JP5457074B2 - アンテナ内蔵用車両外装品およびその製造方法 - Google Patents

アンテナ内蔵用車両外装品およびその製造方法 Download PDF

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本発明は、車両の外装品として車体に装備され、アンテナ装置を内蔵する車両外装品に関する。
車両には通常AM、FM用ラジオ、テレビ、GPS等の多くの送受信装置が搭載されており、これらの送受信装置はそれぞれの周波数に応じたアンテナが受信しやすい車両のルーフ、トランクリッドなどの車体部分に設置されている。しかし、複数のアンテナが車体に取り付けられ、しかもアンテナ装置を外装品として直接車体に設置すると、外観を損なう事になり、車両のデザインとして好ましくない。
そこで、スポイラーや車両用バンパー、ウィング等の樹脂製外装品の内部にアンテナ装置を内蔵することが行われている。下記特許文献1では、アンテナ部材をスポイラーの中空部に配置し、取付部材を介してビスで締めて固定する構造が示されている。
下記特許文献2では、スポイラー本体内部にボスを設け、アンテナ装置をねじにて前記ボスに取り付け固定している。特許文献2と同構造でボスにてアンテナ装置をねじ固定する従来技術として図9に示す。図9ではアンテナエレメント106のルーフスポイラー102への固定構造(断面)を示してある。ルーフスポイラー102のロアパネル104にアンテナエレメント106固定用のボス124を設定してあり、アンテナエレメント106をねじ123で締め付け固定されている。
特開2004−25927号公報 特開平10−329615号公報
図9で説明した技術ではねじ123で締め付ける場合、アンテナエレメント106の面に直接締め付けるため、薄いアンテナエレメント106では、傷つけたり、破損したりしやすく、ねじの締め作業に手間がかかる。ねじ123の代わりに、テープにて貼り付けて固定することもあるが、スポイラー内には水が入ってくることが想定され水によるテープはがれにつながる可能性がある。このように従来技術ではアンテナエレメント106の組付け作業がしにくく、且つねじ、クリップ等の固定では、部品点数が増え、アンテナエレメント106の破損、はがれ等によるアンテナ性能の悪化につながる問題が発生する。
本発明は、アンテナ装置の構成部品を内蔵した車両の外装品の構造を簡素化することおよび車両外装品内の組付け作業性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成する為、以下のように構成されている。本発明は、車体外部に装着され、アッパーパネルとロアパネルとが接合されたアンテナ内蔵用車両外装品において、前記アッパーパネルの内壁面と前記ロアパネルの内壁面との間に設けられ、前記アッパーパネルと前記ロアパネルとを接合するリブと、前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち一方の内壁面に形成された突起部と、前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち、前記突起部が形成された一方の内壁面に形成され、アンテナ装置が設けられるアンテナ装置設置部と、を備え、前記突起部は、前記アンテナ装置に開けられた孔を通り、先端が前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち他方の内壁面に溶着しており、前記突起部は、前記溶着により形成された肉盛部を有し、当該肉盛部は、前記アンテナ装置設置部側に前記アンテナ装置を押圧していることを特徴とする。一実施形態では、例えば、車両の車体外部に装着され、アンテナ装置を内蔵し、アッパーパネルとロアパネルとを振動溶着にて接合したアンテナ内蔵型車両外装品において、アッパーパネルまたはロアパネルいずれか少なくとも一方の内壁面側に形成された第1の振動溶着用突起部と、アッパーパネルまたはロアパネルの一方の内壁面側に形成されたアンテナ装置設置部と、該アンテナ装置設置部に配設されるアンテナ装置と、前記アンテナ装置設置部に立設された第2の振動溶着用突起部と、前記アンテナ装置に穿設され、前記第2の振動溶着用突起部が挿入されるアンテナ装置差込孔と、から構成される。さらに、アッパーパネルとロアパネルとの振動溶着で第2の振動溶着用突起部周りに突起部の溶融により形成した肉盛部が、アンテナ装置設置部に押圧して、アンテナ装置を固定する。
