子を接続して、差動増幅回路32を図5のようにTIAとする場合、TIAの帯域幅は、TIAの容量成分とPDの容量成分との和に反比例する。図5のように、コモンベース回路30を入力端子inp及びinnと差動増幅回路32との間に設けることにより、TIAの容量成分とPDの容量成分とが分離されるため、TIAの帯域幅に影響を与える容量成分は小さくなる。よって、TIAの帯域幅を広帯域化することができる。
図8を参照して、実施例3に係る光レシーバの一例を説明する。図8は、実施例3に係るデジタルコヒーレント光レシーバ500の構成を示すブロック図である。図8では、DP−QPSK(Dual Polarization−Quadrature Phase Shift Keying)方式を利用した例を示している。
図8のように、デジタルコヒーレント光レシーバ500は、入力端子90と、偏光ビームスプリッタ(Polarizing Beam Splitter;PBS)91と、局部発振光源(Local Oscillator;LO)92と、ハイブリッド93と、光電気変換回路93a、93b、93c及び93dと、アナログデジタル変換器(Analog Digital Convertor;ADC)94a、94b、94c及び94dと、DSP(Digital Signal Processor)98と、出力端子99とを備える。光電気変換回路93a、93b、93c及び93dは、それぞれ受光素子80a及び81a、80b及び81b、80c及び81c並びに80d及び81dと、コモンベース回路82a、82b、82c及び82dと、差動増幅回路を構成するアンプ83a、83b、83c及び83dと、アンプ84a、84b、84c及び84dと、バッファアンプ85a、85b、85c及び85dと、オフセット信号生成回路86a、86b、86c及び86dとを有する。光電気変換回路93a、93b、93c及び93dの構成は、実施例1及び実施例2で説明した増幅回路200及び300の入力端子inp及びinnにそれぞれ受光素子を接続した構成である。よって、光電気変換回路93a、93b、93c及び93dは、バイアス点を補償して、線形動作範囲の劣化を抑制することができる。
入力端子90で入力された信号光は、PBS91でX偏光とY偏光とに分離され、LO92からの局部発振光と共にハイブリッド93に入力される。X及びY偏光は、ハイブリッド93にて局部発振光と合成し、それぞれ同相(In phase;I)成分、直交位相(Quadrature;Q)成分に分離され、出力信号光として出力される。図8に示す添字のp及びnは、それぞれ正及び負の成分であることを示す。例えば、X−Ipは、X偏光のI成分の正成分であることを示す。ハイブリッド93から出力された位相の異なる光信号は、それぞれ光電気変換回路93a、93b、93c及び93dにより電気信号に変換されて、ADC94a、94b、94c及び94dに出力される。ADC94a、94b、94c及び94dは、電気信号をアナログ信号からデジタル信号に変換してDSP98に出力する。DSP98は入力された電気信号に基づいて所定の処理を実行後、出力端子99に結果を出力する。このように、デジタルコヒーレント通信では、位相情報を含んだ光信号が送信され、それをデジタルコヒーレント光レシーバ500で受信している。ここで、デジタルコヒーレント光レシーバ500に搭載されている各受光素子80a、81a、80b、81b、80c、81c、80d及び81dやハイブリッド93は、製造ばらつきを含んでいるため、各光電気変換回路93a、93b、93c及び93dに入力される相補信号間にはオフセットが生じている。本実施例では、光電気変換回路93a、93b、93c及び93dが、バイアス点を補償して、線形動作範囲の劣化を抑制している。よって、製造ばらつきによる相補信号間のオフセットの影響を低減することができる。
実施例3において、一対の受光素子80a及び81a、80b及び81b、80c及び81c並びに80d及び81dには、デジタルコヒーレント光レシーバが備える光学処理系のハイブリッド93が光接続される例を説明した。実施例3によれば、製造ばらつきによる相補信号間のオフセットの影響を低減することができる。
実施例3において、光レシーバの一例として、デジタルコヒーレント光レシーバについて説明した。光レシーバは、デジタルコヒーレント光レシーバ以外の光レシーバでもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
30 コモンベース回路
32 差動増幅回路
40 オフセット信号生成回路
100 増幅回路
200 増幅回路
300 増幅回路
400 増幅回路
500 デジタルコヒーレント光レシーバ


Claims (7)

