JP5456680B2 - インク供給システムのフィルタ - Google Patents

インク供給システムのフィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP5456680B2
JP5456680B2 JP2010529077A JP2010529077A JP5456680B2 JP 5456680 B2 JP5456680 B2 JP 5456680B2 JP 2010529077 A JP2010529077 A JP 2010529077A JP 2010529077 A JP2010529077 A JP 2010529077A JP 5456680 B2 JP5456680 B2 JP 5456680B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
filter
manifold
fluid
supply system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010529077A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011518679A (ja
Inventor
マシュー トムリン
イアン フォスト
オリバー プライム
Original Assignee
ヴィデオジェット テクノロジーズ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB0720134A external-priority patent/GB0720134D0/en
Priority claimed from GB0720051A external-priority patent/GB0720051D0/en
Application filed by ヴィデオジェット テクノロジーズ インコーポレイテッド filed Critical ヴィデオジェット テクノロジーズ インコーポレイテッド
Publication of JP2011518679A publication Critical patent/JP2011518679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5456680B2 publication Critical patent/JP5456680B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17563Ink filters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17513Inner structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/1752Mounting within the printer
    • B41J2/17523Ink connection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17553Outer structure

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本開示は、インクジェット印刷に関し、特に、コンティニュアス(continuous;連続噴射)インクジェット・プリンタのようなインクジェット・プリンタのインク供給システムに関する。
インクジェット印刷システムにおいて、印刷は、ノズルで生成されて基板の方へ飛ばされる個々のインク滴から成る。必要な時に印刷用のインク滴が生成されるドロップ・オンデマンドと、インク滴が連続的に生成されて選択されたインク滴のみが基板の方へ向けられ、残りのインク滴がインク供給へ再循環されるコンティニュアス・インクジェット印刷との2つの基本的なシステムが存在する。
コンティニュアス・インクジェット・プリンタは、例えば発振圧電素子によって、ノズルから放出された連続的なインク流が個々の一定の液滴に分割されるプリントヘッド・ドロップジェネレータへ、圧力を受けたインクを供給する。その液滴は、一対の偏向板の間で生成される横電場を通過する前に選択的・個別的に所定の電荷が付与される電荷電極を通り過ぎるように向けられる。それぞれの荷電した液滴は、基板に衝突する前に、電荷量に応じてその電場によって偏向され、一方、荷電しない液滴は、偏向されずに進み、ガター(gutter)で収集され、そこから再利用のためにインク供給へ再循環される。荷電した液滴は、ガターを迂回し、液滴の電荷によって決まる位置で、ならびにプリントヘッドに対する基板の位置で、基板に衝突する。偏向板は、基板のスピードを補償するように垂直傾向に向けられるが、一般に、基板は、プリントヘッドに対して一方向に移動し、液滴は、それに対して略垂直な方向へ偏向する(基板の移動方向に対して垂直に液滴のラインがよく伸びていない液滴到達手段間のプリントヘッドに対する基板の移動)。
コンティニュアス・インクジェット印刷において、文字は、ポテンシャル・ドロップ(potential drop)位置の一定の配列を含むマトリクスから印刷される。各マトリクスは、それぞれ、液滴に加えられる電荷によって決まる複数のポテンシャル・ドロップ位置(例えば、7)を含むラインによって画定される複数の列(ストローク)から成る。したがって、それぞれの利用可能な液滴は、ストローク内のその目的の位置に従って荷電される。特定の液滴が使用されない場合は、その液滴は、荷電されず、再循環用にガターに収容される。このサイクルが、マトリクス内のすべてのストロークのために繰り返され、次の文字マトリクスのために再度開始される。
インクは、一般に、制御回路用の分離した区画とユーザインターフェイスパネルを含むキャビネットの密閉された区画内に収容されるインク供給システムによって、圧力を受けてプリントヘッドへ伝送される。このシステムは、フィルタを介して貯蔵器またはタンクからインクを引き込み、圧力を受けてプリントヘッドへ伝送するメインポンプを含んでいる。インクが消費されると、必要に応じて、取り外し可能なように貯蔵器に連結された取り外し可能なインクカートリッジから、給水管によって貯蔵器が再充填される。インクは、フレキシブルな伝送管を介して貯蔵器からプリントヘッドへ供給される。ガターによって収容された使用されなかったインク滴は、ポンプによって、戻し導管を介して貯蔵器へ再循環される。それぞれの導管内のインク流は、通常、ソレノイドバルブおよび/または他の類似部品によって制御される。
システム内をインクが循環するので、溶媒蒸発の結果として、特にノズルとガターの間の移動で空気に触れた再循環されたインクに関して、インクが濃くなる傾向がある。これを補うため、インクの粘性を要求範囲内に保持するように、「メイクアップ(make-up)」溶媒が、必要に応じて、取り外し可能なインクカートリッジからインクに添加される。また、この溶媒は、クリーニングサイクルにおいて、ノズルやガターなどのプリントヘッドの洗浄コンポーネントとしても使用される。当然のことながら、溶媒の循環は、追加の流体管を必要とし、したがって、インク供給システム全体として、インク供給システムのコンポーネント間で接続された多くの導管を有している。コンポーネントと導管の間の多くの接続は、漏れや圧力低下の潜在的な要因を表す。コンティニュアス・インクジェット・プリンタが、通常、生産ラインで長時間継続して使用されることを考えれば、信頼性は重要な要素である。さらに、キャビネットのインク供給部分の内部に複数の導管が存在することは、サービスや修理の際、あるコンポーネントを取り扱うことを困難にする。
本開示の特徴は、特に、改良されたまたは代替のインクジェット・プリンタ、および/または、インクジェット・プリンタ用の代替のまたは改良されたインク供給システムを提供することである。
本開示によると、インクジェット・プリンタ用のインク供給システムが提供されている。このインク供給システムは、複数の回路コンポーネントと、コンポーネント間でインクを伝送する流体経路とを含むインク回路と;流体経路を画定するマニホールド(manifold、連結管)と、流体経路に流体連結する複数のポートと;複数の回路コンポーネントのうち1つは、マニホールドに隣接したフィルタモジュールを有し、フィルタモジュールは、少なくとも第1の流体フィルタを格納するハウジング(housing)を有し、ハウジングは、入口および出口を有し;フィルタモジュールは、入口または出口のうち少なくとも1つが、マニホールド上の複数のポートのうち1つと流体連結されるようにマニホールドに接続されている。