本発明に係るアンテナ内蔵用車両外装品は、望ましくは、前記アンテナ装置設置部には、可撓性の部材を有するアンテナ装置が設けられ、前記アンテナ装置設置部は、前記アンテナ装置を係止するアンテナ装置係止部を有する。
本発明は、車体外部に装着され、アッパーパネルとロアパネルとが接合されたアンテナ内蔵用車両外装品において、前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち一方の内壁面に形成された突起部と、前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち、前記突起部が形成された一方の内壁面に形成され、可撓性の部材を有するアンテナ装置が設けられるアンテナ装置設置部と、を備え、前記突起部は、前記アンテナ装置に開けられた孔を通り、その先端が前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち他方の内壁面に溶着しており、前記アンテナ装置設置部は、前記アンテナ装置を係止するアンテナ装置係止部を有することを特徴とする。また、本発明は、車体外部に装着され、アッパーパネルとロアパネルとが接合されたアンテナ内蔵用車両外装品の製造方法において、前記アンテナ内蔵用車両外装品は、前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち一方の内壁面に形成された突起部と、前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち、前記突起部が形成された一方の内壁面に形成され、アンテナ装置が設けられるアンテナ装置設置部と、を備え、前記製造方法は、前記アンテナ装置に開けられた孔に前記突起部を通して、前記アンテナ装置を前記アンテナ装置設置部に仮置きする工程と、前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち他方の内壁面に前記突起部の先端を振動溶着させる工程と、前記振動溶着によって前記突起部に肉盛部を形成し、当該肉盛部によって前記アンテナ装置を前記アンテナ装置設置部側に押圧する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、アンテナ装置の構成部品を内蔵した車両の外装品の構造を簡素化することができる。また、車両外装品内の組付け作業性を向上させることができる。一実施形態では、例えば、2分割のルーフスポイラーを振動溶着にて組付けする際、振動溶着のリブを利用してアンテナ装置の位置決めと固定を簡易に行なわれ、ロアパネルの振動溶着用リブを使いアンテナ装置に形成されたアンテナ装置差込孔に挿入して位置決めを行う事で、アンテナ装置の組付け作業性の向上が図れる。アンテナ装置組付け後にアッパーパネルとロアパネルを振動溶着しアンテナ装置を挟み込む事でアンテナ装置の固定が可能になる。さらに、振動溶着により溶けた樹脂が肉盛部になってアンテナ装置を押圧することでよりアンテナ装置は固定され、はずれにくくなり、走行中のガタ異音がなくなる。また溶着リブを用いている為、ねじやテープといった部品を廃止することができる(部品点数低減)。
他の実施形態では、例えば、アンテナ装置設置部が曲面形状であってもアンテナ装置の組付け作業が簡易で、可撓性のアンテナ装置の一部をアンテナ装置係止部に挿入、係止する事でアンテナ装置の一部の仮止め、固定が可能になる。よって、アンテナの性能を損なう事もなく、簡素な構成で作業組付け性のよい車両用外装品を提供できる。
本発明の実施形態における車両の車体にルーフスポイラーが搭載された状態の斜視図である。 本発明の実施形態におけるアンテナ装置を含むルーフスポイラーの構成品分解斜視図を示す。 図2のアンテナ装置を構成するアンテナエレメント部の詳細を示す斜視図である。 本発明の実施形態における図1のA−A断面図である。 本発明の他の実施形態における図1のA−A断面図である。 図5のロアパネルのアンテナ装置を構成するアンテナエレメント周縁取り付け部詳細を示す部分拡大図である。 図6のアンテナ装置係止部の周辺の形状を上方向から見た斜視図を示す。 図4、図5に代わる他の実施形態断面図を示す。 従来技術であるアンテナエレメントのルーフスポイラー取り付け構造を示したB-B(A-Aに相当)断面図である。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