  1. 一対の相補信号がそれぞれ入力する入力端子と、制御端子と、出力端子と、を具備する一対のトランジスタを有するコモンベース回路又はコモンゲート回路と、
    前記一対のトランジスタが出力する一対の相補信号を差動増幅する差動増幅回路と、
    前記差動増幅回路が出力する一対の相補信号から、前記差動増幅回路が出力する一対の相補信号間のオフセットを調整するためのオフセット信号を生成し、前記オフセット信号を前記一対のトランジスタの前記制御端子にそれぞれ出力するオフセット信号生成回路と、
    を備えることを特徴とする増幅回路。
  2. 前記オフセット信号生成回路は、前記差動増幅回路が出力する一対の相補信号を平滑化する平滑回路を備え、
    前記オフセット信号生成回路は、前記平滑化回路が平滑化した一対の相補信号から前記オフセット信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の増幅回路。
  3. 前記一対のトランジスタの前記制御端子と、前記オフセット信号生成回路が前記オフセット信号を出力する一対の出力端子と、の間にそれぞれ一対のコンデンサが並列に接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の増幅回路。
  4. 前記一対のトランジスタの前記入力端子とグランドとの間にそれぞれ一対の負荷が直列に接続されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の増幅回路。
  5. 前記差動増幅回路は、トランスインピーダンスアンプであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の増幅回路。
  6. 前記一対のトランジスタの前記入力端子に入力する一対の相補信号は、一対の受光素子が出力する信号であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の増幅回路。
  7. 前記一対の受光素子には、デジタルコヒーレント光レシーバが備える光学処理系が光接続されることを特徴とする請求項6に記載の増幅回路。

JP2010145517A 2010-06-25 2010-06-25 増幅回路 Active JP5459103B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010145517A JP5459103B2 (ja) 2010-06-25 2010-06-25 増幅回路
US13/166,580 US8463143B2 (en) 2010-06-25 2011-06-22 Amplifier with offset compensator and optical receiver implemented with the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010145517A JP5459103B2 (ja) 2010-06-25 2010-06-25 増幅回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012010187A JP2012010187A (ja) 2012-01-12
JP5459103B2 true JP5459103B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=45352657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010145517A Active JP5459103B2 (ja) 2010-06-25 2010-06-25 増幅回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8463143B2 (ja)
JP (1) JP5459103B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5459103B2 (ja) * 2010-06-25 2014-04-02 住友電気工業株式会社 増幅回路
WO2013046284A1 (ja) * 2011-09-26 2013-04-04 日本電気株式会社 光信号処理装置、及び光信号処理方法
JP5944750B2 (ja) * 2012-06-06 2016-07-05 日本電信電話株式会社 光信号検出回路
JPWO2014068978A1 (ja) 2012-11-01 2016-09-08 日本電気株式会社 光受信器、光受信装置および光受信強度補正方法
JP6011273B2 (ja) * 2012-11-26 2016-10-19 住友電気工業株式会社 増幅器
JP6107103B2 (ja) * 2012-12-11 2017-04-05 富士通株式会社 増幅器および光受信器
MX350736B (es) 2013-03-15 2017-09-15 Theranos Inc Conjunto detector de tubo sin vacío de femtowatt.
KR101513373B1 (ko) * 2013-12-31 2015-04-20 한양대학교 산학협력단 직류 오프셋을 보상하는 광통신 수신기
US9784670B1 (en) 2014-01-22 2017-10-10 Theranos, Inc. Unified detection system for fluorometry, luminometry and spectrometry
JP5719461B1 (ja) * 2014-03-27 2015-05-20 日本電信電話株式会社 コヒーレント光通信用増幅器
JP6208615B2 (ja) * 2014-04-22 2017-10-04 日本電信電話株式会社 トランスインピーダンス増幅器
JP2015211376A (ja) 2014-04-28 2015-11-24 富士通株式会社 受信回路
EP3349355A1 (en) * 2014-10-15 2018-07-18 Fujikura Ltd Optical receiver, active optical cable, and control method for optical receiver
US9843297B2 (en) * 2015-04-03 2017-12-12 Cosemi Technologies, Inc. Balanced differential transimpedance amplifier with single ended input and balancing method
CN106160671B (zh) * 2015-04-10 2019-03-15 无锡华润上华科技有限公司 信号放大电路
US10333472B2 (en) * 2015-09-15 2019-06-25 Firecomms Limited Optical receiver
JP7487612B2 (ja) 2020-08-24 2024-05-21 住友電気工業株式会社 受信回路及び光受信回路