フィルタモジュールが、マニホールドによってまたはマニホールド上で支持され、取り外し可能なようにマニホールドに接続され、ねじなどの取り外し可能な固定具によって所定の位置に固定されてもよい。取り外し可能なようにマニホールドに接続されているものは、フィルタモジュールのハウジングであってもよい。
ハウジングの入口と出口のうち少なくとも1つは、取り外し可能なように、複数のポートのうち1つを少なくとも部分的に画定する壁に、係合してもよい。この壁は、ポートを確定するマニホールドの単なる一部であってもよい。それは、個別の部材としてもマニホールドとともに一体化したものとしても、複数のポートのうち1つにおいて少なくとも1つのコネクタによって画定されてもよい。その少なくとも1つのコネクタは、スピゴット(spigot、差し込み部、ねじ込み部)であり、好ましくは、ハウジングの入口と出口のうち少なくとも1つで受け入れられる。当然のことながら、代わりに、入口および/または出口が、ポートで受け入れられるようにしてもよい。
フィルタモジュールは、インク内の圧力変動を減衰させる流体ダンパーを支持する流体ダンパーサポート(damper support)を含んでもよい。フィルタモジュール・ハウジングの入口は、マニホールドに接続され、出口は、ダンパーサポートと流体連結してもよい。その流体ダンパーサポートは、流体ダンパーモジュールのハウジングと一体的に形成されてもよい。フィルタモジュール・ハウジングの出口は、流体ダンパーサポートの入口に接続されてもよい。
ダンパーサポートは、マニホールドにおいて複数のポートのうちの1つに接続された出口管を有していてもよい。ダンパーサポートの出口管は、フィルタモジュール・ハウジングの出口と実質上平行に伸びている。
フィルタモジュールは、第2の流体フィルタを有し、前記ハウジングは、第1の流体フィルタ用の第1の入口および出口と第2の流体フィルタ用の第2の入口および出口とを具備していてもよい。第1のチャンバは、第1の流体フィルタを受け入れるものであり、第2のチャンバは、第2の流体フィルタを受け入れるものであってもよい。第1の流体フィルタは、インクフィルタであり、第2の流体フィルタは、溶媒フィルタであってもよい。第1および第2の入口は、実質上平行に伸びていてもよい。第1および第2の出口は、実質上平行に伸びていてもよい。第1および第2の出口は、第1および第2の入口と実質上平行に伸びていてもよい。
フィルタモジュールは、第1の流体フィルタの上流に第3の流体フィルタを具備していてもよい。これは、第2の流体フィルタの存在にかかわらず、設けてもよい。流体経路内でインクに圧力を加えるポンプを設け、第3の流体フィルタをポンプの上流に接続し、第1の流体フィルタをポンプの下流に置いてもよい。第3の流体フィルタは比較的粗いものであり、第1の流体フィルタは比較的細かいものであってもよい。
フィルタモジュール・ハウジングは、インク回路に接続可能なインク貯蔵器内の浸漬用の第3の流体フィルタ用の入口管を画定してもよい。そのフィルタモジュール・ハウジングは、マニホールド上のポートに接続される第3の流体フィルタ用の出口管を有していてもよい。
本開示のさらなる態様によると、インクジェットプリンタ用のインク供給システムが提供される。そのインク供給システムは、インクおよび/または溶媒をろ過するフィルタモジュールを有する。そのフィルタモジュールは、少なくとも第1の流体フィルタを収容するハウジングを有する。そのハウジングは、入口および出口を有する。また、そのインク供給システムは、入口または出口のどちらかが、ダンパー用のサポートと流体連結しているような、インクの圧力変動を減衰させるように構成された流体ダンパーを支持する流体ダンパーサポートを有する。
添付図面を参照して、本発明の具体的な実施形態が、ほんの一例として、ここで説明されるだろう。
本発明に係るコンティニュアス・インクジェットプリンタの一実施形態を示す図である。 図1のインク供給システムの部分を上から見た分解斜視図である。 図1のプリンタのインク供給システムの部分の更なる分解斜視図である。 部分的に組み立てられた状態の図1、2Aおよび2Bのインク供給システムを下から見た斜視図である。 図2Aおよび2Bのインク供給システムのフィード板の上面の平面図である。 分かりやすくするため部品を取り除いた、図3Aのフィード板の下面の平面図である。 図3Bの矢印aの方向におけるフィード板の側面図である。 図2Aおよび2Bのインク供給システムのマニホールド板の下面の平面図である。 部品が取り付けられたときの図4Aのマニホールド板の上面の平面図である。 分かりやすくするため部品を取り除いた、図4Bの矢印aの方向におけるマニホールド板の側面図であり、フィード板は破線で示され、インクレベルセンサーガードは断面で示される。 図1、2Aおよび2Bのインク供給システムの部分の一部断面の側面図である。 図5AのXで囲まれた部分の拡大図である。 インク供給システムのフィルタモジュールの部分の端面図である。 インク供給システムのフィルタモジュールの部分の端面図である。 図4Cのインクレベルセンサーガードの斜視図である。 図4Cのインクレベルセンサーガードの側面図である。 図7Dの線B−Bにおける、図4Cのインクレベルセンサーガードの断面図である。 図4Cのインクレベルセンサーガードの底面図である。 図2に示した配置の分解側面図であり、インク供給システムのミキサータンクが一部断面で示される。 図8のミキサータンクの平面図である。 図9のミキサータンクの下から見た斜視図である。 モジュールの一実施形態の背面図である。 図11のモジュールのマニホールドの一部の側面図である。 インクジェット・プリンタ用のコネクタの一実施形態の斜視図である。
図1を参照すると、インクが、圧力を受けてインク供給システム10からプリントヘッド11へ伝送され、「アンビリカル(umbilical、供給パイプライン)」管12として図に示される中に他の流体チューブと電気線(図示せず)と一緒に束ねられたフレキシブルチューブを介して返送される。インク供給システム10は、通常、テーブルに取り付けられたキャビネット13内に置かれており、プリントヘッド11は、キャビネットの外側に置かれている。動作時に、インクが、システムポンプ16によって、ミキサータンク15内のインク貯蔵器14から引き出され、ミキサータンク15は、必要に応じて、取り外し可能なインクカートリッジ17および溶媒カートリッジ18からインクとメイクアップ溶媒が補給される。インクは、必要に応じて、圧力を受けてインクカートリッジ17からミキサータンク15へ伝送され、溶媒は、後述するように吸引圧力によって、溶媒カートリッジ18から引き出される。
以下の説明からも分かるように、インク供給システム10およびプリントヘッド11は、二重コイル・電磁方式・双方向、2ポート流量制御バルブなどの通常タイプと同じである数多くの流量制御バルブを有している。各バルブの動作は、ポンプの操作も制御する制御システム(図示せず)によって管理される。
タンク15から引き出されたインクは、プリントヘッド11へのインクフィードライン22へ伝送される前に、システムポンプ16の上流にある粗いフィルタ20によって最初にろ過され、システムポンプ16の下流にある細かいメインインクフィルタ21によってろ過される。メインインクフィルタ21の上流に置かれた従来の構成の流体ダンパー23は、システムポンプ16の動作によって生じる圧力変動を除去する。
プリントヘッドにおいて、フィードライン22からのインクは、第1の流量制御バルブ25を介して、液滴生成器24へ供給される。液滴生成器24は、圧力をかけられたインクが放出されるノズル26と、所定の周波数の圧力摂動をインク流内に発生させて、定型寸法・間隔を有する液滴28にインク流を分解するように増幅する圧電発振器27とを有している。分解する位置は、ノズル26の下流であり、所定の電荷が各液滴に加えられる荷電電極29と同一の空間を占める。この電荷は、実質上一定の電界を維持する一対の偏向板30を通過するときの、液滴28の偏向の度合いを決定する。荷電されない液滴は、実施上偏向されずにガター31へ移動する。ガター31からは、リターンライン32を介してインク供給システム10へインクが再循環される。荷電された液滴は、プリントヘッド11を通過する基板33の方へ投射される。基板33上で各液滴が衝突する位置は、液滴の偏向量と基板の移動速度によって決定される。例えば、基板が水平方向へ移動する場合、液滴の偏向は、文字マトリクスのストローク内の垂直位置を決定する。