図1は本発明に関係する車両の車体1にルーフスポイラー2が搭載された状態の斜視図である。車両の車体後方にルーフスポイラー2が搭載されており、車両走行中の空気抵抗を軽減する外形形状になっている。
図2は本発明のアンテナ装置を含むルーフスポイラー2の構成品分解斜視図を示し、図2での構成部品を組立て、上下2分割されているアッパーパネル3とロアパネル4とを振動溶着にて溶着固定すると図1のルーフスポイラー2の完成品状態になる。
ルーフスポイラー2のロアパネル4には、アンテナエレメント6、回路基板が収納された防水ケース7、同軸ケーブル8から構成されたアンテナ装置5がアンテナ装置設置部9に配置され、仮固定(保持)される。アンテナ装置5では受信された電波信号が電波の受信部であるアンテナエレメント6、防水ケース7内の回路基板、同軸ケーブル8を通ってナビ、テレビ、チューナー等、送受信装置へつながる。
ルーフスポイラー2のロアパネル4においては、配置しているアンテナ装置5の周りに、ルーフスポイラー2のアッパーパネル3と固着させる為、振動溶着リブ10が複数立設されている。ロアパネル4のアンテナ装置設置部9内には該振動溶着リブ10と同形状のアンテナ装置用溶着リブ11がアンテナエレメント6仮固定用として4ヶ所立設されている。
図3に示すように、アンテナ装置5を構成するアンテナエレメント6にはアンテナ装置用溶着リブ11が挿入されるアンテナ装置差込孔15が4ヶ所設定されていると共に、その内部には金属製送受信部12が設けてあり、絶縁性材料の可撓性の保護部材13で包囲し防水性を保っている。本実施形態においては、アンテナエレメント6に直接アンテナ装置アンテナ装置差込孔15を形成したものを開示したが、これに限られず、例えばアンテナエレメント6を取付部材に取り付けたものであれば、当該取付部材にアンテナ装置差込孔を設けてもよい。
図4は本発明の実施形態である図1のルーフスポイラー2のA―A断面説明図を示す。アンテナエレメント6がロアパネル4の内壁面側に図2のアンテナ装置設置部9に配設されている。ロアパネル4には複数の振動溶着リブ10が立設されており、スポイラーの大きさや形状によっては溶着リブの形状、位置、サイズ、個数など様々である(図4の断面では1個所)。アンテナ装置設置部9の内部にも振動溶着リブ10と同形状のリブがアンテナ装置用溶着リブ11として立設している。(図4の断面では2個所)アンテナエレメント6にはアンテナ装置用溶着リブ11を挿入するアンテナ装置差込孔15が設けてある。アンテナ装置用溶着リブ11をアンテナ装置差込孔15に挿入する事でアンテナエレメント6の幅方向が規制され、位置決め、振動溶着前の仮置きが可能になる。アンテナエレメント6をロアパネル4に仮置きした状態でアッパーパネル3を取り付け、振動溶着にて固着する際、振動溶着リブ10が溶けてアッパーパネル3とロアパネル4を溶着すると共にアンテナ装置用溶着リブ11も溶融しアッパーパネル3に溶着する。アンテナ装置用溶着リブ11の溶融にて溶着リブまわりに肉盛部16が形成され、アンテナエレメント6とアッパーパネル3との隙を肉盛部16で充填される。充填された肉盛部16はアンテナエレメント6をロアパネル4側に押圧し、固定する。よって車両走行中アンテナエレメント6がはずれることはなく、ガタ、異音等が発生しにくくなる。このように本発明はルーフスポイラー2の振動溶着リブ10を利用して、アンテナエレメント6の位置決め、固定(仮固定含む。)した事にある。
図5は図4の別の発明実施形態でロアパネル4が曲面形状である場合にも適応できる、ロアパネル4へのアンテナエレメント6装着構造である。図5のようにロアパネル4の曲面形状にアンテナエレメント6をセットした場合、アンテナ装置用溶着リブ11bでは肉盛部16bがアンテナエレメント6表面に届かず、アンテナエレメント6の固定ができない。そこで本発明ではロアパネル4のアンテナエレメント周縁部14b付近にアンテナエレメント6を挿入、係止する孔状のアンテナ装置係止部17bを設け、アンテナエレメント6の厚み方向への押さえで固定を可能にしたものである。アンテナエレメント周縁部14bは可撓性のある薄肉のアンテナエレメント6の端末外周で、ロアパネル4の挿入口20bにアンテナエレメント周縁部14bの厚み分開口が形成されており、アンテナエレメント6挿入後、アンテナ装置係止部17bの押さえにて係止される構造になっている。図5のアンテナ装置係止部17aにおいてはアンテナ装置係止部17bと同様、アンテナエレメント6のアンテナエレメント周縁部14aが挿入された状態になっており、アンテナエレメント6の厚み分挿入口20aに挟まれており、アンテナエレメント6がはずれにくく、固定が可能になる。