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4574249A (en) * 1981-09-08 1986-03-04 At&T Bell Laboratories Nonintegrating lightwave receiver
JPH02253708A (ja) * 1989-03-28 1990-10-12 Yokogawa Electric Corp 演算増幅器
JPH06252660A (ja) * 1993-02-22 1994-09-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 光受信器
US6064507A (en) * 1996-06-17 2000-05-16 Trw Inc. High speed differential optoelectronic receiver
US6307660B1 (en) * 1997-01-28 2001-10-23 Tellium, Inc. Optical receiver particularly useful for a multi-wavelength receiver array
JP2970844B2 (ja) * 1997-06-04 1999-11-02 日本電気株式会社 光受信器及びそれを用いた光ネットワークシステム
US6069534A (en) * 1997-12-04 2000-05-30 Trw Inc. Balance photo-receiver with complementary HBT common-base push pull pre-amplifier
KR100389921B1 (ko) * 2001-01-05 2003-07-04 삼성전자주식회사 원칩으로 구현되며 고속으로 동작하는 광 수신 장치
JP3827542B2 (ja) * 2001-07-10 2006-09-27 シャープ株式会社 光増幅器及びこれを用いた光ピックアップ装置
JP2003168933A (ja) 2001-11-30 2003-06-13 Nef:Kk 光受信回路
US6639473B1 (en) * 2002-04-16 2003-10-28 Sirenza Microdevices, Inc. Method and/or apparatus for controlling a common-base amplifier
US6590455B1 (en) * 2002-04-25 2003-07-08 Sirenza Microdevices, Inc. Common-base amplifier with high input overload and/or tunable transimpedance
US6778021B2 (en) * 2002-11-26 2004-08-17 Finisar Corporation Wide dynamic range transimpedance amplifier with a controlled low frequency cutoff at high optical power
US6771132B1 (en) * 2002-11-26 2004-08-03 Finisar Corporation Wide dynamic range transimpedance amplifier with a controlled low frequency cutoff at high optical power
JP2004336568A (ja) 2003-05-09 2004-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 増幅回路および増幅方法
US7042295B2 (en) * 2004-03-31 2006-05-09 Cornell Research Foundation, Inc. Low-voltage, low-power transimpedance amplifier architecture
US7418213B2 (en) * 2004-08-12 2008-08-26 Finisar Corporation Transimpedance amplifier with integrated filtering and reduced parasitic capacitance
JP2006314059A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Sony Corp 半導体装置
JP4804076B2 (ja) * 2005-08-24 2011-10-26 パナソニック株式会社 光電流増幅回路、及び光ピックアップ装置
JP4646772B2 (ja) * 2005-09-30 2011-03-09 パナソニック株式会社 光電流増幅回路、及び光ピックアップ装置
US7525391B2 (en) * 2007-05-17 2009-04-28 Finisar Corporation Linear transimpedance amplifier with multiplexed gain stage
JP5459103B2 (ja) * 2010-06-25 2014-04-02 住友電気工業株式会社 増幅回路
JP5633327B2 (ja) * 2010-11-17 2014-12-03 住友電気工業株式会社 信号増幅回路、電流電圧変換回路、および光受信器

Also Published As

Publication number Publication date
US20110318015A1 (en) 2011-12-29
JP2012010187A (ja) 2012-01-12
US8463143B2 (en) 2013-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5459103B2 (ja) 増幅回路
JP2012235376A (ja) 電子回路及び光受光回路
JP5861363B2 (ja) 増幅装置
JP6011273B2 (ja) 増幅器
US10944486B2 (en) DC current cancellation scheme for an optical receiver
US7132860B2 (en) Differential-mode current feedback amplifiers
JP5246381B1 (ja) 光信号処理装置、及び光信号処理方法
JP2020005124A (ja) トランスインピーダンスアンプ
JP2003023327A (ja) 光増幅器及びこれを用いた光ピックアップ装置
US8816773B2 (en) Offset current trim circuit
US20230092750A1 (en) Reception circuit for optical communication
JP2013535934A (ja) 位相アンバランスおよび振幅アンバランスの自動補償を用いた差動受光用光電子デバイス
JPH08250942A (ja) トランスインピーダンス増幅器回路
JP6706105B2 (ja) トランスインピーダンスアンプおよび光信号受信装置
US9843297B2 (en) Balanced differential transimpedance amplifier with single ended input and balancing method
JP2015207923A (ja) トランスインピーダンス増幅器
EP3439175B1 (en) Input current adjustment for fully differential transimpedance amplifiers
US10020784B1 (en) Broadband differential trans-impedance amplifier (TIA)
Hermans et al. A gigabit optical receiver with monolithically integrated photodiode in 0.18 μm CMOS
US7116132B2 (en) Current feedback amplifiers with separate common-mode and differential-mode inputs
US11394352B2 (en) Transimpedance amplifier circuit
US7132859B2 (en) Common-mode current feedback amplifiers
JP6534187B2 (ja) トランスインピーダンスアンプ回路
US6909292B1 (en) Method for suppressing even order harmonics in a device that utilizes transconductors
JP5525000B2 (ja) 差動トランスインピーダンス増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131230

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5459103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250