液滴生成器24の効果的な動作を確実にするため、プリントヘッド11へ入るインクの温度は、第1の制御バルブ25を通過する前にヒータ34によって必要レベルに維持される。プリンタが休止状態から起動する場合、ガター31または基板33の方へ投射されることなく、ノズル26を通ってインクが流出可能であることが望ましい。リターンライン32へのインクの移動は、流出したものか、またはガター31によって収容された再循環未使用インクかにかかわらず、第2の流量制御バルブ35によって制御される。戻ったインクは、インク供給システム10内のジェットポンプ配列36および第3の流量制御バルブ37によってミキサータンク15へ引き戻される。
インクがシステムの中を流れて、タンク15内およびプリントヘッド11で空気に触れるようになると、その溶媒の中味の一部が蒸発する傾向になる。したがって、使用に適した予め決められた範囲内にインクの粘度が維持されるように、インク供給システム10は、メイクアップ溶媒を必要に応じて供給するように設計される。また、カートリッジ18から供給されるそのような溶媒は、閉塞の除去を維持するため、適当な時にプリントヘッド11を洗浄(flush)するのに使用される。後述するように、フラッシュ(flush)溶媒は、第4の流量制御バルブ42の制御の下、分岐管41の中のインク流によって駆動されるフラッシュ(flush)ポンプバルブ40によってシステム10を通って引き出される。フラッシュ溶媒は、フィルタ43を介して、アンビリカル(umbilical、供給パイプライン)管12を通ってインク供給システム10からプリントヘッド11内の第1の流量制御バルブ25へ伸びるフラッシュライン44(図1では破線で示される)を通って送り出される。ノズル26を通過してガター31へ入った後、溶媒は、第2の流量制御バルブ35を介してリターンライン32の中へ、そして第3の流量制御バルブ37へ引き込まれる。戻ってくる溶媒は、ジェットポンプ配列36からの吸引圧力を受けて流れる。
ジェットポンプ配列36は、メインフィルタ21の出口から分岐ライン53から圧力を受けたインクが供給される一対の並列なベンチュリ(venturi)ポンプ50,51を有する。このポンプは、公知の構成であり、導管制限内を通って流体が流れると、その制限内で高速噴流が増加し、低圧領域が発生するという、ベルヌーイの法則を利用して製造される。もし、その制限内にサイドポートが設けられると、この低圧は、サイドポートに接続された導管内の第2の流体を引き込むのに利用することができる。この場合、圧力を受けたインクは、一対の導管54,55の中を流れ、ミキサータンク15へ戻る。導管54,55のそれぞれは、ベンチュリ制限内のサイドポート56,57を有する。インクの流速の増加は、サイドポート56,57に吸引圧力を生成し、これは、第3の流量制御バルブ37が開いているときに、ライン58,59を通って戻ってくるインクおよび/または溶媒を引き込むように働く。流量制御バルブ37は、戻ってくるインク/溶媒の各ベンチュリポンプ50,51への流れを個別に制御可能なように動作する。特に、制御システムは、分岐ライン53内の温度センサ60によって確認されるインクの温度に応じて、ベンチュリポンプ50,51の1つまたは両方のどちらを流れるのかを決定する。もし、インクが、比較的低い温度を有する場合、比較的高い速度を有し、したがって、ガター31からインクを引き戻すのに大きいポンビングパワーが必要になるであろう。この場合、ポンプ50,51の両方が動作する。インクが比較的高い温度を有する場合、比較的低い速度を有するであろう。この場合、十分な吸引力を生成するのに1つのポンプ50のみが必要となる。たしかに、溶媒の余計な蒸発を引き起こすように働き、それによって、メイクアップ溶媒の消費が増加するような、空気を供給システム内に取り込む危険性があるので、両方のポンプの動作は、後者の状況ではさけるべきである。
分岐ライン53は、流量制御バルブ42を介してフラッシュポンプバルブ40へインクを運ぶライン41に接続されている。プリントヘッド11の洗浄を行うため、流量制御バルブ42が制御システムによって適切に動作しているとき、フラッシュポンプバルブ40は、ライン41からのインクによって圧力が加えられる。フラッシュポンプバルブ40は、弾力のある「トップハット(top-hat)」ダイヤフラム61がバルブハウジング62を第1および第2の容量可変チャンバ63,64に分離するローリングダイヤフラム(rolling diaphragm)型である。インクが、圧力を受けて第1のチャンバ63へ供給され、メイクアップ溶媒が、カートリッジ18から圧力変換器66および逆止めバルブ67を介して溶媒供給ライン65を通って第2のチャンバ64へ伝送される。第1のチャンバ63に入っているインクの圧力が溶媒と比較して高い場合は、図1に示すような通常位置から、第2のチャンバ64の容積を犠牲にして第1のチャンバ63の容積が増加する位置へ、ダイヤフラム61が偏向し、溶媒が第2のチャンバ64から押し出されてフラッシュライン44を介してプリントヘッド11の方へ追いやられる。当然のことながら、他のフラッシュポンプの設計が、同じ動作を実現するために用いられ得る。
使用中、ミキサータンク15の上の雰囲気は、やがて、溶媒で飽和し、これは、インク供給システムの第5の制御バルブ72を介して、圧縮されて溶媒リターンライン71へ排出されるコンデンサ(condenser)ユニットの中に引き込まれる。
図1の回路で示されたインク供給システム10は、図2A〜図2Cおよび図11に示すモジュラーユニットまたはコアモジュール200として物理的に具体化される。ミキサータンク15は、ベースウォール(base wall)75と、直立したサイドウォール(sidewall)76と、マウス(mouth)77を画定するオープントップとを備えた貯蔵器を有する。サイドウォール76は、マウス77の周りの周辺フランジ78内の上端で終端し、マニホールドブロック79を支持する。マニホールドブロック79は、インク供給システムのコンポーネントの間で流体が流れる導管を提供し、その多くは、マニホールドブロック79上で便利に支えられている。
マニホールドブロック79は、垂直に積み重ねられ相互接続された2つの部品を有する。その2つの部品は、タンク15内のインクをこえて多くのコンポーネントを支えるタンク側フィード(tank-side feed)板80と、追加のコンポーネントを支える上部マニホールド(upper manifold)板81である。図3A〜図3Cおよび図4A〜図4Cに詳細に示されるタンク側フィード板80および上部マニホールド板81は、外形が略正方形であり、タンク側フィード板80は、上部マニホールド板81の周辺端部82がタンクマウス77周辺のフランジ78の上に載ったときに、マウス77の内側にフィットするように、わずかに小さい。周辺フランジ78と、上部マニホールド板81の周辺端部82との間にシール83が設けられている。タンク側フィード板80および上部マニホールド板81のそれぞれは、上面80a,81aおよび底面80b,81bを有し、積層配列は、マニホールド板の底面81bが横たわり、フィード板80の上面80aと隣接して接触しているようなものである。
フィード板80およびマニホールド板81には、接触表面80a,81bの平面と実質上垂直方向に、板を一緒に連結するのに使用される、ねじ(図示せず)を固定するための多くの位置決めされた固定用開口84(図3A)が貫いている。さらに、マニホールド板81は、タンク15のフランジ78上の直立したペグ(peg)を置くための外周に間隔を置いて空けられた複数の開口86と、インク供給システム10のコンポーネントを接続するための複数のポート88(図3A参照)とを有している。ポート88の間の流れ(すなわちインク供給システムのコンポーネント)は、マニホールド板81の底面81b内で画定される複数の分離したチャンネルA〜Kによって提供される。図3Aおよび図4Aに示されるように、チャンネルA〜Kは、予め定められた関係でポート88を相互接続する。フィード板80およびマニホールド板81の接触面80a,81bが接合されたとき、チャンネルA〜Kは、フィード板80の上面80aによって覆われ、上面80aで画定される溝パターン90で受け入れられるシーリング材89によって封止される。シーリング材89は、O−リングシールに使用されるような合成ゴムなどの成型されたエラストマー系(elastomeric)材料で作られており、フィード板80およびマニホールド板81がしっかりと固定されているとき、溝の中に押し込められている。それは、フィード板80とマニホールド板81とが接合しているとき、特定のチャンネルの周りを封止するようにそれぞれが設計された複数のリングシールを有するように構成されている。それらのシールは、便宜上、ある部材を形成するように相互接続されている。シーリング材89は、マニホールド板81上で画定されたチャンネルA〜Kのパターンにほぼ対応する、上面80aの選択領域91の境界線を画定する。これらの領域91は、漏れに対してシーリング材89がチャンネルA〜Kを封止するのと同時に、チャンネルA〜Kを閉じるように働く。シーリング材89によって境界をつけられたいくつかの領域91は、チャンネルA〜Kとフィード板80上に取り付けられたコンポーネントとの間の流体連結を可能にするポート88を有する。複数のスピゴット(spigot)92が、フィード板80の底面80b上のポート88から実質上垂直に伸びており、コンポーネントのポート88への接続を容易にしている。