図6は図5のアンテナエレメント周縁部14aの取り付け部部分拡大図を示し、アンテナ装置係止部17aには、先端から裏面までに掛けて傾斜面のあるガイド部19aを設けてアンテナエレメント6が挿入しやすくしてある。さらにアンテナエレメント6が挿入口20aの中まで入れて係合力を上げる為、アンテナエレメント収納空間18aを設けてある。
図7は図6のアンテナ装置係止部17a周辺の形状を上方向から見た斜視図を示している。アンテナ装置係止部17aのまわりはスリット21a、開口部20a、収納室18aからなる孔構造になっている。アンテナ装置係止部17a両サイドに設けたスリット21aで、アンテナエレメント周縁部14aが図6のエレメント収納空間18aまで到達でき、アンテナエレメント6がより抜けにくくなる。なお本実施形態においては、アンテナエレメント6を直接挿入する形態を例示しているが、これに限らず、アンテナエレメント6が可撓性を有する取付部材に取り付けられている場合、当該取付部材を挿入することも可能である。
次に図5にてアンテナエレメント6のロアパネル3への組付け方法について説明すると、アンテナ装置用溶着リブ11a、11bに対応するアンテナ装置差込孔15a、15bにアンテナ装置用溶着リブ11a、11bを挿入しアンテナエレメント幅方向の位置決めをする。その際、アンテナ装置差込孔15a、15b、のどちらかはリブ幅と同等の大きさにして位置決めできるようにしてある。次にアンテナエレメント6片側をたわませて、ロアパネル4のアンテナ装置係止部17aにあるアンテナエレメント挿入口20aに挿入し、ガイド部19aに沿ってアンテナエレメント収納空間18aまでスライドさせる。その結果アンテナエレメント6厚さ方向が規制される。ロアパネル4のアンテナ装置係止部17bについても、アンテナエレメント6の他方側をたわませて、ロアパネル4のアンテナエレメント周縁部14bをアンテナ装置係止部17bがあるアンテナエレメント挿入口20aに挿入し、収納空間18bにスライドさせアンテナエレメント6の組付けが完了する。本実施形態は前記のように構成される為、図4のように振動溶着でできた肉盛部16がアンテナエレメント6に到達しなくても、アンテナエレメント6がぐらつく事もなく、固定される為、ガタ、異音が少なく、快適な走行が可能になる。アンテナ装置係止部17a、17bは振動溶着前の仮止めの機能も兼ねており、組付け作業性も向上する。
図8は他の発明実施形態を示し、図5のアンテナ装置係止部17a、17bの代わりにクッション22a、22bでアンテナエレメント6をロアパネル4に固定する構造である。図8のようにアンテナエレメント6をロアパネル4にセットした状態でロアパネル4とアンテナエレメント6をまたいでクッション22a、22bを貼り付けしてある。さらに図4のようにアッパーパネルとロアパネルの隙が狭い場合は図8左側のクッション22aのようにアッパーパネル3で押さえる為、アンテナエレメント6の保持力が一層向上する。図8のクッション22a、22bは、仮固定の役目もあり、アンテナエレメント6の組付け作業性が向上する。
その他アッパーパネル3側にクッションを付け、アンテナエレメント6をアッパーパネル3とロアパネル4に挟むことで組付け、固定させる方法もある。また図5の説明の中でアンテナ装置係止部17は4ヶ所の設定であるが、少なくとも複数箇所あれば仮固定、固定する事ができる。その他アンテナ装置係止部17aのガイド部19はすべり止めとして凹凸をつけてもよい。また本発明で説明した振動溶着リブ10及びアンテナ装置用溶着リブ11は十字リブ、ボス形状であってもよくアッパーパネル3と溶着する突起形状であればよい。振動溶着リブ10及びアンテナ装置用溶着リブ11はアッパーパネル3に立設してもよく、アッパーパネル3及びロアパネル4の両方に立設してもよい。さらに、仮止めとして機能を持たせるのに本発明のアンテナ装置係止部17a、17bの構造に限定するものでなく、テープ、クッションの兼用であってもよい。