マニホールド板81の上面81aは、周辺の開口86の内側へ間隔をあけて置かれた直立したサイドウォール93を有している。サイドウォール93の内部領域は、インク供給システム10のコンポーネントを支持するように構成されている。マニホールド板81内のチャンネルA〜Kの配列が、図4Aに詳細に示されている。シーリング溝90およびチャンネル封止領域91が、図3Aのフィード板80上に示されている。フローラインへのチャンネルA〜Kと図1のインク供給システム10の導管との関係が、以下に要約される。
チャンネルAは、フィード板80上のポートA5と、ポートA1に接続されたジェットポンプ36入口とに接続された、メインフィルタ21の出口から伸びた、圧力を受けたインク用の分岐ライン53および接続ライン41を画定する。ライン41は、ポートA4を介して第4の流量制御バルブ42(フラッシュポンプの起動を制御する)に接続されている。圧力変換器61は、ポートA3を介して導管と、およびポートA2を介して温度センサ60と流体連結されている。
チャンネルBは、第2のベンチュリジェットポンプ51と、ポンプ51への流れをスイッチオンおよびスイッチオフする第3の流量制御バルブ37とを相互接続する。マニホールド板81内のポートB1は、流量制御バルブ37に接続され、フィード板80内のポートB2(図3A)は、ベンチュリポンプ51に接続されている。
チャンネルCは、プリントヘッド11からのインクリターンライン32の部分を画定し、プリントヘッド11から第3の制御バルブ37(ポートC3)へのアンビリカル管12内のリターンライン(ポートC2)を相互接続する。ポートC1は使用されない。
チャンネルDは、フラッシュポンプ40の第1のチャンバ63から戻ってくる(第4の制御バルブ42を介して)インク流および/またはコンデンサ(condenser)ユニット70から戻ってきた溶媒を、ジェットポンプ配列36の第1のベンチュリポンプ50へ運ぶ導管を画定する。フィード板80上のポートD1は第1のベンチュリポンプ50に接続され、マニホールド板81上のポートD2は第3の制御バルブ37の出口に接続され、ポートD3は第4の制御バルブ42に接続され、ポートD4は第5の制御バルブ72に接続されている(コンデンサユニット70から戻ってきた溶媒の流れを制御する)。
チャンネルEは、圧力を受けたインクをフラッシュポンプバルブ40へ伝送し、第4の制御バルブ42の出口(マニホールド板81内のポートE1)を、フラッシュポンプバルブ40の第1のチャンバ63の入口(マニホールド板81内のポートE2)に相互接続する導管41を画定する。
チャンネルFは、コンデンサユニット70からの溶媒リターンライン71の部分を画定し、コンデンサドレイン(マニホールド板81内のポートF1)を第5の制御バルブ72(マニホールド板81内のポートF2)に相互接続する。
チャンネルGは、溶媒フラッシュライン44の部分を画定し、プリントヘッド11へのアンビリカル管12内のフラッシュラインチューブ(マニホールド板81上のポートG1)と、溶媒フラッシュフィルタ43の出口(フィード板80上のポートG2)を相互接続する。
チャンネルHは、インクフィードライン22の部分を画定し、ダンパー23の出口(フィード板80内のポートH2)と、アンビリカル管12内のインクフィードラインチューブを相互接続する。
チャンネルIは、溶媒カートリッジ18からの溶媒供給ライン65を画定し、溶媒カートリッジ18からの導管の終端(この終端は、マニホールド板81内のポートI4に接続されている)を第5の制御バルブ72(マニホールド板81内のポートI1)に相互接続する。また、これは、逆止めバルブ67(フィード板81内のポートI2)と圧力変換器66(ポートI3)を流体連結する。
チャンネルJは、逆止めバルブ67とフラッシュポンプ40との間の溶媒導管を画定する。フィード板80内のポートJ1は、フラッシュポンプ40の第2のチャンバ64への入口と、逆止めバルブ67の出口を有するフィード板80内のポートJ2を流体連結する。
チャンネルKは、メインインクフィードライン22の部分を画定し、システムポンプ16の出口(マニホールド板81上のポートK2)と、メインフィルタ21の入口(フィード板80上のポートK1)の間を伸びている。
マニホールド板81上のポートL1およびフィード板80上のポートL2は、中間のフローチャンネル無しで、単に、粗いフィルタ20の出口とシステムポンプ16の入口との間の直接接続を可能にする。
図5Aおよび図5Bに示されているように、フィード板80およびマニホールド板81の接触面80a,81bのそれぞれは、フィード板80とマニホールド板81が接合されたときに、フラッシュポンプ40を収容するチャンバ95を形成するように、大きい円筒状の溝95a,95bを有する。同様に、逆止めバルブ67が、溝96aと溝96bの間で画定される小さいチャンバ96内に位置する。
図2Aおよび図2Bを参照すると、インク供給システム10のモジュラーの特徴がより明らかになるであろう。マニホールドブロック79構造は、種々のインク供給システム・コンポーネントが、ポート88(またはポートから伸びるスピゴット(spigot))との流体連結内に接続されることを可能にし、したがって、流体は、モジュラー形式でチャンネルを流れる。
図2から図7を参照して、マニホールドブロック79上で支持されるインク供給システム・コンポーネントのいくつかを、ここで説明する。図2Bおよび図2Cに示されるように、一体化されたフィルタおよびダンパーモジュール100が、5つのスピゴット92によってフィード板80の底面80bに接続されている。スピゴットのうち2つは取り付け用であるが、他のスピゴット92は、板内のポートK1,G2およびH2から後方へ伸びている。図6Aおよび図6Bで別々に示されているモジュール100は、ダンパー23(図2B,図2Cおよび図5Aには示されているが、図6Aおよび図6Bには示されていない。)用のマウンティングサポート105と一体的に形成された一対の円筒状ハウジング103,104を有する。第1のハウジング103は、メインインクフィルタ21と、溶媒フィルタ43を収容する第2のハウジング104を有する。円筒状ハウジング103,104のそれぞれは、各スピゴット92に摩擦フィットでフィットする中央入口106を有する。その入口は、ポートK1でスピゴットに接続するメインインクフィルタ21用であり、その入口は、ポートJ2でスピゴットに接続する溶媒フィルタ43用である。各スピゴット92と入口106との間に、ぴったりしたシーリングリングを設けてもよい。ろ過されたインクが、開口102のハウジング103から出ていき、マウンティングサポート105を通ってダンパー23の入口へ流れ、開口23aのダンパーおよびサポート105から出て、円筒状のハウジング103,104の軸と実質上平行に伸び、かつポートH2でスピゴット92に接続された一体形成された出口管107へ流れていく。追加の導管108が、インクフィルタハウジング103内の側開口から伸び、チャンネルAで画定される分岐ライン53へ向けてインクが流れ出すポートA5でスピゴット92に接続されている。ろ過された溶媒は、ハウジング内の側開口を通過し、チャンネルGで画定されるフラッシュライン44へ向けて流れ出すポートG2でスピゴット92に接続されている導管109へ流れていく。
図からも分かるように、入口および導管が各スピゴット92を滑って、モジュール100がマニホールドブロック79に比較的容易に差し込めるように、入口106および出口管107,108,109が、実質上平行に置かれている。
また、フィルタおよびダンパーモジュール100は、追加の円筒状のハウジング110内に粗いフィルタ21を有している。ハウジング110の入口は、ミキサータンク15の底のインク14まで伸びているチューブ(図示せず)に接続するためのテイクアップパイプ111を有している。動作時に、システムポンプ16(粗いフィルタ21の上流)は、テイクアップパイプ111を通ってタンク15から粗いフィルタ21へインクを引き込むように動作する。粗いフィルタ21の出口は、マニホールド板内のポートL1に接続される一体化された直角の出口管112に沿ってろ過されたインクを導く。マニホールド板からは、インクが、システムポンプ16の入口パイプ113(図4Cおよび図5A)へ流れる。入口パイプ113は、ポートL2,L1を通って、フィルタ出口管112の端まで伸びている。
インク供給システム10のいくつかのコンポーネントは、マニホールド板81の上面81a上に取り付けられる。これらは、具体的には、ジェットポンプ配列36、システムポンプ16、第3〜第5の流量制御バルブ37,42,72、温度センサ60、圧力変換器61、並びに、バルブ、ポンプおよび変換器を制御システムに接続する電線を終端するための回路ボード115を含む。図4Bでは、これらのコンポーネントの多くは、回路ボード115によって隠れている。
上述のように、3つのフローライン22,32,44は、アンビリカル管12内の各チューブによって部分的に画定され、これらは、マニホールド板81の上面81a上で画定される接続ブロック116(図4B)で簡便上一緒にまとめられた各ポートH1,C2,G1に接続されている。これらのチューブは、サイドウォール93内の切り込み117で支持される。
図2B,図2Cおよび図4Cに示されたインクレベルセンサデバイス120が、所定の時間にミキサータンク内のインクのレベルを検出するために、マニホールドブロック79上に設けられている。それは、マニホールド板81の底面81bに従属する4つの導電性ピン121,122,123,124を有する。それらは、フィード板80のスロット125を通って、タンク15の中へ伸びており、それらはインク14の中に浸かるように設計されている。第1および第2のピン121,122は同じ長さを有し、第3のピン123は中間の長さを有し、第4のピン124は最も短い長さを有する。これらのピンは、1つ以上の電気センサ(例えば電流または容量センサ)と、マニホールド板81の上面81a上に取り付けられた関連する電気回路115に接続されている。センサ120は、第1のピン121と、他のピン122,123,124のうち1つ以上との間で電気回路を完成するとき、導電性インクの存在を感知するように設計されている。例えば、タンク内のインクのレベルが比較的高いとき、ピン121〜124のすべての端がインクに浸され、すべての回路が完成していることをセンサが検出するであろう。一方、インクのレベルが比較的低いとき、長い第1および第2のピン121,122のみがインクに浸され、回路がそれらの2つのピンの間でのみ完成する。インクの計測レベルを示す信号が制御システムへ送られ、より多くのインクをタンク15の中に送るべきかどうかを決定することができる。当然のことながら、同様の効果を得るため、他の形態のインクレベル感知デバイスを使用することが可能である。
動作時に、リターンライン32からタンクの中に戻ってくるインクおよび溶媒は、特にインク14の表面で、インク内の表面活性剤に起因するインク表面に形成される泡などの乱流を引き起こすかもしれない。戻ってくるインクおよび溶媒によって引き起こされる乱流を減らすために、リターンラインの出口に、そらせ板を使用できることが知られているが、これは、必ずしも完全に泡を除去できるものではない。泡の出現は、タンク内のインクの実際のレベルを覆い隠し、レベルセンサ120による検出に誤差を生じさせるおそれがある。レベルセンサ120の正確な動作に対する妨害を打ち消すため、フィード板80の底面80bにガード130が接続され、インクまたは溶媒の流入によって生成される表面泡からピン120〜124をシールドするようにタンク15の中の下方に漬かっている。これは、図4Cに描かれている。図7A〜図7dに詳細に示されるように、ガード130は、フィード板80を接続するための一体的な横方向に伸びるフランジ131を含む上端130aと、使用時にタンク15のベースウォール75に接近する下端130bを備えた、例えば多孔質ポリプロピレン材料から成る連続的な薄い壁を有する。その壁は、その上端130aと下端130bとの間で内側方向に傾斜し、その領域内のインクが実質上泡のない状態を維持できるように、かつ正確なレベルの読み取りが確認できるように、ピン120〜124を囲んでいる。当然のことながら、ガード130は、タンク内のインク内の浸漬に応じたレベルセンサのいかなる形状を使用してもよく、壁は、多孔質または他の適した材料で製造することが可能である。
図8〜図10に、ミキサータンク15がより詳細に示されている。タンク15のベースウォール75は、そのコーナー152に小さくて浅い井戸を画定する溝を含む略平坦な上面を有する。井戸(ウェル)151は、図示された実施形態では実施上正方形であるが、当然のことながら、他の適した形状を採用することもできる。使用時に、他の空のタンクの底に残っているすべての残余インクが、傾斜の底の井戸151に集まるようにベースウォール75の残りの部分は、反対のコーナー153から井戸151へと下方へ傾斜している。この傾斜は、図8〜図10の観察から明らかであろう。図示した実施形態において、ベースウォールは、図9および図10の矢印A,Bによって表されるように、2つの直行方向で下方へ傾斜している。ベースウォール75は、強度と剛性を提供する複数のテーパーリブ(tapering rib)154,155によって、その下側で支持されている。間隔をおいて置かれた3つの平行リブ154の第1のセットは、第1の方向に伸び、間隔をおいて置かれた3つの平行リブ155の第2のセットは、第1の方向に対して垂直な第2の方向に伸びている。
当然のことながら、それ自身が傾斜するベースウォールの代わりとして、壁の底面に対して上面が傾斜するだけでも十分である。
マニホールドブロック79がタンク25上に取り付けられているとき、フィルタおよびダンパーモジュール100のテイクアップパイプ111に従属するチューブ150が、その端が井戸151の中へ伸びるように置かれる。または、個別のチューブ150の必要なしに、テイクアップパイプ111が、井戸151の中へ直接伸びるようにしてもよい。したがって、タンク15内のインク量が空に近づいたような状態であっても、システムポンプ16は、井戸151に集められた残余のインクを引き込むことができる。これは、タンク内の利用可能なインクが無駄になることが非常に少ないことを確実にし、最後の瞬間までインクの供給が阻害されない。
図11は、組み立てられたコアモジュール200を示す。コアモジュール200は、インク供給システム10の一部である。上述したように、好ましくは、コアモジュール200は、フィルタモジュール100、インク補給器/ミキサータンク15、システムポンプ16、溶媒フィルタ43、およびその他のコンポーネントを有する。コアモジュール200の表面上に接続マニホールド202が配置されている。また、図12に示されているように、接続マニホールド202は、マニホールドブロック79(図2Aに示される)と流体連結する複数の接続ポート204を有している。接続マニホールド202は、インク、溶媒、およびその他をプリンタ8へ供給するために、インクジェット・プリンタ8と接続するように構成される。ポート204は、モジュール200の1つの表面206上に置いてもよい。
図13は、モジュール200とプリンタ8との間を流体連結するために、マニホールド200の接続用に構成されたプリンタ8のコネクタ220を示している。コネクタ220は、インクジェット・プリンタ8のフィードライン(図示せず)の接続用に構成されたバーブ(barb、かかり)222,224,226を有する。さらに、コネクタ220の開口232,234が、マニホールド202の接続ポート204の接続用に構成されている。ポート、バーブ、開口の特定の構成が図に示されているが、他の適当な構成も可能である。好ましくは、接続ポート204およびコネクタ220の構成は、コネクタ220が、マニホールド202の接続ポート204に、一段階で容易に接続されるようなものがよい。