以上説明した各実施形態は、本発明を車両のルーフスポイラーに適用したものであるが、他の車両外装品、例えばトランクリッド後端に設けられたスポイラーや、ウィングなどにアンテナを内蔵する場合にも、本発明を適用することができる。
2 ルーフスポイラー(アンテナ内蔵型車両外装品)
3 アッパーパネル
4 ロアパネル
5 アンテナ装置
6 アンテナエレメント
9 アンテナ装置設置部
10 振動溶着リブ(第1の振動溶着用突起部)
11 アンテナ装置用溶着リブ(第2の振動溶着用突起部)
14a、14b アンテナエレメント周縁部(アンテナ装置周縁部)
15 アンテナ装置差込孔
16 肉盛部
17a、17b アンテナ装置係止部

Claims (4)

  1. 体外部に装着され、アッパーパネルとロアパネルとが接されたアンテナ内蔵車両外装品において
    前記アッパーパネルの内壁面と前記ロアパネルの内壁面との間に設けられ、前記アッパーパネルと前記ロアパネルとを接合するリブと、
    前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち一方の内壁面に形成された突起部と
    前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち、前記突起部が形成された一方の内壁面に形成され、アンテナ装置が設けられるアンテナ装置設置部と、を備え
    前記突起部は、前記アンテナ装置に開けられた孔を通り、先端が前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち他方の内壁面に溶着しており、
    前記突起部は、前記溶着により形成された肉盛部を有し、当該肉盛部は、前記アンテナ装置設置部側に前記アンテナ装置を押圧していることを特徴とするアンテナ内蔵車両外装品。
  2. 請求項に記載のアンテナ内蔵車両外装品において
    前記アンテナ装置設置部には、可撓性の部材を有するアンテナ装置が設けられ、
    前記アンテナ装置設置部は、前記アンテナ装置を係止するアンテナ装置係止部を有することを特徴とするアンテナ内蔵車両外装品。
  3. 体外部に装着され、アッパーパネルとロアパネルとが接されたアンテナ内蔵車両外装品において
    前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち一方の内壁面に形成された突起部と
    前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち、前記突起部が形成された一方の内壁面に形成され、可撓性の部材を有するアンテナ装置が設けられるアンテナ装置設置部と、
    を備え、
    前記突起部は、前記アンテナ装置に開けられた孔を通り、その先端が前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち他方の内壁面に溶着しており、
    前記アンテナ装置設置部は、前記アンテナ装置を係止するアンテナ装置係止部を有することを特徴とするアンテナ内蔵車両外装品。
  4. 車体外部に装着され、アッパーパネルとロアパネルとが接合されたアンテナ内蔵用車両外装品の製造方法において、
    前記アンテナ内蔵用車両外装品は、
    前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち一方の内壁面に形成された突起部と、
    前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち、前記突起部が形成された一方の内壁面に形成され、アンテナ装置が設けられるアンテナ装置設置部と、を備え、
    前記製造方法は、
    前記アンテナ装置に開けられた孔に前記突起部を通して、前記アンテナ装置を前記アンテナ装置設置部に仮置きする工程と、
    前記アッパーパネルまたは前記ロアパネルのうち他方の内壁面に前記突起部の先端を振動溶着させる工程と、
    前記振動溶着によって前記突起部に肉盛部を形成し、当該肉盛部によって前記アンテナ装置を前記アンテナ装置設置部側に押圧する工程と、
    を含むことを特徴とする製造方法。
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