次のように、コアモジュール200は、インクジェット・プリンタ8に接続されてもよい(図1に示すように)。プリンタ・コネクタ220は、モジュールコンポーネントとインクジェット・プリンタ8との間のインクの流体連結を提供するために、マニホールド202に接続される。モジュール200とインクジェット・プリンタ8との間の電気接続(図示せず)もまた、提供される。電気接続は、どんな接続であってもよいが、好ましくは、ソケット接続を備えた電線を有する。インクジェット・プリンタ8は、キャビネット13内に置かれたレシービングベイ(receiving bay、図示せず)を備えてもよい。コアモジュール200は、プリンタが使用されている間、キャビネット13のレシービングベイ内に置かれてもよい。
特に、一実施形態では、インクのろ過と、3段階以下で、インクジェット・プリンタ8用の流体貯蔵器を提供するために、コアモジュール200が、インクジェット・プリンタ8に動作可能なように接続される。この3段階は、プリンタ8に隣接してモジュール200を置くこと(プリンタキャビネット13の中のような);モジュール200とプリンタ8との間の電気接続を提供すること;およびマニホールド202にコネクタ220を接続することである。電気接続には、プリンタ8とコアモジュール200との間のソケット接続を備えた複数の電線が含まれ、それによって、単一接続ですべての電気接続が提供される。
インク回路とインクジェット・プリンタ8との間のモジュール200内外の流体連結は、もっぱら、複数の接続ポート204を通じて提供される。特に、マニホールド202とコネクタ220との間の接続は、追加の接続を必要とすることなく、モジュール200とインクジェット・プリンタ8との間のすべての流体連結を提供する。この配列は、モジュール200の設置と取り外しのプロセスを大いに簡素化する。
マニホールドブロックの構成と、特に、マニホールド板とフィード板との間の接触部で画定されるチャンネルは、インク供給システムのコンポーネントを相互接続する多くのパイプ、チューブ、ホース等の必要性を事前に除去する。したがって、この配列は、組み立てが非常に簡単であり、システムの構築に関連する時間とエラーの発生率を減少させる。一般に、キャビネットの内側の領域は、個別のコンポーネントにアクセスすることを容易にするように、非常に整然としている。また、マニホールドブロックは、リークの潜在的原因となり得るようなパイプに付随するコネクタを不要にする。したがって、システムの信頼性が改善され、サービスの要求が減少する。
マニホールドブロックの全般的な構成は、コンパクトな配列を提供する。
当然のことながら、添付の特許請求の範囲で画定される本発明の範囲から逸脱することなく、上述の設計について多くの変更がなされ得る。例えば、フィルタモジュールは、中間のパイプまたはホースを必要とすることなく、いい具合にマニホールドブロックに差し込むことができるような適当な形状を取ることができる。モジュールは、一体的なインクフィルタおよび溶媒フィルタまたは一体的な第1および第2のインクフィルタを提供する。他の実施形態において、1つのフィルタだけを有する。モジュールは、必ずしも、流体ダンパーサポートと一体的である必要はない。
記載および表示された実施形態は、例証となるものとして考えられるべきであり、特徴を制限するものではない。当然のことながら、好ましい実施形態のみが示されて説明され、特許請求の範囲で画定される本発明の範囲内に基づいたすべての変更および修正が保護されることが望まれる。当然のことながら、記載中の「好ましい」「好ましくは」または「より好ましい」のような用語の使用は、記載された特徴が望ましいことを示唆するが、それらは必ずしも必要ではなく、そのような特徴を有しない実施形態も、添付した特許請求の範囲で画定される本発明の範囲内であると解すべきである。特許請求の範囲に関して、特徴の前置きとして「a(1つの)」「an(1つの)」「少なくとも1つの」または「少なくとも1つの部分の」のような用語が使用されるとき、特許請求の範囲で反対のことを具体的に述べる場合を除いて、このような特徴をただ1つのみに、特許請求の範囲を限定する意図はない。「少なくとも一部分」および/または「一部分」という用語が使用されるとき、その部分は、反対のことを具体的に述べる場合を除いて、一部分および/または全部分を含むものである。
8:プリンタ
10:インク供給システム
11:プリントヘッド
12:アンビリカル管
13:キャビネット
14:貯蔵器
15:ミキサータンク
16:システムポンプ
17:インクカートリッジ
18:溶媒カートリッジ
20:粗いフィルタ
21:メインインクフィルタ
22:インクフィードライン
23:流体ダンパー
24:液滴生成器
25:流量制御バルブ
26:ノズル
27:圧電発振器
28:液滴(インク滴)
30:偏向板
31:ガター
32:リターンライン
33:基板
34:ヒータ
35:流量制御バルブ
36:ジェットポンプ配列
37:流量制御バルブ
40:フラッシュポンプバルブ
41:分岐管
42:流量制御バルブ
43:溶媒フィルタ
44:フラッシュライン
50,51:ベンチュリポンプ
53:分岐ライン
54,55:導管
56,57:サイドポート
60:温度センサ
61:トップハットダイヤフラム
62:バルブハウジング
63,64:容量可変チャンバ
65:溶媒供給ライン
66:圧力変換器
67:逆止めバルブ
70:コンデンサユニット
71:溶媒リターンライン
72:制御バルブ
75:ベースウォール
76:サイドウォール
77:マウス(開口)
78:周辺フランジ
79:マニホールドブロック
80:タンク側フィード板
81:上部マニホールド板
80a:フィード板の上面(接触面)
81a:マニホールド板の上面
80b:フィード板の底面
81b:マニホールド板の底面(接触面)
82:周辺端部
84:固定用開口
83:シール
86:開口
88:ポート
89:シーリング材
90:溝パターン(シーリング溝)
91:選択領域
91:チャンネル封止領域
92:スピゴット
93:サイドウォール
95a,95b:円筒状の溝
100:一体化されたフィルタおよびダンパーモジュール
102:開口
103,104:ハウジング
105:マウンティングサポート
106:中央入口
107,108,109:出口管
110:ハウジング
111:テイクアップパイプ
112:出口管
113:入口パイプ
115:回路ボード
116:接続ブロック
117:切り込み
120:インクレベルセンサデバイス
121,122,123,124:導電性ピン
125:スロット
130:ガード
130a:上端
130b:下端
131:フランジ
151:井戸(ウェル)
153:コーナー
154,155:テーパーリブ
200:モジュラーユニットまたはコアモジュール
202:接続マニホールド
204:接続ポート
220:コネクタ
222,224,226:バーブ(かかり)
232,234:開口

Claims (7)

  1. インクジェット・プリンタ用のインク供給システムであって、
    複数の回路コンポーネントと、前記回路コンポーネント間でインクを伝送する流体経路とを含むインク回路と、
    前記流体経路と前記流体経路に流体連結した複数のポートとを画定するマニホールドと、を有し、
    前記複数の回路コンポーネントのうち1つは、前記マニホールドに隣接したフィルタモジュールを有し、
    前記フィルタモジュールは、少なくとも第1の流体フィルタを格納するハウジングを有し、
    前記ハウジングは、入口および出口を有し、
    前記フィルタモジュールは、前記入口または前記出口のうち少なくとも1つが、前記マニホールド上の前記複数のポートのうち1つと流体連結されるように前記マニホールドに接続されており、
    前記フィルタモジュールは、前記インク内の圧力変動を減衰させるように構成された流体ダンパーを支持する流体ダンパーサポートを有し、
    前記フィルタモジュールのハウジングの前記入口は、前記マニホールドに接続され、前記出口は、前記流体ダンパーサポートと流体連結しており、
    前記流体ダンパーサポートは、前記マニホールド内の前記複数のポートのうちの1つに接続された出口管を有し、
    前記フィルタモジュールは、前記マニホールド上で支持されており、
    前記フィルタモジュールは、第2の流体フィルタを有し、
    前記ハウジングは、前記第1の流体フィルタ用の第1の入口および出口と、前記第2の流体フィルタ用の第2の入口および出口とを有し、
    前記ハウジングは、前記第1の流体フィルタを受け入れる第1のチャンバと、前記第2の流体フィルタを受け入れる第2のチャンバとを有し、
    前記第1の流体フィルタは、インクフィルタであり、前記第2の流体フィルタは、溶媒フィルタであり、
    前記インクジェット・プリンタは、コンティニュアス型であり、基板上に印刷するためのインク滴を生成するプリントヘッドと、前記プリントヘッドに設けられた、生成されたインク滴のうち使用されなかったものを受け取るためのキャッチャーと、前記インク供給システムにインクを戻すためのインク戻り経路とを有する、ことを特徴とするインク供給システム。
  2. 前記フィルタモジュールが、取り外し可能なように前記マニホールドに接続されていることを特徴とする請求項1記載のインク供給システム。
  3. 前記フィルタモジュールの前記ハウジングが、取り外し可能なように前記マニホールドに接続されていることを特徴とする請求項記載のインク供給システム。
  4. 前記ハウジングの前記入口と前記出口のうち少なくとも1つは、前記複数のポートのうち1つを、少なくとも部分的に画定する壁に取り外し可能なように係合している、請求項1〜のいずれか1項に記載のインク供給システム。
  5. 前記壁は、前記複数のポートのうち1つで、少なくとも1つのコネクタによって画定される、請求項記載のインク供給システム。
  6. 前記少なくとも1つのコネクタは、前記マニホールドと一体的に形成されていることを特徴とする請求項記載のインク供給システム。
  7. 前記フィルタモジュールのハウジングの出口は、前記流体ダンパーサポート上の入口に接続されていることを特徴とする請求項1記載のインク供給システム。
JP2010529077A 2007-10-12 2008-10-10 インク供給システムのフィルタ Active JP5456680B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0720134A GB0720134D0 (en) 2007-10-12 2007-10-12 unk jet printing
GB0720134.6 2007-10-12
GB0720051A GB0720051D0 (en) 2007-10-15 2007-10-15 Ink jet printing
GB0720051.2 2007-10-15
US8128308P 2008-07-16 2008-07-16
US61/081,283 2008-07-16
PCT/US2008/079496 WO2009049140A1 (en) 2007-10-12 2008-10-10 Filter for ink supply system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011518679A JP2011518679A (ja) 2011-06-30
JP5456680B2 true JP5456680B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=40549582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010529077A Active JP5456680B2 (ja) 2007-10-12 2008-10-10 インク供給システムのフィルタ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8439489B2 (ja)
EP (1) EP2200834B1 (ja)
JP (1) JP5456680B2 (ja)
KR (1) KR101524533B1 (ja)
CN (1) CN101896359B (ja)
WO (1) WO2009049140A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101970236B (zh) * 2007-10-12 2014-03-12 录象射流技术公司 墨水供应系统
JP5274172B2 (ja) * 2008-09-17 2013-08-28 株式会社日立産機システム インクジェット記録装置
JP2011073412A (ja) * 2009-10-02 2011-04-14 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd インクジェット記録装置
CN103874582B (zh) * 2011-09-21 2015-11-25 柯尼卡美能达株式会社 喷墨记录装置
FR3003799B1 (fr) 2013-03-29 2016-01-22 Markem Imaje Procede et dispositif de regulation d'une pompe d'un circuit d'encre
FR3003798B1 (fr) * 2013-03-29 2015-10-30 Markem Imaje Circuit d'encre bas cout
WO2015187926A1 (en) 2014-06-05 2015-12-10 Videojet Technologies Inc. An ink buildup sensor arrangement
CA2951034C (en) * 2014-06-05 2022-08-23 Videojet Technologies Inc. A self-sealing filter module for inkjet printing
CN106457831B (zh) 2014-06-05 2019-04-19 录象射流技术公司 具有零调整的嵌入式充电电极的连续喷墨打印头
GB201420265D0 (en) * 2014-11-14 2014-12-31 The Technology Partnership Plc Mixer apparatus and system
DE102017202910A1 (de) * 2016-03-24 2017-09-28 Heidelberger Druckmaschinen Ag Vorrichtung zur zirkulierenden Tintenversorgung wenigstens eines Tintenstrahl-Druckkopfs
JP6593256B2 (ja) * 2016-06-08 2019-10-23 株式会社村田製作所 インクジェット印刷装置
WO2018013071A1 (en) 2016-07-11 2018-01-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Froth coalescing
EP4023444A1 (en) * 2020-12-30 2022-07-06 Dover Europe Sàrl Cleaning process for the hydraulic circuit of an ink jet printer
EP4023445A1 (en) * 2020-12-30 2022-07-06 Dover Europe Sàrl Ink circuit with several modular units

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2009631C (en) 1989-02-17 1994-09-20 Shigeo Nonoyama Pressure damper of an ink jet printer
JPH0699586A (ja) 1992-09-22 1994-04-12 Fuji Electric Co Ltd インクジェット・プリンタ
US5742314A (en) * 1994-03-31 1998-04-21 Compaq Computer Corporation Ink jet printhead with built in filter structure
EP0813974B1 (en) 1996-06-18 2003-03-12 SCITEX DIGITAL PRINTING, Inc. Continuous ink jet print head
JPH10193646A (ja) * 1997-01-09 1998-07-28 Seiko Epson Corp 印刷ヘッドユニット、これを備えたインクジェットプリンタおよびインクカートリッジ
GB9719705D0 (en) 1997-09-16 1997-11-19 Domino Printing Sciences Plc Ink jet printer
FR2780336B1 (fr) * 1998-06-29 2000-08-11 Imaje Sa Circuit d'encre, machine a jet d'encre, et machine de conditionnememnt, ou convoyeur, mettant en oeuvre un tel circuit
ES1040834Y (es) 1998-08-07 1999-10-16 Investronica Sistemas S A Dispositivo del circuito de alimentacion de tinta en maquinas de dibujo raster.
US6273103B1 (en) 1998-12-14 2001-08-14 Scitex Digital Printing, Inc. Printhead flush and cleaning system and method
JP4202510B2 (ja) 1999-02-05 2008-12-24 株式会社キーエンス インクジェット記録装置
EP1083054A1 (en) 1999-09-09 2001-03-14 De La Rue Giori S.A. Continuous inkjet printer arrangement
US6257699B1 (en) 1999-10-13 2001-07-10 Xerox Corporation Modular carriage assembly for use with high-speed, high-performance, printing device
JP2002211003A (ja) 2001-01-22 2002-07-31 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置およびその圧力ダンパ取付方法
US6488368B2 (en) * 2001-01-26 2002-12-03 Hewlett-Packard Company Manifold for providing fluid connections between carriage-mounted ink containers and printheads
AUPR399601A0 (en) 2001-03-27 2001-04-26 Silverbrook Research Pty. Ltd. An apparatus and method(ART108)
JP4193435B2 (ja) 2002-07-23 2008-12-10 ブラザー工業株式会社 インクカートリッジ、および、そのインク充填方法
JP3800995B2 (ja) * 2001-06-26 2006-07-26 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置
US6655792B2 (en) * 2001-07-31 2003-12-02 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Geometric features to minimize free ink in an ink supply fluid interconnect
JP2003220713A (ja) 2002-01-31 2003-08-05 Hitachi Ltd インクジェット記録装置
US6948801B2 (en) 2002-04-04 2005-09-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Fluid interconnect with sealant
JP3995996B2 (ja) 2002-06-21 2007-10-24 エスアイアイ・プリンテック株式会社 インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2005096209A (ja) 2003-09-24 2005-04-14 Olympus Corp インク流路の封止機構
JP2005144954A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Toshiba Tec Corp インクジェット装置
JP4003743B2 (ja) * 2003-12-11 2007-11-07 ブラザー工業株式会社 インクジェットプリンタ
US7210771B2 (en) 2004-01-08 2007-05-01 Eastman Kodak Company Ink delivery system with print cartridge, container and reservoir apparatus and method
JP2005219229A (ja) 2004-02-03 2005-08-18 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
JP4682862B2 (ja) 2005-03-31 2011-05-11 セイコーエプソン株式会社 液体収容体及びその液体充填方法
JP4631530B2 (ja) * 2005-05-02 2011-02-16 富士ゼロックス株式会社 液滴吐出装置
JP2007230227A (ja) 2006-02-01 2007-09-13 Seiko Epson Corp 液体噴射装置およびその初期充填方法
JP2007260947A (ja) 2006-03-27 2007-10-11 Seiko Epson Corp 液体供給装置及び液体噴射装置
JP2007301880A (ja) 2006-05-12 2007-11-22 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置
JP4254808B2 (ja) * 2006-05-24 2009-04-15 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置および液体吐出ヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
US8439489B2 (en) 2013-05-14
EP2200834A4 (en) 2011-05-11
JP2011518679A (ja) 2011-06-30
CN101896359A (zh) 2010-11-24
CN101896359B (zh) 2012-11-14
KR20100089074A (ko) 2010-08-11
US20100238243A1 (en) 2010-09-23
KR101524533B1 (ko) 2015-06-01
WO2009049140A1 (en) 2009-04-16
EP2200834B1 (en) 2013-07-17
EP2200834A1 (en) 2010-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5461412B2 (ja) インクジェットモジュール
JP5456680B2 (ja) インク供給システムのフィルタ
EP2200831B1 (en) Ink supply system
EP2217447B1 (en) Ink jet printing
EP2200832B1 (en) Flush pump for ink supply system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120322

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120622

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120924

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131127

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20131202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5456680

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250